JPH06209207A - 円偏波受信アンテナ - Google Patents

円偏波受信アンテナ

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JPH06209207A
JPH06209207A JP1818093A JP1818093A JPH06209207A JP H06209207 A JPH06209207 A JP H06209207A JP 1818093 A JP1818093 A JP 1818093A JP 1818093 A JP1818093 A JP 1818093A JP H06209207 A JPH06209207 A JP H06209207A
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circularly polarized
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Koji Iwami
光司 石見
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交差偏波特性を最良な状態に改善する。 【構成】 円偏波受信用の平面アンテナ24を支持台3
2に支持し、この支持台32は、平面アンテナ24の中
心を回転の中心として、平面アンテナ24を回転自在に
支持するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば放送衛星から送
信されている円偏波の電波を受信する円偏波受信アンテ
ナに関し、特に良好に円偏波を受信できるように調整可
能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星放送等の円偏波の電波の受信
は、パラボラアンテナや平面アンテナ等の円偏波受信ア
ンテナによって行われている。この電波を良好に受信す
るために、一般に行われているのは、円偏波受信アンテ
ナのビームが受信しようとする放送衛星を指向するよう
に仰角及び方位角の調整である。
【0003】図13に、仰角及び方位角を調整可能とし
た従来の平面アンテナ10を示す。平面アンテナ10が
マウント14にボルト16、16によって回転自在に取
り付けられており、このマウント14はボルト18、1
8によって支柱20に支柱20の回りに回転自在に取り
付けられている。
【0004】ボルト16、16を緩めて、平面アンテナ
10をボルト16、16の回りに回転させて、仰角の調
整を行った後、ボルト16、16を固定する。また、ボ
ルト18、18を緩めて、マウント14を支柱20の回
りに回転させて、方位角を調整した後、ボルト18、1
8を固定する。なお、22は、仰角表示具である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、円偏波受信
アンテナの重要な特性の1つに交差偏波特性がある。こ
れは、受信しようとする衛星放送を送信している放送衛
星に隣接する放送衛星からの電波(これは受信しようと
する衛星放送の偏波が右旋円偏波であれば、左旋円偏波
である。)をどの程度受信しているかを表したものであ
る。
【0006】円偏波受信アンテナの交差偏波特性の規格
は、隣接する放送衛星からの電波が、受信しようとする
衛星放送に干渉しないように、世界無線通信主官庁会議
(WARC−BS)によって定められている。しかし、
円偏波受信アンテナの交差偏波特性の測定誤差や帯域の
問題、等価等方放射電力の違い等により、受信地域によ
って交差偏波特性が規格通りには得られず、干渉を生じ
る可能性がある。
【0007】また放送衛星に搭載されている円偏波送信
アンテナの交差偏波特性もWARC−BSによって定め
られているが、交差偏波識別度が無限大である完全な円
偏波であって広帯域に円偏波送信アンテナを設計するこ
とは不可能である。また、降雨等の影響により交差偏波
特性が劣化するので、円偏波送信アンテナの実際の交差
偏波特性が設計通りに保たれているという保証はない。
【0008】放送衛星から到来し、円偏波受信アンテナ
に到来する電波は、降雨等の影響を受けて、完全な円偏
波ではなく、実際には楕円偏波である。楕円偏波は、そ
の伝播方向に直角な2つの直交偏波成分、即ち長軸方向
の成分と、短軸方向の成分とを有し、長軸方向の成分と
短軸方向の成分との比である軸比と、これら両成分が右
回転している右旋偏波であるか左回転している左旋偏波
であるかを表す回転方向と、長軸方向の成分が基準方向
に対してなしている角度であるチルト角(図14参照)
との3つのパラメータによって定まる。
【0009】円偏波受信アンテナにおける交差偏波特性
は、図14に示すように隣接する放送衛星から送信され
ている円偏波(交差偏波)の軸比とチルト角δ1と、円
偏波受信アンテナの軸比とチルト角δ2とによって定ま
る。そして、図15に示すように交差偏波のチルト角δ
1と円偏波受信アンテナのチルト角δ2との差δが0ま
たは90度になったときが最も干渉が少ない。
【0010】図16は、交差偏波のチルト角δ1を一定
とし、円偏波受信アンテナのチルト角を変化させた場合
の交差偏波特性と交差偏波の軸比との関係を示したもの
で、同図(a)は円偏波受信アンテナの軸比が0.5d
B、同図(b)は円偏波受信アンテナの軸比が1.0d
B、同図(c)は円偏波受信アンテナの軸比が1.5d
Bの場合である。δは上述したようにδ1とδ2との差
である。これらの図から分かるようにδを0度から90
度の間で変化させると、交差偏波特性が変化し、δを9
0度とした場合に最良の交差偏波特性が得られる。
【0011】従って、交差偏波の軸比のばらつきの中心
付近に受信アンテナの軸比を設計しておけば、円偏波受
信アンテナのチルト角δ2を変化させることによって、
δを変化させることができ、交差偏波特性を最大限改善
することができる。
【0012】しかし、上述したような従来の円偏波受信
アンテナでは、そのチルト角を調整することができず、
常に一定の値であった。従って、交差偏波特性を改善す
ることができないという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、第1の発明
は、円偏波受信用の平面アンテナと、この平面アンテナ
のビーム方向に対して直角な平面内で上記ビーム方向を
回転の中心として上記平面アンテナを回転自在に支持し
ている支持台とを、具備するものである。
【0014】また、第2の発明は、パラボラ反射鏡と、
この反射鏡の焦点位置に設けられた一次放射器とを具備
し、一次放射器がその中心軸線の回りに回転自在に設け
られているものである。
【0015】
【作用】第1の発明によれば、ビーム方向を中心として
楕円偏波が形成されているので、ビーム方向を回転の中
心として平面アンテナを回転させると、この平面アンテ
ナのチルト角を変更することができる。
【0016】第2の発明によれば、一次放射器の中心軸
を中心として楕円偏波が形成されているので、中心軸を
回転中心として一次放射器を回転させると、この円偏波
受信アンテナのチルト角を変更することができる。
【0017】
【実施例】図1乃至図4に第1の実施例を示す。この実
施例では、円偏波受信アンテナとしてラジアルライン平
面アンテナ24が用いられている。この平面アンテナ2
4は、図1に示すように円形の誘電体板26上に円偏波
放射素子28を配置したもので、これら円偏波放射素子
28は、誘電体板26の中心を中心として3重に同心状
に配置されている。円偏波放射素子28としては、図4
(a)に示す矩形パッチ、同図(b)に示す楕円パッ
チ、同図(c)に示す円形パッチ、同図(d)に示すカ
ール素子、同図(e)に示すヘリカル素子を使用するこ
とができる。
【0018】誘電体板26は、図2に示すように支持台
32に支持されている。即ち、この支持台32は、図2
に示すように誘電体板26と間隔を隔てて位置する導電
性の底部32aを有し、この底部32aの周縁部に環状
の支持部32bを有し、この支持部32a上に誘電体板
26が載置されている。32dは、支持台32の周壁部
である。従って、誘電体板26は、周壁部32dを案内
として誘電体板26の中心を回転の中心として回転自在
である。環状の支持部32bの上面には図3に示すよう
に環状の溝32cが形成されている。なお、底部32a
と誘電体板26との間にラジアル導波路34が形成され
ている。
【0019】図2に示すように、各円偏波放射素子28
からラジアル導波路34に給電ピン36がそれぞれ突出
している。また、底部32aの中心にはプローブ38が
設けられている。各円偏波放射素子28で受信された円
偏波は、給電ピン36からラジアル導波路34を介して
プローブ38に伝播され、このプローブ38において同
軸線路での伝送が可能に変換されて、同軸ケーブルを介
してローノイズブロックコンバータ(図示せず)に供給
される。
【0020】このラジアルライン平面アンテナ24で
は、誘電体板26の中心に直角な方向をビーム方向と
し、円偏波の受信状態となる。
【0021】図2に示すように、誘電体板26の周縁部
には環状の溝32cに対応するようにボルト孔40が穿
設されており、これらボルト孔40、環状の溝32cに
はボルト42、42が挿通され、これらボルト42、4
2の下端にはナット44、44が螺合している。従っ
て、ボルト42、42を緩めると、誘電体板26をその
中心を回転の中心として図1に矢印で示すように回転さ
せることができ、長軸方向の成分が基準との間になすチ
ルト角δ2を変更することができるので、放送衛星から
送信される楕円偏波のチルト角δ1が一定値であって
も、δ1とδ2との差δを90度に調整することができ
る。
【0022】なお、上記の実施例では、円偏波放射素子
28として図4(a)乃至(e)に示すものを示した
が、これら以外に円偏波スロットを使用することもでき
る。また、各円偏波放射素子28は3重に設けたが、何
重に設けてもよい。また、プローブ38を用いて、同軸
ケーブルでの伝送が可能に変換して、ローノイズブロッ
クコンバータに伝送したが、導波管を用いて伝送しても
よい。
【0023】図5乃至図10に第2の実施例を示す。こ
の実施例は、図5に示すようにセンターフィード型のパ
ラボラアンテナに本発明を実施したもので、このパラボ
ラアンテナは、回転放物面パラボラ反射鏡46を有し、
その中心軸線の延長線上にある焦点位置に一次放射器4
8が設けられている。この一次放射器48に円偏波−直
線偏波変換器(図示せず)が設けられている。この一次
放射器48に連ねてローノイズブロックコンバータ50
が設けられている。
【0024】これら一次放射器48及びローノイズブロ
ックコンバータ50とは、アーム52、52、52、5
2の先端部に固定されており、これらアーム52は、パ
ラボラ反射鏡46の周縁部を回転可能に構成されてい
る。一次放射器48は、その中心軸線を長軸方向の成分
と短軸方向の成分との交点とする楕円偏波を受信可能な
状態にあるので、アーム52を回転させることによって
一次放射器48及びローノイズブロックコンバータ50
が、一次放射器48の中心軸線を回転の中心として回転
することができる。これによって、チルト角δ2を変更
することができ、放送衛星から送信される楕円偏波のチ
ルト角δ1が一定値であっても、δ1とδ2との差δを
90度に調整することができる。
【0025】このように一次放射器48及びローノイズ
ブロックコンバータ50を回転させるために、図6に示
すようにパラボラ反射鏡46の背面には、径が異なる2
つの環状体54、56が、これらの間に環状溝57を形
成するようにパラボラ反射鏡46と同心に配置されてい
る。これら環状体54、56は、図7に示すようにパラ
ボラ反射鏡46と間隔を隔てて配置されており、インサ
ートナット58、58とボルト60、60によってパラ
ボラ反射鏡46に取り付けられている。これらインサー
トナット58、58とボルト60、60による固定は、
図6に示すように4箇所で行われている。
【0026】各アーム52の基端部には、図9及び図1
0に示すように概略ヘの字状のアーム取り付け金具62
の一方の片が取り付けられている。図8に示す64は、
このためにアーム取付金具62に穿設したボルト挿通
孔、66は同じくアーム52に穿設した孔、68はボル
ト、70はナットである。
【0027】アーム取り付け金具62の他方の片は、図
9及び図10に示すように環状体54、56を跨いだ状
態に配置され、環状体54、56に固定されている。そ
のため、アーム取り付け金具62の他方の片には、図8
に示すように環状溝57に対応するようにボルト挿通孔
72が穿設され、このボルト挿通孔72、環状溝57に
ボルト74が挿通され、このボルト74の下端にナット
76が螺合している。
【0028】従って、ボルト74を緩めると、アーム5
2は環状溝57に沿って移動可能となるので、各アーム
52を環状溝57に沿って回動させることによって、一
次放射器48のチルト角δ2を変更することができる。
なお、パラボラ反射鏡の仰角及び方位角の調整は従来の
ものと同様に行われる。
【0029】図11及び図12に第3の実施例を示す。
この実施例は、本発明をオフセットパラボラアンテナに
実施したもので、図11に示すようにオフセットパラボ
ラ反射鏡76を有し、これの焦点位置に一次放射器78
が配置され、この一次放射器78に連ねてローノイズブ
ロックコンバータ80が設けられている。これら一次放
射器78及びローノイズブロックコンバータ80は、ア
ーム82によってパラボラ反射鏡76に固定されてい
る。
【0030】一次放射器78は、図12に示すように、
ホーン部81とこれに連なる円−直線偏波変換部82を
有している、この円−直線偏波変換部82は、円形の導
波管内に、長軸方向の成分または短軸方向の成分の位相
差を90度とするための移相手段(図示せず)が設けら
れている。この移相手段としては、公知の誘電体板、金
属片、ネジ等を用いることができる。
【0031】この円−直線偏波変換部82に連ねて円形
−矩形変換部84が設けられており、この円形−矩形変
換部84がローノイズブロックコンバータ80に接続さ
れている。この円−直線偏波変換部82の円形−矩形変
換部84に接する接合面に、円形−矩形変換部84側に
向かって突出した環状の突部86が、円−直線偏波変換
部82の中心軸線と同心に設けられている。そして、円
形−矩形変換部84には、環状の突部86が嵌め込まれ
る環状溝88が形成されている。円形−矩形変換部84
がローノイズブロックコンバータ80に固定されている
ので、円−直線変換部82は、その中心軸線を回転の中
心として回転する。従って、第2の実施例と同様にチル
ト角δ2を調整することができる。
【0032】なお、円形−矩形変換部84に溝88を設
け、円−直線偏波変換部82に突部86を設けたが、逆
に円形−矩形変換部84に突部86を設け、円−直線偏
波変換部82に溝88を設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、第1乃至第3の発明いず
れでも、円偏波受信アンテナのチルト角δ2を調整する
ことができるので、衛星放送等から送信された円偏波の
チルト角δ1と円偏波受信アンテナのチルト角δ2との
差δを90度にすることができ、交差偏波による干渉を
最小に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による円偏波受信アンテナの第1の実施
例の平面図である。
【図2】同第1の実施例の縦断面図である。
【図3】同第1の実施例に使用した支持台の平面図であ
る。
【図4】同第1の実施例において使用される様々な円偏
波放射素子を示す図である。
【図5】同第2の実施例の斜視図である。
【図6】同第2の実施例の背面図である。
【図7】同第2の実施例におけるパラボラ反射鏡46へ
の環状体54、56の取り付け方を示す斜視図である。
【図8】同第2の実施例におけるアーム52の環状体5
4、56への取り付け方を示す斜視図である。
【図9】同第2の実施例におけるアーム52を環状体5
4、56へ取り付けた状態を示す斜視図である。
【図10】同第2の実施例におけるアーム52を環状体
54、56へ取り付けた状態を示す部分省略側面図であ
る。
【図11】同第3の実施例の側面図である。
【図12】同第3の実施例に使用されている一次放射器
の縦断面図である。
【図13】従来の円偏波受信アンテナの斜視図である。
【図14】円偏波受信アンテナの偏波状態と隣接衛星か
らの交差偏波の状態との関係を示す図である。
【図15】円偏波受信アンテナの交差偏波特性が最良と
なる状態における円偏波受信アンテナの偏波状態と隣接
衛星からの交差偏波の状態との関係を示す図である。
【図16】隣接衛星からの交差偏波の軸比と交差偏波特
性との関係を示す図である。
【符号の説明】
24 平面アンテナ 32 支持台 46 パラボラ反射鏡 48 一次放射器 52 アーム 54、56 環状体 57 環状溝 76 パラボラ反射鏡 78 一次放射器 86 突部 88 環状溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円偏波受信用の平面アンテナと、この平
    面アンテナの中心を回転の中心として上記平面アンテナ
    を回転自在に支持している支持台とを、具備する円偏波
    受信アンテナ。
  2. 【請求項2】 パラボラ反射鏡と、この反射鏡の焦点位
    置に設けられた一次放射器とを具備する円偏波受信アン
    テナにおいて、上記一次放射器がその中心軸線の回りに
    回転自在に設けられている円偏波受信アンテナ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5923902A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 一次放射器
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JP3073020U (ja) * 2000-05-08 2000-11-14 常男 伊藤 レシート入れ
JP3120111U (ja) * 2005-12-28 2006-03-23 ザ・パック株式会社 包装用紙箱

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