JPH06201544A - 液体材料気化供給装置 - Google Patents

液体材料気化供給装置

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JPH06201544A
JPH06201544A JP1793193A JP1793193A JPH06201544A JP H06201544 A JPH06201544 A JP H06201544A JP 1793193 A JP1793193 A JP 1793193A JP 1793193 A JP1793193 A JP 1793193A JP H06201544 A JPH06201544 A JP H06201544A
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vaporizer
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vaporization
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武志 河野
Kyoichi Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体材料を直接気化させる方式の液体材料気
化供給装置において、気化器の下流側が減圧状態になっ
た場合おいて生ずる不都合を解消すること。 【構成】 内部に導入された液体材料LSを加熱により
気化し、この気化により発生したガスGを内部に別途導
入されたキャリアガスCGによって外部に導出する気化
器1に対して、気化器1に導入される液体材料LSの流
量を調整する流量制御弁4を、可及的に近接して設け、
この流量制御弁4にシャットオフ機能をもたせると共
に、これを冷却するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造にお
いて用いる四塩化ケイ素(SiCl4 )などのガスを、
液体材料を気化することによって供給する液体材料気化
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記液体材料気化供給装置としては、図
3に示すように、流量制御された液体材料をヒータを備
えた気化器に導入し、その全量を直接気化する方式のも
のが知られている。図3において、41は内部にヒータ
を備えた気化器で、その上流側には、液体流量コントロ
ーラ42およびストップバルブ43を備えた液体材料L
Sの供給路44と、マスフローコントローラ45を備え
たキャリアガスCGの供給路46とが互いに並列的に接
続されると共に、その下流側には、気化器41内におい
て発生した気化ガスGがキャリアガスCGと共に流れる
加熱配管47が接続されている。
【0003】前記気化器41の構成の大略は、図4に示
す通りである。すなわち、この図において、48は断熱
構造のハウジングで、その内部には、ヒータブロック4
9とキャリアガス導入管50とが設けられている。ヒー
タブロック49は、熱伝導性の良好な材料よりなり、そ
の内部に、熱伝導性並びに耐腐食性の良好な材料よりな
るパイプ51を挿通させると共に、このパイプ51を加
熱するためのヒータ52を内蔵している。そして、パイ
プ51のヒータブロック49内の部分には、熱伝導性並
びに耐腐食性の良好な粉体53がメッシュ体54,55
に封止されるようにして充填されている。
【0004】そして、パイプ51の上流側の入口側に
は、先端に細径部56を備えた液体材料LSの導入管5
7がパイプ51と同心的に挿入され、その上流側は前記
液体材料供給路44に接続されている。また、前記キャ
リアガス導入管50は、熱伝導性の良好な材料よりな
り、その上流側は、前記キャリアガス供給路46に接続
されており、また、下流側は、熱伝導性並びに耐腐食性
の良好な金属よりなるブロック状の管継手58を介して
パイプ51の上流側に接続されている。なお、59はパ
イプ51の下流端に設けられる気化ガスGとキャリアガ
スCGとの混合ガスの導出口で、その下流側には、前記
加熱配管47が接続される。
【0005】そして、前記図4に示される構造の気化器
41は、本願出願人が、特願平2−151270号(特
開平4−45838号)として特許出願しているところ
であり、このような気化器41は、一定流量で供給され
る液体の気化に基づく圧力変動が極めて少なく、液体材
料を安定に気化してこれを安定に供給することができる
といった優れた利点を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した液
体材料気化供給装置のように液体材料LSを直接気化す
る装置においては、図4に示したように、気化器41の
内部にストップバルブを備えてないため、気化ガスGの
発生を停止させる場合、ストップバルブ43を閉じるこ
とによって対処しなければならなず、そのようにした場
合、ストップバルブ43から気化器41までの配管44
a内には、液体材料LSが満たされることになる。
【0007】そして、前述のように、ストップバルブ4
3から気化器41までの配管44a内に液体材料LSが
満たされた状態において、なんらかの原因で気化器41
の下流側のラインにおいて減圧(真空)状態が発生し、
これに対応しようとした場合、前記液体材料LSが徐々
に気化され、発生した気化ガスGが気化器41の下流側
に漏れ出てくるといった不具合が生ずる。
【0008】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、液体材料を直接気化
させる方式の液体材料気化供給装置において、気化器の
下流側が減圧状態になった場合おいて生ずる不都合を解
消することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る液体材料気化供給装置は、内部に導入
された液体材料を加熱により気化し、この気化により発
生したガスを内部に別途導入されたキャリアガスによっ
て外部に導出する気化器に対して、気化器に導入される
液体材料の流量を調整する流量制御弁を、可及的に近接
して設け、この流量制御弁にシャットオフ機能をもたせ
ると共に、これを冷却するように構成されている。
【0010】
【作用】上記構成の液体材料気化供給装置においては、
液体材料の流量を調整する流量制御弁と気化器とが可及
的に近接した状態で設けられているので、気化器の上流
側における液体材料の溜まりを極力少なくすることがで
きる。また、流量制御弁は、シャットオフ(全閉)機能
を備えているので、遮断用弁などを別途設ける必要がな
く、構成が簡素化される。そして、流量制御弁は冷却さ
れるように構成されているので、気化器に供給される液
体材料が気化器に導入される前に気化されることが防止
でき、さらに、流量制御弁が気化器の温度影響を受ける
ことなく安定に動作して、長期にわたって使用できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明に係る液体材料気化供給装置
の一例を概略的に示す図で、この図において、1は気化
器で、2,3はこの気化器1に対して、液体材料LS、
キャリアガスCGをそれぞれ供給する管である。液体材
料供給管2には、気化器1に対して可及的に近接して設
けられる流量制御弁4とその上流側に流体流量計5が介
装されている。そして、流量制御弁4にはこれを冷却す
る装置6が設けられている。また、キャリアガス供給管
3には、マスフローコントローラ7が介装されている。
8は液体材料気化供給装置全体を制御するコントローラ
で、流体流量計5によって検出される液体材料LSの流
量に基づいて流量制御弁4を制御したり、マスフローコ
ントローラ7のメータ部によって検出されるキャリアガ
スCGの流量に基づいてマスフローコントローラ7の制
御弁部を制御する。
【0012】図2は前記液体材料気化供給装置の要部、
特に、気化器1と流量制御弁4との接続関係を詳細に示
す図である。気化器1は、次のように構成されている。
すなわち、図2において、9は例えばステンレス鋼など
熱伝導性並びに耐腐食性の良好な金属よりなるパイプ
で、例えばアルミニウムなど熱伝導性の良好なヒータブ
ロック10に開設された貫通孔内を挿通するように設け
られている。ヒータブロック10内には、パイプ9およ
びヒータブロック10を加熱するためのヒータ11が内
蔵されている。
【0013】そして、パイプ9のヒータブロック10内
の部分には、熱伝導性並びに耐腐食性の良好な粉体12
がフィルタとしても機能するメッシュ体13,14に封
止されるようにして充填され、気化室15に形成してあ
る。前記粉体12としては、例えばステンレス鋼やチタ
ンなどの金属またはSiCなどのセラミックスを、直径
が100μm以上、好ましくは120μm程度の粉体に
形成したものが用いられる。また、メッシュ体13,1
4は、粉体12が気化室15から出ないようにするた
め、その網目の大きさは例えば20μm程度にしてあ
る。なお、気化室15の長さ(この例では、メッシュ体
13,14間の長さ)は例えば100mm、また、気化
室15の内径は約9.5mmである。
【0014】16は前記気化室15の一端側に形成され
たキャリアガスCGの導入部で、熱伝導性並びに耐腐食
性の良好な金属(例えばステンレス鋼)よりなり、その
接続部17には、前記キャリアガス供給管3が接続され
る。ここで用いられるキャリアガスCGとしては、
2 ,He,N2 などがある。また、18は気化室15
の他端側に形成されたガス導出部で、ステンレス鋼のよ
うな熱伝導性並びに耐腐食性の良好な金属よりなり、そ
の接続部19には、例えば半導体製造装置(図外)への
ガス供給管(図外)が接続される。
【0015】20は液体材料LSを気化室15に導入す
るための導入部で、前記キャリアガス導入部16よりも
下流側に、図示する例においては、気化室15の長さ方
向のほぼ中間位置よりもやや上流側(上流側から約1/
3のところ)に形成されている。この液体材料導入部2
0は、例えばキャピラリのような細管(内径が例えば
0.2mm)よりなり、その上流側は前記流量制御弁4
の下流側に接続されており、また、その下流側には粉体
12の直径よりも小さい内径(例えば0.1mm)を有
する細径部21が形成されている。なお、液体材料導入
部20の先端側は、粉体12が充填された部分に例えば
5mm程度挿入されている。
【0016】そして、流量制御弁4は、所謂ノルマルオ
ープンタイプに構成されており、必要に応じてシャット
オフできるように構成されている。すなわち、図2にお
いて、22は耐腐食性の良好な金属よりなる本体ブロッ
ク、23,24は本体ブロック22に対して着脱自在に
取り付けられる液体導入ブロック、液体導出ブロック
で、液体導出ブロック24は、気化室15からの熱を本
体ブロック22に伝えにくくするために熱伝導性の悪い
金属やセラミックスなどで形成されている。そして、液
体導出ブロック24内には、液体材料導入部20を挿通
させてある。25は本体ブロック22に形成される液体
流路で、その途中には流量制御部としての制御弁26が
設けられている。
【0017】前記制御弁26は、次のように構成されて
いる。すなわち、27はオリフィスブロックで、液体流
路25に臨む弁口28を備えている。29は弁口28の
開度を調節する弁体で、弁頭部30とプランジャ部31
とからなり、弁頭部30を弁口28に近接した状態で設
けられている。そして、この弁体29は本体ブロック2
2に連設された弁ブロック32の下部空間内に設けられ
た金属製のダイヤフラム33によって、通常時、オリフ
ィスブロック27との間に若干の隙間が形成されるよう
に、上下動自在に保持されている。34はダイヤフラム
33と、プランジャ部31に固着されたばね受け35と
の間に介装されたばねである。
【0018】36は弁体29を所定の方向に押圧駆動す
る圧電アクチュエータで、弁ブロック32に螺着された
筒状のバルブケース37内に収容されている。この圧電
アクチュエータ36の下端部は真球体38を介して前記
弁体29のプランジャ部31の上面に当接させてある。
【0019】そして、前記本体ブロック22の圧電アク
チュエータ36が突設された側と反対側の側面には、例
えばペルチェ素子よりなる冷却装置6が設けられてい
る。39はその支持枠である。
【0020】次に、上記構成の液体材料気化供給装置の
動作について説明すると、まず、ヒータ11を発熱させ
て気化室15内に充填された粉体12を所定の温度に加
熱する。この状態において、キャリアガスCGをキャリ
アガス導入部16を経てパイプ9内に導入しながら液体
材料導入部20を介して液体材料LSを気化室15に導
入する。
【0021】そして、液体材料導入部20を介して導入
される液体材料LSは、細径部21を経て加熱された粉
体12内に導入されてこれと接触するが、その接触面積
が大きいため、液体材料LSは、短時間のうちに気化し
て所望の気化ガスGになる。この場合、液体材料導入部
20内を流れてきた液体材料LSは、これよりも小径の
細径部21を経て粉体12側に流れ出るので、突沸する
ことがなくスムーズに気化が行われると共に、気化によ
って圧力上昇が生じても、その圧力は細径部21によっ
て緩和されるので、上流側には圧力上昇圧が急激に伝わ
ることがなく、従って、液体材料LSを供給するライン
への悪影響がなくなる。
【0022】一方、気化室15の一端側からその内部に
導入されたキャリアガスCGは、液体材料LSが気化さ
れる部位、すなわち、液体材料導入部20の先端が粉体
12に挿入されている部分付近に到達するまでの間に十
分に熱交換されて所定の温度を維持している。従って、
キャリアガスCGの導入によって前記気化部位の温度低
下を最小限に止めることができるので、液体材料LSの
気化が妨げられることはなく、従って、気化ガスGをス
ムーズに発生させることができる。
【0023】上述のようにして発生した気化ガスGは、
キャリアガスCGによって速やかに下流側に導出され、
下流側の半導体製造装置(図外)に気化ガスGを供給す
ることができる。
【0024】上記実施例に係る液体材料気化供給装置に
おいては、 液体材料LSの流量を調整する流量制御弁4と気化
器1とが可及的に近接した状態で設けられているので、
流量制御弁4と気化器1との間におけるデッドボリュー
ムが小さく、気化器1の上流側における液体材料の溜ま
りを極力少なくすることができる。 流量制御弁4は、シャットオフ(全閉)機能を備え
ている。
【0025】従って、例えば気化器1の下流側が減圧状
態であるとき、流量制御弁4を閉にして気化ガスGの発
生を停止したような場合、その立ち下がりが速く、従来
のこの種の装置のように、発生した気化ガスGが気化器
1の下流側に漏れ出てくるといった不具合が生ずること
がなくなり、減圧プロセスでの応答が素早く行われると
いった利点がある。
【0026】 そして、流量制御弁4は、冷却装置6
によって冷却されるように構成されているので、気化器
1による流量制御弁4に対する熱影響が大幅に軽減さ
れ、供給される液体材料LSが気化器1に導入される前
に気化されることが防止でき、流量制御弁4内において
は、液体材料LSを液体状態で制御できる。また、流量
制御弁4が冷却されていることにより、気化器1の温度
を高く設定することができ、従って、高沸点の液体材料
LSをも容易に気化させることができる。
【0027】 また、前記液体材料導入部20の内径
を適宜選択することにより、流量制御弁4の弁口28近
傍における発泡を効果的に抑止することができる。
【0028】 さらに、前記図4に例示したもので
は、液体材料導入管57がパイプ51と同心的に設けら
れていたため、構造が複雑であったが、上記実施例で
は、液体材料導入部20は、気化室15の側部に設けら
れているため、構造がシンプルであり、保守点検なども
容易に行なえる。
【0029】本発明は、上述の実施例に限られるもので
はなく、例えばキャリアガス導入部16は、必ずしも気
化室15の一端側に設ける必要はない。また、液体材料
導入部20を複数個設けてもよい。その場合、液体材料
導入部20をキャリアガス導入部16より下流側に設け
ることはいうまでもない。そして、液体材料導入部20
は、キャリアガス導入部16より下流側に設けてあれば
よいが、気化室15における温度勾配などを考慮して、
キャリアガス導入部16により近く、また、逆に、これ
より遠くなる位置に設けてもよい。さらに、冷却装置6
は、水冷また空冷方式であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液体の気化に基づく圧力変動が極めて少なく、液体材料
を安定に気化してこれを安定に供給することができ、液
体材料を供給するラインに悪影響が及ぼされることがな
いことは勿論のこと、気化器周辺の構造が簡素化され、
この種の気化器をよりコンパクトなものにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体材料気化供給装置の一例を概
略的に示す図である。
【図2】気化器と流量制御弁との接続関係を示す図であ
る。
【図3】従来の液体材料気化供給装置を概略的に示す図
である。
【図4】従来の気化器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…気化器、4…流量制御弁、6…冷却装置、LS…液
体材料、CG…キャリアガス、G…気化ガス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に導入された液体材料を加熱により
    気化し、この気化により発生したガスを内部に別途導入
    されたキャリアガスによって外部に導出する気化器に対
    して、気化器に導入される液体材料の流量を調整する流
    量制御弁を、可及的に近接して設け、この流量制御弁に
    シャットオフ機能をもたせると共に、これを冷却するよ
    うにしたことを特徴とする液体材料気化供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318177A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Chiyoda Manufacturing Co Ltd 包埋装置及びその温度制御方法
WO2024080180A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 株式会社堀場エステック 液体材料気化装置および液体材料気化方法

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