JPH06199049A - 感熱転写シート - Google Patents
感熱転写シートInfo
- Publication number
- JPH06199049A JPH06199049A JP53A JP31441893A JPH06199049A JP H06199049 A JPH06199049 A JP H06199049A JP 53 A JP53 A JP 53A JP 31441893 A JP31441893 A JP 31441893A JP H06199049 A JPH06199049 A JP H06199049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- sheet
- sensitive
- transfer sheet
- transfer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートの背面がサーマルヘッドで印字される
ことにより、熱転写層による画像が被転写シートの表面
に形成される感熱転写シートを提供する。 【構成】 基材シートの表面に熱転写層を設けた感熱転
写シートにおいて、熱転写層における着色剤として、少
なくともC.I.ソルベントレッド19からなる染料が
含まれている感熱転写シート。
ことにより、熱転写層による画像が被転写シートの表面
に形成される感熱転写シートを提供する。 【構成】 基材シートの表面に熱転写層を設けた感熱転
写シートにおいて、熱転写層における着色剤として、少
なくともC.I.ソルベントレッド19からなる染料が
含まれている感熱転写シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートの背面がサー
マルヘッドで印字されることにより、表面の熱転写層に
よる画像が被転写シートの表面に形成される感熱転写シ
ートに関する。
マルヘッドで印字されることにより、表面の熱転写層に
よる画像が被転写シートの表面に形成される感熱転写シ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】片面が熱転写層で形成されている感熱転
写シートは、該シートの背面がサーマルヘッドで印字さ
れることにより、熱転写層による画像が被転写シートの
表面に形成される。
写シートは、該シートの背面がサーマルヘッドで印字さ
れることにより、熱転写層による画像が被転写シートの
表面に形成される。
【0003】従来の感熱転写シートは、前記サーマルヘ
ッドによる印字工程の際に転写シートの背面とサーマル
ヘッドとが溶着し、円滑な印字工程が行なえなくなるの
を防止するために、感熱転写シートの背面に滑材を含有
する塗料層からなる滑性層を形成した「感熱転写層−基
材シート−滑性層」の積層構成とされている。
ッドによる印字工程の際に転写シートの背面とサーマル
ヘッドとが溶着し、円滑な印字工程が行なえなくなるの
を防止するために、感熱転写シートの背面に滑材を含有
する塗料層からなる滑性層を形成した「感熱転写層−基
材シート−滑性層」の積層構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の滑性層を具備す
る感熱転写シートは、画像形成のためのサーマルヘッド
による印字の際に、サーマルヘッドから与えられる熱が
滑性層と基材シートとを経て熱転写層に伝達され、該熱
転写層による画像が被転写シート表面に形成される。
る感熱転写シートは、画像形成のためのサーマルヘッド
による印字の際に、サーマルヘッドから与えられる熱が
滑性層と基材シートとを経て熱転写層に伝達され、該熱
転写層による画像が被転写シート表面に形成される。
【0005】このため、感熱転写シートにおける熱転写
層には、画像形成時の熱感度の低下が発生し、被転写シ
ート表面に形成される画像の鮮明度が低下する。
層には、画像形成時の熱感度の低下が発生し、被転写シ
ート表面に形成される画像の鮮明度が低下する。
【0006】これに対して、本発明は、熱転写層の熱感
度の低下が少なく、しかもサーマルヘッドによる印字工
程では転写シートの背面とサーマルヘッドとが溶着する
ことがなく、かつ、その製造が容易である等の特徴を有
する感熱転写シートを提供する。
度の低下が少なく、しかもサーマルヘッドによる印字工
程では転写シートの背面とサーマルヘッドとが溶着する
ことがなく、かつ、その製造が容易である等の特徴を有
する感熱転写シートを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材シートの
表面に熱転写層を設けた感熱転写シートにおいて、熱転
写層における着色剤として、少なくともC.I.ソルベ
ントレッド19からなる染料が含まれている感熱転写シ
ートからなる。
表面に熱転写層を設けた感熱転写シートにおいて、熱転
写層における着色剤として、少なくともC.I.ソルベ
ントレッド19からなる染料が含まれている感熱転写シ
ートからなる。
【0008】本発明の感熱転写シートにおける基材シー
トは合成樹脂フィルムからなり、該基材シートを構成す
る合成樹脂は、機械的強度を有し、かつ熱変形温度の高
い合成樹脂フィルム形成能を有するものが好ましく、例
えば、ジカルボン酸成分としてナフタリン核を具備する
ポリエステル樹脂,PVA樹脂,脂肪族ポリアミド(ナ
イロン)樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリプロピレン
樹脂等の汎用性樹脂をはじめ、ポリアリレート樹脂,ポ
リエーテルサルフォン樹脂,ポリエーテルエーテルケト
ン樹脂,ポリエーテルイミド樹脂,ポリイミド樹脂,芳
香族ポリアミド樹脂等の耐熱性樹脂が使用される。
トは合成樹脂フィルムからなり、該基材シートを構成す
る合成樹脂は、機械的強度を有し、かつ熱変形温度の高
い合成樹脂フィルム形成能を有するものが好ましく、例
えば、ジカルボン酸成分としてナフタリン核を具備する
ポリエステル樹脂,PVA樹脂,脂肪族ポリアミド(ナ
イロン)樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリプロピレン
樹脂等の汎用性樹脂をはじめ、ポリアリレート樹脂,ポ
リエーテルサルフォン樹脂,ポリエーテルエーテルケト
ン樹脂,ポリエーテルイミド樹脂,ポリイミド樹脂,芳
香族ポリアミド樹脂等の耐熱性樹脂が使用される。
【0009】なお、耐熱性樹脂による基材シートが使用
される感熱転写シートの場合には、感熱転写シートへの
サーマルヘッドによる印字工程において、基材シートが
点状に変形することが無いので、他の汎用樹脂による基
材シートを使用した感熱転写シートの場合に発生する被
転写シート表面の艶の低下、すなわち、感熱転写シート
へのサーマルヘッドによる印字工程で該感熱転写シート
における基材シートが点状に変形して被転写シート表面
に微小凹凸を発生させることに起因する被転写シート表
面の艶の低下が回避されることのメリットがある。
される感熱転写シートの場合には、感熱転写シートへの
サーマルヘッドによる印字工程において、基材シートが
点状に変形することが無いので、他の汎用樹脂による基
材シートを使用した感熱転写シートの場合に発生する被
転写シート表面の艶の低下、すなわち、感熱転写シート
へのサーマルヘッドによる印字工程で該感熱転写シート
における基材シートが点状に変形して被転写シート表面
に微小凹凸を発生させることに起因する被転写シート表
面の艶の低下が回避されることのメリットがある。
【0010】また、前記基材シート中には滑材が含有さ
れる。滑材としては、例えばシリコーン,リン酸エステ
ル類,リン酸エステル塩類,界面活性剤(特に弗素系や
長い炭素鎖例えばステアリル基などを有する界面活性
剤)等の合成樹脂溶解性の滑材、タルク,弗素系パウダ
ー,微粉子ワックス,ポリエチレンワックス等の合成樹
脂分散性の滑材、更には、ワックス類,ポリエチレング
リコール類,脂肪酸アミド類等の合成樹脂溶解性〜分散
性の滑材等が使用される。
れる。滑材としては、例えばシリコーン,リン酸エステ
ル類,リン酸エステル塩類,界面活性剤(特に弗素系や
長い炭素鎖例えばステアリル基などを有する界面活性
剤)等の合成樹脂溶解性の滑材、タルク,弗素系パウダ
ー,微粉子ワックス,ポリエチレンワックス等の合成樹
脂分散性の滑材、更には、ワックス類,ポリエチレング
リコール類,脂肪酸アミド類等の合成樹脂溶解性〜分散
性の滑材等が使用される。
【0011】合成樹脂溶解性の滑材が含有されている基
材シートは、表面平滑性において優れた特性を有し、ま
た、合成樹脂分散性の滑材が含有されている基材シート
は、表面平滑性は先の基材シートよりも劣るが、基材シ
ートの表面に微細凹凸が形成される結果、表面の凹部内
に貯溜する空気の介在により、サーマルヘッドとの間の
滑り特性に優れた基材シートになる。
材シートは、表面平滑性において優れた特性を有し、ま
た、合成樹脂分散性の滑材が含有されている基材シート
は、表面平滑性は先の基材シートよりも劣るが、基材シ
ートの表面に微細凹凸が形成される結果、表面の凹部内
に貯溜する空気の介在により、サーマルヘッドとの間の
滑り特性に優れた基材シートになる。
【0012】なお、基材シート中における滑材の含有量
は、合成樹脂100 重量部に対して0.5 重量部未満では、
該滑材による作用が十分ではなく、また、合成樹脂100
重量部に対して100 重量部を超えるような場合には、得
られる基材シートの機械的強度が低下したり、また基材
シートに形成される熱転写層が不均一となったり、基材
シートと熱転写層との間の接着強度が不十分になった
り、更には、基材シートとなる合成樹脂フィルムの成形
が不可能となる等の理由により、 合成樹脂100 重量部に
対して滑材0.5 〜100 重量部、好ましくは1〜50重量
部程度とされる。
は、合成樹脂100 重量部に対して0.5 重量部未満では、
該滑材による作用が十分ではなく、また、合成樹脂100
重量部に対して100 重量部を超えるような場合には、得
られる基材シートの機械的強度が低下したり、また基材
シートに形成される熱転写層が不均一となったり、基材
シートと熱転写層との間の接着強度が不十分になった
り、更には、基材シートとなる合成樹脂フィルムの成形
が不可能となる等の理由により、 合成樹脂100 重量部に
対して滑材0.5 〜100 重量部、好ましくは1〜50重量
部程度とされる。
【0013】前記滑材が略均一に溶解もしくは分散,含
有されている合成樹脂フィルムからなる基材シートの厚
さについては特別の制限は無いものの、感熱転写シート
の基材シートであることから薄い方が好適であり、一般
的に6μ以下の厚さが好ましく、また、基材シートを得
る際の均一なフィルム化の問題及び基材シートの片面に
は熱転写層の形成工程が付される等の観点から、1μ以
上であることが好ましい。
有されている合成樹脂フィルムからなる基材シートの厚
さについては特別の制限は無いものの、感熱転写シート
の基材シートであることから薄い方が好適であり、一般
的に6μ以下の厚さが好ましく、また、基材シートを得
る際の均一なフィルム化の問題及び基材シートの片面に
は熱転写層の形成工程が付される等の観点から、1μ以
上であることが好ましい。
【0014】滑材が略均一に溶解もしくは分散,含有さ
れている合成樹脂フィルムからなる基材シートは、該シ
ートを構成する合成樹脂によるシートを製造する際の成
形方法と同様にして、前記滑材が添加されている合成樹
脂を成形用原料とすることによって容易に得られる。
れている合成樹脂フィルムからなる基材シートは、該シ
ートを構成する合成樹脂によるシートを製造する際の成
形方法と同様にして、前記滑材が添加されている合成樹
脂を成形用原料とすることによって容易に得られる。
【0015】例えば、ポリビニルアルコール,ポリカー
ボネート,ポリアリレート,芳香族ポリアミド等を合成
樹脂成分とする基材シートは、滑材が溶解もしくは分
散,含有されている合成樹脂の溶剤溶液をキャステイン
グ成形することによって得られ、また、ポリプロピレ
ン,ポリエステル,脂肪族ポリアミド,ポリエーテルサ
ルフォン,ポリエーテルエーテルケトン等を合成樹脂成
分とする基材シートは、滑材を含有する合成樹脂を押出
し成形することによって得られる。
ボネート,ポリアリレート,芳香族ポリアミド等を合成
樹脂成分とする基材シートは、滑材が溶解もしくは分
散,含有されている合成樹脂の溶剤溶液をキャステイン
グ成形することによって得られ、また、ポリプロピレ
ン,ポリエステル,脂肪族ポリアミド,ポリエーテルサ
ルフォン,ポリエーテルエーテルケトン等を合成樹脂成
分とする基材シートは、滑材を含有する合成樹脂を押出
し成形することによって得られる。
【0016】前記滑材が略均一に溶解もしくは分散,含
有されている合成樹脂フィルムからなる基材シートの表
面に形成されている熱転写層は、加熱により溶融するバ
インダーと着色剤とで形成される感熱溶融型のものであ
っても、あるいは、加熱により昇華もしくは溶融して転
移する性質を有する着色剤が非熱転移性のバイダー用樹
脂中に含有されている感熱転移型のものであっても良
い。
有されている合成樹脂フィルムからなる基材シートの表
面に形成されている熱転写層は、加熱により溶融するバ
インダーと着色剤とで形成される感熱溶融型のものであ
っても、あるいは、加熱により昇華もしくは溶融して転
移する性質を有する着色剤が非熱転移性のバイダー用樹
脂中に含有されている感熱転移型のものであっても良
い。
【0017】一般的には、感熱溶融型の熱転写層と比較
して感熱転移型の熱転写層の方が熱に対する感度が低い
ことから、本発明の感熱転写シートにおいては、熱転写
層が特に感熱転移型のものである場合に、該感熱転写シ
ート中の前記基材シートの特質がより生かされている感
熱転写シートになる。
して感熱転移型の熱転写層の方が熱に対する感度が低い
ことから、本発明の感熱転写シートにおいては、熱転写
層が特に感熱転移型のものである場合に、該感熱転写シ
ート中の前記基材シートの特質がより生かされている感
熱転写シートになる。
【0018】前記感熱溶融型の熱転写層における加熱に
より溶融するバインダーとしては、ワックス、乾性油、
樹脂、鉱物油、セルロースおよびゴムの誘導体などをは
じめこれらの混合物等が用いられる。
より溶融するバインダーとしては、ワックス、乾性油、
樹脂、鉱物油、セルロースおよびゴムの誘導体などをは
じめこれらの混合物等が用いられる。
【0019】また、前記バインダーとしてのワックスと
しては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、カル
ナバワックス、パラフィンワックスが好ましく、この他
にもフィッシャートロプシュワツクス、各種低分子量ポ
リエチレンおよび一部の変成ワックス、脂肪酸エステ
ル、アミド、木ろう、蜜ろう、鯨ろう、いぼたろう、羊
毛ろう、セラックワックス、カンデリラワックス、ペト
ロラタムなどが、更に、前記バインダーとしての樹脂と
しては、例えば、EVA、EEA、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブテン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリビニルアルコール、塩化ビニリデン樹脂、メタクリ
ル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、フッ素樹脂、
ポリビニルフォルマール、ポリビニルブチラール、アセ
チルセルロース、ニトロセルロース、酢酸ビニル樹脂、
ポリイソブチレン、または、ポリアセタールなどが使用
される。
しては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、カル
ナバワックス、パラフィンワックスが好ましく、この他
にもフィッシャートロプシュワツクス、各種低分子量ポ
リエチレンおよび一部の変成ワックス、脂肪酸エステ
ル、アミド、木ろう、蜜ろう、鯨ろう、いぼたろう、羊
毛ろう、セラックワックス、カンデリラワックス、ペト
ロラタムなどが、更に、前記バインダーとしての樹脂と
しては、例えば、EVA、EEA、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブテン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、
ポリビニルアルコール、塩化ビニリデン樹脂、メタクリ
ル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、フッ素樹脂、
ポリビニルフォルマール、ポリビニルブチラール、アセ
チルセルロース、ニトロセルロース、酢酸ビニル樹脂、
ポリイソブチレン、または、ポリアセタールなどが使用
される。
【0020】なお、前記加熱により溶融するバインダー
中に混合される着色剤は、染料として少なくともC.
I.ソルベントレッド19を含むものである。
中に混合される着色剤は、染料として少なくともC.
I.ソルベントレッド19を含むものである。
【0021】また、前記加熱により溶融するバインダー
中には、C.I.ソルベントレッド19からなる染料以
外にも、有機または無機の顔料もしくは染料を着色剤と
して含有していても良く、記録材料として良好な特性を
有する着色剤、例えば、充分な着色濃度を有しており、
かつ光、熱、湿度によって変褪色しないものが好適であ
る。
中には、C.I.ソルベントレッド19からなる染料以
外にも、有機または無機の顔料もしくは染料を着色剤と
して含有していても良く、記録材料として良好な特性を
有する着色剤、例えば、充分な着色濃度を有しており、
かつ光、熱、湿度によって変褪色しないものが好適であ
る。
【0022】前記感熱溶融型の熱転写層における着色剤
は、熱溶融性転写層のバイダーを着色する目的で使用さ
れるものであるから、加熱により溶融するものや昇華す
る性質を有するものは好ましくない。
は、熱溶融性転写層のバイダーを着色する目的で使用さ
れるものであるから、加熱により溶融するものや昇華す
る性質を有するものは好ましくない。
【0023】感熱溶融型の熱転写層は、前記バインダー
と着色剤とを溶融,混合する等して得られる熱溶融性イ
ンキを、滑材が略均一に溶解もしくは分散,含有されて
いる合成樹脂フィルムからなる基材シート上に、例えば
ホットメルトコート,ホットラッカーコート,グラビア
コート,グラビアリバースコート,ロールコート,グラ
ビア印刷,バーコート等の方法で、厚さ0.1 〜30μ,
好ましくは1〜20μ程度に形成される。
と着色剤とを溶融,混合する等して得られる熱溶融性イ
ンキを、滑材が略均一に溶解もしくは分散,含有されて
いる合成樹脂フィルムからなる基材シート上に、例えば
ホットメルトコート,ホットラッカーコート,グラビア
コート,グラビアリバースコート,ロールコート,グラ
ビア印刷,バーコート等の方法で、厚さ0.1 〜30μ,
好ましくは1〜20μ程度に形成される。
【0024】感熱転移型の熱転写層には、着色剤として
少なくともC.I.ソルベントレッド19からなる染料
が含有されている。感熱転移型の熱転写層には、加熱に
より溶融もしくは昇華して転移する着色剤が非熱転移性
のバインダー用樹脂中に含有されており、好適な着色剤
は、昇華性の分散染料,昇華性の油溶性染料,昇華性の
塩基性染料等で、分子量150 〜800 、好ましくは350 〜
700 程度のものである。
少なくともC.I.ソルベントレッド19からなる染料
が含有されている。感熱転移型の熱転写層には、加熱に
より溶融もしくは昇華して転移する着色剤が非熱転移性
のバインダー用樹脂中に含有されており、好適な着色剤
は、昇華性の分散染料,昇華性の油溶性染料,昇華性の
塩基性染料等で、分子量150 〜800 、好ましくは350 〜
700 程度のものである。
【0025】前記染料は、該染料が具備する昇華温度、
色相、耐候性、インキ中もしくはバインダー樹脂中への
溶解性などが考慮されて選択,利用され、着色剤として
C.I.ソルベントレッド19からなる染料、あるいは
この染料に加えて、具体的には次のようなものが利用さ
れる。
色相、耐候性、インキ中もしくはバインダー樹脂中への
溶解性などが考慮されて選択,利用され、着色剤として
C.I.ソルベントレッド19からなる染料、あるいは
この染料に加えて、具体的には次のようなものが利用さ
れる。
【0026】C.I.(ケミカルインデックスの略、以下に
おいても同じ)デイスパースイエロー51、同3、同5
4、同79、同60、同23、同7、同141、
おいても同じ)デイスパースイエロー51、同3、同5
4、同79、同60、同23、同7、同141、
【0027】C.I.デイスパースブルー24、同56、同
14、同301 、同334 、同165 、同19、同72、同8
7、同287 、同154 、同26、
14、同301 、同334 、同165 、同19、同72、同8
7、同287 、同154 、同26、
【0028】C.I.デイスパースレッド135 、同146 、同
59、同1、同73、同60、同167、
59、同1、同73、同60、同167、
【0029】C.I.デイスパースバイオレット4、同1
3、同36、同56、同31、
3、同36、同56、同31、
【0030】C.I.ソルベントバイオレット13、C.I.ソ
ルベントブラック3、C.I.ソルベントグリーン3、
ルベントブラック3、C.I.ソルベントグリーン3、
【0031】C.I.ソルベントイエロー56、同14、同
16、同29、
16、同29、
【0032】C.I.ソルベントブルー70、同35、同6
3、同36、同50、同49、同111、同105 、同9
7、同11、
3、同36、同50、同49、同111、同105 、同9
7、同11、
【0033】C.I.ソルベントレッド135 、同81、同1
8、同25、同23、同24、同143、同146 、同182
。
8、同25、同23、同24、同143、同146 、同182
。
【0034】前記感熱転移型の熱転写層におけるバイダ
ー用樹脂は、熱転写層中における着色剤が被転写シート
表面に転移するのに必要とされる熱量が前記熱転写層に
与えられても、バインダー用樹脂は転移することの無い
非熱転移型のものであり、例えば、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース等のセルロース
系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエステル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂が使用され
る。
ー用樹脂は、熱転写層中における着色剤が被転写シート
表面に転移するのに必要とされる熱量が前記熱転写層に
与えられても、バインダー用樹脂は転移することの無い
非熱転移型のものであり、例えば、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース等のセルロース
系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエステル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂が使用され
る。
【0035】より好ましいバインダー用樹脂の例として
は、分子量が60000 〜200000,ビニルアルコール部分の
重量%がポリビニルブチラール樹脂中10〜40%,好
ましくは15〜30%、ガラス転移点が60℃〜110
℃,好ましくは70℃〜110 ℃の特殊なポリビニルブチ
ラール樹脂が挙げられる。
は、分子量が60000 〜200000,ビニルアルコール部分の
重量%がポリビニルブチラール樹脂中10〜40%,好
ましくは15〜30%、ガラス転移点が60℃〜110
℃,好ましくは70℃〜110 ℃の特殊なポリビニルブチ
ラール樹脂が挙げられる。
【0036】これは、ポリビニルブチラール樹脂におい
て、分子量が60000 未満ではバインダーとしての結束力
が不充分であり、200000を超えると塗布時の粘度が高く
なる過ぎ、塗布に支障があるためと、ビニルアルコール
部分が10%未満の場合には、熱転写層の経時安定性が
不充分であり、染料の凝集、析出や表面へのブリードが
避けられなく、また、40%を超えるとポリビニルアル
コール部分の染料に対する親和性のために染料の昇華性
が妨げられ、得られる画像濃度が低下することによる。
て、分子量が60000 未満ではバインダーとしての結束力
が不充分であり、200000を超えると塗布時の粘度が高く
なる過ぎ、塗布に支障があるためと、ビニルアルコール
部分が10%未満の場合には、熱転写層の経時安定性が
不充分であり、染料の凝集、析出や表面へのブリードが
避けられなく、また、40%を超えるとポリビニルアル
コール部分の染料に対する親和性のために染料の昇華性
が妨げられ、得られる画像濃度が低下することによる。
【0037】前記感熱転移型の熱転写層における染料/
バインダー用樹脂の比0.3 未満では、印字濃度や熱感度
が不十分となり、また、2.3 を超える場合にはバインダ
ー用樹脂中での染料の保持性が低下するため、感熱転写
シートの保存性能が低下することとなる。このため、前
記染料/バインダー用樹脂の比は、0.3 〜2.3 、好まし
くは0.55〜1.5 の範囲内にある。
バインダー用樹脂の比0.3 未満では、印字濃度や熱感度
が不十分となり、また、2.3 を超える場合にはバインダ
ー用樹脂中での染料の保持性が低下するため、感熱転写
シートの保存性能が低下することとなる。このため、前
記染料/バインダー用樹脂の比は、0.3 〜2.3 、好まし
くは0.55〜1.5 の範囲内にある。
【0038】感熱転移型の熱転写層は、前記バインダー
用樹脂と着色剤とを所定の比率に溶剤とともに混練して
得られたインキ組成物、好ましくは溶剤中にバインダー
用樹脂と着色剤とを溶解して得られたインキ組成物を、
公知の印刷方法や塗布方法にて、滑材が略均一に溶解も
しくは分散,含有されている合成樹脂フィルムからなる
基材シート上に適用することによって容易に形成され
る。
用樹脂と着色剤とを所定の比率に溶剤とともに混練して
得られたインキ組成物、好ましくは溶剤中にバインダー
用樹脂と着色剤とを溶解して得られたインキ組成物を、
公知の印刷方法や塗布方法にて、滑材が略均一に溶解も
しくは分散,含有されている合成樹脂フィルムからなる
基材シート上に適用することによって容易に形成され
る。
【0039】なお、感熱転移型の熱転写層は、該熱転写
層中において着色剤がバインダー用樹脂中に溶解してい
る場合には、着色剤がバインダー用樹脂中に分散してい
る場合に比較して、感熱転写時に、着色剤分子同士の相
互作用に打ち勝つエネルギーが前記熱転写層に与えられ
る必要性がないので、熱感度において優れた性質を有す
る熱転写層となる。
層中において着色剤がバインダー用樹脂中に溶解してい
る場合には、着色剤がバインダー用樹脂中に分散してい
る場合に比較して、感熱転写時に、着色剤分子同士の相
互作用に打ち勝つエネルギーが前記熱転写層に与えられ
る必要性がないので、熱感度において優れた性質を有す
る熱転写層となる。
【0040】
【実施例】以下本発明の感熱転写シートの具体的な構成
を実施例を以って説明する。
を実施例を以って説明する。
【0041】実施例1 滑材であるリン酸エステル[第一工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]15重量部とアラミド樹脂100 重
量部とを含有するN・メチルピロリドン溶液をキャステ
イング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィル
ムからなる基材シートを得た。
ライサーフ A 208 S]15重量部とアラミド樹脂100 重
量部とを含有するN・メチルピロリドン溶液をキャステ
イング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィル
ムからなる基材シートを得た。
【0042】次いで、前記得られた基材シートの片面
に、下記組成からなる熱転写層形成用のワニスを約1g
(固形成分)/m2 の割合に、ミヤバー10により塗布
し、更に、100℃,5分間の乾燥を施すことによって熱転
写層を形成し、本発明の1実施例品である感熱転写シー
ト[1]を得た。
に、下記組成からなる熱転写層形成用のワニスを約1g
(固形成分)/m2 の割合に、ミヤバー10により塗布
し、更に、100℃,5分間の乾燥を施すことによって熱転
写層を形成し、本発明の1実施例品である感熱転写シー
ト[1]を得た。
【0043】熱転写層形成用のワニス (1) 分散染料(C.I.ソルベントレッド19)………
………5重量部 (2) ポリビニルブチラール………5重量部[積水化学
(株)製:エスレック BX-1 ] (3) メチルエチルケトン/トルエン=1 ………90
重量部
………5重量部 (2) ポリビニルブチラール………5重量部[積水化学
(株)製:エスレック BX-1 ] (3) メチルエチルケトン/トルエン=1 ………90
重量部
【0044】他方、合成紙[王子油化(株)製:ユポ F
PG150 ]の片面に下記組成の受像層形成用のワニスを、
ミヤバー30により約4g(固形成分)/m2 の割合に
塗布し、更に100 ℃,30分間の乾燥を施すことによっ
て受像層を形成し、受像紙[A]を得た。
PG150 ]の片面に下記組成の受像層形成用のワニスを、
ミヤバー30により約4g(固形成分)/m2 の割合に
塗布し、更に100 ℃,30分間の乾燥を施すことによっ
て受像層を形成し、受像紙[A]を得た。
【0045】受像層形成用のワニス (1) ポリエステル樹脂 ………10重量部[東洋紡績
(株)製:バイロン290] (2) アミノ変性シリコーン…… 0.7重量部[信越シリコ
ーン(株)製:KF-393] (3) エポキシ変性シリコーン…… 0.7重量部[信越シリ
コーン(株)製:X-22-343] (4) トルエン …………60重量部 (5) メチルエチルケトン………30重量部
(株)製:バイロン290] (2) アミノ変性シリコーン…… 0.7重量部[信越シリコ
ーン(株)製:KF-393] (3) エポキシ変性シリコーン…… 0.7重量部[信越シリ
コーン(株)製:X-22-343] (4) トルエン …………60重量部 (5) メチルエチルケトン………30重量部
【0046】得られた感熱転写シート[1]と受像紙
[A]とを、感熱転写シート[1]の熱転写層と受像紙
[A]の受像層とが対向するようにしてセットし、感熱
転写シート[1]の背面からサーマルヘッドによる印字
を下記印字条件にて行なったところ、高濃度部(16ms
ec)から低濃度部(1msec)にいたるまで、ステイッキ
ング現象の発生は全く無く、走行性能に優れた印字を行
なうことができた。
[A]とを、感熱転写シート[1]の熱転写層と受像紙
[A]の受像層とが対向するようにしてセットし、感熱
転写シート[1]の背面からサーマルヘッドによる印字
を下記印字条件にて行なったところ、高濃度部(16ms
ec)から低濃度部(1msec)にいたるまで、ステイッキ
ング現象の発生は全く無く、走行性能に優れた印字を行
なうことができた。
【0047】印字条件 (1) サーマルヘッド:KMT-85-6 MPD 2[ヘッド抵抗値:
約560 Ω] (2) 印加電圧:12V (3) 副走査方向:6 line/mm(33.3msec/line) (4) 印加パルス幅:16msec/line から1msecごとに順
次減少させるステップパターン
約560 Ω] (2) 印加電圧:12V (3) 副走査方向:6 line/mm(33.3msec/line) (4) 印加パルス幅:16msec/line から1msecごとに順
次減少させるステップパターン
【0048】実施例2 滑材であるリン酸エステル[第一工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]15重量部とポリサルフォン樹脂
100 重量部とを含有するジクロルメタン溶液をキャステ
イング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィル
ムからなる基材シートを得た。
ライサーフ A 208 S]15重量部とポリサルフォン樹脂
100 重量部とを含有するジクロルメタン溶液をキャステ
イング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィル
ムからなる基材シートを得た。
【0049】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[2]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[2]を
得た。
【0050】得られた感熱転写シート[2]を使用し、
前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印字を
行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行での印字が行なえた。
前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印字を
行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行での印字が行なえた。
【0051】実施例3 滑材であるリン酸エステル[第一工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]15重量部とポリエーテルイミド
樹脂100 重量部とを含有するジクロルメタン溶液をキャ
ステイング成形法にて成形し、 厚さ約3μの合成樹脂フ
ィルムからなる基材シートを得た。
ライサーフ A 208 S]15重量部とポリエーテルイミド
樹脂100 重量部とを含有するジクロルメタン溶液をキャ
ステイング成形法にて成形し、 厚さ約3μの合成樹脂フ
ィルムからなる基材シートを得た。
【0052】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[3]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[3]を
得た。
【0053】得られた感熱転写シート[3]は、伸びが
少なく、形状安定性に優れていた。
少なく、形状安定性に優れていた。
【0054】また、前記感熱転写シート[3]を使用
し、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を施したところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行による印字が行なえた。
し、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を施したところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行による印字が行なえた。
【0055】実施例4 滑材であるリン酸エステル[第一工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]20重量部とポリエチレンテレフ
タレート樹脂100 重量部との混練物を溶融押出して得ら
れたフィルムを更に二軸延伸処理し、 厚さ2.7 μの基材
シートを得た。
ライサーフ A 208 S]20重量部とポリエチレンテレフ
タレート樹脂100 重量部との混練物を溶融押出して得ら
れたフィルムを更に二軸延伸処理し、 厚さ2.7 μの基材
シートを得た。
【0056】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[4]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[4]を
得た。
【0057】得られた感熱転写シート[4]を使用し
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、滑らかな走行での印字が行なえた。
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、滑らかな走行での印字が行なえた。
【0058】実施例5 滑材であるリン酸エステル[第一工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]5重量部とポリビニルアルコール
樹脂100 重量部とを含有する水溶液をキャステイング成
形法にて成形し、厚さ約6μの合成樹脂フィルムからな
る基材シートを得た。
ライサーフ A 208 S]5重量部とポリビニルアルコール
樹脂100 重量部とを含有する水溶液をキャステイング成
形法にて成形し、厚さ約6μの合成樹脂フィルムからな
る基材シートを得た。
【0059】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[5]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[5]を
得た。
【0060】得られた感熱転写シート[5]を使用し、
前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印字を
行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行での印字が行なえた。
前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印字を
行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く無
く、滑らかな走行での印字が行なえた。
【0061】実施例6 滑材であるペインタブルシリコーン[ワッカー社製:L
050 ]10重量部とアラミド樹脂100 重量部とを含有す
るN・メチルピロリドン溶液をキャステイング成形法に
て成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィルムからなる基材
シートを得た。
050 ]10重量部とアラミド樹脂100 重量部とを含有す
るN・メチルピロリドン溶液をキャステイング成形法に
て成形し、厚さ約3μの合成樹脂フィルムからなる基材
シートを得た。
【0062】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[6]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[6]を
得た。
【0063】得られた感熱転写シート[6]を使用し
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、滑らかな走行での印字が行なえた。
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、滑らかな走行での印字が行なえた。
【0064】実施例7 滑材であるリン酸エステル[第1工業製薬(株)製:プ
ライサーフ A 208 S]15重量部とタルク[白石工業
(株)製:ミクロエース L- 1 ]5重量部とアラミド樹
脂100 重量部とを含有するN・メチルピロリドン溶液を
キャステイング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹
脂フィルムからなる基材シートを得た。
ライサーフ A 208 S]15重量部とタルク[白石工業
(株)製:ミクロエース L- 1 ]5重量部とアラミド樹
脂100 重量部とを含有するN・メチルピロリドン溶液を
キャステイング成形法にて成形し、厚さ約3μの合成樹
脂フィルムからなる基材シートを得た。
【0065】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[7]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一の工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[7]を
得た。
【0066】得られた感熱転写シート[7]を使用し
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、円滑な走行での印字が行なえた。
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、ステイッキング現象の発生は全く
無く、円滑な走行での印字が行なえた。
【0067】また、前記感熱転写シート[7]の場合に
は、該シート[7]の背面に、基材シート中におけるタ
ルク成分に起因する微細凹凸群が現出されているため、
印字の際の印刷機や、スリッター機と感熱転写シートと
の間の摩擦が減少し、極めて良好な加工適正が発揮され
た。
は、該シート[7]の背面に、基材シート中におけるタ
ルク成分に起因する微細凹凸群が現出されているため、
印字の際の印刷機や、スリッター機と感熱転写シートと
の間の摩擦が減少し、極めて良好な加工適正が発揮され
た。
【0068】実施例8 粒径分布の中心が約1.8 μのアミドワックスからなる滑
材10重量部とアラミド樹脂100 重量部とを含有するN
・メチルピロリドン溶液をキャステイング成形法にて成
形し、厚さ約3μの合成樹脂フィルムからなる基材シー
トを得た。
材10重量部とアラミド樹脂100 重量部とを含有するN
・メチルピロリドン溶液をキャステイング成形法にて成
形し、厚さ約3μの合成樹脂フィルムからなる基材シー
トを得た。
【0069】次いで、得られた基材シートの片面に、前
記実施例1における熱転写層形成工程と同一工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[8]を
得た。
記実施例1における熱転写層形成工程と同一工程を施
し、本発明の1実施例品である感熱転写シート[8]を
得た。
【0070】得られた感熱転写シート[8]を使用し
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、パルス幅16msec〜14msecでは
ステイッキング現象が発生したが、それ以下のパルス幅
ではステイッキング現象の発生は無く、円滑な印字走行
が実施できた。
て、前記実施例1で説明したのと同一条件による感熱印
字を行なったところ、パルス幅16msec〜14msecでは
ステイッキング現象が発生したが、それ以下のパルス幅
ではステイッキング現象の発生は無く、円滑な印字走行
が実施できた。
【0071】実施例9 前記実施例1における合成樹脂フィルムからなる基材シ
ートの成形の際に、リン酸エステルの添加を省略するこ
と以外は全て実施例1と同様の工程を施し、本発明の1
実施例品である感熱転写シート[9]を得た。
ートの成形の際に、リン酸エステルの添加を省略するこ
と以外は全て実施例1と同様の工程を施し、本発明の1
実施例品である感熱転写シート[9]を得た。
【0072】実施例10 前記実施例2における合成樹脂フィルムからなる基材シ
ートの成形の際に、リン酸エステルの添加を省略するこ
と以外は全て実施例2と同様の工程を施し、本発明の1
実施例品である感熱転写シート[10]を得た。
ートの成形の際に、リン酸エステルの添加を省略するこ
と以外は全て実施例2と同様の工程を施し、本発明の1
実施例品である感熱転写シート[10]を得た。
【0073】
【発明の作用及び効果】本発明は、滑材が略均一に溶解
もしくは分散,含有されている合成樹脂フィルムからな
る基材シートの表面に熱転写層を設けた感熱転写シート
において、熱転写層における着色剤として、少なくとも
C.I.ソルベントレッド19の染料が含まれている感
熱転写シートからなる。
もしくは分散,含有されている合成樹脂フィルムからな
る基材シートの表面に熱転写層を設けた感熱転写シート
において、熱転写層における着色剤として、少なくとも
C.I.ソルベントレッド19の染料が含まれている感
熱転写シートからなる。
【0074】したがって、感熱転写シートの背面がサー
マルヘッドで印字されることによって表面の熱転写層に
伝達される熱は、単に基材シートのみを経て伝達される
ものであるから、前記熱転写層の熱感度が極めて優れた
ものとなるため、少ないエネルギーでの印字が可能とな
り、かつ、鮮明な転写画像形成能を有する。
マルヘッドで印字されることによって表面の熱転写層に
伝達される熱は、単に基材シートのみを経て伝達される
ものであるから、前記熱転写層の熱感度が極めて優れた
ものとなるため、少ないエネルギーでの印字が可能とな
り、かつ、鮮明な転写画像形成能を有する。
【0075】また、本発明の感熱転写シートにおいて
は、サーマルヘッドと接触する基材シートが、滑材が略
均一に溶解もしくは分散,含有されている合成樹脂フィ
ルムで構成されているので、サーマルヘッドによる印字
工程では感熱転写シートの背面とサーマルヘッドとの間
に溶着が発生するようなことがなく、印字工程が円滑に
行なえる。
は、サーマルヘッドと接触する基材シートが、滑材が略
均一に溶解もしくは分散,含有されている合成樹脂フィ
ルムで構成されているので、サーマルヘッドによる印字
工程では感熱転写シートの背面とサーマルヘッドとの間
に溶着が発生するようなことがなく、印字工程が円滑に
行なえる。
【0076】更に本発明の感熱転写シートは、その製造
工程が基材シートとなる単層のフィルム成形工程と熱転
写層の形成工程のみで良く、しかも前記基材シートとな
るフィルムの成形工程は、該フィルムの主成分である合
成樹脂による一般の単層の合成樹脂フィルムの成形工程
と全く同一の成形工程を利用し得るため、感熱転写シー
トの製造が容易である。
工程が基材シートとなる単層のフィルム成形工程と熱転
写層の形成工程のみで良く、しかも前記基材シートとな
るフィルムの成形工程は、該フィルムの主成分である合
成樹脂による一般の単層の合成樹脂フィルムの成形工程
と全く同一の成形工程を利用し得るため、感熱転写シー
トの製造が容易である。
【0077】特に、前記構成の本発明の感熱転写シート
において、基材シートとなる合成樹脂フィルムの合成樹
脂が耐熱性樹脂の場合には、基材シート自体の機械的強
度が優れたものとなるので、基材シートを厚さの極めて
薄いものとなし得るため、前述の少ないエネルギーでの
印字が可能で、かつ、鮮明な転写画像が得られ、しか
も、被転写シート表面の艶を低下させることがない。
において、基材シートとなる合成樹脂フィルムの合成樹
脂が耐熱性樹脂の場合には、基材シート自体の機械的強
度が優れたものとなるので、基材シートを厚さの極めて
薄いものとなし得るため、前述の少ないエネルギーでの
印字が可能で、かつ、鮮明な転写画像が得られ、しか
も、被転写シート表面の艶を低下させることがない。
Claims (1)
- 【請求項1】 基材シートの表面に熱転写層を設けた感
熱転写シートにおいて、熱転写層における着色剤とし
て、少なくともC.I.ソルベントレッド19が含まれ
ていることを特徴とする感熱転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53A JPH06199049A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-20 | 感熱転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53A JPH06199049A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-20 | 感熱転写シート |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61290116A Division JPS63144087A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 感熱転写シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199049A true JPH06199049A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18053112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53A Pending JPH06199049A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-20 | 感熱転写シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06199049A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068650A (ja) * | 1986-04-30 | 1994-01-18 | Dainippon Printing Co Ltd | カラー画像形成用熱転写シート |
-
1993
- 1993-11-20 JP JP53A patent/JPH06199049A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068650A (ja) * | 1986-04-30 | 1994-01-18 | Dainippon Printing Co Ltd | カラー画像形成用熱転写シート |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4916112A (en) | Slipping layer containing particulate ester wax for dye-donor element used in thermal dye transfer | |
| US4650494A (en) | Heat transfer printing sheet | |
| JPS6097888A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
| US4717711A (en) | Slipping layer for dye-donor element used in thermal dye transfer | |
| US4717712A (en) | Lubricant slipping layer for dye-donor element used in thermal dye transfer | |
| US6063842A (en) | Thermal transfer ink layer composition for dye-donor element used in sublimation thermal dye transfer | |
| JPH06199049A (ja) | 感熱転写シート | |
| US5436217A (en) | Thermal dye diffusion transfer method and dye donor element for use therein | |
| US5474970A (en) | Dye-donor element for use in a thermal dye transfer process | |
| JPS60165291A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
| EP0573080B1 (en) | Dye-donor element for use according to thermal dye sublimation transfer | |
| US5430466A (en) | Thermal transfer recording method | |
| JPS61268495A (ja) | 熱転写シ−ト | |
| JP2572025B2 (ja) | 染料及び該染料を含む熱転写シート | |
| JP2630943B2 (ja) | 熱転写シート | |
| JP3406350B2 (ja) | 熱転写シート | |
| JPS63144087A (ja) | 感熱転写シ−ト | |
| JP3030117B2 (ja) | 熱転写記録用受像紙 | |
| JPH01204788A (ja) | 被熱転写シート | |
| JP2565504B2 (ja) | 熱転写シ−ト | |
| JPH0640171A (ja) | 熱転写シート | |
| JP3252030B2 (ja) | 熱転写シート | |
| GB2273992A (en) | Thermal transfer sheet | |
| JPH01275093A (ja) | 感熱転写材 | |
| JPH0365395A (ja) | 熱転写シート |