JPH062057Y2 - チエ−ンのシ−ル装置 - Google Patents

チエ−ンのシ−ル装置

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JPH062057Y2
JPH062057Y2 JP1987019808U JP1980887U JPH062057Y2 JP H062057 Y2 JPH062057 Y2 JP H062057Y2 JP 1987019808 U JP1987019808 U JP 1987019808U JP 1980887 U JP1980887 U JP 1980887U JP H062057 Y2 JPH062057 Y2 JP H062057Y2
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JP
Japan
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seal ring
link plate
bush
chain
seal
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JP1987019808U
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JPS63126640U (ja
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彰能 米谷
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Daido Kogyo Co Ltd
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Daido Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ローラチェーン等のチェーンにおけるシール
装置に係り、詳しくはピンとブッシュとの隙間に充填し
た潤滑油を密封するシールリングを、ローラリンクプレ
ートより突出したブッシュ端部を囲むようにしてピンリ
ンクプレートとローラリンクプレートの間に挟持したシ
ール装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、シールチェーン1は、第3図に示すように、2枚
の鋼製のまゆ形のピンリンクプレート2をピン3にて結
合したピンリンク5と、同様な2枚のローラリンクプレ
ート6をブッシュ7にて結合し、これに回転自在にロー
ラ9を嵌合したローラリンク10とを、ローラリンクプ
レート6より突出したブッシュ7の端部を囲むようにピ
ンリンクプレート2とローラリンクプレート6との間に
断面X状のシールリング11を介在させて交互につな
ぎ、一連の無端状にするように構成されている。これに
より、ピン3とブッシュ7からなるチェーン1の軸受部
に封入した潤滑油をシールして、該軸受部への外部から
の塵埃等の侵入、及び軸受部からの潤滑油の飛散を防止
している。
しかし、上述従来のシールチェーン1のX状リング11
は、そのリップ部11aがピンリンクプレート2とブッ
シュ7との隙間12に咬み込まれて、破損してしまう等
の不具合を生じることがあった。
そこで、第4図に示すように、矩形断面の軸方向と相対
する2つの辺に、順次内方より外方に向って、第1、第
2のリップ13,15及び外方に傾斜するダストリップ
16を設け、かつ半径方向に相対する2つの辺には、そ
の中央部に山型の突起17及び19を設けると共に、該
突起17を、前記第1のリップ13の内方端部13aよ
り内方に突出するように構成して、内方の突起17をブ
ッシュ7に当接し、第1のリップ13の端部13aを隙
間12から遠避けて、該リップ13が該隙間12に咬み
込まれて破損する不具合を防止し得るシールリング20
が案出されている(実公昭57−57245号公報参
照)。
また、第5図に示すように、断面の軸方向と相対する2
つの辺に複数の頂部21,21′,22,22′を形成
し、かつ該外方頂部22,22′をリップ状に、又内方
頂部21,21′をゴブ状に形成し、更に各頂部の間隔
21−21′,22−22′、即ち厚さa,bはa<b
なる関係が成立するようにし、かつ内径Dをブッシュ
7の外径より小さく構成して、複数の頂部21,2
1′,22,22′に略々均等に圧力を付与して、シー
ル効果を良好に保持すると共に、各頂部1個当りの受け
る圧力を小さくてチェーンの屈曲性能を良好にし、かつ
内方に形成した頂部23をブッシュ7の側壁に当接して
隙間12への咬込みを防止したシールリング25が、本
出願人にて案出されている(実公昭55−39164号
公報参照)。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上述した多数のリップを有するシールリング2
0は、突起17のブッシュ7の側壁への当接により、リ
ップ13がピンリンクプレート2とブッシュ7との隙間
12に咬み込まれることを防止することができるもの
の、リップ13,15,16のローラリンクプレート6
及びピンリンクプレート2に対する接触面積が、上述し
たX状のシールリング11に比して増大すると共に、特
に中央の第2のリップ15が撓みにくい形状となるた
め、チェーンの屈曲性能を低下し、更に、チェーン組立
て時、第1リップ13及び突起17がシールリング20
の滑らかなブッシュ端部への乗り上げを阻害し、捩れ等
のシールリング20の不完全装着を生ずる虞れがある。
また、上述した本出願人にて案出されているシールリン
グ25は、チェーン1への装着の際、外方頂部22,2
2′及び内方頂部21,21′が圧潰されて変形するた
め、該内方頂部21,21′の変形がシールリング25
の内方に及んで該リング25を半径方向に膨出しようと
するが、ブッシュ7に頂部23が当接していることと、
リップ22,22′がピンクリンクプレート2及びロー
ラリンクプレート6に斜めに弾性当接して楔効果を奏す
るため、外方向には部材の変形が及びにくいことと相俟
って、頂部21,21′部分の外方に対する弾発力が増
大し、これにより摩擦力が増大してチェーンが屈曲し難
くなり、伝達効率を低下させる虞れがある。更に、外方
頂部22,22′方向への変形がある場合には、第5図
2点鎖線にて示すように、頂部22,22′が外方へ移
動しようとする力によりめくれ上がって変形し、損傷が
早まる虞れがある。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、例えば第1図に示すように、シールリング2
6のブッシュ7と当接する内方部に円弧面Aを形成する
と共に、該円弧面Aの中央部27を残してその両側に切
欠き部33,33′を形成して、該内方部に端面が円弧
面からなる3個の頂部を形成し、更に前記シールリング
26の外径端30,30′をリップ状に形成し、かつ該
外径端30,30′から前記円弧面Aに至る両側部分に
円弧状の窪部32,32′を形成し、そして前記シール
リングの前記両側頂部からなる内方部の幅が、前記両リ
ップ状外径端からなる外方部の幅より所定量大きく構成
したことを特徴とするものである。
(ホ)作用 上述構成に基づき、シールリング26をチェーン1に装
着すると、ブッシュ7に嵌着された該シールリング26
はその内方部に形成した内方頂部27を前記ブッシュ7
の側壁に当接する。更に、ピンリンクプレート2及びロ
ーラリンクプレート6にて両側から圧潰されるシールリ
ング26は、内方突部29,29′を内方突部27に向
けて撓ませる。この際、これら内方頂部29,29′の
変形は切欠き部33,33′によって吸収されるため、
シールリング本体が変形を起こすことは無く、またリッ
プ状に形成した外方頂部30,30′も前記両リンクプ
レート2,6により窪部31に向けて撓ませられ、従っ
てシールリング26はその頂部29,29′,30,3
0′により前記リンクプレート2,6に密接し、この状
態においてブッシュ7とピン3との間に充填した潤滑
油、及び窪部32,32′とピンリンクプレート2、ロ
ーラリンクプレート6の間に介在する潤滑油が密封され
る。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
シールリング26は、第1図に示すように、シールチェ
ーン1に装着した際にブッシュ7と当接する内方部に所
定半径の円弧面Aを有し、かつ該円弧面Aには中央部及
び両側部を残してその間に小さなU字状(又はV字状)
の切欠き部33,33′が形成されている。これによ
り、前記中央部は内方突部27とされ、かつ切欠き部3
3,33′を隔てた内方突部27の両側には内方頂部2
9及び29′が形成され、該内方突部27は内方頂部2
9,29′より所定量内方に突出して構成される。ま
た、外径部には所定半径の円弧状の窪部31が形成さ
れ、かつ前記内方頂部29及び29′から前記外径部両
端それぞれに至る側面には、所定半径の円弧状の窪部3
2,32′が形成されており、これにより外径部両端は
それぞれリップ状の外方頂部30,30′となってい
る。更に、内方頂部29−29′間及び外方頂部30−
30′間の間隙、即ち厚さa,bは僅かに内方側の厚さ
が大きいa>bなる関係が成立するように構成されてい
る。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、内方突部
27がブッシュ7の側壁に当接すると共に、内方頂部2
9,29′がそれぞれピンリンクプレート2とローラリ
ンクプレート6により挟持・圧潰される。すると、該圧
潰力により内方頂部29及び29′はそれぞれ内方突部
27に向かって撓むが、該撓みによる部材の変形が、切
欠き部33,33′により吸収されるため、シールリン
グ26の変形がその半径方向に及ぶことは無い。この
際、切欠き部33,33′の切欠き量は、シールリング
26を嵌着するシールチェーン1から受ける圧潰量によ
って適宜決定される。一方、外方頂部30,30′も内
方頂部29,29′と同様に圧潰されるが、円弧状の窪
部31により軽く弾力的に撓んで変形する。
従って、シールリング26はレールチェーン1への装着
によって、ピンリンクプレート2及びローラリンクプレ
ート6に、内方頂部29,29′、外方頂部30,3
0′それぞれの外端部29a,29′a,30a,3
0′aが軽く点接触する状態となり、更に内方突部27
も点接触の状態でブッシュ7の側壁に当接しているた
め、チェーン1が回転・移動される際でもシールリング
26は軽く共回りする等、接触抵抗が小さくされ、シー
ルチェーン1はその屈曲性を妨げられることは無い。ま
た、充填されている潤滑油は切欠き部33,33′及び
窪部32,32′により保持されるため、潤滑油を逃が
すことが無く、チェーン1の屈曲性能を向上することが
できる。更に、シールリング26はそれぞれの内方頂部
29,29′及び外方頂部30,30′が外方に向けて
常時付勢されているため、シールチェーン1がその駆動
で変形することにより、ピンリンクプレート2とローラ
リンクプレート6の間隙が多少変化しても、シールリン
グ26はその頂部29,29′,30,30′の外端部
29a,29′a,30a,30′aが前記リンクプレ
ート2,6の動きに追従し得、これにより潤滑油の密封
性能は損われることがない。
なお、第2図(a),(b)に示すように、窪部32,32′
の中央部に、所定間隔に山型の突起35…,35′…を
形成し、ピンリンクプレート2及びローラリンクプレー
ト6の圧潰によるシールリング26の変形量を、前記突
起35…,35′…で支えることにより規制して、窪部
32,32′とリンクプレート2,6それぞれの間隙に
封入された潤滑油の漏れを更に確実に防止するように構
成しても良い。
(ト)考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、シールリング
26の内方部に円弧面Aを形成しかつその中央部27の
両側に切欠き部33,33′を形成し、更にシールリン
グ26の外径端30,30′をリップ状に形成し、該外
径端30,30′から前記円弧面Aに至る両側部分に円
弧状の窪部32,32′を形成したので、その圧潰によ
る変形を切欠き部33,33′にて吸収して、シールリ
ング本体の変形を防止することができると共に、前記円
弧面Aの外方端部29a,29′a及びリップ状の外径
端30,30′により、ピンリンクプレート2及びロー
ラリンクプレート6に軽く当接してチェーン1の屈曲性
能を良好に保持することができ、更にブッシュ7と前記
リンクプレート2,6に囲まれた潤滑油、及び窪部3
2,32′内の潤滑油を確実に密封保持して、チェーン
1の屈曲性能を向上して伝達効率を高めることができ
る。
そして、チェーン組立て時、ローラリンクプレート6と
ピンリンクプレート2とが離れて位置し、かつピン3上
にシールリング26が位置する状態から、ピンリンクプ
レート2をローラリンクプレート6に向けて押圧し、シ
ールリング26を圧縮しつつピン3をカシメる等により
組立てる際、シールリング26の内方部が、円弧面Aの
中央部及び両側部を残してその間を切欠いて形成され
た、端面が円弧面からなる3個の頂部29,27,2
9′からなるので、シールリング26は、その円弧面A
がブッシュ端面上を滑りながら、捩れることなくスムー
ズにブッシュ7の端部に乗り上がり、シールリング26
を正確かつ確実に正規の位置に容易に装着することがで
きる。
また、シールリング26の内方部は、円弧面を小さな切
欠き部33,33′に切欠き・形成して3個の頂部2
7,29,29′からなるので、該内方部分の剛性は高
く、変形しにくい構造からなり、シーリングの内方部幅
aが外方部幅bより大きいことと相俟って、高いシール
性能を長期に亘り保持することができ、チェーンの寿命
を向上することができる。
更に、該剛性の高いシールリング内方部分は、ブッシュ
7に近接した揺動中心部に近接した位置にあり、かつ該
中心部から遠い位置となるシールリングの外方部分は、
リップ状からなると共に幅bが小さくなっており、シー
ル性能を保持しつつ、内方部分には潤滑油が滲出してい
ることと相俟ってチェーンの屈曲性能を良好に保持する
ことができる。
また、前記窪部32,32′に多数の突起35…,3
5′…を形成すると、シールリング26に対するピンリ
ンクプレート2とローラリンクプレート6からの圧潰力
を制限して、窪部32,32′の変形を規制することが
でき、これにより該窪部32,32′内の潤滑油が外方
に押出されることを防止して、該潤滑油を一層確実に保
持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシールリングを示す拡大断面図、
第2図(a)は他の実施例を示す拡大断面図、第2図(b)は
その一部破断した平面図、第3図は従来のシールリング
をチェーンに装着した状態を示す断面図である。そし
て、第4図及び第5図は従来のシールリングを示す断面
図である。 1…チェーン(シールチェーン)、2…ピンリンクプレ
ート、3…ピン、6…ローラリンクプレート、7…ブッ
シュ、26…シールリング、27,29,29′…頂
部、30,30′…外径端(頂部)、32,32′…窪
部、33,33′…切欠き部、A…円弧面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブッシュ端部をローラリンクプレートより
    突出し、かつブッシュ端部を囲むようにして前記ローラ
    リンクプレート及びピンリンクプレートの間にシールリ
    ングを挟持して、ピンとブッシュとの隙間に充填した潤
    滑油を密封するように構成したチェーンにおいて、 前記シールリングの前記ブッシュと当接する内方部に円
    弧面を形成すると共に、該円弧面の中央部及び両側部を
    残してその間に小さな切欠き部を形成して、該内方部に
    端面が円弧面からなる3個の頂部を形成し、 更に前記シールリングの外径端をリップ状に形成し、か
    つ該外径端から前記円弧面に至る両側部分に円弧状の窪
    部を形成し、 そして前記シールリングの前記両側頂部からなる内方部
    の幅が、前記両リップ状外径端からなる外方部の幅より
    所定量大きく構成した、 チェーンのシール装置。
  2. 【請求項2】前記円弧状の窪部に多数の突起を形成した
    実用新案登録の範囲第1項記載のチェーンのシール装
    置。
JP1987019808U 1987-02-12 1987-02-12 チエ−ンのシ−ル装置 Expired - Lifetime JPH062057Y2 (ja)

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