JPH06203157A - カラー画像処理方法および装置 - Google Patents

カラー画像処理方法および装置

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JPH06203157A
JPH06203157A JP5201406A JP20140693A JPH06203157A JP H06203157 A JPH06203157 A JP H06203157A JP 5201406 A JP5201406 A JP 5201406A JP 20140693 A JP20140693 A JP 20140693A JP H06203157 A JPH06203157 A JP H06203157A
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JP
Japan
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contour
color
boundary
image processing
processing method
Prior art date
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Pending
Application number
JP5201406A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Suzuki
祥治 鈴木
Masanaga Tokuyo
雅永 徳世
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to EP93116549A priority patent/EP0593028B1/en
Priority to DE69332286T priority patent/DE69332286T2/de
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な指定操作で画像中の物体の輪郭検出およ
び物体抽出ができるようにする。 【構成】検出対象物体の輪郭76に近い位置を指定点7
2として指示し、この指示に基づき輪郭76上の境界点
を検出し、検出した境界点から順次輪郭上の点を探索し
て物体輪郭を検出する。更に、物体輪郭76の検出結果
をもとに、輪郭内部又は外部を塗り潰して画像中の物体
を抽出し、抽出画像データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力したカラー画像の
任意の物体の輪郭を検出し、さらに輪郭で示される物体
を抽出して色調整や画像合成を行うカラー画像処理方法
および装置に関する。画像処理技術は、計算機を利用し
たデザインシステム、コンピュータグラフィックス、絵
入り文書の作成可能なデスクトップパブリッシング、印
刷の原版作成システムなどの幅広い分野で利用されてい
る。この画像処理技術は、物体の色を変える処理、物体
の大きさや形を変える拡大、縮小、変形のための処理、
物体を別の画像と合成する処理、人物,車,机など物体
の認識をする処理などがある。
【0002】例えば、パッケージや車などの商品やポス
タなどをデザインするシステムでは、計算機でコンピュ
ータグラフィックス画像を作成、または読取装置でもと
となる画像、特にカラー画像を入力し、画像のサイズや
形,色を変えたり、背景を変えたりする処理を行う。こ
のような計算機でのカラー画像の処理する場合には、高
精度で簡単な色変え、拡大、縮小、変形、合成、認識処
理や、使いやすい計算機と人間のインタフェース(ヒュ
ーマン・インタフェース)などが要望されている。
【0003】特に画像中の物体の色変え、拡大、縮小、
変形、合成、認識などの処理においては、まず処理対象
となる物体の輪郭と、輪郭で囲われる物体そのものを原
画像から抽出する必要がある。この輪郭検出処理や物体
抽出処理は、それ以降の画像処理のために必ず必要な重
要なものである。更に、物体の輪郭検出や物体抽出の作
業のしやすさは、画像処理全体の作業効率を高めるため
にも重要であり、輪郭検出や物体抽出の精度は、最終結
果として得られる画像の質、即ち色変えの自然さ,合成
の自然さなどを左右するものである。このような状況で
より一層簡単で精度が高い輪郭検出や物体抽出の方法が
望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来の物体輪郭の検出方法としては、微
分処理または境界の濃度差や輝度差に対して閾値を設け
ることなどが一般に利用されている。即ち、画像全体に
対して一括して微分処理を行って輪郭を検出したり、対
象物体の輪郭だけが上手く検出できるような適切な閾値
をオペレータが設定して輪郭を検出している。
【0005】また従来の物体抽出は、殆どオペレータに
よる手作業により行っている。即ち、画像をディスプレ
イ上に表示し、マウスやライトペンなどを利用して、オ
ペレータが境界部分を見て一画素ごとに抽出するか抽出
しないかという指示を与えている。またある程度自動的
に物体抽出を行う方法として、抽出対象の物体の色や表
面の模様や変化のようすなどの属性を利用し、色や空間
周波数の属性が似た部分だけを物体として抽出する方法
などもある。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
の微分による輪郭検出方法では、画像全体に一括で処理
を行うため、抽出対象以外の物体の輪郭や、物体内部の
エッジなどの望まない境界も検出してしまうという問題
がある。また閾値による輪郭検出方法では、通常、輪郭
全体が同一の閾値ではうまく検出できず、検出したい境
界の位置ごとに適切な閾値を設ける必要があり、作業効
率が悪いという欠点がある。
【0007】さらに、微分処理による方法も閾値による
方法も、検出したい物体の輪郭線を最終的に連続して閉
じたものとして得るためには、オペレータによるかなり
大きな補助を必要としている。この結果、作業効率も悪
く、また検出精度も十分に高められない問題点があっ
た。一方、オペレータが手作業として行っている従来の
物体抽出は、時間と手間が非常にかかるという問題点が
ある。例えばある程度慣れたオペレータでも、1画面の
画像中の物体、たとえば自動車などをきれいに抽出する
ためには、数時間を必要とする。特に物体の境界部分の
画素に対しては、物体か背景かどちらに含めるべきか判
断する必要があり、画像を拡大して一点ごとに(一画素
ごとに)判断するため、非常に時間がかかってしまう。
【0008】色や空間周波数などの物体の属性を利用し
て物体を抽出する方法では、物体だけを正確に取り出せ
ず、抽出の精度が低い。例えば物体の属性として色を利
用した抽出では、物体中の色が背景には無いという条件
が必要であり、少しでも背景に物体と同じ色があれば、
背景中の画像も抽出してしまい、抽出精度が悪化してし
まう。
【0009】さらに、物体が全面同じ色といっても、影
などの暗い部分や光沢をもった明るい部分などさまざま
な色合が含まれるため、それらを残さず抽出するのは困
難である。このように抽出の精度が悪くて背景部分の抽
出しすぎや、物体の抽出し残しがあると、それ以降の色
変え、合成、拡大、縮小、変形など画像処理で得られる
画像が例えば不要な背景の色が変わったりして画質が劣
化するといった問題を引き起こす。
【0010】本発明の目的は、簡単な指定操作で画像中
の物体の輪郭を自動的に検出できるカラー画像処理方法
を提供する。本発明の他の目的は、画像中の物体の輪郭
の近くを指定するだけで輪郭を自動的に検出できるカラ
ー画像処理方法を提供する。本発明の他の目的は、指定
点の画素から複数方向の画素を見て差分をとり、差分の
最も大きい方向の画素から境界点を検出するカラー画像
処理方法を提供する。
【0011】本発明の他の目的は、指定点の画素から複
数方向の画素を見て差分をとり、差分の最も大きい方向
の画素間の混色比率から境界点を検出するカラー処理方
法を提供する。本発明の他の目的は、最初に検出した境
界点に続く境界点を自動的に探索して物体輪郭を検出す
るカラー画像処理方法を提供する。
【0012】本発明の他の目的は、指定した2点に基づ
き2つの境界点を検出し、2つの境界点を結ぶ直線上に
沿った探索領域の設定で境界点を自動的に探索するカラ
ー画像処理方法を提供する。本発明の他の目的は、指定
した物体領域と背景領域の2点を指定して各色平均を閾
値として求めて画像全体を2つの領域に分けて物体輪郭
を検出するカラー画像処理方法を提供する。
【0013】本発明の他の目的は、画像全体を物体色と
背景色との加法混色で表わし、所定の混色比率を閾値と
して2つの領域に分けて物体輪郭を検出するカラー画像
処理方法を提供する。本発明の他の目的は、簡単な指定
操作で画像中の物体を自動的に抽出できるカラー画像処
理方法を提供する。
【0014】本発明の他の目的は、検出した輪郭内部又
は外部の塗り潰し処理により輪郭内部の座標として物体
を抽出するカラー画像処理方法を提供する。本発明の他
の目的は、検出した輪郭内部の物体色と又は輪郭外部の
背景色から境界部分の混色比率を物体抽出に含めて出力
する物体抽出方法を提供する。本発明の他の目的は、簡
単な操作で物体輪郭の検出と、物体抽出ができるカラー
画像処理装置を提供する。
【0015】
【問題点を解決するための手段】図1は本発明の原理説
明図である。まず画像中の任意の物体の輪郭を検出する
本発明のカラー画像処理方法は、図1(a)に示すよう
に、 検出対象物体の輪郭76の付近を指定点72として指
示する輪郭指示過程(S1); 輪郭指示過程の指示に基づき輪郭76上の境界点を検
出する境界点検出過程(S2); 境界点検出過程で検出した境界点から順次輪郭上の点
を探索して物体輪郭を検出する輪郭探索過程(S3); 輪郭探索過程による物体輪郭の検出を監視して終了さ
せる終了過程;の各過程で実現される。
【0016】また本発明の物体抽出方法は、図1(b)
に示すように 図1(a)のS1〜S3に示した内容を含む物体輪郭
の検出過程(S1); 物体輪郭の検出結果をもとに、輪郭内部又は外部を塗
り潰して画像中の物体を抽出する抽出過程(S2); 物体抽出過程で得られた抽出画像データを出力する出
力過程(S3);の各過程で実現される。
【0017】また本発明は、物体の輪郭をある幅をもっ
た領域として検出する。さらに本発明は、物体抽出処理
の際に得られた物体と背景の境界部分の混色比率を示す
マスクデータを使用して、色調整または画像合成の際の
境界部分での混り合う色を求める。
【0018】
【作用】このような本発明のカラー画像処理方法及び装
置によれば、画像中の物体輪郭の検出を、オペレータに
よる簡単な指定と、指定結果に基づく計算機により自動
的に輪郭を検出できる。さらに検出した輪郭の内部を例
えば塗り潰す処理を行うことで物体を抽出することがで
きる。
【0019】このためオペレータの負担が少なく、かつ
精度の高い輪郭検出と物体抽出ができる。従って、画像
処理全体の作業効率が格段に向上し、かつ色変え、拡
大、縮小、合成などの処理が高精度に行え、高画質な処
理結果を得ることができる。
【0020】
【実施例】
<目次> 1.画像処理方法および物体抽出方法を実現する装置構
成 2.物体の輪郭検出処理 3.境界点検出処理の第1実施例 4.境界点検出処理の第2実施例 5.輪郭検出処理の第1実施例 6.輪郭検出処理の第2実施例 7.輪郭検出処理の第3実施例 8.幅を持つ輪郭検出処理の実施例 9.物体の抽出処理 10.物体抽出処理の第1実施例 11.物体抽出処理の第2実施例 12.削除モードをもつ物体抽出処理の第3実施例 13:出力データ形式 14.色調整と画像合成 1.画像処理方法および物体抽出方法を実現する装置構
成 図2は本発明の画像処理方法及び物体抽出方法を実現す
る画像処理装置の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
【0021】図2において、画像処理用計算機10は制
御手段としてCPU16を備えており、CPU16から
は内部バス18が引き出されている。内部バス18には
ROM20が接続され、ROM20には本発明の画像処
理方法及び物体抽出方法を実現するための制御プログラ
ムが固定的に格納されている。RAM22はCPU16
の制御記憶として使用され、物体の輪郭検出あるいは物
体抽出の処理に必要なデータを一時的に記憶する。
【0022】画像入力インタフェース24は画像入力装
置12を外部接続するために設けられる。画像入力装置
12としては、例えばイメージスキャナ等が使用され、
イメージスキャナで写真や印刷物等の画像情報を読み取
ってRGB信号あるいはUV信号等のカラー信号として
画像データを入力する。画像入力インタフェース24か
ら入力された画像データは画像保持用メモリ26に格納
される。ワークメモリ28は物体の輪郭検出あるいは物
体抽出処理を行うため、画像保持用メモリ26に入力さ
れた画像データを展開する。表示用メモリ30はディス
プレイコントローラ32によりカラーディスプレイ34
に表示する画像データが格納される。ディスクコントロ
ーラ42は外部記憶装置としてのハードディスク44を
接続する。プリンタコントローラ46は外部接続したプ
リンタ48を制御する。
【0023】マウスインタフェース38はマウス36を
接続し、カラーディスプレイ34に入力画像を表示し、
この表示画像にカーソルをセットして輪郭検出や物体抽
出のための指示を入力する。尚、マウス以外にライトペ
ン、デジタイザ等の指示デバイスを用いることができ
る。キーボード40は画像処理用計算機10に対する各
種の入力操作を行う。更にデータ出力インタフェース5
0は画像処理装置14を外部接続しており、画像処理用
計算機10で得られた物体抽出データを画像処理装置1
4に送り、物体抽出後の色変え,拡大,縮小,変形,合
成,認識等の必要な処理を行わせる。
【0024】図3は図2に示した画像処理用計算機10
における本発明の物体輪郭の検出及び物体抽出のための
処理機能を示した機能ブロック図である。図3におい
て、画像処理用計算機10内にはCPU16のプログラ
ム制御により輪郭検出処理部52としての機能と物体抽
出処理部60としての機能が実現される。輪郭検出処理
部52には検出法選択部54,物体指示部56及び輪郭
検出部58のそれぞれが設けられている。また物体抽出
処理部60には輪郭内指示部62,物体抽出部64及び
不要部削除部66が設けられている。
【0025】図3について本発明の物体輪郭の検出及び
物体抽出の基本的な処理機能を説明すると次のようにな
る。イメージスキャナ等を用いた画像入力装置12から
のRGB信号等でなる入力画像データは、まず画像保持
用メモリ26に格納される。画像保持用メモリ26に格
納された入力画像データはそのまま表示用メモリ30に
送られ、カラーディスプレイ(カラーモニタ)34に表
示される。
【0026】このような入力画像の表示状態でオペレー
タは輪郭検出処理部52に設けた物体指示部56の機能
を使用してカラーディスプレイ34の表示画像の中の輪
郭検出対象となる物体を指定すると、輪郭検出部58に
よる物体輪郭の検出処理が行われる。ここで、オペレー
タは画像の特徴により予め準備されている複数の輪郭検
出方法の中から適切な方法を検出選択部54で選択し
て、輪郭検出部58による処理を行わせる。
【0027】輪郭検出部58により検出された物体輪郭
は表示用メモリ30に格納された後にカラーディスプレ
イ34に検出結果として表示される。カラーディスプレ
イ34に入力画像データから検出した物体輪郭が表示さ
れた状態で、オペレータは物体抽出処理部60の機能を
使用して物体抽出を行う。即ち、オペレータは輪郭内指
示部62によりカラーディスプレイ34に表示された物
体輪郭の内部を指示すると、物体抽出部64により輪郭
内部または外部の塗り潰しによる抽出処理が行われ、輪
郭内部の座標データを抽出結果として作り出す。検出輪
郭に基づく物体の抽出結果は表示用メモリ30に送られ
てカラーディスプレイ34に表示されると共に、データ
出力部68より画像処理装置14に対しても出力され
る。
【0028】また、物体抽出に再し輪郭検出処理部52
で検出された物体輪郭の中に不要部分がある場合には、
不要部削除部66を使用して不要な輪郭を削除する修正
を行う。データ出力部68より画像処理装置14に出力
された物体抽出データは、色変え,画像合成,拡大,縮
小等の各種の画像処理に利用される。 2.物体の輪郭検出処理 図4は本発明の画像処理方法における処理手順を示した
フローチャートである。図4において、まずステップS
1でカラーモニタに表示された画像に対し、輪郭検出対
象となる物体の輪郭付近を指示する。この指示は、例え
ばオペレータがマウスなどを使用して指定したり、自動
的に輪郭付近を検出して指定する。自動的に輪郭付近を
検出する方法としては、例えば複数の画像の中の同じ物
体、例えば自動車の輪郭を続けて検出するような場合
は、車という知識、具体的には形状や図形中の位置等を
利用して輪郭付近の位置を指示する。
【0029】続いてステップS2に示すように、ステッ
プS1で指示された位置を元に、指示位置の近傍の物体
と背景の間の境界点を検出する。続いてステップS3で
検出した境界点を元に物体の周囲全ての境界点を検出
し、全周に亘る境界点で構成される物体の輪郭を検出す
る。図5は図4のステップS1に示した対象物体の輪郭
付近の指示方法を示した説明図である。
【0030】図5(a)に示すように、モニタ画面70
に輪郭検出対象となる物体として自動車75が表示され
ている。自動車75の輪郭検出に際しては、自動車75
の輪郭の部分を指定点72として指定する。この輪郭の
指定は厳密に輪郭の上の点を指定する必要がなく、図5
(b)に示すように輪郭76の近い場所を大雑把に指定
点72として指定すれば良く、厳密な輪郭上の境界点は
図4のステップS2の処理で検出される。
【0031】尚、図5(b)にあっては、指定点72は
輪郭76の外側の背景78の領域にあるが、輪郭76の
内側の物体80の領域の中にあっても良い。輪郭76に
対する指定点72の指定方法としては、モニタ画面70
に検出対象の画像を表示した状態で、オペレータがマウ
スやライトペン、あるいはデジタイザを使用して、輪郭
検出対象となる画像上の少なくとも1箇所の位置を指示
する。
【0032】図6は本発明における輪郭検出対象物体の
他の指定方法を示したもので、図5のポイント指定に対
し領域を指定するようにしたことを特徴とする。図6に
おいて、輪郭検出の対象となる物体をモニタ画面に表示
した状態で、オペレータはマウス等で物体輪郭76をな
ぞり、物体輪郭76を含むその周囲の領域を指示境界領
域82とする。この指示境界領域82の設定に基づく厳
密な物体輪郭76の検出は、図4のステップS2の境界
検出処理で行われる。
【0033】この図5及び図6に示したように、オペレ
ータは検出しようとする物体の輪郭を厳密に指定する必
要がないため、作業負担が少なくて済む。 3.境界点検出処理の第1実施例 図7は図4のステップS2で行われる境界検出処理の第
1実施例を詳細に示したフローチャートである。
【0034】図7において、まずステップS1でオペレ
ータが指示した指示位置の座標を検出し、続いてステッ
プS2で複数の近傍画素の画像データを求める。図8は
図1の画素に基づいて検出する近傍の複数画素の様子を
示したもので、現在、処理対象となっている注目画素と
しての境界画素84に対し、主走査方向(水平方向)に
1画素離れた検出画素86,88のデータを検出する。
【0035】図9は注目画素としての境界画素84に対
し、副走査方向(垂直方向)に付き1画素以上離れた位
置の画素を検出画素86,88としている。更に、図1
0に示すように、斜め方向についても注目画素としての
境界画素84に対し1画素以上離れた位置の検出画素8
6,88を求める。図8〜図10に示したように、左
右,上下及び斜め方向の各方向に関し、注目画素として
の境界画素84に対し1画素以上離れた位置の画素デー
タを検出画素として求めたならば、図7のステップS3
に進み、各方向に関する画素データの差分を計算する。
続いてステップS4で複数方向で計算した差分の中の最
大値を保存する。
【0036】ここで、画像データとしてカラーデータを
使用していた場合には、カラー成分RGBまたはYUV
等のいずれか1つを用いて各方向での差分を計算し、そ
の中の最大値を保存する。また、RGB,YUV等の各
カラー成分毎に差分を計算し、その中の最大値を保存す
るようにしても良い。このように、全てのカラー成分毎
に差分を計算して最大値を保存する方法は、計算量は多
くなるが、どのような色の変化及び明るさの変化にも対
応することができ、輪郭検出の精度を向上することがで
きる。
【0037】勿論、図8〜図10に示したように、左右
方向,上下方向,斜め方向の差分を計算することで、ど
の方向に存在する境界についても対応できる。ステップ
S4で複数方向の差分の最大値の保存が済んだならば、
ステップS5で予め指定された探索範囲の全ての画素に
関し、ステップS2〜S4の処理が終了したか否かチェ
ックし、終了していなければステップS7に戻って、探
索範囲内の次の座標を検出して、ステップS2からの処
理を繰り返す。ステップS5で探索範囲の差分計算が全
て終了した場合にはステップS6に進み、探索範囲の各
画素に対し保存された差分の中の最大値をもつ座標を検
出し、これを境界点として検出する。
【0038】図11はオペレータによる指定点と探索範
囲及び検出した境界点の関係を示す。即ち、オペレータ
が物体80と背景78の間の境界94の近傍に指定点7
2を指示すると、この指定点72を中心に例えば矩形の
探索範囲90を設定し、探索範囲90内に存在する全て
の画素について図5のステップS2〜S4に示した処理
を繰り返し、最終的に境界点92を検出する。
【0039】図12は境界領域での画像データの変化の
様子と差分の変化及び境界判断の様子を示す。図12
(a)に示すように、境界領域96で画像データは物体
色98から背景色100に色が滑らかに変化している。
このような境界領域96における色の滑らかな変化は、
画像入力の際のカメラやイメージスキャナ等のレンズの
ぼけに依存している。探索範囲における差分の比較は境
界領域の画素X0からXeまでの各画素に関し、順次差
分を求め、結果を図12(b)に示すようにプロットす
る。
【0040】図12(b)に示すような境界領域での差
分の分布状態に対し、差分が最大となる画素を境界点1
02と判断する。図12(a)の画素のデータから、図
12(b)の差分の計算は図8〜図10に示したよう
に、判断対象となる境界画素84に対し1つ離れた画素
を検出画素86,88として計算している。勿論、境界
画素84に隣接する画素を検出画素としても良いが、両
隣りより1画素程度離れた方がノイズの影響を受けにく
く、色の変化を捕まえ易い。 4.境界点検出処理の第2実施例 図13は図4のステップS2に示した境界検出の第2実
施例を詳細に示したフローチャートである。この境界検
出の第2実施例にあっては、境界領域における物体色と
背景色の加法混色の比率を用いて境界を検出するように
したことを特徴とする。
【0041】図13において、まずステップS1でオペ
レータが指示した指示位置の座標を検出し、次のステッ
プS2で図5の第1実施例と同様、注目している境界画
素の周囲の近傍画素の画像データを検出し、ステップS
3で複数方向の境界画素と検出画素の間の差分を計算
し、ステップS4で複数方向の差分の中の最大値の方向
を検出する。
【0042】続いてステップS5で物体側の物体色と背
景側の背景色の2つの画像データを用いて境界画素の画
像データを加法混色で表現し、更に混色の比率を求めて
各画素毎に保存しておく。ステップS2〜S5の処理
は、ステップS6で探索範囲の全てについて比率計算が
終了するまでステップS8で探索範囲内の次の代表を検
出して同様の処理を繰り返す。
【0043】探索範囲の全ての比率計算処理が終了する
とステップS7に進み、予め定めた設定比率、例えば
0.5に最も近い加法混色の比率をもつ画素を境界画素
として検出する。図14に図13の境界検出の第2実施
例の処理対象となる物体色と背景色の加法混色のモデル
を示す。即ち、物体色から背景色に色が変化する境界9
6では物体の色と背景の色が混じり合っている。この境
界部分における色の混じり具合を、物体色の比率をk
(但し、k=0〜1)としてモデル化すると、物体混色
比率98は境界96から背景側に向かうに従って、k=
1からk=0に直線的に低下する。
【0044】一方、(1−k)で示される背景色混色比
率100は物体側から背景側に向かうにつれて(1−
k)=0から(1−k)=1に向かって直線的に増加す
る関係にある。したがって境界領域における関係は次式
で現わされる。 境界色=k×(物体色)+(1−k)×(背景色) (1) このような混色比率のモデル化において、混色比率k=
0.5ということは、物体色と背景色が同程度混じり合
った混色領域の中央、即ち境界94を示すことになる。
従って、背景側から物体側に並んでいる画素について求
めた混色比率の値につき、設定比率0.5に最も近い画
素を境界画素として検出することで物体輪郭を検出する
ことができる。
【0045】図15は図5及び図13のステップS2で
オペレータにより指示された指示点の近傍画素の画像デ
ータを求める第2実施例を示した説明図である。この第
2実施例による指定点の近傍画素の画像データの求め方
としては、例えば左右方向の検出を例にとると、境界画
素84の左右に1つおいて存在する縦方向に3つ並んだ
3画素平均として検出データ104,106を求め、境
界画素84の画像データと3画素平均として求めた検出
データとの差分を計算する。このように、検出画素とし
て3画素平均の画像データを用いることで画像に含まれ
るノイズの影響を少なくでき、より高精度の境界検出が
できる。
【0046】尚、図15は主走査方向としての左右方向
に位置する検出画素の平均をとる場合を示したが、図9
に示した副走査方向(上下方向)及び図10の斜め方向
についても同様に、3画素平均を検出データとすれば良
い。更に図15にあっては、3画素の平均をとっている
が、平均計算に使用する画素数を更に増加すれば、より
一層、ノイズの影響を低減できる。 5.輪郭検出処理の第1実施例 オペレータの指示点から境界点が検出できたならば、検
出した境界点を元に物体の周囲を探索追跡することで物
体の輪郭を検出する。物体の輪郭を検出していく手順、
即ち境界判断を積み重ねていく方法は、画像の特徴に依
存して異なった方法を選択して使用する必要がある。
【0047】画像の特徴としては、 背景が一様で輪郭がはっきりしている。 背景が複雑で輪郭が不明確である。 影等により物体と背景の境界が判りにくい。 等に分けることができる。本発明にあっては、〜に
示したような画像の特徴に応じた最適な物体輪郭の検出
方法を定めており、最適な方法を選択して物体輪郭を検
出する。
【0048】図16は本発明の輪郭検出処理の第1実施
例を示したもので、図7または図13の境界検出処理で
求めた境界点に基づき物体輪郭を追跡する。図16にお
いて、まずステップS1で境界点を求め、これを物体輪
郭を追跡するための始点とする。続いてステップS2で
境界点の周囲に予め定めた探索範囲を設定し、この探索
範囲について、図7に示した境界検出処理の第1実施例
あるいは図13に示した境界検出処理の第2実施例と同
じ方法を適用して新たな境界点を検出する。
【0049】続いてステップS4で始点に戻ったか否か
チェックし、始点に戻るまでステップS2,S3の探索
範囲の設定と境界点の検出処理を繰り返す。また、ステ
ップS4からS2に戻る際に、ステップS5で探索範囲
の設定と境界点の検出でなる輪郭検出処理が予め定めた
設定回数に達したか、あるいは予め定めた時間、探索し
たか判断し、設定回数に達したり設定時間以上であれば
始点に戻っていなくても処理を強制的に終了する。
【0050】図17は図16の輪郭検出処理の様子を示
したもので、最初に始点として指定点72を設定する
と、追跡方向74として矢印で示すように輪郭検出対象
となる自動車75の輪郭に沿った探索範囲の設定と境界
点の検出が繰り返され、始点として設定した指定点72
に戻ってきたときに一連の境界検出処理を終了する。図
18は図16の輪郭検出処理において、1つの輪郭点が
検出された後に次の探索範囲の設定の方法を示してい
る。
【0051】図18において、探索範囲の設定と境界点
の検出により輪郭画素92−1,92−2,92−3が
順次検出され、次に輪郭画素92−3を検出点として探
索範囲を設定する。この探索範囲は右上に取り出して示
す3×3の合計9画素の参照マスク108の中央の画素
を輪郭画素92−3に合わせ、斜線で示す周囲8つの画
素の中から次の輪郭画素を選択する。尚、左下隅の輪郭
画素92−2については既に処理が済んでいることから
除外し、残り7つの中から輪郭画素を選択する。輪郭画
素の選択方法は、輪郭画素92−3の周囲の既に処理が
済んだ輪郭画素92−2を除く残り7つの画素に関し、
各画素を境界画素と仮定して図7または図13の輪郭検
出処理により差分や混色比率を求め、最も差分が大きい
画素あるいは混色比率が設定値0.5に最も近い画素を
境界を示す新たな輪郭画素として検出する。
【0052】尚、図18にあって、輪郭画素の周囲8画
素を探索範囲としているが、左右及び上下の4画素を探
索範囲としても良い。図16のステップS5において、
処理回数が設定回数あるいは設定時間に達したときに追
跡処理を強制終了している理由は、輪郭検出の探索処理
が無限ループに陥って処理が終わらない場合や、追跡の
結果、画像の端部に行ってしまって処理が終了しない場
合を考慮している。
【0053】また、図17の輪郭追跡において、輪郭線
が交差した分岐部分の処理については、指定点72を図
示のように一点とせず、複数点指定することで輪郭線の
分岐を含めて全て探索できる。また、指定点72を一点
とした場合には、分岐部分で少なくとも2つの輪郭画素
が得られることから、これを第1候補及び第2候補とし
て保存しておき、まず第1候補の輪郭画素について追跡
処理を実行し、追跡開始点に戻ったら残っている第2候
補からの追跡処理を行えば良い。 6.輪郭検出処理の第2実施例 図19は図4のステップS3の輪郭検出処理の第2実施
例の詳細を示したフローチャートであり、この第2実施
例にあっては、複数の境界点の指示に基づい物体輪郭追
跡することを特徴とする。
【0054】図19の輪郭検出処理の第2実施例に先立
って、オペレータはモニタ画面の輪郭検出対象となる画
像の輪郭に沿って複数の指定点を予め指示しておく。こ
のような複数の指定点が指示された状態で、まずステッ
プS1で特定の指示点について図7あるいは図13の方
法で境界点を求め、これを始点とする。次にステップS
2で次の指定点から同様にして境界点を検出する。
【0055】次にステップS3で2つの境界点間を結ぶ
直線を仮定し、この直線を等分割した各座標点を指示点
と考え、ステップS4で直線上に設定した指示点につい
て図7あるいは図13の方法で境界点を検出して輪郭を
追跡していく。ステップS5で2点間の輪郭追跡が終了
したならば、ステップS6で始点に戻ったか否かチェッ
クし、始点に戻っていなければ先の方の境界点を新たな
始点としてステップS2〜S5の処理を繰り返し、始点
に戻ったら一連の処理を終了する。
【0056】この図19に示した輪郭検出処理の第2実
施例は、オペレータによる一点だけの始点による輪郭追
跡では良好に輪郭を検出できないような画像に対し有効
な方法である。具体的には、背景が複雑で境界がはっき
りしないような画像や物体の影となる部分で背景との境
界が区別しにくいような画像について、オペレータによ
る複数点の指示を補助として正確な物体の輪郭を検出す
ることができる。
【0057】勿論、オペレータによる複数点の指示は物
体の境界付近を大雑把に指定するもので良く、正確な境
界は図7あるいは図13の方法を計算機で実行して検出
されるため、複数点を指定してもオペレータの負担はな
く、経験も必要としない。図20は図19の輪郭検出処
理におけるオペレータによる複数の指定点の指示を示し
たもので、モニタ画面70上の自動車の輪郭に沿って指
定点72−1〜72−12を指示している。ここで、指
定点72−1が最初に指定されていることから始点とな
り、指定点72−12が最後の指定点となる。
【0058】図21は図20の中の2つの指定点72−
1,72−2の間の輪郭追跡の処理内容を示している。
まず、指定点72−1に基づき探索範囲90−1を設定
して、始点となる境界画素(境界点)92−1を検出す
る。2番目に指定した指定点72−2について探索範囲
90−2を設定し、境界画素(境界点)92−2を検出
する。
【0059】次に、検出した2つの境界画素92−1と
92−2を結ぶ直線110の方程式を求める。先に検出
された境界画素92−1からX座標を1つずつ増加させ
て直線110上のY座標を求め、求めた座標値(X,
Y)により直線110上に新たな指示点112−1を設
定する。同様にして境界画素92−2まで直線110上
に指示点112−2,112−3をセットする。
【0060】直線110上の最初の指示点112−1に
ついて探索範囲90−3を設定し、図5あるいは図13
の方法により境界画素(境界点)92−3を検出する。
以下、直線110上の指定点112−2,112−3に
ついて同様に探索範囲90−4,90−5を設定し、境
界画素を次々と検出する。尚、図21の処理にあって
は、直線110についてX座標を1つずつ増加させて指
定点112−1,112−2,・・・を設定している
が、直線の傾きが大きい場合には、X座標ではなくY座
標を1つずつ増加させ、X座標は直線の方程式から求め
て指定点を順次設定する。
【0061】尚、以上の説明では2点の境界画素をもと
に直線を求め、2点間の境界画素を検出したが、3点以
上の境界画素をもとに曲線を求め、その線上の点から点
間の境界画素を求めるようにしてもよい。この場合、点
の指定の数を減らすことができ、より一層オペレータの
負担を減少できる。図22は図6に示した輪郭検出対象
物体の指定に対応して輪郭追跡を行う方法を示した説明
図である。
【0062】図22において、モニタ画面上に対象物体
80の画像と重ねてある範囲を示す図形形状、例えば四
角のカーソル114を表示し、マウスによりカーソル1
14を移動できるようにする。オペレータはカーソル1
14を図示のように物体輪郭76に合わせ、カーソル1
14の中に物体輪郭76が入るように移動する。また、
オペレータはカーソル114を移動する毎にマウスクリ
ック操作等により境界検出処理等を指令すると、図7あ
るいは図13の方法により境界画素92−1,92−
2,92−3のように次々と検出されていく。
【0063】このように、カーソル114を物体輪郭に
沿って動かす方法による輪郭検出にあっては、一点指定
や複数点指定、更には色指定等による輪郭検出に比べて
オペレータの負担は増えることになるが、境界がより不
明確な画像に対しては有効であり、オペレータの負担が
僅かに増えても高精度の境界検出ができる。図23は図
22で用いるカーソルの変形例を示したもので、カーソ
ル114の中に十字線116を入れている。これは図2
2にあっては、カーソル14の内部領域の全てについて
境界判断の処理を行うために時間がかかる。そこで、図
23のようにカーソル114の中心点115を求め、中
心点115に対する十字線116上の画素だけを境界画
素と仮定して図7もしくは図13の処理を行う。
【0064】この十字線116を使用すれば、検出した
い境界画素はほぼ含まれることとなり、十字線116に
限って境界判断の処理を実行することで処理時間を短縮
することができる。 7.輪郭検出処理の第3実施例 図24は図4に示した物体輪郭検出処理の第3実施例を
詳細に示したフローチャートであり、この第3実施例に
あっては、物体色と背景色の2点を指示し、色の相違を
利用して輪郭を検出するようにしたことを特徴とする。
【0065】図24において、まずステップS1でオペ
レータは輪郭検出の対象となる物体の中の一点と物体の
周囲の背景の中の一点を指示し、指定点の物体色と背景
色を求める。続いてステップS2で、ステップS1で得
られた物体色と背景色の2つの色の画像データから閾値
を計算し、計算した閾値を用いてステップS3で画像デ
ータ全体を物体と背景の2つの領域に分離する。続いて
ステップS4で、分離した2つの領域の境界を物体の輪
郭として検出する。
【0066】ステップS3で物体と背景に分離する閾値
としては、加法混色の比率かあるいは物体と背景の2つ
の画像データの平均値等を利用することができる。この
ような物体色と背景色に基づいて輪郭を検出する方法
は、物体と背景の色が明らかに異なるような画像に対し
て有効である。図25は図24の輪郭検出処理の様子を
示したもので、モニタ画面70上の画像に対し、マウス
等でオペレータが物体色の代表色を得るための指定点1
22と背景色の代表色を指示するための指定点124を
指示する。また、モニタ画面70については、予め背景
色と物体色に基づく輪郭検出の対象領域を指示領域12
0として指示しておくことで、表示画像の一部分につい
て輪郭検出処理を実行できるようにする。指定点12
2,124が指示されたならば、それぞれの色に関する
画像データが閾値を計算し、指示領域120の全ての画
素の画像データに関し物体か背景かの判断を行う。
【0067】例えば、RGB色空間を例にとると、指定
点124の背景色が(R0,G0,B0)であり、指定
点122の物体色が(R1,G1,B1)であったとす
ると、閾値を {(R0+R1)/2,(G0+G1)/2,(B0+B1)/2} (2) として求め、この閾値を用いて物体か背景かの判断を行
う。
【0068】また、指示領域120の各画素のデータ毎
に図14に示したようにして加法混色の混合比率を求
め、求めた比率が設定値、例えば0.5以上のとき物体
とし、0.5より小さいときに背景と分けるようにして
も良い。図26は閾値に基づく背景領域と物体領域の判
断結果から輪郭を検出する方法を示したもので、分離さ
れた物体画素126と背景画素130について2つの領
域の画素と接する位置の画素を境界画素128と判断す
る。この境界画素128の繋がりが物体の輪郭として検
出される。
【0069】図27は図16,図19あるいは図24の
方法で検出された輪郭のスムージング処理を示した説明
図である。前述した各実施例で検出された輪郭は図27
(a)の境界画素128に示すように、通常は激しい凹
凸を繰り返している。これは、輪郭検出前の画像は人間
が見ると輪郭は滑らかに見えるが、実際の境界領域には
2〜3画素が存在しており、この境界を1画素で検出す
ると必ずしも滑らかにはならない。特に、影の部分のよ
うに境界が不明確で境界画素が判断対象となる画素数が
多い場合には凹凸が激しくなり易い。
【0070】このような凹凸の激しい境界画素につい
て、図27(b)に示すようにスムージング処理を施す
ことで境界画素128の並びを滑らかにし、後の画像処
理として行う他の画像との合成や拡大,縮小等を行った
後の画像品質を改善することができる。図27に示すよ
うなスムージング処理の方法としては、検出した境界画
素128から最小二乗法により輪郭の近似曲線を求める
方法が有効である。
【0071】図28は本発明の輪郭検出処理の最終過程
で行われる輪郭修正処理を示した説明図である。前述し
た本発明の輪郭検出処理の結果をモニタ画面に表示して
みると、例えば図28に示すように輪郭検出の結果が誤
っている場合がある。図28はモニタ画面の左側に原画
表示画面132を設け、右側に輪郭検出結果表示画面1
34を設けており、原画と検出した輪郭とが比較できる
ようにしている。この場合、輪郭検出結果にあっては、
原画にない検出ミス140を起こしている。
【0072】本発明にあっては、輪郭検出結果における
検出ミスを想定して、例えば原画表示画面132の下側
に指示用ボタン表示部136を設け、その中に修正モー
ド選択ボタン138を設けている。そして検出ミス14
0を発見した場合にはカーソル等により修正モード選択
ボタン138にカーソルをセットしてマウスクリックを
することで輪郭検出結果表示画面134の検出ミス14
0を修正するモードを設定することができる。
【0073】図29は輪郭検出結果の修正方法を示した
説明図である。まず、検出ミスを起こした輪郭の消去に
ついては、図29(a)に示すマウスカーソル142を
検出ミスを起こした部分で動かして消す、いわゆる消し
ゴム的な処理、あるいは図29(b)に示す指定領域1
44をセットして削除する領域削除処理のいずれかが行
われる。続いて、図29(c)に示すように、削除した
輪郭について指定点146,148の2点を指示し、そ
の間を結んで輪郭線150を再検出する。 8.幅を持つ輪郭検出処理の実施例 図30は本発明の境界点検出処理及び輪郭検出処理の他
の実施例を示したフローチャートであり、この実施例に
あっては物体の輪郭をある幅をもって領域として検出す
るようにしたことを特徴とする。まず物体の輪郭をある
幅をもって検出する理由を説明する。既に説明した図7
及び図13の境界検出処理に基づく図16あるいは図1
9の輪郭検出処理で求められた物体輪郭は、例えば図3
1(a)に示すように、ぎざぎざになることがある。例
えば物体と背景の境界部分に影がついていて物体の輪郭
が明瞭でないような場合にぎざぎざとなり、検出された
輪郭が滑らかにならない。
【0074】また既に説明した物体輪郭の検出処理は、
物体の周囲部分の画素に対し行っていたが、物体色から
境界色に色が変化する領域の広さは物体の周囲の全ての
位置で一定とは限らず、広くなったり狭くなってりして
おり、広くなった領域についてぎざぎざの輪郭検出が行
われてしまう。このように既に説明した方法では、画像
によって検出した輪郭がぎざぎざになり、続いて行う物
体の抽出処理の精度が悪化したり、混色処理により境界
の色の自然さを保存する処理の領域が狭く処理画像の自
然さが不十分になってしまう恐れがある。
【0075】そこで図30の実施例にあっては、輪郭領
域が広い場合、即ち物体色から背景色に色が変化する領
域が広い場合は、この色の変化する領域に応じた幅(太
さ)をもつ輪郭を検出する。これによって、影などによ
り不明瞭な輪郭部分は、それに応じた太い輪郭として検
出される。従って、物体色から背景色に色が変化する領
域として存在する輪郭領域について検出した輪郭がぎざ
ぎざにならず、高精度の輪郭検出と、輪郭検出に基づく
物体抽出を可能とする。
【0076】更に、幅をもった輪郭領域の検出結果に基
づき、後処理として行う画像処理装置における色調整や
画像合成の際に、色の変化が広い境界領域について混色
比率をマスクデータとして求め、このマスクデータを使
用して境界領域の色を求めることで、原画像と同様な滑
らかな色の変化を幅の広い輪郭領域についても実現する
ことができる。
【0077】このような幅をもった輪郭の検出処理の方
法を図30について説明すると次のようになる。図30
において、ステップS1〜S6までの処理は境界点検出
処理であり、基本的には図7に示した境界検出処理の第
1実施例と同じである。図7の境界検出処理と異なるの
は、ステップS6において探索範囲の閾値以上の差分値
の画素を輪郭候補点として検出している点である。すな
わち、図7のステップS6にあっては、探索範囲の最大
差分値の画素を検出しており、1つの輪郭点しか検出さ
れない。これに対し図30にあっては、所定の閾値以上
の差分値の画素を全て輪郭候補点とすることから、少な
くとも1つ以上の候補点が検出され、もし輪郭が幅をも
っていれば2以上の複数の輪郭候補点が検出されること
になる。
【0078】図32は図30のステップS1〜S6の境
界点検出処理で得られた境界部分の画素位置に対する画
素データ値と差分値の関係を示している。図32(a)
に示すように、画素データ値が背景色100の領域から
境界領域96で増加しながら物体色98の領域に変化す
る場合、その差分値は図32(b)に示すように、境界
領域96でピークを示すように変化する。このような差
分値に対し、例えば所定の閾値306を設定し、閾値3
06を越える差分値をもつ画素を輪郭候補点として検出
する。この場合には点308,310,312で示す3
つの画素が輪郭候補点として検出される。
【0079】図33は背景色100から物体色98への
画素データ値の変化が図32に比べ緩やかであった場
合、即ち境界領域96が広がっている場合の画素位置に
対する画素データと差分値の関係を示している。この場
合、図33(b)に示す差分値は境界領域96の広がり
に応じてなだらかな変化となる。ここで、図32と同じ
閾値306を差分値に対し設定していたとすると、境界
領域96が広くなることで点314,316,318,
320,322で示す5つの画素が輪郭候補点として検
出されることになる。
【0080】図32(b)及び図33(b)に示すよう
にして閾値306を越える差分値をもつものとして検出
された輪郭候補点としての画素にインデックスをつけ、
次に行う輪郭検出処理のためにピーク差分値をもつ候補
点310,318、ピーク値に続き2番目に高い差分値
をもつ左右の候補点、更に3番目の差分値をもつ左右の
候補点というように識別できるようする。例えばピーク
差分値をもつ候補点にID0、次に高い差分値をもつ2
つの候補点に例えば右からID1,ID2、次に高い差
分値をもつ2つの候補点二同じく右からID3,ID4
というようにインデックスをつけておく。
【0081】続いて図30のステップS8〜S11に示
す輪郭領域検出処理を行う。この輪郭領域検出処理は基
本的には図16,図19に示した輪郭検出処理と同じに
なる。例えばステップS8の輪郭検出処理として図16
の実施例を用いるものとすると、ステップS1〜S6の
境界点検出処理結果として得られた境界点の検出結果を
始点として境界の探索処理を開始する。このとき始点位
置の境界点として複数の輪郭候補点があった場合には、
差分値の高い順に割り振ったインデックスID0,ID
1,ID2,・・・の順番に始点を設定し、各始点ごと
に輪郭検出処理を行う。
【0082】ステップS8の輪郭検出処理にあっては、
始点を中心に探索範囲を設定しながらステップS1〜S
6と同じ境界点検出処理を実行し、次の位置での境界点
を示す複数の輪郭候補点を検出する。こ最初はピーク差
分値のインデックスID0の候補点による輪郭検出処理
であることから、新たに検出したピーク値をもつ輪郭候
補点と前回検出しているピーク値をもつ輪郭候補点とを
結んだ輪郭を検出する。このステップS8の輪郭検出処
理は始点に戻るまで繰り返される。
【0083】輪郭検出処理が始点に戻るとステップS9
に進み、全候補点について終了したか否かチェックす
る。終了していなければステップS10で次の候補点に
更新し、ステップS8で新たに設定した候補点と同じイ
ンデックスをもつ候補点についての輪郭検出処理を繰り
返す。2回目の輪郭検出処理にあっては、最初の輪郭検
出処理で複数の輪郭候補点が既に検出されていることか
ら、同じインデックスをもつ候補点をつなぐ輪郭検出を
行うだけでよい。また、ある輪郭点の検出処理で現在探
索中の輪郭候補点と同じインデックスをもつ輪郭候補点
がなかった場合には、既に処理が済んでいる上位のイン
デックスをもつ輪郭候補点を使用して輪郭検出を行えば
よい。
【0084】このようなステップS8〜S9における複
数の輪郭候補点を対象とした輪郭検出処理により、例え
ば図31(b)に示すような複数ラインをつなげる形の
輪郭検出結果を得ることができる。図34は図31
(b)に示すような複数ラインの輪郭検出結果を部分的
に取り出して示している。図34(a)は3つのライン
324,326,328が輪郭として検出されている。
図34(b)は3つのラインを拡大して画素単位で示
し、黒く塗り潰した画素が輪郭候補点として検出された
画素である。しかしながら、複数の輪郭候補点に基づく
輪郭ラインの検出結果にあっては、物体色から背景色に
色が変化する境界領域の全ての画素を検出することはで
きず、候補点として検出できなかった画素による隙間を
生じている。これは物体周囲の位置により境界の明瞭さ
が異なり、検出される候補点の数が変化することによ
る。
【0085】そこで、図30のステップS11にあって
は、全候補点についての輪郭検出による複数の輪郭ライ
ンが求められたならば、輪郭画素として検出された画素
を縦方向及び横方向に調べ、既に検出された2つの輪郭
画素の間に輪郭候補点となっていない画素が存在した場
合には、この画素を輪郭画素に強制的に設定する。これ
により、図34(b)に示すように複数ラインとして検
出された輪郭の間に隙間があっても輪郭領域に含まれる
全ての画素は輪郭画素と判断され、隙間のない輪郭領域
を得ることができる。
【0086】図35は幅をもつ輪郭領域を検出する他の
実施例を示したフローチャートである。この実施例にあ
っては、複数の輪郭候補点を物体色から背景色に変化す
る境界部分における加法混色の比率計算結果に基づいて
検出するようにしたことを特徴とする。即ち図35のス
テップS1〜S7の境界検出処理は、基本的には図13
に示した境界検出処理の第2実施例と同じであり、ステ
ップS7で探索範囲の混色比率に対し複数の設定値を設
定し、この設定値に近い画素を輪郭候補点として検出し
ている点である。
【0087】物体色98から背景色100に変化する境
界96における画素位置に対する物体色98の混色比率
kは図36のようにk=1〜0と変化し、逆に背景色の
混色比率(k−1)は0〜1と変化する関係にある。そ
こで、例えば物体色の混色比率kについて、図示のよう
に3つの設定値0.75,0.5及び0.25を設定
し、この3つの設定値に近い混色比率をもつ画素を輪郭
候補点として検出する。勿論、輪郭候補点を決めるため
の閾値は検出しようとする候補点の数に応じた適宜の数
とできる。図35のステップS8〜S11の輪郭領域検
出処理にあっては、図30の場合と同じである。
【0088】尚、図35のステップS7にあっては、図
36に示すように、例えば物体色98の混色比率kにつ
いて設定した設定値0.75,0.5,0.25に近い
画素を一義的に輪郭候補点として検出する場合を例にと
っているが、物体色98の混色比率kの値と背景色10
0の混色比率(k−1)の値との差分値ΔKを算出し、
この混色差分値ΔKについて同様に複数の設定値を設定
して、設定値に近い混色差分値をもつ画素を輪郭候補点
として検出してもよい。
【0089】このような混色差分値を求めた場合には、
k=(k−1)=0.5の値が0となり、例えば物体色
側が0〜1の値Δkをもち、背景色100側が0−1の
値Δkをもち、Δkの変化そのものは図36の物体色9
8の混色比率kと同じである。図37は図30または図
35により境界が境界領域として検出される画像を示し
ている。図37の画像にあっては、物体色98の右側に
影領域330があり、外側が背景色100となってい
る。このような場合、影領域330については1ライン
の輪郭検出では、図31(a)に示すように影領域33
0内をぎざぎざの輪郭ラインが通り、正しい物体抽出が
できない。これに対し、図30または図35に示した処
理方法によれば、影領域330は幅をもった輪郭領域と
して検出することができる。
【0090】更に、影領域330を輪郭領域として検出
した場合、縦方向およびまたは横方向を含む複数方向に
おける物体色98から背景色100に至る色の変化を示
す混色比率を求めておけば、この混色比率を使用して例
えば物体色98や背景色100の色変え、あるいは物体
色98に別の画像の背景色100を合成する際の境界領
域における元の画像のもっている色変化を混色比率の値
から算出でき、自然な色調整や画像合成を可能とする。
尚、物体抽出後の色調整及び画像調整については、後の
説明で更に明らかにする。
【0091】このように物体色から背景色に至る色の変
化する範囲が広い場合には、この範囲を輪郭領域として
幅(太さ)をもった輪郭を検出することで、検出した輪
郭は例えば図31(c)に示すように部分的に幅をもっ
た輪郭として検出できる。この結果、検出した輪郭が図
31(a)の輪郭300のようにぎざぎざにならず、高
精度の輪郭検出や物体抽出が実現できる。更に、検出し
た幅をもつ輪郭領域について、輪郭領域に存在する複数
画素について物体色から背景色に変化する際の混色比率
を求めておくことで、この混色比率を利用して色調整や
画像合成の際に原画像と同様な滑らかな色の変化を幅を
もった境界部分で実現することができる。 9.物体の抽出処理 図38は輪郭内部を検出して物体を抽出する本発明の物
体抽出方法の基本的な処理手順を示したフローチャート
である。
【0092】この物体抽出処理にあっては、まずステッ
プS1で物体輪郭の検出を行う。この物体輪郭の検出は
既に説明した本発明の物体輪郭の検出方法に従った処理
を行う。次に、ステップS2で輪郭内の物体抽出を行
う。この輪郭内の物体抽出は検出した輪郭画像をディス
プレイに表示し、輪郭の内部を自動的に検出して指示す
るか、オペレータが指示する。続いて輪郭内部の検出結
果あるいは指示結果に基づき輪郭の内側の座標位置を特
定する。
【0093】最終的にステップS3で特定された輪郭内
側の座標位置を抽出画像データとして外部に出力して、
物体抽出結果を得る。 10.物体抽出処理の第1実施例 図39は図38のステップS2に示した輪郭内物体抽出
処理の第1実施例の詳細を示したフローチャートであ
る。まずステップS1でモニタ画面に表示している検出
された輪郭の画像に対し、オペレータが輪郭内部の点を
指示する。次にステップS2で、オペレータが指示した
物体内部の指示点を利用して輪郭上の点を検出する。続
いてステップS3で、検出した輪郭上の点に基づき、輪
郭内部の点の座標を全て検出する。
【0094】図40は図39のステップS3における輪
郭内部の座標検出の様子を示す。輪郭内部の座標を検出
することは、具体的には輪郭76の内部に存在する画素
を特定の画像データで一様に塗り潰すことを意味する。
このとき背景側は塗り潰し用の画像データとは異なる、
ある特定の画像データの値としておく。塗り潰しに使用
する画像データとしては、元の物体の画像データを求め
て使用しても良いし、値の予め判っている背景とは異な
る画像データの値を使用して埋め尽すようにしても良
い。
【0095】図41は輪郭内部の塗り潰し方法を示した
説明図である。まず図41(a)に示すように、輪郭7
6の画像をモニタ画面に表示し、輪郭76の内部の点1
54をオペレータがマウス等で指定する。この指定点1
54に基づき、指定点154を通ってX軸方向(左右方
向)156に向かって輪郭76に到達するまで探索を行
い、輪郭76上の画素200,202の座標を検出す
る。また、指定点154を通ってY軸方向(上下方向)
に向かって輪郭76に達するまで探索を行い、輪郭76
上の画素204,206の座標を検出する。
【0096】次に図41(b)に示すように、X軸の検
出点200と202間の全ての画素に関し、矢印で示す
ように輪郭76に到達するまで各画素の画像データを塗
り潰し用の画像データの値に置き換える上下方向の塗り
潰しを行う。続いて図33(c)に示すように、Y軸方
向の検出点204,206間の全ての画素に関し、輪郭
に到達するまで左右方向に塗り潰しを行う。
【0097】このような輪郭76の内部の全ての画素デ
ータの塗り潰しにより、輪郭76を含む内部の全ての画
素の画像データは背景側の画像データから区別された特
定の画像データの値で表わされることとなり、塗り潰し
の結果として物体抽出を行うことができる。図42は輪
郭が複雑な形状をした場合の塗り潰し方法を示す。この
ように、輪郭76が複雑な形状をもっていた場合には、
図41に示した塗り潰し方法では輪郭76の内部の全て
の領域を塗り潰すことはできない。そこで、例えば最初
に指定点158−1を指定して塗り潰しを行い、塗り潰
しが行われなかった領域について、次に指定点158−
2を指定して塗り潰しを行い、更に指定点158−3を
指定して塗り潰しを行うことで、複雑な形状であっても
輪郭76の内部の全領域を塗り潰すことができる。
【0098】このように、複数の指定点を順番に指定し
ながら輪郭内部を全て塗り潰す方法は、図41の一点を
指定して塗り潰す場合に比べ、オペレータの操作回数が
増加するが、塗り潰しのアルゴリズムそのものは簡単で
あり、総合的に見た塗り潰しの処理速度は速くできる。 11.物体抽出処理の第2実施例 図43は図38のステップS2に示した輪郭内物体の抽
出処理の第2実施例を詳細に示したフローチャートであ
り、この第2実施例にあっては輪郭外部の点を検出し、
検出した輪郭外部の点を基に輪郭内部の点の座標を検出
するようにしたことを特徴とする。
【0099】即ち、ステップS1でモニタ画面に表示さ
れた検出輪郭の画像データ全体を探索し、ステップS2
で輪郭外の一点を検出する。続いてステップS3で、検
出した輪郭外の点に基づき、輪郭内部の点の座標を検出
する。図44は図43の物体抽出処理において輪郭外部
の塗り潰しを行い、この輪郭外部の塗り潰しに基づいて
輪郭内部を検出する方法を示している。
【0100】まず図44(a)に示すように、画像の左
右の端部(周囲部分)からX軸方向(左右方向)に関
し、輪郭76に到達するまで探索を行い、輪郭76に到
達するまでの画素を輪郭外部として塗り潰す。続いて図
44(b)に示すように、画像の上下の端部からY軸方
向に関して輪郭76に到達するまで探索を行い、輪郭7
6に到達するまでの画素を輪郭外部として塗り潰す。
【0101】このように画像全体に対する輪郭外部の塗
り潰しにより塗り潰されなかった部分160が輪郭内部
(物体)であるとして物体抽出を行う。 12.削除モードをもつ物体抽出処理の第3実施例 図45は削除モードをもつ物体抽出処理の第3実施例を
示したフローチャートであり、物体抽出後に不要な部分
があった場合には輪郭を検出し内部を消去するようにし
たことを特徴とする。
【0102】図45において、ステップS1で物体輪郭
を検出し、ステップS2で輪郭内物体抽出を行う。この
輪郭内物体抽出は図39もしくは図43の方法で行う。
次にステップS3で物体抽出結果について不要部分の削
除が不要か否かチェックし、削除不要であればステップ
S4で抽出画像データを出力するが、削除が必要な場合
にはステップS5〜S7の処理を行う。ステップS5で
は不要部分の輪郭を検出し、ステップS6で輪郭内部を
指示し、ステップS7で輪郭内部を削除する。
【0103】本発明の物体抽出方法により抽出された物
体によっては、抽出された物体の中に不要な部分、即ち
物体でない部分が含まれることがある。例えば、図46
に示すように、穴162−1,162−2があり、背景
が見えているような場合がある。また、自動車の色変え
のための物体抽出では自動車のボディだけを抽出し、ラ
イトや窓,タイヤ等は不要な部分となる。このような場
合に対処するため本発明にあっては、抽出物体から不要
な部分を削除するモードをもたせている。
【0104】不要部分の削除方法としては、前述した輪
郭検出方法により不要部分の領域の輪郭、例えば図46
で不要となる穴162−1,162−2の輪郭76−
1,76−2を検出し、検出した輪郭76−1,76−
2の内部を図39に示したと同じ塗り潰し方法を適用し
て背景データで塗り潰すことで、抽出された不要部分の
データを消去する。
【0105】図47は自動車の色変えのための物体抽出
における削除処理を示したもので、図47(a)に示す
物体抽出結果が得られた場合には、前述した輪郭検出方
法により窓164,ライト166,168及びタイヤ1
72,174のような不要部分の領域を検出し、各輪郭
内について背景データによる塗り潰しで消去し、不要部
分を削除した画像データを得ることができる。 13:出力データ形式 図48は本発明の物体抽出結果として出力されるデータ
形式を示した説明図である。
【0106】図48において、原画180は背景,境界
及び物体の各データを含んでおり、物体抽出により基本
的には物体画像データ182に示す物体と境界を示すデ
ータが得られる。また、物体画像データ182の反転デ
ータとして、背景画像データ184に示す背景と境界を
示すデータも得ることができる。更に、原画180にお
ける物体と背景の境界領域の混色比率を求め、マスクデ
ータ186に示すように、例えば背景の混色比率を0、
物体の混色比率を1としたとき、境界領域で0〜1の範
囲で変化する混色比率をもつデータを得ることができ
る。
【0107】物体と境界を示す物体画像データ182
は、境界部分を物体の色で埋めておく。また、背景と境
界を示す背景画像データ184にあっては、境界部分を
背景の色で埋めておく。境界混色比率を表わすマスクデ
ータ186は抽出物体を他の画像と合成したり、抽出部
分を色変えして元の画像に埋め込んだりする際に、境界
混色比率の値を使用した境界部分の色変化を決定するこ
とができる。
【0108】例えば、抽出物体と他の画像との合成では
基の物体色と背景色との混色の様子を示す境界混色比率
をそのまま新たな背景色に対し保存するように境界色を
決めることで、合成後にも自然な境界の見え方を実現す
ることができる。通常の画像では、背景色から物体色に
色が変化する境界領域の画素数は2〜3画素程度である
ため、混色比率を求める境界領域としては、前述した輪
郭検出方法で求めた輪郭画素と、輪郭画素の周囲(上下
左右)の画素とすれば良い。混色比率を求める方法は図
8〜図10に示したように、境界画素84に対し物体側
の近傍画素88の物体色及び背景側の近傍画素の背景色
を求め、図14の物体色と背景色の混色モデルについて
示した(1)式から混色比率kを求めれば良い。 14.色調整と画像合成 図49は図48に示したデータ形式の出力結果に基づい
て行われる本発明による色調整と画像合成の処理を示し
たフローチャートである。この図49に示す色調整処理
及び画像合成処理は図3に示した画像処理装置14で行
われることになるが、画像処理用計算機10の機能とし
て内部的にもたなくてもよい。
【0109】図49にあっては、まずステップS1で原
画像について物体抽出結果として得られたデータを入力
する。このデータは図48に示す原画データ180,物
体画像データ182,背景画像データ184及び境界混
色比率を示すマスクデータ186である。次にステップ
S2で色調整モードか画像合成モードかを判別する。
今、オペレータが色調整モードを設定していたとする
と、ステップS3〜S5に示す色調整処理を行う。この
色調整処理はステップS3で変更しようとする物体また
は背景の目標色を色調整目標色として指定する。続いて
ステップS4で指定領域の色を目標色に変更する。
【0110】続いてステップS5で原画像の境界領域に
ついて、入力したマスクデータから得られた混色比率に
基づき、色を変更した部分と変更していない部分との各
色に基づき、境界領域での混色計算を行って境界領域の
色を求める。以上の色調整処理が済むと、ステップS1
0で画像データをカラーディスプレイに出力表示し、ス
テップS10でオペレータによる処理結果の適宜の判断
を受け、処理結果がOKであれば一連の処理を終了し、
処理結果がまずければ再びステップS2に戻り、再度色
調整を行う。
【0111】図50は図49のステップS5で行われる
境界領域の混色演算の内容を模式的に示している。物体
画像データ182は原画像データの抽出結果として得ら
れたもので、物体領域について斜線で示す色データをも
ち、背景領域は0に示すように色指定はない。この物体
画像データ182には同じく原画像の抽出結果として入
力したマスクデータ186を掛け合わせる。
【0112】一方、背景色データ188は色変更を行う
目標色の色データであり、単なる目標色の決定結果とし
て準備される。この背景色データ188には入力したマ
スクデータ186を反転した値をもつマスクデータ19
0を掛け合わせる。そして両者の掛け合わせ結果を加算
合成することで原画像から抽出されたマスクデータの混
色比率に従った境界領域での色変化を色調整において実
現する。
【0113】この混色計算を数式で説明すると次のよう
になる。物体画像データ182の物体色をC1 、マスク
データ186の境界部分において物体色側を1として背
景側で0に変化する混色比率をk、色調整を行う背景色
データ188の背景色をC2、マスクデータ190にお
ける背景側を1として物体側で0まで変化する混色比率
を(k−1)とすると、境界領域における色データC0
は C0 =(k×C1 )+{(k−1)×C2 )} となる。
【0114】図51は図48の出力データの、物体画像
データ182の境界部分を物体の色で埋める方法と背景
画像データ184の境界部分を背景の色で埋める方法を
示す。これはまた、図50に示した混色計算において、
マスクデータ186,190の境界部分の混色比率k,
(k−1)に掛け合わせる背景及び物体側の色の決め方
ともいえる。図51の場合には、例えば上下3段の内の
真中の画素の横並びを例にとると、境界領域96に隣接
する背景70の画素194の色データを背景色C2と
し、また境界領域96に隣接する物体80の画素198
の色データを物体色C1とする。このような物体画素1
98の物体色C1と背景画素194の背景色C2の指定
結果に基づき、図50の混色演算を行って境界領域96
に存在する境界画素192,196の色データを求め
る。
【0115】図52は混色演算に求める物体色と背景色
の他の決め方を示している。この場合には、例えば上下
3段の真中の横並びの画素を例にとって、境界領域96
の境界画素192より1つ離れた背景画素194とその
上下の背景画素200,202の3つの色データの平均
値を求め、この平均値を背景色C2 とする。物体80側
についても同様に、境界画素196より1つ離れた物体
画素198の上下の2つの物体画素204,206の3
つの色データの平均値を求め、これを物体色C 1 とす
る。そして平均値として求めた物体色C1 及び背景色C
2 から図50の混色演算を行って、境界画素192,1
96の色データを求める。勿論、混色計算に用いる物体
色及び背景色の決め方は図51,図52に限定されず、
例えばオペレータが物体色及び背景色を指定するように
してもよい。
【0116】再び図49を参照するに、オペレータが画
像合成を指定した場合にはステップS2のモード判定か
らステップS6〜S8に進んで画像合成処理が行われ
る。即ち、ステップS6でオペレータによる原画像の中
の合成領域の指定例えば背景か物体かを行わせ、次にス
テップS7で合成しようとする画像を他の画像検索から
入力する。続いてステップS8で合成した画像の境界領
域の混色演算を行い、ステップS9でカラーディスプレ
イに結果を出力表示し、ステップS10のオペレータに
よる処理結果の判断を待って次の画像合成を行ったり処
理を終了したりする。
【0117】図53は図49のステップS8に示した画
像合成における境界領域の混色演算の様子を示してい
る。物体画像データ208は原画像の抽出処理により得
られたデータである。また背景画像データ184は新た
に合成するために他の画像から検索入力した背景データ
である。混色演算にあっては、原画像から抽出した物体
画像データ208に同じく原画像から得られた混色比率
のマスクデータ186を掛け合わせる。一方、新たに合
成する背景画像データ184については、原画像から得
られたマスクデータ186の値を反転したマスクデータ
190を掛け合わせる。この演算そのものは図50に示
した色調整の場合と同じである。また混色演算に用いる
物体画像データ208の物体色C1及び新たに合成する
背景画像データ184における背景色C2の決め方につ
いても、図51あるいは図52の決め方を同様に使用す
ることができる。
【0118】尚、図50及び図53の混色計算における
物体色C1及び背景色C2のそれぞれは、例えばRGB
カラーデータを例にとった場合には、 C1 =(R1 ,G1 ,B1 ) C2 =(R2 ,G2 ,B2 ) の3成分をもつデータとして処理される。勿論、色計算
はRGB空間に限定されず、適宜の色空間につき必要に
応じて同様に行うことができる。
【0119】尚、本発明による画像処理方法及び物体抽
出方法の各処理は、計算機によるプログラム制御により
実現しても良いし、専用のハードウェアで実現しても良
いことは勿論である。
【0120】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、オペレータは処理対象とする物体の輪郭の近くを指
示してやるだけで自動的に物体の輪郭検出及び物体抽出
が高精度ででき、オペレータの負担は少なく、また物体
輪郭や物体抽出に必要な処理時間が短くて済み、オペレ
ータの負担も少なくできる。
【0121】また、オペレータによる輪郭の厳密な指示
は必要としないため、輪郭検出や物体抽出を行いながら
画像処理を扱える人の範囲を広げることができる。更
に、物体輪郭や物体の抽出精度が高いことから、抽出結
果を利用した色変え,合成等の処理を高精度に行うこと
ができ、良好な画質をもった画像処理結果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のハードウェア構成図
【図3】本発明の機能ブロック図
【図4】本発明の輪郭検出方法を示したフローチャート
【図5】輪郭検出対象物体の指定方法を示した説明図
【図6】輪郭検出対象物体の他の指定方法を示した説明
【図7】図3の境界検出処理の第1実施例を示したフロ
ーチャート
【図8】境界画素と左右方向の検出画素との差分検出の
説明図
【図9】境界画素と上下方向の検出画素との差分検出の
説明図
【図10】境界画素と斜め方向の検出画素との差分検出
の説明図
【図11】指定点に基づく周囲探索の説明図
【図12】画素の差分に基づく境界判断の説明図
【図13】図3の境界検出処理の第2実施例を示したフ
ローチャート
【図14】物体色と背景色の境界部分での混色比率の説
明図
【図15】境界画素と周辺複数画素の平均による差分検
出の説明図
【図16】図3の輪郭検出処理の第1実施例を示したフ
ローチャート
【図17】指定点に基づく輪郭追跡の説明図
【図18】輪郭追跡で設定する探索領域の説明図
【図19】図3の輪郭検出処理の第2実施例を示したフ
ローチャート
【図20】複数点の指定による輪郭追跡の説明図
【図21】図20の2つの指定点間における輪郭追跡の
詳細説明図
【図22】輪郭領域の指定による輪郭追跡の説明図
【図23】十字線入りカーソルを用いた輪郭追跡の説明
【図24】図3の輪郭検出処理の第3実施例を示したフ
ローチャート
【図25】物体色と背景色の指定による輪郭検出の説明
【図26】物体色と背景色の領域に分けた画像の輪郭画
素の設定説明図
【図27】検出輪郭のスムージング処理の説明図
【図28】検出輪郭の修正を示した説明図
【図29】検出輪郭の修正過程を示した説明図
【図30】幅を持つ輪郭検出処理の第1実施例を示した
フローチャート
【図31】1ラインの輪郭、複数ラインの輪郭、幅をも
つ輪郭の説明図
【図32】境界部分の画素位置に対するデータ価と差分
値の関係を示した説明図
【図33】色変化の緩やかな境界部分の画素位置に対す
るデータ価と差分値の関係を示した説明図
【図34】複数ラインによる境界とその拡大による境界
画素の説明図
【図35】幅を持つ輪郭検出処理の第2実施例を示した
フローチャート
【図36】複数の候補点の検出するための混色比率に対
する閾値の設定を示した説明図
【図37】輪郭の領域的な検出を必要とする画像と輪郭
領域の検出結果を利用した色調整や画像合成の説明図
【図38】本発明の物体抽出方法を示したフローチャー
【図39】図3の物体抽出処理の第1実施例を示したフ
ローチャート
【図40】物体抽出のための輪郭内部の塗り潰しを示し
た説明図
【図41】輪郭内部の塗り潰し方法の説明図
【図42】複雑な輪郭内部の塗り潰し方法の説明図
【図43】図3の物体抽出処理の第2実施例を示したフ
ローチャート
【図44】輪郭外部の塗り潰しによる検出方法の説明図
【図45】削除モードを備えた物体抽出処理の第3実施
例を示したフローチャート
【図46】穴あき物体の削除処理を示した説明図
【図47】自動車のボディ抽出における削除処理を示し
た説明図
【図48】物体抽出結果としての出力データ形式の説明
【図49】本発明による色調整と画像合成の処理を示し
たフローチャート
【図50】物体画像データ、マスクデータ、背景画像デ
ータを用いた色調整の説明図
【図51】マスクデータを用いた混色計算に使用する物
体色と背景色の指定方法を示した説明図
【図52】マスクデータを用いた混色計算に使用する物
体色と背景色の他の指定方法を示した説明図
【図53】物体画像データ、マスクデータ、背景画像デ
ータを用いた画像合成の説明図
【符号の説明】
10:画像処理用計算機 12:画像入力装置 14:画像処理装置 16:CPU 18:内部バス 20:ROM 22:RAM 24:画像入力インタフェース 26:画像保持用メモリ 28:ワークメモリ 30:表示用メモリ 32:ディスプレイコントローラ 34:カラーディスプレイ 36:マウス 38:マウスインタフェース 40:キーボード 42:ディスクコントローラ 44:ハードディスク 46:プリンタコントローラ 48:プリンタ 50:データ出力インタフェース 52:輪郭検出処理部 54:検出方法選択部 56:物体指示部 58:輪郭検出部 60:物体抽出処理部 62:輪郭内指示部 64:物体抽出部 66:不要部削除部 68:データ出力部 70:モニタ画面 72,72−1〜72−12:指定点 74:追跡方向 75:自動車 76:物体輪郭(輪郭) 78:背景 80:物体 82:指示境界領域 84:境界画素 86,88:検出画素 90:探索範囲 92:境界点 94:境界 96:境界領域 98:物体色 100:背景色 104,106:3画素平均検出データ 108:参照マスク 110:直線 112−1〜112−3:直線上の点 114:カーソル 116:十字線 122,124:指定点 126:物体画素 128:境界画素 130:背景画素 132:原画表示画面 134:輪郭検出結果表示画面 136:指示用ボタン表示部 138:修正モード選択ボタン 142:マウスカーソル 164:窓 166,168:ライト 172,174:タイヤ 182,184,186:画像データ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像処理方法に於いて、 検出対象物体の輪郭付近を指示する輪郭指示過程と;該
    輪郭指示過程の指示に基づき輪郭上の境界点を検出する
    境界点検出過程と;該境界点検出過程で検出した境界点
    から順次輪郭上の点を探索して物体輪郭を検出する輪郭
    探索過程と;該輪郭探索過程による物体輪郭の検出を監
    視して終了させる終了過程と;を備え、画像中の任意の
    物体の輪郭を検出することを特徴とするカラー画像処理
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記輪郭指示過程は、対象画像を表示装置に表示す
    る過程と、表示装置に表示された画像上の少なくとも一
    箇所以上の位置を指示する過程とで構成されることを特
    徴とするカラー画像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記輪郭指示過程は、対象画像を表示装置に表示す
    る過程と、表示装置に表示された画像上の境界領域を指
    示する過程とで構成されることを特徴とするカラー画像
    処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記境界点検出過程は、 前記輪郭指示過程で指示した指示位置の座標を検出する
    過程と;該検出座標の近傍の複数画素の画像データを求
    める過程と;前記画像データの複数方向の差分を算出す
    る過程と;前記計算した複数方向の差分の最大値を保存
    する過程と;予め設定された探索範囲のすべての画素の
    差分計算が終了したか否かを判断する過程と;前記差分
    計算が終了していないことを判断した場合は次の探索範
    囲内の画素の座標を検出する過程と;前記差分計算が終
    了したことを判断した場合は探索範囲内の最大の差分の
    画素の座標を境界座標として検出する過程と;で構成さ
    れることを特徴とするカラー画像処理方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記境界点検出過程は、 前記輪郭指示過程による指示位置の座標を検出する過程
    と;前記指示位置の座標近傍の複数画素の画像データを
    求める過程と;前記画像データの複数方向の差分を算出
    する過程と;前記計算した複数方向の差分の最大値をと
    る方向を検出する過程と;前記指示位置の座標近傍の複
    数画素の画像データを加法混色で表し、前記差分の最大
    値をとる方向の複数画素の画像データおける混色の比率
    を計算し計算結果を保存する過程と;予め設定された探
    索範囲のすべての画素の差分計算が終了したか否か判断
    する過程と;前記差分計算が終了していないことを判断
    した場合は次の探索範囲内の画素の座標を検出する過程
    と;前記差分計算の終了を判断した場合は探索範囲内の
    混色比率が予め設定した値に最も近い画素の座標を境界
    座標として検出する過程と;で構成されることを特徴と
    するカラー画像処理方法。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載のカラー画像処理方法
    に於いて、差分を計算する画像データとして、複数画素
    の平均値を用いたことを特徴とするカラー画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】請求項5記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記混色比率を計算する画像データとして、複数画
    素の平均値を用いたことを特徴とするカラー画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記輪郭探索過程は、 前記境界点検出過程で検出した境界点を始点として、探
    索する範囲である周囲画素を設定する過程と;設定した
    周囲画素を探索して次の境界点を検出し該探索と境界点
    の検出を順次繰り返して輪郭を追跡する過程と;該追跡
    の結果を監視して前記始点に戻ったか否か判断し、始点
    に戻ったことを判断した場合に追跡を終了させる過程
    と;予め設定された回数探索を行ったか、あるいは予め
    設定された時間探索を行ったかどうか判断し、設定回数
    または設定時間に達した時に始点に戻っていなくとも強
    制的に追跡を終了させる過程と;から構成されることを
    特徴とするカラー画像処理方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載のカラー画像処理方法に於い
    て、前記輪郭探索過程は、 複数点の指示に基づいて検出した複数の境界点の中の一
    点を始点として、指示された境界点と次の境界点との間
    の座標を検出する過程と;前記検出座標を基に境界点を
    検出して輪郭を追跡する過程と;該追跡の結果を監視し
    て前記始点に戻ったか否か判断し、始点に戻ったことを
    判断した場合に追跡を終了させる過程と;から構成され
    ることを特徴とするカラー画像処理方法。
  10. 【請求項10】請求項1記載のカラー画像処理方法に於
    いて、前記輪郭探索過程は、指定された境界領域内を探
    索して境界点を検出することを特徴とするカラー画像処
    理方法。
  11. 【請求項11】請求項1記載のカラー画像処理方法に於
    いて、前記輪郭探索過程は、 前記検出対象の物体と背景の2点を指示する過程と;前
    記2点の指示に基づいて物体色と背景色の画像データを
    検出する過程と;前記物体色と背景色の画像データの各
    色ごとの平均値を計算する過程と;前記平均値を閾値と
    して画像データ全体を2つの領域に分割する過程と;前
    記分割領域の境界領域を検出する過程と;で構成される
    ことを特徴とするカラー画像処理方法。
  12. 【請求項12】請求項1記載のカラー画像処理方法に於
    いて、前記輪郭探索過程は、 前記検出対象の物体と背景の2点を指示する過程と;前
    記2点の指示に基づいて物体色と背景色の画像データを
    検出する過程と;画像データ全体を前記物体色と背景色
    の加法混色で表し混色比率を計算する過程と;前記混色
    比率を閾値として画像データ全体を2つの領域に分割す
    る過程と;前記分割領域の境界領域を検出する過程と;
    で構成されることを特徴とするカラー画像処理方法。
  13. 【請求項13】請求項1,11又は12記載のカラー画
    像処理方法に於いて、前記輪郭探索過程で検出した輪郭
    のスムージングを行う過程を備えることを特徴とするカ
    ラー画像処理方法。
  14. 【請求項14】請求項1,11又は12記載のカラー画
    像処理方法に於いて、前記輪郭探索過程は、更に、検出
    した輪郭を消去する過程と、前記消去した部分の輪郭を
    再度検出する過程とを備えることを特徴とするカラー画
    像処理方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14記載のカラー画像処理
    方法に於いて、更に、 物体輪郭の検出結果をもとに画像中の物体を抽出する抽
    出過程と;該物体抽出過程で得られた抽出画像データを
    出力する出力過程と;を設けたことを特徴とする物体抽
    出方法。
  16. 【請求項16】請求項15記載のカラー画像処理方法に
    於いて、前記抽出過程は、 輪郭内部の位置を指示する過程と;該輪郭内部の指示に
    基づいて輪郭上の点の座標を検出する過程と;前記輪郭
    上の点座標の検出結果に基づいて輪郭内部の点の座標を
    検出する過程と;で構成されることを特徴とするカラー
    画像処理方法。
  17. 【請求項17】請求項15記載のカラー画像処理方法に
    於いて、前記抽出過程は、 画像全体の端部から輪郭を探索し輪郭外部の座標を検出
    する過程と;前記輪郭外部の座標の検出結果に基づいて
    輪郭内部の点の座標を検出する過程と;で構成されるこ
    とを特徴とするカラー画像処理方法。
  18. 【請求項18】請求項15記載のカラー画像処理方法に
    於いて、前記抽出過程は、 輪郭内部の物体の輪郭を検出する過程と;該検出した輪
    郭内部の位置を指示する過程と;前記輪郭内部の指示結
    果に基づいて輪郭内部を消去する過程と;を備えること
    を特徴とするカラー画像処理方法。
  19. 【請求項19】請求項15記載のカラー画像処理方法に
    於いて、前記出力過程は、 前記抽出過程で抽出した物体輪郭部分の物体色と背景色
    の混色の比率を計算する過程と;前記混色比率の計算結
    果を示すマスクデータ、物体色と境界を示す物体画像デ
    ータ、および背景色と境界を示す背景画像データを出力
    する過程と;で構成されることを特徴とするカラー画像
    処理方法。
  20. 【請求項20】請求項1乃至15記載のカラー画像処理
    方法に於いて、 前記境界点検出過程は、物体周囲の各位置で輪郭として
    の候補点を少なくとも1点以上検出する候補点検出過程
    を備え、 前記輪郭探索過程は、前記候補点検出過程で検出した1
    又は複数の候補点から連続的な1ライン以上の輪郭を検
    出する輪郭検出過程と、該輪郭検出過程で検出した1ラ
    イン又は複数ラインを基に、幅が位置ごとに一定ではな
    い輪郭領域を検出する輪郭領域検出過程とを備えたこと
    を特徴とするカラー画像処理方法。
  21. 【請求項21】請求項20記載のカラー画像処理方法に
    於いて、前記候補点検出過程は、物体周囲の位置での色
    の変化の度合が、ある一定範囲において予め定めた閾値
    より大きい画素を候補点として検出することを特徴とす
    るカラー画像処理方法。
  22. 【請求項22】請求項20又は21記載のカラー画像処
    理方法に於いて、前記輪郭領域検出過程は、検出領域内
    に含まれる候補点以外の画素を輪郭画素として設定する
    ことを特徴とするカラー画像処理方法。
  23. 【請求項23】請求項1乃至15記載のカラー画像処理
    方法に於いて、更に、 前記抽出過程で抽出した原画像の物体色又は背景色いず
    れかを変更すると共に、物体と背景との境界部分につい
    て、色変更前の前記原画像の物体色と背景色との混色の
    比率に基づいて色変更後の境界部分の色を求める色調整
    過程を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  24. 【請求項24】請求項1乃至15記載の画像処理装置に
    於いて、更に、 前記抽出過程で原画像から抽出した物体又は背景を他の
    画像から抽出した背景又は物体と合成すると共に、合成
    した物体と背景との境界部分について、合成前の原画像
    の物体色と背景色との混色の比率に基づいて合成後の境
    界部分の色を求める画像合成過程を設けたことを特徴と
    するカラー画像処理方法。
  25. 【請求項25】請求項23又は24記載のカラー画像処
    理方法に於いて、 前記色調整過程および前記画像合成過程は、前記出力過
    程から出力される物体色と背景色との境界部分での境界
    部分の混色比率を示すマスクデータ、物体色と境界を示
    す物体画像データ、および背景色と境界を示す背景画像
    データに基づいて、色調整および画像合成を行うことを
    特徴とする画像処理方法。
  26. 【請求項26】画像中の任意の物体の輪郭を検出するカ
    ラー画像処理装置に於いて、 RGB信号などの入力画像データを蓄える記憶手段と;
    前記入力された画像を表示する表示手段と;前記表示さ
    れた画像中の検出対象物体の輪郭付近を指示する輪郭指
    示手段と;該輪郭指示手段の指示に基づき輪郭上の境界
    点を検出する境界点検出手段と;該境界点検出手段で検
    出した境界点から順次輪郭上の点を探索して物体輪郭を
    検出する輪郭探索手段と;該輪郭探索手段による物体輪
    郭の検出を監視して終了させる終了手段と;を備えたこ
    とを特徴とするカラー画像処理装置。
  27. 【請求項27】請求項26記載のカラー画像処理装置に
    於いて、更に、 前記輪郭探索手段による物体輪郭の検出結果をもとに画
    像中の物体を抽出する抽出手段と;該物体抽出手段で得
    られた抽出画像データを出力する出力手段と;を設けた
    ことを特徴とするカラー画像処理装置。
  28. 【請求項28】請求項27記載のカラー画像処理装置に
    於いて、前記出力手段は、輪郭を含む物体抽出データ、
    輪郭を含む背景抽出データおよび物体と背景の境界領域
    の混色比率データとの少なくとも1つを出力することを
    特徴する画像処理装置。
  29. 【請求項29】請求項26乃至28記載のカラー画像処
    理装置に於いて、更に、 前記抽出手段で抽出した物体又は背景の色いずれかを変
    更すると共に、物体と背景との境界部分について、色変
    更前の物体色と背景色との混色の比率に基づいて色変更
    後の境界部分の色を求める色調整手段を設けたことを特
    徴とするカラー画像処理装置。
  30. 【請求項30】請求項26乃至28記載のカラー画像処
    理装置に於いて、更に、 前記抽出手段で原画像から抽出した物体又は背景を他の
    画像から抽出した背景又は物体と合成すると共に、合成
    した物体と背景との境界部分について、合成前の原画像
    の物体色と背景色との混色の比率に基づいて合成後の境
    界部分の色を求める画像合成手段を設けたことを特徴と
    するカラー画像処理装置。
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