JPH06205225A - 静止画像伝送/蓄積装置 - Google Patents

静止画像伝送/蓄積装置

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JPH06205225A
JPH06205225A JP4361437A JP36143792A JPH06205225A JP H06205225 A JPH06205225 A JP H06205225A JP 4361437 A JP4361437 A JP 4361437A JP 36143792 A JP36143792 A JP 36143792A JP H06205225 A JPH06205225 A JP H06205225A
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孝義 瀬政
Shigenori Kino
茂徳 木野
Naoto Tanabe
直人 田部
Yoshifumi Imanaka
良史 今中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数ライン分だけ記憶し高速画像読取りと記
録を実現し、送受信データの変換用転送経路を専用バス
としハードウェア規模を軽減する。 【構成】 読取画像の2ライン分をラインメモリ2で記
憶し、読出しクロック104で読出す符号化対象シンボ
ル系列101に対し、1ライン単位ごとに算術符号化を
し符号化出力102を符号メモリ4に蓄積する。復号入
力107を復号部7で1ライン単位ごとに算術復号をし
復元する2ライン分の復号シンボル系列108に対し、
書込みクロック110で書込み記憶するラインメモリ8
から記録部9で復元画像を記録する。データ選択器16
と19で送受選択し、専用バスを介し変換用算術符号化
部と復号部13,13aと10,10a、変換用MH/
MR/MMR符号化部と復号部14と17、フォーマッ
ト変換部11と11a、画像合成部12と12a、方式
選択器15と18の一方を選んで所要の符号/復号化方
式を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は疑似中間調画像などの
情報圧縮性能を向上し、かつ高速画像読取りと記録を実
現する静止画像伝送/蓄積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばG3ファクシミリ方式に示す従
来例の静止画像伝送/蓄積装置は図4のように、画像読
取り部1は、対象画像(文書画像や疑似中間調画像な
ど)に対し光電変換(たとえばCCD方式)とAD変換
(2値化処理)を施し2値画像信号を生成する。読取り
用フレームメモリ2aは、画像読取り部1から1ページ
分のビットイメージの2値画像信号を一時記憶する。M
MR符号化部3aは、読取り用フレームメモリ2aから
符号化対象シンボル系列101に対しモディファイド・
モディファイドリード(MMR)符号化を施し、符号化
出力102aを生成する。符号メモリ4は、MMR符号
化部3aからの符号化出力102aを記録用や送信用に
蓄積する。また通信制御部5からの受信データを記録用
に蓄積する。通信制御部5は送受信データを符号メモリ
4と変換/網制御部6間で受渡し、相手装置の機能を確
認し通信手順を制御する。変換/網制御部6は、送受信
データを変復調または符号変換し相手装置との回線接続
を制御する。MH/MR/MMR復号部7aは、符号メ
モリ4から復号入力106に対しモディファイドハフマ
ン(MH)復号、モディファイドリード(MR)復号ま
たはモディファイド・モディファイドリード(MMR)
復号を施し、復号シンボル系列107aを復元する。記
録用フレームメモリ8aは、MH/MR/MMR復号部
7aから1ページ分のビットイメージの復号シンボル系
列107aを一時記憶する。画像記録部9は、記録用フ
レームメモリ8aからの2値画像信号に対しDA変換と
電光変換(たとえば電子写真方式)を施し記録する。変
換用MH/MR/MMR復号部10bとフォーマット変
換部11bと変換用MH/MR/MMR符号化部14a
は、相手装置にあったフォーマット(画素密度や紙サイ
ズなど)と符号化方式(MH、MRまたはMMR方式)
に変換するため、符号メモリ4からの送信データに対し
MH、MRまたはMMR復号を施し一旦ビットイメージ
の2値画像信号に復元し、フォーマット変換を施し、再
度MH、MRまたはMMR符号化を施し符号メモリ4に
戻す。なお符号メモリ4は、システムバス(共用信号母
線、複数本のデータ転送経路)を介し符号化部3aと1
4a、復号部7aと10b、通信制御部5の各構成要素
に結合する。
【0003】上記従来例の静止画像伝送/蓄積装置は、
1ページ分のビットイメージの2値画像信号のフレーム
メモリに一時記憶し、また送信データを変換するデータ
転送経路を共用バスで結合する方式(フレームメモリ/
共用バス方式)を採る。
【0004】上記方式では複数枚数の画像読取り時は、
前ページ分の読取り完了時点で符号化を開始し、符号化
完了時点で次ページ分の読取りを再開する。複数枚数の
画像記録時は、前ページ分の記録完了時点で復号を開始
し、復号完了時点で次ページ分の記録を再開する。画像
送信時は、符号メモリ4と符号化部3a、復号部10
b、符号化部14a、通信制御部5各構成要素間のシス
テムバスを介し4回のデータ転送で相手装置にあったフ
ォーマットと符号化方式に変換し符号化データを送信す
る。
【0005】読取りと記録用フレームメモリ2aと8a
は、どんな画像に対しても1.5〜3秒/ページ(ユー
ザの利便性を考慮し設定する)で読取りと記録をするた
めのバッファとして、この所要時間内に符号化と復号処
理をできない符号化部3aと復号部7aとをそれぞれ補
完する。
【0006】変換用復号部10bとフォーマット変換部
11bと変換用符号化部14aは、データ伝送回線のデ
ータ信号速度が9.6kbit〜14.6kbit程度
だから実時間で送信データの変換を実行する。
【0007】符号化部3aと14aおよび復号部7aと
10bはMH/MR/MMR方式の代わりに、たとえば
図5のように特願平3−311910号公報に示すマル
コフモデル算術符号化部および算術復号部を適用でき
る。従来のたとえばMMR方式に比べ、文字や図形など
の2値画像で2〜3割増、ディザ法による疑似中間調画
像で3〜30倍の情報圧縮性能を実現できる。マルコフ
モデル算術符号化部は図5(a)のように、まず読取り
用フレームメモリ2aから符号化対象シンボル系列10
1に対し参照シンボル作成器31で生成した参照シンボ
ル(既符号化済みシンボル)パターンにより、次数・予
測値メモリ32で符号化対象シンボルの次数(予測一致
率を識別する識別子)と予測値を生成する。つぎに次数
から領域幅テーブル33で数直線上の領域幅を生成し、
予測変換器34で予測値と符号化対象シンボル系列10
1との排他的論理和演算を施し、予測誤差シンボル(符
号化の対象となる予測誤差信号)系列を生成する。さら
に算術符号化器34で予測誤差シンボル系列を領域幅を
基に数直線上で算術演算を施し、符号化出力102aを
生成する。また次数・予測値制御器36は、予測変換器
34からの予測誤差シンボル系列に対し、連続する優勢
シンボル(More Probable Symbo
l:MPS)と劣勢シンボル(Less Probab
le Symbol:LPS)数を計数し、次数・予測
値メモリ32からの当該参照シンボルに対応する次数の
値を適応的に加減し、情報源の性質に追従して次数・予
測値テーブルの更新を制御する。マルコフモデル算術復
号部は図5(b)のように、まず符号メモリ4からの復
号入力107から算術復号器75で領域幅テーブル33
からの領域幅を基に数直線上で算術演算を施し、復元し
た予測誤差シンボル系列と次数・予測値メモリ32から
の予測値との排他的論理和演算を予測逆変換器74で施
し、復号シンボル系列108aを復元する。参照シンボ
ル作成器31と次数・予測値メモリ32と領域幅テーブ
ル33と次数・予測値制御器36は、上記マルコフモデ
ル算術符号化部の図5(a)に対応する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の静
止画像伝送/蓄積装置では、MMR符号化部3aまたは
マルコフモデル算術符号化部は読取り用フレームメモリ
2aからの符号化対象シンボル系列101の読出しを一
時停止する機能がないから、画像読取り部1と符号化部
3a間で1ページ分のビットイメージの2値画像信号を
フレームメモリ(たとえば最高解像度16×15.4画
素/mm2 のA3対応で約4Mバイトの容量が必要であ
る)に一時記憶する方式を採る。またMH/MR/MM
R復号部7aまたはマルコフモデル算術復号部も記録用
フレームメモリ8aへの復号シンボル系列107aの書
込みを一時停止する機能がないから、同じにフレームメ
モリを必要とする。一方送信データを変換するデータ転
送経路を共用バスで結合する方式を採る。従って1ペー
ジ分のビットイメージのフレームメモリを大容量化し、
またバス幅の拡張やバスデータの高速転送化でバスネッ
クを回避する(特に多回線対応の装置で必要になる)た
めのハードウェア規模が増大する問題点があった。
【0009】この発明が解決しようとする課題は、静止
画像伝送/蓄積装置でハードウェア規模を軽減するた
め、複数ライン分のビットイメージの2値画像信号をラ
インメモリに一時記憶しかつ高速画像読取りと記録を実
現でき、また送受信データを変更するデータ転送経路を
専用バスで結合する方式(ラインメモリ/専用バス方
式)を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の静止画像伝送
/蓄積装置は、上記課題を解決するためつぎの手段を備
え、ラインメモリ/専用バス方式を採ることを特徴とす
る。
【0011】画像読取り部は、対象画像に対し光電変換
とAD変換を施し、2値画像信号を生成する。
【0012】読取り用ラインメモリは、画像読取り部か
ら複数ライン分のビットイメージの2値画像信号を1ラ
イン単位に一時記憶する。読出し許可信号を1ライン単
位の画像読取り完了ごとに出力し、算術符号化完了ごと
に解除する。算術符号化部からの読出しクロックで符号
化対象シンボル系列として読出す。
【0013】算術符号化部は、読取り用ラインメモリか
らの読出し許可信号を監視し、読出し可能時点で読出し
クロックを発生するとともに、読取り用ラインメモリか
ら読出した符号化対象シンボル系列に対し1ライン単位
ごとに算術符号化を施し、符号化出力を生成する。
【0014】符号メモリは、算術符号化部からの符号化
出力を記録用や送信用、また通信制御部からの受信デー
タを記録用にそれぞれ蓄積する。
【0015】通信制御部は、送受信データを符号メモリ
と変換/網制御部間で受渡し、相手装置の機能を確認し
通信手順を制御する。
【0016】変換/網制御部は、送受信データと変復調
または符号変換し、相手装置との回線接続を制御する。
【0017】算術復号部は、記録用ラインメモリからの
書込み許可信号を監視し、書込み可能時点で書込みクロ
ックを発生するとともに、符号メモリからの復号入力に
対し1ライン単位ごとに算術復号を施し、復号シンボル
系列を復元する。
【0018】記録用ラインメモリは、算術符号部からの
書込みクロックで算術復号部から複数ライン分のビット
イメージの2値画像信号として書込み、複号シンボル系
列を1ライン単位に一時記憶する。書込み許可信号を1
ライン単位の画像記録完了ごとに出力し、算術復号完了
ごとに解除する。
【0019】画像記録部は、記録用ラインメモリからの
2値画像信号に対しDA変換と電光変換を施し、復元画
像を記録する。
【0020】変換用算術復号部は、符号メモリまたは通
信制御部からの送信または受信データに算術復号を施
し、一旦ビットイメージの2値画像信号に復元する。
【0021】フォーマット変換部は、変換用算術復号部
または変換用MH/MR/MMR復号部からの変換後ビ
ットイメージ情報、要すれば画像合成部からの合成後ビ
ットイメージ情報に対し、相手または自装置の機能にあ
ったフォーマット変換を施す。
【0022】画像合成部は、フォーマット変換部または
復号方式選択器からの変更後または前ビットイメージ情
報にヘッダ情報を合成する。
【0023】変換用算術符号化部は、フォーマット変換
部からの変換後ビットイメージ情報、要すれば画像合成
部からの合成後ビットイメージ情報に対し、再度算術符
号化を施す。
【0024】変換用MH/MR/MMR符号化部は、フ
ォーマット変換部からの変換後ビットイメージ情報、要
すれば画像合成部からの合成後ビットイメージ情報に対
し、再度MH/MR/MMR符号化を施す。
【0025】符号化方式選択器は、変換用算術符号化部
とMH/MR/MMR符号化部のいずれかの、相手装置
の受信データ符号化方式にあった符号化方式を選択す
る。
【0026】送信データ選択器は、符号化方式選択器か
らの変換後送信データと符号メモリからの変換前送信デ
ータのいずれかを選択し通信制御部に結合する。
【0027】変換用MH/MR/MMR復号部は、通信
制御部からの受信データに対しMH/MR/MMR復号
を施し、一旦ビットイメージの2値画像信号に復元す
る。
【0028】復号方式選択器は、変換用算術復号部とM
H/MR/MMR復号部のいずれかの、自装置の受信デ
ータ符号化方式にあった復号方式を選択する。
【0029】受信データ選択器は、変換用算術符号化部
または符号化方式選択器からの変換後受信データと通信
制御部からの変換前受信データのいずれかを選択する。
【0030】送信/受信データ選択器は、符号メモリか
らの送信データ、通信制御部からの受信データのいずれ
かを選択する。
【0031】
【作用】この発明の静止画像伝送/蓄積装置は上記手段
で、まず対象画像を読取り、複数ライン分の2値画像信
号を一時記憶する読取り用ラインフィルタから、1ライ
ン単位の画像読取り完了ごとに出力し算術符号化完了ご
とに解除する読出し許可信号を監視し、読出し可能時点
で発生する読出しクロックで読出す符号化対象シンボル
系列に対し、1ライン単位ごとに算術符号化をし生成す
る符号化出力を蓄積する。つぎに記録用ラインフィルタ
から、1ライン単位の画像記録完了ごとに出力し算術復
号完了ごとに解除する書込み許可信号を監視し、書込み
可能時点で発生する書込みクロックで蓄積復号入力に対
し、1ライン単位ごとに算術復号をし復元し、書込む複
数ライン分の復号シンボル系列を一時記憶し、復元画像
を記録する。さらに送受信データを直接または相手もし
くは自装置の機能にあったフォーマットや合成画像、相
手もしくは自装装置の受信データ符号化方式にあった符
号化方式に変換し受渡す。
【0032】
【実施例】この発明を示す一実施例の静止画像伝送装置
/蓄積装置は図1のように、画像読取り部1と符号メモ
リ4と通信制御部5と変換/網制御部6と画像記録部9
は、上記従来例の図4に対応する。読取り用ラインメモ
リ2は、画像読取り部1から2ライン分のビットイメー
ジの2値画像信号をトグルバッファとして交互に第1と
第2の領域に一時記憶する。また読出し許可信号103
を1ライン分の画像読取り完了ごとに出力し、算術符号
化完了ごとに解除する。マルコフモデル算術符号化部3
からの読出しクロック104で符号化対象シンボル系列
101として読出す。マルコフモデル算術符号化部3
は、読取り用ラインメモリ2からの読出し許可信号10
3を監視し、読出し可能になる1ライン分の画像読取り
完了時点で読出しクロック104を発生するとともに、
読取り用ラインメモリ2から読出した符号化対象シンボ
ル系列101に対し1ライン単位ごとにマルコフモデル
算術符号化を施し、符号化出力102を生成する。マル
コフモデル算術復号部7は、記録用ラインメモリ8から
の書込み許可信号109を監視し、書込み可能になる1
ライン分の記録完了時点で書込みクロック110を発生
するとともに、符号メモリ4からの復号入力107に対
し1ライン単位ごとにマルコフモデル算術復号を施し、
復号シンボル系列108を復元する。記録用ラインメモ
リ8は、マルコフモデル算術復号部7からの書込みクロ
ックでマルコフモデル算術復号部7から2ライン分のビ
ットイメージの2値画像信号として書込み、復号シンボ
ル系列108をトグルバッファとして交互に第1、第2
の領域に一時記憶する。また書込み許可信号109を1
ライン分の画像記録完了ごとに出力し、算術復号完了ご
とに解除する。変換用マルコフモデル算術復号部10と
フォーマット変換部11と画像合成部12は、符号メモ
リ4からの送信データに対しマルコフモデル算術復号を
施し、一旦ビットイメージの2値画像信号に復元し、画
素密度や紙サイズなどの、相手装置の機能にあったフォ
ーマット変換を施したビットイメージ情報に対しヘッダ
情報(発信元情報や時刻情報など)を合成する。変換用
マルコフモデル算術符号化部13と変換用MH/MR/
MMR符号化部14と符号化方式選択器15は、画像合
成部12からヘッダ情報を合成したビットイメージ情報
に対し、再度マルコフモデル算術符号化とMH/MR/
MMR符号化を施し、相手装置の受信データ符号化方式
にあった符号化方式を選択する。送信データ選択器16
は符号メモリ4からの変換前送信データと符号化方式選
択器15からの変換後送信データのいずれかを選択し、
通信制御部5に結合する。変換用マルコフモデル算術復
号部10aと変換用MH/MR/MMR復号部17と復
号方式選択器18は、通信制御部5からの受信データに
対してマルコフモデル算術復号とMH/MR/MMR復
号を施し、自装置の受信データ符号化方式にあった復号
方式を選択する。画像合成器12aとフォーマット変換
部11aと変換用マルコフモデル算術符号化部13a
は、復号方式選択器18から復号し選択したビットイメ
ージの2値画像信号に対しヘッダ情報(受信元情報や時
刻情報など)を合成し、画素密度や紙サイズなどの、自
装置の機能にあったフォーマット変換を施したビットイ
メージ情報に対しマルコフモデル算術符号化を施す。受
信データ選択器19は、通信制御部5からの変換前受信
データと変換用マルコフモデル算術符号化部13aから
の変換後受信データのいずれかを選択し、符号メモリ4
に結合する。なお符号メモリ4は、システムバスを介し
符号化部3と通信制御部5と復号部7に結合する。また
専用バスを介し、復号部10、選択器15と16を経由
し符号化部13と14および選択器19を経由し符号化
部13aにそれぞれ結合する。
【0033】上記実施例の静止画像伝送/蓄積装置は、
2ライン分のビットイメージの2値画像信号をラインメ
モリに一時記憶しかつ高速画像読取りと記録を実現で
き、送受信データを変換するデータ転送経路を専用バス
で結合する方式(ラインメモリ/専用バス方式)を採
る。
【0034】上記方式では画像読取り時は、前ライン分
の読取り完了時点で算術符号化を開始し、算術符号化完
了時点で算術符号化動作を一時停止する。次ライン分も
読取り完了時点で算術符号化を再開し、以下同じに繰返
す。画像記録時は、前ライン分の記録完了時点で算術復
号を開始し、算術復号完了時点で算術復号動作を一時停
止する。次ライン分も記録完了時点で算術復号を再開
し、以下同じに繰返す。画像送受信時は、符号メモリ4
と符号化部3、通信制御部5間のシステムバスを介し2
回だけのデータ転送で送信データを相手装置、受信デー
タを自装置に対しそれぞれあったフォーマットと合成画
像と符号化方式に変換し符号化データを送受信する。
【0035】画像読取り部と記録部1と9は、たとえば
解像度8×7.7画素/mm2 の読取りと記録時間0.
5msec/ラインで対象画像の読取りと復元画像の記
録をする。
【0036】読取りと記録用ラインメモリ2と8は、ア
ップダウンカウンタを設け、1ライン分の画像読取りと
記録完了時点で1だけ加算し、1ライン分の算術符号化
と復号完了時点で1だけ減算する。カウンタ値が1以上
の時に読出しと書込み許可信号103と109を出力す
る。ここで読取りと記録対象原稿サイズをA3版とすれ
ば、マルコフモデル算術符号化部と復号部3と7は最悪
で約5M画素/1秒(平均で約9M画素/秒)で処理で
きるから最悪の場合でも、nライン目の画像読取りと記
録時間TSn とTRn (0.5msec/ライン)に対
し、算術符号化と復号時間TCn とTDn は2432/
5M≒0.49msecであり、TSn >TCn-1 とT
Rn-1 >TDn となる。従って次ラインの画像読取りと
前ラインの画像記録完了時点で前ラインの算術符号化と
次ラインの算術復号が完了し、前ラインの算術符号化と
次ラインの算術復号完了時点で次ラインの画像読取りと
前ラインの画像記録が完了していないことになる。
【0037】マルコフモデル算術符号化部と復号部3と
7は図2のように、参照シンボル作成器31と次数・予
測値メモリ32と領域幅テーブル33と予測変換器34
と算術符号化器35と次数・予測値制御器36と予測逆
変換器74と算術復号器75は、上記従来例の図5に対
応する。符号化と復号制御手段37と77は、マイクロ
・プログラマブルコントローラで構成する。算術符号化
器と復号器35と75から算術演算終了タイミング信号
105と次数・予測値制御器36から更新終了タイミン
グ信号106とを入力する。1ライン分の算術符号化と
復号完了時点で読取りと記録用ラインメモリ2と8から
の読出しと書込み許可信号103と109とを監視し、
読出しと書込み可能になる1ライン分の画像読取りと記
録完了時点で読出しと書込みクロック104と110と
を発生し、算術符号化器と復号器35と75の動作を再
開し、つぎの処理のタイミング制御をする。 参照シンボルパターンの作成 次数と予測値の読出し、領域幅の作成、予測変換 算術演算(符号の生成と復元を含む)、予測逆変換 要すれば次数と予測値データの更新
【0038】なお上記実施例で変換用マルコフモデル算
術復号部10とフォーマット変換部11aと画像合成部
12aと変換用マルコフモデル算術符号化部13aとを
削除し、図3のように送信/受信データ選択器20を設
け、符号メモリ4からの送信データと通信制御部5から
の受信データのいずれかを選択し、変換用マルコフモデ
ル算術復号部10aとMH/MR/MMR復号部17、
復号方式選択器18、フォーマット変換部11、画像合
成部12、変換用マルコフモデル算術符号化部13とM
H/MR/MMR符号化部14および符号化方式選択器
15の順序経路で送信と受信データ選択器16と19の
いずれかに結合してもよい。
【0039】また上記実施例で読取りと記録ラインメモ
リ2と8は、2ライン分のビットイメージの2値画像信
号を一時記憶するとして説明したが、ライン当りの算術
符号化と復号時間TCとTDがライン当りの画像読取り
と記録時間TSとTRより長いときは、|(TCmax −
TS)×Nline/TS|と|(TDmax −TR)×Nli
ne/TR|ライン分の1ビットイメージの2値画像信号
を一時記憶し、アップダウンカウンタのビット数を増や
し計数できるようにしてもよい。上記実施例と同じに連
続して対象画像を読取り記録できる。ここにTCmax と
TDmax はライン当りの算術符号化と復号最大時間、N
lineは1ページのライン数、|*|は切り上げ値をそれ
ぞれ表す。また小容量のラインメモリを用いるときは、
格納する2値画像信号量に応じ走査速度を段階的に上下
させる手段を設けてもよい。走査速度の切替えに起因す
る騒音や画質劣化のない算術符号化と復号方式を実現で
きる。
【0040】また上記実施例で変換/網制御部6は、通
信網として公衆電話回線だけでなくサービス総合デジタ
ル通信網(ISDN)に接続できるのはいうまでもな
い。
【0041】
【発明の効果】上記のようなこの発明の静止画像伝送/
蓄積装置では、対象と復元画像信号を複数ライン分一時
記憶するラインメモリとライン単位に算術符号化と復号
動作を一時停止できる算術符号化部と復号部を設けライ
ン単位制御をし、従来の1ページ分のビットイメージに
よるフレームメモリを不要にし、かつ高速で画像読取り
と記録を実現する。また送受信データを相手と自装置の
機能にあったフォーマットや合成画像、相手と自装置の
受信データ符号化方式にあった符号化方式に変換するデ
ータ転送経路を専用バスで結合する方式を採り、バスネ
ックを回避する。従ってこの発明のラインメモリ/専用
バス方式は、従来のフレームメモリ/共用バス方式に比
べ、ハードウェア規模を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示す一実施例の静止画像伝送/蓄積
装置の機能ブロック図。
【図2】図1に示すマルコフモデル算術符号化部と復号
部の機能ブロック図。
【図3】この発明を示す他の一実施例の機能ブロック
図。
【図4】従来例の静止画像伝送/蓄積装置の機能ブロッ
ク図。
【図5】図4に示すMMR符号化部とMH/MR/MM
R復号部に代わるマルコフモデル算術符号化部と復号部
の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 画像読取り部 2 読取り用ラインメモリ 3 マルコフモデル算術符号化部 4 符号メモリ 5 通信制御部 6 変換/網制御部 7 マルコフモデル算術復号部 8 記録用ラインメモリ 9 画像記録部 10,10a 変換用マルコフモデル算術復号部 11,11a フォーマット変換部 12,12a 画像合成部 13,13a 変換用マルコフモデル算術符号化部 14 変換用MH/MR/MMR符号化部 15 符号化方式選択器 16 送信データ選択器 17 変換用MH/MR/MMR復号部 18 復号方式選択器 19 受信データ選択器 20 送信/受信データ選択器 101 符号化対象シンボル系列 102 符号化出力 103 読出し許可信号 104 読出しクロック 107 復号入力 108 復号シンボル系列 109 書込み許可信号 110 書込みクロック なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今中 良史 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象画像に対し光電変換とAD変換を施
    し2値画像信号を生成する画像読取り部と、画像読取り
    部から複数ライン分のビットイメージの前記2値画像信
    号を1ライン単位に一時記憶し、読出し許可信号を1ラ
    イン単位の画像読取り完了ごとに出力し算術符号化完了
    ごとに解除し、算術符号化部からの読出しクロックで符
    号化対象シンボル系列として読出す読取り用ラインメモ
    リと、読取り用ラインメモリからの前記読出し許可信号
    を監視し、読出し可能時点で前記読出しクロックを発生
    するとともに、前記読取り用ラインメモリから読出した
    前記符号化対象シンボル系列に対し1ライン単位ごとに
    算術符号化を施し符号化出力を生成する算術符号化部
    と、算術符号化部からの前記符号化出力を蓄積する符号
    メモリとを備える静止画像伝送/蓄積装置。
  2. 【請求項2】 符号化データを蓄積する符号メモリと、
    記録用ラインメモリからの書込み許可信号を監視し、書
    込み可能時点で書込みクロックを発生するとともに、前
    記符号メモリからの復号入力に対し1ライン単位ごとに
    算術復号を施し復号シンボル系列を復元する算術復号部
    と、算術復号部からの書込みクロックで前記算術復号部
    から複数ライン分のビットイメージの2値画像信号とし
    て書込み、前記復号シンボル系列を1ライン単位に一時
    記憶し、書込み許可信号を1ライン単位の画像記録完了
    ごとに出力し算術復号完了ごとに解除する記録用ライン
    メモリと、記録用ラインメモリからの2値画像信号に対
    しDA変換と電光変換を施し復元画像を記録する画像記
    録部とを備える静止画像伝送/蓄積装置。
  3. 【請求項3】 送受信データを蓄積する符号メモリと、
    前記送受信データを符号メモリと変換/網制御部間で受
    渡し相手装置の機能を確認し通信手順を制御する通信制
    御部と、前記送受信データを変復調または符号変換し相
    手装置との回線接続を制御する変換/網制御部と、前記
    符号メモリからの送信データに対し算術復号を施し一旦
    ビットイメージの2値画像信号に復元する変換用算術復
    号部と、変換用算術復号部からの前記ビットイメージ情
    報に対し相手装置の機能にあったフォーマット変換を施
    すフォーマット変換部と、要すればフォーマット変換部
    からの前記変換後ビットイメージ情報に対しヘッダ情報
    を合成する画像合成部と、フォーマット変換部または画
    像合成部からの前記変換後または合成後ビットイメージ
    情報に対し再度算術符号化およびMH/MR/MMR符
    号化を施す変換用算術符号化部および変換用MH/MR
    /MMR符号化部と、変換用算術符号化部とMH/MR
    /MMR符号化部のいずれかの、相手装置の受信データ
    符号化方式にあった符号化方式を選択する符号化方式選
    択器と、符号化方式選択器からの変換後送信データと前
    記符号メモリからの変換前送信データのいずれかを選択
    し前記通信制御部に結合する送信データ選択器とを備え
    る静止画像伝送/蓄積装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の符号メモリ、通信制御部
    および変換/網制御部と、前記通信制御部からの受信デ
    ータに対し算術復号およびMH/MR/MMR復号を施
    し一旦ビットイメージの2値画像信号に復元する変換用
    算術復号部および変換用MH/MR/MMR復号部と、
    変換用算術復号部とMH/MR/MMR復号部のいずれ
    かの、自装置の受信データ符号化方式にあった復号方式
    を選択する復号方式選択器と、要すれば復号方式選択器
    からの前記ビットイメージ情報に対しヘッダ情報を合成
    する画像合成部と、復号方式選択器からの前記ビットイ
    メージ情報または画像合成部からの前記合成後ビットイ
    メージ情報に対し自装置の機能にあったフォーマット変
    換を施すフォーマット変換部と、フォーマット変換部か
    らの前記変換後ビットイメージ情報に対し再度算術符号
    化を施す変換用算術符号化部と、変換用算術符号化部か
    らの変換後受信データと前記通信制御部からの変換前受
    信データのいずれかを選択し前記符号メモリに結合する
    受信データ選択器とを備える静止画像伝送/蓄積装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の符号メモリ、通信制御
    部、変換/網制御部、フォーマット変換部、要すれば画
    像合成部、変換用算術符号化部、変換用MH/MR/M
    MR符号化部、符号化方式選択器および送信データ選択
    器と、請求項4記載の変換用算術復号部、変換用MH/
    MR/MMR復号部、復号方式選択器および受信データ
    選択器と、前記符号メモリからの送信データと前記通信
    制御部からの受信データのいずれかを選択する送信/受
    信データ選択器とを備え、前記送信/受信データ選択器
    で選択した送信または受信データを前記変換用算術復号
    部とMH/MR/MMR復号部、復号方式選択器、フォ
    ーマット変換部、要すれば画像合成器、変換用算術符号
    化部とMH/MR/MMR符号化部および符号化方式選
    択器の順序経路で送信と受信データ選択器のいずれかに
    結合することを特徴とする静止画像伝送/蓄積装置。
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