JPH06199247A - 軸部材の回り止め機構 - Google Patents
軸部材の回り止め機構Info
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- JPH06199247A JPH06199247A JP4347192A JP34719292A JPH06199247A JP H06199247 A JPH06199247 A JP H06199247A JP 4347192 A JP4347192 A JP 4347192A JP 34719292 A JP34719292 A JP 34719292A JP H06199247 A JPH06199247 A JP H06199247A
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Abstract
回り止め機構を得る。 【構成】ハウジングH内に軸方向に移動可能に収容され
た後輪操舵軸5の、ハウジングHに対する相対回転を規
制する。ハウジングHに固定された、自己潤滑性を有す
る樹脂からなる回り止め部材11を、後輪操舵軸5の平
坦面5a,5bに嵌合させる。ねじ部材12をハウジン
グHにねじ込んで、回り止め部材11に予圧を与えるこ
とにより、回り止め部材11の平坦面5a,5bへの接
触圧を調整し、これにより、後輪操舵軸5の周方向のが
たつきを調整する。
Description
軸部材の相対回転を規制する軸部材の回り止め機構に関
するものである。
来、ハウジング内に軸方向に摺動自在に収容された軸部
材がハウジングに対して相対回転しないようにハウジン
グに保持する、軸部材の回り止め機構としては、例えば
スプライン嵌合や半月キーによるキー結合が用いられて
いる。しかし、スプライン嵌合等においては、構造上、
バックラッシ等により多少のがたが発生するものであ
る。また、軸部材の軸方向への摺動を許容するために、
摺動部分において若干の隙間が必要であり、この隙間の
ため、軸部材が周方向にがたつきを生じてしまう。さら
に、長期の使用では、摺動部分の摩耗によって、上記の
がたつきが一層増加していた。
別の部品の精度のばらつきにより、がたつきの大小も様
々となっていた。このがたつきが許容限度を超える場合
には、互いに適合する部品どうしを選別して組み合わせ
る、いわゆるマッチング組立を実施することにより、上
記のがたを許容限度内に収めることはできるが、このよ
うながた調整は、非常に手間がかかる。
易に調整できる軸部材の回り止め機構を提供することで
ある。
め、この発明に係る軸部材の回り止め機構は、ハウジン
グに軸線方向に移動可能に収納されるとともに外周に略
平行な一対の平坦面が形成された軸部材と、軸部材の一
対の平坦面を挟み込んだ状態で軸部材の平坦面に嵌合さ
れた、自己潤滑性樹脂からなる回り止め部材、およびこ
の回り止め部材を前記ハウジングに固定するとともに、
回り止め部材の、軸部材の平坦面に対する接触圧を調整
するべく前記回り止め部材に所要の予圧を与える予圧付
与手段を備えたことを特徴とするものである。
回り止め部材を、軸部材の平坦面に嵌合したので、軸部
材が周方向にがたつくことを抑制することができる。ま
た、回り止め部材が自己潤滑性を有する樹脂からなるの
で、これを上記のように平坦面に嵌合させても、軸部材
のスムーズな軸線方向移動を妨げない。
に予圧を与えることにより、回り止め部材の、軸部材の
平坦面に対する接触圧を調整することができ、これによ
り、軸部材の周方向のがたつき度合いや、軸部材の軸線
方向移動に抗する摩擦力等を容易に調整することができ
る。さらに、長期の使用によって、回り止め部材が摩耗
し、当該回り止め部材と軸部材の平坦面との間に隙間が
発生したとしても、予圧付与手段の調整によって、回り
止め部材を圧縮変形させて、上記隙間を抑制することが
でき、これにより、がたを調整することができる。
明する。図2は、この発明の一実施例としての軸部材の
回り止め機構Aを含む、後輪操舵装置の概略構成図であ
り、この後輪操舵装置は、モータMの回転動力を、後輪
を操舵するために、軸部材としての後輪操舵軸5の軸方
向移動に変換する変換機構B、および後輪操舵軸5の軸
方向変位を取り出すべく舵角センサに連結するための連
結機構Cを含んでいる。図3は図2のIII-III 線に沿う
要部断面図であり、図4は上記変換機構Bを示す断面図
である。
は、モータMの出力軸1に連結されたウォーム2と、外
周の歯3aがウォーム2と噛み合うウォームホイール3
と、このウォームホイール3の内周と環状の嵌合部材4
を介して一体回転可能に連結され、内周に台形ねじの雌
ねじ部7aが形成された環状の雌ねじ部材7と、この雌
ねじ部7aと噛み合う雄ねじ部8aが外周に形成された
環状の雄ねじ部材8とを備えている。
ギュラ玉軸受6によって、ハウジングHに対して回転自
在に支持されている。これにより、当該雌ねじ部材7が
ハウジングHに対してスラスト方向にがたを生ずること
を防止できる。また、雌ねじ部材7の不要な撓みを防止
でき、これにより、撓みに起因した台形ねじの噛み込み
による回転伝達不良の発生を防止することができる。
成する台形ねじとしては、リード6mmのJIS30°
台形ねじを例示することができる。雄ねじ部材8は、後
輪操舵軸5に対して、半月キー9によりキー結合されて
おり、これにより、雄ねじ部材8の後輪操舵軸5に対す
る相対回転が阻止されている。また、後輪操舵軸5の外
周溝に嵌められ、且つ雄ねじ部材8の軸方向の各端部に
それぞれ当接するスナップリング10Aおよびかしめ部
材10Bによって、雄ねじ部材8の、後輪操舵軸5に対
する軸方向の相対移動が阻止されている。
装置では、モータMの回転力が、ウォーム2、ウォーム
ホイール3、嵌合部材4、雌ねじ部材7、雄ねじ部材8
および半月キー9を介して後輪操舵軸5に伝達され、後
輪が操舵される。雌ねじ部材7および雄ねじ部材8の台
形ねじ機構により、逆効率が零であることから、電気系
等が故障した非常時において、外力が後輪操舵軸5側に
入っても、後輪は、そのときの操舵角に保持される。し
たがって、走行中に不要に急激な動作をしないので、フ
ェールセーフ上、より好ましい。さらに、従来のセンタ
リングばねを廃止することができるので、一層構造を簡
素化することができる。また、このセンタリングばねに
抗して、モータの出力を不要に大きくする必要もなくな
る。
1、図5および図7を参照して、回り止め機構Aについ
て説明する。この回り止め機構Aは、後輪操舵軸5の外
周に軸長方向に所定の幅で形成された平行な一対の平坦
面5a,5bと、両平坦面5a,5bを挟持した状態で
平坦面5a,5bに嵌合された断面略U字形形状の回り
止め部材11と、ハウジングHのねじ孔Hhにねじ込ま
れ、回り止め部材11をハウジングHの内面Ha,Hb
および上記平坦面5a,5bに当接させた状態に押し込
み固定する、予圧付与手段としてのねじ部材12と、こ
のねじ部材12と螺合した状態でねじ孔Hhの周縁部に
圧接され、ねじ部材12のハウジングHに対する回転を
規制するロックナット13とを備えている。
ック等の自己潤滑性を有する樹脂からなる。したがっ
て、この回り止め部材11は、上記のように後輪操舵軸
5の平坦面5a,5bに嵌合して後輪操舵軸5の回転を
規制した状態であっても、後輪操舵軸5の軸長方向のス
ムーズな移動を許容する。予圧付与手段としてのねじ部
材12は、外周にねじ部12aを有し、端面に六角レン
チを導入嵌合するレンチ穴12bを有する埋め込みプラ
グからなる。
て、回り止め部材11に予圧を与え、当該回り止め部材
11を、ハウジングHの内面Ha,Hbと後輪操舵軸5
の平坦面5a,5bとの間で圧縮変形させ、これによ
り、回り止め部材11の、平坦面5a,5bへの接触圧
を調整することができる。回り止め機構Aの組み込み時
には、後輪操舵軸5側或いはウォーム2側におけるトル
クを測定しながら、ねじ部材12のねじ込み位置を設定
することにより、容易に所望の予圧、すなわち所望の接
触圧に調整することができる。
の連結機構Cについて説明する。この連結機構Cは、ハ
ウジングHに設けたセンサ連結用孔Hsに対応して、後
輪操舵軸5の周面に、ねじ込みにより立設されたピン部
材C1と、このピン部材C1の途中部に設けられ、後輪
操舵軸5に圧接されることによりピン部材C1を後輪操
舵軸5にロックする六角フランジ部材C2とを備えてい
る。センサ連結用孔Hsに連結される舵角センサ(図示
せず)は、上記ピン部材C1と連結され当該ピン部材C
1の変位に伴って揺動する揺動レバーを備えており、こ
の揺動レバーの揺動角度に基づいて、舵角を検出する。
を、後輪操舵軸5の平坦面5a,5bに所定の接触圧に
て嵌合したので、後輪操舵軸5の周方向のがたつきを抑
制することができる。しかも、回り止め部材11が自己
潤滑性を有する樹脂からなるので、これを上記のように
嵌合させても、後輪操舵軸5の軸線方向移動はスムーズ
に行うことができる。
軸5が周方向にがたつくと、このがたつきの分だけ、後
輪操舵軸5の軸方向ストロークがロスされ、操舵を精度
良く行えなくなってしまう。しかも、後輪操舵装置で
は、要求される最大舵角が小さく、したがって、後輪操
舵軸5の軸方向移動のストロークとしても、例えば8m
m程度と小さいため、すこしでもがたつきがあると操舵
に悪影響を与えてしまう。これに対して、本実施例で
は、上記のがたを抑制することができるので、操舵量を
精度良く制御することが可能となる。
によって回り止め部材11が後輪操舵軸5の平坦面5
a,5bに付与する接触圧を調整することができ、これ
により、後輪操舵軸5の周方向のがたつき度合いや、後
輪操舵軸5の軸線方向移動に抗する摩擦力等を、容易に
調整することができる。さらに、長期の使用によって、
回り止め部材11の、平坦面5a,5bへの摺接部分が
摩耗して、当該回り止め部材11と平坦面5a,5bと
の間に隙間が発生したとしても、ねじ部材12を締め込
むことにより、回り止め部材11を圧縮変形させて、上
記隙間を抑制し、がたを調整することができる。
ので、装着される舵角センサの検出精度を向上させるこ
とができる。特に、上述したように後輪操舵装置では、
後輪操舵軸5の軸方向移動のストロークが小さく、この
ように小さいストロークのものに対して、がたが大きい
場合には、舵角センサの検出精度を非常に悪くしてしま
うが、本実施例では、がたを抑制することができるの
で、がたに起因した舵角センサの精度の低下を回避する
ことができる。
ものではなく、例えば、回り止め部材11の、平坦面5
a,5bと接する面の反対側の面に、窪み部11Aを設
けても良い(図8参照)。この場合、回り止め部材11
が、平坦面5a,5b側へ変形しやすくすることがで
き、がた調整がより容易に行える。その他、この発明の
要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことがで
きる。
機構によれば、回り止め部材を、軸部材の平坦面に嵌合
したので、軸部材の周方向のがたつきを抑制することが
できる。また、回り止め部材が自己潤滑性を有する樹脂
からなるので、これを上記のように平坦面に嵌合させて
も、軸部材のスムーズな軸線方向移動を妨げない。
に予圧を与えることにより、回り止め部材の、軸部材の
平坦面に対する接触圧を調整することができ、これによ
り、軸部材の周方向のがたつき度合いや、軸部材の軸線
方向移動に抗する摩擦力等を調整することができる。さ
らに、長期の使用によって、回り止め部材が摩耗し、当
該回り止め部材と軸部材の平坦面との間に隙間が発生し
たとしても、予圧付与手段の調整によって、回り止め部
材を圧縮変形させて、上記隙間を抑制することができ、
当該隙間に起因したがたを抑制することができる。
面図である。
破断側面図である。
である。
ある。
の要部側面図である。
の要部断面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ハウジングに軸線方向に移動可能に収納さ
れるとともに外周に略平行な一対の平坦面が形成された
軸部材と、 軸部材の一対の平坦面を挟み込んだ状態で軸部材の平坦
面に嵌合された、自己潤滑性樹脂からなる回り止め部
材、およびこの回り止め部材を前記ハウジングに固定す
るとともに、回り止め部材の、軸部材の平坦面に対する
接触圧を調整するべく前記回り止め部材に所要の予圧を
与える予圧付与手段を備えたことを特徴とする軸部材の
回り止め機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347192A JP2865964B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 軸部材の回り止め機構 |
| US08/142,051 US5472060A (en) | 1992-10-29 | 1993-10-28 | Drive train used in a steering apparatus for rear wheels of a vehicle |
| FR9312963A FR2697490B1 (fr) | 1992-10-29 | 1993-10-29 | Train d'entrainement utilise dans un dispositif de direction pour roues arriere de vehicule. |
| KR1019930023116A KR940008992A (ko) | 1992-10-29 | 1993-10-29 | 차량의 후륜용 조향장치의 구동전달기구 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347192A JP2865964B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 軸部材の回り止め機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199247A true JPH06199247A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2865964B2 JP2865964B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=18388548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4347192A Expired - Fee Related JP2865964B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-12-25 | 軸部材の回り止め機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2865964B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200450522Y1 (ko) * | 2009-05-27 | 2010-10-07 | 이경우 | 능동적 스티어링 휠 |
| CN113167403A (zh) * | 2018-12-05 | 2021-07-23 | 株式会社不二工机 | 阀装置 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4347192A patent/JP2865964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200450522Y1 (ko) * | 2009-05-27 | 2010-10-07 | 이경우 | 능동적 스티어링 휠 |
| CN113167403A (zh) * | 2018-12-05 | 2021-07-23 | 株式会社不二工机 | 阀装置 |
| CN113167403B (zh) * | 2018-12-05 | 2023-08-04 | 株式会社不二工机 | 阀装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2865964B2 (ja) | 1999-03-08 |
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