JPH06199021A - インクリボン - Google Patents
インクリボンInfo
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- JPH06199021A JPH06199021A JP36151892A JP36151892A JPH06199021A JP H06199021 A JPH06199021 A JP H06199021A JP 36151892 A JP36151892 A JP 36151892A JP 36151892 A JP36151892 A JP 36151892A JP H06199021 A JPH06199021 A JP H06199021A
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- layer
- heat
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/46—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography characterised by the light-to-heat converting means; characterised by the heat or radiation filtering or absorbing means or layers
- B41M5/465—Infrared radiation-absorbing materials, e.g. dyes, metals, silicates, C black
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/426—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by inorganic compounds, e.g. metals, metal salts, metal complexes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は熱効率が向上すると共に、安定した加
熱温度を得ることができるインクリボンを提案する。 【構成】レーザプリンタから射出されたレーザ光を熱伝
導率の低いリボンベースを介して光吸収層に受け、レー
ザ光を光吸収層によつて熱に変換し、この熱に基づいて
染料層に塗布された染料をプリント紙に転写するように
したことにより、インクリボン内における熱の拡散を低
減し得、熱効率の良いインクリボンを実現することがで
きる。また染料層に熱伝導率の高い微粒子を混入したこ
とにより、染料層への熱伝導率を向上し得え、一段と熱
効率の良いインクリボンを実現できると共に、染料層の
熱容量が高くなる分、インクリボン内の加熱温度を安定
化し得る。
熱温度を得ることができるインクリボンを提案する。 【構成】レーザプリンタから射出されたレーザ光を熱伝
導率の低いリボンベースを介して光吸収層に受け、レー
ザ光を光吸収層によつて熱に変換し、この熱に基づいて
染料層に塗布された染料をプリント紙に転写するように
したことにより、インクリボン内における熱の拡散を低
減し得、熱効率の良いインクリボンを実現することがで
きる。また染料層に熱伝導率の高い微粒子を混入したこ
とにより、染料層への熱伝導率を向上し得え、一段と熱
効率の良いインクリボンを実現できると共に、染料層の
熱容量が高くなる分、インクリボン内の加熱温度を安定
化し得る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図13〜図17) 発明が解決しようとする課題(図16) 課題を解決するための手段(図3〜図5) 作用(図3〜図5) 実施例(図1〜図7) (1)プリンタ装置(図1〜図3) (2)インクリボンの第1実施例(図4) (3)インクリボンの第2実施例(図5及び図6) (4)他の実施例(図7〜図12) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はインクリボンに関し、特
に熱昇華型のプリンタ装置に用いられるインクリボンに
適用して好適なものである。
に熱昇華型のプリンタ装置に用いられるインクリボンに
適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、熱昇華型のプリンタ装置として、
例えばサーマルヘツドを用いたものがある。このプリン
タ装置1は、図13に示すように、サーマルヘツド2で
インクリボン3及びプリント紙4を円筒形状のプラテン
5に押しつけることにより、サーマルヘツド2の発熱を
インクリボン3に伝えてインクリボン3の染料を昇華さ
せプリント紙4に転写するようになされている。この際
プリンタ装置1は1ラインプリントする毎にプラテン5
を回転させ、インクリボン3及びプリント紙4を送るよ
うになされている。
例えばサーマルヘツドを用いたものがある。このプリン
タ装置1は、図13に示すように、サーマルヘツド2で
インクリボン3及びプリント紙4を円筒形状のプラテン
5に押しつけることにより、サーマルヘツド2の発熱を
インクリボン3に伝えてインクリボン3の染料を昇華さ
せプリント紙4に転写するようになされている。この際
プリンタ装置1は1ラインプリントする毎にプラテン5
を回転させ、インクリボン3及びプリント紙4を送るよ
うになされている。
【0004】またカラープリントのできるプリンタ装置
においては、図14に示すように、Y(イエロ)、M
(マゼンダ)、C(シアン)の三原色(場合によつては
BKも追加)の染料が面順に塗り分けられたインクリボ
ン6を使用し、インクリボン6の各色をプリント紙4に
次々に重ねてプリントするようになされている。すなわ
ちプリンタ装置1のインクリボン3及びプリント紙4の
搬送機構部は、図15に示すように、プリント紙4がプ
ラテン5に巻き付けられていると共に、リボンロール6
に巻装されたインクリボン3が巻取リール7に巻き取ら
れ、この結果巻取リール7には使用済のインクリボン3
が巻き取られる。
においては、図14に示すように、Y(イエロ)、M
(マゼンダ)、C(シアン)の三原色(場合によつては
BKも追加)の染料が面順に塗り分けられたインクリボ
ン6を使用し、インクリボン6の各色をプリント紙4に
次々に重ねてプリントするようになされている。すなわ
ちプリンタ装置1のインクリボン3及びプリント紙4の
搬送機構部は、図15に示すように、プリント紙4がプ
ラテン5に巻き付けられていると共に、リボンロール6
に巻装されたインクリボン3が巻取リール7に巻き取ら
れ、この結果巻取リール7には使用済のインクリボン3
が巻き取られる。
【0005】サーマルヘツド2はプリント中にはインク
リボン3とプリント紙4をプラテン5に押しつけてい
る。プラテン5は一色プリントが終了すると一回転し、
インクリボン3の位置を次の色にしてプリント紙4に前
の色に重ねてプリントするようになされている。ローラ
8及び9は、プリント紙4及びプラテン5、並びにプリ
ント紙4及びインクリボン3が連動するようにプリント
紙4、プラテン5及びインクリボン3を押圧している。
ここでプリンタ装置1においては、色切換でインクリボ
ン3だけを移動させる必要がある場合には、サーマルヘ
ツド2とローラ9のプラテン5方向への押圧を解除する
ようになされている。
リボン3とプリント紙4をプラテン5に押しつけてい
る。プラテン5は一色プリントが終了すると一回転し、
インクリボン3の位置を次の色にしてプリント紙4に前
の色に重ねてプリントするようになされている。ローラ
8及び9は、プリント紙4及びプラテン5、並びにプリ
ント紙4及びインクリボン3が連動するようにプリント
紙4、プラテン5及びインクリボン3を押圧している。
ここでプリンタ装置1においては、色切換でインクリボ
ン3だけを移動させる必要がある場合には、サーマルヘ
ツド2とローラ9のプラテン5方向への押圧を解除する
ようになされている。
【0006】サーマルヘツド2の発熱部は、図16に示
すように、発熱体10の前面(プリント面)に耐磨耗層
等の保護膜11が設けられていると共に、裏面にはグレ
ーズ層12及びセラミツク基盤13が設けられている。
また発熱体10と同じ面には制御回路14に接続された
共通電極15が設けられている。グレーズ層12として
はセラミツクより熱伝導性が悪いガラス等が用いられ、
これによりサーマルヘツド2の熱効率を向上し得るよう
になされている。ここで発熱体10に直流電流を流すと
発熱体10から熱が発生し、この熱は図16の矢印のよ
うに伝導し、この結果前面側に伝導した熱は保護膜11
を通してプリントエネルギとなる。
すように、発熱体10の前面(プリント面)に耐磨耗層
等の保護膜11が設けられていると共に、裏面にはグレ
ーズ層12及びセラミツク基盤13が設けられている。
また発熱体10と同じ面には制御回路14に接続された
共通電極15が設けられている。グレーズ層12として
はセラミツクより熱伝導性が悪いガラス等が用いられ、
これによりサーマルヘツド2の熱効率を向上し得るよう
になされている。ここで発熱体10に直流電流を流すと
発熱体10から熱が発生し、この熱は図16の矢印のよ
うに伝導し、この結果前面側に伝導した熱は保護膜11
を通してプリントエネルギとなる。
【0007】サーマルヘツド2の駆動制御回路20は、
図17に示すように、画像データS1を印字制御回路2
1に入力し、当該印字制御回路21が画像データS1に
基づいて必要に応じて色補正及び熱履歴補正(ヘツド温
度の補正)等の各種補正やパルス制御(PWM)をして
サーマルヘツド2内の制御回路14に入力データ信号S
2、クロツク信号S3及びストローブ信号S4等を送出
する。制御回路14はシフトレジスタ、ラツチ及びドラ
イバ等により構成され、印字制御回路21から送出され
る入力データ信号S2、クロツク信号S3及びストロー
ブ信号S4等に基づいて各発熱体(プリントドツト)1
0A、10B、10C……の電流をオンオフ制御するよ
うになされている。
図17に示すように、画像データS1を印字制御回路2
1に入力し、当該印字制御回路21が画像データS1に
基づいて必要に応じて色補正及び熱履歴補正(ヘツド温
度の補正)等の各種補正やパルス制御(PWM)をして
サーマルヘツド2内の制御回路14に入力データ信号S
2、クロツク信号S3及びストローブ信号S4等を送出
する。制御回路14はシフトレジスタ、ラツチ及びドラ
イバ等により構成され、印字制御回路21から送出され
る入力データ信号S2、クロツク信号S3及びストロー
ブ信号S4等に基づいて各発熱体(プリントドツト)1
0A、10B、10C……の電流をオンオフ制御するよ
うになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のプ
リンタ装置1においては、図16に示すように、発熱体
10から裏面及び側面方向に伝導される熱はプリントエ
ネルギとしては使われず、ヘツド2の本体を加熱して周
囲の空気中に放熱される。すなわち、一部のエネルギの
みがプリントに使われることになり、熱効率が悪い問題
がある。またプリンタ装置1においては、ヘツド本体2
が熱くなると発熱体10の電源を切つた後も温度が下が
り難くなりプリント結果に尾引きや地汚れ等の悪影響が
出る。従つてプリンタ装置1はこれ等を防止するために
発熱量を放熱量より十分少なくする必要があり、この結
果プリント速度に限界があるという問題がある。
リンタ装置1においては、図16に示すように、発熱体
10から裏面及び側面方向に伝導される熱はプリントエ
ネルギとしては使われず、ヘツド2の本体を加熱して周
囲の空気中に放熱される。すなわち、一部のエネルギの
みがプリントに使われることになり、熱効率が悪い問題
がある。またプリンタ装置1においては、ヘツド本体2
が熱くなると発熱体10の電源を切つた後も温度が下が
り難くなりプリント結果に尾引きや地汚れ等の悪影響が
出る。従つてプリンタ装置1はこれ等を防止するために
発熱量を放熱量より十分少なくする必要があり、この結
果プリント速度に限界があるという問題がある。
【0009】ここで放熱を良くすれば、ある程度プリン
ト速度を高速にすることができるが、その分熱効率が下
がることにより発熱量を増やす必要がある。ところがこ
の場合においても、発熱体10から放熱部までの熱伝導
性等を考慮すると、未だ高速性に限界があるという問題
がある。かくして、サーマルヘツドを用いた熱昇華型の
プリンタ装置においては、ヘツドの熱効率が悪いため消
費電力が大きく、かつサーマルヘツドの蓄熱のためプリ
ント速度を高速にするとプリントの画質が劣化する問題
がある。
ト速度を高速にすることができるが、その分熱効率が下
がることにより発熱量を増やす必要がある。ところがこ
の場合においても、発熱体10から放熱部までの熱伝導
性等を考慮すると、未だ高速性に限界があるという問題
がある。かくして、サーマルヘツドを用いた熱昇華型の
プリンタ装置においては、ヘツドの熱効率が悪いため消
費電力が大きく、かつサーマルヘツドの蓄熱のためプリ
ント速度を高速にするとプリントの画質が劣化する問題
がある。
【0010】また従来、レーザを用いた熱昇華プリンタ
装置がある。このレーザプリンタ装置においては、スキ
ヤン光学系を用いてレーザ光を走査してインクリボンの
染料をプリント紙に熱転写するものがあるが、このよう
にスキヤン光学系を用いた場合には、光学系におけるレ
ーザエネルギの損失が大きくなるという問題がある。
装置がある。このレーザプリンタ装置においては、スキ
ヤン光学系を用いてレーザ光を走査してインクリボンの
染料をプリント紙に熱転写するものがあるが、このよう
にスキヤン光学系を用いた場合には、光学系におけるレ
ーザエネルギの損失が大きくなるという問題がある。
【0011】そこでこの種のプリンタ装置においては、
レーザをインクリボンの近傍に配置し光学系の損失を低
減したドラム回転式を適用しているものがある。ところ
が、このドラム回転式のプリンタ装置は、プリント紙を
ドラムに巻き付け、ドラムを高速で回転させると共にレ
ーザをドラムの軸方向に移動させてプリントするため、
熱昇華式のようなプリント方式ではリボン切換機構等の
構造や工程が複雑となり、大出力(数W以上)のレーザ
を用いたとしてもプリントスピードの点で未だ不十分な
問題がある。またこの種のレーザプリンタ装置において
は、大出力のレーザを使用するため危険が伴う問題があ
る。このように熱昇華型のプリンタ装置においては、熱
エネルギを有効に使うことが非常に重要な問題となる。
レーザをインクリボンの近傍に配置し光学系の損失を低
減したドラム回転式を適用しているものがある。ところ
が、このドラム回転式のプリンタ装置は、プリント紙を
ドラムに巻き付け、ドラムを高速で回転させると共にレ
ーザをドラムの軸方向に移動させてプリントするため、
熱昇華式のようなプリント方式ではリボン切換機構等の
構造や工程が複雑となり、大出力(数W以上)のレーザ
を用いたとしてもプリントスピードの点で未だ不十分な
問題がある。またこの種のレーザプリンタ装置において
は、大出力のレーザを使用するため危険が伴う問題があ
る。このように熱昇華型のプリンタ装置においては、熱
エネルギを有効に使うことが非常に重要な問題となる。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、熱効率が格段に向上したインクリボンを提案しよう
とするものである。
で、熱効率が格段に向上したインクリボンを提案しよう
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、レーザプリンタ31から射出され
るレーザ光35を受け、レーザ光35に基づいて所定の
染料をプリント紙33に転写するインクリボン32、5
0又は60において、レーザ光35を透過すると共に熱
伝導率が低いリボンベース41と、レーザ光35をリボ
ンベース41を介して受け、レーザ光35を熱に変換す
る光吸収層42と、プリント紙33に対向する面に配置
されると共に所定の染料が塗布され、光吸収層42で発
生する熱に基づいて染料をプリント紙33に転写する染
料層43又は51とを備えるようにする。
め本発明においては、レーザプリンタ31から射出され
るレーザ光35を受け、レーザ光35に基づいて所定の
染料をプリント紙33に転写するインクリボン32、5
0又は60において、レーザ光35を透過すると共に熱
伝導率が低いリボンベース41と、レーザ光35をリボ
ンベース41を介して受け、レーザ光35を熱に変換す
る光吸収層42と、プリント紙33に対向する面に配置
されると共に所定の染料が塗布され、光吸収層42で発
生する熱に基づいて染料をプリント紙33に転写する染
料層43又は51とを備えるようにする。
【0014】また本発明においては、光吸収層42は、
リボンベース41及び染料層43又は51の間、又は染
料層43又は51内に形成するようにする。また本発明
においては、染料層51は熱伝導率の高い所定の微粒子
52を混入して形成する。さらに本発明においては、光
吸収層42は層厚を薄く形成する。
リボンベース41及び染料層43又は51の間、又は染
料層43又は51内に形成するようにする。また本発明
においては、染料層51は熱伝導率の高い所定の微粒子
52を混入して形成する。さらに本発明においては、光
吸収層42は層厚を薄く形成する。
【0015】
【作用】レーザプリンタ31から射出されたレーザ光3
5を熱伝導率の低いリボンベース41を介して光吸収層
42に受け、レーザ光35を光吸収層42によつて熱に
変換し、この熱に基づいて染料層43に塗布された染料
をプリント紙33に転写するようにすれば、インクリボ
ン32内における熱の拡散を低減し得、熱効率の良いイ
ンクリボン32を実現することができる。また染料層5
1に熱伝導率の高い微粒子52を混入すれば、染料層5
1への熱伝導率を向上し得え、一段と熱効率の良いイン
クリボン50を実現できると共に、染料層51の熱容量
が高くなる分、インクリボン50内の加熱温度を安定化
し得る。さらに光吸収層42層厚を薄く形成したことに
より、光吸収層42内における熱の拡散を抑制し得、さ
らに一段と熱効率の向上したインクリボン32を実現す
ることができる。
5を熱伝導率の低いリボンベース41を介して光吸収層
42に受け、レーザ光35を光吸収層42によつて熱に
変換し、この熱に基づいて染料層43に塗布された染料
をプリント紙33に転写するようにすれば、インクリボ
ン32内における熱の拡散を低減し得、熱効率の良いイ
ンクリボン32を実現することができる。また染料層5
1に熱伝導率の高い微粒子52を混入すれば、染料層5
1への熱伝導率を向上し得え、一段と熱効率の良いイン
クリボン50を実現できると共に、染料層51の熱容量
が高くなる分、インクリボン50内の加熱温度を安定化
し得る。さらに光吸収層42層厚を薄く形成したことに
より、光吸収層42内における熱の拡散を抑制し得、さ
らに一段と熱効率の向上したインクリボン32を実現す
ることができる。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0017】(1)プリンタ装置 図1において、30は全体としてプリンタ装置を示し、
プラテン38の軸方向に延長された棒状のラインヘツド
31によりインクリボン32及びプリント紙33をプラ
テン38に押しつけると共に、ラインヘツド31から射
出されるレーザの熱でインクリボン32を加熱すること
によりインクリボン32の染料をプリント紙33に転写
するようになされている。ラインヘツド31は、図2に
示すように、マルチビームアレー34がラインヘツド3
1の長手方向に複数個配列されて構成されている。
プラテン38の軸方向に延長された棒状のラインヘツド
31によりインクリボン32及びプリント紙33をプラ
テン38に押しつけると共に、ラインヘツド31から射
出されるレーザの熱でインクリボン32を加熱すること
によりインクリボン32の染料をプリント紙33に転写
するようになされている。ラインヘツド31は、図2に
示すように、マルチビームアレー34がラインヘツド3
1の長手方向に複数個配列されて構成されている。
【0018】マルチビームアレー34はそれぞれ複数の
レーザアレー37(図3)を有し、この結果プリンタ装
置30においては、ラインヘツド31の長手方向に配列
された複数のレーザアレー37から射出されるレーザ光
35によつてインクリボン32上に当該レーザ光35分
のレーザスポツトを形成するようになされ、これにより
プリント速度を高速化できるようになされている。実施
例の場合、1つのマルチビームアレー34内には 100
〔μm 〕の間隔で 100個のレーザアレー37が設けられ
ていると共に、ラインヘツド31内にはこのマルチビー
ムアレー34が10個設けられている。従つてプリンタ装
置30はインクリボン32上の1ライン毎に1000ドツト
のビームスポツトを形成するようになされている。
レーザアレー37(図3)を有し、この結果プリンタ装
置30においては、ラインヘツド31の長手方向に配列
された複数のレーザアレー37から射出されるレーザ光
35によつてインクリボン32上に当該レーザ光35分
のレーザスポツトを形成するようになされ、これにより
プリント速度を高速化できるようになされている。実施
例の場合、1つのマルチビームアレー34内には 100
〔μm 〕の間隔で 100個のレーザアレー37が設けられ
ていると共に、ラインヘツド31内にはこのマルチビー
ムアレー34が10個設けられている。従つてプリンタ装
置30はインクリボン32上の1ライン毎に1000ドツト
のビームスポツトを形成するようになされている。
【0019】かくしてプリンタ装置30においては、レ
ーザアレー37から射出されるレーザ光35を直接イン
クリボン32に照射することにより、複雑な光学系を省
略し得、全体として装置自体を小型化し得るようになさ
れていると共に、熱効率を格段に向上し得るようになさ
れている。ラインヘツド31はインクリボン32の近傍
に配置され、これによりラインヘツド31のレーザアレ
ー37から射出されるレーザ光35がインクリボン32
に到達したときのレーザ光35の広がりを実用上許容し
得る範囲に抑え得るようになされている。
ーザアレー37から射出されるレーザ光35を直接イン
クリボン32に照射することにより、複雑な光学系を省
略し得、全体として装置自体を小型化し得るようになさ
れていると共に、熱効率を格段に向上し得るようになさ
れている。ラインヘツド31はインクリボン32の近傍
に配置され、これによりラインヘツド31のレーザアレ
ー37から射出されるレーザ光35がインクリボン32
に到達したときのレーザ光35の広がりを実用上許容し
得る範囲に抑え得るようになされている。
【0020】ここでラインヘツド31は、図3に示すよ
うに、インクリボン32側の先端位置に所定の屈折率を
有するガラス材36が設けられている。これによりライ
ンヘツド31は、インクリボン32及びプリント紙33
をプラテン38(図1)方向に所定の力で押圧し、この
結果インクリボン32及びプリント紙33を密着させて
レーザアレー37からインクリボン32及びプリント紙
33までの距離を微小距離で一定に保持するようになさ
れている。またラインヘツド31の先端にガラス材36
を設けたことにより、レーザアレー37から射出された
レーザ光35はガラス材36の屈折率に基づいて拡散が
抑制されてインクリボン32に到達するようになされて
いる。ここでレーザアレー37及びインクリボン32間
の距離は、レーザ光35の広がり角、ガラス材36の屈
折率、ドツトサイズ及び構造上の制限より数〔mm〕以下
〜数〔μm 〕に選定されている。
うに、インクリボン32側の先端位置に所定の屈折率を
有するガラス材36が設けられている。これによりライ
ンヘツド31は、インクリボン32及びプリント紙33
をプラテン38(図1)方向に所定の力で押圧し、この
結果インクリボン32及びプリント紙33を密着させて
レーザアレー37からインクリボン32及びプリント紙
33までの距離を微小距離で一定に保持するようになさ
れている。またラインヘツド31の先端にガラス材36
を設けたことにより、レーザアレー37から射出された
レーザ光35はガラス材36の屈折率に基づいて拡散が
抑制されてインクリボン32に到達するようになされて
いる。ここでレーザアレー37及びインクリボン32間
の距離は、レーザ光35の広がり角、ガラス材36の屈
折率、ドツトサイズ及び構造上の制限より数〔mm〕以下
〜数〔μm 〕に選定されている。
【0021】(2)インクリボンの第1実施例 図4において、32は第1実施例のインクリボンを示す
もので、レーザ光35の入射方向から順次リボンベース
41、赤外線吸収層41及び染料層43が形成されてい
る。リボンベース41はプラスチツクフオルム(例えば
PET等)の熱伝導率が小さくかつレーザ光35を透過
する材料により形成されていると共に、染料層32は所
定の染料が塗布されて形成されている。赤外線吸収層4
2はバインダ及びカーボンを混練して形成されていると
共に、層厚が薄く形成されている。因に、赤外線吸収層
42の熱伝導率はリボンベース41の数倍〜数十倍に選
定されている。
もので、レーザ光35の入射方向から順次リボンベース
41、赤外線吸収層41及び染料層43が形成されてい
る。リボンベース41はプラスチツクフオルム(例えば
PET等)の熱伝導率が小さくかつレーザ光35を透過
する材料により形成されていると共に、染料層32は所
定の染料が塗布されて形成されている。赤外線吸収層4
2はバインダ及びカーボンを混練して形成されていると
共に、層厚が薄く形成されている。因に、赤外線吸収層
42の熱伝導率はリボンベース41の数倍〜数十倍に選
定されている。
【0022】以上の構成において、インクリボン32は
ラインヘツド31から射出されるレーザ光35をリボン
ベース41を介して赤外線吸収層42に受ける。赤外線
吸収層42はレーザ光35の光エネルギを熱エネルギに
変換する。ここでこの熱エネルギはリボンベース41の
熱伝導率が赤外線吸収層42に比して格段に低いことに
より、リボンベース41への拡散が抑制されて、赤外線
吸収層42内及び染料層43に伝導する。また赤外線吸
収層42の層厚が薄いことにより、この熱は赤外線吸収
層42内における拡散が抑制されて、大部分が染料層4
3に伝導する。染料層43はこの熱を受けて加熱され、
この結果発熱部分39に隣接した部分の染料が熱昇華さ
れ当該染料をプリント紙33に転写する。
ラインヘツド31から射出されるレーザ光35をリボン
ベース41を介して赤外線吸収層42に受ける。赤外線
吸収層42はレーザ光35の光エネルギを熱エネルギに
変換する。ここでこの熱エネルギはリボンベース41の
熱伝導率が赤外線吸収層42に比して格段に低いことに
より、リボンベース41への拡散が抑制されて、赤外線
吸収層42内及び染料層43に伝導する。また赤外線吸
収層42の層厚が薄いことにより、この熱は赤外線吸収
層42内における拡散が抑制されて、大部分が染料層4
3に伝導する。染料層43はこの熱を受けて加熱され、
この結果発熱部分39に隣接した部分の染料が熱昇華さ
れ当該染料をプリント紙33に転写する。
【0023】以上の構成によれば、リボンベース41の
熱伝導率を低くすると共に、赤外線吸収層42を薄く形
成して、赤外線吸収層42において発生した熱エネルギ
がリボンベース41及び赤外線吸収層42に逃げないよ
うにして、大部分の熱エネルギが染料層43に伝導し得
るようにしたことにより、インクリボン内32における
熱損失を低減し得、熱効率の良いインクリボン32を実
現することができる。
熱伝導率を低くすると共に、赤外線吸収層42を薄く形
成して、赤外線吸収層42において発生した熱エネルギ
がリボンベース41及び赤外線吸収層42に逃げないよ
うにして、大部分の熱エネルギが染料層43に伝導し得
るようにしたことにより、インクリボン内32における
熱損失を低減し得、熱効率の良いインクリボン32を実
現することができる。
【0024】(3)インクリボンの第2実施例 図4との対応部分に同一符号を付して図5において、5
0は第2実施例のインクリボンを示すもので、図4の場
合と同様にレーザ光35の入射方向から順次、熱伝導率
が小さくかつレーザ光35を透過するリボンベース4
1、レーザ光35の光エネルギを熱エネルギに変換しか
つ層厚が薄い光吸収層42及び所定の染料が塗布された
染料層51が形成されている。かかる構成に加えて、染
料層51には例えば金属粉でなる微粒子52が混入さ
れ、これにより染料層51は熱伝導率が高められている
と共に、熱容量が高められている。
0は第2実施例のインクリボンを示すもので、図4の場
合と同様にレーザ光35の入射方向から順次、熱伝導率
が小さくかつレーザ光35を透過するリボンベース4
1、レーザ光35の光エネルギを熱エネルギに変換しか
つ層厚が薄い光吸収層42及び所定の染料が塗布された
染料層51が形成されている。かかる構成に加えて、染
料層51には例えば金属粉でなる微粒子52が混入さ
れ、これにより染料層51は熱伝導率が高められている
と共に、熱容量が高められている。
【0025】実際上、微粒子52の直径は染料層51の
厚さの数分の1以下、かつ微粒子52の混入量は数
〔%〕〜30〔%〕程度に選定されている。これによりイ
ンクリボン50においては、染料層51の熱伝導率を向
上させたことにより、レーザ光35の出力が小さい場合
でも、染料層51が十分に加熱されるようになされてい
る。またインクリボン50においては、染料層51の熱
容量を向上させたことにより、レーザ光35の出力が変
化した場合でも、インクリボン50が異常高温になるこ
とを未然に回避することができると共に、染料層51が
冷え難くなり、染料が分散するために十分な時間を確保
できるようになされ、かくして安定した発熱ができるよ
うになされている。
厚さの数分の1以下、かつ微粒子52の混入量は数
〔%〕〜30〔%〕程度に選定されている。これによりイ
ンクリボン50においては、染料層51の熱伝導率を向
上させたことにより、レーザ光35の出力が小さい場合
でも、染料層51が十分に加熱されるようになされてい
る。またインクリボン50においては、染料層51の熱
容量を向上させたことにより、レーザ光35の出力が変
化した場合でも、インクリボン50が異常高温になるこ
とを未然に回避することができると共に、染料層51が
冷え難くなり、染料が分散するために十分な時間を確保
できるようになされ、かくして安定した発熱ができるよ
うになされている。
【0026】以上の構成において、インクリボン50は
ラインヘツド31から射出されるレーザ光35をリボン
ベース41を介して赤外線吸収層42に受け、当該赤外
線吸収層42においてレーザ光35の光エネルギを熱エ
ネルギに変換する。次に、この熱エネルギはリボンベー
ス41の熱伝導率が低くかつ染料層51の熱伝導率が高
いことにより、大部分が染料層51に伝導し、当該染料
層51を効率良く加熱して染料をプリント紙33に熱転
写する。
ラインヘツド31から射出されるレーザ光35をリボン
ベース41を介して赤外線吸収層42に受け、当該赤外
線吸収層42においてレーザ光35の光エネルギを熱エ
ネルギに変換する。次に、この熱エネルギはリボンベー
ス41の熱伝導率が低くかつ染料層51の熱伝導率が高
いことにより、大部分が染料層51に伝導し、当該染料
層51を効率良く加熱して染料をプリント紙33に熱転
写する。
【0027】実験によれば、横軸をレーザ光35による
単位面積当りの印加エネルギ量(〔mW〕×時間/〔m
m2 〕)とし、縦軸をそのとき得られたプリント紙33
上の反射濃度として示す図6において、赤外線吸収層4
2を厚く形成しレーザ光35の出力を順次大きくした場
合の特性曲線は曲線L1、L2、L3及びL4に表わす
ことができ、これにより赤外線吸収層42の層厚が厚い
インクリボンにおいては、熱効率が悪く温度が上昇し難
いため、所定のプリント濃度を得るための消費エネルギ
が大きくなることが分かる。
単位面積当りの印加エネルギ量(〔mW〕×時間/〔m
m2 〕)とし、縦軸をそのとき得られたプリント紙33
上の反射濃度として示す図6において、赤外線吸収層4
2を厚く形成しレーザ光35の出力を順次大きくした場
合の特性曲線は曲線L1、L2、L3及びL4に表わす
ことができ、これにより赤外線吸収層42の層厚が厚い
インクリボンにおいては、熱効率が悪く温度が上昇し難
いため、所定のプリント濃度を得るための消費エネルギ
が大きくなることが分かる。
【0028】これに対して、上述した第1実施例のイン
クリボン42のように赤外線吸収層42を薄く形成しレ
ーザ光35の出力を順次大きくした場合の特性曲線は曲
線L5、L6、L7及びL8に表わすことができ、これ
により赤外線吸収層42の層厚が薄いインクリボン32
においては、熱効率が向上され、少ない熱エネルギによ
つて必要上十分な濃度の染料をプリント紙33に転写で
きることが分かる。また赤外線吸収層42を薄く形成し
かつ染料層51に微粒子52を混入した本実施例におけ
るインクリボン50の特性曲線は曲線L9に表わすこと
ができ、これによりインクリボン50は一段と熱効率が
向上し、一段と少ない熱エネルギによつて必要上十分な
濃度の染料をプリント紙33に転写できることが分か
る。
クリボン42のように赤外線吸収層42を薄く形成しレ
ーザ光35の出力を順次大きくした場合の特性曲線は曲
線L5、L6、L7及びL8に表わすことができ、これ
により赤外線吸収層42の層厚が薄いインクリボン32
においては、熱効率が向上され、少ない熱エネルギによ
つて必要上十分な濃度の染料をプリント紙33に転写で
きることが分かる。また赤外線吸収層42を薄く形成し
かつ染料層51に微粒子52を混入した本実施例におけ
るインクリボン50の特性曲線は曲線L9に表わすこと
ができ、これによりインクリボン50は一段と熱効率が
向上し、一段と少ない熱エネルギによつて必要上十分な
濃度の染料をプリント紙33に転写できることが分か
る。
【0029】以上の構成によれば、染料層51に微粒子
52を混入してインクリボン50の熱効率及び熱容量を
向上させたことにより、レーザプリンタ30のレーザ出
力を低減した場合でも高画質のプリント画像を得ること
ができると共に、安定した加熱温度を得え、異常高温に
よるインクリボン50の損傷を未然に回避することがで
きるインクリボン50を実現できる。
52を混入してインクリボン50の熱効率及び熱容量を
向上させたことにより、レーザプリンタ30のレーザ出
力を低減した場合でも高画質のプリント画像を得ること
ができると共に、安定した加熱温度を得え、異常高温に
よるインクリボン50の損傷を未然に回避することがで
きるインクリボン50を実現できる。
【0030】(4)他の実施例 (4−1)なお上述の実施例においては、赤外線吸収層
42を薄く形成した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、図7に示すように、赤外線吸収層42を厚
く形成した場合についても適用することができる。この
場合、インクリボン60は赤外線吸収層42の熱容量が
大きくなるため、レーザ光35の強度がある程度変化し
ても赤外線吸収層42内に熱が分散し、この結果異常高
温によるインクリボン60の損傷を未然に回避すること
ができると共に、加熱温度を安定化することができる。
42を薄く形成した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、図7に示すように、赤外線吸収層42を厚
く形成した場合についても適用することができる。この
場合、インクリボン60は赤外線吸収層42の熱容量が
大きくなるため、レーザ光35の強度がある程度変化し
ても赤外線吸収層42内に熱が分散し、この結果異常高
温によるインクリボン60の損傷を未然に回避すること
ができると共に、加熱温度を安定化することができる。
【0031】(4−2)また上述の実施例においては、
リボンベース41及び染料層43の間に赤外線吸収層4
2を形成した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、図8に示すように、染料層43と同じ層内に赤外
線吸収層(図8における斜線部分)を設けるようにして
も良い。この場合、染料及びバインダによつて形成され
た染料層43のバインダに、カーボンや赤外線吸収色素
でなる赤外線吸収材を混合するか、または赤外領域に吸
収特性を持つた昇華性染料を用いるようにする。このよ
うにすれば、発熱部が染料の極近傍(又は染料そのも
の)に位置することにより、発熱対昇華効率を最大とす
ることができる。
リボンベース41及び染料層43の間に赤外線吸収層4
2を形成した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、図8に示すように、染料層43と同じ層内に赤外
線吸収層(図8における斜線部分)を設けるようにして
も良い。この場合、染料及びバインダによつて形成され
た染料層43のバインダに、カーボンや赤外線吸収色素
でなる赤外線吸収材を混合するか、または赤外領域に吸
収特性を持つた昇華性染料を用いるようにする。このよ
うにすれば、発熱部が染料の極近傍(又は染料そのも
の)に位置することにより、発熱対昇華効率を最大とす
ることができる。
【0032】(4−3)また図9に示すように、染料層
43の表面に赤外線吸収層42を形成するようにしても
良い。この場合、通常の昇華性染料は赤外領域の吸収が
極めて少ないので表面に設けた赤外線吸収層にレーザ光
が到達して発熱する。この結果、発熱部分が染料及びプ
リント紙33の受容層33Aに隣接していることにより
染料を効率よくプリント紙33の受容層33Aに転写す
ることができる。
43の表面に赤外線吸収層42を形成するようにしても
良い。この場合、通常の昇華性染料は赤外領域の吸収が
極めて少ないので表面に設けた赤外線吸収層にレーザ光
が到達して発熱する。この結果、発熱部分が染料及びプ
リント紙33の受容層33Aに隣接していることにより
染料を効率よくプリント紙33の受容層33Aに転写す
ることができる。
【0033】(4−4)また図10に示すように、リボ
ンベース41と同じ層内に赤外線吸収層(図10におけ
る斜線部分)を設けるようにしても良い。この場合リボ
ンベース層41は、プラスチツク(アラミド等)及び赤
外線吸収剤を均一に混練し、厚さ数〔μm 〕〜数十〔μ
m 〕のフイルム状に形成する。ここで赤外線吸収剤とし
ては、例えばカーボンの微粒粉末や赤外線吸収色素等を
用いるようにする。この結果、インクリボン90に照射
されたレーザ光はインクリボン90内を熱伝導して染料
層43に熱が伝わるようになされている。
ンベース41と同じ層内に赤外線吸収層(図10におけ
る斜線部分)を設けるようにしても良い。この場合リボ
ンベース層41は、プラスチツク(アラミド等)及び赤
外線吸収剤を均一に混練し、厚さ数〔μm 〕〜数十〔μ
m 〕のフイルム状に形成する。ここで赤外線吸収剤とし
ては、例えばカーボンの微粒粉末や赤外線吸収色素等を
用いるようにする。この結果、インクリボン90に照射
されたレーザ光はインクリボン90内を熱伝導して染料
層43に熱が伝わるようになされている。
【0034】(4−5)また図11に示すように、プリ
ント紙33の受容層33Aに赤外線吸収層(図10にお
ける斜線部分)を設けるようにしても良い。この場合、
受容層33Aが発熱し熱伝導により近接した染料層43
を加熱するため、受容層33Aが高温になり染料の分散
が良くなる。因に、この場合には赤外線吸収剤の色が問
題となるので可視光領域には赤外線を吸収しない色
(白)を用いるようにすれば良い。
ント紙33の受容層33Aに赤外線吸収層(図10にお
ける斜線部分)を設けるようにしても良い。この場合、
受容層33Aが発熱し熱伝導により近接した染料層43
を加熱するため、受容層33Aが高温になり染料の分散
が良くなる。因に、この場合には赤外線吸収剤の色が問
題となるので可視光領域には赤外線を吸収しない色
(白)を用いるようにすれば良い。
【0035】(4−6)さらに図12に示すように、イ
ンクリボン100内部に赤外線吸収層(図12における
斜線部分)を設けると共にプリント紙33の受容層33
Aにも赤外線吸収層を設けるようにしても良い。この場
合、インクリボン100内の赤外線吸収層によつて数
〔%〕〜数十〔%〕しか吸収されなかつた光がプリント
紙33の受容層33Aにおいて発熱し、この結果インク
リボン100とプリント紙33の両方が発熱することに
よりプリント紙33内での染料の分散を一段と向上させ
ることができる。
ンクリボン100内部に赤外線吸収層(図12における
斜線部分)を設けると共にプリント紙33の受容層33
Aにも赤外線吸収層を設けるようにしても良い。この場
合、インクリボン100内の赤外線吸収層によつて数
〔%〕〜数十〔%〕しか吸収されなかつた光がプリント
紙33の受容層33Aにおいて発熱し、この結果インク
リボン100とプリント紙33の両方が発熱することに
よりプリント紙33内での染料の分散を一段と向上させ
ることができる。
【0036】(4−7)また上述の実施例においては、
本発明によるインクリボンを、複数のレーザ素子を有
し、当該複数のレーザ素子から射出するレーザ光をイン
クリボンにライン状に照射するプリンタ装置に適用した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他
種々のレーザプリンタに適用した場合も上述の場合と同
様の効果を得ることができる。
本発明によるインクリボンを、複数のレーザ素子を有
し、当該複数のレーザ素子から射出するレーザ光をイン
クリボンにライン状に照射するプリンタ装置に適用した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他
種々のレーザプリンタに適用した場合も上述の場合と同
様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、レーザプ
リンタから射出されたレーザ光を熱伝導率の低いリボン
ベースを介して光吸収層に受け、上記レーザ光を光吸収
層によつて熱に変換し、この熱に基づいて染料層に塗布
された染料をプリント紙に転写するようにしたことによ
り、インクリボン内における熱の拡散を低減し得、熱効
率の良いインクリボンを実現することができる。また本
発明によれば、染料層に熱伝導率の高い微粒子を混入し
たことにより、染料層への熱伝導率を向上し得え、一段
と熱効率の良いインクリボンを実現できると共に、染料
層の熱容量が高くなる分、インクリボン内の加熱温度を
安定化し得る。
リンタから射出されたレーザ光を熱伝導率の低いリボン
ベースを介して光吸収層に受け、上記レーザ光を光吸収
層によつて熱に変換し、この熱に基づいて染料層に塗布
された染料をプリント紙に転写するようにしたことによ
り、インクリボン内における熱の拡散を低減し得、熱効
率の良いインクリボンを実現することができる。また本
発明によれば、染料層に熱伝導率の高い微粒子を混入し
たことにより、染料層への熱伝導率を向上し得え、一段
と熱効率の良いインクリボンを実現できると共に、染料
層の熱容量が高くなる分、インクリボン内の加熱温度を
安定化し得る。
【図1】実施例のプリンタ装置を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】ラインヘツドの構成を示す略線図である。
【図3】ラインヘツドの構成及びレーザ光の光路の説明
に供する略線図である。
に供する略線図である。
【図4】本発明の第1実施例によるインクリボンを示す
略線的側面図である。
略線的側面図である。
【図5】本発明の第2実施例によるインクリボンを示す
略線的側面図である。
略線的側面図である。
【図6】光吸収層の厚みを変化させた場合の各インクリ
ボンにおける供給エネルギとプリント濃度との関係を示
す特性曲線図である。
ボンにおける供給エネルギとプリント濃度との関係を示
す特性曲線図である。
【図7】他の実施例によるインクリボンを示す略線的側
面図である。
面図である。
【図8】他の実施例によるインクリボンを示す略線的側
面図である。
面図である。
【図9】他の実施例によるインクリボンを示す略線的側
面図である。
面図である。
【図10】他の実施例によるインクリボンを示す略線的
側面図である。
側面図である。
【図11】他の実施例によるインクリボンを示す略線的
側面図である。
側面図である。
【図12】他の実施例によるインクリボンを示す略線的
側面図である。
側面図である。
【図13】サーマルヘツドを用いたプリンタ装置の構成
を示す略線図である。
を示す略線図である。
【図14】インクリボンの染料の説明に供する略線図で
ある。
ある。
【図15】インクリボン及びプリント紙の搬送機構を示
す略線図である。
す略線図である。
【図16】サーマルヘツドの熱伝導の説明に供する略線
図である。
図である。
【図17】ヘツド駆動制御回路の構成を示すブロツク図
である。
である。
1、30……プリンタ装置、31……ラインヘツド、3
2、50、60、70、80、90、100……インク
リボン、33……プリント紙、33A……受容層、35
……レーザ光、39……発熱部分、41……リボンベー
ス、42……赤外線吸収層、43、51……染料層、5
2……微粒子。
2、50、60、70、80、90、100……インク
リボン、33……プリント紙、33A……受容層、35
……レーザ光、39……発熱部分、41……リボンベー
ス、42……赤外線吸収層、43、51……染料層、5
2……微粒子。
Claims (4)
- 【請求項1】レーザプリンタから射出されるレーザ光を
受け、当該レーザ光に基づいて所定の染料をプリント紙
に転写するインクリボンにおいて、 上記レーザ光を透過すると共に熱伝導率が低いリボンベ
ースと、 上記レーザ光を上記リボンベースを介して受け、上記レ
ーザ光を熱に変換する光吸収層と、 上記プリント紙に対向する面に配置されると共に所定の
染料が塗布され、上記光吸収層で発生する熱に基づいて
上記染料を上記プリント紙に転写する染料層とを具える
ことを特徴とするインクリボン。 - 【請求項2】上記光吸収層は、上記リボンベース及び上
記染料層の間、又は上記染料層内に形成することを特徴
とする請求項1に記載のインクリボン。 - 【請求項3】上記染料層は熱伝導率の高い所定の微粒子
を混入して形成することを特徴とする請求項1に記載の
インクリボン。 - 【請求項4】上記光吸収層は層厚を薄く形成することを
特徴とする請求項1に記載のインクリボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36151892A JPH06199021A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | インクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36151892A JPH06199021A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | インクリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199021A true JPH06199021A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18473908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36151892A Pending JPH06199021A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | インクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06199021A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0940268A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-08 | Sagem Sa | Ruban d'impression par transfert thermique d'encre de couleur pour imprimante |
| CN104210258A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-12-17 | 湖州市道场乡资产经营有限公司 | 一种耐用型色带 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP36151892A patent/JPH06199021A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0940268A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-08 | Sagem Sa | Ruban d'impression par transfert thermique d'encre de couleur pour imprimante |
| FR2775631A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-10 | Sagem | Ruban d'impression par transfert thermique d'encre de couleur pour imprimante |
| CN104210258A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-12-17 | 湖州市道场乡资产经营有限公司 | 一种耐用型色带 |
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