JPH06206927A - ポリ(ビニルアミン)の改質 - Google Patents
ポリ(ビニルアミン)の改質Info
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- JPH06206927A JPH06206927A JP5287140A JP28714093A JPH06206927A JP H06206927 A JPH06206927 A JP H06206927A JP 5287140 A JP5287140 A JP 5287140A JP 28714093 A JP28714093 A JP 28714093A JP H06206927 A JPH06206927 A JP H06206927A
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- Japan
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- vinylamine
- polymer
- poly
- glycidyl ether
- polymers
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 重合体中に存在するアミン単位を、飽和脂肪
族又は芳香族グリシジルエーテル化合物と反応させるこ
とによって疎水性に改質したポリ(ビニルアミン)単一
重合体及び共重合体。 【効果】 得られる重合体は懸濁固形物から水を分離す
る際の凝集剤として有用であり、また製紙における微粒
子保持向上に特に効果的である。本発明の方法によって
ブチルグリシジルエーテルで改質されるポリ(ビニルア
ミン塩酸塩)は、リサイクル紙のパルプ中に存在する紙
製品用微粒子の保持に非常に効率的であることが示され
ている。
族又は芳香族グリシジルエーテル化合物と反応させるこ
とによって疎水性に改質したポリ(ビニルアミン)単一
重合体及び共重合体。 【効果】 得られる重合体は懸濁固形物から水を分離す
る際の凝集剤として有用であり、また製紙における微粒
子保持向上に特に効果的である。本発明の方法によって
ブチルグリシジルエーテルで改質されるポリ(ビニルア
ミン塩酸塩)は、リサイクル紙のパルプ中に存在する紙
製品用微粒子の保持に非常に効率的であることが示され
ている。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明はその疎水的性質について改質さ
れたポリ(ビニルアミン)類に関する。別の態様では、
本発明は含有するアミン単位をグリシジルエーテルと反
応させて、このような重合体を改質する方法に関する。
更にまた別の態様では、疎水的に改質されたポリ(ビニ
ルアミン)が微粒子保持のために添加される製紙方法に
関する。
れたポリ(ビニルアミン)類に関する。別の態様では、
本発明は含有するアミン単位をグリシジルエーテルと反
応させて、このような重合体を改質する方法に関する。
更にまた別の態様では、疎水的に改質されたポリ(ビニ
ルアミン)が微粒子保持のために添加される製紙方法に
関する。
【0002】
【発明の背景】アミン官能性重合体は特定の用途に幅広
く適応できるので、市場における関心が高まりつつあ
る。これらの重合体のアミン官能基は、ある種の用途に
おいて重合体の性能を高めるように重合体と化学的に相
互作用することを可能にする。例えば、アミン官能性重
合体はエポキシ樹脂及びポリウレタン用の架橋剤とし
て、油の回収率を高める点で、例えば廃水処理工程にお
ける凝集剤として、そしてまた製紙における紙の湿潤強
度向上のためのウエットエンド(wet-end)添加剤とし
て有用であることがわかった。
く適応できるので、市場における関心が高まりつつあ
る。これらの重合体のアミン官能基は、ある種の用途に
おいて重合体の性能を高めるように重合体と化学的に相
互作用することを可能にする。例えば、アミン官能性重
合体はエポキシ樹脂及びポリウレタン用の架橋剤とし
て、油の回収率を高める点で、例えば廃水処理工程にお
ける凝集剤として、そしてまた製紙における紙の湿潤強
度向上のためのウエットエンド(wet-end)添加剤とし
て有用であることがわかった。
【0003】重合体中のアミン官能基が硬化工程でエポ
キシ組成物と反応し得ることは知られている。米国特許
第4,238,579号(1980)においてLeonard, J
r.等はまた米国特許第4,260,714号(1981)
においてWingard, Jr.等は、ある種のビニルアミン共重
合体は接着剤、注封用樹脂、自立性強化複合材料その他
の製造時にエポキシ樹脂を硬化するために使用できるこ
とを開示している。また米国特許第4,778,725号
(1988)においてセリザワ等はポリ(ビニルアミ
ン)を、エポキシ基を含有するアリル化合物と反応させ
ることによって、末端アリル基を含有する側鎖を有する
重合体を造ることを記載している。これらの側鎖を加え
る目的は自立性フィルム及び被覆された基板の形成にお
いて、これらの不飽和基の架橋化特性を利用することで
ある。「高分子化学」26(288),306〜10頁
(1969)において、イケムラはポリ(ビニルアミ
ン)への酸化エチレン又は酸化プロピレンのグラフト共
重合による重合体の合成について記載している。この結
果、ポリ(ビニルアミン)の水中溶解性が増大したとい
われている。
キシ組成物と反応し得ることは知られている。米国特許
第4,238,579号(1980)においてLeonard, J
r.等はまた米国特許第4,260,714号(1981)
においてWingard, Jr.等は、ある種のビニルアミン共重
合体は接着剤、注封用樹脂、自立性強化複合材料その他
の製造時にエポキシ樹脂を硬化するために使用できるこ
とを開示している。また米国特許第4,778,725号
(1988)においてセリザワ等はポリ(ビニルアミ
ン)を、エポキシ基を含有するアリル化合物と反応させ
ることによって、末端アリル基を含有する側鎖を有する
重合体を造ることを記載している。これらの側鎖を加え
る目的は自立性フィルム及び被覆された基板の形成にお
いて、これらの不飽和基の架橋化特性を利用することで
ある。「高分子化学」26(288),306〜10頁
(1969)において、イケムラはポリ(ビニルアミ
ン)への酸化エチレン又は酸化プロピレンのグラフト共
重合による重合体の合成について記載している。この結
果、ポリ(ビニルアミン)の水中溶解性が増大したとい
われている。
【0004】ビニルアミン重合体のより有望な市場の一
つは、懸濁固形物から水の分離を必要とする操作におい
て、これら物質の凝集特性を利用するものである。凝集
剤としての高分子量のポリ(ビニルアミン塩酸塩)の使
用は、Dubinによって米国特許第4,217,214号
(1980)に開示されている。米国特許第4,421,
602号(1983)において、Brunnmueller等はN−
ビニルホルムアミドの単一重合体の部分加水分解物が粒
子保持剤、水切り助剤及び製紙時の凝集剤として有用で
あると記述している。欧州特許出願第0,331,047
号(1989)には、紙製品の乾燥強度を向上するため
の製紙時のウエットエンド添加剤として、また充填剤保
持助剤として高分子量のポリ(ビニルアミン)を利用す
ることが指摘されている。
つは、懸濁固形物から水の分離を必要とする操作におい
て、これら物質の凝集特性を利用するものである。凝集
剤としての高分子量のポリ(ビニルアミン塩酸塩)の使
用は、Dubinによって米国特許第4,217,214号
(1980)に開示されている。米国特許第4,421,
602号(1983)において、Brunnmueller等はN−
ビニルホルムアミドの単一重合体の部分加水分解物が粒
子保持剤、水切り助剤及び製紙時の凝集剤として有用で
あると記述している。欧州特許出願第0,331,047
号(1989)には、紙製品の乾燥強度を向上するため
の製紙時のウエットエンド添加剤として、また充填剤保
持助剤として高分子量のポリ(ビニルアミン)を利用す
ることが指摘されている。
【0005】米国特許第4,952,656号(199
0)においてLai等は例えばN−ビニルホルムアミドの
ようなN−ビニルアミドの逆型乳化重合によって製造す
ることのできる、高分子量のビニルアミン単一重合体を
記述しており、いくつかの利用のうちでウエットエンド
製紙用添加剤としての使用が述べられている。また、米
国特許第4,978,427号(1990)においてPfoh
l等は酢酸ビニルのようなエチレン系不飽和単量体とN
−ビニルホルムアミドとの加水分解された共重合体を開
示しており、これは原料パルプの懸濁液に、この共重合
体を乾燥繊維に対して0.1から5重量パーセントの分
量で添加して製品の湿潤強度を増すために製紙時に使用
することができることを示している。
0)においてLai等は例えばN−ビニルホルムアミドの
ようなN−ビニルアミドの逆型乳化重合によって製造す
ることのできる、高分子量のビニルアミン単一重合体を
記述しており、いくつかの利用のうちでウエットエンド
製紙用添加剤としての使用が述べられている。また、米
国特許第4,978,427号(1990)においてPfoh
l等は酢酸ビニルのようなエチレン系不飽和単量体とN
−ビニルホルムアミドとの加水分解された共重合体を開
示しており、これは原料パルプの懸濁液に、この共重合
体を乾燥繊維に対して0.1から5重量パーセントの分
量で添加して製品の湿潤強度を増すために製紙時に使用
することができることを示している。
【0006】要求に合った添加剤に対する市場の需要
は、ビニルアミン重合体の改質への関心を更に刺激し
て、特定の用途におけるそれらの有用性を増大させた。
このことは、例えばモノアルデヒドとの反応によってビ
ニルアミン重合体の疎水的性質を増大させて実施され
た。米国特許第5,086,111号(1992)におい
てPinschmidt, Jr.等はビニルアミン単一重合体及びエ
ステル及び/又はヒドロキシル基を含有するビニルアミ
ン共重合体の両者を包含するポリ(ビニルアミン)とモ
ノアルデヒドとを反応させて造られる、アミン官能基含
有ポリビニルアセタールについて記述している。このよ
うなポリ(ビニルアミン)は重量平均分子量10,00
0から7,000,000を有している。これらのポリビ
ニルアセタールは凝集剤として有用であることが示され
ている。
は、ビニルアミン重合体の改質への関心を更に刺激し
て、特定の用途におけるそれらの有用性を増大させた。
このことは、例えばモノアルデヒドとの反応によってビ
ニルアミン重合体の疎水的性質を増大させて実施され
た。米国特許第5,086,111号(1992)におい
てPinschmidt, Jr.等はビニルアミン単一重合体及びエ
ステル及び/又はヒドロキシル基を含有するビニルアミ
ン共重合体の両者を包含するポリ(ビニルアミン)とモ
ノアルデヒドとを反応させて造られる、アミン官能基含
有ポリビニルアセタールについて記述している。このよ
うなポリ(ビニルアミン)は重量平均分子量10,00
0から7,000,000を有している。これらのポリビ
ニルアセタールは凝集剤として有用であることが示され
ている。
【0007】ビニルアミン重合体の疎水的性質又は他の
特性を変化させて、特定用途における有効性を増大させ
るために、ビニルアミン重合体を改質する方法を見出す
ことは、依然として大いに望ましいことである。このよ
うな用途の一つは製紙工程における微粒子の保持にあ
る。これは、リサイクルされるパルプを取扱うときには
微粒子がより高い濃度であるので、とりわけ問題とな
る。脱水工程中の微粒子損失は一般に、仕上り製品の物
理的特性の劣化並びに収率低下という結果をもたらす。
このことはまた工程中の水の微粒子濃度をより高める原
因となって、よりコストがかかり、よりひんぱんな掃除
が必要となる。
特性を変化させて、特定用途における有効性を増大させ
るために、ビニルアミン重合体を改質する方法を見出す
ことは、依然として大いに望ましいことである。このよ
うな用途の一つは製紙工程における微粒子の保持にあ
る。これは、リサイクルされるパルプを取扱うときには
微粒子がより高い濃度であるので、とりわけ問題とな
る。脱水工程中の微粒子損失は一般に、仕上り製品の物
理的特性の劣化並びに収率低下という結果をもたらす。
このことはまた工程中の水の微粒子濃度をより高める原
因となって、よりコストがかかり、よりひんぱんな掃除
が必要となる。
【0008】現在、製紙における微粒子の保持を向上さ
せるために、数種の重合体がいろいろな方法で使用され
ている。使用される重合体の種類には、アクリルアミド
と四級アミンとの共重合体のようなカチオン性重合体、
アクリルアミドとアクリル酸との共重合体のようなアニ
オン性重合体、及び四級アミンとアクリル酸との共重合
体のような両性重合体が包含される。これらの微粒子を
保持する普通の方法は、負に帯電した繊維のセルロース
質表面間の反撥力及び負に帯電した充填剤粒子間の反撥
力を打消す明バンをまず添加することである。次いでカ
チオン性重合体を加えて二種のアニオン性表面を架橋し
それらを一緒に結合させる。この役目に現在用いられて
いるいくつかのより新しい組成物には、カチオン性ポリ
アクリルアミドとカオリン粘土のようなアニオン性充填
剤との混合物がある。別の種類の混合物に、カチオン性
殿粉とアニオン性のコロイド性シリカとの混合物があ
る。多様な保持助剤が入手できるにも拘らず、リサイク
ル紙の使用が拡大するにつれて更に良好な微粒子保持剤
の必要性が求められている。
せるために、数種の重合体がいろいろな方法で使用され
ている。使用される重合体の種類には、アクリルアミド
と四級アミンとの共重合体のようなカチオン性重合体、
アクリルアミドとアクリル酸との共重合体のようなアニ
オン性重合体、及び四級アミンとアクリル酸との共重合
体のような両性重合体が包含される。これらの微粒子を
保持する普通の方法は、負に帯電した繊維のセルロース
質表面間の反撥力及び負に帯電した充填剤粒子間の反撥
力を打消す明バンをまず添加することである。次いでカ
チオン性重合体を加えて二種のアニオン性表面を架橋し
それらを一緒に結合させる。この役目に現在用いられて
いるいくつかのより新しい組成物には、カチオン性ポリ
アクリルアミドとカオリン粘土のようなアニオン性充填
剤との混合物がある。別の種類の混合物に、カチオン性
殿粉とアニオン性のコロイド性シリカとの混合物があ
る。多様な保持助剤が入手できるにも拘らず、リサイク
ル紙の使用が拡大するにつれて更に良好な微粒子保持剤
の必要性が求められている。
【0009】
【発明の概要】発明者等はビニルアミン重合体中にある
アミン単位の少くとも一部をある種のグリシジルエーテ
ルと反応させて、その疎水性を増大させてビニルアミン
重合体を改質する便利な方法を見出した。このようにし
て形成される付加物は付加された官能基と連鎖長の結果
として異った性質を発揮する新規な生成物となる。この
重合体は単一重合体又はビニルアミン単位と他の単量体
との共重合体のいずれであってもよい。グリシジルエー
テルは式:
アミン単位の少くとも一部をある種のグリシジルエーテ
ルと反応させて、その疎水性を増大させてビニルアミン
重合体を改質する便利な方法を見出した。このようにし
て形成される付加物は付加された官能基と連鎖長の結果
として異った性質を発揮する新規な生成物となる。この
重合体は単一重合体又はビニルアミン単位と他の単量体
との共重合体のいずれであってもよい。グリシジルエー
テルは式:
【化4】 (式中Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂肪族
又は芳香族基である)を有する化合物である。このよう
にして改質されたビニルアミン重合体は未改質重合体よ
りも疎水性であり、そして製紙において殊にリサイクル
パルプに対する微粒子保持剤として驚く程効果的であ
る。従って本発明は製紙におけるこれらの重合体の使用
をも包含する。
又は芳香族基である)を有する化合物である。このよう
にして改質されたビニルアミン重合体は未改質重合体よ
りも疎水性であり、そして製紙において殊にリサイクル
パルプに対する微粒子保持剤として驚く程効果的であ
る。従って本発明は製紙におけるこれらの重合体の使用
をも包含する。
【0010】
【発明の詳述】本発明の疎水性に改質された重合体はポ
リ(ビニルアミン)の重合体鎖を含み、これはビニルア
ミンの単一重合体又はビニルアミンをベースとする共重
合体のいずれであってもよい。本発明の記述に用いられ
るような「ポリ(ビニルアミン)」なる用語はエチレン
主幹及び重合体連鎖に沿ったアミン官能基を有する重合
体の部類を限定することが理解されねばならない。ビニ
ルアミンは安定な単量体として存在しないため、この重
合体は中間体を経て、例えばビニルアミド及びアミド官
能基をアミンへ加水分解して形成される。酸性媒体中で
のこのような加水分解の生成物はしばしば重合体の塩酸
塩の形である。一般に、本発明によって改質される重合
体は塩又は非塩の形であり得る。
リ(ビニルアミン)の重合体鎖を含み、これはビニルア
ミンの単一重合体又はビニルアミンをベースとする共重
合体のいずれであってもよい。本発明の記述に用いられ
るような「ポリ(ビニルアミン)」なる用語はエチレン
主幹及び重合体連鎖に沿ったアミン官能基を有する重合
体の部類を限定することが理解されねばならない。ビニ
ルアミンは安定な単量体として存在しないため、この重
合体は中間体を経て、例えばビニルアミド及びアミド官
能基をアミンへ加水分解して形成される。酸性媒体中で
のこのような加水分解の生成物はしばしば重合体の塩酸
塩の形である。一般に、本発明によって改質される重合
体は塩又は非塩の形であり得る。
【0011】好ましくは、ベースとなる重合体はN−ビ
ニルホルムアミド(NVF)のようなビニルアミドの重
合体の加水分解によって得られるビニルアミン単一重合
体である。このような重合体の調製はよく知られてお
り、そして前述の先行技術に記述されている。ポリ(N
−ビニルホルムアミド)の加水分解は通常100%完全
ではないので、単一重合体であっても約5モル%程度の
未加水分解アミド単位を含有する。しかしながら、これ
らの残留アミド単位はグリシジルエーテルによる重合体
の改質に悪影響を与えることはない。事実、部分的に加
水分解されたポリ(ビニルアミド)をベース重合体とし
て使用することは本発明の範囲内にある。しかしなが
ら、加水分解の好適な生成物はポリ(ビニルアミン塩酸
塩)である。
ニルホルムアミド(NVF)のようなビニルアミドの重
合体の加水分解によって得られるビニルアミン単一重合
体である。このような重合体の調製はよく知られてお
り、そして前述の先行技術に記述されている。ポリ(N
−ビニルホルムアミド)の加水分解は通常100%完全
ではないので、単一重合体であっても約5モル%程度の
未加水分解アミド単位を含有する。しかしながら、これ
らの残留アミド単位はグリシジルエーテルによる重合体
の改質に悪影響を与えることはない。事実、部分的に加
水分解されたポリ(ビニルアミド)をベース重合体とし
て使用することは本発明の範囲内にある。しかしなが
ら、加水分解の好適な生成物はポリ(ビニルアミン塩酸
塩)である。
【0012】ビニルアミドと共重合させてベース重合体
を調製できる他の単量体には、酢酸ビニル、アクリルア
ミド、アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、ジア
リルジメチルアンモニウムクロライド(DADMA
C)、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸(AM
PS)、ビニルスルホン酸ナトリウム(SVS)、その
他が包含される。酢酸ビニル共重合体の加水分解により
ビニルアルコール官能基を生ずる。共重合したアリルと
ジアリルアミンを含有する共重合体もまた使用できる。
ビニルアミン共重合体の50モルパーセントまではこの
ようなコモノマー単位で造ることができれば、形成され
る重合体は水溶性となる。事実、加水分解してアミン及
びヒドロキシ官能基を形成する、ビニルアミドと酢酸ビ
ニルとの共重合体の場合は、コモノマーの割合がいっそ
う大きくなり得る。改質された単一重合体でさえ、グリ
シジルエーテル式のR基がアルキルである場合は、ビニ
ルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキシ−3−ア
ルコキシ)プロピルアミンとの共重合体と構造的に同等
であると見なすことができる。何故ならば、これは、ア
ミン単位全部がグリシジルエーテルと反応するわけでは
なくて、好適な重合体生成物においては独特のモノマー
単位、すなわちビニルアミンとして残留するからであ
る。エポキシドの若干の部分は、反対の意味で、N−ビ
ニル−2−(1−ヒドロキシ−3−アルコキシ)プロピ
ルアミンを与えるように反応することが期待される。
を調製できる他の単量体には、酢酸ビニル、アクリルア
ミド、アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、ジア
リルジメチルアンモニウムクロライド(DADMA
C)、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸(AM
PS)、ビニルスルホン酸ナトリウム(SVS)、その
他が包含される。酢酸ビニル共重合体の加水分解により
ビニルアルコール官能基を生ずる。共重合したアリルと
ジアリルアミンを含有する共重合体もまた使用できる。
ビニルアミン共重合体の50モルパーセントまではこの
ようなコモノマー単位で造ることができれば、形成され
る重合体は水溶性となる。事実、加水分解してアミン及
びヒドロキシ官能基を形成する、ビニルアミドと酢酸ビ
ニルとの共重合体の場合は、コモノマーの割合がいっそ
う大きくなり得る。改質された単一重合体でさえ、グリ
シジルエーテル式のR基がアルキルである場合は、ビニ
ルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキシ−3−ア
ルコキシ)プロピルアミンとの共重合体と構造的に同等
であると見なすことができる。何故ならば、これは、ア
ミン単位全部がグリシジルエーテルと反応するわけでは
なくて、好適な重合体生成物においては独特のモノマー
単位、すなわちビニルアミンとして残留するからであ
る。エポキシドの若干の部分は、反対の意味で、N−ビ
ニル−2−(1−ヒドロキシ−3−アルコキシ)プロピ
ルアミンを与えるように反応することが期待される。
【0013】グリシジルエーテルで改質されるベース重
合体は業界で知られている廃水処理及び製紙に有用な凝
集力のある重合体を造る方法によって調製できる。これ
らの重合体は重量平均分子量約10,000から7,00
0,000までの非常に広範な分子量を包含する。本発
明において使用される重合体は好ましくは約50,00
0から5,000,000までの分子量を有している。ベ
ースとなるポリ(ビニルアミン)の改質に使用できるグ
リシジルエーテルは、エポキシド7(C8のエーテル含
有)、エポキシド8(C12及びC14エーテル含有)のよ
うな飽和脂肪族グリシジルエーテル又はフェニルグリシ
ジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル等のような
芳香族グリシジルエーテルである。ブチルグリシジルエ
ーテルのようなアルキルグリシジルエーテルが好まし
い。一般にこれらのエーテルは構造式:
合体は業界で知られている廃水処理及び製紙に有用な凝
集力のある重合体を造る方法によって調製できる。これ
らの重合体は重量平均分子量約10,000から7,00
0,000までの非常に広範な分子量を包含する。本発
明において使用される重合体は好ましくは約50,00
0から5,000,000までの分子量を有している。ベ
ースとなるポリ(ビニルアミン)の改質に使用できるグ
リシジルエーテルは、エポキシド7(C8のエーテル含
有)、エポキシド8(C12及びC14エーテル含有)のよ
うな飽和脂肪族グリシジルエーテル又はフェニルグリシ
ジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル等のような
芳香族グリシジルエーテルである。ブチルグリシジルエ
ーテルのようなアルキルグリシジルエーテルが好まし
い。一般にこれらのエーテルは構造式:
【化5】 (式中Rは1から18個の炭素原子を有する脂肪族又は
芳香族基である)を有している。R基はアルキル、シク
ロアルキル、アリール、アルカリール又はアラルキルで
あることが可能であり、また直鎖又は分岐鎖であること
が可能である。好適なのは、アルキル基が4から12個
の炭素原子を有するアルキルグリシジルエーテルであ
る。
芳香族基である)を有している。R基はアルキル、シク
ロアルキル、アリール、アルカリール又はアラルキルで
あることが可能であり、また直鎖又は分岐鎖であること
が可能である。好適なのは、アルキル基が4から12個
の炭素原子を有するアルキルグリシジルエーテルであ
る。
【0014】アミン単位のアルコキシル化の水準はほぼ
0.1モルパーセントから、アミン単位の両水素原子が
エポキシ付加によって置換された場合に当る、200モ
ルパーセントの理論的最大値まで変り得る。しかしなが
ら、アルコキシル化の水準が前記構造式の分子中のR基
の大きさに関連して調節されるときに、製紙における使
用に最良の成果が達成できる。例えば、R基が1から6
個の炭素原子を有するときは、アミン単位のアルコキシ
ル化は約5から80モルパーセント、好ましくは5から
50モルパーセントでなければならない。R基が7から
12個の炭素原子を有するときは、アルコキシル化の水
準は約2から25モルパーセント、好ましくは2から1
0モルパーセントでなければならない。またR基が13
から18個の炭素原子を有するときは、エポキシ化水準
は0.1から5モルパーセント、好ましくは0.3から2
モルパーセントでなければならない。これらの比率は最
適結果を得るための指標として与えられるものであって
本発明を制限するものとして解釈されてはならないこと
が理解されねばならない。R基が4から12個の炭素を
含むグリシジルエーテルを使用するのが好ましい。エポ
キシ化の水準は疎水的改質を達成することに基づいてお
り、そして普通グリシジルエーテルの疎水性に依存して
いる。
0.1モルパーセントから、アミン単位の両水素原子が
エポキシ付加によって置換された場合に当る、200モ
ルパーセントの理論的最大値まで変り得る。しかしなが
ら、アルコキシル化の水準が前記構造式の分子中のR基
の大きさに関連して調節されるときに、製紙における使
用に最良の成果が達成できる。例えば、R基が1から6
個の炭素原子を有するときは、アミン単位のアルコキシ
ル化は約5から80モルパーセント、好ましくは5から
50モルパーセントでなければならない。R基が7から
12個の炭素原子を有するときは、アルコキシル化の水
準は約2から25モルパーセント、好ましくは2から1
0モルパーセントでなければならない。またR基が13
から18個の炭素原子を有するときは、エポキシ化水準
は0.1から5モルパーセント、好ましくは0.3から2
モルパーセントでなければならない。これらの比率は最
適結果を得るための指標として与えられるものであって
本発明を制限するものとして解釈されてはならないこと
が理解されねばならない。R基が4から12個の炭素を
含むグリシジルエーテルを使用するのが好ましい。エポ
キシ化の水準は疎水的改質を達成することに基づいてお
り、そして普通グリシジルエーテルの疎水性に依存して
いる。
【0015】本発明の改質重合体は、例えば廃水処理及
び製紙における場合のように、水が懸濁固形物から分離
されねばならない操作における添加剤として有用であ
る。この重合体は効果的な凝集剤ではあるが、更に重要
なことには、紙パルプのスラリーからの微粒子を形成シ
ートに保持することにひときわ優れた利点がある。汎用
の凝集剤として、凝集剤添加の水準は先行技術における
アミン官能性重合体に対する場合と同じであり、例えば
乾燥固形分に対して約0.1から5重量パーセントであ
る。凝集剤を製紙時の微粒子保持剤として使用する場
合、凝集剤添加の水準はパルプ中の微粒子の量に依存す
る。一般に、微粒子濃度はリサイクル紙から生じる紙パ
ルプにおいては比較的高く、そしてこれはクラフト紙、
新聞紙又は他の種類の紙など、紙の性質に応じ変化す
る。乾燥重合体と微粒子全量とに対して0.01から1
重量パーセントの重合体を使用するのが好ましい。微粒
子はパルプ中のセルローズ系又は非セルローズ系の76
ミクロンの及びそれより小さいいかなる物質でもよいも
のと考えられている。データは、凝集用重合体を微粒子
に対して0.02から0.5重量パーセント使用した場合
に形成されるシートの効果的な微粒子保持を示してい
る。便利なことに、この重合体はまず水に溶解され、次
いでこの水溶液が所望の重合体添加量の水準となるよう
にパルプスラリーに加えられる。
び製紙における場合のように、水が懸濁固形物から分離
されねばならない操作における添加剤として有用であ
る。この重合体は効果的な凝集剤ではあるが、更に重要
なことには、紙パルプのスラリーからの微粒子を形成シ
ートに保持することにひときわ優れた利点がある。汎用
の凝集剤として、凝集剤添加の水準は先行技術における
アミン官能性重合体に対する場合と同じであり、例えば
乾燥固形分に対して約0.1から5重量パーセントであ
る。凝集剤を製紙時の微粒子保持剤として使用する場
合、凝集剤添加の水準はパルプ中の微粒子の量に依存す
る。一般に、微粒子濃度はリサイクル紙から生じる紙パ
ルプにおいては比較的高く、そしてこれはクラフト紙、
新聞紙又は他の種類の紙など、紙の性質に応じ変化す
る。乾燥重合体と微粒子全量とに対して0.01から1
重量パーセントの重合体を使用するのが好ましい。微粒
子はパルプ中のセルローズ系又は非セルローズ系の76
ミクロンの及びそれより小さいいかなる物質でもよいも
のと考えられている。データは、凝集用重合体を微粒子
に対して0.02から0.5重量パーセント使用した場合
に形成されるシートの効果的な微粒子保持を示してい
る。便利なことに、この重合体はまず水に溶解され、次
いでこの水溶液が所望の重合体添加量の水準となるよう
にパルプスラリーに加えられる。
【0016】製紙時の良好な微粒子保持は、重要であ
り、これは最終的な紙製品において、より高い品質及び
よりしっかりした結果を獲得するのを助けるからであ
る。また、微粒子を保持することは最終製品中のセルロ
ーズ系繊維を低減することになるから、原料パルプをよ
り効率的でコストについてより有効に使用できる。付加
的な利益は工程水の汚染がより少ないことである。本発
明の改質された重合体はリサイクルパルプ中に存在する
多種の微粒子を高いパーセントで形成されたシート中に
凝集しそして保持する優れた能力を発揮する。また、こ
の重合体は酸性及びアルカリ性の両方の製紙条件下で効
果的な微粒子保持を示す。
り、これは最終的な紙製品において、より高い品質及び
よりしっかりした結果を獲得するのを助けるからであ
る。また、微粒子を保持することは最終製品中のセルロ
ーズ系繊維を低減することになるから、原料パルプをよ
り効率的でコストについてより有効に使用できる。付加
的な利益は工程水の汚染がより少ないことである。本発
明の改質された重合体はリサイクルパルプ中に存在する
多種の微粒子を高いパーセントで形成されたシート中に
凝集しそして保持する優れた能力を発揮する。また、こ
の重合体は酸性及びアルカリ性の両方の製紙条件下で効
果的な微粒子保持を示す。
【0017】米国特許第5,086,111号に記載され
ているアルデヒド改質重合体と比較して、本発明のエポ
キシド改質重合体は、特に酸性条件下の加水分解に対し
て化学的により抵抗性がある。理論によって制限される
べきではないが、1個の重合体鎖の疎水性領域が他の連
鎖の疎水部と関連して、架橋ミセルを形成し、作用する
重合体の分子量を増大させるので、エポキシド改質重合
体はそのように効果的であると信じられている。重合体
が大きくなる程一般により良好な凝集剤となる。また、
疎水性エーテル基の存在は重合体のカチオン性電荷の密
度を減少させるものと信じられる。その結果、微粒子を
再分散させかねない最終的な正味の正電荷を与えること
なく、微粒子上の表面電荷を中和するに充分な電荷が存
在することになる。本発明の他の利点及び特徴は以下の
実施例から、当業者にとって明らかになるであろう。こ
れらの実施例は例証するためのものであり、本発明を不
当に制限するものと解釈されてはならない。
ているアルデヒド改質重合体と比較して、本発明のエポ
キシド改質重合体は、特に酸性条件下の加水分解に対し
て化学的により抵抗性がある。理論によって制限される
べきではないが、1個の重合体鎖の疎水性領域が他の連
鎖の疎水部と関連して、架橋ミセルを形成し、作用する
重合体の分子量を増大させるので、エポキシド改質重合
体はそのように効果的であると信じられている。重合体
が大きくなる程一般により良好な凝集剤となる。また、
疎水性エーテル基の存在は重合体のカチオン性電荷の密
度を減少させるものと信じられる。その結果、微粒子を
再分散させかねない最終的な正味の正電荷を与えること
なく、微粒子上の表面電荷を中和するに充分な電荷が存
在することになる。本発明の他の利点及び特徴は以下の
実施例から、当業者にとって明らかになるであろう。こ
れらの実施例は例証するためのものであり、本発明を不
当に制限するものと解釈されてはならない。
【0018】実施例Iポリ(ビニルアミン塩酸塩)の調製 N−ビニルホルムアミド120.1グラム(1.692モ
ル)、脱イオン水480グラム及びMixximI−100
(2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸
塩)0.834グラム(0.00308モル)を1リット
ルのガラス製反応器へ投入した。窒素を浸漬した管によ
って75分間室温で、この混合物のパージを行った後、
反応器を窒素下でシールし、200r.p.m.で撹拌して、
20℃で60分間保持した。温度を15分かけて55℃
に上げて5時間20分保持し、そして30分かけて30
℃に下げた。
ル)、脱イオン水480グラム及びMixximI−100
(2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸
塩)0.834グラム(0.00308モル)を1リット
ルのガラス製反応器へ投入した。窒素を浸漬した管によ
って75分間室温で、この混合物のパージを行った後、
反応器を窒素下でシールし、200r.p.m.で撹拌して、
20℃で60分間保持した。温度を15分かけて55℃
に上げて5時間20分保持し、そして30分かけて30
℃に下げた。
【0019】50重量パーセントの水酸化ナトリウム1
40グラム及び脱イオン水100ミリリットルを加え
て、55分かけて80℃に昇温し、80℃に8時間保持
して重合体を加水分解した。冷却後、濃塩酸4.22ミ
リリットルを加水分解物にゆっくり加えて、ポリ(ビニ
ルアミン塩酸塩)を粘稠な塊として沈殿させた。この重
合体を一回500ミリリットルのイソプロパノールで3
回、全計24時間浸漬してから空気乾燥した。乾燥され
た重合体をほぼ40メッシュに粉砕し、イソプロパノー
ル800ミリリットル中に3日間浸漬して、濾過し、6
0℃、250Torrで乾燥して126.9グラムを得た。
(分析結果:イソプロパノール2.8%,水2.8%,9
50℃における灰分2.0%,数平均分子量143,00
0,重量平均分子量510,000)
40グラム及び脱イオン水100ミリリットルを加え
て、55分かけて80℃に昇温し、80℃に8時間保持
して重合体を加水分解した。冷却後、濃塩酸4.22ミ
リリットルを加水分解物にゆっくり加えて、ポリ(ビニ
ルアミン塩酸塩)を粘稠な塊として沈殿させた。この重
合体を一回500ミリリットルのイソプロパノールで3
回、全計24時間浸漬してから空気乾燥した。乾燥され
た重合体をほぼ40メッシュに粉砕し、イソプロパノー
ル800ミリリットル中に3日間浸漬して、濾過し、6
0℃、250Torrで乾燥して126.9グラムを得た。
(分析結果:イソプロパノール2.8%,水2.8%,9
50℃における灰分2.0%,数平均分子量143,00
0,重量平均分子量510,000)
【0020】実施例IIブチルグリシジルエーテル誘導体の生成 ポリ(ビニルアミン塩酸塩)7.95グラム(0.100
モル)、メタノール38.0グラム、水酸化ナトリウム
3.46グラム及び水75.7グラムからなる溶液を、還
流凝縮器を備えた丸底フラスコに投入した。濃塩酸約4
ミリリットルでpHを9.0に調整した。ブチルグリシジ
ルエーテル2.99グラム(0.02モル)を5分間かけ
て20℃の上記混合物に加えた。反応は80℃まで加熱
し、そのまま3.5時間保持して行った。冷却後、濃塩
酸21ミリリットルを加えて重合体を沈殿させ、イソプ
ロパノールで洗浄して、60℃、250Torrで乾燥し
た。C13NMRによると、16.1モルパーセントの添
加率に対して、重合体中の窒素1モル当り、ブチルグリ
シジルエーテル0.161モルが組み込まれていた。
モル)、メタノール38.0グラム、水酸化ナトリウム
3.46グラム及び水75.7グラムからなる溶液を、還
流凝縮器を備えた丸底フラスコに投入した。濃塩酸約4
ミリリットルでpHを9.0に調整した。ブチルグリシジ
ルエーテル2.99グラム(0.02モル)を5分間かけ
て20℃の上記混合物に加えた。反応は80℃まで加熱
し、そのまま3.5時間保持して行った。冷却後、濃塩
酸21ミリリットルを加えて重合体を沈殿させ、イソプ
ロパノールで洗浄して、60℃、250Torrで乾燥し
た。C13NMRによると、16.1モルパーセントの添
加率に対して、重合体中の窒素1モル当り、ブチルグリ
シジルエーテル0.161モルが組み込まれていた。
【0021】実施例III製紙時の微粒子保持 リサイクル新聞紙、粘土、明バン及び水を用いてスラリ
ーを調製した。スラリーのpHを5.5に調整した。次い
でこのスラリーを、下記のステップに従ってBritt Jar
and TAPPI試験法261を用いて稠度(consistency)、
全微粒子量及び微粒子保持について試験した。 1. スラリー100ミリリットルの真空濾過によっ
て、パーセント稠度を測定した。次にこの材料を乾燥し
て秤量した。正確な稠度を次式によって計算した。 (1) パーセント稠度=(乾燥重量/初期重量)×1
00
ーを調製した。スラリーのpHを5.5に調整した。次い
でこのスラリーを、下記のステップに従ってBritt Jar
and TAPPI試験法261を用いて稠度(consistency)、
全微粒子量及び微粒子保持について試験した。 1. スラリー100ミリリットルの真空濾過によっ
て、パーセント稠度を測定した。次にこの材料を乾燥し
て秤量した。正確な稠度を次式によって計算した。 (1) パーセント稠度=(乾燥重量/初期重量)×1
00
【0022】2. 次にスラリーの全微粒子を測定し
た。スラリー500ミリリットルを125Pスクリーン
(76ミクロン)を有するBritt Jar装置中に置いて、
撹拌器を750r.p.m.で廻した。底部オリフィスを開い
て受取りビーカーへ完全に水切りした。洗浄水500ミ
リリットル(Tamol 850(カルボン酸ナトリウム基を有
する水溶性のアクリル系重合体で、Rohm and Haas社か
ら入手できる)0.01%、炭酸ナトリウム0.01%及
びトリポリ燐酸ナトリウム0.1%を含有する水溶液)
をBritt Jarに加えて再び750r.p.m.で撹拌した。底
部オリフィスを再び開いて受取りビーカーへ完全に水切
りした。この手順は清澄な濾液が観察されるまで続け
た。この時点で洗浄水500ミリリットルをスクリーン
上の残留物に加えた。これを秤量済みの濾紙に移し、乾
燥して秤量し、そして全微粒子量を次式に従って計算し
た。 (2) (初期重量×稠度)=固形分 (3) (1−〔乾燥重量/固形分〕)=全微粒子
た。スラリー500ミリリットルを125Pスクリーン
(76ミクロン)を有するBritt Jar装置中に置いて、
撹拌器を750r.p.m.で廻した。底部オリフィスを開い
て受取りビーカーへ完全に水切りした。洗浄水500ミ
リリットル(Tamol 850(カルボン酸ナトリウム基を有
する水溶性のアクリル系重合体で、Rohm and Haas社か
ら入手できる)0.01%、炭酸ナトリウム0.01%及
びトリポリ燐酸ナトリウム0.1%を含有する水溶液)
をBritt Jarに加えて再び750r.p.m.で撹拌した。底
部オリフィスを再び開いて受取りビーカーへ完全に水切
りした。この手順は清澄な濾液が観察されるまで続け
た。この時点で洗浄水500ミリリットルをスクリーン
上の残留物に加えた。これを秤量済みの濾紙に移し、乾
燥して秤量し、そして全微粒子量を次式に従って計算し
た。 (2) (初期重量×稠度)=固形分 (3) (1−〔乾燥重量/固形分〕)=全微粒子
【0023】3. 微粒子保持のブランクパーセントを
スラリーに対して測定した。スラリー500ミリリット
ルを秤量した。これに洗浄水100ミリリットル加え
た。次に混合物全部をBritt Jarに入れて750rpmで1
分間撹拌した。次いで底部オリフィスを開いて、清潔な
予め秤量したビーカーへ30秒間、材料を排出した。濾
液の入ったビーカーを秤量し、そして予め秤量した濾紙
で真空濾過した。次にこの濾紙を乾燥し、再び秤量し
た。微粒子保持パーセントを次式に従って計算した。 (4) (初期重量×稠度×全微粒子量)=ブランク時の
全微粒子量 (5) (〔濾液重量/初期重量〕×ブランク時全微粒子
量)=濾液中の微粒子 (6) 1−(乾燥重量/濾液中の微粒子)×100=
微粒子保持パーセント
スラリーに対して測定した。スラリー500ミリリット
ルを秤量した。これに洗浄水100ミリリットル加え
た。次に混合物全部をBritt Jarに入れて750rpmで1
分間撹拌した。次いで底部オリフィスを開いて、清潔な
予め秤量したビーカーへ30秒間、材料を排出した。濾
液の入ったビーカーを秤量し、そして予め秤量した濾紙
で真空濾過した。次にこの濾紙を乾燥し、再び秤量し
た。微粒子保持パーセントを次式に従って計算した。 (4) (初期重量×稠度×全微粒子量)=ブランク時の
全微粒子量 (5) (〔濾液重量/初期重量〕×ブランク時全微粒子
量)=濾液中の微粒子 (6) 1−(乾燥重量/濾液中の微粒子)×100=
微粒子保持パーセント
【0024】4. 重合体の所望調合量をスラリー50
0ミリリットルに加え、そして前述のステップ3で作業
を進めることによって重合体の試験を行った。この結果
は微粒子保持のブランクパーセントに対する微粒子保持
パーセントの向上として報告されている。この実施例で
は、重合体は0.025%から0.20%(全微粒子に対
する乾燥重合体)まで調合量の水準を変えて加えた。試
験した重合体は実施例IIのエポキシ改質したポリ(ビニ
ルアミン)塩酸塩(PVAm・HCl)、実施例Iの未
改質重合体及び二種の市販製紙用凝集剤、Betz CDP-713
とMagnafloc 496Cであった。微粒子保持パーセントは各
々の重合体及び調合量水準に対して計算した。未処理パ
ルプ試料に対する、微粒子保持パーセントの向上を計算
した。その結果は表1に報告されている。
0ミリリットルに加え、そして前述のステップ3で作業
を進めることによって重合体の試験を行った。この結果
は微粒子保持のブランクパーセントに対する微粒子保持
パーセントの向上として報告されている。この実施例で
は、重合体は0.025%から0.20%(全微粒子に対
する乾燥重合体)まで調合量の水準を変えて加えた。試
験した重合体は実施例IIのエポキシ改質したポリ(ビニ
ルアミン)塩酸塩(PVAm・HCl)、実施例Iの未
改質重合体及び二種の市販製紙用凝集剤、Betz CDP-713
とMagnafloc 496Cであった。微粒子保持パーセントは各
々の重合体及び調合量水準に対して計算した。未処理パ
ルプ試料に対する、微粒子保持パーセントの向上を計算
した。その結果は表1に報告されている。
【0025】
【表1】
【0026】表1のデータが示すように、本発明のエポ
キシド改質ポリ(ビニルアミン塩酸塩)はリサイクル新
聞用紙のための微粒子保持剤として、市販の製品又は未
改質ポリ(ビニルアミン)よりも数倍有効である。本発
明の重合体は他の添加剤では効果のなかった0.025
%の低い水準で、微粒子保持に著しい向上を提供した。
製紙添加剤のためのPfohl等の特許に載せてある調合量
の範囲内である0.20%のより高い調合量水準では、
本発明の重合体は、上記二種の試験市販品中よりすぐれ
ているMagnafloc 496より8倍以上も有効である。
キシド改質ポリ(ビニルアミン塩酸塩)はリサイクル新
聞用紙のための微粒子保持剤として、市販の製品又は未
改質ポリ(ビニルアミン)よりも数倍有効である。本発
明の重合体は他の添加剤では効果のなかった0.025
%の低い水準で、微粒子保持に著しい向上を提供した。
製紙添加剤のためのPfohl等の特許に載せてある調合量
の範囲内である0.20%のより高い調合量水準では、
本発明の重合体は、上記二種の試験市販品中よりすぐれ
ているMagnafloc 496より8倍以上も有効である。
【0027】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1) アルキルグリシジルエーテルとの反応によって改
質されたポリ(ビニルアミン)。 2) ビニルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキ
シ−3−アルコキシ)−プロピルアミンとの共重合体の
構造に相当する構造を有する重合体。 3) 改良ポリ(ビニルアミン)中アミン単位の少くと
も0.1モルパーセントが、次式:
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1) アルキルグリシジルエーテルとの反応によって改
質されたポリ(ビニルアミン)。 2) ビニルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキ
シ−3−アルコキシ)−プロピルアミンとの共重合体の
構造に相当する構造を有する重合体。 3) 改良ポリ(ビニルアミン)中アミン単位の少くと
も0.1モルパーセントが、次式:
【化6】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させた改質ポリ(ビニルアミン)。
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させた改質ポリ(ビニルアミン)。
【0028】4) ポリ(ビニルアミン)が10,00
0から7,000,000の重量平均分子量を有する前項
3の重合体。 5) ポリ(ビニルアミン)が加水分解されたN−ビニ
ルアミドの単一重合体である前項4の重合体。 6) N−ビニルアミドがN−ビニルホルムアミドであ
る前項5の重合体。 7) ポリ(ビニルアミン)が加水分解されたN−ビニ
ルアミドとビニルエステルとの共重合体である前項4の
重合体。 8) N−ビニルアミドがN−ビニルホルムアミドであ
り、かつビニルエステルが酢酸ビニルである前項7の重
合体。 9) ビニルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキ
シ−3−ブトキシ)−プロピルアミンとの共重合体の構
造に相当する構造を有する前項2の重合体。
0から7,000,000の重量平均分子量を有する前項
3の重合体。 5) ポリ(ビニルアミン)が加水分解されたN−ビニ
ルアミドの単一重合体である前項4の重合体。 6) N−ビニルアミドがN−ビニルホルムアミドであ
る前項5の重合体。 7) ポリ(ビニルアミン)が加水分解されたN−ビニ
ルアミドとビニルエステルとの共重合体である前項4の
重合体。 8) N−ビニルアミドがN−ビニルホルムアミドであ
り、かつビニルエステルが酢酸ビニルである前項7の重
合体。 9) ビニルアミンとN−ビニル−1−(2−ヒドロキ
シ−3−ブトキシ)−プロピルアミンとの共重合体の構
造に相当する構造を有する前項2の重合体。
【0029】10) 重合体中に存在するアミン単位の
少くとも0.1モルパーセントを、構造式:
少くとも0.1モルパーセントを、構造式:
【化7】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させることを特徴とする、ポリ(ビニルア
ミン)の親水性の特性を改良する方法。 11) Rが4から12個の炭素原子を有するアルキル
基である前項10の方法。 12) 前記化合物がブチルグリシジルエーテルである
前記11の方法。 13) グリシジルエーテルとの反応によって疎水的に
改質されたポリ(ビニルアミン)がスラリー脱水前にパ
ルプスラリーに加えられる製紙方法。
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させることを特徴とする、ポリ(ビニルア
ミン)の親水性の特性を改良する方法。 11) Rが4から12個の炭素原子を有するアルキル
基である前項10の方法。 12) 前記化合物がブチルグリシジルエーテルである
前記11の方法。 13) グリシジルエーテルとの反応によって疎水的に
改質されたポリ(ビニルアミン)がスラリー脱水前にパ
ルプスラリーに加えられる製紙方法。
【0030】14) ポリ(ビニルアミン)がポリ(ビ
ニルアミン塩酸塩)であり、かつグリシジルエーテルが
構造式:
ニルアミン塩酸塩)であり、かつグリシジルエーテルが
構造式:
【化8】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有する前記13の方法。 15) エーテルがブチルグリシジルエーテルである前
記14の方法。 16) グリシジルエーテルをポリ(ビニルアミン)中
の有効アミン単位の5から80モルパーセントと反応さ
せる前項13の方法。 17) パルプスラリーがリサイクルされた紙を包含す
る前項13の方法。
肪族又は芳香族基である)を有する前記13の方法。 15) エーテルがブチルグリシジルエーテルである前
記14の方法。 16) グリシジルエーテルをポリ(ビニルアミン)中
の有効アミン単位の5から80モルパーセントと反応さ
せる前項13の方法。 17) パルプスラリーがリサイクルされた紙を包含す
る前項13の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・クランツ・ピンシユミツト・ジ ユニア アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.リバテイーストリート2549 (72)発明者 ジヨン・ジヨージ・スミーゴ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18052. ホワイトホール.ノースフオーテイーンス ストリート1335 (72)発明者 アンドルー・フランシス・ノードクウイス ト アメリカ合衆国ペンシルベニア州18052. ホワイトホール.コプレイストリート3230
Claims (6)
- 【請求項1】 アルキルグリシジルエーテルとの反応に
よって改質されたポリ(ビニルアミン)。 - 【請求項2】 ビニルアミンとN−ビニル−1−(2−
ヒドロキシ−3−アルコキシ)−プロピルアミンとの共
重合体の構造に相当する構造を有する重合体。 - 【請求項3】 改良ポリ(ビニルアミン)中アミン単位
の少くとも0.1モルパーセントが、次式: 【化1】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させた改質ポリ(ビニルアミン)。 - 【請求項4】 重合体中に存在するアミン単位の少くと
も0.1モルパーセントを、構造式: 【化2】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有するグリシジルエーテル
化合物と反応させることを特徴とする、ポリ(ビニルア
ミン)の親水性の特性を改良する方法。 - 【請求項5】 グリシジルエーテルとの反応によって疎
水的に改質されたポリ(ビニルアミン)がスラリー脱水
前にパルプスラリーに加えられる製紙方法。 - 【請求項6】 ポリ(ビニルアミン)がポリ(ビニルア
ミン塩酸塩)であり、かつグリシジルエーテルが構造
式: 【化3】 (上式中、Rは1から18個の炭素原子を有する飽和脂
肪族又は芳香族基である)を有する請求項5の方法。
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