JPH06200799A - 内燃機関の燃料供給制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給制御装置Info
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- JPH06200799A JPH06200799A JP34894692A JP34894692A JPH06200799A JP H06200799 A JPH06200799 A JP H06200799A JP 34894692 A JP34894692 A JP 34894692A JP 34894692 A JP34894692 A JP 34894692A JP H06200799 A JPH06200799 A JP H06200799A
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- Japan
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- combustion engine
- internal combustion
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 冷却水の温度を検出する水温センサ34及び
クランク角センサ37の検出出力に応じて、始動時に内
燃機関へ燃料を供給するインジェクター32を駆動する
第1及び第2の始動パルスの幅を演算する始動パルス幅
演算手段43と、この始動パルス幅演算手段の出力に応
じて、冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い
一定周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パ
ルスを発生するが、冷却水の温度が所定の温度より高い
場合には内燃機関の回転に同期し且つ前記周波数よりも
低い周波数及びパルス幅よりも長いパルス幅を有する前
記第2の始動パルスを発生してインジェクターへ供給す
る駆動パルス発生手段44とを燃料供給制御装置40A
が備えている。 【効果】 始動時の冷却水温が低い場合、高い一定周波
数の第1の始動パルスでインジェクターを駆動するの
で、燃料の霧化が促進され、始動性が向上し、燃料の節
約と排ガス性能が向上する。
クランク角センサ37の検出出力に応じて、始動時に内
燃機関へ燃料を供給するインジェクター32を駆動する
第1及び第2の始動パルスの幅を演算する始動パルス幅
演算手段43と、この始動パルス幅演算手段の出力に応
じて、冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い
一定周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パ
ルスを発生するが、冷却水の温度が所定の温度より高い
場合には内燃機関の回転に同期し且つ前記周波数よりも
低い周波数及びパルス幅よりも長いパルス幅を有する前
記第2の始動パルスを発生してインジェクターへ供給す
る駆動パルス発生手段44とを燃料供給制御装置40A
が備えている。 【効果】 始動時の冷却水温が低い場合、高い一定周波
数の第1の始動パルスでインジェクターを駆動するの
で、燃料の霧化が促進され、始動性が向上し、燃料の節
約と排ガス性能が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の燃料供給
制御装置、特に内燃機関の始動時における燃料の供給
を、第1と第2の始動パルスを用いて制御する改良した
燃料供給制御装置に関するものである。
制御装置、特に内燃機関の始動時における燃料の供給
を、第1と第2の始動パルスを用いて制御する改良した
燃料供給制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特公昭59−51662号公報
に開示された内燃機関の概略構成を示すと共に従来の燃
料供給制御装置をブロックで示す図である。図におい
て、1はカルマン渦発生装置の外箱であり、後述する内
燃機関が吸入する空気を通過させる。11は外箱1内に
収容された渦発生体、12はこの渦発生体11によって
吸入空気中に発生されたカルマン渦である。2は渦検出
装置、21,22は外箱1の外面に取り付けられたそれ
ぞれ超音波発信子、超音波受信子である。渦検出装置2
は内蔵した発振回路(図示しない)により超音波発信子
21を駆動して超音波を発生させる。この超音波は渦1
2等によりその発生毎に周波数変調を受けた後、超音波
受信子22へ到達する。渦検出装置2は、周波数変調を
受けた超音波を超音波受信子22で検出し、超音波の周
波数変化を内蔵したFM信号復調器(図示しない)で復
調し、渦発生体11の下流部に発生したカルマン渦12
の発生周波数に対応した周波数のパルス列を出力する。
3は例えば自動車に使用される内燃機関であり、外箱1
及びこれに連通する吸入空気管31を経て吸入される空
気と、吸入空気管31に設けた燃料供給手段例えば燃料
供給用電磁弁(以下、インジェクターと称する)32よ
り供給される燃料とにより動作する。33は吸入空気管
31内に設けられたスロットルバルブで、内燃機関3に
吸入される空気量を調節する。インジェクター32には
図示しない燃料ポンプ及び燃料圧力レギュレーターが接
続され、吸入空気管31の圧力とインジェクター32に
供給される燃料圧力との差圧が一定にされる。34は内
燃機関3に設けられてその冷却水の温度を検出する温度
検出手段例えば水温センサで、例えば温度が低いほど抵
抗が大きいサーミスタの様なものである。35は内燃機
関3に設けられてこれを点火させる点火プラグである。
4はバッテリで後述する各回路等に電気を供給する。5
はバッテリに接続された始動手段例えば始動スイッチ
で、ONになるとスタータスイッチ(図示しない)の励
磁コイル6が通電され、内燃機関3を回転駆動させる。
7はバッテリ4に接続された点火コイル、8はこの点火
コイル7の1次側に接続された配電器(図示しない)の
ポイントで、点火コイル7の2次側は点火プラグ35に
接続されている。40は渦検出装置2の出力側、インジ
ェクター32、水温センサ34、始動スイッチ5及び点
火コイル7に接続された燃料供給制御装置である。
に開示された内燃機関の概略構成を示すと共に従来の燃
料供給制御装置をブロックで示す図である。図におい
て、1はカルマン渦発生装置の外箱であり、後述する内
燃機関が吸入する空気を通過させる。11は外箱1内に
収容された渦発生体、12はこの渦発生体11によって
吸入空気中に発生されたカルマン渦である。2は渦検出
装置、21,22は外箱1の外面に取り付けられたそれ
ぞれ超音波発信子、超音波受信子である。渦検出装置2
は内蔵した発振回路(図示しない)により超音波発信子
21を駆動して超音波を発生させる。この超音波は渦1
2等によりその発生毎に周波数変調を受けた後、超音波
受信子22へ到達する。渦検出装置2は、周波数変調を
受けた超音波を超音波受信子22で検出し、超音波の周
波数変化を内蔵したFM信号復調器(図示しない)で復
調し、渦発生体11の下流部に発生したカルマン渦12
の発生周波数に対応した周波数のパルス列を出力する。
3は例えば自動車に使用される内燃機関であり、外箱1
及びこれに連通する吸入空気管31を経て吸入される空
気と、吸入空気管31に設けた燃料供給手段例えば燃料
供給用電磁弁(以下、インジェクターと称する)32よ
り供給される燃料とにより動作する。33は吸入空気管
31内に設けられたスロットルバルブで、内燃機関3に
吸入される空気量を調節する。インジェクター32には
図示しない燃料ポンプ及び燃料圧力レギュレーターが接
続され、吸入空気管31の圧力とインジェクター32に
供給される燃料圧力との差圧が一定にされる。34は内
燃機関3に設けられてその冷却水の温度を検出する温度
検出手段例えば水温センサで、例えば温度が低いほど抵
抗が大きいサーミスタの様なものである。35は内燃機
関3に設けられてこれを点火させる点火プラグである。
4はバッテリで後述する各回路等に電気を供給する。5
はバッテリに接続された始動手段例えば始動スイッチ
で、ONになるとスタータスイッチ(図示しない)の励
磁コイル6が通電され、内燃機関3を回転駆動させる。
7はバッテリ4に接続された点火コイル、8はこの点火
コイル7の1次側に接続された配電器(図示しない)の
ポイントで、点火コイル7の2次側は点火プラグ35に
接続されている。40は渦検出装置2の出力側、インジ
ェクター32、水温センサ34、始動スイッチ5及び点
火コイル7に接続された燃料供給制御装置である。
【0003】この燃料供給制御装置40は、始動スイッ
チ5がONになり且つ内燃機関3の回転数が所定値(例
えば400rpm)以下の状態にある始動状態を検出し、
この始動状態の場合のみ、燃料供給制御装置40に内蔵
された発振器(図示しない)から出力されるパルス列の
一定周波数に同期してインジェクター32を駆動し、水
温センサ34で検出した、内燃機関3の冷却水温が低い
程その駆動時間幅を長くする。また燃料供給制御装置4
0は、始動スイッチ5がOFFになるか内燃機関3の回
転数が上記所定値を超えた場合には、渦検出装置2の出
力周波数に同期してインジェクター32を駆動し、その
駆動時間幅を水温センサ34の出力により変化させ、上
述したように冷却水温が低い程駆動時間幅を長くする。
チ5がONになり且つ内燃機関3の回転数が所定値(例
えば400rpm)以下の状態にある始動状態を検出し、
この始動状態の場合のみ、燃料供給制御装置40に内蔵
された発振器(図示しない)から出力されるパルス列の
一定周波数に同期してインジェクター32を駆動し、水
温センサ34で検出した、内燃機関3の冷却水温が低い
程その駆動時間幅を長くする。また燃料供給制御装置4
0は、始動スイッチ5がOFFになるか内燃機関3の回
転数が上記所定値を超えた場合には、渦検出装置2の出
力周波数に同期してインジェクター32を駆動し、その
駆動時間幅を水温センサ34の出力により変化させ、上
述したように冷却水温が低い程駆動時間幅を長くする。
【0004】図10は図9にブロックで示した燃料供給
制御装置40の詳細な構成を示す回路図である。点火プ
ラグ35により内燃機関3を点火した場合に、オペアン
プOP1の出力は高レベルになってトランジスタQ1を
一定時間ONにする。このトランジスタQ1のOFF後
に、オペアンプOP2の端子+に入力される電圧は内燃
機関3の回転数に比例して上昇する。オペアンプOP2
の端子−には回転数400rpmに相当する電圧が設定さ
れているので、オペアンプOP2の出力は、内燃機関3
の回転数が400rpmを超えると高レベルになり、40
0rpm以下で低レベルになる。トランジスタQ3の出力
は、始動スイッチ5がONの間低レベルであり、OFF
の場合に高レベルとなる。従って、始動スイッチ5がO
Nになり且つ回転数が400rpm以下の時に、発振器O
SCは、例えば内燃機関3がアイドル状態にある場合の
渦検出装置2が出力するパルス列の周波数に等しい一定
周波数のパルス列を出力し、これがORゲートG4の出
力になる。しかしながら、回転数が400rpmを超える
か始動スイッチ5がOFFになると、ORゲートG4の
出力は渦検出装置2の出力となる。ORゲートG4の出
力が高レベルになってトランジスタQ4を一定時間ON
にした後トランジスタQ4がOFFすると、オペアンプ
OP3の端子−に入力される電圧が上昇する。
制御装置40の詳細な構成を示す回路図である。点火プ
ラグ35により内燃機関3を点火した場合に、オペアン
プOP1の出力は高レベルになってトランジスタQ1を
一定時間ONにする。このトランジスタQ1のOFF後
に、オペアンプOP2の端子+に入力される電圧は内燃
機関3の回転数に比例して上昇する。オペアンプOP2
の端子−には回転数400rpmに相当する電圧が設定さ
れているので、オペアンプOP2の出力は、内燃機関3
の回転数が400rpmを超えると高レベルになり、40
0rpm以下で低レベルになる。トランジスタQ3の出力
は、始動スイッチ5がONの間低レベルであり、OFF
の場合に高レベルとなる。従って、始動スイッチ5がO
Nになり且つ回転数が400rpm以下の時に、発振器O
SCは、例えば内燃機関3がアイドル状態にある場合の
渦検出装置2が出力するパルス列の周波数に等しい一定
周波数のパルス列を出力し、これがORゲートG4の出
力になる。しかしながら、回転数が400rpmを超える
か始動スイッチ5がOFFになると、ORゲートG4の
出力は渦検出装置2の出力となる。ORゲートG4の出
力が高レベルになってトランジスタQ4を一定時間ON
にした後トランジスタQ4がOFFすると、オペアンプ
OP3の端子−に入力される電圧が上昇する。
【0005】水温センサ34の出力はオペアンプOP3
の端子+に入力される。ただし、始動スイッチ5がON
になり且つ回転数が400rpm以下の時にはトランジス
タQ2がOFFであるので水温センサ34の出力を抵抗
R3,R4,R5で分圧した電圧がオペアンプOP3の
端子+に入力され、始動スイッチ5がOFFか回転数が
400rpmを超えるとトランジスタQ2がONになるの
で抵抗R3,R4で分圧した電圧が上述の端子+に入力
される。従って、内燃機関3の冷却水温が下がると水温
センサ34の抵抗値が大きくなってオペアンプOP3の
端子+の電圧は上がり、またトランジスタQ2がOFF
の場合の方がこのトランジスタQ2のONの場合に比べ
オペアンプOP3の端子+の電圧は上がる。オペアンプ
OP3の出力は、トランジスタQ4のOFF後コンデン
サ端子電圧がオペアンプOP3の端子+の電圧よりも高
くなるまでの時間高レベルとなり、トランジスタQ5を
その時間ONさせ、インジェクター32に通電させ、そ
の時間内燃機関3に燃料を供給させる。
の端子+に入力される。ただし、始動スイッチ5がON
になり且つ回転数が400rpm以下の時にはトランジス
タQ2がOFFであるので水温センサ34の出力を抵抗
R3,R4,R5で分圧した電圧がオペアンプOP3の
端子+に入力され、始動スイッチ5がOFFか回転数が
400rpmを超えるとトランジスタQ2がONになるの
で抵抗R3,R4で分圧した電圧が上述の端子+に入力
される。従って、内燃機関3の冷却水温が下がると水温
センサ34の抵抗値が大きくなってオペアンプOP3の
端子+の電圧は上がり、またトランジスタQ2がOFF
の場合の方がこのトランジスタQ2のONの場合に比べ
オペアンプOP3の端子+の電圧は上がる。オペアンプ
OP3の出力は、トランジスタQ4のOFF後コンデン
サ端子電圧がオペアンプOP3の端子+の電圧よりも高
くなるまでの時間高レベルとなり、トランジスタQ5を
その時間ONさせ、インジェクター32に通電させ、そ
の時間内燃機関3に燃料を供給させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そもそも内燃機関での
燃焼は、シリンダー内に吸入されたガソリンと空気の混
合気に点火することにより生じる。従って、良い燃焼を
得るには良好な混合気を形成することが必要である。始
動時には、吸入空気管やシリンダーが冷えているためイ
ンジェクターから噴射されたガソリンが気化し難く、形
成される混合気の状態があまりよくない。つまり、イン
ジェクターから供給される燃料が気化(霧化)して燃焼
に寄与する割合は始動時には始動時以外(通常の運転状
態)よりもかなり悪い。従って、始動時には本来必要な
供給量よりもたくさんの燃料を供給する必要がある。上
記の気化(霧化)率は内燃機関が冷えているほど、つま
り冷却水温が低いほど低下する。
燃焼は、シリンダー内に吸入されたガソリンと空気の混
合気に点火することにより生じる。従って、良い燃焼を
得るには良好な混合気を形成することが必要である。始
動時には、吸入空気管やシリンダーが冷えているためイ
ンジェクターから噴射されたガソリンが気化し難く、形
成される混合気の状態があまりよくない。つまり、イン
ジェクターから供給される燃料が気化(霧化)して燃焼
に寄与する割合は始動時には始動時以外(通常の運転状
態)よりもかなり悪い。従って、始動時には本来必要な
供給量よりもたくさんの燃料を供給する必要がある。上
記の気化(霧化)率は内燃機関が冷えているほど、つま
り冷却水温が低いほど低下する。
【0007】始動時の気化率を向上させるために、先に
内燃機関を暖めておき、その後始動させる方法がある
が、この場合はエンジンオイルも暖められるため、非常
に良好な始動性が期待できる。このような方法は、カナ
ダ等の極寒の地で従来よりブロックヒーターと称して用
いられている。しかし、この方法はかなりコストもかか
ると云う問題点があった。
内燃機関を暖めておき、その後始動させる方法がある
が、この場合はエンジンオイルも暖められるため、非常
に良好な始動性が期待できる。このような方法は、カナ
ダ等の極寒の地で従来よりブロックヒーターと称して用
いられている。しかし、この方法はかなりコストもかか
ると云う問題点があった。
【0008】またインジェクターの駆動周波数が高いほ
ど気化率が向上するが、周波数を上げるにつれてインジ
ェクターのパルス幅を小さくする必要がある。これは、
シリンダーへの供給燃料は、上記周波数とパルス幅の積
となり、上述したように周波数が上がるにつれて気化率
が向上するため、上記供給燃料量が少なくてすむためで
ある。しかし、インジェクターのパルス幅は、インジェ
クターの機械的な応答性よりも短くすることは出来な
く、この最小パルス幅はインジェクターの印加電圧が1
4Vの時で約msecである。従って、図9及び図10につ
いて上述した従来の燃料供給制御装置では、上記最小パ
ルス幅よりも短くならないように発振器の一定周波数を
設定する必要があると云う問題点があった。更に、冷却
水温が−10度以下では、内燃機関に供給する燃料を1
回の駆動で行う場合、始動パルス幅を約100〜200
msecにする必要があり、この時最小パルス幅を上述した
ように2msecとすると一定周波数は50Hz以下にする
必要がある。しかし、冷却水温が−10度以上では始動
パルス幅が100msec以下となるため、最小パルス幅2
msecを確保するためには一定周波数を50Hz以下にす
る必要がある。ところが、従来装置では、内燃機関の冷
却水温が或る程度高い状態になるまで一定周波数の始動
パルスでインジェクターを駆動していたため、極低温で
の始動性とインジェクター最小パルス幅とのトレードオ
フを行い、一定周波数を30Hz程度としていた。
ど気化率が向上するが、周波数を上げるにつれてインジ
ェクターのパルス幅を小さくする必要がある。これは、
シリンダーへの供給燃料は、上記周波数とパルス幅の積
となり、上述したように周波数が上がるにつれて気化率
が向上するため、上記供給燃料量が少なくてすむためで
ある。しかし、インジェクターのパルス幅は、インジェ
クターの機械的な応答性よりも短くすることは出来な
く、この最小パルス幅はインジェクターの印加電圧が1
4Vの時で約msecである。従って、図9及び図10につ
いて上述した従来の燃料供給制御装置では、上記最小パ
ルス幅よりも短くならないように発振器の一定周波数を
設定する必要があると云う問題点があった。更に、冷却
水温が−10度以下では、内燃機関に供給する燃料を1
回の駆動で行う場合、始動パルス幅を約100〜200
msecにする必要があり、この時最小パルス幅を上述した
ように2msecとすると一定周波数は50Hz以下にする
必要がある。しかし、冷却水温が−10度以上では始動
パルス幅が100msec以下となるため、最小パルス幅2
msecを確保するためには一定周波数を50Hz以下にす
る必要がある。ところが、従来装置では、内燃機関の冷
却水温が或る程度高い状態になるまで一定周波数の始動
パルスでインジェクターを駆動していたため、極低温で
の始動性とインジェクター最小パルス幅とのトレードオ
フを行い、一定周波数を30Hz程度としていた。
【0009】この発明は、上述したような問題点を解決
するためになされたもので、冷却水温が低いときにも供
給燃料の気化率を向上させ、始動性を向上させると共
に、始動時に燃料供給制御を適正に行って燃料の消費量
を低減できる内燃機関の燃料供給制御装置を提供するこ
とを目的とする。
するためになされたもので、冷却水温が低いときにも供
給燃料の気化率を向上させ、始動性を向上させると共
に、始動時に燃料供給制御を適正に行って燃料の消費量
を低減できる内燃機関の燃料供給制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
内燃機関を始動させる始動手段の開閉状態及び前記内燃
機関に取り付けられてその回転角度を検出する回転角度
検出手段の検出出力に応じて前記内燃機関が始動状態に
あることを判定する始動判定手段と、前記内燃機関に取
り付けられてその冷却水の温度を検出する温度検出手段
及び前記回転角度検出手段の検出出力に応じて、前記内
燃機関の始動時に前記内燃機関へ燃料を供給する燃料供
給手段を駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を演算
する始動パルス幅演算手段と、これら始動判定手段及び
始動パルス幅演算手段の出力に応じて、前記始動時に前
記冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い一定
周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パルス
を発生するが、前記冷却水の温度が前記所定の温度より
高い場合には前記内燃機関の回転に同期し且つ前記一定
周波数よりも低い周波数及び前記パルス幅よりも長いパ
ルス幅を有する前記第2の始動パルスを発生して前記燃
料供給手段へ供給する駆動パルス発生手段とを設けたも
のである。
内燃機関を始動させる始動手段の開閉状態及び前記内燃
機関に取り付けられてその回転角度を検出する回転角度
検出手段の検出出力に応じて前記内燃機関が始動状態に
あることを判定する始動判定手段と、前記内燃機関に取
り付けられてその冷却水の温度を検出する温度検出手段
及び前記回転角度検出手段の検出出力に応じて、前記内
燃機関の始動時に前記内燃機関へ燃料を供給する燃料供
給手段を駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を演算
する始動パルス幅演算手段と、これら始動判定手段及び
始動パルス幅演算手段の出力に応じて、前記始動時に前
記冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い一定
周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パルス
を発生するが、前記冷却水の温度が前記所定の温度より
高い場合には前記内燃機関の回転に同期し且つ前記一定
周波数よりも低い周波数及び前記パルス幅よりも長いパ
ルス幅を有する前記第2の始動パルスを発生して前記燃
料供給手段へ供給する駆動パルス発生手段とを設けたも
のである。
【0011】請求項2に係る発明は、更に前記始動パル
ス幅演算手段が、前記第1の始動パルスのパルス幅を前
記内燃機関の回転数に応じて補正出来るようにしたもの
であり、そして請求項3に係る発明は、更に前記駆動パ
ルス発生手段が、前記第1の始動パルスから前記第2の
始動パルスへの切り換えを前記内燃機関の回転に同期し
て行わせるようにしたものである。
ス幅演算手段が、前記第1の始動パルスのパルス幅を前
記内燃機関の回転数に応じて補正出来るようにしたもの
であり、そして請求項3に係る発明は、更に前記駆動パ
ルス発生手段が、前記第1の始動パルスから前記第2の
始動パルスへの切り換えを前記内燃機関の回転に同期し
て行わせるようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、内燃機関の始動時の冷却
水温が所定水温より低い場合、内燃機関の始動時の周波
数よりも高い一定周波数の第1の始動パルスでインジェ
クターを駆動するので、インジェクターのON/OFF
の回数が増加し、インジェクターより供給される燃料の
霧化が促進され、始動性が向上する。
水温が所定水温より低い場合、内燃機関の始動時の周波
数よりも高い一定周波数の第1の始動パルスでインジェ
クターを駆動するので、インジェクターのON/OFF
の回数が増加し、インジェクターより供給される燃料の
霧化が促進され、始動性が向上する。
【0013】また、請求項2の発明では、前記第1の始
動パルスのパルス幅を前記内燃機関の回転数の上昇にと
もなって減少させるので、供給される燃料量を減少さ
せ、適正な燃料供給制御を行う。更に、請求項3の発明
では、前記第1の始動パルスから前記第2の始動パルス
への切り換えを前記内燃機関の回転に同期して行わせる
ので、切り換え時においても供給燃料量を適正に制御出
来る。
動パルスのパルス幅を前記内燃機関の回転数の上昇にと
もなって減少させるので、供給される燃料量を減少さ
せ、適正な燃料供給制御を行う。更に、請求項3の発明
では、前記第1の始動パルスから前記第2の始動パルス
への切り換えを前記内燃機関の回転に同期して行わせる
ので、切り換え時においても供給燃料量を適正に制御出
来る。
【0014】
実施例1.図1は内燃機関の概略構成を示すと共にこの
発明の一実施例を示すブロック図であり、図において3
〜6,31〜34は図9に示した従来装置におけるもの
と全く同一である。9aは始動スイッチ5がONになっ
た時に励磁コイル6の通電でONになるスタータスイッ
チ、9はこのスタータスイッチ9aを介してバッテリ4
に接続され、内燃機関3を始動させるスタータ、10は
外箱1の代わりに吸入空気管31に取り付けられたエア
クリーナ、36は吸入空気管31に取り付けられてその
圧力を測定する圧力センサ、そして37は内燃機関3に
取り付けられてその所定回転角度毎に出力を発生する回
転角度検出手段例えばクランク角センサである。
発明の一実施例を示すブロック図であり、図において3
〜6,31〜34は図9に示した従来装置におけるもの
と全く同一である。9aは始動スイッチ5がONになっ
た時に励磁コイル6の通電でONになるスタータスイッ
チ、9はこのスタータスイッチ9aを介してバッテリ4
に接続され、内燃機関3を始動させるスタータ、10は
外箱1の代わりに吸入空気管31に取り付けられたエア
クリーナ、36は吸入空気管31に取り付けられてその
圧力を測定する圧力センサ、そして37は内燃機関3に
取り付けられてその所定回転角度毎に出力を発生する回
転角度検出手段例えばクランク角センサである。
【0015】40Aは燃料供給制御装置であり、圧力セ
ンサ36、水温センサ34及びクランク角センサ37に
接続され、これらセンサの検出出力より内燃機関の始動
完了後に即ち通常運転時にインジェクター32を駆動す
る駆動パルスの幅すなわち駆動パルス幅を演算する駆動
パルス幅演算手段41と、クランク角センサ37及び始
動スイッチ5に接続され、これらの検出出力及び開閉状
態より内燃機関3の始動状態を判定する始動判定手段4
2と、クランク角センサ37及び水温センサ34に接続
され、これらセンサの検出出力より内燃機関3の始動時
にインジェクター32を駆動する第1及び第2の始動パ
ルスの幅つまり始動パルス幅を演算する始動パルス幅演
算手段43と、これら駆動パルス幅演算手段41、始動
判定手段42及び始動パルス幅演算手段43に接続さ
れ、通常運転時には駆動パルス幅演算手段41で演算さ
れたパルス幅の駆動パルスを発生し、また始動時には始
動パルス幅演算手段43で演算されたパルス幅の第1及
び第2の始動パルスを発生する駆動パルス発生手段44
とを備えている。
ンサ36、水温センサ34及びクランク角センサ37に
接続され、これらセンサの検出出力より内燃機関の始動
完了後に即ち通常運転時にインジェクター32を駆動す
る駆動パルスの幅すなわち駆動パルス幅を演算する駆動
パルス幅演算手段41と、クランク角センサ37及び始
動スイッチ5に接続され、これらの検出出力及び開閉状
態より内燃機関3の始動状態を判定する始動判定手段4
2と、クランク角センサ37及び水温センサ34に接続
され、これらセンサの検出出力より内燃機関3の始動時
にインジェクター32を駆動する第1及び第2の始動パ
ルスの幅つまり始動パルス幅を演算する始動パルス幅演
算手段43と、これら駆動パルス幅演算手段41、始動
判定手段42及び始動パルス幅演算手段43に接続さ
れ、通常運転時には駆動パルス幅演算手段41で演算さ
れたパルス幅の駆動パルスを発生し、また始動時には始
動パルス幅演算手段43で演算されたパルス幅の第1及
び第2の始動パルスを発生する駆動パルス発生手段44
とを備えている。
【0016】図2は、図1に示した燃料供給制御装置4
0Aのより具体的な構成を示すブロック図であり、この
燃料供給制御装置40Bは圧力センサ36、水温センサ
34、クランク角センサ37及び始動スイッチ5の各信
号を入力とし、内燃機関3の各気筒毎に設けられたイン
ジェクター32を制御する。また、この燃料供給制御装
置40Bは、図1の駆動パルス幅演算手段41、始動判
定手段42、始動パルス幅演算手段43及び駆動パルス
発生手段44に相当するマイクロコンピュータ(以下C
PUと称する)60によって実現される。なお、このC
PU60はROM61及びRAM62を有している。
0Aのより具体的な構成を示すブロック図であり、この
燃料供給制御装置40Bは圧力センサ36、水温センサ
34、クランク角センサ37及び始動スイッチ5の各信
号を入力とし、内燃機関3の各気筒毎に設けられたイン
ジェクター32を制御する。また、この燃料供給制御装
置40Bは、図1の駆動パルス幅演算手段41、始動判
定手段42、始動パルス幅演算手段43及び駆動パルス
発生手段44に相当するマイクロコンピュータ(以下C
PUと称する)60によって実現される。なお、このC
PU60はROM61及びRAM62を有している。
【0017】51はフィルタで、その入力側が圧力セン
サ36に接続され且つ出力側がA/D変換器52を介し
てCPU60に接続されている。53はインターフェー
スで、その入力側が水温センサ34に接続され且つ出力
側がA/D変換器54を介してCPU60に接続されて
いる。55は波形整形回路で、その入力側がクランク角
センサ37に接続され且つ出力側がCPU60の割込入
力端子P1に直接接続されると共にカウンタ56を介し
てCPU60に接続されている。57はタイマでCPU
60の割込入力端子P2に接続されている。58はA/
D変換器で、バッテリ4に接続されてその電圧をA/D
変換した結果をCPU60へ出力する。59はインター
フェースで、その入力側が始動スイッチ5に接続され且
つ出力側がCPU60の入力端子P3に接続されてい
る。63はタイマで、CPU60の出力をパルス幅に変
換し、ドライバ44に出力する。このドライバ44は、
インジェクター32を駆動する。なお、カウンタ56並
びにタイマ57及び63の入力側には発振器(図示しな
い)が接続されている。
サ36に接続され且つ出力側がA/D変換器52を介し
てCPU60に接続されている。53はインターフェー
スで、その入力側が水温センサ34に接続され且つ出力
側がA/D変換器54を介してCPU60に接続されて
いる。55は波形整形回路で、その入力側がクランク角
センサ37に接続され且つ出力側がCPU60の割込入
力端子P1に直接接続されると共にカウンタ56を介し
てCPU60に接続されている。57はタイマでCPU
60の割込入力端子P2に接続されている。58はA/
D変換器で、バッテリ4に接続されてその電圧をA/D
変換した結果をCPU60へ出力する。59はインター
フェースで、その入力側が始動スイッチ5に接続され且
つ出力側がCPU60の入力端子P3に接続されてい
る。63はタイマで、CPU60の出力をパルス幅に変
換し、ドライバ44に出力する。このドライバ44は、
インジェクター32を駆動する。なお、カウンタ56並
びにタイマ57及び63の入力側には発振器(図示しな
い)が接続されている。
【0018】次に上述した構成の燃料供給制御装置40
Bの動作を説明する。内燃機関3の吸入空気管31内の
圧力は圧力センサ36で検出され、その検出出力はフィ
ルタ51で平滑化された後、A/D変換器52でディジ
タル値に変換されてCPU60に取り込まれる。内燃機
関3の冷却水の温度は水温センサ34で検出され、その
検出出力はインタフェース53で電圧に変換された後、
A/D変換器54でディジタル値に変換されてCPU6
0に取り込まれる。バッテリ電圧はA/D変換器58で
ディジタル値に変換されてCPU60に取り込まれる。
内燃機関3の回転数はクランク角センサ37で検出さ
れ、その検出出力は波形整形回路55で整形された後、
CPU60の割込入力端子P1及びカウンタ56に入力
される。CPU60はクランク角センサ37の出力信号
の立上りエッジ毎に割込処理を行い、そしてカウンタ5
6はクランク角センサ37の出力信号の立上りエッジ間
の周期を検出する。タイマ57は、所定時間毎(例えば
1msec周期)にCPU60の割込入力端子P2へ割込信
号を発生する。CPU60は、割込入力端子P2の割込
信号に基いてプログラムにより各種の時間を作る。始動
スイッチ5のON信号、OFF信号は、インタフェース
59によってディジタル信号に変換された後にCPU6
0の入力端子P3に入力され、CPU60はこのディジ
タル信号及び上述したクランク角センサ出力信号により
内燃機関3が始動状態に有るか否かを判定する。CPU
60は、以上の信号を基にして内燃機関3へ供給する燃
料量を計算し、インジェクター32を駆動するパルスの
パルス幅及び駆動タイミングを計算し、タイマ63に上
記パルス幅に対応する数値を設定する。さらに、CPU
60は、タイマ63をトリガすることによりタイマ63
にパルスを発生させ、このパルスをドライバ64で増幅
し、インジェクター32を駆動する。
Bの動作を説明する。内燃機関3の吸入空気管31内の
圧力は圧力センサ36で検出され、その検出出力はフィ
ルタ51で平滑化された後、A/D変換器52でディジ
タル値に変換されてCPU60に取り込まれる。内燃機
関3の冷却水の温度は水温センサ34で検出され、その
検出出力はインタフェース53で電圧に変換された後、
A/D変換器54でディジタル値に変換されてCPU6
0に取り込まれる。バッテリ電圧はA/D変換器58で
ディジタル値に変換されてCPU60に取り込まれる。
内燃機関3の回転数はクランク角センサ37で検出さ
れ、その検出出力は波形整形回路55で整形された後、
CPU60の割込入力端子P1及びカウンタ56に入力
される。CPU60はクランク角センサ37の出力信号
の立上りエッジ毎に割込処理を行い、そしてカウンタ5
6はクランク角センサ37の出力信号の立上りエッジ間
の周期を検出する。タイマ57は、所定時間毎(例えば
1msec周期)にCPU60の割込入力端子P2へ割込信
号を発生する。CPU60は、割込入力端子P2の割込
信号に基いてプログラムにより各種の時間を作る。始動
スイッチ5のON信号、OFF信号は、インタフェース
59によってディジタル信号に変換された後にCPU6
0の入力端子P3に入力され、CPU60はこのディジ
タル信号及び上述したクランク角センサ出力信号により
内燃機関3が始動状態に有るか否かを判定する。CPU
60は、以上の信号を基にして内燃機関3へ供給する燃
料量を計算し、インジェクター32を駆動するパルスの
パルス幅及び駆動タイミングを計算し、タイマ63に上
記パルス幅に対応する数値を設定する。さらに、CPU
60は、タイマ63をトリガすることによりタイマ63
にパルスを発生させ、このパルスをドライバ64で増幅
し、インジェクター32を駆動する。
【0019】次にCPU60の動作を図3〜図8のフロ
ーチャート及びタイミングチャート等を参照しながら説
明する。
ーチャート及びタイミングチャート等を参照しながら説
明する。
【0020】図3は、CPU60のROM61に記憶さ
れているメインプログラムのフローチャートで、CPU
60に電源リセット回路(図示しない)からのリセット
信号が入力されると、プログラムがスタートする。
れているメインプログラムのフローチャートで、CPU
60に電源リセット回路(図示しない)からのリセット
信号が入力されると、プログラムがスタートする。
【0021】ステップ100で、RAM62内のデー
タ、CPU60の入出力ポート等を初期設定する。次に
ステップ101でインタフェース53の出力(水温セン
サ34の出力信号)をA/D変換器54でディジタル変
換し、RAM62の記憶場所WT(図示せず)へ記憶さ
せる。次にステップ102でバッテリ電圧をA/D変換
器58でディジタル変換し、RAM62の記憶場所VB
(図示せず)へ記憶させる。
タ、CPU60の入出力ポート等を初期設定する。次に
ステップ101でインタフェース53の出力(水温セン
サ34の出力信号)をA/D変換器54でディジタル変
換し、RAM62の記憶場所WT(図示せず)へ記憶さ
せる。次にステップ102でバッテリ電圧をA/D変換
器58でディジタル変換し、RAM62の記憶場所VB
(図示せず)へ記憶させる。
【0022】次にステップ103で後述する割込プログ
ラムを用い、RAM62の記憶場所TR(図示せず)に
記憶されている、クランク角センサ37の周期に基づい
て30/TRの計算を行い、回転数Neを得る。次にス
テップ104で、上記回転数Neと後述する割込プログ
ラムを用い、RAM62に記憶されている負荷データP
bでROM61に記憶されている、図4の様なテーブル
Kpのデータを補間し、基本駆動時間係数Kp(Ne、P
b)を計算する。次に、上記WT(水温)でROM61
に記憶されている、図5(a)の様な特性のテーブルf1の
データを補間し、水温補正係数f1(WT)を計算し、
KI=Kp(Ne、Pb)×f1(WT)の計算を行い、こ
の結果を駆動時間としてRAM62の記憶場所KI(図
示せず)へ記憶させる。ここで、上記基本駆動時間係数
Kp(Ne、Pb)及び水温補正係数f1(WT)はあらか
じめ実験により決められ、基本駆動時間係数Kp(Ne、
Pb)は内燃機関3が完全に暖まった状態において空燃
比が最適の値となるインジェクター32の駆動時間幅か
ら求められる係数である。また、水温補正係数f1(W
T)は内燃機関3が暖まっていない状態で内燃機関3が
安定に運転出来る様、水温が低いほど上記駆動時間を長
くする様な係数である。
ラムを用い、RAM62の記憶場所TR(図示せず)に
記憶されている、クランク角センサ37の周期に基づい
て30/TRの計算を行い、回転数Neを得る。次にス
テップ104で、上記回転数Neと後述する割込プログ
ラムを用い、RAM62に記憶されている負荷データP
bでROM61に記憶されている、図4の様なテーブル
Kpのデータを補間し、基本駆動時間係数Kp(Ne、P
b)を計算する。次に、上記WT(水温)でROM61
に記憶されている、図5(a)の様な特性のテーブルf1の
データを補間し、水温補正係数f1(WT)を計算し、
KI=Kp(Ne、Pb)×f1(WT)の計算を行い、こ
の結果を駆動時間としてRAM62の記憶場所KI(図
示せず)へ記憶させる。ここで、上記基本駆動時間係数
Kp(Ne、Pb)及び水温補正係数f1(WT)はあらか
じめ実験により決められ、基本駆動時間係数Kp(Ne、
Pb)は内燃機関3が完全に暖まった状態において空燃
比が最適の値となるインジェクター32の駆動時間幅か
ら求められる係数である。また、水温補正係数f1(W
T)は内燃機関3が暖まっていない状態で内燃機関3が
安定に運転出来る様、水温が低いほど上記駆動時間を長
くする様な係数である。
【0023】ステップ105で、ROM61に記憶され
ているテーブルf2を上記WT(水温)で補間し、始動
時基本駆動時間係数f2(WT)を計算する。そして、
次にROM61に記憶されているテーブルf3を上記回
転数Neで補間し、回転数補正係数f3(Ne)を計算し
た後、前記f2(WT)に乗じる。さらに、回転数Neに
応じて燃料供給量を増加補正するための係数(Ne/3
0)/50を乗じ、一定周波数の第1の始動パルスでイ
ンジェクター32を駆動する時の始動時駆動時間TC1を
求める。すなわち、TC1=f2(WT)×f3(Ne)×
(Ne/30)/50となる。ここで、上記始動時基本
駆動時間係数f2(WT)は図5(b)に示す様に、水温の
上昇に対して減少する特性であり、これは水温が高いほ
ど始動時に供給する燃料を気化させる割合を高くする。
また、上記回転数補正係数f3(Ne)は、図5(c)に示
す様に、回転数Neの上昇につれて減少する特性を有
し、これは回転数Neの上昇により吸入空気管31を通
る吸入空気の流速が増すこと及び内燃機関3のシリンダ
ー内の圧縮圧による熱発生量が内燃機関3の回転数Ne
に比例して増加することなどにより、回転数Neの上昇
に応じて供給する燃料の気化する割合が高くなるためで
ある。係数(Ne/30)/50は、上記始動時駆動時
間TC1が一定周波数の第1の始動パルスでインジェクタ
ー32を駆動する時の駆動時間であるため、始動時の回
転数Neの上昇に応じて増加する空気量に応じて供給燃
料を増加させる。本係数(Ne/30)/50は4気筒
の内燃機関3で始動時のインジェクター駆動用第1の始
動パルスの周波数が50Hzの場合であり、気筒数又は
始動パルス周波数が変われば本係数も変える必要があ
る。ステップ106では、上記始動時基本駆動時間係数
f2(WT)に回転数補正係数f3(Ne)を乗じてRA
M62の記憶場所TCL(図示せず)へ記憶させる。
ているテーブルf2を上記WT(水温)で補間し、始動
時基本駆動時間係数f2(WT)を計算する。そして、
次にROM61に記憶されているテーブルf3を上記回
転数Neで補間し、回転数補正係数f3(Ne)を計算し
た後、前記f2(WT)に乗じる。さらに、回転数Neに
応じて燃料供給量を増加補正するための係数(Ne/3
0)/50を乗じ、一定周波数の第1の始動パルスでイ
ンジェクター32を駆動する時の始動時駆動時間TC1を
求める。すなわち、TC1=f2(WT)×f3(Ne)×
(Ne/30)/50となる。ここで、上記始動時基本
駆動時間係数f2(WT)は図5(b)に示す様に、水温の
上昇に対して減少する特性であり、これは水温が高いほ
ど始動時に供給する燃料を気化させる割合を高くする。
また、上記回転数補正係数f3(Ne)は、図5(c)に示
す様に、回転数Neの上昇につれて減少する特性を有
し、これは回転数Neの上昇により吸入空気管31を通
る吸入空気の流速が増すこと及び内燃機関3のシリンダ
ー内の圧縮圧による熱発生量が内燃機関3の回転数Ne
に比例して増加することなどにより、回転数Neの上昇
に応じて供給する燃料の気化する割合が高くなるためで
ある。係数(Ne/30)/50は、上記始動時駆動時
間TC1が一定周波数の第1の始動パルスでインジェクタ
ー32を駆動する時の駆動時間であるため、始動時の回
転数Neの上昇に応じて増加する空気量に応じて供給燃
料を増加させる。本係数(Ne/30)/50は4気筒
の内燃機関3で始動時のインジェクター駆動用第1の始
動パルスの周波数が50Hzの場合であり、気筒数又は
始動パルス周波数が変われば本係数も変える必要があ
る。ステップ106では、上記始動時基本駆動時間係数
f2(WT)に回転数補正係数f3(Ne)を乗じてRA
M62の記憶場所TCL(図示せず)へ記憶させる。
【0024】ステップ107で、内燃機関3の回転に同
期する第2の始動パルスでインジェクター32を駆動す
る時の始動時基本駆動時間TC2を、水温WTに基づくテ
ーブルf2から計算する。
期する第2の始動パルスでインジェクター32を駆動す
る時の始動時基本駆動時間TC2を、水温WTに基づくテ
ーブルf2から計算する。
【0025】ステップ108で、インジェクター32の
無駄時間TDを、テーブルf4とバッテリ電圧VBより計
算する。ここで、テーブルf4の特性は図5(d)の様にV
Bに反比例する特性である。
無駄時間TDを、テーブルf4とバッテリ電圧VBより計
算する。ここで、テーブルf4の特性は図5(d)の様にV
Bに反比例する特性である。
【0026】次に、ステップ109で、回転数Neを所
定値Ncと比較し、回転数Neが所定値Ncより小さい場
合はステップ110で始動スイッチ5のON/OFFを
判定する。このとき、回転数Neが所定値Nc(例えば4
00rpm)以上か又は始動スイッチ5がOFFの場合
はステップ111で始動フラグをクリヤ(数値O)す
る。一方、回転数Neが所定値Ncより小さくかつ始動ス
イッチ5がONの場合はステップ112で始動フラグを
セット(数値1)する。その後は、再びステップ101
から上記と同様の処理を繰り返す。
定値Ncと比較し、回転数Neが所定値Ncより小さい場
合はステップ110で始動スイッチ5のON/OFFを
判定する。このとき、回転数Neが所定値Nc(例えば4
00rpm)以上か又は始動スイッチ5がOFFの場合
はステップ111で始動フラグをクリヤ(数値O)す
る。一方、回転数Neが所定値Ncより小さくかつ始動ス
イッチ5がONの場合はステップ112で始動フラグを
セット(数値1)する。その後は、再びステップ101
から上記と同様の処理を繰り返す。
【0027】図6は、タイマ57の1msec毎の出力に同
期してCPU60が処理する、割込プログラムのフロー
チャートである。先ずステップ200で圧力センサ36
の出力を平滑化且つA/D変換後にRAM62の記憶場
所Pb1(図示せず)に記憶させる。ステップ201で、
タイマ57が今回、出力するまでに積算された、圧力セ
ンサ36のA/D変換した前回値Pb(t−1)に上記
Pb1を加算し、圧力の新しい積算値Pb(t)とする。
期してCPU60が処理する、割込プログラムのフロー
チャートである。先ずステップ200で圧力センサ36
の出力を平滑化且つA/D変換後にRAM62の記憶場
所Pb1(図示せず)に記憶させる。ステップ201で、
タイマ57が今回、出力するまでに積算された、圧力セ
ンサ36のA/D変換した前回値Pb(t−1)に上記
Pb1を加算し、圧力の新しい積算値Pb(t)とする。
【0028】ステップ202で、上記の積算の回数Np
を1回カウントアップし、新しい積算回数Npとする。
ステップ203で、タイマ57の出力とRAM62内の
データとに基づいてソフトウエアで回数をカウントして
つくられる20msec毎のタイマで、20msec毎にステッ
プ204以下の処理を行うかどうかを判定する。
を1回カウントアップし、新しい積算回数Npとする。
ステップ203で、タイマ57の出力とRAM62内の
データとに基づいてソフトウエアで回数をカウントして
つくられる20msec毎のタイマで、20msec毎にステッ
プ204以下の処理を行うかどうかを判定する。
【0029】ステップ204で、噴射モードが回転同期
か一定周波数駆動かを識別し、一定周波数モードであれ
ばステップ205に進む。なお、上記噴射モードの設定
は後述する図7の処理で行われる。ステップ205で、
後述する始動モードの判定を行い、セット(設定1)な
ら始動モードなのでステップ206に進む。
か一定周波数駆動かを識別し、一定周波数モードであれ
ばステップ205に進む。なお、上記噴射モードの設定
は後述する図7の処理で行われる。ステップ205で、
後述する始動モードの判定を行い、セット(設定1)な
ら始動モードなのでステップ206に進む。
【0030】ステップ206では、一定周波数の第1の
始動パルスでインジェクター32を駆動する時の駆動時
間の積算値ΣTIが図3のステップ106で計算された
値TC L未満であればステップ207に進む。なお、この
ステップ206での処理により、回転が急激に低下した
場合や、内燃機間停止時の過剰な燃料供給を防止するこ
とが出来る。
始動パルスでインジェクター32を駆動する時の駆動時
間の積算値ΣTIが図3のステップ106で計算された
値TC L未満であればステップ207に進む。なお、この
ステップ206での処理により、回転が急激に低下した
場合や、内燃機間停止時の過剰な燃料供給を防止するこ
とが出来る。
【0031】ステップ207で、上記始動時駆動時間T
C1にインジェクター無駄時間TDを加算した駆動時間TI
をタイマ63にセットし、ステップ208で駆動時間T
IをΣTIに積算する。最後に、ステップ209でタイマ
63をスタートさせて第1の始動パルスでインジェクタ
ー32を駆動する。上記ステップ203〜209では、
始動モードで噴射モードが一定周波数の場合に20msec
毎(50Hz)にTI=TC1+TDのパルス幅を持つ第1
の始動パルスでインジェクター32を駆動する。
C1にインジェクター無駄時間TDを加算した駆動時間TI
をタイマ63にセットし、ステップ208で駆動時間T
IをΣTIに積算する。最後に、ステップ209でタイマ
63をスタートさせて第1の始動パルスでインジェクタ
ー32を駆動する。上記ステップ203〜209では、
始動モードで噴射モードが一定周波数の場合に20msec
毎(50Hz)にTI=TC1+TDのパルス幅を持つ第1
の始動パルスでインジェクター32を駆動する。
【0032】図7は、クランク角センサ37の出力に同
期してCPU60が行なう処理のフローチャートであ
る。ステップ301で、クランク角センサ37の出力周
期をカウンタ56で測定し、その値をRAM62の記憶
場所TR(図示せず)へ記憶させる。ステップ302
で、クランク軸が2回転したかどうかを判定し、これは
クランク角センサ37の出力をカウントすることで行わ
れる。例えば4気筒の内燃機関3でクランク角センサ3
7の出力がクランク軸180°毎に出力される場合、ク
ランク角センサ37の4回の出力毎にステップ303〜
310の処理が行われる。
期してCPU60が行なう処理のフローチャートであ
る。ステップ301で、クランク角センサ37の出力周
期をカウンタ56で測定し、その値をRAM62の記憶
場所TR(図示せず)へ記憶させる。ステップ302
で、クランク軸が2回転したかどうかを判定し、これは
クランク角センサ37の出力をカウントすることで行わ
れる。例えば4気筒の内燃機関3でクランク角センサ3
7の出力がクランク軸180°毎に出力される場合、ク
ランク角センサ37の4回の出力毎にステップ303〜
310の処理が行われる。
【0033】ステップ303〜305では、水温(W
T)がt℃(例えば−15℃)以下の場合は、噴射モー
ドを一定周波数モードに設定し、それ以外の場合は回転
モードに設定する。
T)がt℃(例えば−15℃)以下の場合は、噴射モー
ドを一定周波数モードに設定し、それ以外の場合は回転
モードに設定する。
【0034】ステップ306〜308は、図3で設定さ
れた始動フラグをチェックし、セットされていれば(1
の場合)、始動モードをセットし(1を設定)、始動フ
ラグがクリヤされている場合は始動モードをクリヤ(0
を設定)する。従って、上述した噴射モードと始動モー
ドはクランク軸1回転毎に行われる。
れた始動フラグをチェックし、セットされていれば(1
の場合)、始動モードをセットし(1を設定)、始動フ
ラグがクリヤされている場合は始動モードをクリヤ(0
を設定)する。従って、上述した噴射モードと始動モー
ドはクランク軸1回転毎に行われる。
【0035】次に、ステップ309でクランク軸が1回
転したかどうかを判定し、1回転したならステップ31
0で1msec毎にA/D変換され且つ積算された、圧力セ
ンサ36の値Pb(t)の平均値をPb(t)/Npより計算
し、RAM62の記憶場所Pb(図示しない)へ記憶さ
せる。ステップ311で、圧力センサ36のA/D変換
された値の積算値Pb(t)と積算回数Npをクリヤする。
すなわち、ステップ310,311では、クランク軸1
回転間における1msec毎にサンプリングされた、圧力セ
ンサ36の平均値が計算される。クランク軸が1回転し
なかった場合、或は上述したPb(t)とNpがクリヤされ
た場合はステップ312に進んで一定周波数モードでイ
ンジェクター32を駆動する場合の駆動時間TIの積算
値ΣTIをクリヤする。従って、ΣTIは、クランク角セ
ンサ37の出力に同期してクリヤされるため、クランク
角センサ37の出力のTIの積算となる。
転したかどうかを判定し、1回転したならステップ31
0で1msec毎にA/D変換され且つ積算された、圧力セ
ンサ36の値Pb(t)の平均値をPb(t)/Npより計算
し、RAM62の記憶場所Pb(図示しない)へ記憶さ
せる。ステップ311で、圧力センサ36のA/D変換
された値の積算値Pb(t)と積算回数Npをクリヤする。
すなわち、ステップ310,311では、クランク軸1
回転間における1msec毎にサンプリングされた、圧力セ
ンサ36の平均値が計算される。クランク軸が1回転し
なかった場合、或は上述したPb(t)とNpがクリヤされ
た場合はステップ312に進んで一定周波数モードでイ
ンジェクター32を駆動する場合の駆動時間TIの積算
値ΣTIをクリヤする。従って、ΣTIは、クランク角セ
ンサ37の出力に同期してクリヤされるため、クランク
角センサ37の出力のTIの積算となる。
【0036】次に、ステップ313,314,315
で、始動モードがセットされ且つ噴射モードが回転側の
時はパルス幅TI=TC2+TDの計算を行い、第2の始動
パルスのパルス幅を計算する。そして、ステップ318
でタイマ63へ上記TIをセットし、このタイマ63を
スタートさせることにより第2の始動パルスでインジェ
クター32を駆動する。すなわち、始動時でかつ水温
(WT)がt℃以上の場合はクランク角センサ37の出
力に同期して上記パルス幅TI=TC2+TDを持つ第2の
始動パルスでインジェクター32が駆動される。
で、始動モードがセットされ且つ噴射モードが回転側の
時はパルス幅TI=TC2+TDの計算を行い、第2の始動
パルスのパルス幅を計算する。そして、ステップ318
でタイマ63へ上記TIをセットし、このタイマ63を
スタートさせることにより第2の始動パルスでインジェ
クター32を駆動する。すなわち、始動時でかつ水温
(WT)がt℃以上の場合はクランク角センサ37の出
力に同期して上記パルス幅TI=TC2+TDを持つ第2の
始動パルスでインジェクター32が駆動される。
【0037】次にステップ313,316,317で
は、始動モードでない場合すなわち始動完了後にクラン
ク軸の1回転毎にパルス幅TI=Pb×KI+TDの計算を
行い、ステップ318でタイマ63へ上記TIをセット
し、タイマ63をスタートさせて上記パルス幅TI=Pb
×KI+TDを持つ駆動パルスでインジェクター32を駆
動する。従って、ステップ313,316,317,3
18により、始動時以外はクランク軸の1回転毎に、内
燃機関3の吸入空気量を圧力センサ36の出力より計算
して上述の駆動パルスでインジェクター32を駆動す
る。
は、始動モードでない場合すなわち始動完了後にクラン
ク軸の1回転毎にパルス幅TI=Pb×KI+TDの計算を
行い、ステップ318でタイマ63へ上記TIをセット
し、タイマ63をスタートさせて上記パルス幅TI=Pb
×KI+TDを持つ駆動パルスでインジェクター32を駆
動する。従って、ステップ313,316,317,3
18により、始動時以外はクランク軸の1回転毎に、内
燃機関3の吸入空気量を圧力センサ36の出力より計算
して上述の駆動パルスでインジェクター32を駆動す
る。
【0038】図8は、インジェクター32を駆動する第
1及び第2の始動パルスのタイミングを示すチャートで
ある。(a)はクランク角センサ37の出力信号、(b)は第
1及び第2の始動パルス、(c)は内燃機関3の冷却水の
温度を示す。
1及び第2の始動パルスのタイミングを示すチャートで
ある。(a)はクランク角センサ37の出力信号、(b)は第
1及び第2の始動パルス、(c)は内燃機関3の冷却水の
温度を示す。
【0039】始動時に冷却水の水温が所定値t℃よりも
低い場合には20msec毎に第1の始動パルスP1でイン
ジェクター32を駆動するが、所定値t℃を超えた後は
クランク角センサ37の出力信号に同期して、噴射モー
ドが切換り、以後内燃機関3のクランク軸の1回転毎に
第2の始動パルスP2でインジェクター32を駆動す
る。
低い場合には20msec毎に第1の始動パルスP1でイン
ジェクター32を駆動するが、所定値t℃を超えた後は
クランク角センサ37の出力信号に同期して、噴射モー
ドが切換り、以後内燃機関3のクランク軸の1回転毎に
第2の始動パルスP2でインジェクター32を駆動す
る。
【0040】なお、上記説明は内燃機関3の吸入空気管
31の圧力と内燃機関3の回転数とで燃料供給制御を行
う場合について述べたが、エアフローセンサを用いて制
御を行う場合にもこの発明を適用することができる。ま
た、複数のインジェクター32が同時に駆動される場合
について述べたが、シーケンシャル駆動の場合にもこの
発明を適用できる。
31の圧力と内燃機関3の回転数とで燃料供給制御を行
う場合について述べたが、エアフローセンサを用いて制
御を行う場合にもこの発明を適用することができる。ま
た、複数のインジェクター32が同時に駆動される場合
について述べたが、シーケンシャル駆動の場合にもこの
発明を適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1に係る発明
は、内燃機関を始動させる始動手段の開閉状態及び前記
内燃機関に取り付けられてその回転角度を検出する回転
角度検出手段の検出出力に応じて前記内燃機関が始動状
態にあることを判定する始動判定手段と、前記内燃機関
に取り付けられてその冷却水の温度を検出する温度検出
手段及び前記回転角度検出手段の検出出力に応じて、前
記内燃機関の始動時に前記内燃機関へ燃料を供給する燃
料供給手段を駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を
演算する始動パルス幅演算手段と、これら始動判定手段
及び始動パルス幅演算手段の出力に応じて、前記始動時
に前記冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い
一定周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パ
ルスを発生するが、前記冷却水の温度が前記所定の温度
より高い場合には前記内燃機関の回転に同期し且つ前記
一定周波数よりも低い周波数及び前記パルス幅よりも長
いパルス幅を有する前記第2の始動パルスを発生して前
記燃料供給手段へ供給する駆動パルス発生手段とを備え
ているので、内燃機関の始動時の冷却水温が低い場合
に、高い一定の周波数の第1の始動パルスでインジェク
ターを駆動するため、インジェクターより供給される燃
料の霧化が促進され、始動性が向上すると云う効果を奏
する。更に、この結果、内燃機関の回転に同期して始動
時の燃料を供給する場合に比べ、少ない燃料で内燃機関
を始動することが出来、燃料の節約および排ガス性能の
向上にも効果がある。
は、内燃機関を始動させる始動手段の開閉状態及び前記
内燃機関に取り付けられてその回転角度を検出する回転
角度検出手段の検出出力に応じて前記内燃機関が始動状
態にあることを判定する始動判定手段と、前記内燃機関
に取り付けられてその冷却水の温度を検出する温度検出
手段及び前記回転角度検出手段の検出出力に応じて、前
記内燃機関の始動時に前記内燃機関へ燃料を供給する燃
料供給手段を駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を
演算する始動パルス幅演算手段と、これら始動判定手段
及び始動パルス幅演算手段の出力に応じて、前記始動時
に前記冷却水の温度が所定の温度より低い場合には高い
一定周波数及び短いパルス幅を有する前記第1の始動パ
ルスを発生するが、前記冷却水の温度が前記所定の温度
より高い場合には前記内燃機関の回転に同期し且つ前記
一定周波数よりも低い周波数及び前記パルス幅よりも長
いパルス幅を有する前記第2の始動パルスを発生して前
記燃料供給手段へ供給する駆動パルス発生手段とを備え
ているので、内燃機関の始動時の冷却水温が低い場合
に、高い一定の周波数の第1の始動パルスでインジェク
ターを駆動するため、インジェクターより供給される燃
料の霧化が促進され、始動性が向上すると云う効果を奏
する。更に、この結果、内燃機関の回転に同期して始動
時の燃料を供給する場合に比べ、少ない燃料で内燃機関
を始動することが出来、燃料の節約および排ガス性能の
向上にも効果がある。
【0042】また、請求項2の発明は、前記第1の始動
パルスのパルス幅を前記内燃機関の回転数に応じて補正
出来るので、内燃機関の回転数の変化に対応して燃料量
を補正し、始動時においても適正な燃料制御を行なうこ
とが出来るという効果を奏する。
パルスのパルス幅を前記内燃機関の回転数に応じて補正
出来るので、内燃機関の回転数の変化に対応して燃料量
を補正し、始動時においても適正な燃料制御を行なうこ
とが出来るという効果を奏する。
【0043】更に、請求項3の発明は、前記第1の始動
パルスから前記第2の始動パルスへの切り換えを、前記
内燃機関の回転に同期して行わせるので、切り換え時に
おいても適正な燃料制御を行うことが出来るという効果
を奏する。
パルスから前記第2の始動パルスへの切り換えを、前記
内燃機関の回転に同期して行わせるので、切り換え時に
おいても適正な燃料制御を行うことが出来るという効果
を奏する。
【図1】内燃機関の概略構成を示すと共にこの発明の一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明における燃料供給制御装置の詳細を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】この発明の燃料供給制御装置のメインプログラ
ムのフローチャートである。
ムのフローチャートである。
【図4】この発明の燃料供給制御装置に記憶されている
基本駆動時間係数のテーブルである。
基本駆動時間係数のテーブルである。
【図5】この発明の燃料供給制御装置に記憶されている
各種特性(f1〜f4)を示す図である。
各種特性(f1〜f4)を示す図である。
【図6】この発明の燃料供給制御装置の割込プログラム
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図7】この発明の燃料供給制御装置の、クランク角セ
ンサ出力に同期して処理されるフローチャートである。
ンサ出力に同期して処理されるフローチャートである。
【図8】この発明における第1及び第2の始動パルスの
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図9】内燃機関の概略構成を示すと共に従来の燃料供
給制御装置をブロックで示す図である。
給制御装置をブロックで示す図である。
【図10】図9に示した従来の燃料供給制御装置の詳細
な構成を示す回路図である。
な構成を示す回路図である。
3 内燃機関 5 始動スイッチ 32 インジェクター 34 水温センサ 37 クランク角センサ 40A,40B 燃料供給制御装置 42 始動判定手段 43 始動パルス幅演算手段 44 駆動パルス発生手段
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関を始動させる始動手段と、 前記内燃機関へ燃料を供給する燃料供給手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその冷却水の温度を検出
する温度検出手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその回転角度を検出する
回転角度検出手段と、 を備えた前記内燃機関において、 前記始動手段の開閉状態及び前記回転角度検出手段の検
出出力に応じて前記内燃機関が始動状態にあることを判
定する始動判定手段と、 前記温度検出手段及び前記回転角度検出手段の検出出力
に応じて、前記内燃機関の始動時に前記燃料供給手段を
駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を演算する始動
パルス幅演算手段と、 これら始動判定手段及び始動パルス幅演算手段の出力に
応じて、前記始動時に前記冷却水の温度が所定の温度よ
り低い場合には高い一定周波数及び短いパルス幅を有す
る前記第1の始動パルスを発生するが、前記冷却水の温
度が前記所定の温度より高い場合には前記内燃機関の回
転に同期し且つ前記一定周波数よりも低い周波数及び前
記パルス幅よりも長いパルス幅を有する前記第2の始動
パルスを発生して前記燃料供給手段へ供給する駆動パル
ス発生手段と、 を含むことを特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。 - 【請求項2】 内燃機関を始動させる始動手段と、 前記内燃機関へ燃料を供給する燃料供給手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその冷却水の温度を検出
する温度検出手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその回転角度を検出する
回転角度検出手段と、 を備えた前記内燃機関において、 前記始動手段の開閉状態及び前記回転角度検出手段の検
出出力に応じて前記内燃機関が始動状態にあることを判
定する始動判定手段と、 前記温度検出手段及び前記回転角度検出手段の検出出力
に応じて、前記内燃機関の始動時に前記燃料供給手段を
駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を演算する始動
パルス幅演算手段と、 これら始動判定手段及び始動パルス幅演算手段の出力に
応じて、前記始動時に前記冷却水の温度が所定の温度よ
り低い場合には高い一定周波数及び短いパルス幅を有す
る前記第1の始動パルスを発生するが、前記冷却水の温
度が前記所定の温度より高い場合には前記内燃機関の回
転に同期し且つ前記一定周波数よりも低い周波数及び前
記パルス幅よりも長いパルス幅を有する前記第2の始動
パルスを発生して前記燃料供給手段へ供給する駆動パル
ス発生手段と、 を含み、前記始動パルス幅演算手段が、前記第1の始動
パルスのパルス幅を前記内燃機関の回転数に応じて補正
出来ることを特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。 - 【請求項3】 内燃機関を始動させる始動手段と、 前記内燃機関へ燃料を供給する燃料供給手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその冷却水の温度を検出
する温度検出手段と、 前記内燃機関に取り付けられてその回転角度を検出する
回転角度検出手段と、 を備えた前記内燃機関において、 前記始動手段の開閉状態及び前記回転角度検出手段の検
出出力に応じて前記内燃機関が始動状態にあることを判
定する始動判定手段と、 前記温度検出手段及び前記回転角度検出手段の検出出力
に応じて、前記内燃機関の始動時に前記燃料供給手段を
駆動する第1及び第2の始動パルスの幅を演算する始動
パルス幅演算手段と、 これら始動判定手段及び始動パルス幅演算手段の出力に
応じて、前記始動時に前記冷却水の温度が所定の温度よ
り低い場合には高い一定周波数及び短いパルス幅を有す
る前記第1の始動パルスを発生するが、前記冷却水の温
度が前記所定の温度より高い場合には前記内燃機関の回
転に同期し且つ前記一定周波数よりも低い周波数及び前
記パルス幅よりも長いパルス幅を有する前記第2の始動
パルスを発生して前記燃料供給手段へ供給する駆動パル
ス発生手段と、 を含み、前記駆動パルス発生手段が、前記第1の始動パ
ルスから前記第2の始動パルスへの切り換えを前記内燃
機関の回転に同期して行わせることを特徴とする内燃機
関の燃料供給制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34894692A JPH06200799A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34894692A JPH06200799A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200799A true JPH06200799A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18400454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34894692A Pending JPH06200799A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200799A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111247324A (zh) * | 2017-10-27 | 2020-06-05 | 法国大陆汽车公司 | 用于适配燃料喷射器的控制信号的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232242A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-12 | Nissan Motor Co Ltd | 電子制御燃料噴射装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34894692A patent/JPH06200799A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232242A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-12 | Nissan Motor Co Ltd | 電子制御燃料噴射装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111247324A (zh) * | 2017-10-27 | 2020-06-05 | 法国大陆汽车公司 | 用于适配燃料喷射器的控制信号的方法 |
| CN111247324B (zh) * | 2017-10-27 | 2022-03-11 | 法国大陆汽车公司 | 用于适配燃料喷射器的控制信号的方法 |
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