JPH0620523A - 電力ケーブル用導体 - Google Patents
電力ケーブル用導体Info
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- JPH0620523A JPH0620523A JP17793692A JP17793692A JPH0620523A JP H0620523 A JPH0620523 A JP H0620523A JP 17793692 A JP17793692 A JP 17793692A JP 17793692 A JP17793692 A JP 17793692A JP H0620523 A JPH0620523 A JP H0620523A
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- twisted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力ケーブルが長尺化されたときに該ケーブ
ルが捩れることを防止できる。 【構成】 二以上の素線8からなる中央部撚り線導体1
0と、該中央部撚り線導体10の周囲を、二以上の素線
12で、かつ、一の層になって取り囲む周辺部撚り線導
体14とを含み、中央部撚り線導体10と周辺部撚り線
導体14とを互いに逆方向に撚った(一方をS撚り、他
方をZ撚りにした)ものである。なお、素線に代えてセ
グメント導体を用いて、中央部と周辺部との分割導体を
互いに逆方向に撚ることができる。また、中央部と周辺
部の導体の種類は同一のもの、又は、別なものにしう
る。また、周辺部導体構造を多層にしうる。
ルが捩れることを防止できる。 【構成】 二以上の素線8からなる中央部撚り線導体1
0と、該中央部撚り線導体10の周囲を、二以上の素線
12で、かつ、一の層になって取り囲む周辺部撚り線導
体14とを含み、中央部撚り線導体10と周辺部撚り線
導体14とを互いに逆方向に撚った(一方をS撚り、他
方をZ撚りにした)ものである。なお、素線に代えてセ
グメント導体を用いて、中央部と周辺部との分割導体を
互いに逆方向に撚ることができる。また、中央部と周辺
部の導体の種類は同一のもの、又は、別なものにしう
る。また、周辺部導体構造を多層にしうる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空線あるいは地中線
(絶縁線とシース線等)の電力ケーブルに用いるのに好
適な、素線あるいはセグメント導体等の素導体が複数撚
られて構成された電力ケーブル用導体に関する。
(絶縁線とシース線等)の電力ケーブルに用いるのに好
適な、素線あるいはセグメント導体等の素導体が複数撚
られて構成された電力ケーブル用導体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、架空線あるいは地中線(絶縁線
とシース線等)の電力ケーブルは、撚り線あるいは分割
導体の構造を有している。撚り線は、束ねられた複数の
素線が撚られて構成されている。また、分割導体は、組
合わされた複数のセグメント導体が撚られて構成されて
いる。
とシース線等)の電力ケーブルは、撚り線あるいは分割
導体の構造を有している。撚り線は、束ねられた複数の
素線が撚られて構成されている。また、分割導体は、組
合わされた複数のセグメント導体が撚られて構成されて
いる。
【0003】図6から図8は、電力ケーブルに従来適用
されている導体の構造例である。図6は、中央部素線1
の周囲に複数の素線2が配列されて円形断面とされ、全
体として一定方向に撚られた構造の円形撚り線導体であ
る。また、図7は、中央部素線3の周囲に複数の素線4
が配列されて、かつ、圧縮成型により円形断面とされ、
全体として一定方向に撚られた構造の圧縮撚り線導体
(あるいは、圧縮成型導体)である。この種の圧縮撚り
線導体は、前記図6に示した撚り線導体の断面積を軽減
して、占積率を向上させようとするものである。また、
図8は、圧縮成型された複数個のセグメント導体5から
なり、これらのセグメント導体5が円形断面になるよう
に組み合わされ、かつ、一定方向に撚られた構造の分割
導体である。すなわち、大容量電力ケ−ブルの大サイズ
導体は通電時に表皮効果により交流電力損失を生じる。
この種の分割導体は、このような交流電力損失を軽減し
ようとするものであって、セグメント導体が絶縁された
り、セグメント導体が絶縁素線で構成されたりしている
(実開昭59−194220あるいは特開昭61−93
508に記載)。
されている導体の構造例である。図6は、中央部素線1
の周囲に複数の素線2が配列されて円形断面とされ、全
体として一定方向に撚られた構造の円形撚り線導体であ
る。また、図7は、中央部素線3の周囲に複数の素線4
が配列されて、かつ、圧縮成型により円形断面とされ、
全体として一定方向に撚られた構造の圧縮撚り線導体
(あるいは、圧縮成型導体)である。この種の圧縮撚り
線導体は、前記図6に示した撚り線導体の断面積を軽減
して、占積率を向上させようとするものである。また、
図8は、圧縮成型された複数個のセグメント導体5から
なり、これらのセグメント導体5が円形断面になるよう
に組み合わされ、かつ、一定方向に撚られた構造の分割
導体である。すなわち、大容量電力ケ−ブルの大サイズ
導体は通電時に表皮効果により交流電力損失を生じる。
この種の分割導体は、このような交流電力損失を軽減し
ようとするものであって、セグメント導体が絶縁された
り、セグメント導体が絶縁素線で構成されたりしている
(実開昭59−194220あるいは特開昭61−93
508に記載)。
【0004】従来、前記撚り線導体、圧縮撚り線導体、
及び、分割導体のいずれの電力ケーブル用導体も、製造
面の容易さから、導体素線が同一方向(S撚り、Z撚
り)に撚りあわされている。
及び、分割導体のいずれの電力ケーブル用導体も、製造
面の容易さから、導体素線が同一方向(S撚り、Z撚
り)に撚りあわされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電力ケーブル用導体においては、電力ケーブルが長
尺化してくるに従って、該導体の撚り癖(導体素線が同
一方向に撚りあわされていることから生じる)により、
ケーブルが徐々に捩れ、極端な場合には、ケーブルの途
中にキンク(捩れが局部的に集中)してしまうなどの現
象が発生してケーブルが使用し難い状態になる危険性が
あるという問題点が生じる。
来の電力ケーブル用導体においては、電力ケーブルが長
尺化してくるに従って、該導体の撚り癖(導体素線が同
一方向に撚りあわされていることから生じる)により、
ケーブルが徐々に捩れ、極端な場合には、ケーブルの途
中にキンク(捩れが局部的に集中)してしまうなどの現
象が発生してケーブルが使用し難い状態になる危険性が
あるという問題点が生じる。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、電力ケーブルが長尺化された
ときに該ケーブルが捩れることを防止できる電力ケーブ
ル用導体を提供することを課題とする。
くなされたものであって、電力ケーブルが長尺化された
ときに該ケーブルが捩れることを防止できる電力ケーブ
ル用導体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、素線あるいは
セグメント導体等の素導体が複数撚られて構成された電
力ケーブル用導体において、二以上の素導体からなる中
央部導体構造と、該中央部導体構造の周囲を、二以上の
素導体で、かつ、一以上の層になって取り囲む周辺部導
体構造とを含み、少なくとも、中央部導体構造とそれに
隣接する層の周辺部導体構造とを互いに逆方向に撚るこ
とにより、前記課題を解決するものである。
セグメント導体等の素導体が複数撚られて構成された電
力ケーブル用導体において、二以上の素導体からなる中
央部導体構造と、該中央部導体構造の周囲を、二以上の
素導体で、かつ、一以上の層になって取り囲む周辺部導
体構造とを含み、少なくとも、中央部導体構造とそれに
隣接する層の周辺部導体構造とを互いに逆方向に撚るこ
とにより、前記課題を解決するものである。
【0008】また、本発明においては、更に、周辺部導
体構造を複数の層とし、各層同士を互いに逆方向に撚る
ことができる。
体構造を複数の層とし、各層同士を互いに逆方向に撚る
ことができる。
【0009】また、本発明においては、中央部導体構
造、及び、周辺部導体構造のいずれも同一種類の素導体
から構成することができる。
造、及び、周辺部導体構造のいずれも同一種類の素導体
から構成することができる。
【0010】また、本発明においては、少なくとも、中
央部導体構造とそれに隣接する層の周辺部導体構造と
を、互いに異なる種類の素導体から構成することができ
る。
央部導体構造とそれに隣接する層の周辺部導体構造と
を、互いに異なる種類の素導体から構成することができ
る。
【0011】
【作用】本発明においては、素線あるいはセグメント導
体等の素導体が複数撚られて構成された電力ケーブル用
導体において、導体を、中央部導体構造と周辺部導体構
造が含まれるものとしている。この場合において、中央
部導体構造は、二以上の素導体からなり、及び、周辺部
導体構造は、該中央部導体構造の周囲を、二以上の素導
体で、かつ、一以上の層になって取り囲むものとし、更
に、少なくとも、中央部導体構造とそれに隣接する層の
周辺部導体構造とを互いに逆方向に撚ることとしてい
る。
体等の素導体が複数撚られて構成された電力ケーブル用
導体において、導体を、中央部導体構造と周辺部導体構
造が含まれるものとしている。この場合において、中央
部導体構造は、二以上の素導体からなり、及び、周辺部
導体構造は、該中央部導体構造の周囲を、二以上の素導
体で、かつ、一以上の層になって取り囲むものとし、更
に、少なくとも、中央部導体構造とそれに隣接する層の
周辺部導体構造とを互いに逆方向に撚ることとしてい
る。
【0012】従って、電力ケーブルが長尺化しても、中
央部導体構造と周辺部導体構造とが互いに逆方向の捩り
力を発生して、これら捩り力同士は互いに打ち消し合う
ため、電力ケーブルに捩れが生じるのを防止することが
できる。よって、電力ケーブルの捩れが極端になって該
ケーブルの途中がキンクしてしまう等の現象が生じるこ
とがなく、このため、該ケーブルが使用し難い状態にな
る危険性は完全に無くなる。また、電力ケーブルの布設
後において、ケーブルの挙動には捩れが少ないため、設
計上有利となる。また、導体を構成する素線やセグメン
ト導体のサイズを小さく抑え得るため、大サイズケーブ
ルを長尺化することができる。また、中央部導体構造と
周辺部導体構造との間あるいは周辺部導体構造の各層間
にセパレ−タ(例えば酸化第二銅の被覆)を適宜配する
事によって、導体の表皮効果を低減することが可能であ
る。
央部導体構造と周辺部導体構造とが互いに逆方向の捩り
力を発生して、これら捩り力同士は互いに打ち消し合う
ため、電力ケーブルに捩れが生じるのを防止することが
できる。よって、電力ケーブルの捩れが極端になって該
ケーブルの途中がキンクしてしまう等の現象が生じるこ
とがなく、このため、該ケーブルが使用し難い状態にな
る危険性は完全に無くなる。また、電力ケーブルの布設
後において、ケーブルの挙動には捩れが少ないため、設
計上有利となる。また、導体を構成する素線やセグメン
ト導体のサイズを小さく抑え得るため、大サイズケーブ
ルを長尺化することができる。また、中央部導体構造と
周辺部導体構造との間あるいは周辺部導体構造の各層間
にセパレ−タ(例えば酸化第二銅の被覆)を適宜配する
事によって、導体の表皮効果を低減することが可能であ
る。
【0013】なお、本発明においては、更に、周辺部導
体構造を複数の層とし、各層同士を互いに逆方向に撚る
ことができる。このようにすれば、周辺部導体構造の各
層同士が互いに逆方向に捩じり力を発生して、これら捩
り力同士は互いに打ち消し合うため、周辺部導体構造が
複数の層の電力ケーブルに捩れが生じるのを防止するこ
とができる。
体構造を複数の層とし、各層同士を互いに逆方向に撚る
ことができる。このようにすれば、周辺部導体構造の各
層同士が互いに逆方向に捩じり力を発生して、これら捩
り力同士は互いに打ち消し合うため、周辺部導体構造が
複数の層の電力ケーブルに捩れが生じるのを防止するこ
とができる。
【0014】また、本発明においては、中央部導体構
造、及び、周辺部導体構造のいずれも同一種類の素導
体、例えば、素線あるいはセグメント導体から構成する
ことができる。
造、及び、周辺部導体構造のいずれも同一種類の素導
体、例えば、素線あるいはセグメント導体から構成する
ことができる。
【0015】また、本発明においては、少なくとも、中
央部導体構造とそれに隣接する層の周辺部導体構造と
を、互いに異なる種類の素導体から構成することができ
る。
央部導体構造とそれに隣接する層の周辺部導体構造と
を、互いに異なる種類の素導体から構成することができ
る。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0017】図1は、本発明の第一実施例の電力ケーブ
ル用導体であって、二以上の素線8からなる中央部撚り
線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲を、二以
上の素線12で、かつ、一の層になって取り囲む周辺部
撚り線導体14とを含み、中央部撚り線導体10と周辺
部撚り線導体14とを互いに逆方向に撚った(一方をS
撚り、他方をZ撚りにした)ものである。即ち、交互撚
り導体と称する事ができる。
ル用導体であって、二以上の素線8からなる中央部撚り
線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲を、二以
上の素線12で、かつ、一の層になって取り囲む周辺部
撚り線導体14とを含み、中央部撚り線導体10と周辺
部撚り線導体14とを互いに逆方向に撚った(一方をS
撚り、他方をZ撚りにした)ものである。即ち、交互撚
り導体と称する事ができる。
【0018】第一実施例の電力ケーブル用導体の製造時
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成し、次いで、該中央部撚り線導体1
0の周囲に、二以上の素線12を一の層になって取り囲
むように配置し、配置素線12を中央部撚り線導体10
とは逆方向に撚って周辺部撚り線導体14を形成する。
従って、同一種類の素線8及び12を用いて、撚り方向
を変えるだけで製造できるため、容易な製造が可能であ
る。
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成し、次いで、該中央部撚り線導体1
0の周囲に、二以上の素線12を一の層になって取り囲
むように配置し、配置素線12を中央部撚り線導体10
とは逆方向に撚って周辺部撚り線導体14を形成する。
従って、同一種類の素線8及び12を用いて、撚り方向
を変えるだけで製造できるため、容易な製造が可能であ
る。
【0019】次に、図2は、本発明の第二実施例の電力
ケーブル用導体であって、二以上の素線8からなる中央
部撚り線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲
を、二以上のセグメント導体16で、かつ、一の層にな
って取り囲む周辺部分割導体18とを含み、中央部撚り
線導体10と周辺部分割導体18とを互いに逆方向に撚
った(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)ものであ
る。
ケーブル用導体であって、二以上の素線8からなる中央
部撚り線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲
を、二以上のセグメント導体16で、かつ、一の層にな
って取り囲む周辺部分割導体18とを含み、中央部撚り
線導体10と周辺部分割導体18とを互いに逆方向に撚
った(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)ものであ
る。
【0020】第二実施例の電力ケーブル用導体の製造時
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成し、次いで、該中央部撚り線導体1
0の周囲に、二以上のセグメント導体16を一の層にな
って取り囲むように配置し、配置セグメント導体16を
中央部撚り線導体10とは逆方向に撚って周辺部分割導
体18を形成する。
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成し、次いで、該中央部撚り線導体1
0の周囲に、二以上のセグメント導体16を一の層にな
って取り囲むように配置し、配置セグメント導体16を
中央部撚り線導体10とは逆方向に撚って周辺部分割導
体18を形成する。
【0021】次に、図3は、本発明の第三実施例の電力
ケーブル用導体であって、二以上のセグメント導体20
からなる中央部分割導体22と、該中央部分割導体22
の周囲を、二以上の素線24で、かつ、一の層になって
取り囲む周辺部撚り線導体26とを含み、中央部分割導
体22と周辺部撚り線導体26とを互いに逆方向に撚っ
た(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)ものである。
ケーブル用導体であって、二以上のセグメント導体20
からなる中央部分割導体22と、該中央部分割導体22
の周囲を、二以上の素線24で、かつ、一の層になって
取り囲む周辺部撚り線導体26とを含み、中央部分割導
体22と周辺部撚り線導体26とを互いに逆方向に撚っ
た(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)ものである。
【0022】第三実施例の電力ケーブル用導体の製造時
には、まず、二以上のセグメント導体20を一方向に撚
って中央部分割導体22を形成し、次いで、該中央部分
割導体22の周囲に、二以上の素線24を一の層になっ
て取り囲むように配置し、配置素線24を中央部分割導
体22とは逆方向に撚って周辺部撚り線導体26を形成
する。
には、まず、二以上のセグメント導体20を一方向に撚
って中央部分割導体22を形成し、次いで、該中央部分
割導体22の周囲に、二以上の素線24を一の層になっ
て取り囲むように配置し、配置素線24を中央部分割導
体22とは逆方向に撚って周辺部撚り線導体26を形成
する。
【0023】次に、図4は、本発明の第四実施例の電力
ケーブル用導体であって、二以上の素線8からなる中央
部撚り線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲
を、二以上の素線28で、かつ、五つの層30A〜30
Eになって取り囲む周辺部撚り線導体30とを含み、中
央部撚り線導体10とそれに隣接する層30Aの周辺部
撚り線導体30とは互いに逆方向に撚ったものである。
更に、周辺部撚り線導体30の各層30A〜30E同士
は互いに逆方向に撚られているものである。
ケーブル用導体であって、二以上の素線8からなる中央
部撚り線導体10と、該中央部撚り線導体10の周囲
を、二以上の素線28で、かつ、五つの層30A〜30
Eになって取り囲む周辺部撚り線導体30とを含み、中
央部撚り線導体10とそれに隣接する層30Aの周辺部
撚り線導体30とは互いに逆方向に撚ったものである。
更に、周辺部撚り線導体30の各層30A〜30E同士
は互いに逆方向に撚られているものである。
【0024】第四実施例の電力ケーブル用導体の製造時
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成する。次いで、該中央部撚り線導体
10の周囲に、二以上の素線28を一つ目の層30Aに
なって取り囲むように配置し、配置素線28を中央部撚
り線導体10とは逆方向に撚って一つ目の層30Aを形
成する。次いで、一つ目の層30Aの周囲に、二以上の
素線28を二つ目の層30Bになって取り囲むように配
置し、配置素線28を一つ目の層30Aとは逆方向に撚
って二つ目の層30Bを形成する。その後、三つ目の層
30Cから以後は同様に五つ目の層30Eまで形成し、
各層が互いに逆方向に撚られるようにする。
には、まず、二以上の素線8を一方向に撚って中央部撚
り線導体10を形成する。次いで、該中央部撚り線導体
10の周囲に、二以上の素線28を一つ目の層30Aに
なって取り囲むように配置し、配置素線28を中央部撚
り線導体10とは逆方向に撚って一つ目の層30Aを形
成する。次いで、一つ目の層30Aの周囲に、二以上の
素線28を二つ目の層30Bになって取り囲むように配
置し、配置素線28を一つ目の層30Aとは逆方向に撚
って二つ目の層30Bを形成する。その後、三つ目の層
30Cから以後は同様に五つ目の層30Eまで形成し、
各層が互いに逆方向に撚られるようにする。
【0025】次に、図5は、本発明の第五実施例の電力
ケーブル用導体であって、二以上のセグメント導体32
からなる中央部分割導体34と、該中央部分割導体34
の周囲を、二以上のセグメント導体36で、かつ、一の
層になって取り囲む周辺部分割導体38とを含み、中央
部分割導体34と周辺部分割導体38とを互いに逆方向
に撚った(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)もので
ある。
ケーブル用導体であって、二以上のセグメント導体32
からなる中央部分割導体34と、該中央部分割導体34
の周囲を、二以上のセグメント導体36で、かつ、一の
層になって取り囲む周辺部分割導体38とを含み、中央
部分割導体34と周辺部分割導体38とを互いに逆方向
に撚った(一方をS撚り、他方をZ撚りにした)もので
ある。
【0026】第五実施例の電力ケーブル用導体の製造時
には、まず、二以上のセグメント導体32を一方向に撚
って中央部分割導体34を形成し、次いで、該中央部分
割導体34の周囲に、二以上のセグメント導体36を一
の層になって取り囲むように配置し、配置セグメント導
体36を中央部分割導体34とは逆方向に撚って周辺部
分割導体38を形成する。
には、まず、二以上のセグメント導体32を一方向に撚
って中央部分割導体34を形成し、次いで、該中央部分
割導体34の周囲に、二以上のセグメント導体36を一
の層になって取り囲むように配置し、配置セグメント導
体36を中央部分割導体34とは逆方向に撚って周辺部
分割導体38を形成する。
【0027】なお、前記の実施例においては、周辺部導
体構造が一層または五層とされていたが、これは一例で
あり、その他の層数で本発明を実施できる。
体構造が一層または五層とされていたが、これは一例で
あり、その他の層数で本発明を実施できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、電
力ケーブルが長尺化しても該電力ケーブルに捩れが生じ
るのを防止することができる。よって、電力ケーブルの
捩れが極端になって該ケーブルの途中がキンクしてしま
うなどの現象が生じることがなく、このため、該ケーブ
ルが使用し難い状態になる危険性は完全に無くなる。ま
た、電力ケーブルの布設後において、ケーブルの挙動に
は捩れが少ないため、設計上有利となる。また、導体を
構成する素線やセグメント導体のサイズを小さく抑え得
るため、大サイズケーブルを長尺化することができる。
また、中央部導体構造と周辺部導体構造との間あるいは
周辺部導体構造の各層間にセパレ−タを適宜配する事に
よって、導体の表皮効果を低減することが可能である等
の優れた効果が得られる。
力ケーブルが長尺化しても該電力ケーブルに捩れが生じ
るのを防止することができる。よって、電力ケーブルの
捩れが極端になって該ケーブルの途中がキンクしてしま
うなどの現象が生じることがなく、このため、該ケーブ
ルが使用し難い状態になる危険性は完全に無くなる。ま
た、電力ケーブルの布設後において、ケーブルの挙動に
は捩れが少ないため、設計上有利となる。また、導体を
構成する素線やセグメント導体のサイズを小さく抑え得
るため、大サイズケーブルを長尺化することができる。
また、中央部導体構造と周辺部導体構造との間あるいは
周辺部導体構造の各層間にセパレ−タを適宜配する事に
よって、導体の表皮効果を低減することが可能である等
の優れた効果が得られる。
【図1】図1は、本発明の第一実施例の電力ケーブル用
導体の要部斜視図である。
導体の要部斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第二実施例の電力ケーブル用
導体の要部斜視図である。
導体の要部斜視図である。
【図3】図3は、本発明の第三実施例の電力ケーブル用
導体の要部斜視図である。
導体の要部斜視図である。
【図4】図4は、本発明の第四実施例の電力ケーブル用
導体の要部斜視図である。
導体の要部斜視図である。
【図5】図5は、本発明の第五実施例の電力ケーブル用
導体の要部斜視図である。
導体の要部斜視図である。
【図6】図6は、従来の電力ケーブル用導体の一例の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図7】図7は、従来の電力ケーブル用導体の他の例の
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図8】図8は、従来の電力ケーブル用導体の更に他の
例の要部斜視図である。
例の要部斜視図である。
8、12、24、28 素線 10 中央部撚り線導体 14、26、30 周辺部撚り線導体 16、20、32、36 セグメント導体 18、38 周辺部分割導体 34 中央部分割導体 30A〜30E 周辺部撚り線導体の各層
Claims (4)
- 【請求項1】 素線あるいはセグメント導体等の素導体
が複数撚られて構成された電力ケーブル用導体におい
て、 二以上の素導体からなる中央部導体構造と、 該中央部導体構造の周囲を、二以上の素導体で、かつ、
一以上の層になって取り囲む周辺部導体構造とを含み、 少なくとも、中央部導体構造とそれに隣接する層の周辺
部導体構造とは互いに逆方向に撚られていることを特徴
とする電力ケーブル用導体。 - 【請求項2】 請求項1において、更に、 周辺部導体構造が複数の層になっており、各層同士は互
いに逆方向に撚られていることを特徴とする電力ケーブ
ル用導体。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 中央部導体構造、及び、周辺部導体構造のいずれも同一
種類の素導体から構成されていることを特徴とする電力
ケーブル用導体。 - 【請求項4】 請求項1又は2おいて、 少なくとも、中央部導体構造とそれに隣接する層の周辺
部導体構造とは互いに、異なる種類の素導体から構成さ
れていることを特徴とする電力ケーブル用導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17793692A JPH0620523A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電力ケーブル用導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17793692A JPH0620523A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電力ケーブル用導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620523A true JPH0620523A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16039660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17793692A Pending JPH0620523A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電力ケーブル用導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620523A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164607A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Fujikura Ltd | ケーブルおよび撚合せ型ケーブル |
| JP2008262812A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Yazaki Corp | 圧縮導体 |
| CN103500615A (zh) * | 2013-09-04 | 2014-01-08 | 安徽电气集团股份有限公司 | 一种拼接导体式电缆制作工艺 |
| CN112466514A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-09 | 广东日鸿电缆有限公司 | 一种石墨烯高压电缆线及其制备方法 |
| JP2023162359A (ja) * | 2018-06-07 | 2023-11-08 | エネルテクノス リミテッド | 層状ケーブル |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17793692A patent/JPH0620523A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164607A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Fujikura Ltd | ケーブルおよび撚合せ型ケーブル |
| JP2008262812A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Yazaki Corp | 圧縮導体 |
| CN103500615A (zh) * | 2013-09-04 | 2014-01-08 | 安徽电气集团股份有限公司 | 一种拼接导体式电缆制作工艺 |
| JP2023162359A (ja) * | 2018-06-07 | 2023-11-08 | エネルテクノス リミテッド | 層状ケーブル |
| CN112466514A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-09 | 广东日鸿电缆有限公司 | 一种石墨烯高压电缆线及其制备方法 |
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