JPH06200536A - 周辺構造体への振動伝播防止システム - Google Patents

周辺構造体への振動伝播防止システム

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JPH06200536A
JPH06200536A JP17987693A JP17987693A JPH06200536A JP H06200536 A JPH06200536 A JP H06200536A JP 17987693 A JP17987693 A JP 17987693A JP 17987693 A JP17987693 A JP 17987693A JP H06200536 A JPH06200536 A JP H06200536A
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sensor
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Nobuyoshi Murai
信義 村井
Tamio Imazawa
民雄 今沢
Yoshinori Takahashi
良典 高橋
Kazuyoshi Katayama
和喜 片山
Hirokazu Yoshioka
宏和 吉岡
Masashi Yasuda
正志 安田
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Takenaka Komuten Co Ltd
Tokkyokiki Corp
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Takenaka Komuten Co Ltd
Tokkyokiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動源となる構造体から近隣周辺の構造体へ
の不快な振動の伝播を防止できるようにする。 【構成】 振動源となるドームの基礎3に近接した箇所
に起振装置6を設け、基礎3の周辺の地盤1の振動を計
測する振動センサ10を設けるとともに、その振動セン
サ10で計測された振動に基づいてコントローラ11か
ら起振装置6に制御信号を出力し、ドームで発生する振
動を打ち消す振動を発生し、ドームから地盤1に振動が
伝播することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス工場とか、多数
の観客を収容してロックコンサートや野球などの各種の
催し・競技を行う施設などのような振動源となる構造体
から近隣周辺の構造体に不快な振動が伝播することを防
止する周辺構造体への振動伝播防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上述のようなプレス工場ではプレス機械
の運転によって、また、各種の催し・競技を行う施設で
は人間の跳躍運動や激しい動きによって、更には、ドー
ムのような大規模な密閉空間による施設では足踏み・跳
躍などによる振動によって、それぞれ地盤に連続的な衝
撃力を与え、この衝撃力により非常に大きな地盤振動を
引き起こし、この地盤振動が近隣周辺の建物、事務所、
民家といった周辺構造体の上下あるいは水平の振動を誘
発し、近隣住民の生活環境を悪化する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような問題に対し、従来では、振動源となる構造体にお
いて、その床と基礎との間に弾性材を介装するなど、振
動源から地盤に与える衝撃力を弱める程度であり、有効
に解消できなかった。
【0004】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、請求項1に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、振動源となる構造体から近
隣周辺の構造体への不快な振動の伝播を防止できるよう
にすることを目的とする。また、請求項2に係る発明の
周辺構造体への振動伝播防止システムは、上述した不快
な振動の伝播をより有効に防止できるようにすることを
目的とする。また、請求項3に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、振動源での振動の変化に対
応して上述した不快な振動の伝播を有効に防止できるよ
うにすることを目的とする。また、請求項4に係る発明
の周辺構造体への振動伝播防止システムは、振動源以外
からの振動ノイズが有る場合でも、振動源となる構造体
から近隣周辺の構造体への不快な振動の伝播を良好に防
止できるようにすることを目的とする。また、請求項5
に係る発明の周辺構造体への振動伝播防止システムは、
装置規模を小さくしながらも、上述した不快な振動の伝
播を有効に防止できるようにすることを目的とする。ま
た、請求項6に係る発明の周辺構造体への振動伝播防止
システムは、上述した不快な振動の伝播をより有効に防
止できるようにすることを目的とする。また、請求項7
に係る発明の周辺構造体への振動伝播防止システムは、
振動源での振動の変化に対応して上述した不快な振動の
伝播を有効に防止できるようにすることを目的とする。
また、請求項8に係る発明の周辺構造体への振動伝播防
止システムは、振動源以外からの振動ノイズが有る場合
でも、振動源となる構造体から近隣周辺の構造体への不
快な振動の伝播を良好に防止できるようにすることを目
的とする。また、請求項9に係る発明の周辺構造体への
振動伝播防止システムは、合理的なフィルターを用い
て、簡単な制御構成で、振動源以外からの振動ノイズが
有る場合でも、振動源となる構造体から近隣周辺の構造
体への不快な振動の伝播を良好に防止できるようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の周
辺構造体への振動伝播防止システムは、上述のような目
的を達成するために、振動源となる構造体の基礎に近接
した箇所に基礎架台を介して起振装置を設け、基礎の周
辺の地盤の振動を計測する振動センサを設けるととも
に、その振動センサで計測された振動に基づき、その振
動を打ち消す振動を発生するように起振装置に制御信号
を出力する制御手段を設けて構成する。
【0006】また、請求項2に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明の周辺構造体への振動伝
播防止システムにおける基礎架台を、支持地盤に対して
弾性体を介して支持するように構成する。
【0007】また、請求項3に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項2に係る発明の周辺構造体への振動伝
播防止システムにおける弾性体を、その固有振動数を変
更制御可能に構成し、基礎架台の振動を計測する第3の
振動センサを設け、振動センサおよび第3の振動センサ
で計測された振動に基づき、弾性体で支持された基礎架
台の固有振動数を変更して共振させ、地盤振動の振動数
の変化に追従させる起振力増幅制御機構を設けて構成す
る。
【0008】また、請求項4に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項1ないし3のいずれかに係る発明の周
辺構造体への振動伝播防止システムにおける振動センサ
に、振動源以外からの振動成分を除去するフィルターを
付設し、そのフィルターを通した振動に基づいて制御手
段に制御信号を出力するように構成する。
【0009】また、請求項5に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、振動源となる構造体と周辺構造体との中間箇
所に基礎架台を介して起振装置を設け、構造体から周辺
構造体に伝わる振動を基礎架台の周囲で計測する第2の
振動センサを設けるとともに、第2の振動センサで計測
された振動に基づき、その振動を打ち消す振動を発生す
るように起振装置に制御信号を出力する制御手段を設け
て構成する。
【0010】また、請求項6に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項5に係る発明の周辺構造体への振動伝
播防止システムにおける基礎架台を、支持地盤に対して
弾性体を介して支持するように構成する。
【0011】また、請求項7に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項6に係る発明の周辺構造体への振動伝
播防止システムにおける弾性体を、その固有振動数を変
更制御可能に構成し、基礎架台の振動を計測する第3の
振動センサを設け、第2および第3の振動センサで計測
された振動に基づき、弾性体で支持された基礎架台の固
有振動数を変更して共振させ、地盤振動の振動数の変化
に追従させる起振力増幅制御機構を設けて構成する。
【0012】また、請求項8に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項5ないし7のいずれかに係る発明の周
辺構造体への振動伝播防止システムにおける第2の振動
センサに、振動源以外からの振動成分を除去するフィル
ターを付設し、そのフィルターを通した振動に基づいて
制御手段に制御信号を出力するように構成する。
【0013】また、請求項9に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムは、上述のような目的を達成す
るために、請求項4または8に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムにおけるフィルターを一自由度
系フィルターで構成する。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明の周辺構造体への振動伝播
防止システムの構成によれば、振動源となる構造体にお
いて振動が発生すると、制御手段から起振装置に制御信
号を出力し、発生した振動を打ち消す振動を起振装置に
よって発生させ、振動源である構造体からそれを支持す
る地盤の周辺への振動の伝播そのものを防止することが
できる。
【0015】また、請求項2に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、起振装置から
基礎架台を介して地盤に付与する振動を弾性体によって
増幅させ、起振装置による起振力が小さくても、地盤に
大きな制御振動を付与することができる。
【0016】また、請求項3に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、弾性体の固有
振動数を振動源となる構造体において発生する振動の振
動数に合わせ、位相を半波長ずらせた状態で、構造体か
ら伝播する振動を打ち消すための増幅した振動を常に基
礎架台および弾性体を介して地盤に付与することができ
る。
【0017】また、請求項4に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、振動源から加
わる振動数が予め特定できることから、振動源以外から
の振動ノイズがあっても、その振動成分を除去し、振動
源からの振動に基づいてのみ、発生した振動を打ち消す
振動を起振装置によって発生させ、振動源である構造体
からそれを支持する地盤の周辺への振動の伝播を防止す
ることができる。
【0018】また、請求項5に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、振動源となる
構造体において振動が発生して、その振動が周辺の所定
の周辺構造体側との中間に設けた基礎架台に伝播する
と、制御手段から起振装置に制御信号を出力し、発生し
た振動を打ち消す振動を起振装置により発生させ、その
振動を基礎架台を介して地盤に付与し、振動源である構
造体と周辺構造体との中間箇所において振動の伝播を遮
断することができる。
【0019】また、請求項6に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、起振装置から
基礎架台を介して地盤に付与する振動を弾性体によって
増幅させ、起振装置による起振力が小さくても、地盤に
大きな制御振動を付与することができる。
【0020】また、請求項7に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、弾性体の固有
振動数を振動源となる構造体において発生する振動の振
動数に合わせ、位相を半波長ずらせた状態で、構造体か
ら伝播する振動を打ち消すための増幅した振動を常に基
礎架台および弾性体を介して地盤に付与することができ
る。
【0021】また、請求項8に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、振動源から加
わる振動数が予め特定できることから、振動源以外から
の振動ノイズがあっても、その振動成分を除去し、振動
源からの振動に基づいてのみ、発生した振動を打ち消す
振動を起振装置によって発生させ、振動源である構造体
からそれを支持する地盤の周辺への振動の伝播を防止す
ることができる。
【0022】また、請求項9に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムの構成によれば、一自由度系フ
ィルターは、図14に示すような伝達関数を有している
ため、図15の(a)に示すように、振動源以外からの
振動ノイズを除去することができる。また、一自由度系
フィルターによって90°の位相の遅れを生じることに着
目し、更に、起振装置によって制振力を加えるとき、弾
性体を介した基礎架台が共振した際に生じる90°の位相
の遅れとが相俟って、全体として自ずと 180°の位相の
遅れを生じ、位相補償をしなくても振動源からの振動を
打ち消す力を付与することができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0024】<第1実施例>図1は、本発明に係る周辺
構造体への振動伝播防止システムの第1実施例を示す全
体概略縦断面図であり、地盤1に杭基礎2…が構築され
るとともに、その杭基礎2…に基礎3が構築され、その
基礎3上に、振動源となる構造体としてのドームDが構
築され、かつ、基礎3に近接した箇所に、弾性体として
の第1の空気バネ4…を介して基礎架台5が設けられる
とともに、その基礎架台5上に、ドームDで発生した振
動が地盤1に伝播することを防止するための起振装置6
…が設けられている。
【0025】起振装置6…それぞれは、図2の要部の側
面図に示すように、先端に錘7a,7bを連結したアー
ム8a,8bを、電動モータ9a,9bによって同芯の
水平方向の軸芯周りで互いに逆方向に回転するとともに
鉛直方向上下でのみ同方向を向くように駆動回転可能に
設け、その回転に伴って錘7a,7bの遠心力により鉛
直方向の振動を発生できるように構成されている。
【0026】基礎2の周囲の地盤1の所定箇所に、周辺
の地盤1の振動を計測する振動センサ10が設けられ、
この振動センサ10に制御手段としてのコントローラ1
1が接続されるとともに、そのコントローラ11に前記
電動モータ9a,9bの制御器12が接続され、振動セ
ンサ10で計測された振動に基づき、その振動を打ち消
すに必要な振動を発生するための制御信号を制御器12
に出力し、電動モータ9a,9bの回転数を変更して起
振装置6によって発生する振動を制御できるように構成
されている。
【0027】第1の空気バネ4…に、流量制御弁14を
介装した配管15を介してコンプレッサー16が接続さ
れ、また、基礎架台5に、起振装置6によって発生する
振動を計測する第3の振動センサ17が設けられ、前記
振動センサ10と第3の振動センサ17が第2のコント
ローラ18に接続されるとともに、その第2のコントロ
ーラ18に前記流量制御弁14が接続され、振動センサ
10および第3の振動センサ17で計測された振動に基
づいて、第1の空気バネ4…に対する内圧を調整し、基
礎架台5の固有振動数を変更して共振させ、地盤振動の
振動数の変化に追従させるように起振力増幅制御機構が
構成されている。
【0028】以上の構成により、ドームDにおいて、ロ
ックコンサートなどに際しての観客の跳躍運動などに起
因して振動が発生しても、その発生した振動に応じて起
振装置6…を自動的に作動し、発生した振動を打ち消す
振動を発生させ、基礎3から地盤1への振動の伝播その
ものを防止できる。
【0029】すなわち、図3の(a)の概略側面図に示
すように、ドームDにおいて振動が発生すると、その衝
撃力fによる振動W1が地盤1を介して周辺構造体13
に伝播するが、上記起振装置6…の作動により、ドーム
Dで振動W1が発生しても、その振動W1に対する制振
力Fを基礎3の近接地盤に与え、振動W1を打ち消す振
動W2を発生させ、基礎3から周辺地盤1に伝播させ
ず、図3の(b)の概略側面図に示すように、周辺構造
体13に伝播する振動Wを減少させ、不快な振動が伝播
することを防止するのである。
【0030】また、このとき、前述した起振力増幅制御
機構を作動させ、第1の空気バネ4…の固有振動数を調
整することにより、基礎架台5から地盤1に付与する振
動数を、基礎3から地盤1に伝播する振動の振動数に合
わせ、半波長ずらした状態で共振させて基礎架台5から
地盤1に付与する振動を有効に増幅し、ドームDにおい
て発生する振動の振動数が変化しても、その変化に対応
させて効果的に振動が周辺構造体13に伝播することを
防止できるようになっている。
【0031】<第2実施例>図4は、本発明に係る周辺
構造体への振動伝播防止システムの第2実施例を示す全
体概略縦断面図であり、ドームDと周辺構造体13とを
直線的に結ぶ途中箇所(図6参照)の地盤1にベタ基礎
19が構築されるとともに、そのベタ基礎19に弾性体
としての第2の空気バネ20を介して基礎架台21が構
築され、その基礎架台21上に、ドームDで発生した振
動が周辺構造体13に伝播することを防止するための起
振装置6…が設けられている。
【0032】起振装置6…それぞれは、図5の要部の側
面図に示すように、先端に錘7a,7bを連結したアー
ム8a,8bを、電動モータ9a,9bによって同芯の
水平方向の軸芯周りで互いに逆方向に回転するとともに
鉛直方向上下でのみ同方向を向くように駆動回転可能に
設け、その回転に伴って錘7a,7bの遠心力により鉛
直方向の振動を発生できるように構成されている。この
構成は第1実施例と同じである。
【0033】ベタ基礎19の周囲の地盤1の所定箇所
に、ドームDで発生して周辺構造体13に伝播する振動
を計測する第2の振動センサ22が設けられ、この第2
の振動センサ22に制御手段としての第3のコントロー
ラ23が接続されるとともに、その第3のコントローラ
23に前記電動モータ9a,9bの制御器12が接続さ
れ、第2の振動センサ22で計測された振動に基づき、
その振動を打ち消すに必要な振動を発生するための制御
信号を制御器12に出力し、電動モータ9a,9bの回
転数を変更して起振装置6によって発生する振動を制御
できるように構成されている。
【0034】第2の空気バネ20に、前述第1実施例と
同様に、流量制御弁14を介装した配管15を介してコ
ンプレッサー16が接続され、また、基礎架台21に、
起振装置6によって発生する振動を計測する第3の振動
センサ17が設けられ、前記第3の振動センサ17と第
2の振動センサ22が第2のコントローラ18に接続さ
れるとともに、その第2のコントローラ18に前記流量
制御弁14が接続され、第2の振動センサ22および第
3の振動センサ17で計測された振動に基づいて、第2
の空気バネ20…に対する内圧を調整し、基礎架台21
の固有振動数を変更して共振させ、地盤振動の振動数の
変化に追従させるように起振力増幅制御機構が構成され
ている。
【0035】以上の構成により、ドームDにおいて、ロ
ックコンサートなどに際しての観客の跳躍運動などに起
因して振動が発生し、その発生した振動が地盤1に伝播
し、更に、周辺構造体13側に伝播しても、その振動に
応じて起振装置6…を自動的に作動し、発生した振動を
打ち消す振動を発生させ、基礎3から地盤1を介して周
辺構造体13に振動が伝播することを防止できる。
【0036】すなわち、図6の(a)の概略側面図に示
すように、ドームDにおいて振動が発生すると、その衝
撃力fによる振動W1が地盤1を介して周辺構造体13
に伝播するが、上記起振装置6…の作動により基礎架台
21を振動させ、ドームDで振動W1が発生して基礎3
から地盤1に伝播しても、その地盤1に伝播した振動W
1に対する制振力Fを、ドームDと周辺構造体13の中
間箇所で地盤1に与え、振動W1を打ち消す振動W2を
発生させ、図6の(b)の概略側面図に示すように、基
礎3から地盤1を介して周辺構造体13に伝播する振動
Wを減少させ、不快な振動が伝播することを防止するの
である。
【0037】また、このとき、前述した増幅制御機構を
作動させ、前述第1実施例と同様に、ドームDにおいて
発生する振動の振動数が変化しても、その変化に対応さ
せて効果的に振動が周辺構造体13に伝播することを防
止できるようになっている。
【0038】<第3実施例>図7は、本発明に係る周辺
構造体への振動伝播防止システムの第3実施例を示す要
部の側面図であり、第2実施例と異なるところは、次の
通りである。すなわち、起振装置6が、基礎架台21上
に重量物24を複動式のエアシリンダ25を介して支持
することにより構成され、第2の振動センサ22で計測
された振動に基づき、その振動を打ち消すに必要な振動
を発生するための制御信号をエアシリンダ25の制御弁
(図示せず)に出力し、重量物24を上下往復駆動して
起振装置6によって発生する振動を制御できるように構
成されている。他の構成は第2実施例と同じであり、同
一番号を付すことにより、その説明は省略する。この第
3実施例の起振装置6を第1実施例に適用しても良い。
【0039】<第4実施例>図8は、本発明に係る周辺
構造体への振動伝播防止システムの第4実施例を示す要
部の側面図であり、第2実施例と異なるところは、次の
通りである。すなわち、起振装置6が、基礎架台21自
体を複動式のエアシリンダ26を介して支持することに
より構成され、第2の振動センサ22で計測された振動
に基づき、その振動を打ち消すに必要な振動を発生する
ための制御信号をエアシリンダ26の制御弁(図示せ
ず)に出力し、基礎架台21を上下往復駆動して起振装
置6によって発生する振動を制御できるように構成され
ている。他の構成は第2実施例と同じであり、同一番号
を付すことにより、その説明は省略する。この第4実施
例の起振装置6を第1実施例に適用しても良い。
【0040】<第5実施例>図9は、本発明に係る周辺
構造体への振動伝播防止システムの第5実施例を示す全
体概略縦断面図であり、第2実施例と異なるところは、
次の通りである。すなわち、ベタ基礎19が第3の空気
バネ27…を介して地下構造体28に支持されている。
他の構成は第2実施例と同じであり、同一番号を付すこ
とにより、その説明は省略する。
【0041】<第6実施例>図10は、本発明に係る周
辺構造体への振動伝播防止システムの第6実施例を示す
全体概略縦断面図であり、第5実施例と異なるところ
は、次の通りである。すなわち、地下構造体28が杭2
9…を介して支持地盤30に支持されている。他の構成
は第5実施例と同じであり、同一番号を付すことによ
り、その説明は省略する。
【0042】<第7実施例>図11は、本発明に係る周
辺構造体への振動伝播防止システムの第7実施例を示す
ブロック図であり、バンドパスフィルター(BPF)3
1と位相補償回路32とドライバー33とによってコン
トローラ11が構成され、振動センサ10で計測された
振動に基づく信号が、ドームDからの振動以外の振動成
分を除去するバンドパスフィルター31に入力されると
ともに、このバンドパスフィルター31を通された信号
が、位相のズレを無くすための位相補償回路32を経て
ドライバー33に入力されるように構成されている。ま
た、振動センサ10および第3の振動センサ17それぞ
れで計測された振動に基づく信号が第2のコントローラ
18に入力されるように構成されている。他の構成は第
1実施例と同じであり、同一番号を付すことにより、そ
の説明は省略する。
【0043】この第7実施例の構成によれば、振動セン
サ10で計測された振動のうち、ドームDからの振動の
みを取り出して起振装置6に制御信号を出力し、起振装
置6によりドームDからの振動のみを打ち消す制振力を
付与することができるようになっている。また、ドーム
Dからの振動に基づいて基礎架台5の固有振動数を変更
できるようになっている。
【0044】<第8実施例>図12は、本発明に係る周
辺構造体への振動伝播防止システムの第8実施例を示す
ブロック図であり、バンドパスフィルター(BPF)3
1と位相補償回路32とドライバー33とによって第3
のコントローラ23が構成され、第2の振動センサ22
で計測された振動に基づく信号が、ドームDからの振動
以外の振動成分を除去するバンドパスフィルター31に
入力されるとともに、このバンドパスフィルター31を
通された信号が、位相のズレを無くすための位相補償回
路32を経てドライバー33に入力されるように構成さ
れている。また、第2の振動センサ22および第3の振
動センサ17それぞれで計測された振動に基づく信号が
第2のコントローラ18に入力されるように構成されて
いる。他の構成は第2実施例と同じであり、同一番号を
付すことにより、その説明は省略する。
【0045】この第8実施例の構成によれば、第2の振
動センサ22で計測された振動のうち、ドームDからの
振動のみを取り出して起振装置6に制御信号を出力し、
起振装置6によりドームDからの振動のみを打ち消す制
振力を付与することができるようになっている。また、
ドームDからの振動に基づいて基礎架台5の固有振動数
を変更できるようになっている。
【0046】上記第7実施例および第8実施例それぞれ
におけるバンドパスフィルター(BPF)31に代え
て、低域フィルター(LPF)や高域フィルター(HP
F)や帯域消去フィルター(BRF)などを用いても良
く、要するに、ドームDなどの振動源から発生する振動
の性質に応じて適宜選択使用すれば良い。
【0047】<第9実施例>図13は、本発明に係る周
辺構造体への振動伝播防止システムの第9実施例を示す
ブロック図であり、第7実施例と異なるところは、次の
通りである。すなわち、コントローラ11が一自由度系
フィルター34とドライバー33とから構成され、振動
センサ10で計測された振動に基づく信号が、ドームD
からの振動以外の振動成分を除去する一自由度系フィル
ター34に入力されるとともに、この一自由度系フィル
ター34を通された信号が、直接ドライバー33に入力
されるように構成されている。また、振動センサ10お
よび第3の振動センサ17それぞれで計測された振動に
基づく信号が第2のコントローラ18に入力されるよう
に構成されている。
【0048】前記一自由度系フィルター34は、絶対座
標系運動方程式 (d2 X/dt2 )+2hω{(dX/dt)−(dX
0 /dt)}+ω2 (X−X0 )=0 または、相対座標系運動方程式 (d2 X/dt2 )+2hω(dX/dt)+ω2 X=
−(d2 0 /dt2 ) の関数を有している。ここで、(d2 0 /dt2 )は
振動センサ10からの入力、(d2 X/dt2 )はドラ
イバー33への出力、hは減衰定数である。そして、ω
は固有円振動数であって、ω=2πfとして、振動源か
ら発生する振動の振動数fから特定されるものである。
【0049】一自由度系フィルター34において、上記
絶対座標系運動方程式の関数を有する場合の伝達関数
は、図14の(a)の振幅比と振動数との関係のグラ
フ、および、図14の(b)の位相と振動数との関係の
グラフに示すように、入力に対する出力が固有振動数f
において90°の位相の遅れを有している。また、相対座
標系運動方程式の関数を有する場合の伝達関数も、図1
4の(c)の振幅比と振動数との関係のグラフ、およ
び、図14の(d)の位相と振動数との関係のグラフに
示すように、入力に対する出力が固有振動数fにおいて
90°の位相の遅れを有している。
【0050】相対座標系運動方程式および絶対座標系運
動方程式いずれの場合であっても、固有円振動数ωを振
動源から発生する振動の振動数fより特定し、減衰定数
hを適当な値に設定すれば、振動数fでの増幅率が1/
2hとなり、例えば、減衰定数hを5%に設定した場合
には、出力される振動数成分が10倍に増幅されることに
なる。他の構成は第7実施例と同じであり、同一番号を
付すことにより、その説明は省略する。
【0051】この第9実施例の構成によれば、図15の
振幅と振動数との関係のグラフ、および、図16の波形
図に示すように、振動源であるドームDからの振動以外
のノイズ成分となる振動を含んだ状態で振動センサ10
から入力される振動[図15の(a)および図16の
(a)]に対し、一自由度系フィルター34[図15の
(b)]により、振動源以外からの振動ノイズを除去し
て目的とする振動数(図15にTで示す)成分のみを取
り出し、その振動数成分を増幅する[図15の(c)]
とともに位相が90°遅れた状態で出力し[図16の
(b)]、その出力された振動数成分を制御信号として
起振装置6に出力し、起振装置6によりドームDからの
振動のみを打ち消す制振力を付与することができるよう
になっている。弾性体により支持された基礎架台5が共
振し、この制振力が地盤に付与されるときに位相が更に
90°遅れ、全体として 180°の位相遅れを生じ[図16
の(c)]、位相補償を行わなくても、自ずとドームD
からの振動のみを打ち消す制振力を付与できる。
【0052】<第10実施例>図17は、本発明に係る
周辺構造体への振動伝播防止システムの第10実施例を
示すブロック図であり、第8実施例と異なるところは、
次の通りである。すなわち、第3のコントローラ23が
一自由度系フィルター34とドライバー33とから構成
され、第2の振動センサ22で計測された振動に基づく
信号が、ドームDからの振動以外の振動成分を除去する
一自由度系フィルター34に入力されるとともに、この
一自由度系フィルター34を通された信号が、直接ドラ
イバー33に入力されるように構成されている。また、
第2の振動センサ22および第3の振動センサ17それ
ぞれで計測された振動に基づく信号が第2のコントロー
ラ18に入力されるように構成されている。他の構成は
第8実施例と同じであり、また、作用は第9実施例で説
明した通りであり、同一番号を付すことにより、その説
明は省略する。
【0053】この第10実施例によれば、振動源である
ドームDと周辺構造体13との中間に第2の振動センサ
22を設けているため、周辺構造体13側など、第2の
振動センサ22において、ドームDからの振動以外の振
動を受けやすいが、そのノイズとなる振動を一自由度系
フィルター34で除去でき、ドームDからの振動が周辺
構造体13に伝播することをより良好に防止できる利点
を有している。
【0054】図18は、一自由度系フィルター34の変
形例を示す回路図であり、コイルLと抵抗Rとコンデン
サCとを直列接続して電気回路が構成されている。これ
らのコイルLと抵抗RコンデンサCとによって定まる共
振振動数を、ドームDから発生する振動の振動数に対応
するように設定しておくことにより、前述した振動セン
サ10または第2の振動センサ18からの振動に基づく
電圧Eを入力するに伴い、共振周波数に対応した出力電
圧eをコイルLから取り出すことができ、ドームDから
の振動以外の振動ノイズとなる振動を一自由度系フィル
ター34で除去できるとともに、コイルLにより、自ず
と位相が90°遅れた状態で信号電圧を取り出すことがで
きる。このアナログの共振回路による構成や、前述した
ようなデジタル回路で微分方程式を直接解く構成が、特
許請求の範囲(請求項9)で言うところの一自由度系フ
ィルターに相当する。
【0055】上記実施例では、いずれも鉛直方向の振動
を打ち消すように構成しているが、例えば、第1実施例
の起振装置6において、その錘7a,7bが同方向を向
く方向を変更し、起振装置6によって付与する制振力F
の方向が水平方向になるように構成し、構造体で発生し
た水平方向の振動が周辺構造体に伝播することを防止で
きるようにしても良く、打ち消すべき振動に応じて適宜
選択したり併用したりすれば良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の周辺構造体への振動伝播防止システムによれば、振
動源である構造体からそれを支持する地盤の周辺への振
動の伝播そのものを防止するから、振動源となる構造体
から周辺構造体に不快な振動が伝播することを防止で
き、近隣住民の生活環境を改善できる。
【0057】また、請求項2に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、起振装置から基礎架
台を介して地盤に付与する振動を弾性体によって増幅さ
せるから、起振装置による起振力が小さくても、地盤に
大きな制御振動を付与することができ、起振装置の規模
を小さくしながら、周辺構造体に振動が伝播することを
有効に防止でき、経済的である。
【0058】また、請求項3に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、構造体での振動の変
化に応じて弾性体の固有振動数を調整し、構造体から伝
播する振動を打ち消すための増幅した振動を基礎架台お
よび弾性体を介して地盤に付与するから、構造体での振
動の変化にかかわらず、構造体から伝播する振動を効率
良く打ち消すことができ、起振装置の規模を一層小さく
しながら、周辺構造体に振動が伝播することを有効に防
止でき、一層経済的である。
【0059】また、振動源以外からの振動ノイズがあっ
て、振動源以外からの振動成分が混じった状態で制御し
た場合に、局部的に大きな振動を発生させる虞がある
が、請求項4に係る発明の周辺構造体への振動伝播防止
システムによれば、振動源以外からの振動成分を除去
し、振動源からの振動のみを打ち消すから、振動源から
の振動が周辺構造体に伝播することを極めて良好に防止
できる。
【0060】また、請求項5に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、振動源である構造体
と周辺構造体との中間箇所において、振動源である構造
体で発生した振動を打ち消す振動を起振装置により発生
させ、その振動を基礎架台を介して地盤に付与し、周辺
構造体への振動の伝播を遮断するから、振動源である構
造体で発生した振動が基礎架台に伝播するまでに減衰し
ているために、その振動を打ち消す振動として、構造体
で発生した振動よりも小さな振動を起振装置で発生させ
れば良く、起振装置の規模を小さくしながら、周辺構造
体に振動が伝播することを有効に防止でき、経済的であ
る。
【0061】また、請求項6に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、起振装置から基礎架
台を介して地盤に付与する振動を弾性体によって増幅さ
せるから、起振装置による起振力が小さくても、地盤に
大きな制御振動を付与することができ、起振装置の規模
を一層小さくしながら、周辺構造体に振動が伝播するこ
とを有効に防止でき、一層経済的である。
【0062】また、請求項7に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、構造体での振動の変
化に応じて弾性体の固有振動数を調整し、構造体から伝
播する振動を打ち消すための増幅した振動を基礎架台お
よび弾性体を介して地盤に付与するから、構造体での振
動の変化にかかわらず、構造体から伝播する振動を効率
良く打ち消すことができ、起振装置の規模をより一層小
さくしながら、周辺構造体に振動が伝播することを有効
に防止でき、より一層経済的である。
【0063】振動源以外からの振動ノイズがあって、振
動源以外からの振動成分が混じった状態で制御した場合
に、局部的に大きな振動を発生させる虞があるが、請求
項8に係る発明の周辺構造体への振動伝播防止システム
によれば、振動源以外からの振動成分を除去し、振動源
からの振動のみを打ち消すから、振動源からの振動が周
辺構造体に伝播することを極めて良好に防止できる。
【0064】また、請求項9に係る発明の周辺構造体へ
の振動伝播防止システムによれば、一自由度系フィルタ
ーを通すことによって振動源以外の振動ノイズを除去
し、振動源からの振動のみに反応するため、省エネルギ
ーであり、ノイズに強いシステムを構成できた。また、
一自由度系フィルターを通すことによる90°の位相の遅
れと、弾性体を介した基礎架台が共振した際に生じる90
°の位相の遅れとを利用して、位相補償回路を設けず、
簡単な制御構成でもって、振動源からの振動が周辺構造
体に伝播することを良好に防止でき、より一層経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周辺構造体への振動伝播防止シス
テムの第1実施例を示す全体概略縦断面図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】概略側面図である。
【図4】第2実施例を示す全体概略縦断面図である。
【図5】要部の側面図である。
【図6】概略側面図である。
【図7】第3実施例を示す全体概略縦断面図である。
【図8】第4実施例を示す全体概略縦断面図である。
【図9】第5実施例を示す要部の側面図である。
【図10】第6実施例を示す要部の側面図である。
【図11】第7実施例を示すブロック図である。
【図12】第8実施例を示すブロック図である。
【図13】第9実施例を示すブロック図である。
【図14】(a)および(c)それぞれは振幅比と振動
数との関係を示すグラフ、(b)および(d)それぞれ
は位相と振動数との関係を示すグラフである。
【図15】振幅と振動数との関係を示すグラフである。
【図16】波形図である。
【図17】第10実施例を示すブロック図である。
【図18】一自由度系フィルターの変形例を示す回路図
である。
【符号の説明】
1…地盤 3…基礎 4…弾性体としての第1の空気バネ 5…基礎架台 6…起振装置 10…振動センサ 11…制御手段としてのコントローラ 13…周辺構造体 17…第3の振動センサ 20…弾性体としての第2の空気バネ 21…基礎架台 22…第2の振動センサ 23…制御手段としての第3のコントローラ 31…バンドパスフィルター 34…一自由度系フィルター D…構造体としてのドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 良典 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 片山 和喜 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 吉岡 宏和 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 安田 正志 兵庫県尼崎市南初島町10番地133 特許機 器株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動源となる構造体の基礎に近接した箇
    所に基礎架台を介して起振装置を設け、前記基礎の周辺
    の地盤の振動を計測する振動センサを設けるとともに、
    前記振動センサで計測された振動に基づき、その振動を
    打ち消す振動を発生するように前記起振装置に制御信号
    を出力する制御手段を設けたことを特徴とする周辺構造
    体への振動伝播防止システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基礎架台を、支持地盤
    に対して弾性体を介して支持してある周辺構造体への振
    動伝播防止システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の弾性体を、その固有振
    動数を変更制御可能に構成し、基礎架台の振動を計測す
    る第3の振動センサを設け、振動センサおよび前記第3
    の振動センサで計測された振動に基づき、前記弾性体で
    支持された前記基礎架台の固有振動数を変更して共振さ
    せ、地盤振動の振動数の変化に追従させる起振力増幅制
    御機構を設けてある周辺構造体への振動伝播防止システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の振
    動センサに、振動源以外からの振動成分を除去するフィ
    ルターを付設し、そのフィルターを通した振動に基づい
    て制御手段に制御信号を出力する周辺構造体への振動伝
    播防止システム。
  5. 【請求項5】 振動源となる構造体と周辺構造体との中
    間箇所に基礎架台を介して起振装置を設け、前記構造体
    から前記周辺構造体に伝わる振動を前記基礎架台の周囲
    で計測する第2の振動センサを設けるとともに、前記第
    2の振動センサで計測された振動に基づき、その振動を
    打ち消す振動を発生するように前記起振装置に制御信号
    を出力する制御手段を設けたことを特徴とする周辺構造
    体への振動伝播防止システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基礎架台を、支持地盤
    に対して弾性体を介して支持してある周辺構造体への振
    動伝播防止システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の弾性体を、その固有振
    動数を変更制御可能に構成し、基礎架台の振動を計測す
    る第3の振動センサを設け、第2および第3の振動セン
    サで計測された振動に基づき、前記弾性体で支持された
    前記基礎架台の固有振動数を変更して共振させ、地盤振
    動の振動数の変化に追従させる起振力増幅制御機構を設
    けてある周辺構造体への振動伝播防止システム。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれかに記載の第
    2の振動センサに、振動源以外からの振動成分を除去す
    るフィルターを付設し、そのフィルターを通した振動に
    基づいて制御手段に制御信号を出力する周辺構造体への
    振動伝播防止システム。
  9. 【請求項9】 請求項4または8に記載のフィルターが
    一自由度系フィルターである周辺構造体への振動伝播防
    止システム。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0953225A (ja) * 1995-08-14 1997-02-25 Toshio Tsukishiro 地盤強化テーブル
JP2008151155A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 能動的振動・騒音制御方法
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