JPH06207107A - 吸水性ポリマーゾル - Google Patents

吸水性ポリマーゾル

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JPH06207107A
JPH06207107A JP1804293A JP1804293A JPH06207107A JP H06207107 A JPH06207107 A JP H06207107A JP 1804293 A JP1804293 A JP 1804293A JP 1804293 A JP1804293 A JP 1804293A JP H06207107 A JPH06207107 A JP H06207107A
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JP
Japan
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water
absorbing
absorbent polymer
absorbing polymer
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1804293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Mizukami
義勝 水上
Tsutomu Tejima
勉 手島
Katsumi Agari
勝美 上利
Yoko Fukumoto
洋子 福本
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り扱い易く安定性に優れた微粒子吸水性ポ
リマーゾルを提供する。 【構成】 吸水性ポリマー微粒子を0.1重量%以上含
有することを特徴とする吸水性ポリマーゾル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸水性不織布等に用いら
れる吸水性ポリマーに関する。
【0002】
【従来の技術】吸水性に優れた不織布は既に市販されて
いる。その多くは乾式不織布である。吸水性を向上する
ために吸水ポリマーを乾式不織布中に保持させている。
その多くは多層構造とし、吸水ポリマーをサンドイッチ
したものが多い。
【0003】吸水ポリマーは吸湿するものが多く、乾燥
しておかないと凝集してしまうため通常は乾燥状態で用
いられ、吸水ポリマーを散布しながら積層する方法が多
く採られている。吸水ポリマーをサンドイッチするのは
吸水ポリマーが脱落しないためである。
【0004】一方、湿式不織布に吸水ポリマーを混抄す
る場合、一般の吸水ポリマーは大きさが大きいものは直
径が0.5から2.0mmもあるため、吸水ポリマーが
抄紙時、約100から1000倍に膨潤し、その直径が
数mmにまで達してしまう欠点があり、抄紙時に他の繊
維を排除し、抄紙後乾燥した時点で脱落してしまう欠点
がある。また吸水ポリマーの混抄率が大きくなると湿式
不織布の強力を低下させる欠点がある。
【0005】また、特開昭61−55202号公報には
重合前のモノマーを不織布に含浸させ、吸水性ポリマー
を重合する方法が記載されているが、装置が複雑になる
ため、初期投資が大きくなり、コストアップとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は取り扱
い易い、安定性に優れた微粒子吸水性ポリマーゾルを提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは吸水性ポリ
マーを固定する方法を研究した結果、本発明の完成に至
った。
【0008】本発明の吸水性ポリマーゾルは、吸水性ポ
リマー微粒子を0.1重量%以上含有することを特徴と
する。
【0009】本発明に用いる吸水ポリマーは一般に市販
されている吸水ポリマーでよい。例えばポリアクリル酸
ナトリウム塩系、グラフト重合したでんぷん系等があ
る。しかし、これのみに限定するものではない。
【0010】これらの市販の吸水ポリマーは粒径のバラ
ツキが大きく、大きいものは粒径が1mm近くの大きさ
がある。純水を吸水して、膨潤するとこれらの吸水ポリ
マーは直径が約10倍にもなり、水に分散してもすぐに
沈澱してしまう。
【0011】吸水ポリマーをそのまま粉砕して粒径を小
さくしても、水に分散したときに凝集し、大きな塊とな
ってしまう。また、乾燥した状態で粉砕すると表面積が
大きくなるため吸湿しやすくなり、保管時に凝集してし
まい、取扱いが面倒になる。
【0012】本発明はこれらの吸水ポリマーを水中で膨
潤した状態で粉砕し、凝集する事なく均一に分散させる
ものである。本発明の吸水ポリマーゾルは、吸水ポリマ
ーの平均直径が乾燥時で好ましくは50μm以下であ
る。更に好ましくは30μm以下である。50μmを越
えるとゾルの安定性が低下する。また、吸水性ポリマー
の平均直径が小さいほど表面積が大きくなり、吸水速度
が速くなる。
【0013】凝集せずに分散している状態であると粘性
の高い水溶液、例えば血液等の吸水に適している。本発
明の吸水性ポリマーの濃度は0.1重量%以上である。
0.1重量%未満の場合は、コストアップになり好まし
くない。吸水性ポリマーの濃度は用途により異なる。濃
度が高くなると粘度が大きくなるので、適当な範囲で用
いる。
【0014】本発明の吸水性ポリマーゾルの溶媒は通
常、水を用いる。溶媒には親水性の有機物、例えばメチ
ルアルコール,エチルアルコール,イソプロピルアルコ
ール,アセトン,エチレングリコール,グリセリン等を
混和してもよい。また、例えば塩化ナトリウム,塩化カ
ルシウム等の塩類を混和してもよい。親水性の有機物、
例えばエチルアルコール,アセトン等や塩類を混和する
と吸水性ポリマーの膨潤が抑制され、見かけ粘度が低く
なり、吸水性ポリマーゾルの濃度を向上することが出来
る。
【0015】また、水は少なくとも吸水ポリマーと等量
以上ある方がよい。例えば水とエチルアルコールの混合
溶液を溶媒として用いた場合、吸水性ポリマーはエチル
アルコールの濃度が高いほど膨潤しないため濃度を向上
することが出来る。しかし、吸水性ポリマーゾルを塗布
し乾燥する際に、吸水性ポリマーが接着すると吸水性ポ
リマーが脱落しなくなり、好ましい。吸水性ポリマーが
接着するようになるには吸水性ポリマーが膨潤している
必要がある。吸水性ポリマーが接着性を持つためには少
なくとも等量の水が存在することが好ましい。例えば吸
水性ポリマー1重量%に水1重量%、エチルアルコール
98重量%であれば、乾燥時エチルアルコールが先に蒸
発するため水の濃度が徐々に高くなり、吸水性ポリマー
が膨潤し、接着性を持つようになる。接着性を持つと吸
水性ポリマーの分散状態が維持され、吸水速度の向上、
粘性水溶液の吸水性の向上が発揮される。
【0016】塩類を同様の目的に用いる場合は例えば抄
紙に用いるように、使用時に水で希釈される用途に適し
ている。吸水性ポリマーゾルに用いられた塩類はこの場
合、希釈され大半が除去されてしまう。塩類としては塩
化ナトリウムのような1価の塩と、塩化カルシウムのよ
うな2価の塩があるが、吸水性ポリマーの膨潤性は2価
の塩の方が抑制効果が大きい。
【0017】吸水性ポリマーの溶媒中での粉砕には刃を
付けたミキサー等を用いることができる。粉砕に際して
は吸水性ポリマーを膨潤状態にし、粉砕するが、吸水性
ポリマーの濃度を高くした方が粉砕効率がよい。
【0018】また、吸水性ポリマーの粉砕に際し、同時
にパルプ等の叩解、混合や、分散剤,界面活性剤,防腐
剤,抗菌剤,抗カビ剤,防虫剤,顔料等の添加剤の混合
等をゾルの安定性を損なわない範囲で行ってもよい。
【0019】本発明の吸水性ポリマーゾルは、例えば湿
式不織布の製造の際に添加して用いてもよい。また、湿
式不織布にスプレー,コーティング,プリント等で付着
させてもよい。乾燥することにより容易に吸水ポリマー
微粒子を付着固定することが出来る。更に、乾式不織布
にも同様にして付着させることが出来る。
【0020】付着させる対象と吸水ポリマーゾルの組
成、物性は近い方がよい。すなわち親水性成分を付着さ
せる対象が含有していると接着力が強くなり好ましい。
【0021】
【発明の効果】本発明の吸水性ポリマーゾルは微粒子の
ため表面積が大きく、粘性の高い水溶液、例えば血液等
の吸水に特に効果を示す。
【0022】更に詳しくは実施例に説明する。実施例
中、特に断わらない限り「%」は「重量%」とする。
【0023】実施例1 吸水ポリマー(三洋化成工業(株)製,サンウェット
IM−5000D)を用い、0.5%濃度の水分散液を
家庭用電気ミキサーで5分間粉砕し、粉砕された微細吸
水ポリマーの平均粒径をSEMにて50μm以下になっ
ていることを確認した。常温で3日間放置したが沈降は
ほとんどなく良好な安定性を示した。また、吸水ポリマ
ー微粒子相互が凝集することもなかった。
【0024】粉砕時間30秒では50μmを越える平均
粒径であった。常温で放置1日後、大きな微粒子の沈降
が認められた。
【0025】この吸水性ポリマーゾルを乾燥重量で15
%を叩解したパルプと混合し、網に振動を与えつつ抄紙
した。カレンダーローラで乾燥した秤量100gr/m
2 の得られた湿式不織布の純水の吸水率は1360%で
あった。得られた湿式不織布の地合はよく、均一性もよ
かった。また、吸水性ポリマー微粒子はパルプとよく接
着し、脱落することもなかった。馬血の脱繊血の吸血率
は420%であった。
【0026】比較として、粉砕をせずに市販の吸水ポリ
マーをそのまま用いると、地合が悪く、均一性もよくな
かった。吸水率も810%であった。馬血の脱繊血の吸
血率は120%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性ポリマー微粒子を0.1重量%以
    上含有することを特徴とする吸水性ポリマーゾル。
JP1804293A 1993-01-09 1993-01-09 吸水性ポリマーゾル Pending JPH06207107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1804293A JPH06207107A (ja) 1993-01-09 1993-01-09 吸水性ポリマーゾル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1804293A JPH06207107A (ja) 1993-01-09 1993-01-09 吸水性ポリマーゾル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06207107A true JPH06207107A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11960633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1804293A Pending JPH06207107A (ja) 1993-01-09 1993-01-09 吸水性ポリマーゾル

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JP (1) JPH06207107A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109400813A (zh) * 2018-10-23 2019-03-01 浙江金晟环保股份有限公司 一种应用于冷餐盘的吸血水材料及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109400813A (zh) * 2018-10-23 2019-03-01 浙江金晟环保股份有限公司 一种应用于冷餐盘的吸血水材料及其制备方法
CN109400813B (zh) * 2018-10-23 2021-05-07 浙江金晟环保股份有限公司 一种应用于冷餐盘的吸血水材料及其制备方法

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