JPH0620192B2 - 不等帯域分割フィルタ - Google Patents
不等帯域分割フィルタInfo
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- JPH0620192B2 JPH0620192B2 JP15080986A JP15080986A JPH0620192B2 JP H0620192 B2 JPH0620192 B2 JP H0620192B2 JP 15080986 A JP15080986 A JP 15080986A JP 15080986 A JP15080986 A JP 15080986A JP H0620192 B2 JPH0620192 B2 JP H0620192B2
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- filter
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Description
【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 この発明は音声信号や画像信号などの帯域を分割し、各
帯域毎に最適なビット数を割り当てることにより全体と
してのビット数を低減するサブバンド符号化方式などに
用いられる帯域分割フィルタの回路構成に関し、特に、
分割される帯域幅が等しく無い不等帯域分割フィルタの
回路構成に関する。
帯域毎に最適なビット数を割り当てることにより全体と
してのビット数を低減するサブバンド符号化方式などに
用いられる帯域分割フィルタの回路構成に関し、特に、
分割される帯域幅が等しく無い不等帯域分割フィルタの
回路構成に関する。
(b).従来の技術 先ず、不等帯域分割フィルタの各チャネルの振幅特性例
を第2図に示す。fsは標本化周波数である。チャネル
0〜2のスペクトルが第2図(a)の例では、fs/4
を境にスペクトルを2分割しても折り重なりが生じない
が、第2図(b)の例ではチャネル1のスペクトルが折
り重なってしまう。従来の不等帯域分割フィルタの構成
法は2分割フィルタをTree状に接続して構成してい
るので、スペクトルが折り重ならないためにはスペクト
ルは(a)の場合に限られていた。この詳細について
は、シー・アール・ガーランド(C.R.Galan
d)らにより、アイ・イー・イー・イー トランザクシ
ョンズ オン アコースティックス スピーチ アンド
シグナル プロセッシィング(IEEE Trans
actions on Acoustics,Spee
ch,and Signal Processing)
誌、1984年6月号に発表された論文「ニュー クァ
ドラチュア ミラー フィルター ストラクチャーズ
(new quadrature mirror fi
lter structures)」(文献1)に記載
されている。
を第2図に示す。fsは標本化周波数である。チャネル
0〜2のスペクトルが第2図(a)の例では、fs/4
を境にスペクトルを2分割しても折り重なりが生じない
が、第2図(b)の例ではチャネル1のスペクトルが折
り重なってしまう。従来の不等帯域分割フィルタの構成
法は2分割フィルタをTree状に接続して構成してい
るので、スペクトルが折り重ならないためにはスペクト
ルは(a)の場合に限られていた。この詳細について
は、シー・アール・ガーランド(C.R.Galan
d)らにより、アイ・イー・イー・イー トランザクシ
ョンズ オン アコースティックス スピーチ アンド
シグナル プロセッシィング(IEEE Trans
actions on Acoustics,Spee
ch,and Signal Processing)
誌、1984年6月号に発表された論文「ニュー クァ
ドラチュア ミラー フィルター ストラクチャーズ
(new quadrature mirror fi
lter structures)」(文献1)に記載
されている。
(c).発明が解決しようとする問題点 従来の方法はフィルタで帯域を分割した後、単に、ダウ
ンサンプルを行うのみであり帯域幅とその中心周波数の
関係に対して大きな制約条件が課されていた。本発明の
目的は帯域幅と中心周波数を独立に設定することが出来
る不等帯域分割フィルタの回路構成を抵抗することにあ
る。
ンサンプルを行うのみであり帯域幅とその中心周波数の
関係に対して大きな制約条件が課されていた。本発明の
目的は帯域幅と中心周波数を独立に設定することが出来
る不等帯域分割フィルタの回路構成を抵抗することにあ
る。
(d).問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、周波数fsで標
本化された信号を送信側で帯域幅がfs/2Nの整数倍
(=si)である複数(=R)の帯域に分割し、受信側
でこれらの信号を再び合成して元の信号を復元する帯域
分割フィルタにおいて、第i番の帯域の幅をBi=si
fs/2N、中心周波数をfiとする時、送信側におい
て、入力信号がfi−Bi/2の周波数シフトを行うR
個の第1の変復調器に並列に入力され、前記第1の変復
調器からの出力信号が通過帯域がBi、中心周波数がB
i/2であるR個の第1のフィルタ回路に並列に入力さ
れ、前記第1のフィルタ回路からの複素出力信号のうち
実数部が周波数sifs/Nで動作するR個の第1のス
イッチで標本化されて受信側に送信され、受信側におい
ては前記第1のスイッチからの出力信号が帯域幅が
Bi、中心周波数がBi/2であるR個の第2のフィル
タ回路に並列に入力され、前記第2のフィルタ回路から
の複素出力信号のうち実数部が周波数fsで動作するR
個の第2のスイッチで標本化され、標本化された信号が
fi−Bi/2の周波数シフトを行うR個の第2の変復
調器に並列に入力され、前記第2の変復調器からの出力
信号が加算器に入力され、前記加算器の出力信号が出力
端子に至るようにしたものである。
本化された信号を送信側で帯域幅がfs/2Nの整数倍
(=si)である複数(=R)の帯域に分割し、受信側
でこれらの信号を再び合成して元の信号を復元する帯域
分割フィルタにおいて、第i番の帯域の幅をBi=si
fs/2N、中心周波数をfiとする時、送信側におい
て、入力信号がfi−Bi/2の周波数シフトを行うR
個の第1の変復調器に並列に入力され、前記第1の変復
調器からの出力信号が通過帯域がBi、中心周波数がB
i/2であるR個の第1のフィルタ回路に並列に入力さ
れ、前記第1のフィルタ回路からの複素出力信号のうち
実数部が周波数sifs/Nで動作するR個の第1のス
イッチで標本化されて受信側に送信され、受信側におい
ては前記第1のスイッチからの出力信号が帯域幅が
Bi、中心周波数がBi/2であるR個の第2のフィル
タ回路に並列に入力され、前記第2のフィルタ回路から
の複素出力信号のうち実数部が周波数fsで動作するR
個の第2のスイッチで標本化され、標本化された信号が
fi−Bi/2の周波数シフトを行うR個の第2の変復
調器に並列に入力され、前記第2の変復調器からの出力
信号が加算器に入力され、前記加算器の出力信号が出力
端子に至るようにしたものである。
(e).作用 図面を用いて本発明の動作原理を説明する。第1図に本
発明による不等帯域分割フィルタの構成を示す。1及び
8が周波数fsで動作するスイッチ、2i,6iは周波
数rifsで動作するスイッチ、5iは周波数sifs
/Nで動作するスイッチ、3iと9iは各々信号C
i(nTi),Ci′(nTi)を搬送波とする変復調
器、4iと7iは各々伝達関数Fi(zi),Gi(z
i)を実現するフィルタ回路である。
発明による不等帯域分割フィルタの構成を示す。1及び
8が周波数fsで動作するスイッチ、2i,6iは周波
数rifsで動作するスイッチ、5iは周波数sifs
/Nで動作するスイッチ、3iと9iは各々信号C
i(nTi),Ci′(nTi)を搬送波とする変復調
器、4iと7iは各々伝達関数Fi(zi),Gi(z
i)を実現するフィルタ回路である。
第iチャネルの帯域幅をBi=(si/2N)fs、中
心周波数をfiとする。siは第iチャネルの帯域幅に
比例した整数である。まず、周波数fsで標本化されて
いる入力信号X(z)を周波数rifsで標本化して
(零内挿)X(zi)とする。これは後で周波数sif
s/Nで標本化するためのものであり、riは次式で与
えられる。
心周波数をfiとする。siは第iチャネルの帯域幅に
比例した整数である。まず、周波数fsで標本化されて
いる入力信号X(z)を周波数rifsで標本化して
(零内挿)X(zi)とする。これは後で周波数sif
s/Nで標本化するためのものであり、riは次式で与
えられる。
ri=(Nとsiの最小公倍数)/N (65) Z(zi)をfi−Bi/2だけ低域にシフトする。次
に中心周波数Bi/2、帯域幅Bi/2の複素係数フィ
ルタFi(zi)を通し、その出力信号Xi(zi)の
実部を取り出し、周波数sifs/Nで謄本化した信号
Xi(zi)を求める。受信側ではこの逆操作を行う。
以上の操作を周波数領域で表すと第3図(a)〜(f)
の様になる。10は入力信号X(z)、11,12はX
(z)を信号C1(nT1),C2(nT2)により左
にfi−Bi/2,f2−B2/2だけ周波数シフトし
たスペクトルは、2iはFi(zi)の振幅特性(i=
0,1,2)、3iはGi(zi)の振幅特性(i=
0,1,2)、4iの斜線部分は周波数シフトされたX
(z)がGi(zi)を通して取り出されたスペクトル
である。4iがCi′(nT1)により(i=0,1,
2)元の帯域に周波数シフトされる。
に中心周波数Bi/2、帯域幅Bi/2の複素係数フィ
ルタFi(zi)を通し、その出力信号Xi(zi)の
実部を取り出し、周波数sifs/Nで謄本化した信号
Xi(zi)を求める。受信側ではこの逆操作を行う。
以上の操作を周波数領域で表すと第3図(a)〜(f)
の様になる。10は入力信号X(z)、11,12はX
(z)を信号C1(nT1),C2(nT2)により左
にfi−Bi/2,f2−B2/2だけ周波数シフトし
たスペクトルは、2iはFi(zi)の振幅特性(i=
0,1,2)、3iはGi(zi)の振幅特性(i=
0,1,2)、4iの斜線部分は周波数シフトされたX
(z)がGi(zi)を通して取り出されたスペクトル
である。4iがCi′(nT1)により(i=0,1,
2)元の帯域に周波数シフトされる。
第1図の送信側における各部の信号は次の様に表され
る。
る。
式(1a),(1b)は回路3i,式(5)は回路
4i,式(6)は回路5i,式(9)は回路7iでの操
作を示す。式(4)は複素係数フィルタFi(zi)が
基本フィルタFiφを変調して求めることを示してい
る。
4i,式(6)は回路5i,式(9)は回路7iでの操
作を示す。式(4)は複素係数フィルタFi(zi)が
基本フィルタFiφを変調して求めることを示してい
る。
Xi(zi)はsifs/Nで標本化されているが、回
路7iの複素係数フィルタGi(zi)の入力前に回路
6iにて零内挿を行いrifsでサンプルしたのちフィ
ルタ演算を行いY^i(zi)を求める。G^
i(zi)の出力は回路8において再びfsで標本化し
回路9にて信号C′i(nTo)を乗じたのち、整数部
分Yi(zi)を求める。回路10ではYi(zi)を
加算し、信号Y(zi)を復号する。
路7iの複素係数フィルタGi(zi)の入力前に回路
6iにて零内挿を行いrifsでサンプルしたのちフィ
ルタ演算を行いY^i(zi)を求める。G^
i(zi)の出力は回路8において再びfsで標本化し
回路9にて信号C′i(nTo)を乗じたのち、整数部
分Yi(zi)を求める。回路10ではYi(zi)を
加算し、信号Y(zi)を復号する。
Sはスケーリング係数であり、全体のレベルダイヤを考
慮して決められる。
慮して決められる。
帯域分割フィルタの目的は、出力Y(z)として入力X
(z)と同じ信号を得ることである。そのためには、フ
ィルタの遷移帯域において信号の歪みが生じないように
フィルタ特性を決める必要がある。これを信号復元条件
と呼ぶ。また、信号帯域の2倍よりも小さい周波数で標
本化する際に生じるスペクトルの折り重なりも相殺する
必要がある。このための条件を重なり相殺条件と呼ぶこ
とにする。
(z)と同じ信号を得ることである。そのためには、フ
ィルタの遷移帯域において信号の歪みが生じないように
フィルタ特性を決める必要がある。これを信号復元条件
と呼ぶ。また、信号帯域の2倍よりも小さい周波数で標
本化する際に生じるスペクトルの折り重なりも相殺する
必要がある。このための条件を重なり相殺条件と呼ぶこ
とにする。
各チャネルにおける信号の復元条件と重なり成分の相殺
条件は次のようになる。
条件は次のようになる。
信号復号条件 チャネル0: Gφ(vφ−1zφ)Xφ+(zφ)+Gφ(vφzφ)Xφ−(zφ) =e−jKωTφX(zφ),|f|≦Bφ−ρφ (12) チャネルi: Gi(vi−1ci−1zi)Xi +(ci−1zi) +Gi−1(vi−1 −1ci−1 −1zi−1)Xi−1 +(ci−1 −1z
i−1) =e−jKωTX(zi), fi−1−Bi−1/2+ρi−1≦f≦fi+Bi/2−ρi (13) チャネルR−1: GR−1(vR−1 −1cR−1 −1zR−1)XR−1)XR−1+(c
R−1 −1zR−1) +GR−1(vR−1 −1wR−1 −1cR−1 −1zR−1) XR−1 −(uR−1 −1cR−1 −1zR−1) =e−jKωT R−1X(zR−1),|fs/2−f|≦BR−1−ρR−1
(14) 重なり相殺条件 チャネル0: Gφ(vφ−1zφ)Xφ−(zφ)+Gφ(vφzφ)Xφ+(zφ)=0
(15) チャネルi: Gi(vi-1ci-1zi)Xi -(ci-1zi) +Gi-1(vi-1 -1ci-1 -1zi-1) Xi-1 -(ui-1 -1ci-1 -1zi-1)=0 (16) チャネルR−1: GR-1(vR-1 -1cR-1 -1zR-1)XR-1 -(uR-1 -1cR-1 -1zR-1) +GR-1(vR-1 -1wR-1 -1cR-1 -1zR-1) XR-1 +(cR-1 -1zR-1)=0 (17) ここでXi +(zi)は に等しく、Xi −(zi)は に等しく、X i(zi)はXi +(zi)とXi −(z
i)を加算したものに等しい。
i−1) =e−jKωTX(zi), fi−1−Bi−1/2+ρi−1≦f≦fi+Bi/2−ρi (13) チャネルR−1: GR−1(vR−1 −1cR−1 −1zR−1)XR−1)XR−1+(c
R−1 −1zR−1) +GR−1(vR−1 −1wR−1 −1cR−1 −1zR−1) XR−1 −(uR−1 −1cR−1 −1zR−1) =e−jKωT R−1X(zR−1),|fs/2−f|≦BR−1−ρR−1
(14) 重なり相殺条件 チャネル0: Gφ(vφ−1zφ)Xφ−(zφ)+Gφ(vφzφ)Xφ+(zφ)=0
(15) チャネルi: Gi(vi-1ci-1zi)Xi -(ci-1zi) +Gi-1(vi-1 -1ci-1 -1zi-1) Xi-1 -(ui-1 -1ci-1 -1zi-1)=0 (16) チャネルR−1: GR-1(vR-1 -1cR-1 -1zR-1)XR-1 -(uR-1 -1cR-1 -1zR-1) +GR-1(vR-1 -1wR-1 -1cR-1 -1zR-1) XR-1 +(cR-1 -1zR-1)=0 (17) ここでXi +(zi)は に等しく、Xi −(zi)は に等しく、X i(zi)はXi +(zi)とXi −(z
i)を加算したものに等しい。
これらの条件を線形位相非巡回型フィルタの振幅と位相
に対する条件に変換する。
に対する条件に変換する。
まず、Fiφ(zi),Giφ(zi)を Fiφ(zi)=|Fiφ(zi)|e−jLiωTi
(18a) Giφ(zi)=|Giφ(zi)|e−jMiωTi
(18b) |Fiφ(zi)|=|Giφ(zi)|=A
i(zi)(19) とする。これを式(12)−(17)に代入することに
より、Ai(zi),Li,Miに対する条件を求め
る。
(18a) Giφ(zi)=|Giφ(zi)|e−jMiωTi
(18b) |Fiφ(zi)|=|Giφ(zi)|=A
i(zi)(19) とする。これを式(12)−(17)に代入することに
より、Ai(zi),Li,Miに対する条件を求め
る。
チャネル0:式(12)の左辺は次のように変形され
る。
る。
Aφ2(vφ−1zφ)+Aφ2(vφzφ))(vφLφ+Mφ+vφ
−(Lφ+Mφ)) zφ−(Lφ+Mφ)X(zφ) X(zi)はfsでサンプルされたX(z)を零内挿して得られるから (20) X(zi)=x(z),0≦i≦R-1 (21) である。式(20)の第1項と第2項の位相が等しくなるた
めの条件は vφLφ+Mφ=1 (22a) である。これより、 (Lφ+Mφ)2πBi/2rφfs=2nφπ
(22b) ∴Lφ+Mφ=2nφrφfs/Bi=4nφrφN/
sφ (22c) となる。さらに、絶対遅延が全てのチャネルにおいて等
しくなるために (Li+Mi)Ti=(Li+Mi)/ifs=一定,
0≦i≦R−1 (23) が必要である。振幅特性に対しては全てのチャネルにお
いて次の条件が成り立つ。
−(Lφ+Mφ)) zφ−(Lφ+Mφ)X(zφ) X(zi)はfsでサンプルされたX(z)を零内挿して得られるから (20) X(zi)=x(z),0≦i≦R-1 (21) である。式(20)の第1項と第2項の位相が等しくなるた
めの条件は vφLφ+Mφ=1 (22a) である。これより、 (Lφ+Mφ)2πBi/2rφfs=2nφπ
(22b) ∴Lφ+Mφ=2nφrφfs/Bi=4nφrφN/
sφ (22c) となる。さらに、絶対遅延が全てのチャネルにおいて等
しくなるために (Li+Mi)Ti=(Li+Mi)/ifs=一定,
0≦i≦R−1 (23) が必要である。振幅特性に対しては全てのチャネルにお
いて次の条件が成り立つ。
Ai(zi=0,|f|≦Bi/2+ρi (2
4a) Ai2(vizi)+Ai2(vi−1zi)=1,−Bi/2+ρi≦f≦B
i/2+ρi (24b) 式(15)の相殺条件は Aφ(vφ−1zφ)Aφ(vφzφ)(vφ−Lφ+Mφ+vφLφ+Mφ) zφ−(Lφ+Mφ)X(zφ)=0 (25) と変形できる。これより次の条件を得る。
4a) Ai2(vizi)+Ai2(vi−1zi)=1,−Bi/2+ρi≦f≦B
i/2+ρi (24b) 式(15)の相殺条件は Aφ(vφ−1zφ)Aφ(vφzφ)(vφ−Lφ+Mφ+vφLφ+Mφ) zφ−(Lφ+Mφ)X(zφ)=0 (25) と変形できる。これより次の条件を得る。
|Lφ+Mφ|=(2m+1)rφfs/2Bφ=(2m+1)rφN/sφ≧
rφN/sφ (26) チャネルi:信号復元の条件式(13)の左辺は次のように変
形される。
rφN/sφ (26) チャネルi:信号復元の条件式(13)の左辺は次のように変
形される。
(Ai2(vi-1ci-1zi)+Ai2(vi-1-1ci-1-1zi-1)) x{(vici)Li+Mi+(vi−1ci−1)
Li−1Mi−1}) zi−(Li+Mi)X(zi) (27) 式(21)より、X(zi)=X(zi-1)である。上式の第1項と
第2項の位相が等しくなるために viLi+Mi=1 (28a) ciLi+Mi=1 (28b) これより、 Li+Mi=2nirifs/Bi=4niriN/s
i (29a) Li+Mi=nirifs/(fi−Bi/2)(29b) を得る。さらに、振幅特性に対する条件は1≦i≦R−
1において Ai2(vi−1ci−1zi)+Ai−1 2(vi−1−1ci−1−1zi
−1)=1, fi−1Bi−1+ρi−1≦f≦fi+Bi−ρi (30) となる。次に、相殺条件である式(16)の左辺第1項は [Ai(vi−1ci−1zi)Ai(vici−1z
i) vi−Li+MiciLi+Miz
−(Li+Mi)]X(ci−2zi) となり、第2項は(31) [Ai−1(vi−1 −1ci−1−1zi−1) Ai−1(vi−1ui−1−1ci−1−1zi−1)vi−1
−Li−1+Mi−1 xui−1Li−1ci−1Li−1+Mi−1zi−1
−(Li−1+Mi−1)] X(ui−1−1ci−1−2zi−1) (32) となる。式(24)、(30)の振幅特性に対する条件より第1
項と第2項の振幅特性は等しくなる。また、 Xi(ci-2zi)とXi-1(ui-1-1ci-1-2zi-1)は周波数のシフト
量が同じであり、式(21)を考慮すると等しくなる。従っ
て、相殺条件は次のように表される。
Li−1Mi−1}) zi−(Li+Mi)X(zi) (27) 式(21)より、X(zi)=X(zi-1)である。上式の第1項と
第2項の位相が等しくなるために viLi+Mi=1 (28a) ciLi+Mi=1 (28b) これより、 Li+Mi=2nirifs/Bi=4niriN/s
i (29a) Li+Mi=nirifs/(fi−Bi/2)(29b) を得る。さらに、振幅特性に対する条件は1≦i≦R−
1において Ai2(vi−1ci−1zi)+Ai−1 2(vi−1−1ci−1−1zi
−1)=1, fi−1Bi−1+ρi−1≦f≦fi+Bi−ρi (30) となる。次に、相殺条件である式(16)の左辺第1項は [Ai(vi−1ci−1zi)Ai(vici−1z
i) vi−Li+MiciLi+Miz
−(Li+Mi)]X(ci−2zi) となり、第2項は(31) [Ai−1(vi−1 −1ci−1−1zi−1) Ai−1(vi−1ui−1−1ci−1−1zi−1)vi−1
−Li−1+Mi−1 xui−1Li−1ci−1Li−1+Mi−1zi−1
−(Li−1+Mi−1)] X(ui−1−1ci−1−2zi−1) (32) となる。式(24)、(30)の振幅特性に対する条件より第1
項と第2項の振幅特性は等しくなる。また、 Xi(ci-2zi)とXi-1(ui-1-1ci-1-2zi-1)は周波数のシフト
量が同じであり、式(21)を考慮すると等しくなる。従っ
て、相殺条件は次のように表される。
[Li(fi-Bi)+Mifi]/ri-[Li-1(fi-1+Bi-1) +Mi-1fi-1]/ri-1=(2m+1)fs/2 (33) 式(23)とfi-fi-1=(Bi-Bi-1)/2を考慮すると、上式はつ
ぎのように変形される。
ぎのように変形される。
|Si(Li-Mi)/ri+si-1(Li-1 -Mi-1)/ri-1| =2(2mi+1)N (34) チャネルR−1:復元の条件式(14)は次のように変形さ
れる。
れる。
[AR-1 2(VR-1 -1CR-1-1ZR-1)VR-1LR-1+MR-1CR-1-(LR-1+MR-1ZR-1-(LR-1+MR-1)+A
R-1 2(VR-1-1WR-1-1CR-1-1ZR-1)VR-1LR-1+MR-1WR-1LR-1+MR-1CR-1LR-1+MR-1 ZR-1(LR-1+MR-1)]X(ZR-1) (35) 第1項と第2項の位相が等しくなるための条件として式
(28a),(28b)の他に次の条件が必要である。
R-1 2(VR-1-1WR-1-1CR-1-1ZR-1)VR-1LR-1+MR-1WR-1LR-1+MR-1CR-1LR-1+MR-1 ZR-1(LR-1+MR-1)]X(ZR-1) (35) 第1項と第2項の位相が等しくなるための条件として式
(28a),(28b)の他に次の条件が必要である。
WR-1 LR-1+MR-1=1 (36) これより、 LR-1+MR-1=nR-1rR-1fs/BR-1=2nR-1rR-1N/SR-1 (37) となる。式(17)の相殺条件における第1項と第2項の違
いはチャネル0の場合と同じになるから WR-1LR-1-MR-1=-1 (38) となる。これより、 |LR-1-MR-1|=(2mR-1+1)rR-1fs/2BR-1 =(2mR-1+1)rR-1fsN/SR-1≧rR−1N/SR−1
(39) 以上の条件をまとめると次のようになる。
いはチャネル0の場合と同じになるから WR-1LR-1-MR-1=-1 (38) となる。これより、 |LR-1-MR-1|=(2mR-1+1)rR-1fs/2BR-1 =(2mR-1+1)rR-1fsN/SR-1≧rR−1N/SR−1
(39) 以上の条件をまとめると次のようになる。
(復元条件) Ai(zi)=0,|f|≦Bi/2+ρi (40a) Ai2(vizi)+Ai2(vi−1zi)=1,−Bi/2+ρi≦f≦B
i/2+ρi (40b) Ai2(vi-1ci-1zi)+Ai2(vi-1 -1ci-1-1zi-1)=1, fi-1-Bi-1+ρi-1≦f≦fi+Bi−ρi (40
c) (Li+Mi)Ti=(Li+Mi)/rifs=一定 (41) Li+Mi=2nirifs/Bi=4niriN/si 0≦i≦R−1 (42a) Li+Mi=nirifs/(fi-Bi/2) (42b) Li+Mi=nirifs/Bi=2niriN/si, i=R−1 (42c) (相殺条件) |Li+Mi|=(2mi+1)rifs/2Bi=(2mi+1) riN/si≧riN/si,i=0,R−1 (43a) |si(Li+Mi)/ri+si-1(Li-1-Mi-1)/ri-1| =2(2mi+1)N,1≦i≦R−1 (43b) (例題) 第4図に示す不等帯域分割フイルタについて、式(41)−
(43)の条件を満たすLi,Miを求めてみる。各パラメータ
は次のようになる。
i/2+ρi (40b) Ai2(vi-1ci-1zi)+Ai2(vi-1 -1ci-1-1zi-1)=1, fi-1-Bi-1+ρi-1≦f≦fi+Bi−ρi (40
c) (Li+Mi)Ti=(Li+Mi)/rifs=一定 (41) Li+Mi=2nirifs/Bi=4niriN/si 0≦i≦R−1 (42a) Li+Mi=nirifs/(fi-Bi/2) (42b) Li+Mi=nirifs/Bi=2niriN/si, i=R−1 (42c) (相殺条件) |Li+Mi|=(2mi+1)rifs/2Bi=(2mi+1) riN/si≧riN/si,i=0,R−1 (43a) |si(Li+Mi)/ri+si-1(Li-1-Mi-1)/ri-1| =2(2mi+1)N,1≦i≦R−1 (43b) (例題) 第4図に示す不等帯域分割フイルタについて、式(41)−
(43)の条件を満たすLi,Miを求めてみる。各パラメータ
は次のようになる。
sφ=3 Bφ=3fs/2N fφ=1.5fs/2N rφ=1 s1=2 B1=2fs/2N f1=4fs/2N r1=2 s2=4 B2=4fs/2N fs=7fs/2N r2=4 ここで、N=9である。これらを式(41)−(43)に代入す
ることにより Lφ=(4n+1/3)N/2 Mφ=(4n-1/3)N/2 Li=(8n+1)N/2 Mi=(8n-1)N/2 L2=(16n+1)N/2 M2=(16n-1)N/2 を得る。但し、ここでは式(43)においてmi0とし、さら
にLi>Miとしている。実際に用いられるnの値は3程度で
ある。
ることにより Lφ=(4n+1/3)N/2 Mφ=(4n-1/3)N/2 Li=(8n+1)N/2 Mi=(8n-1)N/2 L2=(16n+1)N/2 M2=(16n-1)N/2 を得る。但し、ここでは式(43)においてmi0とし、さら
にLi>Miとしている。実際に用いられるnの値は3程度で
ある。
(f)実例例 本発明による不等分割フイルタの具体的な回路は第1図
のブロック構成において、各フイルタ回路、スイッチ、
変調器(乗算器)、および加算器をアナログの離散系回路
やディジタル回路で実現することにより構成できる。非
巡回型フイルタ回路の一例を第5図に示す。51がT秒時間
の遅延回路、52が乗算器、53が加算器である。さらに、
これらをディジタル素子などで実現する方法はよく知ら
れている。例えば、プレンティスホール社(Prentice Ha
ll INC.)1975年刊行のエル・アール・ラビナー(L.R.Rab
iner)他による著書「セオリーアンドアプリケーション
オブディジタルシグナルプロセッシィング(Theory and
Application of Digital Signal Processing)」(文献2)
を参照されたい。スイッチにおける標本化では間引きと
零内挿が行われるがこれらはシフトレジスタ等によるバ
ッファ回路を用いて容易に実現することが出来る。第4
図の帯域分割例に対する第1の各スイッチのタイミング
チャートを第6図(1)〜(7)に示す。(1)はfsの周波数で動
作する第1図の1,8のスイッチ、(2)〜(4)はrφfs〜r2fs
の周波数で動作する2i,6iのスイッチ、(5)〜(7)はsφfs
/N〜s2fs/Nの周波数で動作する5iのスイッチの各々タイ
ミングチャートである。
のブロック構成において、各フイルタ回路、スイッチ、
変調器(乗算器)、および加算器をアナログの離散系回路
やディジタル回路で実現することにより構成できる。非
巡回型フイルタ回路の一例を第5図に示す。51がT秒時間
の遅延回路、52が乗算器、53が加算器である。さらに、
これらをディジタル素子などで実現する方法はよく知ら
れている。例えば、プレンティスホール社(Prentice Ha
ll INC.)1975年刊行のエル・アール・ラビナー(L.R.Rab
iner)他による著書「セオリーアンドアプリケーション
オブディジタルシグナルプロセッシィング(Theory and
Application of Digital Signal Processing)」(文献2)
を参照されたい。スイッチにおける標本化では間引きと
零内挿が行われるがこれらはシフトレジスタ等によるバ
ッファ回路を用いて容易に実現することが出来る。第4
図の帯域分割例に対する第1の各スイッチのタイミング
チャートを第6図(1)〜(7)に示す。(1)はfsの周波数で動
作する第1図の1,8のスイッチ、(2)〜(4)はrφfs〜r2fs
の周波数で動作する2i,6iのスイッチ、(5)〜(7)はsφfs
/N〜s2fs/Nの周波数で動作する5iのスイッチの各々タイ
ミングチャートである。
(g)発明の効果 本発明によって構成された不等分割フィルタは従来の方
法に比べて帯域幅と中心周波数の間に制約条件がなく、
これらを最小帯域幅の範囲で自由に選択することが可能
である。
法に比べて帯域幅と中心周波数の間に制約条件がなく、
これらを最小帯域幅の範囲で自由に選択することが可能
である。
第1図は、本発明による不等帯域分割フィルタの構成を
示す図、第2図(a),(b)は不等帯域分割フィルタにおけ
る帯域配置の例を示す図、第3図(a)〜(f)は第1図の構
成における各部の信号の振幅特性の例を示す図、第4図
は、不等帯域分割フィルタの振幅特性例を示す図、第5
図は非巡回型フィルタの構成例を示す図、第6図(1)〜
(7)は、第1図の構成におけるスイッチのタイミングチ
ャートの例を示す図である。 図において、 1,8……周波数fsで動作するスイッチ、2i,6i……周波数
rifsで動作するスイッチ、5,i……周波数sifs/Nで動作
するスイッチ、3iと9i……Ci(nTi),Ci′(nTi)を搬送波
とする変復調器、4iと7i……伝達関数Fi^(zi),Gi^(zi)
を実現するフィルタ回路、51……T秒間の遅延回路、52
……乗算器、53……加算器。
示す図、第2図(a),(b)は不等帯域分割フィルタにおけ
る帯域配置の例を示す図、第3図(a)〜(f)は第1図の構
成における各部の信号の振幅特性の例を示す図、第4図
は、不等帯域分割フィルタの振幅特性例を示す図、第5
図は非巡回型フィルタの構成例を示す図、第6図(1)〜
(7)は、第1図の構成におけるスイッチのタイミングチ
ャートの例を示す図である。 図において、 1,8……周波数fsで動作するスイッチ、2i,6i……周波数
rifsで動作するスイッチ、5,i……周波数sifs/Nで動作
するスイッチ、3iと9i……Ci(nTi),Ci′(nTi)を搬送波
とする変復調器、4iと7i……伝達関数Fi^(zi),Gi^(zi)
を実現するフィルタ回路、51……T秒間の遅延回路、52
……乗算器、53……加算器。
Claims (1)
- 【請求項1】周波数fsで標本化された信号を送信側で
帯域幅がfs/2Nの整数倍(=si)である複数(=
R)の帯域に分割し、受信側でこれらの信号を再び合成
して元の信号を復元する帯域分割フィルタにおいて、第
i番目の帯域の幅をBi=sifs/2N、中心周波数
をfiとする時、送信側において、入力信号がfi−B
i/2の周波数シフトを行うR個の第1の変復調器に並
列に入力され、前記第1の変復調器からの出力信号が通
過帯域がBi、中心周波数がBi/2であるR個の第1
のフィルタ回路に並列に入力され、前記第1のフィルタ
回路からの複素出力信号のうち実数部が周波数sifs
/Nで動作するR個の第1のスイッチで標本化されて受
信側に送信され、受信側においては前記第1のスイッチ
からの出力信号が帯域幅がBi、中心周波数がBi/2
であるR個の第2のフィルタ回路に並列に入力され、前
記第2のフィルタ回路からの複素出力信号のうち実数部
が周波数fsで動作するR個の第2のスイッチで標本化
され、標本化された信号がfi−Bi/2の周波数シフ
トを行うR個の第2の変復調器に並列に入力され、前記
第2の変復調器からの出力信号が加算器に入力され、前
記加算器の出力信号が出力端子に至ることを特徴とする
不等帯域分割フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15080986A JPH0620192B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不等帯域分割フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15080986A JPH0620192B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不等帯域分割フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636929A JPS636929A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0620192B2 true JPH0620192B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=15504893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15080986A Expired - Lifetime JPH0620192B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 不等帯域分割フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620192B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007312200A (ja) | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ディジタル信号分波装置及び合波装置 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15080986A patent/JPH0620192B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636929A (ja) | 1988-01-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |