JPH06204048A - 静止誘導電器の異常監視装置 - Google Patents
静止誘導電器の異常監視装置Info
- Publication number
- JPH06204048A JPH06204048A JP34824292A JP34824292A JPH06204048A JP H06204048 A JPH06204048 A JP H06204048A JP 34824292 A JP34824292 A JP 34824292A JP 34824292 A JP34824292 A JP 34824292A JP H06204048 A JPH06204048 A JP H06204048A
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- Japan
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- tank
- refrigerant liquid
- sensor
- leakage
- insulating gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合冷却方式の静止誘導電器において、電器
本体を収納する絶縁容器からタンク内への冷媒液の漏出
を微量のうちから高精度に検出すること。 【構成】 絶縁ガスが封入されたタンク1と、タンク1
内に設置された絶縁容器2と、絶縁容器2内の冷媒液に
浸漬された巻線3および鉄心4からなる電器本体とを備
えた変圧器などの静止誘導電器において、タンク1の下
部に冷媒液の蒸気成分を検出するセンサ7、診断部8お
よび警報出力装置9を設け、診断部8でセンサ7の検出
出力をあらかじめ設定された基準値と比較し、これが基
準値を超えたとき、冷媒液の漏出があつたと判定し、警
報出力装置9により警報を出す。
本体を収納する絶縁容器からタンク内への冷媒液の漏出
を微量のうちから高精度に検出すること。 【構成】 絶縁ガスが封入されたタンク1と、タンク1
内に設置された絶縁容器2と、絶縁容器2内の冷媒液に
浸漬された巻線3および鉄心4からなる電器本体とを備
えた変圧器などの静止誘導電器において、タンク1の下
部に冷媒液の蒸気成分を検出するセンサ7、診断部8お
よび警報出力装置9を設け、診断部8でセンサ7の検出
出力をあらかじめ設定された基準値と比較し、これが基
準値を超えたとき、冷媒液の漏出があつたと判定し、警
報出力装置9により警報を出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク内をその内部に
設けられた容器により冷媒液部分と絶縁ガス部分に区分
し、容器内に満たされた冷媒液中に電器本体を浸漬して
なる複合絶縁方式の静止誘導電器、例えば変圧器、リア
クトルなどに係り、特に電器本体を収納した容器からタ
ンク内への冷媒液の漏出を検出するための異常監視装置
に関する。
設けられた容器により冷媒液部分と絶縁ガス部分に区分
し、容器内に満たされた冷媒液中に電器本体を浸漬して
なる複合絶縁方式の静止誘導電器、例えば変圧器、リア
クトルなどに係り、特に電器本体を収納した容器からタ
ンク内への冷媒液の漏出を検出するための異常監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】主として、密集化した都市部の防災上の
観点から、高電圧大容量変圧器の不燃化と高信頼化がま
すます要求され、従来の絶縁油を、不燃性媒体に置き換
えた変圧器が提案されてきた。不燃性媒体としては、S
F6ガスなどの絶縁ガス及びフロロカーボンなどの絶縁
液が用いられるが、SF6ガスのみでは冷却能力が低く
大容量化が困難であることから両者を併用した変圧器、
例えば巻線、あるいは巻線と鉄心のみを冷媒である前記
不燃性液体に浸漬した、蒸発冷却式のガス絶縁変圧器が
提案されている。
観点から、高電圧大容量変圧器の不燃化と高信頼化がま
すます要求され、従来の絶縁油を、不燃性媒体に置き換
えた変圧器が提案されてきた。不燃性媒体としては、S
F6ガスなどの絶縁ガス及びフロロカーボンなどの絶縁
液が用いられるが、SF6ガスのみでは冷却能力が低く
大容量化が困難であることから両者を併用した変圧器、
例えば巻線、あるいは巻線と鉄心のみを冷媒である前記
不燃性液体に浸漬した、蒸発冷却式のガス絶縁変圧器が
提案されている。
【0003】このような不燃化を目的とした変圧器にお
ける不燃性液体の漏出を監視するものとして、特開昭6
2−266811号公報に、液冷式ガス絶縁誘導電器の
液面監視装置が示されている。この装置は、絶縁液が流
通する筒状部内に浮子を浮かべ、浮子に備えたカラーフ
イルタを透過した光信号が、浮子の移動、即ち液面の移
動によつて変化することにより、液面の低下を検知する
ものである。
ける不燃性液体の漏出を監視するものとして、特開昭6
2−266811号公報に、液冷式ガス絶縁誘導電器の
液面監視装置が示されている。この装置は、絶縁液が流
通する筒状部内に浮子を浮かべ、浮子に備えたカラーフ
イルタを透過した光信号が、浮子の移動、即ち液面の移
動によつて変化することにより、液面の低下を検知する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような変圧器に
おいては、長期間運転すると、外部からの、あるいは運
転時の振動などによつて部材の劣化や、電気的、熱的、
及び機械的ストレスによる経年劣化などが発生する。そ
して、これらのことが原因となつて、絶縁容器の密閉系
等に不具合を生じ、絶縁性冷媒液が絶縁ガスを封入した
タンク内に漏出する恐れがある。この冷媒液の漏出を上
記従来技術のように液面低下によつて検知する際には、
多量の漏出がないとその検知は困難である。漏出が多い
場合には、冷却が不十分になるだけでなく、漏液へのS
F6ガスの溶解や容器内の冷媒液へのガス溶解によつて
ガス圧の低下、あるいは巻線中でのバブルの発生が生
じ、絶縁耐力が低下する。
おいては、長期間運転すると、外部からの、あるいは運
転時の振動などによつて部材の劣化や、電気的、熱的、
及び機械的ストレスによる経年劣化などが発生する。そ
して、これらのことが原因となつて、絶縁容器の密閉系
等に不具合を生じ、絶縁性冷媒液が絶縁ガスを封入した
タンク内に漏出する恐れがある。この冷媒液の漏出を上
記従来技術のように液面低下によつて検知する際には、
多量の漏出がないとその検知は困難である。漏出が多い
場合には、冷却が不十分になるだけでなく、漏液へのS
F6ガスの溶解や容器内の冷媒液へのガス溶解によつて
ガス圧の低下、あるいは巻線中でのバブルの発生が生
じ、絶縁耐力が低下する。
【0005】したがつて、本発明の目的は、容器外への
微量の冷媒液漏出でも高精度に検出し得る静止誘導電器
の異常監視装置を提供することにある。
微量の冷媒液漏出でも高精度に検出し得る静止誘導電器
の異常監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、タンク内の絶縁ガス中に含有する冷媒液
蒸気成分を検出するセンサと、このセンサの検出出力と
あらかじめ設定された基準値とを比較して冷媒液の漏出
があつたか否かを判定する診断部とを設けるか、あるい
はタンク内の高さの異なる位置にそれぞれタンク内のガ
スの密度を検出するセンサと、これら各センサの検出出
力の差を求め、この差があらかじめ設定された値を超え
たとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部とを設け
るか、あるいはさらにタンク内の絶縁ガスの純度を検出
するセンサと、このセンサの検出出力と正常時における
絶縁ガスの純度を示す値とを比較し、検出出力が正常時
の純度を示す値よりもあらかじめ設定された値以上低下
したとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部とを設
け、上記各診断部で冷媒液の漏出があつたと判定したと
きには、例えば警報を出すなど、これを報知するように
したことを特徴とする。
め、本発明は、タンク内の絶縁ガス中に含有する冷媒液
蒸気成分を検出するセンサと、このセンサの検出出力と
あらかじめ設定された基準値とを比較して冷媒液の漏出
があつたか否かを判定する診断部とを設けるか、あるい
はタンク内の高さの異なる位置にそれぞれタンク内のガ
スの密度を検出するセンサと、これら各センサの検出出
力の差を求め、この差があらかじめ設定された値を超え
たとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部とを設け
るか、あるいはさらにタンク内の絶縁ガスの純度を検出
するセンサと、このセンサの検出出力と正常時における
絶縁ガスの純度を示す値とを比較し、検出出力が正常時
の純度を示す値よりもあらかじめ設定された値以上低下
したとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部とを設
け、上記各診断部で冷媒液の漏出があつたと判定したと
きには、例えば警報を出すなど、これを報知するように
したことを特徴とする。
【0007】
【作用】冷媒液が容器などから漏出した場合、その漏出
した冷媒液は絶縁ガスが封入されたタンク内に溜められ
つつ、その蒸気圧とタンク内の温度や圧力などに応じて
蒸発し、その蒸気成分が絶縁ガス中に混在することにな
る。したがつて、上記した本発明のように、タンク内の
絶縁ガス中に含有する蒸気成分を検出するセンサと、こ
のセンサの検出出力と上記基準値を比較する診断部を設
けることにより、冷媒液の漏出があつたか否かを判定す
ることができる。また、冷媒液の蒸気成分が絶縁ガス中
に混在すると、タンク内の高さの異なる位置でガスの密
度がそれぞれ変化するため、タンク内の高さの異なる位
置にガスの密度を検出するセンサと、これら各センサの
検出出力の差を求め、この差があらかじめ設定された値
を超えたとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部と
を設けることにより、冷媒液の漏出があつたか否かを判
定することができる。さらに、冷媒液の蒸気成分が絶縁
ガス中に混在すると、絶縁ガスの純度が変化するため、
タンク内の絶縁ガスの純度を検出するセンサと、このセ
ンサの検出出力と正常時における絶縁ガスの純度を示す
値とを比較し、検出出力が正常時の純度を示す値よりも
あらかじめ設定された値以上低下したとき冷媒液の漏出
があつたと判定する診断部を設けることにより、冷媒液
の漏出があつたか否かを判定することができる。そし
て、上記各診断部で冷媒液の漏出があつたと判定したと
きには、報知装置により例えば、警報を出すなど、これ
を報知することができる。
した冷媒液は絶縁ガスが封入されたタンク内に溜められ
つつ、その蒸気圧とタンク内の温度や圧力などに応じて
蒸発し、その蒸気成分が絶縁ガス中に混在することにな
る。したがつて、上記した本発明のように、タンク内の
絶縁ガス中に含有する蒸気成分を検出するセンサと、こ
のセンサの検出出力と上記基準値を比較する診断部を設
けることにより、冷媒液の漏出があつたか否かを判定す
ることができる。また、冷媒液の蒸気成分が絶縁ガス中
に混在すると、タンク内の高さの異なる位置でガスの密
度がそれぞれ変化するため、タンク内の高さの異なる位
置にガスの密度を検出するセンサと、これら各センサの
検出出力の差を求め、この差があらかじめ設定された値
を超えたとき冷媒液の漏出があつたと判定する診断部と
を設けることにより、冷媒液の漏出があつたか否かを判
定することができる。さらに、冷媒液の蒸気成分が絶縁
ガス中に混在すると、絶縁ガスの純度が変化するため、
タンク内の絶縁ガスの純度を検出するセンサと、このセ
ンサの検出出力と正常時における絶縁ガスの純度を示す
値とを比較し、検出出力が正常時の純度を示す値よりも
あらかじめ設定された値以上低下したとき冷媒液の漏出
があつたと判定する診断部を設けることにより、冷媒液
の漏出があつたか否かを判定することができる。そし
て、上記各診断部で冷媒液の漏出があつたと判定したと
きには、報知装置により例えば、警報を出すなど、これ
を報知することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明を複合絶縁方式の変圧器に適
用した一実施例を示す概略縦断面図である。この図1に
おいて、1は絶縁ガスを封入したタンクで、このタンク
1内にはその内部に冷媒液を満たした絶縁容器2が収納
され、この絶縁容器2の内部には、巻線3と鉄心4から
なる変圧器本体が冷媒液に浸漬された状態で設置されて
いる。タンク1の外部には、冷却器5とポンプ6が設置
され、これにより絶縁容器2内の冷媒液は循環、冷却さ
れて変圧器本体を冷却するように構成されている。タン
ク1内の下部には、冷媒液の蒸気成分を検出するセンサ
7、例えば冷媒液の蒸気成分に選択性の強い熱線型半導
体ガスセンサが設けられ、その検出出力はタンク1外の
診断部8および警報出力装置9に接続されている。
用した一実施例を示す概略縦断面図である。この図1に
おいて、1は絶縁ガスを封入したタンクで、このタンク
1内にはその内部に冷媒液を満たした絶縁容器2が収納
され、この絶縁容器2の内部には、巻線3と鉄心4から
なる変圧器本体が冷媒液に浸漬された状態で設置されて
いる。タンク1の外部には、冷却器5とポンプ6が設置
され、これにより絶縁容器2内の冷媒液は循環、冷却さ
れて変圧器本体を冷却するように構成されている。タン
ク1内の下部には、冷媒液の蒸気成分を検出するセンサ
7、例えば冷媒液の蒸気成分に選択性の強い熱線型半導
体ガスセンサが設けられ、その検出出力はタンク1外の
診断部8および警報出力装置9に接続されている。
【0010】いま、絶縁容器2からタンク1内へ冷媒液
が漏出すると、漏出した冷媒液の少なくとも一部が蒸発
して拡散するが、その比重が絶縁ガスの比重より重い場
合には、タンク1内の下部に溜つていく。したがつて、
この冷媒液の蒸気成分がタンク1内の下部に設けられた
センサ7により検出され、この検出出力が診断部8に入
力されて判定される。診断部8は記憶部と比較判定部か
らなり、あらかじめ設定され記憶部に記憶された基準値
と、上記検出出力とを比較判定部で比較し、検出出力が
基準値を超えたとき、冷媒液の漏出があつたと判定す
る。この判定結果は警報出力装置9に入力されて警報が
出力される。
が漏出すると、漏出した冷媒液の少なくとも一部が蒸発
して拡散するが、その比重が絶縁ガスの比重より重い場
合には、タンク1内の下部に溜つていく。したがつて、
この冷媒液の蒸気成分がタンク1内の下部に設けられた
センサ7により検出され、この検出出力が診断部8に入
力されて判定される。診断部8は記憶部と比較判定部か
らなり、あらかじめ設定され記憶部に記憶された基準値
と、上記検出出力とを比較判定部で比較し、検出出力が
基準値を超えたとき、冷媒液の漏出があつたと判定す
る。この判定結果は警報出力装置9に入力されて警報が
出力される。
【0011】本実施例によれば、絶縁容器2から絶縁ガ
ス封入タンク1内への冷媒液の漏出を微量のうちから高
精度に検出することができる。また、センサをタンク内
の下部に1ケ所だけでなく、複数ケ所に設けたり、ある
いはタンク内の下部のほか高さの異なる複数位置に少な
くとも1ケ所設けることにより、さらに確実に、高精度
に冷媒液の漏出を検出することができる。
ス封入タンク1内への冷媒液の漏出を微量のうちから高
精度に検出することができる。また、センサをタンク内
の下部に1ケ所だけでなく、複数ケ所に設けたり、ある
いはタンク内の下部のほか高さの異なる複数位置に少な
くとも1ケ所設けることにより、さらに確実に、高精度
に冷媒液の漏出を検出することができる。
【0012】なお上記センサ7としてガスクロマトグラ
フイ検出器を使用する場合には、タンクにガス抽出口を
設け、これに上記検出器のカラムを接続する構成とし、
カラムはセンシングの度に交換し、検出されたガス成分
の中から冷媒液の蒸発成分の有無を検出し、その検出出
力を診断部に伝送すればよい。
フイ検出器を使用する場合には、タンクにガス抽出口を
設け、これに上記検出器のカラムを接続する構成とし、
カラムはセンシングの度に交換し、検出されたガス成分
の中から冷媒液の蒸発成分の有無を検出し、その検出出
力を診断部に伝送すればよい。
【0013】また、センサとして、冷媒液の蒸気成分を
検出するものの代りに、絶縁ガスの純度を検出するもの
を用いることもできる。冷媒液の蒸気成分が絶縁ガス中
に混在してくると、絶縁ガスの純度が変化するので、絶
縁ガスの純度をセンサで検出し、診断部において、セン
サの検出出力と、正常時、すなわち絶縁ガス中に冷媒液
の蒸気成分が混在していないときの絶縁ガスの純度を示
す値とを比較し、検出出力が正常時の値よりもあらかじ
め設定された値以上低下したとき冷媒液の漏出があつた
と判定することができる。
検出するものの代りに、絶縁ガスの純度を検出するもの
を用いることもできる。冷媒液の蒸気成分が絶縁ガス中
に混在してくると、絶縁ガスの純度が変化するので、絶
縁ガスの純度をセンサで検出し、診断部において、セン
サの検出出力と、正常時、すなわち絶縁ガス中に冷媒液
の蒸気成分が混在していないときの絶縁ガスの純度を示
す値とを比較し、検出出力が正常時の値よりもあらかじ
め設定された値以上低下したとき冷媒液の漏出があつた
と判定することができる。
【0014】図2は本発明を複合絶縁方式の変圧器に適
用した他の実施例を示す概略縦断面図である。この図2
において、図1の実施例と同一符号は同一物または相当
物を示す。この実施例では、タンク1内の少なくとも2
ケ所の高さの異なる位置に、少なくとも1個ずつガスの
密度を検出するセンサ7A,7Bが設けられ、両センサ
7A,7Bの検出出力はタンク1外の診断部8および警
報出力装置9に接続されている。診断部8は比較部10
と記憶部11を備える。
用した他の実施例を示す概略縦断面図である。この図2
において、図1の実施例と同一符号は同一物または相当
物を示す。この実施例では、タンク1内の少なくとも2
ケ所の高さの異なる位置に、少なくとも1個ずつガスの
密度を検出するセンサ7A,7Bが設けられ、両センサ
7A,7Bの検出出力はタンク1外の診断部8および警
報出力装置9に接続されている。診断部8は比較部10
と記憶部11を備える。
【0015】いま、絶縁容器2からタンク1内へ冷媒液
が漏出すると、漏出した冷媒液の少なくとも一部が蒸発
して拡散し、絶縁ガス中に混在することになる。このよ
うに冷媒液の蒸発成分が絶縁ガス中に混在すると、両者
の比重の相違によりタンク1内の高さの異なる位置でガ
スの密度がそれぞれ変化してくるため、両センサ7A,
7Bにより検出されたタンク1内の上部と下部における
ガス密度の値を比較部10で比較してその差を求め、そ
の差が記憶部11に予め設定された値を超えたとき、診
断部8で冷媒液の漏出があつたと判定する。そして、こ
の判定結果は警報出力装置9に入力されて警報が出力さ
れる。
が漏出すると、漏出した冷媒液の少なくとも一部が蒸発
して拡散し、絶縁ガス中に混在することになる。このよ
うに冷媒液の蒸発成分が絶縁ガス中に混在すると、両者
の比重の相違によりタンク1内の高さの異なる位置でガ
スの密度がそれぞれ変化してくるため、両センサ7A,
7Bにより検出されたタンク1内の上部と下部における
ガス密度の値を比較部10で比較してその差を求め、そ
の差が記憶部11に予め設定された値を超えたとき、診
断部8で冷媒液の漏出があつたと判定する。そして、こ
の判定結果は警報出力装置9に入力されて警報が出力さ
れる。
【0016】この実施例の場合にも、冷媒液の漏出を微
量のうちから高精度に検出することができる。
量のうちから高精度に検出することができる。
【0017】なお、上記各実施例では、報知装置として
警報装置を用いたが、これに限らず表示装置などを用い
ることもできる。
警報装置を用いたが、これに限らず表示装置などを用い
ることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷媒液がその容器などからタンク内に漏出した場合、漏
出した冷媒液が蒸発し、その蒸発成分が絶縁ガス中に混
在することに着目し、タンク内における冷媒液の蒸気成
分を検出するセンサ、タンク内の高さの異なる位置にお
ける各ガス密度をそれぞれ検出するセンサ、あるいはタ
ンク内の絶縁ガスの純度を検出するセンサを設け、これ
らの各センサの検出出力に基づいて診断部で冷媒液の漏
出があつたか否かを判定するようにしたので、冷媒液の
漏出を微量のうちから高精度に検出することができる。
冷媒液がその容器などからタンク内に漏出した場合、漏
出した冷媒液が蒸発し、その蒸発成分が絶縁ガス中に混
在することに着目し、タンク内における冷媒液の蒸気成
分を検出するセンサ、タンク内の高さの異なる位置にお
ける各ガス密度をそれぞれ検出するセンサ、あるいはタ
ンク内の絶縁ガスの純度を検出するセンサを設け、これ
らの各センサの検出出力に基づいて診断部で冷媒液の漏
出があつたか否かを判定するようにしたので、冷媒液の
漏出を微量のうちから高精度に検出することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る複合冷却方式の変圧器
を示す概略縦断面図である。
を示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る複合冷却方式の変圧
器を示す概略縦断面図である。
器を示す概略縦断面図である。
1 タンク 2 絶縁容器 3 巻線 4 鉄心 7,7A,7B センサ 8 診断部 9 警報出力装置
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁ガスが封入されたタンクと、このタ
ンク内に設けられかつ冷媒液が満たされた容器と、この
容器内に収納されて上記冷媒液に浸漬される電器本体と
を備えた静止誘導電器において、上記タンク内の絶縁ガ
ス中に含有する冷媒液蒸気成分を検出するセンサと、こ
のセンサの検出出力とあらかじめ設定された基準値とを
比較して上記冷媒液の漏出があつたか否かを判定する診
断部と、この診断部で上記漏出があつたと判定したとき
これを報知する装置とを備えたことを特徴とする静止誘
導電器の異常監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記診断
部は、上記基準値を記憶する記憶部と、この記憶部に記
憶された基準値と上記センサの検出出力とを比較し上記
検出出力が上記基準値を超えたとき上記漏出があつたと
判定する比較判定部とを備えたことを特徴とする静止誘
導電器の異常監視装置。 - 【請求項3】 絶縁ガスが封入されたタンクと、このタ
ンク内に設けられかつ冷媒液が満たされた容器と、この
容器内に収納されて上記冷媒液に浸漬される電器本体と
を備えた静止誘導電器において、上記タンク内の高さの
異なる位置に少なくとも1つずつ設けられて上記タンク
内のガスの密度を検出するセンサと、高い位置に設けら
れたセンサの検出出力と低い位置に設けられたセンサの
検出出力の差を求め、この差があらかじめ設定された値
を超えたとき上記冷媒液の漏出があつたと判定する診断
部と、この診断部で上記漏出があつたと判定したときこ
れを報知する装置とを設けたことを特徴とする静止誘導
電器の異常監視装置。 - 【請求項4】 絶縁ガスが封入されたタンクと、このタ
ンク内に設けられかつ冷媒液が満たされた容器と、この
容器内に収納されて上記冷媒液に浸漬される電器本体と
を備えた静止誘導電器において、上記タンク内の絶縁ガ
スの純度を検出するセンサと、このセンサの検出出力と
正常時における上記絶縁ガスの純度を示す値とを比較
し、上記検出出力が上記正常時の値よりもあらかじめ設
定された値以上低下したとき上記冷媒液の漏出があつた
と判定する診断部と、この診断部で上記漏出があつたと
判定したときこれを報知する装置とを備えたことを特徴
とする静止誘導電器の異常監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34824292A JPH06204048A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 静止誘導電器の異常監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34824292A JPH06204048A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 静止誘導電器の異常監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06204048A true JPH06204048A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18395706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34824292A Pending JPH06204048A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 静止誘導電器の異常監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06204048A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6464882B1 (en) | 1998-03-19 | 2002-10-15 | Prior Separation Technology Gmbh | Annular chromatograph |
| CN103440963A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-12-11 | 国家电网公司 | 一种油浸式变压器的保护装置 |
| CN103594228A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-02-19 | 浙江江山特种变压器有限公司 | 高效降温变压器 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34824292A patent/JPH06204048A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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