JPH0620093Y2 - 光フアイバジヤイロ - Google Patents
光フアイバジヤイロInfo
- Publication number
- JPH0620093Y2 JPH0620093Y2 JP1985005617U JP561785U JPH0620093Y2 JP H0620093 Y2 JPH0620093 Y2 JP H0620093Y2 JP 1985005617 U JP1985005617 U JP 1985005617U JP 561785 U JP561785 U JP 561785U JP H0620093 Y2 JPH0620093 Y2 JP H0620093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical fiber
- lens
- fiber
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title description 49
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 35
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 10
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005428 wave function Effects 0.000 description 3
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Description
本考案は、航空機、ロボット、自動車等の移動体に取り
付けられ、その回転角速度を検出する光ファイバジャイ
ロにおいて問題となるレンズやファイバ端での反射によ
るノイズ光の受光器への入射の低減に関する考案であ
る。
付けられ、その回転角速度を検出する光ファイバジャイ
ロにおいて問題となるレンズやファイバ端での反射によ
るノイズ光の受光器への入射の低減に関する考案であ
る。
従来の光ファイバジャイロの問題点を第2図に従って説
明する。第2図は光ファイバジャイロの基本原理図であ
る。光源1より発した光はビームスプリッタ4で二分さ
れ、レンズ2、3によってファイバコイル5に結合し、
ファイバコイル中を右回り、左廻りに伝搬する。ファイ
バをそれぞれ他端から出射した光は、ビームスプリッタ
4(B.S.という)で合成され、受光素子6に入射す
る。受光素子は左廻り光、右廻り光の干渉光の強度を検
出する。 ファイバコイルが静止していると右廻り光と左廻り光は
同じ伝搬時間でファイバ伝搬するが、回転が加えられる
と、右廻り光と右廻り光の間に位相差Δθが生じる。こ
れをSagnac効果という。位相差のある2つの光が受光素
子6上で干渉し、cosΔθに比例した受光素子出力が得
られる。 実際にはΔθをsinΔθの形で検出して、低速域での感
度を向上させるために、位相変調、周波数変調、等種々
の方法が考案されている。また、静止時の光路差を零に
するために、偏光子を挿入したり、B.S.をさらに1
個追加したり、また第3図に示すように双方向の光を平
行にして再び重ねあわせるためのレンズ2、3のデフオ
ーカスの影響を取り除くためにさらにファイバ7を挿入
したりしている。 本考案はこれらの各種方式に共通に応用が可能である
が、第2図に従って、従来技術の問題点を説明する。受
光器6に入射する光は本来ファイバコイルを通過した
後、レンズ2およびレンズ3で平行になった双方向の光
のみであるが、実際はファイバ5の両端面やレンズ2、
レンズ3で反射された光も入射する。反射光はビームス
プリッタによって光を2分し、これをレンズによってフ
ァイバ端に入射しているので生ずるのである。反射光は
信号となるファイバ5からの各伝搬光と干渉しあい、ノ
イズを発生する。その結果静止時の零点が変動し、角速
度の検出性能に悪影響を及ぼす。 より詳しく説明する。光の波動関数はsin(Kx−Ω
t)の形に書ける。ここでKは光の波数、xは進行方向
の座標、Ωは光の角周波数、tは時間である。レンズや
ファイバ端での反射光は、ファイバコイルの中を伝搬し
ていないので、 ψ=ERsin(Ωt+φ) (1) と書ける。φは位相の揺らぎである。つぎに信号を形成
する伝搬光であるが、右廻り光の伝搬光の波動関数をΨ
rとすると、 Ψr=Epsin(KnL−Ωt+Δθ/2) (2) と書ける。Lはファイバコイルのファイバ長で、nは屈
折率、Kは光の真空中での波数である。左廻り光の伝搬
光の波動関数をΨ1とすると、 Ψ1=Epsin(KnL−Ωt−Δθ/2) (3) となる。ΔθはSagnac効果による回転角速度を与える量
である。 さて受光素子はこれらの波動関数の和の2乗を検出する
のであるからsin関数の交差項から cosΔθ (4) cos(KnL+Δθ/2−φ) (5) cos(KnL−Δθ/2−φ) (6) 等の項が出てくる。φは反射光の位相である。これが問
題である。もしも光源のコヒーレント長が無限大であれ
ば、これは安定しているはずで一定値を取る。 回転していない時はΔθ=0であるので、上記の式は一
定値を取る。受光素子の出力からこの一定値を差し引く
ように零点調整すれば正確にΔθの値が求められる。 ところが実際には偏波面の異なる光の間の干渉を避ける
為等の目的で、コヒーレント長の短い光源を用いるので
φは時間的に変動し零点がドリフトするのである。零点
が変動しΔθ=0でも有限の出力が出るので角速度の測
定に誤差を生ずることになる。これをオフセットドリフ
トという。 但し上記の様に静的な式は実際には利用されず、周波数
変調、位相変調などの変調方式が採用される。しかしい
ずれにしても零点には上記の式で表される反射光と伝搬
光の干渉項が含まれるようになる。何れにしても零点変
動の問題が付いて回るのである。これを解決することが
本考案の目的である。
明する。第2図は光ファイバジャイロの基本原理図であ
る。光源1より発した光はビームスプリッタ4で二分さ
れ、レンズ2、3によってファイバコイル5に結合し、
ファイバコイル中を右回り、左廻りに伝搬する。ファイ
バをそれぞれ他端から出射した光は、ビームスプリッタ
4(B.S.という)で合成され、受光素子6に入射す
る。受光素子は左廻り光、右廻り光の干渉光の強度を検
出する。 ファイバコイルが静止していると右廻り光と左廻り光は
同じ伝搬時間でファイバ伝搬するが、回転が加えられる
と、右廻り光と右廻り光の間に位相差Δθが生じる。こ
れをSagnac効果という。位相差のある2つの光が受光素
子6上で干渉し、cosΔθに比例した受光素子出力が得
られる。 実際にはΔθをsinΔθの形で検出して、低速域での感
度を向上させるために、位相変調、周波数変調、等種々
の方法が考案されている。また、静止時の光路差を零に
するために、偏光子を挿入したり、B.S.をさらに1
個追加したり、また第3図に示すように双方向の光を平
行にして再び重ねあわせるためのレンズ2、3のデフオ
ーカスの影響を取り除くためにさらにファイバ7を挿入
したりしている。 本考案はこれらの各種方式に共通に応用が可能である
が、第2図に従って、従来技術の問題点を説明する。受
光器6に入射する光は本来ファイバコイルを通過した
後、レンズ2およびレンズ3で平行になった双方向の光
のみであるが、実際はファイバ5の両端面やレンズ2、
レンズ3で反射された光も入射する。反射光はビームス
プリッタによって光を2分し、これをレンズによってフ
ァイバ端に入射しているので生ずるのである。反射光は
信号となるファイバ5からの各伝搬光と干渉しあい、ノ
イズを発生する。その結果静止時の零点が変動し、角速
度の検出性能に悪影響を及ぼす。 より詳しく説明する。光の波動関数はsin(Kx−Ω
t)の形に書ける。ここでKは光の波数、xは進行方向
の座標、Ωは光の角周波数、tは時間である。レンズや
ファイバ端での反射光は、ファイバコイルの中を伝搬し
ていないので、 ψ=ERsin(Ωt+φ) (1) と書ける。φは位相の揺らぎである。つぎに信号を形成
する伝搬光であるが、右廻り光の伝搬光の波動関数をΨ
rとすると、 Ψr=Epsin(KnL−Ωt+Δθ/2) (2) と書ける。Lはファイバコイルのファイバ長で、nは屈
折率、Kは光の真空中での波数である。左廻り光の伝搬
光の波動関数をΨ1とすると、 Ψ1=Epsin(KnL−Ωt−Δθ/2) (3) となる。ΔθはSagnac効果による回転角速度を与える量
である。 さて受光素子はこれらの波動関数の和の2乗を検出する
のであるからsin関数の交差項から cosΔθ (4) cos(KnL+Δθ/2−φ) (5) cos(KnL−Δθ/2−φ) (6) 等の項が出てくる。φは反射光の位相である。これが問
題である。もしも光源のコヒーレント長が無限大であれ
ば、これは安定しているはずで一定値を取る。 回転していない時はΔθ=0であるので、上記の式は一
定値を取る。受光素子の出力からこの一定値を差し引く
ように零点調整すれば正確にΔθの値が求められる。 ところが実際には偏波面の異なる光の間の干渉を避ける
為等の目的で、コヒーレント長の短い光源を用いるので
φは時間的に変動し零点がドリフトするのである。零点
が変動しΔθ=0でも有限の出力が出るので角速度の測
定に誤差を生ずることになる。これをオフセットドリフ
トという。 但し上記の様に静的な式は実際には利用されず、周波数
変調、位相変調などの変調方式が採用される。しかしい
ずれにしても零点には上記の式で表される反射光と伝搬
光の干渉項が含まれるようになる。何れにしても零点変
動の問題が付いて回るのである。これを解決することが
本考案の目的である。
本考案の詳細な説明を第1図によって行う。 本考案ではレンズ2およびレンズ3によって平行にされ
重ね合わせられた双方向の光が受光器6に入射する前に
レンズ9によって小さく集光される。さらにその集光点
にピンホール10または光ファイバからなるノイズ光除
去装置が設置されている。伝搬光はピンホールを通過し
た後、受光器6に入射する。伝搬光の集光点が狭いピン
ホールに合致しているから、伝搬光の全体が受光器6に
入る。 一方レンズ端面や光ファイバの端面で反射した光はファ
イバから出射した光とは出所が異なるためレンズ9によ
る集光点はファイバから出射した光(信号光)の集光点
と異なる。ピンホール以外の地点が反射光の集光点にな
る。従ってピンホールの直径や光ファイバのコア径を十
分小さくすれば信号光と反射光を分離でき信号光のみ受
光器に入射できる。このように本考案は、反射光と伝搬
光の幾何光学的な出射点、出射方向の相違に基づいて反
射光を除去する。
重ね合わせられた双方向の光が受光器6に入射する前に
レンズ9によって小さく集光される。さらにその集光点
にピンホール10または光ファイバからなるノイズ光除
去装置が設置されている。伝搬光はピンホールを通過し
た後、受光器6に入射する。伝搬光の集光点が狭いピン
ホールに合致しているから、伝搬光の全体が受光器6に
入る。 一方レンズ端面や光ファイバの端面で反射した光はファ
イバから出射した光とは出所が異なるためレンズ9によ
る集光点はファイバから出射した光(信号光)の集光点
と異なる。ピンホール以外の地点が反射光の集光点にな
る。従ってピンホールの直径や光ファイバのコア径を十
分小さくすれば信号光と反射光を分離でき信号光のみ受
光器に入射できる。このように本考案は、反射光と伝搬
光の幾何光学的な出射点、出射方向の相違に基づいて反
射光を除去する。
第4図によってレンズに於ける反射光を説明する。この
レンズは、第1図中のレンズ2、3に対応する。ビーム
スプリッタが受光素子、受光素子とファイバの間に存在
するが図示を略している。これはビームスプリッタに関
して発光素子、受光素子に至る光路を対称に折り返した
ものである。発光素子からの光はRによって示す。ビー
ムスプリッタが実際には存在しているのでファイバ端か
ら出た伝搬光は実効的にRと同じ経路を反対向きに進む
ということになる。 光源から出た光はR→O→Fというように進み、一部は
レンズで反射し、残りはファイバの端面Fに集光する。
ファイバ端面でさらに一部が反射する。残りの光は、フ
ァイバコイルの中を伝搬する。ファイバの他端から出た
光はF→O→Rというように同一の経路を辿る。ところ
がレンズの面で反射されたものは、OF間の点Tから出
射した光であるかのように拡がる(W)。これはRより
ずっと大きい拡がりである。 第5図によってファイバ端面における反射光を説明す
る。ファイバ中を伝搬する光はL→S→Q或はQ→S→
Lと進む。ファイバ端面は光軸に対し厳密に直角ではな
いので、反射光はL→S→Pというようになり、LSと
PSが異なる半直線となる。反射光はSP、ファイバか
ら出た伝搬光はSLという経路を描く。 第6図は第4図のレンズ面からの反射光が、本考案の集
光レンズ9、ノイズ除去装置10でカットされる事を示
す図である。ここではピンホールを例示しているが光フ
ァイバによって置き換える事もできる。光ファイバ内を
伝搬した光はピンホールの穴に一致するY点(通過点)
で収束する。しかしレンズで反射された光はより遠くの
X点で収束する。従ってピンホールには殆ど入らない。
レンズ反射光が受光素子には殆ど入らず遮断されるの
で、この反射光と伝搬光との干渉によるオフセットドリ
フトが無くなる。 第7図は第5図のファイバ端面からの反射光が本考案の
集光レンズ9、光ファイバよりなるノイズ除去装置10
でカットされる事を示す図である。先例のピンホールを
光ファイバで置き換えたものである。光ファイバのコア
径は充分に小さいので、これを伝搬光の集光点に合致さ
せる。光ファイバ内を伝搬した光は集光レンズ9によっ
てノイズ除去用の光ファイバのコアY点に収束する。光
ファイバ端面のコアが伝搬光の通過点になる。 ファイバ端面で反射された光は、レンズの収差によって
他の点Zに収束する。だからコアに入らない。反射光は
ファイバのコアに収束しないので光ファイバに入射しな
い。反射光が受光素子に入るのを遮断できる。 たとえばレンズに収差がなくても、反射光は光軸からの
偏奇が大きく、ファイバの開口角θ(cosθ=n2/n
1:n1コア屈折率、n2クラッド屈折率)に入らない
からノズル除去用光ファイバの中を伝搬できず散逸す
る。 本考案は、レンズと、ピンホールまたはファイバの両方
が必要であって、片一方だけでは効果が無い。これを説
明する。第8図はレンズが無い場合の、ファイバ端での
反射光と伝搬光の経路を示す図である。ファイバ内部を
伝搬してきた伝搬光はコア中心のF点から出射する。こ
れは拡散し一部の光のみが前方のピンホールYを通る。
これが光Qである。しかしファイバ端面のK点での反射
光も同様に拡散し一部の光が前方のピンホールYを通
る。これがXである。ファイバ端での光の強度とピンホ
ールを通る光の強度の比率が、伝搬光、反射光について
同じである。従ってピンホールだけでは反射光を遮断で
きないということが分かる。 第9図はレンズとピンホールを持つ場合の図である。こ
れによれば伝搬光はファイバ端のF点から出射しレンズ
によってピンホールの中心Y点に収束する。これは全光
量がピンホールを通過できる。しかしファイバ端面T点
での反射光はレンズで絞られてピンホールより外れた板
面に収束する。これはピンホールを全く通過できない。 何れの場合も、レンズやファイバ端面での反射光は集光
レンズ9、ノイズ除去装置10によってカットされ、受
光器に到達しない。 本考案は伝搬光と反射光の幾何光学的相違を利用して両
者を分離するものであるので、レンズとピンホールある
いは、レンズと光ファイバが必須である。
レンズは、第1図中のレンズ2、3に対応する。ビーム
スプリッタが受光素子、受光素子とファイバの間に存在
するが図示を略している。これはビームスプリッタに関
して発光素子、受光素子に至る光路を対称に折り返した
ものである。発光素子からの光はRによって示す。ビー
ムスプリッタが実際には存在しているのでファイバ端か
ら出た伝搬光は実効的にRと同じ経路を反対向きに進む
ということになる。 光源から出た光はR→O→Fというように進み、一部は
レンズで反射し、残りはファイバの端面Fに集光する。
ファイバ端面でさらに一部が反射する。残りの光は、フ
ァイバコイルの中を伝搬する。ファイバの他端から出た
光はF→O→Rというように同一の経路を辿る。ところ
がレンズの面で反射されたものは、OF間の点Tから出
射した光であるかのように拡がる(W)。これはRより
ずっと大きい拡がりである。 第5図によってファイバ端面における反射光を説明す
る。ファイバ中を伝搬する光はL→S→Q或はQ→S→
Lと進む。ファイバ端面は光軸に対し厳密に直角ではな
いので、反射光はL→S→Pというようになり、LSと
PSが異なる半直線となる。反射光はSP、ファイバか
ら出た伝搬光はSLという経路を描く。 第6図は第4図のレンズ面からの反射光が、本考案の集
光レンズ9、ノイズ除去装置10でカットされる事を示
す図である。ここではピンホールを例示しているが光フ
ァイバによって置き換える事もできる。光ファイバ内を
伝搬した光はピンホールの穴に一致するY点(通過点)
で収束する。しかしレンズで反射された光はより遠くの
X点で収束する。従ってピンホールには殆ど入らない。
レンズ反射光が受光素子には殆ど入らず遮断されるの
で、この反射光と伝搬光との干渉によるオフセットドリ
フトが無くなる。 第7図は第5図のファイバ端面からの反射光が本考案の
集光レンズ9、光ファイバよりなるノイズ除去装置10
でカットされる事を示す図である。先例のピンホールを
光ファイバで置き換えたものである。光ファイバのコア
径は充分に小さいので、これを伝搬光の集光点に合致さ
せる。光ファイバ内を伝搬した光は集光レンズ9によっ
てノイズ除去用の光ファイバのコアY点に収束する。光
ファイバ端面のコアが伝搬光の通過点になる。 ファイバ端面で反射された光は、レンズの収差によって
他の点Zに収束する。だからコアに入らない。反射光は
ファイバのコアに収束しないので光ファイバに入射しな
い。反射光が受光素子に入るのを遮断できる。 たとえばレンズに収差がなくても、反射光は光軸からの
偏奇が大きく、ファイバの開口角θ(cosθ=n2/n
1:n1コア屈折率、n2クラッド屈折率)に入らない
からノズル除去用光ファイバの中を伝搬できず散逸す
る。 本考案は、レンズと、ピンホールまたはファイバの両方
が必要であって、片一方だけでは効果が無い。これを説
明する。第8図はレンズが無い場合の、ファイバ端での
反射光と伝搬光の経路を示す図である。ファイバ内部を
伝搬してきた伝搬光はコア中心のF点から出射する。こ
れは拡散し一部の光のみが前方のピンホールYを通る。
これが光Qである。しかしファイバ端面のK点での反射
光も同様に拡散し一部の光が前方のピンホールYを通
る。これがXである。ファイバ端での光の強度とピンホ
ールを通る光の強度の比率が、伝搬光、反射光について
同じである。従ってピンホールだけでは反射光を遮断で
きないということが分かる。 第9図はレンズとピンホールを持つ場合の図である。こ
れによれば伝搬光はファイバ端のF点から出射しレンズ
によってピンホールの中心Y点に収束する。これは全光
量がピンホールを通過できる。しかしファイバ端面T点
での反射光はレンズで絞られてピンホールより外れた板
面に収束する。これはピンホールを全く通過できない。 何れの場合も、レンズやファイバ端面での反射光は集光
レンズ9、ノイズ除去装置10によってカットされ、受
光器に到達しない。 本考案は伝搬光と反射光の幾何光学的相違を利用して両
者を分離するものであるので、レンズとピンホールある
いは、レンズと光ファイバが必須である。
本考案は、ビームスプリッタと受光素子の間にレンズ
と、ピンホールまたはファイバによるノイズ除去装置を
設け、レンズによって伝搬光のみがノイズ除去装置の狭
い通過点を通ることができるようにしている。ファイバ
ジャイロの性能を制限するレンズやファイバ端での反射
によるノイズ光は光ファイバの中を伝搬した伝搬光と、
出射点、出射角など幾何光学的なパラメータが異なる。 考案はこの違いを有効に利用して反射光が受光素子に入
射するのを防ぐことができる。伝搬光と反射光の干渉に
よる零点変動を低減するものであり、光ファイバジャイ
ロの実用時において必須の技術である。 しかしながら本考案は、光ファイバ内部での不純物散乱
光やファイバの組成揺らぎに基づくレイリー散乱光が受
光素子に入射することによるノイズを除去することはで
きない。これらはファイバ内部を伝搬するので、幾何光
学的な手段によっては分離できない。しかしファイバ内
部での不純物散乱やレイリー散乱はファイバの品質を向
上することによって除くことができる。
と、ピンホールまたはファイバによるノイズ除去装置を
設け、レンズによって伝搬光のみがノイズ除去装置の狭
い通過点を通ることができるようにしている。ファイバ
ジャイロの性能を制限するレンズやファイバ端での反射
によるノイズ光は光ファイバの中を伝搬した伝搬光と、
出射点、出射角など幾何光学的なパラメータが異なる。 考案はこの違いを有効に利用して反射光が受光素子に入
射するのを防ぐことができる。伝搬光と反射光の干渉に
よる零点変動を低減するものであり、光ファイバジャイ
ロの実用時において必須の技術である。 しかしながら本考案は、光ファイバ内部での不純物散乱
光やファイバの組成揺らぎに基づくレイリー散乱光が受
光素子に入射することによるノイズを除去することはで
きない。これらはファイバ内部を伝搬するので、幾何光
学的な手段によっては分離できない。しかしファイバ内
部での不純物散乱やレイリー散乱はファイバの品質を向
上することによって除くことができる。
第1図は本考案の一実施態様である光ファイバジャイロ
を説明するための図。 第2図は従来の光ファイバジャイロを説明するための
図。 第3図はレンズ2、3のデフオーカスによって生ずる光
路差の影響を除く工夫をした光ファイバジャイロを説明
するための図。 第4図はレンズに於ける反射光を説明する図。 第5図は光ファイバ端面に於ける反射光を説明する図。 第6図はレンズ反射光が集光レンズ、ピンホールで除去
される事を説明する図。 第7図は光ファイバ端面反射光が集光レンズ光ファイバ
で除去される事を説明する図。 第8図はレンズが無いとした場合に、伝搬光と反射光が
ともにピンホールを通過できることを示す図。 第9図はレンズが有る時の伝搬光と反射光の経路を示す
図。 1…光源 2…集光レンズ 3…集光レンズ 4,4′…ビームスプリッタ 5…ファイバコイル 6…受光器 7…デフオーカスに生じる光路差の影響を除くための光
ファイバ 8…集光レンズ 9…集光レンズ 10…ピンホール又は光ファイバからなるノイズ光除去
装置
を説明するための図。 第2図は従来の光ファイバジャイロを説明するための
図。 第3図はレンズ2、3のデフオーカスによって生ずる光
路差の影響を除く工夫をした光ファイバジャイロを説明
するための図。 第4図はレンズに於ける反射光を説明する図。 第5図は光ファイバ端面に於ける反射光を説明する図。 第6図はレンズ反射光が集光レンズ、ピンホールで除去
される事を説明する図。 第7図は光ファイバ端面反射光が集光レンズ光ファイバ
で除去される事を説明する図。 第8図はレンズが無いとした場合に、伝搬光と反射光が
ともにピンホールを通過できることを示す図。 第9図はレンズが有る時の伝搬光と反射光の経路を示す
図。 1…光源 2…集光レンズ 3…集光レンズ 4,4′…ビームスプリッタ 5…ファイバコイル 6…受光器 7…デフオーカスに生じる光路差の影響を除くための光
ファイバ 8…集光レンズ 9…集光レンズ 10…ピンホール又は光ファイバからなるノイズ光除去
装置
Claims (1)
- 【請求項1】単色光を生ずる光源と、シングルモード光
ファイバを多数回巻き回してなり両端を有する光ファイ
バコイルと、光源から出た光を2つに分け且つ光ファイ
バコイルを伝搬した光を合一させる分波合波素子と、分
波合波素子によって2つに分けられた光を集光して光フ
ァイバコイルの両端に入射させるためのレンズと、光フ
ァイバコイルから出射し分波合波素子で合一された光を
集光させる集光レンズと、光ファイバ中を伝搬した光が
分波合波素子を通り集光レンズによって結像する点に穴
が一致するように置かれたピンホール又は前記結像する
点に端面のコアが一致するように置かれた光ファイバか
らなるノイズ除去装置と、ノイズ除去装置を通り抜けた
左廻り光、右廻り光を受光し干渉させてその干渉光の強
度を検出する受光器とよりなる事を特徴とする光ファイ
バジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985005617U JPH0620093Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 光フアイバジヤイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985005617U JPH0620093Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 光フアイバジヤイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61122518U JPS61122518U (ja) | 1986-08-01 |
| JPH0620093Y2 true JPH0620093Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=30482284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985005617U Expired - Lifetime JPH0620093Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 光フアイバジヤイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620093Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58214809A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フアイバジヤイロ |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP1985005617U patent/JPH0620093Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61122518U (ja) | 1986-08-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08240792A (ja) | ビーム出力装置およびビーム出力方法 | |
| CN107328405A (zh) | 一种互易型差动式调频连续波干涉保偏光纤陀螺仪 | |
| CN108195367B (zh) | 具有双倍灵敏度的光纤陀螺仪 | |
| JPH09318367A (ja) | 光ファイバジャイロ及び光集積回路 | |
| US5212535A (en) | Spatial filter type speed measuring apparatus | |
| US4444503A (en) | Ring interferometer with a mode diaphragm | |
| EP1936326A1 (en) | Spectral balancing system and method for reducing noise in fiber optic gyroscopes | |
| JP2691781B2 (ja) | ビーム分岐光学系を用いたレーザドップラ振動計 | |
| EP0078931B1 (en) | Angular rate sensor | |
| JP2696117B2 (ja) | ビーム分岐光学系を用いたレーザドップラ振動計 | |
| JP2592254B2 (ja) | 変位量及び変位速度の測定装置 | |
| JPS6221016A (ja) | 光フアイバジヤイロ装置 | |
| JPS633236A (ja) | 光フアイバの波長分散測定器 | |
| JPS58214809A (ja) | フアイバジヤイロ | |
| JPS6036910A (ja) | 光ファイバジャイロスコ−プのための光分割合成装置 | |
| JPS58219404A (ja) | 光フアイバジヤイロ装置 | |
| JPS63204184A (ja) | 透過型レ−ザドツプラ速度測定装置 | |
| JPS63204183A (ja) | 反射型レ−ザドツプラ速度測定装置 | |
| JPH0318738A (ja) | レンズ光学特性測定方法及びそれを利用した測定装置 | |
| JPH0633367Y2 (ja) | 光フアイバジヤイロ | |
| JPH0481753B2 (ja) | ||
| JPH0572338A (ja) | レーザドツプラー速度計 | |
| JPS5923215A (ja) | 光フアイバを用いた回転センサ | |
| JPS59170718A (ja) | 光フアイバジヤイロスコ−プ | |
| JPH01143914A (ja) | 光ジャイロスコープ |