JPH06200229A - ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方法 - Google Patents

ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方法

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JPH06200229A
JPH06200229A JP4547992A JP4547992A JPH06200229A JP H06200229 A JPH06200229 A JP H06200229A JP 4547992 A JP4547992 A JP 4547992A JP 4547992 A JP4547992 A JP 4547992A JP H06200229 A JPH06200229 A JP H06200229A
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JP
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resin
adhesive
weight
decorative sheet
parts
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JP4547992A
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Inventor
Koichi Mochizuki
幸一 望月
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 初期接着性、常態接着強度、耐熱性に優れた
ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用して曲面又は
凹凸面を有する化粧シート被覆材料を得る。 【構成】 熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂として
アジピン酸/ブタンジオール/トリレンジイソシアネー
ト(デスモコール400 :バイエル社)100 重量部と、粘
着付与剤としてt-ブチルフェノ−ル変成キシレンホルム
アルデヒド樹脂(ニカノールHP100 :三菱ガス化学社)
100 重量部とをジクロルメタン450 重量部に溶解して主
剤を調製する。この主剤100 重量部に硬化剤としてジフ
ェニルメタンジイソシアネート5重量部を混合して目的
の接着剤を得る。170 μm の塩化ビニル樹脂シートの裏
面に上記接着剤を100 μm に塗布し乾燥させ、これを表
面に深さと幅が約5mmのU溝のあるファイバーボード芯
材の表面に被覆し圧着して目的の被覆材料を得る。貼合
せ直後に上記U溝からシートが浮くことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポリウレタン接着剤
及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂を
溶剤に溶解した主剤と、ポリイソシアネート硬化剤とか
らなるポリウレタン接着剤は、常態接着強度や耐熱性に
優れ、プラスチック、金属、木材など各種材料の接着に
広く使用されている。
【0003】しかし、この種のポリウレタン接着剤は、
初期接着性が充分でない。例えば、この接着剤を使用し
て、化粧シートを曲面又は凹凸面を有する芯材に被覆し
接着させて化粧シート被覆材料を製造する場合には、化
粧シートの反発により、貼り合わせ直後に化粧シートと
芯材の曲面又は凹凸面との間に浮きが発生し、品質の良
好な製品を得ることが困難である。
【0004】ポリウレタン接着剤の初期接着性を改良す
るために、粘着付与剤を配合することは知られている。
この粘着付与剤としては、テルペン樹脂、フェノール樹
脂、テルペンフェノール樹脂、ロジン樹脂、キシレン樹
脂が挙げられている(例えば、昭和62年9月25日
日刊工業新聞社発行「ポリウレタン樹脂ハンドブック」
441〜445頁参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な粘着付与剤を配合したポリウレタン接着剤を使用して
も、化粧シートを曲面又は凹凸面を有する芯材に被覆し
接着させる場合には、貼り合わせ直後に化粧シートと芯
材の曲面又は凹凸面との間に浮きが依然として発生し、
初期接着性はまだ充分でない。また、このような粘着付
与剤を配合すると、ポリウレタン接着剤の耐熱性が低下
するという問題もある。
【0006】この発明は、上記の問題点を解決するもの
で、その目的とするところは、初期接着性、常態接着強
度、耐熱性がともに優れたポリウレタン接着剤、及びこ
の接着剤を使用して、曲面又は凹凸面を有する化粧シー
ト被覆材料を製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明者は、ポリウレタン接着剤に配合する各種
の粘着付与剤について詳細に検討した。その結果、特定
の粘着付与剤が優れた効果のあることを見出した。すな
わち、この発明のポリウレタン接着剤は、熱可塑性ポリ
エステル系ウレタン樹脂に粘着付与剤としてフェノール
変成キシレンホルムアルデヒド樹脂又は/及びフェノー
ル変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂を配合しこれを
溶剤に溶解した主剤と、ポリイソシアネート硬化剤とか
らなる。
【0008】また、この発明の化粧シート被覆材料の製
造方法は、上記のポリウレタン接着剤を化粧シートの裏
面に塗布し乾燥させ、これを曲面又は凹凸面を有する芯
材に被覆し接着させるものである。
【0009】この発明に用いる熱可塑性ポリエステル系
ウレタン樹脂とは、多塩基酸と多価ヒドロキシル化合物
との縮合反応によって得られる末端水酸基を有する飽和
ポリエステル樹脂の活性水酸基と、ジイソシアネート化
合物のイソシアネート基とを、ほぼ当量で反応させて得
られるもので、分子鎖中にウレタン結合を有する線状高
分子からなるエラストマー樹脂である。その平均分子量
は、一般に1万〜50万のものが用いられる。
【0010】この場合、多塩基酸としては、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、フタル酸、コハク酸などの飽和ジカルボン酸が
用いられる。また、多価ヒドロキシル化合物としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどの飽和二価アルコールが用いられる。
【0011】また、飽和ポリエステル樹脂の活性水酸基
と反応させるジイソシアネート化合物としては、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネート
等が用いられる。特に、多塩基酸としてアジピン酸を用
い、多価ヒドロキシル化合物として1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオールを用いた熱可塑性ポリ
エステル系ウレタン樹脂は、結晶速度が早いため初期接
着性の点で優れており、好適である。
【0012】この発明においては、上記の熱可塑性ポリ
エステル系ウレタン樹脂に、粘着付与剤としてフェノー
ル変成キシレンホルムアルデヒド樹脂又は/及びフェノ
ール変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂を適量配合
し、これを適当な溶剤に溶解して主剤が調製される。
【0013】上記のフェノール変成キシレンホルムアル
デヒド樹脂は、m−キシレンとホルムアルデヒドとを付
加縮合させて得られる通常のキシレンホルムアルデヒド
樹脂にフェノール類を反応させ、過剰のフェノール類が
残存する場合は、さらにホルムアルデヒドを添加して後
縮合させて得られるオリゴマーである。この場合、キシ
レンホルムアルデヒド樹脂とフェノール類との比率は、
一般に重量で5:5〜7:3とされる。また、フェノー
ル変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂は、上記のm−
キシレンに代えてメシチレンを用いて得られオリゴマー
である。いずれのオリゴマーも、キシレン又はメシチレ
ンホルムアルデヒド樹脂とフェノール類との比率は、一
般に重量で5:5〜7:3で、またその平均分子量は、
一般に200〜5000のものが用いられる。
【0014】キシレン又はメシチレンホルムアルデヒド
樹脂に反応させるフェノール類としては、フェノール、
クレゾール、ビスフェノールプロパン、ビスフェノール
メタン、レゾルシン、ピロカテコール、ハイドロキノ
ン、p−t−ブチルフェノール、p−オクチルフェノー
ル、p−シクロヘキシルフェノール、p−t−アミノフ
ェノール、p−フェニルフェノール、ビスフェノールス
ルホン、ビスフェノールエーテルなどが単独で或いは二
種以上を混合して用いられる。特に、p−t−ブチルフ
ェノール単独又はp−t−ブチルフェノールとフェノー
ルとを混合して用いるのが好ましい。このようなフェノ
ール変成キシレンホルムアルデヒド樹脂及びフェノール
変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂は、市販されてお
り、容易に入手することができる。
【0015】フェノール変成キシレンホルムアルデヒド
樹脂又は/及びフェノール変成メシチレンホルムアルデ
ヒド樹脂は、熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂10
0重量部に対して10〜200重量部、好ましくは30
〜150重量部が配合される。この配合量が10重量部
未満では常態接着強度が低下し、200重量部を越える
と初期接着性が低下する。
【0016】これ等の樹脂配合物を溶解する溶剤として
は、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、トル
エン、キシレン、ジクロルメタン、1,1,1−トリク
ロルエタンなどが単独で或いは二種以上を混合して用い
られる。これ等の溶剤は、一般に樹脂配合物100重量
部に対して50〜5000重量部の範囲で用いられる。
【0017】また、この発明で用いるポリイソシアネー
ト硬化剤としては、トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、トリフェニルメタントリイソシアネート等の芳香
族ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート等の脂肪族ポリイソシアネート;イソホロンジイ
ソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水
素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂環式ポ
リイソシアネートが用いられる。これ等のポリイソシア
ネート硬化剤は単独で或いは二種以上を混合して用いら
れる。
【0018】この発明のポリウレタン接着剤は、通常、
前記の主剤と硬化剤とからなる二液混合型接着剤であ
り、使用する直前に主剤と硬化剤とを混合する。硬化剤
は、前記主剤中の熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂
100重量部に対して、一般に1〜200重量部の範囲
で混合して用いられる。なお、必要に応じて、無機充填
剤、着色剤、安定剤、反応促進剤等を添加してもよい。
【0019】こうして得られるこの発明のポリウレタン
接着剤は、初期接着性、常態接着強度、耐熱性、耐水性
などに優れ、プラスチック、金属、木材など各種材料の
接着に広く使用される。特に、強い初期接着性が要求さ
れる曲面又は凹凸面を有する化粧シート被覆材料の製造
に好適に用いられる。
【0020】以下に、曲面又は凹凸面を有する化粧シー
ト被覆材料の製造方法について、説明する。化粧シート
と曲面又は凹凸面を有する芯材とが用意される。化粧シ
ートとしては、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン
樹脂、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポリプロピレン
樹脂等の合成樹脂からなる無地又は文字や模様が印刷さ
れたシート、木材のつき板シート、合成樹脂を含浸させ
たつき板シート、アルミ箔等の金属箔、紙、布などが用
いられる。
【0021】曲面又は凹凸面を有する芯材としては、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂などの合成樹
脂、天然木材、合板、パーティクルボード、硬質ファイ
バーボード、半硬質ファイバーボード、集成材などの木
材、アルミニウム、鉄、ステンレスなどの金属からなる
横断面が異形の成形体が用いられる。
【0022】先ず、化粧シートが供給され、この化粧シ
ートの裏面にこの発明のポリウレタン接着剤が塗布さ
れ、その後熱風等で乾燥される。接着剤の塗布は、ナイ
フコーター、ロールコーター、カーテンフローコータ
ー、スプレー等で行われ、通常、塗布膜厚が1〜500
μm 、好ましくは5〜300μm となるように塗布され
る。乾燥は、一般に常温〜100℃、好ましくは40〜
60℃程度で1秒〜30分、好ましくは5秒〜1分間程
度行われる。
【0023】次いで、この化粧シートが曲面又は凹凸面
を有する芯材の表面に沿って被覆され、ロール等で圧着
されるか或いは真空成形機のゴム板等で吸着される。圧
力は、一般に0.1〜10 kg/cm(線圧)程度で瞬時
に行われる。化粧シートと芯材との組み合わせは何ら制
限されないが、特に好適な組み合わせは、合成樹脂シー
トと木材、合成樹脂シートと金属、合成樹脂シートと合
成樹脂、つき板シートと木材である。こうして、曲面又
は凹凸面を有する化粧シート被覆材料が製造される。
【0024】
【作用】熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂を溶剤に
溶解した主剤と、ポリイソシアネート硬化剤とからなる
ポリウレタン接着剤に、粘着付与剤としてフェノール変
成キシレンホルムアルデヒド樹脂又は/及びフェノール
変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂が含有されると、
初期接着性、接着強度、耐熱性がともに優れた接着剤が
得られる。その理由は明らかでない。このような粘着付
与剤は、従来のポリウレタン接着剤には用いられておら
ず、この点で特異である。
【0025】また、上記のポリウレタン接着剤を化粧シ
ートの裏面に塗布し乾燥させ、これを曲面又凹凸面を有
する芯材に被覆し接着させると、この接着剤は初期接着
性が優れているので、貼り合わせ直後の化粧シートと芯
材の曲面又は凹凸面との間に化粧シートの反発による浮
きが発生しない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂としてアジピン酸
/ブタンジオール/トリレンジイソシアネート(デスモ
コール400:バイエル社製)100重量部と、粘着付
与剤としてt−ブチルフェノ−ル変成キシレンホルムア
ルデヒド樹脂(ニカノールHP100:三菱ガス化学社
製)100重量部とを、ジクロルメタン450重量部に
溶解して主剤を調製した。この主剤100重量部に、硬
化剤として粗製ジフェニルメタンジイソシアネート(ス
ミジュール44V20:住友バイエル社製)5重量部を
混合してポリウレタン接着剤を製造した。
【0027】プロフィールラミネーター(PL−30
0:丸中商事社製)を用い、厚さ170μm の塩化ビニ
ル樹脂シートを15m/分の速度で供給し、その片面に
ナイフコーターで上記接着剤を100μm の厚さの塗布
し、40℃の熱風乾燥炉を通過させて乾燥させ、これを
断面異形の半硬質ファイバーボードからなる芯材の表面
から裏面の両縁部にかけて包み込むように被覆しなが
ら、圧着ローラーで圧着して化粧シート被覆材料(建
材)を製造した。なお、上記芯材は、長さ2m、幅10
0mm、厚さ20mmで、その表面に、深さと幅が約5mm、
角のRが2mmの二本のU字状の溝が70mm間隔で長さ方
向に設けられたものである。
【0028】また、上記のプロフィールラミネーター
は、化粧シートを連続的に送り出す供給ロールと、接着
剤を化粧シートに塗布するナイフコーターと、塗布され
た接着剤を乾燥する熱風乾燥器と、一定長さの芯材を供
給する芯材供給器と、化粧シートを芯材に被覆しながら
化粧シートを芯材の曲面又は凹凸面に沿って圧着する圧
着ロールと、化粧シートを芯材の長さに合わせて切断す
るカッターとを備えている。この化粧シート被覆建材に
ついて、下記の方法で、初期接着性、常態剥離接着強
さ、耐熱クリープ性を測定した。その結果を表1に示
す。
【0029】(1) 初期接着性 製造直後の化粧シート被覆建材について、表面凹凸部の
化粧シートに浮き等の異常が有るか否かを目視で判定し
た。
【0030】(2) 常態剥離強度 化粧シート被覆建材の平面部を長さ100mm×幅25mm
の寸法に切断し、予め化粧シートの一端部を剥離させ、
これを20℃で2日間保持した後、芯材と化粧シートの
一端部をチャックに固定し、温度20℃、湿度60%R
Hの雰囲気でオートグラフを用い200mm/分の引張速
度で、180度剥離強度を測定した。
【0031】(3) 耐熱クリープ性 化粧シート被覆建材の平面部を長さ100mm×幅25mm
の寸法に切断し、予め化粧シートの一端部を剥離させ、
これを20℃で2日間保持した後、垂直に保持し芯材の
上端を固定して化粧シートの一端部に500gの分銅を
取り付け、60℃の雰囲気で24時間経過後の180度
剥離長さを測定した。
【0032】実施例2 実施例1において、粘着付与剤をフェノ−ル/t−ブチ
ルフェノ−ル変成キシレンホルムアルデヒド樹脂(ニカ
ノールHP210:三菱ガス化学社製)に変更した。そ
れ以外は実施例1と同様である。その結果を表1に示
す。
【0033】実施例3 実施例1において、粘着付与剤をt−ブチルフェノ−ル
変成キシレンホルムアルデヒド樹脂(ニカノールHP7
0:三菱ガス化学社製)に変更した。それ以外は実施例
1と同様である。その結果を表1に示す。
【0034】実施例4 実施例1において、粘着付与剤をt−ブチルフェノ−ル
変成キシレンホルムアルデヒド樹脂(ニカノールHP1
20:三菱ガス化学社製)に変更した。それ以外は実施
例1と同様である。その結果を表1に示す。
【0035】実施例5 実施例1において、熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹
脂としてアジピン酸/ヘキサンジオール/トリレンジイ
ソシアネート(デスモコール500:バイエル社製)に
変更した。それ以外は、実施例1と同様である。その結
果を表1に示す。
【0036】実施例6 実施例1において、粘着付与剤の配合量を30重量部に
変更した。それ以外は実施例1と同様である。その結果
を表2に示す。
【0037】実施例7 実施例1において、粘着付与剤の配合量を50重量部に
変更した。それ以外は実施例1と同様である。その結果
を表2に示す。
【0038】実施例8 実施例1において、粘着付与剤の配合量を150重量部
に変更した。それ以外は実施例1と同様である。その結
果を表2に示す。
【0039】実施例9 実施例1において、粘着付与剤をt−ブチルフェノ−ル
変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂(ニカノールHP
150:三菱ガス化学社製)に変更した。それ以外は実
施例1と同様である。その結果を表2に示す。
【0040】実施例10 実施例1において、熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹
脂としてアジピン酸/ヘキサンジオール/トリレンジイ
ソシアネート(デスモコール500:バイエル社製)に
変更した。また、粘着付与剤をt−ブチルフェノ−ル変
成メシチレンホルムアルデヒド樹脂(ニカノールHP1
50:三菱ガス化学社製)に変更した。それ以外は実施
例1と同様である。その結果を表2に示す。
【0041】比較例1 実施例1において、粘着付与剤をキシレンホルムアルデ
ヒド樹脂(ニカノールH:三菱ガス化学社製)に変更し
た。それ以外は実施例1と同様である。その結果を表3
に示す。
【0042】比較例2 実施例1において、粘着付与剤をt−ブチルフェノ−ル
樹脂(ヒタノール643KN:日立化成社製)に変更し
た。それ以外は実施例1と同様である。その結果を表3
に示す。
【0043】比較例3 実施例1において、粘着付与剤をテルペンフェノ−ル樹
脂(タマノール803荒川化学社製)に変更した。それ
以外は実施例1と同様である。その結果を表3に示す。
【0044】比較例4 実施例1において、粘着付与剤をロジンエステル樹脂
(エステルガムH:荒川化学社製)に変更した。それ以
外は実施例1と同様である。その結果を表3に示す。
【0045】比較例5 実施例1において、粘着付与剤をクマロンインデン樹脂
(クマロンV120:新日鉄化学社製)に変更した。そ
れ以外は実施例1と同様である。その結果を表3に示
す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【発明の効果】上述の通り、この発明のポリウレタン接
着剤は、熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂に、粘着
付与剤としてフェノール変成キシレンホルムアルデヒド
樹脂又は/及びフェノール変成メシチレンホルムアルデ
ヒド樹脂を配合し、これを溶剤に溶解した主剤と、ポリ
イソシアネート硬化剤とからなり、特に、粘着付与剤と
してフェノール変成キシレンホルムアルデヒド樹脂又は
/及びフェノール変成メシチレンホルムアルデヒド樹脂
を配合することにより、従来のポリウレタン接着剤に較
べ、初期接着性、常態接着強度、耐熱性がともに優れ
る。また、耐水性も優れる。したがって、この接着剤
は、プラスチック、金属、木材など各種材料の接着に広
く使用される。
【0050】また、この発明の化粧シート被覆材料の製
造方法は、上記のポリウレタン接着剤を化粧シートの裏
面に塗布し乾燥させ、これを曲面又凹凸面を有する芯材
に被覆して接着させるものであり、接着剤の有する優れ
た初期接着性により、化粧シートが芯材の曲面又は凹凸
面から浮くのが防止され、作業性に優れ、且つ常態接着
強度、耐熱性及び耐水性に優れた曲面又は凹凸面を有す
る化粧シート被覆材料が得られる。このようにして得ら
れる化粧シート被覆材料は、建材や自動車内装材などに
好適に使用される。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記のフェノール変成キシレンホルムアル
デヒド樹脂は、キシレンとホルムアルデヒドとを付加縮
合させて得られる通常のキシレンホルムアルデヒド樹脂
にフェノール類を反応させ、過剰のフェノール類が残存
する場合は、さらにホルムアルデヒドを添加して後縮合
させて得られるオリゴマーである。この場合、キシレン
ホルムアルデヒド樹脂とフェノール類との比率は、一般
に重量で5:5〜7:3とされる。また、フェノール変
成キシレンホルムアルデヒド樹脂は、上記のキシレン
代えてメシチレンを用いて得られオリゴマーである。
いずれのオリゴマーも、キシレン又はメシチレンホルム
アルデヒド樹脂とフェノール類との比率は、一般に重量
で5:5〜7:3で、またその平均分子量は、一般に2
00〜5000のものが用いられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次いで、この化粧シートが曲面又は凹凸面
を有する芯材の表面に沿って被覆され、ロール等で圧着
されるか或いは真空成形機のゴム板等で吸着される。圧
力は、一般に0.1〜10kg/cm(線圧)程度で瞬時
に行われる。化粧シートと芯材との組み合わせは何ら制
限されないが、特に好適な組み合わせは、合成樹脂シー
トと木材、合成樹脂シートと金属、合成樹脂シートと合
成樹脂、つき板シートと木材である。こうして、曲面又
は凹凸面を有する化粧シート被覆材料が製造される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【表3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリエステル系ウレタン樹脂に
    粘着付与剤としてフェノール変成キシレンホルムアルデ
    ヒド樹脂又は/及びフェノール変成メシチレンホルムア
    ルデヒド樹脂を配合しこれを溶剤に溶解した主剤と、ポ
    リイソシアネート硬化剤とからなるポリウレタン接着
    剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリウレタン接着剤を化
    粧シートの裏面に塗布し乾燥させ、これを曲面又は凹凸
    面を有する芯材に被覆し接着させることを特徴とする化
    粧シート被覆材料の製造方法。
JP4547992A 1992-03-03 1992-03-03 ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方法 Pending JPH06200229A (ja)

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