JPH06197031A - 高速適応が可能なチャネルイコライザー - Google Patents

高速適応が可能なチャネルイコライザー

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JPH06197031A
JPH06197031A JP5162044A JP16204493A JPH06197031A JP H06197031 A JPH06197031 A JP H06197031A JP 5162044 A JP5162044 A JP 5162044A JP 16204493 A JP16204493 A JP 16204493A JP H06197031 A JPH06197031 A JP H06197031A
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JP
Japan
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matrix
adaptive equalizer
code
equalizer means
adaptive
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JP5162044A
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English (en)
Inventor
Kjell Ostman
オーストマン キェール
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03038Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルデータ伝送装置に於いて、最適な
補償係数を少ない計算負荷で求める方法を提供する。 【構成】 適応イコライザーの補償係数を以下のステッ
プで求める。即ち、適応イコライザーから出力されるす
べての符号データに対して、N×Nチャネル相関行列で
ある第1の行列Rと、受信信号と送信符号との間のN×
1相互相関ベクトルである第2の行列Pの更新保存を行
う第1ステップ、適応イコライザーから出力されるk番
目の符号ごとに適応イコライザーの1組の補償係数
(C)を行列RとPとに基づいて決定する第2のステッ
プ、上記の決定された1組の補償係数を適応イコライザ
ーに適用して後続の受信符号データに対して最適な補償
を行う第3のステップからなり、補償係数はチャネル相
関行列の逆行列を用いて算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの送受信装置に関
するものであり、特にデータの送受信装置において適応
チャネルイコライザーを動作させる方法と装置とに関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】データ伝
送を高速(高ボーレート)で行おうとすると、一般に符
号間干渉(ISI)の問題を生じる。すなわち、符号が
後続の符号と重なりを生じ、確実に受信することが困難
になり、ときには受信が不可能とさえなってしまう問題
である。この符号間干渉は振幅歪あるいは位相歪によっ
て発生する。また、ディジタル無線通信の場合では、多
重経路伝搬によっても生じる。
【0003】上記の歪は線形歪に属するものであるの
で、チャネルイコライザーを用いることによって除去す
ることが可能である。通常、このようなイコライザーは
タップ付きの遅延線あるいは有限インパルス応答フィル
タとして実現され、タップあるいは係数を可変とするこ
とによってフィルタの特性を調節することができるよう
になっている。
【0004】チャネルイコライザーの係数を決定するに
は、いろいろな方法があるが、次の行列方程式を解くこ
とによって最適イコライザーを求めることができること
が知られている。 RC = P (1) ただし、Cはイコライザー係数を成分とするN×1ベク
トルであり、RはN×Nチャネル相関行列、Pは受信サ
ンプルと送信符号のN×1相互相関ベクトルである。
【0005】適応イコライザーを採用したデータモデム
などの通常の装置では、Nの値として大きな値を用いる
ことが必要であることが知られている。その結果、直接
的に方程式(1)を解いて最適イコライザーを求めよう
とすると大きな計算能力が必要となる。しかしながら、
一般的に必要とされるイコライザーの適応能力が小さく
ともよいような場合においては、例えば最小自乗法(L
MS)などを用いて次善のイコライザー係数を求めるよ
うにすることが可能である。
【0006】次善のイコライザー係数ではなく、最適な
イコライザー係数が必要であるときには、方程式1をR
LSまたはカルマンアルゴリズムを用いて反復的に、あ
るいは、再帰的に解くことが必要である。しかし、これ
らのアルゴリズムはその基本的な形において、計算に用
いる数の表記精度(ビット数)に対して敏感であるとい
う問題を有している。不幸なことには、この表記精度の
影響を小さくしようとすると、計算能力を向上させるこ
とが必要となる。
【0007】さらに、既知のすべての反復法では、符号
データを受信するごとに計算を行う。さもないと、イコ
ライザーの適応能力が悪影響を受けてしまう。
【0008】方程式1の直接的な解は、行列Rの逆行列
を求め、この行列R-1とPとを掛けることによって得ら
れることが知られている。あるいは、行列によって形成
される連立方程式を解くことによっても得られる。これ
らの2つの方法の中では、後者の方が効率がよい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
受信した符号をイコライズして出力するための適応イコ
ライザー手段に用いる補償係数を決定する方法を提供す
るものであり、この方法は、実質的に適応イコライザー
から出力される符号ごとに、N×Nチャネル相関行列お
よび受信信号と送信符号との間の相互相関ベクトル行列
Pの更新保存を行い、kを2以上の数とするとき、適応
イコライザー手段から出力されるk番目の符号ごとに適
応イコライザー手段の1組のイコライザー係数(C)を
行列Rおよび行列Pに基づいて決定し、このようにして
求めた1組の補償係数を適応イコライザー手段に適用す
ることによって後続受信符号データに対してのイコライ
ズを行うステップを含んでいることを特徴とする方法で
ある。
【0010】本発明の第1の態様は以下のような利点を
有している。すなわち、この方法によれば最適な適応性
が得られ、また計算に用いる数のビット数にはあまり影
響を受けない。また、この方法を用いると、イコライザ
ーの特性を低下させることなく必要な計算量を低減させ
ることができる。
【0011】本発明の第1の態様はさらに次のような利
点をも有している。すなわち、この方法では、適応イコ
ライザー係数の算出をチャネル相関行列の逆行列を用い
て行う。その結果、原理的に最適な係数が得られる。適
応は次のように行う。すなわち、チャネル相関行列の保
存、すなわち更新は、符号を受信するごとに行うが、一
方、補償係数の更新はk番目の受信符号ごとに行う。相
関行列の逆行列を求める際において、また符号受信周波
数よりも低い周波数でイコライザー係数の算出を行うに
際して、計算の負荷が上記の既知の方法と比較してかな
り低減される。
【0012】本発明の第2の態様による、符号データを
受信してこの受信した符号データをイコライズしてから
出力する適応イコライザー手段は、適応イコライザー手
段から出力される符号データを検出するための検出手段
と、適応イコライザー手段の補償係数を決定するための
手段とを有しており、上記補償係数決定手段は、本質的
に適応イコライザー手段から符号データが出力されるた
びごとにこれに応答してN×Nチャネル補償行列Rおよ
び受信信号と送信符号との間のN×1相互相関ベクトル
行列Pを決定する手段と、さらに、kを2以上の数とす
るとき上記の適応イコライザー手段から出力される符号
出力に対してk番目ごとの符号出力に対して応答して適
応イコライザー手段の1組の補償係数(C)をN×Nチ
ャネル補償行列RおよびN×1相互相関ベクトルPに基
づいて決定する手段とを有し、また、上記の検出手段か
らの出力が適応イコライザー手段の入力に結合されてお
り上記の決定された補償係数を適応イコライザー手段に
供給して後続の受信符号データに対する最適な補正を行
うようになされている。
【0013】本発明の第2の態様は以下のような利点を
有している。すなわち、この方法による適応イコライザ
ーは最適適応能力を有し、また計算に用いる数のビット
数にはあまり影響を受けない。また、この方法を用いる
と、イコライザーの特性を低下させることなく必要な計
算量を低減させることができる。
【0014】
【実施例】さて、次に添付の図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。なお、これらは単に例とし
て示すものである。
【0015】方程式1を解く方法としては、いろいろな
方法が知られており、例えば、ガウスの代入法、サイデ
ルおよびジョルダンの反復法、クラウチの分割法などが
ある。連立方程式を解くための他の方法として以下に説
明するようなコレスキーによる方法が知られている。こ
の方法は無線電話に用いるのに非常に適した方法で、こ
こで採用するに好適な技術である。しかし、本発明は無
線電話装置に用いることのみに限定されるわけでもな
く、また、用いるべき解法もコレスキーの解法だけに限
定されるわけではない。なお、コレスキーの方法はジョ
ン・G・プローキス著のテキスト「ディジタル通信」
(マグローヒル、692−693ページ)に記述されて
いる。
【0016】図1を参照する。この図はディジタル無線
電話10の全体を簡略に表したブロック図である。な
お、以下では受信信号経路についてだけ記述するが、ほ
ぼ同じ信号処理が送信経路においても行われる。ただ
し、送信の場合には信号処理は逆の順序で行われる。
【0017】アンテナ1から入力が高周波(RF)ブロ
ック12に供給され、ここで受信したRF信号は、割り
当てられた周波数からディジタル的に処理することが可
能な十分に低い周波数(好適にはベースバンド)までダ
ウンコンバートされる。さらに、RFブロック12にお
いて、必要なチャネルの選択濾波が行われる。
【0018】ベースバンドアナログ信号処理ブロック
(BASP)14は自動利得制御回路(AGC)15を
有しており、また、符号同期化とベースバンド濾波とを
行う。BASP14の出力はアナログ・ディジタル変換
器(A/D)16に入力される。
【0019】チャネル符号器/復号器(CCD)18は
同期化と濾波とがなされたディジタル表現の信号を受信
し、適応イコライザーのチャネル補償係数を以下に記述
するようにして求める。
【0020】音声符号器/復号器(SCD)20は、C
CD18から受信したビットをu法によるパルス符号変
調(PCM)信号に変換し、さらに音声ブロック(AU
DIO)22で、伸張とアナログ信号への変換を行う。
音声ブロック22の出力は最終的な音声信号としてラウ
ドスピーカ24から出力される。また、音声ブロック2
2にはマイクロホン26が接続されており、ここからユ
ーザの音声がアナログ信号表現で供給される。ユーザの
音声は上記とは逆のやり方で送信経路を通って最終的に
アンテナ1から送信される。
【0021】制御プロセッサ(CP)28はRF12お
よびCCD18とを選択されたチャネルに割り当て、移
動局10と基地局(図示せず)との間の必要なプロトコ
ルの管理および必要なユーザインターフェースの管理と
を行う。制御プロセッサ28はメモリ28aを内部に含
んでいるか、または外部のメモリ28aと結合されてお
り、このメモリ28aによって、命令および以下に詳述
するいろいろな行列を含むデータの保存を行う。
【0022】図2はCCD18の構成要素をより詳細に
示したブロック図である。なお、本発明では、実施例に
よっては図2に示された構成要素の数よりも多いものも
あり、また逆に少ないものもある。
【0023】A/D16からの入力信号はブロックLP
F30によって低域通過フィルタにかけられてから、適
応フィルタ(AF)32に入力される。適応フィルタ3
2の出力は検出器(DETECT)34に入力されて、
ここで、信号の群の中から最もありえそうに思える符号
とそれに対応するビットとの検出を行う。ここで採用し
ているように、符号は変調信号の群から選択された信号
の振幅と位相とを表していると見なすことができる。検
出された符号は、イコライズされていない信号とととも
に、適応フィルタ32の係数を更新するのに用いられ
る。検出されたビットはインタリーブの解除が行われ
(ブロック36)さらにコンボリューション符号の復号
化が行われて(ブロック38)から、図1のSCDに送
られる。ブロック36および38の動作は通常の方法と
同様にして行われ、ここではさらに詳細に説明すること
は行わない。
【0024】受信機はさらに一般に自動利得制御(AG
C)、自動周波数制御(AFC)、符号同期化回路など
の既知の通常の動作と同様な動作を行う補助ブロックを
含んでいる。なお、符号同期化回路の出力によってA/
D16のサンプリング速度が決定される。
【0025】図3は検出器34および適応フィルタ32
についてより詳細に示したブロック図である。この図
は、さらに符号ごとに動作する行列演算ブロック34A
と、行列演算ブロックの出力とスイッチ(SW)34C
を介して切り替え可能に接続された係数演算ブロック3
4Bとについても示している。
【0026】なお、記載したすべてのブロックは個別の
回路要素を用いずにディジタル信号プロセッサ(DS
P)を用いて実現することができることに注意すべきで
ある。DSPを用いた実施例の場合では、スイッチ34
Cは物理的なスイッチデバイスではなく論理的なスイッ
チである。
【0027】スイッチ34Cはカウンタ34Dによって
駆動され、k個の符号ごとに一時的に閉じられて行列演
算ブロック34Aの出力が係数演算ブロック34Bの入
力に結合されるようになされる。この結果、適応フィル
タ32の係数がk個の符号ごとに更新される。なお、行
列演算はすべての符号ごとに実行される。こうすること
によって、先に述べた従来の方法と比較して非常に少な
い演算負荷で、ほとんど最適な値に適応フィルタ32の
係数を更新することができる。
【0028】行列演算ブロック34Aおよび係数演算ブ
ロック34Bによって実行されるいろいろな演算につい
て次に詳細に説明する。
【0029】本発明よる方法では、少なくとも1つの符
号について1回の信号のサンプリングを行い、行列演算
ブロック34Aによって符号ごとに以下の方程式に従っ
て行列RおよびPの更新保存を行う。 R(n+1)=r×R(n)+X(n)×X(n)T (2) P(n+1)=r×P(n)+d(n)×X(n) (3) ただし、Xは受信サンプルが形成するベクトルである。
また、d(n)の項は通常は基地局である遠隔の送信機
から送信された符号である。ここで、送信された符号の
値は、適応フィルタ32のトレイニングフェーズにおい
て同期符号プリアンブルを受信する際のようにあらかじ
め知られているか、トラッキンギフェーズにおいて受信
検出された符号である。また、項rは0<r≦1の範囲
の値であり、nは時間を表すインデックスである。ま
た、Tは転置行列を表す。
【0030】ここで注意すべきことは、データ転送の応
用においてはRは対称であることである。すなわち、転
置複素共役をHで表すとき、R=RHである。従って、R
行列全体の更新保存を行う必要はなく、対角部分と上側
あるいは下側三角行列部分だけについて行えばよい。従
って、更新保存しなければならない行列Rの要素の数は
もとの要素数と比較して非常に少なくなる。
【0031】行列RおよびPの更新を式2および3に従
って行った後に、以下の行列方程式が係数演算ブロック
34Bによって、好適には以下に説明するコレスキー法
を用いて解かれ、イコライザーの新しい係数が求められ
る。 R×C=P (4) コレスキーの方法は非反復的、非再帰的方法であり、従
って数を表現するために用いられるビット数にはあまり
関係しないという点で、ここで用いるのに好適なもので
ある。
【0032】前の演算処理(方程式2および3)と比較
して後の演算処理(方程式4)を行うには、かなり多量
の演算能力が必要となる。というのは、前者の演算は、
既存の受信信号情報の収集を行うのみだからである。従
って、後者の演算処理は、符号の受信周波数よりも低い
周波数で実行するようになされている。すなわち、後者
の演算はk個の符号ごとに実行される、ただしk≧2で
ある。
【0033】このようにして、適応フィルタ32に適用
されるイコライザーの係数は常に最適なものとなり、新
しい係数はk番目の符号ごとに計算され、中間のk=
1...,の符号に対しては次善のイコライザーを用い
て補正が行われる。しかしこれによってイコライザーの
適応性が悪影響を受けることは、すべての符号d(n)
が正確に認識できる限りにおいてはない。
【0034】kの値は、好適には符号の認識が十分に良
好な確率で成功し、音声信号の劣化が気付くほどには起
こらない値に選ばれる。すでに述べたように、kは2以
上の値である。応用によっては、kの値を可変とせずに
2以上のある値に固定するか、あるいはハードウェア的
に設定するようにすることが好適である。
【0035】あるいは、制御プロセッサ28によって動
作中にkの値の変更をデータ経路28Aから34Dを経
由して行うようにする。このとき、kの値は検出された
ビット誤り率(BER)の関数となるようにし、与えら
れたある特定の送受信条件においてビット誤り率が許容
可能なものとなるようにkの値を保持する。
【0036】コレスキーによる連立方程式の解法は、こ
こでの係数演算ブロック34Bを実現するための方法と
して好適なもので、以下のようにして行う。
【0037】ステップA:図4aに示されているよう
に、行列Rを3つの行列S、D、SHに以下のように分
割する。 R=S×D×SH (5) ここで、Sは行列Rの下三角行列であり、Dは行列Rの
対角行列である。分割は以下の公式に従って実行され
る。 D(1)=R(1,1) (6) ただし、1≦j≦i−1、 2≦i≦N および ただし 2≦i≦N
【0038】ステップB:次に行列Y=D×SH×Cと
定義し、以下の連立方程式を解く。すなわち S×Y=P (9) を以下の公式を用いて解く。 Y(1)=P(1) (10) ただし、2≦i≦N
【0039】ステップC:次に1組のイコライザー係数
Cを以下の連立方程式から求める。 SH×C=D-1×Y (12) この方程式は次の公式に従って解く。 C(N)=Y(N)/D(N) (13) ただし、1≦i≦N−1
【0040】必要なメモリ容量を最小とするために、ま
た容易にメモリへのアドレス指定ができるようにするた
めに、N×N行列Uを図4bに示したように定義する。
ただし、ここで行列DおよびDは次の形で表される。 U=S×D−D+D-1+SH−I (15) ただし、Iは対角単位行列である。このこのような行列
の方法を用いると、行列はその場で分解することができ
る。なお、ここで注意すべきことは、行列Yは行列Cと
同じ物理的メモリ位置を占めることが可能であるので、
必要となるメモリ28aの容量をさらに低減することが
可能であることである。
【0041】以上に本発明を特定の好適な実施例につい
て説明をしたが、本発明の範囲や精神を逸脱することな
しに形や詳細を変更することが可能であるということは
当業者には明らかであろう。
【0042】本発明の開示の範囲は、請求範囲において
定義されたものであるかどうかにかかわらずまた、本発
明が提示した問題のうちのどれを解決するためのもので
あるにせよ、ここで明示的に示されたあるいは暗黙に示
された新規な特徴あるいはそれら特徴の組み合わせある
いは一般化したものをも含むものである。出願人は、本
出願あるいはこれからさらに導き出される出願の実施に
おいて、そのような特徴を有する新しいクレイムを案出
することが可能であることをここに指摘するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例によるチャネル符号器・
復号器を有するディジタル無線電話を示したブロック図
である。
【図2】図2は図1に示したチャネル符号器/復号器の
復号器部分についてのブロック図である。
【図3】図3は、チャネル符号器/復号器についてのさ
らに詳細なブロック図であり、相関行列と係数とを算出
するブロックとともに用いられる適応フィルタおよび検
出器とを示したものである。
【図4】図4aはN×Nチャネル相関行列Rについて示
したものであり、また図4bは行列SおよびDとを保持
しているN×N行列Uについて示したものである。
【符号の説明】
1…アンテナ 12…高周波(RF)ブロック 14…ベースバンドアナログ信号処理ブロック 15…自動利得制御回路 16…アナログ/デジタル変換器 18…チャネル符号器/復号器 20…音声符号器/復号器 22…音声ブロック 28…制御プロセッサ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した符号をイコライズして出力する
    ための適応イコライザー手段に用いる補償係数を決定す
    る方法において、該方法が、実質的に適応イコライザー
    から出力される符号ごとに、N×Nチャネル相関行列お
    よび受信信号と送信符号との間のN×1相互相関ベクト
    ル行列Pの更新保存を行い、kを1以上の数とすると
    き、適応イコライザー手段から出力されるk番目の符号
    ごとに適応イコライザー手段の1組のイコライザー係数
    (C)を、行列Rおよび行列Pに基づいて決定し、この
    ようにして求めた1組の補償係数を適応イコライザー手
    段に適用することによって続けて受信する符号データに
    対してのイコライズを行うステップを含んでいることを
    特徴とする適応イコライザー手段に用いる補償係数を決
    定する方法。
  2. 【請求項2】 Xが受信符号サンプルが形成するベクト
    ルであり、d(n)がその値があらかじめ知られている
    かあるいは検出されている符号であり、rは0<r≦1
    の範囲の値であり、nが時間を表すインデックスであ
    り、Tは転置行列を表すものとするとき、上記の更新保
    存のステップが、 R(n+1)=r×R(n)+X(n)×X(n)T P(n+1)=r×P(n)+d(n)×X(n) の式に従って行列Rの演算処理を行うステップを含んで
    いることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記行列Rの対角行列Dと上三角行列ま
    たは下三角行列のみの更新保存を行うことを特徴とす
    る、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記のイコライザー係数を決定するステ
    ップが RC=P で表される式を解くステップを含んでおり、該式を解く
    ステップが次の3つのステップA、B、Cすなわち ステップA:SをRの三角行列、Dを行列Rの対角行列
    とするとき、行列Rを R=S×D×SH のように3つの行列S、D、SHに以下の公式 ただし、1≦j≦i−1、 2≦i≦N および ただし 2≦i≦N を用いて分割を行い、 ステップB:行列 Y=D×SH×C を定義し、連立
    方程式 S×Y=P を、次の公式 ただし、2≦i≦N に従って解き、ステップC:1組の補償係数Cを以下の
    連立方程式 SH×C=D-1×Y から、次の公式 ただし、1≦i≦N−1 を用いて解くステップA、B、Cを含んでいることを特
    徴とする、前出のいずれかの請求項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 行列SおよびDを更新保存するためのN
    ×N行列Uを U=S×D−D+D-1+SH −I ただし、Iは対角単位行列 として定めるステップをさらに有していることを特徴と
    する、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 受信した符号データをイコライズしてか
    ら出力する適応イコライザー手段において、該適応イコ
    ライザー手段が、適応イコライザー手段から出力される
    符号データを検出し、適応イコライザー手段の補償係数
    を決定するための手段を有している、検出手段を有して
    おり、上記補償係数決定手段は、本質的に適応イコライ
    ザー手段から符号データが出力されるたびごとにこれに
    応答して、N×Nチャネル補償行列Rおよび受信信号と
    送信符号との間のN×1相互相関ベクトル行列Pの更新
    保存を行う手段を有し、上記補償係数決定手段は、kを
    1以上の数とするとき上記の適応イコライザー手段から
    出力される符号出力に対してk番目ごとの符号出力に対
    して応答して、適応イコライザー手段の1組の補償係数
    (C)をN×Nチャネル補償行列RおよびN×1相互相
    関ベクトルPに基づいて決定する手段とをさらに有し、
    上記の検出手段の出力が適応イコライザー手段の入力に
    結合されており、上記の決定された1組の補償係数を適
    応イコライザー手段に供給して後続の受信符号データに
    対する最適な補正を行うようになされていることを特徴
    とする適応イコライザー手段。
  7. 【請求項7】 Xが受信符号データサンプルが形成する
    ベクトルであり、d(n)が送信符号データでありその
    値があらかじめ知られているかあるいは検出されてお
    り、rが0<r≦1の範囲の値であり、nが時間を表す
    インデックスであり、Tは転置行列を表すものとすると
    き、上記の補償係数決定手段が、行列Rに関して R(n+1)=r×R(n)+X(n)×X(n)T P(n+1)=r×P(n)+d(n)×X(n) の式に従って動作するようになされていることを特徴と
    する、請求項6に記載の適応イコライザー手段。
  8. 【請求項8】 上記行列Rの対角行列Dと上三角行列ま
    たは下三角行列をストアするためのメモリ手段とをさら
    に有していることを特徴とする、請求項6または7に記
    載の適応イコライザー手段。
  9. 【請求項9】 上記の補償係数決定手段が RC=P
    の式を解くのに、SをRの三角行列、Dを行列Rの対角
    行列とするとき、行列Rを R=S×D×SH となるような3つの行列S、D、SHに分解し、該分解
    演算処理が ただし、1≦j≦i−1、 2≦i≦N および ただし 2≦i≦N で表される公式を解く演算処理を含む、第1の演算処理
    と、さらに行列Y=D×SH×Cを定義し、連立方程式 S×Y=P を、次の公式 ただし、2≦i≦N に従って解く演算処理と、さらに1組の補償係数Cを以
    下の連立方程式 SH×C=D-1×Y から、次の公式 ただし、1≦i≦N−1 を用いて解く演算処理とを用いて解くようになされてい
    ることを特徴とする、請求項6から8のいずれかに記載
    の適応イコライザー手段。
  10. 【請求項10】 次の式 U=S×D−D+D-1+SH−I ただし、Iは対角単位行列 を満たすような行列SおよびDを更新保存することによ
    ってN×N行列Uのストアを行うためのメモリ手段をさ
    らに有していることを特徴とする、請求項9に記載の適
    応イコライザー手段。
  11. 【請求項11】 適応フィルタを有していることを特徴
    とする、請求項6から10のいずれかに記載の適応イコ
    ライザー手段。
  12. 【請求項12】 請求項1から5に記載の方法に従って
    動作するようになされた適応イコライザー手段を有して
    いることを特徴とする無線電話。
  13. 【請求項13】 請求項6から10のいずれかに記載の
    適応イコライザー手段を有していることを特徴とする無
    線電話。
  14. 【請求項14】 音声を表すディジタルデータによって
    変調されたRF信号を受信および送信するための手段
    と、符号データとしてディジタルデータを供給・抽出す
    るための符号化・復号化手段とをさらに有していること
    を特徴とする、請求項12に記載の無線電話。
  15. 【請求項15】 実質的に上記に記載された、また図面
    に記された適応イコライザー手段を動作させる方法。
  16. 【請求項16】 実質的に上記に記載された、また図面
    に記された適応イコライザー手段。
JP5162044A 1992-06-30 1993-06-30 高速適応が可能なチャネルイコライザー Pending JPH06197031A (ja)

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