JPH06197982A - カテーテルとアプリケータの組合せ及びその利用方法 - Google Patents

カテーテルとアプリケータの組合せ及びその利用方法

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JPH06197982A
JPH06197982A JP5265127A JP26512793A JPH06197982A JP H06197982 A JPH06197982 A JP H06197982A JP 5265127 A JP5265127 A JP 5265127A JP 26512793 A JP26512793 A JP 26512793A JP H06197982 A JPH06197982 A JP H06197982A
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マイケル・メッツ
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    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Colostomy devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ペニスへの装着が簡単なカテーテ
ルとアプリケータの組合せを提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明によるカテーテルとアプリケータの組
合せは、鞘部(11)は、第1端部開口を通って外方に延
在すると共に、チューブ(20)の周囲に円筒部位(11
a)を配設するように反転させられ、引抜きスリーブ
(21)は、鞘部のネック部位(11c)及び出口部位(11
b)とチューブの内面との間でチューブ内に配設された
第1部分(21a)と、第2端部開口を通ってチューブか
ら外方に所定距離だけ延在する第2部分(21b)とを有
し、引抜きスリーブは、第1端部開口を通って延在する
と共に、チューブの外面と鞘部の円筒部位との間に介挿
され反転させられた第3部分(21c)とを有したことに
より、ペニスへの装着が簡単になる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】男性用尿排出システムのための外装型の
カテーテルの利用は、米国特許第4,378,018号,第4,18
7,851号,第3,863,638号及び第3,835,857号に開示され
ているように既知である。本質的に、このようなシステ
ムは、利用者のペニスを覆うと共にフィットさせるのに
適した弾性鞘部を備え、この鞘部は、適切な収集容器に
至るチューブに連結された出口を末端部に有している。
鞘部は、ペニスの杆に嵌着される円筒本体部位と、鞘部
の末端部の近くでサージ室として機能するテーパ状のネ
ック部位と、このネック部位を越えて延在する減径され
た排出チューブ部とを含んでいる。好ましい構成とし
て、鞘部は、ペニスの頭即ち亀頭とシール係合(非接
着)するためのインナースリーブ部位を含んでおり、こ
のことは、米国特許第4,581,026号及び第4,626,250号に
開示されている。
【0002】また、外装型カテーテルは、通常の場合、
円筒部位の内面に感圧接着剤の環状層を有し、所定場所
に鞘部を保持できる。接着剤を被覆するか否かに拘わら
ず、カテーテルは、通常の場合、避妊用コンドームと実
質的に同じように扱われ、装着に際して鞘部を広げるこ
とができるように、巻かれた状態で市販されている。
【0003】しかしながら、カテーテルの装着方法は、
言われているよりかなり難しいことが経験上判明した。
すなわち、柔らかい(場合によっては縮んだ)ペニスに
対して鞘部を広げるたり案内したりすることは、器用に
自分で装着できる患者でさえ難しい。従って、患者自身
で装着する際に手助けになるであろう感触を持たない看
護婦や付添人では、なお更難しい。また、通常の場合、
処置を行う看護婦は外科用手袋をはめ、そして、カテー
テルを広げている時に、手袋がカテーテルの接着剤に触
れ、手袋とカテーテルが互いに強力に接着してしまうと
いった問題点を更にもっている。また、片方の手で看護
婦がペニスをつかみ、他方の手でつかんで巻き状のカテ
ーテルの開口内にペニスを案内し、その直後にカテーテ
ルの広げ動作を開始して、鞘部でペニスを覆うように外
部から把持し、そして、カテーテルの広げ動作に際し
て、ペニスを引張ったり伸ばしたりすると、経験上、カ
テーテルを装着する上での問題は起きにくい。しかしな
がら、看護婦が患者に対して不快感又は嫌悪感を覚えた
り、看護婦としての他の職務に追われたり、看護婦自身
が、尿失禁の患者の柔らかいペニスに触れながら、ペニ
スをカテーテルへ案内したり伸ばしたりすることを不快
に感じたような場合、看護婦が十分な処置、即ち十分な
根気や注意力をもって行う処置を怠ることがある。その
結果、排尿システムを利用するにあたって、外装型のカ
テーテルは不適切又は不完全に装着され、患者に不快感
や嫌悪感を与えたり、排尿の漏れが発生する虞れがあ
る。
【0004】巻かれていない鞘部を利用した他のシステ
ムが、過去において提案されており、これは、前述した
ようになカテーテルを広げる際の問題点はもっていな
い。この提案として、共有の米国特許第4,540,409号に
は、硬く僅かに傾斜させたアプリケータ用チューブによ
って外側から支持される円筒部位をもったカテーテルが
開示されている。カテーテルのネック部位や排出チュー
ブ部位は、反転させられていると共に、チューブの内側
を通って延在している。カテーテルを装着するにあたっ
て、チューブの入口開口は、亀頭に向けて案内され、利
用者は、カテーテルの出口チューブ部位をつかんで、こ
の部位を拘束しするか又は、穏やかな引張り力を与え、
それと同時に、ペニスに向けてアプリケータ用チューブ
を押し込む。しかしながら、その押し込みの際、アプリ
ケータ用チューブとアプリケータの鞘部との間の静止摩
擦力を、解除するのは容易ではない。このような摩擦力
に打ち勝つために、患者に対して力ずくでアプリケータ
用チューブを押し込むと、患者に不快感や嫌悪感を与え
るばかりでなく、柔らかいペニスの対しては有効でな
い。また、このような摩擦力を解除するするにあたっ
て、カテーテルの出口チューブ部位に引張り力を加える
と、カテーテルが、カテーテル用チューブの表面やこの
入口開口の周囲にしっかりと係合して単に引張られるだ
けになる虞れがある。
【0005】米国特許第4,840,187号には、鞘部とアプ
リケータ用チューブの組合せが開示され、この組合せに
おいて、静止及び動摩擦を減少させるために、網材から
なるライナーケーシングが、チューブと鞘部との間に介
挿されている。アプリケータ用チューブは一端で閉鎖さ
れ、この端部で、網はチューブに一体に固定されてい
る。亀頭に対して、アプリケータ用チューブの鞘部で覆
われた開口端を押すことによって、鞘部の反転が行わ
れ、アプリケータ用チューブ内の側方窓開口により、利
用者が、ペニスの末端部(及びペニスを覆う鞘部のライ
ナーケーシング)を、チューブの内側に案内し且つ把持
することを可能にしている。
【0006】英国特許第2,120,102Bには更に複雑な器具
が開示され、この器具において、アプリケータ用チュー
ブには、摺動自在な内部チューブ14と、織られたライ
ナーの両端に連結された摺動自在な外部リング15とが
設けられている。この器具の利用者は、一方の手でペニ
スを安定させ、それと同時に、ピン16を引き抜いて、
支持チューブ11内にインナーチューブ14を軸線方向
に移動させ、それによって、織られたライナーと鞘部と
の両方を反転させることが必要であると、この文献には
開示されている。
【0007】ライナーの利用は、静止及び動摩擦を低減
させるが、これらのライナーを用いた前記器具は、構成
及び動作が比較的複雑であると共に、効率的な利用を困
難にする。一般的に、好ましい取扱いは、取扱者が、鞘
部の装着中に、ペニスを保持又は把持又は案内する必要
があり、ペニスへの接触は、時として、かなりの不快感
を伴うと共に、望まれない結果をもたらす場合がある。
【0008】
【発明の概要】本発明は、外装型の男性用カテーテルと
管状のアプリケータとの組合せに広く関連し、鞘部をペ
ニスに装着するために、実質的に伸びない引抜きスリー
ブの一部を含んでいる。そして、装着の初期状態におい
て、ペニスとアプリケータとを互いに適切な方向に指向
させることを保証するために、ペニスが指に接触するこ
ともあるが、このような接触は必要な場合以外はめった
にない。その後において、弾性鞘部をペニスに実際に装
着している間、両手は、アプリケータ(場合によっては
鞘部の一部)に触れても、ペニスに触れることはなく、
一方の手は、アプリケータ用チューブの開口後端を介し
て突出する引抜きスリーブの端部をつかむと共に引張り
に利用され、他方の手は、アプリケータ用チューブを案
内し、ペニスの直ぐ近くにその入口開口を維持し、もし
望むなら、鞘部の円筒本体部位を前記入口開口に向けて
押してもよい。
【0009】本発明は、後述する理由により、前述した
米国特許第4,540,409号に開示されたタイプのインナー
スリーブ13を有した外装型カテーテルを利用すると、
特に効果的である。また、望むなら、本発明の組合せ
は、カテーテルを患者に装着するにあたって、鞘部に被
覆された感圧接着剤が利用者の指に接触する虞れがほと
んどないので、カテーテルの鞘部に、接着剤でコートさ
れたタイプのものを利用するとよい。
【0010】簡単に言うと、前記組合せは、末端部をも
った外装型の男性の泌尿用カテーテル(このカテーテル
は、テーパ状のネック部位と出口部位を含んでいる)を
支持する構成のアプリケータ用チューブを有し、前記カ
テーテルはチューブ内に配設され、円筒本体部位は反転
させられて、チューブの外周で延在させられている。可
撓性で長手方向に伸びない管状の引抜きスリーブは、チ
ューブの外面とカテーテルの内面との間に介挿されて、
静止及び動摩擦を低減させており、特に、チューブの後
端から引抜きスリーブを引張るために、利用者の一方の
手の指同士で引抜きスリーブを直接つかみ、そして、他
の手でチューブを保持し且つ案内する。引抜きスリーブ
に加えられる引張り力により、硬いアプリケータ用チュ
ーブの外部に配設した引抜きスリーブは、反転させられ
ながら、チューブ内に引張り込まれ、これと同時に、カ
テーテルの円筒本体部位は、ペニスの杆の周囲で、完全
に反転させられて位置決めされる。
【0011】接着剤で被覆されたカテーテルは、アプリ
ケータ用チューブに対して巻かれた状態で支持されてお
らず、少なくとも鞘部の内面と外面とが互いに同心的に
直接接触していないので、鞘部の外面には、再発行特許
第33,206号や前記特許第4,581,026号に開示されている
ようなタイプの剥離被覆材を必ずしも必要としない。典
型的には、既知のカテーテルの外面にシリコン製の剥離
被覆材が施されているが、剥離剤は溶融状態にあり、過
去において普通に利用されている溶媒は、現在、環境問
題になっている。しかし、本発明では剥離被覆材を必ず
しも必要としていないので、このような問題は、本発明
の組合せによって無くすことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。図面を参照して、符号10は、外
装型の男性用カテーテル11とアプリケータ12との組
合せを示している。前記カテーテル11は、例えば、米
国特許第4,378,018号(図7参照)や第4,187,851号(図
3参照)に開示されたタイプの既知の外装型カテーテル
を適用してもよい。しかしながら、インナースリーブの
構成や感圧接着剤の内側バンド則ち領域をもつがゆえ
に、共有の米国特許第4,581,026号や第4,540,409号に開
示された特徴をもったカテーテルが特に望ましい。
【0013】図7に最もよく示されているように、カテ
ーテル11は、柔らかく高弾性の天然ゴム又は合成ゴム
から形成されている。なお、天然のラテックスが好適で
はあるが、類似の特性をもった別のエラストマー材、例
えばシリコンゴムを利用してもよい。カテーテル11
は、細長い円筒部位11aと、減径した出口部位11b
と、部位11aと11bとの間に配設したテーパ状のネ
ック部位11cと、を有した鞘部を備えている。円筒部
位11aの壁の厚さはネック部位や出口部位の厚さより
実質的に薄くなっている。例えば、円筒部位11aは、
約0.006〜0.010インチ(約0.15〜0.2
5mm)の範囲内の壁厚を有していると共に、概して、
非常に薄く柔らかいので、支持なしでは円筒形状を維持
することはできない。これに対して、出口部位やネック
部位の壁厚は、0.050インチ(約1.3mm)又は
それ以上であってもよいと共に、捩り力を除いた時に、
出口部位やネック部位は、捩り力のない形状に保持さ
れ、図示した形状に弾性復元するのに十分な厚さをもっ
ている。
【0014】前端又は末端で、ネック部位11cには、
減径した開口部13に至る丸いテーパ部が設けられてい
る。テーパ状のネック部位11cに次第に移行する出口
部位11bには、複数の輪状部則ち環状の拡径部14が
設けられている。階段状に変化する2つのサイズの輪状
部が図示され、このようにする理由は、器具を利用する
際に、出口部位を大いに伸ばしたり、曲げたり、捩った
りでき、そして、カテーテルの内腔(ルーメン)がよじ
れたり閉塞したりする機会を少なくすることにある。ま
た、カテーテルを利用する場合、出口部位11bの内側
は輪のように広げられるので、輪のように広げられた部
分は、ネック部位と協働して出口部位の流動能力を高め
ると共に、流体のサージ流を受け入れるような貯留部を
作ることができる。
【0015】インナースリーブ部位15は、鞘部の円筒
本体部位11aの末端にスムーズに移行する基端部15
aと、鞘部のネック部位11cの内側に配置された細長
い末端部15bとを有している。末端部15bは、前方
及び内方に傾斜し、開口部14の後方(例えば近傍)で
十分離れた位置にある減径の末端開口部16で終結して
いる。その結果、後方には、鞘部の末端部15bとネッ
ク部位11cの内表面との間に、環状で軸線方向に細長
い拡張空間17が設けられることになる。スリーブの壁
厚は、変えてもよいが、順応性、良好なシール特性及び
良好な装着感を確保するために、比較的薄い円筒本体部
位11aの厚さと略同じにするのがよい。従って、円筒
本体部位11aとインナースリーブ15との両方は、形
状を保持する特性を有する出口部位11bやネック部位
11cに比較して、薄く、柔らかく、高い伸縮性の膜皮
にする必要がある。
【0016】更に、ここに開示された好適な実施例にお
いて、カテーテル則ち鞘部11には、内側接着剤被覆則
ちバンド18が設けられている(図7参照)。接着領域
は、インナースリーブ15の後方で鞘部の円筒部位11
aの内側に配設されている。他の例として、接着剤被覆
を円筒部位11aの全長に延在させてもよいが、接着領
域は、鞘部の円筒部位11aの末端部内に、狭いが連続
したバンドを形成するようにすることが好ましい。前記
接着塗料は、既知のタイプのいかなる医療用感圧接着剤
であってもよく、低アレルギー性のアクリル系接着剤が
特に有効であると思われる
【0017】アプリケータ12は、比較的硬いなアプリ
ケータ用チューブ20と、可撓性で管状の引抜きスリー
ブ21との2つの構成要素からなっている。チューブ2
0は、略円筒形をなすと共に、基端部20aと末端部2
0bでそれぞれ開放されている。チューブの基端20a
の縁部は、縦断面で見た場合、丸められており、もし望
むなら、両端の縁部を同じように丸めてもよい。チュー
ブ20は、いかなる幅の概ね硬い材料、例えば、特に有
効なポリプロピレン又は高密度のポリエチレンのような
比較的硬いポリオレフィンであってもよい。また、類似
した特性をもった別の高分子材料を利用してもよい。
【0018】アプリケータ用チューブ20の長さは、弾
性の鞘部11の長さより実質的に短い。アプリケータ用
チューブ20の外直径は、引き伸ばされていない状態に
おける鞘部、特に円筒本体部位11aの最大の内直径よ
り僅かに大きくなっている。図1と図4とを参照して、
アプリケータ用チューブ20の長さは、鞘部の円筒本体
部位11aの長さより長くすることが好適であり、円筒
本体部位を、アプリケータ用チューブ20の滑らかな外
表面上で外的支持した場合、末端部20bに近接するチ
ューブの外表面の環状部20cは、露出すると共に、図
3に示すように、器具の使用中において指で挟むことが
できる。
【0019】管状の引抜きスリーブ21を、円筒形状で
支持する場合、引抜きスリーブ21は、硬いアプリケー
タ用チューブ20の外直径より僅かに大きな内直径を有
していると共に、鞘部11よりかなり長くなっており、
アプリケータ用チューブ20の長さよりかなり長くなっ
ている(少なくとも2倍)。図示された実施例におい
て、引抜きスリーブ21は、可撓性で相互連結された高
分子繊維又はフィラメントからなる隙間のある網からな
っている。従って、2組の繊維22と23は、アプリケ
ータ用チューブ及び引抜きスリーブの長手方向の軸線に
対して垂直でない方向(好適には平行でない方向)に延
在し互いに組みをなす平行な繊維22,23によって、
多数の網目24を形成するように交差している。その結
果、チューブの軸線に対して垂直な平面内に延在する各
組みの繊維が引っ掛かることなく、引抜きスリーブ21
は、チューブ20の入口即ち基端部20aの丸められた
縁部を通って滑らかに摺動する。引抜きスリーブ21の
滑らかな繊維は、器具の利用中に生じるであろう力の大
きさに対応して、実質的に伸びないいかなる材料で形成
されてもよく、アプリケータ用チューブ20の材料に対
して比較的低い摩擦係数をもつことが好ましい。従っ
て、ナイロン(ポリアミド)製の網が適切であり、特
に、ポリオレフィン、例えばポリプロピレン又はポリエ
チレンで網を形成すると効果的である。特に、スリーブ
21とアプリケータ用チューブ20の滑らかな表面との
間の摩擦抵抗は、スリーブ21とカテーテルの鞘部11
の材料との間の摩擦抵抗より実質的に小さくなってい
る。
【0020】図1,図2は、利用に都合のよい状態の好
適なカテーテルとアプリケータの組合せを示している。
カテーテルの鞘部11は、アプリケータ用チューブ20
内で軸線方向に延在するネック部位11c及び出口部位
11bを有している。ネック部位11cは、チューブの
第1端部即ち基端部20aの入口開口を通して外方に延
在すると共に、その部分で裏返され(反転させられ)、
その結果、円筒部分11aはチューブ20の外側に配置
されることになる。しかしながら、鞘部11はチューブ
20と直接的に接触することはない。引抜きスリーブ2
1は、ネック部位及び出口部位とチューブ20の内面と
の間でチューブ20内に配設された第1部分21aと、
末端部20bの第2開口を通して外方に所定の長さだけ
延在した第2部分21bとを有している。第1部分21
aと第2部分21bの加算された長さは、チューブ20
の長さより実質的に長くなっている。特に、第1部分2
1aと第2部分21bの加算された長さは、アプリケー
タ用チューブ20の長さより少なくとも20%、好適に
は25〜30%長くなっている。
【0021】また、引抜きスリーブ21は、チューブの
基端部20aの開口を通って延在すると共に、チューブ
20の滑らかな外表面と弾性鞘部11の円筒部位との間
に介挿されている。図示されているように、第3部分2
1cは、アプリケータ用チューブ20より実質的に短く
なっている。鞘部の第3部分に感圧接着剤18のバンド
を設ける場合、この接着剤は、好適には、図1の一点鎖
線で示すようなストリップ状のシリコン剥離紙等によっ
て被覆させてもよい。患者に鞘部を装着する前に、感圧
接着剤のバンドを露出させるために、剥離紙は利用者に
よって剥がされる。
【0022】図示され、詳述されたように、カテーテル
の鞘部にインナースリーブ15を設ける場合、引抜きス
リーブ21を介挿させた状態で、チューブ20に鞘部を
取付け、スリーブの基端部15aを、反転(裏返し)さ
せて、チューブの基端部20aの開口に近接したチュー
ブ20の外側に、基端部15aを配設させることができ
る。その効果は、スリーブの基端部15aを延ばしたり
広げたりすることができると共に、チューブ20内に配
設されるスリーブの長さを減らすことができる点にあ
る。従って、末端部15bは、チューブ20の入口で位
置決めされるので、末端部15bは露出させられ、後述
されるように、カテーテルを患者に容易に装着させるこ
とができる。
【0023】図3は、カテーテルを患者に装着するにあ
たって、利用者によってカテーテルとアプリケータの組
合せが保持された状態を示している。引抜きスリーブ2
1の第2部分21bは、片手の指の間でしっかりと把持
し、チューブ20は他方の手の指の間で保持される。図
示されたように、チューブ20の末端部20b近傍の露
出した環状部分20cを、利用者が直接把持した場合、
アプリケータ用チューブ20を最も効果的に支持するこ
とができる。代案として、利用者が鞘部の円筒部位11
aの一部(及び/又は引抜きスリーブ部分21cの露出
端部)を把持する場合、アプリケータ用チューブ20を
間接的に支持することができる。カテーテルとアプリケ
ータの組合せを支持する手(図3における左手)を利用
して、チューブ20の基端部20aをペニスPと整列さ
せ、鞘部の伸縮自在なスリーブ部分15bと亀頭が係合
するように(図4参照)、器具を所定の方向に向ける。
他方の手(図3における右手)によって、チューブ20
の内側を通る引抜きスリーブ及びカテーテルを引張るの
に必要な力が加えられ、その際、患者のペニスの杆の周
囲に鞘部の円筒部位11aを反転させる。
【0024】引抜きスリーブ21は、滑らかで隙間のあ
る網目構造であるから、引抜きスリーブ21を、アプリ
ケータ用チューブ20に対して、簡単に摺動させること
ができるばかりでなく、偏平な状態で押しつぶすことも
でき、そして、チューブ20の内側から引抜きスリーブ
21を引出すのに利用される手の指同士で、引抜きスリ
ーブ21を、滑ることなくしっかりと握ることができ
る。図3に示すように、引抜きスリーブ21は、親指と
人指し指との間で潰すことができる程度に柔軟であり、
その結果、引抜きスリーブと指との間の固定並びに滑り
止めの関係を容易にしている。同様に、網目は、引抜き
スリーブ21とチューブ20の外表面との間(チューブ
20の基端部の丸められた縁部)に対する表面接触範囲
を減少させ、カテーテルを装着するのに必要な引張り力
を減少させることができる。
【0025】図4に示すように、引張りスリーブ21
は、一方の手によって把持されると共に、矢印30で示
す方向に引張られ、そして、チューブ20は、他方の手
によって支持されると共に、矢印31で示す方向に押し
出される。前述したように、アプリケータ用チューブ2
0を、間接的に支持し、組立体を把持することによっ
て、破線矢印32で示された方向に前進させてもよく、
この場合、チューブ20の基端部20aの方へ指を前進
させることは、一方のチューブ20と、他方の引抜きス
リーブ21及びカテーテル11との間の摺動動作の促進
に寄与する。この時、引抜きスリーブ21とカテーテル
11を復元させてペニスの周囲を包囲する初期的な力
は、矢印30の方向に加えられる引抜きスリーブ21の
引張り力である。
【0026】図5は、カテーテル11を患者に装着する
際に、チューブ20の丸められた基端部の周囲に接着バ
ンド18をはわせながら、ペニスPの杆に接触させる状
態を示している。図6において、カテーテルの装着は完
了し、余分な物全てを取り除くために、アプリケータ用
チューブ20及び引張りスリーブ21を、格納されたペ
ニスPから離すように矢印33の方向に引張る。
【0027】なお、本発明のアプリケータ用チューブ2
0及び引張りスリーブ21を、インナースリーブ15の
無いカテーテル11と一緒に利用してもよく、特に効果
的な結果は、インナースリーブをもったカテーテルで達
成される。インナースリーブの広げられた末端部15b
は、鞘部を装着する最初の過程で、ペニスの端部と直接
接触し(図4参照)、その後、鞘部を復元させる場合、
インナースリーブ15は、引張られると共に亀頭を覆う
ように張られた状態で広げられ、亀頭に対して非接着性
の液密シールを形成する(図5及び図6参照)。そし
て、その後のインナースリーブ15は、広げられた状態
でシール状態を維持する。なぜなら、亀頭の後方の領域
において、バンド18とペニスの杆との間で接着剤接触
が行われるからである。なお、インナースリーブ15を
省略するに際し、必要な場合又は所望する場合、鞘部を
亀頭に直接接触させることなく、復元動作を開始させる
ことが望ましい。なぜなら、カテーテルの鞘部の比較的
薄くテーパ状のネック部位11cとのこのような接触
は、患者の装着感を悪くしたり、サージ室として機能す
るような空間を無くす虞れがあるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルとアプリケータの組合せを
示す断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1の組合せの使用状態を示す斜視図である。
【図4】ペニスを図1の組合せに装着する時の初期状態
を示す断面図である。
【図5】ペニスを図1の組合せに装着する時の中間状態
を示す断面図である。
【図6】ペニスをカテーテルに完全に装着した状態を示
す断面図である。
【図7】本発明の組合せに利用するカテーテルを示す断
面図である。
【符号の説明】
11 カテーテル 11a 円筒部位 11b 出口部位 11c ネック部位 12 アプリケータ 15 インナースリーブ 20 チューブ 21 引抜きスリーブ 21a 第1部分 21b 第2部分 21c 第3部分

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルとアプリケータの組合せにお
    いて、前記カテーテルは、薄く伸び自在な弾性材料から
    なる鞘部を備え、前記鞘部は、減径した出口部位で終結
    しテーパ状ネック部位の一端に次第に移行する略円筒状
    の部位を有し、前記アプリケータは、内面及び外面を有
    すると共に対面する第1及び第2端部開口を有する比較
    的硬いチューブを含み、前記チューブは、前記鞘部の長
    さより実質的に短い長さを有すると共に、伸びていない
    状態の前記鞘部の最大の内直径より僅かに大きな外直径
    を有し、前記アプリケータは、前記チューブ及び前記鞘
    部の各々より実質的に長く比較的伸びにくい可撓性の管
    状の引抜きスリーブを含み、前記鞘部は前記アプリケー
    タ用チューブ内で軸線方向に延在するネック部位及び出
    口部位を有し、前記鞘部は、前記第1端部開口を通って
    外方に延在すると共に、前記チューブの周囲に前記円筒
    部位を配設するように反転させられ、前記引抜きスリー
    ブは、前記鞘部のネック部位及び出口部位と前記チュー
    ブの前記内面との間で前記チューブ内に配設された第1
    部分と、前記第2端部開口を通って前記チューブから外
    方に所定距離だけ延在する第2部分とを有し、前記引抜
    きスリーブは、前記第1端部開口を通って延在すると共
    に、前記チューブの外面と前記鞘部の前記円筒部位との
    間に介挿され反転させられた第3部分とを有し、前記引
    抜きスリーブと前記チューブとの間の摩擦抵抗は、前記
    引抜きスリーブと前記鞘部との間の摩擦抵抗より実質的
    に小さくなっており、前記鞘部は、ペニスの亀頭にチュ
    ーブの前記第1端部開口を位置決めすることによって、
    患者に装着され、その後、前記引抜きスリーブの前記第
    2部分を前記チューブから離す方向に引張って、前記チ
    ューブの内側から前記引抜きスリーブを抜き出し、それ
    と同時に、前記鞘部の前記円筒部位を、前記ペニスの杆
    まで反転させながら前進させることを特徴とするカテー
    テルとアプリケータの組合せ。
  2. 【請求項2】 前記チューブは円筒形をなすことを特徴
    とする請求項1記載の組合せ。
  3. 【請求項3】 前記チューブは、前記鞘部の前記円筒部
    位より長くすると共に、前記引抜きスリーブの前記第3
    部分より長くしたことを特徴とする請求項1記載の組合
    せ。
  4. 【請求項4】 前記引抜きスリーブの第1部分と第2部
    分とを合わせた長さは、前記チューブの長さに対して少
    なくとも20%だけ増すことを特徴とする請求項1記載
    の組合せ。
  5. 【請求項5】 前記引抜きスリーブの前記第3部分の周
    囲に延在する前記鞘部の前記円筒部位は、外方向に対向
    する表面を有し、この表面の少なくとも一部は、この上
    に被覆する感圧接着剤を有したことを特徴とする請求項
    1〜3の何れか一項に記載の組合せ。
  6. 【請求項6】 前記鞘部は、前記ネック部位の内側に配
    設されると共に前記チューブの前記第1端部開口で露出
    するインナースリーブ部位を含むことを特徴とする請求
    項1〜3の何れか一項に記載の組合せ。
  7. 【請求項7】 前記引抜きスリーブの前記第2部分を他
    方の手で把持し引張る場合、前記チューブは、一方の手
    で前記チューブを把持し誘導するために、前記第2端部
    開口に近接し露出した外面部分を有したことを特徴とす
    る請求項1記載の組合せ。
  8. 【請求項8】 カテーテルとアプリケータの組合せにお
    いて、前記カテーテルは、薄く伸び自在な弾性材料から
    なる鞘部を備え、前記鞘部は、減径した出口部位で終結
    しテーパ状ネック部位の一端に次第に移行する略円筒状
    の部位を有し、前記アプリケータは、内面及び外面を有
    すると共に対面する第1及び第2端部開口を有する比較
    的硬いチューブを含み、前記チューブは、前記鞘部の長
    さより実質的に短い長さを有すると共に、伸びていない
    状態の前記鞘部の最大の内直径より僅かに大きな外直径
    を有し、前記アプリケータは、前記チューブ及び前記鞘
    部の各々より実質的に長い可撓性の引抜きスリーブを有
    すると共に、本質的に伸びに難く交差した高分子のフィ
    ラメントからなる管状の網を備え、前記鞘部は前記アプ
    リケータ用チューブ内で軸線方向に延在するネック部位
    及び出口部位を有し、前記鞘部は、前記第1端部開口を
    通って外方に延在すると共に、前記チューブの周囲に前
    記円筒部位を配設するように反転させられ、前記引抜き
    スリーブは、前記鞘部のネック部位及び出口部位と前記
    チューブの前記内面との間で前記チューブ内に配設され
    た第1部分と、前記第2端部開口を通って前記チューブ
    から外方に所定距離だけ延在する第2部分とを有し、前
    記引抜きスリーブは、前記第1端部開口を通って延在す
    ると共に、前記チューブの外面と前記鞘部の前記円筒部
    位との間に介挿され反転させられた第3部分とを有し、
    前記引抜きスリーブと前記チューブとの間の摩擦抵抗
    は、前記引抜きスリーブと前記鞘部との間の摩擦抵抗よ
    り実質的に小さくなっており、前記鞘部は、ペニスの亀
    頭にチューブの前記第1端部開口を位置決めすることに
    よって、患者に装着され、その後、前記引抜きスリーブ
    の前記第2部分を前記チューブから離す方向に引張っ
    て、前記チューブの内側から前記引抜きスリーブを抜き
    出し、それと同時に、前記鞘部の前記円筒部位を、前記
    ペニスの杆まで反転させながら前進させることを特徴と
    するカテーテルとアプリケータの組合せ。
  9. 【請求項9】 前記チューブは円筒形をなすことを特徴
    とする請求項8記載の組合せ。
  10. 【請求項10】 前記チューブは、前記鞘部の前記円筒
    部位より長くすると共に、前記引抜きスリーブの前記第
    3部分より長くしたことを特徴とする請求項8記載の組
    合せ。
  11. 【請求項11】 前記引抜きスリーブの第1部分と第2
    部分とを合わせた長さは、前記チューブの長さに対して
    少なくとも20%だけ増すことを特徴とする請求項8記
    載の組合せ。
  12. 【請求項12】 前記引抜きスリーブの前記第3部分の
    周囲に延在する前記鞘部の前記円筒部位は、外方向に対
    向する表面を有し、この表面の少なくとも一部は、この
    上に被覆する感圧接着剤を有したことを特徴とする請求
    項8〜10の何れか一項に記載の組合せ。
  13. 【請求項13】 前記鞘部は、前記ネック部位の内側に
    配設されると共に前記チューブの前記第1端部開口で露
    出するインナースリーブ部位を含むことを特徴とする請
    求項8〜10の何れか一項に記載の組合せ。
  14. 【請求項14】 前記引抜きスリーブの前記第2部分を
    他方の手で把持し引張る場合、前記チューブは、一方の
    手で前記チューブを把持し誘導するために、前記第2端
    部開口に近接し露出した外面部分を有したことを特徴と
    する請求項8記載の組合せ。
  15. 【請求項15】 網状の前記引抜きスリーブの前記フ、
    離間し平行な2組みのフィラメントを備え、各組みのフ
    ィラメントは、前記アプリケータ用チューブの軸線に垂
    直な平面に対して平行でない方向に延在したことを特徴
    とする請求項8記載の組合せ。
  16. 【請求項16】 前記フィラメントはポリオレフィンか
    らなることを特徴とする請求項8〜15の何れか一項に
    記載の組合せ。
  17. 【請求項17】 前記カテーテルは、薄く伸び自在な弾
    性材料からなる鞘部を備え、前記鞘部は、減径した出口
    部位で終結しテーパ状ネック部位の一端に次第に移行す
    る略円筒状の部位を有し、前記鞘部は、端部が開放され
    た比較的硬いアプリケータ用チューブによって支持さ
    れ、前記鞘部は前記チューブの内側で軸線方向に配設さ
    れたネック部位及び出口部位を有し、前記鞘部は、前記
    円筒部位が前記チューブの外側で裏返しで配設される方
    向に鞘部を反転させた前記チューブの一側から外方に突
    出し、摩擦低減用の引抜きスリーブは、前記チューブの
    内面と前記鞘部のネック部位及び出口部位との間に配設
    された第1部分と、前記一端に対向する前記チューブの
    端部から軸線方向に延在する第2部分とを有し、前記引
    抜きスリーブは、前記チューブの一方から突出すると共
    に、前記チューブの外面と前記鞘部の前記円筒部位との
    間に介挿された第3部分を含み、外装型の男性用カテー
    テルを患者のペニスに装着する方法であって、前記チュ
    ーブの一端で前記鞘部の前記ネック部位内にペニスの亀
    頭を誘導し、その後、前記チューブの対向端から前記引
    抜きスリーブを抜き取るために前記第2部分を把持し、
    それと同時に、前記チューブを前記ペニスに向けて押圧
    し、その結果、前記鞘部の前記円筒部位を反転させると
    共に、前記円筒部位を前記ペニスへ向けて案内すること
    を特徴とするカテーテルとアプリケータの組合せの利用
    方法。
  18. 【請求項18】 前記鞘部は、前記ネック部位の内側に
    配設されると共に前記ネック部位の内面から離間するイ
    ンナースリーブ部位を含み、ペニスの亀頭を前記ネック
    部位に誘導する工程は、前記インナースリーブ部位を前
    記亀頭に直接接触させる工程を含むことを特徴とする請
    求項17記載の方法。
JP5265127A 1992-10-22 1993-10-22 カテーテルとアプリケータの組合せ及びその利用方法 Pending JPH06197982A (ja)

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