JPH062019A - 急冷金属フレークの製造方法およびその装置 - Google Patents

急冷金属フレークの製造方法およびその装置

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JPH062019A
JPH062019A JP16560292A JP16560292A JPH062019A JP H062019 A JPH062019 A JP H062019A JP 16560292 A JP16560292 A JP 16560292A JP 16560292 A JP16560292 A JP 16560292A JP H062019 A JPH062019 A JP H062019A
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JP
Japan
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metal
nozzle
injection nozzle
molten metal
cooling plate
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Pending
Application number
JP16560292A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakuma
孝 佐久間
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Japan Metals and Chemical Co Ltd
Original Assignee
Japan Metals and Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造される金属粉が微粉化して粉塵爆発の危
険が増大するという従来技術が抱えている弊害を除去す
ること。 【構成】 同心の互いに逆方向に回転する射出ノズルと
冷却盤とを具える装置にて、射出ノズルを3000〜5000rp
m の速度で回転させながら金属溶湯を遠心力により水平
方向に射出させると同時に、3000〜7000rpm の速度で逆
方向に回転する冷却盤の傾斜内壁面に衝突させて展延さ
れた急冷凝固金属のフレークを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、急冷凝固金属材料の製
造法に関し、特に遠心力を利用して溶融金属の融滴を回
転冷却盤の傾斜面に衝突させることにより超急冷された
フレーク状凝固金属を安全に製造する方法およびこの方
法の実施に供する製造装置を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠心力を利用した急冷凝固金属材
料の製造方法としては、「Trans Indian Inst Met 」(V
ol.28 No.3 p250〜254, 278, 279)に開示されている、
金属電極を回転させると同時に、この電極を用いてアー
ク放電させることにより金属を溶融し、遠心力にて射出
する方法が既知である。また、特開平1−142005号公報
に開示されているような、るつぼ内溶融金属を該るつぼ
の回転に伴う遠心力により射出し、これを冷却基盤に衝
突させて、その衝撃により微粉化急冷金属を得る方法も
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来技術のうち
前者のものは、金属の微小融滴を雰囲気ガス中に射出す
る方法であるから、雰囲気ガスを冷媒とすることになる
ために冷却能力が小さいという問題点があった。従っ
て、その冷却能力を高めるためには、金属融滴の飛行距
離を大きく取るか、この金属融滴をできるだけ小さくす
る必要があるところ、その実現のためには、装置の大型
化、あるいは駆動装置の高速化が必要となるという課題
を残していた。しかも、この従来技術の下で製造される
金属粉は、微細なために粉の表面積が大きく、それ故に
粉塵爆発の危険が増大し、安全性の面でも問題を抱えて
いた。
【0004】一方、上記従来技術のうち後者のものは、
冷却基盤の採用により冷却能力の向上は得られるが、製
造された金属粉が微細なために粉塵爆発の危険が却って
増大するという問題点があった。それ故に、この粉塵爆
発の危険を無くすために金属粉表面の酸化処理等が不可
欠となり、製造粉体のハンドリングやその取扱いが複雑
となる欠点があった。もちろん、このような欠点は、粗
粒金属粉やフレーク状金属を製造することで回避するこ
とができる。しかし、この従来技術の場合、溶融容器
(るつぼ)自身を回転させて噴射するため、ノズルのオ
リフィス形状を大きくすることができず(溶湯の漏洩が
起こる)、構造上から金属粉の微粉化は避けられないの
が実情である。
【0005】本発明の目的は、製造される金属粉が微粉
化して粉塵爆発の危険が増大するという従来技術が抱え
ている弊害を除去することにあり、そしてこの目的は、
フレーク状の急冷凝固金属を得るのに好適な技術の提案
によって有利に実現される。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的に
つき、その実現について鋭意研究した結果、本発明者
は、以下に述べるような要旨構成にかかる製造方法なら
びにその装置が有効であるとの結論を得た。
【0007】すなわち、本発明は、不活性ガス雰囲気中
に保持した溶湯容器内の溶融金属を、この溶湯容器下部
に配設した回転射出ノズルより、このノズルの回転とは
反対方向に回転する冷却盤上に流下させて急冷すること
により凝固金属を製造するに当たり、オリフィス径が
1.0mm以上の同心の互いに逆方向に回転する射出ノズル
と冷却盤とを具える装置にて、射出ノズルを3000〜5000
rpm の速度で回転させながら金属溶湯を遠心力により水
平方向に射出させると同時に、3000〜7000rpm の速度で
逆方向に回転する冷却盤の傾斜内壁面に衝突させて展延
された急冷凝固金属のフレークを得ることを特徴とする
急冷金属フレークの製造方法である。そして、上記の方
法の実施には、主として雰囲気調整チャンバー内に、主
として溶解炉, 溶融金属の回転射出ノズル, このノズル
とは逆方向に回転する冷却盤を配設してなる装置におい
て、前記溶解炉の底部に注湯ノズルを取付けると共に、
この注湯ノズル直下に、下端部の周面に複数のオリフィ
スを開口してなる射出ノズルを回転可能に支持すると共
に、この射出ノズルの回転軸と同心の外側に前記オリフ
ィスに面して傾斜壁面を有する漏斗状の回転冷却盤を逆
転可能に支持したことを特徴とする急冷金属フレークの
製造装置が有効であることが判った。
【0008】
【作用】本発明の考え方の基本は、回転する射出ノズル
内に保持した金属溶湯を、オリフィスから遠心力によっ
て融滴として射出すると同時に、これを逆回転している
冷却盤の傾斜内壁面に衝突させ、溶融金属を超急冷して
凝固させてフレーク状の急冷金属を得るようにしたこと
にある。このように、急冷手段として冷却盤を用いるこ
とにより金属融滴の冷却に必要な飛行距離を小さくする
ことができるので装置の小型化が図れる。
【0009】そして、本発明においては、回転射出ノズ
ルと逆回転冷却盤の各回転数を好適な範囲に維持するこ
とにより、冷却盤の傾斜内壁面に衝突した金属融滴を、
該壁面に展延伸長させることで、冷却面積の拡大とそれ
に伴う急冷金属のフレーク化を同時に実現するのであ
る。このような回転数として、本発明では、射出ノズル
は、3000〜5000rpm , 冷却盤は3000〜7000rpm の範囲に
コントロールすることが必要である。この理由は、射出
ノズルおよび冷却盤の回転数が3000rpm 以下では凝固金
属がフレークにならずリボン状の連続体となり、一方、
射出ノズルが5000rpm 、冷却盤が7000rpm を超えると、
凝固金属が微粉化して、やはりフレーク状にならないか
らである。
【0010】なお、射出ノズルのオリフィス径として
は、1.0 mmφ以上のものをノズル下部の周面に適数個開
口する。この径が1.0 mmφ未満では、射出する融滴が微
細化して本発明の目的とするフレーク状急冷金属が得ら
れないからである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明装置の好適例を示すものであ
り、図示の1は処理雰囲気を不活性ガス雰囲気に維持す
るために採用されるチャンバーである。このチャンバー
1は、主として上室1aと下室1bとに画成され、チャ
ンバー上室1a内には高周波溶解炉2が配設され、一
方、チャンバー下室1b内には回転射出ノズル3と漏斗
状の冷却盤4とが配設され、そして、チャンバー1外に
は前記射出ノズル3と冷却盤4との回転駆動機構5, 6
が配設される。
【0012】上記高周波溶解炉2には、その底部に注湯
ノズル7がチャンバー下室1内の前記射出ノズル3の直
上に臨んで突設してあり、そしてこの注湯ノズル7に
は、シリンダー8の作動によって上下動するノズルスト
ッパー9が上下動可能に取付けてあり、このノズルスト
ッパー9の上下動によって開閉する注湯ノズル7を経
て、前記高周波溶解炉2内溶融金属を所定量、下方の射
出ノズル3内に適時に供給することができる。
【0013】上記射出ノズル3と冷却盤4とは、同軸上
に回転可能に、かつ互いに逆方向に回転するように支持
してあり、そして、この両者は、この射出ノズル3の下
端部周面に開口させた複数個のオリフィス3aの吐出方
向に面して、冷却盤4の傾斜内壁面4aが位置する関係
の下に配置されている。なお、上記射出ノズル3内に受
湯した射出用溶融金属が凝固しないように、高周波加熱
コイル10を介して加熱することができる。
【0014】以下に、上記製造装置を使って、実際にフ
レーク状急冷金属を製造した例につき説明する。 (1) AZ91合金(Al 9wt%、Zn1wt%、残部がMg
よりなるMg 合金) を、高周波溶解炉2にて溶解し、注
湯ノズル7を経て 820℃の合金溶湯を4000rpm で回転す
る射出ノズル3内に供給し、同時にこのノズル内溶湯を
6500rpm で逆回転する冷却盤4内に遠心力で射出したと
ころ、厚さ20〜40μm、幅1〜3mm、長さ10〜30mmのM
g 合金フレークを製造することができた。なお、射出ノ
ズル3のオリフィス径は1.5 mmのものを用いた。
【0015】(2) 80at%Mg −10at%Cu −10at%Y合
金を、高周波溶解炉2にて溶解し、注湯ノズル7を経て
600℃の合金溶湯を、4000rpm で回転する射出ノズル3
内に供給し、同時にこのノズル内溶湯を6500rpm で逆回
転する冷却盤4内に遠心力で射出したところ、得られた
Mg 合金フレーク( 厚さ20〜40μm, 幅2〜5mm, 長さ
10〜15mm) は、いずれも非晶質合金となった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来技術では得られない次のような効果がある。 1)溶解炉や溶湯ノズルとは別に射出用ノズルを採用
し、かつ冷却盤とともにそれらの回転数を適当なものに
コントロールすることにより、急冷金属フレークを容易
に作ることができるから、製造過程でしばしば見られる
粉塵爆発の危険を回避することができる。 2)本発明の方法および装置を用いることにより、溶融
金属を確実に超急冷することができるので、各種金属合
金の非晶質材を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の急冷凝固金属フレーク材製造装置の断
面図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 1a チャンバー上室 1b チャンバー下室 2 高周波溶解炉 3 射出ノズル 3a オリフィス 4 冷却盤 5 駆動装置 6 駆動装置 7 注湯ノズル 8 シリンダー 9 ノズルストッパー 10 高周波コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性ガス雰囲気中に保持した溶湯容器
    内の溶融金属を、この溶湯容器下部に配設した回転射出
    ノズルより、このノズルの回転とは反対方向に回転する
    冷却盤上に流下させて急冷することにより凝固金属を製
    造するに当たり、 オリフィス径が 1.0mm以上の射出ノズルを3000〜5000rp
    m の速度で回転させながら金属溶湯を遠心力により水平
    方向に射出させると同時に、3000〜7000rpm の速度で逆
    方向に回転する冷却盤の傾斜内壁面に衝突させて展延さ
    れた急冷凝固金属のフレークを得ることを特徴とする急
    冷金属フレークの製造方法。
  2. 【請求項2】 主として雰囲気調整チャンバー内に、主
    として溶解炉, 溶融金属の回転射出ノズル, このノズル
    とは逆方向に回転する冷却盤を配設してなる装置におい
    て、 前記溶解炉の底部に注湯ノズルを取付けると共に、この
    注湯ノズル直下に、下端部の周面に複数のオリフィスを
    開口してなる射出ノズルを回転可能に支持すると共に、
    この射出ノズルの回転軸と同心の外側に前記オリフィス
    に面して傾斜壁面を有する漏斗状の回転冷却盤を逆転可
    能に支持したことを特徴とする急冷金属フレークの製造
    装置。
JP16560292A 1992-06-24 1992-06-24 急冷金属フレークの製造方法およびその装置 Pending JPH062019A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007045570A1 (en) * 2005-10-17 2007-04-26 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Apparatus and method for producing metal flakes from the melt
KR20180025260A (ko) * 2016-08-29 2018-03-08 공주대학교 산학협력단 가스 및 수분사 하이브리드법에 의한 합금분말 제조장치 및 그 제조방법

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