JPH06200034A - 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法 - Google Patents

層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法

Info

Publication number
JPH06200034A
JPH06200034A JP36055192A JP36055192A JPH06200034A JP H06200034 A JPH06200034 A JP H06200034A JP 36055192 A JP36055192 A JP 36055192A JP 36055192 A JP36055192 A JP 36055192A JP H06200034 A JPH06200034 A JP H06200034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
group
layered
inorganic
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36055192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3952482B2 (ja
Inventor
Masaaki Tani
昌明 谷
Yoshiaki Fukushima
喜章 福嶋
Akane Okada
茜 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP36055192A priority Critical patent/JP3952482B2/ja
Publication of JPH06200034A publication Critical patent/JPH06200034A/ja
Priority to US08/422,606 priority patent/US5527871A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3952482B2 publication Critical patent/JP3952482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】無機材料と有機材料との特徴を併せ持つ無機−
有機ハイブリッド材料と、これを利用したコート材を提
供する。 【構成】アルコキシ基と有機基とを備えたオルガノアル
コキシシランを金属の塩あるいはアルコキシドと弱アル
カリ性の液中で反応させる。これにより、ケイ素4面体
シートと金属8面体シートとの積層体であって、4面体
シートの中心原子に共有結合によって有機基が結合した
層状有機ケイ素系ポリマーを得る。上記の有機基として
重合可能な官能基を含むものを用いた場合、層状有機ケ
イ素系ポリマーを生成した後に官能基を重合させること
により、堅牢なコート材を得る。 【効果】本発明の材料は、高硬度や耐熱性等の無機材料
の特徴と、可撓性や常温での成膜性等の有機材料の特徴
とを併せ持つ。更に、有機溶媒や有機物相との親和性も
良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、層状有機ケイ素系ポリ
マー、その成形体及びこれらの製造方法に関し、さらに
詳しくは、コート材、樹脂へのフィラーあるいは種々の
機能性材料等への利用が可能な層状有機ケイ素系ポリマ
ー、このポリマーの有機部を反応・結合させると共に層
状のコート材やその他の目的に応じた各種の形状に成形
した成形体、および、これら層状有機ケイ素系ポリマ
ー、その成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コート材、成形体等の主成分材
料あるいはフィラーとしての無機材料は高硬度、耐熱性
等の特徴を持つが、液相もしくは溶液から迅速に緻密な
固相を形成するには加熱焼成を必要とする。また、有機
溶媒や有機物相との親和性が良くない。一方、有機材料
は可撓性や常温での迅速な成膜性等の特徴を持つが、硬
度や耐熱性が劣るという欠点がある。このため、従来よ
り、無機材料と有機材料との上記の特徴を併せ持ち、し
かも上記の欠点を可及的に制限した無機−有機ハイブリ
ッド材料と、かかる材料を、例えば室温付近の温度等の
容易な条件下で迅速に製造できる有効な製造方法の開発
が要望されている。
【0003】かかる要望に応えようとする技術の一つと
して、特開平1−108272号公報には、無機−有機
ハイブリッド塗料が開示されている。この塗料は、エポ
キシシランの部分加水分解物とカルボニル基含有化合物
と非シランベースの脂肪族ポリアミンとの反応生成物と
からなる耐磨耗性コーティング材料である。
【0004】しかしこの場合、塗膜中の無機構造は有機
ポリマーに導入された一部分に限られ、しかも室温付近
での有機反応による塗膜形成中に無機構造部分が成長し
たり、成膜したりすることがないため、無機材料の特徴
を十分に発現させることができず、有機ポリマーに比べ
て飛躍的な性能向上は望めない。
【0005】次に、例えば本件出願人の出願に係る特開
昭62−74957号公報には、本発明とは利用分野が
一致していないが、無機−有機ハイブリッド材料である
有機化粘土(層状粘土鉱物の層間にイオン交換反応によ
り有機化合物を導入した層間化合物)が開示されてい
る。かかる有機化粘土は、上記出願に係る発明の目的を
達成する上では極めて有効であるが、本発明が目的とす
る分野への適用においては以下の〜の点で必ずしも
十分なものではない。
【0006】イオン化の困難な有機物、例えば、エポ
キシ部分を含むものや、末端にアミノ基を有するもの、
を導入することができない。 粘土固有のイオン交換容量までしか有機物を導入でき
ない。例えば、代表的な層状粘土鉱物であるナトリウム
型モンモリロナイトの場合、有機物イオンの理論的な導
入可能量はケイ素原子1個あたり0.0825個であ
り、イオン交換容量の大きい雲母系の粘土鉱物でもこの
3倍量程度が上限である。更に、実際には層状粘土鉱物
の完全な分散(完全な層間分離)が困難であることも考
慮する必要がある。 有機物と層状粘土鉱物とはイオン結合によって結合し
ているため、実用の際の各種の操作(例えば、コート材
やフィラーとして使用する際の他の組成分との混合)に
おいて、有機物がイオン交換反応により層状粘土鉱物か
ら遊離するおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本願発明は、以
下の諸点を、その解決すべき課題とする。
【0008】(第一の課題)第一に、無機構造部分が十
分に成長すると共に、これに対して十分な量の有機物が
導入され、しかも両者間には堅牢な結合が形成されてい
る構造の無機−有機ハイブリッド材料を提供すること。
【0009】(第二の課題)第二に、上記の無機−有機
ハイブリッド材料を、有機物が損なわれないような容易
な条件下で迅速に製造できる有効な製造方法を提供する
こと。更に望ましくは、かかる方法において導入する有
機物の種類に重大な制約がないこと。例えば、イオン化
の困難な有機物でも容易に導入できること。
【0010】(第三の課題)第三に、上記の無機−有機
ハイブリッド材料のコート材、フィラー等への実用を考
慮し、無機−有機ハイブリッド材料において、その成長
した無機構造部分と十分な量の有機物部分とを有効に利
用して堅牢で緻密な固相が形成された成形体を提供する
こと。
【0011】(第四の課題)第四に、上記の成形体を、
有機物部分が損なわれないような容易な条件下で迅速に
製造できる製造方法を提供すること。
【0012】
【着眼点】上記の諸課題を解決するため、本願発明者
は、無機−有機ハイブリッド材料の無機構造部分とし
て、結晶性で、耐熱性が高く、成形性が良い等の多くの
長所を有する層状粘土鉱物に着目し、これにSi−C共
有結合によって有機基が導入された構造を実現しようと
した。
【0013】ところで、既に完成した層状粘土鉱物の構
造中のSiに共有結合した状態の有機基を導入すること
は困難である。
【0014】一方、層状粘土鉱物の合成過程においてこ
のような有機基を導入することは、ケイ素四面体の一部
に有機基が直接に結合することを意味し、このような場
合、従来の常識では、ケイ素の結合の数の不足からケイ
素四面体シートは形成され得ず、ひいては層状粘土鉱物
の構造も形成され得ない、と考えるのが普通である。し
かし本願発明者は、これが実際に可能であることを今回
初めて確認し、本願発明を完成した。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(第一の課題を解決するための手段)第一の課題を解決
するための第一発明(請求項1に記載の発明)の構成
は、ケイ素又は金属を中心原子とする4面体シートと金
属を中心原子とする8面体シートとの積層体からなる結
晶性層状ポリマーであって、前記4面体シートの中心原
子であるケイ素又は金属の一部ないし全部の原子がそれ
ぞれ共有結合により有機基と結合している層状有機ケイ
素系ポリマーである。
【0016】(第二の課題を解決するための手段)第二
の課題を解決するための第二発明(請求項2に記載の発
明)の構成は、下記a)及びb)、更に必要に応じて
c)を、d)の液中に溶解又は分散させ、更にアルカリ
を加えてpHを弱アルカリ性に調整し、そのまま直ち
に、あるいはエージングを経て第一発明に記載の層状有
機ケイ素系ポリマーを得る層状有機ケイ素系ポリマーの
製造方法である。 a)少なくとも一のアルコキシ基と、少なくとも一の有
機基とを有するオルガノアルコキシシラン。 b)Mg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、L
i、V、Zrのうち少なくとも1種の金属の無機塩、有
機塩あるいはアルコキシド。 c)少なくとも一のアルコキシ基を有するシリコンアル
コキシド。 d)無機又は有機の1種類の極性溶媒、あるいはその2
種類以上の極性溶媒の混合溶媒。
【0017】(第三の課題を解決するための手段)第三
の課題を解決するための第三発明(請求項3に記載の発
明)の構成は、第一発明に記載の層状有機ケイ素系ポリ
マーであってその有機基に重合可能な官能基を含むもの
が、任意の特定の形状に成形され、かつ前記有機基がそ
の官能基の重合反応により互いに結合している層状有機
ケイ素系ポリマーの成形体である。
【0018】(第四の課題を解決するための手段)第四
の課題を解決するための第四発明(請求項4に記載の発
明)の構成は、下記a)及びb)、更に必要に応じて
c)を、d)の液中に溶解又は分散させ、更にアルカリ
を加えてpHを弱アルカリ性に調整し、そのまま直ち
に、あるいはエージングを経て第一発明に記載の層状有
機ケイ素系ポリマーを得た後、これに任意の特定の形状
を与え、かつ有機基の官能基に重合反応を起こさせて有
機基を互いに結合させる層状有機ケイ素系ポリマーの成
形体の製造方法である。 a)少なくとも一のアルコキシ基と、少なくとも一の有
機基であって重合可能な官能基を含むものとを有するオ
ルガノアルコキシシラン。 b)Mg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、L
i、V、Zrのうち少なくとも1種の金属の無機塩、有
機塩あるいはアルコキシド。 c)少なくとも一のアルコキシ基を有するシリコンアル
コキシド。 d)無機又は有機の1種類の極性溶媒、あるいはその2
種類以上の極性溶媒の混合溶媒。
【0019】
【作用・効果】
(第一発明の作用・効果)層状有機ケイ素系ポリマー
は、その無機構造部分が、ケイ素又は金属を中心原子と
する4面体シートと金属を中心原子とする8面体シート
との積層体からなる結晶性層状ポリマーとして高度に発
達した構造を有するため、高硬度、高耐熱性等の無機材
料の特徴を良好に発現できる。
【0020】また、前記4面体シートの中心原子である
ケイ素又は金属につき、必要に応じた程度において、そ
の一部又は全部の原子がそれぞれ有機基と結合している
ため、有機基の導入可能量は最大限で四面体の中心原子
1個あたり1〜3個という十分過ぎる程の有機部分を導
入できる。従って、例えばコート材等として使用する際
の可撓性や常温での迅速な成膜性等の有機材料の特徴を
確保でき、かつ、例えばフィラー等として使用する際の
有機溶媒や有機物相との親和性も確保される。
【0021】さらに、有機側鎖は共有結合によって4面
体シートの中心原子に結合しているので両者の結合が堅
牢であり、例えば、コート材やフィラーとして使用する
際の他の組成分との混合等、実用にあたり各種の操作を
行なっても両者の結合が損なわれることがない。
【0022】(第二発明の作用・効果)第二発明は、前
記したように、層状粘土鉱物のケイ素四面体を構成する
ケイ素に、Si−C共有結合によって有機基が導入され
た構造を初めて可能にした方法である。
【0023】本発明において層状有機ケイ素系ポリマー
が合成されるメカニズムは必ずしも明確ではないが、前
記a)、b)あるいはc)をd)の液中に溶解又は分散
させてpHを弱アルカリ性に調整すると、金属を中心原
子とする8面体シートの結晶構造が先行して成長しつ
つ、これに追従してオルガノアルコキシシランのケイ素
がアルコキシ基の加水分解の後の脱水縮合により8面体
シートに結合し、このケイ素を中心に4面体シートの結
晶構造も成長して行くものと推定している。従ってケイ
素四面体の一部に有機基が直接に結合した状態でも、ケ
イ素四面体シートは8面体シートに追従して形成され、
結局、層状有機ケイ素系ポリマーが形成されることにな
る、と考えている。
【0024】なお、シリコンアルコキシドもオルガノア
ルコキシシランと同様にして層状有機ケイ素系ポリマー
に組み込まれるが、これは有機基を有しないので、シリ
コンアルコキシドをオルガノアルコキシシランに対して
所定の比率で併用することにより、層状有機ケイ素系ポ
リマーにおける有機基の割合を調整できる。
【0025】そして、有機基の導入のためにイオン交換
反応を利用しないため、イオン化の困難な有機物、例え
ばエポキシ部分を含むものや、末端にアミノ基を有する
ものも有機基として導入することができる。また、第二
発明の方法は、容易かつ温和な条件下での層状粘土鉱物
の合成を特徴とする特開平3−199118号公報記載
のフィロ珪酸塩の製造方法に準じたプロセスを採用して
おり、有機基が高温あるいは極端なpHにより損なわれ
ることがない。
【0026】更に、原料系におけるオルガノアルコキシ
シランあるいはシリコンアルコキシドの使用量を調整す
ることにより、層状有機ケイ素系ポリマーにおける有機
基の割合、ひいてはその有機材料的な特徴の発現度合い
やフィラーとしての親和性の程度を任意にコントロール
できる。
【0027】(第三発明の作用・効果)第三発明の成形
体は、前記第一発明の層状有機ケイ素系ポリマーが備え
る全ての特徴を維持し、更に、有機基がその官能基の重
合反応により互いに結合しているため、硬度、耐熱性等
が一層向上する。また、成形体がコート材として膜状に
成形されている場合、多数の無機層状ポリマーが緻密に
積層した上に有機基同志が結合して積層構造を強化する
ので、非常に優れたコート材となる。
【0028】(第四発明の作用・効果)本発明におい
て、層状有機ケイ素系ポリマーを得るまでのプロセスで
の作用・効果は前記第二発明と同様である。その後、官
能基に重合反応をおこさせる過程は、有機基相互の結合
反応であって容易な条件で迅速に行うことができ、有機
基が損なわれることはない。
【0029】
【実施態様】次に、本願第一〜第四発明の実施態様を説
明する。 (第一発明の実施態様)第一発明の層状有機ケイ素系ポ
リマーには、8面体シートの両側に4面体シートが形成
されたいわゆる2:1型構造のものと、8面体シートの
片側に4面体シートが形成されたいわゆる1:1型構造
のものとがある。少なくとも有機基を多く含ませたい場
合や、有機基相互の結合強度を向上させたい場合には、
2:1型構造のものが、より望ましい。
【0030】図1は2:1型構造の層状有機ケイ素系ポ
リマーの一例(4面体シートの中心原子がケイ素であ
り、各ケイ素原子に1個の有機基が結合しているも
の))の部分構造を示し、金属原子1を中心とする8面
体シート2の両側に、ケイ素原子3を中心とする4面体
シート4が形成されている。そして、上記ケイ素原子3
には、4面体シート4の一部を構成するものとして、有
機基Rが共有結合により結合している。
【0031】4面体シートの中心原子はケイ素である場
合の他、その一部ないし全部がAl、Fe、Ge、P等
である場合もある。4面体シートの中心原子がFe、G
e、P等となるのは、ケイ素との中心原子置換による。
8面体シートの中心原子はMg、Al、Ni、Co、C
u、Mn、Fe、Li、V、Zrのうちの1種類又は2
種類以上の金属原子からなっている。
【0032】この明細書において、有機基とは、アルコ
キシ基を含まない概念である。有機基としては、層状有
機ケイ素系ポリマーに導入可能でかつこのポリマーに有
機材料の特徴を付与し得るものは、いずれも用い得る。
そしてこれらの有機基は重合可能な官能基を含むもので
も、これを含まないものでも良い。4面体シートの中心
原子の一部ないし全部に対し、1〜3個の有機基が共有
結合によって結合している。
【0033】(第二発明の実施態様) a)のオルガノアルコキシシランは、層状有機ケイ素系
ポリマーにおける4面体シートの中心原子と有機基とを
供給するものであり、少なくとも一のアルコキシ基(4
面体シートの中心原子であるケイ素が8面体シートと結
合するために必要である。)と、少なくとも一の有機基
とを有するものをいう。従って、アルコキシ基3:有機
基1の比率のものから、アルコキシ基1:有機基3の比
率のものまで使用できる。
【0034】b)の金属の無機塩或いは有機塩は、層状
有機ケイ素系ポリマーにおける8面体シートの中心原子
を供給するものであり、金属の種類としてはMg、A
l、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、Li、V、Zrの
うちの1種類又は2種類以上が用いられる。そしてこれ
らの金属と塩を形成すべき無機酸あるいは有機酸の種類
は限定されない。これらの金属の一部のものは、本発明
の実施過程において、4面体シートの中心原子であるケ
イ素と置換することがある。
【0035】c)のシリコンアルコキシドは、層状有機
ケイ素系ポリマーにおける有機基の含有量を調整するた
めに、必要に応じてオルガノアルコキシシランと併用す
るものであり、少なくとも一のアルコキシ基を有し、か
つ有機基を有しないものをいう。従って、アルコキシ基
を1個有するものから、4個有するものまで使用でき
る。
【0036】a)〔あるいはa)とc)〕と、b)との
使用量の比率を選択することにより、前記2:1型ある
いは1:1型の層状有機ケイ素系ポリマーを選択的に製
造することができる。要するに、8面体シートの中心原
子となる金属原子と、4面体シートの中心原子となるケ
イ素原子との当量比の問題である。
【0037】例えば、金属原子:ケイ素原子が1:0.
5〜1:1ぐらいの比率では1:1型の層状有機ケイ素
系ポリマーが、また、金属原子:ケイ素原子が1:2〜
3:4ぐらいの比率では2:1型の層状有機ケイ素系ポ
リマーが生成する。
【0038】d)の溶媒は、無機極性溶媒としての水、
あるいは有機極性溶媒としてのアルコール、アセトン、
有機酸、無機酸等のうちの1種類、又はこれらの2種類
以上の混合溶媒である。
【0039】a)及びb)、更に必要に応じてc)は、
d)の溶媒に必ずしも完全に溶解する必要はなく、ある
程度の分散状態であっても足りる。かかる溶解液又は分
散液に加えるアルカリは、その種類を問わない。
【0040】アルカリ添加によって調整される弱アルカ
リ性のpHとは、原料系の選択等の要因により一律には
規定できないが、例えばpH8〜10程度をいう。要す
るに層状有機ケイ素系ポリマーとしての結晶化、即ちゲ
ル化が希望する程度以上の速度で起こるpHであり、か
つ有機基が損なわれるような強アルカリ性でなければ良
い。上記のゲル化プロセスは室温程度の温度でも十分に
起こるが、有機基を損なわない程度の一定の高い温度条
件下でゲル化させても良い。
【0041】ゲル化プロセスは、原料系の選択や、反応
条件次第で、直ちに完了する場合もあり、ある程度(例
えば1〜2日間程度)のエージングを要する場合もあ
る。得られた結晶状の層状有機ケイ素系ポリマーは、一
旦溶媒を排除して乾燥粉末として回収しても良く、ゲル
状のままでコート材等の用途に用いても良い。
【0042】(第三発明の実施態様)重合可能な官能基
とは、例えば、ヘテロ原子や不飽和結合が代表的である
が、二つの官能基によって重合するようなもの、例え
ば、アミド結合を形成し得るアミノ基とカルボキシル基
との組み合わせのようなものでも良く、要するに重合反
応を起こし得る官能基であればその種類を問わない。
【0043】第三発明における上記以外の点の実施態様
は、前記第一発明の実施態様と同様である。
【0044】(第四発明の実施態様)
【0045】層状有機ケイ素系ポリマーに与えられる形
状は、例えば成形体がコーティング膜であるときは膜状
であり、型をもって成形されるときはその型の形状であ
る。いずれにせよ、成形体が成形される手段、プロセ
ス、あるいはその形状は、第三発明の成形体の用途によ
って全く区々であり、何等限定しない。
【0046】成形後の官能基の重合反応は、加熱その他
の公知の任意の手段によって起こさせることができ、そ
の手段の内容は限定しない。
【0047】第四発明における上記以外の点の実施態様
は、前記第二発明の実施態様と同様である。
【0048】
【実施例】
(実施例1:アクリル−Niハイブリッド粘土の合成)
イオン交換水200gに塩化Ni六水和物1.96gを
溶かした。これにメタノール50gで希釈した3−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン2.73gを加
えて1時間良く攪拌した。ここへ1Nの水酸化ナトリウ
ム水溶液16.5mlを2ml/分の割合で加えるとゲ
ルが生じた。これを室温で2日間放置した。その後濾
過、水洗及び真空乾燥を行い、層状有機ケイ素系ポリマ
ーであるアクリル−Niハイブリッド粘土を得た。
【0049】この生成物のX線回折による評価では、図
2に示すように001のピークを持つスメクタイト的な
パターンが現れ、結晶構造の形成が示唆された。また、
赤外吸光分析(IR)による評価では、図3に示すよう
に1720cm-1(カルボニル基)や1640cm
-1(C=C二重結合)のピークからアクリル基が存在し
ていることを確認した。
【0050】また、図4に示すように、熱重量減少(T
G)の測定では約350°Cまで重量減少が殆ど見られ
ず、層状有機ケイ素系ポリマーに含まれる有機基がかな
りの耐熱性をしめすことが分かった。
【0051】(実施例2:アクリル−Si−Mgハイブ
リッド樹脂膜の製造)イオン交換水200gに塩化Ni
六水和物1.96gを溶かした。これにメタノール50
gで希釈した3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン2.73gを加えて1時間良く攪拌した。ここへ
1Nの水酸化ナトリウム水溶液16.5mlを2ml/
分の割合で滴下して加えるとゲルが生じた。暫く攪拌し
続けた後、これを濾過、洗浄して、湿ったままのゲル体
を得た。このゲル体に1,000mlのトルエンを加え
て攪拌した後、ロータリーエバポレータで濃縮すると、
透明な膨潤ゲル体が得られた。
【0052】上記の膨潤ゲル体をアクリル板に塗布し、
乾燥したところ、透明な膜が得られた。この膜は粘調性
で爪によって容易に傷が付くものであった。しかし、こ
の膜に高圧紫外線ランプにより1時間紫外線を照射した
ところ、膜が硬化した。この塗膜の鉛筆硬度を測定した
ところ、9H以上であった。
【0053】(実施例3:アクリル−Mgハイブリッド
粘土の合成)イオン交換水200gに塩化Mg六水和物
1.68gを溶かした。これにメタノール50gで希釈
した3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
(MPTS)2.73gを加えて1時間良く攪拌した。
ここへ更に1N水酸化ナトリウム水溶液16.5mlを
2ml/分の割合で加えるとゲルが生じた。これを室温
で2日間放置し、その後濾過、水洗、エタノールによる
洗浄及び真空乾燥を行い、アクリル−Mgハイブリッド
粘土を得た。
【0054】比較のためシリコンアルコキシドを使って
粘土鉱物を合成した。イオン交換水200gに塩化Mg
六水和物1.68gを溶かした。これにメタノール50
gで希釈したテトラメチルオルトシリケート(TMO
S)1.67gを加えて1時間良く攪拌した。ここへ更
に1N水酸化ナトリウム水溶液16.5mlを2ml/
分の割合で加えるとゲルが生じた。これを室温で2日間
放置し、その後濾過、水洗、エタノールによる洗浄及び
真空乾燥を行い、Mg含有粘土鉱物(TMOS粘土)を
得た。
【0055】このアクリル−Mgハイブリッド粘土につ
いてのX線回折による評価(図5)では、001のピー
クを持つスメクタイト的なパターンが現れ、結晶構造の
形成が示唆された。また、この両者について29Siパル
スNMRを測定した(図6)。その結果、どちらもアモ
ルファスに由来するブロードなピークがみられず、比較
的結晶性の良いことが分かった。
【0056】同図に参考として挙げた、原料であるMP
TSのNMR周波数シフトはTMOSのそれに比べて小
さいが、これはTMOSが4つのSi−O結合を持つの
に対してMPTSではそのうちの1つがSi−C結合で
あることに由来する。アクリル−Mgハイブリッド粘土
とTMOS粘土のNMR周波数シフトも同様の関係にあ
ることから、アクリル−Mgハイブリッド粘土中のSi
もSi−C結合を持っていることが分かる。
【0057】また、アクリル−Mgハイブリッド粘土に
ついて13CNMRを測定した(図7)。参考として挙げ
たMPTSとの対比から、MPTSでSiと結合してい
る有機構造がそのまま存在していることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】層状有機ケイ素系ポリマーの構造図
【図2】アクリル−Niハイブリッド粘土のXRDパタ
ーン
【図3】アクリル−Niハイブリッド粘土の赤外吸光分
析チャート
【図4】アクリル−Niハイブリッド粘土の熱重量減少
(TG)
【図5】アクリル−Mgハイブリッド粘土のXRDパタ
ーン
【図6】アクリル−Mgハイブリッド粘土とTMOS粘
土のSiNMRスペクトル
【図7】アクリル−Mgハイブリッド粘土のCNMRス
ペクトル
【符号の説明】
1 金属原子 2 8面体シート 3 ケイ素原子 4 4面体シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケイ素又は金属を中心原子とする4面体シ
    ートと金属を中心原子とする8面体シートとの積層体か
    らなる結晶性層状ポリマーであって、前記4面体シート
    の中心原子であるケイ素又は金属の一部ないし全部の原
    子がそれぞれ共有結合により有機基と結合していること
    を特徴とする層状有機ケイ素系ポリマー。
  2. 【請求項2】下記a)及びb)、更に必要に応じてc)
    を、d)の液中に溶解又は分散させ、更にアルカリを加
    えてpHを弱アルカリ性に調整し、そのまま直ちに、あ
    るいはエージングを経て請求項1に記載の層状有機ケイ
    素系ポリマーを得ることを特徴とする層状有機ケイ素系
    ポリマーの製造方法。 a)少なくとも一のアルコキシ基と、少なくとも一の有
    機基とを有するオルガノアルコキシシラン。 b)Mg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、L
    i、V、Zrのうち少なくとも1種の金属の無機塩、有
    機塩あるいはアルコキシド。 c)少なくとも一のアルコキシ基を有するシリコンアル
    コキシド。 d)無機又は有機の1種類の極性溶媒、あるいはその2
    種類以上の極性溶媒の混合溶媒。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の層状有機ケイ素系ポリマ
    ーであってその有機基に重合可能な官能基を含むもの
    が、任意の特定の形状に成形され、かつ前記有機基がそ
    の官能基の重合反応により互いに結合していることを特
    徴とする層状有機ケイ素系ポリマーの成形体。
  4. 【請求項4】下記a)及びb)、更に必要に応じてc)
    を、d)の液中に溶解又は分散させ、更にアルカリを加
    えてpHを弱アルカリ性に調整し、そのまま直ちに、あ
    るいはエージングを経て請求項1に記載の層状有機ケイ
    素系ポリマーを得た後、これに任意の特定の形状を与
    え、かつ有機基の官能基に重合反応を起こさせて有機基
    を互いに結合させることを特徴とする層状有機ケイ素系
    ポリマーの成形体の製造方法。 a)少なくとも一のアルコキシ基と、少なくとも一の有
    機基であって重合可能な官能基を含むものとを有するオ
    ルガノアルコキシシラン。 b)Mg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、L
    i、V、Zrのうち少なくとも1種の金属の無機塩、有
    機塩あるいはアルコキシド。 c)少なくとも一のアルコキシ基を有するシリコンアル
    コキシド。 d)無機又は有機の1種類の極性溶媒、あるいはその2
    種類以上の極性溶媒の混合溶媒。
JP36055192A 1992-12-28 1992-12-28 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法 Expired - Fee Related JP3952482B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36055192A JP3952482B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法
US08/422,606 US5527871A (en) 1992-12-28 1995-04-12 Layered inorganic-organic polymer shaped article thereof and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36055192A JP3952482B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06200034A true JPH06200034A (ja) 1994-07-19
JP3952482B2 JP3952482B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=18469892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36055192A Expired - Fee Related JP3952482B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3952482B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023312A (en) * 1995-10-26 2000-02-08 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Optical device with memory function employing liquid crystal/orientation-sustaining material composite, and method for using same
WO2004026943A1 (ja) * 2002-09-18 2004-04-01 National Institute For Materials Science 熱可塑性層状アルキルシロキサンとその製造方法
WO2004076532A1 (ja) * 2003-02-28 2004-09-10 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 層状オルガノシリカナノ複合体およびその製造方法
JP2006036852A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Toray Ind Inc 層状構造体および有機−無機複合材料
US7009021B2 (en) 2002-08-05 2006-03-07 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Paint composition, proces for producing wear-resistant coating film using the same, and wear-resistant coating film comprising the same
JP2006069802A (ja) * 2004-08-26 2006-03-16 National Institute For Materials Science 無機ケイ素化合物/有機複合ナノシートとその製造方法及び層状ケイ素化合物/有機複合体の膨潤処理法
JP2009149881A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Commissariat A L'energie Atomique ディスパージョン形成剤としての金属有機シリケートポリマーの使用
WO2009098978A1 (ja) * 2008-02-05 2009-08-13 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho 有機無機複合体の合成方法
JP2009185149A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Central R&D Labs Inc 塗料組成物の製造方法および塗料組成物
WO2013065638A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 株式会社豊田中央研究所 2価-3価金属系有機無機層状複合体およびその製造方法
JP2013095824A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Toyota Central R&D Labs Inc 2価−3価金属系有機無機層状複合体およびその製造方法
JP2014051419A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Kri Inc 層状粘土鉱物複合体およびその製造方法並びにそれを用いた膜形成組成物および膜
US9138778B2 (en) 2010-04-14 2015-09-22 Kansai Paint Co., Ltd. Method for formation of multi-layered coating film, and coated article

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023312A (en) * 1995-10-26 2000-02-08 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Optical device with memory function employing liquid crystal/orientation-sustaining material composite, and method for using same
US7009021B2 (en) 2002-08-05 2006-03-07 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Paint composition, proces for producing wear-resistant coating film using the same, and wear-resistant coating film comprising the same
WO2004026943A1 (ja) * 2002-09-18 2004-04-01 National Institute For Materials Science 熱可塑性層状アルキルシロキサンとその製造方法
WO2004076532A1 (ja) * 2003-02-28 2004-09-10 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 層状オルガノシリカナノ複合体およびその製造方法
JP2006036852A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Toray Ind Inc 層状構造体および有機−無機複合材料
JP2006069802A (ja) * 2004-08-26 2006-03-16 National Institute For Materials Science 無機ケイ素化合物/有機複合ナノシートとその製造方法及び層状ケイ素化合物/有機複合体の膨潤処理法
JP2009149881A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Commissariat A L'energie Atomique ディスパージョン形成剤としての金属有機シリケートポリマーの使用
WO2009098978A1 (ja) * 2008-02-05 2009-08-13 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho 有機無機複合体の合成方法
JP2009185148A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Central R&D Labs Inc 有機無機複合体の合成方法
JP2009185149A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Central R&D Labs Inc 塗料組成物の製造方法および塗料組成物
US8716424B2 (en) 2008-02-05 2014-05-06 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Process for synthesizing organic/inorganic composite
US9138778B2 (en) 2010-04-14 2015-09-22 Kansai Paint Co., Ltd. Method for formation of multi-layered coating film, and coated article
WO2013065638A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 株式会社豊田中央研究所 2価-3価金属系有機無機層状複合体およびその製造方法
JP2013095824A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Toyota Central R&D Labs Inc 2価−3価金属系有機無機層状複合体およびその製造方法
JP2014051419A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Kri Inc 層状粘土鉱物複合体およびその製造方法並びにそれを用いた膜形成組成物および膜

Also Published As

Publication number Publication date
JP3952482B2 (ja) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5527871A (en) Layered inorganic-organic polymer shaped article thereof and process for producing the same
JPH06200034A (ja) 層状有機ケイ素系ポリマー、その成形体及びこれらの製造方法
JP3899546B2 (ja) 層状有機チタノシリケートおよび層状有機チタノシリケートの成形体
EP1194374B1 (en) Nanocomposite coatings
JP4354156B2 (ja) シリコンエステルを含むポリマー化合物およびこれから得られる組成物
US6887517B1 (en) Surface modified particles by multi-step Michael-type addition and process for the preparation thereof
JP3722850B2 (ja) 有機−無機重合体およびその製造方法
JP3938528B2 (ja) 塗料組成物、塗料組成物を用いた耐摩耗性被覆膜の製造方法および塗料組成物からなる耐摩耗性被覆膜
Pietras et al. New approach to preparation of gelatine/SiO2 hybrid systems by the sol-gel process
JPH09295809A (ja) 粘土複合体及びその製造方法
JP2009185149A (ja) 塗料組成物の製造方法および塗料組成物
JP3922584B2 (ja) 層状有機チタノシリケート
Wang et al. Synthesis and characterization of dual‐functionalized laponite clay for acrylic nanocomposites
KR20040090125A (ko) 고분자―유기 층상화합물 나노복합체의 제조방법
JP2007505809A (ja) 変性された二層粘土鉱物、その製造方法および使用
JPH10264291A (ja) ハイブリッド層状高分子材料
JPH10330534A (ja) 複合材料
WO2009005190A1 (en) Hyperbranched organic modifier, method of preparing thereof and organo-modified clay using the same
JP6184828B2 (ja) ラミネートチューブ容器
Liu et al. Synthesis of a new layered manganese oxide nanocomposite through a delamination/reassembling process
CN116903654B (zh) 疏水改性剂及其制备方法、制备改性无机填料的方法
KR100750291B1 (ko) 폴리스티렌 나노복합재 및 이의 제조방법
CN115386247B (zh) 一种原位表面包覆改性碳酸钙填料及其制备方法和应用
JPS60106861A (ja) 有機リン酸エステル系化合物による改質無機粉体
JP2676490B2 (ja) 酸化アルミニウム変態及びその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20070409

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees