JPH06197894A - ドプラ診断用超音波探触子 - Google Patents
ドプラ診断用超音波探触子Info
- Publication number
- JPH06197894A JPH06197894A JP49293A JP49293A JPH06197894A JP H06197894 A JPH06197894 A JP H06197894A JP 49293 A JP49293 A JP 49293A JP 49293 A JP49293 A JP 49293A JP H06197894 A JPH06197894 A JP H06197894A
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- JP
- Japan
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- surface acoustic
- electrode
- ultrasonic probe
- acoustic wave
- doppler
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の超音波探触子においてドプラ計測を行
う場合に必要とされていたスタンドオフ材などを排除す
る。 【構成】 圧電材料30の上面を電極領域と導波領域と
に区分し、電極領域には互いに噛み合う櫛形電極34
a,34bを形成し、その上面に吸収カバー36を形成
する。電極部32にて発生した弾性表面波は、音響伝搬
媒体に当接する導波部33に伝達され、ここで1つの斜
め方向に弾性波が放射されることになる。
う場合に必要とされていたスタンドオフ材などを排除す
る。 【構成】 圧電材料30の上面を電極領域と導波領域と
に区分し、電極領域には互いに噛み合う櫛形電極34
a,34bを形成し、その上面に吸収カバー36を形成
する。電極部32にて発生した弾性表面波は、音響伝搬
媒体に当接する導波部33に伝達され、ここで1つの斜
め方向に弾性波が放射されることになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波ドプラ法によっ
て血流速度等を測定する際に用いられるドプラ診断用超
音波探触子に関する。
て血流速度等を測定する際に用いられるドプラ診断用超
音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を生体内に送波し、生体内の運動
反射体(例えば血流)にてドプラシフトを受けた反射波
を受波し、受信信号に含まれるドプラ情報から前記運動
反射体の速度等を測定する超音波ドプラ診断装置が活用
されている。ここで、超音波の送受波は超音波振動子を
有する超音波探触子によって行われる。
反射体(例えば血流)にてドプラシフトを受けた反射波
を受波し、受信信号に含まれるドプラ情報から前記運動
反射体の速度等を測定する超音波ドプラ診断装置が活用
されている。ここで、超音波の送受波は超音波振動子を
有する超音波探触子によって行われる。
【0003】一般に、従来の超音波振動子は、圧電材料
を2つの電極で挟んだ構造をなし、その両電極間に高周
波信号を印加することによって、圧電材料が周期的に歪
み、この結果、圧電材料の表面からその垂直方向に弾性
波である超音波が放射される。
を2つの電極で挟んだ構造をなし、その両電極間に高周
波信号を印加することによって、圧電材料が周期的に歪
み、この結果、圧電材料の表面からその垂直方向に弾性
波である超音波が放射される。
【0004】ところで、超音波がドプラシフトを受ける
ためには、原理上、運動反射体である血流等の運動方向
に対して超音波ビーム方向が直交していてはならず、あ
る程度以上の交差角度が必要である。
ためには、原理上、運動反射体である血流等の運動方向
に対して超音波ビーム方向が直交していてはならず、あ
る程度以上の交差角度が必要である。
【0005】従って、従来においては、超音波探触子を
体表に当接させて体表下を流れる体表に平行な血管内の
血流速度を測定しようとする場合、超音波ビームを体表
に対して斜めに設定する必要から、超音波振動子を体表
に対して斜めに配置する必要がある。それゆえ、従来に
おいては、図6に示すように、超音波振動子10と体表
100との間に、生体と音響インピーダンスがほぼ等し
いくさび形のスタンドオフ材12を介在配置させる必要
があった。これは、図7に示すように、生体内の血管1
02に直接当接して血流104の速度を測定する術中超
音波探触子や術後に生体内に留置する超音波探触子につ
いても同様であり、スタンドオフ材12が必要となって
いた。
体表に当接させて体表下を流れる体表に平行な血管内の
血流速度を測定しようとする場合、超音波ビームを体表
に対して斜めに設定する必要から、超音波振動子を体表
に対して斜めに配置する必要がある。それゆえ、従来に
おいては、図6に示すように、超音波振動子10と体表
100との間に、生体と音響インピーダンスがほぼ等し
いくさび形のスタンドオフ材12を介在配置させる必要
があった。これは、図7に示すように、生体内の血管1
02に直接当接して血流104の速度を測定する術中超
音波探触子や術後に生体内に留置する超音波探触子につ
いても同様であり、スタンドオフ材12が必要となって
いた。
【0006】一方、体腔内や血管内に挿入される超音波
探触子においては、血流と平行に超音波ビームを形成す
るときにドプラシフトが最も大きくなるため、本来、挿
入管の先端前面に超音波振動子を配置することが望まし
い。
探触子においては、血流と平行に超音波ビームを形成す
るときにドプラシフトが最も大きくなるため、本来、挿
入管の先端前面に超音波振動子を配置することが望まし
い。
【0007】しかし、図8に示されるように、その挿入
管14が筒構造をなし、その内部空洞に例えばガイドワ
イヤ16が通される超音波探触子においては、先端前面
に開口が形成されるため、超音波振動子18の中央に開
口を形成しなければならず、加工、製作が困難であり、
更に超音波振動子18の有効面積が小さくなり、特性の
劣化を生じるという不都合がある。
管14が筒構造をなし、その内部空洞に例えばガイドワ
イヤ16が通される超音波探触子においては、先端前面
に開口が形成されるため、超音波振動子18の中央に開
口を形成しなければならず、加工、製作が困難であり、
更に超音波振動子18の有効面積が小さくなり、特性の
劣化を生じるという不都合がある。
【0008】一方、超音波振動子の開口形成を回避する
ため、図9に示されるように、挿入管14の側部に超音
波振動子20を斜めに配置する場合には、管を部分的に
肥大させてしまい、挿入困難及び製作困難という問題が
生じる。
ため、図9に示されるように、挿入管14の側部に超音
波振動子20を斜めに配置する場合には、管を部分的に
肥大させてしまい、挿入困難及び製作困難という問題が
生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいてドプラ計測を行う場合、体表当接型及び血管当接
型のドプラ診断用超音波探触子においてはスタンドオフ
材が必要となり、体腔内挿入型の超音波探触子において
は製作困難な構造になってしまうという問題があった。
おいてドプラ計測を行う場合、体表当接型及び血管当接
型のドプラ診断用超音波探触子においてはスタンドオフ
材が必要となり、体腔内挿入型の超音波探触子において
は製作困難な構造になってしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、超音波を発生させる素子を斜
めに配置することなくドプラ計測を行うことのできるド
プラ診断用超音波探触子を提供することにある。
ものであり、その目的は、超音波を発生させる素子を斜
めに配置することなくドプラ計測を行うことのできるド
プラ診断用超音波探触子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波探触子において超音波を送受波す
る素子として、弾性表面波素子(以下SAW(Surf
ace Acoustic Wave)素子ともいう)
を用いたことを特徴とする。
に、本発明は、超音波探触子において超音波を送受波す
る素子として、弾性表面波素子(以下SAW(Surf
ace Acoustic Wave)素子ともいう)
を用いたことを特徴とする。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明は、圧電素
子の上面に電極が形成され前記圧電素子上面にて弾性表
面波が発生される弾性表面波素子を超音波探触子に配設
し、前記弾性表面波素子を音響伝搬媒体に当接させたこ
とを特徴とする。
子の上面に電極が形成され前記圧電素子上面にて弾性表
面波が発生される弾性表面波素子を超音波探触子に配設
し、前記弾性表面波素子を音響伝搬媒体に当接させたこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、弾性表面波
素子を有するドプラ診断用超音波探触子であって、前記
弾性表面波素子は、上面が電極領域と導波領域とに区分
された圧電材料と、前記電極領域上に形成された電極部
と、で構成され、前記電極部は、一方の櫛型電極と、そ
れに噛み合う他方の櫛形電極と、それらの両電極を覆う
吸収カバーと、で構成されたことを特徴とする。
素子を有するドプラ診断用超音波探触子であって、前記
弾性表面波素子は、上面が電極領域と導波領域とに区分
された圧電材料と、前記電極領域上に形成された電極部
と、で構成され、前記電極部は、一方の櫛型電極と、そ
れに噛み合う他方の櫛形電極と、それらの両電極を覆う
吸収カバーと、で構成されたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、SAW素子
が音響伝搬媒体に当接されているので、SAW素子の上
面で弾性表面波が生じると、漏れ弾性表面波が、SAW
素子の音速に対する音響伝搬媒体中の音速の比に従った
角度で音響伝搬媒体内へ斜めに放射されることになる。
ここで、音響伝搬媒体は、生体組織又は生体等価物質で
ある。SAW素子に当接された音響伝搬媒体が生体組織
である場合には漏れ弾性表面波が直接的に生体内へ放射
され、SAW素子に当接された音響伝搬媒体が生体等価
物質の場合には、その生体等価物質を介して生体内へ漏
れ弾性表面波が放射される。一方、以上とは逆に、生体
内の運動反射体にてドプラシフトを受けた反射波は、S
AW素子にて受波される。
が音響伝搬媒体に当接されているので、SAW素子の上
面で弾性表面波が生じると、漏れ弾性表面波が、SAW
素子の音速に対する音響伝搬媒体中の音速の比に従った
角度で音響伝搬媒体内へ斜めに放射されることになる。
ここで、音響伝搬媒体は、生体組織又は生体等価物質で
ある。SAW素子に当接された音響伝搬媒体が生体組織
である場合には漏れ弾性表面波が直接的に生体内へ放射
され、SAW素子に当接された音響伝搬媒体が生体等価
物質の場合には、その生体等価物質を介して生体内へ漏
れ弾性表面波が放射される。一方、以上とは逆に、生体
内の運動反射体にてドプラシフトを受けた反射波は、S
AW素子にて受波される。
【0015】このように、ドプラ診断用の素子としてS
AW素子を用いれば、素子を傾けることなく、超音波
(弾性波)を素子表面から斜めに放射させることが可能
となる。
AW素子を用いれば、素子を傾けることなく、超音波
(弾性波)を素子表面から斜めに放射させることが可能
となる。
【0016】上記請求項2記載の構成によれば、電極部
において弾性表面波が生じるが、この場合、吸収カバー
がなければ、電極部から前後の2つの斜め方向に弾性表
面波が生じようとする。しかし、それらの斜め方向の弾
性表面波は、吸収カバーによって吸収される。従って、
弾性表面波が電極部から水平方向に導波領域へ伝達さ
れ、その際、導波領域に音響伝搬媒体が当接されていれ
ば、上述同様に、斜め方向に弾性表面波が放射されるこ
とになる。ただし、この場合には、弾性表面波の伝達方
向のみについて斜めに弾性表面波が放射される。すなわ
ち、前後2つの斜め方向への弾性表面波の放射が回避さ
れ、前方(電極部から見て導波領域がある方向)にのみ
斜めに弾性表面波が放射される。なお、受波も導波領域
によって行われる。
において弾性表面波が生じるが、この場合、吸収カバー
がなければ、電極部から前後の2つの斜め方向に弾性表
面波が生じようとする。しかし、それらの斜め方向の弾
性表面波は、吸収カバーによって吸収される。従って、
弾性表面波が電極部から水平方向に導波領域へ伝達さ
れ、その際、導波領域に音響伝搬媒体が当接されていれ
ば、上述同様に、斜め方向に弾性表面波が放射されるこ
とになる。ただし、この場合には、弾性表面波の伝達方
向のみについて斜めに弾性表面波が放射される。すなわ
ち、前後2つの斜め方向への弾性表面波の放射が回避さ
れ、前方(電極部から見て導波領域がある方向)にのみ
斜めに弾性表面波が放射される。なお、受波も導波領域
によって行われる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0018】(A)原理説明 まず、前提説明としてSAW素子の原理について説明す
る。図3には、一般的なSAW素子20の上面図が示さ
れている。SAW素子20は、圧電材料22の上面に、
互いに噛み合う櫛形の一方の電極24aと他方の電極2
4bとを形成してなるものである。なお、従来、このS
AW素子はアナログ遅延線などとしても用いられてい
る。
る。図3には、一般的なSAW素子20の上面図が示さ
れている。SAW素子20は、圧電材料22の上面に、
互いに噛み合う櫛形の一方の電極24aと他方の電極2
4bとを形成してなるものである。なお、従来、このS
AW素子はアナログ遅延線などとしても用いられてい
る。
【0019】このSAW素子の一般的な使用態様におい
ては、電極間に高周波信号を印加すると、圧電材料の上
面(電極面)に弾性表面波が生じる。
ては、電極間に高周波信号を印加すると、圧電材料の上
面(電極面)に弾性表面波が生じる。
【0020】しかし、図4に示すように、生体等の音響
伝搬媒体106に電極面を当接させると、圧電材料22
におけるSAWA素子の音速に対する音響伝搬媒体10
6中の音速の比に従った角度で漏れ弾性表面波が音響伝
搬媒体内へ斜めに放射される。
伝搬媒体106に電極面を当接させると、圧電材料22
におけるSAWA素子の音速に対する音響伝搬媒体10
6中の音速の比に従った角度で漏れ弾性表面波が音響伝
搬媒体内へ斜めに放射される。
【0021】すなわち、図5に示すように、電極面の法
線に対して弾性表面波が放射される角度をθとすると、 θ=Sin-1((音響伝搬媒体の音速V1)/(SAW素子の音速V2)) …(1) となる。従って、このSAW素子を用いれば、従来のよ
うに、超音波振動子を斜めに配置する際の問題点を解消
できる。
線に対して弾性表面波が放射される角度をθとすると、 θ=Sin-1((音響伝搬媒体の音速V1)/(SAW素子の音速V2)) …(1) となる。従って、このSAW素子を用いれば、従来のよ
うに、超音波振動子を斜めに配置する際の問題点を解消
できる。
【0022】ところが、図3に示したSAW素子20
は、前後方向(紙面左右方向)に斜めに2つの弾性表面
波が放射されるため、そのままでは、ドプラシフトが正
負両方向に生じ、ドプラ計測を行うことは困難な場合が
ある。そこで、一方向のみに斜めに弾性波を生じさせる
ことが必要となる。
は、前後方向(紙面左右方向)に斜めに2つの弾性表面
波が放射されるため、そのままでは、ドプラシフトが正
負両方向に生じ、ドプラ計測を行うことは困難な場合が
ある。そこで、一方向のみに斜めに弾性波を生じさせる
ことが必要となる。
【0023】(B)実施例の説明 図1には、本発明に係るドプラ診断用超音波探触子の好
適な実施例が示されており、図1(A)は上面図、
(B)は側断面図である。
適な実施例が示されており、図1(A)は上面図、
(B)は側断面図である。
【0024】図示されるように、圧電材料30の上面3
0aのうち片側が導波領域とされ、もう一方の片側が電
極領域とされている。本実施例において、導波領域は外
部に露出しており、弾性波を送受波する導波部33とな
っている。もちろん、導波領域上に生体組織と音響イン
ピーダンスが等しい組織等価物質の層を形成し、それを
導波部33としてもよい。
0aのうち片側が導波領域とされ、もう一方の片側が電
極領域とされている。本実施例において、導波領域は外
部に露出しており、弾性波を送受波する導波部33とな
っている。もちろん、導波領域上に生体組織と音響イン
ピーダンスが等しい組織等価物質の層を形成し、それを
導波部33としてもよい。
【0025】電極領域上の電極部32は、電極34と吸
収カバー36とで構成されている。電極34は、2つの
電極34aと電極34bとで構成され、それらの電極は
櫛形に形成され、互いに対向して噛み合っている。これ
らの両電極間には高周波信号が印加される。なお、図示
されてはいないが、各電極には信号線が接続され、外部
回路と電気的に接続されている。
収カバー36とで構成されている。電極34は、2つの
電極34aと電極34bとで構成され、それらの電極は
櫛形に形成され、互いに対向して噛み合っている。これ
らの両電極間には高周波信号が印加される。なお、図示
されてはいないが、各電極には信号線が接続され、外部
回路と電気的に接続されている。
【0026】この電極34は、その全面が吸収カバー3
6で覆われている。ここで、吸収カバー36は、弾性表
面波の発生を阻害せずに、電極部32から直接斜め方向
への漏れ弾性表面波を阻止・吸収するものであり、例え
ば、粘着テープや発泡ウレタン材などが用いられる。
6で覆われている。ここで、吸収カバー36は、弾性表
面波の発生を阻害せずに、電極部32から直接斜め方向
への漏れ弾性表面波を阻止・吸収するものであり、例え
ば、粘着テープや発泡ウレタン材などが用いられる。
【0027】以上の構成とすることにより、高周波信号
印加により電極部32にて弾性表面波が生じると、電極
部32から直接的に斜め方向に漏れ弾性表面波は生じ
ず、弾性表面波が、電極部32から導波部33に伝達さ
れ、ここで音響伝搬媒体に導波部が当接されているた
め、上述した第1式に従った角度で弾性表面波が斜め方
向に放射される。その場合、伝達方向と逆の方向への斜
め放射はなく、前方斜め方向への放射のみを実現でき
る。
印加により電極部32にて弾性表面波が生じると、電極
部32から直接的に斜め方向に漏れ弾性表面波は生じ
ず、弾性表面波が、電極部32から導波部33に伝達さ
れ、ここで音響伝搬媒体に導波部が当接されているた
め、上述した第1式に従った角度で弾性表面波が斜め方
向に放射される。その場合、伝達方向と逆の方向への斜
め放射はなく、前方斜め方向への放射のみを実現でき
る。
【0028】図2には、本実施例のSAW素子を超音波
送受波素子として用いた場合の概念が示されている。図
示されるように、生体表面108に平行にSAW素子3
1を当接させれば、斜め方向に弾性表面波(超音波)が
放射され、素子自体を傾ける必要はない。よって、スタ
ンドオフ材を用いる必要がない。
送受波素子として用いた場合の概念が示されている。図
示されるように、生体表面108に平行にSAW素子3
1を当接させれば、斜め方向に弾性表面波(超音波)が
放射され、素子自体を傾ける必要はない。よって、スタ
ンドオフ材を用いる必要がない。
【0029】図2に示した例は、生体表面当接型であっ
たが、もちろん血管当接型、あるいは体腔内挿入型の超
音波探触子にも本実施例の超音波探触子を適用できる。
体腔内挿入型のドプラ診断用超音波探触子においては、
挿入管の側面に本実施例のSAW素子を配置すればよ
い。
たが、もちろん血管当接型、あるいは体腔内挿入型の超
音波探触子にも本実施例の超音波探触子を適用できる。
体腔内挿入型のドプラ診断用超音波探触子においては、
挿入管の側面に本実施例のSAW素子を配置すればよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波を発生させる超音波振動子を斜めに配置すること
なくドプラ計測を行うことが可能となる。従って、従来
において必要とされていたスタンドオフ材等を排除でき
るという効果がある。
超音波を発生させる超音波振動子を斜めに配置すること
なくドプラ計測を行うことが可能となる。従って、従来
において必要とされていたスタンドオフ材等を排除でき
るという効果がある。
【図1】本発明に係るドプラ診断用超音波探触子の要部
構成を示す上面図及び側断面図である。
構成を示す上面図及び側断面図である。
【図2】本発明に係るSAW素子を利用してドプラ計測
を行う場合の概念を示す説明図である。
を行う場合の概念を示す説明図である。
【図3】一般的なSAW素子の上面図である。
【図4】図3に示すSAW素子を生体表面106に当接
して弾性表面波を発生させた場合における斜め方向の弾
性表面波を示す説明図である。
して弾性表面波を発生させた場合における斜め方向の弾
性表面波を示す説明図である。
【図5】SAW素子からの斜め方向の2つの弾性表面波
の放射角度を示す説明図である。
の放射角度を示す説明図である。
【図6】従来の体表当接型の超音波探触子を示す説明図
である。
である。
【図7】従来の血管当接型の超音波探触子を示す説明図
である。
である。
【図8】従来の体腔内挿入型超音波探触子を示す説明図
である。
である。
【図9】従来の体腔内挿入型超音波探触子を示す説明図
である。
である。
30 圧電材料 32 電極部 33 導波部 34 電極
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電素子の上面に電極が形成され前記圧
電素子上面にて弾性表面波が発生される弾性表面波素子
を超音波探触子に配設し、 前記弾性表面波素子を音響伝搬媒体に当接させ、前記圧
電素子上面にて発生する弾性表面波を斜めに放射させて
ドプラ計測を行うことを特徴とするドプラ診断用超音波
探触子。 - 【請求項2】 弾性表面波素子を有するドプラ診断用超
音波探触子であって、 前記弾性表面波素子は、上面が電極領域と導波領域とに
区分された圧電材料と、前記電極領域上に形成された電
極部と、で構成され、 前記電極部は、一方の櫛型電極と、それに噛み合う他方
の櫛形電極と、それらの両電極を覆う吸収カバーと、で
構成され、 音響媒体が当接される前記導波領域から1つの斜め方向
に弾性表面波が放射されることを特徴とするドプラ診断
用超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5000492A JP2975493B2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ドプラ診断用超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5000492A JP2975493B2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ドプラ診断用超音波探触子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06197894A true JPH06197894A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2975493B2 JP2975493B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=11475261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5000492A Expired - Fee Related JP2975493B2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ドプラ診断用超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2975493B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP5000492A patent/JP2975493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2975493B2 (ja) | 1999-11-10 |
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