JPH062087B2 - 展示ケ−ス - Google Patents

展示ケ−ス

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JPH062087B2
JPH062087B2 JP62075478A JP7547887A JPH062087B2 JP H062087 B2 JPH062087 B2 JP H062087B2 JP 62075478 A JP62075478 A JP 62075478A JP 7547887 A JP7547887 A JP 7547887A JP H062087 B2 JPH062087 B2 JP H062087B2
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JP
Japan
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exhibition
case
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glass plate
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亨 清水
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、種々の展示品を陳列し観覧に供するために使
用される展示ケースに関するものである。
[従来の技術] 例えば、博物館や美術館等において使用される展示ケー
スとして、上面に陳列用の床を有した基台と、前記床上
に形成される展示空間を包囲するようにして前記基台上
に設置されるケース本体とを具備してなるものが知られ
ている。しかして、この種の展示ケースは、前記基台上
に配置された展示空間内の陳列品をケース本体の外部か
ら鑑賞することができるようにしたものである。そのた
め、前記ケース本体の大部分をガラス板により構成して
視認性の向上を図ったものも少なくない。
そして、このようなものでは、前記ガラス板の一枚を開
閉できるようにして、前記陳列品を前記床上に並べたり
交換することができるようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、このような構成のものでは、展示空間を包囲
するガラス板の全てを剛接することができないので、展
示ケース全体の剛性や展示空間の密閉性を確保するのが
難しい。また、開成させるガラス板が大形のものである
場合には、開閉に大きな労力と注意が必要であり、特
に、重力に坑してガラス板を開成される形式のもので
は、展示品の陳列や取換え作業中にガラス板を開成位置
に保持しておくための支えが外れて大惨事を招く危険性
もある。
本発明は、このような問題点を解消することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る展示ケースは、上面に展示床を
有する基台と、前記展示床の上方に形成される展示空間
を包囲するようにして前記基台上に昇降可能に設置され
周囲4面および上面からそれぞれ内視可能なケース本体
と、このケース本体を下面側からの支持により展示空間
を包囲する基台上の降下位置から展示空間を開放する上
昇位置までの間で昇降動作させる昇降機構とを具備して
なる。そして、前記ケース本体を、周縁に起立する鍔部
を有した保持枠と、下縁を前記鍔部の内側に係止させて
保持枠上に立設した周壁をなすガラス板と、これらガラ
ス板の上端に蓋着した天井をなすガラス板とを具備して
なるものにするとともに、前記昇降機構を、基台の天壁
に突没可能に貫設されその上端で前記保持枠の下面を支
持する昇降杆を備えてなるものにしていることを特徴と
する。
[作用] このような構成によれば、昇降機構の働きにより降下位
置にあるケース本体を上昇させて展示空間を前後左右に
開放すれば、基台上に展示品を載置したり、交換したり
することができる。そして、そのケース本体を前記昇降
機構の働きによって基台上にまで下降させれば、基台上
に載置した展示品が前記ケース本体により包囲された展
示空間内に展示されることになる。しかして、このよう
なものであれば、周囲4面および上面から内部を視認可
能ないわゆる5面ケースであるにもかかわらず、前記ケ
ース本体を構成するガラス板などの構成要素を全て剛接
あるいは一体化することができる。しかも、本発明で
は、前記ケース本体を下面側のみからの支持により昇降
させるようにしているので、ケース本体を昇降させるた
めの構成要素が、周囲4面からの視認性や上面からの視
認性に悪影響を与えるようなことがない。
特に本発明では、周縁に鍔部を有する保持枠上に周壁を
なすガラス板を立設しているので、これらガラス板の切
口同士を接合するだけで、十分な保形強度を得ることが
可能であり、ガラス板同士を不透明な金属製柱部材等を
介して接合する必要がなくなる。すなわち、鍔部の内側
に係止させてつつ周壁をなすガラス板を保持枠上に載置
すれば、ガラス板の下端部の不当なずれ動きを防止する
ことができ、ガラス板の切口同士を適宜な接着要素によ
り接合するだけで全体の強度を確保することが容易にな
る。そのため、不透明な柱や桟等を介してガラス板同士
を接合する場合に比べて、観覧者の展示空間に対する視
認性を飛躍的に向上させることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例の展示ケース1は、例えば、美術館や博物館
等に設置するためのもので、第1図および第2図に示す
ように、これら建物の床面F上に基台2を設置し、その
上に展示品を陳列するべく構成されている。
基台2は横長の直方体に形成してあり、その上面の周縁
部2aには、周回状にゴムパッキン3を設け、その内側
に展示品を陳列するための展示床4を設置してある。そ
して、この展示床4の上方に形成される展示空間Aを包
囲するようにして基台2上にケース本体5を昇降可能に
設置している。ケース本体5は、周壁をなすガラス板6
の上端に天井をなすガラス板7を保持させて五面から展
示空間A内が覗けるようにしてある。すなわち、このケ
ース本体5は、周囲4面と上面のそれぞれから展示空間
A内を視認し得るようになっている。
各ガラス板6は横長のもので、それぞれの下端は保持枠
8の内側に垂直姿勢で気密に保持させるとともに、その
両側の接合縁同士は接着材等により気密に剛接してあ
る。そして、これらガラス板6の上端に前記ガラス板7
を気密に蓋着し保持させている。すなわち、周壁をなす
4枚のガラス板6は、その下端部を保持枠8の周縁に起
立姿勢で形成された鍔部8cの内側に係止させて該保持
枠8上に立設してあり、各ガラス板6の左右の切口同士
を接着剤等により直接接合してある。
しかして、このように形成されたケース本体5は、保持
枠8の下端開口部8aに前記基台2の展示床4が臨む位
置を通常の使用に供される降下位置とし、かかる降下位
置において、保持枠8の下面8bが基台2の上面に周回
状に設けたゴムパッキン3を圧接するようになってい
る。
そして、前記ケース本体5を前記基台2内に設けた昇降
機構9により、前記降下位置から第3図に示すような所
定の上昇位置までの間で昇降させるようにしている。昇
降機構9は、ケース本体5を下面側のみからの支持によ
り昇降させ得るようにしたもので、例えば、電動機およ
び減速機を内蔵したケーシング9aの上端に案内筒9b
を設けるとともに、その案内筒9bに昇降杆9cを昇降
可能に保持させ、この昇降杆9cの上端を基台2の天壁
を突没可能に貫通させてケース本体5の保持枠8の下面
8bに連接している。そして、前記電動機の正逆回転出
力を前記減速機により減速するとともに直線往復出力に
変換し、その直線往復出力で前記昇降杆9cを昇降動作
させるようにしている。減速機としては、リードの小さ
な送りねじ機構やウォーム減速機構等のように、電動機
を停止させた場合にセルフロック機能を発揮し得るよう
な機構を含む構造のものを用いるのが望ましい。
このような構成のものであれば、昇降機構9の電動機を
一方向に作動させて昇降杆9cを一斉に上方へ突出動作
させると、この昇降杆9cに支持されたケース本体5全
体が上昇することになる。そして、このケース本体5を
所定の上昇位置まで上昇させて前記昇降機構9を停止さ
せれば、基台2上の展示空間Aが開放されたものにな
る。そのため、展示品を新たに陳列したり交換する作業
を迅速に行うことができる。
一方、前記電動機を逆転させて昇降杆9cを没入動作さ
せると、前記ケース本体5が降下する。そして、このケ
ース本体5を前述した降下位置まで下降させると、保持
枠8の下面8bが基台2上のゴムパッキン3を圧接して
展示空間Aを密閉することになる。
したがって、このような構成のものであれば、ケース本
体5のガラス板6、7を開閉可能にする必要がなくな
る。そのため、ガラス板を蝶持するための複雑な蝶持機
構等をなくして構成の簡略化を図ることができるととも
に、ガラス板6、7同士を剛接してケース本体5の剛性
を高めることができる。すなわち、このものは周囲4面
と上面から視認可能な5面ケースであるにも拘らず、5
面全てのガラス6、7を剛接してケース本体5全体の強
度を高めることができる。また、このようなものであれ
ば、重力に抗して大きなガラス板を開ける必要もないの
で労力を節減することができ、また、支えが外れて開け
たガラス板が落下するというような危険性もなくなる。
そして、前記ケース本体5に開閉部分がないため、該ケ
ース本体5を気密性の高いものにすることが容易であ
る。そのため、本実施例のようにケース本体5と基台2
との間にゴムパッキン3等を設けるだけで、展示ケース
空間Aを略完全に密閉することも可能となる。
しかも、周縁に鍔部8cを有する保持枠8上に周壁をな
すガラス板6をその位置を拘束しつつ立設しているの
で、これらガラス板6の切口同士を接合するだけで、十
分な保形強度を得ることが可能であり、ガラス板同士を
不透明な柱部材を介して接合する必要がなくなる。すな
わち、鍔部8cの内側に係止させた状態で周壁をなすガ
ラス板6を保持枠8上に載置すれば、ガラス板6の下端
部の不当なずれ動きを確実に防止することができ、ガラ
ス板6の切口同士を適宜な接着剤により接合するだけで
全体の強度を確保することが容易になる。そのため、不
透明な柱や桟等を介してガラス板6、7同士を接合する
場合に比べて、観覧者の展示空間に対する視認性を飛躍
的に向上させることができる。
なお、ケース本体は、展示空間を完全に密閉する構造の
ものに限られず、例えば、前述のような気密構造を採用
した上で、その所要箇所に制限された微量空気の流出入
のみを許容する給、排気口を設けるようにしてもよい。
また、ケース本体を昇降させる昇降機構は、前記実施例
に示すような電動式のものに限らず、手動式のものでも
よい。昇降機構として前記実施例のようにセルフロック
機能を有したものを使用すれば、ケース本体を上昇位置
でロックするための格別なロック機構が不要となり、ま
た、特定の者以外の者が前記昇降機構を作動させること
ができないように工夫しておきさえすれば、盗難防止用
のロック機構も省略することができる。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、展示品を陳列
あるいは交換する作業を、昇降機構の働きによりケース
本体の全体を昇降させることにより行うことができる。
そのため、展示空間を大きく開放してその作業を安全か
つ容易に進めることができる。
その上、このような構成によれば、周囲4面と上面から
展示空間内を覗き込むことができる5面タイプのケース
本体であるにも拘らず、そのケース本体を構成するガラ
ス板等の構成部品をすべて剛接あるいは一体化すること
ができるので、展示ケース全体の剛性を無理なく効果的
に高めることができるとともに、気密構造にすることも
容易になる。特に本発明においては、周壁を構成するガ
ラス板が、その下端部を鍔部の内側に係止させた状態で
保持枠上に載置してあるため、ガラス板の保形性が良好
なものとなり、ガラス板同士を金属製の柱等を介して接
合しなくても、剛性の高い頑丈なケース本体を構成する
ことができる。そのため観覧者の展示空間に対する視認
性を無理なく良好なものにすることができる。
さらに、前記昇降機構は、ケース本体を下面側のみから
支持しつつ昇降させるようにしたものであるため、この
昇降機構の構成要素は、周囲4面からの視認性にも上面
からの視認性にも全く悪影響を与えることがない。その
ため、5面ケースとしての機能を全く損ねることなし
に、以上説明した効果を得ることができるものである。
具体的にには、前記昇降機構は、基台の天壁に突没可能
に貫設されその上端で前記保持枠の下面を支持する昇降
杆を備えてなるものであるため、前記昇降杆を基台に没
入させることによりケース本体を降下位置に停止させて
展示を行う状態においては、昇降機構の構成部品が全く
外部に露出しないようにすることができ、ケース本体の
保持枠を不透明なものにしておきさえすれば、視認する
ことすらできなくなる。そのため、不要なものが全く観
覧者の視界に入ることのない優れた展示空間を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図な概略的な縦断
面図、第2図は斜視図、第3図は作動状態を示す斜視図
である。 1…展示ケース 2…基台 4…展示床 5…ケース本体 8…保持枠 8c…鍔部 9…昇降機構 9c…昇降杆 A…展示空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に展示床を有する基台と、前記展示床
    の上方に形成される展示空間を包囲するようにして前記
    基台上に昇降可能に設置され周囲4面および上面からそ
    れぞれ内視可能なケース本体と、このケース本体を下面
    側のみからの支持により展示空間を包囲する基台上の降
    下位置から展示空間を開放する上昇位置までの間で昇降
    動作させる昇降機構とを具備してなる展示ケースであつ
    て、 前記ケース本体が、周縁に起立する鍔部を有した保持枠
    と、下縁を前記鍔部の内側に係止させて保持枠上に立設
    した周壁をなすガラス板と、これらガラス板の上端に蓋
    着した天井をなすガラス板とを具備してなるものであ
    り、前記昇降機構が、基台の天壁に突没可能に貫設され
    その上端で前記保持枠の下面を支持する昇降杆を備えて
    なるものであることを特徴とする展示ケース。
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