JPH0620974U - 屋上スラブ置型ユニット - Google Patents

屋上スラブ置型ユニット

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JPH0620974U
JPH0620974U JP2709492U JP2709492U JPH0620974U JP H0620974 U JPH0620974 U JP H0620974U JP 2709492 U JP2709492 U JP 2709492U JP 2709492 U JP2709492 U JP 2709492U JP H0620974 U JPH0620974 U JP H0620974U
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JP
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tubular body
rooftop slab
slab
rooftop
unit
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庸男 笹沼
洋 堀田
佑夫 宇治
精治 関口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット設置場所の制約を解消するととも
に、施工現場におけるユニット設置作業の省力化を可能
とした屋上スラブ置型ユニットを提供する。 【構成】 胴部4に配管挿通孔5を有する筒体2と、こ
の筒体2の上部開口部を開閉する蓋体3とからなり、建
物の屋上スラブ8に穿設した配管連絡孔9を筒体2の内
側に配置した状態で設置されるものであって、上記筒体
2は、屋上スラブ8上の配管連絡孔9の周囲に定置した
アンカーボルト10に係合固定され、この筒体2の外周
面には、屋上スラブ8から筒体2の胴部4にかけて覆設
される防水シート12の立ち上げ部12aを覆う状態で
保護カバー13が設けられている。更に、筒体2と蓋体
3とは繊維強化セメントにより構成されている。また、
筒体2と屋上スラブ8との間には均しモルタル11を介
在させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物内の配管、配線風道等を屋上に引き出す際に用いられる屋上ス ラブ置型ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来のユニット構造を示す半断面図である。図9に示すように従来工 法では、いわゆるハトゴヤと称されているユニット50が、屋上スラブ51と一 体に形成されている。ユニット50の胴部52には配管挿通孔53が設けられて おり、この配管挿通孔53を通して、建物内の配管Pが屋上に引き出されるよう になっている。 また、配管挿通孔53の上方には、ユニット50と一体的に庇54が形成され ている。更に、屋上スラブ51からユニット50の胴部52にかけては防水シー ト55が覆設されている。この防水シート55の上面には防水押えコンクリート 56が形成されており、更に防水シート55の立ち上げ部55aにはコンクリー トブロック56による塞ぎ処理が施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のユニット構造においては、ユニット50が屋上スラ ブ51と一体に形成されることから、施工方法そのものが煩雑になり、現場作業 での省力化を図る上で支障を来していた。同じ理由から、ユニット自体の重量が 非常に重くなって建物への構造負担が大きくなってしまうため、屋上エリアの中 でユニット50を設置する場所(配管Pを引き出す場所)としては、支柱の付近 や梁等の配設箇所のような強度面で十分に耐えられる場所に限られてしまうなど 、ユニット設置場所の制約が生じていた。 また、雨水の浸入防止のためにコンクリートブロック56による塞ぎ処理を行 っていたが、その際行われるコンクリートブロック積みが非常に面倒な作業であ り、これも、施工現場での省力化を妨げる一要因となっていた。
【0004】 本考案は、上記問題を解決するためになされたもので、ユニット設置場所の制 約を解消するとともに、施工現場におけるユニット設置作業の省力化を可能とし た屋上スラブ置型ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、胴部に配管挿通孔を有 する筒体と、この筒体の上部開口部を開閉する蓋体とからなり、建物の屋上スラ ブに穿設した配管連絡孔を筒体の内側に配置した状態で設置される屋上スラブ置 型ユニットであって、上記筒体は、屋上スラブ上の配管連絡孔の周囲に定置した アンカーボルトに係合固定され、この筒体の外周面には、屋上スラブから筒体の 胴部にかけて覆設される防水シートの立ち上げ部を覆う状態で保護カバーが設け られたものである。また、上記配管挿通孔の上方に位置した上記筒体の胴部に庇 を設けたものである。更に、筒体と蓋体とを繊維強化セメントにより構成したも のである。また、筒体と屋上スラブとの間に均しモルタルを介在させて、上記筒 体をアンカーボルトに係合固定したものである。
【0006】
【作用】
本考案の屋上スラブ置型ユニットにおいては、コンクリート打設により形成さ れる屋上スラブを固化した後で、配管連絡孔周囲のアンカーボルトに筒体が係合 固定される構造になっているので、ユニットの構成部材(筒体や蓋体等)を予め 工場などで生産しておくこと(プレハブ化)ができる。 また、屋上スラブから筒体の胴部にかけて覆設される防水シートの立ち上げ部 が、筒体の外周面に設けられた保護カバーによって遮蔽されるので、上記立ち上 げ部からの雨水の浸入が阻止される。これにより、従来のコンクリートブロック による塞ぎ処理を行わなくても済むようになる。 更に、筒体の胴部に設けた庇は、配管と配管挿通孔との係合部分への雨除けの 役目を果たす。 加えて、ユニットの構成部材を繊維強化セメントで構成することにより、ユニ ット全体の薄肉化並びに軽量化が図られ、ユニットの設置に伴う建物への構造負 担が大幅に軽減される。 また、筒体と屋上スラブとの間に均しモルタルを介在させることにより、ユニ ット設置時の密着性が向上して止水性が高められる。更に、屋根勾配がつけられ た屋上スラブであっても、ユニットの設置面を均しモルタルで水平に形成するこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る屋上スラブ置型ユニットを図に基づいて説明する。 図1は本案屋上スラブ置型ユニットの一実施例を示す縦断面図である。図1に 示す屋上スラブ置型ユニット1は、大きくは筒体2と蓋体3とによって構成され ている。蓋体3は、筒体2の上部開口部を開閉するものであり、その上面には把 手3aが設けられている。筒体2の胴部4には、配管Pを屋上に引き出すための 配管挿通孔5が設けられている。この配管挿通孔5の上方には庇6が取り付けら れており、これは配管Pと配管挿通孔5との係合部分への雨除けの役目をしてい る。また、筒体2の下端にはフランジ部7が形成されており、このフランジ部7 に、図示せぬ係止孔が垂直に穿設されている。
【0008】 一方、屋上スラブ8の所定位置(配管Pが引き出される位置)には、配管連絡 孔9、9・・が設けられており、この配管連絡孔9の周囲に、複数のアンカーボ ルト10が定置されている。また、ユニット設置面となるアンカーボルト10周 辺の屋上スラブ8上には、均しモルタル11が塗り重されている。 斯かる屋上スラブ8上において、上記屋上スラブ置型ユニット1は以下のよう に固定されている。すなわち、筒体2下端のフランジ部7に設けた係止孔(不図 示)が、屋上スラブ8上に突出したアンカーボルト10に係合され、このアンカ ーボルト10に螺合したナット(不図示)により筒体2が強固に固定されている 。
【0009】 また、屋上スラブ8から筒体2の胴部4にかけては防水シート12が覆設され ており、この防水シート12の立ち上げ部12aは筒体2の胴部4に留め付けら れている。これに対して筒体2の外周面には、上記防水シート12の立ち上げ部 12aを覆う状態で保護カバー12が設けられている。この保護カバー13の上 端部は、筒体2の胴部4に固定されており、同下端部は、屋上スラブ8上に形成 された防水押えコンクリート14の近傍に配置されている。そして、保護カバー 13の下端部と防水押えコンクリート14との隙間には、コーキング材15等に よる止水処理が施されている。
【0010】 ここで、本実施例の屋上スラブ置型ユニット1が設置されるまでの施工手順を 図2〜図7に基づいて説明する。 まず第1の工程では、図2に示すように、屋上スラブ8を形成するために設置 した型枠16の所定位置に、配管連絡孔9を形成するための筒状部材17をセッ トし、更にこの筒状部材17の周囲に複数のアンカーボルト10をセットする。 その後、型枠16上にコンクリートを打設して屋上スラブ8を形成する。 なお、筒状部材17とアンカーボルト10は、予め工場などで一体プレハブ化 したものを現場で据え付けることも可能である。
【0011】 次いで第2の工程では、図3に示すように、アンカーボルト10周辺の屋上ス ラブ8上に均しモルタル11を塗り重ね、いわゆるレベリング作業を行う。その 後、上記第1の工程でセットした型枠16を取り外し、続いて、クレーン等で持 ち上げられた筒体2と蓋体3とを屋上スラブ8上に載置する。その際、筒体2下 端のフランジ部7に形成した係止孔(不図示)は、屋上スラブ8上に突出したア ンカーボルト10に係合される。そして、屋上スラブ8の配管連絡孔9は、筒体 2の内部側に配置される。
【0012】 続いて第3の工程では、図4に示すように、上記アンカーボルト10に螺合さ れるナット(不図示)によって筒体2を屋上スラブ8上に固定し、その後、屋上 スラブ8から筒体2の胴部4にかけて防水シート12を覆設する。その際、防水 シート12の立ち上げ部12aは、筒体2の胴部4に留め付けるようにする。更 に、防水シート12の取り付けが済んだら、筒体2の胴部4に保護カバー13を 取り付ける。この時、防水シート12の立ち上げ部12aは、保護カバー13に よって覆われる。
【0013】 更に、第4の工程では、図5に示すように、防水シート12上にコンクリート 打設を行い防水押えコンクリート14を形成する。その後、上記保護カバー13 と防水押えコンクリート14との隙間に、コーキング材15等による止水処理を 施す。
【0014】 続いて、第5の工程では、図6に示すように、蓋体3を取り外して筒体2の上 部を開口させ、屋上スラブ8の配管連絡孔9から引き出した配管Pを、筒体2の 胴部4に形成した配管挿通孔5を通してユニットの外部に引き出す。屋上スラブ 8の配管連絡孔9と配管Pとの隙間には、例えば断熱材18等を介装して配管P の位置を定着させる。
【0015】 その後は、図7に示すように、上記第5の工程で取り外した蓋体3を再度筒体 2にかぶせて、筒体2の上部開口部を閉ざすようにする。 以上の工程により、建物の屋上スラブ8の所定位置に屋上スラブ置型ユニット 1が設置され、この屋上スラブ置型ユニット1を通して、建物内の配管Pが屋上 に引き出される。
【0016】 上記説明したように、本実施例の屋上スラブ置型ユニット1においては、コン クリート打設により形成される屋上スラブ8を固化した後で、配管連絡孔9周囲 のアンカーボルト10に筒体2が係合固定される構造になっているので、ユニッ トの構成部材(筒体2や蓋体3等)を予め工場などで生産しておくことができ、 これにより現場での施工手順が簡略化されて大幅な省力化が可能となる。その場 合、ユニットの各構成部材を例えば成形加工等によって製作するようにすれば、 特別な処理を施さなくても部材表面が平滑に仕上げられるようになり、外観的に も意匠性や機能性等を考慮して自由に設計できるようになる。
【0017】 また、屋上スラブ8から筒体2の胴部4にかけて覆設される防水シート12の 立ち上げ部12aが、筒体2の外周面に設けた保護カバー13によって遮蔽され るので、その立ち上げ部12aからの雨水の浸入が確実に阻止される。その上、 従来のコンクリートブロックによる塞ぎ処理を行わなくて済むので、施工現場で のより一層の省力化が期待できる。
【0018】 加えて、本実施例の屋上スラブ置型ユニット1において、筒体2と蓋体3とを 繊維強化セメントにより構成するようにすれば、ユニット全体の大幅な薄肉化並 びに軽量化が可能となる。これにより、ユニット設置に伴う建物への構造負担が 軽減されるので、設置場所への梁等の補強処置が不要となり、結果として屋上ス ラブ8上におけるユニット設置場所の制約が解消されることになる。
【0019】 また、筒体2と屋上スラブ8との間に均しモルタル17を介在させることによ り、ユニット設置時の密着性が向上して止水性が高められる。更に、屋根勾配が つけられた屋上スラブ8であっても、ユニットの設置面を均しモルタル17で水 平に形成することができるため、屋根勾配のある屋上スラブ8にもユニット設置 が可能となる。
【0020】 なお、図1に示す本実施例の屋上スラブ置型ユニット1の構成においては、防 水シート12の立ち上げ部12aの全域が、筒体2に設けた保護カバー13によ って覆われているが、本考案はこれに限ることなく、雨水の浸入阻止の点から考 慮すると、図9に示すように、防水シート12の立ち上げ部12aの上端側だけ を保護カバー13で覆うようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案によれば、ユニットの構成部材(筒体や蓋体等) を予め工場などで生産しておくこと(プレハブ化)が可能なため、現場での施工 手順が簡略化されて大幅な省力化が可能となる。 また、防水シートの立ち上げ部が、筒体に設けられた保護カバーによって遮蔽 されることで、その立ち上げ部からの雨水の浸入が阻止される。これにより、従 来のコンクリートブロックによる塞ぎ処理を行わなくても済むようになるので、 施工現場でのより一層の省力化が期待できる。 更に、筒体の胴部に設けた庇が、配管と配管挿通孔との係合部分への雨除けの 役目を果たすことにより、建物内への雨水による漏水が防止される。 加えて、筒体と蓋体とを繊維強化セメントで構成することにより、ユニット全 体の薄肉化並びに軽量化が図られ、ユニットの設置に伴う建物への構造負担が大 幅に軽減される。その結果、ユニット設置場所への梁等の補強処置が不要となる ので、屋上スラブ上におけるユニット設置場所の制約が解消される。 また、筒体と屋上スラブとの間に均しモルタルを介在させることにより、ユニ ット設置時の密着性が向上して止水性が高められる。更に、屋根勾配がつけられ た屋上スラブであっても、ユニットの設置面を均しモルタルで水平に形成するこ とができるため、屋根勾配のある屋上スラブにもユニット設置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案屋上スラブ置型ユニットの一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】施工手順の説明図(その1)である。
【図3】施工手順の説明図(その2)である。
【図4】施工手順の説明図(その3)である。
【図5】施工手順の説明図(その4)である。
【図6】施工手順の説明図(その5)である。
【図7】施工手順の説明図(その6)である。
【図8】他の実施例を示す部分断面図である。
【図9】従来のユニット構造を示す半断面図である。
【符号の説明】
1 屋上スラブ置型ユニット 2 筒体 3 蓋体 4 胴部 5 配管挿通孔 6 庇 8 屋上スラブ 9 配管連絡
孔 10 アンカーボルト 11 均しモ
ルタル 12 防水シート 13 保護カ
バー P 配管
フロントページの続き (72)考案者 関口 精治 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部に配管挿通孔を有する筒体と、この
    筒体の上部開口部を開閉する蓋体とから構成され、建物
    の屋上スラブに穿設した配管連絡孔を前記筒体の内側に
    配置した状態で設置される屋上スラブ置型ユニットであ
    って、 前記筒体は、前記屋上スラブ上の配管連絡孔の周囲に定
    置したアンカーボルトに係合固定されるとともに、この
    筒体の外周面には、前記屋上スラブから前記筒体の胴部
    にかけて覆設される防水シートの立ち上げ部を覆う状態
    で保護カバーが設けられたことを特徴とする屋上スラブ
    置型ユニット。
  2. 【請求項2】 前記配管挿通孔の上方に位置した前記筒
    体の胴部に庇を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    屋上スラブ置型ユニット。
  3. 【請求項3】 前記筒体と前記蓋体とは繊維強化セメン
    トにより構成されたことを特徴とする請求項1記載の屋
    上スラブ置型ユニット。
  4. 【請求項4】 前記筒体と前記屋上スラブとの間に均し
    モルタルを介在させて、前記筒体を前記アンカーボルト
    に係合固定したことを特徴とする請求項1記載の屋上ス
    ラブ置型ユニット。
JP1992027094U 1992-03-31 1992-03-31 屋上スラブ置型ユニット Expired - Lifetime JP2500017Y2 (ja)

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JP2500017Y2 JP2500017Y2 (ja) 1996-06-05

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207657A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Asahi Kasei Corp 住宅の屋上の設計方法及び屋上設置物の取付構造
JP2012177280A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hayakawa Rubber Co Ltd 屋上設置機器の配線引き込み具及び配線引き込み構造
JP2018087444A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 昭和電工建材株式会社 屋上スラブ貫通ユニット

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JP2018087444A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 昭和電工建材株式会社 屋上スラブ貫通ユニット

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JP2500017Y2 (ja) 1996-06-05

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