JPH0620546Y2 - 消火器の外筒 - Google Patents

消火器の外筒

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JPH0620546Y2
JPH0620546Y2 JP2684288U JP2684288U JPH0620546Y2 JP H0620546 Y2 JPH0620546 Y2 JP H0620546Y2 JP 2684288 U JP2684288 U JP 2684288U JP 2684288 U JP2684288 U JP 2684288U JP H0620546 Y2 JPH0620546 Y2 JP H0620546Y2
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fire extinguisher
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至郎 山本
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Teijin Ltd
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は軽量な消火器の外筒に関する。さらに詳細に
は、消火器のうち、粉末消火器といわれる一群の消火器
の外筒、つまり粉末消火剤と高圧ボンベに入った噴射ガ
スを収める外筒に関する。
[従来の技術及びその問題点] 粉末消化器は消化能力,操作性,保存性等の観点から種
々の利点があり近年盛んに使用されている。その加圧式
の簡単な構造の説明をすると、消火器には炭酸カルシウ
ム等を主剤とする消火剤とこの消火剤を噴射させるため
の窒素ガス又は炭酸ガスが収納されており、前者と後者
はそれぞれ別の容器に収められて使用時に後者を前者に
導入して噴射させるように構成されている。噴射用のガ
スは高圧ガスであるため鉄製のボンベに収められてお
り、消火剤も使用時には噴射ガスが吹き込まれるため鉄
製の容器に納められている。この容器のうち消火剤の容
器の方が圧倒的に大きく、従ってその重量も大きい。一
方、噴射ガスの容器はしばしば消火剤の容器の中に収め
られる。従って消火剤の容器は必ず外気雰囲気に触れる
ことになる。
この型の消火器は有効で取扱い易いが、それでもその重
量は携行にはかなりの負担になり、常用される10型,20
型でも婦人や子供等にとって扱い易い重量とは云い難
い。
また、海浜,船上,化学工場等では腐食性雰囲気にさら
され易く、従って外筒が腐食し易いという問題もある。
一方、耐圧容器を複合材料で作ることは既に行われてい
る。この容器は予めアルミニウム合金等の薄手の内層容
器(内筒)を作り、容器のノズル部を別途製作してこの
内層容器の端に取付け、その上にフィラメントワインデ
ング法で繊維と樹脂とを巻き付けたのち、樹脂を硬化さ
せるものである。この方法によれば軽量の優れた容器が
得られるが、その素材,工作法から高価にならざるを得
ず,一般家庭・事業所等で用いる消火器の部品としては
採用し難いものであった。また、アルミニウム合金を用
いた容器も、フィラメントワインデングに際して鏡部を
補強するガラス繊維も、ともに軽量化に関してはかなら
ずしも十分に好ましいものではない。特に鏡部を補強す
るガラス繊維は円筒部では補強効果不良であり、多くの
場合、設計に際して補強効果を無視される。また、鏡部
で円筒部との接点は所要強度に基づいた量が用いられる
が、この量に基づいて繊維の使用量が決まるので、頂部
付近では過剰な繊維が用いられることになる。
[問題を解決するための手段] 本考案者は、これらの課題を解決するために消火器の外
筒のハイブリット化を研究し本考案に到達した。
即ち、本考案に係る消火器の外筒は、ブロー成形したブ
ラスチック製のボンベ状の容器と、その直胴部の外周の
みを繊維補強し、かつ鏡部を含めて全体を樹脂補強した
容器であることを特徴とするものである。
以下、更に本考案の具体的な内容を添付図面を用いて、
かつ、実際の製造方法の例を示しながら順次説明する。
在来の複合材料製の高圧容器において内筒として薄手の
軽合金の容器を用いるのは、一つにはフィラメントワイ
ンデング法で容器を造る場合、繊維と樹脂とを巻き付け
る型(マンドレル)が必要であること、軽くするために
はこの型を巻き上げ後取り外すべきだが、ボンベ状の場
合には容器の構造上取り外し難く、従って取り外さない
で置くため軽量の材質を用いる必要があることと、繊維
補強樹脂のみで構成した場合、僅かではあるがガスを通
すことが上げられる。また、容器のノズル部は繊維を巻
き難いので肉厚の部品を別途取付けている。これらは実
際の製造に当って大きなコスト要因となっている。
本考案の場合、加圧式の場合には長時間にわたり消火剤
容器にガスを入れて置くことはないので一般のプラスチ
ックからなる内筒にしたのが特徴であり、プラスチック
成形法においてノズルを予め取り付けた内筒を一体成形
出来る有利な方法としてブロー成形があることを活用し
て製造する。蓄圧式消火器の場合には内筒の材料として
ガスを通さない、特殊な樹脂を用いる。このような樹脂
としては例えば塩化ビニリデン,ポリエーテルエーテル
ケトン等が挙げられる。
第1図において、1はブロー成形による樹脂(プラスチ
ック)製の内筒である。ブロー成形には融点以上の樹脂
パイプから成形する方法とガラス転移点以上融点以下で
実施する方法があるが何れに依ってもよい。成形に際し
て容器のノズル2は取り付けて実施する。このノズルは
1個取付ける方法と2個取付ける方法がある。ブロー成
形としてはノズル1個の方が普通である。ノズルを2個
とする場合は1個を通常のノズルとし、もう1個を穴の
無い盲ノズルとして原料樹脂パイプの両端に取り付けて
ブロー成形する。この際、取り付けるノズルの肉厚は十
分な耐圧性をもつように選ぶ。
ブロー成形する内筒の原料は成形出来る樹脂なら何でも
良いが、ポリプロピレン,ポリエステル等を用いるのか
適当である。蓄圧式消火器の場合には上述した如きガス
バリア性の良好な樹脂であることが好ましい。
出来上がった内筒は、例えばフィラメントワインデング
機に装着して補強繊維3を巻き付ける。この際、通常は
樹脂を繊維に含浸しながら巻き上げる。本考案では樹脂
を含浸しながら巻き上げることは必須ではない。また、
この際に一般のフィラメントワインデングボンベと異な
り、その直胴部をフープ巻きすることのみに留める。フ
ィラメントワインデングの代わりに、繊維シートを巻き
つけてもよい。
補強繊維3はガラス繊維が一般的であるが、炭素繊維・
アラミド繊維等、何でもよい。一般の複合材料補強には
用いられることが少ないポリエステル、殊に高強度ポリ
エステル繊維等も内筒の材料とマトリックス樹脂次第で
は好適な繊維である。
巻き上げ後、ボンベ状容器の露出部に樹脂4を塗布す
る。この樹脂の塗布は補強繊維巻き付け以前でもよい。
繊維補強部にも同時に塗布してもよい。ノズル等には、
不必要な場合には、塗布しないくとも良い。その後に樹
脂を硬化する。樹脂としては特に限定は無いが不飽和ポ
リエステル,エポキシ等の熱硬化性樹脂が好ましい。但
しこれらに熱可塑性樹脂を加えて実施することも好まし
い。
かくして製造された消火器外筒は第1図の如く、プラス
チック製のボンベ状容器(内筒)1の直胴部の外周のみ
に補強繊維3又はそのシートが巻回されて有効に補強さ
れ、しかも全体の外側に樹脂の層が存在するため、更に
十分な補強が行われる。
[実施例] ポリエチレンテレフタレートで内筒をブロー成形で作っ
た。射出成形で直径35mm,重量140gのパリソンを作っ
た。これをブロー成形して直径120mm,長さ380mmのボト
ルとした。
このボトルに市販エポキシ樹脂(『エピコート』828,
『エピキュア』113。共に油化シェル製)を塗布し、円筒
部のみに難燃紙を巻いた。
樹脂が半硬化の状態で、同じ樹脂を含浸したガラス繊維
(日東紡製)を直胴部のみにフープ巻きした。1,200de
のものを5本並べ、0.125インチピッチで巻き上げた。
巻き終わって、更にノズル部以外の全表面に上記のエポ
キシ樹脂を塗布し、ウレタン樹脂を塗布して乾燥・硬化
した。得られた補強ボンベは30kg/cm2の水圧でも破壊
しなかった。なお、ブロー成形した内筒は12kg/cm2
実質的に破壊した。一般に加圧式の消火器の容器の使用
圧力は9.8kg/cm2以下、試験圧力は19.6kg/cm2であ
る。
[効果] 以上の如き構造の本考案の消火器用の外筒は、本体がプ
ラスチック及び繊維からなるため、軽量で、耐食性に富
み、且つ、目的に対して十分な物性を有し、且つ、一般
の複合材料ボンベより安価である。しばしば、鋼製のボ
ンベに匹敵する安価なボンベになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の消火器の外筒の構造を示す一部切欠き
断面図である。 1……内筒,2……容器ノズル部, 3……補強繊維,4……補強樹脂

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形したプラスチック製のボンベ状
    容器における直胴部の外周のみに繊維及び/又は繊維の
    シートが巻回されており、かつ繊維を巻き上げてない部
    分も含めて実質上全体に樹脂を塗布してあることを特徴
    とする消火器の外筒。
  2. 【請求項2】ブロー成形したプラスチック製のボンベ状
    容器の直胴部の外周のみに繊維をフィラメントワインデ
    ング法で巻き上げ、かつ全体を樹脂塗装してある請求項
    1記載の消火器の外筒。
JP2684288U 1988-03-02 1988-03-02 消火器の外筒 Expired - Lifetime JPH0620546Y2 (ja)

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JP2684288U JPH0620546Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 消火器の外筒

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JPH01130753U JPH01130753U (ja) 1989-09-05
JPH0620546Y2 true JPH0620546Y2 (ja) 1994-06-01

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JP5160479B2 (ja) * 2009-02-27 2013-03-13 株式会社初田製作所 消火器及び消火剤貯蔵容器

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JPH01130753U (ja) 1989-09-05

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