JPH07211923A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

Info

Publication number
JPH07211923A
JPH07211923A JP6004162A JP416294A JPH07211923A JP H07211923 A JPH07211923 A JP H07211923A JP 6004162 A JP6004162 A JP 6004162A JP 416294 A JP416294 A JP 416294A JP H07211923 A JPH07211923 A JP H07211923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
movable electrode
acceleration sensor
semiconductor
silicon substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6004162A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Takeuchi
竹内  幸裕
Yoshinori Otsuka
義則 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP6004162A priority Critical patent/JPH07211923A/ja
Priority to DE4445553A priority patent/DE4445553A1/de
Priority to US08/360,940 priority patent/US5572057A/en
Publication of JPH07211923A publication Critical patent/JPH07211923A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/0825Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0828Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な構成にて、半導体基板と可動電極との
間の静電気力による悪影響を回避できる半導体加速度セ
ンサを提供することにある。 【構成】 P型シリコン基板1の上方には、所定の間隔
を隔てて梁構造の可動電極4が配置されている。P型シ
リコン基板1における可動電極4の両側には、不純物拡
散層よりなる固定電極8,9が形成され、この固定電極
8,9は可動電極4に対し自己整合的に形成されたもの
である。加速度の作用に伴い可動電極4が変位し、この
変位によって生じる固定電極8,9間の電流の変化(増
減)で加速度が検出される。又、可動電極4の上方に可
動電極上動用電極18が配置され、可動電極4と可動電
極上動用電極18との間に電位差を生じさせて可動電極
4のシリコン基板1への引力が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体加速度センサ
に係り、特に、自動車の車体制御、エンジン制御、エア
バック制御等に好適な半導体加速度センサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車用の加速度センサに要求される性
能としては、比較的低レベルの加速度(0〜±1G)を
低レベルの周波数(0〜100Hz)で精度よく検出す
ることが挙げられる。尚、ここで、1Gは加速度の単位
で、9.8m/sec2 を表す。
【0003】ところで、このような加速度センサとして
は、従来から圧電効果を利用した圧電式、差動トランス
を利用した磁気式、あるいは半導体式でシリコンの微細
加工技術を駆使した半導体歪ゲージ式や静電容量式等が
広く知られている。この中でも低加速度レベル、低周波
数レベルを精度良く検出でき、安価で大量生産に向く方
式としては半導体式は最も有望と考えられている。
【0004】又、静電容量式は歪ゲージ式に比較して、
検出感度が大きいという特徴を有している。このような
静電容量型加速度センサの従来例として特開平2−13
4570号公報に開示されているものを図27に示す。
図27において静電容量型加速度センサの検出部は3枚
のシリコン基板201,202,203を絶縁膜である
熱酸化膜204を介して直接張り合わせ、接合したもの
である。シリコン基板201には、エッチング加工によ
り、接合前にシリコンビーム(梁状部)205と可動電
極206が予め形成されている。さらに、シリコン基板
202,203にも接合前に予めポリシリコンによる固
定電極207,208が形成されている。重り機能を有
する可動電極206はシリコンビーム205によって支
持されており、これに作用する図の上下方向の加速度の
大きさに応じて、可動電極206と固定電極207,2
08との間の空隙の寸法が変化する。即ち、検出部に作
用する加速度に応じて空隙部の静電容量が変化し、この
変化をボンディングパッド209を介して、外部の電子
回路に取り出すことで加速度を検出しようとするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の静電容量型加速度センサにおいては、シリコ
ン基板自身を100〜200μm程も加工してビームを
形成するために生じる高度な加工技術が要求されるとと
もに製造コストも増大する。
【0006】つまり、可動電極を形成するシリコン基板
1枚と固定電極を形成するシリコン基板2枚の合計3枚
のシリコン基板が必要であり、低コスト化が困難なこと
である。さらに、熱酸化膜を介してシリコン基板同志を
接合しなければならないため、プロセス上の熱的制約を
受ける。さらには、加速度の検出を静電容量の変化で行
うため、静電容量を形成する電極面積をその測定下限よ
り小さくできず、小型化が望めなかった。
【0007】そこで、少ない基板数からなる新規な半導
体加速度センサを提供すべく、本出願人は、特願平5−
230520号にて、以下に示す半導体加速度センサを
提案している。
【0008】図28は、その半導体加速度センサの平面
図を示す。又、図29には図28のI−I断面を示し、
図30には図28のJ−J断面を示し、図31には図2
8のK−K断面を示す。半導体基板210の上方には所
定の間隔を隔てて梁構造の可動電極211が配置され、
その可動電極211の一部に電極部212,213が突
設されている。又、半導体基板210における可動電極
211の電極部212,213の両側には不純物拡散層
よりなる固定電極214,215,216,217が形
成されている。電極部212,213と基板210間に
電圧が加えられ、固定電極214と215間、216と
217間に反転層218,219が形成される。この反
転層218,219により固定電極214と215との
間、216と217との間にそれぞれ電流が流れるよう
になっている。そして、加速度の作用に伴う可動電極2
11の変位によって生じる固定電極間の電流の変化で加
速度が検出される。
【0009】又、同半導体加速度センサにおいては、セ
ンシングにトランジスタを形成するためのソース・ドレ
インのある基板210とエアギャップをもって対向する
可動電極211との間に電圧を印加する必要があり、基
板210と可動電極211との間に静電気力が働いて可
動電極211が基板210に引き寄せられ接触してしま
いセンサとして作動しなくなるおそれがある。そこで、
半導体基板210における可動電極211と対向した部
分での少なくとも固定電極214〜217のない領域に
おいて下部電極220を配置し、この下部電極220の
電位を可動電極211の電位と等電位にすることによ
り、半導体基板210と可動電極211との間で発生す
る静電気力を極力小さくするようにしている。
【0010】しかしながら、半導体基板210と可動電
極211との間の静電気力による接近動作を回避するた
めに、図32に示すように、可動電極211と対向する
基板部分に可動電極211と等電位となるような下部電
極220を設けると、下部電極220を設けることで、
センシング領域となる固定電極214,215(ソース
・ドレイン領域)との電気的分離が困難になってしま
う。即ち、図33に示すように、半導体基板210に形
成した固定電極214,215(ソース・ドレイン領
域)に近接して配置した下部電極220がゲートとして
機能してしまっていた。さらに、固定電極214,21
5と下部電極220との間にリーク電流が発生してしま
う。又、可動電極211と下部電極220の位置合わせ
精度等の問題が生じてくる。
【0011】そこで、この発明の目的は、新規な構成に
て、半導体基板と可動電極との間の静電気力による悪影
響を回避できる半導体加速度センサを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半導
体基板と、前記半導体基板の上方に所定の間隔を隔てて
配置された梁構造の可動電極と、前記半導体基板におけ
る前記可動電極の両側に形成された不純物拡散層よりな
る固定電極とを備え、加速度の作用に伴う前記可動電極
の変位によって生じる前記固定電極間の電流の変化で加
速度を検出するようにした半導体加速度センサにおい
て、前記可動電極が配置されている高さ以上の高さに可
動電極上動用電極を配置し、可動電極と可動電極上動用
電極との間に電位差を生じさせて可動電極の半導体基板
への引力を軽減するようにした半導体加速度センサをそ
の要旨とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の半導体加速
度センサにおいて、前記可動電極上動用電極を、可動電
極の上方に配置した半導体加速度センサをその要旨とす
る。請求項3の発明は、請求項1の半導体加速度センサ
において、前記可動電極上動用電極を、可動電極が配置
されている高さと同じ高さに配置した半導体加速度セン
サをその要旨とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明は、加速度が作用すると、可動
電極が変位し固定電極間の電流が変化し、この固定電極
間の電流の増減により加速度が検出される。又、可動電
極上動用電極が可動電極の高さ以上の高さに配置され、
可動電極と可動電極上動用電極との間に電位差を生じさ
せる。その結果、可動電極の半導体基板への引力が軽減
される。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の半導体加速
度センサの作用に加え、可動電極上動用電極により可動
電極を上方に持ち上げる力が作用する。請求項3の発明
は、請求項1の半導体加速度センサの作用に加え、可動
電極が基板のある下方に下がろうとすると、可動電極上
動用電極により上方に持ち上げる力が作用する。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した第1実施例
を図面に従って説明する。
【0017】図1は、本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図2には図1のA−A断面を示し、
図3には図1のB−B断面を示す。尚、図2,3に示す
ように、可動電極4の上方には可動電極上動用電極18
(シリコン基板17)が配置されているが、図1におい
てはこの可動電極上動用電極18(シリコン基板17)
を一点鎖線で示す。
【0018】P型シリコン基板1上には絶縁膜2が形成
され、絶縁膜2はSiO2 ,Si34 等よりなる。
又、P型シリコン基板1上には、絶縁膜2の無い長方形
状の領域、即ち、空隙部3が形成されている(図1参
照)。絶縁膜2の上には、空隙部3を架設するように両
持ち梁構造の可動電極4が配置されている。この可動電
極4は帯状にて直線的に延びるポリシリコンよりなる。
又、絶縁膜2によりP型シリコン基板1と可動電極4と
が絶縁されている。
【0019】尚、可動電極4の下部における空隙部3
は、絶縁膜2の一部が犠牲層としてエッチングされるこ
とにより形成されるものである。この犠牲層エッチング
の際には、エッチング液として、可動電極4がエッチン
グされず、犠牲層である絶縁膜2がエッチングされるエ
ッチング液が使用される。
【0020】又、絶縁膜2上には層間絶縁膜5が配置さ
れ、その上にはコンタクトホール7を介して可動電極4
と電気的接続するためのアルミ配線6が配置されてい
る。図3において、P型シリコン基板1上における可動
電極4の両側には不純物拡散層からなる固定電極8,9
が形成され、この固定電極8,9はP型シリコン基板1
にイオン注入等によりN型不純物を導入することによっ
て形成されたものである。
【0021】尚、可動電極(両持ち梁)4はポリシリコ
ンの他にも、タングステン等の耐熱金属を用いてもよ
い。又、図1に示すように、P型シリコン基板1には不
純物拡散層からなる配線10,11が形成され、配線1
0,11はP型シリコン基板1にイオン注入等によりN
型不純物を導入することによって形成されたものであ
る。そして、固定電極8と配線10、固定電極9と配線
11とはそれぞれ電気的に接続されている。
【0022】さらに、配線10はコンタクトホール12
を介してアルミ配線13と電気的に接続されている。
又、配線11はコンタクトホール14を介してアルミ配
線15と電気的に接続されている。そして、アルミ配線
13,15及び6は外部の電子回路と接続されている。
【0023】又、図3に示すように、P型シリコン基板
1における固定電極8,9間には、反転層16が形成さ
れ、同反転層16はシリコン基板1と可動電極(両持ち
梁)4との間に電圧を印加することにより生じたもので
ある。
【0024】さらに、層間絶縁膜5の上における可動電
極4の上方には所定間隔を隔てて高抵抗のシリコン基板
17が配置されている。このシリコン基板17での下
面、即ち、可動電極4と対向する面には、不純物拡散層
からなる可動電極上動用電極18が形成され、この可動
電極上動用電極18はシリコン基板17にイオン注入等
により不純物を導入することによって形成されたもので
ある。さらに、この可動電極上動用電極18には配線が
なされている。
【0025】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図4〜図14を用いて説明する。ここ
で、図面の左側にセンサ、右側には処理回路に必要なト
ランジスタの工程を示す。
【0026】図4に示すように、P型シリコン基板19
を用意し、フォトリソ工程を経て、イオン注入等により
センサやトランジスタのソース・ドレインの配線部分と
なるN型拡散層20,21,22,23を形成する。
【0027】そして、図5に示すように、その一部が犠
牲層となる絶縁膜24をセンサ作製部に形成する。尚、
このとき、基板全体に絶縁膜24を成膜し後からトラン
ジスタ作製部上の絶縁膜を除去してもよい。
【0028】さらに、図6に示すように、ゲート酸化に
よりトランジスタ作製部分上にゲート酸化膜25を形成
する。そして、図7に示すように、ポリシリコンを成膜
し、フォトリソ工程を経てドライエッチ等でセンサの可
動電極26及びトランジスタのゲート電極27をパター
ニングする。
【0029】引き続き、図8に示すように、N型拡散層
からなるセンサの固定電極を形成するために、フォトリ
ソ工程を経て絶縁膜24に可動電極26に対して自己整
合的に開口部28,29を形成する。又、トランジスタ
のソース・ドレインを形成するために、フォトリソ工程
を経てレジスト30により開口部31,32を形成す
る。
【0030】さらに、絶縁膜24及びレジスト30の開
口部28,29、レジスト30の開口部31,32から
可動電極26,ゲート電極27に対して自己整合的にイ
オン注入等によって不純物を導入して、図9に示すよう
に、N型拡散層からなるセンサの固定電極33,34、
トランジスタのソース・ドレイン領域35,36を形成
する。
【0031】次に、図10に示すように、可動電極2
6,ゲート電極27とアルミ配線を電気的に絶縁するた
めの層間絶縁膜37を成膜する。そして、図11に示す
ように、層間絶縁膜37に配線用拡散層20,21,2
2,23とアルミ配線を電気的に接続するためのコンタ
クトホール38,39,40,41をフォトリソ工程を
経て形成する。
【0032】さらに、図12に示すように、電極材料で
あるアルミニウムを成膜して、フォトリソ工程を経てア
ルミ配線42,43,44,45等を形成する。そし
て、図13に示すように、層間絶縁膜37の一部と絶縁
膜24の一部である犠牲層をエッチングする。
【0033】引き続き、図14に示すように、可動電極
26の上方に絶縁膜46を介してシリコン基板47を配
置する。このシリコン基板47の下面(可動電極26と
の対向面)は可動電極26と所定間隔を隔てて離間して
いる。又、シリコン基板47の下面(可動電極26との
対向面)には不純物拡散層からなる可動電極上動用電極
48が形成され、この可動電極上動用電極48はシリコ
ン基板47にイオン注入等により不純物を導入すること
によって形成されたものである。さらに、この可動電極
上動用電極48には配線がなされている。
【0034】このようにして、トランジスタ型半導体加
速度センサの製作工程が終了する。次に、加速度センサ
の作動を図3を用いて説明する。可動電極4とシリコン
基板1との間及び固定電極8,9間に電圧をかけると、
反転層16が形成され、固定電極8,9間に電流が流れ
る。本加速度センサが加速度を受けて、図中に示すZ方
向(基板に垂直方向)に可動電極4が変位した場合には
電界強度の変化によって反転層16のキャリア濃度が増
大し電流が増大する。このように本加速度センサは電流
量の増減で加速度を検出することができる。
【0035】又、可動電極4と可動電極上動用電極18
との間に電位差を生じさせる。その結果、可動電極4の
シリコン基板1への引力が軽減される。つまり、シリコ
ン基板1と可動電極4との間の静電気力による接近動作
が発生するが、可動電極4と可動電極上動用電極18と
の間に電位差を生じさせ、可動電極4のシリコン基板1
への引力が低減される。
【0036】このように本実施例では、図1〜3に示す
ように、P型シリコン基板1(半導体基板)と、P型シ
リコン基板1(半導体基板)の上方に所定の間隔を隔て
て配置された梁構造の可動電極4と、P型シリコン基板
1(半導体基板)における可動電極4の両側に可動電極
4に対し自己整合的に形成された不純物拡散層よりなる
固定電極8,9とを備え、加速度の作用に伴う可動電極
4の変位によって生じる固定電極8,9間の電流の変化
(増減)で加速度を検出するようにした。さらに、可動
電極4の上方に可動電極上動用電極18を配置し、可動
電極4と可動電極上動用電極18との間に電位差を生じ
させて可動電極4のシリコン基板1への引力を軽減する
ようにした。つまり、可動電極上動用電極18により可
動電極4を上方に持ち上げる力が作用するようにした。
このように可動電極4が配置されている高さ以上の高さ
に可動電極上動用電極18を配置するという新規な構造
にて、シリコン基板1と可動電極4との間の静電気力に
よるシリコン基板1と可動電極4との間の静電気力によ
る接近動作を回避することができる。
【0037】又、本出願人が先に提案した半導体加速度
センサにおいては、半導体基板と可動電極との間の静電
気力による接近動作を回避するために、梁(可動電極)
と対向する基板部分に梁と等電位となるような下部電極
を設けると、梁と下部電極の位置合わせ精度等の問題が
生じてくる。しかし、本実施例においては、可動電極4
の上方に可動電極上動用電極18を配置し可動電極上動
用電極18により可動電極4を上方に持ち上げる力が作
用するようにしたので、可動電極4と可動電極上動用電
極18とを高精度に位置合わせする必要がなくなる。
【0038】さらに、従来、図32,33を用いて説明
したように下部電極220を設けることでセンシング領
域となる固定電極214,215(ソース・ドレイン領
域)との電気的分離が困難になってしまうが、本実施例
では下部電極がないので固定電極(ソース・ドレイン領
域)との電気的分離を考慮する必要がなくなる。さら
に、従来(図32,33)では固定電極214,215
と下部電極220との間にリーク電流が発生することが
あったが、本実施例では下部電極がないのでリーク電流
の発生を回避することができる。
【0039】さらには、シリコン基板17がパッケージ
ならびにストッパの役目を果たすことができ、梁構造の
センサでは過大な加速度による梁(可動電極)の破損が
問題となるが、可動電極がシリコン基板17側に変形し
た場合は可動電極4がシリコン基板17に当たって大き
く変形せずに済み破損を防止できる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0040】図15に本実施例の加速度センサの平面図
を示し、図16に図15のC−C断面を示し、図17に
図15のD−D断面を示し、図18に図15のE−E断
面を示す。
【0041】図1に示す第1実施例では、1本の両持ち
梁が弾性体としての機能と重りとしての機能と電極とし
ての機能を有しているが、図15に示す第2実施例では
弾性体としての機能と重りとしての機能を有する1本の
梁部49と、重りとしての機能と電極としての機能を有
する2本の電極部50,51とでポリシリコンよりなる
可動電極52が形成されている。
【0042】電極部50,51の下部のP型シリコン基
板53には、可動電極52の電極部50,51に対しそ
の両側にN型拡散層よりなる固定電極54,55及び5
6,57が形成されている。それぞれの固定電極54,
55,56,57は配線用の拡散層58,59,60,
61と接続されており、コンタクトホール62,63,
64,65を介してアルミ配線66,67,68,69
と接続されている。可動電極52はコンタクトホール7
0を介してアルミ配線71と接続されている。
【0043】エッチング領域72は、図示されていない
絶縁膜のうち犠牲層としてエッチングされる領域を示
し、犠牲層エッチングを行うことで、可動電極52(ポ
リシリコン)は2ヶ所の固定端73,74で固定され、
電極部50,51が可動構造となる。
【0044】図16において、電極部50,51よりも
固定電極54,55,56,57が図の両側で長めに形
成されていることを示している。図17,図18におい
て、電極部50,51と基板53間に電圧が加えられる
と、固定電極54と55間、56と57間に反転層7
5,76が形成される。そして、固定電極54と55と
の間、56と57との間にそれぞれ電流が流れる。
【0045】さらに、可動電極52の上方には所定間隔
を隔てて高抵抗のシリコン基板77が配置されている。
このシリコン基板77での下面、即ち、可動電極52と
対向する面には、不純物拡散層からなる可動電極上動用
電極78が形成され、この可動電極上動用電極78はシ
リコン基板77にイオン注入等により不純物を導入する
ことによって形成されたものである。さらに、この可動
電極上動用電極78には配線がなされている。
【0046】次に、二次元検出可能な加速度センサの作
動を、図16,17,18を用いて説明する。本加速度
センサは加速度を受けて、図16に示すX方向(基板の
水平方向)に電極部(可動電極)50,51が変位した
場合には、両固定電極間の反転層領域の面積(トランジ
スタでいうゲート幅)が変わることにより、固定電極5
4,55に流れる電流は減少し、固定電極56,57に
流れる電流は逆に増大する。一方、本加速度センサが加
速度を受けて、図中に示すZ方向に電極部50,51が
変位した場合には、反転層75,76のキャリア濃度が
減少するため、前記電流は同時に減少する。
【0047】このように本加速度センサは、2つの電流
量の増減で二次元の加速度を検出することができる。つ
まり、可動電極と二つの固定電極の組み合わせを一対設
け水平方向の変位により両固定電極間の反転層領域、即
ち、ゲート幅が一方は増加し他方は減少する構造(例え
ば、可動電極(梁)で十字型を形成する)とした。よっ
て、二つの電流量の増減から梁の水平および垂直それぞ
れの方向の加速度を検出することが可能となる。即ち、
二つの電流量が同相で変化した場合には、梁は垂直方法
に変位し、逆に二つの電流量が逆相で変化した場合に
は、梁は水平方向に変位したものとして加速度を検出す
ることができる。このことは一つの加速度検出構成で二
次元の検出方向を持つことを可能とするものである。
【0048】又、可動電極52と可動電極上動用電極7
8との間に電位差を生じさせる。その結果、可動電極5
2のシリコン基板53への引力が軽減される。つまり、
シリコン基板53と可動電極52との間の静電気力によ
る接近動作が発生するが、可動電極52と可動電極上動
用電極78との間に電位差を生じさせることにより、可
動電極52のシリコン基板53への引力が低減される。
【0049】さらに、本実施例においても、従来、図3
2,33を用いて説明したように下部電極220を設け
ることでセンシング領域となる固定電極214,215
(ソース・ドレイン領域)との電気的分離が困難になっ
てしまうが、下部電極がないので固定電極(ソース・ド
レイン領域)との電気的分離を考慮する必要がなくな
る。 (第3実施例)次に、第3実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0050】図19に本実施例の加速度センサの平面図
を示し、図20に図19のF−F断面を示し、図21に
図19のG−G断面を示す。図19に示す第3実施例で
は2本の梁部79,80と重り部81と2本の電極部8
2,83とでポリシリコンよりなる可動電極84が形成
されている。梁部79,80は互いに平行に、かつ直線
的に延びている。重り部81は梁部79と80との間に
形成されている。電極部82,83は梁部79,80か
ら図19中、上・下方向に延設されている。電極部8
2,83の下方のP型シリコン基板85には、可動電極
84の電極部82,83に対しその両側にN型拡散層よ
りなる固定電極86,87及び88,89が形成されて
いる。
【0051】梁構造の形成に際しては、図示されていな
い絶縁膜が犠牲層としてエッチングされ、この犠牲層エ
ッチングを行うことで、可動電極84(ポリシリコン)
は固定部91,92,93,94にて固定され、電極部
82,83が可動構造となる。
【0052】又、可動電極84の重り部81には、図1
9中、左右方向に電極部95,96,97,98が突設
されている。シリコン基板85の上面からは電極部95
に対向する一対の可動電極上動用電極99,100が同
じ高さに配置されている。同様に、電極部96に対して
は可動電極上動用電極101,102が、電極部97に
対しては可動電極上動用電極103,104が、電極部
98に対しては可動電極上動用電極105,106がそ
れぞれ同じ高さに配置されている。
【0053】又、可動電極上動用電極99〜106と電
極部95〜98との間に電位差を生じさせる。その結
果、可動電極84のシリコン基板85への引力が軽減さ
れる。つまり、図20,21にて示すように可動電極8
4と可動電極上動用電極99〜106とが同じ高さとな
っている状態で、シリコン基板85と可動電極84との
間に電圧が印加されると、シリコン基板85と可動電極
84との間の静電気力が作用する。そうすると、図2
2,23に示すように、可動電極84がシリコン基板8
5に引き寄せられ、可動電極84が下動する。しかし、
このとき、図22,23に示すように、電極部95と可
動電極上動用電極99および100との間、電極部96
と可動電極上動用電極101および102との間、電極
部97と可動電極上動用電極103および104との
間、電極部98と可動電極上動用電極105および10
6との間に、可動電極84の重り部81を引き上げる力
Fが作用する。その結果、センサ構造体が基板に引き寄
せられなくて済む。
【0054】このように本実施例においては、可動電極
84が配置されている高さと同じ高さに可動電極上動用
電極99〜106を配置し、可動電極84と可動電極上
動用電極99〜106との間に電位差を生じさせて可動
電極84のシリコン基板85への引力を軽減するように
した。つまり、可動電極84が基板85のある下方に下
がろうとすると、可動電極上動用電極99〜106によ
り上方に持ち上げる力が作用するようにした。その結
果、従来の下部電極を用いることなく、新規な構造に
て、シリコン基板85と可動電極84との間の静電気力
によるシリコン基板85と可動電極84との間の静電気
力による接近動作を回避することができる。
【0055】尚、本実施例では可動電極上動用電極の組
を4組としたが、それ以外の組数でもよい。 (第4実施例)次に、第4実施例を第3実施例との相違
点を中心に説明する。
【0056】図24に本実施例の加速度センサの平面図
を示し、図25に図24のH−H断面を示す。可動電極
84の重り部81における、図24中に左面には、同重
り部81の側面と対向するように可動電極上動用電極1
07がシリコン基板85から可動電極84と同じ高さに
突設されている。又、可動電極84の重り部81におけ
る、図24中に右面には、同重り部81の側面と対向す
るように可動電極上動用電極108がシリコン基板85
から可動電極84と同じ高さに突設されている。さら
に、可動電極84の重り部81における、図24中に上
・下面には、同重り部81の側面と対向するように可動
電極上動用電極109,110,111,112がシリ
コン基板85から可動電極84と同じ高さに突設されて
いる。
【0057】又、可動電極上動用電極107〜112と
可動電極84との間に電位差を生じさせる。その結果、
可動電極84のシリコン基板85への引力が軽減され
る。つまり、図25にて示すように可動電極84と可動
電極上動用電極107〜112とが同じ高さとなってい
る状態で、シリコン基板85と可動電極84との間に電
圧が印加されると、シリコン基板85と可動電極84と
の間の静電気力が作用する。そうすると、図26に示す
ように、可動電極84がシリコン基板85に引き寄せら
れ、可動電極84が下動する。しかし、このとき、図2
6に示すように、可動電極84と可動電極上動用電極1
07〜112との間に、可動電極84の重り部81を引
き上げる力Fが作用する。その結果、可動電極84とシ
リコン基板85との間の静電気力による接近動作を回避
することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
新規な構成にて、半導体基板と可動電極との間の静電気
力による悪影響を回避できる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体加速度センサの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図5】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図6】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図7】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図8】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図9】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図10】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図11】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図12】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図13】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図14】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図15】第2実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図16】図15のC−C断面図である。
【図17】図15のD−D断面図である。
【図18】図15のE−E断面図である。
【図19】第3実施例の半導体加速度センサの平面図で
ある。
【図20】図19のF−F断面図である。
【図21】図19のG−G断面図である。
【図22】第3実施例の半導体加速度センサの動作を説
明するための断面図である。
【図23】第3実施例の半導体加速度センサの動作を説
明するための断面図である。
【図24】第4実施例の半導体加速度センサの断面図で
ある。
【図25】図24のH−H断面図である。
【図26】第4実施例の半導体加速度センサの動作を説
明するための断面図である。
【図27】従来技術による半導体加速度センサを示す断
面図である。
【図28】従来技術による半導体加速度センサの平面図
である。
【図29】図28のI−I断面図である。
【図30】図28のJ−J断面図である。
【図31】図28のK−K断面図である。
【図32】従来技術による半導体加速度センサの斜視図
である。
【図33】従来技術による半導体加速度センサの斜視図
である。
【符号の説明】
1…半導体基板としてのP型シリコン基板、4…可動電
極、8…固定電極、9…固定電極、18,78,99〜
112…可動電極上動用電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定の間隔を隔てて配置された
    梁構造の可動電極と、 前記半導体基板における前記可動電極の両側に形成され
    た不純物拡散層よりなる固定電極とを備え、加速度の作
    用に伴う前記可動電極の変位によって生じる前記固定電
    極間の電流の変化で加速度を検出するようにした半導体
    加速度センサにおいて、 前記可動電極が配置されている高さ以上の高さに可動電
    極上動用電極を配置し、可動電極と可動電極上動用電極
    との間に電位差を生じさせて可動電極の半導体基板への
    引力を軽減するようにしたことを特徴とする半導体加速
    度センサ。
  2. 【請求項2】前記可動電極上動用電極は、可動電極の上
    方に配置したものである請求項1に記載の半導体加速度
    センサ。
  3. 【請求項3】前記可動電極上動用電極は、可動電極が配
    置されている高さと同じ高さに配置したものである請求
    項1に記載の半導体加速度センサ。
JP6004162A 1993-12-21 1994-01-19 半導体加速度センサ Pending JPH07211923A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6004162A JPH07211923A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 半導体加速度センサ
DE4445553A DE4445553A1 (de) 1993-12-21 1994-12-20 Halbleiterbeschleunigungssensor
US08/360,940 US5572057A (en) 1993-12-21 1994-12-21 Semiconductor acceleration sensor with movable electrode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6004162A JPH07211923A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 半導体加速度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07211923A true JPH07211923A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11577053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6004162A Pending JPH07211923A (ja) 1993-12-21 1994-01-19 半導体加速度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07211923A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339683A (ja) * 2006-09-25 2006-12-14 Fuji Electric Holdings Co Ltd 太陽電池モジュールの固定方法
JP2008164586A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Canon Inc センサ、及びその製造方法
JP2013181884A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Panasonic Corp 静電容量式センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339683A (ja) * 2006-09-25 2006-12-14 Fuji Electric Holdings Co Ltd 太陽電池モジュールの固定方法
JP2008164586A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Canon Inc センサ、及びその製造方法
JP2013181884A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Panasonic Corp 静電容量式センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5572057A (en) Semiconductor acceleration sensor with movable electrode
US5504356A (en) Semiconductor accelerometer
US5831162A (en) Silicon micromachined motion sensor and method of making
US8336381B2 (en) Sensor and method of manufacturing the same
JP3435850B2 (ja) 半導体力学量センサ及びその製造方法
KR100600685B1 (ko) 물리량 센서
JPH07159181A (ja) 半導体ヨーレートセンサおよびその製造方法
JP4737276B2 (ja) 半導体力学量センサおよびその製造方法
JPH07302916A (ja) 半導体力学量センサの製造方法
US6923061B2 (en) Physical quantity sensor having beam
JP2004333133A (ja) 慣性力センサ
JP2005172543A (ja) 加速度センサおよび加速度センサの製造方法
JP3638290B2 (ja) 半導体力学センサ
JP3612723B2 (ja) 半導体力学量センサの製造方法
JP3533984B2 (ja) 半導体加速度センサおよびその製造方法
JP3331648B2 (ja) 半導体加速度センサ
JP3633555B2 (ja) 半導体力学量センサ
JPH06196721A (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
US7838320B2 (en) Semiconductor physical quantity sensor and method for manufacturing the same
JPH08320339A (ja) 半導体力学量センサ
JPH06163934A (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
JPH08114456A (ja) 半導体ヨーレートセンサ
WO2010032819A1 (ja) Memsセンサ
JP3326905B2 (ja) 半導体加速度センサ
JPH08111534A (ja) 半導体力学量センサ及びその製造方法