JPH06205255A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH06205255A
JPH06205255A JP4348665A JP34866592A JPH06205255A JP H06205255 A JPH06205255 A JP H06205255A JP 4348665 A JP4348665 A JP 4348665A JP 34866592 A JP34866592 A JP 34866592A JP H06205255 A JPH06205255 A JP H06205255A
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JP
Japan
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image
optical
image pickup
ccd
output
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JP4348665A
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Inventor
Seiichiro Nagai
清一郎 永井
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の第1の目的は、複数に分岐した光学像
を各別に撮像しそれらを合成することにより解像度を向
上すると共に入力光学像の光量を損なうことなく全て利
用してエネルギー伝達効率をも向上することであり、第
2の目的は各別に撮像した光学像の合成部分を目立たな
くすることであり、第3の目的はリアルタイム性を向上
することのできる撮像装置を提供することである。 【構成】本発明による撮像装置は、光学像を入力し、そ
の光学像を2つに光学像に分岐して出力する光学系10
と、光学系10で分岐された各光学像に対応して設けら
れ、上記各光学像の全体を感光領域で受けて電気信号と
して出力する2つのCCD11,21と、各CCD1
1,21からの出力を受けて1枚の像に合成する合成手
段とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数に分岐させた光学
像を各別に撮像し、それらを1枚の像に合成して出力す
る多板式CCDカメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような撮像装置を用いる装置の一つ
にX線テレビ診断装置がある。
【0003】X線テレビ診断装置は、X線源装置から被
検体に対してX線を爆射し、その透過像をイメージイン
テンシファイアによって光学像に変換し、その光学像を
撮像手段で受けて撮像し、モニタに表示するものであ
る。
【0004】この撮像手段としては、従前においてはビ
ジコン等の光導電形の撮像管が主流を占めていたが、近
年、電荷結合素子(Charge Coupled Device;CCD)等
の固体撮像素子を用いたカメラが用いられることが多く
なってきた。
【0005】このCCDカメラは、撮像管に比べ、未だ
画素数が少なく解像度が悪いという問題があるが、この
問題を多板式CCDカメラを用いて複数に分岐した光学
像を各別に撮像しそれらを合成するという方法により解
決している。
【0006】すなわち、2板式CCDカメラであれば、
イメージインテンシファイアによって変換された光学像
(原像)を、プリズムやハーフミラー等の分岐光学系で
2つの光学像に分岐し、各像をそれぞれ2つのCCDの
各感光領域に結像させて各別に撮像する。そして、各別
に撮像した各像の例えば上半分と下半分とを合成して、
1枚の像に生成して出力するものである。しかし、この
ような方法には、次のような問題がある。
【0007】第1の問題は、光学系で分岐した2つの光
学像の上半分と下半分とを各別に撮像するため、入力光
量の半分の光量しか撮像処理に利用できないということ
であり、つまりこの方法はエネルギー伝達効率を犠牲に
して解像度を高めるというものであった。この問題を解
決し、十分な明るさの出力像を得るためには、X線管か
らのX線強度を高める必要があるが、これは被検体に対
して非常な悪影響を与えるため好ましいものではなかっ
た。
【0008】第2の問題は、2つのCCDカメラの感度
特性を同一にすることは現実的に困難であるため、合成
像における両像の境界線が縞状に目立ってしまうことで
ある。この問題を解決する方法が近年提案されていて、
すなわち両像の境界線に幅を持たせ、その境界部分に両
像を加重平均によりオーバラップさせることにより感度
特性の相違を緩やかにして目立たなくするというもので
あるが、この方法によっても感度特性の相違による縞状
部分は完全には解消されず、また分岐光学系の分岐精度
の悪さにより入力光量が一方の光学像に偏ってしまい一
方のCCDにブルーミング現象やスミア現象が発生する
ような場合、この問題は解決できない。さらに、加重平
均回路を要するため回路規模が増大したり処理時間が長
くなりリアルタイム性が低下するという新たな問題が生
じた。
【0009】第3の問題は、各像を合成するために、一
旦両像を別のフレームメモリに書き込み、この書き込み
終了後、タイミングをずらしてフレームメモリから読み
出す必要があるため、CCDからの各像の出力タイミン
グと合成処理して外部に出力する出力タイミングとの間
にはフレーム遅れと呼ばれる1フレーム分の遅延時間が
生じ、リアルタイム性が悪いことである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
を解決すべくなされたもので、その第1の目的は、複数
に分岐した光学像を各別に撮像しそれらを合成すること
により解像度を向上すると共に入力光学像の光量を損な
うことなく全て利用してエネルギー伝達効率をも向上す
ることであり、第2の目的は各別に撮像した光学像の合
成部分を目立たなくすることであり、第3の目的はリア
ルタイム性を向上することのできる撮像装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、光学像を入力し、その光学像を複数の光学像に分岐
して出力する光学系と、上記光学系で分岐された各光学
像に対応して設けられ、上記各光学像の全体を感光領域
で受けて電気信号として出力する複数の撮像手段と、上
記各撮像手段からの出力を受けて1枚の像に合成する合
成手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、光学系で複数に分岐された各
光学像の全体を感光領域で受けて複数の撮像手段で各別
に撮像し、各像を合成手段で1枚の像に合成するので、
解像度を向上すると同時に入力光学像の光量を損なうこ
となく全て利用してエネルギー伝達効率を向上すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明をX線テレ
ビ診断装置に適用した場合の一実施例について説明す
る。まず、第1実施例について説明する。
【0014】図1は、本実施例の構成を概略的に示す図
である。図2は、第1CCDの感光領域に対する光学像
の結像領域を示す図であり、図3は、第2CCDの感光
領域に対する光学像の結像領域を示す図である。
【0015】本実施例の多板式CCDカメラは、図1に
符号1で示されているように、X線管2から被検体Pを
透過してイメージインテンシファイア(I.I.)3で
変換された光学像を入力し、それを撮像して電気信号に
変換し画像表示装置30に供給するものであり、次のよ
うに構成されている。
【0016】光学系10は、縦横変換比率の異なるいわ
ゆるアナモヒックレンズ10aと光学レンズ10c,1
0dとを光軸に対して45°傾斜したハーフミラー10
bを介して光学的に対向配置して成り、イメージインテ
ンシファイア3からの光学像(説明の便宜上これを原光
学像という)を入力し、それをアナモヒックレンズ10
aで、縦横変換比率を、後述の第1CCD11と第2C
CD21の結像エリアのアスペクト比に応じて、ここで
は2対1の比率に変え、それをハーフミラー10bでそ
のまま通過する第1光学像と、反射して90°屈曲され
た第2光学像との2つの光学像に分岐し、その後、各光
学像をそれぞれ光学レンズ10c,10dを介して第1
CCD11と第2CCD21の各感光領域に結像する。
なお、第1CCD11と第2CCD21の結像エリア
は、第1CCD11と第2CCD21の全画素を利用す
る場合には、第1CCD11と第2CCD21の感光領
域に一致する。
【0017】第1CCD11は、図3に示すように、光
学系10から出力される第1光学像I1 の全体をその感
光領域11aで受けるよう配置され、また同様に図4に
示すように、第2CCD21は、光学系10から出力さ
れる第2光学像I2 の全体をその感光領域21aで受け
るよう配置される。
【0018】ただし、第2CCD21はその感光領域2
1aが、第2光学像I2 をその縦方向に斜線で示した画
素サイズS×S´の縦サイズSの分岐数分の一だけ、つ
まりここでは分岐数は2であるので、S/2だけずれて
受光するように配置されている。これによって本多板式
CCDカメラからの出力画像が、第1CCD11と第2
CCD21の合計画素数に相当する解像度を得ることが
できる。
【0019】この第1CCD11と第2CCD21は、
通常のCCDと同様、各感光領域11a,21aで撮像
した光学像をアナログ信号として垂直転送部を経由して
水平転送部から1ラインづつ順次出力する。
【0020】そして、第1CCD11からの出力は、プ
リアンプ12およびアナログディジタル変換器(A/
D)13を順に介して切換スイッチ14の2つの入力端
子に各別に送られ、切換スイッチ14の接続切換え動作
により、1ラインづつ第1ラインメモリ15と第2ライ
ンメモリ16とに交互に供給されここに一旦書き込まれ
る。
【0021】そして、第1ラインメモリ15と第2ライ
ンメモリ16からの出力は、切換スイッチ17を介して
切換スイッチ28の一方の入力端子に1ラインづつ交互
に供給されるようになっている。
【0022】また、同様に、第2CCD21からの出力
は、プリアンプ22およびアナログディジタル変換器2
3を順に介して切換スイッチ24の2つの入力端子に各
別に送られ、切換スイッチ24の接続切換え動作によ
り、1ラインづつ第3ラインメモリ25と第4ラインメ
モリ26とに交互に供給されここに一旦書き込まれる。
【0023】そして、第3ラインメモリ25と第4ライ
ンメモリ26から書き込み順と逆順に出力され、切換ス
イッチ27を介して切換スイッチ28の他方の入力端子
に1ラインづつ交互に供給されるようになっている。制
御回路20は、上述した切換スイッチ14,17,2
4,27および28の各接続切換え動作を制御するもの
である。次に以上のように構成された本実施例の作用に
ついて説明する。
【0024】図4は、本実施例による各処理による光学
像の変化について示す図であり、図5は、本実施例の合
成処理を説明する図である。図6は第1CCD11およ
び第2CCD21による撮像タイミングと切換スイッチ
28からの出力タイミングを示す図である。X線管2か
ら曝射され被検体Pを透過したX線像は、イメージイン
テンシファイア3で原光学像に変換され、光学系10に
送られる。
【0025】図4に示すように、この原光学像は、アナ
モヒックレンズ10aで、縦横変換比が第1CCD11
と第2CCD21の結像エリアのアスペクト比に応じ
て、つまりここでは2対1に変換された後、ハーフミラ
ー10bでそのまま通過する第1光学像I1 とミラー反
転された第2光学像I2 に分岐され、そして、第1光学
像I1 と第2光学像I2 とは、それぞれその全体が光学
レンズ10c,10dを介して第1CCD11と第2C
CD21の各感光領域に結像される。
【0026】第1光学像I1 は、その全体が、第1CC
D11の感光領域11aに結像され、電気信号に変換さ
れて所定の順序にしたがって一次元信号に並び換えられ
て順次出力される。この第1CCD11からの出力は、
プリアンプ12およびアナログディジタル変換器13を
順に介して切換スイッチ14の2つの入力端子に各別に
送られる。
【0027】このとき切換スイッチ14は、制御回路2
0の制御を受けて、第1CCD11からの1ラインの出
力期間経過毎に、第1ラインメモリ15の入力端子と、
第2ラインメモリ16の入力端子とを交互に切換える。
この切換動作によって、第1CCD11からの出力が、
1ラインづつ第1ラインメモリ15と第2ラインメモリ
16とに交互に供給され、それぞれ一旦書き込まれる。
つまり、第1光学像I1 の変換像D1 の全体を構成する
図5に示した各ラインデータL111 〜L114 は、図6の
「第1LM」および「第2LM」のI側(入力側)に示
すように、交互に第1ラインメモリ15と第2ラインメ
モリ16とに交互に入力される。
【0028】そして、切換スイッチ17は、制御回路2
0の制御を受けて、ラインデータが各ラインメモリ15
または16へ書き込まれた直後に、当該書き込み完了し
た第1ラインメモリ15または第2ラインメモリ16の
出力端子を選択的に後段の切換スイッチ28の一方の入
力端子に接続し、第1ラインメモリ15に書き込まれた
ラインデータまたは第2ラインメモリ16に書き込まれ
たラインデータを、交互に切換スイッチ28の一方の入
力端子に供給する。また、上記第1CCD11側の動作
と並行して、第2CCD21側の動作も行われる。
【0029】すなわち、第2光学像I2 は、その全体
が、第2CCD21の感光領域21aに結像され、電気
信号に変換されて所定の順序にしたがって一次元信号に
並び換えられて順次出力される。この第2CCD21か
らの出力は、プリアンプ22およびアナログディジタル
変換器23を順に介して切換スイッチ24の2つの入力
端子に各別に送られる。
【0030】このとき切換スイッチ24は、制御回路2
0の制御を受けて、第1CCD11の切換スイッチ14
と同様に第3ラインメモリ25の入力端子と、第4ライ
ンメモリ26の入力端子とを交互に切換え、第2CCD
21からの出力を1ラインづつ第3ラインメモリ25と
第4ラインメモリ26とに交互に供給する。つまり、第
2光学像I2 の変換像D2 の全体を構成する図5に示し
た各ラインデータL211 〜L214 は、図6の「第3L
M」および「第4LM」のI側(入力側)に示されてい
るように、交互に第3ラインメモリ25と第4ラインメ
モリ26とに交互に入力されそこに書き込まれる。
【0031】そして、切換スイッチ27は、制御回路2
0の制御を受けて、ラインデータが各ラインメモリ25
または26へ書き込まれた後所定期間経過後、つまり第
1ラインメモリ15または第2ラインメモリ16からの
出力期間経過直後に、当該書き込み完了した第3ライン
メモリ25または第4ラインメモリ26の出力端子を選
択的に後段の切換スイッチ28の一方の入力端子に接続
し、第3ラインメモリ25に書き込まれたラインデータ
または第4ラインメモリ26に書き込まれたラインデー
タを、交互に切換スイッチ28の他方の入力端子に供給
する。なお、第3ラインメモリ25および第4ラインメ
モリ26からのラインデータは、当該第2光学像I2 が
ハーフミラー10bでミラー反転されているので、図5
に矢印で示すように、第1CCD11の第1ラインメモ
リ15および第2ラインメモリ16の出力順序と逆順
に、つまり先入れ後出し順で出力される。
【0032】切換スイッチ28は、制御回路20の制御
を受けて、第1CCD11側のラインメモリ15,16
または第2CCD21側のラインメモリ25,26から
のラインデータの供給タイミングに応じて、各入力端子
を交互に外部への出力端子に接続する。これによって、
図5に示すように、第1CCD11と第2CCD21で
各別に撮像された像は、1ライン毎に交互に合成され
て、外部の画像表示装置30に出力される。この画像表
示装置30は、解像度の高い合成像を、モニタの画素マ
トリクスに応じて適当な縦横比に変換して表示する。
【0033】以上のように本実施例によれば、ハーフミ
ラーで2つに分岐した光学像の全体を、第1CCD11
と第2CCD21で各別に撮像し、それらを合成するの
で、解像度を向上すると共に原光学像の光量を損なうこ
となく全て利用してエネルギー伝達効率をも向上させる
ことができる。また、第2CCD21はその感光領域2
1aが、第2光学像I2 をその縦方向に斜視で示したこ
こでは分岐数は2であるので、S/2だけずれて受光す
るように配置されているので、本多板式CCDカメラか
らの出力像の解像度を、第1CCD11と第2CCD2
1の合計画素数を相当する解像度に向上することができ
る。そして、第1CCD11と第2CCD21で各別に
撮像した光学像を、1ライン毎に交互に合成するので、
その境界部分を目立たなくすることができる。
【0034】さらに、第1CCD11と第2CCD21
の一方のラインメモリへの書き込み期間中に、他方のラ
インメモリから読出し、それらを1ラインづつ順次合成
してゆくので、フレーム遅れを1ラインデータの書き込
み期間に抑えることができ、、リアルタイム性を向上す
ることができる。なお本実施例において、ハーフミラー
に代えて他の分岐手段、例えばプリズムを採用してもよ
い。次に第2実施例について説明する。
【0035】本実施例は、第1実施例が2つに分岐した
光学像を1ラインづつ交互に合成したものであり、この
ため両CCDに極端な感度差があるときにはそのライン
間が横縞状に目立ってしまうという問題が生じるが、こ
の問題を解決するものである。
【0036】図7に本実施例の光学系を示す。図8は本
実施例の光学系を除く構成を示す図である。図9は本実
施例による各処理による光学像の変化について示した図
である。図10および図11は本実施例による合成処理
について説明する図である。なお、第1実施例と同じ部
分には同符号を付する。本実施例では、光学系10のア
ナモヒックレンズ10aの原光学像の上下に対する設置
角度が第1実施例の場合と異なる。
【0037】すなわち、本実施例では、アナモヒックレ
ンズ10aを、第1実施例の設置角度に対して、光軸の
回りに90°回転した位置に設置される。これにより、
原光学像は、図9に示すように、アナモヒックレンズ1
0aにより縦横比が2対1になるように変換される。
【0038】そして図示していないが、第1CCD11
および第2CCD21は、アナモヒックレンズ10aと
同様に光軸の回りに90°回転した位置に設置される。
このときの、各CCD11,21の水平転送方向は矢印
のようになる。
【0039】そして、図8に示すように、各CCD1
1,21からの各出力は、それぞれ増幅器12およびア
ナログディジタル変換器13、増幅器22およびアナロ
グディジタル変換器23を順に介してフレームメモリ4
0に供給される。
【0040】このフレームメモリ40は、図10に示す
ように、そのメモリ空間に各CCD11,21からの各
ラインデータを交互に配置して書き込む。そして、読出
し時には、この入力した各ラインデータのライン方向に
直交する方向に出力ラインを設定し、その出力ラインに
そって、つまり各CCD11,21からの各ラインデー
タの各画素を交互に配列して一次元で読み出す。
【0041】すなわち、図11に示すように、CCDか
らの出力方向が縦方向である各画像データI11,I21
交互にフレームメモリ40内の2次元空間内に書込み、
全ての書込みが終了した後に、今度は、横方向、すなわ
ちビデオ信号の走査方向に沿って順番に出力する。この
出力方向は、図10に示した矢印dO1 〜dOm であ
り、この結果、出力走査線上には、第1CCD11から
の画素データと第2CCD21からの画素データとが交
互に現れることとなる。
【0042】フィルタ回路(LPF)41は、フレーム
メモリ40の出力に対して、所定のフィルタ処理を行
い、そのフィルタ処理済みの合成画像を外部の画像表示
装置等に出力する。このフィルタ処理の方法について説
明する。なお、第1および第2のCCD11,21で得
た画像I11,I21の画素データの配列および、フレーム
メモリ40内の合成画像の画素データの配列は図11に
示す通りとする。すなわち、合成画像のフレームメモリ
40からの出力順序は、画素a11,b11,a21,b21
31,b31,a41,b41…となる。ここでのフィルタ処
理は、当該出力された画素データの値を、その前後に出
力された2つの画素データの値に応じて変更しようとす
るものである。すなわち、フレームメモリ40からの出
力走査線上の画素データ間の前述の性質の相違による起
伏を平にする処理である。具体的には、例えば、第2の
CCD21で得た画素データb11と、その前後に出力さ
れた画素データa11およびa21とを用いて、次に示す式
(1)により、新たな画素データab11を作成する。 ab11=α・a11+β・b11+γ・a21 …(1)
【0043】ただし、α、β、γはフィルタ特性を決定
するパラメータであって、α+β+γ=1である。これ
らパラメータは、オペレータが自由に設定すればよい
が、予め、例えば、α=0.25,β=0.5,γ=
0.25に設定されているものとする。
【0044】以上のように、各CCD11,21で得た
各画像のラインデータを交互に合成することと、そのラ
インデータの方向と出力走査方向とを相違させること、
すなわち合成画像の走査線上に各CCD11,21で得
た画素データを交互に割当て、そしてこの合成画像をロ
ーパスフィルタ回路41を経由して出力することによっ
て、第1実施例の問題、つまり合成画像に1ライン毎に
横縞が生じることがあるという問題を解決できる。次に
第3の実施例について説明する。
【0045】図12は本実施例の光学系を除く構成を示
す概略図であり、図13は遅延回路からの読出し順序を
説明する図である。なお、先の第1の実施例と同一の部
分は同一符号を付して、説明は省略する。本実施例の特
徴は、第1の実施例装置と同様に第1および第2CCD
11,21から出力されるラインデータの方向、すなわ
ち水平方向に対して垂直方向の所定のフィルタ長により
空間フィルタを用いることである。第1の実施例装置か
ら出力される合成画像は、図13に示したように8×8
の画素配列であるとし、その出力順は第1実施例で述べ
た通り、紙面の左から右へ、例えば、a11,a21,a22
〜b11,b21,b22〜b84の順序で連続的に出力され
る。
【0046】その順序で供給されたデータは、遅延回路
50を介して、所定のフィルタ長、すなわち隣接する3
本のラインデータ毎に同時にフィルタ回路61に供給さ
れることになる。遅延回路50は、図12に示したよう
に、スイッチ51、6つのラインメモリ52,53,5
4,55,56,57、スイッチ58,59,60、そ
して各スイッチの接続を制御する図示しない制御回路か
らなる。この遅延回路50の入出力動作について説明す
る。この遅延回路50にラインデータL111 ,L211
112 〜がこの順番で供給されると、連続する3つのラ
インデータ毎に、ラインメモリ52,53,54又はラ
インメモリ55,56,57に一時的に格納され、例え
ば、L111 ,L211 ,L112 がそれぞれ対応するライン
メモリ54,53,52に書込まれ、その後、スイッチ
58,59,60が“0”側に接続され、合成画像の互
いに隣接する3本のラインデータ、すなわち第1CCD
11で得たL111 ,L112 と第2のCCD21で得たL
211 とが同時にフィルタ回路61に供給される。その供
給が終了した後、今度は、ラインメモリ55,56,5
7に一時的に格納されている次の隣接ラインデータ、す
なわち第1CCD11で得たL112 と第2のCCD21
で得たL211 およびL212 とが、“1”側に接続が切替
わったスイッチ58,59,60を介して、フィルタ回
路61に供給される。以降同様に、合成画像の互いに隣
接する3本のラインデータ毎に同時にフィルタ回路61
に供給される。
【0047】フィルタ回路61は、遅延回路50から同
時に供給される3本のラインデータの同列の3つの画素
について、先の第2の実施例と同様に互いに相関させ、
新たな画素データとして外部の画像表示装置等に出力す
る。この処理方法は、先の第2の実施例と同様、式
(1)により行われる。
【0048】この動作を合成画像の全てのラインデータ
の出力が終了するまで繰り返し行われ、各CCD11,
21等の性質差による不要な起伏により生じることがあ
る偽像を除去された新たな合成画像を得ることができ
る。
【0049】以上のように本実施例によれば、第2実施
例と同様の効果が得られるとともに、第2実施例におけ
るフレームメモリへの書込みが不要となるために、第2
実施例で生じていたフレーム遅れを低減することができ
る。なお、本実施例のフィルタ処理は、そのフィルタ長
を3本のラインデータとしているが、それ以上のフィル
タ長により行うこととしてもよい。この場合には、その
フィルタ長の増加に応じて、ラインメモリを増設すれば
対応することができる。
【0050】次に第4の実施例について説明する。本実
施例は、CCDの光電変換特性幅の制限によるダイナミ
ックレンジを向上させるものである。図14は本実施例
の光学系の構成を示す概略図であり、図15は本実施例
の光学系を除く構成を示す図であり、図16は本実施例
の作用について説明する図であり、図17および図18
はそれぞれ第1画像と第2画像の画素番号について示す
図である。なお、先の第1実施例と同一部分は同一符号
を付して、説明は省略する。
【0051】本実施例装置の光学系は、第1の実施例の
光学系と同様であるが、ハーフミラー10bと第2CC
D21との間に、光量を1/Nに減衰する1/N光減衰
器70が設けられている点で相違する。
【0052】この1/N光減衰器70によって、第2C
CD21の撮像領域に結像される光学像の光量は1/N
に減衰されることになる。この結果、図16に示したし
たように、もしCCDの光電変換特性幅の制限値を越え
る光量がハーフミラー10bから出力されたとしても、
第2CCD21にはその制限の範囲内で正常の光電変換
を行うことができるが、第1CCD11は、ハーフミラ
ー10bから出力された光学像をそのまま撮像すること
となり、その制限値を越える光量部分(図16の(2)
部分)を光電変換する画素において正常の光電変換を行
えない状態、すなわち飽和状態となる。この飽和状態と
なった第1CCD11の(2)部分の該画素データにつ
いて、その画素データに代えて、第2CCD21の該画
素データに対応する画素データをN倍したものを採用す
るものである。
【0053】選択器83は、第1CCD11から供給さ
れた画像の各画素データについて前記飽和状態となった
ものであるか否かについて判断し、その飽和状態となっ
たものでない場合にはそのまま外部の画像表示装置等に
出力し、一方、飽和状態となった画素データを発見した
ときには、その画素データに代えて、第2CCD21で
撮像した画素データを出力するものである。ただし、第
1実施例で説明した通り、第2CCD21の光学像に対
する撮像領域の位置は、分解能を向上させる目的で、第
1CCD11の光学像に対する撮像領域の位置に比し、
1/2画素分ずれて設置されていることから、代用する
第2CCD21の画素データは、第1CCD11で飽和
した画素に重なる2つの画素データについて平均処理し
たものを用いる必要がある。そのために、第2CCD2
1から選択器83への経路途中に3つのラインメモリ7
6,77,78を有する遅延回路を設けている。
【0054】この遅延回路は、第2CCD21からの出
力を3つのラインメモリ76,77,78のいずれに供
給するかを選択するスイッチ75と、垂直方向に隣接す
る3本のラインデータをそれぞれ一時的に記憶するライ
ンメモリ76,77,78と、そのラインメモリ76,
77,78の出力タイミングを制御して垂直方向に隣接
する2本のラインデータを同時に出力させるスイッチ7
9,80と、それら2本のラインデータ同列の2つの画
素データを平均する平均処理部81と、その平均処理部
81からの画素データを1/N光減衰器70による減少
量を復元するべくN倍する乗算器82とからなる。な
お、スイッチ75とスイッチ79,80の接続切替え制
御は、図示しない制御器により行われる。
【0055】次に以上のように構成された本実施例装置
の動作について説明する。なお、第1CCD11で撮像
した画像は図17に示したような画素配列であるとし、
第2CCD21で撮像した画像は図18に示したような
画素配列であるものとする。通常動作時、すなわち第1
CCD11からの画素データが飽和状態を示すものでは
ないときには、第1CCD11で撮像し得た画素データ
群(画像)は増幅器12、A/D変換器13、スイッチ
71、ラインメモリ72または73、スイッチ74、お
よび選択器83を介して、外部の画像表示装置等に出力
される。
【0056】選択器83が、飽和状態を示す画素デー
タ、例えばa22を発見した場合、その画素データa22
代えて、第2CCD21から遅延回路を介して選択器8
3に供給されているb21とb22を平均しかつN倍したデ
ータが出力される。この出力は、画像表示装置30でモ
ニタの画素マトリクスサイズに応じて適当な縦横比に変
換されて表示される。
【0057】このように、本実施例によれば、CCDの
光電変換特性幅の制限によるダイナミックレンジを向上
させることができ、ハレーションによるアーチファクト
を解消することができる。
【0058】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、種々変形して実施可能である。例えば、上記
実施例では、本発明をX線テレビ診断装置に適用してい
るが、もちろん他種の装置に適用してもよいし、単体で
TVカメラ等として用いてもよい。
【0059】また、上記実施例では2つのCCDを用い
たが、CCDは2つに限られることはなく、複数であっ
てもよい。この場合、原光学像の分岐数も、これに応じ
て複数とし、各CCDの感光領域に対する光学像の結像
領域のずれも、画素の縦サイズSの分岐数分の一に調整
する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光学像を
入力し、その光学像を複数の光学像に分岐して出力する
光学系と、上記光学系で分岐された各光学像に対応して
設けられ、上記各光学像の全体を感光領域で受けて電気
信号として出力する複数の撮像手段と、上記各撮像手段
からの出力を受けて1枚の像に合成する合成手段とを具
備する。したがって、光学系で複数に分岐した各光学像
の全体を対応する複数のCCDそれぞれで各別に撮像
し、それらを合成するので、解像度を向上すると共に原
光学像の光量を損なうことなく全て利用してエネルギー
伝達効率をも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の多板式CCDカメラの構成を示す
図。
【図2】第1CCDの感光領域に対する第1光学像の結
像領域を示す図。
【図3】第2CCDの感光領域に対する第2光学像の結
像領域を示す図。
【図4】第1実施例の多板式CCDカメラによる各処理
による光学像の変化を示す図。
【図5】第1実施例による合成処理を説明する図。
【図6】第1実施例の各処理のタイミングおよび撮像タ
イミングに対する外部への出力タイミングの遅れを示す
タイミング図。
【図7】第2実施例の光学系を示す図。
【図8】第2実施例の光学系を除く構成を示す図。
【図9】第2実施例の多板式CCDカメラによる各処理
による光学像の変化を示す図。
【図10】第2実施例による合成処理を説明する図。
【図11】第2実施例の合成処理による合成画像の画素
配列を示す図。
【図12】第3実施例の光学系を除く構成を示す図。
【図13】第3実施例のラインメモリからの出力順序を
示す図。
【図14】第4実施例の光学系を示す図
【図15】第4実施例の光学系を除く構成を示す図。
【図16】第4実施例の作用について説明する図。
【図17】第1画像の画素番号を示す図。
【図18】第2画像の画素番号を示す図。
【符号の説明】
1…多板式CCDカメラ、2…X線管、3…イメージイ
ンテンシファイア、10…光学系、11…第1CCD、
12,22…プリアンプ、13,23…アナログディジ
タル変換器、14,17,24,27,28…切換スイ
ッチ、15…第1ラインメモリ、16…第2ラインメモ
リ、20…制御回路、21…第2CCD、25…第3ラ
インメモリ、26…第4ラインメモリ、30…画像表示
装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を入力し、その光学像を複数の光
    学像に分岐して出力する光学系と、 前記光学系で分岐された各光学像に対応して設けられ、
    前記各光学像の全体を感光領域で受けて電気信号として
    出力する複数の撮像手段と、 前記各撮像手段からの出力を受けて1枚の像に合成する
    合成手段とを具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記各撮像手段は、前記光学系からの前
    記光学像を所定の順序で一次元に並び変えて出力するも
    のであり、 前記合成手段は、前記各撮像手段からの出力を1ライン
    づつ交互にタイミングをずらして出力するものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の撮像手段の中の一の撮像手段
    は、他の撮像手段に対して、前記光学系からの前記光学
    像を所定の方向にずれて受光するよう配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 原光学像を分岐して2つの光学像を得る
    光学系と、 前記光学系によって得られた前記2つの光学像の中の一
    の光学像を撮像する第1の撮像手段と、 前記光学系によって得られた前記2つの光学像の中の他
    の光学像を撮像する第2の撮像手段と、 前記第2の撮像手段と前記光学系との間に介在し、前記
    他の光学像の前記第2の撮像手段への入光量を所定の減
    衰率で減衰する光量減衰手段と、 前記第1の撮像手段で得た画像データから所定値に達し
    ている画素を選択し、その画素をその画素と同じ位置の
    前記第2の撮像手段で得た画素に代える手段とを具備す
    ることを特徴とする撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006166000A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sony Corp 撮像装置および撮像方法
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JP2012090357A (ja) * 2002-02-21 2012-05-10 Candela Microsystems Inc 画像を転送する方法、イメージ・センサシステム、およびイメージ・センサ

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