JPH06209668A - 小動物飼育観察用のラック構造 - Google Patents

小動物飼育観察用のラック構造

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JPH06209668A
JPH06209668A JP2167793A JP2167793A JPH06209668A JP H06209668 A JPH06209668 A JP H06209668A JP 2167793 A JP2167793 A JP 2167793A JP 2167793 A JP2167793 A JP 2167793A JP H06209668 A JPH06209668 A JP H06209668A
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locking
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corners
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Kenichi Nakayama
健一 中山
Noriaki Nakamura
徳明 中村
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RIIDE ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無菌室等の予め完成された狭少の部屋空間
に、一定の高さ制限がある柱材間に出来るだけ多くのラ
ックを形成すると共に、所定時間内で組立て得るような
作業性にも極めて優れた構造のラックを提供することを
目的とする。 【構成】 4本の竪枠をアングル材で構成し、アングル
材の角部に両方のアングル片に亘る切欠部を形成する一
方、方形のラック部材の少くとも四隅部を前記切欠部と
対応する形状に形成させ、切欠部と隅部とを嵌合させた
際に前記竪枠の入隅部で嵌合部を固定させ、更に係止部
材を所定間隔に取付け、この係止部材にマウス等の小動
物飼育、観察用のケージを着脱自在かつマウス等が逃走
しないように取付けることによって、所定の高さの範囲
内で最大限の小動物飼育、観察用のラックを形成出来る
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラック構造のうち主と
して無菌状態の室内条件等が要求される実験用動物の飼
育、観察用のラック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のラック構造には各種各様
なものがあるが、無菌状態の室内条件等が要求される部
屋の場合、予め温度、湿度、風量等の厳格な要件を充足
した無菌室が完成した後にこのようなラック部材が搬入
されるか、又は完成された無菌室でラックを組み立てね
ばならないかのいずれかであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に坪単価が高価な無
菌室であるため、最小の床面積内で最多数のマウス等を
飼育、観察するためには、次の要件を充足させる必要が
あった。 (イ) マウス等の小動物観測、監視作業を容易にする
ためにラックの高さは人間の身長とほぼ同じかやや高い
高さが好ましいこと。 (ロ) 上記の高さ制限の理由で、一定の高さの柱材
間、竪枠間に、出来るだけ多くの棚(ラック)を架設す
ること。 (ハ) 小動物や観察者にケガをさせないこと。 (ニ) 小動物が逃げ出せない構造で、かつ、飼育一般
の条件を満たすこと。 等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の各課題
を解決すると共に、狭い空間内でも楽に組立てることが
可能な小動物飼育観察用のラック構造を提供せんとする
ものである。
【0005】即ち、請求項1に係る発明は、金属製の4
本の竪枠間に、上下各2本づつ横枠を介して枠組し、こ
の枠組み内に底部を有し、かつ、外周を立上げ形成した
方形のプレート部材を、その四つの隅部で係着させ、か
つ前記竪枠の上下方向に前記プレート部材を複数段係着
させたラックにおいて、前記竪枠は、アングル材で形成
し、かつ、アングル材の角部にアングル片の両方に亘る
切欠部を設けると共に、同一高さにある4つの切欠部
が、前記4本の竪枠の角部の延長上に形成される最小の
四辺形の各コーナーに位置するように竪枠を向き合わせ
る一方、前記プレート部材は、少くともその四つの隅部
に前記竪枠部の切欠部と密嵌する上片、垂下片及び下片
を形成すると共に、隅部の上片、或いは上片及び下片に
固着部材取付用の孔を設けて前記切欠部にプレート部材
をそれぞれ嵌合させ、嵌合後の竪枠の入隅部に前記孔を
介して固着部材を取着け、更に、前記プレート部材間に
給水孔を設けた給水管を配設すると共に、小動物飼育観
察用のケージを係止する係止部材を前記プレート部材の
下片に取付けて前記ケージを係止可能にしたものであ
る。
【0006】請求項2に係る発明は、プレート部材の四
隅の上片と下片とに、竪枠との嵌合時に竪枠の入隅部と
当接する位置に四角孔を設けると共に、上記四角孔を貫
通する係止ピン付の四角形ピンで止着するようにしたも
のである。
【0007】請求項3に係る発明は、竪枠とプレート部
材との嵌合時に、竪枠の入隅部と当接するアングル状の
ネジ孔付き係止片を形成し、プレート部材の上片に設け
たネジ孔にネジ止め可能となるようにしたものである。
【0008】請求項4に係る発明は、固着部材はボルト
とナットからなるものである。
【0009】請求項5に係る発明は、竪枠の入隅部の
上,下両端部に通孔付きの係止突片を突設させると共
に、プレート部材の隅部に前記通孔と対応する位置に通
孔を設けたものである。
【0010】請求項6に係る発明は、係止部材は、上部
係止部と下部係止部とからなり、上部係止部をプレート
部材の下片に取付けると共に、下部係止部にケージ係止
用の係止爪を突設し、ケージに設けた係止片と係止可能
にしたものである。
【0011】
【作 用】請求項1の発明によれば、竪枠に設けた
切欠部とプレート部材の四隅各部とが密嵌し、かつ、ケ
ージの係止部材にケージが無駄なく係止されるので、従
来のものに比べ上下幅及び左右の利用面積が広がり、そ
の分だけ多くのプレート部材を架設することができ、一
定の制限内の高さに、最多数のラックを取着けることが
可能である。
【0012】又、竪枠とプレート部材とは、密嵌した状
態で固着部材で取付ける簡単な構成のため、部品点数が
少くて済み、かつ、予め組立てて搬入することが可能で
あると共に、狭い室内での組立ても可能であるので、完
成した無菌室内での組立てを簡単に行うことができる。
【0013】しかも、その組立て作業は、竪枠の切欠部
にプレート部材の四隅各部を差し込み、その上で角ピン
等の固着部材を竪枠入隅部に取付けるだけで、強固なラ
ックを架設でき、しかも作業性に優れる。
【0014】更に、プレート部材は、底部が小動物の糞
尿の漏れ防止機能を有する他、ケージの上に位置させて
蓋の機能をも有して、極めて便利である。
【0015】請求項2の発明によれば、プレート部材の
四隅の上片と下片とに、竪枠との嵌合時に竪枠の入隅部
と当接する位置に四角孔を設けると共に、上記四角孔を
貫通する係止ピン付の四角形ピンで止着するようにした
ので、前記の諸作用に加えて、竪枠とプレート部材とは
的確に固定され、ラックがガタ付くことがない。
【0016】請求項3及び請求項4の発明についても、
上記発明とほぼ同様な作用を奏する。
【0017】請求項5の発明は、上,下両端部を強固に
固定できるので、他の中間部については固定部材を必要
とせず、極めて作業性に優れる。
【0018】請求項6の発明は、係止部材は、上部係止
部と下部係止部とからなり、上部係止部をプレート部材
の下片に取付けると共に、下部係止部にケージ係止用の
係止爪を突設し、ケージに設けた係止片と係止可能にし
たことにより、上下幅の狭い空間に沢山のケージをしっ
かりと係止することができる。しかも構成が簡単なため
ケージの着脱が楽に出来る。
【0019】
【実 施 例】以下、本発明を図1〜図10の実施例図
に基づいて説明する。図1は無菌室内のマウスラックの
配置状態を示す平面図であって、Aは大型のラック、B
は小型のラックを示す。Cは通路、Dは仕切壁である。
図2は本発明に係る3つの大型のラック構造のものにそ
れぞれ竪枠カバー及び高さ調整部材即ち、アジャスター
を取着け、更に給水パイプ等を配設した状態の正面図、
図3は図1の符号Aで示す大型のラック単体の通路側か
ら見た正面図、図4はその平面図、図5はプレート部材
の斜視図、図6はラックの側面図、図7はラック構造の
要部分解斜視図、図8は竪枠とプレート部材の嵌合状態
を説明するための部分斜視図、図9は嵌合した状態の部
分上面図、図10はプレート部材の一部切欠側面図であ
る。
【0020】図中、1は金属又は硬質合成樹脂製の竪枠
カバー、2は竪枠である。竪枠2は図7、図8に示すよ
うに4本の金属製のアングル材からなり、後述するプレ
ート部材3を組付けるための切欠部4を竪枠2の上下方
向に適宜数設けたものである。
【0021】図7において、2aは横枠であって、2本
の上横枠と図示省略した2本の下横枠とからなり、竪枠
2と同様にアングル材で構成される。横枠2aの左右端
部は、竪枠へ固定するための切欠部2cビス孔2bを設
け、竪枠2の上,下部にビス止めするものである。2d
は横枠の切欠部2cに設けた段落部である。
【0022】図7において、2fは横桟であって、アン
グル材からなり、2本の竪枠2間にビス固定できるよう
に切欠部2gを形成し、竪枠2の上下に周知の固定手段
で固定される。
【0023】上記竪枠2に設けた切欠部4は、図8に示
すようにアングル材の角部5を交点とするアングル片
6,6の両方に、後述するプレート部材3の嵌合部の高
さと対応し、かつプレート部材3をしっかりと安定固着
できる奥行き寸法を有する切欠孔を穿設することにより
形成するものである。
【0024】実施例のものは、図7に示すように1本の
竪枠に10個所の切欠部を形成して、後述するプレート
部材3を10段固着出来るようにしたものである。
【0025】前記プレート部材3は、無菌室における小
動物飼育、観察用の棚部材としての機能の他に、飼育す
るマウス等の小動物の糞尿の漏れ防止、後述する小動物
飼育、観察用のケージ70の係止、及び、小動物の逃走
防止のための蓋の作用をも兼用できるように工夫された
ものである。
【0026】しかして、プレート部材3は、図4、図5
及び図8に示すように、金属製又は硬質樹脂材からなる
長方形の部材であり、小動物の糞尿の漏れ防止用の平坦
な底部7とこの底部7を挟んで長手方向に上片8、垂下
片9及び下片10が形成され、左右方向には側壁部11
が形成されたものである。12は前記上片8と底部7と
の間に形成される傾斜部である。
【0027】プレート部材3の4個所の隅部23は、図
8に示すように、上片8、垂下片9及び垂下片9を底部
7側へ折り曲げた下片10とからなる側面略コ字型を形
成している。
【0028】13は前記隅部23の上片と下片とに設け
た四角形の通孔であって、これらの通孔13は図9に示
すように、プレート部材3の隅部23を竪枠2の切欠部
4に密嵌させた時に、アングル材の角部5の入隅部15
とぴったり接合する位置に形成する。16は角ピン、1
6aは角ピンの外れ止め用の係止ピンであって、着脱自
在か、或いは予め角ピンに固定されているものである。
このため、切欠部4に隅部23を密嵌させ、角ピン16
を前記通孔13,13に貫通させ、係止ピン16で係止
させると、角ピン16は竪枠の入隅部15にぴったり当
接し、かつ、両方のアングル片6,6と面接触するた
め、強固な係止固定が得られる。尚、通孔13と角ピン
16との嵌合位置は、上記の構造が最も望ましいが、嵌
合後にアングル片6の内側面に角ピンが当接する位置で
あれば、ほぼ同様の作用効果を奏し得るのである。
【0029】尚、図7中、17は竪枠2の下端部に溶着
される突片であり、中央にネジ孔18を有し、高さ調整
用のアジャスター19のネジ部を前記ネジ孔18に螺合
させて竪枠の高さ調整を行うようにする。50は4本の
竪枠2の角部5の延長上に形成される最小の四辺形であ
る。
【0030】図11乃至図19は、小動物飼育観察用の
ケージを係止するための係止部材及びケージ等の構成を
示すものであって、図11は基本となる係止部材60の
斜視図、図12はプレート部材3の両端部に取付けるた
めの端部用係止部材60aの斜視図、図13はケージの
斜視図、図14は係止部材60とケージ70との係合位
置関係を示す側面図、図15はプレート部材3,係止部
材60,ケージ70及び給水パイプ80の取付け位置関
係を示す斜視図、図16は給水パイプの取付け状態を示
す斜視図、図17は給水パイプの上面図、図18は給水
パイプの正面図、図19は給水パイプ一部切欠拡大図で
ある。
【0031】前記係止部材60は、図11に示すように
金属製のコ字型部材を抱き合せて、要部をスポット溶接
したものであり、長手方向の上部両端部にはプレート部
材3の上片10にビス止めする固定部60bを形成し、
上部より寸法の短い下部には後述するケージ70係止用
の爪60cを4個づつ突設する。この係止部材60は樹
脂製のものであってもよい。
【0032】図12は、係止部材60のうち、プレート
部材3の左右両端部に取付けるためのコ字型単体の係止
部材60aであって、2個の係止用の爪60cが図12
に示すように下部に突設されている。
【0033】図13は、マウス等の小動物飼育、観察用
のケージ70を示し、所定寸法の網かごで形成されてい
る。ケージ70の両サイドには、前記係止部材60の爪
60cと係合させる係合突起70aと、ケージ70を重
ねた時に、小動物がつぶれないようにするための安全突
起70bとが、それぞれ設けられている。70cは小動
物が後述する給水管80に設けた給水口80aから水を
飲めるようにするための窓孔である。70fはケージ7
0の底部である。
【0034】図14は、係止部材60とケージ70との
係止関係を示す側面図であって、係合突起70aは、係
止部材60の爪60cと爪60cの間にスライドして挿
入させ、係止させるものである。又、図15に示すよう
にケージ70は、2本の係止部材60間に係止され、小
動物はケージ70の上面がプレート部材3の底部7にて
蓋をされるので、外に逃走することは出来ない。又、小
動物はケージ70の窓孔70cより給水管80の給水口
80aに取り付ける吸入口ノズル80dを介して水を飲
むことが出来る。
【0035】図16は給水管80の取付状態を示す斜視
図であって、角パイプからなる給水管80は図3,図6
に示すように、上下のプレート部材3間に配設され、給
水用のパイプ80bからの水を各給水管80へ供給す
る。
【0036】図17は給水管80の上面図であり、本体
80dが左右のアーム80c間に支持されており、図1
8に示すように内側向きの給水口80aが長手方向に所
定間隔に穿設されており、図2に示すように給水タンク
100からの水を給水管80を介して小動物に対し必要
量だけ供給できるように構成されている。
【0037】以下、本発明に係る前記実施例のものを無
菌室内で組み立てる順位につき、図7を参照して説明す
る。
【0038】まず、4本の竪枠2の下端部に突片17を
予め溶着し、アジャスター19を螺合させておく。次に
これらの竪枠2のそれぞれの切欠部4が、4本の竪枠2
の角部5の延長上に形成される最小の四辺形50の各コ
ーナーに位置するように竪枠を向き合せて配設する。
【0039】更に、プレート部材3の各隅部23を前記
のように各切欠部4にそれぞれ密嵌させ、角ピン16を
介して下から上へ順次プレート部材3を固定する。
【0040】その後、必要に応じて竪枠カバー1を竪枠
2に係合させ、所定の高さに位置調整することで、ラッ
クを形成することができる。
【0041】次に、図15に示すように、給水管80を
竪枠2に固定し、更にプレート部材3の下片10に係止
部材60の固定部60bをビスにて順次固定し、そし
て、このように組み上げたラック間に、マウス等を入れ
るケージ70の係合突起70aと係止部材60の爪60
cとを係合させることによって、本発明のラック構造が
完成する。
【0042】使用時には、プレート部材3の底部7とケ
ージ70の底部70fとの間に小動物の糞尿を収容する
ための図示しない糞尿採取専用プレートが挿入され、適
宜交替されてラックに糞尿がたまらないようにするもの
である。
【0043】図20は、プレート部材3の隅部23と固
定部材の構成が前記第1実施例のものと異なる第2実施
例の部分切欠斜視図である。第1実施例と異なる点は、
密嵌後に、前記角ピン16、係止ピン16a、四角形の
通孔13に換えて、ネジ孔20aを有する係止片20と
上片8の隅部23上に設けたネジ孔21とを用いて、ネ
ジ22で係止させる点である。
【0044】このようにすると、係止片20のアングル
片6への当接面20bを大きくすることが出来る点、及
び、下片10に通孔13を設けないで済む点で第1実施
例のものより優れ、しかも、第1実施例のものとほぼ同
様の作用効果を奏することが可能である。
【0045】尚、係止片20の当接面20bの当接位置
は、必要に応じて2つのアングル片のどちらを選んでも
よい。又、図20中、第1実施例と同一個所には同一符
号を附して説明を省略する。
【0046】図21は、プレート部材3の隅部23と固
定部材の構成が異なる第3実施例の部分切欠斜視図であ
る。第1実施例と異なる点は、前記角ピン16,四角形
の通孔13に換えて、ボルト30,ナット31及び丸孔
32にした点である。この場合、丸孔32の位置は、切
欠部4に隅部23を密嵌させ、ナット31を締付けた時
に、ナット31の外周とアングル片6が当接する位置で
あることが望ましい。このようにすることで、前記実施
例とほぼ同様な作用効果を奏する。又、同図中、第1実
施例と同一個所には同一符号を附して説明を省略する。
【0047】図22は、竪枠2の上,下端部の入隅部1
5に限定して係止突片35を上下にそれぞれ突設させ、
上,下両端部のプレート部材3のみを図示するような固
定部材40又はボルト30,ナット31で固定させる構
造を示す。従って、この実施例の発明では、中間部分に
は前記のような固定を省略することができるのである。
尚、下端部のプレート部材3の取付は、ボルト30の頭
を下にして、ナットを上にする手順で行うものである。
【0048】この第4実施例によると、予め組立前に係
止突片35を竪枠2の上下の入隅部15に溶着する等の
手間がかかる反面、他の中間個所の組付時には固着部材
を全く必要としない点で、作業性に優れると共に、四周
の各上下部の固定が強固であるので、組付後にガタが生
じることもない。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、竪枠に設けた切欠部
とプレート部材の四隅各部とが密嵌し、かつ、ケージの
係止部材にケージが無駄なく係止されるので、従来のも
のに比べ上下幅及び左右の利用面積が広がり、従って、
その分だけ多くのプレート部材を架設することができ、
一定の制限内の高さに、最多数のラックを取着けること
が可能である。
【0050】又、竪枠とプレート部材とは、密嵌した状
態で固着部材で取付ける簡単な構成のため、部品点数が
少くて済み、かつ、予め組立てて搬入することが可能で
あると共に、狭い室内での組立ても可能であるので、完
成した無菌室内での組立てを簡単に行うことができる。
【0051】しかも、その組立て作業は、竪枠の切欠部
にプレート部材の四隅各部を差し込み、その上で角ピン
等の固着部材を竪枠入隅部に取付けるだけで、強固なラ
ックを架設でき、しかも作業性に優れる。
【0052】更に、プレート部材は底部が小動物の糞尿
の漏れ防止機能を有する他、ケージの上に位置させて蓋
の機能をも有しており、極めて便利である。
【0053】請求項2の発明は、プレート部材の四隅の
上片と下片とに、竪枠との嵌合時に竪枠の入隅部と当接
する位置に四角孔を設けると共に、上記四角孔を貫通す
る係止ピン付の四角形ピンで止着するようにしたので、
前記の諸効果に加えて、竪枠とプレート部材とは的確に
固定され、ラックがガタ付くことがない。
【0054】請求項3及び請求項4の発明では、上記発
明とほぼ同様な作用を奏する。
【0055】請求項5の発明は、上,下両端部を強固に
固定できるので、他の中間部には固定部材を必要とせ
ず、極めて作業性に優れる。
【0056】請求項6の発明は、狭少幅と狭少面積内で
のケージの出し入れを簡単にし、かつ小動物の逃走を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無菌室内のラック配置図。
【図2】3台ラックの配置状態を示す正面図。
【図3】1台のラックの正面図。
【図4】同上の平面図。
【図5】プレート部材の一部切欠斜視図。
【図6】ラックの側面図。
【図7】本発明の各構成部材の一部切欠の分解斜視図。
【図8】本発明の第1実施例の要部を示す一部切欠斜視
図。
【図9】図8の嵌合状態を示す上面図。
【図10】プレート部材等の一部切欠側面図。
【図11】係止部材(基本型)の斜視図。
【図12】係止部材(両サイド用)の斜視図。
【図13】ケージの斜視図。
【図14】係止部材とケージの取付状態を示す側面図。
【図15】プレート部材、係止部材、ケージ及び給水パ
イプの取付状態を示す斜視図。
【図16】給水パイプの取付状態を示す斜視図。
【図17】給水パイプの上面図。
【図18】給水パイプの正面図。
【図19】給水パイプ一部切欠拡大図。
【図20】本発明の第2実施例の要部を示す一部切欠斜
視図。
【図21】本発明の第3実施例の要部を示す一部切欠斜
視図。
【図22】本発明の第4実施例の要部を示す一部切欠斜
視図。
【符号の説明】
1 竪カバー 2 竪枠 3 プレート部材 4 切欠部 5 角部 6 アングル片 7 プレート部材の底部 8 プレート部材の上片 9 垂下片 10 下片 11 側壁部 12 傾斜部 13 四角形の通孔 15 竪枠の入隅部 16 四角形のピン 17 突片 18 ネジ孔 19 アジャスター 20 係止片 20a ネジ孔 20b 当接面 23 プレート部材の隅部 30 ボルト 31 ナット 35 係止突片 40 固定部材 50 四辺形 60 係止部材 60b 固定部 60c 爪 70 ケージ 70a 係合突起 70b 安全突起 70c 窓孔 70f ケージの底部 80 給水管 80a 給水口 80b 給水パイプ 80c アーム 80d 吸入口ノズル 100 給水タンク A 大型のラック B 小型のラック C 通路 D 仕切壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の4本の竪枠間に、上下各2本づ
    つ横枠を上下各2本の横桟を介して枠組し、この枠組み
    内に底部を有し、かつ、外周を立上げ形成した方形のプ
    レート部材を、その四つの隅部で係着させ、かつ前記竪
    枠の上下方向に前記プレート部材を複数段係着させたラ
    ックにおいて、 前記竪枠は、アングル材で形成し、かつ、アングル材の
    角部にアングル片の両方に亘る切欠部を設けると共に、
    同一高さにある4つの切欠部が、前記4本の竪枠の角部
    の延長上に形成される最小の四辺形の各コーナーに位置
    するように竪枠を向き合わせる一方、 前記プレート部材は、少くともその四つの隅部に前記竪
    枠部の切欠部と密嵌する上片、垂下片及び下片を形成す
    ると共に、隅部の上片、或いは上片及び下片に固着部材
    取付用の孔を設けて前記切欠部にプレート部材をそれぞ
    れ嵌合させ、 嵌合後の竪枠の入隅部に前記孔を介して固着部材を取着
    け、 更に、前記プレート部材間に給水孔を設けた給水管を配
    設すると共に、小動物飼育観察用のケージを係止する係
    止部材を前記プレート部材の下片に取付けて、前記ケー
    ジを係止可能にしたことを特徴とする小動物飼育観察用
    のラック構造。
  2. 【請求項2】 プレート部材の四隅の上片と下片とに、
    竪枠との嵌合時に竪枠の入隅部と当接する位置に四角孔
    を設けると共に、上記四角孔を貫通する係止ピン付の四
    角形ピンで止着するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の小動物飼育観察用のラック構造。
  3. 【請求項3】 竪枠とプレート部材との嵌合時に、竪枠
    の入隅部と当接するアングル状のネジ孔付き係止片を形
    成し、プレート部材の上片に設けたネジ孔にネジ止め可
    能となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の小
    動物飼育観察用のラック構造。
  4. 【請求項4】 固着部材はボルトとナットからなること
    を特徴とする請求項1記載の小動物飼育観察用のラック
    構造。
  5. 【請求項5】 竪枠の入隅部の上,下両端部に通孔付き
    の係止突片を突設させると共に、プレート部材の隅部に
    前記通孔と対応する位置に通孔を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の小動物飼育観察用のラック構造。
  6. 【請求項6】 前記係止部材は、上部係止部と下部係止
    部とからなり、上部係止部をプレート部材の下片に取付
    けると共に、下部係止部にケージ係止用の係止爪を突設
    し、ケージに設けた係止片と係止可能にしたことを特徴
    とする請求項1記載の小動物飼育観察用のラック構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475148B1 (ko) * 2002-10-12 2005-03-10 김광호 애완동물집 설치구조
JP2018046792A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 オネストスター エンタープライゼズ リミテッド 飼育ケージホルダー
CN111387072A (zh) * 2020-04-30 2020-07-10 青岛茂思进出口有限公司 一种组装抽屉式多用途鼠类养殖床

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