JPH06200776A - 縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地表移動作業機械 - Google Patents

縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地表移動作業機械

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JPH06200776A
JPH06200776A JP36168792A JP36168792A JPH06200776A JP H06200776 A JPH06200776 A JP H06200776A JP 36168792 A JP36168792 A JP 36168792A JP 36168792 A JP36168792 A JP 36168792A JP H06200776 A JPH06200776 A JP H06200776A
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valve
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cam
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの平均ピストン速度を4〜10m/se
c として熱効率を向上させ、エンジンの動力を取り出す
カム軸の回転速度をクランク軸の二分の一としてエンジ
ンを小型化軽量化し、かつ、クランク軸を地表に対して
ほぼ垂直になるように作業機械に装着可能とし、よっ
て、冷却風吸排気口をエンジン上部に設けて刈り取った
芝、砂塵等の巻き上げを防止し取扱いを容易なものとす
る。 【構成】 縦軸型エンジンE1の動力を取り出すカム軸
33aの回転速度をクランク軸2aの回転速度の二分の
一とし、該クランク軸2aを地表に対してほぼ垂直にな
るように地表移動作業機械K1に装着可能とし、冷却フ
ァン62a、冷却風の吸気口63a、排気口64aを縦
軸型エンジンの上部に設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの平均ピスト
ン速度を4m/sec ないし10m/sec の範囲として熱効率
の向上をはかり、動力を取り出すカム軸の回転速度をク
ランク軸の二分の一としエンジンを小型化し、カム室と
クランク室、シリンダヘッド間壁面の小孔により潤滑油
量を制御し、小型カムの回転により油を飛沫潤滑して出
力損失を少なくし、さらに、クランク軸を地表面に対し
てほぼ垂直に装着可能とし冷却ファン、冷却風吸排気口
をエンジン上部に設け刈リ取った芝、砂塵等の巻き上げ
を防止して取扱いを容易なものとした縦軸型オ−バ−ヘ
ッドバルブエンジンで駆動される地表移動作業機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、図6に示すような芝刈り機等
のエンジン駆動の地表移動作業機械では、作業の対象と
なる地面が堅くないので、車輪Rの接触面圧を一定値以
下として作業機械の地面への沈下を防いでいるが、作業
機械の重量が大きいと車輪Rを大きくすることが必要と
なり、作業機械の重量も増加し、作業機械を搭載する台
TのハンドルAによる手押しが困難となり、エンジンE
には動力伝達部Dを介して芝刈り機の回転刈刃羽根H等
の作業機器を作動させる動力のほか車輪駆動動力が余分
に必要となるため、作業機械の重量は極力軽いことが望
まれる。従来のクランク軸の回転速度は主として360
0回転/分のものが採用されており、エンジンが大型と
なり、総重量が大きくなるなどの問題を生じている。ま
た、従来のエンジンではサイドバルブエンジンが一般的
に使用されており、平均ピストン速度が小さいため、図
7に示すように平均有効圧力も小さくなり、エンジン出
力を大きくすることが困難となり問題を生じている。さ
らに、従来のサイドバルブエンジンでは、図8に示すよ
うに、カム軸Kaがクランク軸Kr側方に位置するのが
一般的であり、また、熱効率のよいオ−バ−ヘッドバル
ブエンジンにするとプッシュロ−ドカバ−が側方とな
り、シリンダヘッドを循環した後の油戻し通路が余分に
必要となるため、エンジンが大型となって、製造コスト
が高く、出力損失も大きくなり、また、エンジン冷却風
の排出口が下側となるため、芝刈り機の場合刈り取った
芝や砂塵を吹き飛ばして取扱いが不便であるなどの問題
を生じている。このため、前記した最後の問題点に対し
て本願発明者は、先に特願平2−338741号により
携帯型作業用機関の弁駆動装置と弁駆動装置におけるカ
ム機構として提案したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するために、先に出願した携帯
型作業用機関の弁駆動装置と弁駆動装置におけるカム機
構を縦軸型エンジンに適用し、また、動力を取り出すカ
ム軸の回転速度をクランク軸回転速度7200回転/分
の二分の一の3600回転/分とし、さらに、冷却ファ
ン、該冷却ファンの吸排気口および断接式始動装置をエ
ンジン上部に設け、さらに、カム室とクランク室、シリ
ンダヘッド間壁面の小孔により潤滑油量を制御し小型カ
ムを回転して油を飛沫潤滑し、クランク軸を作業機の作
業平面となる地表に対してほぼ垂直にして使用可能とし
たものであり、エンジンを小型化して製造コストを安く
し、出力損失を少なくし、取扱いおよび保守を容易にし
た縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地
表移動作業機械の開発を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、エンジンのクランク軸を地表に対してほぼ垂直にな
るように作業機械に装着しうべくなし、かつ、平均ピス
トン速度を4m/sec ないし10m/sec の範囲とし、ま
た、該クランク軸の二分の一の速度で回転し、クランク
軸に平行したカム軸を動力取出軸とし、さらに、シリン
ダ、カム室ケ−ス、シリンダヘッドをアルミ合金でなる
ものとすることによる。第二に、クランク軸とシリンダ
の内径中心線とを含む平面内にあって、クランク軸と平
行したカム軸のカム歯車に対してシリンダと反対側に設
けた一個のカムと、該カムに当接する揺動式回転リフタ
とプッシュロツドよりなる弁駆動装置を設けて、該クラ
ンク軸の回転により弁駆動装置を作動し、シリンダの排
気弁および吸気弁を交互に開閉しうべくなすことによ
る。第三に、クランク軸とシリンダの内径中心線とを含
む平面内にあって、クランク軸と平行したカム軸のカム
歯車に対してシリンダと反対側に設けた二個のカムと、
該カムに当接する揺動式回転リフタとプッシュロツドよ
りなる弁駆動装置を設けて、該クランク軸の回転により
弁駆動装置を作動し、シリンダの排気弁および吸気弁を
交互に開閉しうべくなすことによる。第四に、クランク
軸とシリンダの内径中心線とを含む平面内にあって、ク
ランク軸と平行したカム軸のカム歯車に対してシリンダ
と反対側に設けた二個のカムと、該カムに当接したカム
軸に直角方向に配設した軸芯を摺動する二個のタペット
とプッシュロッドよりなる弁駆動装置を設けて、該クラ
ンク軸の回転により弁駆動装置を作動し、シリンダの排
気弁および吸気弁を交互に開閉しうべくなすものとす
る。第五に、カム軸の動力取出側がカム歯車に対してシ
リンダと反対側にあり、両端に設けた軸受により支持さ
れたものとすることによる。第六に、カム室よりクラン
ク室およびシリンダヘッドへの潤滑油の出入を該カム室
とクランク室およびシリンダヘッド間で制御して、該カ
ム室におけるカムの回転による油の飛沫潤滑により、該
クランク室およびシリンダヘッドにおいて油を潤滑しう
べくなすものとする。第七に、エンジンの始動装置を断
接式ロ−プ始動方式としてシリンダ内径中心線に対して
弁駆動装置と反対側に設けたものとすることによる。第
八に、シリンダの点火栓を、該シリンダ内径中心線に対
して弁駆動装置の反対側のシリンダ隅部に設けたものと
することによる。第九に、エンジンを、強制冷却式とし
て、冷却ファンと該冷却ファンの冷却風吸排気口をシリ
ンダ内径中心線に対して弁駆動装置の反対側に設けたも
のとすることによる。第十に、シリンダの吸気弁と排気
弁を開閉するプッシュロッドのシリンダ内径中心線に対
する傾きを、少なくとも10度以上とすることにより、
上記目的を達成しようとするものである。
【0005】
【作用】本発明においては、平均ピストン速度を4〜1
0m/sec とし、かつ、クランク軸の二分の一の速度で回
転しクランク軸に平行したカム軸を動力取出軸とし、さ
らに、シリンダ、クランク室ケ−ス、シリンダヘッドを
アルミ合金製とすることにより、エンジンの熱効率を向
上し、エンジンを小型軽量化することが可能となる。さ
らに、一個のカムで揺動式回転リフタを作動して、シリ
ンダの吸気弁と排気弁を交互に開閉する弁駆動装置を備
えたエンジンとすることにより、エンジンを一層小型化
することが可能となる。また、二個のカムで揺動式回転
リフタあるいは二個のタペットを作動してシリンダの吸
気弁と排気弁を交互に開閉する弁駆動装置を備えた縦軸
型エンジンとすることにより、弁の開閉作動をより的確
にしてエンジンの信頼性を一層向上させることが可能と
なる。さらに、カム軸の動力取出軸をエンジン下側とし
て両端に設けた軸受により支持し、該カム軸と平行した
クランク軸を地表に対しほぼ垂直にして使用可能とし、
かつ、エンジンの冷却ファン、冷却風吸排気口をエンジ
ン上部に設けることにより、刈り取った芝や砂塵等の吹
き飛ばしを防止し、作業機械の取扱いを容易にすること
が可能となる。また、クランク室およびシリンダヘッド
における油の潤滑を、カム室内におけるカムの回転によ
る油の飛沫潤滑によることにより、オイルポンプを不用
として、エンジンの取扱いおよび保守を容易にすること
が可能となる。さらに、エンジンの始動装置を断接式ロ
−プ始動方式としてエンジンの上側に設けることによ
り、エンジンの取扱いを容易にすることが可能となる。
また、シリンダの点火栓をエンジンの上側隅部に設ける
ことにより、エンジンの保守を容易にすることが可能と
なる。さらに、エンジンシリンダの吸気弁および排気弁
を開閉する弁駆動装置のプッシュロッドのシリンダ内径
中心線に対する傾斜を10度以上とすることにより、カ
ム室とシリンダヘッド間の油の出入を円滑にして油の潤
滑を容易にすることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、縦軸型オ−バ−ヘッドバルブ
エンジンで駆動される地表移動作業機械の要旨をさらに
明確にするため、図面を使用して一実施例を説明する。
図1を利用して本発明の第一実施例を説明する。K1は
本発明の縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動さ
れる地表移動作業機械であり、縦軸型オ−バ−ヘツドバ
ルブエンジンE1、動力伝達部330a、回転刈刃羽根
H1により構成されている。さらに、縦軸型オ−バ−ヘ
ッドバルブエンジンE1は、上側隅部に設けた点火栓1
1a、シリンダ筒部を摺動するピストン12a、該ピス
トン12aに接続されたコネクティングロッド13aよ
りなるシリンダ1aと、該コネクテイグロッド13aの
大端部に嵌装されたクランクピン21a、該クランクピ
ン21aで結合されたクランク上部ア−ム221a、ク
ランク下部ア−ム222a、クランク上部軸231a、
クランク下部軸232a、クランク室24aよりなるク
ランク軸2aと、該クランク下部軸232aとカム室3
1a内で噛合するカム歯車32aを備えて上部軸受33
1a、下部軸受332aで支持されたカム軸33aと、
該カム軸33aに取り付けられた一個のカム34aと、
該カム34aに当接する揺動式回転リフタ41a、該揺
動式回転リフタ41aにより往復動するプッシュロッド
421a、422a、プッシュロッドカバ−43aとよ
りなる弁駆動装置4aと、シリンダ1aの上部に取り付
けられて該プッシュロッド421a、422aの作動に
より交互に開閉する吸気弁51a、排気弁52aと、ク
ランク室24aの上部にある導風室61a内で、クラン
ク上部軸231aに取り付けられた冷却ファン62a、
該冷却ファン62aの冷却風を吸排気する吸気口63
a、排気口64aと、クランク上部軸231aに接続さ
れる爪71aを先端に設け、上部のリ−ル72aに掛け
たロ−プを引いてエンジンを始動すると、該爪71aが
クランク上部軸231aから自動的に離れる断接式ロ−
プ始動装置7aにより構成されている。なお、カム室3
1a、シリンダ1aの壁部35a、14aには潤滑油の
出入を制御する小孔351a、141aがそれぞれ設け
られている。
【0007】次に、本実施例の作用については、断接式
ロ−プ始動装置7aのリ−ル71aにロ−プを掛けて引
張ることにより、クランク下部車軸を介してカム軸33
aを回転し、弁駆動装置4aを作動して吸気弁51a、
排気弁52aを交互に開閉して縦軸型オ−バ−ヘッドバ
ルブエンジンE1を作動し、動力伝達部330aを介し
て回転刈刃羽根H1を回転し地表移動作業機械K1を稼
働させることが可能となる。
【0008】図2を利用して第二実施例を説明する。ま
ず、本実施例の縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンE
2の構成については、揺動式リフタの代わりに、カム軸
33bに直角方向に配設された軸芯411b、412b
を摺動するタペット413b、414bが、該カム軸3
3bに取り付けた2個のカム341b、342bに当接
して設けられているほか、縦軸型オ−バヘッドエンジン
E2、動力伝達部330b、回転刈刃羽根H2、シリン
ダ1b、点火栓11b、ピストン12b、コネクティン
グロツド13b、壁部14b、小孔141b、クランク
軸2b、クランク室24b、クランク上部ア−ム221
b、クランク下部ア−ム222b、クランクピン21
b、クランク上部軸231b、クランク下部軸232
b、カム室31b、カム歯車32b、上部軸受331
b、下部軸受332b、壁部35b、小孔351b、弁
駆動装置4b、プッシユロッド421b、422b、プ
ッシュロッドカバ−43b、吸気弁51b、排気弁52
b、導風室61b、冷却ファン62b、吸気口63b、
排気口64b、断接式ロ−プ始動装置7b、爪71b、
リ−ル72b等の関連については第一実施例と同様であ
り、本実施例の作用についても、二個のカム341b、
342bの回転により作動する弁駆動装置4bが、吸気
弁51b、排気弁52bを交互に開閉するほかは、前記
した第一実施例と同様であるので省略する。
【0009】図3を利用して第三実施例を説明する。ま
ず、本実施例の縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで
駆動される地表移動作業機械K3の構成については、揺
動式回転リフタ411c、412cが、カム軸33cに
取り付けられた二個のカム341c、342cにより作
動するほか、縦軸型エンジンE3、動力伝達部330
c、回転刈刃羽根H3、シリンダ1c、点火栓11c、
ピストン12c、コネクティングロッド13c、壁部1
4c、小孔141c、クランク軸2c、クランク室24
c、クランク上部ア−ム221c、クランク下部ア−ム
222c、クランクピン21c、クランク上部軸231
c、クランク下部軸232c、カム室31c、カム歯車
32c、上部軸受331c、下部軸受332c、壁部3
5c、小孔351c、弁駆動装置4c、プッシュロッド
421c、422c、吸気弁51c、排気弁52c、導
風室61c、冷却ファン62c、吸気口63c、排気口
64c、断接式ロ−プ始動装置7c、爪71c、リ−ル
72c等の関連については第一実施例と同様であり、本
実施例の作用についても、二個のカム341c、342
cの回転により作動する弁駆動装置4cが、吸気弁51
c、排気弁52cを交互に開閉するほかは第一実施例と
同様であるので省略する。
【0010】図4を利用して第四実施例を説明する。ま
ず、縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される
地表移動作業機械K4の構成については、くの字状のク
ランク上部ア−ム221dがクランク上部車軸231
d、クランクピン21dと一体に形成されて、コネクテ
ィングロッド13dの大端部内径をクランク上部軸23
1dからクランク上部ア−ム221dに挿入してクラン
クピン21dに嵌込むのみで、クランク軸2dをコネク
ティングロッド13dに組込可能となっているほか、縦
軸型エンジンE4、動力伝達部330d、回転刈刃羽根
H4、シリンダ1d、点火栓11d、ピストン12d、
コネクティングロッド13d、壁部14d、小孔141
d、クランク軸2d、クランク室24d、クランク下部
ア−ム222d、クランク下部軸232d、カム室31
d、カム歯車32d、カム軸33d、カム34d,上部
軸受331d、下部軸受332d、壁面35d、小孔3
51d、弁駆動装置4d、揺動式回転リフタ41d、プ
ッシュロッド421d、422d、プッシュロッドカバ
−43d、吸気弁51d、排気弁52d、導風室61
d、冷却ファン62d、吸気口63c、排気口64d、
断接式ロ−プ始動装置7d、爪71d、リ−ル72c等
の関連については第一実施例と同様であり、また、本実
施例の作用については第一実施例と同様であるので省略
する。
【0011】図5を利用して第五実施例を説明する。ま
ず、縦軸型オ−バ−ヘツドバルブエンジンで駆動される
地表移動作業機械K5の構成については、カム軸33e
がクランク軸2eに対してシリンダ1eと反対側に配設
されており、図面と直角方向の面内に図示しないタペッ
トとプッシュロッド等が配設されているほか、縦軸型エ
ンジンE5、動力伝達部330e、回転刈刃羽根H5、
シリンダ1e、ピストン12e、コネクティングロッド
13e、クランク室24e、クランクピン21e、クラ
ンク上部ア−ム221e、クランク下部ア−ム222
e、クランク上部軸231e、クランク下部軸232
e、カム歯車32e、上部軸受331e、下部軸受33
2e、吸気弁51e、排気弁52e、導風室61e、冷
却ファン62e、吸気口63e、排気口64e、断接式
ロ−プ始動装置7e、爪71e、リ−ル72e等の関連
については第二実施例と同様であり、また、本実施例の
作用についても、第二実施例と同様であるので省略す
る。
【0012】なお、本発明に係わる縦軸型オ−バ−ヘッ
ドバルブエンジンで駆動される地表移動作業機械の形
状、大きさ、材質および各構成要素の作動方法等は、前
記した目的、作用および後記する発明の効果が達成され
る範囲内においてそれぞれ任意に定められてよく、これ
らの変更はいずれも本発明の要旨を何ら変更するもので
ないことは申すまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
平均ピストン速度を4m/sec ないし10m/sec の範囲と
し、かつ、該エンジンのクランク軸の二分の一の速度で
回転しクランク軸と平行するカム軸を動力取出軸とし、
さらに、シリンダ、クランク室ケ−ス、シリンダヘッド
をアルミ合金でなるものとすることにより、作業機械の
エンジンの熱効率を向上し、小型軽量化し、製造コスト
を低減することが可能となる。また、一個のカムで揺動
式回転リフタを作動して、シリンダの吸気弁と排気弁を
交互に開閉する弁駆動装置を備えた縦軸型エンジンとす
ることにより、エンジンを一層小型化して製造コストを
低減することが可能となる。さらに、二個のカムで揺動
式回転リフタあるいは二個のタペットを作動して、シリ
ンダの吸気弁と排気弁を交互に開閉する弁駆動装置を備
えた縦軸型エンジンとすることにより、弁の開閉作動を
より的確にして、エンジンの信頼性を一層向上させるこ
とが可能となる。また、カム軸の動力取出軸をエンジン
下側として両端に設けた軸受により支持し、該カム軸と
平行したクランク軸を地表に対しほぼ垂直にして使用可
能とし、かつ、エンジンの冷却ファン、冷却風吸排気口
をエンジン上部に設けることにより、刈り取った芝や砂
塵の吹き飛ばしを防止し、作業機械の取扱いを容易にす
ることが可能となる。さらに、クランク室およびシリン
ダヘッドにおける油の潤滑を、カム室におけるカムの回
転による油の飛沫潤滑によることにより、オイルポンプ
を不用として、エンジンの取扱いおよび保守を容易にす
ることが可能となる。また、エンジンの始動装置を断接
式ロ−プ始動方式として、エンジンの上側に設けること
により、エンジンの取扱いを容易にすることが可能とな
る。さらに、シリンダの点火栓をエンジンの上側隅部に
設けることにより、エンジンの保守、点検を容易にする
ことが可能となる。さらに、シリンダの吸排気弁を開閉
するプッシュロツドのシリンダ内径中心線に対する傾斜
を10度以上とすることにより、カム室とシリンダヘッ
ド間の油の出入を円滑にして、油の潤滑を容易にするこ
とが可能となる。以上説明したように、本発明は、従来
にない独特の効果を奏し、まことに実用的で優れた発明
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第四実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第五実施例を示す断面図である。
【図6】エンジン駆動の地表移動作業機械の説明図であ
る。
【図7】エンジンの平均ピストン速度と平均有効圧力の
関係を示す図表である。
【図8】 従来の縦軸式エンジンの断面図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d、1e シリンダ 11a、11b、11c、11d、11e 点火栓 12a、12b、12c、12d、12e ピストン 14a、14b、14c、14d 壁部 141a、141b、141c、141d 小孔 2a、2b、2c、2d、2e クランク軸 31a、31b、31c、31d カム室 32a、32b、32c、32d、32e カム歯車 33a、33b、33c、33d、33e カム軸 330a、330b、330c、330d、330e
動力伝達部 34a、341b、342b、341c、342c、3
4d カム 35a、35b、35c、35d 壁部 351a、351b、351c、351d 小孔 4a、4b、4c、4d 弁駆動装置 41a,411c,412c,41d 揺動式回転リフ
タ 421a、422a、421b、422b、421c
プッシュロツド 422c、421d、422d プツシュロツド 51a、51b、51c、51d、51e 吸気弁 52a、52b、52c、52d、52e 排気弁 62a、62b、62c、62d、62e 冷却ファン 63a、63b、63c、63d、63e 吸気口 64a、64b、64c、64d、64e 排気口 7a、7b、7c、7d、7e 断接式ロ−プ始動装置 E1、E2、E3、E4、E5 縦軸型オ−バヘッドエ
ンジン H1、H2、H3、H4、H5 回転刈刃羽根 K1、K2、K3、K4、K5 地表移動作業機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01P 5/06 510 A 9246−3G B 9246−3G F02B 67/00 R 7541−3G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸を地表に対してほ
    ぼ垂直になるように作業機械に装着しうべくなし、か
    つ、平均ピストン速度を4m/sec ないし10m/sec の範
    囲とし、また、該クランク軸の二分の一の速度で回転
    し、クランク軸に平行したカム軸を動力取出軸とし、さ
    らに、シリンダ、クランク室ケ−ス、シリンダヘッドを
    アルミ合金でなるものとしたることを特徴とする縦軸型
    オ−バ−ヘツドバルブエンジンで駆動される地表移動作
    業機械。
  2. 【請求項2】 クランク軸とシリンダの内径中心線とを
    含む平面内にあって、該クランク軸と平行したカム軸の
    カム歯車に対してシリンダと反対側に設けた一個のカム
    と、該カムに当接する揺動式回転リフタ−とプッシュロ
    ッドよりなる弁駆動装置を設けて、該クランク軸の回転
    により弁駆動装置を作動し、シリンダの排気弁および吸
    気弁を交互に開閉しうべくなした請求項1記載の縦軸型
    オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地表移動作
    業機械。
  3. 【請求項3】 クランク軸とシリンダの内径中心線とを
    含む平面内にあって、クランク軸と平行したカム軸のカ
    ム歯車に対してシリンダと反対側に設けた二個のカム
    と、該カムに当接する揺動式回転リフタ−とプッシュロ
    ッドよりなる弁駆動装置を設けて、該クランク軸の回転
    により弁駆動装置を作動し、シリンダの排気弁および吸
    気弁を交互に開閉しうべくなした請求項1記載の縦軸型
    オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地表移動作
    業機械。
  4. 【請求項4】 クランク軸とシリンダの内径中心線とを
    含む平面内にあって、クランク軸と平行したカム軸のカ
    ム歯車に対してシリンダと反対側に設けた二個のカム
    と、該カムに当接してカム軸に直角方向に配設した軸芯
    を摺動する二個のタペットとプッシュロッドよりなる弁
    駆動装置を設けて、該クランク軸の回転により弁駆動装
    置を作動し、シリンダの排気弁および吸気弁を交互に開
    閉しうべくなした請求項1記載の縦軸型オ−バ−ヘッド
    バルブエンジンで駆動される地表移動作業機械。
  5. 【請求項5】 カム軸の動力取出側がカム歯車に対して
    シリンダと反対側にあり、両端に設けた軸受により支持
    された請求項1ないし4記載の縦軸型オ−バ−ヘッドバ
    ルブエンジンで駆動される地表移動作業機械。
  6. 【請求項6】カム室よりクランク室およびシリンダヘッ
    ドへの潤滑油の出入を該カム室とクランク室およびシリ
    ンダヘッド間で制御して、該カム室におけるカムの回転
    による油の飛沫潤滑により、該クランク室およびシリン
    ダヘッドにおいて油を潤滑しうべくなした請求項1ない
    し4記載の縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動
    される地表移動作業機械。
  7. 【請求項7】 エンジンの始動装置を断接式ロ−プ始動
    方式としてシリンダ内径中心線に対し弁駆動装置と反対
    側に設けた請求項1ないし4記載の縦軸型オ−バ−ヘッ
    ドバルブエンジンで駆動される地表移動作業機械。
  8. 【請求項8】 シリンダの点火栓を、該シリンダ内径中
    心線に対して弁駆動装置と反対側のシリンダ隅部に設け
    た請求項1ないし4記載の縦軸型オ−バ−ヘツドバルブ
    エンジンで駆動される地表移動作業機械。
  9. 【請求項9】エンジンを、強制冷却式として、冷却ファ
    ンと該冷却ファンの冷却風吸気口および排気口をシリン
    ダ内径中心線に対して弁駆動装置の反対側に設けた請求
    項1ないし4記載の縦軸型オ−バ−ヘッドバルブエンジ
    ンで駆動される地表移動作業機械。
  10. 【請求項10】シリンダの排気弁と吸気弁を開閉するプ
    ッシュロッドのシリンダ内径中心線に対する傾きを、少
    なくとも10度以上とした請求項1ないし4記載の縦軸
    型オ−バ−ヘッドバルブエンジンで駆動される地表移動
    作業機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19547996A1 (de) * 1994-12-22 1996-06-27 Ryobi Ltd Motoreinheit
WO1999045248A1 (fr) * 1998-03-05 1999-09-10 Komatsu Zenoah Co. Moteur quatre temps portatif

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DE19547996A1 (de) * 1994-12-22 1996-06-27 Ryobi Ltd Motoreinheit
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