JPH062050B2 - 構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形成する微生物及びその製法 - Google Patents
構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形成する微生物及びその製法Info
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- JPH062050B2 JPH062050B2 JP60292383A JP29238385A JPH062050B2 JP H062050 B2 JPH062050 B2 JP H062050B2 JP 60292383 A JP60292383 A JP 60292383A JP 29238385 A JP29238385 A JP 29238385A JP H062050 B2 JPH062050 B2 JP H062050B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形成
する微生物又はプラスミド並びにその製法に関する。
する微生物又はプラスミド並びにその製法に関する。
従来の技術 酵素クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼ(EC3.5.
3.3)は、クレアチニン測定のために工業的に使用さ
れている。従つて、これは、特に血清中又は尿中のクレ
アチニン含量が、健康な組織に現れる値 とは異る値で
現われる腎臓疾患の診断のための臨床分析で使用され
る。例えばクレアチンによる誘導下に、後処理に耐える
量でクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼを製造すること
ができる微生物例えばシユードモナス属菌が公知である
が、この酵素の取得可能な収率及び単離の経費は、なお
この酵素の工業的使用のためには制限要因となつてい
る。
3.3)は、クレアチニン測定のために工業的に使用さ
れている。従つて、これは、特に血清中又は尿中のクレ
アチニン含量が、健康な組織に現れる値 とは異る値で
現われる腎臓疾患の診断のための臨床分析で使用され
る。例えばクレアチンによる誘導下に、後処理に耐える
量でクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼを製造すること
ができる微生物例えばシユードモナス属菌が公知である
が、この酵素の取得可能な収率及び単離の経費は、なお
この酵素の工業的使用のためには制限要因となつてい
る。
発明が解決しようとする問題点 従つて、この欠点を有せず、殊に、クレアチンアミジノ
ヒドロラーゼを構成的に形成する即ちこのために誘導を
必要とすることなしに、かつこの際に従来公知のクレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼ形成体よりも著るしく良好
な収率を示す微生物が必要である。更に、本発明の目的
は、遺伝子工学的方法で、良好に培養でき、それから酵
素を経費的に好適に単離することのできる宿主微生物中
に、所定酵素の合成能力に関する遺伝子情報が存在する
ような微生物を製造することである。
ヒドロラーゼを構成的に形成する即ちこのために誘導を
必要とすることなしに、かつこの際に従来公知のクレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼ形成体よりも著るしく良好
な収率を示す微生物が必要である。更に、本発明の目的
は、遺伝子工学的方法で、良好に培養でき、それから酵
素を経費的に好適に単離することのできる宿主微生物中
に、所定酵素の合成能力に関する遺伝子情報が存在する
ような微生物を製造することである。
問題点を解決する手段 本発明によればこの課題は解決される。従つて、本発明
の目的は、構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形
成する特徴を有するE・コリー又はシユードモナス・プ
チダに属する微生物である。E・コリーに属する微生物
に関して、この酵素の誘導性形成も従来は認められてい
なかつた。シユードモナス・プチダにおいては、クレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼの形成に関する情報が存在
するが、この酵素は誘導下にのみ、かつ、かなり低い活
性で形成される。
の目的は、構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形
成する特徴を有するE・コリー又はシユードモナス・プ
チダに属する微生物である。E・コリーに属する微生物
に関して、この酵素の誘導性形成も従来は認められてい
なかつた。シユードモナス・プチダにおいては、クレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼの形成に関する情報が存在
するが、この酵素は誘導下にのみ、かつ、かなり低い活
性で形成される。
本発明によるE・コリーに属する有利な微生物は、プラ
スミドpBT2a−1を有する。この種の微生物は、蛋白
質のその全合成能力の50%までをクレアチンアミジノ
ヒドロラーゼの形成のために調達することができる。
スミドpBT2a−1を有する。この種の微生物は、蛋白
質のその全合成能力の50%までをクレアチンアミジノ
ヒドロラーゼの形成のために調達することができる。
本発明によるもう1つの有利な微生物は、プラスミドpB
T306.16を有するE・コリー又はシユードモナス
・プチダに属する微生物である。この種の微生物は、同
様に非常に高い合成能力を有する構成性クレアチンアミ
ジノヒドロラーゼ形成体である。
T306.16を有するE・コリー又はシユードモナス
・プチダに属する微生物である。この種の微生物は、同
様に非常に高い合成能力を有する構成性クレアチンアミ
ジノヒドロラーゼ形成体である。
本発明のもう1つの目的は、プラスミドpBT2a−1(D
SM3148P)及びpBT306.16(DSM3149P)であ
る。最初に記載のプラスミドは特に高い合成能力をE・
コリー属の微生物に与え、第2番目に記載のプラスミド
は、E・コリー内でもシユードモナス・プチダ内でも所
望酵素の高い表現を与える利点を有する。
SM3148P)及びpBT306.16(DSM3149P)であ
る。最初に記載のプラスミドは特に高い合成能力をE・
コリー属の微生物に与え、第2番目に記載のプラスミド
は、E・コリー内でもシユードモナス・プチダ内でも所
望酵素の高い表現を与える利点を有する。
前記のように、本発明による微生物もしくはプラスミド
は、遺伝子工学的方法で得ることができる。従つて、本
発明による構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形
成する前記種属の微生物の製法は、シユードモナス・プ
チダからのDNAを a)Eco RIで制限的に消化させて5.8Kb-フラグメント
を得るか又は b)Eco RI及びPvuIIで切断して2.2Kb-フラグメントを
得、 a)又はb)で得たフラグメントをその又は同じ制限エ
ンドヌクレアーゼで切断されたベクターにクローン化
し、これを選択したベクターにとつて好適なE・コリー
又はP・プチダ株中に移し、構成性クレアチンアミジノ
ヒドロラーゼを形成するクローンを単離することよりな
る。ここでKbは、「キロ塩基対」即ち1000ヌクレオ
チド塩基対である。
は、遺伝子工学的方法で得ることができる。従つて、本
発明による構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形
成する前記種属の微生物の製法は、シユードモナス・プ
チダからのDNAを a)Eco RIで制限的に消化させて5.8Kb-フラグメント
を得るか又は b)Eco RI及びPvuIIで切断して2.2Kb-フラグメントを
得、 a)又はb)で得たフラグメントをその又は同じ制限エ
ンドヌクレアーゼで切断されたベクターにクローン化
し、これを選択したベクターにとつて好適なE・コリー
又はP・プチダ株中に移し、構成性クレアチンアミジノ
ヒドロラーゼを形成するクローンを単離することよりな
る。ここでKbは、「キロ塩基対」即ち1000ヌクレオ
チド塩基対である。
クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの表現のための情報
は、5.8Kb-フラグメントもしくはその2.2Kbのサブフラ
グメント(これは前記方法で、制限エンドヌクレアーゼ
Eco RI単独で又はPvu IIと一緒になつたEco RIで切
り出される)上に存在する。それぞれのフラグメント
は、遺伝子工学に公知の方法により、適合末端を得るた
めに同じ制限エンドヌクレアーゼで切断されたベクター
にクローン化される。有利でない場合にも、E・コリー
はシユードモナス・プチダに好適なベクターを、その切
断位置でシユードモナス・プチダからの1個又は前記の
DNA-フラグメントで補修されたベクターの修復能力及び
その形質転換性が宿主菌株内で保持されるように配置さ
れている他の制限エンドヌクレアーゼで切断することも
できる。ベクターとして、有利にプラスミドpBR322
を使用し、これは双方のシユードモナス・プチダDNAフ
ラグメントの1個のE・コリー株内への挿入により形質
転換する。当業にとつて、プラスミドpBR322及びそ
の誘導体で非常に良好に形質転換できる多くのE・コリ
ー株は公知である。他の有利なベクター(フアージ・シ
ヤロン(Phage charon)10.pBR322並びにその誘
導体は同様である)はベクター市場で入手される。
は、5.8Kb-フラグメントもしくはその2.2Kbのサブフラ
グメント(これは前記方法で、制限エンドヌクレアーゼ
Eco RI単独で又はPvu IIと一緒になつたEco RIで切
り出される)上に存在する。それぞれのフラグメント
は、遺伝子工学に公知の方法により、適合末端を得るた
めに同じ制限エンドヌクレアーゼで切断されたベクター
にクローン化される。有利でない場合にも、E・コリー
はシユードモナス・プチダに好適なベクターを、その切
断位置でシユードモナス・プチダからの1個又は前記の
DNA-フラグメントで補修されたベクターの修復能力及び
その形質転換性が宿主菌株内で保持されるように配置さ
れている他の制限エンドヌクレアーゼで切断することも
できる。ベクターとして、有利にプラスミドpBR322
を使用し、これは双方のシユードモナス・プチダDNAフ
ラグメントの1個のE・コリー株内への挿入により形質
転換する。当業にとつて、プラスミドpBR322及びそ
の誘導体で非常に良好に形質転換できる多くのE・コリ
ー株は公知である。他の有利なベクター(フアージ・シ
ヤロン(Phage charon)10.pBR322並びにその誘
導体は同様である)はベクター市場で入手される。
pBR322をEco RI及びPvu IIで切断し、この際に生
じる2.3 kb-フラグメントを単離し、P・プチダからの
2.2 Kb Eco R I-Pvu IIフラグメントと連結させpBT3−
2と称される新規プラスミドを形成させ、これをE・コ
リー中に移す方法がより有利である。こうしてE・コリ
ーK12ED8654(DSM3144)が得られる。
じる2.3 kb-フラグメントを単離し、P・プチダからの
2.2 Kb Eco R I-Pvu IIフラグメントと連結させpBT3−
2と称される新規プラスミドを形成させ、これをE・コ
リー中に移す方法がより有利である。こうしてE・コリ
ーK12ED8654(DSM3144)が得られる。
前記方法でpBR322からの誘導体で形質転換されたE
・コリー株は、そのアンピシリン耐性に基づき、非常に
良好に選択できる。これらはアンピシリン耐性であり、
かつクレアチンアミジノヒドロラーゼ形成体であるの
で、形質転換されなかつた細胞は生長させることはでき
ず、生長した細胞の下で、所望の酵素を形成するものは
後に詳述する方法で容易に取り出すことができる。
・コリー株は、そのアンピシリン耐性に基づき、非常に
良好に選択できる。これらはアンピシリン耐性であり、
かつクレアチンアミジノヒドロラーゼ形成体であるの
で、形質転換されなかつた細胞は生長させることはでき
ず、生長した細胞の下で、所望の酵素を形成するものは
後に詳述する方法で容易に取り出すことができる。
本発明により、pBT3−2を有する形質転換されたE・
コリー細胞をプラスミドの増幅の時点にニトロソグアニ
ジンで処理し、その後、このプラスミドをこれから単離
し、改めてE・コリー細胞中に移し、このサイクルを場
合により繰り返し、この際に得られる特に優れたクレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼ活性を有する微生物クロー
ンから、同様に本発明の目的物であるプラスミドpBT2
a−1(DSM3148P)を得る際に、特に良好な結果
が得られる。前記のように、プラスミドを有するE・コ
リー細胞は、全蛋白質形成に対して50%までのクレア
チンアミジノヒドロラーゼを生産する。
コリー細胞をプラスミドの増幅の時点にニトロソグアニ
ジンで処理し、その後、このプラスミドをこれから単離
し、改めてE・コリー細胞中に移し、このサイクルを場
合により繰り返し、この際に得られる特に優れたクレア
チンアミジノ−ヒドロラーゼ活性を有する微生物クロー
ンから、同様に本発明の目的物であるプラスミドpBT2
a−1(DSM3148P)を得る際に、特に良好な結果
が得られる。前記のように、プラスミドを有するE・コ
リー細胞は、全蛋白質形成に対して50%までのクレア
チンアミジノヒドロラーゼを生産する。
クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの特に高い活性を有
する生じた微生物クローンを同定することのできるスク
リーニング系が得られ、この際、この種のクローンを、
クレアチン、サルコシンオキシダーゼ、ペルオキシダー
ゼ及びH2O2−呈色指示薬を溶解含有するアガロースプ
レートと接触させる。次いで、強い酵素形成に相応する
最も強い呈色を示すクローンを増殖のために選択する。
H2O2−呈色指示薬系としては4−アムノアンチピリン
をN−エチル−N−(スルホエチル)−3−メチルアニ
リン塩有利にカリウム塩と組合せて使用するのが有利で
ある。
する生じた微生物クローンを同定することのできるスク
リーニング系が得られ、この際、この種のクローンを、
クレアチン、サルコシンオキシダーゼ、ペルオキシダー
ゼ及びH2O2−呈色指示薬を溶解含有するアガロースプ
レートと接触させる。次いで、強い酵素形成に相応する
最も強い呈色を示すクローンを増殖のために選択する。
H2O2−呈色指示薬系としては4−アムノアンチピリン
をN−エチル−N−(スルホエチル)−3−メチルアニ
リン塩有利にカリウム塩と組合せて使用するのが有利で
ある。
本発明の方法では、E・コリー中での酵素の表現だけで
なく、P・プチダ中でも好適であるプラスミドも製造で
きる。このために、pBT2a−1から制限エンドヌクレ
アーゼPvu I及びPvu IIを用いる切断により2.8Kb−フラ
グメントを得、これを、他の、pBT306.1からPvu I及びS
ma Iを用いる切断により得られる10Kb−フラグメント
と結紮するのが有利である。こうして、プラスミドpBT
306.16(DSM3149P)が得られ、これは、E・コリ
ー中でもP・プチダ中でも構成性クレアチンアミジノ−
ヒドロラーゼ形成作用をする。
なく、P・プチダ中でも好適であるプラスミドも製造で
きる。このために、pBT2a−1から制限エンドヌクレ
アーゼPvu I及びPvu IIを用いる切断により2.8Kb−フラ
グメントを得、これを、他の、pBT306.1からPvu I及びS
ma Iを用いる切断により得られる10Kb−フラグメント
と結紮するのが有利である。こうして、プラスミドpBT
306.16(DSM3149P)が得られ、これは、E・コリ
ー中でもP・プチダ中でも構成性クレアチンアミジノ−
ヒドロラーゼ形成作用をする。
本発明により、酵素形成の著るしい増加が達成されるこ
とは意想外である。即ち、特定遺伝子のコピー数を高め
ることによるDNA組換え法を使用することにより高めら
れた遺伝子表現が得られることは既に多く報告された。
しかしながら、これから、シユードモナスからの遺伝子
をE・コリー中に移すことにより確実に遺伝子表現を高
めることに由来することはできない。実際に、DNA−組
換えによりシユードモナスからE・コリー中に移された
遺伝子の多くに関して、遺伝子表現の減少すら報告され
ている〔例えばスタシツシユ(Stanisisch)及びオルテ
イツ(Ortiz)による。ジヤーナル・オブ・ジエネラル
・マイクロビオロジイ(J.Gen.Microbiol.)1976、
94、281〜289、ナカザワ(Nakazawa)等による
J.バクテリオロジイ(J.Bacteriol.)1978.13
4、270〜277、リボン(Ribbons)等によるソク
・ゲン・マイクロビオロ,(Soc.Gen.Microbiol., Quar
t.)1978、6、24〜25、フランクリン(Frankl
in)等によるマイクロビオール・デグラデーション・オ
ブ・キセノビオテイクス・アンド・レカリシトラント・
コンパウンズ(Microbiol Degradation of Xenobiotics
and Recalicitrant Compounds.Leisinger Cook,Hu"tte
r und Neuesch Hrsgb.) 1981、109〜130頁参照〕。最終的に酵素活性
蛋白質を形成するまで進行すべき種々の生物学的合成工
程を考察すると、この種の改良は予期できなかったこと
が判る。
とは意想外である。即ち、特定遺伝子のコピー数を高め
ることによるDNA組換え法を使用することにより高めら
れた遺伝子表現が得られることは既に多く報告された。
しかしながら、これから、シユードモナスからの遺伝子
をE・コリー中に移すことにより確実に遺伝子表現を高
めることに由来することはできない。実際に、DNA−組
換えによりシユードモナスからE・コリー中に移された
遺伝子の多くに関して、遺伝子表現の減少すら報告され
ている〔例えばスタシツシユ(Stanisisch)及びオルテ
イツ(Ortiz)による。ジヤーナル・オブ・ジエネラル
・マイクロビオロジイ(J.Gen.Microbiol.)1976、
94、281〜289、ナカザワ(Nakazawa)等による
J.バクテリオロジイ(J.Bacteriol.)1978.13
4、270〜277、リボン(Ribbons)等によるソク
・ゲン・マイクロビオロ,(Soc.Gen.Microbiol., Quar
t.)1978、6、24〜25、フランクリン(Frankl
in)等によるマイクロビオール・デグラデーション・オ
ブ・キセノビオテイクス・アンド・レカリシトラント・
コンパウンズ(Microbiol Degradation of Xenobiotics
and Recalicitrant Compounds.Leisinger Cook,Hu"tte
r und Neuesch Hrsgb.) 1981、109〜130頁参照〕。最終的に酵素活性
蛋白質を形成するまで進行すべき種々の生物学的合成工
程を考察すると、この種の改良は予期できなかったこと
が判る。
蛋白質に関する情報は、デソキシリボ核酸(DNA)内に含
有されている。このDNAは、DNA−依存RNA−ポリメラー
ゼによりmRNA(メツセンジヤ−RNA)に翻訳される。こ
のように合成されたmRNAは蛋白質内のリボソームの所で
翻訳され、この際、それぞれ3個の核酸(トリプレツト
又はコドン)は、遺伝子コドンの法則に従つて特定のア
ミノ酸の形成を決定する。
有されている。このDNAは、DNA−依存RNA−ポリメラー
ゼによりmRNA(メツセンジヤ−RNA)に翻訳される。こ
のように合成されたmRNAは蛋白質内のリボソームの所で
翻訳され、この際、それぞれ3個の核酸(トリプレツト
又はコドン)は、遺伝子コドンの法則に従つて特定のア
ミノ酸の形成を決定する。
DNA−平面上の制御範囲は、どの位置でDNAの1本の鎖が
mRNAに翻訳されるか(プロモーター配列)もしくはどの
位置でmRNAの合成が停止されるか(末端配列)を決め
る。
mRNAに翻訳されるか(プロモーター配列)もしくはどの
位置でmRNAの合成が停止されるか(末端配列)を決め
る。
同様に蛋白質合成(翻訳)の平面上の停止及び開始配列
は、公知である。この際、一般に、ATG(これはf−メ
チオニンに翻訳される)は、蛋白質の開始を、かつ例え
ばTAA又はTAGは翻訳の終りを決定する。
は、公知である。この際、一般に、ATG(これはf−メ
チオニンに翻訳される)は、蛋白質の開始を、かつ例え
ばTAA又はTAGは翻訳の終りを決定する。
ポリペプチド配列の表現の程度は、多くのフアクターに
依存し、例えば特にプロモーター配列の品質、mRNA−安
定性、mRNAの2次及び3次構造、リボソーム結合位置の
品質、開始コドン(ATG)からのリボソーム結合位置の距
離、リボソーム結合位置と開始コドン(ATG)との間のヌ
クレオチド配列及び転写及び翻訳面に対する有効停止信
号の存在に依存する。遺伝子及びこれによりコードされ
た蛋白質の1次構造の正確な知識なしに、前記の遺伝子
表現の調節工程を把握することはできない。本発明以前
この正確な知識は存在しなかつたので、本発明による微
生物及びプラスミドの改良された合成能力は予期できな
かつた。
依存し、例えば特にプロモーター配列の品質、mRNA−安
定性、mRNAの2次及び3次構造、リボソーム結合位置の
品質、開始コドン(ATG)からのリボソーム結合位置の距
離、リボソーム結合位置と開始コドン(ATG)との間のヌ
クレオチド配列及び転写及び翻訳面に対する有効停止信
号の存在に依存する。遺伝子及びこれによりコードされ
た蛋白質の1次構造の正確な知識なしに、前記の遺伝子
表現の調節工程を把握することはできない。本発明以前
この正確な知識は存在しなかつたので、本発明による微
生物及びプラスミドの改良された合成能力は予期できな
かつた。
本発明の範囲では、E・コリーとして、E・コリーK1
2−株の有利な誘導体を使用する。そのうち、特に、例
えば次のものが有効に使用された: E・コリーK12、W3350〔P・チオライス(Thio
llais)のthi、galk. galT、rpsl、〕(DSM3141) E・コリーK12、ED8654〔K・ムレイ(Murray)
のtrp R、hsd M+、hsd R-、sup E、sup F〕(DSM210
2) E・コリーK12、CSH〔コールド・スプリン グ・ハーバースタムザンムルング(Cold Sprin
g Harbor Stammsammlung)からのthi、trp、lac Z、rps
l〕(DSM3142) シユードモナス・プチダ株の宿主細胞として、野生型単
離物も実験室株も使用できる。シユードモナス・プチダ
2440(DSM2106)〔ゲン(Gen)1981、23
7〜247参照〕を用いて特に良好な結果が得られた。
2−株の有利な誘導体を使用する。そのうち、特に、例
えば次のものが有効に使用された: E・コリーK12、W3350〔P・チオライス(Thio
llais)のthi、galk. galT、rpsl、〕(DSM3141) E・コリーK12、ED8654〔K・ムレイ(Murray)
のtrp R、hsd M+、hsd R-、sup E、sup F〕(DSM210
2) E・コリーK12、CSH〔コールド・スプリン グ・ハーバースタムザンムルング(Cold Sprin
g Harbor Stammsammlung)からのthi、trp、lac Z、rps
l〕(DSM3142) シユードモナス・プチダ株の宿主細胞として、野生型単
離物も実験室株も使用できる。シユードモナス・プチダ
2440(DSM2106)〔ゲン(Gen)1981、23
7〜247参照〕を用いて特に良好な結果が得られた。
E・コリー中での表現のためのベクター系として、本発
明によれば、前記のように、有利に市販のプラスミドpB
R322の遺伝学的に操作された誘導体〔ゲン(Gene)
1977、95〜113参照〕を使用するのが有利であ
る、シユードモナス株中の表現のために、プラスミドpR
S F 1010の遺伝学的に変換された誘導体〔ゲン(G
ene)、1981、237〜247参照〕を使用するの
が有利である。本発明の遺伝学的に変換されたプラスミ
ドの形成のための前記の制限エンドヌクレアーゼの使用
の際に、クレアチンアミジノヒドロラーゼをコードする
遺伝子フラグメントが得られ、これは、表現−ベクター
系及び宿主細胞中のベクター系の増加されたコピー数に
作用する調節源並びにその生成物を容易に選択すること
のできる(例えば抗生物質耐性)遺伝子を有する。
明によれば、前記のように、有利に市販のプラスミドpB
R322の遺伝学的に操作された誘導体〔ゲン(Gene)
1977、95〜113参照〕を使用するのが有利であ
る、シユードモナス株中の表現のために、プラスミドpR
S F 1010の遺伝学的に変換された誘導体〔ゲン(G
ene)、1981、237〜247参照〕を使用するの
が有利である。本発明の遺伝学的に変換されたプラスミ
ドの形成のための前記の制限エンドヌクレアーゼの使用
の際に、クレアチンアミジノヒドロラーゼをコードする
遺伝子フラグメントが得られ、これは、表現−ベクター
系及び宿主細胞中のベクター系の増加されたコピー数に
作用する調節源並びにその生成物を容易に選択すること
のできる(例えば抗生物質耐性)遺伝子を有する。
次に本発明を添付図面及び実施例につき詳述する。
第1図は、シユードモナス・プチダDNAからの2.2Kb−フ
ラグメント及びプラスミドpBR322を出発物質として
用いたプラスミドpBT3−2の製造経過を略示した図で
あり、第2図は、プラスミドRSF1010及びpACYC17
7からの本発明によるプラスミドpBT306.1の製造
工程を示す図であり、第3図は、pBT306.1及びpBT2a
−1からの本発明によるプラスミドpBT306.16の
形成工程を示す図であり、第4図は第1片:出発株シユ
ードモナス・プチダ、第2片:プラスミドpBT2a−1
を有する。E・コリー野生株ED、第4片:宿主株ED及び
第3片:比較用精製クレアチナーゼ15μgの細胞エキ
スを付与したSDSゲルを示す図である。
ラグメント及びプラスミドpBR322を出発物質として
用いたプラスミドpBT3−2の製造経過を略示した図で
あり、第2図は、プラスミドRSF1010及びpACYC17
7からの本発明によるプラスミドpBT306.1の製造
工程を示す図であり、第3図は、pBT306.1及びpBT2a
−1からの本発明によるプラスミドpBT306.16の
形成工程を示す図であり、第4図は第1片:出発株シユ
ードモナス・プチダ、第2片:プラスミドpBT2a−1
を有する。E・コリー野生株ED、第4片:宿主株ED及び
第3片:比較用精製クレアチナーゼ15μgの細胞エキ
スを付与したSDSゲルを示す図である。
次表は酵素クレアチンアミジノヒドロラーゼをコードす
るDNA配列及びこのDNA配列から生じる蛋白質配列を示し
ている。
るDNA配列及びこのDNA配列から生じる蛋白質配列を示し
ている。
陽性クローン即ち、構成性クレアチンアミジノヒドロラ
ーゼを形成する微生物クローンを見つけるために、本発
明によれば、酵素免疫テストの原理により操作するスク
リーニング系を使用することができる。この際、クレア
チンアミジノヒドロラーゼに対する特異抗体を適当な担
体例えばポリビニル−シートに固定させ、このシートを
溶解されたコロニイ及びプラーク上にのせる。H2Oで洗
浄の後に、このシートを酵素接合物(例えばペルオキシ
ダーゼとの)の形の同じ特異抗体と共にインキユベート
する。この酵素を生産しうるクローンを存在させると、
抗体−抗原及び酵素標識された抗体からのサンドイツチ
が生じる。
ーゼを形成する微生物クローンを見つけるために、本発
明によれば、酵素免疫テストの原理により操作するスク
リーニング系を使用することができる。この際、クレア
チンアミジノヒドロラーゼに対する特異抗体を適当な担
体例えばポリビニル−シートに固定させ、このシートを
溶解されたコロニイ及びプラーク上にのせる。H2Oで洗
浄の後に、このシートを酵素接合物(例えばペルオキシ
ダーゼとの)の形の同じ特異抗体と共にインキユベート
する。この酵素を生産しうるクローンを存在させると、
抗体−抗原及び酵素標識された抗体からのサンドイツチ
が生じる。
抗体−ペルオキシダーゼ−接合物は適当な呈色指示薬系
で呈色し、例えばゼラチン中のテトラメチルベンジジ
ン、ジオクチルナトリウムスルホスクシネート及びH2O2
からの指示薬系において、緑色斑点を示す。この系は、
蛋白質抗原10pg〜100pgの検出限界を示す。この種
の酵素免疫テストの製造及び適当な抗体の調整は、ベー
リンガー・マンハイム社(Boehringer Mannheim GmbH)の
テストコンビナチオン・ゲンエクスプレツシヨン(Test
kombination Genexpression)に関する指示により実施
することができる。
で呈色し、例えばゼラチン中のテトラメチルベンジジ
ン、ジオクチルナトリウムスルホスクシネート及びH2O2
からの指示薬系において、緑色斑点を示す。この系は、
蛋白質抗原10pg〜100pgの検出限界を示す。この種
の酵素免疫テストの製造及び適当な抗体の調整は、ベー
リンガー・マンハイム社(Boehringer Mannheim GmbH)の
テストコンビナチオン・ゲンエクスプレツシヨン(Test
kombination Genexpression)に関する指示により実施
することができる。
実施例 次に実施例につき本発明を詳述する。
例 1 A)染色体 シユードモナス・プチダ(DSM2106)の染色体DNA
を、細胞の溶解及びガラス棒上へのDNAの巻き付け(Auf
wiCkeln)により単離し、2回のフエノール処理(phenol
isierung)及びエタノール沈澱の後に、600μg/mlの
濃度で溶解させる〔コスロイ(Cosloy)及びオーイシ(Oi
shi)によるモレク.ゲン.ゲネト(Molec.Gen.Gene
t.)1973、124、1〜10頁参照〕。
を、細胞の溶解及びガラス棒上へのDNAの巻き付け(Auf
wiCkeln)により単離し、2回のフエノール処理(phenol
isierung)及びエタノール沈澱の後に、600μg/mlの
濃度で溶解させる〔コスロイ(Cosloy)及びオーイシ(Oi
shi)によるモレク.ゲン.ゲネト(Molec.Gen.Gene
t.)1973、124、1〜10頁参照〕。
染色体DNA10μgをEcoRI(E.C.3.1.23.1)5
単位で制限的に、30分間分解させ、アガロースゲル中
で消化の程度を分析する。
単位で制限的に、30分間分解させ、アガロースゲル中
で消化の程度を分析する。
B)λシヤロン(Charon)10DNAの単離及び精製株E
・コリーED(DSM2102)の細菌1010をλフアー
ジシヤロン10 5×108と共に37℃で20分間イ
ンキユベートし、引続き、このバクテリアの溶解が開始
するまで完全培地500ml中で生長させる。フアージー
及びDNA−単離の工程は、正確には、マニアチス(Mania
tis)等による文献モレキユラー・クローニング(Molec
ular Cloning;Cold Spring Harbor Laboratory)198
2、76〜85頁の処方に従がい行なつた。
・コリーED(DSM2102)の細菌1010をλフアー
ジシヤロン10 5×108と共に37℃で20分間イ
ンキユベートし、引続き、このバクテリアの溶解が開始
するまで完全培地500ml中で生長させる。フアージー
及びDNA−単離の工程は、正確には、マニアチス(Mania
tis)等による文献モレキユラー・クローニング(Molec
ular Cloning;Cold Spring Harbor Laboratory)198
2、76〜85頁の処方に従がい行なつた。
シヤロン10DNA10μgを完全にEco RIで切断する。A)
によるEco R Iで制限的に消化された染色体シユードモ
ナス・プチダDNA1μgをEco RIで切断されたシヤロン
10DNA 3μgと酵素T4DNAリガーゼの40単位と
共にインキユベートする。このフアージλの頭部−及び
尾部蛋白質で連結されたDNA−フラグメントの包装(Ver
packen)を試験管内で行なう。包装に必要な蛋白質の製
造並びにDNAの包装は、マニアチス(Maniatis)等による
モレキユラー・クローニング(Molecular Cloning,Cold
Spring Harbor Laboratory)1982、256〜29
1に記載の方法で行なう(λDNA粒子に関する試験管内
包装系は、市場で例えばベーリンガー・マンハイムのDN
A−パツケージング・キツト(DNA-packaging Kit)であ
る)。連結されたλ及びシユードモナス・プチダDNA約
0.5gを、試験官内包装バツチ20μlと共にインキユベ
ートし、60分後に、SM緩衝液0.5ml(マニアチスに
よるモレキユラー・クローニング1982、443)を
添加し、この包装バツチの1/200量(2.5μl)を、株E
D昼夜培養物(10-2M硫酸マグネシウム中)200μl
と共に37℃で10分間インキユベートする。この細菌
懸濁液を引続きLB〔ミラー(Miller)のエクスペリメ
ンツ・イン・モレキユラー・ゲネテイクス(Experiment
s in Molecular Genetics,Cold Spring Harbor Loborat
ory)1972、433参照〕アガロース(0.8%)3ml
と混合し、LBプレート上に注ぐ。使用DNA1μg当り、
フアージプラーク(プラーク)約105が得られる。
によるEco R Iで制限的に消化された染色体シユードモ
ナス・プチダDNA1μgをEco RIで切断されたシヤロン
10DNA 3μgと酵素T4DNAリガーゼの40単位と
共にインキユベートする。このフアージλの頭部−及び
尾部蛋白質で連結されたDNA−フラグメントの包装(Ver
packen)を試験管内で行なう。包装に必要な蛋白質の製
造並びにDNAの包装は、マニアチス(Maniatis)等による
モレキユラー・クローニング(Molecular Cloning,Cold
Spring Harbor Laboratory)1982、256〜29
1に記載の方法で行なう(λDNA粒子に関する試験管内
包装系は、市場で例えばベーリンガー・マンハイムのDN
A−パツケージング・キツト(DNA-packaging Kit)であ
る)。連結されたλ及びシユードモナス・プチダDNA約
0.5gを、試験官内包装バツチ20μlと共にインキユベ
ートし、60分後に、SM緩衝液0.5ml(マニアチスに
よるモレキユラー・クローニング1982、443)を
添加し、この包装バツチの1/200量(2.5μl)を、株E
D昼夜培養物(10-2M硫酸マグネシウム中)200μl
と共に37℃で10分間インキユベートする。この細菌
懸濁液を引続きLB〔ミラー(Miller)のエクスペリメ
ンツ・イン・モレキユラー・ゲネテイクス(Experiment
s in Molecular Genetics,Cold Spring Harbor Loborat
ory)1972、433参照〕アガロース(0.8%)3ml
と混合し、LBプレート上に注ぐ。使用DNA1μg当り、
フアージプラーク(プラーク)約105が得られる。
クレアチナーゼをコードする遺伝子を有するフアージの
同定のために、先に記載の酵素−免疫テストを使用す
る。この指示薬系は、6%ゼラチン中のテトラメチルベ
ンジジン6mg/ml、ジオクチルナトリウムスルホサクシ
ネート20mg/ml及びH2O20.01%より成る。1000プ
ラーク当り2個の陽性信号が測定される。
同定のために、先に記載の酵素−免疫テストを使用す
る。この指示薬系は、6%ゼラチン中のテトラメチルベ
ンジジン6mg/ml、ジオクチルナトリウムスルホサクシ
ネート20mg/ml及びH2O20.01%より成る。1000プ
ラーク当り2個の陽性信号が測定される。
c)E・コリー中のクレアチナーゼ−遺伝子の再クローニ
ング酵素免疫テストで陽性のプラーク5個から前記のよ
うにして、フアージ−DNAを調製した。
ング酵素免疫テストで陽性のプラーク5個から前記のよ
うにして、フアージ−DNAを調製した。
Eco RIを用いる5個の種々のDNAの切断は、種々異なる
バンド(Band)と並んで5.8Kbのすべての5個のフアー
ジDNAにおける共通のDNA−バンドが示された。この5.8K
bの大きさのフラグメントは種々の制限ヌクレアーゼで
特性付けられた(第1図参照)。
バンド(Band)と並んで5.8Kbのすべての5個のフアー
ジDNAにおける共通のDNA−バンドが示された。この5.8K
bの大きさのフラグメントは種々の制限ヌクレアーゼで
特性付けられた(第1図参照)。
このEco RIフラグメント約5μgからPvu IIの使用下に
2.2Kbフラグメントを切断した。生じるDNAフラグメント
は、低融点アガロースゲル中でその大きさに応じて分離
され、2.2Kb Eco RI-Pvu IIフラグメントが単離され
る。低融点アガロースゲルからのDNA-フラグメントの単
離は、相応するバンドを切出し、試験官(エツペンドル
フ管)内に移し、約2倍量の水を加えることにより行な
う。引続き、65℃で、アガロースが融解するまで(5
〜10分)インキユベートし、試料を短時間振動し、半
量のフエノール(10mM TRIS-HCl、pH及び1mM EDTA、
TEで中和)と共に激しく振動する。この相を15000gで
10分間遠心することにより分離させ、上の水相を改め
てフエノールで振出する。
2.2Kbフラグメントを切断した。生じるDNAフラグメント
は、低融点アガロースゲル中でその大きさに応じて分離
され、2.2Kb Eco RI-Pvu IIフラグメントが単離され
る。低融点アガロースゲルからのDNA-フラグメントの単
離は、相応するバンドを切出し、試験官(エツペンドル
フ管)内に移し、約2倍量の水を加えることにより行な
う。引続き、65℃で、アガロースが融解するまで(5
〜10分)インキユベートし、試料を短時間振動し、半
量のフエノール(10mM TRIS-HCl、pH及び1mM EDTA、
TEで中和)と共に激しく振動する。この相を15000gで
10分間遠心することにより分離させ、上の水相を改め
てフエノールで振出する。
15000gで10分間の遠心の後に、上相をエーテル
各1mlで2回振出し、エーテルを65℃で蒸発させ、DN
Aを3M酢酸ナトリウム(pH7.2)1/10量及びエタノール
2.5倍量て−20℃で沈澱させる。DNAを15000gで
10分間の遠心により沈澱させ、真空中で乾燥させ、T
E10μl中に入れる。他のすべてのフラグメント単離
はこの工程で行なう。
各1mlで2回振出し、エーテルを65℃で蒸発させ、DN
Aを3M酢酸ナトリウム(pH7.2)1/10量及びエタノール
2.5倍量て−20℃で沈澱させる。DNAを15000gで
10分間の遠心により沈澱させ、真空中で乾燥させ、T
E10μl中に入れる。他のすべてのフラグメント単離
はこの工程で行なう。
pBR322 DNA約4μgをEcoR I及びPvu IIで切断し、
2.3Kbフラグメントを単離させる。このpBR322フラグ
メント0.2μgをT4DNAリガーゼ5単位の使用下に、前
記λフアージからの2.2Kb EcoR I−PvuIIフラグメン
ト0.5μgと共にインキユベートする。生じるプラスミド
はpBT3−2なる名称を有し、E.コリー中で生物学的
活性のクレアチナーゼをコードする。
2.3Kbフラグメントを単離させる。このpBR322フラグ
メント0.2μgをT4DNAリガーゼ5単位の使用下に、前
記λフアージからの2.2Kb EcoR I−PvuIIフラグメン
ト0.5μgと共にインキユベートする。生じるプラスミド
はpBT3−2なる名称を有し、E.コリー中で生物学的
活性のクレアチナーゼをコードする。
例 2 プラスミドpBT3−2からのクレアチナーゼをコードす
るDNAを、タルマジエ(Talmadge)及びギルバート(Gil
bert)の方法〔ゲン(Gene)1980、12、235〜
241参照〕で、増幅相の間にニトロソグアニジンで処
理する。引続き、プラスミド−DNAを細胞の溶解の後にC
sCl−エチジウムブロミド法で単離する〔マニアチス等
によるモレキユラー・クローニング(Molecular Cronin
ga;Cold Spring Harbor)1982、88−94参
照〕。株E.コリーED8654の好適な細胞をプラス
ミドDNAで形質転換し(マニアチス等によるモレキユラ
ー・クローニング、1982、250〜251参照)、
アンピシリン20μg/mlを含有する完全培地プレート
(LB)上に塗抹する。37℃で1夜インキユベートの
後、コロニーを、予めニトロセルロース瀘紙〔シユライ
ヒア(Schleicher)、シユル(Schll)BA85〕が
載せられているLBプレート上で熱処理する。このプレ
ートを37℃で12〜18時間培養の後、ニトロセルロ
ース瀘紙をコロニーと共に取り出し、クロロホルム/ト
ルオール(1:1)1mlが加えられたガラスペトリシヤーレ
(φ20cm)中に移す。37℃で20分間インキユベート
する。引続き、ニトロセルロース瀘紙を指示薬−アガロ
ースプレート上に、細胞と指示薬プレートとの間に直接
接触が生じるように置く。呈色反応は時間と個々のクロ
ーン中で合成されたクレアチナーゼの量との関係で得ら
れる。前記活性スクリーニングから、プラスミドpBT2
a−1(DSM3143)を有するクローンEDが単離さ
れる。このプラスミドは、細胞の可溶性蛋白質の約50
%を構成するクレアチナーゼをコードする。この方法は
第1図に図示されている。
るDNAを、タルマジエ(Talmadge)及びギルバート(Gil
bert)の方法〔ゲン(Gene)1980、12、235〜
241参照〕で、増幅相の間にニトロソグアニジンで処
理する。引続き、プラスミド−DNAを細胞の溶解の後にC
sCl−エチジウムブロミド法で単離する〔マニアチス等
によるモレキユラー・クローニング(Molecular Cronin
ga;Cold Spring Harbor)1982、88−94参
照〕。株E.コリーED8654の好適な細胞をプラス
ミドDNAで形質転換し(マニアチス等によるモレキユラ
ー・クローニング、1982、250〜251参照)、
アンピシリン20μg/mlを含有する完全培地プレート
(LB)上に塗抹する。37℃で1夜インキユベートの
後、コロニーを、予めニトロセルロース瀘紙〔シユライ
ヒア(Schleicher)、シユル(Schll)BA85〕が
載せられているLBプレート上で熱処理する。このプレ
ートを37℃で12〜18時間培養の後、ニトロセルロ
ース瀘紙をコロニーと共に取り出し、クロロホルム/ト
ルオール(1:1)1mlが加えられたガラスペトリシヤーレ
(φ20cm)中に移す。37℃で20分間インキユベート
する。引続き、ニトロセルロース瀘紙を指示薬−アガロ
ースプレート上に、細胞と指示薬プレートとの間に直接
接触が生じるように置く。呈色反応は時間と個々のクロ
ーン中で合成されたクレアチナーゼの量との関係で得ら
れる。前記活性スクリーニングから、プラスミドpBT2
a−1(DSM3143)を有するクローンEDが単離さ
れる。このプラスミドは、細胞の可溶性蛋白質の約50
%を構成するクレアチナーゼをコードする。この方法は
第1図に図示されている。
ここに記載の直接NG−突然変異生成に対して択一的
に、異種プロモータ−例えばラクト−スプロモーター
(これは例えば市場で入手しうるプラスミド例えばpUC
−プラスミドから、DNA−フラグメントとして単離され
うる)の導入によつても、このクレアチナーゼの表現増
加が得られる。このために、プラスミドpBT3−2をEco
R I−位置で開裂させ、エキソヌクレアーゼBal31で
各々の側から約10〜100BPが除かれるように処理す
る。次いで、ラクト−ス−プロモーターを、酵素T4−
リガーゼを用いて、末端の連結下に、短縮されたプラス
ミドpBT3−2中に導入連結させる。このDNAを、次いで
前記のようにニトロソ−グアニジンで突然変異させ、引
続き株EDの形質転換のために使用し、クローンを前記
のプレートスクリーニングで遺伝子表現に関して試験す
る。
に、異種プロモータ−例えばラクト−スプロモーター
(これは例えば市場で入手しうるプラスミド例えばpUC
−プラスミドから、DNA−フラグメントとして単離され
うる)の導入によつても、このクレアチナーゼの表現増
加が得られる。このために、プラスミドpBT3−2をEco
R I−位置で開裂させ、エキソヌクレアーゼBal31で
各々の側から約10〜100BPが除かれるように処理す
る。次いで、ラクト−ス−プロモーターを、酵素T4−
リガーゼを用いて、末端の連結下に、短縮されたプラス
ミドpBT3−2中に導入連結させる。このDNAを、次いで
前記のようにニトロソ−グアニジンで突然変異させ、引
続き株EDの形質転換のために使用し、クローンを前記
のプレートスクリーニングで遺伝子表現に関して試験す
る。
前記の指示薬−アガロースプレートは、クレアチンから
の酵素クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼ及びサルコキ
シンオキシダーゼにより生じたH2O2を、ペルオキシダー
ゼ(POD)を介して1/2O2とH2Oに分解し、この酸素
を、例えば4−アミノアンチピリン(4−AAP)及びN
−エチル−N−(スルホエチル)−3−メチルアニリ
ン、K−塩(EST)からの呈色指示薬系と反応させる。
酵素サルコシンオキシダーゼ及びペルオキシダーゼの過
剰の際に、コロニー中に合成されたクレアチンアミジノ
ヒドロラーゼに関する尺度を表わす青−紫色が生じる。
の酵素クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼ及びサルコキ
シンオキシダーゼにより生じたH2O2を、ペルオキシダー
ゼ(POD)を介して1/2O2とH2Oに分解し、この酸素
を、例えば4−アミノアンチピリン(4−AAP)及びN
−エチル−N−(スルホエチル)−3−メチルアニリ
ン、K−塩(EST)からの呈色指示薬系と反応させる。
酵素サルコシンオキシダーゼ及びペルオキシダーゼの過
剰の際に、コロニー中に合成されたクレアチンアミジノ
ヒドロラーゼに関する尺度を表わす青−紫色が生じる。
テスト原理: クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼ活性スクリーニング
系の組成 1 クレアチン 最終濃度 10mM 2 NaN3 〃 0.5mM 3 トリス(Tris)HCl(pH7.8) 〃 20mM 4 サルコシンオキシダーゼ 〃 5U/ml 5 ペルオキシダーゼ 〃 2.5U/ml 6 4−AAP 〃 0.25mg/ml 7 EST 〃 1.5mg/ml 1〜7に記載の試薬を溶かし、同量の低融点アガロース
(2%)と混合する。6mlをペトリシヤーレ中に注ぎ、
プレートは4℃で約2週間暗所に貯蔵することができ
る。
系の組成 1 クレアチン 最終濃度 10mM 2 NaN3 〃 0.5mM 3 トリス(Tris)HCl(pH7.8) 〃 20mM 4 サルコシンオキシダーゼ 〃 5U/ml 5 ペルオキシダーゼ 〃 2.5U/ml 6 4−AAP 〃 0.25mg/ml 7 EST 〃 1.5mg/ml 1〜7に記載の試薬を溶かし、同量の低融点アガロース
(2%)と混合する。6mlをペトリシヤーレ中に注ぎ、
プレートは4℃で約2週間暗所に貯蔵することができ
る。
例 3 クローン化及びシユードモナス・プチダ中のクローン化
されたクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの表現のため
に、プラスミドRSF1010〔バグダサリアン(Bagdasa
rian)等によるゲン(Gene)1981、16、237〜2
47参照〕を使用する。RSF1010をPvu IIで直線化
し、プラスミドpACYC177〔チヤン(Chang)及びコーエ
ン(Cohen)によるJ.バクテリオロジイ(Bacteriol.)1
978、134、1141〜1156参照〕からHae II
切断により1.4Kbフラグメントを単離した。RSF1010
DNA0.2μgをT4リガーゼの使用下にHae IIフラグメント
1μgと連結させると生じるプラスミドはpBT306.1
である(第2図)。RSF1010及びこのプラスミドの
誘導体は、広い宿主範囲により優れており〔ゲン(Gene)
16(1981)、237〜247参照〕例えば、シユ
ードモナス属菌内でもE・コリー内でも増幅するのに好
適である。プラスミドpBT2a−1をPvu I及びPvu IIで切
断し、2.8Kbフラグメントを単離させ、pBT360.1を
Pvu I及びSma Iで切断し、10Kbフラグメントを単離さ
せたベクタ−DNA0.5μgをPvu I−Pvu IIフラグメント0.
5μgと連結させる。E・コリーEDを形質転換させ、クレ
アチナーゼをコードするクローンを前記プレート−活性
スクリーニング系を用いて同定する。陽性クローンから
前記CsCl−エチジウムブロミド法によりプラスミドDNA
を調製する。このプラスミドは、pBT306.16(DSM
1349P)なる名称を有する(第3図)。
されたクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの表現のため
に、プラスミドRSF1010〔バグダサリアン(Bagdasa
rian)等によるゲン(Gene)1981、16、237〜2
47参照〕を使用する。RSF1010をPvu IIで直線化
し、プラスミドpACYC177〔チヤン(Chang)及びコーエ
ン(Cohen)によるJ.バクテリオロジイ(Bacteriol.)1
978、134、1141〜1156参照〕からHae II
切断により1.4Kbフラグメントを単離した。RSF1010
DNA0.2μgをT4リガーゼの使用下にHae IIフラグメント
1μgと連結させると生じるプラスミドはpBT306.1
である(第2図)。RSF1010及びこのプラスミドの
誘導体は、広い宿主範囲により優れており〔ゲン(Gene)
16(1981)、237〜247参照〕例えば、シユ
ードモナス属菌内でもE・コリー内でも増幅するのに好
適である。プラスミドpBT2a−1をPvu I及びPvu IIで切
断し、2.8Kbフラグメントを単離させ、pBT360.1を
Pvu I及びSma Iで切断し、10Kbフラグメントを単離さ
せたベクタ−DNA0.5μgをPvu I−Pvu IIフラグメント0.
5μgと連結させる。E・コリーEDを形質転換させ、クレ
アチナーゼをコードするクローンを前記プレート−活性
スクリーニング系を用いて同定する。陽性クローンから
前記CsCl−エチジウムブロミド法によりプラスミドDNA
を調製する。このプラスミドは、pBT306.16(DSM
1349P)なる名称を有する(第3図)。
シユードモナス・プチダ2440中のプラスミドDNAの
形質転換は、正確には、フランクリンン(Franklin)の
方法Iマイクロビオール・デグラデーシヨン・オブ・キ
セノビオテイクス・アンド・レカリシトラント・コンパ
ウンズ(Microbiol Degradation of Xenobiotics and R
ecalicitrant Compounds,Leisinger,Cook,Hutter und N
eusch.)1981、109〜130参照〕により行なう。
このプレート活性スクリーニングを用いて、陽性クロー
ンを同定した。このことは、シユードモナス・プチダ2
440(この株は染色体コードされたクレアチンアミジ
ノヒドロラーゼを含有する)で、プラスミドコードされ
たクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの表現を構成的に
行なうので、可能である。この識別特性により、染色体
コードされたクレアチンアミジノヒドロラーゼとプラス
ミドコードされたクレアチンアミジノヒドロラーゼとの
間での区別ができる。
形質転換は、正確には、フランクリンン(Franklin)の
方法Iマイクロビオール・デグラデーシヨン・オブ・キ
セノビオテイクス・アンド・レカリシトラント・コンパ
ウンズ(Microbiol Degradation of Xenobiotics and R
ecalicitrant Compounds,Leisinger,Cook,Hutter und N
eusch.)1981、109〜130参照〕により行なう。
このプレート活性スクリーニングを用いて、陽性クロー
ンを同定した。このことは、シユードモナス・プチダ2
440(この株は染色体コードされたクレアチンアミジ
ノヒドロラーゼを含有する)で、プラスミドコードされ
たクレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの表現を構成的に
行なうので、可能である。この識別特性により、染色体
コードされたクレアチンアミジノヒドロラーゼとプラス
ミドコードされたクレアチンアミジノヒドロラーゼとの
間での区別ができる。
例 4 クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼの活性の測定は、ウ
レアーゼを用いる反応で生じるアンモニウムイオンを、
テスト組成物「ハルンストツフ(Harnstoff)(ベーリ
ンガー・マンハイムBest.Nr、124770)」を用いて
検出することにより行なう。
レアーゼを用いる反応で生じるアンモニウムイオンを、
テスト組成物「ハルンストツフ(Harnstoff)(ベーリ
ンガー・マンハイムBest.Nr、124770)」を用いて
検出することにより行なう。
野生型シユードモナス・プチダ2440をクレアチンア
ミジノ−ヒドロラーゼ活性の測定のためにクレアチン1
%を含有するLB培地(5ml)中で30℃で1夜インキ
ユベートする。細胞を遠心より収得し、50mM燐酸塩緩
衝液 (pH7.5)中で1回洗浄する。細胞を当初量で、燐酸塩
緩衝液(50mM、pH7.5)中に入れ、超音波処理(4×
30秒)により溶解させる。クレアチンアミジノヒドロ
ラーゼコードプラスミドを有する細胞の培養及び溶解
は、前記と同様の方法であるが、培地に誘導用のクレア
チンを含有せず、アンピシリン(プラスミドpBT3−
2、pBT2a−1に対して20μg/ml)もしくはストレ
プトマイシン(プラスミドpBT306.16に対して2
00μg/ml)の添加によりプラスミドを選択するように
して、行なう。培養物の生長は、シユードモナス・プチ
ダに関しては30℃で、E・コリーに関しては37℃で
行なう。
ミジノ−ヒドロラーゼ活性の測定のためにクレアチン1
%を含有するLB培地(5ml)中で30℃で1夜インキ
ユベートする。細胞を遠心より収得し、50mM燐酸塩緩
衝液 (pH7.5)中で1回洗浄する。細胞を当初量で、燐酸塩
緩衝液(50mM、pH7.5)中に入れ、超音波処理(4×
30秒)により溶解させる。クレアチンアミジノヒドロ
ラーゼコードプラスミドを有する細胞の培養及び溶解
は、前記と同様の方法であるが、培地に誘導用のクレア
チンを含有せず、アンピシリン(プラスミドpBT3−
2、pBT2a−1に対して20μg/ml)もしくはストレ
プトマイシン(プラスミドpBT306.16に対して2
00μg/ml)の添加によりプラスミドを選択するように
して、行なう。培養物の生長は、シユードモナス・プチ
ダに関しては30℃で、E・コリーに関しては37℃で
行なう。
シユードモナス・プチダ及びE・コリー中のクレアチン
アミジノ−フドロラーゼ このデータは、クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼのク
ローン化により、1)E・コリー細菌は新特性を有するク
レアチンアミジノ−ヒドロラーゼを合成し、2)この表現
(出発株シユードモナス・プチダとは逆に)は、E・コ
リーに関しても、シユードモナス・プチダに関しても構
成的に行われることを示している。更に、クレアチンア
ミジノ−ヒドロラーゼコード性DNAの突然変異生成によ
り、特に高い表現を得ることができることが判る(誘導
されなかつた出発株に比べたリツトル当りの活性の増
大、シユートモナスでは力価1800、E・コリーでは
力価2800)。
アミジノ−フドロラーゼ このデータは、クレアチンアミジノ−ヒドロラーゼのク
ローン化により、1)E・コリー細菌は新特性を有するク
レアチンアミジノ−ヒドロラーゼを合成し、2)この表現
(出発株シユードモナス・プチダとは逆に)は、E・コ
リーに関しても、シユードモナス・プチダに関しても構
成的に行われることを示している。更に、クレアチンア
ミジノ−ヒドロラーゼコード性DNAの突然変異生成によ
り、特に高い表現を得ることができることが判る(誘導
されなかつた出発株に比べたリツトル当りの活性の増
大、シユートモナスでは力価1800、E・コリーでは
力価2800)。
E・コリーED/pBT2a−1(DSM3143)中で、活性
は500単位/ビオマス(湿)1gもしくは特異活性は
4.5u/蛋白質mgである。高度精製された蛋白質の特異
活性は、9u/mgであるので、E・コリー中のクレアチ
ンアミジノヒドロラーゼは、可溶性蛋白質の50%にな
る。SDS−ゲルでの粗製エキスの分析結果〔レムリ(Lae
mmli)によるナトウア(Nature)1970、227、6
80〜685参照〕は、クレアチンアミジノ−ヒドロラ
ーゼは可溶性蛋白質フラクシヨンの主要バンドであるこ
とを示している(第4図、第2片)。
は500単位/ビオマス(湿)1gもしくは特異活性は
4.5u/蛋白質mgである。高度精製された蛋白質の特異
活性は、9u/mgであるので、E・コリー中のクレアチ
ンアミジノヒドロラーゼは、可溶性蛋白質の50%にな
る。SDS−ゲルでの粗製エキスの分析結果〔レムリ(Lae
mmli)によるナトウア(Nature)1970、227、6
80〜685参照〕は、クレアチンアミジノ−ヒドロラ
ーゼは可溶性蛋白質フラクシヨンの主要バンドであるこ
とを示している(第4図、第2片)。
例 5 醗酵装置中での培養のために、3種の種々のE・コリー
宿主系即ちE・コリーW3350、E・コリーED865
4もしくはE・コリー CSH1を使用した。プラスミドp
BT2a−1を適当な細胞中に移す。個々のコロニー上で
の浄化の後に、アンピシリン20μg/mlを含有するDYT
培地〔ミラー(Miller)のエクスペリメント・イン・モ
レキユラー・ゲネテイクス(Experiments in Molecular
Genetics,Cold Spring Harbor)、1972、433参
照〕中の前培養物を37℃で1夜培養する。この醗酵培
地(DYT)に前培養物を接種し(イノキユラム1%)、
選択せずにプラスミド保持物(Plasmiderhalt)上で3
7℃で20〜30秒間生長させる。クレアチンアミジノ
−ヒドロラーゼ活性は、25時間後に約600u/湿物
質gもしくは4.5u/蛋白質mgである。
宿主系即ちE・コリーW3350、E・コリーED865
4もしくはE・コリー CSH1を使用した。プラスミドp
BT2a−1を適当な細胞中に移す。個々のコロニー上で
の浄化の後に、アンピシリン20μg/mlを含有するDYT
培地〔ミラー(Miller)のエクスペリメント・イン・モ
レキユラー・ゲネテイクス(Experiments in Molecular
Genetics,Cold Spring Harbor)、1972、433参
照〕中の前培養物を37℃で1夜培養する。この醗酵培
地(DYT)に前培養物を接種し(イノキユラム1%)、
選択せずにプラスミド保持物(Plasmiderhalt)上で3
7℃で20〜30秒間生長させる。クレアチンアミジノ
−ヒドロラーゼ活性は、25時間後に約600u/湿物
質gもしくは4.5u/蛋白質mgである。
シユードモナス・プチダの培養のために、プラスミドpB
T306.16を株2440の適当な細胞中に移すと、P
Sプチダ(DSM3147)が得られる。
T306.16を株2440の適当な細胞中に移すと、P
Sプチダ(DSM3147)が得られる。
個々のコロニーの浄化の後に、ストレプトマイシン20
0μg/mlを含有するDYT培地中の培養物を30℃で1夜
インキユベートする。培養培地(DYT)に接種し(イノ
キユラム1%)、培養物を30℃で20〜30時間放置
生長させる。25時間後の活性は約220u/湿物質g
もしくは1.8u/蛋白質mgである。
0μg/mlを含有するDYT培地中の培養物を30℃で1夜
インキユベートする。培養培地(DYT)に接種し(イノ
キユラム1%)、培養物を30℃で20〜30時間放置
生長させる。25時間後の活性は約220u/湿物質g
もしくは1.8u/蛋白質mgである。
第1図はシユードモナス・プチダDNAからの2.2Kb−フラ
グメント及びプラスミドpRB 322を出発物質として用い
たプラスミドpBT3−2の製造経過を示す図であり、第
2図は、プラスミドRSF1010及びPACYC177からの
プラスミドpBT306.1の製造経過を示す図であり、
第3図はpBT306.1及びpBT2a−1からの本発明に
よるプラスミドpBT306.16の形成経過を示す図で
あり、第4図は、出発株シユードモナス・プチダ(1)、
プラスミドpBT2a−1を有するE・コリー野生株ED
(2)、宿主株EDからの細胞エキス(4)及び比較用の精製ク
レアチナーゼ(3)を付与したSDSゲルを示す図である。
グメント及びプラスミドpRB 322を出発物質として用い
たプラスミドpBT3−2の製造経過を示す図であり、第
2図は、プラスミドRSF1010及びPACYC177からの
プラスミドpBT306.1の製造経過を示す図であり、
第3図はpBT306.1及びpBT2a−1からの本発明に
よるプラスミドpBT306.16の形成経過を示す図で
あり、第4図は、出発株シユードモナス・プチダ(1)、
プラスミドpBT2a−1を有するE・コリー野生株ED
(2)、宿主株EDからの細胞エキス(4)及び比較用の精製ク
レアチナーゼ(3)を付与したSDSゲルを示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12N 1/21 C12R 1:40) (C12N 15/55 C12R 1:40) (72)発明者 クラウス・ボーカンプ ドイツ連邦共和国トウツイング・フオン- キユールマン‐シユトラーセ 15 (56)参考文献 Agricultural and B iological Chemistry 40,[5]1011−1018(1976)
Claims (11)
- 【請求項1】構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを
形成し、シュードモナス・プチダのDNAから、 a) Eco RIで制限的に消化させて5.8Kb−フラグ
メントを単離するか又は b) Eco RI及びPvu IIを用いて切断して2.2Kb
−フラグメントを単離する ことにより得られた、クレアチンアミジノヒドロラーゼ
をコード化するDNAを含有する組換えプラスミドでの
形質転換により得られたことを特徴とする、E.コリー
又はシュードモナス・プチダに属する微生物。 - 【請求項2】プラスミドpBT2a−1(DSM3148
P)を有する、特許請求の範囲第1項記載のE.コリー
に属する微生物。 - 【請求項3】プラスミドpBT306.16(DSM31
49p)を有する、特許請求の範囲第1項記載のE.コ
リー又はシュードモナス・プチダに属する微生物。 - 【請求項4】構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを
形成するE.コリー又はシュードモナス・プチダに属す
る微生物を製造する方法において、シュードモナス・プ
チダからのDNAを a) Eco RIで制限的に消化させて、5.8Kb−フラ
グメントを得るか又は b) Eco RI及びPvu IIを用いて切断して2.2Kb
−フラグメントを得、 a)又はb)で得たフラグメントを、この又は同じ制限
エンドヌクレアーゼで切断されたベクターにクローン化
し、これを選択されたベクターに好適なE.コリー又は
P.プチダ菌株内に移し、この構成性クレアチンアミジ
ノヒドロラーゼを形成するクローンを単離することを特
徴とする、E.コリー又はシュードモナス・プチダに属
する微生物の製法。 - 【請求項5】プラスミドpBR322をEco RIで切断し、
この切断位置に5.8K−フラグメントを挿入し、得ら
れたプラスミドをE.コリー内に移す、特許請求の範囲
第4項記載の方法。 - 【請求項6】pBR322をEco RI及びPvu IIで切断し、
2.3Kb−フラグメントを単離し、P.プチダからの
2.2Kb Eco RI−Pvu IIフラグメントと連結して
プラスミドpBT3−2を形成させ、これをE.コリー内
に移す、特許請求の範囲第5項記載の方法。 - 【請求項7】形質転換されたE.コリーをアンピシリン
耐性に関して選択する、特許請求の範囲第4項から第6
項までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】pBT3−2を含有し、形質転換されたE.
コリー細胞を、このプラスミドの増幅時点にニトロソグ
アニジンで処理し、その後、これからプラスミドを単離
し、改めてE.コリー細胞内に移し、場合により、この
サイクルを繰り返し、特に優れたクレアチンアミジノヒ
ドロラーゼ活性を有するクローンから、プラスミドpBT
2a−1を取得する、特許請求の範囲第5項又は第6項
記載の方法。 - 【請求項9】プラスミドRSF1010をPvuIIで切断し、
こうして得た切断位置に、プラスミドPACYC177からH
aeIIで切出された1.4Kb−DNA−フラグメントと
結紮させ、この際、プラスミドpBT306.1を得、こ
れをPvuI及びSmaIで切断し、生じた10Kb−フラグ
メントを、pBT2a−1のPvuI及びPvuIIでの切断により
得られる2.8Kb−フラグメントと結紮させ、プラス
ミドpBT306.16を得る、特許請求の範囲第8記載
の方法。 - 【請求項10】形質転換された菌株の形成クローンを、
クレアチン、サルコシンオキシダーゼ、ペルオキシダー
ゼ及びH2O2−呈色系を溶解含有するアガロースプレー
トと接触させ、強い呈色を起こさせるクローンを選択す
る、特許請求の範囲第4項から第9項までのいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項11】H2O2−呈色指示薬系として、4−アミ
ノアンチピリンをN−エチル−N−(スルホエチル)−
3−メチルアニリン塩と組合せて使用する、特許請求の
範囲第10項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19853500184 DE3500184A1 (de) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | Mikroorganismus und plasmid fuer konstitutive creatinamidinohydrolase-bildung sowie verfahren zur herstellung derselben |
| DE3500184.4 | 1985-01-04 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5189871A Division JPH07102140B2 (ja) | 1985-01-04 | 1993-07-30 | 組換えdna |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61162170A JPS61162170A (ja) | 1986-07-22 |
| JPH062050B2 true JPH062050B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=6259284
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60292383A Expired - Lifetime JPH062050B2 (ja) | 1985-01-04 | 1985-12-26 | 構成性クレアチンアミジノヒドロラーゼを形成する微生物及びその製法 |
| JP5189871A Expired - Lifetime JPH07102140B2 (ja) | 1985-01-04 | 1993-07-30 | 組換えdna |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5189871A Expired - Lifetime JPH07102140B2 (ja) | 1985-01-04 | 1993-07-30 | 組換えdna |
Country Status (17)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4861717A (ja) |
| EP (1) | EP0187138B1 (ja) |
| JP (2) | JPH062050B2 (ja) |
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| CZ (1) | CZ279427B6 (ja) |
| DE (2) | DE3500184A1 (ja) |
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| ES (1) | ES8704543A1 (ja) |
| GR (1) | GR853154B (ja) |
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| SK (1) | SK278079B6 (ja) |
| SU (1) | SU1523055A3 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| DE3500184A1 (de) * | 1985-01-04 | 1986-08-14 | Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim | Mikroorganismus und plasmid fuer konstitutive creatinamidinohydrolase-bildung sowie verfahren zur herstellung derselben |
| JPS62208281A (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-12 | Kikkoman Corp | クレアチナ−ゼの製造法 |
| JPS62205786A (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-10 | Kikkoman Corp | 新規な組み換え体dna |
| DE3803175A1 (de) * | 1987-05-12 | 1988-11-24 | Boehringer Mannheim Gmbh | Stabile creatinamidinohydrolase-mutanten |
| JPS6437292A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-07 | Toyo Jozo Kk | Dna having genetic information of creatinase and use thereof |
| JP2527035B2 (ja) * | 1989-06-16 | 1996-08-21 | 東洋紡績株式会社 | クレアチニン・アミドヒドロラ―ゼをコ―ドする遺伝子を含有するdna断片、該dna断片を有する組換えベクタ―及び該組換えベクタ―を有する形質転換体、並びにクレアチニン・アミドヒドロラ―ゼの製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51118884A (en) * | 1975-04-05 | 1976-10-19 | Noda Sangyo Kagaku Kenkyusho | Process for preparing creatine amidinohydrolase |
| US4039384A (en) * | 1975-04-05 | 1977-08-02 | Noda Institute For Scientific Research | Creatinine amidohydrolase and creatine amidinohydrolase and process for producing them |
| DE3500184A1 (de) * | 1985-01-04 | 1986-08-14 | Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim | Mikroorganismus und plasmid fuer konstitutive creatinamidinohydrolase-bildung sowie verfahren zur herstellung derselben |
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- 1985-12-26 JP JP60292383A patent/JPH062050B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-12-27 YU YU204985A patent/YU204985A/sh unknown
- 1985-12-30 GR GR853154A patent/GR853154B/el unknown
-
1986
- 1986-01-02 CA CA000498900A patent/CA1309960C/en not_active Expired - Lifetime
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- 1986-01-03 DE DE8686100066T patent/DE3684787D1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1986-01-03 CZ CS8675A patent/CZ279427B6/cs unknown
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- 1986-01-06 US US06/816,565 patent/US4861717A/en not_active Expired - Fee Related
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