JPH06207481A - 建物管理装置 - Google Patents

建物管理装置

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JPH06207481A
JPH06207481A JP216893A JP216893A JPH06207481A JP H06207481 A JPH06207481 A JP H06207481A JP 216893 A JP216893 A JP 216893A JP 216893 A JP216893 A JP 216893A JP H06207481 A JPH06207481 A JP H06207481A
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JP216893A
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Katsunori Takabe
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内の設備を監視・制御する設備管理装置
を、居住室ごとに端末機器を用いることなく、設定操作
ができるようにする。 【構成】 居住室の鍵の保管及び取り出しを制御する鍵
保管装置(200)を設備管理装置(100)に接続する。鍵保管
装置(200)のカード読取装置(2A)に個人識別カードを挿
入して、テンキー入力装置(2C)で暗証番号を入力し、更
に「保管」「取出」又は「設定」のキーを押す。その
後、表示装置(2B)に表示される指示に従って、テンキー
入力装置(2C)を操作すれば、設備管理装置(100)の間で
信号を授受して、鍵保管装置(200)の保管窓の開閉、空
調設備等のスケジュール設定及び空調温度設定ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物内の設備を監視
・制御する建物管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の自動化に伴い、建物内の設
備を自動監視する設備管理装置や、建物居住室の鍵を自
動保管する鍵保管装置が普及している。また、鍵保管装
置と設備管理装置を伝送線で接続し、鍵の保管状態に連
動して、建物居住室の照明設備や空調設備の運転・停止
を制御することも一般的になっている。また、インテリ
ジェントビルの普及に伴い、居住者が各自で居住室の空
調設備の運転スケジュールの設定や、温度・湿度・冷暖
モードの設定などの操作を行なうため、設備管理装置の
端末機器を各居住室に配置し、居住者へのサービスの向
上を図る場合も増えてきている。
【0003】図14及び図15は、従来の建物管理装置
を示す図で、図14は全体構成図、図15はブロック線
図である。図14において、(1)は設備管理装置、(2)は
設備管理装置(1)に伝送線で接続された鍵保管装置、(3)
は同じく空調設備、(4)は同じく照明設備、(5)は各居住
室に設置された端末機器で、設備管理装置(1)は端末機
器(5)からのデータの設定及び他の制御パラメータに従
って、決められたシーケンスにより、空調設備(3)や照
明設備(4)及びその他の設備(図示しない)を制御す
る。
【0004】図15において、(1A)〜(1G)は設備管理装
置(1)に設けられた機器類で、(1A)は鍵保管装置(2)の間
で信号を授受する伝送装置、(1B)は鍵保管状態監視手
段、(1C)は鍵保管状態を保存する設備状態ファイル、(1
D)は端末機器(5)の間で信号を授受する伝送装置、(1E)
は制御パラメータ変更手段、(1F)は制御パラメータを保
存する制御パラメータファイル、(1G)はファイル(1C)(1
F)に保存された設備状態及び制御パラメータに従って制
御シーケンスを実行する制御シーケンス実行手段であ
る。
【0005】(2A)〜(2E)は鍵保管装置(2)に設けられた
機器類で、(2A)はIC(集積回路)カードや磁気カード
のような個人識別カード(以下カードという)に記録さ
れた個人情報を読み取るカード読取装置、(2B)は鍵保管
装置(2)の操作手順を案内表示する表示装置、(2C)は暗
証番号や鍵保管窓の窓番号を入力するテンキー入力装
置、(2D)は鍵の保管及び取出状態を管理する鍵保管・取
出手段、(2E)は設備管理装置(1)の伝送装置(1A)と接続
された伝送装置である。
【0006】(5A)〜(5C)は端末機器(5)に設けられた機
器類で、(5A)は空調設備(3)及び照明設備(4)の運転スケ
ジュールを設定するスケジュール設定装置、(5B)は空調
設備(3)の温度を設定する空調温度設定装置、(5C)は設
備管理装置(1)の伝送装置(1D)と接続された伝送装置で
ある。
【0007】従来の建物管理装置は上記のように構成さ
れ、次のように動作する。鍵保管装置(2)は居住室の扉
の鍵を保管するもので、カードに記録された個人情報を
カード読取装置(2A)で読み取り、操作手順を表示装置(2
B)に案内表示する。操作者はこの案内表示に従ってテン
キー入力装置(2C)でデータを入力して鍵の保管及び取り
出しをする。鍵保管装置(2)の保管窓は、個人情報内の
特定コード、例えば居住室番号などにより窓番号が割り
付けられており、カード読取装置(2A)で読み取られた個
人情報に従って窓を決定して開閉される。
【0008】鍵の保管及び取り出しの状態は、鍵保管・
取出手段(2D)によって管理され、その変化は伝送装置(2
E)により設備管理装置(1)に送信される。設備管理装置
(1)は鍵保管装置(2)から送信された鍵の保管状態を伝送
装置(1A)で受信し、鍵保管状態監視手段(1B)がそれを設
備状態ファイル(1C)に保存する。この状態に応じて、制
御シーケンス実行手段(1G)は、例えば居住室の鍵が鍵保
管装置(2)に保管されれば、居住室の照明設備(4)の消
灯、空調設備(3)の停止などを制御する。
【0009】一方、各居住室に設置された端末機器(5)
は、各居住室から設備管理装置(1)に対して種々の設定
を行なうものであり、例えばスケジュール設定装置(5A)
により、残業時の空調設備(3)の運転時間を延長した
り、翌日の出社スケジュールに合わせた空調設備(3)の
運転を設定したり、空調温度設定装置(5B)により、空調
設備(3)の温度設定を変更したりする。これらの設定変
更は伝送装置(5C)により、設備管理装置(1)に送信され
る。
【0010】設備管理装置(1)は伝送装置(1D)により、
端末機器(5)から送信された変更内容を受信し、それを
制御パラメータ変更手段(1E)が制御パラメータファイル
(1F)に保存する。この制御パラメータに従い、制御シー
ケンス実行手段(1G)がスケジュール運転などを実行す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の建
物管理装置では、鍵保管装置(2)と空調設備(3)、照明設
備(4)等の制御データ設定用の端末機器(5)が別々に設置
されているため、別々に伝送線を配線する必要がある。
特に、端末機器(5)は居住室ごとに設置しなければなら
ず、高価になるという問題点がある。
【0012】また、端末機器(5)は、管理が居住者に任
されるため、いたずら、誤操作などにより誤設定され、
設備管理装置(1)の動作が異常になったとき、その責任
が明確にならないという問題点がある。
【0013】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、居住室ごとの端末機器を用いることなく
安価に構成でき、設備管理装置に異常が生じたときも、
その責任の所在を明確にできるようにした建物管理装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る建物管理装置は、建物内設備を制御する設備管理装
置と、この設備管理装置に接続され個人識別カード及び
入力装置の操作により鍵の保管及び取り出しが制御され
る鍵保管装置とを有する装置において、鍵保管装置の入
力装置の操作により設備管理装置内の制御データを設定
するデータ設定手段を備えたものである。
【0015】また、第2の発明に係る建物管理装置は、
第1の発明の設備管理装置と鍵保管装置とを有し、鍵の
保管状態に応じて設備管理装置による建物内設備の設定
操作の許可又は禁止を決定する操作可否決定手段と、こ
の操作可否決定手段が操作設定の許可を決定すると鍵保
管装置の入力装置の操作により設備管理装置内の制御デ
ータを設定するデータ設定手段とを備えたものである。
【0016】また、第3の発明に係る建物管理装置は、
第1の発明の設備管理装置と鍵保管装置とを有し、個人
識別カード内に記録された操作者レベルにより設備管理
装置による建物内設備の設定操作の許可又は禁止を決定
する操作可否決定手段と、この操作可否決定手段が操作
設定の許可を決定すると鍵保管装置の入力装置の操作に
より設備管理装置内の制御データを設定するデータ設定
手段とを備えたものである。
【0017】また、第4の発明に係る建物管理装置は、
第1の発明の設備管理装置と鍵保管装置と、データ設定
手段とを有し、鍵保管装置の入力装置の操作に対して個
人識別カード内に記録された操作者の個人番号を保存す
る履歴保存手段を備えたものである。
【0018】
【作用】この発明の第1の発明においては、鍵保管装置
の入力装置の操作により設備管理装置内の制御データが
設定できるようにしたため、端末機器は不要となる。ま
た、利用者は鍵管理用の設備管理用のカードの両方を持
つ必要はない。
【0019】また、第2の発明においては、鍵の保管状
態に応じて建物内設備の設定操作の許可又は禁止を決定
し、設定操作の許可が決定されると上記制御データが設
定できるようにしたため、人が居住室にいることが確認
されると設定操作が可能になる。
【0020】また、第3の発明においては、カード内の
操作者レベルにより建物内設備の設定操作の許可又は禁
止を決定し、設定操作の許可が決定されると上記制御デ
ータが設定できるようにしたため、有資格だけが設定操
作可能となる。
【0021】また、第4の発明においては、鍵保管装置
の入力装置を操作した操作者の個人番号を保存するよう
にしたため、後日必要に応じて操作を調査できる。
【0022】
【実施例】図1〜図13はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は全体構成図、図2はブロック線図、図3は建
物管理装置の正面図、図4の図3のIV部拡大図、図5
は個人識別カードの内容図、図6は建物管理装置内の記
憶装置内容図、図7及び図8はコマンド及び応答内容
図、図9〜図11は建物管理装置の動作フローチャー
ト、図12及び図13は設備管理装置の動作フローチャ
ートであり、従来装置と同様の部分は同一符号で示す。
【0023】図1において、(100)は、空調設備(3)及び
照明設備(4)を制御・監視する設備管理装置、(200)は設
備管理装置(100)に伝送線で接続された端末機能付鍵保
管装置である。
【0024】図2において、(1H)は設備の運転スケジュ
ールを変更したり、設定温度を変更したりした操作者の
個人番号を保存する履歴保存手段、(1I)は上記個人番号
を保存する履歴ファイル、(2F)はテンキー入力装置(2C)
に接続され空調設備(3)及び照明設備(4)の運転スケジュ
ールを設定するスケジュール設定手段、(2G)は同じく空
調設備(3)の温度を設定する空調温度設定手段である。
【0025】図3及び図4において、鍵保管装置(200)
は鍵を保管する鍵保管窓(2H)と、発光ダイオードなどを
用いた表示装置(2B)と、数字を入力するためのテンキー
(2C1)及び保管キー(2C2)、取出キー(2C3)、設定キー(2C
4)、キャンセルキー(2C5)からなるテンキー入力装置(2
C)と、カード挿入口を有するカード読取装置(2A)により
構成されている。
【0026】図5及び図6において、(8)はカード読取
装置(2A)に挿入されるカードで、建物番号(8a)、居住室
番号(8b)、個人番号(8c)、操作者レベル(資格)(8d)、
有効期限(8e)及び暗証番号(8f)からなる情報が格納され
ている。(9)は鍵保管装置(200)内に格納された居住室対
応表で、窓番号(9a)及び居住室番号(9b)からなってい
る。
【0027】上記のように構成された建物管理装置につ
いて、その動作の概要を説明する。鍵保管装置(200)
は、カード読取装置(2A)がこれに挿入されたカード(8)
から読み取った個人情報に従って、表示装置(2B)による
案内表示とテンキー入力装置(2C)による操作によって、
鍵保管・取出手段(2D)、スケジュール設定手段(2F)及び
空調温度設定手段(2G)が動作する。そして、これらの設
定内容は伝送装置(2E)により設備管理装置(100)に伝送
される。
【0028】設備管理装置(100)は、伝送装置(1A)によ
って鍵保管装置(200)からの制御データを受信し、鍵の
状態変化であれば、鍵保管状態監視手段(1B)が設備状態
ファイル(1C)を変更して保存する、受信データがスケジ
ュールの変更、設定温度の変更などの場合は、制御パラ
メータ変更手段(1E)が制御パラメータファイル(1F)を変
更して保存する。また、その変更を操作した個人番号を
履歴保存手段(1H)が履歴ファイル(1I)に保存する。制御
シーケンス実行手段(1G)は、ファイル(1C)(1F)内のデー
タに応じて建物設備を監視かつ制御する。
【0029】次に、鍵保管装置(200)の動作を図9〜図
11を参照して説明する。ここで、一重枠のステップは
装置の動作、二重枠のステップは操作者の動作を示す。
まず、ステップ(11)でカード読取装置(2A)にカード(8)
に挿入する。次に、ステップ(12)でテンキー(2C1)によ
り暗証番号を入力する。ステップ(13)で鍵保管装置(20
0)に要求する動作を「保管」、「取出」及び「設定」の
各キー(2C2)〜(2C4)を用いて指示する。ここで、押した
キーが「保管」キー(2C2)であれば、ステップ(14)へ進
み、読み込んだカード(8)内の居住室番号(8b)から居住
室対応表(9)の居住室番号(9b)に対応する窓番号(9a)を
検索し、該当する保管窓(2H)を開く。
【0030】ステップ(15)で、人が鍵を保管窓(2H)に入
れ、ステップ(16)で窓を閉めると、ステップ(17)でカー
ド(8)に排出して終了となる。このとき、図7に示す鍵
の状態を報告するコマンドAを設備管理装置(100)へ送
信する。コマンドAには窓番号及び保管/取出が書かれ
ている。
【0031】ステップ(13)で押したキーが「取出」キー
(2C3)であれば、ステップ(18)へ進み、読み込んだカー
ド(8)内の居住室番号(8b)から、居住室対応表(9)で窓番
号(9a)を検索し、該当する保管窓(2H)を開く。ステップ
(19)で鍵を取り出し、ステップ(20)で窓を閉めれば、ス
テップ(17)でカード(8)を排出して終了となる。このと
き、図7の鍵の状態を報告するコマンドAを設備管理装
置(100)へ送信する。
【0032】ステップ(13)で押したキーが「設定」キー
(2C4)であれば、図10のステップ(21)へ進み、カード
(8)内の操作者レベレ(8d)が所定以上かを判断し、操作
可能な人と判断すると、ステップ(22)へ進み、表示装置
(2B)に「1:スケジュール設定,2:温度設定」と表示
する。ステップ(23)で操作者がテンキー(2C1)の「1」
のキーを押すと、ステップ(24)で表示装置(2B)に「1:
本日、2:翌日」と表示し、設定日の入力を要求する。
操作者はこれに従って、ステップ(25)でテンキー(2C1)
の「1」か「2」のキーを押す。
【0033】操作者が「1」のキーを押すと、ステップ
(126へ進み、本日の該当居住室のスケジュールを設備管
理装置(100)に要求する。これは、図7に示すスケジュ
ールを要求するコマンドBを使用する。コマンドBには
窓番号及び本日/翌日が書かれている。このコマンドB
を設備管理装置(100)へ送信すると、設備管理装置(100)
は、図7のスケジュールの要求に対する応答Cにより、
設備管理装置(100)内に設定されている本日のスケジュ
ールを返信する。応答Cには窓番号、本日/翌日、ON
時刻及びOFF時刻が書かれている。
【0034】この返信を受けると、ステップ(27)で表示
装置(2B)に「1:ON時刻、2:OFF時刻」と表示
し、スケジュール時刻の入力を要求する。操作者がテン
キー(2C1)の「1」か「2」のキーを押すと、ステップ
(29)で表示装置(2B)に「時刻を入力してください」と表
示する。ステップ(30)で操作者が4けたの数字で「時」
「分」を入力すると、ステップ(31)でこの時刻を変更
し、操作者の個人番号を付加した図7のスケジュールの
変更を要求するコマンドDにより、設備管理装置(100)
に対してスケジュールの変更を要求する。コマンドDに
は窓番号、本日/翌日、ON時刻、OFF時刻及び個人
番号が書かれている。
【0035】設備管理装置(100)はこの変更要求を受
け、データをチェックし、その結果を判断し、図7のス
ケジュールの変更要求に対する応答Eにより、返信す
る。応答Eには窓番号、本日/翌日及びOK/NGが書
かれている。ステップ(32)で鍵保管装置(200)が返信を
受け、応答EがOKであれば、図11のステップ(49)へ
進んでカード(8)を排出して終了となる。NGであれ
ば、ステップ(48)でエラーメッセージを表示し、ステッ
プ(49)でカード(8)を排出して終了となる。当日のスケ
ジュール変更は、主に残業などで空調設備(3)の運転時
間を延長するときに利用される。
【0036】ステップ(25)で「2」のキーを押したとき
は、ステップ(33)へ進み、翌日のスケジュールを変更す
る。ステップ(26)〜(32)と同様にステップ(33)〜(39)で
設備管理装置(100)から翌日のスケジュールを取得し、
入力を変更して設備管理装置(100)に対して変更を要求
する。変更要求の応答がOKならステップ(49)でカード
(8)を排出し、NGならステップ(48)でエラーメッセー
ジを表示し、ステップ(49)でカード(8)を排出して終了
となる。翌日のスケジュール変更は、翌日の出勤予定に
合わせた空調設備(3)の運転時刻の変更などに利用され
る。
【0037】なお、ステップ(21)でカード(8)内の操作
者レベレ(8d)により、操作を行なえない人と判定する
と、ステップ(40)へ進み、エラーメッセージを表示し、
ステップ(41)でカード(8)を排出して終了となる。
【0038】次に、ステップ(23)で「2」のキーを押
し、温度設定を選んだときは、ステップ(42)でこの居住
室の鍵が保管されているかを判断する。これは、鍵が保
管されて居住室が無人の場合には、温度設定などの操作
を禁止するようにしているためである。すなわち、居住
室の状態によって、操作の有効/無効を設定できるよう
にしている。ここで、鍵が保管されていれば、居住室は
無人であるため、ステップ(40)でエラーメッセージを表
示し、ステップ(41)でカード(8)を排出して終了とな
る。
【0039】もし、鍵が保管されていなければ、居住室
には人がいることになるので、設定温度の変更を許可
し、ステップ(43)で図8の空調設備(3)の設定温度を要
求するコマンドFにより、設備管理装置(100)に対して
現在の設定温度を要求する。コマンドFには窓番号が書
かれている。これに対して、設備管理装置(100)は図8
の空調設備(3)の設定温度要求に対する応答Gにより、
現在の設定温度を返信する。応答Gには窓番号及び温度
が書かれている。ステップ(44)で返信された温度を表示
し、「設定温度を入力してください」と表示する。ステ
ップ(45)で温度を入力すると、ステップ(46)で設定者の
個人番号と設定温度を、図8の空調設備(3)の設定温度
の変更を要求するコマンドHにより送信する。コマンド
Hには窓番号、温度及び個人番号が書かれている。
【0040】ステップ(47)で図8の空調設備(3)の設定
温度の変更に対する応答Iを待ち、その結果がOKであ
れば、ステップ(49)でカード(8)を排出し、NGであれ
ば、ステップ(48)でエラーメッセージを表示し、ステッ
プ(49)でカード(8)を排出して終了する。なお、コマン
ドIには窓番号及びOK/NGが書かれている。ここ
で、ステップ(42)は操作可否決定手段を構成し、ステッ
プ(22)〜(39)、(43)〜(47)はデータ設定手段を構成す
る。
【0041】鍵保管装置(200)からの設定には、空調設
備(3)の冷暖モードの設定、湿度の設定など、他の項目
も考えられるが、それらについても同様に設定すること
が可能である。
【0042】次に、設備管理装置(100)の動作を図12
及び図13を参照して説明する。ステップ(51)で鍵保管
装置(200)からのコマンドを待ち、コマンドがあれば、
その種類に応じて処理する。そのコマンドが鍵の状態で
あれば、ステップ(52)へ進み、設備状態ファイル(1C)の
内容を変更し、設備の現在の状態を変更して終了とな
る。これは、窓番号に対する居住室の鍵の状態が、保管
であれば居住室を警備状態にし、取出しであれば警備状
態を解除するように変化することである。
【0043】次に、ステップ(51)で受信したコマンド
が、スケジュールデータの要求であれば、ステップ(53)
へ進み、窓番号に対応する居住室のスケジュールデータ
を検索し、ステップ(54)でそのデータを鍵保管装置(20
0)へ返信して終了となる。
【0044】ステップ(51)で受信したコマンドが、スケ
ジュール変更であれば、ステップ(55)へ進み、設定され
たデータが範囲内にあるかをチェックし、範囲外であれ
ばNGとしてステップ(56)で設定NGを鍵保管装置(20
0)へ返信して終了となる。設定データがOKであれば、
ステップ(57)へ進み、窓番号に対応する居住室のスケジ
ュールデータを変更し、ステップ(58)でその設定者の個
人番号(8c)を履歴ファイル(1I)に保存する。次に、ステ
ップ(59)で設定OKを鍵保管装置(200)へ返信して終了
となる。
【0045】ステップ(51)で受信したコマンドが、空調
設備(3)の設定温度の要求であれば、ステップ(60)へ進
み、窓番号に対する居住室の空調設備(3)の設定温度を
検索し、ステップ(61)でそのデータを鍵保管装置(200)
へ返信して終了となる。
【0046】ステップ(51)で受信したコマンドが、空調
設備(3)の設定温度の変更であれば、ステップ(62)へ進
み、設定データの範囲チェックを実行し、範囲外であれ
ばNGとしてステップ(63)で設定NGを鍵保管装置(20
0)へ返信して終了となる。設定データがOKであれば、
ステップ(64)へ進み、窓番号に対する居住室の空調設備
(3)の設定温度を変更し、ステップ(65)でその設定者の
個人番号(8c)を履歴ファイル(1I)に保存する。次に、ス
テップ(66)で設定OKを鍵保管装置(200)へ返信して終
了となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、鍵保管装置の入力装置の操作により設備管理装
置内の制御データが設定できるようにしたので、端末機
器は不要となり、安価に居住者端末機能を実現できる効
果がある。また、利用者は鍵管理用の設備管理用のカー
ドの両方を持つ必要はなく、居住室単位で自由に設定変
更ができる効果がある。
【0048】また、第2の発明では、鍵の保管状態に応
じて建物内設備の設定操作の許可又は禁止を決定し、設
定操作の許可が決定されると上記制御データが設定でき
るようにしたので、人が居住室にいることが確認される
と設定操作が可能になり、むだのない設備制御を達成で
きる効果がある。
【0049】また、第3の発明では、カード内の操作者
レベルにより建物内設備の設定操作の許可又は禁止を決
定し、設定操作の許可が決定されると上記制御データが
設定できるようにしたので、設定操作の乱用を防止でき
る効果がある。
【0050】また、第4の発明では、鍵保管装置の入力
装置を操作した操作者の個人番号を保存するようにした
ので、後日必要に応じて操作を調査でき、操作上のトラ
ブルの責任の所在を明確にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す全体構成図。
【図2】図1のブロック線図。
【図3】図1の端末機能付建物管理装置の正面図。
【図4】図3のIV部拡大図。
【図5】図4のカード読取装置に使用される個人識別カ
ードの内容図。
【図6】図2の建物管理装置の記憶装置内容図。
【図7】図2によるコマンド及び応答内容図。
【図8】図2によるコマンド及び応答内容図。
【図9】図2の建物管理装置の動作フローチャート。
【図10】図9の動作フローチャートの続きのフローチ
ャート。
【図11】図10の動作フローチャートの続きのフロー
チャート。
【図12】図2の設備管理装置の動作フローチャート。
【図13】図12の動作フローチャートの続きのフロー
チャート。
【図14】従来の建物管理装置を示す全体構成図。
【図15】図14のブロック線図。
【符号の説明】
100 設備管理装置 1B 鍵保管状態監視手段 1C 設備状態ファイル 1E 制御パラメータ変更手段 1F パラメータファイル 1G 制御シーケンス実行手段 1H 履歴保存手段 1I 履歴ファイル 200 端末機能付鍵保管装置 2A カード読取装置 2B 表示装置 2C テンキー入力装置 2D 鍵保管・取出手段 2F スケジュール設定手段 2G 空調温度設定手段 2H 鍵保管窓 8 個人識別カード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内設備に接続され外部から設定され
    た制御データにより上記設備を制御する設備管理装置
    と、この設備管理装置に接続され個人識別カード及び入
    力装置の操作により鍵の保管及び取り出しが制御される
    鍵保管装置とを有する装置において、上記鍵保管装置に
    入力装置の操作により上記設備管理装置内の制御データ
    を設定するデータ設定手段を備えたことを特徴とする建
    物管理装置。
  2. 【請求項2】 建物内設備に接続され外部から設定され
    た制御データにより上記設備を制御する設備管理装置
    と、この設備管理装置に接続され個人識別カード及び入
    力装置の操作により鍵の保管及び取り出しが制御される
    鍵保管装置とを有する装置において、上記鍵の保管状態
    に応じて上記設備管理装置による建物内設備の設定操作
    の許可又は禁止を決定する操作可否決定手段と、この操
    作可否決定手段が上記設定操作の許可を決定すると上記
    鍵保管装置の入力装置の操作により上記設備管理装置内
    の制御データを設定するデータ設定手段を備えたことを
    特徴とする建物管理装置。
  3. 【請求項3】 建物内設備に接続され外部から設定され
    た制御データにより上記設備を制御する設備管理装置
    と、この設備管理装置に接続され個人識別カード及び入
    力装置の操作により鍵の保管及び取り出しが制御される
    鍵保管装置とを有する装置において、上記個人識別カー
    ド内に記録された操作者レベルにより上記設備管理装置
    による建物内設備の操作設定の許可又は禁止を決定する
    操作可否決定手段と、この操作可否決定手段が上記設定
    操作の許可を決定すると上記鍵保管装置の入力装置の操
    作により上記設備管理装置内の制御データを設定するデ
    ータ設定手段を備えたことを特徴とする建物管理装置。
  4. 【請求項4】 建物内設備に接続され外部から設定され
    た制御データにより上記設備を制御する設備管理装置
    と、この設備管理装置に接続され個人識別カード及び入
    力装置の操作により鍵の保管及び取り出しが制御される
    鍵保管装置とを有する装置において、上記鍵保管装置の
    入力装置の操作により上記設備管理装置内の制御データ
    を設定するデータ設定手段と、上記鍵保管装置の入力装
    置の操作に対して上記個人識別カード内に記録された操
    作者の個人番号を保存する履歴保存手段とを備えたこと
    を特徴とする建物管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002304457A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Hochiki Corp 入退室管理用端末装置
JP2006205931A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用空調装置のコンプレッサ制御装置

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