JPH06203587A - センス回路とそれを構成するデータ線負荷回路、レベルシフタ及び増幅回路 - Google Patents
センス回路とそれを構成するデータ線負荷回路、レベルシフタ及び増幅回路Info
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Abstract
れ、ダイナミックレンジが広く、素子数が少なく、ゲイ
ンが大きく、製造工程が少ないセンス回路を提供する。 【構成】 入力端子INより流れ出す電流が僅かに増加
すると、データ線負荷回路100を流れる電流が減少
し、入力端子INのレベルが僅かに低下する。これが、
反転アンプ300によって増幅され、ノードN12のレ
ベルが上昇する。そのため、電流電圧変換回路200を
流れる電流が僅かに減少する。この結果、出力端子OU
Tの電位が変化し、所望の出力電圧振幅が得られる。
又、データ線負荷回路100により、入力端子INの電
位がほぼ一定に抑えられる。
Description
リ(以下、ROMという)、スタティック・ランダム・
アクセス・メモリ(以下、SRAMという)、ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、DRAMと
いう)等のメモリ回路等において、データ線等の電流を
検知、増幅して高速な読み出しを可能とするシングルエ
ンド型等のセンス回路と、その構成要素であるデータ線
負荷回路、レベルシフタ及び増幅回路とに関するもので
ある。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;エレクトロニクス レターズ(ELECTRONICS LET
TERS)、23[13](1987-6-18)(米)G .C .TEMES ,
W .H .KI“FAST CMOS CURRENT AMPLIFIER AND BUFFER
STAGE”P.696−697 文献2;IEEE ジャーナル オブ ソリッド−ステ
イト サーキットス(IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CI
RCUITS)、26[4](1991-4)(米)Evert Seevinck,
etc “Current −Mode Techniques for High−Speed VL
SI Circuits with Application to Current Sense Ampl
ifier for CMOS SRAM,s ”P.525−536 文献1にはセンスアンプについて記載され、さらに文献
2にはメモリ回路への応用がより具体的に記載されてい
る。図2は、前記文献1,2に記載された従来のセンス
回路を含むメモリ回路の要部回路図である。このメモリ
回路では、複数のスイッチ手段1が、データ線DLに共
通に接続され、該データ線DLに、センス回路10の入
力端子INが接続されている。センス回路10の出力端
子OUTは、図示しないが、次段の電圧差動アンプに接
続される。スイッチ手段1は、例えば、メモリ回路がR
OMの場合、メモリセルそのものである。メモリ回路が
DRAMの場合、スイッチ手段1は、データ線DLと第
2の電位供給端子(例えば、グランドGND)との間に
直列接続されたNチャネルMOSトランジスタ(以下、
NMOSという)1aと1bで構成されている。NMO
S1aのゲートはカラム選択線CLに接続され、さらに
NMOS1bのゲートがビット線BLに接続されてい
る。なお、一般にDRAMにおいては、データ線DLは
相補動作する対線であって、実際にはスイッチ手段1、
データ線DL、及びセンス回路10がもう一組存在し、
2個のセンス回路10の出力端子OUTが、次段の電圧
差動アンプの1対の入力端子に接続されるが、説明の簡
単化のために図2では省略されている。
と電流電圧変換回路12と反転アンプ13とで構成され
ている。データ線負荷回路11は、ゲートがGNDに接
続されたPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMO
Sという)11aで構成され、そのソースが第1の電位
供給端子(例えば、VCC)に、ドレインが入力端子IN
にそれぞれ接続されている。電流電圧変換回路12は、
入力端子INとGNDとの間に直列接続されたPMOS
12a及びNMOS12bで構成されている。PMOS
12aは、ソースが入力端子INに、ゲートがノードN
2に、ドレインが出力端子OUT及びノードN1にそれ
ぞれ接続されている。NMOS12bは、ドレイン及び
ゲートがノードN1に、ソースがGNDにそれぞれ接続
されている。
入力ノードAin及び出力ノードAou t がそれぞれ接続さ
れている。反転アンプ13は、VCCとGNDとの間に直
列接続されたPMOS13a及びNMOS13bで構成
されている。PMOS13aは、ソースがVCCに、ゲー
ト及びドレインが出力ノードAout にそれぞれ接続され
ている。NMOS13bは、ドレインが出力ノードA
out に、ゲートが入力ノードAinに、ソースがGNDに
それぞれ接続されている。
11内のPMOS11aは、非飽和で動作する。即ち、
データ線DLは、VCCに近い高い電位にバイアスされ、
そのバイアス電圧が入力端子INを介して電流電圧変換
回路12に印加される。例えば、選択された1個のスイ
ッチ手段1がオンし、データ線DLに電流ΔIが流れ出
すと、該データ線DLに対してスイッチ手段1と電流電
圧変換回路12とが並列に接続されているので、該電流
電圧変換回路12へ流れ込むバイアス電流がΔIa(≒
ΔI)分減少する。このバイアス電流の減少分が電流電
圧変換回路12で電圧に変換され、出力端子OUTから
出力電圧が出力される。この電流電圧変換回路12の電
流/電圧変換は、次のようにして実行される。即ち、電
流電圧変換回路12を流れるバイアス電流が減少する
と、抵抗手段として働くNMOS12bの電圧降下分が
小さくなり、反転アンプ13の入力でもあるノードN1
の電位が低下し、その結果、該反転アンプ13の出力で
あるノードN2の電位が上昇し、PMOS12aのコン
ダクタンスが小さくなる。そのため、電流電圧変換回路
12を流れる電流は、より小さく絞られる。つまり、電
流電圧変換回路12に正帰還がかかり、出力端子OUT
には大きな電圧振幅が得られることになる。
と、データ線DLへ流れ出す電流が増加するに従い、電
流電圧変換回路12を流れる電流が減少する。そのた
め、データ線負荷回路11を流れる電流の変化が小さな
ものとなって、データ線DLの電位の変化を小さくでき
ることとなる。このように、従来のメモリ回路では、入
力端子INとVCCとの間に、ゲートがGNDに接続され
たPMOS11aからなるデータ線負荷回路11を設
け、該入力端子INとGNDとの間に電流電圧変換回路
12を設け、さらに、該電流電圧変換回路12とデータ
線DLに接続されるスイッチ手段1とが並列に接続され
るように構成している。そのため、電流電圧変換回路1
2に大きなバイアス電圧がかけられるので、動作電圧を
低くしても、充分な動作マージンと動作速度が得られる
(即ち、低電源電圧動作に優れる)。しかも、電流電圧
変換回路12を制御する反転アンプ13の入力は、出力
端子OUTより直接得ることで、センス回路10の全体
に正帰還をかける構成となっているので、入力端子IN
の電位変化を抑えつつ、大きなゲインが得られる。な
お、前記文献1では、前記の動作を安定して得るため
に、NMOS12b及び13bの能力の比と、PMOS
12a及び13aの能力の比とを、等しくさせることが
必要であると記載されている。
回路では、(a)安定して動作するよう各回路定数を定
めるのが容易でない、さらに、(b)特にDRAMに用
いたときにデータ線DLの電圧振幅を充分小さく抑える
ことができない、という問題があった。以下、その問題
を説明する。 (a) 安定動作のための回路定数決定の困難性 まず、安定して動作する回路を得ることが困難であると
いう問題を説明する。例えば、図2において、データ線
負荷回路11と電流電圧変換回路12とを1つの単位回
路(以下、回路1という)と見なし、反転アンプ13を
回路2とする。回路1の入力をノードN2、出力をノー
ドN1と考えると、回路1は反転アンプとして働く。即
ち、第1の反転アンプ(回路1)の出力が第2の反転ア
ンプ(回路2)に入力され、該第2の反転アンプ(回路
2)の出力が第1の反転アンプ(回路1)に入力されて
いる。
るための回路1と回路2の入出力特性図である。図3で
は、横軸に回路1の入力電位VI1と回路2の出力電位V
O2が取られ、縦軸に回路1の出力電位VO1と回路2の入
力電位VI2が取られている。図3中の曲線C1 は回路1
の入出力特性曲線、曲線C2 は回路2の入出力特性曲線
である。次に、各特性の説明を行うが、説明の簡単化の
ため、以下、エンハンスメント型NMOSのスレッショ
ルド電圧をVTN、エンハンスメント型PMOSのスレッ
ショルド電圧をVTP(<0)と略記する。また、以下の
説明においては、各トランジスタとも、特に断らないも
のはエンハンスメント型のものとする。センス回路10
内の回路1では、その入力であるノードN2の電位が上
昇するに従い、出力であるノードN1の電位が低下して
いく。そして、入力の電位がVCC−|VTP|に至ると、
回路1がカットオフとなる。このとき、回路1の出力の
電位はVTNである。一方、回路2では、その入力である
ノードN1の電位が低下するに従い、出力であるノード
N2の電位が上昇していく。この入力の電位がVTNに至
ると、回路2がカットオフし、このときの出力電位がV
CC−|VTP|となる。そのため、入出力特性曲線C1 と
C2 は、動作点Pで交わるだけでなく、他の点Qでも接
することとなる。このように、従来の回路では、動作点
P,Qを複数持つために、ラッチとして保持状態に入っ
たり、あるいは発振したりするおそれが大きく、安定し
た動作が得にくいという問題があった。
で接するのを避ける方法としては、回路2(反転アンプ
13)のPMOS13aのソースに、VCCの替わりに、
VCCより僅かに低い電位VREF を印加することが考えら
れる。ところが、VCC−VRE F →0であるような電位を
発生し、かつ安定して供給することは容易ではない。し
かも、このVREF とVCCとの差が小さすぎれば、ノイズ
等によって回路が発振する等のおそれもある。これに対
し、VCC−VTP=VREF となるような、比較的VCCとの
差が大きい電位の発生は容易である。しかし、このよう
な電位VREF をPMOS13aのソースに印加した場
合、電流電圧変換回路12と反転アンプ13との回路定
数の対称性が悪くなるため、前述したように各トランジ
スタの能力比を前記文献1に記載されたごとく定めただ
けでは、充分な増幅が行われなくなる。又、従来の構成
においては、センス回路10の出力振幅を大きくしよう
とすると、反転アンプ13の出力振幅も大きくなり、正
帰還のループ利得が高くなり過ぎるという問題もある。
即ち、出力の電圧振幅と回路のゲインとを独立して調整
できないとう問題があり、各種の分野への応用が容易で
なかった。
の電圧振幅抑制の困難性 次に、DRAMに用いたとき、データ線DLの電圧振幅
を充分小さく抑えることができないという問題について
説明する。一般に、DRAMにおいては、ワード線が活
性化された直後のビット線対の電圧振幅は小さく、よっ
てデータ線DLを流れる電流の変化は極めて小さい。一
方、ページモードにおけるコラム・アドレス・ストロー
ブ(CAS)アクセス動作のように、ワード線が活性化
されてから充分時間が経過した時点では、ビット線対の
電圧振幅は大きなものとなっており、データ線DLを流
れる電流の変化が大きなものとなる。つまり、DRAM
においては、ダイナミックレンジの広いセンス回路が必
要とされる。又、従来の構成では、データ線負荷回路1
1が、ゲートがGNDに接続されたPMOS11aで構
成されているため、次のような問題があった。即ち、ビ
ット線対の電圧振幅が小さい時点で、確実に読み出しが
行えるように、PMOS11aの能力を決めると、該ビ
ット線対の電圧振幅が大きい状態での読み出し動作時
に、該PMOS11aの飽和が始まってしまい、データ
線DLの電位変化が不必要に大きくなる。このため、従
来のものでは、次のアドレスの読み出しが遅れたり、セ
ンス回路10の動作が不安定になるという問題がある。
11として、ゲートとドレインを接続したNMOSを用
いる例も記載されている。このような構成の場合、負荷
曲線が急激に曲がることがないので、ダイナミックレン
ジを広くできる。ところが、このようなデータ線負荷回
路11を用いた場合、電流電圧変換回路12にはバイア
ス電圧がVCC−VTNN (但し、VTNN は基板効果を含む
NMOSのスレッショルド電圧であり、VTNN ≫VTN)
までしか印加できない。そのため、特に低電源電圧動作
おいては、VCC≫VCC−VTNN となって、動作速度及び
動作マージンの点で大きな不都合が生じる。本発明は、
前記従来技術が持っていた課題として、電流電圧変換回
路12を制御する反転アンプ13の入力をセンス回路1
0の出力端子OUTから得るため、安定した動作をする
回路が得難く、しかも出力振幅の大きさと回路のゲイン
を独立に調整できないという問題点、さらに、データ線
負荷回路11は、ゲートがGNDに接続されたPMOS
11a、あるいはドレインとゲートが接続されたNMO
Sで構成しているため、低電源電圧動作においてダイナ
ミックレンジの広いセンス回路10が得られないという
問題点について解決した、センス回路とそれを構成する
データ線負荷回路、レベルシフタ及び増幅回路を提供す
るものである。即ち、本発明の第1の目的は、低電源電
圧動作に優れ、動作の安定性に優れたセンス回路を提供
する。
イナミックレンジの広いセンス回路を提供する。第3の
目的は、低電源電圧動作に優れ、動作の安定性に優れ、
ダイナミックレンジが広く、素子数の少ないセンス回路
を提供する。第4の目的は、製造工程数が少なく、ゲイ
ンが大きく、低電源電圧動作及び動作の安定性に優れた
センス回路を提供する。第5の目的は、製造工程数が少
なく、ゲインが大きく、低電源電圧動作及び動作の安定
性に優れ、ダイナミックレンジの広いセンス回路を提供
する。さらに他の目的は、センス回路を構成するのに好
適であると共に、他の分野に用いても有用なデータ線負
荷回路、レベルシフタ、及び増幅回路を提供することに
ある。
を達成するために、入力端子と第1の電位供給端子(例
えば、VCC)との間に接続された負荷手段と、前記入力
端子と第2の電位供給端子(例えば、GND)との間に
接続された電流電圧変換回路と、前記電流電圧変換回路
を制御する反転アンプとを備えたセンス回路において、
前記反転アンプを次のように構成している。ここで、前
記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との間
に接続されゲートが前記反転アンプの出力ノードに接続
された第1伝導型のMOSトランジスタと、前記出力端
子と前記第2の電位供給端子との間に接続された第1の
抵抗手段とを、有している。
導型のデプレッション型MOSトランジスタと第2の抵
抗手段とが直列形態に接続(即ち、直列接続、又は他の
回路素子等を介して直列状態に接続)され、かつ入力ノ
ードが前記入力端子に接続されている。第2の発明で
は、第1の発明の反転アンプを備えたセンス回路におい
て、次のような手段を講じている。ここで、前記電流電
圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との間に接続さ
れゲートが前記反転アンプの出力ノードに接続された第
1伝導型の第1のMOSトランジスタと、前記出力端子
と前記第2の電位供給端子との間に接続された第1の抵
抗手段とを、有している。そして、本発明では、前記反
転アンプの入力ノードが前記入力端子に接続されてい
る。さらに、前記負荷手段は、前記入力端子と前記第1
の電位供給端子との間に接続された第1伝導型の第2の
MOSトランジスタと、レベルシフタを有し、該レベル
シフタの入力ノードが前記入力端子に接続され該、レベ
ルシフタの出力ノードが前記第2のMOSトランジスタ
のゲートに接続されている。
給端子との間に接続された負荷手段と、前記入力端子と
第2の電位供給端子との間に接続された電流電圧変換回
路と、入力ノード及び第1,第2の出力ノードを有し前
記電流電圧変換回路を制御する増幅回路とを備えたセン
ス回路において、次のような手段を講じている。ここ
で、前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子
との間に接続されゲートが前記増幅回路の第1の出力ノ
ードに接続された第1伝導型の第1のMOSトランジス
タと、前記出力端子と前記第2の電位供給端子との間に
接続された第1の抵抗手段とを、有している。
子と前記第1の電位供給端子との間に接続されゲートが
前記増幅回路の第2の出力ノードと接続された第1伝導
型の第2のMOSトランジスタを有している。さらに、
前記増幅回路は、ゲートが前記増幅回路の入力ノードに
接続されドレインが前記増幅回路の第1の出力ノードに
接続された第1伝導型のデプレッション型MOSトラン
ジスタと、ゲートが前記増幅回路の入力ノードに接続さ
れソースが前記増幅回路の第2の出力ノードに接続され
た第2伝導型の第3のMOSトランジスタと、電流入力
端子が前記増幅回路の第1の出力ノードに接続され電流
出力端子が前記増幅回路の第2の出力ノードに接続され
た第2伝導型MOSトランジスタ構成のカレントミラー
回路とを有している。さらに、前記増幅回路の出力ノー
ドは、前記入力端子に接続されている。第4の発明で
は、第1の発明のセンス回路において、前記反転アンプ
は、その入力ノードが前記入力端子に接続されかつ直列
形態に接続された負性抵抗回路と第2の抵抗手段とを備
えている。さらに、前記負性抵抗回路は、前記反転アン
プの入力ノードに接続された制御端子と、前記第1の電
位供給端子に直接又はスイッチ手段を介して接続された
第1の入出力端子と、前記反転アンプの出力ノード及び
前記第2の抵抗手段に接続された第2の入出力端子と
を、有している。第5の発明では、第3の発明のセンス
回路において、次のような手段を講じている。ここで、
前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記増幅回路の第1の出力ノード
に接続された第1伝導型のMOSトランジスタと、前記
出力端子と前記第2の電位供給端子との間に接続された
第1の抵抗手段とを、有している。そして、本発明の増
幅回路は、その入力ノードが前記入力端子に接続されか
つ直列形態に接続された負性抵抗回路と第2の抵抗手段
とを備えている。さらに、前記負性抵抗回路は、前記増
幅回路の入力ノードに接続された制御端子と、前記第1
の電位供給端子に直接又はスイッチ手段を介して接続さ
れた第1の入出力端子と、前記増幅回路の第1の出力ノ
ード及び前記第2の抵抗手段に接続された第2の入出力
端子と、前記増幅回路の第2の出力ノードに接続された
出力端子とを、有している。
ンス回路における負性抵抗回路は、ソースが前記第1の
入出力端子に、ドレインが前記第2の入出力端子にそれ
ぞれ接続された第1伝導型の第1のMOSトランジスタ
と、ドレインが前記第1の電位供給端子に、ゲートが前
記制御端子に、ソースが前記第1のMOSトランジスタ
のゲート及び該負性抵抗回路の出力端子にそれぞれ接続
された第2伝導型の第2のMOSトランジスタと、ドレ
インが前記第2のMOSトランジスタのソースに、ゲー
トが前記第2の入出力端子に、ソースが前記第2の電位
供給端子にそれぞれ接続された第2伝導型の第3のMO
Sトランジスタとを、備えている。第7の発明では、デ
ータ線負荷回路において、データ線に接続される入力端
子と電位供給端子との間に接続されたMOSトランジス
タと、前記入力端子の電位をレベルシフトして前記MO
Sトランジスタのゲートを制御するレベルシフタとを、
備えている。第8の発明では、入力端子の電位をレベル
シフトして出力端子から出力するレベルシフタにおい
て、ソースが電位供給端子に、ゲートが前記入力端子に
それぞれ接続された第1伝導型のデプレッション型MO
Sトランジスタと、ドレインが前記電位供給端子に、ゲ
ートが前記入力端子に、ソースが前記出力端子にそれぞ
れ接続された第2伝導型のMOSトランジスタと、第2
伝導型MOSトランジスタで構成され、かつ電流入力端
子が前記デプレッション型MOSトランジスタのドレイ
ンに、電流出力端子が前記第2伝導型のMOSトランジ
スタのソースにそれぞれ接続されたカレントミラー回路
とを、備えている。第9の発明では、入力端子の電位を
増幅して第1及び第2の出力端子から出力する増幅回路
において、直列形態に接続された負性抵抗回路と抵抗手
段とを備え、前記負性抵抗回路は、前記入力端子に接続
された制御端子と、第1の電位供給端子に直接又はスイ
ッチ手段を介して接続された第1の入出力端子と、前記
第1の出力端子及び抵抗手段に接続された第2の入出力
端子と、前記第2の出力端子に接続された出力端子と
を、有している。
における負性抵抗回路は、ソースが前記第1の入出力端
子に、ドレインが前記第2の入出力端子にそれぞれ接続
された第1伝導型の第1のMOSトランジスタと、ドレ
インが前記第1の電位供給端子に、ゲートが前記制御端
子に、ソースが前記第1のMOSトランジスタのゲート
及び前記出力端子にそれぞれ接続された第2伝導型の第
2のMOSトランジスタと、ドレインが前記第2のMO
Sトランジスタのソースに、ゲートが前記第2の入出力
端子に、ソースが第2の電位供給端子にそれぞれ接続さ
れた第2伝導型の第3のMOSトランジスタとを、備え
ている。
を構成したので、反転アンプの入力ノードに接続された
入力端子を例えばVCC近くにバイアスすることが可能と
なり、電流電圧変換回路に充分大きなバイアス電圧が印
加でき、低電源電圧動作の向上が図れる。さらに、回路
の動作点が複数生じることがなく、動作の安定性が図れ
るばかりか、出力振幅の大きさとゲインの大きさとを独
立に調整可能となり、所望の特性を容易に実現できる。
第2の発明によれば、負荷手段を、入力端子と第1の電
位供給端子との間に設けられた負荷用の第2のMOSト
ランジスタと、入力端子に接続されたレベルシフタとで
構成し、該レベルシフタの出力を負荷用の第2のMOS
トランジスタのゲートと接続している。これにより、負
荷手段の特性の直線性が改善され、低電源電圧動作の向
上や、ダイナミックレンジの拡大が図れる。第3の発明
によれば、センス回路は、負荷手段と電流電圧変換回路
と増幅回路とを備え、該増幅回路が、第1伝導型のデプ
レッション型MOSトランジスタと、第3のMOSトラ
ンジスタと、カレントミラー回路とを有している。これ
により、センス回路の入力端子を例えばVCCに近くにバ
イアスしたとき、入力電圧信号がレベルシフトされ、大
きく増幅されてレベルシフト出力が得られる。このレベ
ルシフト出力により、負荷手段の特性の直線性の向上が
図れる。又、増幅回路の入力はセンス回路全体の入力端
子より得られるので、回路動作が安定し、さらに、1つ
の増幅回路で反転増幅出力とレベルシフト出力とが得ら
れるので、センス回路の構成素子数を減少できる。
手段と電流電圧変換回路と反転アンプとを備え、該反転
アンプの入力ノードが、センス回路の入力端子に接続さ
れ、さらに該反転アンプが負性抵抗回路と第2の抵抗手
段とを有している。これにより、入力端子のバイアス電
位を例えばVCC近くにしても、反転アンプがカットオフ
しないので、電流電圧変換回路に充分大きなバイアス電
圧の印加が可能となり、低電源電圧動作の向上が図れ
る。反転アンプの入力は、センス回路全体の入力端子よ
り得ているので、動作の安定性が図れる。さらに、出力
振幅の大きさと回路のゲインとを独立に調整可能なた
め、所望の特性のものが容易に得られる。又、反転アン
プに負性抵抗回路を用いたので、ゲインを大きくでき、
さらに反転アンプの動作の安定性が図れ、さらに製造工
程の削減化が可能となる。
手段と電流電圧変換回路と増幅回路とを備え、さらに該
増幅回路が、負性抵抗回路と第2の抵抗手段とを有して
いる。これにより、増幅回路の第2の出力より、入力電
圧信号がレベルシフトされ、かつ増幅されてレベルシフ
ト出力が得られる。このレベルシフト出力によって負荷
手段が制御されるので、該負荷手段の特性が改善され
る。又、第4の発明と同様に、動作の安定性、ゲインの
増大、及び低電源電圧動作におけるダイナミックレンジ
の拡大が図れる。さらに、増幅回路は反転アンプとレベ
ルシフタの機能を持つので、センス回路の構成素子数の
削減化と、製造工程の簡略化が図れる。
1,第2,第3のMOSトランジスタを有しているの
で、ゲインの増大、動作の安定性、及び製造工程の簡略
化が図れる。第7の発明によれば、データ線負荷回路は
MOSトランジスタ及びレベルシフタを有しているの
で、負荷特性の直線性が改善され、ダイナミックレンジ
の拡大が図れる。第8の発明によれば、レベルシフタ
は、デプレッション型MOSトランジスタとMOSトラ
ンジスタとカレントミラー回路とを備えているので、同
一の入力電圧振幅の信号に対して従来のものより大きな
出力電圧振幅を有するレベルシフト信号の出力が行え
る。第9及び第10の発明によれば、増幅回路は、負性
抵抗回路と抵抗手段を備えているので、ゲインの大きい
反転増幅出力と増幅されたレベルシフト出力とが得られ
る。従って、前記課題を解決できるのである。
図である。このセンス回路では、入力端子INがノード
N11に接続され、該ノードN11と第1の電位供給端
子(例えば、VCC)との間にデータ線負荷回路100が
接続されている。ノードN11と第2の電位供給端子
(例えば、GND)との間には、電流電圧変換回路20
0が接続されている。電流電圧変換回路200は、PM
OS201及び抵抗手段210の直列回路で構成されて
いる。PMOS201は、ソースがノードN11に、ゲ
ートがノードN12に、ドレインが抵抗手段210の一
端及び出力端子OUTに、それぞれ接続されている。抵
抗手段210の他端は、GNDに接続されている。ノー
ドN11,N12には、反転アンプ300の入力ノード
Ain及び出力ノードAout がそれぞれ接続されている。
反転アンプ300は、デプレッション型のPMOS30
1及び抵抗手段310の直列回路で構成されている。P
MOS301は、ソースがVCCに、ゲートが入力ノード
Ainに、ドレインが抵抗手段310の一端及び出力ノー
ドAout に、それぞれ接続されている。抵抗手段310
の他端は、GNDに接続されている。
CCに近い所定のレベルにバイアスされている。データ線
負荷回路100から入力端子INへ、一定のバイアス電
流I1 が流れている(I1 =0であってもよい)。又、
データ線負荷回路100から電流電圧変換回路200へ
も、一定のバイアス電流I2 が流れている。この状態
で、PMOS201は飽和状態となるように設計されて
いる。例えば、入力端子INより流れ出す電流I1 がΔ
I1 だけ増加したとする。すると、データ線負荷回路1
00を流れる電流が減少し、入力端子IN(即ち、ノー
ドN11)のレベルが僅かに低下する。これが反転アン
プ300によって増幅され、ノードN12のレベルが上
昇する。そのため、PMOS201のソース電位が低下
し、そのゲート電位が上昇するので、該ゲート・ドレイ
ン間電圧が小さくなり、コンダクタンスが小さくなる。
PMOS201は飽和しているので、そのコンダクタン
スが大きく変化し、電流電圧変換回路200を流れる電
流I2 がΔI2 (≒ΔI1 )だけ減少する。この結果、
出力端子OUTの電位はΔV=−ΔI2 ・r11(但し、
r11;抵抗手段210の抵抗値)だけ変化するので、こ
の抵抗値r11を適宜定めて所望の出力電圧振幅を得るこ
とができる。一方、データ線負荷回路100を流れる電
流IL については、電流I1 が増大した分、電流I2 が
減少するので、大きな変化がない。従って、入力端子I
Nの電位は、ほぼ一定に抑えられる。このように、入力
端子INの電圧振幅を抑えつつ、入力電流信号に対応し
た大きな電圧振幅の出力信号を得ることができる。
路200が設けられているので、メモリ回路等において
該入力端子INにデータ線を接続して用いる場合、該デ
ータ線に接続される各スイッチ手段と電流電圧変換回路
200とが並列に接続されることとなり、両者に充分な
バイアス電圧を印加できる。従って、電源電圧を低くし
ても、動作速度及び動作マージンの点で優れている、即
ち低電源電圧動作に優れている。 (b) 反転アンプ300において、その入力ノードA
inと接続されるMOSトランジスタをデプレッション型
のものとしたので、該反転アンプ300がカットオフす
ることがなく、入力端子INのバイアス電位をVCCに充
分近づけることができる。従って、電流電圧変換回路2
00にはほぼVCCいっぱいまでバイアス電圧を印加で
き、さらに低電源電圧動作に優れたものが得られる。 (c) 電流電圧変換回路200を制御する反転アンプ
300の入力ノードAinの信号をセンス回路の入力端子
INより直接得ているので、動作の安定性に優れてい
る。以下この点を詳述する。例えば、図1において、デ
ータ線負荷回路100と電流電圧変換回路200をひと
まとめにして回路1とし、又反転アンプ300を回路2
とする。回路2に対する回路1の入力はノードN12で
あり、出力はノードN11である。一方、回路1に対す
る回路2の入力はノードN11であり、出力がノードN
12である。即ち、回路1と回路2の入力と出力は、互
いに交差接続されている。ここで、回路1に注目する
と、回路1の出力(ノードN11)は、その入力(ノー
ドN12)に対してソースフォロワとなっている。つま
り、回路1は回路2に対してソースフォロワとして働く
ので、入力と出力は逆相にならず、増幅率が1より小さ
い。よって、正帰還がかかることがなく、ラッチとして
保持状態に入ったり、あるいは発振したりするおそれの
ない、安定したものが得られる。
抵抗手段210の値を大きなものとすればよい。センス
回路全体のゲインを上げるためには、反転アンプ300
のゲインを上げたり、あるいは電流電圧変換回路200
内のPMOS201のゲートのバイアス電位を適宜定め
て、該PMOS201の飽和を深くする等の調整を行え
ばよい。このように、出力電圧振幅の大きさと、回路全
体のゲインを独立に調整できるので、所望の特性を容易
に得ることができる。
体化した回路図であり、図1中の要素と共通の要素には
共通の符号が付されている。
回路100が、ゲートがGNDに接続されたPMOS1
01で構成され、さらに電流電圧変換回路200内の抵
抗手段210が、ゲートとドレインが接続されたNMO
S211で構成され、さらに反転アンプ300内の抵抗
手段310が、ゲートとドレインが接続されたNMOS
311で構成されている。他の構成は、図1と同一であ
る。
る。 (1) 反転アンプ300内の抵抗手段が、ゲートとド
レインを接続したNMOS311で構成されているの
で、該反転アンプ300の出力ノードAout の電圧振幅
が制限される。そのため、回路全体のゲインは小さくな
るが、ダイナミックレンジを広くすることができる。そ
れ以外の構成は、第1の実施例と基本的に同一であるの
で、第1の実施例と同様に、低電源電圧動作に優れ、動
作の安定性に優れるという利点がある。
様に、出力電圧振幅の大きさと、回路全体のゲインを独
立に調整できる。ここで、動作の安定性について、図5
を参照しつつ具体的に説明する。まず、図4において、
データ線負荷回路100と電流電圧変換回路200とを
ひとまとめにして回路1とし、その入力をノードN12
とし、出力をノードN11とする。又、反転アンプ30
0を回路2とする。すると、回路1と回路2は、その入
力と出力とが互いに交差接続されている。図5は、この
ような構成の回路の安定性を判定するための入出力特性
図である。図5の横軸は、回路1の入力電位VI1及び回
路2の出力電位VO2であり、縦軸が、回路1の出力電位
VO1及び回路2の入力電位VI2である。又、曲線C1 は
回路1の入出力特性曲線、曲線C2 は回路2の入出力特
性曲線である。
対してソースフォロワとして働く。そのため、特性曲線
C1 は、入力電位VI1が上昇すると出力電位VO2も上昇
する形状となる。回路2は反転アンプ300であるの
で、その特性曲線C2 は、入力電位VI2が上昇すると出
力電位VO2が降下する形状となる。従って、特性曲線C
1 とC2 は、1つの動作点Pで交わる。このように、動
作点Pが一点しか存在しないので、極めて安定な回路が
得られる。
した第3の実施例を示すセンス回路の回路図であり、図
1及び図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。このセンス回路は、図4のセンス回路のゲイ
ンを向上させたものであり、図4のセンス回路と同様の
データ線負荷用のNMOS101と電流電圧変換回路2
00とを備え、さらに、反転アンプ300と構成の異な
る反転アンプ300Aが設けられている。反転アンプ3
00Aは、デプレッション型PMOS301及びNMO
S311の直列回路で構成されている。PMOS301
は、ソースがVCCに、ゲートが入力ノードAinに、ドレ
インが出力ノードAout に、それぞれ接続されている。
NMOS311は、ドレインが出力ノードAout に、ゲ
ートが入力ノードAinに、ソースがGNDに、それぞれ
接続されている。他の構成は、図4と同一である。
反転アンプ300Aの入力ノードAinに接続したので、
該反転アンプ300Aのゲインを大きくできる。よっ
て、回路全体としてはダイナミックレンジがやや狭くな
るが、回路のゲインを向上できる。又、動作は、基本的
には第1及び第2の実施例と同様であるので、それらと
同様の利点が得られる。
図であり、第1〜第3の実施例を示す図1、図4、及び
図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。このセンス回路では、図4及び図6のデータ線負荷
回路100と構成の異なるデータ線負荷回路100A
と、図4と同一の電流電圧変換回路200及び反転アン
プ300とを、備えている。データ線負荷回路100A
は、ノードN11に接続された入力ノードLinとVCCと
の間に接続されたPMOS101と、入力ノードが入力
ノードLinに接続され出力がノードN21を介してPM
OS101のゲートに接続されたレベルシフタ102と
で、構成されている。他の構成は、第1〜第3の実施例
と同様であるため、センス回路としての基本的な動作が
同一である。よって、同一部分の構成及び基本的な動作
の説明は省略し、以下、主にデータ線負荷回路100A
の特性について述べる。図8は、図7のデータ線負荷回
路100Aの負荷曲線を示す特性図である。図8の横軸
は入力ノードLinの電位VLIN 、縦軸はデータ線負荷回
路100A内のPMOS101を流れる電流IL であ
る。実線の曲線l1 は、データ線負荷回路100Aの負
荷曲線である。破線の曲線l2 及びl3 は、説明のため
に加えたもので、曲線l2 はPMOS101のみを負荷
とし、そのゲート電位VG をVG =VCC−VSHF とした
負荷曲線である。曲線l3 は、PMOS101のみを負
荷とし、そのゲート電位VG をVG =0Vとした負荷曲
線である。電圧VSHF は、レベルシフタ102によるシ
フト電圧であり、|VSHF |≧|VTP|と設計される。
の電位がレベルシフタ102によって電圧VSHF だけシ
フトダウンされ、ノードN21を介してPMOS101
のゲートへ出力される。よって、PMOS101のゲー
ト電位VG は、VG =VCC−VSHF となる。電位VLIN
が低下していくと、ゲート電位VG も低下していくの
で、PMOS101を流れる電流IL が増加していく。
さらに、電位VLIN が低下してVLIN<VSHF となる
と、VG =0Vとなって電位VLIN によらず一定となる
ので、電流IL が一定となる。そのため、負荷曲線l1
は、電位VLIN がVCCに近い領域では曲線l2 における
非飽和領域での接線を延長したような特性を示し、電位
VLIN が低下して曲線l3 に近づくと、飽和するような
形を示す。このように、データ線負荷回路100A全体
としては、見かけ上、非飽和領域が拡張されたMOSト
ランジスタのようにふるまう。ここで、曲線l3 は従来
のデータ線負荷回路の特性に相等することを考えると、
本実施例のデータ線負荷回路100Aでは、特性の飽和
が始まる電流値を等しくしたとき、従来のものより、そ
の等価抵抗値を大きくできることとなる。即ち、入力ノ
ードLinの電圧振幅の最大許容値を等しく設計したと
き、従来のものより、微小な電流信号を確実にセンスで
きることとなる。これに対し、データ線負荷回路の等価
抵抗値を等しくすれば、本実施例のものは、従来のもの
よりも、その特性の飽和が始まる電流値を大きくでき
る。
点を有している。 (i) データ線負荷回路100AがPMOS101及
びレベルシフタ102で構成されているので、負荷特性
の直線性が改善され、従来よりダイナミックレンジの広
いセンス回路が得られる。又、レベルシフタ102の働
きにより、入力端子INの電位がVCCであっても、負荷
用のPMOS101がカットオフしないので、該入力端
子INのバイアス電位を充分VCCに近いものとできる。
従って、ダイナミックレンジを広くしても、低電源電圧
動作に優れるという利点は損なわれない。
実施例のデータ線負荷回路100に代えて、構成の異な
るデータ線負荷回路100Aを設けており、他の構成は
同一である。従って、第1の実施例と同様に、低電源電
圧動作に優れ、動作の安定性に優れ、かつ所望の特性が
容易に得られるという利点を有している。
0Aの用途は、センス回路だけでなく、より直線性の改
善された電流電圧特性を必要とする種々の回路の負荷手
段に用いても有効である。
図であり、第1〜第4の実施例を示す図1、図4、図
6、及び図7中の要素と共通の要素には共通の符号が付
されている。このセンス回路は、図7と同様のデータ線
負荷用のPMOS101と、図1と同様の電流電圧変換
回路200と、増幅回路400とで、構成されている。
データ線負荷用のPMOS101は、入力端子INとV
CCとの間に直列接続され、該入力端子INとGNDとの
間に電流電圧変換回路200が接続されている。電流電
圧変換回路200は、図1と同様に、PMOS201と
抵抗手段210との直列回路で構成され、その両者の接
続点が出力端子OUTに接続されている。増幅回路40
0は、入力端子INにノードN31を介して接続された
入力ノードAinと、PMOS201のゲートにノードN
32を介して接続された第1の出力ノードAout1と、P
MOS101のゲートにノードN33を介して接続され
た第2の出力ノードAout2とを有している。この増幅回
路400は、図7のレベルシフタ102と反転アンプ3
00とを1つの回路で実現したもので、入力ノードAin
にゲートが接続されたデプレッション型のPMOS40
1と、該入力ノードAinにゲートが接続されたNMOS
402と、NMOS411,412からなるカレントミ
ラー回路410とで、構成されている。PMOS401
は、ソースがVCCに、ドレインがカレントミラー回路4
10の電流入力ノードIinに、それぞれ接続されてい
る。NMOS402は、ドレインがVCCに、ソースがカ
レントミラー回路410の電流出力ノードIout 及び第
2の出力ノードAout2に、それぞれ接続されている。
するNMOS411,412の各ソースがGNDに接続
され、その各ゲートが第1の出力ノードAout1に接続さ
れている。NMOS411のドレイン及びゲートは、電
流入力ノードIinに接続されている。NMOS412の
ドレインは、電流出力ノードIout に接続されている。
(2)入力ノードAinの電位と第1の出力ノードAout2
の電位との関係と、(3)センス回路全体の動作と本実
施例の利点を説明する。 (1) 増幅回路400の動作 入力ノードAinと出力ノードAout1との間には、PMO
S401及びNMOS411からなる反転アンプが接続
されており、この部分は図4の反転アンプ300と同一
の構成である。従って、出力ノードAout1には、入力ノ
ードAin(即ち、入力端子IN)の電圧信号が反転増幅
して出力される。
力ノードAout2の電位との関係 図10は、図9の増幅回路400の出力ノードAout2の
動作を説明するための動作特性図である。この図の縦軸
は電流、横軸は電圧である。例えば、NMOS411と
412の能力は等しいものとする。図10において、曲
線CNaは、横軸を出力ノードAout2の電位、縦軸をNM
OS402を流れる電流の大きさとし、入力ノードAin
の電位をVa としたときの該NMOS402の電流電圧
特性曲線である。図10に示すように、出力ノードA
out2の電位がVa −VTNN より低くなると、電流が流れ
始める。又、曲線CNbは、入力ノードAinの電位をVb
としたときのNMOS402の電流電圧特性曲線であ
り、縦軸と横軸の定義は曲線CNaのものと同一である。
この場合、出力ノードAout2の電位がVb −VTNN より
低くなると、電流が流れ始める。曲線la 及びlb は、
横軸を出力ノードAout2の電位とし、縦軸をNMOS4
12を流れる電流の大きさとしたときの該NMOS41
2の電流電圧特性曲線である。曲線la は、入力ノード
Ainの電位がVa であるときのものであり、曲線lb は
入力ノードAinの電位がVb であるときのものである。
曲線Cb は、横軸を入力ノードAinの電位とし、縦軸を
PMOS401を流れる電流としたときの該PMOS4
01の電流電圧特性曲線である。例えば、入力ノードA
inの電位がVa であるとき、PMOS401を流れる電
流をIa とすると、この電流Ia はNMOS411にも
流れる。NMOS411及び412はカレントミラー回
路410を構成しているから、NMOS412において
も電流Ia が流れることになる。そのため、NMOS4
12の特性曲線la とNMOS402の特性曲線CNaと
は、電流値がIa となる点Pa で交わる。この点P
a が、入力ノードAinの電位がVa であるときの出力ノ
ードAout2の動作点であって、動作点Pa の電圧値V
outaが出力ノードAout2の電位となる。同様に、入力ノ
ードAinの電位がVb であるとき、PMOS401を流
れる電流をIb とすると、このとき、NMOS412を
流れる電流もIb となって、該NMOS412の特性曲
線lb とNMOS402の特性曲線CNbとは、電流値が
Ib となる点Pb で交わる。この点Pb が入力ノードA
inの電位がVb であるときの出力ノードAout2の動作点
であり、その電圧値Voutbが出力ノードAout2の電位と
なる。このように、本実施例における増幅回路400で
は、入力電圧信号がレベルシフトされるだけでなく、入
力電圧振幅Va −Vb が増幅されてVouta−Voutb(>
Va −Vb )なる大きな電圧振幅が得られる。
る条件は、NMOS412が飽和していることであり、
入力ノードAinの電位がVCCに充分近いことが必要であ
る。しかし、これは本実施例のセンス回路の使用条件そ
のものであって、動作を制約するものではない。次に、
従来のレベルシフタによる出力電圧振幅と、本実施例の
ものとを比較する。例えば、NMOS412を、電流I
a を流す定電流源となるように構成する。すると、入力
ノードAinの電位がVb であるときの出力ノードAout2
の動作点はPbbとなり、電位はVoutbb となるので、出
力電圧振幅はVouta−Voutbb となって本実施例のもの
より小さい。即ち、本実施例の増幅回路400において
は、同一の入力電圧振幅の信号に対して、従来のものよ
り大きな出力電圧振幅を有するレベルシフト信号が得ら
れる。
の利点 増幅回路400の第1の出力ノードAout1には、入力信
号INの電圧信号の反転増幅された電圧出力信号が得ら
れ、これが電流電圧変換回路200内のPMOS201
のゲートを駆動する。一方、増幅回路400の働きによ
り、入力端子INの電圧信号がレベルシフトされ、かつ
増幅されたレベルシフト信号が得られ、これにより、デ
ータ線負荷用のPMOS101のゲートが制御される。
そのため、センス回路全体の動作は、基本的には第4の
実施例を示す図7のものと同一であり、低電源電圧動作
に優れ、動作の安定性に優れると共に、ダイナミックレ
ンジの広いセンス回路が得られる。
きく増幅されたレベルシフト出力が得られるので、第4
の実施例を示す図7におけるものより、さらにデータ線
負荷の特性が改善されたダイナミックレンジのより広い
ものが得られる。その上、本実施例では、1つの増幅回
路400により、入力電圧信号の反転増幅出力とレベル
シフト出力とが得られるので、反転アンプを別に設ける
ものより、センス回路の素子数を少なくできる。又、本
実施例の増幅回路400の用途は、センス回路での使用
に限定されず、増幅されたレベルシフト出力を必要とす
る種々の分野、例えばインタフェース回路等において、
レベルシフタとして用いて効果がある。
路図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。このセンス回路で
は、図1と同一のデータ線負荷回路100及び電流電圧
変換回路200と、図1と異なる構成の反転アンプ30
0Bとで、構成されている。反転アンプ300Bは、入
力端子INに接続された入力ノードAinと、PMOS2
01のゲートに接続された出力ノードAout とを有し、
負性抵抗回路320と抵抗手段310とで構成されてい
る。負性抵抗回路320は、制御端子G及び第1,第2
の入出力端子S,Dを有し、該制御端子Gが入力ノード
Ainに、第1の入出力端子SがVCCに、該第2の入出力
端子Dが抵抗手段310の一方の端子及び出力ノードA
out に、それぞれ接続されている。抵抗手段310の他
方の端子は、GNDに接続されている。負性抵抗回路3
20は、第1と第2の入出力端子S,D間に接続された
PMOS321と、VCCとGND間に直列に接続された
NMOS322,323とで、構成されている。
端子Sに、ゲートがノードN40に、ドレインが第2の
入出力端子Dに、それぞれ接続されている。PMOS3
22は、ドレインがVCCに、ゲートが制御端子Gに、ソ
ースがノードN40に、それぞれ接続されている。NM
OS323は、ドレインがノードN40に、ゲートが第
2の入出力端子Dに、ソースがGNDに、それぞれ接続
されている。
を示す図1と同一である。次に、本実施例のセンス回路
の動作を、図12〜図14を参照しつつ説明する。ま
ず、反転アンプ300Bの動作を、図12を参照しつつ
説明する。図12は、反転アンプ300Bの出力ノード
Aout における動作特性図である。この図の縦軸は、負
性抵抗回路320の第1と第2の入出力端子S,D間を
流れる電流と抵抗手段310を流れる電流であり、横軸
は、出力ノードAout の電位である。
ドAinの電位をVa としたときの負性抵抗回路320の
第1と第2の入出力端子S,D間の電流電圧特性曲線で
ある。曲線NRb は、入力ノードAinの電位をVb とし
たときの負性抵抗回路320の電流電圧特性曲線であ
る。これらいずれの曲線NRa ,NRb も、出力ノード
Aout の電位が低下するに従い、電流が一度増加し、そ
の後、ある点で減少し始める形となる。図12の曲線l
R は、抵抗手段310として例えばゲートとドレインの
接続されたNMOSを用いたときの、該抵抗手段310
の電流電圧特性曲線である。入力ノードAinの電位がV
a であるときの回路の動作点は、曲線NRa と曲線lR
との交点Pa となり、そのときの電圧値Voutaが出力ノ
ードAout の電位となる。一方、入力ノードAinの電位
がVb であるときの回路の動作点は、曲線NRbと曲線
lR との交点Pb となり、そのときの電圧値Voutbが出
力ノードVout の電位となる。即ち、入力電圧振幅Va
−Vb に対する出力電圧振幅Vouta−Vou tbが得られ
る。
インと、第1の実施例を示す図1のものとを比較する。
例えば、図11の負性抵抗回路320を、デプレッショ
ン型PMOSに替えた場合、その電流電圧特性は図12
の破線で示した曲線Caa及びCbbのようになる。その結
果、入力ノードAinの電位がVa であるときの回路の動
作点はPaaとなり、入力ノードAinの電位がVb である
ときの回路の動作点がPbbとなる。そのため、出力電圧
振幅はVaa−Vbb(<Va −Vb )となり、負性抵抗回
路320を用いるものより小さくなる。
00Bを負性抵抗回路320と抵抗手段310とで構成
したので、よりゲインの高い反転アンプが得られる。
又、負性抵抗回路320のノードN40には、制御端子
Gの電位より少なくともスレッショルド電圧VTNN 分だ
け低い電位が得られる。そのため、入力端子INがVCC
電位であっても、負性抵抗回路320はカットオフせ
ず、デプレッション型PMOSを用いたのと同様に、ダ
イナミックレンジの広いものが得られる。よって、例え
ばデプレッション型MOSトランジスタを得るためのイ
オン打ち込み工程を行うことなく、入力端子INの電位
をVCC近くにバイアスできる。従って、低電源電圧動作
に優れたセンス回路が得られる。
作の安定性を、図13を参照しつつ説明する。図13
は、図11の反転アンプ300Bの動作の安定性を説明
するための回路図であり、図11中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。ここで、NMOS32
2とNMOS323をひとまとめにして回路1とし、該
回路1の入力をノードN42、該回路1の出力をノード
N40とする。なお、ノードN41は、適切な電位にバ
イアスされているものとする。又、PMOS321と抵
抗手段310をひとまとめにして回路2とし、その入力
をノードN40、出力をノードN42とする。なお、抵
抗手段310は、ゲートとドレインの接続されたNMO
Sで構成されているとする。図13から明らかなよう
に、回路1と回路2はその入力と出力が互いに交差接続
されている。図14は、このような回路の動作の安定性
を判定するための回路1及び回路2の入出力特性図であ
る。図14の縦軸は、回路1の出力電位VO1と回路2の
入力電位VI1であり、横軸は、回路1の入力電位VI1と
回路2の出力電位VO2である。曲線C1 は回路1の入出
力特性曲線、曲線C2 は回路2の入出力特性曲線であ
る。回路1においては、入力(ノードN42)の電位が
低下するに従い、出力(ノードN40)の電位が上昇
し、該入力電位がVTNとなると、出力電位はVCC−V
TNN に至って一定となる。一方、回路2においては、そ
の入力(ノードN40)の電位が上昇するに従い、出力
(ノードN42)の電位が低下し、該入力電位がVCC−
|VTP|となると、出力電位がVTNに至って一定とな
る。よって、各特性曲線C1 ,C2 は、図14に示すよ
うに1つの動作点Pで交わる。ここで、回路1の出力
(ノードN40)がVCC−VTNN となる領域に注目す
る。このとき、NMOS322には大きなバックバイア
スがかかっているので、VTNN >VTNとなる。従って、
VTN≒|VTP|となるような製造条件を定めれば、V
TNN >|VTP|となるので、入出力特性曲線が複数点で
交わることはない。こうした製造条件は、一般のCMO
S集積回路の製造条件としてごく普通のものである。よ
って、本実施例では、何等特殊な製造工程を要すること
なく、ゲインの高い反転アンプ300Bが得られる。
動作と、従来例に対する本実施例の利点を説明する。本
実施例のセンス回路では、第1の実施例を示す図1の反
転アンプ300に代えて、構成の異なる反転アンプ30
0Bを設けており、他の構成は図1と同一である。しか
も、反転アンプ300Bは、その入力ノードAinがVCC
近くにバイアスされてもカットオフしない。よって、第
1の実施例と同様、低電源電圧動作に優れ、動作の安定
性に優れたセンス回路が得られる。その上、出力振幅の
大きさと回路全体のゲインを、独立に調整可能なセンス
回路が得られる。さらに、本実施例では、これらの利点
に加えて、次のような利点が得られる。即ち、反転アン
プ300Bを負性抵抗回路320と抵抗手段310で構
成したので、第1の実施例のものよりもゲインの大きな
センス回路が得られる。その上、特にデプレッション型
MOSトランジスタを必要としないので、製造工程の少
ないセンス回路が得られる。
路図であり、第5の実施例を示す図9中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。このセンス回路で
は、図9のセンス回路において、増幅回路400に代え
てそれと構成の異なる増幅回路400Aが設けられてい
る点のみが異なっている。増幅回路400Aは、制御端
子G、第1,第2の入出力端子S,D、及び出力端子X
を有する負性抵抗回路420と抵抗手段用のNMOS4
30とで、構成されている。負性抵抗回路420の制御
端子Gは増幅回路400Aの入力ノードAinに、出力端
子Xは該増幅回路400Aの第2の出力ノードA
out2に、それぞれ接続されている。負性抵抗回路420
の第1の入出力端子Sは、VCCに接続されている。第2
の入出力端子Dは、NMOS430のゲート及びドレイ
ンと、増幅回路400Aの第1の出力ノードAout とに
接続されている。NMOS430のソースは、GNDに
接続されている。
を示す図11中の負性抵抗回路320と同様に、PMO
S421及びNMOS422,423で構成され、該P
MOS421のゲートが出力端子Xと接続されている点
のみが、図11と異なる。次に、増幅回路400Aの動
作を説明する。まず、入力ノードAinと第1の出力ノー
ドAout1の関係にのみ注目すると、この部分は第6の実
施例を示す図11の反転アンプ300Bと同じ構成のた
め、該反転アンプ300Bと同様に動作する。即ち、第
1の出力ノードAout1においては、入力ノードAinの入
力電圧の変化が反転増幅されて得られる。次に、入力ノ
ードAinに対する第2の出力ノードAout の関係に注目
して回路の動作を説明する。この動作説明のため、第5
の実施例を示す図9においてデプレッション型PMOS
401を、図16の変形回路に示すように負性抵抗回路
440に置き替えた回路を考える。負性抵抗回路440
は、第6の実施例を示す図11中の負性抵抗回路320
と同一の回路構成であり、制御端子G、及び第1,第2
入出力端子S,Dを有し、PMOS441及びNMOS
442,443で構成されている。まず、負性抵抗回路
440とNMOS411とからなる部分に注目すると、
これは図11の反転アンプ300Bと同一構成である。
従って、第2の入出力端子Dには、入力ノードAinの電
圧変化が大きく反転増幅されて得られる。図11に説明
したように、この反転アンプ部分のゲインは、デプレッ
ション型PMOSを用いるものより大きくできる。この
第2の入出力端子DがNMOS412のゲートを制御し
ていることから、図16の回路は、デプレッション型P
MOSを用いて構成された図9の増幅回路400より大
きな電圧振幅のレベルシフト出力を得ることが可能とな
る。
能力(例えば、一定のゲート電圧とドレイン・ソース間
電圧によって流せるドレイン電流で定義される能力)
と、NMOS402の能力とを等しくすると共に、NM
OS443の能力とNMOS412の能力とを等しくす
ると、PMOS441のゲート電位と第2の出力ノード
Aout2の電位が常に等しくなる。このようにして、より
簡略化された等価回路が得られる。即ち、図16のPM
OS441のゲートと第2の出力ノードAout2をショー
トすると共に、NMOS442とNMOS402とを1
つのNMOS442Aに置き替え、さらにNMOS44
3とNMOS412を1つのNMOS443Aに置き替
えると、図17に示すような等価回路が得られる。この
図17の回路は、本実施例における増幅回路にほかなら
ず、図15の増幅回路400Aのものと同一である。
点を有している。 (a) 本実施例の増幅回路400Aでは、図9の増幅
回路400よりゲインの大きい反転増幅出力と、増幅さ
れたレベルシフト出力とを得ることができる。さらに、
入力端子INに負性抵抗回路420を接続しているの
で、該入力端子INをVCC近くまでバイアスしても、回
路がカットオフすることがない。従って、第5の実施例
を示す図9と同様に、低電源電圧動作に優れ、動作の安
定性に優れ、かつ広いダイナミックレンジが得られる。
しかも、デプレッション型MOSトランジスタを用いる
必要のないセンス回路が得られる。 (b) 本実施例では、負性抵抗回路420を構成する
PMOS421のゲートより、レベルシフト出力を得て
いるので、素子数の少ないセンス回路を得ることができ
る。このことは、本実施例の図15の増幅回路400A
と、図16及び図17の回路とを比較すれば明らかであ
る。 (c) 本実施例の増幅回路400Aの用途は、センス
回路に限定されず、種々の分野においてレベルシフタあ
るいは反転アンプとして用いて効果がある。
可能である。その変形例としては、例えば次のようなも
のがある。 (i) 上記実施例において、NMOSをPMOSに、
PMOSをNMOSに、VCCをGNDに、GNDをVCC
に置き替えても、上記実施例と同様な効果を持つ回路が
得られる。 (ii) 動作時に定常的に電流の流れる電流経路(例え
ば、電流電圧変換回路200,…)中に、スイッチ手段
を直列形態に挿入すれば、待機時の消費電力を低減でき
る。 (iii) 動作時の定常的な電流経路(例えば、電流電圧
変換回路200,…)と電位供給端子VCCとの間に、第
1のスイッチ手段を直列形態に挿入し、該電流経路と電
位供給端子GNDとの間に第2のスイッチ手段を直列形
態に挿入し、前記第1のスイッチ手段と第2のスイッチ
との間の接続点に、第3のスイッチ手段を設け、この第
3のスイッチ手段に所定の電位を供給する電位供給手段
を設けてもよい。このようにすれば、待機時の消費電力
を低減できると共に、待機時に所望の接続点を予め所定
の電位にプリチャージしておけることから、速やかに待
機状態から動作状態へ移れるセンス回路が得られる。
又、前記第1のスイッチ手段は、例えばデータ線負荷の
トランジスタを兼ねてもよい。
によれば、入力端子と第1の電位供給端子との間に負荷
手段を接続し、該入力端子と第2の電位供給端子との間
に電流電圧変換回路を設け、この電流電圧変換回路を制
御する反転アンプの入力ノードを、センス回路の入力端
子に直接接続している。そのため、動作の安定性に優れ
たセンス回路が得られ、さらに出力振幅の大きさと回路
のゲインとを独立に調整できるセンス回路が得られる。
その上、反転アンプを、デプレッション型MOSトラン
ジスタを含んで構成したので、入力端子を例えばVCC近
くにバイアスでき、低電源電圧動作に優れたものが得ら
れる。
シフタとこのレベルシフタで制御される第2のMOSト
ランジスタとを備えているので、第1の発明の効果であ
る低電源電圧動作に優れ、動作の安定性に優れる等の効
果を損なうことなく、該負荷手段の特性を改善すること
ができ、ダイナミックレンジの広いセンス回路を得るこ
とができる。又、本発明の負荷手段は、センス回路以外
に、同様な特性を必要とする他の分野の負荷回路として
用いても効果がある。第3の発明によれば、センス回路
は、負荷手段である第2のMOSトランジスタと、電流
電圧変換回路と、負荷手段用の第2のMOSトランジス
タを制御するレベルシフト出力及び電流電圧変換回路を
制御する反転増幅信号を出力する増幅回路とを備え、こ
の増幅回路の入力ノードがセンス回路の入力端子に接続
されている。さらに、増幅回路は、ゲートが入力ノード
と接続された第1伝導型のデプレッション型MOSトラ
ンジスタと、第2伝導型の第3のMOSトランジスタ
と、第2伝導型MOSトランジスタからなるカレントミ
ラー回路とを、備えている。
のレベルシフトされ、しかも大きく増幅されたレベルシ
フト出力が得られるので、よりダイナミックレンジの広
いセンス回路が得られる。しかも、1つの増幅回路によ
り、レベルシフト出力と反転増幅出力とを得ることがで
きるので、素子数を少なくできる。さらに、増幅回路を
用いてセンス回路を構成したので、第1の発明と同様
に、該センス回路の入力端子を例えばVCC近くまでバイ
アスでき、低電源電圧動作に優れ、動作の安定性に優
れ、出力電圧振幅と回路のゲインを独立に調整できる。
又、本発明の増幅回路の用途は、センス回路に限らず、
他の種々の分野においてレベルシフタとして用いて効果
がある。第4の発明によれば、センス回路は、負荷手段
と、電流電圧変換回路と、該電流電圧変換回路を制御す
る反転アンプとを備え、この反転アンプの入力ノードを
センス回路の入力端子と直接に接続すると共に、該反転
アンプを負性抵抗回路、及び第2の抵抗手段等で構成し
ている。そのため、反転アンプのゲインを大きくでき、
ゲインの大きなセンス回路が得られる。しかも、負性抵
抗回路はデプレッション型MOSトランジスタを用いず
に構成できるので、より少ない製造工程で、センス回路
が得られる。さらに、反転アンプを用いてセンス回路を
構成したので、第1の発明と同様に、該センス回路の入
力端子を例えばVCC近くまでバイアスでき、低電源電圧
動作に優れ、動作の安定性に優れ、しかも出力電圧振幅
と回路のゲインを独立に調整できる。又、本発明の反転
アンプの用途は、センス回路に限定されず、種々の分野
において反転アンプとして用いて効果がある。
は、負荷手段と、電流電圧変換回路と、負荷手段を制御
するレベルシフト出力及び電流電圧変換回路を制御する
反転増幅信号を出力する増幅回路とを備え、この増幅回
路の入力ノードをセンス回路の入力端子に直接に接続し
ている。さらに、増幅回路を、負性抵抗回路、及び第2
の抵抗手段等で構成すると共に、該負性抵抗回路におい
て第1と第2の入出力端子間に設けられた第1のMOS
トランジスタのゲートより、レベルシフト出力を得るよ
うにしている。このような構成にすることにより、大き
く増幅された反転増幅出力と共に、大きく増幅されたレ
ベルシフト出力が得られ、ゲインが大きく、よりダイナ
ミックレンジの広いセンス回路が得られる。しかも、こ
の構成では、デプレッション型MOSトランジスタを使
用しないので、より少ない製造工程でセンス回路が得ら
れる。さらに、増幅回路を用いてセンス回路を構成した
ので、第1の発明と同様に、該センス回路の入力端子を
例えばVCC近くにバイアスできるので、低電源電圧動作
に優れ、動作の安定性に優れ、出力電圧振幅と回路のゲ
インとを独立に調整可能なセンス回路が得られる。
MOSトランジスタとレベルシフタとを備えているの
で、負荷特性の直線性が改善され、ダイナミックレンジ
を拡大できる。第8の発明によれば、レベルシフタは、
第1伝導型のデプレッション型MOSトランジスタと、
第2伝導型のMOSトランジスタとカレントミラー回路
とを備えているので、同一の入力電圧振幅の信号に対し
てより大きな出力電圧振幅を有するレベルシフト信号が
得られる。第9及び第10の発明によれば、増幅回路は
負性抵抗回路と抵抗手段とを備えているので、よりゲイ
ンの大きい反転増幅出力と増幅されたレベルシフト出力
とを得ることができる。
図である。
図である。
図である。
る。
図である。
図である。
る。
図である。
路図である。
ある。
ある。
ある。
路図である。
図である。
PMOS 310 抵抗手段 311 NMOS 320 負性抵抗回路 321 PMOS 322,323 NMOS 400,400A 増幅回路 401 デプレッション型
PMOS 402 NMOS 410 カレントミラー回
路 411,412 NMOS 420,440 負性抵抗回路 421,441 PMOS 422,423,442,443 NMOS
Claims (10)
- 【請求項1】 入力端子と第1の電位供給端子との間に
接続された負荷手段と、前記入力端子と第2の電位供給
端子との間に接続された電流電圧変換回路と、前記電流
電圧変換回路を制御する反転アンプとを備え、 前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記反転アンプの出力ノードに接
続された第1伝導型のMOSトランジスタと、前記出力
端子と前記第2の電位供給端子との間に接続された第1
の抵抗手段とを、有するセンス回路において、 前記反転アンプは、直列に接続された第1伝導型のデプ
レッション型MOSトランジスタと第2の抵抗手段とを
含み、かつ前記反転アンプの入力ノードが前記センス回
路の入力端子に接続されていることを特徴とするセンス
回路。 - 【請求項2】 入力端子と第1の電位供給端子との間に
接続された負荷手段と、前記入力端子と第2の電位供給
端子との間に接続された電流電圧変換回路と、前記電流
電圧変換回路を制御する反転アンプとを備え、 前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記反転アンプの出力ノードに接
続された第1伝導型の第1のMOSトランジスタと、前
記出力端子と前記第2の電位供給端子との間に接続され
た第1の抵抗手段とを、有するセンス回路において、 前記反転アンプは、その入力ノードが前記センス回路の
入力端子に接続され、 前記負荷手段は、前記入力端子と前記第1の電位供給端
子との間に接続された第1伝導型の第2のMOSトラン
ジスタと、レベルシフタとを備え、該レベルシフタの入
力ノードが前記入力端子に接続され、前記レベルシフタ
の出力ノードが前記第2のMOSトランジスタのゲート
と接続されてなる事を特徴とするセンス回路。 - 【請求項3】 入力端子と第1の電位供給端子との間に
接続された負荷手段と、前記入力端子と第2の電位供給
端子との間に接続された電流電圧変換回路と、入力ノー
ド及び第1,第2の出力ノードを有し前記電流電圧変換
回路を制御する増幅回路とを備え、 前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記増幅回路の第1の出力ノード
に接続された第1伝導型の第1のMOSトランジスタ
と、前記出力端子と前記第2の電位供給端子との間に接
続された第1の抵抗手段とを、有するセンス回路におい
て、 前記負荷手段は、前記入力端子と前記第1の電位供給端
子との間に接続されゲートが前記増幅回路の第2の出力
ノードと接続された第1伝導型の第2のMOSトランジ
スタを有し、 前記増幅回路は、ゲートが前記増幅回路の入力ノードに
接続されドレインが前記増幅回路の第1の出力ノードに
接続された第1伝導型のデプレッション型MOSトラン
ジスタと、ゲートが前記増幅回路の入力ノードに接続さ
れソースが前記増幅回路の第2の出力ノードに接続され
た第2伝導型の第3のMOSトランジスタと、電流入力
端子が前記増幅回路の第1の出力ノードに接続され電流
出力端子が前記増幅回路の第2の出力ノードに接続され
た第2伝導型MOSトランジスタ構成のカレントミラー
回路とを有し、 前記増幅回路の入力ノードが、前記入力端子に接続され
ていることを特徴とするセンス回路。 - 【請求項4】 入力端子と第1の電位供給端子との間に
接続された負荷手段と、前記入力端子と第2の電位供給
端子との間に接続された電流電圧変換回路と、前記電流
電圧変換回路を制御する反転アンプとを備え、 前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記反転アンプの出力ノードに接
続された第1伝導型のMOSトランジスタと、前記出力
端子と前記第2の電位供給端子との間に接続された第1
の抵抗手段とを、有するセンス回路において、 前記反転アンプは、その入力ノードが前記入力端子に接
続されかつ直列形態に接続された負性抵抗回路と第2の
抵抗手段とを備え、 前記負性抵抗回路は、前記反転アンプの入力ノードに接
続された制御端子と、前記第1の電位供給端子に直接又
はスイッチ手段を介して接続された第1の入出力端子
と、前記反転アンプの出力ノード及び前記第2の抵抗手
段に接続された第2の入出力端子とを、有することを特
徴とするセンス回路。 - 【請求項5】 入力端子と第1の電位供給端子との間に
接続された負荷手段と、前記入力端子と第2の電位供給
端子との間に接続された電流電圧変換回路と、入力ノー
ド及び第1,第2の出力ノードを有し前記電流電圧変換
回路を制御する増幅回路とを備え、 前記電流電圧変換回路は、前記入力端子と出力端子との
間に接続されゲートが前記増幅回路の第1の出力ノード
に接続された第1伝導型のMOSトランジスタと、前記
出力端子と前記第2の電位供給端子との間に接続された
第1の抵抗手段とを、有するセンス回路において、 前記増幅回路は、その入力ノードが前記入力端子に接続
されかつ直列形態に接続された負性抵抗回路と第2の抵
抗手段とを備え、 前記負性抵抗回路は、前記増幅回路の入力ノードに接続
された制御端子と、前記第1の電位供給端子に直接又は
スイッチ手段を介して接続された第1の入出力端子と、
前記増幅回路の第1の出力ノード及び前記第2の抵抗手
段に接続された第2の入出力端子と、前記増幅回路の第
2の出力ノードに接続された出力端子とを、有すること
を特徴とするセンス回路。 - 【請求項6】 前記負性抵抗回路は、 ソースが前記第1の入出力端子に、ドレインが前記第2
の入出力端子にそれぞれ接続された第1伝導型の第1の
MOSトランジスタと、 ドレインが前記第1の電位供給端子に、ゲートが前記制
御端子に、ソースが前記第1のMOSトランジスタのゲ
ート及び該負性抵抗回路の出力端子にそれぞれ接続され
た第2伝導型の第2のMOSトランジスタと、 ドレインが前記第2のMOSトランジスタのソースに、
ゲートが前記第2の入出力端子に、ソースが前記第2の
電位供給端子にそれぞれ接続された第2伝導型の第3の
MOSトランジスタとを、 備えたことを特徴とする請求項4又は5記載のセンス回
路。 - 【請求項7】 データ線に接続される入力端子と電位供
給端子との間に接続されたMOSトランジスタと、 前記入力端子の電位をレベルシフトして前記MOSトラ
ンジスタのゲートを制御するレベルシフタとを、 備えたことを特徴とするデータ線負荷回路。 - 【請求項8】 入力端子の電位をレベルシフトして出力
端子から出力するレベルシフタにおいて、 ソースが電位供給端子に、ゲートが前記入力端子にそれ
ぞれ接続された第1伝導型のデプレッション型MOSト
ランジスタと、 ドレインが前記電位供給端子に、ゲートが前記入力端子
に、ソースが前記出力端子にそれぞれ接続された第2伝
導型のMOSトランジスタと、 第2伝導型MOSトランジスタで構成され、電流入力端
子が前記デプレッション型MOSトランジスタのドレイ
ンに、電流出力端子が前記第2伝導型のMOSトランジ
スタのソースにそれぞれ接続されたカレントミラー回路
とを、 備えたことを特徴とするレベルシフタ。 - 【請求項9】 入力端子の電位を増幅して第1及び第2
の出力端子から出力する増幅回路において、 直列形態に接続された負性抵抗回路と抵抗手段とを備
え、 前記負性抵抗回路は、前記入力端子に接続された制御端
子と、第1の電位供給端子に直接又はスイッチ手段を介
して接続された第1の入出力端子と、前記第1の出力端
子及び抵抗手段に接続された第2の入出力端子と、前記
第2の出力端子に接続された出力端子とを、有すること
を特徴とする増幅回路。 - 【請求項10】 前記負性抵抗回路は、 ソースが前記第1の入出力端子に、ドレインが前記第2
の入出力端子にそれぞれ接続された第1伝導型の第1の
MOSトランジスタと、 ドレインが前記第1の電位供給端子に、ゲートが前記制
御端子に、ソースが前記第1のMOSトランジスタのゲ
ート及び前記出力端子にそれぞれ接続された第2伝導型
の第2のMOSトランジスタと、 ドレインが前記第2のMOSトランジスタのソースに、
ゲートが前記第2の入出力端子に、ソースが第2の電位
供給端子にそれぞれ接続された第2伝導型の第3のMO
Sトランジスタとを、 備えたことを特徴とする請求項9記載の増幅回路。
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| JP35974292A JP3222235B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | センス回路 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1050060A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-20 | Texas Instr Inc <Ti> | 非差動電流モード技術を用いたデータパスのための装置および方法 |
| JP2003007077A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体記憶装置の読み出し回路 |
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-
1992
- 1992-12-28 JP JP35974292A patent/JP3222235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1050060A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-20 | Texas Instr Inc <Ti> | 非差動電流モード技術を用いたデータパスのための装置および方法 |
| JP2003007077A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体記憶装置の読み出し回路 |
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