JPH06200366A - 薄膜装置および薄膜装置の形成方法 - Google Patents

薄膜装置および薄膜装置の形成方法

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JPH06200366A
JPH06200366A JP5000347A JP34793A JPH06200366A JP H06200366 A JPH06200366 A JP H06200366A JP 5000347 A JP5000347 A JP 5000347A JP 34793 A JP34793 A JP 34793A JP H06200366 A JPH06200366 A JP H06200366A
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JP
Japan
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thin film
electrode
dielectric
vacuum chamber
upper electrode
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JP5000347A
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Eisaku Mori
栄作 森
Teruo Ina
照夫 伊奈
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極および薄膜をICB法(イオンクラスタ
ビーム法)を利用して形成する場合に蒸発源としてのる
つぼの数を減らすことができる薄膜装置を提供する。誘
電体薄膜の誘電率の低下を招くことなく電極を形成でき
る薄膜装置の形成方法を提供する。 【構成】 4はシリコンウェハからなる基板であり、4
1は基板4上に形成された白金よりなる下部電極、5は
PZTの強誘電体薄膜、51はTi/TiN層で形成さ
れる上部電極である。薄膜5及び上部電極51は同一真
空槽内でICB法でもって形成する。上部電極51の構
成材料がTi及びTiNであり、TiはPZTの構成材
料の1つであるので、電極51及び薄膜5をICB法を
利用して形成する場合に蒸発源としてのるつぼを兼用し
得る。薄膜5に続いて電極51を同一真空槽内で形成で
き、薄膜5の表面が大気に触れることによる酸化を防止
でき、誘電率の低下を防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体不揮発
性メモリ、半導体DRAMキャパシタ等に使用される強
誘電体薄膜等の薄膜装置および薄膜装置の形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の薄膜装置として、例えば
強誘電体薄膜装置を示す構成図であり、図において、4
はシリコンウェハからなる基板であり、表面の一部にシ
リコン酸化膜を持っている。41は白金(Pt)よりな
る基板4上に形成された下部電極である。5はPZTよ
りなる強誘電体薄膜である。ここで、PZTはジルコン
酸・チタン酸鉛(Pb−(Zr,Ti)−O3 )であ
る。51aは白金よりなる上部電極である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の強誘電体薄膜装
置は以上のように構成されているので、以下のような問
題点があった。すなわち、薄膜5がイオンクラスタビー
ム法(ICB法)で形成されるのに対して、電極41,
51aはスパッタリング法で形成されていたため、スパ
ッタリング装置とICB装置との間の搬送のため、基板
4を大気中に取り出すことになり、薄膜5の表面に酸化
膜が形成されて、誘電率の低下を招くという問題点があ
った。また、電極41,51aと薄膜5の構成材料が異
なるため、例えば電極41,51aおよび薄膜5をIC
B法を利用して形成する場合には、蒸発源としてのるつ
ぼの数が多くなるという問題点があった。
【0004】この発明はこのよな問題点を解決するため
になされたもので、電極および薄膜をICB法を利用し
て形成する場合に蒸発源としてのるつぼの数を減らすこ
とができる薄膜装置を提供することを目的とする。ま
た、誘電体材料の薄膜の誘電率の低下を招くことなく電
極を形成できる薄膜装置の形成方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
る薄膜装置は、基板上に形成された下部電極と、この下
部電極上に形成された誘電体等の薄膜と、この薄膜上に
形成され、該薄膜と同一の構成材料から成る上部電極と
を備えたものである。
【0006】請求項第2項の発明に係る薄膜装置は、基
板上に形成された下部電極と、この下部電極上に形成さ
れた誘電体等の薄膜と、この薄膜上に形成された上部電
極とを備え、上記下部電極および上部電極が上記薄膜と
同一の構成材料から成るものである。
【0007】請求項第3項の発明に係る誘電体薄膜装置
の形成方法は、真空槽内で基板に誘電体材料をイオンク
ラスタビーム法により蒸着させて薄膜を形成し、次に、
上記真空槽内で薄膜に電極材料をイオンクラスタビーム
法により蒸着させて電極を形成するものである。
【0008】請求項第4項の発明に係る薄膜装置の形成
方法は、真空槽内で基板に誘電体材料をイオンクラスタ
ビーム法により蒸着させて薄膜を形成し、次に、上記真
空槽内で薄膜に窒素イオンを照射して窒素イオン処理を
し、次に、上記真空槽内で薄膜に電極材料をイオンクラ
スタビーム法により蒸着させて電極を形成するものであ
る。
【0009】
【作用】請求項第1項の発明においては、薄膜の構成材
料を利用して上部電極が形成されるため、ICB法を利
用して電極および薄膜を形成する場合、薄膜の形成時の
蒸発源としてのるつぼを上部電極の形成時にも兼用でき
るため、るつぼの数を減らすことが可能となる。
【0010】請求項第2項の発明においては、薄膜の構
成材料を利用して下部電極および上部電極が形成される
ため、ICB法を利用して電極および薄膜を形成する場
合、薄膜の形成時の蒸発源としてのるつぼを下部電極お
よび上部電極の形成時にも兼用できるため、るつぼの数
を減らすことが可能となる。
【0011】請求項第3項の発明においては、誘電体薄
膜の形成後に同一真空槽内で電極を形成するため、誘電
体薄膜の表面が大気に触れることがなく、酸化膜等の形
成を防ぐことができ、誘電体薄膜の誘電率を低下させる
ことなく電極を形成することが可能となる。
【0012】請求項第4項の発明においては、請求項第
3項の発明と同様の作用を有する他、窒素イオン処理を
することで電極構成材料に酸素がくっつきにくくなって
誘電体薄膜の表面に酸化物ができにくくなり、誘電体薄
膜の誘電率の低下を防止することが可能となる。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明に係る薄膜装置の一実施例
を示す構成図である。この図1において、図4と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図において、51は上部電極である。本例において、薄
膜5はPZTであり、このPZTは鉛(Pb)、ジルコ
ニウム(Zr)、チタン(Ti)の3金属からなる複合
酸化物である。上述した上部電極51は、Ti/TiN
層で形成される。本例は以上のように構成し、その他は
図4の例と同様に構成する。
【0014】本例においては、上部電極51の構成材料
がTiおよびTiNであり、Tiは薄膜5、従ってPZ
Tの構成材料の1つであるので、電極51、薄膜5をI
CB法を利用して形成する場合に、蒸発源としてのるつ
ぼを兼用でき、るつぼの数を減らすことができる。ま
た、薄膜5と上部電極51とを同一真空槽内で形成でき
るので、プロセス時間を短縮できる。
【0015】実施例2.図2は、この発明に係る薄膜装
置の他の実施例を示す構成図である。この図2におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。図において、41aは下部電極であ
り、この下部電極41aは、Ti/TiN層で形成され
る。本例は以上のように構成し、その他は図1の例の同
様に構成する。
【0016】本例においては、下部電極41aおよび上
部電極51の構成材料がTiおよびTiNであり、Ti
は薄膜5、従ってPZTの構成材料の1つであるので、
電極41a,51、薄膜5をICB法を利用して形成す
る場合に、蒸発源としてのるつぼを兼用でき、るつぼの
数を減らすことができる。また、薄膜5と電極41a,
51とを同一真空槽内で形成できるので、プロセス時間
を短縮できる。
【0017】実施例3.上述した実施例1、実施例2に
おいては、薄膜5のPZTの構成材料の1つであるTi
を電極41a,51の構成材料として利用したものであ
るが、PZTのその他の構成材料であるPbやZrを利
用しもよい。また、実施例1、実施例2では、薄膜5が
PZTである例を示したが、その他の誘電体薄膜であっ
てもよい。例えば、薄膜5がSTO,PTO,PLZT
等の強誘電体あるいは高誘電体薄膜である場合には、こ
れらの構成材料を利用して電極を形成すればよい。ここ
で、STOはチタン酸ストロンチウム(SrTiO
3)、PTOはチタン酸鉛(PbTiO3)、PLZTは
ランタン含有のPZT[(Pb,La)(Zr,Ti)
O3]である。さらに、誘電体薄膜以外の薄膜にも同様
に適用できることは勿論である。
【0018】実施例4.次に、この発明に係る薄膜装置
の形成方法の一実施例について説明する。本例は誘電体
薄膜がPZTよりなるものであって、図1に示す誘電体
薄膜装置を形成する例である。この場合、薄膜5および
上部電極51はICB法によって形成される。図3は、
この方法に使用する薄膜形成装置の模式図である。
【0019】図において、1は真空槽であり、この真空
槽1の内部には上部壁に噴出孔を有する蒸発源としての
るつぼ2a,2b,2cが噴出方向を交差せしめるよう
に配されており、るつぼ2a,2b,2cには、蒸着材
料としてそれぞれPb粉末6a、Zr粉末6b、Ti粉
末6cが収容されている。るつぼ2a,2b,2cに
は、それぞれ蒸着材料を蒸気化するために加熱用フィラ
メント3が巻回されている。
【0020】また、各々のるつぼ2a,2b,2cに対
向して蒸着蒸気の流路途中に加速電極8が設けられてい
る。加速電極8とるつぼ2a,2b,2cの間には図示
しない直流電源により高電圧が、前者を負側、後者を正
側として印加されている。また、両者間には、クラスタ
(塊状原子集団)をイオン化するための電子を放射する
イオン化フィラメント9が配されている。真空槽1の上
方空間には、拡散イオンビームの交会位置に蒸着板面を
水平かつ下方に向けて基板4が配されている。なお、基
板4の下方には白金よりなる下部電極41が予め形成さ
れている。
【0021】基板4の上方には、この基板4を所定の温
度まで加熱するためのヒータ13が設置されている。そ
して、これらるつぼ2a〜2c、基板4、加速電極8お
よびイオン化フィラメント9、ヒータ13は、図示しな
い保持手段により真空槽1の内壁に固定されている。ま
た、真空槽1の槽内は、図示しない減圧排気手段によ
り、高真空に保持される。また、10は酸素導入管、1
0aは窒素導入管、11,11aはバルブ、12は酸素
源、12aは窒素源である。
【0022】以上のような装置において、真空槽1の槽
内を減圧排気手段により3×10-4Torr程度の高真
空にする一方、加熱用フィラメント3によりるつぼ2
a,2b,2c内のPb粉末6a、Zr粉末6b、Ti
粉末6cを、それぞれるつぼ2a,2b,2c内が所定
の蒸気圧になるように加熱する。これにより、るつぼ2
a,2b,2cの内部のPb粉末6a、Zr粉末6b、
Ti粉末6cが蒸気化するため、炉内外に圧力差が生
じ、蒸気化したPb,Zr,Tiは噴出孔を通過し、そ
の出口近傍で流路が急に拡大して断熱膨張する。そのた
め、過冷却状態が生じ、蒸着用蒸気が凝縮して原子同士
がファン・デル・ワールス力により凝集し、多数のクラ
スタが形成される。
【0023】噴出孔近傍で生成したクラスタの一部は、
基板4に向けて進行する途中において、イオン化フィラ
メント9から放射された電子の衝突により塊状原子集団
の中の1個の原子が陽電荷を帯びたクラスタイオンとな
る。このPbクラスタイオン、Zrクラスタイオン、T
iクラスタイオン(いずれも正イオン)は、負高圧が印
加された加速電極8の電界により基板4方向に加速さ
れ、拡散ビーム状に基板4状の下部電極41a上に照射
される。照射された各クラスタイオンは、構成原子単位
に分裂して下部電極41a上に分散蒸着する。
【0024】この際、バルブ11を開けて酸素導入管1
0より酸素ガスを1×10-4Torr程度真空槽1内に
導入する。これにより、下部電極41a上にPZTの誘
電体の薄膜5が形成される。次に、バルブ11を開けて
酸素導入管10より酸素ガスを真空槽1内に導入しなが
ら加熱処理を行い、酸化と結晶化を促進する。この場
合、ヒータ13により基板4を400゜C〜600°C
程度に加熱する。
【0025】ここで、特開平1−222046号公報で
示すように、成膜後に加熱処理工程を経ることによって
酸化が完全となり、さらにPZTとしてのペロブスカイ
ト構造への結晶化を促進することになる。その際にも、
上述したように反応性ガスとしての酸素を導入するが、
オゾンあるいは原子状酸素等を含んだ酸素の方がのぞま
しい。
【0026】次に、薄膜5上に上部電極51としてTi
/TiN層を形成する。Ti層はるつぼ2cを加熱用フ
ィラメント3で加熱してTiを蒸発させて行なうと共
に、TiN層はバルブ11aを開けて窒素導入管10a
より窒素ガスを導入しながらるつぼ2cでTiを蒸発さ
せて基板上で窒化反応を生じさせて行なう。この場合、
最初TiN層で次にTi層として2層に分類してもよ
い。また、TiNからTiまでを次第に窒素ガス量を減
らしていく、いわゆる傾斜構成としてもよい。
【0027】本例においては、薄膜5の形成後に、真空
槽1内で上部電極51を連続して形成するので、真空槽
1外に取り出さずにインライン処理ができる。これによ
り、薄膜5の表面が大気に触れることがなく、酸化膜等
の形成を防ぐことができ、従って薄膜(PZT)5の高
い誘電率を低下させることなく上部電極51を形成でき
る。また、Tiはバリアメタルとしての効果もある。
【0028】実施例5.次に、この発明に係る薄膜装置
の形成方法の他の実施例について説明する。本例も誘電
体薄膜がPZTよりなるものであって、図1に示す誘電
体薄膜装置を形成する例であり、薄膜5および上部電極
51はICB法によって形成される。本例においては、
実施例4における薄膜5の形成後で上部電極51の形成
前に窒素イオン処理をするものであり、その他は実施例
4と同様に行われる。窒素イオン処理は、具体的には、
バルブ11aを開けて窒素導入管10aより窒素ガスを
真空槽1内に導入し、イオン化フィラメント9を加熱し
て熱電子を発生させ、熱電子が窒素ガスに作用して得ら
れる窒素イオンを加速電極8を使って引き出して薄膜5
の表面に照射するものである。
【0029】本例においては、実施例4の方法と同様の
効果を得ることができる他、窒素イオン処理されること
によって、薄膜5の表面に酸化膜ができにくくなり、薄
膜5の誘電率の低下を防ぐことができる。すなわち、金
属Tiは酸素と結合して酸化物(TiO2)になりやす
いが、上述したように窒素イオン処理をすることで、酸
化物(TiO2)ができにくくなる。
【0030】実施例6.次に、この発明に係る薄膜装置
の形成方法のさらに他の実施例について説明する。本例
は誘電体薄膜がPZTよりなるものであり、下部電極4
1と上部電極51aが白金よりなる図4に示す誘電体薄
膜装置を形成する例である。本例において使用する薄膜
形成装置は、蒸着材料としてのPt粉末が収容されたる
つぼおよびそれに関連する加熱用フィラメント3、加速
電極8、イオン化フィラメント9等が真空槽1内に併置
される他は、図3の例と同様に構成される。そして、下
部電極41は薄膜5の形成前に、上部電極51aは薄膜
5の形成後に、それぞれ上述したICB法でもって形成
する。その他は、実施例4と同様である。
【0031】本例においては、下部電極41および上部
電極51aを薄膜5を形成するのと同一の真空槽1内で
形成できるため、電極41,51aと薄膜5との界面に
酸化物が形成されにくく、薄膜5の誘電率の低下を防止
できる。
【0032】
【発明の効果】請求項第1項の発明によれば、基板上に
下部電極、誘電体等の薄膜および上部電極がこの順に配
され、上部電極が薄膜の構成材料を利用して形成される
ものであり、ICB法を利用して電極および薄膜を形成
する場合、薄膜の形成時の蒸発源としてのるつぼを上部
電極の形成時にも兼用できるため、るつぼの数を減らす
ことができる等の効果がある。
【0033】請求項第2項の発明によれば、基板上に下
部電極、誘電体等の薄膜および上部電極がこの順に配さ
れ、下部電極および上部電極が薄膜の構成材料を利用し
て形成されるものであり、ICB法を利用して電極およ
び薄膜を形成する場合、薄膜の形成時の蒸発源としての
るつぼを下部電極および上部電極の形成時にも兼用でき
るため、るつぼの数を減らすことができる等の効果があ
る。
【0034】請求項第3項の発明によれば、真空槽内で
基板に誘電体材料をイオンクラスタビーム法により蒸着
させて誘電体薄膜を形成し、次に、真空槽内で誘電体薄
膜に電極材料をイオンクラスタビーム法により蒸着させ
て電極を形成するものであり、誘電体薄膜の形成後に同
一真空槽内で電極を形成するため、誘電体薄膜の表面が
大気に触れないため、酸化膜等の形成を防ぐことがで
き、誘電体薄膜の誘電率を低下させることなく電極を形
成することができる等の効果がある。
【0035】請求項第4項の発明によれば、真空槽内で
基板に誘電体材料をイオンクラスタビーム法により蒸着
させて誘電体薄膜を形成し、次に、真空槽内で誘電体薄
膜に窒素イオンを照射して窒素イオン処理をし、次に、
真空槽内で誘電体薄膜に電極材料をイオンクラスタビー
ム法により蒸着させて電極を形成するものであり、請求
項第3項の発明と同様の効果を有する他、窒素イオン処
理をすることで電極構成材料に酸素が結合しにくくなっ
て誘電体薄膜の表面に酸化物ができにくくなり、誘電体
薄膜の誘電率の低下を防止することができる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る薄膜装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】この発明に係る薄膜装置の他の実施例を示す構
成図である。
【図3】この発明に係る薄膜装置の形成方法に使用され
る薄膜形成装置を示す構成図である。
【図4】従来の強誘電体薄膜装置を示す構成図である。
【符号の説明】 1 真空槽 2a,2b,2c るつぼ 3 加熱用フィラメント 4 基板 5 強誘電体薄膜 6a Pb粉末 6b Zr粉末 6c Ti粉末 8 加速電極 9 イオン化フィラメント 10 酸素導入管 10a 窒素導入管 11,11a バルブ 12 酸素源 12a 窒素源 13 ヒータ 41,41a 下部電極 51,51a 上部電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の薄膜装置として、例えば
強誘電体薄膜装置を示す構成図の一例であり、図におい
て、4はシリコンウェハからなる基板であり、表面の一
部にシリコン酸化膜を持っている。41は白金(Pt)
よりなる基板4上に形成された下部電極である。5はP
ZTよりなる強誘電体薄膜である。ここで、PZTはジ
ルコン酸・チタン酸鉛(Pb−(Zr,Ti)−O3
である。51aは白金よりなる上部電極である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
る薄膜装置は、基板上に形成された下部電極と、この下
部電極上に形成された誘電体等の薄膜と、この薄膜上に
形成され、該薄膜と同一の構成材料の1つから成る上部
電極とを備えたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項第2項の発明に係る薄膜装置は、基
板上に形成された下部電極と、この下部電極上に形成さ
れた誘電体等の薄膜と、この薄膜上に形成された上部電
極とを備え、上記下部電極および上部電極が上記薄膜と
同一の構成材料の1つから成るものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項第4項の発明においては、請求項第
3項の発明と同様の作用を有する他、窒素イオン処理を
することで電極構成材料に酸素がくなって誘電体薄膜
の表面に酸化物ができにくくなり、誘電体薄膜の誘電率
の低下を防止することが可能となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/203 M 8122−4M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された下部電極と、 この下部電極上に形成された誘電体等の薄膜と、 この薄膜上に形成され、該薄膜と同一の構成材料から成
    る上部電極とを備えたことを特徴とする薄膜装置。
  2. 【請求項2】 基板上に形成された下部電極と、 この下部電極上に形成された誘電体等の薄膜と、 この薄膜上に形成された上部電極とを備え、上記下部電
    極および上部電極が上記薄膜と同一の構成材料から成る
    ことを特徴とする薄膜装置。
  3. 【請求項3】 真空槽内で基板上に誘電体材料をイオン
    クラスタビーム法により蒸着させて薄膜を形成し、 次に、上記真空槽内で上記薄膜に電極材料をイオンクラ
    スタビーム法により蒸着させて電極を形成することを特
    徴とする薄膜装置の形成方法。
  4. 【請求項4】 真空槽内で基板に誘電体材料をイオンク
    ラスタビーム法により蒸着させて薄膜を形成し、 次に、上記真空槽内で上記薄膜に窒素イオンを照射して
    窒素イオン処理をし、 次に、上記真空槽内で上記薄膜に電極材料をイオンクラ
    スタビーム法により蒸着させて電極を形成することを特
    徴とする薄膜装置の形成方法。
JP5000347A 1993-01-05 1993-01-05 薄膜装置および薄膜装置の形成方法 Pending JPH06200366A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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