JPH0620747A - コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

コネクタ及びその製造方法

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JPH0620747A
JPH0620747A JP4173056A JP17305692A JPH0620747A JP H0620747 A JPH0620747 A JP H0620747A JP 4173056 A JP4173056 A JP 4173056A JP 17305692 A JP17305692 A JP 17305692A JP H0620747 A JPH0620747 A JP H0620747A
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敬 宮下
Tatsuo Kano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラグコネクタに内蔵されるコンタクトの作成
に当たって、金型数量および部品点数の低減化を図りコ
ストの低廉化を図り、中心コンタクトと外部コンタクト
の結線方法を同一圧着方法とすることによって作業性の
向上と工数の低減化、組み立て作業の簡便化を図るこ
と。 【構成】プラグコネクタの中心コンタクト1と外部コン
タクト2とを同一材料にて連結部3を介して一体的に接
続した状態でプレス成型する。これらの外部コンタクト
と内部コンタクトを夫々同軸ケーブルまたはシールドケ
ーブルの外部導体と中心導体に圧着固定する。所定時期
に連結部3を切り離して外部コンタクトと中心コンタク
トとを分離絶縁させる。この状態でインシュレータに組
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、更に詳
しくは、基板などの電気信号を授受してシールドケーブ
ルあるいは同軸ケーブルへ取り出す(または、その逆)
ためのコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタを金型を用いて
製作加工する場合には、中心導体と外部導体を別々の金
型にて加工してこれを組み立てるものであった。このよ
うに、中心導体と外部導体を別々の金型にて加工した後
に組み立てて同軸コネクタなどとするためには、電気的
絶縁体を使用して機械的に固定しなければならなかっ
た。また、半田付けを行う際に、外力が加わって中心導
体および外部導体が浮動してしまう可能性がある。した
がって、何等かの方法でこれらを固定する必要がある。
【0003】また、従来のコネクタとケーブルとの接続
は、中心導体とコンタクトとの結線後、外部導体と外殻
部品とを半田付けあるいは圧着結線していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコネク
タにあっては、中心導体および外部導体を別々の金型お
よび材料で加工するために、金型数が多く必要となり、
コストが高くつくといった欠点を有している。
【0005】また、従来のコネクタとケーブルとの接続
に当って、中心導体とコンタクトとの結線後、外部導体
と外殻部品とを半田付けあるいは圧着結線していたた
め、組み立て作業性が極めて悪く、組み立てに要する時
間も多大なものとなっていた。
【0006】更に、従来のコネクタにあっては、外部導
体である編組処理の作業性は悪く、また均一な寸法仕上
を行うためには熟練者による特殊な技能を必要としてい
た。
【0007】それ故に本発明の課題は、金型数量および
部品点数の低減化を図りコストの低廉化を図ることにあ
る。
【0008】また、結線方法を同一圧着方法とすること
によって作業性の向上と工数の低減化を図るとともに、
この圧着作業の容易化による組み立て作業の簡便化を図
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同一材
料にて形成された中心コンタクトと外部コンタクトとを
含み、前記中心コンタクトは、ケーブルの中心導体に接
続固定される中心導体固定部と、前記ケーブルの内被を
固定する内被固定部と、相手側コネクタの接点部材と接
触する接触部とを一体的に有し、前記外部コンタクト
は、前記ケーブルの中心導体に接続固定される中心導体
固定部と、前記ケーブルの内被を固定する内被固定部
と、相手側コネクタの接点部材と接触する接触部とを一
体的に有していることを特徴とするコネクタが得られ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1(a),(b)は、本発明のコネクタ
の一実施例としてのプラグコネクタに用いられるコンタ
クトを示すもので、中心コンタクト形成部(以下「中心
コンタクト」という)1と外部コンタクト形成部(以下
「外部コンタクト」という)2とこれらを一体的に連結
する連結部3とから構成される。
【0012】図2は、上記コンタクトと結線される対象
たる同軸ケーブル(またはシールドケーブル)を示すも
ので、中心導体50、内被(内部絶縁体)51、外部導
体53および外被55から構成される。図示においては
外部導体53は露出するように破断状態で図示したが、
コンタクトを取り付ける際には外被55に覆われたまま
の状態で行われる。なお、以下の記載にあっては、便宜
上、同軸ケーブルとして説明するが、シールドケーブル
であってもよい。
【0013】図3(a),(b)は、上記同軸ケーブル
のコンタクトを取り付け部を収容するインシュレータ6
を示すものであり、中心コンタクト収容部61と、該中
心コンタクト部より大径の外部コンタクト収容部63を
有する。なお、65は外部コンタクトの一部を係止させ
るための凹部状の係止窓である。
【0014】図1に示すように、中心コンタクト1は中
心導体固定部11と内被固定部から構成される。また、
外部コンタクト2は外部導体固定部21と外被固定部2
3とから構成される。外部固定部23には、同軸ケーブ
ルの外被55から突き刺さって外部導体に接触するナイ
フ状の圧入部25が形成されている。
【0015】これらの中心コンタクトと外部コンタクト
2とは連結部3でもって長手方向に一体的に連結された
状態で作成されている。即ち、中心コンタクト1、外部
コンタクト2および連結部3が全て同一基板材料からな
り、金型を用いて一体的にプレス成型されるものであ
る。
【0016】次に、上記コンタクトを同軸ケーブルに取
り付ける工程について説明する。
【0017】図4(a)に示すように、同軸ケーブル5
の中心導体50に中心コンタクト1の中心導体固定部1
1を、内被51に内被固定部12を、外被に外部コンタ
クト2の外部導体固定部21と外被固定部23を夫々対
応するようにしておく。即ち、図2の同軸ケーブルの外
部導体53(外被55)の端面部たるC部を外部コンタ
クト2のC部に合せる。
【0018】そして、図4(b)に示すように、圧着ツ
ールのケーブル装着治具Jでもって押圧すると、外部導
体固定部21の圧入部25が外被を突き破って侵入し、
外部コンタクト2と外部導体とが結線される。このとき
又はその後に、図5に示すように、図示しない圧着治具
にて中心コンタクト1の中心導体固定部11の圧着部1
1aと内被固定部12の圧着部12aおよび外部コンタ
クト2の外部導体固定部21の圧着部21aおよび外被
固定部23の圧着部23aを圧着する。そして、この圧
着時またはその後に連結部3を切断して中心コンタクト
1と外部コンタクト2とを絶縁する。これにより、コン
タクトと同軸ケーブルは機械的に固定されると共に、同
軸ケーブルと各コンタクト1,2との結線が終了する。
【0019】そして、この作業が終了した後に、図5の
矢印方向から図3で示したインシュレータ6に組み込
む。この組み込みに際しては、外部導体固定部21の係
止部2bを図3で示したインシュレータの係止窓65に
係合させる。そうすると、図6(a),(b)に示すよ
うに、コンタクトが取り付けられた同軸ケーブル5がイ
ンシュレータ6に保持収容されてプラグコネクタとな
る。このとき、中心コンタクト1はインシュレータ6の
下端側に形成された切欠き部68に露出されている。ま
た、外部コンタクト2もインシュレータ6の上側に形成
された切欠き部69に露出している。これらの切欠き部
68,69は後述するプラグコネクタをレセプタクルコ
ネクタに挿嵌する際のガイド溝となる。
【0020】図7は上記のようにして形成されたプラグ
コネクタを接続させるレセプタクルコネクタを示すもの
で、インシュレータ7には軸方向にプラグコネクタの中
心コンタクト1部分を収容する空間71と外部コンタク
ト2部分を収容する空間73とが形成されている。そし
て、このインシュレータ7には、プラグコネクタの挿嵌
時にプラグコネクタの中心コンタクト1および外部コン
タクト2に接触する接触板片81,83が設けられてい
る。この接触板片81,83は固定保持部81a,83
bがインシュレータ7に固定保持されている。接触板片
81,83は相互に対向する位置に設けられており、か
つ、その先端部は共に前記空間71,73に突き出るよ
うに湾曲状に曲折されている。
【0021】なお、図中75は、図8に示すように基板
9にレセプタクルコネクタを取り付けるためのホールド
ダウン(固定端)である。
【0022】次に、プラグコネクタをレセプタクルコネ
クタに挿嵌した状態を図9に示す。
【0023】プラグコネクタのインシュレータ6に形成
された切欠き部68によって露出している中心コンタク
ト1の外周に接触板片81の湾曲状接触部が接触してい
る。また、同様に、インシュレータ6の切欠き部69に
よって露出された外部コンタクト2の外周に接触板片8
3が押圧接触している。これらの接触板片81,83は
固定保持部81a,83aと湾曲状先端接触部との関係
によりコンタクト1,2の外周に押圧した状態でした接
触している。
【0024】なお、図中78および79はプラグコネク
タ挿嵌時に案内するためのガイドきーであり、挿嵌時に
プラグコネクタのインシュレータ6に形成された切欠き
部68,69に填り込むものである。即ち、これらの切
欠き部68,69およびガイドキー78,79によっ
て、コネクタの嵌合時にミスメイト(誤嵌合)を防止し
ている。
【0025】プラグコネクタとレセプタクルコネクタの
接続時において、接触板片81,83の間にはプラグコ
ネクタのインシュレータが存在し、同軸伝送方式に近似
した構造で両コネクタが接続されており、外部からのノ
イズの影響を受け難くなっている。
【0026】図10は本発明のコネクタの応用例を示し
たもので、(a)は1芯アングルタイプ、(b)は1芯
ストレートタイプ、(c)は5芯アングルタイプ、
(d)は5芯ストレートタイプのものを示した外観斜視
図である。
【0027】図11は本発明のプラグコネクタの応用例
の一例を示したもので、5芯の簡易同軸プラグを示した
ものである。
【0028】図12は本発明のレセプタクルコネクタの
応用例の一例を示したもので、前記5芯アングルタイプ
の詳細説明図である。
【0029】図13は本発明のレセプタクルコネクタの
応用例の一例を示すもので、前記5芯ストレートタイプ
の詳細説明図である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同軸ケーブルまたはシールドケーブルと結線されるプラ
グコネクタの中心コンタクトおよび外部コンタクトがプ
レス加工によって一体成型されるので、材料の統一が図
れるとともに部品点数が削減でき、さらには金型も1種
類を用意すれば良く、コストの低減を図ることができ
る。
【0031】また、コンタクトのケーブルへの結線が圧
着によって行われるので、半田を用いる必要がなく、作
業工数の低減および半田熱によるケーブルの焼損といっ
たこともなくなる。更に、半田付け作業は熟練を要する
ことから、この半田付け作業が不要となることは、作業
工程の簡略化に大きく寄与するばかりでなく、製品の品
質を下げることもなくなる。
【0032】また、圧着によって結線できることは、ケ
ーブルの外被の外径寸法よりも少し大きくなる程度で結
線部の処理が行えることになり、小型軽量化に大きく寄
与することができる。
【0033】また、中心コンタクトおよび外部コンタク
トを同時に圧着するので、事前にインシュレータにサブ
組立(仮組み込み)をする必要がなくなり、製造工程の
簡略化に寄与するものである。
【0034】また、中心コンタクトと外部コンタクトと
が一体成型されているため、ケーブルへの装着時などで
の取扱いが極めて用意である。
【0035】更に、本発明のコネクタにあっては、同軸
伝送方式の構造で、即ち、簡易同軸コネクタの形式とな
るので、外部からのノイズの侵入がし難くくなっている
ので、高周波信号を伝送するのに適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一実施例として、プラグコ
ネクタに用いられる中心コンタクトと外部コンタクトが
一体接続した状態でプレス成型されたものを示した説明
図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図2】プラグコネクタの結線対象たる同軸ケーブル
(またはシールドケーブル)を示した一部破断側面図。
【図3】本発明のコネクタのプラグコネクタのインシュ
レータの形状の一例を示した説明図であって、(a)は
正面図、(b)は側面断面図。
【図4】本発明のプラグコネクタのコンタクトにケーブ
ルを装着する状態を示す説明図であって、(a)は側面
図、(b)は正面図。
【図5】本発明のプラグコネクタのコンタクトをケーブ
ルに装着した状態を示した説明図であって、(a)は側
面図(b)は図5(a)のB―B線断面図。
【図6】本発明のプラグコネクタの組立完了状態を示し
た説明図であって、(a)は正面図、(b)は側面断面
図。
【図7】本発明のレセプタクルコネクタの側面断面図。
【図8】本発明のレセプタクルコネクタの基板への取付
け状態の一例を示した説明図。
【図9】本発明のコネクタの嵌合接続状態を示した側面
断面図。
【図10】本発明のコネクタの応用例を示す説明図であ
って、(a)は1芯アングルタイプのものを示した斜視
図、(b)は1芯ストレートタイプのものを示した斜視
図、(c)は5芯アングルタイプのものを示した斜視
図、(d)は5芯ストレートタイプのものを示した斜視
図。
【図11】本発明のコネクタのプラグコネクタの応用例
を示した説明図であって、(a)は正面図、(b)は側
面断面図、(c)は平面図。
【図12】本発明のコネクタのレセプタクルコネクタの
応用例を示した説明図であって、(a)は正面図、
(b)は側面断面図、(c)は平面図。
【図13】本発明のコネクタのレセプタクルコネクタの
他の応用例を示した説明図であって、(a)は正面図、
(b)は側面断面図、(c)は平面図。
【符号の説明】
1 中心コンタクト 2 外部コンタクト 3 連結部 5 同軸ケーブル 6 インシュレータ 7 インシュレータ 11 中心導体固定部 12 内被固定部 21 外部導体固定部 23 外被固定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一材料にて形成された中心コンタクト
    と外部コンタクトとを含み、 前記中心コンタクトは、ケーブルの中心導体に接続固定
    される中心導体固定部と、前記ケーブルの内被を固定す
    る内被固定部と、相手側コネクタの接点部材と接触する
    接触部とを一体的に有し、 前記外部コンタクトは、前記ケーブルの中心導体に接続
    固定される中心導体固定部と、前記ケーブルの内被を固
    定する内被固定部と、相手側コネクタの接点部材と接触
    する接触部とを一体的に有していることを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記中心コンタクトと外部コンタクトと
    を収容保持したインシュレータを含み、 前記インシュレータは、前記中心コンタクトの接触部に
    対応する部分と外部コンタクトの接触部に対応する部分
    とを夫々露出させる切欠き部を有している請求項1記載
    のコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタからなるプラグ
    コネクタと、これに接続されるレセプタクルコネクタと
    を含み、 前記レセプタクルコネクタは、前記外部コンタクトの接
    触部と前記中心コンタクトの接触部とに夫々接触する2
    つの接触板片と、該2つの接触板片を互いに絶縁状態で
    収容保持するインシュレータ有していることを特徴とす
    るコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のコネクタの製造方法にお
    いて、前記プラグコネクタの外部コンタクトと内部コン
    タクトとを同一材料にて一体的に接続した状態でプレス
    成形し、これらの外部コンタクトと内部コンタクトを夫
    々同軸ケーブルまたはシールドケーブルの外部導体と中
    心導体に圧着固定し、所定時期に外部コンタクトと中心
    コンタクトとを分離絶縁させ、この状態でインシュレー
    タに組込むことを特徴とするコネクタの製造方法。
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