JPH06204502A - 半導体加速度センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサ及びその製造方法

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JPH06204502A
JPH06204502A JP5230520A JP23052093A JPH06204502A JP H06204502 A JPH06204502 A JP H06204502A JP 5230520 A JP5230520 A JP 5230520A JP 23052093 A JP23052093 A JP 23052093A JP H06204502 A JPH06204502 A JP H06204502A
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movable electrode
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Yoshinori Otsuka
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Shigeyuki Akita
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Tadashi Hattori
服部  正
Toshimasa Yamamoto
山本  敏雅
Kazuhiko Kano
加納  一彦
Hirotane Ikeda
裕胤 池田
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    • G01P2015/0825—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0828—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない基板数からなる新規な半導体加速度セ
ンサ及びその製造方法を提供することにある。 【構成】 P型シリコン基板の主表面に絶縁膜を形成
し、絶縁膜上に梁形状の可動電極を形成する。そして、
可動電極に対し自己整合的にP型シリコン基板に不純物
を拡散して可動電極の両側において固定電極を形成し、
可動電極の下の絶縁膜をエッチング除去する。よって、
P型シリコン基板1と、P型シリコン基板1の上方に所
定の間隔を隔てて配置された梁構造の可動電極4と、P
型シリコン基板1における可動電極4の両側に可動電極
4に対し自己整合的に形成された不純物拡散層よりなる
固定電極8,9とを備え、加速度の作用に伴う可動電極
4の変位によって生じる固定電極8,9間の電流の変化
(増減)で加速度が検出されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体加速度センサ
に係り、特に、自動車の車体制御、エンジン制御、エア
バック制御等に好適な加速度センサ及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の加速度センサに要求される性
能としては、比較的低レベルの加速度(0〜±1G)を
低レベルの周波数(0〜100Hz)で精度よく検出す
ることが挙げられる。尚、ここで、1Gは加速度の単位
で、9.8m/sec2 を表す。
【0003】ところで、このような加速度センサとして
は、従来から圧電効果を利用した圧電式、差動トランス
を利用した磁気式、あるいは半導体式でシリコンの微細
加工技術を駆使した半導体歪ゲージ式や静電容量式等が
広く知られている。この中でも低加速度レベル、低周波
数レベルを精度良く検出でき、安価で大量生産に向く方
式としては半導体式は最も有望と考えられている。
【0004】又、静電容量式は歪ゲージ式に比較して、
検出感度が大きいという特徴を有している。このような
静電容量型加速度センサの従来例として特開平2−13
4570号公報に開示されているものを図66に示す。
図66において静電容量型加速度センサの検出部は3枚
のシリコン基板300,301,302を絶縁膜である
熱酸化膜303を介して直接張り合わせ、接合したもの
である。シリコン基板300には、エッチング加工によ
り、接合前にシリコンビーム(梁状部)304と可動電
極305が予め形成されている。さらに、シリコン基板
301,302にも接合前に予めポリシリコンによる固
定電極306,307が形成されている。重り機能を有
する可動電極305はシリコンビーム304によって支
持されており、これに作用する図の上下方向の加速度の
大きさに応じて、可動電極305と固定電極306,3
07との間の空隙の寸法が変化する。即ち、検出部に作
用する加速度に応じて空隙部の静電容量が変化し、この
変化をボンディングパッド308を介して、外部の電子
回路に取り出すことで加速度を検出しようとするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の静電容量型加速度センサにおいては、シリコ
ン基板自身を100〜200μm程も加工してビームを
形成するために生じる高度な加工技術が要求されるとと
もに製造コストも増大する。
【0006】つまり、可動電極を形成するシリコン基板
1枚と固定電極を形成するシリコン基板2枚の合計3枚
のシリコン基板が必要であり、低コスト化が困難なこと
である。さらに、熱酸化膜を介してシリコン基板同志を
接合しなければならないため、プロセス上の熱的制約を
受ける。さらには、加速度の検出を静電容量の変化で行
うため、静電容量を形成する電極面積をその測定下限よ
り小さくできず、小型化が望めなかった。
【0007】そこで、この発明の目的は、少ない基板数
からなる新規な半導体加速度センサ及びその製造方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半導
体基板と、前記半導体基板の上方に所定の間隔を隔てて
配置された梁構造の可動電極と、前記半導体基板におけ
る前記可動電極の両側に形成された不純物拡散層よりな
る固定電極とを備え、加速度の作用に伴う前記可動電極
の変位によって生じる前記固定電極間の電流の変化で加
速度を検出するようにした半導体加速度センサをその要
旨とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の固定電極
を、可動電極に対し自己整合的に形成されたものとした
半導体加速度センサをその要旨とする。請求項3の発明
は、請求項1において、半導体基板に垂直方向に加速度
が加わった際には、電界強度の変化によって電流が変化
して加速度を検出するものである半導体加速度センサを
その要旨とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1において、半
導体基板に水平方向に加速度が加わった際には、両固定
電極間での反転層領域の面積が変化したことにより電流
が変化して加速度を検出するものである半導体加速度セ
ンサをその要旨とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1において、半
導体基板は、可動電極と対向した部分での少なくとも固
定電極のない領域において下部電極を有するものである
半導体加速度センサをその要旨とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項5において、半
導体基板上に絶縁膜を有するものである半導体加速度セ
ンサをその要旨とする。請求項7の発明は、請求項1に
おいて、可動電極は、半導体基板に対し水平2軸方向に
可動であるとともに、両固定電極間の上方に位置する部
分が一方の固定電極から他方の固定電極にかけて斜状に
形成したものであり、かつ、それが相反する方向に一対
ある半導体加速度センサをその要旨とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項1において、可
動電極は、その一部に薄肉部が形成されているものであ
る半導体加速度センサをその要旨とする。請求項9の発
明は、請求項1において、可動電極は、三次元的に可動
であり、かつ、互いに直交する方向に突出する4つの電
極部を有し、固定電極は、当該電極部に対応して配置さ
れているものである半導体加速度センサをその要旨とす
る。
【0014】請求項10の発明は、半導体基板と、前記
半導体基板上に配置されたゲート酸化膜と、前記ゲート
酸化膜上に配置された下部ゲート電極と、前記半導体基
板における前記下部ゲート電極の両側に下部ゲート電極
に対し自己整合的に形成された不純物拡散層よりなる固
定電極と、前記半導体基板の上方に前記下部ゲート電極
と所定の間隔を隔てて配置された梁構造の可動上部ゲー
ト電極と、前記半導体基板における前記可動上部ゲート
電極と対向した部分に配置された下部電極とを備え、加
速度の作用に伴う前記可動上部ゲート電極の変位によっ
て生じる前記固定電極間の電流の変化で加速度を検出す
るようにした半導体加速度センサをその要旨とする。
【0015】請求項11の発明は、半導体基板の主表面
に犠牲層を形成する第1工程と、前記犠牲層上に梁形状
の可動電極を形成する第2工程と、前記可動電極に対し
自己整合的に前記半導体基板に不純物を拡散して可動電
極の両側において固定電極を形成する第3工程と、前記
可動電極の変位に伴う前記固定電極間の電流の変化を検
出できるように、前記可動電極の下の前記犠牲層をエッ
チング除去する第4工程とを備えた半導体加速度センサ
の製造方法をその要旨とする。
【0016】請求項12の発明は、半導体基板の主表面
に犠牲層を形成する第1工程と、前記半導体基板に不純
物を拡散して互いに離間した一対の固定電極を形成する
第2工程と、前記両固定電極間の上方における前記犠牲
層上に梁形状の可動電極を形成する第3工程と、前記可
動電極の変位に伴う前記固定電極間の電流の変化を検出
できるように、前記可動電極の下の前記犠牲層をエッチ
ング除去する第4工程とを備えた半導体加速度センサの
製造方法をその要旨とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明の半導体加速度センサにおい
て、加速度が作用すると、可動電極が変位し固定電極間
の電流が変化する。この固定電極間の電流の増減により
加速度が検出される。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の固定電極
が、可動電極に対し自己整合的に形成されている。この
ため、可動電極と固定電極で形成されるMISFETの
位置決め精度を上げることができ、MISFETのトラ
ンジスタ特性の向上が達成される。
【0019】請求項3の発明は、請求項1において、半
導体基板に垂直方向に加速度が加わった際には、電界強
度の変化によって電流が変化して加速度が検出される。
請求項4の発明は、請求項1において、半導体基板に水
平方向に加速度が加わった際には、両固定電極間での反
転層領域の面積が変化したことにより電流が変化して加
速度が検出される。
【0020】請求項5の発明は、請求項1において、可
動電極と対向した部分での少なくとも固定電極のない領
域において下部電極が配置される。この下部電極の電位
を可動電極の電位と等電位にすれば、半導体基板と可動
電極との間で発生する静電気力を極力小さくすることが
できる。一方、下部電極の電位と可動電極の電位とに電
位差を設けて静電気力を発生させることで、可動電極を
変位させるというセンサ機能のチェックができる。
【0021】請求項6の発明は、請求項5において、半
導体基板上に絶縁膜を設けることで、センサ機能のチェ
ック時においても、電極間の放電や電極相互の接触によ
るショートが生じない。
【0022】請求項7の発明は、請求項1において、可
動電極が基板に対し水平2軸方向に移動したことが検出
される。請求項8の発明は、請求項1において、可動電
極の一部の薄肉部により、可動電極のバネ定数が小さく
なり可動電極の変位を大きくとることができ、検出感度
が向上する。
【0023】請求項9の発明は、請求項1において、可
動電極が三次元的に可動し、その動きが検出される。つ
まり、1つの素子で3次元の加速度が検出される。請求
項10の発明は、可動上部ゲート電極と下部ゲート電極
によりコンデンサが構成され、ゲート酸化膜と下部ゲー
ト電極と固定電極とにより電界効果トランジスタが構成
される。そして、可動上部ゲート電極が加速度により変
位し、前記コンデンサの静電容量が変化して、前記トラ
ンジスタの反転層に印加される電界強度が変化する。そ
の結果、加速度が電界効果トランジスタのドレイン電流
変化として検出されることとなる。又、可動上部ゲート
電極と対向した部分に下部電極が配置され、下部電極と
可動上部ゲート電極とを等電位にすることで、半導体基
板と可動上部ゲート電極との間で発生する静電気力を極
力小さくすることができる。
【0024】請求項11の発明は、第1工程により半導
体基板の主表面に犠牲層が形成され、第2工程により犠
牲層上に梁形状の可動電極が形成される。そして、第3
工程により可動電極に対し自己整合的に半導体基板に不
純物が拡散され可動電極の両側において固定電極が形成
される。さらに、第4工程により可動電極の下の犠牲層
がエッチング除去され、可動電極の変位に伴う固定電極
間の電流の変化が検出できるようになる。その結果、前
述の請求項2の半導体加速度センサが製造される。
【0025】請求項12の発明は、第1工程により半導
体基板の主表面に犠牲層が形成され、第2工程により半
導体基板に不純物が拡散されて互いに離間した一対の固
定電極が形成される。そして、第3工程により両固定電
極間の上方における犠牲層上に梁形状の可動電極が形成
される。さらに、第4工程により可動電極の下の犠牲層
がエッチング除去され、可動電極の変位に伴う固定電極
間の電流の変化が検出できるようになる。その結果、前
述の請求項1の半導体加速度センサが製造される。
【0026】
【実施例】(第1実施例)以下、この発明を具体化した
第1実施例を図面に従って説明する。
【0027】図1は、本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図2には図1のA−A断面を示し、
図3には図1のB−B断面を示す。P型シリコン基板1
上には絶縁膜2が形成され、絶縁膜2はSiO2 ,Si
3N4 等よりなる。又、P型シリコン基板1上には、絶
縁膜2の無い長方形状の領域、即ち、空隙部3が形成さ
れている(図1参照)。絶縁膜2の上には、空隙部3を
架設するように両持ち梁構造の可動電極4が配置されて
いる。この可動電極4は帯状にて直線的に延びるポリシ
リコンよりなる。又、絶縁膜2によりP型シリコン基板
1と可動電極4とが絶縁されている。
【0028】尚、可動電極4の下部における空隙部3
は、絶縁膜2の一部が犠牲層としてエッチングされるこ
とにより形成されるものである。この犠牲層エッチング
の際には、エッチング液として、可動電極4がエッチン
グされず、犠牲層である絶縁膜2がエッチングされるエ
ッチング液が使用される。
【0029】又、絶縁膜2上には層間絶縁膜5が配置さ
れ、その上にはコンタクトホール7を介して可動電極4
と電気的接続するためのアルミ配線6が配置されてい
る。図3において、P型シリコン基板1上における可動
電極4の両側には不純物拡散層からなる固定電極8,9
が形成され、この固定電極8,9はP型シリコン基板1
にイオン注入等によりN型不純物を導入することによっ
て形成されたものである。
【0030】尚、可動電極(両持ち梁)4はポリシリコ
ンの他にも、タングステン等の耐熱金属を用いてもよ
い。又、図1に示すように、P型シリコン基板1には不
純物拡散層からなる配線10,11が形成され、配線1
0,11はP型シリコン基板1にイオン注入等によりN
型不純物を導入することによって形成されたものであ
る。そして、固定電極8と配線10、固定電極9と配線
11とはそれぞれ電気的に接続されている。
【0031】さらに、配線10はコンタクトホール12
を介してアルミ配線13と電気的に接続されている。
又、配線11はコンタクトホール14を介してアルミ配
線15と電気的に接続されている。そして、アルミ配線
13,15及び6は外部の電子回路と接続されている。
【0032】又、図3に示すように、P型シリコン基板
1における固定電極8,9間には、反転層16が形成さ
れ、同反転層16は可動電極(両持ち梁)4に電圧を印
加することにより生じたものである。
【0033】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図4〜図13を用いて説明する。ここ
で、図面の左側にセンサ、右側には処理回路に必要なト
ランジスタの工程を示す。
【0034】図4に示すように、P型シリコン基板17
を用意し、フォトリソ工程を経て、イオン注入等により
センサやトランジスタのソース・ドレインの配線部分と
なるN型拡散層18,19,20,21を形成する。
【0035】そして、図5に示すように、その一部が犠
牲層となる絶縁膜22をセンサ作製部に形成する。尚、
このとき、基板全体に絶縁膜22を成膜し後からトラン
ジスタ作製部上の絶縁膜を除去してもよい。
【0036】さらに、図6に示すように、ゲート酸化に
よりトランジスタ作製部分上にゲート酸化膜23を形成
する。そして、図7に示すように、ポリシリコンを成膜
し、フォトリソ工程を経てドライエッチ等でセンサの可
動電極24及びトランジスタのゲート電極25をパター
ニングする。
【0037】引き続き、図8に示すように、N型拡散層
からなるセンサの固定電極を形成するために、フォトリ
ソ工程を経て絶縁膜22に可動電極24に対して自己整
合的に開口部26,27を形成する。又、トランジスタ
のソース・ドレインを形成するために、フォトリソ工程
を経てレジスト28により開口部29,30を形成す
る。
【0038】さらに、絶縁膜22及びレジスト28の開
口部26,27、レジスト28の開口部29,30から
可動電極24,ゲート電極25に対して自己整合的にイ
オン注入等によって不純物を導入して、図9に示すよう
に、N型拡散層からなるセンサの固定電極31,32、
トランジスタのソース・ドレイン領域33,34を形成
する。
【0039】次に、図10に示すように、可動電極2
4,ゲート電極25とアルミ配線を電気的に絶縁するた
めの層間絶縁膜35を成膜する。そして、図11に示す
ように、層間絶縁膜35に配線用拡散層18,19,2
0,21とアルミ配線を電気的に接続するためのコンタ
クトホール36,37,38,39をフォトリソ工程を
経て形成する。
【0040】さらに、図12に示すように、電極材料で
あるアルミニウムを成膜して、フォトリソ工程を経てア
ルミ配線40,41,42,43等を形成する。そし
て、図13に示すように、層間絶縁膜35の一部と絶縁
膜22の一部である犠牲層をエッチングする。
【0041】このようにして、トランジスタ型半導体加
速度センサの製作工程が終了する。次に、加速度センサ
の作動を図3を用いて説明する。可動電極4とシリコン
基板1との間及び固定電極8,9間に電圧をかけると、
反転層16が形成され、固定電極8,9間に電流が流れ
る。本加速度センサが加速度を受けて、図中に示すZ方
向(基板に垂直方向)に可動電極4が変位した場合には
電界強度の変化によって反転層16のキャリア濃度が増
大し電流が増大する。このように本加速度センサは電流
量の増減で加速度を検出することができる。
【0042】このように本実施例では、P型シリコン基
板17(半導体基板)の主表面に絶縁膜22(犠牲層)
を形成し(第1工程)、絶縁膜22(犠牲層)上に梁形
状の可動電極24を形成する(第2工程)。そして、可
動電極24に対し自己整合的にP型シリコン基板17
(半導体基板)に不純物を拡散して可動電極24の両側
において固定電極31,32を形成し(第3工程)、可
動電極24の下の絶縁膜22(犠牲層)をエッチング除
去した(第4工程)。
【0043】その結果、図1〜3に示すように、P型シ
リコン基板1(半導体基板)と、P型シリコン基板1
(半導体基板)の上方に所定の間隔を隔てて配置された
梁構造の可動電極4と、P型シリコン基板1(半導体基
板)における可動電極4の両側に可動電極4に対し自己
整合的に形成された不純物拡散層よりなる固定電極8,
9とを備え、加速度の作用に伴う可動電極4の変位によ
って生じる固定電極8,9間の電流の変化(増減)で加
速度を検出するようにした。
【0044】このように、梁(ビーム)を形成する材料
としてシリコン基板を使用せず、シリコン基板上に成膜
した薄膜、例えば高濃度に不純物をドープしたポリシリ
コンあるいは耐熱性の金属のような材料を使用した。よ
って、可動電極を形成するための梁の厚さのばらつきを
低減させることが可能となる。一般的に片持ち梁や両持
ち梁に一点荷重が加わった場合、その変化は梁の厚さの
3乗とビームの幅の1乗に反比例する。このためビーム
の厚さの加工は、梁の幅の加工に比較して非常に精度が
要求される。本実施例では梁の厚さを従来のようにエッ
チングで制御するものではなく、薄膜の堆積膜厚で制御
するものであり、その方法による膜厚制御性がエッチン
グによる方法に比較して著しく良好なため、可動電極に
加速度が印加された時の可動電極の変化の値の制御性を
著しく向上させることができる。
【0045】又、梁を形成するために、予め犠牲層を成
膜した後の梁の材料を成膜し、梁の形状を形成した後に
犠牲層をエッチングで除去した。ここで、一般的に犠牲
層とは可動部を形成するために、最終的に除去消失させ
ることを目的として予め形成する薄膜層のことをいう。
よって、固定電極と可動電極の間の空隙のばらつきを低
減させることが可能となる。一般的にトランジスタの反
転層キャリア濃度は、空隙の大きさに反比例するため、
同様に電流も空隙の大きさに反比例する。本実施例は空
隙の大きさを犠牲層の膜厚で制御するものであり、その
方法による膜厚制御性が良好なため、固定電極間の電流
の値の制御性を著しく向上させることができる。
【0046】さらに、可動電極を形成するビームに対し
て垂直方向に相対するシリコン基板に一対の固定電極を
設け、その固定電極間に電流を生じさせ可動電極の変位
によりその電流を変化させるトランジスタ構造とした。
よって、固定電極間の電流変化から可動電極の変位を検
出し加速度を測定することができる。トランジスタでは
通常ゲート(ここでは可動電極に相当する)電圧を変化
させることによりドレイン電流を変化させているが、ゲ
ートと基板間のギャップを変化することでも反転層のキ
ャリア濃度が変わるためドレイン電流が変化する。従っ
て、本実施例では、加速度を受けた可動電極の変化を固
定電極間の電流量で検出することができる。電流検出が
可能になったことにより、容量検出方式で必要であった
大きな電極面積が不必要となり、センサの小型化が著し
く向上する。
【0047】さらに、上記の二つの固定電極が可動電極
となる梁の形状を形成した後に自己整合的に形成する拡
散層で構成するようにした。このような方法は可動電極
となる梁の形状を形成し、シリコン基板上で固定電極と
なる部分の上の犠牲層を窓開けした後、固定電極となる
部分にイオン注入法で不純物を導入することで容易に達
成できる。よって、可動電極を常に固定電極間の中央部
に形成することが容易に可能となり、製作プロセスでの
位置合わせ精度を向上させることができる。
【0048】又、これらは、全てIC作製プロセスその
もの、及び流用であるため、IC作製プロセスの中でセ
ンサ構造体の形成ができ、回路との一体化が著しく容易
に可能になる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0049】図14に本実施例の加速度センサの平面図
を示し、図15に図14のC−C断面を示し、図16に
図14のD−D断面を示し、図17に図14のE−E断
面を示す。
【0050】図1に示す第1実施例では、1本の両持ち
梁が弾性体としての機能と重りとしての機能と電極とし
ての機能を有しているが、図14に示す第2実施例では
弾性体としての機能と重りとしての機能を有する1本の
梁部44と、重りとしての機能と電極としての機能を有
する2本の電極部45,46とでポリシリコンよりなる
可動電極47が形成されている。
【0051】電極部45,46の下部のP型シリコン基
板48には、可動電極47の電極部45,46に対しそ
の両側にN型拡散層よりなる固定電極49,50及び5
1,52が形成されている。それぞれの固定電極49,
50,51,52は配線用の拡散層53,54,55,
56と接続されており、コンタクトホール57,58,
59,60を介してアルミ配線61,62,63,64
と接続されている。可動電極47はコンタクトホール6
5を介してアルミ配線66と接続されている。
【0052】エッチング領域67は、図示されていない
絶縁膜のうち犠牲層としてエッチングされる領域を示
し、犠牲層エッチングを行うことで、可動電極47(ポ
リシリコン)は2ヶ所の固定端68,69で固定され、
電極部45,46が可動構造となる。
【0053】図15において、電極部45,46よりも
固定電極49,50,51,52が図の両側で長めに形
成されていることを示している。図16,図17におい
て、電極部45,46と基板48間、及び固定電極49
と50との間、51と52との間に電圧が加えられ固定
電極52と51間、49と50間に反転層70,71が
形成され、固定電極49と50との間、51と52との
間にそれぞれ電流が流れる。
【0054】次に、二次元検出可能な加速度センサの作
動を、図15,16,17を用いて説明する。本加速度
センサは加速度を受けて、図15に示すX方向(基板の
水平方向)に電極部(可動電極)45,46が変位した
場合には、両固定電極間の反転層領域の面積(トランジ
スタでいうゲート幅)が変わることにより、固定電極4
9,50に流れる電流は減少し、固定電極51,52に
流れる電流は逆に増大する。一方、本加速度センサが加
速度を受けて、図中に示すZ方向に電極部45,46が
変位した場合には、反転層70,71のキャリア濃度が
減少するため、前記電流は同時に減少する。
【0055】このように本加速度センサは、2つの電流
量の増減で二次元の加速度を検出することができる。こ
のように本実施例では、可動電極と二つの固定電極の組
み合わせを一対設け水平方向の変位により両固定電極間
の反転層領域、即ち、ゲート幅が一方は増加し他方は減
少する構造(例えば、可動電極(梁)で十字型を形成す
る)とした。よって、二つの電流量の増減から梁の水平
および垂直それぞれの方向の加速度を検出することが可
能となる。即ち、二つの電流量が同相で変化した場合に
は、梁は垂直方法に変位し、逆に二つの電流量が逆相で
変化した場合には、梁は水平方向に変位したものとして
加速度を検出することができる。このことは一つの加速
度検出構成で二次元の検出方向を持つことを可能とする
ものである。 (第3実施例)次に、第3実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0056】図18に本実施例の加速度センサの平面図
を示す。又、図19には図18のF−F断面を示す。図
1に示す第1実施例では1本の両持ち梁が弾性体として
の機能と重りとしての機能と電極としての機能を有し、
図14に示す第2実施例では1本の両持ち梁が弾性体と
しての機能と重りとしての機能を有し1対の電極部が重
りの機能と電極の機能を有している。本実施例では、弾
性体としての機能を有する2本の梁部72と、重りとし
ての機能を有する質量部73と、電極の機能を有する電
極部74,75でポリシリコンよりなる可動電極76が
形成されている。
【0057】重りとしての機能を高めるために、質量部
73の上に重りとなる材料例えば金属のようなものを載
せてもよい。この実施例でも同様に、電極部74,75
の下部のP型シリコン基板77にはその両側にN型拡散
層よりなる固定電極78,79,80,81が形成され
ている。それぞれの固定電極(拡散層)78,79,8
0,81は配線用の拡散層82,83,84,85と接
続されており、コンタクトホール86,87,88,8
9を介してアルミ配線90,91,92,93と接続さ
れている。
【0058】可動電極(ポリシリコン)76は、コンタ
クトホール94を介してアルミ配線95と接続されてい
る。エッチング領域96は、図示されていない絶縁膜の
うち犠牲層としてエッチングされる領域を示し、犠牲層
エッチングを行うことで、可動電極(ポリシリコン)7
6が2ヶ所の固定端97で固定され、電極部74,75
が可動構造となる。
【0059】本実施例では質量部73を設けたことによ
り、第2実施例に比べて可動電極の変位を大きくとるこ
とができ、検出感度を上げることが可能となる。 (第4実施例)次に、第4実施例を第3実施例との相違
点を中心に説明する。
【0060】図20に本実施例の加速度センサの断面図
を示す。図1に示した第1実施例、図14に示した第2
実施例、図18に示した第3実施例では、電極として機
能する以外の可動電極、例えば、梁や質量部にも基板と
の電圧差が生じるため、必然的に静電気力が発生する。
この静電気力を見積もると、例えば可動電極と基板の電
圧差を10V,ギャップを0.5μmとすると静電気力
は1平方mあたり1771Nで、これは可動電極を厚さ
1μmのポリシリコンとすると1Gの加速度で受ける力
のおよそ8万倍である。従って、可動電極は強大な力で
基板に引きつけられるため、梁が基板に接触しないよう
に梁構造を頑丈にする必要がある。しかし、これは逆に
加速度を受けた場合の梁、即ち、可動電極の変位量を著
しく小さくし、加速度の検出を困難にする。静電気力の
影響を減らすには、静電気力の発生する面積を小さくす
ることが必要となる。
【0061】そのために図20に示すように、可動電極
として機能しない可動部分、例えば梁や質量部に対向し
たシリコン基板77に可動電極76と等電位とすること
を目的にした下部電極98を設ける。下部電極98は、
可動電極(ポリシリコン)76の内、電極としての機能
を有さない(下部の基板に固定電極のない)部分に対向
したシリコン基板77に前記固定電極78〜81と電気
的に分離されて設けられる。下部電極98の形成は、配
線用拡散層と同時に行う。そして、加速度を検出すると
きには、図示しない外部スイッチにより下部電極98と
可動電極96とを接続し、等電位とする。これにより静
電気力が発生する領域を最小限にすることができる。
【0062】又、図21に示すように、可動部の変位量
を稼ぐために重り99、例えば比重の大きな金属Au,
Wなどを質量部上に付加してもよい。 (第5実施例)次に、第5実施例を第4実施例との相違
点を中心に説明する。
【0063】第4実施例では下部電極98を設け可動電
極76と等電位として静電気力の発生を抑えることとし
たが、本実施例では下部電極98と可動電極76に電位
差を設け、静電気力を発生させる。これにより可動電極
76に変位が起き仮想的な加速度が発生したこととな
り、容易にセンサ機能のチェックが可能になる。これと
同時に、センサ動作時に加速度を受け可動部が図20に
示すZ方向に変位し固定電極間の電流が変化した場合
に、電流が元の値に戻るように可動電極76と下部電極
98の電位差を減じてやれば静電気力が小さくなり、可
動電極76はZ方向と反対側に変位し元の位置に戻る。
固定電極間の電流値が常に一定になるように静電気力
(可動電極76と下部電極98の電位差)を調整してや
れば、加速度を受けたときの可動電極76の変位量を、
非常に小さくすることができ耐衝撃性が著しく大きくな
る。この場合、加速度を可動電極76と下部電極98の
電圧変化で検出してもよい。 (第6実施例)次に、第6実施例を第2実施例との相違
点を中心に説明する。
【0064】図22に本実施例の加速度センサの斜視図
を示す。本実施例は三次元の加速度を検出する三次元ト
ランジスタ型半導体加速度センサとしたものである。シ
リコン基板100上にセンサ部101がその梁の長手方
向が図中のY方向になるように配置されている。又、シ
リコン基板100上にセンサ部102がその梁の長手方
向が図中のX方向になるように配置されている。
【0065】つまり、電極103,104を有する可動
電極115と、電極105,106を有する可動電極1
16とが配置されるとともに、固定電極107,10
8,109,110,111,112,113,114
が形成されている。その他の下部電極、絶縁層、アルミ
配線、コンタクトホール等は省略されている。既に述べ
たようにセンサ部101は、電極107と108及び1
09と110の間の電流量の増減で、X方向とZ方向の
加速度を検出することができる。さらに、センサ部10
2は、電極111と112及び113と114の間の電
流値の増減で、Y方向とZ方向の加速度を検出すること
ができる。
【0066】従って、このように第2〜第5実施例に示
すトランジスタ型半導体加速度センサを同一シリコン基
板上に互いに直交するように2個配置することで3次元
の加速度センサを実現できる。よって、一つのシリコン
チップ上で3次元の加速度の検出が可能になる。 (第7実施例)次に、第7実施例を図面に従って説明す
る。
【0067】図23は、本実施例の半導体加速度センサ
の平面図を示す。又、図24には図1のG−G断面を示
す。図24に示すように、P型シリコン基板117の主
表面上には絶縁膜118が全面に形成され、その絶縁膜
118の上には絶縁膜119が形成されている。絶縁膜
118は、トランジスタのゲート絶縁膜であり、基板表
面のリーク電流を低減するとともにトランジスタ特性の
経時変化を抑制する。絶縁膜118及び絶縁膜119
は、SiO2 ,Si3 N4 等よりなる。又、P型シリコ
ン基板117上には、絶縁膜119の無い領域、即ち、
空隙部120が形成されている(図23参照)。絶縁膜
119の上には、空隙部120を架設するように両持ち
梁構造の可動電極121が配置されている。この可動電
極121はポリシリコンよりなる。又、この可動電極1
21は、MISFETのゲート電極として働く。ここ
で、可動電極121は、図23中Y方向に突出する電極
部157,158を有し、電極部157,158の先端
部が斜状に形成されている。そして、この電極部15
7,158を斜状にすることにより、基板平面内での2
軸方向の加速度の検出が可能となる(詳細の作動は後
述)。又、可動電極121には屈曲部286,287が
形成され、可動電極121は基板117に水平な2軸方
向(図23でのX,Y方向)に移動可能となっている。
【0068】尚、可動電極121の下部における絶縁膜
119の空隙部120は、犠牲層としてエッチングされ
ることにより形成されるものである。この犠牲層エッチ
ングの際には、可動電極121と基板表面を保護する絶
縁膜118がエッチングされず、犠牲層である絶縁層1
19がエッチングされるエッチング液が使用される。例
えば、絶縁膜118としてSi3 N4 膜を用い、絶縁膜
119としてSiO2膜を用い、HF系の液をエッチン
グ液として用いることができる。
【0069】又、P型シリコン基板117上には不純物
拡散層からなる固定電極122,123,124,12
5が形成され、この固定電極122,123,124,
125はP型シリコン基板117にイオン注入等により
N型不純物を導入することによって形成されたものであ
る。
【0070】尚、可動電極(両持ち梁)121はポリシ
リコンの他にも、ダングステン等の高融点金属を用いて
もよい。又、固定電極122,123,124,125
はコンタクトホール126,127,128,129を
介してアルミ配線130,131,132,133と電
気的に接続されている。そして、アルミ配線130,1
31,132,133は外部の電子回路と接続されてい
る。
【0071】又、固定電極122,123または12
4,125と可動電極121及びゲート絶縁膜118及
び空隙部120とで、電界効果型トランジスタ(MIS
FET)を構成している。
【0072】従って、可動ゲート電極121に電圧が印
加されるとP型シリコン基板117における固定電極1
22,123または124,125間には、反転層13
4が形成され、固定電極122,123または124,
125間にドレイン電流が流れることとなる。
【0073】又、図23に示すように、可動電極121
の電極部157,158を除く領域(梁の部分)に対向
したP型シリコン基板117には、下部電極135が設
けられている。この下部電極135は可動電極121と
等電位として静電気力の発生を抑えるためのものであ
る。
【0074】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図25〜図33を用いて説明する。図
25に示すように、P型シリコン基板136を用意し、
CVD等によりゲート絶縁膜137を形成する。これ
は、犠牲層エッチング液にエッチングされない絶縁膜で
ある。
【0075】次に、図26に示すように、フォトリソ工
程及びイオン注入等によりN型拡散層よりなるセンサの
固定電極138,139を形成し、その後、その一部が
犠牲層となる絶縁膜140を成膜したのち、フォトリソ
工程を経て回路部のトランジスタ形成領域をエッチング
除去する。
【0076】さらに、図27に示すように、ポリシリコ
ンを成膜し、フォトリソ工程を経て、ドライエッチング
等で可動ゲート電極141及び回路部のトランジスタの
ゲート電極142を形成する。
【0077】引き続き、図28に示すように、N型拡散
層よりなる回路部のトランジスタのソース・ドレイン領
域を形成するために、フォトリソ工程を経て、レジスト
143を用いてゲート電極142の両側に開口部14
4,145を形成する。
【0078】さらに、ゲート電極142の両側の開口部
144,145からトランジスタのゲート電極142に
対して自己整合的にイオン注入等によって不純物を導入
して、図29に示すように、N型拡散層からなるトラン
ジスタのソース・ドレイン領域146,147を形成す
る。
【0079】次に、図30に示すように、可動電極14
1、ゲート電極142及び固定電極138,139、ソ
ース・ドレイン領域146,147とアルミ配線を電気
的に絶縁するための層間絶縁膜148を成膜する。そし
て、図31に示すように、層間絶縁膜148に固定電極
138,139、ソース・ドレイン領域146,147
のそれぞれとアルミ配線を電気的に接続するためのコン
タクトホール149,150,151,152をフォト
リソ工程を経て形成する。
【0080】さらに、図32に示すように、電極材料で
あるアルミニウムを成膜して、フォトリソ工程を経てア
ルミ配線153,154,155,156等を形成す
る。そして、図33に示すように、層間絶縁膜148の
一部と絶縁膜140の一部である犠牲層をエッチングす
る。
【0081】このようにして、トランジスタ型半導体加
速度センサの製作工程が終了する。次に、半導体加速度
センサの作動を図23,図24を用いて説明する。可動
電極121と空隙部120、ゲート絶縁膜118及び、
固定電極122,123,124,125とで電界効果
型トランジスタを形成している。
【0082】電界効果型トランジスタのドレイン電流I
dは、
【0083】
【数1】
【0084】・・・(1) であらわせる。ここで、μはキャリア移動度、L,W,
Vthはそれぞれ電界効果型トランジスタ素子のチャネル
長、チャネル幅及びしきい値電圧を示し、Vgはゲート
電圧である。又、Ciは可動電極(ゲート電極)121
と空隙部120、ゲート絶縁膜118及びP型シリコン
基板117で形成されるコンデンサにおける静電容量で
あって、ゲート酸化膜による静電容量Coxと空隙による
静電容量Cgap とを直列接続した合成容量であり次式で
表される。
【0085】
【数2】
【0086】・・・(2) ここで、基板面内で二次元検出可能な加速度センサの作
動を、図23、34、35、36を用いて説明する。但
し、図34は図23のトランジスタ部分を拡大した図で
ある。
【0087】図34で、可動電極121の電極部15
7,158はそれぞれ、先端が斜めに加工されており、
両固定電極(ソース・ドレイン拡散層)122,123
間及び124,125間において反転層領域の幅Wo を
有している。
【0088】本半導体加速度センサが加速度を受けて、
図34に示すX方向(基板の水平方向)に可動電極12
1が変位した場合には、図35に示すように、可動電極
121の電極部157と固定電極122,123による
反転層領域、及び可動電極121の電極部158と固定
電極124,125による反転層領域の面積は共に増大
し、電界効果型トランジスタでいうゲート幅Wo がΔW
だけ増加しW1となるため、ソース(固定電極12
2),ドレイン(固定電極123)間及びソース(固定
電極124),ドレイン(固定電極125)間に流れる
ドレイン電流は増加する。
【0089】ここで、本半導体加速度センサが加速度を
受けて、図34中に示すY方向に可動電極121の電極
部157,158が変位した場合には、図36に示すよ
うに、電極部157と固定電極122,123による反
転層領域の面積が増大し、電界効果型トランジスタでい
うゲート幅Wo がΔWだけ増加してW2となるため、固
定電極122,123間に流れる電流は増加する。又、
可動ゲート電極121の電極部158と固定電極12
4,125による反転層領域の面積が減少し、電界効果
型トランジスタでいうゲート幅Wo がΔWだけ減少して
W3となるため、固定電極124,125間に流れる電
流は減少する。
【0090】又、ソース・ドレイン各拡散層の長さは、
ゲート幅の変化によるドレイン電流変化の線形性をもた
せるため、加速度に対するX,Y方向の変化に対して、
十分長くしておけば良い。以上、X方向、Y方向で上記
と逆に変位した場合も含めて各電界効果型トランジスタ
のドレイン電流の変化を表1に示す。
【0091】
【表1】
【0092】表1に示したように、X,Y方向に変位し
た場合に、可動電極121の電極部157側、電極部1
58側のドレイン電流の変化の組み合わせにより、X,
Yの2軸の加速度を検出することが可能となる。
【0093】次に、本半導体加速度センサが加速度を受
けて可動電極121が図24のZ方向に変位した場合に
ついて考えると、可動電極121と半導体基板で構成さ
れる静電容量Cgap が増加し、(2)式に従いCiが増
加するため、トランジスタ型加速度センサのドレイン電
流は、(1)式に従って増加する。このようにして、Z
方向の変位を検出することが可能となる。従って、図3
7に示すように、図23でX,Y方向の検出ができる加
速度センサに、X,Yゲート電極(電極部159及びそ
れに対応する固定電極)を1個つけ加えることにより、
X,Y,Z方向の3軸の加速度を検出することが可能と
なる。この電極部159はその下方の固定電極と充分重
なっており、可動電極121が図37中、X,Y方向に
変位しても反転層領域の面積は変わらないようになって
いる。
【0094】そのときの、各電界効果型トランジスタの
ドレイン電流変化を表2に示す。
【0095】
【表2】
【0096】表2に示したように、X,Y,Z方向に変
位した場合に、ゲート(可動電極121の電極部15
7)側、ゲート(可動電極121の電極部158)側及
びゲート(可動電極121の電極部159)側のドレイ
ン電流の変化の組み合わせにより、X,Y,Zの3軸の
加速度を1個の加速度センサで検出することが可能とな
り、半導体加速度センサの著しい小型化が可能となる。
【0097】尚、本実施例の応用として、図37でつけ
加えたゲート電極(可動ゲート電極121の電極部15
9)は、X,Y方向の変位に対してゲート幅が変化しな
いように、先端が斜めに加工していないものを示してい
るが、これは、前述したように先端を斜めに加工したも
のを用いてもよい。又、本実施例は両持ち梁で示した
が、片持ち梁でもよい。さらに、本実施例では検出する
電流として(1)式の飽和領域のドレイン電流で説明し
たが、線形領域のドレイン電流を検出に用いることも可
能である。
【0098】このように本実施例では、可動電極121
をP型シリコン基板117に対し水平2軸方向に可動に
するとともに、可動電極121には相反する方向に延び
る電極部157,158を設け、同電極部157,15
8を、両固定電極間の上方に位置する部分に対し一方の
固定電極から他方の固定電極にかけて斜状に形成した。
よって、可動電極121が基板に対し水平2軸方向に移
動したことが検出できる。 (第8実施例)次に、第8実施例を第3実施例との相違
点を中心に説明する。
【0099】図38に本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図39には図38のH−H断面を示
す。図1に示す第1実施例では1本の両持ち梁が弾性体
としての機能と重りとしての機能と電極としての機能を
有し、図14に示す第2実施例では1本の両持ち梁が弾
性体としての機能と重りとしての機能を有し1対の電極
部が重りの機能と電極の機能を有している。又、図18
に示す第3実施例では、弾性体としての機能を有する2
本の梁部と、重りとしての機能を有する質量部と、電極
の機能を有する電極部でポリシリコンよりなる可動電極
が形成されている。
【0100】ここで、本実施例では、第3の実施例と同
様に弾性体としての機能を有する2本の梁部160,1
61と、重りとしての機能を有する質量部162と電極
の機能を有する電極部163,164でポリシリコンよ
りなる可動電極165が形成されている。ここで、図3
9に示すように弾性体としての機能を有する2本の梁部
160,161には、凹部166,167が形成され、
梁部160,161は薄肉化されている。この薄肉化に
より梁部160,161は弾性体としての機能が高めら
れている。この実施例でも同様に、電極部163,16
4の下部のP型シリコン基板168にはその両側にN型
拡散層よりなる固定電極169,170,171、17
2が形成されている。それぞれの固定電極(拡散層)1
69,170,171、172は配線用の拡散層17
3、174,175,176と接続されており、コンタ
クトホール177,178,179,180を介してア
ルミ配線181,182,183,184と接続されて
いる。
【0101】可動電極(ポリシリコン)165はコンタ
クトホール185を介してアルミ配線186と接続され
ている。エッチング領域187は、絶縁膜のうち犠牲層
としてエッチングされる領域を示し、犠牲層エッチング
を行うことで、可動電極(ポリシリコン)165が2ヶ
所の固定端188,189で固定され、電極部163,
164が可動構造となる。
【0102】このように本実施例では、可動電極165
の一部である梁部160,161を薄肉構造としたこと
により、第3実施例に比べて梁部160,161のバネ
定数を小さくし、可動電極165の変位を大きくとるこ
とができ、従って検出感度を上げることが可能となる。 (第9実施例)次に、第9実施例を図面に従って説明す
る。
【0103】図40は、本実施例の電界効果トランジス
タ型三次元半導体加速度センサ(以下、半導体加速度セ
ンサという。)の全体図を示したものである。又、図4
1は図40のI−I断面を、図42は図40のJ−J断
面を示したものである。
【0104】図40〜図42に示す半導体加速度センサ
は、以下のようなプロセスに従って作製される。半導体
基板、即ち、シリコン基板190上にSiO2 、Si3
N4 等からなる絶縁膜191が構成され、さらに、絶縁
膜191上にポリシリコン、酸化物系、又は、その他金
属系の材料からなる膜が構成される。絶縁膜191上の
この膜は、ウェット、または、ドライプロセスにより電
界効果トランジスタのゲートに相当するゲート電極部1
92,193,194,195、梁部196,197,
198,199、質量部200、アンカー部201,2
02,203,204、および、屈曲部205,20
6,207,208から成る両持ち構造の可動電極20
9に形成される。そして、絶縁膜191は、図41及び
図42に示すように可動電極209の端部に設けられた
アンカー部201,202,203,204の下部を残
してエッチングされるため、ギャップ210が形成さ
れ、可動電極209は絶縁膜191上に架橋するような
格好となる。ここで、このエッチングは犠牲層エッチン
グと呼ばれ、エッチング液として、可動電極209がエ
ッチングされず、可動電極209の下に成膜されている
犠牲層である絶縁膜191が選択的にエッチングされる
エッチング液が使用される。
【0105】又、図40,42に示すように、シリコン
基板190には、不純物拡散層からなる電界効果トラン
ジスタのソース、ドレインに相当する固定電極211,
212,213,214,215,216,217,2
18が形成される。よって、ゲート電極部192と固定
電極211,212、ゲート電極部193と固定電極2
13,214、ゲート電極部194と固定電極215,
216、ゲート電極部195と固定電極217,218
がそれぞれ加速度検出部となる。
【0106】又、図40,41に示すように、可動電極
209の梁の部分(梁部196〜199,屈曲部205
〜208)に対向したシリコン基板190には、下部電
極219が設けられている。この下部電極219は可動
電極209と等電位として静電気力の発生を抑えるため
のものである。
【0107】このような半導体加速度センサは、総てI
C作製プロセスそのもの、及び、流用により作製される
ため、IC作製プロセスの中でセンサ構造体の形成がで
き、回路との一体化が著しく容易になる。
【0108】以上のように作製された半導体加速度セン
サは、次のような構成からなる。即ち、可動電極209
の加速度検出部にあるゲート電極部192,194と1
93,195が図40のように質量部200を中心にし
て互いに直交するように配置され、質量部200は図4
0のように4本の梁によって、アンカー部201,20
2,203,204と結ばれている。そして、アンカー
部201,202,203,204は、図示しないアル
ミ配線を介して外部の電子回路と接続されている。それ
ぞれの梁部196,197,198,199には、質量
部200に三次元の自由度が与えられるように途中に屈
曲部205,206,207,208が設けられてい
る。これにより、1つのエレメント(素子)でX軸方向
・Y軸方向・Z軸方向の自由度を付与することができ、
三次元で作用する加速度の検出が可能となる。
【0109】従って、図40のように構成される半導体
加速度センサは次のように作動する。即ち、梁部19
6,197,198,199に対して半導体加速度セン
サに水平方向(X軸方向、Y軸方向)の加速度が加わっ
た場合、質量部200がこの水平方向の加速度による力
を受け、変位が発生する。この変位により、互いに直交
するように配置した2組のゲート電極部192(固定電
極211,212)及びゲート電極部194(固定電極
215,216)と、ゲート電極部193(固定電極2
13,214)及びゲート電極部195(固定電極21
7,218)による反転層領域の面積の変化が、それぞ
れの加速度検出部のゲート幅の変化となる。その結果、
半導体加速度センサに作用した水平方向の加速度は電界
効果トランジスタのドレイン電流変化として検出される
こととなる。又、同様に、質量部200が梁部196,
197,198,199に対して垂直方向(Z軸方向)
に加速度を受け変位が発生した場合、加速度検出部の2
組のゲート電極部192,194及び193,195と
シリコン基板190間のギャップ210が変わるため、
電界強度が変化する。その結果、半導体加速度センサに
作用した垂直方向の加速度は電界効果トランジスタのド
レイン電流変化として検出されることとなる。検出され
たそれぞれのドレイン電流変化を電気信号として図示し
ないアルミ配線を介して外部回路によって処理し演算す
ることにより、3軸に作用する加速度を1つのエレメン
ト(素子)で検出することが可能となる。
【0110】つまり、図40のように加速度検出部を配
置すれば、三次元の加速度を1つのエレメントで検出す
ることができることとなる。以上に詳述した三次元で作
用する加速度の検出方法について、図43に従って理論
的解析を行う。
【0111】電界効果トランジスタで構成される加速度
検出部に流れるドレイン電流Idは、上記の数式1に従
って変化する。さて、ここで実施例の半導体加速度セン
サに加速度が作用し、図43に示すようなX,Y,Z方
向に質量部200が変位すると、互いに直交するように
配置された2組の固定電極211,212間及び固定電
極215,216間と固定電極213,314間及び固
定電極217,218間に流れるそれぞれのドレイン電
流Id1 、Id3 、Id2 、及びId4 は、X方向の加
速度gx 、Y方向の加速度gy による加速度検出部のゲ
ート幅の変位Wgx 、Wgy と、Z方向の加速度gz に
より加速度検出部の2組のゲート電極部192,194
及び193,195とシリコン基板190間の変化した
ギャップ210(g=gz )により次式のように表され
る。
【0112】
【数3】 Id1 =(W−Wgy )α(g=gz ) Id2 =(W−Wgx )α(g=gz ) Id3 =(W+Wgy )α(g=gz ) Id4 =(W+Wgx)α(g=gz) α(g=gz )=μCi(g=gz )(Vg−Vth(g=gz ))2 /2L ここで、Ci(g=gz )とVth(g=gz )は、加速
度検出部の2組のゲート電極部192,194及び19
3,195とシリコン基板190間のギャップ210に
比例して変化する電界効果トランジスタのコンデンサ容
量としきい値電圧であり、α(g=gz )は、Ci(g
=gz )とVth(g=gz )の変化により決まる関数で
ある。
【0113】よって、数式3より次式が導き出される。
【0114】
【数4】 Wgx /W=−(Id2 −Id4 )/(Id2 +Id4 ) Wgy /W=+(Id1 −Id3 )/(Id1 +Id3 ) ここで、X、Y方向の加速度gx 、gy は、それぞれ加
速度検出部のゲート幅の変位Wgz 、Wgy に比例する
ことから、数式4より、X方向の加速度gx は加速度検
出部の固定電極213,214、及び217,218の
それぞれに流れるドレイン電流Id2 、Id4 の差に比
例し、Y方向の加速度gy は加速度検出部の固定電極2
11,212、及び215,216のそれぞれに流れる
ドレイン電流Id1 、Id3 の差に比例することが分か
る。
【0115】このように、X、Y方向の加速度はZ方向
の加速度と簡単に分離することができる。さらに、Z方
向の加速度を理論的に解析すると、Z方向の加速度は
X、Y方向の加速度の検出とは異なり、加速度検出部に
流れるドレイン電流Idの比では求められず、数式3の
ごとくΣIdの値を演算することによって与えられる。
【0116】
【数5】 Id1 +Id2 +Id3 +Id4 =4Wα(g=gz ) 以上の理論的解析結果を表3に示す。
【0117】
【表3】
【0118】表3は本実施例の半導体加速度センサに加
速度が作用し、質量部200がX,Y,Z方向に変位し
たとき、互いに直交するように配置した加速度検出部2
22,223,224,225に流れるドレイン電流I
dがどのように変化するかを示した一例である。質量部
200がX方向に変位した場合に加速度検出部223,
225のドレイン電流Idの増減と、Y方向に変位した
場合の加速度検出部222,224のドレイン電流Id
の増減と、Z方向に変位した場合の加速度検出部22
2,223,224,225のドレイン電流Idの増減
を示した。ここで、半導体加速度センサに作用する加速
度が上記の場合の逆に作用すると、X、Y、Z方向のド
レイン電流Idの増減は総て逆になる。
【0119】このように本実施例では、電界効果トラン
ジスタで構成される加速度検出部のゲート電極部と固定
電極とを互いに直交する方向に突出するように2組配置
し、可動電極209を三次元的に動かすようにした。よ
って、1つのエレメント(素子)で三次元の加速度を求
めることができる。
【0120】尚、本実施例の応用例としては、梁構造
は、質量部200が三次元的に変位するものであるなら
ばどのような支持でもよい。これには、本実施例のよう
な両持ち構造の梁、或いは片持ち構造の梁、または、本
実施例に示した2本の梁以外に、可動電極209の可動
部のバランス等を維持するためにそれ以上の本数の梁が
使用可能である。 (第10実施例)次に、第10実施例を第1実施例との
相違点を中心に説明する。
【0121】図44は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図45には図44のK−K断面を示
し、図46には図44のL−L断面を示し、図47には
図44のM−M断面を示す。
【0122】本実施例においては、両持ち梁構造の可動
電極4に対しその可動電極4の中心部分のP型シリコン
基板1に固定電極8,9が自己整合的に形成されている
とともに、固定電極8,9の無い可動電極4の下部のP
型シリコン基板1に下部電極226,227が形成され
ている。この下部電極226,227には拡散電極22
8,229が接続され、拡散電極228,229はコン
タクトホール230,231を介してアルミ配線23
2,233と接続されている。
【0123】そして、この下部電極226,227は可
動電極4と等電位として静電気力の発生を抑える。その
他の半導体加速度センサの動作は、第1実施例と同一で
ある。 (第11実施例)次に、第11実施例を第10実施例と
の相違点を中心に説明する。
【0124】図48は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図49には図48のN−N断面を示
し、図50には図48のO−O断面を示し、図51には
図48のP−P断面を示す。
【0125】本実施例においては、P型シリコン基板1
の上面に絶縁膜234が形成されている。つまり、可動
電極4の中心部分において絶縁膜234の下部に固定電
極8,9が自己整合的に形成されているとともに、固定
電極8,9の無い可動電極4の下部における絶縁膜23
4の下部に下部電極226,227が形成されている。
この下部電極226,227には拡散電極228,22
9が接続され、拡散電極228,229はコンタクトホ
ール230,231を介してアルミ配線232,233
と接続されている。
【0126】そして、この下部電極226,227は可
動電極4と等電位として静電気力の発生を抑える。又、
下部電極226,227と可動電極4との間に電位差を
与え、静電力による仮想加速度を発生させ、センサのセ
ルフテストを行う場合、絶縁膜234により、電極間の
放電や電極相互の接触によるショートでの回路の損傷、
ゲートと基板の溶着を防止することができる。 (第12実施例)次に、第12実施例を第2実施例との
相違点を中心に説明する。
【0127】図52は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図53には図52のQ−Q断面を示
す。本実施例においては、両持ち梁構造の可動電極47
の梁部44に対しその梁部44の下方部分のP型シリコ
ン基板48に下部電極235が形成されている。この下
部電極235には拡散電極236が接続され、拡散電極
236はコンタクトホール237を介してアルミ配線2
38と接続されている。
【0128】そして、この下部電極235は可動電極4
7の梁部44と等電位として静電気力の発生を抑える。
その他の半導体加速度センサの動作は、第2実施例と同
一である。 (第13実施例)次に、第13実施例を第3実施例との
相違点を中心に説明する。
【0129】図54は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図55には図54のR−R断面を示
す。本実施例においては、両持ち梁構造の可動電極76
の梁部72及び質量部73の下方部分のP型シリコン基
板77に下部電極239が形成されている。この下部電
極239には拡散電極240が接続され、拡散電極24
0はコンタクトホール241を介してアルミ配線242
と接続されている。
【0130】そして、この下部電極239は可動電極7
6の梁部72及び質量部73と等電位として静電気力の
発生を抑える。その他の半導体加速度センサの動作は、
第3実施例と同一である。 (第14実施例)次に、第14実施例を図面に従って説
明する。
【0131】図56は、本実施例の半導体加速度センサ
の平面図を示す。又、図57には図56のS−S断面
を、図58には図56のT−T断面を、図59には図5
6のU−U断面を示す。
【0132】図57〜59に示すように、P型シリコン
基板243上にはゲート酸化膜244が形成されてい
る。又、ゲート酸化膜244上には、下部(固定)ゲー
ト電極245が配置されており、この下部ゲート電極2
45はポリシリコンよりなる。さらに、ゲート酸化膜2
44及び下部ゲート電極245上には、絶縁膜246及
び絶縁膜247が形成され、絶縁膜246,247はS
iO2 、Si3 N4 等よりなる。又、絶縁膜246の上
には、絶縁膜247の無い長方形状の領域、即ち、空隙
部248が形成されている(図56参照)。図56に示
すように、前述の下部ゲート電極245は長方形状部2
45aとその長方形状部245aから延びる帯状部24
5bとからなり、空隙部248の底面部に長方形状部2
45aが配置され、帯状部245bは空隙部248の外
部において延設されている。さらに、絶縁膜247上に
は、空隙部248を架設するように両持ち梁構造の可動
上部ゲート電極249が配置されている。この可動上部
ゲート電極249は、ポリシリコンよりなる。
【0133】尚、可動上部ゲート電極249の下部にお
ける絶縁膜247の空隙部248は、犠牲層としてエッ
チングされることにより形成されるものである。この犠
牲層のエッチングの際には、エッチング液として、可動
上部ゲート電極249及び絶縁膜246がエッチングさ
れず、犠牲層である絶縁膜247がエッチングされるエ
ッチング液が使用される。ここで、犠牲層である絶縁膜
247がエッチングされるエッチング液に対して、ゲー
ト酸化膜244がエッチングされないような場合には、
絶縁膜246は無くてもよい。
【0134】又、絶縁膜247上には層間絶縁膜250
が配置され、その上にはコンタクトホール251を介し
て可動上部ゲート電極249と電気的接続をするための
アルミ配線252が配置されている。
【0135】図58において、P型シリコン基板243
上における下部ゲート電極245の帯状部245bの両
側には不純物拡散層からなる固定電極253,254が
形成されている。この固定電極253,254は、下部
ゲート電極245の帯状部245bに対して自己整合的
にP型シリコン基板243にイオン注入等によりN型不
純物を導入することによって形成されたものである。
尚、下部ゲート電極245及び可動上部ゲート電極(両
持ち梁)249はポリシリコンの他に、タングステン等
の高融点金属を用いてもよい。
【0136】又、図56に示すように、固定電極25
3,254はコンタクトホール255,256を介して
アルミ配線257,258と電気的に接続されている。
そして、アルミ配線257,258及び252は外部の
電子回路と接続されている。
【0137】又、固定電極253,254と下部ゲート
電極245とゲート酸化膜244とで、電界効果型トラ
ンジスタを構成している。従って、図58に示すよう
に、下部ゲート電極245に電圧が印加されるとP型シ
リコン基板243における固定電極253,254間に
は、反転層259が形成され、固定電極253,254
間にドレイン電流が流れることとなる。
【0138】又、図56に示すように、可動上部ゲート
電極249の下方でのP型シリコン基板243における
下部ゲート電極245の長方形状部245aの両側部に
は、下部電極260,261が形成されている。この下
部電極260,261には拡散電極262,263が接
続され、拡散電極262,263はコンタクトホール2
64,265を介してアルミ配線266,267と接続
されている。
【0139】そして、この下部電極260,261は可
動上部ゲート電極249と等電位として静電気力の発生
を抑える。そして、この半導体加速度センサは、可動上
部ゲート電極249と下部ゲート電極245とで構成さ
れる静電容量が加速度を受けて変化する状態を、電界効
果型トランジスタの出力変化(ドレイン電流変化)とし
て検知する。つまり、加速度の作用に伴う可動上部ゲー
ト電極249の変位によって生じる電界効果型トランジ
スタの出力変化(ドレイン電流変化)で加速度が検出さ
れる。
【0140】このように本実施例では、P型シリコン基
板243(半導体基板)と、P型シリコン基板243上
に配置されたゲート酸化膜244と、ゲート酸化膜24
4上に配置された下部ゲート電極245と、P型シリコ
ン基板243における下部ゲート電極245の両側に下
部ゲート電極245に対し自己整合的に形成された不純
物拡散層よりなる固定電極253,254と、P型シリ
コン基板243の上方に下部ゲート電極245と所定の
間隔を隔てて配置された梁構造の可動上部ゲート電極2
49と、P型シリコン基板243における可動上部ゲー
ト電極249と対向した部分に配置され、可動上部ゲー
ト電極249と等電位とするための下部電極260,2
61とを備え、加速度の作用に伴う可動上部ゲート電極
249の変位によって生じる固定電極253,254間
の電流の変化で加速度を検出するようにした。つまり、
可動上部ゲート電極249と下部ゲート電極245によ
りコンデンサが構成され、ゲート酸化膜244と下部ゲ
ート電極245と固定電極253,254とにより電界
効果トランジスタが構成される。そして、可動上部ゲー
ト電極249が加速度により変位し、コンデンサの静電
容量が変化して、トランジスタの反転層に印加される電
界強度が変化する。その結果、加速度が電界効果トラン
ジスタのドレイン電流変化として検出されることとな
る。又、反転層上にゲート酸化膜244が配置されてお
り、電界効果トランジスタの動作が安定となる。さら
に、可動上部ゲート電極249と対向した部分に下部電
極260,261が配置され、下部電極260,261
と可動上部ゲート電極249とが等電位にされ、シリコ
ン基板243と可動上部ゲート電極249との間で発生
する静電気力を極力小さくすることができる。 (第15実施例)次に、第15実施例を第14実施例と
の相違点を中心に説明する。
【0141】図60は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図61には図60のV−V断面を、
図62には図60のW−W断面を示す。本実施例では、
可動上部ゲート電極249の下方におけるP型シリコン
基板243に、下部電極268が延設されている。この
下部電極268には拡散電極269が接続され、拡散電
極269はコンタクトホール270を介してアルミ配線
271と接続されている。 (第16実施例)次に、第16実施例を第14実施例と
の相違点を中心に説明する。
【0142】図63は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図64には図63のX−X断面を示
す。本実施例では可動上部ゲート電極249に対して、
2つの電界効果型トランジスタが配置されている。そし
て、それぞれの下部ゲート電極272,273が可動上
部ゲート電極249に対して、部分的に重なるように対
称に配置されている。
【0143】図64において、可動上部ゲート電極24
9に電圧が印加されると、可動上部ゲート電極249と
下部ゲート電極272,273で構成される静電容量と
ゲート酸化膜容量に応じて決まる電圧が下部ゲート電極
272,273に印加され、電界効果型トランジスタの
ドレイン電流が流れる。
【0144】本半導体加速度センサは加速度を受けて、
図64に示すZ方向に可動上部ゲート電極249が変位
した場合には、可動上部ゲート電極249と下部ゲート
電極272,273との間のギャップが小さくなるた
め、その静電容量が増大し、従ってドレイン電流が増大
する。
【0145】一方、本半導体加速度センサは加速度を受
けて、図64に示すX方向に可動上部ゲート電極249
が変位した場合には、下部ゲート電極272,273と
の間の重なり面積が一方は増大し他方は減少する。その
結果、可動上部ゲート電極249と下部ゲート電極27
2,273との間の静電容量が一方は増大し他方は減少
する。よって、ドレイン電流は一方が増大し、他方が減
少する。このようにして本半導体加速度センサは、2つ
の電流量の増減で二次元の加速度を検出することができ
る。
【0146】又、可動上部ゲート電極249の下方での
P型シリコン基板243には、下部電極274が延設さ
れている。この下部電極274には拡散電極275が接
続され、拡散電極275はコンタクトホール276を介
してアルミ配線277と接続されている。
【0147】そして、この下部電極274は可動上部ゲ
ート電極249と等電位として静電気力の発生を抑え
る。 (第17実施例)次に、第17実施例を第16実施例と
の相違点を中心に説明する。
【0148】図65は本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。本実施例では可動上部ゲート電極249
の下方でのP型シリコン基板243における下部ゲート
電極272,273の両側部には、下部電極278,2
79が形成されている。この下部電極278,279に
は拡散電極280,281が接続され、拡散電極28
0,281はコンタクトホール282,283を介して
アルミ配線284,285と接続されている。
【0149】そして、この下部電極278,279は可
動上部ゲート電極249と等電位として静電気力の発生
を抑える。尚、この発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば、各半導体加速度センサはP型基板
について説明してきたが、N型基板では拡散層の不純物
をP型にすればよい。又、半導体加速度センサおよび検
出用のMOSFETの製造工程の説明は簡略化されてお
り、また工程全体の性質を不明瞭にしないよう説明でい
くつかの段階(例えば、素子分離工程)が省略されてい
ることは明白である。
【0150】又、梁は、両持ち梁でも片持ち梁でもよ
い。又、図18に示した第3実施例では梁の本数を2本
で示したが、可動部のバランス等を維持するためにそれ
以上の本数でもよい。
【0151】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
少ない基板数からなる新規な半導体加速度センサ及びそ
の製造方法を提供することができる優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体加速度センサの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図5】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図6】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図7】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図8】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図9】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図10】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図11】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図12】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図13】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図14】第2実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図15】図14のC−C断面図である。
【図16】図14のD−D断面図である。
【図17】図14のE−E断面図である。
【図18】第3実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図19】図18のF−F断面図である。
【図20】第4実施例の半導体加速度センサの断面図で
ある。
【図21】第4実施例の応用例を示す断面図である。
【図22】第6実施例の半導体加速度センサの断面図で
ある。
【図23】第7実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図24】図23のG−G断面図である。
【図25】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図26】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図27】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図28】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図29】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図30】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図31】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図32】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図33】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図34】半導体加速度センサの一部拡大図である。
【図35】半導体加速度センサの動作を説明するための
平面図である。
【図36】半導体加速度センサの動作を説明するための
平面図である。
【図37】半導体加速度センサの平面図である。
【図38】第8実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図39】図38のH−H断面図である。
【図40】第9実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図41】図40のI−I断面図である。
【図42】図40のJ−J断面図である。
【図43】半導体加速度センサの動作を説明するための
平面図である。
【図44】第10実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図45】図44のK−K断面図である。
【図46】図44のL−L断面図である。
【図47】図44のM−M断面図である。
【図48】第11実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図49】図48のN−N断面図である。
【図50】図48のO−O断面図である。
【図51】図48のP−P断面図である。
【図52】第12実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図53】図52のQ−Q断面図である。
【図54】第13実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図55】図54のR−R断面図である。
【図56】第14実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図57】図56のS−S断面図である。
【図58】図56のT−T断面図である。
【図59】図56のU−U断面図である。
【図60】第15実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図61】図60のV−V断面図である。
【図62】図60のW−W断面図である。
【図63】第16実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図64】図63のX−X断面図である。
【図65】第17実施例の半導体加速度センサの平面図
である。
【図66】従来技術による半導体加速度センサを示す断
面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板としてのP型シリコン基板、4…可動電
極、8…固定電極、9…固定電極、17…半導体基板と
してのP型シリコン基板、22…犠牲層としての絶縁
膜、24…可動電極、31…固定電極、32…固定電
極、98…下部電極、117…半導体基板としてのP型
シリコン基板、121…可動電極、157…電極部、1
58…電極部、166…凹部、167…凹部、192…
ゲート電極部、193…ゲート電極部、194…ゲート
電極部、195…ゲート電極部、209…可動電極、2
11…固定電極、212…固定電極、213…固定電
極、214…固定電極、215…固定電極、216…固
定電極、217…固定電極、218…固定電極、243
…半導体基板としてのP型シリコン基板、244…ゲー
ト酸化膜、245…下部ゲート電極、249…可動上部
ゲート電極、253…固定電極、254…固定電極、2
60…下部電極、261…下部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 正 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 山本 敏雅 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 加納 一彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 池田 裕胤 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定の間隔を隔てて配置された
    梁構造の可動電極と、 前記半導体基板における前記可動電極の両側に形成され
    た不純物拡散層よりなる固定電極とを備え、加速度の作
    用に伴う前記可動電極の変位によって生じる前記固定電
    極間の電流の変化で加速度を検出するようにしたことを
    特徴とする半導体加速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記固定電極は、可動電極に対し自己整
    合的に形成されたものである請求項1に記載の半導体加
    速度センサ。
  3. 【請求項3】 半導体基板に垂直方向に加速度が加わっ
    た際には、電界強度の変化によって電流が変化して加速
    度を検出するものである請求項1に記載の半導体加速度
    センサ。
  4. 【請求項4】 半導体基板に水平方向に加速度が加わっ
    た際には、両固定電極間での反転層領域の面積が変化し
    たことにより電流が変化して加速度を検出するものであ
    る請求項1に記載の半導体加速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板は、可動電極と対向した
    部分での少なくとも固定電極のない領域において下部電
    極を有するものである請求項1に記載の半導体加速度セ
    ンサ。
  6. 【請求項6】 前記半導体基板上に絶縁膜を有するもの
    である請求項5に記載の半導体加速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記可動電極は、半導体基板に対し水平
    2軸方向に可動であるとともに、両固定電極間の上方に
    位置する部分が一方の固定電極から他方の固定電極にか
    けて斜状に形成したものであり、かつ、それが相反する
    方向に一対ある請求項1に記載の半導体加速度センサ。
  8. 【請求項8】 前記可動電極は、その一部に薄肉部が形
    成されているものである請求項1に記載の半導体加速度
    センサ。
  9. 【請求項9】 前記可動電極は、三次元的に可動であ
    り、かつ、互いに直交する方向に突出する4つの電極部
    を有し、前記固定電極は、当該電極部に対応して配置さ
    れているものである請求項1に記載の半導体加速度セン
    サ。
  10. 【請求項10】 半導体基板と、 前記半導体基板上に配置されたゲート酸化膜と、 前記ゲート酸化膜上に配置された下部ゲート電極と、 前記半導体基板における前記下部ゲート電極の両側に下
    部ゲート電極に対し自己整合的に形成された不純物拡散
    層よりなる固定電極と、 前記半導体基板の上方に前記下部ゲート電極と所定の間
    隔を隔てて配置された梁構造の可動上部ゲート電極と、 前記半導体基板における前記可動上部ゲート電極と対向
    した部分に配置された下部電極とを備え、加速度の作用
    に伴う前記可動上部ゲート電極の変位によって生じる前
    記固定電極間の電流の変化で加速度を検出するようにし
    たことを特徴とする半導体加速度センサ。
  11. 【請求項11】 半導体基板の主表面に犠牲層を形成す
    る第1工程と、 前記犠牲層上に梁形状の可動電極を形成する第2工程
    と、 前記可動電極に対し自己整合的に前記半導体基板に不純
    物を拡散して可動電極の両側において固定電極を形成す
    る第3工程と、 前記可動電極の変位に伴う前記固定電極間の電流の変化
    を検出できるように、前記可動電極の下の前記犠牲層を
    エッチング除去する第4工程とを備えたことを特徴とす
    る半導体加速度センサの製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板の主表面に犠牲層を形成す
    る第1工程と、 前記半導体基板に不純物を拡散して互いに離間した一対
    の固定電極を形成する第2工程と、 前記両固定電極間の上方における前記犠牲層上に梁形状
    の可動電極を形成する第3工程と、 前記可動電極の変位に伴う前記固定電極間の電流の変化
    を検出できるように、前記可動電極の下の前記犠牲層を
    エッチング除去する第4工程とを備えたことを特徴とす
    る半導体加速度センサの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5500549A (en) * 1993-12-13 1996-03-19 Nippondenso Co., Ltd. Semiconductor yaw rate sensor
US5824177A (en) * 1995-07-13 1998-10-20 Nippondenso Co., Ltd. Method for manufacturing a semiconductor device

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