JPH06207637A - 液体封入式防振マウント - Google Patents

液体封入式防振マウント

Info

Publication number
JPH06207637A
JPH06207637A JP307093A JP307093A JPH06207637A JP H06207637 A JPH06207637 A JP H06207637A JP 307093 A JP307093 A JP 307093A JP 307093 A JP307093 A JP 307093A JP H06207637 A JPH06207637 A JP H06207637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
liquid
chamber
vibration
pressure receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP307093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kawamoto
洋一 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP307093A priority Critical patent/JPH06207637A/ja
Publication of JPH06207637A publication Critical patent/JPH06207637A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オリフィスの目詰まり状態後の受圧室の液圧
上昇を容易かつ確実に阻止して動ばね定数の低減化を図
る。 【構成】 支持筒体1の筒軸X方向両側に上部および下
部取付部材3,2を配置する。上部取付部材3と支持筒
体の上端開口縁1bとを主弾性体4で連結する。主弾性
体と切り離して下方位置に副弾性体6を設け、ダイヤフ
ラム5との間に液体Lを封入した第1液室9を画成す
る。この第1液室を仕切体7により受圧室10と平衡室
11とに仕切り、かつ、オリフィス15で連通する。仕
切体を、支持筒体の内周面に対して上下方向に相対移動
可能に支持し、かつ、上下方向に副弾性体の中心部6a
と一体に相対移動するようロッド8によって副弾性体と
連結する。受圧室の容積が副弾性体の下方変位により拡
大するように下半側を拡径し、副弾性体を略円錐形とす

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車用エン
ジンなどのマウントに用いられる液体封入式防振マウン
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の液体封入式防振マウン
トは、主振動入力方向に所定距離を隔てて配置した第1
および第2の取付部材とをゴム弾性体により連結し、内
部に上記第1取付部材からの振動が入力する受圧室と、
この受圧室に対してオリフィスを通して連通される平衡
室とを設け、これら受圧室と平衡室とに封入された液体
が上記オリフィスを通る際の液柱共振によって振動の減
衰を図るように構成されている。このものでは、振動入
力に伴い上記ゴム弾性体が受圧室側に変位し、受圧室を
縮小して液圧を上昇させることにより、この受圧室の液
体が上記オリフィスを通して平衡室側に流動するように
なっている。このような構成の場合、上記オリフィスの
共振周波数より高周波側の振動が入力して上記オリフィ
スがいわゆる目詰まり状態となると、オリフィスを介し
た液体の移動が阻止されるため、上記弾性体の変位によ
り受圧室の内圧が急上昇し、その結果、動ばね定数が急
激に増大して、すなわち、ばね特性が極めて硬いものと
なって防振機能が著しく低下する。
【0003】このため、このような液圧上昇の抑制を目
的として、ゴム弾性体自体が所定の高周波領域で共振す
るというサージング現象を利用するものが特開昭64−
21238号公報にて提案されている。このものは、上
記サージング周波数を上記ゴム弾性体にチューニングす
る際の容易化のために、上記ゴム弾性体とは別に空気室
を隔ててゴム壁体を設け、このゴム壁体の主振動入力方
向一側で上記受圧室を画成する一方、他側を上記第1取
付部材に連結させ、このゴム隔壁を上記サージング周波
数にチューニングするものである。そして、上記オリフ
ィスの目詰まり状態後の受圧室の液圧上昇を上記ゴム壁
体の共振現象により抑制しようとするものである。
【0004】また、他の例として、同様のゴム壁体にマ
ス部材を埋め込むとともに、このマス部材と上記第1取
付部材とを弾性部材により連結し、上記マス部材と弾性
部材とでマス−ばね振動系を構成するものが特開昭64
−46034号公報にて提案されている。このものは、
上記オリフィスの目詰まり状態後の受圧室の液圧上昇を
上記マス−ばね共振により抑制しようとするものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記サージ
ング現象を利用するものでは、そのゴム壁体は、第1取
付部材と主振動入力方向に連結されているためエンジン
の自重を受ける上、オリフィスでの液柱共振を生じさせ
るために所定の拡張ばね定数に設定する必要があり、さ
らにその上、上記サージング周波数にチューニングする
必要がある。このため、上記ゴム壁体に対してこれらの
全条件を同時に満足させるようにチューニングすること
は、現実的には不可能なほど、極めて困難となる。しか
も、上記サージング周波数は、一般に、極めて高い周波
数領域(例えば150Hz以上)のものであるため、オ
リフィスのチューニングをエンジンのシェイク振動領域
(10〜15Hz)の周波数に設定した場合、その周波
数より高周波側のアイドル振動領域(20〜25Hz)
では、上記サージング現象による液圧上昇抑制が機能し
得ず、その結果、依然として、動ばね定数の急上昇が生
じてしまう。つまり、防振マウントの動ばね定数は、ゴ
ム弾性体のせん断ばね定数に、上記オリフィスの目詰ま
り状態による液圧上昇に伴う体積ばね定数を加えたもの
となって、動ばね定数が一気に急増する、いわゆる動ば
ね定数のジャンプ現象が生じる。従って、ゴム壁体のチ
ューニングが極めて困難であり、かつ、オリフィスの目
詰まり状態後の液圧上昇の抑制を十分に行うことができ
ないという問題がある。
【0006】また、上記マス−ばね振動系を構成するも
のでは、そのゴム壁体について上記と同様の問題を有し
ている上、上記と同様にオリフィスのチューニングを上
記シェイク振動領域の周波数に設定した場合、この周波
数より高周波側であって、上記オリフィスを目詰まり状
態とするような上記アイドル振動領域での受圧室内の液
圧上昇を上記マス−ばね共振により抑制するように、上
記マス−ばね振動系をチューニングしようとすると、そ
のマス部材の重量を極めて重くする必要があり、軽量化
の要請に著しく反することになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、オリフィスの
目詰まり状態後の受圧室の液圧上昇を容易かつ確実に阻
止して動ばね定数を低く抑えることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、筒軸を主振動入力方向に向
けて配置された筒状フレームと、この筒状フレームの筒
軸方向両側に配置された第1および第2取付部材と、こ
の第1取付部材と上記筒状フレームの一端部側との間に
介装されて上記第1取付部材を支承する弾性体と、上記
筒状フレームの他端部を遮断する弾性薄膜と、この弾性
薄膜と上記弾性体との間に画成されて液体が封入された
液室と、この液室を上記弾性体側の受圧室と上記弾性薄
膜側の平衡室との2つに液密に仕切る仕切体と、この仕
切体に形成されて上記受圧室と平衡室とを連通するオリ
フィスとを備えたものを前提とする。このものにおい
て、上記仕切体を、外周部が上記筒状フレームの内周面
に対して筒軸方向に相対移動可能に支持し、かつ、筒軸
方向に上記弾性体と一体に相対移動するよう連結部材に
よって上記弾性体の一部と互いに連結する。そして、上
記受圧室を上記弾性体の上記弾性薄膜側への変位により
容積が増大側に変化するように形成する構成とするもの
である。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、仕切体の少なくとも相対移動範囲の筒状フ
レームの内径を、弾性体の配置された部分の筒状フレー
ムの内径より大きく設定する構成とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、弾性体として、周縁を筒状フレームの内周
面に固定し、かつ、中心部を筒軸方向に延びる棒状の連
結部材によって仕切体と一体的に連結する構成とするも
のである。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、弾性体を、第1取付部材と連結され
た主弾性体と、受圧室の一部を画成しかつ仕切体と連結
された副弾性体とから構成し、この副弾性体を上記主弾
性体から筒軸方向に切り離しかつその主弾性体との間を
密閉するよう周縁を上記筒状フレームの内周面に連結す
る。そして、上記主弾性体と副弾性体との間の密閉空間
に液体を封入して第2の液室を形成する構成とするもの
である。
【0012】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明において、筒状フレームに、外周側の支持筒
体と、この支持筒体に固定された内周側の内筒体とを備
える。そして、副弾性体の周縁を上記内筒体の内周面に
連結し、かつ、仕切体の外周部を上記内筒体の内周面に
筒軸方向に相対位移動可能に支持する。加えて、上記内
筒体と支持筒体との間に、第2の液室と平衡室とを互い
に連通する第2のオリフィスを形成する構成とするもの
である。
【0013】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
オリフィスが目詰まり状態となっても、平衡室の一部が
弾性薄膜により画成されて平衡室自体の容積が可変であ
り、弾性体が筒軸方向の平衡室側に相対変位すれば仕切
体も弾性体と共に平衡室側に相対移動するため、受圧室
内の液圧上昇が確実に阻止される。その上、上記弾性体
および仕切体の上記弾性薄膜側への変位により上記受圧
室の容積が拡大して受圧室内の液圧が負圧側に変動す
る。つまり、振動入力により力を受けて弾性体が受圧室
を圧縮する側に変位すると、受圧室の液圧変動が上記入
力による力の作用方向と逆になる。このため、上記オリ
フィスが目詰まり状態となっても、動ばね定数のジャン
プ現象が回避される上、振動入力に伴う全体の動ばね定
数の上昇が低く抑えられる。
【0014】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、仕切体の相対移動範囲の
筒状フレームの内径が弾性体の配置された部分の筒状フ
レームの内径よりも大きく設定されているため、弾性体
の上記弾性薄膜側への相対変位による受圧室の容積減少
分よりも、仕切体の上記弾性的薄膜側への相対移動によ
る受圧室の容積拡大分の方が大きくなる。このため、上
記弾性体および仕切体の上記弾性薄膜側への変位による
上記受圧室内での負圧発生が確実になり、上記請求項1
記載の発明による作用が確実に実現される。
【0015】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による作用に加えて、弾性体の中心部が振
動入力を受けて筒軸方向に変位すると、この中心部を頂
点として周縁を裾野とする円錐形状となる。このため、
この弾性体の変形に伴う受圧室の容積減少分より、上記
中心部の変位量と同じだけ仕切体が筒軸方向に平行移動
することに伴う上記受圧室の容積拡大分の方が大きくな
る。このため、上記弾性体および仕切体の上記弾性薄膜
側への変位による上記受圧室内での負圧発生が確実にな
り、上記請求項1記載の発明による作用が確実に実現さ
れる。
【0016】また、請求項4記載の発明では、上記請求
項1記載の発明による作用に加えて、第1取付部材を介
して筒軸方向以外の方向の振動やこじり力が主弾性体に
入力し、これにより、主弾性体が上記筒軸方向以外の方
向に変位しても、仕切体が主弾性体とは切り離された副
弾性体と連結されているため、上記筒軸方向以外の方向
の振動やこじり力が上記仕切体に作用することはない。
このため、上記仕切体と筒状フレームの内周面との局部
的な押圧力の発生が回避され、上記仕切体の筒軸方向へ
の相対移動のスムース化、確実化が図られる。また、主
弾性体に入力する振動が筒軸方向に対していずれの振動
であっても、その入力振動による力が第2液室の液体を
介して副弾性体を筒軸方向に移動させるように副弾性体
に作用する。そして、この副弾性体の変位によって、上
記請求項1記載の発明による作用が生じる。
【0017】さらに、請求項5記載の発明によれば、上
記請求項4記載の発明による作用に加えて、第2のオリ
フィスを仕切体のオリフィスよりも低周波側にチューニ
ングすることによって、低周波側の入力振動に対しては
上記第2のオリフィスを介した第2の液室と平衡室との
間の液柱共振により減衰が図られ、また、上記入力振動
よりも高周波側の入力振動に対しては上記仕切体のオリ
フィスを介した受圧室と平衡室との間の液柱共振により
減衰が図られる。さらに、両オリフィスが目詰まり状態
となるような高周波側の振動入力に対しては、第2液室
の液体を介して副弾性体が筒軸方向に変位されることに
より、上記請求項1記載の発明による作用が発揮され
て、受圧室の液圧上昇が確実に抑制される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0019】図1は、本発明の実施例に係る防振マウン
トを示し、1は筒軸Xが主振動入力方向(図1の上下方
向、以下、単に上下方向という)に向いた筒状フレーム
としての支持筒体、2はこの支持筒体1の下端開口側を
閉止する第2取付部材としてのカップ状の下部取付部
材、3は上記支持筒体1の上端開口側の位置であって上
記筒軸X上に配置された第1取付部材としての上部取付
部材、4はこの上部取付部材3と上記支持筒体1とを互
いに連結する環状の主弾性体、5は弾性薄膜としてのゴ
ム薄膜製のダイヤフラム、6は上記主弾性体4の下方位
置に配設された副弾性体、7は連結部材であるロッド8
を介して上記副弾性体6と連結されて上記副弾性体6と
ダイヤフラム5との間を上下に仕切る仕切体である。
【0020】上記支持筒体1と下部取付部材2とは、支
持筒体1の下端縁部により構成されるかしめ部1aによ
って互いに連結されている。上記かしめ部1aには、上
記下部取付部材2の外周縁とともに上記ダイヤフラム5
の外周縁が位置固定されており、このダイヤフラム5
と、上記副弾性体6と、支持筒体1とにより画成された
密閉空間に液体Lが封入されて第1液室9が形成されて
いる。そして、この第1液室9が上記仕切体7により2
つに仕切られて、受圧室10がこの仕切体7の上側に、
平衡室11が下側にそれぞれ形成されている。なお、図
1中5aは上記ダイヤフラム5の外周位置に埋め込まれ
た芯材であり、この芯材5aによりダイヤフラム5の外
周縁が上記かしめ部1aで確実に保持されるようになっ
ている。
【0021】上記下部取付部材2は図示しないブラケッ
トに内嵌されて上記かしめ部1aによって外周側に突出
する部分で保持され、上記下部取付部材2から下向きに
突出された連結ボルト2aにより、振動受部である、例
えば車体側に連結されるようになっている。また、上記
上部取付部材3は、板部材3aと、この板部材3aから
上記筒軸Xに沿って上向きに突出する連結ボルト3b
と、上記板部材3aから下方に突出する有底筒部材3c
とから構成されており、上記連結ボルト3bを介して、
振動発生源側である、例えばエンジン側に連結されるよ
うになっている。上記主弾性体4は、上記筒部材3cの
外周面と、この筒部材3cよりも下方であって外周側に
配置された補強筒部材4aとの間にゴムの一体加硫成形
によって円錐台状に形成されており、上記補強筒部材4
aの外周面のゴム薄膜4bを介して上記支持筒体1の上
端開口縁1bの内周面に圧嵌着された状態で上記上端開
口縁1bによってかしめ固定されている。そして、この
主弾性体4によって上記上部取付部材3が上記支持筒体
1に対して弾性的に支承されている。また、上記主弾性
体4の下面中心位置には下向きに突出する凸部4cが形
成されている。
【0022】上記副弾性体6は、ゴムの加硫成形により
略円錐形に形成されたものであり、中心部6aが上記ロ
ッド8の頭部8aの外周面と、周縁6bが上記頭部8a
より下方位置の支持筒体1の内周面とそれぞれ加硫接着
されて、上記支持筒体1の内部を上下方向に遮断してい
る。上記ロッド8は筒軸Xに沿って配置されて上記頭部
8aの上面が上記主弾性体4の凸部4cと当接された状
態に上記副弾性体6に支持されている。そして、上記副
弾性体6の上面6aは、上記ロッド8の頭部8aから筒
軸Xを中心とする半径方向(以下、単に半径方向とい
う)に下り勾配をもって拡がっており、上記主弾性体4
の下面との間の密閉空間に液体Lが封入されて第2液室
12を画成するようになっている。また、上記副弾性体
6の下面6dは、上記ロッド8の頭部8aの下面から半
径方向に下り勾配をもって拡がっており、これにより、
受圧室10の上側部分を画成するようになっている。
【0023】上記仕切体7は、平板状の一対の板状部材
13,14が上下に重ねられて形成されており、外周部
の内部に形成された環状のオリフィス15を備えてい
る。すなわち、上記上側板状部材13が平板部13a
と、この平板部13aの外周縁から下方に垂下する周壁
部13bとからなる。また、上記下側板状部材14が上
記平板部13aの下面に密着された平板部14aと、こ
の平板部14aの外周側から連続して上記周壁部13b
の内周面に相対向する周壁部14bと、この周壁部14
bの外周面に形成された環状凹部14cとからなり、こ
の環状凹部14cと上記周壁部13bとの間に上記オリ
フィス15が形成されている。上記オリフィス15の一
端が上記受圧室部10に、他端が上記平衡室11にそれ
ぞれ開口されている。
【0024】そして、上記仕切体7は、上記周壁部13
bの外周面に外嵌、位置固定されたOリング16を介し
て上記支持筒体1の内周面に接触されており、これによ
り、液密を保持した状態で上下方向に摺動可能になって
いる。また、上記一対の板状部材13,14には上記ロ
ッド8の下端部が上下方向に貫通し、ナット8b,8b
によりこのロッド8と互いに固定されており、このロッ
ド8を介して上記仕切体7は上記副弾性体6の中心部6
aと一体的に連結されて上記中心部6aと一体に相対移
動するようになっている。さらに、この仕切体7が配設
された支持筒体1の下半部分1cは、少なくとも上記O
リング16が上下方向に相対移動する範囲の内径が、上
記副弾性体6の周縁6bが連結された上記支持筒体1の
上半部1dのそれよりも所定寸法大きく設定されてい
る。これによって、上記副弾性体6の中心部6aが下方
に変位し、これと共に上記仕切体7が下方に変位する
程、受圧室10の容積が変位前の元の容積よりも拡大す
るようになっている。
【0025】つぎに、上記第1実施例の作用・効果を説
明する。
【0026】上記上部取付部材2側から上下方向に低周
波側の振動が入力した場合、主弾性体4が撓んで下方に
相対変位する。この変位によって、副弾性体6の上面6
cが第2液室12の液体Lを介して、また、ロッド8の
頭部8aが上記主弾性体4の凸部4cを介してそれぞれ
上下方向力を受ける結果、上記副弾性体6が下方に相対
変位する。同時に、上記ロッド8を介して上下方向力を
受けて仕切体7が上記副弾性体6と一体に、すなわち、
副弾性体6の中心部6aであるロッド8の頭部8aの変
位量と同量だけ上下方向に相対移動する。
【0027】この際、上記仕切体7の下方への相対変位
により支持筒体1の下半部1cの内断面に上記変位量を
乗じた円柱の分だけ受圧室10の容積が増大するのに対
して、上記副弾性体6の周縁6bは支持筒体1に対して
位置固定されているためにその中心部6aの変位により
上記支持筒体1の上半部1dの内断面に上記変位量を乗
じた円柱部分の略1/3の略円錐部分に相当する分だけ
上記受圧室10の容積が減少する。この場合、上記下半
部1cの内径は上記上半部1dのそれより大きくなって
おり、その上、上記略円錐の容積は円柱のそれより大き
いため、上記容積の減少量よりも増大量の方がかなり大
きくなって、上記受圧室10の容積が変位前の元の容積
より増大側に変化する。従って、上記副弾性体6の下方
への相対変位によって、従来の防振マウントとは逆に、
受圧室10内の液圧を負圧側に変動させることができ、
これにより、オリフィス15を通して平衡室11と受圧
室10との間で、上記副弾性体6の相対変位の方向、す
なわち、入力振動の入力方向と逆相の流動が生じる。
【0028】そして、この流動による液柱共振によっ
て、上記入力振動の減衰を図ることができる。この際、
上記副弾性体6および仕切体7は入力振動の振幅に応じ
て上下動するため、入力振動に応じた振動減衰を図るこ
とができる。
【0029】一方、上記入力振動が高周波側のものとな
って、上記オリフィス15が目詰まり状態となった場
合、仕切体7が上下方向に相対移動可能であり、しか
も、平衡室11はダイヤフラム5が撓んで膨出すること
により拡縮することができるため、ダイヤフラム5が下
方に膨出する分、上記仕切体7はを下方に相対移動する
ことができる。これにより、受圧室10の急激な液圧上
昇を抑制することができる。これに加えて、上記仕切体
7の下方への相対移動の際、上述のごとく、受圧室10
の容積が拡大して負圧側に液圧変動するため、受圧室1
0の液圧上昇を確実に阻止して動ばね定数を低減方向に
移行させることができる。すなわち、入力振動により弾
性体4,6が受圧室10を圧縮する側に変位しようとす
れば、上記受圧室10は負圧側に液圧変動し、逆に、上
記弾性体4,6が受圧室10を引張する側に変位しよう
とすれば、上記受圧室10は上昇側に液圧変動して、防
振マウントに作用する振動力を吸収する側に液圧変動す
る。従って、オリフィス15の目詰まり状態後の防振マ
ウントの動ばね定数を両弾性体4,6のせん断ばね定数
から上記液圧変動に伴う液体Lの体積ばね定数を減じた
ものとすることができ、動ばね定数のジャンプ現象の発
生を防止することができる上、防振マウント全体として
その動ばね定数を低いものに抑えることができる。
【0030】また、上記上部取付部材3側から半径方向
もしくはこじり方向(図1の斜め方向)に振動もしくは
衝撃力が入力した場合、主弾性体4が上記半径方向など
の方向に変位しても、副弾性体6がその主弾性体4と切
り離されているため、この副弾性体6が上記半径方向な
どの方向に変位することを抑制もしくは防止することが
できる。この結果、この副弾性体6に連結されている仕
切体7への上記半径方向の振動やこじり力の伝達を遮断
することができ、このため、上記仕切体7と支持筒体1
の内周面との局部的な押圧力の発生を回避して、上記仕
切体7を筒軸X方向に確実にかつスムースに相対移動さ
せることができる。しかも、上記副弾性体6と主弾性体
4との間に第2液室12が介在されているため、主弾性
体4に入力する振動が筒軸X方向に対していずれの方向
の振動であっても、その入力振動による力が上記第2液
室12の液体Lを介して副弾性体6を筒軸X方向に移動
させるように副弾性体6に作用する。そして、この副弾
性体6が上記筒軸X方向に変位する結果、上述のごと
く、振動の減衰もしくは衝撃力の吸収を図ることができ
る。
【0031】図2は本発明の第2実施例に係る液体封入
式防振マウントを示し、17は支持筒体、18はこの支
持筒体17の上端開口縁17aと上部取付部材3とを連
結する環状の主弾性体、19は上記支持筒体17の内周
側に筒軸Xと同軸に配設された内筒体、20はこの内筒
体19の上端開口を密閉して遮断する副弾性体、21は
この副弾性体20とダイヤフラム5との間の上記内筒体
19の内部を上下に仕切る仕切体である。そして、上記
支持筒体17と内筒体19とによって、本第2実施例に
おける筒状フレーム22が構成されている。
【0032】上記支持筒体17は、その下端縁部により
構成されるかしめ部17bによって下部取付部材2と互
いに連結されている。このかしめ部17bには、上記主
弾性体18の周縁から上記支持筒体17の内周面に沿っ
て延ばされたゴム薄膜18aが加硫接着されており、こ
のゴム薄膜18aと上記下部取付部材2の外周縁との間
に挟まれて上記内筒体19のフランジ部19aの外周縁
と上記ダイヤフラム5の外周縁とが位置固定されてい
る。そして、このダイヤフラム5と、上記内筒体19
と、上記副弾性体20とにより画成された密閉空間に液
体Lが封入されて第1液室23が形成され、また、上記
主弾性体18と、副弾性体20と、両筒体17,19と
により画成された密閉空間に液体Lが封入されて第2液
室24が形成されている。さらに、上記第1液室23内
が上記仕切体21によってこの仕切体21の上側の受圧
室25と、下側の平衡室26とに仕切られている。
【0033】上記主弾性体18は、上記筒部材3cの外
周面と、この筒部材3cよりも下方位置の上記支持筒体
17の上端開口縁17aとの間にゴムの一体加硫成形に
よって円錐台状に形成されており、この主弾性体4によ
って上記上部取付部材3が上記支持筒体17に対して弾
性的に支承されている。
【0034】上記内筒体19は、上記フランジ部19a
と、このフランジ部19aの内周縁に連続して上方に延
びる本体筒部19bと、この本体筒部19bの外周面か
ら半径方向外方に突出するリブ部19cとから一体的に
形成されている。そして、上記リブ部19cの外周縁が
上記支持筒体17の内周面のゴム薄膜18aに圧嵌着さ
れて上記支持筒体17と間に環状の第2のオリフィス2
7が形成されている。このオリフィス27は一端が上記
第2液室24に、他端が上記平衡室26にそれぞれ開口
され、この第2オリフィス27によって上記第2液室2
4と平衡室26とが互いに連通されている。そして、こ
の第2オリフィス27は、低周波振動、特にエンジンの
シェイク振動領域の周波数(例えば、10〜15Hz)
にチューニングされており、この第2オリフィス27を
介した液柱共振によって上記シェイク振動の減衰が図ら
れるようになっている。
【0035】上記副弾性体20は、ゴムの加硫成形によ
り略円錐形に形成されたものであり、中心部20aが上
記ロッド28の頭部28aの外周面と、周縁20bが上
記頭部28aより下方位置の内筒体19の上端開口縁1
9dの内周面とそれぞれ加硫接着されている。そして、
上記副弾性体20の下面20cは、上記上記中心部20
aから半径方向に下り勾配をもって拡がっており、これ
により、受圧室25の上側部分を画成するようになって
いる。
【0036】上記仕切体21は、一対の板状部材29,
30が上下に重ねられて第1実施例の仕切体7と同様に
構成されており、外周部の内部に環状の第1のオリフィ
ス31を備えている。この第1オリフィス31の一端が
上記受圧室25に、他端が上記平衡室26にそれぞれ開
口されており、この第1オリフィス31によって上記受
圧室25と平衡室26とが互いに連通されている。そし
て、この第1オリフィス31は、上記第2オリフィス2
7より高周波側の振動、中でもエンジンのアイドル振動
領域の周波数(例えば、20〜25Hz)にチューニン
グされており、この第1オリフィス31を介した液柱共
振によって上記アイドル振動の減衰が図られるようにな
っている。
【0037】また、上記仕切体21は、その外周面に外
嵌、位置固定されたOリング32を介して上記内筒体1
9の内周面に接触されており、これにより、液密を保持
した状態で上下方向に摺動可能になっている。また、上
記一対の板状部材29,30には上記ロッド28の下端
部が上下方向に貫通し、ナット28b,28bによりこ
のロッド28と互いに固定されており、このロッド28
を介して上記仕切体21は上記副弾性体20の中心部2
0aと一体的に連結されて上記中心部20aと一体に相
対移動するようになっている。
【0038】なお、上記防振マウントのその他の構成は
第1実施例のものと同様であるために、同一部材には同
一符号を付して、その説明は省略する。
【0039】つぎに、上記第2実施例の作用・効果を説
明する。
【0040】上部取付部材2側から上下方向に低周波側
の振動が入力した場合、主弾性体18が撓んで上下方向
に相対変位する。この変位によって、第2液室24が縮
小されてその液体Lが第2オリフィス27を通して平衡
室26との間で流動し、この流動に伴う上記第2オリフ
ィス27を介した液柱共振により、特にシェイク振動の
減衰を図ることができる。また、同時に、上記主弾性体
18の変位により、上記第2液室24の液体Lを介し
て、副弾性体20がその液体Lの液圧変動に応じて上下
方向に変位し、仕切体21がこの副弾性体20と一体
に、すなわち、副弾性体20の中心部20aであるロッ
ド28の頭部28aの変位量と同量だけ上下方向に相対
移動する。
【0041】また、入力振動が上記シェイク振動より高
周波側で上記第2オリフィス27を目詰まり状態とする
ような振動が入力した場合、上記第2液室24が密閉さ
れるため、主弾性体18側からの上下振動がその第2液
室24の液体Lを介して副弾性体20に作用し、この副
弾性体20が上下方向に変位し、かつ、その中心部20
aの変位量と同量だけ仕切体21が一体に相対移動す
る。
【0042】この際、上記副弾性体20の下方への変位
により、受圧室25の容積は変位前の元の容積よりも拡
大して負圧側への液圧変動が生じる。これは、上記仕切
体21の下方への相対変位により内筒体19の内断面に
上記変位量を乗じた円柱部分に相当する容積が増大する
のに対して、上記副弾性体20の変位により上記円柱部
分の略1/3の略円錐部分に相当する容積が減少するだ
けであるためである。従って、上記副弾性体20の下方
への相対変位によって、従来の防振マウントとは逆に、
受圧室25内の液圧を負圧側に変動させることができ
る。これにより、第1オリフィス31を通して平衡室2
6と受圧室25との間で、上記副弾性体20の相対変位
の方向、すなわち、入力振動の入力方向と逆相の流動が
生じ、この流動による液柱共振によって、上記入力振
動、特にアイドル振動の減衰を図ることができる。
【0043】そして、入力振動が上記第1オリフィス3
1をも目詰まり状態にするような高周波振動である場
合、上記第1オリフィス31を介した受圧室25と平衡
室26との間の流動が阻止されるが、ダイヤフラム5が
撓むことにより上記副弾性体20および仕切体21は上
下方向に相対移動することができるため、主弾性体18
および副弾性体20の下方変位により上記受圧室25の
液圧を負圧側に、逆に上方変位により上昇側にそれぞれ
変動させることができる。このため、オリフィス15が
目詰まり状態になっても、第1実施例と同様に、受圧室
25の液圧上昇を確実に阻止して動ばね定数のジャンプ
現象を回避することができる上、防振マウント全体とし
てその動ばね定数を低いものに抑えることができる。
【0044】一方、上記上部取付部材3側から半径方向
もしくはこじり方向に振動もしくは衝撃力が入力した場
合、主弾性体18が上記半径方向などの方向に変位して
も、副弾性体20がその主弾性体18と完全に切り離さ
れているため、この副弾性体20が上記半径方向などの
方向に変位することを確実に防止することができる。こ
の結果、この副弾性体20に連結されている仕切体21
を上下方向に確実にかつスムースに相対移動させること
ができる。しかも、上記副弾性体20と主弾性体18と
の間に第2液室24が介在されているため、主弾性体1
8に入力する振動が筒軸X方向に対していずれの方向の
振動であっても、第1実施例と同様に、上記副弾性体2
0が上記上下方向に変位する結果、上述のごとく、振動
の減衰もしくは衝撃力の吸収を図ることができる。
【0045】なお、本発明は上記第1および第2実施例
に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含
するものである。すなわち、上記第1実施例では、副弾
性体6の下方側への変位により受圧室10が増大側に容
積変化するための手段として、支持筒体1の仕切体7側
の下半部1cの内径を副弾性体6側の上半部1dより大
きくし、加えて、その副弾性体6を円錐形状にして中心
部6aにロッド8を連結するという、2つの手段を用い
ているが、これに限らず、いずれか一方の手段をのみ用
いるようにしてもよい。
【0046】また、上記第1実施例では、主弾性体4の
凸部4cを副弾性体6の中心部に位置するロッド8の頭
部8aに当接しているが、これに限らず、例えば、両者
を離した状態にしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における液体封入式防振マウントによれば、オリフィ
スが目詰まり状態となっても、平衡室の一部が弾性薄膜
により画成されて平衡室自体の容積が可変であり、弾性
体が筒軸方向の平衡室側に相対変位すれば仕切体も弾性
体と共に平衡室側に相対移動するため、受圧室内の液圧
の急上昇を確実に阻止することができ、動ばね定数のジ
ャンプ現象を確実に防止することができる。その上、上
記弾性体および仕切体の上記弾性薄膜側への変位により
上記受圧室の容積が拡大して受圧室内の液圧を負圧側に
変動させることができるため、上記オリフィスが目詰ま
り状態となっても振動入力に伴う全体の動ばね定数の上
昇を低く抑えることができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、仕切体の相
対移動範囲の筒状フレームの内径が弾性体の配置された
部分の筒状フレームの内径よりも大きく設定されている
ため、弾性体の上記弾性薄膜側への相対変位による受圧
室の容積減少分よりも、仕切体の上記弾性的薄膜側への
相対移動による受圧室の容積拡大分の方を大きくするこ
とができる。このため、上記弾性体および仕切体の上記
弾性薄膜側への変位による上記受圧室の液圧変動を確実
に負圧側にすることができ、上記請求項1記載の発明に
よる効果を確実に得ることができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、弾性体の筒
軸方向への変位に伴う容積変動を、その中心部を頂点と
して周縁を裾野とする円錐形状とすることができ、仕切
体が筒軸方向に平行移動することに伴う容積変動の方を
大きくすることができる。このため、上記弾性体および
仕切体の上記弾性薄膜側への変位による上記受圧室の液
圧変動を確実に負圧側にすることができ、上記請求項1
記載の発明による効果を、請求項2記載の発明と同様
に、確実に得ることができる。
【0050】また、請求項4記載の発明によれば、第1
取付部材を介して筒軸方向以外の方向の振動やこじり力
が主弾性体に入力し、これにより、主弾性体が上記筒軸
方向以外の方向に変位しても、仕切体を主弾性体とは切
り離した副弾性体と連結しているため、上記仕切体に筒
軸方向以外の方向の振動やこじり力が上記仕切体に作用
することを防止することができる。このため、上記仕切
体を確実にかつスムースに筒軸方向へ相対移動させるこ
とができ、請求項1記載の発明による効果をより確実に
得ることができる。しかも、主弾性体に入力する振動が
筒軸方向に対していずれの振動であっても、その入力振
動を第2液室の液体を介して副弾性体に伝達させるよう
にしているため、副弾性体を確実に筒軸方向に移動させ
ることができる。このため、入力振動がいずれの方向で
あっても、上記副弾性体の変位によって、上記請求項1
記載の発明による効果を得ることができる。
【0051】さらに、請求項5記載の発明によれば、請
求項4記載の発明による効果に加えて、第2のオリフィ
スを仕切体のオリフィスよりも低周波側にチューニング
することによって、低周波側の入力振動に対しては上記
第2のオリフィスを介した第2の液室と平衡室との間の
液柱共振により減衰を図ることができ、また、上記入力
振動よりも高周波側の入力振動に対しては上記仕切体の
オリフィスを介した受圧室と平衡室との間の液柱共振に
より減衰を図ることができ、2つのオリフィスによって
幅広い周波数領域の振動を有効に減衰することができ
る。さらに、両オリフィスが目詰まり状態となるような
高周波側の振動入力に対しては、第2液室の液体を介し
て副弾性体が筒軸方向に変位されることにより、上記請
求項1記載の発明による効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,17 支持筒体(支持筒体) 2 下部取付部材(第2取付部材) 3 上部取付部材(第1取付部材) 4,18 主弾性体(弾性体) 5 ダイヤフラム(弾性薄膜) 6,20 副弾性体(弾性体) 6a,20a 副弾性体の中心部 6b,20b 副弾性体の周縁 7,21 仕切体 8,28 ロッド(連結部材) 9,23 第1液室 10,25 受圧室 11,26 平衡室 12,24 第2液室 15 オリフィス 19 内筒体(筒状フレーム) 22 筒状フレーム 27 第2のオリフィス 31 第1のオリフィス L 液体 X 筒軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒軸を主振動入力方向に向けて配置され
    た筒状フレームと、この筒状フレームの筒軸方向両側に
    配置された第1および第2取付部材と、この第1取付部
    材と上記筒状フレームの一端部側との間に介装されて上
    記第1取付部材を支承する弾性体と、上記筒状フレーム
    の他端部を遮断する弾性薄膜と、この弾性薄膜と上記弾
    性体との間に画成されて液体が封入された液室と、この
    液室を上記弾性体側の受圧室と上記弾性薄膜側の平衡室
    との2つに液密に仕切る仕切体と、この仕切体に形成さ
    れて上記受圧室と平衡室とを連通するオリフィスとを備
    えた液体封入式防振マウントにおいて、 上記仕切体は、外周部が上記筒状フレームの内周面に対
    して筒軸方向に相対移動可能に支持され、かつ、筒軸方
    向に上記弾性体と一体に相対移動するよう連結部材によ
    って上記弾性体の一部と互いに連結されており、 上記受圧室は上記弾性体の上記弾性薄膜側への変位によ
    り容積が増大側に変化するように形成されていることを
    特徴とする液体封入式防振マウント。
  2. 【請求項2】 仕切体の少なくとも相対移動範囲の筒状
    フレームの内径が、弾性体の配置された部分の筒状フレ
    ームの内径より大きく設定されている請求項1記載の液
    体封入式防振マウント。
  3. 【請求項3】 弾性体は、周縁が筒状フレームの内周面
    に固定され、かつ、中心部が筒軸方向に延びる棒状の連
    結部材によって仕切体と一体的に連結されている請求項
    1記載の液体封入式防振マウント。
  4. 【請求項4】 弾性体が第1取付部材と連結された主弾
    性体と、受圧室の一部を画成しかつ仕切体と連結された
    副弾性体とから構成され、この副弾性体は上記主弾性体
    から筒軸方向に切り離されかつその主弾性体との間を密
    閉するよう周縁が上記筒状フレームの内周面に連結され
    ており、 上記主弾性体と副弾性体との間の密閉空間に液体が封入
    されて第2の液室が形成されている請求項1記載の液体
    封入式防振マウント。
  5. 【請求項5】 筒状フレームは、外周側の支持筒体と、
    この支持筒体に固定された内周側の内筒体とを備えてお
    り、 副弾性体の周縁が上記内筒体の内周面に連結され、か
    つ、仕切体の外周部が上記内筒体の内周面に筒軸方向に
    相対位移動可能に支持されており、 上記内筒体と支持筒体との間に、第2の液室と平衡室と
    を互いに連通する第2のオリフィスが形成されている請
    求項4記載の液体封入式防振マウント。
JP307093A 1993-01-12 1993-01-12 液体封入式防振マウント Withdrawn JPH06207637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP307093A JPH06207637A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 液体封入式防振マウント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP307093A JPH06207637A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 液体封入式防振マウント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06207637A true JPH06207637A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11547081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP307093A Withdrawn JPH06207637A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 液体封入式防振マウント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06207637A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10037954A1 (de) * 2000-05-30 2001-12-13 Freudenberg Carl Fa Hydrolager
US7584945B2 (en) * 2005-07-21 2009-09-08 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration damping device
JP2009299792A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Bridgestone Corp 液体封入式防振装置
US20120091640A1 (en) * 2009-04-28 2012-04-19 Bridgestone Corporation Vibration absorption device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10037954A1 (de) * 2000-05-30 2001-12-13 Freudenberg Carl Fa Hydrolager
DE10037954B4 (de) * 2000-05-30 2012-01-19 Carl Freudenberg Kg Hydrolager
US7584945B2 (en) * 2005-07-21 2009-09-08 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration damping device
JP2009299792A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Bridgestone Corp 液体封入式防振装置
US20120091640A1 (en) * 2009-04-28 2012-04-19 Bridgestone Corporation Vibration absorption device
US8695954B2 (en) * 2009-04-28 2014-04-15 Bridgestone Corporation Vibration absorption device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4657232A (en) Hydraulically damped mounting device
US5839720A (en) Vibration isolating apparatus
GB2282430A (en) Hydraulically damped mounting device
JPH03121327A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
US5433421A (en) Vibration isolating apparatus
KR20200069589A (ko) 유체 봉입식 엔진 마운트
JP4220107B2 (ja) 制御型の液封入式防振装置
JP3505475B2 (ja) 液圧減衰軸受
JP2006200590A (ja) 液体封入式防振マウント装置
JPH01238730A (ja) 流体封入式マウント装置
JPH06207637A (ja) 液体封入式防振マウント
JP2011247381A (ja) 流体封入式防振装置
JP2008232411A (ja) 流体封入式防振装置
JPH0389043A (ja) 流体封入式防振マウント
JP4434500B2 (ja) 液体封入式マウント
JP4378249B2 (ja) 液体封入式防振マウント装置
JPH07190135A (ja) 液体封入防振支持装置
KR100243617B1 (ko) 액체봉입식 엔진마운트
JP2008240890A (ja) 流体封入式防振装置
JP4231980B2 (ja) 液体封入式マウント
JP3508792B2 (ja) 液体封入式マウント
JPH11311291A (ja) 流体封入式防振装置
JP2014202279A (ja) 液体封入式防振装置
JPH06129476A (ja) 流体封入式防振マウント
JPH09133178A (ja) 液体封入式マウント

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404