JPH0620473B2 - 自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材 - Google Patents

自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材

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JPH0620473B2
JPH0620473B2 JP29942785A JP29942785A JPH0620473B2 JP H0620473 B2 JPH0620473 B2 JP H0620473B2 JP 29942785 A JP29942785 A JP 29942785A JP 29942785 A JP29942785 A JP 29942785A JP H0620473 B2 JPH0620473 B2 JP H0620473B2
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達哉 加納
健三 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材に係
り、その目的は人間や動物の打撲、負傷個所等の冷却を
要する個所に当接し、巻回するだけでその個所に密着し
て数時間その個所を冷やすことができしかも反復使用で
きるとともに冷蔵庫内で冷凍保存しなくとも単に保冷す
るだけでよい自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材の提
供にある。
(従来技術及びその欠点) 従来、人間や動物の打撲、負傷個所等の冷却を要する身
体の個所は、氷や水で冷やしたり、発布剤や寒冷剤で冷
やしたりするのが通常である。
ところが、発布剤は貼り替え作業が煩雑であるとともに
その持続時間が短く反復使用できない、発布剤を固定す
るのに包帯がいる等の煩雑であるという欠点がある。
氷や水は、その持続時間が短いうえ後処理が煩雑である
ので、上記発布剤に比べるとその汎用性が低下している
のが現状であった。
また、寒冷剤を通常冷凍庫内で冷凍し必要に応じて、使
用し、使用後再度使用に備え冷凍庫内で収納するものも
存在するが、冷凍庫が必要であるとともに、寒冷剤を打
撲、負傷個所等の冷却を要する身体の個所に圧接したま
ま動くことはできず、更に発布剤同様、寒冷剤を固定す
るのに包帯がいる等の煩雑であるという欠点があった。
(発明の解決課題) この発明は以上のような従来の欠点を改良せんとして、
人間や動物の打撲、負傷個所等の冷却を要する個所に当
接して巻回するだけでその個所に密着して、他の包帯等
の資材を必要とせず、しかも数時間その個所を冷やすこ
とができ、従って処理が容易で、しかも反復使用できる
とともに冷蔵庫内で冷凍保存しなくとも水や冷所場合に
よっては冷蔵庫内で単に保冷するだけでよい自己接着性
寒冷剤内蔵テーピング部材を開発せんとしてなされたも
のである。
即ち、この発明は開口穴をもつ伸縮自在な発泡性合成樹
脂を基材とし、この基材の開口穴中にゲル剤を充填して
なり、このゲル剤が7〜11重量%のポリビニルアルコー
ル、2〜5重量%のポリビニルアルコールを凝固させる
有機又は無機化合物と、18〜24重量%のグリコールと、
65〜75重量%の水からなり、この基材が厚み3〜12mm、
幅が2〜9cmで長さが任意長さからなり、巻回されて開
閉自在な密封容器に充填されてなる自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材に係るものである。
(実施例) 以下図面に基づいてこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材の外観説明図、第2図は自己接着性寒
冷剤内蔵テーピング部材の部分拡大説明図、第3図
(A)、(B)はこの発明の一実施例に係る自己接着性寒冷剤
内蔵テーピング部材の使用状態説明図である。
第1図、第2図及び第3図(A)、(B)において、(1)は開
閉自在な密閉容器、(2)は自己接着性寒冷剤内蔵テーピ
ング部材本体、(3)は基材、(4)は基材(3)の開口穴、(5)
はゲル剤である。
開閉自在な密閉容器(1)は、金属製、合成樹脂製等の円
筒形容器からなり、この発明においては金属製がより望
ましい。(第1図参照) 自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本体(2)は開口穴
(4)を持つ基材(3)とこの基材(3)の開口穴(4)に充填され
たゲル剤(5)とからなる。(第2図参照) 基材(3)は、ポリウレタン、ポリスチレン、等の発泡性
合成樹脂であってその発泡穴が外部に開口してなる樹脂
であれば全てよく、厚み3〜12mm、幅が2〜9cmで長さ
が任意長さからものであって伸縮率が75〜150%のもの
であれば全て好適に使用できる。
ゲル剤(5)はこの基材(3)の開口穴(4)に充填されて寒冷
剤として機能するもので、ゲル剤(5)は7〜11重量%の
ポリビニルアルコール、2〜5重量%のポリビニルアル
コールを凝固させる有機又は無機化合物と、18〜24重量
%のグリコールと、65〜75重量%の水から構成されてい
る。
この発明で使用するポリビニルアルコールとしては、重
合度が300〜2000で、加水分解率が88〜100%程度の高率
のポリビニルアルコールと加水分解率が20〜30%程度の
低率のポリビニルアルコールとが70〜80対30〜20の割合
で混合されたものが望ましく使用できる。
その理由は、高加水分解率のポリビニルアルコールのみ
からなるものに比べて凝固反応時間が早いからである。
しかしながら、低加水分解率のポリビニルアルコールの
配合量が増えると、高含水ゲルの特性が損なわれ使用中
に高含水ゲル中から水が侵出して再保冷した後の再度の
使用が水の脱落により柔軟性がなくなりゲルが硬化して
困難になるから、上記配合割合が望ましい。
高含水ゲル(5)中のポリビニルアルコールを7〜11重量
%とするのは、ポリビニルアルコールが11重量%を超え
ると水の配合が少なくなりゲルの柔軟性が低下し、逆に
7重量%未満だと溶解液が充分ゲル化しないからであ
る。
この発明で使用するゲル剤(5)中の2〜5重量%のポリ
ビニルアルコールを凝固させる有機又は無機化合物とし
ては、硼酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,硫酸アルミニ
ウム,硫酸ナトリウム,燐酸ナトリウム,硫酸アンモニ
ウム,硫酸亜鉛等の無機化合物、レゾルシノール,アゾ
化合物等の有機化合物があげられる。
この配合量を2〜5重量%とするのは、この量が適度な
ゲル剤を得る量で、5重量%を超える量の配合は不必要
だからである。
また、高含水ゲル(5)中に18〜24重量%配合するグリコ
ールとしては、プロピレングリコール、エチレングリコ
ールがあげられ、保水機能を高含水ゲル(5)に賦与する
とともに自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本体(2)
の自己接着性(タック性即ち粘着性)を賦与する為に配
合する。
この配合率を18〜24重量%に限定する理由は、24重量%
を超えると自己接着性が強くなり過ぎ好ましく無く、逆
に18重量%未満だと自己接着性が充分得られないからで
ある。
従って、自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本体(2)
を塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂でコーティング
し、このコーティング被膜状に粘着剤を貼着してもよ
い。
(発明の作用) このような構成からなるこの発明にかかる自己接着性寒
冷剤内蔵テーピング部材は、通常は自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材本体(2)を開閉自在な密閉容器(1)内に
収納して、水分の乾燥を防ぎつつ1〜5℃に保冷して、
人や動物が負傷した打撲部等に例えば第3図(A)の如く
手(6)或いは第3図(B)の如く足(7)に巻回すると、自己
接着性によって自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本
体(2)は手(6)や足(7)に密着し、又自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材本体(2)相互も密着する。
この後、自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本体(2)
内のゲル剤(5)が寒冷剤としての機能を発揮し、手(6)や
足(7)の打撲部から吸熱し、患部を冷やす。
自己接着性寒冷剤内蔵テーピング部材本体(2)内のゲル
剤(5)の温度と手(6)や足(7)の打撲部等の温度が同一に
なって吸熱しなくなると、取り外して、自己接着性寒冷
剤内蔵テーピング部材本体(2)を開閉自在な密閉容器(1)
内に収納して、水分の乾燥を防ぎつつ1〜5℃に保冷す
れば再使用できる。
この吸熱反応は通常数時間持続できる。
又最低10回は反復使用できる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明に係る自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材は、開口穴をもつ伸縮自在な発泡性合
成樹脂を基材とし、この基材の開口穴中にゲル剤を充填
してなり、このゲル剤が7〜11重量%のポリビニルアル
コール、2〜5重量%のポリビニルアルコールを凝固さ
せる有機又は無機化合物と、18〜24重量%のグリコール
と、65〜75重量%の水からなり、この基材が厚み3〜12
mm、幅が2〜9cmで長さが任意長さからなり、券回され
て開閉自在な密封容器に充填されてなる自己接着性寒冷
剤内蔵テーピング部材であるから、人間や動物の打撲、
負傷個所等の冷却を要する個所に当接し、巻回するだけ
でその個所に密着して数時間その個所を冷やすことがで
きしかも反復使用できるとともに冷蔵庫内で冷凍保存し
なくとも単に保冷するだけでよい自己接着性寒冷剤内蔵
テーピング部材となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る自己接着性寒冷剤内
蔵テーピング部材の外観説明図、第2図は自己接着性寒
冷剤内蔵テーピング部材の部分拡大説明図、第3図
(A)、(B)はこの発明の一実施例に係る自己接着性寒冷剤
内蔵テーピング部材の使用状態説明図である。 (1)……開閉自在な密閉容器、(2)……自己接着性寒冷剤
内蔵テーピング部材本体 (3)……基材、(4)……開口穴(基材) (5)……ゲル剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口穴をもつ伸縮自在な発泡性合成樹脂を
    基材とし、この基材の開口穴中にゲル剤を充填してな
    り、このゲル剤が7〜11重量%のポリビニルアルコー
    ル、2〜5重量%のポリビニルアルコールを凝固させる
    有機又は無機化合物と、18〜24重量%のグリコールと、
    65〜75重量%の水からなり、この基材が厚み3〜12mm、
    幅が2〜9cmで長さが任意長さからなり、巻回されて開
    閉自在な密封容器に充填されてなる自己接着性寒冷剤内
    蔵テーピング部材。
JP29942785A 1985-12-28 1985-12-28 自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材 Expired - Lifetime JPH0620473B2 (ja)

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JP29942785A JPH0620473B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材

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JP29942785A JPH0620473B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材

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JPS62159649A JPS62159649A (ja) 1987-07-15
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JP29942785A Expired - Lifetime JPH0620473B2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28 自己接着性寒冷剤内蔵テ−ピング部材

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JPS62159649A (ja) 1987-07-15

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