JPH06209268A - チューナ装置及びそれを用いた車載用ラジオ受信装置 - Google Patents

チューナ装置及びそれを用いた車載用ラジオ受信装置

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JPH06209268A
JPH06209268A JP29414793A JP29414793A JPH06209268A JP H06209268 A JPH06209268 A JP H06209268A JP 29414793 A JP29414793 A JP 29414793A JP 29414793 A JP29414793 A JP 29414793A JP H06209268 A JPH06209268 A JP H06209268A
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circuit
circuit board
tuner
signal
antenna
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Masami Tsukuda
正美 佃
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Shintom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントエンド回路内の局部発振器からの不
要な高調波の輻射を効果的に防止し、かつ、フロントエ
ンド装置単体にて、或いはチューナ装置単体にて、実際
の使用条件とほぼ同一の条件下にて調整を行える構造を
提供すること。 【構成】 アンテナ入力信号を音声信号に変えるチュー
ナ装置40は、チューナー基板42上にチューナー回路
部品44を搭載しており、このチューナ回路部品44の
うちの、高周波増幅回路、混合回路及び局部発振回路を
構成するFM波用のフロントエンド回路部品を囲うシー
ルドケース50aを有する。また、チューナ基板42上
には、アース用筒状体20a及びこのアース用筒状体2
0aより絶縁された信号端子20bから成るアンテナジ
ャック20が搭載されている。このアンテナジャック2
0の信号端子20bがチューナ回路基板42のアンテナ
入力用の信号パターンに接続される。アンテナジャック
20のアース用筒状体20aは、シールドケース50a
の一部を延在させて構成されたジャック取付板52に圧
入支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラッキング調整を正
確にでき、しかもフロントエンド回路の局部発振器から
の不要な周波数の輻射を防止できるチューナ装置及びそ
れを用いた車載用ラジオ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FM受信機能を有するラジオ受信機にお
いては、FM受信用の高周波増幅回路と、混合器と、局
部発振器とから成る要素をフロントエンドと称してお
り、近年ではこのフロントエンド回路を一枚基板に搭載
し、シートル板でシールドして、特にラジオ出力信号と
の間でシールドを行なって干渉とか発振等を防止してい
る。
【0003】このフロントエンド回路にはアンテナ入力
を導く必要があり、たとえば車載用ラジオ受信装置の場
合に図4,図5に示す構成が採用されている。
【0004】図4は、同軸ケーブル72が接続されたア
ンテナジャック70を、シャーシ74の背面76に取り
付ける構造を示している。この際、同軸ケーブル72
は、取付金具80を用いて、シャーシ74の背面76に
ねじ止め固定される。この取付金具80に形成した切欠
部82に対応する領域にて同軸ケーブル72の絶縁表皮
層を剥がし、内部の網線72aを露出させている。この
露出した網線72aを取付金具80に半田付けすること
で、アンテナジャック70のアース接続を行っている。
同軸ケーブル72の信号端子は、シャーシ74内に配置
された基板上のピンと半田付けされることになる。
【0005】図5に示すのは、アンテナジャック90を
直接メイン基板100取り付ける構造を示している。こ
のアンテナジャック90は、アース用筒状体90aと、
このアース用筒状体90aより絶縁された信号端子90
bとから構成される。このアンテナジャック90は、そ
の信号端子90bが、メイン基板100の信号パターン
と半田付けされ、アース用筒状体90aは、メイン基板
100上に固定される取付金具92に支持されている。
この取付金具92は、ジャック圧入プレート94を有
し、アース用筒状体90aを圧入することで支持してい
る。取付金具92はさらに取付片96を有し、この取付
片96はシャーシ74の背面76とねじ98により締結
固定される。一方、メイン基板100上にはフロントエ
ンドパック110が搭載されている。このフロントエン
ドパック110は、シールドケース114内に支持され
た基板112上にFM用の高周波増幅回路、混合回路お
よび局部発振回路を少なくとも有するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4および図5に示す
従来の構造においては、フロントエンドパック内の局部
発振回路からの発信出力が外部に洩れるいわゆる不要輻
射を効果的に防止することができなかった。
【0007】図4の構造によれば、同軸ケーブル72の
アース端子は取付金具80によってシャーシ76に接続
されている。一方、フロントエンド回路のアースパター
ンは、最終的にシャーシ76を経由してグランド電位と
なるが、このフロントエンド回路のアース電位とシャー
シ76の電位とは異なっている。これは、フロントエン
ド回路のアースとシャーシ76との間に比較的長いアー
スラインが形成されており、このアースラインは高いイ
ンピーダンスを有するからである。さらに、同軸ケーブ
ル72の信号端子も、比較的長い信号ラインを経てフロ
ントエンド回路のアンテナ入力端に接続されることにな
る。
【0008】このように、アンテナ入力部におけるアー
スラインのインピーダンスが増大することで、しかもア
ンテナ入力のための信号ラインも長いことから、局部発
振回路の発振出力が、その長い信号ラインより外部に輻
射され、いわゆる不要な高調波の輻射が発生することに
なる。これは、電波障害の原因となる。
【0009】一方、図5に示す構造においても、アンテ
ナ信号のアースライン及び信号ラインは、基板100に
形成した長いパターンに沿って形成され、薄膜パターン
であるためアースラインのインピーダンスが高くなって
いる。したがって、実際には図5に示すように、フロン
トエンドパック110のシールドケース114とアンテ
ナジャック90のアース用筒状体90aとの間に網線1
16を半田固定しなければ、上述の不要な高調波の輻射
を防止することができなかった。
【0010】図4および図5に示す他の問題は、フロン
トエンド回路単体にてトラッキング調整等を行なう場
合、実際の使用条件と同一条件下で実施できないことで
ある。すなわち、図4および図5のいずれの場合にも、
フロントエンド回路を単体の状態にて調整を行う際に
は、実際の装置に用いられるアンテナジャック70また
は90が接続されていない状態である。したがって、通
常は、フロントエンド回路の基板上にアンテナ入力用の
ピンを立てて、このピンにアンテナ入力を行いながら調
整を行わざるを得なかった。
【0011】そこで、本発明の目的とするところは、フ
ロントエンド回路内の局部発振器からの不要な高調波の
輻射を効果的に防止し、かつ、フロントエンド装置単体
にて、或いはチューナ装置単体にて、実際の使用条件と
ほぼ同一の条件下にて調整を行える構造を提供すること
にある。
【0012】本発明の他の目的とするところは、トラッ
キング調整されたチューナ装置を装置本体内に組み込ん
だ後は、トラッキング再調整がほとんど必要ない車載用
ラジオ受信装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
アンテナ入力信号を音声信号に変えるチューナ装置にお
いて、アースパターン及び各種信号パターンが形成され
た回路基板と、前記回路基板上に搭載されて前記信号及
びアースパータンに接続されたチューナ回路部品と、前
記チューナ回路基板に搭載された信号入出力用のコネク
タと、前記アースパターンに接続されて前記チューナ回
路基板に固定され、前記チューナ回路部品のうちの、高
周波増幅回路、混合回路及び局部発振回路を構成するF
M波用のフロントエンド回路部品を囲うシールドケース
と、アース用筒状体及びこのアース用筒状体より絶縁さ
れた信号端子から成り、前記信号端子が前記チューナ回
路基板のアンテナ入力用の信号パターンに接続されたア
ンテナジャックと、前記シールドケースの一部を延在さ
せて構成され、前記アンテナジャックの前記アース用筒
状体を圧入支持するジャック取付板と、を有することを
特徴とする。
【0014】本発明によれば、フロントエンド回路が搭
載された基板と同一の基板にアンテナジャックが搭載さ
れている。そして、このアンテナジャックの信号端子が
基板のアンテナ入力パターンに直接接続されることで、
アンテナジャックの信号端子からフロントエンド回路の
アンテナ入力端子までの間の距離、すなわち、信号ライ
ンの距離を最短に設定できる。さらに、アンテナジャッ
クのアース用筒状体は、フロントエンド回路のアース電
位と同一電位であるシールドケースに圧入固定されてい
る。したがって、アンテナ入力部のアースラインも最短
となり、基板パターンより十分厚肉のシールドケースに
より形成されるアースラインのインピーダンスも十分低
くできる。このように、アースラインのインピーダンス
を低減とすることができるため、上述したように比較的
距離の短い信号ラインからは、フロントエンド回路内の
局部発振器からの不要な高調波が輻射されることがなく
なる。
【0015】さらに本発明によれば、フロントエンド回
路が搭載された基板と同一の基板にアンテナジャックを
配置することで、フロントエンド回路の調整時に、この
アンテナジャックを使用することができる。したがっ
て、このフロントエンド回路の調整は、各種の機器内に
配置されて本フロントエンド装置を使用する条件とほぼ
同一条件にて行うことができ、安定した状態で調整がで
き、誤調整を大幅に低減することができる。
【0016】本発明のチューナ装置ではさらに、前記チ
ューナ回路基板は、前記アンテナジャック、前記フロン
ドエンド回路部品及び前記シールドケースを搭載する第
1の回路基板と、前記フロントエンド回路部品以外のF
M波及びAM波用のチューナ回路部品を搭載する第2の
回路基板とに切断可能な切断部を有し、前記チューナ回
路基板に搭載される前記コネクタは、前記第1の回路基
板に搭載される第1のコネクタと、前記第2の回路基板
に搭載される第2のコネクタとで構成され、前記第1,
第2の回路基板間の信号入出力用のケーブルが設けられ
ていることを特徴とする。
【0017】この構造とすれば、第1,第2の回路基板
を一体として、部品の自動挿入工程、自動半田工程及び
トラッキング調整工程ができながら、その後の機器本体
内への取付位置は、第1,第2の回路基板に分割するこ
とでそれぞれ異なる位置に配置できる。従って、機器本
体内の回路基板の配置レイアウトの自由度が拡がる。
【0018】本発明のチューナ装置ではさらに、前記フ
ロントエンド回路部品は、印加電圧により容量値が変わ
るFM波同調用の可変容量ダイオードを含み、前記AM
波用チューナ回路部品は、印加電圧により容量値が変わ
るAM波同調用の可変容量ダイオードを含み、前記チュ
ーナ回路基板には、前記FM波及びAM波同調用の各可
変容量ダイオードへの印加電圧に対応するトラッキンデ
ータを複数種の周波数毎に格納するメモリと、前記各可
変容量コンデンサへの印加電圧の基準電圧を設定する定
電圧電源回路とが搭載され、前記コネクタは、前記各可
変容量ダイオードへ印加される電圧の入力端子と、前記
メモリへのデータ入出力端子と、前記定電圧電源回路の
電圧出力端子とを含むることを特徴とする。
【0019】このようにすれば、トラッキング調整時と
実使用状態とで、可変容量ダイオードへの印加電圧の基
準となる電圧を、共にチューナ装置内の定電圧電源回路
の基準電圧により設定できる。従って、トラッキング調
整したときとほぼ同じ感度が、実使用状態でも得られる
ことになる。この結果、トラッキング調整時にチューナ
装置内のメモリに該チューナ装置固有のトラッキングデ
ータを格納した後、このトラッキングデータを変更する
必要がほとんどなくなる。
【0020】これらの特徴を有するチューナ装置を組み
込んだ車載用ラジオ受信装置も、チューナ装置の特性を
そのまま利用でき、トラッキング再調整がほとんど必要
なく、しかも不要な高調波が輻射されることがなくな
る。また、チューナ回路基板を第1,第2の回路基板に
分割してシャーシ内に配置すれば、シャーシ内の部品レ
イアウト自由度が拡がる。
【0021】また、不要な高調波の輻射はFM波のフロ
ントエンドの問題であるので、フロントエンド回路及び
アンテナジャックを一枚の基板に搭載したフロントエン
ド装置としてもよい。
【0022】
【実施例】以下、本発明を適用したチューナ装置の一実
施例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図3は、実施例にかかるチューナ装置のブ
ロック図を示している。本実施例は、車載用ラジオ受信
機に内蔵されるチューナ装置を示しており、車両側には
アンテナ10に接続されたアンテナプラグ12が設けら
れている。そして、車載用ラジオ受信機内に搭載される
チューナ装置に、アンテナプラグ12に着脱自在なアン
テナジャック20が設けられている。このアンテナジャ
ック20より入力されたアンテナ信号を入力する高周波
増幅回路22が設けられている。さらに、この高周波増
幅回路22の後段には、この高周波増幅回路22の出力
と、局部発振回路26との出力とを周波数混合し、中間
周波数を出力する混合回路24が設けられている。一般
に、上述の高周波増幅回路22、混合回路24、および
局部発振回路26にてフロントエンド回路21を構成し
ている。
【0024】ここで、高周波増幅回路22から出力され
る受信周波数をfrとし、局部発振回路26からの発振
周波数をf0 とし、中間周波数をfiとしたとき、局部
発振回路26から発振される発振周波数f0 は、 f0 =fr±fi となる。この局部発振回路26からの発振周波数f0
は、例えば図示しないPLL回路にて固定されており、
周波数混合回路24にて各周波数f0 およびfrを周波
数混合することで、周波数混合回路24より中間周波数
fiが出力されることになる。このように、高周波増幅
回路22、混合回路24および局部発振回路26で構成
されるフロントエンド回路21は、アンテナジャック2
0からの高周波入力信号を中間周波数信号に変えるもの
である。
【0025】本実施例装置では、上記のフロントエンド
回路21に加えて、下記に示す各回路をチューナ装置に
内蔵している。すなわち、混合回路24の後段には、F
M中間周波数回路30、FM検波回路32、FMノイズ
キャンセラー34およびFMマルチプレックス36がそ
れぞれ設けられ、このFMマルチプレックス36よりL
信号およびR信号が出力されるようになっている。フロ
ントエンド回路21を含めた上記の各回路が、FM波用
のチューナ回路28を構成している。
【0026】さらに、本実施例のチューナ装置は、AM
波用チューナ回路38をも内蔵しており、このAM波用
チューナ回路38は、アンテナジャック20からアンテ
ナ信号が入力され、AM検波信号をFMマルチプレック
ス36に出力するようになっている。
【0027】つぎに、上述の各回路を内蔵したチューナ
装置の構造を、図1および図2を参照して説明する。
【0028】本実施例にかかるチューナ装置は、チュー
ナーパック40として構成されている。このチューナー
パック40は、チューナー基板42上に、アンテナジャ
ック20、上記各回路を構成する部品44、他の基板と
の接続のためのコネクタ46およびシールドケース50
を搭載したものである。
【0029】シールドケース50は2つに分割され、フ
ロントエンド回路21を構成するところの上述の高周波
増幅回路22、混合回路24および局部発振回路26の
領域を覆うように形成された第1のシールドケース50
aと、その他の各回路の領域を覆うように形成された第
2のシールドケース50bとで構成される。そして、ア
ンテナジャック20はフロントエンドのための第1のシ
ールドケース50aの一部を延在形成したジャック圧入
プレート52に圧入支持されている。このアンテナジャ
ック20は、アース用筒状体20aおよびこれと絶縁さ
れた信号端子20bとからなり、アース用筒状体20a
の部分が、ジャック圧入プレート52に形成した圧入用
穴54に圧入して支持されている。このジャック圧入プ
レート52は、圧入用穴54の下方に、その下面より突
出するアース端子58aを有しており、このアース端子
58aが、チューナー基板42の裏面に形成したアース
パターンに直接半田付けされている(図2参照)。
【0030】このチューナーパック40は、単体の状態
にて調整・検査が行われた後に、図2に示すように、シ
ャーシ64の底面と平行に配置されるメイン基板62に
対して、垂直な状態で取付固定されることになる。そし
て、このメイン基板62とチューナー基板42との間の
信号入出力を行うため、チューナーパック40に搭載さ
れたコネクタ46のピン48が、メイン基板62に形成
した穴(図示せず)に挿入して半田付けされる。さら
に、このチューナーパック40をメイン基板62に取付
けるために、チューナーパック40の長手方向両端側に
て、第1,第2のシールドケース50a,50bに形成
した取付片58a,58bが設けられている。一方の取
付片58aは、ジャック圧入プレート52の端部に形成
されている。この各取付片58a,58bが、メイン基
板62に形成した角穴(図示せず)に挿入され、その角
穴の周囲に形成したアースパターンと半田付けされるこ
とになる。さらに、第1のシールドケース50aには、
取付穴60が形成され、この取付穴60を用いて、シャ
ーシ64の背面66とのねじ止め固定がなされる。な
お、第2のシシールドケース50bは必ずしも必要では
ない。
【0031】この結果、チューナーパック40のチュー
ナー基板42に形成したアースパターンは、第1のシー
ルドケース50aおよびシャーシ64を介してグランド
電位に設定されることになる。このようにして、チュー
ナーパック40をメイン基板62に取り付け、かつ、シ
ャーシ64の背面66とのねじ止め固定を行うことで、
チューナーパック40のに搭載されたアンテナジャック
20のジャック開口が、シャーシ64の背面66におけ
る所定位置に臨んで配置されることになる。背面66
は、ジャック開口と対向する位置が切り欠かれている。
【0032】このように、アンテナジャック20を搭載
したチューナーパック40の第1の利点は、実際の使用
条件とほぼ同じ条件下にて、フロントエンドのための各
種調整、例えばトラッキング調整を行えることである。
すなわち、トラッキングを行う際には、チューナーパッ
ク40に搭載されたアンテナジャック20にアンテナプ
ラグを挿入し、かつコネクタ46に必要な入出力を接続
する。そして、図示しないシグナルジェネレーターよ
り、トラッキング調整のための必要な基準周波数を発振
させ、高周波増幅回路22を構成するアンテナおよび高
周波同調回路に備えられたコンデンサーの容量および局
部発振回路26のコンデンサーの容量を、所定のトラッ
キングが得られるように調整することになる。あるい
は、上記各コンデンサーを電圧制御型の可変容量コンデ
ンサーにて構成し、あらかじめ定められた各種周波数に
対する印加電圧を調整することになる。この際、従来の
ように、トラッキング調整等の調整のためにのみ基板に
形成したピンを用いてアンテナ入力を行うのではなく、
市場にて実際に用いられるアンテナジャック20によっ
てアンテナ入力を行えるので、より正確なトラッキング
調整を行うことができる。
【0033】このチューナーパック40のさらなる利点
は、不要な高調波の輻射を効果的に防止できることであ
る。
【0034】すなわち、まずアンテナ入力の信号ライン
について着目すると、フロントエンド回路およびアンテ
ナジャック20は、共に同一の基板42に搭載されてお
り、アンテナジャック20の信号端子20bは、この基
板42の裏面に形成した信号パターンに直接半田付けさ
れている。したがって、従来のように線材にて引き回す
ことなく、しかも、同一基板内のパターンを利用して信
号ラインを形成できるので、この信号ラインを最短に設
定することができる。
【0035】次に、アンテナ入力のアースラインについ
て着目すると、本実施例では、このアースラインを最短
とし、かつ、そのインピーダンスを最少限に止どめるこ
とができる。すなわち、アンテナジャック20のアース
用筒状体20aは、フロントエンド回路のアース電位を
設定するための第1のシールドケース50aの一部を延
在形成したジャック圧入プレート52に直接接続されて
いる。さらに、このジャック圧入プレート52の一部を
アース端子58aとし、このアース端子58aを基板4
2のアースパターンに直接半田付けしている。
【0036】したがって、アンテナジャック20のアー
ス用筒状体20aは、フロントエンド回路21のアンテ
ナ入力の入口部において即座に、フロントエンド回路2
1のアース電位とほぼ同一電位に設定されることにな
る。この作用は、アース用筒状体20aを圧入したジャ
ック圧入プレート52のアース端子58aを、フロント
エンド回路21が搭載されたチューナー基板42のアー
スパターンに直接接続することで確保される。この場
合、基板42のアースパータン及びジャック圧入プレー
ト52がアースラインを形成する。しかし、アンテナジ
ャック20及びフロントエンド回路21の双方が搭載さ
れている基板42のアースパターンは従来よりも十分短
くできる。また、ジャック圧入プレート52aはパター
ン薄膜に比べれば充分厚い肉厚を確保できるので、アー
スラインにおけるインピーダンスを充分低減することが
できる。したがって、基板42上にアンテナジャック2
0およびフロントエンド回路21が共に搭載されている
ので、このアースラインの距離を従来よりも充分に短く
できる。このように、アンテナ入力部におけるアースラ
インにおけるインピーダンスを充分低くすることがで
き、しかも信号ラインの距離を短くできるので、フロン
トエンド回路21内の局部発振回路26より発振される
出力f0 、さらに2fo 、3fo などの不要な高調波
が、不要輻射として信号ラインより外部に洩れるのを充
分低減することができる。
【0037】さらに、車載用ラジオ受信機の場合、フロ
ントエンド回路21のアースは、最終的にシャーシ64
を介してグランド電位に設定されることになる。この
際、本実施例によれば、チューナーパック40に搭載さ
れた第1のシールドケース50a自体を、シャーシ64
の背面66にねじ止め固定している。したがって、アン
テナジャック20のアース用筒状体20aをフロントエ
ンド回路のアース端子に接続する作用と、フロントエン
ド回路21のアース端子をシャーシに接続する作用と
を、第1のシールドケース50aの1ヵ所にて実現する
ことができ、グランド電位に設定するためのアースライ
ン上のインピーダンスをより効果的に低減することが可
能となる。このことからも、上述の不要輻射を効果的に
低減することができる。
【0038】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。上記実施例では、チューナーパック40の
基板42上に、フロントエンド回路21を構成するため
の高周波増幅回路22、混合回路24、および局部発振
回路26の他、FM中間周波数回路30からFMマルチ
プレックス36に至る各回路と、AM回路38等を内蔵
したが、これに限定されるものではない。本発明の効果
としては、少なくてもトラッキング調整等のフロントエ
ンドのための調整を、チューナ装置単体にて実際の使用
条件下と同じ条件にて調整でき、しかも、フロントエン
ド回路21内の局部発振回路26からの不要輻射を防止
することである。フロントエンド装置を構成する場合に
は、基板42上に搭載される部品としては、アンテナジ
ャック20およびフロントエンド回路21を構成する各
回路22,24,26を有するだけでもよい。
【0039】チューナー基板42上にて、アンテナジャ
ック20を圧入支持するジャック圧入プレート52は、
フロントエンド回路21を囲う第1のシールドケース5
0aの一部を延在して形成するものに限らない。図6
は、ジャック圧入プレート52を第1のシールドケース
50aとは別体にて形成した例を示している。このジャ
ック圧入プレート52は、第1のシールドケース50a
がシャーシ背面66に固定される側面と面一となる位置
に取付位置52aを有している。この取付板52aに
は、シャーシ64にねじ止めさせるための取付穴52b
が形成されている。
【0040】図6に示す実施例においては、金具の部品
点数は増えるが、上記実施例と同様に、アンテナジャッ
ク20のアースラインのインピダンスが低減し、かつ、
アースラインを従来よりも十分短くすることができる。
したがって、図6に示す実施例においても効果的に局部
発振回路26からの不要輻射を低減することができる。
【0041】図7は、チューナー基板42の変形例を示
している。図7に示す実施例では、フロントエンド回路
21のための第1の回路基板120と、その他の回路を
搭載した第2の回路基板130との2枚の基板によりチ
ューナー基板42を構成している。この第1,第2の回
路基板120,130は、それぞれの対向辺に設けられ
た接合片120a,130aより当初は1枚の基板とし
て接続され、手作業により2枚の基板に切断可能となっ
ている。
【0042】第1の回路基板120上には、図3に示す
フロントエンド回路21のための部品が搭載され、この
各部品を覆う第1のシールドケース122が設けられて
いる。また、この第1の回路基板120にはメイン基板
62との間で信号の入出力を行うための第1のコネクタ
124が搭載されている。第1のシールドケース122
の両端は、第1の回路基板120の端部より突出した取
付片122a,122bとされている。この各取付片1
22a,122bおよび第1のコネクタ124のピンに
より、メイン基板62上に、第1の回路基板120を垂
直に取り付けることが可能である。
【0043】第2の回路基板130は、図3に示すフロ
ントエンド回路21以外の各回路30〜38のための部
品を搭載し、この各部品を囲う第2のシールドケース1
32が設けられている。また、この第2の回路基板13
0も同様に、メイン基板62との間で信号の入出力を行
うための第2のコネクタ134が設けられている。第2
のシールドケース132は、主に第2の回路基板130
をメイン基板62上に垂直に立て掛けるための取付金具
として機能し、その両端にはメイン基板62に挿入され
る取付片132a,132bが形成されている。
【0044】また、第1,第2の回路基板120,13
0間の信号入出力を行うために両基板間は、例えば平行
線ケーブル138により接続されている。この第1,第
2の回路基板120,130は、AMおよびFMのトラ
ッキング調整が終了するまで連結一体化され、その後メ
イン基板62に搭載される前に2つに分割される。した
がって、第1,第2の回路基板120,130に対する
部品の自動挿入工程およびその後の自動半田付け工程
を、1枚の回路基板として取り扱うことができる。ま
た、第1,第2の回路基板120,130が一体化され
た1枚の基板には、上記実施例と同様にアンテナジャッ
ク20がジャック圧入プレートに圧入支持されているの
で、実使用状態と同一条件にてトラッキング調整を行う
ことができる。
【0045】図8は、2つに分割した第1,第2の回路
基板120,120を、シャーシ64に配置されたメイ
ン基板62上に搭載したレイアウト例を示している。図
8に示す装置は、カセットテーププレーヤ140を搭載
した車載用ラジオ受信器を示している。第1の回路基板
120は、シャーシ64の背面66側から見て左端部の
位置にアンテナジャック20が位置するように配置され
る。また、第1,第2の回路基板120、130は、テ
ーププレーヤ140とシャーシ背面66との間のに配置
される。このようなレイアウトによれば、第1,第2の
回路基板120,130を図8の鎖線で示すように1枚
の基板で構成した場合よりも、テーププレーヤ140を
図8の左側にシフトした位置に配置することができる。
この結果、装置の前面側に配置される表示手段、例えば
LCD144を、図8において装置前面の右側の比較的
広い領域に配置することができる。もし、第1,第2の
回路基板120,130を、図8の鎖線で示すように1
枚基板で構成した場合には、この鎖線に示す回路基板1
30とテーププレーヤ140とが干渉しないように、テ
ーププレーヤ140を図8の右側によりシフトした位置
に配置しなければならない。
【0046】ここで、テーププレーヤ140は、規格化
された装置本体の奥行き寸法Lに対して、プレーヤの奥
行寸法をより短くするために、モータ142をプレーヤ
140本体の側面例えば右側面より突出した位置に設け
るものが通常である。このモータ142の存在によりプ
レーヤ140を右側にシフトする量も制限される。した
がって、この場合にはテーププレーヤ140の左右両側
の位置に残される領域が少なくなり、LCD144の幅
を短くせざるを得なかった。
【0047】本実施例においては、規格化された装置の
横幅Wの範囲内で、LCD144を比較的大きな画面と
することができ、装置前面側のレイアウトの自由度が拡
がるという効果がある。なお、図8においてテーププレ
ーヤ右側にはパワーIC回路146が、その背面側には
コネクタ148が配置される。テーププレーヤ140を
図8の左側にシフトさせることができるので、パワーI
C回路部146の設置領域の自由度も拡がるという効果
がある。
【0048】さらに、第1の回路基板120を、図8に
示す装置本体の左側によりシフトした位置に配置するに
は、図7に示すように、第1の回路基板120の一部で
あって、アンテナジャック20のアース筒状体20aと
対向する領域に切欠き部121を設けるとよい。
【0049】こうすると、図8に示すように、第1の回
路基板120のパターン面側と、アンテナジャック20
のアース用筒状体20aの周面とをほぼ面一にすること
ができる。従って、第1の回路基板120からアース用
筒状体20aの最頂部に至る高さHをより低くすること
ができる。この基板120からの高さH以内の高さとな
る回路部品44を用いれば、第1の回路基板120を装
置の左側によりシフトした位置にレイアウトすることが
できる。
【0050】次に、図3に示すチューナー基板42およ
び図2に示すメイン基板62上に搭載される回路につい
て図9を参照して説明する。
【0051】チューナー基板42上に搭載されるフロン
トエンド回路21は、上述のように高周波増幅回路2
2,混合回路24および局部発振回路26を有する。高
周波増幅回路22は、大別してアンテナ同調回路150
とRF同調回路154を有する。このアンテナ同調回路
150,RF同調回路154および局部発振回路26に
は、それぞれ印加電圧により容量値を可変する第1〜第
3の可変容量ダイオード152,156,158が内蔵
されている。また、チューナー基板42に搭載されたコ
ネクタ46には、第1〜第3の可変容量ダイオード15
2,156,158にそれぞれ接続された第1〜第3の
電圧印加端子160,162,164が設けられてい
る。また、このコネクタ46には、局部発振回路26の
出力端子166が設けられている。
【0052】さらに、このチューナー基板42上には、
図3に示すフロントエンド回路21以外の各回路30〜
38の他に、メモリ素子、例えば電気的に書き替え可能
なEEPROM170と、定電圧電源回路172とが搭
載されている。EEPROM170は、複数の周波数に
てトラッキングが最適に行われた場合の第1,第2の可
変容量ダイオード152,156への各印加電圧を定め
るトラッキングデータを例えば8ビットデータとして記
憶している。定電圧電源回路172は、第1,第2の可
変容量ダイオード152,156への印加電圧のための
基準電位を設定するためのものであり、本実施例では
8.8Vを基準電位としている。ある周波数f1 に対し
て、第1,第2の可変容量ダイオード152,156の
ための8ビットのトラッキングデータをそれぞれA1 ,
B1 とすると、 第1の可変容量ダイオード152への印加電圧 =8.8×A1 /258a(V) 第2の可変容量ダイオード156への印加電圧 =8.8×B1 /258a(V) となる。
【0053】可変容量ダイオードへの印加電圧と、同調
周波数との関係は図10に示す通りである。図10にお
いて、例えば周波数Fmin 〜Fmax に至る複数点の周波
数毎にトラッキング調整された際のダイオードへの印加
電圧Vmin 〜Vmax が求まる。EEPROM170に格
納されるトラッキングデータは、各ダイオード152、
156毎に、Vmix 〜Vmax の印加電圧に対応する8ビ
ットデータとなる。
【0054】なお、チューナー基板42に搭載されたメ
モリ素子を書き替え可能なEEPROM170としてい
る理由は、そのメモリがトラッキングデータ以外のデー
タであって、車載用ラジオ受信機に必要な書き換えを要
する記憶情報を記憶しているからである。デジタル・チ
ューニングのためのデータを格納する場合、例えば希望
の受信周波数のプリセットデータを書き替え可能とする
ために、メモリ素子をEEPROM170としている。
【0055】また、チューナー基板42に搭載されたコ
ネクタ46には、EEPROM170のための入出力端
子174と、定電圧電源回路172の出力端子176と
が設けられている。
【0056】一方、メイン基板62上には、デジタル・
チューニング・システムの制御を司どるマイクロコンピ
ュータ180が設けられている。このマイクロコンピュ
ータ180は、図9に示す任意周波数Fを選局する場
合、その前後の周波数F3 、F4 と対応するV3 、V4
に関するトラッキングデータをEEPROM170より
読み出し、任意周波数Fについての印加電圧Vのための
データを補間演算により求める。そして、マイクロコン
ピュータ180は、求められたデータに基づき上述の式
にて決定される電圧を、、第1,第2のローパスフィル
タ182,184および第1,第2の電圧印加端子16
0,162を介して、アンテナ同調回路150,RF同
調回路154の各可変容量ダイオード152,156に
それぞれ印加するものである。
【0057】また、このマイクロコンピュータ180
は、フェーズ・ロックド・ループ(PLL)188を内
蔵している。このPLL188は、局部発振回路26の
発信周波数を、例えば受信周波数frと中間周波数fi
との和の周波数にロックするものである。このPLL1
88の出力は、第3のローパスフィルタ186,電圧印
加端子164を介して、局部発振回路26の第3の可変
容量ダイオード158に印加される。
【0058】図9に示すチューナー基板42上に、フロ
ントエンド回路21およびAM回路38などの他に、E
EPROM170および定電圧電源回路172を備えた
チューナパック40は、メイン基板62とは分離された
形で、単体状態にてトラッキング調整が行われる。した
がって、このトラッキング調整の際には、メイン基板6
2上に搭載されたマイクロコンピュータ180,第1〜
第3のローパスフィルタ182〜188の機能を備えた
トラッキング調整用機器を用いて行う。このトラッキン
グ用調整機器を用いてトラッキング調整を行った後、ア
ンテナ同調回路150およびRF同調回路154の第
1,第2の可変容量ダイオード152,516への適正
印加電圧に対応するトラッキングデータが、チューナー
パック40内のEEPROM170内に格納される。こ
の適正印加電圧は、チューナーパック40内に搭載され
た定電圧電源回路172の基準電位(例えば8.8V)
を用いて検出されている。
【0059】ところで、上述したように、第1,第2の
可変容量ダイオード152,156への印加電圧は、上
述の各式によって決定され、その印加電圧はそれぞれ定
電圧電源回路172の基準電位を用いて決定されてい
る。もしこの基準電位を、チューナーパック40外部の
例えばトラッキング用調整機器内の定電圧電源回路の基
準電位を用いて設定したとすれば、下記のような問題が
生じる。すなわち、このチューナーパック40をラジオ
受信機内部に組み込んだ際には、トラッキング調整用機
器内の定電圧電源回路によって基準電位が設定されるの
ではなく、例えば、メイン回路62上に定電圧電源回路
を設け、その基準電位が用いられることになる。この場
合、トラッキング調整用機器の定電圧電源回路と、メイ
ン基板上に搭載された定電圧電源回路の基準電位に若干
の相違があったとすれば、上記の各式によって決定され
る第1,第2の可変容量ダイオード150,156への
印加電圧が、トラッキング調整時のものと異なる電圧と
なってしまう。
【0060】本実施例によれば、トラッキング調整の際
の基準電位と実使用状態の場合の基準電位とがともにチ
ューナーパック40内の定電圧電源回路172での基準
電位により設定されるので、トラッキング調整時と実使
用状態同調時での印加電圧が異なることが防止される。
もしこの印加電圧に相違があると、いわゆる同調ずれが
生じ、ラジオ受信機本体内にチューナーパック40およ
びメイン基板62を搭載した後に、再度の微調整が必要
となる。本実施例では、上述の構造により、一旦チュー
ナーパック40単体の状態でトラッキング調整をした後
は、これをラジオ受信機本体内に組み込んだ場合に再調
整を要求されることがない。
【0061】基準電位がずれた場合の同調ずれは、特に
AMの場合に顕著である。何故なら、AMの場合は、ア
ンテナおよびRF同調回路の各可変容量ダイオードのQ
が急峻であり、印加電圧が多少ずれるだけで感度が大幅
に低下するからである。したがって、図9では図示して
いないが、メイン基板62上にマイクロコンピュータ1
80は、チューナー基板42内のAM回路38の高周波
増幅回路の可変容量ダイオードにも電圧印加するように
構成するとよい。この場合には、チューナー基板42に
搭載されたEEPROM170内にAM同調用のトラッ
キングデータをも格納しておけばよい。
【0062】また、図9の実施例を、図7、図8に示す
ように第1,第2の回路基板120,130に分割でき
る構造のチューナ装置に適用する場合、EEPROM1
70、定電圧電源回路172はそれぞれ第2の回路基板
130に搭載される。また、端子160〜166及び1
74,176は、第1,第2のコネクタ124,134
に振り分けて配置すれば良い。
【0063】また、トラッキングデータを格納するメモ
リと、同調用可変容量ダイオードへの印加電圧の基準電
位を設定する定電圧電源回路172とをチューナー基板
42或いは第2の回路基板130搭載する場合、必ずし
もアンテナジャック20をチューナ基板42或いは第1
の回路基板120に搭載しなくても良い。この場合で
も、少なくとも基準電位が調整時と実使用状態とで異な
る場合と比べて、トラッキング調整の正確性が各段に向
上するからである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ロントエンド回路内の局部発振器からの不要な高調波の
輻射を効果的に防止し、かつ、フロントエンド装置単体
にて、或いはチューナ装置単体にて、実際の使用条件と
ほぼ同一の条件下にてトラッキング調整を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフロントエンド装置の一実施
例を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示すフロントエンド装置のシャーシ内に
おける配置を示す概略説明図である。
【図3】図1に示すフロントエンド装置内に搭載される
回路のブロック図である。
【図4】フロントエンド回路とアンテナジャックとを同
軸ケーブルを用いて接続する従来の構造を示す概略斜視
図である。
【図5】アンテナジャックを基板上に取り付けた従来の
構造を示す概略斜視図である。
【図6】シールドケースとジャック取り付け板とを別体
とした変型例を示す概略斜視図である。
【図7】チューナ基板を第1,第2の回路基板に分割し
た状態を示す概略平面図である。
【図8】第1,第2の回路基板をシャーシ内の異なる位
置に配置したレイアウト例を示す概略平面図である。
【図9】チューナ基板側にメモリ及び定電圧電源回路を
搭載し、メイン回路基板側にマイクロコンピュータを搭
載した状態を示すブロック図である。
【図10】図10は、同調用可変容量ダイオードへの印
加電圧と周波数との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
20 アンテナジャック 20a アース用筒状体 20b 信号端子 21 フロントエンド回路 22 高周波増幅回路 24 混合回路 26 局部発振回路 40 チューナー装置 42 チューナー回路基板 44 チューナー回路部品 46 コネクタ 50a シールドケース 52 ジャック取付板 62 メイン基板 64 シャーシ 120 第1の基板 124 第1のコネクタ 130 第2の基板 134 第2のコネクタ 138 ケーブル 140 プレーヤ 152、156、158 可変容量ダイオード 170 メモリ 172 定電圧電源 180 マイクロコンピュータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ入力信号を音声信号に変えるチ
    ューナ装置において、 アースパターン及び各種信号パターンが形成された回路
    基板と、 前記回路基板上に搭載されて前記信号及びアースパータ
    ンに接続されたチューナ回路部品と、 前記チューナ回路基板に搭載された信号入出力用のコネ
    クタと、 前記アースパターンに接続されて前記チューナ回路基板
    に固定され、前記チューナ回路部品のうちの、高周波増
    幅回路、混合回路及び局部発振回路を構成するFM波用
    のフロントエンド回路部品を囲うシールドケースと、 アース用筒状体及びこのアース用筒状体より絶縁された
    信号端子から成り、前記信号端子が前記チューナ回路基
    板のアンテナ入力用の信号パターンに接続されたアンテ
    ナジャックと、 前記シールドケースの一部を延在させて構成され、前記
    アンテナジャックの前記アース用筒状体を圧入支持する
    ジャック取付板と、 を有することを特徴とするチューナー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記チューナ回路基板に搭載された前記チューナ回路部
    品は、FM波及びAM波用のチューナ回路部品を含み、 前記チューナ回路基板は、前記アンテナジャック、前記
    フロンドエンド回路部品及び前記シールドケースを搭載
    する第1の回路基板と、前記フロントエンド回路部品以
    外の前記FM波及びAM波用のチューナ回路部品を搭載
    する第2の回路基板とに切断可能な切断部を有し、 前記チューナ回路基板に搭載される前記コネクタは、前
    記第1の回路基板に搭載される第1のコネクタと、前記
    第2の回路基板に搭載される第2のコネクタとで構成さ
    れ、 前記第1,第2の回路基板間の信号入出力用のケーブル
    が設けられていることを特徴とするチューナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記フロントエンド回路部品は、印加電圧により容量値
    が変わるFM波同調用の可変容量ダイオードを含み、 前記AM波用チューナ回路部品は、印加電圧により容量
    値が変わるAM波同調用の可変容量ダイオードを含み、 前記チューナ回路基板には、前記FM波及びAM波同調
    用の各可変容量ダイオードへの印加電圧に対応するトラ
    ッキンデータを複数種の周波数毎に格納するメモリと、
    前記各可変容量コンデンサへの印加電圧の基準電圧を設
    定する定電圧電源回路とが搭載され、 前記コネクタは、前記各可変容量ダイオードへ印加され
    る電圧の入力端子と、前記メモリへのデータ入出力端子
    と、前記定電圧電源回路の電圧出力端子とを含むること
    を特徴とするチューナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記メモリは、デジタルチューニングに必要な各種デー
    タを書き換え可能に記憶するメモリエリアを有すること
    を特徴とするチューナ装置。
  5. 【請求項5】 電位に設定されるシャーシと、 このシャーシ内にて水平に配置されるメイン回路基板
    と、 このメイン回路基板に搭載される請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載のチューナ装置と、 を有し、 前記チューナ装置は、 アースパターン及び各種信号パターンが形成されたチュ
    ーナ回路基板と、 前記チューナ回路基板上に搭載されて前記信号及びアー
    スパータンに接続されたチューナ回路部品と、 前記アースパターンに接続されて前記チューナ回路基板
    に固定され、前記チューナ回路部品のうちの、高周波増
    幅回路、混合回路及び局部発振回路を構成するFM波用
    のフロントエンド回路部品を囲うシールドケースと、 前記チューナ回路基板上にて前記シールドケースの外部
    に搭載され、アース用筒状体及びこのアース用筒状体よ
    り絶縁された信号端子を有し、前記信号端子が前記チュ
    ーナ回路基板のアンテナ入力用の信号パターンに接続さ
    れたアンテナジャックと、 前記シールドケースの一部を延在させて構成され、前記
    アンテナジャックの前記アース用筒状体を圧入支持する
    ジャック取付板と、 前記チューナ回路基板に搭載され、前記チューナ回路基
    板及び前記メイン回路基板の信号パータン同士を接続す
    ることで、前記チューナ回路基板を前記メイン回路基板
    に対して垂直に支持するコネクタと、 を有し、 前記シールドケースは前記シャーシの背面の幅方向の一
    端側にて締結固定され、前記シャーシ背面は前記一端部
    にてアンテナジャックを外部に露出させる切欠き部を有
    することを特徴とする車載用ラジオ受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記チューナ回路基板に搭載された前記チューナ回路部
    品は、FM波及びAM波同調用のチューナ回路部品を含
    み、 前記チューナ回路基板は、前記アンテナジャック及びフ
    ロンドエンド回路部品及び前記シールドケースを搭載す
    る第1の回路基板と、前記フロントエンド回路部品以外
    の前記FM波及びAM波同調用のチューナ回路部品を搭
    載する第2の回路基板とに切断可能な切断部を有し、 前記チューナ回路基板に搭載される前記コネクタは、前
    記第1の回路基板に搭載される第1のコネクタと、前記
    第2の回路基板に搭載される第2のコネクタとで構成さ
    れ、 前記第1,第2の回路基板間の信号入出力用のケーブル
    が設けられ、 前記第1,第2の回路基板は、トラッキング調整後に前
    記切断部にて切断されて、前記メイン回路基板上の異な
    る位置にて前記第1,第2のコネクタにより前記メイン
    回路基板に対してそれぞれ垂直に支持されていることを
    特徴とする車載用ラジオ受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記シャーシ内には、前記メイン回路基板の上方にて前
    記シャーシの前面に固定された、カセットテープ、コン
    パクトディスク等のためのプレーヤーが配置され、 前記第1,第2の回路基板は、前記プレーヤーと前記シ
    ャーシ背面の間の領域にて前記メイン回路基板上に支持
    されていることを特徴とする車載用ラジオ受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかにおいて、 前記フロントエンド回路部品は、印加電圧により容量値
    が変わるFM波同調用の可変容量ダイオードを含み、 前記AM波用チューナ回路部品は、印加電圧により容量
    値が変わるAM波同調用の可変容量ダイオードを含み、 前記チューナ回路基板には、前記FM波及びAM波同調
    用の各可変容量ダイオードへの印加電圧に対応するトラ
    ッキンデータを複数種の周波数毎に格納するメモリと、
    前記各可変容量コンデンサへの印加電圧の基準電圧を設
    定する定電圧電源回路とが搭載され、 前記コネクタは、前記各可変容量ダイオードへ印加され
    る電圧の入力端子と、前記メモリへのデータ入出力端子
    と、前記定電圧電源回路の電圧出力端子とを含み、 前記メイン回路基板には、デジタル・チューニングを制
    御する制御回路が設けられ、 前記制御回路は、任意の受信周波数に最適な前記各可変
    容量ダイオードへの印加電圧を、前記メモリ内の前記ト
    ラッキングデータに基づき演算して、前記定電圧電源回
    路からの電圧を基準として設定することを特徴とする車
    載用ラジオ受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記メモリは、デジタル・チューニングに必要な各種デ
    ータを書き換え可能に記憶するメモリエリアを有するこ
    とを特徴とする車載用ラジオ受信装置。
  10. 【請求項10】 FM波のアンテナ入力信号を中間周波
    数信号に変えるためのフロントエンド装置において、 アースパターン及び各種信号パターンが形成された回路
    基板と、 前記回路基板上に搭載されて前記信号及びアースパータ
    ンに接続され、高周波増幅回路、混合回路及び局部発振
    回路を構成するフロントエンド回路部品と、 前記回路基板に搭載され、前記各回路への信号入出力用
    のコネクタと、 前記アースパターンに接続されて前記回路基板に固定さ
    れ、前記フロントエンド回路部品を囲うシールドケース
    と、 アース用筒状体及びこのアース用筒状体より絶縁された
    信号端子から成り、前記信号端子が前記回路基板のアン
    テナ入力用の信号パターンに接続されたアンテナジャッ
    クと、 前記シールドケースの一部を延在させて構成され、前記
    アンテナジャックの前記アース用筒状体を圧入支持する
    ジャック取付板と、 を有することを特徴とするフロントエンド装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記回路基板は、前記アンテナジャックの前記アース用
    筒状体と対向する領域を切り欠いた切欠部を有し、 前記アンテナジャックは、前記アース用筒状体の一部が
    前記回路基板の板厚の範囲内に位置するように前記回路
    基板に搭載され、 前記フロントエンド回路部品の全てが、前記回路基板表
    面から前記アース用筒状体の最頂部まで高さの範囲内に
    収まる部品高さを有することを特徴とするフロントエン
    ド装置。
  12. 【請求項12】 FM波のアンテナ入力信号を中間周波
    数信号に変えるためのフロントエンド装置において、 アースパターン及び各種信号パターンが形成された回路
    基板と、 前記回路基板上に搭載されて前記信号及びアースパータ
    ンに接続され、高周波増幅回路、混合回路及び局部発振
    回路を構成するフロントエンド回路部品と、 前記回路基板に搭載され、前記各回路への信号入出力用
    のコネクタと、 前記アースパターンに接続されて前記回路基板に固定さ
    れ、前記フロントエンド回路部品を囲うシールドケース
    と、 アース用筒状体及びこのアース用筒状体より絶縁された
    信号端子から成り、前記信号端子が前記回路基板のアン
    テナ入力用の信号パターンに接続されたアンテナジャッ
    クと、 前記アースパターンに接続されて前記回路基板に固定さ
    れ、前記アンテナジャックの前記アース用筒状体を圧入
    支持するジャック取付板と、 を有し、 前記シールドケースは、このフロンドエンド装置が搭載
    される機器のシャーシと対向する側面に、該側面を前記
    シャーシとねじ固定するための第1の孔を有し、 前記ジャック取付板は、前記シールドケースの前記側面
    と面一となる取付面を有し、該取付面に前記シャーシと
    ねじ止めされる第2の孔を設けたことを特徴とするフロ
    ントエンド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7616081B2 (en) 2006-09-20 2009-11-10 Mitsumi Electric Co., Ltd. Tuner device
US7778044B2 (en) 2006-01-18 2010-08-17 Mitsumi Electric Co., Ltd. Tuner module for radio receiver
US7813708B2 (en) 2006-09-19 2010-10-12 Mitsumi Electric Co., Ltd. Tuner module
KR101103574B1 (ko) * 2005-11-28 2012-01-09 엘지이노텍 주식회사 튜너
JP2020205490A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 株式会社デンソー 車両用装置

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