JPH06207668A - ベルト式無段変速機の制御装置 - Google Patents
ベルト式無段変速機の制御装置Info
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- JPH06207668A JPH06207668A JP349193A JP349193A JPH06207668A JP H06207668 A JPH06207668 A JP H06207668A JP 349193 A JP349193 A JP 349193A JP 349193 A JP349193 A JP 349193A JP H06207668 A JPH06207668 A JP H06207668A
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- valve
- control
- pressure
- continuously variable
- variable transmission
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H2061/6604—Special control features generally applicable to continuously variable gearings
- F16H2061/6608—Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルト式無段変速機の電子制御機器の異常時
に走行に必要な機能を作り出す。 【構成】 ベルト式無段変速機に直列に接続され少なく
とも2段の変速段を有する副変速機35、無段変速機を
制御する変速比制御バルブ21、無段変速機に供給する
ライン圧を調圧するレギュレータバルブ20、副変速機
を制御する切換バルブ26、各バルブに制御油圧を供給
する各制御弁31、30、33、マニュアルバルブ2
7、各制御弁を制御する電子制御装置を備えたベルト式
無段変速機の制御装置において、切換バルブに、マニュ
アルバルブを介して変速比制御バルブと接続する油圧回
路62とレギュレータバルブと接続する油圧回路61と
を設け、切換バルブを制御する制御バルブが異常により
閉弁されたとき切換バルブから制御油圧をレギュレータ
バルブに供給し、切換バルブを制御する制御バルブが異
常により閉弁され且つマニュアルバルブが特定位置にあ
るときに切換バルブから制御油圧を変速比制御バルブと
レギュレータバルブに供給する。
に走行に必要な機能を作り出す。 【構成】 ベルト式無段変速機に直列に接続され少なく
とも2段の変速段を有する副変速機35、無段変速機を
制御する変速比制御バルブ21、無段変速機に供給する
ライン圧を調圧するレギュレータバルブ20、副変速機
を制御する切換バルブ26、各バルブに制御油圧を供給
する各制御弁31、30、33、マニュアルバルブ2
7、各制御弁を制御する電子制御装置を備えたベルト式
無段変速機の制御装置において、切換バルブに、マニュ
アルバルブを介して変速比制御バルブと接続する油圧回
路62とレギュレータバルブと接続する油圧回路61と
を設け、切換バルブを制御する制御バルブが異常により
閉弁されたとき切換バルブから制御油圧をレギュレータ
バルブに供給し、切換バルブを制御する制御バルブが異
常により閉弁され且つマニュアルバルブが特定位置にあ
るときに切換バルブから制御油圧を変速比制御バルブと
レギュレータバルブに供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト式無段変速機の
制御装置に関する。
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト式無段変速機は、ベルトとプーリ
とを使用して変速比を無段階に変化させる変速機で、図
1に示すように、エンジンから電磁クラッチ、流体継手
等(図示せず)を介して駆動されるプライマリプーリ
(入力軸)1と、前車軸に連結されるセカンダリプーリ
(出力軸)2と、これらのプライマリプーリ1とセカン
ダリプーリ2との間に掛回されたベルト3と、プライマ
リプーリ1、セカンダリプーリ2の溝幅Wp、Wsを制
御する油圧制御装置4等により構成されている。
とを使用して変速比を無段階に変化させる変速機で、図
1に示すように、エンジンから電磁クラッチ、流体継手
等(図示せず)を介して駆動されるプライマリプーリ
(入力軸)1と、前車軸に連結されるセカンダリプーリ
(出力軸)2と、これらのプライマリプーリ1とセカン
ダリプーリ2との間に掛回されたベルト3と、プライマ
リプーリ1、セカンダリプーリ2の溝幅Wp、Wsを制
御する油圧制御装置4等により構成されている。
【0003】プライマリプーリ1、セカンダリプーリ2
は、所定の傾斜面を有するシャフト1a、2aと、可動
シーブ1b、2bと、可動シーブ1b、2bの背面に夫
々設けられたプライマリシリンダ1c、セカンダリシリ
ンダ2cとを備え、可動シーブ1b、2bは、ボールス
プラインによりシャフト1a、2a上を摺動可能とさ
れ、油圧制御装置4から供給されるプライマリ油圧P
p、セカンダリ油圧Psによりプーリの溝幅Wp、Ws
が可変されるようになっている。油圧制御装置4は、電
子制御装置(図示せず)を備えており、アクセル開度、
エンジン回転数、車速等の各信号を入力し、これらの信
号に基づいて油圧ポンプ5から供給される油圧を制御し
てプライマリプーリ1、セカンダリプーリ2の溝幅W
p、Wsを制御する。
は、所定の傾斜面を有するシャフト1a、2aと、可動
シーブ1b、2bと、可動シーブ1b、2bの背面に夫
々設けられたプライマリシリンダ1c、セカンダリシリ
ンダ2cとを備え、可動シーブ1b、2bは、ボールス
プラインによりシャフト1a、2a上を摺動可能とさ
れ、油圧制御装置4から供給されるプライマリ油圧P
p、セカンダリ油圧Psによりプーリの溝幅Wp、Ws
が可変されるようになっている。油圧制御装置4は、電
子制御装置(図示せず)を備えており、アクセル開度、
エンジン回転数、車速等の各信号を入力し、これらの信
号に基づいて油圧ポンプ5から供給される油圧を制御し
てプライマリプーリ1、セカンダリプーリ2の溝幅W
p、Wsを制御する。
【0004】即ち、ロー状態のときには図2のようにプ
ライマリプーリ1の溝幅Wpが広く、セカンダリプーリ
2の溝幅Wsが狭くなり、変速比が大きくなる。反対に
オーバドライブ状態のときには図3のようにプライマリ
プーリ1の溝幅Wpが狭く、セカンダリプーリ2の溝幅
Wsが広くなり、変速比が小さくなる。ところで、上述
したようなベルト式無段変速機においては、プライマリ
プーリ1とセカンダリプーリ2との溝幅Wp、Wsを変
化させることにより変速比を変化させるために低速段側
と高速段側間の変速比に限界がある。そこで、前進2段
のギヤ段を有し、無段変速機のセカンダリプーリ2の出
力軸に直列に接続された副変速機を使用し、低速段ギヤ
と高速段ギヤとを切り換えることにより変速範囲を広く
とるようにした2段式のベルト式無段変速機が知られて
いる。ベルト式無段変速機の高速段側と低速段側との切
換は、第1のソレノイドバルブにより行ない、当該第1
のソレノイドバルブが非通電の時に当該無段変速機が高
速段側に切換られるように構成されている。また、副変
速機の低速段ギヤと高速段ギヤとの切り換えは、第2の
ソレノイドバルブにより行ない、当該第2のソレノイド
バルブが非通電の時に前記副変速機も高速段ギヤに切り
換えられるようになっている。そして、第1、第2のソ
レノイドバルブが共に非通電のときにベルトの変速比
は、高速段側に変速され、エンジン過回転を防止するよ
うになっている。これらの第1、第2のソレノイドバル
ブは、電子制御装置により制御される。
ライマリプーリ1の溝幅Wpが広く、セカンダリプーリ
2の溝幅Wsが狭くなり、変速比が大きくなる。反対に
オーバドライブ状態のときには図3のようにプライマリ
プーリ1の溝幅Wpが狭く、セカンダリプーリ2の溝幅
Wsが広くなり、変速比が小さくなる。ところで、上述
したようなベルト式無段変速機においては、プライマリ
プーリ1とセカンダリプーリ2との溝幅Wp、Wsを変
化させることにより変速比を変化させるために低速段側
と高速段側間の変速比に限界がある。そこで、前進2段
のギヤ段を有し、無段変速機のセカンダリプーリ2の出
力軸に直列に接続された副変速機を使用し、低速段ギヤ
と高速段ギヤとを切り換えることにより変速範囲を広く
とるようにした2段式のベルト式無段変速機が知られて
いる。ベルト式無段変速機の高速段側と低速段側との切
換は、第1のソレノイドバルブにより行ない、当該第1
のソレノイドバルブが非通電の時に当該無段変速機が高
速段側に切換られるように構成されている。また、副変
速機の低速段ギヤと高速段ギヤとの切り換えは、第2の
ソレノイドバルブにより行ない、当該第2のソレノイド
バルブが非通電の時に前記副変速機も高速段ギヤに切り
換えられるようになっている。そして、第1、第2のソ
レノイドバルブが共に非通電のときにベルトの変速比
は、高速段側に変速され、エンジン過回転を防止するよ
うになっている。これらの第1、第2のソレノイドバル
ブは、電子制御装置により制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の2段式のベルト式無段変速機においては、第1及び
第2のソレノイドバルブ等の電子制御機器、或いはこれ
らのソレノイドバルブを制御する電子制御装置が故障し
たときに副変速装置が前進2段式の高速段側になり、ま
た、無段変速機のベルトの変速比が高速段側に変速され
るために登坂性能が不足するという問題がある。
成の2段式のベルト式無段変速機においては、第1及び
第2のソレノイドバルブ等の電子制御機器、或いはこれ
らのソレノイドバルブを制御する電子制御装置が故障し
たときに副変速装置が前進2段式の高速段側になり、ま
た、無段変速機のベルトの変速比が高速段側に変速され
るために登坂性能が不足するという問題がある。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、2段式のベルト式無段変速機の副変速機の低速段ギ
ヤと高速段ギヤとを切り換えるソレノイドバルブ及びベ
ルト式無段変速機を低速段側と高速段側とに切り換える
ソレノイドバルブ等の電子制御機器の異常時にエンジン
の過回転を防止すると共に登坂性能を確保するようにし
たベルト式無段変速機の制御装置を提供することを目的
とする。
で、2段式のベルト式無段変速機の副変速機の低速段ギ
ヤと高速段ギヤとを切り換えるソレノイドバルブ及びベ
ルト式無段変速機を低速段側と高速段側とに切り換える
ソレノイドバルブ等の電子制御機器の異常時にエンジン
の過回転を防止すると共に登坂性能を確保するようにし
たベルト式無段変速機の制御装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、ベルト式無段変速機に直列に接続さ
れ少なくとも2段の変速段を有する副変速機と、前記ベ
ルト式無段変速機の変速比を制御油圧が高いときには低
速段側に低いときには高速段側に制御する変速比制御バ
ルブと、前記無段変速機に供給するライン圧を制御油圧
に応じて調圧するレギュレータバルブと、前記副変速機
の変速段を制御油圧により制御する切換バルブと、前記
各バルブに夫々制御油圧を供給する各制御バルブと、マ
ニュアルバルブと、前記各制御バルブを制御する電子制
御装置とを備えたベルト式無段変速機の制御装置におい
て、前記切換バルブに、前記マニュアルバルブを介して
前記変速比制御バルブと接続する油圧回路と前記レギュ
レータバルブと接続する油圧回路とを設け、前記切換バ
ルブを制御する制御バルブが異常により閉弁されたとき
前記切換バルブから制御油圧を前記レギュレータバルブ
に供給し、前記切換バルブを制御する制御バルブが異常
により閉弁され且つ前記マニュアルバルブが特定位置に
あるときに前記切換バルブから制御油圧を前記変速比制
御バルブと前記レギュレータバルブに供給する構成とし
たものである。
に本発明によれば、ベルト式無段変速機に直列に接続さ
れ少なくとも2段の変速段を有する副変速機と、前記ベ
ルト式無段変速機の変速比を制御油圧が高いときには低
速段側に低いときには高速段側に制御する変速比制御バ
ルブと、前記無段変速機に供給するライン圧を制御油圧
に応じて調圧するレギュレータバルブと、前記副変速機
の変速段を制御油圧により制御する切換バルブと、前記
各バルブに夫々制御油圧を供給する各制御バルブと、マ
ニュアルバルブと、前記各制御バルブを制御する電子制
御装置とを備えたベルト式無段変速機の制御装置におい
て、前記切換バルブに、前記マニュアルバルブを介して
前記変速比制御バルブと接続する油圧回路と前記レギュ
レータバルブと接続する油圧回路とを設け、前記切換バ
ルブを制御する制御バルブが異常により閉弁されたとき
前記切換バルブから制御油圧を前記レギュレータバルブ
に供給し、前記切換バルブを制御する制御バルブが異常
により閉弁され且つ前記マニュアルバルブが特定位置に
あるときに前記切換バルブから制御油圧を前記変速比制
御バルブと前記レギュレータバルブに供給する構成とし
たものである。
【0008】
【作用】電子制御装置の異常により各制御バルブが消勢
されてオフ状態となると、変速比制御バルブは、無段変
速機を高速段側に切り換え、レギュレータバルブは、当
該高速段側の走行に十分なライン圧に調圧する。また、
切換バルブは、開弁され副変速機を高速段側に切り換え
る。マニュアルバルブが特定の位置即ち、L位置又はR
位置に切り換えられると切換バルブから制御油圧が変速
比制御バルブに供給され、変速比制御バルブは、無段変
速機を低速段側に切り換え、レギュレータバルブは、マ
ニュアルバルブの位置に関係なくライン圧を上記の高め
のライン圧に調圧し、このライン圧は、低速段側の全開
付近を除く走行に十分である。これにより必要な機能が
得られる。
されてオフ状態となると、変速比制御バルブは、無段変
速機を高速段側に切り換え、レギュレータバルブは、当
該高速段側の走行に十分なライン圧に調圧する。また、
切換バルブは、開弁され副変速機を高速段側に切り換え
る。マニュアルバルブが特定の位置即ち、L位置又はR
位置に切り換えられると切換バルブから制御油圧が変速
比制御バルブに供給され、変速比制御バルブは、無段変
速機を低速段側に切り換え、レギュレータバルブは、マ
ニュアルバルブの位置に関係なくライン圧を上記の高め
のライン圧に調圧し、このライン圧は、低速段側の全開
付近を除く走行に十分である。これにより必要な機能が
得られる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図4は、2段式のベルト式無段変速機の制御
装置10の油圧回路構成を示し、油圧ポンプ11は、吸
込口がオイルパン13内に浸漬されたオイルフィルタ1
2に接続され、吐出口が油路50を介してレギュレータ
バルブ20のポート20b、変速比制御バルブ21のポ
ート21b、セカンダリプーリ2(図1)のセカンダリ
シリンダ2c、制御油圧モジュレータバルブ22及びク
ラッチモジュレータバルブ23の各入力ポートに接続さ
れている。また、プライマリプーリ1(図1)のプライ
マリシリンダ1cは、変速比制御バルブ21のポート2
1aに接続されている。尚、油路50にはライン圧リリ
ーフバルブ24が接続されている。
詳述する。図4は、2段式のベルト式無段変速機の制御
装置10の油圧回路構成を示し、油圧ポンプ11は、吸
込口がオイルパン13内に浸漬されたオイルフィルタ1
2に接続され、吐出口が油路50を介してレギュレータ
バルブ20のポート20b、変速比制御バルブ21のポ
ート21b、セカンダリプーリ2(図1)のセカンダリ
シリンダ2c、制御油圧モジュレータバルブ22及びク
ラッチモジュレータバルブ23の各入力ポートに接続さ
れている。また、プライマリプーリ1(図1)のプライ
マリシリンダ1cは、変速比制御バルブ21のポート2
1aに接続されている。尚、油路50にはライン圧リリ
ーフバルブ24が接続されている。
【0010】制御油圧モジュレータバルブ22の吐出ポ
ートは、油路51に接続されており、当該油路51には
変速比制御バルブ21、クラッチ圧制御バルブ25、切
換バルブ26、及びダンパクラッチ制御バルブ28の各
制御入力ポートが接続されている。また、制御油圧モジ
ュレータバルブ22の制御入力ポートは、油路51に接
続されている。更にこの油路51にはソレノイドバルブ
30〜34の各入力ポートが接続されている。そして、
ソレノイドバルブ30の吐出ポートは、油路52を介し
てレギュレータバルブ20の制御入力ポート20dに、
ソレノイドバルブ31の吐出ポートは、油路53を介し
て変速比制御バルブ21の制御入力ポート21eに、ソ
レノイドバルブ32の吐出ポートは、油路54を介して
クラッチ圧制御バルブ25の制御入力ポートに、ソレノ
イドバルブ33の吐出ポートは、油路55を介して切換
バルブ26の制御入力ポート26eに、ソレノイドバル
ブ34の吐出ポートは、油路65を介してダンパクラッ
チ制御ハルブ28の制御入力ポートに、夫々接続されて
いる。これらのソレノイドバルブ30〜34は、ノーマ
ルクローズタイプのバルブで図示しない電子制御装置に
より制御される。
ートは、油路51に接続されており、当該油路51には
変速比制御バルブ21、クラッチ圧制御バルブ25、切
換バルブ26、及びダンパクラッチ制御バルブ28の各
制御入力ポートが接続されている。また、制御油圧モジ
ュレータバルブ22の制御入力ポートは、油路51に接
続されている。更にこの油路51にはソレノイドバルブ
30〜34の各入力ポートが接続されている。そして、
ソレノイドバルブ30の吐出ポートは、油路52を介し
てレギュレータバルブ20の制御入力ポート20dに、
ソレノイドバルブ31の吐出ポートは、油路53を介し
て変速比制御バルブ21の制御入力ポート21eに、ソ
レノイドバルブ32の吐出ポートは、油路54を介して
クラッチ圧制御バルブ25の制御入力ポートに、ソレノ
イドバルブ33の吐出ポートは、油路55を介して切換
バルブ26の制御入力ポート26eに、ソレノイドバル
ブ34の吐出ポートは、油路65を介してダンパクラッ
チ制御ハルブ28の制御入力ポートに、夫々接続されて
いる。これらのソレノイドバルブ30〜34は、ノーマ
ルクローズタイプのバルブで図示しない電子制御装置に
より制御される。
【0011】クラッチ圧制御バルブ25の入力ポート2
5aは、油路56を介してクラッチモジュレータバルブ
23の吐出ポートに接続され、吐出ポート25bは、油
路57を介してマニュアルバルブ27の入力ポート27
aに接続されている。マニュアルバルブ27の吐出ポー
ト27b、27cは、副変速機35の前進低速段ブレー
キ37に接続されると共に油路58を介して切換バルブ
26の入力ポート26aに接続され、当該切換バルブ2
6の吐出ポート26bは、油路59を介して副変速機3
5の前進高速段クラッチ36に接続されている。また、
マニアルバルブ27の吐出ポート27dは、油路60を
介して副変速機35の後進ブレーキ38に接続されてい
る。切換バルブ26の吐出ポート26cは、油路61を
介してマニュアルバルブ27の入力ポート27eとレギ
ュレータバルブ20の制御入力ポート20eに接続され
ており、マニュアルバルブ27の吐出ポート27fは、
油路62を介して変速比制御バルブ21の制御入力ポー
ト21eに接続されている。また、レギュレータバルブ
20の排出ポート20xは、油路63を介して油圧ポン
プ11の吸込口側に接続されている。
5aは、油路56を介してクラッチモジュレータバルブ
23の吐出ポートに接続され、吐出ポート25bは、油
路57を介してマニュアルバルブ27の入力ポート27
aに接続されている。マニュアルバルブ27の吐出ポー
ト27b、27cは、副変速機35の前進低速段ブレー
キ37に接続されると共に油路58を介して切換バルブ
26の入力ポート26aに接続され、当該切換バルブ2
6の吐出ポート26bは、油路59を介して副変速機3
5の前進高速段クラッチ36に接続されている。また、
マニアルバルブ27の吐出ポート27dは、油路60を
介して副変速機35の後進ブレーキ38に接続されてい
る。切換バルブ26の吐出ポート26cは、油路61を
介してマニュアルバルブ27の入力ポート27eとレギ
ュレータバルブ20の制御入力ポート20eに接続され
ており、マニュアルバルブ27の吐出ポート27fは、
油路62を介して変速比制御バルブ21の制御入力ポー
ト21eに接続されている。また、レギュレータバルブ
20の排出ポート20xは、油路63を介して油圧ポン
プ11の吸込口側に接続されている。
【0012】ダンパクラッチ制御バルブ28の2つの入
力ポートは、夫々油路66、67を介してレギュレータ
バルブ20、クラッチモジュレータバルブ23の各吐出
ポートに、2つの吐出ポートは、夫々油路68、69を
介して流体継手40に、他の1つの吐出ポートは、油路
70を介してオイルクーラ41に夫々接続されている。
また、油路66と63との間には流体継手40に供給す
る油圧を制御する圧力制御バルブ29が接続されてい
る。
力ポートは、夫々油路66、67を介してレギュレータ
バルブ20、クラッチモジュレータバルブ23の各吐出
ポートに、2つの吐出ポートは、夫々油路68、69を
介して流体継手40に、他の1つの吐出ポートは、油路
70を介してオイルクーラ41に夫々接続されている。
また、油路66と63との間には流体継手40に供給す
る油圧を制御する圧力制御バルブ29が接続されてい
る。
【0013】以下に作用を説明する。制御油圧モジュレ
ータバルブ22は、後述のライン圧PLを所定のソレノ
イドバルブ供給圧(制御元圧)Pvに調圧して油路50
に吐出する。クラッチモジュレータバルブ23は、ライ
ン圧PLを所定のクラッチ供給圧Pvc(<Pv)に調
圧してクラッチ圧制御バルブ25に供給する。
ータバルブ22は、後述のライン圧PLを所定のソレノ
イドバルブ供給圧(制御元圧)Pvに調圧して油路50
に吐出する。クラッチモジュレータバルブ23は、ライ
ン圧PLを所定のクラッチ供給圧Pvc(<Pv)に調
圧してクラッチ圧制御バルブ25に供給する。
【0014】ソレノイドバルブ30は、前記電子制御装
置により車速に応じてデューティ制御され、入力される
ソレノイド供給圧Pvから制御油圧Pvb(≦Pv)を
発生してレギュレータバルブ20のポート20dに供給
する。レギュレータバルブ20は、この制御油圧Pvb
に応じて油圧ポンプ11から吐出された高圧の油圧を所
定のライン圧PLに調圧してセカンダリシリンダ2c及
び変速比制御バルブ21のポート21bに供給する。そ
して、レギュレータバルブ20は、車速が低速段側にあ
るときにはライン圧PLを高くし、高速段側にあるとき
には低速段側にあるときよりも低く調圧する。
置により車速に応じてデューティ制御され、入力される
ソレノイド供給圧Pvから制御油圧Pvb(≦Pv)を
発生してレギュレータバルブ20のポート20dに供給
する。レギュレータバルブ20は、この制御油圧Pvb
に応じて油圧ポンプ11から吐出された高圧の油圧を所
定のライン圧PLに調圧してセカンダリシリンダ2c及
び変速比制御バルブ21のポート21bに供給する。そ
して、レギュレータバルブ20は、車速が低速段側にあ
るときにはライン圧PLを高くし、高速段側にあるとき
には低速段側にあるときよりも低く調圧する。
【0015】ソレノイドバルブ31は、前記電子制御装
置により車速に応じてデューティ制御され、入力される
ソレノイド供給圧Pvから制御油圧Pva(≦Pv)を
発生して変速比制御バルブ21のポート21cに供給す
る。この制御油圧Pvaは、変速比が低速段側にあると
きは高く、変速比が高速段側になるに伴い低くなる。変
速比制御バルブ21は、油路50からポート21dに供
給されるソレノイド供給圧Pvとスプリングのばね圧
と、ソレノイドバルブ31からポート21cに供給され
る制御油圧Pvaとスプリングとのばね圧との差圧によ
りスプール位置が制御され、変速比を低速段側、高速段
側に切換える。
置により車速に応じてデューティ制御され、入力される
ソレノイド供給圧Pvから制御油圧Pva(≦Pv)を
発生して変速比制御バルブ21のポート21cに供給す
る。この制御油圧Pvaは、変速比が低速段側にあると
きは高く、変速比が高速段側になるに伴い低くなる。変
速比制御バルブ21は、油路50からポート21dに供
給されるソレノイド供給圧Pvとスプリングのばね圧
と、ソレノイドバルブ31からポート21cに供給され
る制御油圧Pvaとスプリングとのばね圧との差圧によ
りスプール位置が制御され、変速比を低速段側、高速段
側に切換える。
【0016】即ち、変速比制御バルブ21は、制御油圧
Pvaが高いときには、スプールが図のように左方に移
動し、プライマリシリンダ1c内の油を排出ポー21x
から排出させる。これによりプライマリプーリ1(図
1)の溝幅Wpが広くなる。一方、セカンダリシリンダ
2cには常時ライン圧PLが供給されており、セカンダ
リプーリ2の溝幅Wsが狭くなる。この結果、変速比は
低速段(ロー)側に制御される。
Pvaが高いときには、スプールが図のように左方に移
動し、プライマリシリンダ1c内の油を排出ポー21x
から排出させる。これによりプライマリプーリ1(図
1)の溝幅Wpが広くなる。一方、セカンダリシリンダ
2cには常時ライン圧PLが供給されており、セカンダ
リプーリ2の溝幅Wsが狭くなる。この結果、変速比は
低速段(ロー)側に制御される。
【0017】ソレノイドバルブ31の制御油圧Pvaが
低くなると変速比制御バルブ21のスプールが図中右方
に押動され、プライマリシリンダ1cが排出ポート21
xから遮断されると共にポート21bに徐々に連通さ
れ、当該プライマリシリンダ1cにもライン圧PLが供
給される。プライマリシリンダ1cは、セカンダリシリ
ンダ2cよりも受圧面積が大きく(図1)、従って、プ
ライマリシリンダ1cの押圧力がセカンダリシリンダ2
cの押圧力よりも大きくなり、この結果、プライマリプ
ーリ1の溝幅Wpが狭く、セカンダリプーリ2の溝幅W
sが広くなり(図2)、変速比は高速段側に制御され
る。
低くなると変速比制御バルブ21のスプールが図中右方
に押動され、プライマリシリンダ1cが排出ポート21
xから遮断されると共にポート21bに徐々に連通さ
れ、当該プライマリシリンダ1cにもライン圧PLが供
給される。プライマリシリンダ1cは、セカンダリシリ
ンダ2cよりも受圧面積が大きく(図1)、従って、プ
ライマリシリンダ1cの押圧力がセカンダリシリンダ2
cの押圧力よりも大きくなり、この結果、プライマリプ
ーリ1の溝幅Wpが狭く、セカンダリプーリ2の溝幅W
sが広くなり(図2)、変速比は高速段側に制御され
る。
【0018】ソレノイドバルブ31の制御油圧Pvaが
更に低くなると、変速比制御バルブ21のスプールが更
に右方に押動され、プライマリシリンダ1cがポート2
1bに完全に連通され、この結果、プライマリプーリ1
の溝幅Wpが最小、セカンダリプーリ2の溝幅Wsが最
大となり(図3)、変速比がオーバドライブ状態とな
る。
更に低くなると、変速比制御バルブ21のスプールが更
に右方に押動され、プライマリシリンダ1cがポート2
1bに完全に連通され、この結果、プライマリプーリ1
の溝幅Wpが最小、セカンダリプーリ2の溝幅Wsが最
大となり(図3)、変速比がオーバドライブ状態とな
る。
【0019】ソレノイドバルブ32は、前記電子制御装
置によりデューティ制御され、ソレノイド供給圧Pvか
ら制御油圧Pvdを発生する。即ち、マニュアルバルブ
がP(駐車)又はN(中立)のときには開弁されて制御
油圧Pvd(=Pv)を出力し、マニュアルバルブがR
(後退)又はD(前進)に動かされた直後に短時間デュ
ーティ制御され、その後は閉弁されて制御油圧Pvdが
0となる。
置によりデューティ制御され、ソレノイド供給圧Pvか
ら制御油圧Pvdを発生する。即ち、マニュアルバルブ
がP(駐車)又はN(中立)のときには開弁されて制御
油圧Pvd(=Pv)を出力し、マニュアルバルブがR
(後退)又はD(前進)に動かされた直後に短時間デュ
ーティ制御され、その後は閉弁されて制御油圧Pvdが
0となる。
【0020】クラッチ圧制御バルブ25は、ソレノイド
バルブ32からポート25cに供給される制御油圧Pv
dとスプリングのばね力と、油路50からポート25d
に供給されるソレノイド供給圧Pvとの差圧により制御
され、クラッチモジュレータバルブ23からのクラッチ
供給圧Pvcをマニュアルバルブ27に供給する。マニ
ュアルバルブ27は、L(低速)位置(レンジ)のとき
にはポート27aとポート27b及び27cとが連通さ
れると共にポート27eと27fとが連通され、2及び
D位置のときにはポート27aと27bとが連通され、
且つポート27eと27fとが遮断され、N(中立)位
置のときには図のようにポート27aが他のポート27
b〜27dと遮断され、且つポート27eが閉塞され、
R(後退)位置のときにはポート27aとポート27d
とが連通されると共にポート27eと27fとが連通さ
れ、P(駐車)位置のときにはポート27a、27eが
閉塞される。
バルブ32からポート25cに供給される制御油圧Pv
dとスプリングのばね力と、油路50からポート25d
に供給されるソレノイド供給圧Pvとの差圧により制御
され、クラッチモジュレータバルブ23からのクラッチ
供給圧Pvcをマニュアルバルブ27に供給する。マニ
ュアルバルブ27は、L(低速)位置(レンジ)のとき
にはポート27aとポート27b及び27cとが連通さ
れると共にポート27eと27fとが連通され、2及び
D位置のときにはポート27aと27bとが連通され、
且つポート27eと27fとが遮断され、N(中立)位
置のときには図のようにポート27aが他のポート27
b〜27dと遮断され、且つポート27eが閉塞され、
R(後退)位置のときにはポート27aとポート27d
とが連通されると共にポート27eと27fとが連通さ
れ、P(駐車)位置のときにはポート27a、27eが
閉塞される。
【0021】ソレノイドバルブ33は、前記電子制御装
置によりデューティ制御され、ソレノイド供給圧Pvか
らデューティ率に応じた制御油圧Pveを発生する。そ
して、副変速機35の低速段側を選択するときにはデュ
ーティ率が100%付近とされ(Pve=Pv)、高速
段側を選択するときにはデューティ率が0%と100%
付近の中間程度とされる(0<Pve<Pv)。そし
て、非通電時には閉弁されて制御油圧Pveは0とな
る。
置によりデューティ制御され、ソレノイド供給圧Pvか
らデューティ率に応じた制御油圧Pveを発生する。そ
して、副変速機35の低速段側を選択するときにはデュ
ーティ率が100%付近とされ(Pve=Pv)、高速
段側を選択するときにはデューティ率が0%と100%
付近の中間程度とされる(0<Pve<Pv)。そし
て、非通電時には閉弁されて制御油圧Pveは0とな
る。
【0022】切換バルブ26は、ソレノイドバルブ33
からポート26eに供給される制御油圧Pveが低い
(=0)ときにはスプールがスプリングにより左方に押
動され図のようにポート26dと26c、ポート26a
と26bとが連通され、制御油圧Pveが高い(=P
v)のときにはスプールがスプリング力に抗して図中右
方に押動され、ポート26dと26c、ポート26aと
26bとが遮断され、制御油圧Pveが中程度のときに
はスプールが僅かに右方に押動されてポート26dと2
6cとが遮断され、ポート26aと26bとが連通され
る。即ち、切換バルブ26は、ソレノイドバルブ33か
ら供給される制御油圧Pveにより切り換えられる。
からポート26eに供給される制御油圧Pveが低い
(=0)ときにはスプールがスプリングにより左方に押
動され図のようにポート26dと26c、ポート26a
と26bとが連通され、制御油圧Pveが高い(=P
v)のときにはスプールがスプリング力に抗して図中右
方に押動され、ポート26dと26c、ポート26aと
26bとが遮断され、制御油圧Pveが中程度のときに
はスプールが僅かに右方に押動されてポート26dと2
6cとが遮断され、ポート26aと26bとが連通され
る。即ち、切換バルブ26は、ソレノイドバルブ33か
ら供給される制御油圧Pveにより切り換えられる。
【0023】マニュアルバルブ27は、前進段(L、
2、D位置)を選択した時点で、ポート27aがポート
27bに連通され、副変速機35の前進低速段ブレーキ
37にクラッチ供給圧Pvcが常時供給される。例え
ば、マニュアルバルブ27が、D位置にあるときにはク
ラッチ供給圧Pvcが前進低速段ブレーキ37に供給さ
れる。そして、ソレノイドバルブ33の制御油圧Pve
がデューティ率0%の時と100%付近の中間にあると
きには、切換バルブ26は、ポート26dが遮断され、
ポート26aと26bとが連通される。この結果、クラ
ッチ供給圧Pvcが油路58、切換バルブ26、油路5
9を通して前進高速段クラッチ36にも供給される。副
変速機35は、前進高速段クラッチ36にクラッチ供給
圧Pvcが供給されると、油圧サーボ機構により前進低
速段ブレーキ38が外れ、高速段側のギヤに切り換えら
れる。この時高速段側と低速段側とが干渉することは無
い。
2、D位置)を選択した時点で、ポート27aがポート
27bに連通され、副変速機35の前進低速段ブレーキ
37にクラッチ供給圧Pvcが常時供給される。例え
ば、マニュアルバルブ27が、D位置にあるときにはク
ラッチ供給圧Pvcが前進低速段ブレーキ37に供給さ
れる。そして、ソレノイドバルブ33の制御油圧Pve
がデューティ率0%の時と100%付近の中間にあると
きには、切換バルブ26は、ポート26dが遮断され、
ポート26aと26bとが連通される。この結果、クラ
ッチ供給圧Pvcが油路58、切換バルブ26、油路5
9を通して前進高速段クラッチ36にも供給される。副
変速機35は、前進高速段クラッチ36にクラッチ供給
圧Pvcが供給されると、油圧サーボ機構により前進低
速段ブレーキ38が外れ、高速段側のギヤに切り換えら
れる。この時高速段側と低速段側とが干渉することは無
い。
【0024】また、ソレノイドバルブ33の制御油圧P
veがデューティ率100%付近にあるときには、切換
バルブ26は、ポート26dが閉塞され、ポート26b
がポート26aから遮断されると共に排出ポートに連通
される。この結果、前進高速段クラッチ36内の油が排
出され、副変速機35は、前進低速段クラッチ37のみ
にクラッチ供給圧Pvcが供給され、低速段側のギヤに
切り換えられる。
veがデューティ率100%付近にあるときには、切換
バルブ26は、ポート26dが閉塞され、ポート26b
がポート26aから遮断されると共に排出ポートに連通
される。この結果、前進高速段クラッチ36内の油が排
出され、副変速機35は、前進低速段クラッチ37のみ
にクラッチ供給圧Pvcが供給され、低速段側のギヤに
切り換えられる。
【0025】このように2段式の副変速機35の低速段
側ギヤを選択するときにはソレノイドバルブ33のデュ
ーティ率を100%付近に制御し、高速段側ギヤを選択
するときにはデューティ率を0%と100%付近の中間
に制御する。さて、マニュアルバルブ27が、D又は2
位置にあるときに前記電子制御装置が故障して、ソレノ
イドバルブ30〜34が消勢されたとする。レギュレー
タバルブ20は、ソレノイドバルブ30が消勢されてポ
ート20dに制御油圧Pvbが供給されなくなると、ス
プールを左に押動する力が弱くなり、ライン圧を低い値
に調圧する。変速比制御バルブ21は、ソレノイドバル
ブ31が消勢されてポート21cに制御油圧Pvaが供
給されなくなると、スプールが左方に押動されてポート
21aと21bとが連通され、プライマリシリンダ1c
に前記ライン圧PLが供給されて高速段側に変速され
る。また、クラッチ圧制御バルブ25は、ソレノイドバ
ルブ32が消勢されてポート25cに制御油圧Pvdが
供給されなくなると、スプールが左方に押動されて開弁
され、クラッチ供給圧Pvcが常時マニュールバルブ2
7に供給される。
側ギヤを選択するときにはソレノイドバルブ33のデュ
ーティ率を100%付近に制御し、高速段側ギヤを選択
するときにはデューティ率を0%と100%付近の中間
に制御する。さて、マニュアルバルブ27が、D又は2
位置にあるときに前記電子制御装置が故障して、ソレノ
イドバルブ30〜34が消勢されたとする。レギュレー
タバルブ20は、ソレノイドバルブ30が消勢されてポ
ート20dに制御油圧Pvbが供給されなくなると、ス
プールを左に押動する力が弱くなり、ライン圧を低い値
に調圧する。変速比制御バルブ21は、ソレノイドバル
ブ31が消勢されてポート21cに制御油圧Pvaが供
給されなくなると、スプールが左方に押動されてポート
21aと21bとが連通され、プライマリシリンダ1c
に前記ライン圧PLが供給されて高速段側に変速され
る。また、クラッチ圧制御バルブ25は、ソレノイドバ
ルブ32が消勢されてポート25cに制御油圧Pvdが
供給されなくなると、スプールが左方に押動されて開弁
され、クラッチ供給圧Pvcが常時マニュールバルブ2
7に供給される。
【0026】切換バルブ26は、ソレノイドバルブ33
が消勢されてポート26eに制御油圧Pveが供給され
なくなると、スプールが左方に図示の位置まで押動さ
れ、ポート26dが開口されてポート26cと連通され
る。このとき、ポート26aが26bに連通される。従
って、副変速機35の前進高速段クラッチ36にはクラ
ッチ供給圧Pvcが引き続いて供給され、高速段側ギヤ
に保持される。また、油路51のソレノイド供給圧Pv
が切換バルブ26から油路61を通してマニュアルバル
ブ27のポート27e及びレギュレータバルブ20の制
御入力ポート20eに供給される。マニュアルバルブ2
7が前記D又は2位置のときにはポート27eと27f
とは遮断されており、従って、ポート27eに供給され
たソレノイド供給圧Pvは、そのままとされる。
が消勢されてポート26eに制御油圧Pveが供給され
なくなると、スプールが左方に図示の位置まで押動さ
れ、ポート26dが開口されてポート26cと連通され
る。このとき、ポート26aが26bに連通される。従
って、副変速機35の前進高速段クラッチ36にはクラ
ッチ供給圧Pvcが引き続いて供給され、高速段側ギヤ
に保持される。また、油路51のソレノイド供給圧Pv
が切換バルブ26から油路61を通してマニュアルバル
ブ27のポート27e及びレギュレータバルブ20の制
御入力ポート20eに供給される。マニュアルバルブ2
7が前記D又は2位置のときにはポート27eと27f
とは遮断されており、従って、ポート27eに供給され
たソレノイド供給圧Pvは、そのままとされる。
【0027】一方、レギュレータバルブ20にはソレノ
イドバルブ30からの制御油圧Pvbに代えてソレノイ
ド供給圧Pvが供給され、ポート20eからスプールの
右側に加わるソレノイド供給圧Pvとスプリグのばね圧
と、ポート20aから当該スプールの左側に加わるライ
ン圧PLとスプリングのばね圧との差圧に応じてライン
圧PLを調圧する。そして、このライン圧PLは、低速
段側の全開付近を除く走行に十分な高さに調圧される。
イドバルブ30からの制御油圧Pvbに代えてソレノイ
ド供給圧Pvが供給され、ポート20eからスプールの
右側に加わるソレノイド供給圧Pvとスプリグのばね圧
と、ポート20aから当該スプールの左側に加わるライ
ン圧PLとスプリングのばね圧との差圧に応じてライン
圧PLを調圧する。そして、このライン圧PLは、低速
段側の全開付近を除く走行に十分な高さに調圧される。
【0028】マニュアルバルブ27が上述のD又は2位
置から例えば、L位置に操作される(ダウンシフト)
と、ポート27eとポート27fとが連通され、ソレノ
イド供給圧Pvが、油路62を通して変速比制御バルブ
21の制御入力ポート21eに供給される。変速比制御
バルブ21は、ポート21eからスプールの右側に加わ
るソレノイド供給圧Pvとスプリングのばね圧と、ポー
ト21dから当該スプールの左側に加わるソレノイド供
給圧Pvとスプリングのばね圧との差圧により当該スプ
ールが左方に移動し、プライマリシリンダ1cがポート
21bから遮断されると共に排出ポート21xに連通さ
れる。この結果、プライマリシリンダ1c内の油が排出
されてプライマリプーリ1(図1)の溝幅Wpが広くな
る一方、セカンダリシリンダ2cにはライン圧PLが供
給されているためにセカンダリプーリ2の溝幅Wsは狭
くなり、従って、変速比は、低速段側に制御される。レ
ギュレータバルブ20は、前述と同じ高い油圧を調圧す
る。
置から例えば、L位置に操作される(ダウンシフト)
と、ポート27eとポート27fとが連通され、ソレノ
イド供給圧Pvが、油路62を通して変速比制御バルブ
21の制御入力ポート21eに供給される。変速比制御
バルブ21は、ポート21eからスプールの右側に加わ
るソレノイド供給圧Pvとスプリングのばね圧と、ポー
ト21dから当該スプールの左側に加わるソレノイド供
給圧Pvとスプリングのばね圧との差圧により当該スプ
ールが左方に移動し、プライマリシリンダ1cがポート
21bから遮断されると共に排出ポート21xに連通さ
れる。この結果、プライマリシリンダ1c内の油が排出
されてプライマリプーリ1(図1)の溝幅Wpが広くな
る一方、セカンダリシリンダ2cにはライン圧PLが供
給されているためにセカンダリプーリ2の溝幅Wsは狭
くなり、従って、変速比は、低速段側に制御される。レ
ギュレータバルブ20は、前述と同じ高い油圧を調圧す
る。
【0029】マニュアルバルブ27が、R(後退)位置
に操作された場合にもポート27eと27fとが連通さ
れ、変速比制御バルブ21は、前述のL位置の場合と同
様に低速段側に制御される。また、マニュアルバルブ2
7は、ポート27aとポート27dとが連通され、クラ
ッチ供給圧Pvcが副変速機35の後進ブレーキ38に
供給される。
に操作された場合にもポート27eと27fとが連通さ
れ、変速比制御バルブ21は、前述のL位置の場合と同
様に低速段側に制御される。また、マニュアルバルブ2
7は、ポート27aとポート27dとが連通され、クラ
ッチ供給圧Pvcが副変速機35の後進ブレーキ38に
供給される。
【0030】このように電子制御機器が故障状態となっ
たときにソレノイドバルブ33が消勢されて閉弁される
と、切換バルブ26が開弁され、当該切換バルブ26を
通して油路50のソレノイド供給圧Pvが、油路61、
62により構成されるフェール検出油圧回路にフェール
検出油圧として供給され、当該フェール検出油圧により
前記電子制御機器故障時に必要な機能を作り出す。例え
ば、電子制御装置の故障時にライン圧PLが高圧に調圧
され、マニュアルバルブ27が前述したD又は2位置
(レンジ)にあるときは高速段側が選択され、R又はL
位置にあるときには低速段側が選択される。これにより
高速走行中における故障時のダウンシフトによるエンジ
ンの過回転防止と、登坂性能の確保との両立が図られ
る。
たときにソレノイドバルブ33が消勢されて閉弁される
と、切換バルブ26が開弁され、当該切換バルブ26を
通して油路50のソレノイド供給圧Pvが、油路61、
62により構成されるフェール検出油圧回路にフェール
検出油圧として供給され、当該フェール検出油圧により
前記電子制御機器故障時に必要な機能を作り出す。例え
ば、電子制御装置の故障時にライン圧PLが高圧に調圧
され、マニュアルバルブ27が前述したD又は2位置
(レンジ)にあるときは高速段側が選択され、R又はL
位置にあるときには低速段側が選択される。これにより
高速走行中における故障時のダウンシフトによるエンジ
ンの過回転防止と、登坂性能の確保との両立が図られ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
段式のベルト式無段変速機の高速段側と低速段側とを切
り換えるソレノイドバルブを使用して、電子制御機器の
故障状態を検出し、電子制御機器故障時に必要な機能を
作り出すようにしたことにより、故障時専用のソレノイ
ドバルブを別途設ける必要が無く、コストの低減を図る
ことが可能となる。また、高速走行中の故障時における
ダウンシフトによるエンジンの過回転を防止することが
できると共に登坂性能の確保の両立が図れる等の効果が
ある。
段式のベルト式無段変速機の高速段側と低速段側とを切
り換えるソレノイドバルブを使用して、電子制御機器の
故障状態を検出し、電子制御機器故障時に必要な機能を
作り出すようにしたことにより、故障時専用のソレノイ
ドバルブを別途設ける必要が無く、コストの低減を図る
ことが可能となる。また、高速走行中の故障時における
ダウンシフトによるエンジンの過回転を防止することが
できると共に登坂性能の確保の両立が図れる等の効果が
ある。
【図1】ベルト式無段変速機の構成図である。
【図2】図1の変速機の低速段側(ロー側)の状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図1の変速機の高速段側(オーバドライブ側)
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図4】本発明を適用したベルト式無段変速機の制御装
置の一実施例を示す油圧回路の構成図である。
置の一実施例を示す油圧回路の構成図である。
1 プライマリプーリ 1c プライマリシリンダ 2 セカンダリプーリ 2c セカンダリシリンダ 3 ベルト 10 油圧制御装置 11 油圧ポンプ 20 レギュレータバルブ 21 変速比制御バルブ 22 制御圧モジュレータバルブ 23 クラッチモジュレータバルブ 25 クラッチ圧制御バルブ 26 切換バルブ 27 マニュアルバルブ 30〜34 ソレノイドバルブ 35 副変速機 36 前進高速段クラッチ 37 前進低速段ブレーキ 38 後進ブレーキ 40 流体継手
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルト式無段変速機に直列に接続され少
なくとも2段の変速段を有する副変速機と、前記ベルト
式無段変速機の変速比を制御油圧が高いときには低速段
側に低いときには高速段側に制御する変速比制御バルブ
と、前記無段変速機に供給するライン圧を制御油圧に応
じて調圧するレギュレータバルブと、前記副変速機の変
速段を制御油圧により制御する切換バルブと、前記各バ
ルブに夫々制御油圧を供給する各制御バルブと、マニュ
アルバルブと、前記各制御バルブを制御する電子制御装
置とを備えたベルト式無段変速機の制御装置において、
前記切換バルブに、前記マニュアルバルブを介して前記
変速比制御バルブと接続する油圧回路と前記レギュレー
タバルブと接続する油圧回路とを設け、前記切換バルブ
を制御する制御バルブが異常により閉弁されたとき前記
切換バルブから制御油圧を前記レギュレータバルブに供
給し、前記切換バルブを制御する制御バルブが異常によ
り閉弁され且つ前記マニュアルバルブが特定位置にある
ときに前記切換バルブから制御油圧を前記変速比制御バ
ルブと前記レギュレータバルブに供給するようにしたこ
とを特徴とするベルト式無段変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP349193A JPH06207668A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ベルト式無段変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP349193A JPH06207668A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ベルト式無段変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06207668A true JPH06207668A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11558812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP349193A Withdrawn JPH06207668A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ベルト式無段変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06207668A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001182811A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-07-06 | Van Doornes Transmissie Bv | エレクトロ・ハイドロリック制御システムを有する連続可変トランスミッション及びそのトランスミッションの制御方法 |
| KR101405637B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-06-10 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동차의 무단 변속기용 유압 제어 시스템 |
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1993
- 1993-01-12 JP JP349193A patent/JPH06207668A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001182811A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-07-06 | Van Doornes Transmissie Bv | エレクトロ・ハイドロリック制御システムを有する連続可変トランスミッション及びそのトランスミッションの制御方法 |
| KR101405637B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-06-10 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동차의 무단 변속기용 유압 제어 시스템 |
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