JPH0619953U - ピストンの可溶性中子の支持構造 - Google Patents

ピストンの可溶性中子の支持構造

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JPH0619953U
JPH0619953U JP5647892U JP5647892U JPH0619953U JP H0619953 U JPH0619953 U JP H0619953U JP 5647892 U JP5647892 U JP 5647892U JP 5647892 U JP5647892 U JP 5647892U JP H0619953 U JPH0619953 U JP H0619953U
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JP
Japan
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core
piston
support
ring
support structure
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Application number
JP5647892U
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Inventor
勇 川嵜
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可溶性中子を鋳込みが完了するまで正確な位
置に確実に保持することのできるピストンの可溶性中子
の支持構造を提供する。 【構成】 リング溝(3A)に周設される耐摩環(4)
と共に冷却用ギャラリ形成のために鋳型内に固定される
ピストン(1)の可溶性中子(12)の支持構造におい
て、可溶性中子(12)を支持部材(13)によって耐
摩環(4)の内周部に支持させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はピストンの可溶性中子の支持構造に関し、詳しくは、ピストンの鋳造 時に冷却用ギャラリ形成のために用いられる可溶性中子の鋳型内における支持構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鋳造型ピストンの可溶性中子の支持構造としては特開昭61−1446 号公報に第5図として開示されているものがある。この従来例では冷却用空洞( ギャラリ)形成のための可溶性中子として例えば水溶性の塩中子(ソルトコア) が用いられ、このような塩中子を鋳型内に保持するために冷却油出入口形成用の 鋳抜きピンの先端部で中子を支持するようにしており、そのために中子に2つの 支持孔を形成して、これらの支持孔に鋳抜きピンの先端部を差込み、中子全体を 鋳型内の中空位置に支持するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例では中子に支持孔を設けてこれらに鋳抜きピン の先端部を差込むことにより支持させるようになして、成形後鋳抜きピンを取除 きさらに中子を溶解させてピストン本体を形成したときに冷却用出入口が冷却用 空洞に形成されるようにしている。そのために、環状をなす塩中子の支持孔に鋳 抜きピンを差込む際あるいは注湯時、特に溶湯鍛造製法によるような場合は支持 孔のところで中子が壊れてしまったり、中子がピンから抜けて浮上がったりする 。また、2本の鋳抜きピンに対して中子がピストンの中心線に対して傾いたりす ることにより、正常な所定位置に冷却用空洞がうまく形成されない虞があった。
【0004】 本考案の目的は、上述したような従来の問題に着目し、その解決を図るべく、 可溶性中子を鋳込みが完了するまで正確な位置に確実に保持することのできるピ ストンの可溶性中子の支持構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、リング溝に沿って周設される耐摩環 と共にクラウン部冷却用環状ギャラリ形成のために鋳型内に固定されるピストン の可溶性中子の支持構造において、前記可溶性中子を支持部材によって前記耐摩 環に支持させるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、支持部材を介して可溶性中子を耐摩環に支持させるようにす るもので、可溶性中子に支持のために支持孔を設けたりする必要がなく、従って 、壊れ易い可溶性中子を鋳造が完了するまで安定した状態で正確に支持させるこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0008】 図1は本考案を適用して成形されたピストンの概要を示す。ここで、1はピス トン本体、2は複数のリング溝3が形成されるリング部、4はリング溝3のうち のトップリング溝3Aに沿って鋳込まれた耐摩耗性を向上させるための耐摩環、 5はこのような耐摩環4の内側にあたるピストン本体1のクラウン部に周設した 冷却用の空洞であり、冷却用空洞5には冷却用の油(オイル)が導かれるもので あるが、かかる空洞5を形成するための本考案にかかる塩中子の支持構造につい て以下に詳述する。なお、6はピストンピン孔、7はピンボス部である。
【0009】 図2はピストン本体1の鋳造時における手順を示す。その(A)に示すように まずピストンの外周部を形成するための外金型10に鋳込み用の耐摩環4の素材 4Aおよびピストンピン孔形成用のコア型11等を組込むようにする。次に冷却 用空洞5を形成するためにあらかじめ用意された可溶性中子(塩中子)12を( B)に示すようにして中子支持部材13により耐摩環の素材4Aとの間に保持さ せるようにする。
【0010】 図3はこのような中子支持部材13による支持状態を示す。中子支持部材13 は弾発力を有する例えば金属等で形成される。そして、その弾発力を利用して塩 中子12を耐摩環素材4Aの外周部との間に弾性的に支持させるようにするもの で、そのために、中子支持部材13としては図3の(B)に示すように塩中子1 2と耐摩環素材4Aとに跨って形成されたばね性により双方向を連結する複数の 連結支持部14と、これらの連結部14間をさらに周方向に連結するC字型の環 状部15(図3の(A)参照)とを具えている。なお、本例では、比較的に脆性 の塩中子12をバランス良く保持させるために、このような環状部15を塩中子 12側に設けるようにした。また、連結支持部14は図3の(B)に示すように その断面がほぼ逆U字形に形成されていて、その一方の辺(以下で中子支持片と いう)14Aは塩中子12を保持し易いようにその外周面に合わせた形状,さら に他方の辺(以下で固定片という)14Bは耐摩環素材4Aの内側の周面に合わ せた形状にそれぞれ形成されて、双方の片14Aと14Bとは連結片14Cで結 合されている。
【0011】 そこで、このような全体的にはC字型をなす中子支持部材13により塩中子1 2を支持させた状態でその連結支持部14でのばね性を利用してこれをさらに耐 摩環素材4Aの内周面に嵌め合わせ、図2の(B)に示す状態とすることができ る。なお、この図ではコア型11のまわりに組立てられる分割可能な中子につい ては説明を分かり易くするために省略している。続いて図2の(C)に示すよう にピストン頂部にあたる部分を金型10Aによって閉鎖した上、湯口10Bから 鋳込み用の溶湯を注入してピストン本体の仕上前の鋳ばなし体を得ることができ る。
【0012】 よって、かかる鋳ばなし体を金型10から取出した上、図4に示すようにピス トン本体1の内側から塩中子12に向けて穿設し、穿設された孔16および17 を冷却用オイルの出入口にあてると共にこれらの孔16および17を利用して注 水し、中子を溶解させればよい。かくして、図1に示したような冷却用ギャラリ 5と共にそのギャラリ5へのオイルの出入口を形成することができるもので、そ のあと、鋳込まれた耐摩環素材4Aを含むピストン外径部の仕上加工ならびにリ ング溝3の形成切削を行い、さらにピストンピン孔6の仕上加工を行えばよい。 なお、中子支持部材13は製品の内部に置き去りとなるが、製品の表面に露出さ れる部分はなく、しかもキャビティ5を冷却させる機能をなんら損うものではな いので問題になるようなことはない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、リング溝に沿って周設される耐摩 環と共にクラウン部冷却用環状ギャラリ形成のために鋳型内に固定されるピスト ンの可溶性中子の支持構造において、前記可溶性中子を支持部材によって前記耐 摩環に支持させるようにしたので、注湯時の塩中子の浮上がりや、従来のような 支持ピンによる塩中子の不安定な支持により、塩中子が支持ピンから外れたり傾 いたりすることによる塩中子の位置ずれ、あるいは塩中子に設けられる支持孔近 傍からの塩中子の破損等を未然に防止することができ、また、鋳抜きピンの廃止 によってそれだけ金型全体の構造の簡略化に貢献し、しかも正確な位置に冷却用 空洞を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の適用により形成したピストンの構成例
を示す断面図である。
【図2】本考案による金型組立の手順を(A),(B)
および(C)の3段階で示す説明図である。
【図3】本考案による塩中子支持状態を上面図(A)お
よび(A)のX−X線断面図(B)によって示す説明図
である。
【図4】本考案による油出入口穿設工程を下面側から見
て示す説明図である。
【符号の説明】
1 ピストン本体 2 リング部 3 リング溝 3A トップリング溝 4 耐摩環 4A 耐摩環素材 5 冷却用空洞(ギャラリ) 10 外金型 11 コア型 12 可溶性中子(塩中子) 13 中子支持部材 14 連結支持部 14A 中子支持片 14B 固定片 14C 連結片 15 環状部 16,17 孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング溝に沿って周設される耐摩環と共
    にクラウン部冷却用環状ギャラリ形成のために鋳型内に
    固定されるピストンの可溶性中子の支持構造において、 前記可溶性中子を支持部材によって前記耐摩環に支持さ
    せるようにしたことを特徴とするピストンの可溶性中子
    の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、ばね性を有し、周方向
    等分の複数位置で前記耐摩環の内周部および前記可溶性
    中子の外周部の形状にそれぞれ合わせて形成された片を
    そのばね性により前記耐摩環の内周部および前記可溶性
    中子の外周部に向けて偏倚させる連結支持部を具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載のピストンの可溶性中
    子の支持構造。
JP5647892U 1992-08-11 1992-08-11 ピストンの可溶性中子の支持構造 Pending JPH0619953U (ja)

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JPH0619953U true JPH0619953U (ja) 1994-03-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021124542A1 (ja) * 2019-12-20 2021-06-24

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310043A (ja) * 1986-06-27 1988-01-16 Aisin Seiki Co Ltd 内燃機関用ピストンの製造方法

Patent Citations (1)

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