JPH06205704A - 旅行用トランク - Google Patents

旅行用トランク

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JPH06205704A
JPH06205704A JP5018183A JP1818393A JPH06205704A JP H06205704 A JPH06205704 A JP H06205704A JP 5018183 A JP5018183 A JP 5018183A JP 1818393 A JP1818393 A JP 1818393A JP H06205704 A JPH06205704 A JP H06205704A
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Taneo Wakamatsu
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Kyowa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再利用が容易な合成樹脂を使用し、開口縁補
強用の金属製枠を使用しなくてもトランク本体と蓋体と
の接合部に隙間が生じにくい旅行用トランクを提供す
る。 【構成】トランク本体と蓋体とを再利用容易な合成樹脂
材にて成形し、両者の開口縁を二重構造とし、側面の開
口縁の接合線を上端側で本体の正面側に傾斜させ、この
接合線の上下中間部位にトランク本体と蓋体との相互を
係止具で相互に係止するようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は旅行用トランクの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来旅行用トランクは、「図9」に示す
ごとく、正面110と本体上面120と一方側本体側面
130と他方側本体側面140と本体底面150とを有
した箱状合成樹脂製のトランク本体100と、背面21
0と蓋上面220と一方側蓋側面230と他方側蓋側面
240と蓋底面250とを有した箱状合成樹脂製の蓋体
200とを、その本体底面150と蓋底面250との両
開口辺部151,251を蝶番3,3によってヒンジ連
結するものが最も一般的である。
【0003】そして、合成樹脂材としては、ABS樹脂
等の大きな剛性を有するものが使用され、さらに剛性を
大きくするため「図9」に示すようにトランク本体10
0と蓋体200との開口縁にはアルミニューム等の金属
製の枠160,260を取り付けてある。
【0004】なお、「図9」において、1はトランク本
体100と蓋体200とを相互に着脱可能に連結係止す
る錠体、2,2は把手(ハンドル)を示すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の旅
行用トランクの最大の課題は、不要となった旅行用トラ
ンクを廃棄すると、合成樹脂等の材質が再資源として利
用されることが現状では皆無なことである。
【0006】すなわち、エンジニアリングプラスチック
と称されているABS樹脂、ナイロン樹脂等の、触媒と
厳格な温度条件のもとに分子の架橋状態を改善した合成
樹脂は、大きな剛性を有するも、使用後に廃棄物とされ
た物は、破砕することも困難であるという課題を有して
いる。また、仮令破砕しても、これらエンジニアリング
プラスチックは再度加熱し溶融して成形材料に使用する
と、当初の性状が保てない傾向を有していることはよく
知られたものであり、現代の技術では材質自体が再資源
化に適さない性質を有しており、さらには開口縁に取り
付けた金属製の枠160,260等の異質材の除去が非
常に手数を要するのも再資源化の大きな支障原因となっ
ている。
【0007】そして、廃棄されたものを再度資源として
利用せずに、焼却すれば合成樹脂材は有害ガスが発生す
ると共に、異常高温を生じて焼却炉を破損することがあ
り、さらには、埋立処分しても、大変嵩張るばかりか、
自然分解されないという課題を有している。
【0008】そこで、本発明者はエンジニアリングプラ
スチックに代え、再生利用が容易な剛性が小さい合成樹
脂材を使用し、除去することが最も困難な上記開口縁枠
160,260を省略した旅行用トランクを製造せんと
試みたが、「図8」に示すごとく、床面Fに置いて腰掛
ける等して上方から矢印Pの力が加わると、トランク本
体100と蓋体200との接合部は同図一点鎖線で示す
ように湾曲して開口接合部に隙間を開けてしまい、体裁
が悪いばかりか、収納物がはみ出したり脱落する等のお
それを生ずる課題を有することが判明した。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、剛性は小さいが再利用が容易な合成樹脂
を使用し、開口縁補強用の金属製枠を使用しなくてもト
ランク本体と蓋体との接合部に隙間が生じにくい旅行用
トランクを提供することを目的としたものである。
【0010】また、本発明の別の目的は、開口縁補強用
の金属製枠を省略することで製造が容易で軽量化が可能
となるので、より安価で、使い易い構成の旅行用トラン
クを提供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、正面110と本体上面120と一方側
本体側面130と他方側本体側面140と本体底面15
0とを有した箱状の合成樹脂性のトランク本体100
と、背面210と蓋上面220と一方側蓋側面230と
他方側蓋側面240と蓋底面250とを有した箱状合成
樹脂製の蓋体200とを、その本体底面150と蓋底面
250との両開口辺部151,251を蝶番3によって
ヒンジ連結した旅行用トランクにおいて、上記トランク
本体100と蓋体200とは、再利用容易な合成樹脂材
にて成形し、上記トランク本体100の本体上面120
と一方側本体側面130と他方側本体側面140と本体
底面150との開口部、及び蓋体200の蓋上面220
と一方側蓋側面230と他方側蓋側面240と蓋底面2
50との開口部は、夫々二重内壁部8を一体成形した二
重構造となし、上記二重内壁部8は、本体底面150と
蓋底面250との部位を除いて、トランク本体100と
蓋体200との開口縁より外方に突出し、該蓋体200
を閉じ合わせると対向する二重内壁部8,8が互いの側
方に進入するようになし、さらに、上記本体100の一
方側本体側面130と他方側本体側面140との両開口
辺131,141は、その本体底面150側端より一定
距離までの部位は正面110と略平行な直線状部131
a,141aとなし、この直線状部131a,141a
より本体上面120側部位は本体上面120側に向かっ
て順次正面110に近づく斜線状部131b,141b
となし、また、上記蓋体200の一方側蓋側面230と
他方側蓋側面240との両開口辺231,241は、そ
の蓋底面250側端より一定距離までの部位は背面21
0と略平行な直線状部231a,241aとなし、この
直線状部231a,241aより蓋上面220側部位は
上記斜線状部131b,141bに対応して蓋上面22
0側に向かって順次背面210より離れる斜線状部23
1b,241bとなし、上記正面110の一方側本体側
面130と本体底面150との角部と、背面210の一
方側蓋側面230と蓋底面250との角部とには、周面
の一部が該一方側本体側面130と本体底面150及び
一方側蓋側面230と蓋底面250の夫々の外方に突出
する車輪4,4を取り付け、また、本体底面150と蓋
底面250との他方側本体側面140側及び他方側蓋側
面240側にはキャスター5,5を取り付け、また、本
体100の一方側本体側面130には曳行用の引手収納
凹部142を設け、この引手収納凹部142内には引手
7を枢着して収納し、上記斜線状部131b,141b
及び斜線状部231b,241bの下端側近傍部位に
は、トランク本体100と蓋体200とを相互に着脱可
能に連結係止する係止具6,6を設けたことを特徴とす
る技術的手段を講じたものである。
【0012】
【作用】それ故、本発明旅行用トランクは「図8」に示
すごとく、床面F上に置いて、トランク本体100と蓋
体200との頂面部に腰掛ける等して矢印Pで示す垂直
下方の力を加えると、該トランク本体100と蓋体20
0とは上下中央部位が共に外側に膨らむように撓むこと
になるのは従来と同じである。
【0013】しかし、本発明は係止具6,6を使用して
いるため、この係止具6,6が支点(「図8」の床面F
に接触する部位)と力点(「図8」のトランク本体10
0と蓋体200との頂面)の間に位置して、垂直下方の
力に対してトランク本体100と蓋体200とが撓もう
とするのに対しては、上記支点と力点との距離を分断す
る作用を呈する。
【0014】すなわち、上記係止具6,6は垂直下方の
力が加わった際にトランク本体100と蓋体200とが
撓んで両者の間に間隙が発生するのを支点と力点の距離
を分断して短縮することで防ぐ作用を呈するものであ
る。
【0015】また、本発明は斜線状部131b,141
b,231b,241bを設けているため、この斜線状
部131b,141b,231b,241bは、上記垂
直下方への力の一部を斜め下方に向うように方向を変換
する作用を呈する。
【0016】すなわち、上記斜線状部131b,141
b,231b,241bを設けることで、一方側本体側
面130と他方側本体側面140及び一方側蓋側面23
0と他方側蓋側面240はその幅を変更することにな
り、垂直下方に加わる力をこの幅の変更で斜め方向に伝
播して、この斜め方向への力の伝播分が力の加わる方向
転換となり、さらには、上記斜線状部131b,141
b,231b,241bどうしが擦れ合うことで、垂直
下方の力の一部を斜め方向に逃がして、この斜線状部1
31b,141b,231b,241bより下部への影
響力を減衰する作用を呈するものである。
【0017】また、トランク本体100と蓋体200と
の開口縁を二重内壁部8を一体成形したため、この二重
内壁部8,8は補強作用を呈すると共に、上記のごと
く、トランク本体100と蓋体200とが撓んで両者の
間に多少の間隙が発生しても、重なった両二重内壁部
8,8は重なり量が減少する程度で、収納物の脱落を防
ぐように作用するものである。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図中100がトランク本体、200が
蓋体である。該トランク本体100は、正面110と本
体上面120と一方側本体側面130と他方側本体側面
140と本体底面150とを有した箱状となっているの
は従来と同じである。また、上記蓋体200は、背面2
10と蓋上面220と一方側蓋側面230と他方側蓋側
面240と蓋底面250とを有した箱状となっているの
は従来と同じである。
【0019】上記トランク本体100と蓋体200との
材質は、再利用が容易な合成樹脂材を使用している。前
述もした通り、従来一般的には、剛性の大きいABS樹
脂等を使用していたが、本発明は剛性が小さいポリプロ
ピレン樹脂等を使用できることが特徴であり、しかも、
この種剛性の小さい合成樹脂材は同質の再生原料材を混
入すると折り曲げ強度は多少低下するも剛性は向上する
傾向を有するので、所定割合で再生原料を混合したもの
を使用するのもむしろ望ましいものである。
【0020】そして、上記トランク本体100と蓋体2
00とは、その本体底面150と蓋底面250との両開
口辺部151,251を蝶番3によってヒンジ連結して
あるのも従来と同じである。
【0021】なお、上記蝶番3も従来公知な物を使用す
ればよいが、本実施例で構造の簡略化のため、両開口辺
部151,251自体がヒンジ軸3a(「図3」参照)
によって互い枢着される方式を採用している。
【0022】また、上記トランク本体100の本体上面
120と、蓋体200の蓋上面220とには、両者を着
脱可能に係止し係止状態を錠止できるようになした錠体
(図示せず)と、携行用ハンドル2(通常、本体上面1
20側に取り付ける。)とを設けているのも従来と同じ
である。なお、この携行用ハンドル2は基端部をトラン
ク本体100に枢着して、不使用時は本体上面120に
平らに重ねておくことができるようになしてある。ま
た、上記錠体は「図9」の従来例の他に従来公知なもの
が種々利用可能であることは無論であるので、図示及び
その詳細な説明は省略する。
【0023】そして本発明は、上記トランク本体100
の本体上面120と一方側本体側面130と他方側本体
側面140と本体底面150との開口部、及び蓋体20
0の蓋上面220と一方側蓋側面230と他方側蓋側面
240と蓋底面250との開口部は、夫々二重内壁部8
を一体成形した二重構造となしてある。
【0024】上記開口縁部を二重構造となした目的は、
剛性の向上とパッキン9を装着するためである。すなわ
ち、本体上面120と一方側本体側面130と他方側本
体側面140と本体底面150と蓋上面220と一方側
蓋側面230と他方側蓋側面240と蓋底面250との
各面を二重内壁部8を一体連設して、その断面形状が略
U字状に形成してある。
【0025】上記二重内壁部8の形成は、本体上面12
0と蓋上面220と本体底面150と蓋底面250とに
おいては、夫々の開口縁側を所定幅で外方(トランク本
体100と蓋体200との外方)に膨出した膨出部8a
となし、「図4」と「図6」とに示すごとく、この膨出
部8aの内側に、本体上面120,蓋上面220,本体
底面150,蓋底面250の各面と略同一面上に、該二
重内壁部8を配してなる。また、一方側本体側面130
と他方側本体側面140と一方側蓋側面230と他方側
蓋側面240とは、上記膨出部8aに相当するものを設
けてもよいが、本実施例では体裁向上のため、「図5」
に示すごとく、これら各面の内側に略同幅の二重内壁部
8を配して、外面側は目立つ突出物がない滑らかな面と
なるようにしてある。
【0026】なお、上記二重内壁部8は、本体上面12
0と一方側本体側面130と他方側本体側面140と本
体底面150と蓋上面220と一方側蓋側面230と他
方側蓋側面240と蓋底面250との各面と平行に連接
されると共に、適宜間隔ごとに連結用縦リブ10,1
0,10・・・で連結して補強効果を向上できるように
なしてある。
【0027】また、上記二重内壁部8は、本体底面15
0と蓋底面250との部位を除いて、トランク本体10
0と蓋体200との開口縁より外方に突出し、該蓋体2
00を閉じ合わせると対向する二重内壁部8,8が互い
の側方に進入するようになしてある。
【0028】すなわち、上記蓋体200側の二重内壁部
8と、トランク本体100側の二重内壁部8とは、蓋体
200を閉じ合わせた際に、互いに対抗する物どうしが
その先端を衝合するのではなく、「図4」ないし「図
6」に示されるごとく、互いに食い違い状態に重なる様
になして閉蓋機能を確実化するようになしてある。
【0029】なお、上記二重内壁部8,8を互いに食い
違い状態に重ねる際に、前記連結用縦リブ10,10,
10・・・が支障となる場合があるので、必要な縦リブ
10には二重内壁部8の先端部が入り込むことのでき
る、逃げ用切溝部10a,10a,10a・・・を設け
ておくとよい。
【0030】また、上記二重内壁部8,8を互いに食い
違い状態に重ねるのは、両者が接合してもよいが、両者
の間に多少のクリアランスを有さないと蓋体200の開
閉に支障を生ずることがある。また、前記において、二
重内壁部8は、本体底面150と蓋底面250との部位
を除いて、トランク本体100と蓋体200との開口縁
より外方に突出するとしたには、この部位が蝶番3に近
いので蓋体200の開閉で互いに衝突する蓋然性が多い
のでこれを避けるるためであり、そのおそれがない場合
はこの部位においてもトランク本体100と蓋体200
との開口縁より外方に突出するようになしても無論差し
支えはない。
【0031】また、上記パッキン9は、断面L字状に構
成され、その一端を上記連結用縦リブ10,10,10
・・・に設けたパッキン用切り溝部10b,10b,1
0b・・・内に圧入して保持し、他端はトランク本体1
00と蓋体200との開口縁に当接するようになしてあ
る。
【0032】そして、本発明は上記本体100の一方側
本体側面130と他方側本体側面140との両開口辺1
31,141は、その本体底面150側端より一定距離
までの部位は正面110と略平行な直線状部131a,
141aとなし、この直線状部131a,141aより
本体上面120側部位は本体上面120側に向かって順
次正面110に近づく斜線状部131b,141bとな
してある。
【0033】すなわち、本体100の一方側本体側面1
30と他方側本体側面140は、その下部は略一定幅で
あるが、上部は開口側が傾斜して上方に向かって順次幅
を狭くするように構成してある。
【0034】また、上記蓋体200の一方側蓋側面23
0と他方側蓋側面240との両開口辺231,241
は、その蓋底面250側端より一定距離までの部位は背
面210と略平行な直線状部231a,241aとな
し、この直線状部231a,241aより蓋上面220
側部位は上記斜線状部131b,141bに対応して蓋
上面220側に向かって順次背面210より離れる斜線
状部231b,241bとなしてある。
【0035】すなわち、蓋体200の一方側蓋側面23
0と他方側蓋側面240とは、本体100の一方側本体
側面130と他方側本体側面140とに適合し、その下
部は略一定幅であるが、上部は開口側が傾斜して上方に
向かって順次幅を広くするように構成してある。
【0036】そして、上記正面110の一方側本体側面
130と本体底面150との角部と、背面210の一方
側蓋側面230と蓋底面250との角部とには、周面の
一部が該一方側本体側面130と本体底面150及び一
方側蓋側面230と蓋底面250の夫々の外方に突出す
る車輪4,4を取り付けてある。
【0037】上記車輪4,4は、その車軸を正面110
と背面210とに止着されるのは無論で、また、該車輪
4,4の大部分は正面110と背面210と下部角部に
設けた車輪収納凹部内に収納されて体裁を向上すると共
に、該車輪4,4が使用時(トランク曳行時)に他のも
のに衝突して破損しないようにしている。
【0038】また、本体底面150と蓋底面250との
他方側本体側面140側及び他方側蓋側面240側には
キャスター5,5を取り付けてある。このキャスター
5,5は、車軸保持体5aが本体底面150または蓋底
面250側に縦軸5bによって枢支され、車軸はこの縦
軸5bを回転中心軸に回動可能となしトランクを曳行す
る際にキャスター5,5がその方向に向くように追従し
て回動し、曳行方向の転換を容易にする従来公知なもの
が使用される。
【0039】また、本体100の一方側本体側面130
には曳行用の引手収納凹部142を設け、この引手収納
凹部142内には引手7を枢着して収納してある。この
引手7は上端を本体100に枢着し、常時は図では省略
したスプリングでその全体が引手収納凹部142内に収
納される回動方向に付勢され、使用時は該スプリングの
付勢力に抗して引手収納凹部142よりその下部を取り
出す方向に回動し、該引手7を握持して、車輪4,4側
を接地し、キャスター5,5側は浮き上がるようにトラ
ンクを傾斜させ、該車輪4,4を床面Fまたは地面上を
転動させて曳行するようになしてある。
【0040】そして上記斜線状部131b,141b及
び斜線状部231b,241bの下端側近傍部位には、
トランク本体100と蓋体200とを相互に着脱可能に
連結係止する係止具6,6を設けてなる。
【0041】上記係止具6は、仰伏動レバー6aと、こ
の仰伏動レバー6aによって進退する(「図7」矢印P
方向に移動する。)フック6b(このフック6bは、通
常基端を移動可能に枢支され矢印P1方向にも回動可能
となしてある。)とで構成された従来公知なものが使用
される。この係止具6自体は従来公知なものが種々利用
できるのでその内部構成は図示、説明共に省略するが、
本体100の一方側本体側面130と他方側本体側面1
40とに係止具収納凹部132を形成し、蓋体200の
一方側蓋側面230と他方側蓋側面240とには上記フ
ック6が係合する突出段部142を夫々設けてなる。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記のごときで、トランク本体
100と蓋体200とを再利用容易な合成樹脂材にて成
形してあると共に、縁金具を使用していないので、破棄
後は容易に破砕して再利用でき、地球資源の有効活用に
貢献できる旅行用トランクを提供できるものである。
【0043】また、本発明はトランク本体100と蓋体
200の側面を二重構造とし、その開口編を途中で屈曲
し、その屈曲部近傍にトランク本体100と蓋体200
との相互を着脱可能に係止する係止具6を設けてなるの
で、上面側と下面側とを押し潰す力に対して大きな効力
を有し、再利用容易な合成樹脂材の利用と、縁金具の省
略を可能とし、製造が容易で、安価な旅行用トランクを
提供できるものである。
【0044】また本発明は、車輪4、4と、引手7と、
キャスター5,5とを組み合わせて使用したため、曳行
時にキャスター5,5を浮かす使用例と、該キャスター
5,5を接地したままの使用例とが可能で、多彩な使用
者の体格、使用状況に適合できる使用し易い旅行用トラ
ンクを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明旅行用トランクの一実施例を示す正面図
である。
【図2】左側面図である。
【図3】右左側面図である。
【図4】「図1」のA−A線部断面図である。
【図5】「図3」のB−B線部断面図である。
【図6】「図1」のC−C線部断面図である。
【図7】「図3」のD−D線部断面図である。
【図8】従来例側面図である。
【図9】別の従来例斜視図である。
【符号の説明】
3 蝶番 4 車輪 5 キャスター 6 係止具 7 引手 8 二重内壁部 100 トランク本体 110 正面 120 本体上面 130 一方側本体側面 131 開口辺 131a 直線状部 131b 斜線状部 141 開口辺 141a 直線状部 141b 斜線状部 143 他方側本体側面 150 本体底面 151 開口辺部 200 蓋体 210 背面 220 蓋上面 230 一方側蓋側面 231 開口辺 231a 直線状部 231b 斜線状部 240 他方側蓋側面 241 開口辺 241a 直線状部 241b 斜線状部 250 蓋底面 251 開口辺部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面110と本体上面120と一方側本
    体側面130と他方側本体側面140と本体底面150
    とを有した箱状の合成樹脂性のトランク本体100と、
    背面210と蓋上面220と一方側蓋側面230と他方
    側蓋側面240と蓋底面250とを有した箱状合成樹脂
    製の蓋体200とを、その本体底面150と蓋底面25
    0との両開口辺部151,251を蝶番3によってヒン
    ジ連結した旅行用トランクにおいて、 上記トランク本体100と蓋体200とは、再利用容易
    な合成樹脂材にて成形し、 上記トランク本体100の本体上面120と一方側本体
    側面130と他方側本体側面140と本体底面150と
    の開口部、及び蓋体200の蓋上面220と一方側蓋側
    面230と他方側蓋側面240と蓋底面250との開口
    部は、夫々二重内壁部8を一体成形した二重構造とな
    し、 上記二重内壁部8は、本体底面150と蓋底面250と
    の部位を除いて、トランク本体100と蓋体200との
    開口縁より外方に突出し、該蓋体200を閉じ合わせる
    と対向する二重内壁部8,8が互いの側方に進入するよ
    うになし、 さらに、上記本体100の一方側本体側面130と他方
    側本体側面140との両開口辺131,141は、その
    本体底面150側端より一定距離までの部位は正面11
    0と略平行な直線状部131a,141aとなし、この
    直線状部131a,141aより本体上面120側部位
    は本体上面120側に向かって順次正面110に近づく
    斜線状部131b,141bとなし、 また、上記蓋体200の一方側蓋側面230と他方側蓋
    側面240との両開口辺231,241は、その蓋底面
    250側端より一定距離までの部位は背面210と略平
    行な直線状部231a,241aとなし、この直線状部
    231a,241aより蓋上面220側部位は上記斜線
    状部131b,141bに対応して蓋上面220側に向
    かって順次背面210より離れる斜線状部231b,2
    41bとなし、 上記正面110の一方側本体側面130と本体底面15
    0との角部と、背面210の一方側蓋側面230と蓋底
    面250との角部とには、周面の一部が該一方側本体側
    面130と本体底面150及び一方側蓋側面230と蓋
    底面250の夫々の外方に突出する車輪4,4を取り付
    け、 また、本体底面150と蓋底面250との他方側本体側
    面140側及び他方側蓋側面240側にはキャスター
    5,5を取り付け、 また、本体100の一方側本体側面130には曳行用の
    引手収納凹部142を設け、この引手収納凹部142内
    には引手7を枢着して収納し、 上記斜線状部131b,141b及び斜線状部231
    b,241bの下端側近傍部位には、トランク本体10
    0と蓋体200とを相互に着脱可能に連結係止する係止
    具6,6を設けたことを特徴とする旅行用トランク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6032771A (en) * 1997-02-07 2000-03-07 Travel Time Srl Article of wheeled luggage with extendible towing member
US7997591B2 (en) 2007-04-05 2011-08-16 Retrac Enterprises, Inc. Chassis with retractable wheels
JP2019089191A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 株式会社マキタ 工具収納ケース

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