JPH0620652Y2 - 車両用窓ガラス - Google Patents

車両用窓ガラス

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JPH0620652Y2
JPH0620652Y2 JP1986150138U JP15013886U JPH0620652Y2 JP H0620652 Y2 JPH0620652 Y2 JP H0620652Y2 JP 1986150138 U JP1986150138 U JP 1986150138U JP 15013886 U JP15013886 U JP 15013886U JP H0620652 Y2 JPH0620652 Y2 JP H0620652Y2
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JP
Japan
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colored
glass
transparent glass
window glass
masking
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JP1986150138U
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JPS6354510U (ja
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正昭 船木
幸揮 国広
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用窓ガラスに係り、特に車両用窓ガラスの
周縁部のマスキング部分の改良に関する。
[従来の技術] 一般に、自動車のフロントガラスの下部は、第2図に示
す如く、フロントガラス1が計器盤2にモールディング
3で固定された構造とされている。通常、このモールデ
ィング3の裏面3aは、成形時の傷や金属箔添着の際の
汚れがそのまま残されており、透明なフロントガラス1
を通してこのモールディング3の裏面3aが運転者や助
手席の者の可視域に入ると見ばえが悪く、自動車のフロ
ント部の美観を著しく損ねる。
そこで、従来においては、自動車内の人物の視線Aが透
過してモールディング3の裏面3aが視界に入るフロン
トガラス周縁部分に、マスキング5を施し、この裏面3
aが見えないようにしている。
従来、このようなマスキングとして無機ガラスの窓ガラ
スにはスモーク着色のコーティングを施している。しか
しながら、無機ガラスに対する着色は技術的に極めて困
難でありコスト高である。
有機ガラスよりなる窓ガラスのうちハードコートされた
射出成形品又は深曲げないし急な曲がり部のあるシート
成形品には、次の〜の工程によりマスキングを施し
ている。
テープと紙によって非塗装部(ガラス代替面)を覆
い、マスキング予定面を露出させて、塗装を施す面と施
さない面との境界(見切り)を作る。
ペーパーやすり又はサンドブラストを用い、マスキン
グ予定面に傷を入れる。
吹きつけにより塗装を行なう。
乾燥炉で塗料を焼付ける。
出炉、冷却後、ガラス代替面に貼られているテープ、
紙を見切り線が凹凸にならない様に注意してゆっくりは
がす。
また、シート成形品の浅曲げないしフラット板状有機窓
ガラスでは、一般のガラスマスキングと同様、スクリー
ン印刷にて塗装を行なった後、上記、の工程を採っ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のマスキング塗装法のうち、〜の工程を経
るものでは、マスキング工程数が多く、生産性が非常に
悪い上に、テープの貼り方や塗装、塗装後のテープの剥
し方に熟練を要し、ハードコート面とマスキング剤の接
着不良のために、凹凸のない綺麗な見切りを形成するこ
とが極めて困難であり、作業性も悪い。しかも、ハード
コート面とマスキング剤の接着不良からマスキング塗装
膜の剥離の問題もあることから、製造の歩留りが悪い。
スクリーン印刷による方法においては、ある程度生産性
は良いものの、やはりマスキング塗装工程は窓ガラスの
生産性、コスト等の面で大きな問題点となっていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案の車両用窓ガラスは、透明ガラス部の全周縁部
に、該透明ガラス部を構成する樹脂と同一の樹脂を顔料
で着色してなる着色樹脂により、該透明ガラス部と面一
に、マスキング用の着色部を形成してなる、有機ガラス
よりなる車両用窓ガラスであって、該透明ガラス部及び
着色部は多色成形法による射出成形により、透明ガラス
部を先に成形した後、着色部を形成してなり、かつ、該
着色部はガラスの厚さ方向の断面において、着色層と非
着色層とが存在するように形成されていることを特徴と
する。
[作用] 本考案では、多色成形法による射出成形により着色部
(マスキング部)の形成も本体の透明ガラス部と一体成
形するため、塗装工程を完全に省略することができ、生
産性が著しく高められ、大幅なコストダウンを図ること
ができる。
しかも、マスキング部は塗装によるものではないことか
ら、塗膜の剥離等の問題もなく、耐久性も良好である。
しかも、着色部は透明ガラス部を構成する樹脂と同一の
樹脂を顔料で着色してなる着色樹脂により形成されてい
るため、透明ガラス部と着色部とのなじみが良く、成形
時の接合性ないし付着性あるいは成形後の一体性等が良
い。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図(a)〜(c)は本考案の車両用窓ガラスの実施
例を示す模式的な断面図である。
本考案の車両用窓ガラス10は有機ガラスよりなるもの
であって、第1図(a)〜(c)に示す如く、透明ガラ
ス部11の全周縁部に多色成形法による射出成形によ
り、マスキング用の着色部12を透明ガラス部11と面
一に形成したものである。
本考案において、形成する着色部12は、窓ガラス10
の全周縁部であって、該着色部はガラスの厚さ方向の断
面において、着色層と非着色層とが存在するように形成
されている。
このような着色部12は、例えば、第1図(a),
(b)に示すように三角形、コ字形等の各種形状とする
ことができる。また、第1図(c)に示すように窓ガラ
スの一方の面側にのみ設けても良い。第1図(c)のよ
うな構成とした場合には、着色部12が透明ガラス部1
1で被われるため、着色部12に美麗なクリスタル感が
付与される。
なお、本考案において、多色成形方法は、基本的には従
来行なわれている方法に準拠するが、車両用有機ガラス
窓材としての品質を出すための金型設計構造、成形条件
を適宜設定することが好ましい。なお、着色部12の形
状等は、金型設計構造を変えることによって容易に設定
することができる。
多色成形法による射出成形により、本考案の車両用窓ガ
ラスを製造する場合、透明ガラス部を先に成形し、しか
る後に着色部を成形する。
なお、本考案において、透明ガラス材料としては、ポリ
カーボネート、アクリル樹脂、ABC(アクリロニトリ
ル/ブタジエン/スチレン)樹脂、AS(アクリロニト
リル/スチレン)樹脂等の熱可塑性樹脂が成形が容易で
あることから好ましいが、熱硬化性樹脂であっても良
い。
着色部の材料としては、透明ガラス材料として使用した
樹脂を適当な顔料で着色した着色樹脂を用いる。この着
色樹脂は、透明部分とのなじみ(成形時の接合性ないし
付着性あるいは成形後の一体性等)が良く好適である。
本考案の車両用窓ガラスは、乗用車、貨物車等の自動
車、電車等、各種車両のフロントガラスの他、リアサイ
ドガラス(三角窓)、ルーフガラス等にも適用できるこ
とは勿論である。一般にその大きさは150cm×150
cm以内のものであるが、それよりも大きくとも良い。
また、形成する着色部の寸法等は、窓ガラスの形状、大
きさ、用途及び着色部形成の目的等に応じて異なり、適
宜決定されるが、例えば第3図に示すような断面の、厚
さt=2〜8mmのフロントガラス10である場合には、
形成する着色部12の大きさは、第3図中のa、bの値
でa=0.5〜2mm、b=5〜30mm程度とする。
本考案の車両用窓ガラスは常法に従ってハードコートを
施したものとしても良く、その場合には従来のようなハ
ードコート面とマスキング剤との接着不良による剥離等
の問題もなく、極めて良好な付着性でハードコートを施
すことができる。
第1図(a)〜(c)、及び第3図においては、本考案
の窓ガラスを模式的に示したために、窓ガラスはいずれ
も平板状となっているが、本考案は、曲板状窓ガラスに
も適用可能であることは言うまでもない。
[考案の効果] 以上詳述した通り、本考案の車両用窓ガラスは、有機ガ
ラスよりなる車両用窓ガラスにおいて、透明ガラス部の
全周縁部に多色成形法による射出成形によりマスキング
用の着色部を透明ガラス部を構成する樹脂と同一の樹脂
を顔料で着色してなる着色樹脂により、透明ガラス部と
面一に形成したものであって、 一体成形で容易に製造され、塗装工程を完全に省略す
ることができるので、生産性が著しく高められ、大幅な
コストダウンを図ることができる。
マスキング部は塗装によるものではないことから、塗
膜の剥離等の問題もなく、耐久性も良好である。
マスキング部境界(見切り)は凹凸もなく、極めて美
麗である。
着色部は透明ガラス部を構成する樹脂と同一の樹脂を
顔料で着色してなる着色樹脂により形成されているた
め、透明ガラス部と着色部とのなじみが良く、成形時の
接合性ないし付着性あるいは成形後の一体性等が良い。
等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本考案の車両用窓ガラスの実施
例を示す模式的な断面図、第2図は自動車のフロントガ
ラス取付部を説明する断面図、第3図は本考案の車両用
窓ガラスの模式的な断面図である。 10…車両用窓ガラス、 11…透明ガラス部、12…着色部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ガラス部の全周縁部に、該透明ガラス
    部を構成する樹脂と同一の樹脂を顔料で着色してなる着
    色樹脂により、該透明ガラス部と面一に、マスキング用
    の着色部を形成してなる、有機ガラスよりなる車両用窓
    ガラスであって、 該透明ガラス部及び着色部は多色成形法による射出成形
    により、透明ガラス部を先に成形した後、着色部を形成
    してなり、かつ、該着色部はガラスの厚さ方向の断面に
    おいて、着色層と非着色層とが存在するように形成され
    ていることを特徴とする車両用窓ガラス。
JP1986150138U 1986-09-30 1986-09-30 車両用窓ガラス Expired - Lifetime JPH0620652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986150138U JPH0620652Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 車両用窓ガラス

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986150138U JPH0620652Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 車両用窓ガラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354510U JPS6354510U (ja) 1988-04-12
JPH0620652Y2 true JPH0620652Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31066004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986150138U Expired - Lifetime JPH0620652Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 車両用窓ガラス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353717U (ja) * 1976-10-08 1978-05-09
JPS5646968U (ja) * 1979-09-20 1981-04-25
JPS6021223A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 Honda Motor Co Ltd 車両用ハ−フシエ−ドウインドウの製造方法
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JPS617368A (ja) * 1984-06-20 1986-01-14 Sumitomo Naugatuck Co Ltd 粘着剤組成物

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JPS6354510U (ja) 1988-04-12

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