JPH06209798A - 化学蛍光標識遺伝子プローブおよび遺伝子プローブ試験におけるその使用 - Google Patents
化学蛍光標識遺伝子プローブおよび遺伝子プローブ試験におけるその使用Info
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- JPH06209798A JPH06209798A JP5342076A JP34207693A JPH06209798A JP H06209798 A JPH06209798 A JP H06209798A JP 5342076 A JP5342076 A JP 5342076A JP 34207693 A JP34207693 A JP 34207693A JP H06209798 A JPH06209798 A JP H06209798A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D219/00—Heterocyclic compounds containing acridine or hydrogenated acridine ring systems
- C07D219/04—Heterocyclic compounds containing acridine or hydrogenated acridine ring systems with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H21/00—Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、アクリジニウム誘導体標識遺伝子
プローブの製造および精製方法、並びに遺伝子プローブ
試験におけるそれら遺伝子プローブの使用に関する。 【構成】 本発明の標識遺伝子プローブは、次の式 【化1】 (式中、Bはヌクリオチド化学で慣用的な塩基、A1〜
A6はアクリジニウム誘導体、Z1〜Z5はアルキル、ア
リールなどを表わす。式の詳細は明細書に記載されてい
る)で表わされる。
プローブの製造および精製方法、並びに遺伝子プローブ
試験におけるそれら遺伝子プローブの使用に関する。 【構成】 本発明の標識遺伝子プローブは、次の式 【化1】 (式中、Bはヌクリオチド化学で慣用的な塩基、A1〜
A6はアクリジニウム誘導体、Z1〜Z5はアルキル、ア
リールなどを表わす。式の詳細は明細書に記載されてい
る)で表わされる。
Description
【0001】本発明は、アクリジニウム誘導体で標識し
た遺伝子プローブの製造および精製方法、並びに遺伝子
プローブ試薬におけるこれらプローブの使用に関する。
蛍光化合物は、既に広範囲の用途に用いられている。そ
れらは、バイオアッセー、酵素免疫アッセーおよび蛍光
免疫アッセーのインジケーターとして(W.P. Collins,
“免疫分析の別法”(Alternative Immunoassays),Joh
n Wiley & SonsLtd., チチェスター(1985)参照)、さ
らにまた核酸ハイブリダイゼーションアッセー(J.A. M
atthewsら、 “Analytical Biochemistry", 151, 205〜2
89, 1985参照)においても用いられている。化学蛍光化
合物は、連続注入分析において、液体クロマトグラフィ
ーのポストカラム検出装置において、流体研究におい
て、さらに人工的な発光源として用いられている。アク
リジン誘導体は、食品の検査工程および環境分析での使
用についても好適している。
た遺伝子プローブの製造および精製方法、並びに遺伝子
プローブ試薬におけるこれらプローブの使用に関する。
蛍光化合物は、既に広範囲の用途に用いられている。そ
れらは、バイオアッセー、酵素免疫アッセーおよび蛍光
免疫アッセーのインジケーターとして(W.P. Collins,
“免疫分析の別法”(Alternative Immunoassays),Joh
n Wiley & SonsLtd., チチェスター(1985)参照)、さ
らにまた核酸ハイブリダイゼーションアッセー(J.A. M
atthewsら、 “Analytical Biochemistry", 151, 205〜2
89, 1985参照)においても用いられている。化学蛍光化
合物は、連続注入分析において、液体クロマトグラフィ
ーのポストカラム検出装置において、流体研究におい
て、さらに人工的な発光源として用いられている。アク
リジン誘導体は、食品の検査工程および環境分析での使
用についても好適している。
【0002】核酸のハイブリダイゼーションアッセーに
おけるアクリジニウム標識の使用は、欧州特許出願公開
公報第273115号、欧州特許出願公開公報第310
312号、欧州特許出願公開公報第313219号およ
び国際特許出願第89/02896号に記載されてい
る。最初に挙げた特許出願を除いて、これらの場合はす
べて、アクリジニウムエステル化合物が記載されている
が、これらは安定性が比較的低いという欠点がある。こ
のことは、当該アクリジニウム化合物で標識される遺伝
子プローブの合成、精製および貯蔵安定性における問題
に直接つながり、その結果、アッセーシステムにそのよ
うな遺伝子プローブを用いることの適切性という問題が
生じる。
おけるアクリジニウム標識の使用は、欧州特許出願公開
公報第273115号、欧州特許出願公開公報第310
312号、欧州特許出願公開公報第313219号およ
び国際特許出願第89/02896号に記載されてい
る。最初に挙げた特許出願を除いて、これらの場合はす
べて、アクリジニウムエステル化合物が記載されている
が、これらは安定性が比較的低いという欠点がある。こ
のことは、当該アクリジニウム化合物で標識される遺伝
子プローブの合成、精製および貯蔵安定性における問題
に直接つながり、その結果、アッセーシステムにそのよ
うな遺伝子プローブを用いることの適切性という問題が
生じる。
【0003】欧州特許出願公開公報第407816号
は、スペーサーを介して化学蛍光化合物で標識された塩
基、ウラシルを有するヌクレオチド誘導体を開示する。
本発明の目的は、したがって当該技術分野の現状と比較
して有利な特性を有する蛍光標識遺伝子プローブを提供
することであり、同様に新規な遺伝子プローブの有利な
特性に基づいて明瞭な利点を示す遺伝子プローブアッセ
ーを提供することである。驚くべきことに、この目的
は、1個または2個以上のアクリジニウム誘導体で標識
された遺伝子プローブ、およびこの新規な遺伝子プロー
ブの利点を利用する遺伝子プローブアッセーを提供する
ことによって達成される。
は、スペーサーを介して化学蛍光化合物で標識された塩
基、ウラシルを有するヌクレオチド誘導体を開示する。
本発明の目的は、したがって当該技術分野の現状と比較
して有利な特性を有する蛍光標識遺伝子プローブを提供
することであり、同様に新規な遺伝子プローブの有利な
特性に基づいて明瞭な利点を示す遺伝子プローブアッセ
ーを提供することである。驚くべきことに、この目的
は、1個または2個以上のアクリジニウム誘導体で標識
された遺伝子プローブ、およびこの新規な遺伝子プロー
ブの利点を利用する遺伝子プローブアッセーを提供する
ことによって達成される。
【0004】本発明は、したがって下記の式(XI)の遺
伝子プローブに関する:
伝子プローブに関する:
【化5】 式中、R14は水素、ヒドロキシル、アミノ、NHR15、
アジド、ハロゲンまたはαもしくはβ位保護ヒドロキシ
ルもしくはメトキシ基(ここでR15は、C1−C18−ア
ルキル(好ましくはC1−C8−アルキル)、C6−C20
−アリール、(C6−C14)−アリール−(C1−C8)
−アルキルまたは−(CH2)c−〔NH(CH2)c〕d−N
R16R16′(ここでcは2から6までの整数で、bは0
から6までの整数で、R16およびR16′はそれぞれ別個
に水素、C1−C6−アルキルまたは(C1−C4)−アル
コキシ−(C1−C6)−アルキル、好ましくはメトキシ
エチルである)で、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であるか、または−〔Z6−
A6〕xo″の基(ここでZ6、A6およびxo″は下記で
与えられる意味を有する)で、A1、A2、A3、A4、A
5およびA6は、式(I)のアクリジニウム誘導体で、こ
れは式(I)のR4を介して式(XI)のZ1、Z2、Z3、
Z4、Z5およびZ6に結合しており、Bは、ウラシルは
別としてヌクレオチド化学分野では普遍的な塩基、例え
ば天然塩基(例えばアデニン、シトシン、グアニンおよ
びチミン)または非天然塩基(例えばプリン、2,6−
ジアミノプリン、7−デアザアデニン、7−デアザグア
ニン、N4N4−エタノシトシン、N6N6−エタノ−2,
6−ジアミノプリン、5−メチルシトシンおよびシュー
ドイソシトシン)であり、Mはオキシ、メチレン、フル
オロメチレンまたはジフルオロメチレンであり、Uはオ
キシ、スルファネジイル、イミノまたはメチレンで、V
はヒドロキシル、メルカプト、SeH、C1−C18−ア
ルコキシ(好ましくはC1−C6−アルキル)、C6−C
20−アリール、(C6−C14)−アリール−(C1−
C8)−アルキル、NHR15、NR16R17または式、(O
CH2CH2)m′O(CH2)n′CH2R18の基(ここで、
R15およびR16は上記の意味を有し、R17はC1−C18
−アルキル(好ましくはC1−C8−アルキルで特にC1
−C4−アルキル)、C6−C20−アリールまたは(C6
−C10)−アリール−(C1−C8)−アルキル、またN
R16R17の場合には、R16とそれらと結合している窒素
原子と一緒になって5−から6−員環複素環を形成する
が、これはO、SおよびNを含む群から選ばれる異種原
子をさらに含むことができ、R18は水素、またはヒドロ
キシ、アミノ、NHR16、COOH、CONH2、CO
OR19もしくはハロゲンのような官能基(ここで、R19
はC1−C4−アルキル−(好ましくはメチル)で、R16
およびハロゲンは上記の意味を有する)であり、m′は
1から100まで、好ましくは3から20まで、特に好
ましくは3から8までの整数で、n′は0から18ま
で、好ましくは0から15までの整数である)であり、
Wはオキソ、チオキソまたはセレンオキソであり、Xは
オキシ、チオ、NHまたはメチレンであり、Yはオキ
シ、チオ、NH、メチレンまたは保護基であり、Z1、
Z2、Z3、Z4およびZ5は、それぞれ別個にC1−C30
−アルキル、C6−C30−アリール、(C6−C12)−ア
リール−(C1−C20)−アルキルまたはC1−C30−ア
ルコキシで、これら置換基は場合により、C1−C8−ア
ルキル、C6−C20−アリール、(C6−C14)−アリー
ル−(C1−C8)−アルキル、C1−C8−アルコキシ、
イミノ、ヒドロキシル、NHR15、チオ、燐酸(phosph
ate)、ピロ燐酸(pyrophosphate)または三燐酸(trip
hosphate)(ここでR15は上記の意味を有する)によっ
て一置換または多置換されており、oo′は、0から1
0までの整数で、xo、yo、xo′、yo′およびx
o″は変数、oo′、xo、yo、xo′、yo′また
はxo″の少なくとも1つが0ではないということを条
件として、それぞれ別個に0または1で、p′は1から
100までの整数で、さらに、2′および3′位のカギ
括弧は、2′および3′位のそれぞれに結合している基
UおよびR1のそれぞれ並びにYおよびR1のそれぞれ
は、反対周りで3′および2′位のそれぞれにも配置さ
れうるということを表しており、この場合、各ヌクレオ
チドはそのDまたはL構造として存在しうる。
アジド、ハロゲンまたはαもしくはβ位保護ヒドロキシ
ルもしくはメトキシ基(ここでR15は、C1−C18−ア
ルキル(好ましくはC1−C8−アルキル)、C6−C20
−アリール、(C6−C14)−アリール−(C1−C8)
−アルキルまたは−(CH2)c−〔NH(CH2)c〕d−N
R16R16′(ここでcは2から6までの整数で、bは0
から6までの整数で、R16およびR16′はそれぞれ別個
に水素、C1−C6−アルキルまたは(C1−C4)−アル
コキシ−(C1−C6)−アルキル、好ましくはメトキシ
エチルである)で、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であるか、または−〔Z6−
A6〕xo″の基(ここでZ6、A6およびxo″は下記で
与えられる意味を有する)で、A1、A2、A3、A4、A
5およびA6は、式(I)のアクリジニウム誘導体で、こ
れは式(I)のR4を介して式(XI)のZ1、Z2、Z3、
Z4、Z5およびZ6に結合しており、Bは、ウラシルは
別としてヌクレオチド化学分野では普遍的な塩基、例え
ば天然塩基(例えばアデニン、シトシン、グアニンおよ
びチミン)または非天然塩基(例えばプリン、2,6−
ジアミノプリン、7−デアザアデニン、7−デアザグア
ニン、N4N4−エタノシトシン、N6N6−エタノ−2,
6−ジアミノプリン、5−メチルシトシンおよびシュー
ドイソシトシン)であり、Mはオキシ、メチレン、フル
オロメチレンまたはジフルオロメチレンであり、Uはオ
キシ、スルファネジイル、イミノまたはメチレンで、V
はヒドロキシル、メルカプト、SeH、C1−C18−ア
ルコキシ(好ましくはC1−C6−アルキル)、C6−C
20−アリール、(C6−C14)−アリール−(C1−
C8)−アルキル、NHR15、NR16R17または式、(O
CH2CH2)m′O(CH2)n′CH2R18の基(ここで、
R15およびR16は上記の意味を有し、R17はC1−C18
−アルキル(好ましくはC1−C8−アルキルで特にC1
−C4−アルキル)、C6−C20−アリールまたは(C6
−C10)−アリール−(C1−C8)−アルキル、またN
R16R17の場合には、R16とそれらと結合している窒素
原子と一緒になって5−から6−員環複素環を形成する
が、これはO、SおよびNを含む群から選ばれる異種原
子をさらに含むことができ、R18は水素、またはヒドロ
キシ、アミノ、NHR16、COOH、CONH2、CO
OR19もしくはハロゲンのような官能基(ここで、R19
はC1−C4−アルキル−(好ましくはメチル)で、R16
およびハロゲンは上記の意味を有する)であり、m′は
1から100まで、好ましくは3から20まで、特に好
ましくは3から8までの整数で、n′は0から18ま
で、好ましくは0から15までの整数である)であり、
Wはオキソ、チオキソまたはセレンオキソであり、Xは
オキシ、チオ、NHまたはメチレンであり、Yはオキ
シ、チオ、NH、メチレンまたは保護基であり、Z1、
Z2、Z3、Z4およびZ5は、それぞれ別個にC1−C30
−アルキル、C6−C30−アリール、(C6−C12)−ア
リール−(C1−C20)−アルキルまたはC1−C30−ア
ルコキシで、これら置換基は場合により、C1−C8−ア
ルキル、C6−C20−アリール、(C6−C14)−アリー
ル−(C1−C8)−アルキル、C1−C8−アルコキシ、
イミノ、ヒドロキシル、NHR15、チオ、燐酸(phosph
ate)、ピロ燐酸(pyrophosphate)または三燐酸(trip
hosphate)(ここでR15は上記の意味を有する)によっ
て一置換または多置換されており、oo′は、0から1
0までの整数で、xo、yo、xo′、yo′およびx
o″は変数、oo′、xo、yo、xo′、yo′また
はxo″の少なくとも1つが0ではないということを条
件として、それぞれ別個に0または1で、p′は1から
100までの整数で、さらに、2′および3′位のカギ
括弧は、2′および3′位のそれぞれに結合している基
UおよびR1のそれぞれ並びにYおよびR1のそれぞれ
は、反対周りで3′および2′位のそれぞれにも配置さ
れうるということを表しており、この場合、各ヌクレオ
チドはそのDまたはL構造として存在しうる。
【0005】ヌクレオチド鎖内のヌクレオチドからまた
別のヌクレオチドにと繰り返し出現する基、A、B、
M、R14、R15、R16、R17、R18、R19、U、V、
W、X、Y、Z、並びに変数oo′、xoおよびxo″
は、異なるヌクレオチドでは互いに別の意味をもつこと
ができる。
別のヌクレオチドにと繰り返し出現する基、A、B、
M、R14、R15、R16、R17、R18、R19、U、V、
W、X、Y、Z、並びに変数oo′、xoおよびxo″
は、異なるヌクレオチドでは互いに別の意味をもつこと
ができる。
【0006】本発明の範囲内では、“燐酸(phosphat
e)”は、次の式の基を意味すると理解される:
e)”は、次の式の基を意味すると理解される:
【化6】 式中、U、V、WおよびXは上記の意味を有する。式
(XI)の好ましい遺伝子プローブは下記のようなもので
ある:Bはウラシルを含む、ヌクレオチド化学では慣用
的な塩基で、xoおよびyoは、いずれの場合にも0で
ある。
(XI)の好ましい遺伝子プローブは下記のようなもので
ある:Bはウラシルを含む、ヌクレオチド化学では慣用
的な塩基で、xoおよびyoは、いずれの場合にも0で
ある。
【0007】本発明は、好ましくは式(XI)の以下のよ
うな遺伝子プローブに関する:式中、Bはβ位の上記の
塩基で、MはOで、R14はHまたはOHで、Yはオキシ
またはNHで、M、U、VおよびWはOで、Z1、Z2、
Z3、Z4およびZ5は、それぞれ別個にC1−C30−アル
キル、C6−C30−アリール、(C6−C12)−アリール
−(C1−C20)−アルキルまたはC1−C30−アルコキ
シ(場合によってイミノおよび/またはヒドロキシルに
よって置換されている)で、p′は5から50までの整
数で、oo′は0から3までの整数で、変数xo′、y
o′、xo″およびoo′の2つは0ではなく、さら
に、残りのすべての置換基は上記の意味を有している。
うな遺伝子プローブに関する:式中、Bはβ位の上記の
塩基で、MはOで、R14はHまたはOHで、Yはオキシ
またはNHで、M、U、VおよびWはOで、Z1、Z2、
Z3、Z4およびZ5は、それぞれ別個にC1−C30−アル
キル、C6−C30−アリール、(C6−C12)−アリール
−(C1−C20)−アルキルまたはC1−C30−アルコキ
シ(場合によってイミノおよび/またはヒドロキシルに
よって置換されている)で、p′は5から50までの整
数で、oo′は0から3までの整数で、変数xo′、y
o′、xo″およびoo′の2つは0ではなく、さら
に、残りのすべての置換基は上記の意味を有している。
【0008】本発明は、特に好ましくは、その置換基が
式(XI)の好ましい具体例について最後に記載した意味
を有する、式(XI)の以下のような遺伝子プローブに関
する:式中、p′は10から30までの整数で、oo′
は0または1で、このとき変数xo′、yo′、xo″
およびoo′の1つだけがいずれの場合においても1で
あり、残余の変数はいずれの場合においても0である。
式(XI)の好ましい具体例について最後に記載した意味
を有する、式(XI)の以下のような遺伝子プローブに関
する:式中、p′は10から30までの整数で、oo′
は0または1で、このとき変数xo′、yo′、xo″
およびoo′の1つだけがいずれの場合においても1で
あり、残余の変数はいずれの場合においても0である。
【0009】さらに、本発明は特に好ましくは、置換基
および変数p′について最後に記載した意味を有する式
(XI)の遺伝子プローブにも関し、式中、oo′は1
で、xo、yo、xo′、yo′およびxo″は0であ
る。
および変数p′について最後に記載した意味を有する式
(XI)の遺伝子プローブにも関し、式中、oo′は1
で、xo、yo、xo′、yo′およびxo″は0であ
る。
【0010】本発明は、特にまた、置換基および変数
p′について最後に記載した意味を有する式(XI)の遺
伝子プローブに関し、式中、xo′は1で、xo、y
o、yo′、xo″およびoo′は0である。本発明
は、さらにまた、特に置換基および変数p′について最
後に記載した意味を有する式(XI)の遺伝子プローブに
関し、式中、yo′は1で、xo、yo、xo′、x
o″およびoo′は0である。
p′について最後に記載した意味を有する式(XI)の遺
伝子プローブに関し、式中、xo′は1で、xo、y
o、yo′、xo″およびoo′は0である。本発明
は、さらにまた、特に置換基および変数p′について最
後に記載した意味を有する式(XI)の遺伝子プローブに
関し、式中、yo′は1で、xo、yo、xo′、x
o″およびoo′は0である。
【0011】上記アクリジニウム誘導体(A1−A6)
(それらの構造および調製は、既に欧州特許出願公開公
報第257541号および欧州特許出願公開公報第33
0050号に開示されている)は、次の式(I)の化合
物で:
(それらの構造および調製は、既に欧州特許出願公開公
報第257541号および欧州特許出願公開公報第33
0050号に開示されている)は、次の式(I)の化合
物で:
【化7】 式中:R1は水素、アルキル、1から10個の炭素原子
を有するアルケニルもしくはアルキニルラジカル、また
はベンジルもしくはアリール基で、R2およびR3は水
素、1から10個の炭素原子をもつアルキル基、置換も
しくは未置換アミノ基、カルボキシル、アルコキシ、シ
アノもしくはニトロ基、またはハロゲンで、R4は、次
の式(II)および(III)の残基で、
を有するアルケニルもしくはアルキニルラジカル、また
はベンジルもしくはアリール基で、R2およびR3は水
素、1から10個の炭素原子をもつアルキル基、置換も
しくは未置換アミノ基、カルボキシル、アルコキシ、シ
アノもしくはニトロ基、またはハロゲンで、R4は、次
の式(II)および(III)の残基で、
【化8】 式中、R5は、1〜100個のヌクレオチド含有オリゴ
ヌクレオチド(例えば特に、DNAおよびRNA中のオ
リゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチド配列(標
的))との結合に変換される反応基で、R6は水素、1
から10個の炭素原子をもつアルキル、アルケニルもし
くはアルコキシ基、または置換アミノ基、ベンジル基、
アリール基、ヘテロアルキル基もしくは複素環(これら
は各々、1から10個の炭素原子を有するヒドロキシ
ル、アミノ、アルキルアミノ、アルキル、アルケニルも
しくはアルコキシ基、ポリアルコキシまたはアリールオ
キシ基で置換されていてもよく、また複素環基で置換さ
れていてもよいが、最後に挙げた置換基は、それらに関
する限り複素環化合物もしくはアミンによって置換され
ていてもよく、また一緒になって、Oおよび/または
S、および/またはNHまたはN−アルキルを有する複
素環を形成することもできる)で、Xはアリール基で、
これは直接またはアルキルもしくはオキシアルキル基を
介して窒素もしくは硫黄原子に結合し、さらにアルキル
またはオキシアルキル基を介してR5基に結合している
か(これは、アルキル、アルケニル、ヒドロキシル、ア
ミノ、アルコキシ、ポリアルコキシもしくはアリールオ
キシ基および/または異種原子によって一置換または多
置換されていてもよい)、または脂肪族、芳香族脂肪族
もしくは芳香族(必ずしも天然である必要はない)、ア
ミノカルボン酸の残基であるか、またはR6がC1−C6
−アルキルによって一置換もしくは多置換されているフ
ェニル基である場合はフェニル基である。
ヌクレオチド(例えば特に、DNAおよびRNA中のオ
リゴヌクレオチドおよびポリヌクレオチド配列(標
的))との結合に変換される反応基で、R6は水素、1
から10個の炭素原子をもつアルキル、アルケニルもし
くはアルコキシ基、または置換アミノ基、ベンジル基、
アリール基、ヘテロアルキル基もしくは複素環(これら
は各々、1から10個の炭素原子を有するヒドロキシ
ル、アミノ、アルキルアミノ、アルキル、アルケニルも
しくはアルコキシ基、ポリアルコキシまたはアリールオ
キシ基で置換されていてもよく、また複素環基で置換さ
れていてもよいが、最後に挙げた置換基は、それらに関
する限り複素環化合物もしくはアミンによって置換され
ていてもよく、また一緒になって、Oおよび/または
S、および/またはNHまたはN−アルキルを有する複
素環を形成することもできる)で、Xはアリール基で、
これは直接またはアルキルもしくはオキシアルキル基を
介して窒素もしくは硫黄原子に結合し、さらにアルキル
またはオキシアルキル基を介してR5基に結合している
か(これは、アルキル、アルケニル、ヒドロキシル、ア
ミノ、アルコキシ、ポリアルコキシもしくはアリールオ
キシ基および/または異種原子によって一置換または多
置換されていてもよい)、または脂肪族、芳香族脂肪族
もしくは芳香族(必ずしも天然である必要はない)、ア
ミノカルボン酸の残基であるか、またはR6がC1−C6
−アルキルによって一置換もしくは多置換されているフ
ェニル基である場合はフェニル基である。
【0012】化学蛍光をそこなわない陰イオンは、例え
ばテトラフルオロボレート、パークロレート塩、ハロゲ
ン化物、アルキルサルフェート、ハロスルホネート、ア
ルキルスルホネートまたはアリールスルホネートであり
うる。他のいずれの陰イオンも、化学蛍光を消光または
減弱させないかぎり用いることができる。ヘテロアルキ
ル基または複素環基は、好ましくは、本発明の化合物の
水溶性を高めることができる異種原子、例えば窒素、酸
素、硫黄もしくは燐またはそれらの組み合わせを含む。
特に適切な複素環は、例えばモルフォリン、ピペリジ
ン、テトラヒドロフランおよびジオキサンである。
ばテトラフルオロボレート、パークロレート塩、ハロゲ
ン化物、アルキルサルフェート、ハロスルホネート、ア
ルキルスルホネートまたはアリールスルホネートであり
うる。他のいずれの陰イオンも、化学蛍光を消光または
減弱させないかぎり用いることができる。ヘテロアルキ
ル基または複素環基は、好ましくは、本発明の化合物の
水溶性を高めることができる異種原子、例えば窒素、酸
素、硫黄もしくは燐またはそれらの組み合わせを含む。
特に適切な複素環は、例えばモルフォリン、ピペリジ
ン、テトラヒドロフランおよびジオキサンである。
【0013】式(I)から(III)の特に重要なアクリ
ジニウム誘導体は、Xが次の式(IV)の基である:
ジニウム誘導体は、Xが次の式(IV)の基である:
【化9】 式中、R7は、式−(CH2)n−または((CH)m−O)n−
の置換基(ここでnは0から4、mは1から6)で、R
8は、R7に対してオルト、メタもしくはパラ位にある式
−(CH2)p−の置換基、式−(O−(CH2)m−)pもしく
は−((CH2)m−O−)p′のポリアルキレンオキシド基
(好ましくは、ここではp=1から6)、または1から
4個の炭素原子を有する分枝もしくは非分枝炭化水素基
であり、置換基R9からR11は、水素または30個まで
の炭素原子をもつ直鎖もしくは分枝炭化水素基(ここで
はまた1個または2個以上の−CH2−単位をO、S、
SO、SO2、NHまたはN−アルキルで置き換えるこ
とができる)で、さらにこれら置換基のうち2個は環状
に結合していてもよい。
の置換基(ここでnは0から4、mは1から6)で、R
8は、R7に対してオルト、メタもしくはパラ位にある式
−(CH2)p−の置換基、式−(O−(CH2)m−)pもしく
は−((CH2)m−O−)p′のポリアルキレンオキシド基
(好ましくは、ここではp=1から6)、または1から
4個の炭素原子を有する分枝もしくは非分枝炭化水素基
であり、置換基R9からR11は、水素または30個まで
の炭素原子をもつ直鎖もしくは分枝炭化水素基(ここで
はまた1個または2個以上の−CH2−単位をO、S、
SO、SO2、NHまたはN−アルキルで置き換えるこ
とができる)で、さらにこれら置換基のうち2個は環状
に結合していてもよい。
【0014】基R5を適切に選択することによって、ア
クリジニウム誘導体は、興味の対象である生物学的物質
の官能基と温和な条件下ですら選択的に結合することが
できる。適切な反応基は以下に集められたものから見出
すことができる:
クリジニウム誘導体は、興味の対象である生物学的物質
の官能基と温和な条件下ですら選択的に結合することが
できる。適切な反応基は以下に集められたものから見出
すことができる:
【化10】
【化11】
【0015】多くの場合、本発明の好適なアクリジニウ
ム誘導体は、R5が次の式(V)の基であることが分か
った:
ム誘導体は、R5が次の式(V)の基であることが分か
った:
【化12】 さらに、次の式(VI)のアクリジニウム化合物は特に好
適であることが分かった:
適であることが分かった:
【化13】
【0016】式(VI)では、Xは次の式(VII)の基で
ある:
ある:
【化14】 ここで、nは0から4、特に2から4で、R12およびR
13は、それぞれ別個に水素、アルキル基、1から4個の
炭素原子をもつアルコキシ基、(−O−CH2−CH2)n
−OR−基(ここでnは1から8で、Rはモルホリノエ
チルまたは1から4個の炭素原子をもつアルキル基、ま
たはN,N−ジメチルアミノエチル基)であるか、また
は一緒になってエチレンジオキシ基を形成し、さらにA
-は請求項1に記載された意味を有する。
13は、それぞれ別個に水素、アルキル基、1から4個の
炭素原子をもつアルコキシ基、(−O−CH2−CH2)n
−OR−基(ここでnは1から8で、Rはモルホリノエ
チルまたは1から4個の炭素原子をもつアルキル基、ま
たはN,N−ジメチルアミノエチル基)であるか、また
は一緒になってエチレンジオキシ基を形成し、さらにA
-は請求項1に記載された意味を有する。
【0017】式(VII)の最後に述べた化合物のうちと
りわけ好ましいものは、順に以下のようなものである:
Xがp−エチレンフェニル基で、 1) R12はHでR13はp−メトキシ基であるか、また
は 2) R12はHでR13は次の式(VIII)のp−アルコキ
シ基であるか、
りわけ好ましいものは、順に以下のようなものである:
Xがp−エチレンフェニル基で、 1) R12はHでR13はp−メトキシ基であるか、また
は 2) R12はHでR13は次の式(VIII)のp−アルコキ
シ基であるか、
【化15】 または、 3) R12はo−メトキシ基で、R13はp−メトキシ基
であるか、または 4) R12およびR13は一緒になって3,4−エチレン
ジオキシ基(例えば次の式(IX)の化合物)を形成す
る。
であるか、または 4) R12およびR13は一緒になって3,4−エチレン
ジオキシ基(例えば次の式(IX)の化合物)を形成す
る。
【0018】
【化16】 特に好適な別のアクリジニウム誘導体は次の式(X)を
有する:
有する:
【化17】 ここで、R6は1から4個の炭素原子をもつアルキル基
またはフェニル基で、これは、それぞれ1から4個の炭
素原子をもつ3個までのアルキルもしくはアルコキシ
基、または−(O−CH2−CH2)n−OR基(nは1か
ら8で、RはモルホリノエチルもしくはN,N−ジメチ
ルアミノエチル基、または1から4個の炭素原子を有す
るアルキル基)、またはエチレンジオキシ基で置換され
ていてもよく、Xは請求項1または2に記載された意味
を有するか、またはR6は、いずれの場合にも1から4
個の炭素原子をもつ3個までのアルキル基で置換するこ
とができるフェニル基で、Xはオルト−、メタ−または
パラ−フェニレン基である。
またはフェニル基で、これは、それぞれ1から4個の炭
素原子をもつ3個までのアルキルもしくはアルコキシ
基、または−(O−CH2−CH2)n−OR基(nは1か
ら8で、RはモルホリノエチルもしくはN,N−ジメチ
ルアミノエチル基、または1から4個の炭素原子を有す
るアルキル基)、またはエチレンジオキシ基で置換され
ていてもよく、Xは請求項1または2に記載された意味
を有するか、またはR6は、いずれの場合にも1から4
個の炭素原子をもつ3個までのアルキル基で置換するこ
とができるフェニル基で、Xはオルト−、メタ−または
パラ−フェニレン基である。
【0019】本発明にしたがって用いられる上記のアク
リジニウム化合物は、続いて直接またはスペーサーを介
してオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドと反応
させることができる。この場合、1個(または数個)の
ヌクレオチドまたはスペーサーは官能基(例えばアミノ
またはスルフヒドリル基)を有し、これは上記に挙げた
標識反応基と反応する。このように修飾されたヌクレオ
チドは、また市販されている。
リジニウム化合物は、続いて直接またはスペーサーを介
してオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドと反応
させることができる。この場合、1個(または数個)の
ヌクレオチドまたはスペーサーは官能基(例えばアミノ
またはスルフヒドリル基)を有し、これは上記に挙げた
標識反応基と反応する。このように修飾されたヌクレオ
チドは、また市販されている。
【0020】さらに、本発明はとりわけ実施例に挙げた
遺伝子プローブに関する。 遺伝子プローブアッセー:サンプル中の標的配列を決定
する、本発明の遺伝子プローブアッセーでは、上記の遺
伝子プローブとのハイブリダイゼーションが必要とな
る。種々の形式の遺伝子プローブアッセーがあるが、原
則的に2つのカテゴリーに分類される: 1.ホモジニアス遺伝子プローブアッセー ホモジニアス遺伝子プローブアッセーは、実施が簡単な
ことおよび設備が自動化できることが特色であるが、検
出感度はしばしば低いことが不利な点である。このまし
い具体例は、ハイブリダイゼーション保護アッセー(Ch
in. Chem. 35/8, 1989, 1588-1594)、キッシングプロ
ーブ法(Nachr. Chem. Tech. Lab. 37/7, 1989, 698)
およびエネルギー転移の法則(Analytical Biocemistry
169,1988, 18)である。本発明の遺伝子プローブは、
ホモジニアス遺伝子プローブ試験に用いることができ
る。その微小環境に応じてそれらが(選択的に)安定で
あることにより、これらの遺伝子プローブは、ハイブリ
ダイゼーション保護アッセー用に特に適切である(実施
例6)。
遺伝子プローブに関する。 遺伝子プローブアッセー:サンプル中の標的配列を決定
する、本発明の遺伝子プローブアッセーでは、上記の遺
伝子プローブとのハイブリダイゼーションが必要とな
る。種々の形式の遺伝子プローブアッセーがあるが、原
則的に2つのカテゴリーに分類される: 1.ホモジニアス遺伝子プローブアッセー ホモジニアス遺伝子プローブアッセーは、実施が簡単な
ことおよび設備が自動化できることが特色であるが、検
出感度はしばしば低いことが不利な点である。このまし
い具体例は、ハイブリダイゼーション保護アッセー(Ch
in. Chem. 35/8, 1989, 1588-1594)、キッシングプロ
ーブ法(Nachr. Chem. Tech. Lab. 37/7, 1989, 698)
およびエネルギー転移の法則(Analytical Biocemistry
169,1988, 18)である。本発明の遺伝子プローブは、
ホモジニアス遺伝子プローブ試験に用いることができ
る。その微小環境に応じてそれらが(選択的に)安定で
あることにより、これらの遺伝子プローブは、ハイブリ
ダイゼーション保護アッセー用に特に適切である(実施
例6)。
【0021】 2.ヘテロジニアス遺伝子プローブアッセー ヘテロジニアス遺伝子プローブアッセーは、実施という
観点からはホモジニアス法と比べて複雑であるが、他
方、検出感度は一般に高くなっている。本発明の遺伝子
プローブはヘテロジニアス遺伝子プローブアッセーに用
いることができる。好ましい具体例を以下に挙げる:ブ
ロット法(Analytical Biocemistry 169,1988, 1-2)、
鎖置換アッセー(Clin. Chem. 32/9, 1986, 1631-163
6)、(磁性付加)微粒子法(欧州特許出願公開公報第
281390号)またはこの固相法による分離。検出す
べき標的またはハイブリッドは、これら固相に直接また
は間接的に(例えば、捕捉プローブ(Clin. Chem. 35/
9, 1989, 1826-1831)または他の高度な活性および特異
性を有する系(例えばビオチン/(ストレプト)アビジ
ン(Clin. Chem. 37/5, 1991, 632-633)または抗原/
抗体相互反応(Analytical Biochemistry 169, 1988, 6
-9)を介して)と結合させることができる。固相として
磁性粒子を用いる場合には、過剰遺伝子から雑種分子
(ハイブリッド)の分離は、吸着挙動またはイオン相互
反応の違いによって達成することができる(欧州特許出
願公開公報第281390号)。
観点からはホモジニアス法と比べて複雑であるが、他
方、検出感度は一般に高くなっている。本発明の遺伝子
プローブはヘテロジニアス遺伝子プローブアッセーに用
いることができる。好ましい具体例を以下に挙げる:ブ
ロット法(Analytical Biocemistry 169,1988, 1-2)、
鎖置換アッセー(Clin. Chem. 32/9, 1986, 1631-163
6)、(磁性付加)微粒子法(欧州特許出願公開公報第
281390号)またはこの固相法による分離。検出す
べき標的またはハイブリッドは、これら固相に直接また
は間接的に(例えば、捕捉プローブ(Clin. Chem. 35/
9, 1989, 1826-1831)または他の高度な活性および特異
性を有する系(例えばビオチン/(ストレプト)アビジ
ン(Clin. Chem. 37/5, 1991, 632-633)または抗原/
抗体相互反応(Analytical Biochemistry 169, 1988, 6
-9)を介して)と結合させることができる。固相として
磁性粒子を用いる場合には、過剰遺伝子から雑種分子
(ハイブリッド)の分離は、吸着挙動またはイオン相互
反応の違いによって達成することができる(欧州特許出
願公開公報第281390号)。
【0022】本発明の遺伝子プローブは、固相として磁
性粒子を用いるヘテロジニアス遺伝子プローブ試験での
使用が特に好適である(実施例7)。溶液中でそれらが
安定であるということは、本発明の遺伝子プローブの実
質的な利点を示す。ジェンプローブ社(Gen Probe)製
の市販遺伝子プローブ(アクリジニウムエステル標識)と
の安定性の比較は、表1に記録されている。37℃およ
び50℃での負荷試験では、本発明の遺伝子プローブ
は、10日を越えたときでもシグナルの減少は全く示さ
ない。対照的に、市販プローブは、それぞれこの時点で
の本来のシグナル活性の70%および23%しかもって
いない。
性粒子を用いるヘテロジニアス遺伝子プローブ試験での
使用が特に好適である(実施例7)。溶液中でそれらが
安定であるということは、本発明の遺伝子プローブの実
質的な利点を示す。ジェンプローブ社(Gen Probe)製
の市販遺伝子プローブ(アクリジニウムエステル標識)と
の安定性の比較は、表1に記録されている。37℃およ
び50℃での負荷試験では、本発明の遺伝子プローブ
は、10日を越えたときでもシグナルの減少は全く示さ
ない。対照的に、市販プローブは、それぞれこの時点で
の本来のシグナル活性の70%および23%しかもって
いない。
【0023】通常の遺伝子プローブと比較して、驚くべ
きことに、本発明の遺伝子プローブ中に使用されている
アクリジニウム誘導体の、通常のアクリジニウム誘導体
よりも高い安定性から結論しえるものよりも、本発明の
遺伝子プローブの安定性は高い。本発明のこの極めて高
い安定性は表2に示したデータから明瞭である:13日
にわたって37℃または50℃に曝した場合、遊離アク
リジニウム化合物(“自己標識”(own label))シグ
ナル安定性は出発値のおよそ80から85%に減少する
(明瞭なシグナル減少は、1から2日後すでに認めるこ
とができる)が、一方、本発明の遺伝子プローブ内に結
合形で存在する同一のアクリジニウム化合物(“自己標
識を伴う遺伝子プローブ”)のシグナル安定性は、10
日間の観察が終わるまで完全に安定である。
きことに、本発明の遺伝子プローブ中に使用されている
アクリジニウム誘導体の、通常のアクリジニウム誘導体
よりも高い安定性から結論しえるものよりも、本発明の
遺伝子プローブの安定性は高い。本発明のこの極めて高
い安定性は表2に示したデータから明瞭である:13日
にわたって37℃または50℃に曝した場合、遊離アク
リジニウム化合物(“自己標識”(own label))シグ
ナル安定性は出発値のおよそ80から85%に減少する
(明瞭なシグナル減少は、1から2日後すでに認めるこ
とができる)が、一方、本発明の遺伝子プローブ内に結
合形で存在する同一のアクリジニウム化合物(“自己標
識を伴う遺伝子プローブ”)のシグナル安定性は、10
日間の観察が終わるまで完全に安定である。
【0024】表3のデータは、本発明の遺伝子プローブ
内のアクリジニウム誘導体の顕著な安定性は、95℃ま
での極めて高い温度でさえも4または8時間にわたって
維持されることを示している。また別の利点は、その高
い安定性の故に、本発明の遺伝子プローブは凍結乾燥形
ではなくすぐに使用できる溶液として用いることができ
るという事実によってもたらされる。
内のアクリジニウム誘導体の顕著な安定性は、95℃ま
での極めて高い温度でさえも4または8時間にわたって
維持されることを示している。また別の利点は、その高
い安定性の故に、本発明の遺伝子プローブは凍結乾燥形
ではなくすぐに使用できる溶液として用いることができ
るという事実によってもたらされる。
【0025】量子の高収量による、本発明の遺伝子プロ
ーブで使用されるアクリジニウム誘導体のより大きい感
度は、図1および図2から明瞭である:図1によれば、
本発明の遺伝子プローブで用いられるアクリジニウム誘
導体の検出の下方限界はおよそ0.6attomolで、したが
ってジェンプローブ社(図2)のアクリジニウムエステ
ルの下方検出限界であるおよそ5attomolよりもおよそ
10倍低い(優れている)。
ーブで使用されるアクリジニウム誘導体のより大きい感
度は、図1および図2から明瞭である:図1によれば、
本発明の遺伝子プローブで用いられるアクリジニウム誘
導体の検出の下方限界はおよそ0.6attomolで、したが
ってジェンプローブ社(図2)のアクリジニウムエステ
ルの下方検出限界であるおよそ5attomolよりもおよそ
10倍低い(優れている)。
【0026】極めて僅かの標的濃度を検出するために、
標的付加およびまたはシグナル増幅の実施がしばしば求
められる。一般に標的増幅は、検出すべき標的(DNA
またはRNA配列)が極めて低い濃度で存在し、遺伝子
プローブとのハイブリダイゼーション反応では検出不可
能であるか、または、まれにしか検出できない場合に実
施される。
標的付加およびまたはシグナル増幅の実施がしばしば求
められる。一般に標的増幅は、検出すべき標的(DNA
またはRNA配列)が極めて低い濃度で存在し、遺伝子
プローブとのハイブリダイゼーション反応では検出不可
能であるか、または、まれにしか検出できない場合に実
施される。
【0027】遺伝子プローブで現在用いられている標識
では、せいぜいサンプル中のおよそ103から104標的
分子を検出できるだけである。しかし例えばウイルスの
検出については、極端な場合、ただ1個の標的配列を検
出しなければならない。この感度を達成すために、ハイ
ブリダイゼーションの前に標的増幅を実施しなければな
らない。ポリメラーゼ鎖反応(PCR)(最も重要な標
的増幅系)では、特異的合成は、増幅すべき二重鎖DN
Aの熱変性(およそ95℃)で開始する。続いて、2本
のオリゴヌクレオチド開始DNA配列(プライマー)と
それら相補的な配列とのアニーリングをおよそ55℃で
行ない、その後DNAポリメラーゼによってアニーリン
グされたプライマーを(およそ72℃で)伸長させる。
プライマーは、このDNA配列のうち反対の鎖と分子雑
種形成し(ハイブリダイズし)、2種のプライマー間の
標的DNA配列をポリメラーゼが転写できるような方向
に並べ、反応混合物中の利用可能なヌクレオチドを用い
て標的DNA配列を合成させる。
では、せいぜいサンプル中のおよそ103から104標的
分子を検出できるだけである。しかし例えばウイルスの
検出については、極端な場合、ただ1個の標的配列を検
出しなければならない。この感度を達成すために、ハイ
ブリダイゼーションの前に標的増幅を実施しなければな
らない。ポリメラーゼ鎖反応(PCR)(最も重要な標
的増幅系)では、特異的合成は、増幅すべき二重鎖DN
Aの熱変性(およそ95℃)で開始する。続いて、2本
のオリゴヌクレオチド開始DNA配列(プライマー)と
それら相補的な配列とのアニーリングをおよそ55℃で
行ない、その後DNAポリメラーゼによってアニーリン
グされたプライマーを(およそ72℃で)伸長させる。
プライマーは、このDNA配列のうち反対の鎖と分子雑
種形成し(ハイブリダイズし)、2種のプライマー間の
標的DNA配列をポリメラーゼが転写できるような方向
に並べ、反応混合物中の利用可能なヌクレオチドを用い
て標的DNA配列を合成させる。
【0028】ポリメラーゼによる生成物はそれ自体この
プライマーともまた相補的であり、さらにこのプライマ
ーとまた結合するので、DNA増幅のそれぞれのサイク
ルによって、前のサイクルで合成された標的DNAの量
は2倍になる。その結果、特異的な標的DNAコピーは
2n(nは実施された増幅サイクルの数)で指数関数的
に増幅する。30サイクル後には、およそ106倍の増
幅が達成される。全工程は熱安定ポリメラーゼを用いる
ことによって自動化できる。Qβレプリカーゼ(RNA
ポリメラーゼ)を用いる増幅は、重要性を増しつつある
また別の代表的な標的増幅方法である。PCRと対照的
に、ハイブリダイゼーションはまずDNAプローブで開
始し、ハイブリダイゼーション反応の生成物はその後増
幅される。
プライマーともまた相補的であり、さらにこのプライマ
ーとまた結合するので、DNA増幅のそれぞれのサイク
ルによって、前のサイクルで合成された標的DNAの量
は2倍になる。その結果、特異的な標的DNAコピーは
2n(nは実施された増幅サイクルの数)で指数関数的
に増幅する。30サイクル後には、およそ106倍の増
幅が達成される。全工程は熱安定ポリメラーゼを用いる
ことによって自動化できる。Qβレプリカーゼ(RNA
ポリメラーゼ)を用いる増幅は、重要性を増しつつある
また別の代表的な標的増幅方法である。PCRと対照的
に、ハイブリダイゼーションはまずDNAプローブで開
始し、ハイブリダイゼーション反応の生成物はその後増
幅される。
【0029】リガーゼ鎖反応(LCR)では、DNA鎖
当たり2種の合成オリゴヌクレオチド(各々25塩基)
が用いられ、標的配列上で互いにはずれて直接ハイブリ
ダイズするこれら2種のプローブとともに標的(例えば
50塩基の標的配列)を増幅させる。プローブはまた、
相補的な鎖上の標的についても合成される。隣接するプ
ローブは、異なる標識(例えばビオチンまたは蛍光)を
付加されていないその末端で標識されている。4種のヌ
クレオチドを患者サンプルを含む混合物に過剰に加え
る。
当たり2種の合成オリゴヌクレオチド(各々25塩基)
が用いられ、標的配列上で互いにはずれて直接ハイブリ
ダイズするこれら2種のプローブとともに標的(例えば
50塩基の標的配列)を増幅させる。プローブはまた、
相補的な鎖上の標的についても合成される。隣接するプ
ローブは、異なる標識(例えばビオチンまたは蛍光)を
付加されていないその末端で標識されている。4種のヌ
クレオチドを患者サンプルを含む混合物に過剰に加え
る。
【0030】サンプルの二重鎖DNAの変成は高温(お
よそ75℃)で起る。およそ50℃まで温度を下げた
後、プローブは標的の相補的配列とハイブリダイズす
る。この温度では、テルムス=テルモフィリス(Thermu
s thermophilus)の熱耐性DNAリガーゼは、近くの2
種のプローブと結合する。再び温度を85℃まで上昇さ
せることによって、結合プローブ対から標的配列を分離
させるが、これはそれ自体また別の新しい標的として働
き、したがって、初めにあった標的配列を指数関数的に
増幅させることができる。
よそ75℃)で起る。およそ50℃まで温度を下げた
後、プローブは標的の相補的配列とハイブリダイズす
る。この温度では、テルムス=テルモフィリス(Thermu
s thermophilus)の熱耐性DNAリガーゼは、近くの2
種のプローブと結合する。再び温度を85℃まで上昇さ
せることによって、結合プローブ対から標的配列を分離
させるが、これはそれ自体また別の新しい標的として働
き、したがって、初めにあった標的配列を指数関数的に
増幅させることができる。
【0031】転写増幅系(TAS)では、DNA依存R
NAポリメラーゼによって認識される配列は、増幅され
るべき標的配列のcDNAコピー中に取り込まれる。標
的配列の増幅は、cDNAコピーを多数のRNAコピー
に転写することによって達成される。増幅に基づく核酸
配列は、RNAおよびDNAの連続的、均質的および定
温的増幅の代表的なものであり、簡単で(特別な装置を
必要としない)、迅速である。
NAポリメラーゼによって認識される配列は、増幅され
るべき標的配列のcDNAコピー中に取り込まれる。標
的配列の増幅は、cDNAコピーを多数のRNAコピー
に転写することによって達成される。増幅に基づく核酸
配列は、RNAおよびDNAの連続的、均質的および定
温的増幅の代表的なものであり、簡単で(特別な装置を
必要としない)、迅速である。
【0032】本発明の遺伝子プローブは、増幅標的生成
物とハイブリダイズさせることができる。PCR(Labo
r Praxis, 12月号、1988; Clin. Chem. 37/11, 1991,
1893-1894)、 Qβレプリカーゼ(Nature 339, 401-402;
Clin. Chem. 35/9, 1989,1826-1831; Clin. Chem. 37
/9, 1991, 1682-1685)、 LCR(Proc. Natl. Acad.
Sci. USA 88, 1991, 189-193)、TAS(Proc. Natl.
Acad. Sci. USA 86,1989, 1173-1177)およびNASB
A(Nature 350, 1991, 91-92)は、好ましい標的増幅
系の代表である。さらに、用いられるアクリジニウム誘
導体の高い安定性により、“シグナル組み込み”標的増
幅(Clin. Chem. 37/9, 1991, 1626-1632)を実施する
こともできる。
物とハイブリダイズさせることができる。PCR(Labo
r Praxis, 12月号、1988; Clin. Chem. 37/11, 1991,
1893-1894)、 Qβレプリカーゼ(Nature 339, 401-402;
Clin. Chem. 35/9, 1989,1826-1831; Clin. Chem. 37
/9, 1991, 1682-1685)、 LCR(Proc. Natl. Acad.
Sci. USA 88, 1991, 189-193)、TAS(Proc. Natl.
Acad. Sci. USA 86,1989, 1173-1177)およびNASB
A(Nature 350, 1991, 91-92)は、好ましい標的増幅
系の代表である。さらに、用いられるアクリジニウム誘
導体の高い安定性により、“シグナル組み込み”標的増
幅(Clin. Chem. 37/9, 1991, 1626-1632)を実施する
こともできる。
【0033】シグナル増幅系は、遺伝子プローブの直接
標識が満足できる感度を提供することができないか、ま
たは検出されるべき標的とハイブリダイズする能力が障
害されている場合に好んで用いられる。ビオチン/(ス
トレプト)アビジン系では、遺伝子プローブは、温和な
条件下でビオチン付加され、当該遺伝子プローブのハイ
ブリダイゼーション特性は、それによって完全に維持さ
れる。その後、標識(ストレプト)アビジンが加えられ
る。一般に、様々な種類の標識、または別な増幅系(例
えば酵素系)が標識に用いられる。標識過剰の場合です
ら、極めて高いビオチンおよび(ストレプト)アビジン
間の親和性が維持される。
標識が満足できる感度を提供することができないか、ま
たは検出されるべき標的とハイブリダイズする能力が障
害されている場合に好んで用いられる。ビオチン/(ス
トレプト)アビジン系では、遺伝子プローブは、温和な
条件下でビオチン付加され、当該遺伝子プローブのハイ
ブリダイゼーション特性は、それによって完全に維持さ
れる。その後、標識(ストレプト)アビジンが加えられ
る。一般に、様々な種類の標識、または別な増幅系(例
えば酵素系)が標識に用いられる。標識過剰の場合です
ら、極めて高いビオチンおよび(ストレプト)アビジン
間の親和性が維持される。
【0034】同様なアプローチを抗原標識抗体系の場合
もとることができる。原則として、対応する抗体が利用
可能な物質は、いずれも抗原として用いることができ
る。この場合、当該物質は比較的小さな分子(ハプテ
ン)であることが好ましいが、これは、ビオチンに似て
対応する遺伝子プローブの調製に容易に用いることがで
きる。抗体も、(ストレプト)アビジンに似て、様々な
方法で標識することができる。しかし抗原抗体間の親和
性は、一般にビオチン/(ストレプト)アビジン系の場
合よりも10-3から10-7倍低い。さらに、比較的強い
標識度により、免疫反応の低下が生じる。ジゴキシゲニ
ン/抗ジゴキシゲニン抗体は、抗原抗体系の代表的な例
である。
もとることができる。原則として、対応する抗体が利用
可能な物質は、いずれも抗原として用いることができ
る。この場合、当該物質は比較的小さな分子(ハプテ
ン)であることが好ましいが、これは、ビオチンに似て
対応する遺伝子プローブの調製に容易に用いることがで
きる。抗体も、(ストレプト)アビジンに似て、様々な
方法で標識することができる。しかし抗原抗体間の親和
性は、一般にビオチン/(ストレプト)アビジン系の場
合よりも10-3から10-7倍低い。さらに、比較的強い
標識度により、免疫反応の低下が生じる。ジゴキシゲニ
ン/抗ジゴキシゲニン抗体は、抗原抗体系の代表的な例
である。
【0035】クリスマスツリー法は以下のように実施さ
れる:標識遺伝子プローブ1は、検出されるべき標的の
相補配列とハイブリダイズする。標識遺伝子プローブ2
は、異なる標的配列または遺伝子プローブ1のいずれか
とハイブリダイズすることができる。原則として、この
工程は自由に継続させることができる。さらに、2つの
具体例は区別することができる。第一の具体例では、異
なる成分は次々と互いにハイブリダイズするが;第二の
具体例では、標的は先に記載したように同様な態様で調
製された、予め形成されたプローブ複合体とハイブリダ
イズする。
れる:標識遺伝子プローブ1は、検出されるべき標的の
相補配列とハイブリダイズする。標識遺伝子プローブ2
は、異なる標的配列または遺伝子プローブ1のいずれか
とハイブリダイズすることができる。原則として、この
工程は自由に継続させることができる。さらに、2つの
具体例は区別することができる。第一の具体例では、異
なる成分は次々と互いにハイブリダイズするが;第二の
具体例では、標的は先に記載したように同様な態様で調
製された、予め形成されたプローブ複合体とハイブリダ
イズする。
【0036】触媒レポーター付着系(例えばデュポンの
ELASTR)では、固相に固定された酵素が、さらに
新たなシグナル発生酵素分子を結合させる反応を触媒す
る。例えば、ペルオキシダーゼ酵素は、固相に結合させ
たビオチン分子とともにビオチン−チラミドの反応を触
媒する。続いて、酵素標識ストレプトアビジンが添加さ
れる。酵素標識の特性は自由に選択でき、したがって発
色性、蛍光性物質を用いることができる。
ELASTR)では、固相に固定された酵素が、さらに
新たなシグナル発生酵素分子を結合させる反応を触媒す
る。例えば、ペルオキシダーゼ酵素は、固相に結合させ
たビオチン分子とともにビオチン−チラミドの反応を触
媒する。続いて、酵素標識ストレプトアビジンが添加さ
れる。酵素標識の特性は自由に選択でき、したがって発
色性、蛍光性物質を用いることができる。
【0037】リポゾーム系は下記の態様で実施できる:
遺伝子プローブはアクリジニウム標識で標識される。続
いて、標識特異的抗体が添加されるが、これは同一また
は異なる標識分子を充填したリポゾームをもっている。
リポゾームは、洗剤(例えばトリトン−X)によつて破
壊される。続いて、放出標識分子のシグナルを求める。
遺伝子プローブはアクリジニウム標識で標識される。続
いて、標識特異的抗体が添加されるが、これは同一また
は異なる標識分子を充填したリポゾームをもっている。
リポゾームは、洗剤(例えばトリトン−X)によつて破
壊される。続いて、放出標識分子のシグナルを求める。
【0038】ビオチン標識(ストレプト)アビジン複合
体(Clin. Chem. 37/5, 1991, 632-633)、 標識抗原抗
体複合体(Analytical Biochemistry 169, 1988, 6-
9)、クリスマスツリー法(1987 Elsevier Science Pub
lishers B.V., 253-264)、触媒レポーター付着(J. of
Immunological Methods 125, 1989, 279-285)および
標識充填リポゾーム(Clin. Chem. 37, 1991, 1519-152
0; J. of Bioluminescence& Chemiluminescence 4, 198
9, 88-89)は、本発明の遺伝子プローブを用いる場合の
好ましいシグナル増幅系の代表的なものである。
体(Clin. Chem. 37/5, 1991, 632-633)、 標識抗原抗
体複合体(Analytical Biochemistry 169, 1988, 6-
9)、クリスマスツリー法(1987 Elsevier Science Pub
lishers B.V., 253-264)、触媒レポーター付着(J. of
Immunological Methods 125, 1989, 279-285)および
標識充填リポゾーム(Clin. Chem. 37, 1991, 1519-152
0; J. of Bioluminescence& Chemiluminescence 4, 198
9, 88-89)は、本発明の遺伝子プローブを用いる場合の
好ましいシグナル増幅系の代表的なものである。
【0039】さらに、本発明の遺伝子プローブの高い安
定性によって、新規なシグナル増幅系が可能になった。
これらは、ハイブリダイゼーションの後、標識を損なう
ことなく加熱によって二重鎖の分離を可能にするもので
ある。シグナル増幅は、再利用可能な標識を基に構築さ
れる。このタイプのシグナル増幅系の必須の特色は以下
の通りである:ハイブリダイゼーション検出アッセーに
したがい、ハイブリダイゼーションおよびそれに続く種
々の加水分解の後、磁性粒子分離を実施する。この方法
では、バックグラウンドシグナルは極めて低く抑えるこ
とができる。特異的シグナルを増幅するために、続いて
雑種分子(ハイブリッド)を加熱によって切断する。特
異標識抗体を添加する。この抗体は、種々の方法で標識
できる、例えば、ビオチン標識の場合は標識(ストレプ
ト)アビジンによって達成され、抗原標識の場合には特
異標識抗体による。(ストレプト)アビジンまたは抗体
で用いられる標識は、本発明の遺伝子プローブで用いら
れるアクリジニウム標識の1つであっても、また他のい
ずれの標識でもよい。酵素の場合には、酵素増幅系(An
nales de Biologie Clinique 47, 1989, 527-532;“E
LASTR”デュポン社製)も加えることができる。
定性によって、新規なシグナル増幅系が可能になった。
これらは、ハイブリダイゼーションの後、標識を損なう
ことなく加熱によって二重鎖の分離を可能にするもので
ある。シグナル増幅は、再利用可能な標識を基に構築さ
れる。このタイプのシグナル増幅系の必須の特色は以下
の通りである:ハイブリダイゼーション検出アッセーに
したがい、ハイブリダイゼーションおよびそれに続く種
々の加水分解の後、磁性粒子分離を実施する。この方法
では、バックグラウンドシグナルは極めて低く抑えるこ
とができる。特異的シグナルを増幅するために、続いて
雑種分子(ハイブリッド)を加熱によって切断する。特
異標識抗体を添加する。この抗体は、種々の方法で標識
できる、例えば、ビオチン標識の場合は標識(ストレプ
ト)アビジンによって達成され、抗原標識の場合には特
異標識抗体による。(ストレプト)アビジンまたは抗体
で用いられる標識は、本発明の遺伝子プローブで用いら
れるアクリジニウム標識の1つであっても、また他のい
ずれの標識でもよい。酵素の場合には、酵素増幅系(An
nales de Biologie Clinique 47, 1989, 527-532;“E
LASTR”デュポン社製)も加えることができる。
【0040】しかし特異標識抗体は、同一または異なる
標識分子を充填したリポゾームをまた担持することがで
きる。リポゾームは洗剤、例えばトリトン−Xの添加に
よって開裂させることができる。その後、放出標識分子
のシグナルを求める。本発明の遺伝子プローブは、特に
ビオチン−(ストレプト)アビジン系、抗原/抗体系お
よびリポゾーム系に好適である。
標識分子を充填したリポゾームをまた担持することがで
きる。リポゾームは洗剤、例えばトリトン−Xの添加に
よって開裂させることができる。その後、放出標識分子
のシグナルを求める。本発明の遺伝子プローブは、特に
ビオチン−(ストレプト)アビジン系、抗原/抗体系お
よびリポゾーム系に好適である。
【0041】また、アクリジニウム化合物は、既に導入
されている増幅系の他の標識と比べて明瞭な利点を有す
る。例えば、予め作成したプローブ複合体を、クリスマ
スツリー法に用いることができる。当該標識の顕著な安
定性のゆえに、高い温度で異なる遺伝子を連続的にハイ
ブリダイズする手段による、このような特質をもつ複合
体の調製はいかなる問題も生じない。
されている増幅系の他の標識と比べて明瞭な利点を有す
る。例えば、予め作成したプローブ複合体を、クリスマ
スツリー法に用いることができる。当該標識の顕著な安
定性のゆえに、高い温度で異なる遺伝子を連続的にハイ
ブリダイズする手段による、このような特質をもつ複合
体の調製はいかなる問題も生じない。
【0042】遺伝子プローブの調製:固相法によるオリ
ゴヌクレオチド合成は、ポリマー支持体にその3′−ヒ
ドロキシルまたはアミノ基を介して結合しているヌクレ
オチドから開始するという、それ自体既知の方法によっ
て実施される。該ポリマー支持体は、例えばCPG(多
孔性調整ガラス)またはTentaGel(Rapp社製、チュービ
ンゲン)のような有機樹脂である。ヌクレオチドは、官
能基付加支持体に適切なスペーサー(例えばスクシネー
ト、オキサレート、またはビスヒドロキシエチルスルフ
ィドリンカー)を介してジカルボン酸または燐酸のエス
テルまたはアミドとして結合させる。合成の完了後、支
持体からオリゴヌクレオチドを切断することが可能とな
り、遊離アミノ基は、化学蛍光標識とのオリゴヌクレオ
チド誘導化のために作用する。オリゴヌクレオチドの遊
離アミノ基と反応するヒドロキシスクシンイミドエステ
ルは、化学蛍光アクリジニウム誘導体を導入するための
好ましい試薬として働く。
ゴヌクレオチド合成は、ポリマー支持体にその3′−ヒ
ドロキシルまたはアミノ基を介して結合しているヌクレ
オチドから開始するという、それ自体既知の方法によっ
て実施される。該ポリマー支持体は、例えばCPG(多
孔性調整ガラス)またはTentaGel(Rapp社製、チュービ
ンゲン)のような有機樹脂である。ヌクレオチドは、官
能基付加支持体に適切なスペーサー(例えばスクシネー
ト、オキサレート、またはビスヒドロキシエチルスルフ
ィドリンカー)を介してジカルボン酸または燐酸のエス
テルまたはアミドとして結合させる。合成の完了後、支
持体からオリゴヌクレオチドを切断することが可能とな
り、遊離アミノ基は、化学蛍光標識とのオリゴヌクレオ
チド誘導化のために作用する。オリゴヌクレオチドの遊
離アミノ基と反応するヒドロキシスクシンイミドエステ
ルは、化学蛍光アクリジニウム誘導体を導入するための
好ましい試薬として働く。
【0043】反応性遊離アミノ基の導入には、オリゴヌ
クレオチド合成の修飾が必要である。市販の試薬は、製
造元の指示書にしたがいアミノ基を3′末端(例えば
3′アミノ修飾物質CPG(MWGバイオテックGmb
H,Ebersberg、ドイツ)に、5′末端(例えばC2から
C12の5′アミノ修飾物質、MWGバイオテックGmb
H)に、またはヌクレオチド間、すなわちオリゴヌクレ
オチドのいずれの部位(5′分枝修飾物質C3、MWG
バイオテックGmbH)にも導入することができる。修
飾チミン誘導体(アミノ修飾物質−dT、MWG)また
はグッドチャイルド(Goodchild, Bioconjugate Chem.
1, 165(1990))が記載したような同様な核酸塩基を介
することによって、また別の可能性が出現する。さら
に、グッドチャイルドの文献(pp 170〜173)に
また別の試薬が記載されているが、これはアミノまたは
チオール基をオリゴヌクレオチドに導入することを可能
にする。
クレオチド合成の修飾が必要である。市販の試薬は、製
造元の指示書にしたがいアミノ基を3′末端(例えば
3′アミノ修飾物質CPG(MWGバイオテックGmb
H,Ebersberg、ドイツ)に、5′末端(例えばC2から
C12の5′アミノ修飾物質、MWGバイオテックGmb
H)に、またはヌクレオチド間、すなわちオリゴヌクレ
オチドのいずれの部位(5′分枝修飾物質C3、MWG
バイオテックGmbH)にも導入することができる。修
飾チミン誘導体(アミノ修飾物質−dT、MWG)また
はグッドチャイルド(Goodchild, Bioconjugate Chem.
1, 165(1990))が記載したような同様な核酸塩基を介
することによって、また別の可能性が出現する。さら
に、グッドチャイルドの文献(pp 170〜173)に
また別の試薬が記載されているが、これはアミノまたは
チオール基をオリゴヌクレオチドに導入することを可能
にする。
【0044】アミノ修飾またはチオール修飾ヌクレオチ
ドを有するオリゴヌクレオチド(これはまた化学蛍光色
素で標識するために適している)の調製は、欧州特許出
願公開公報第490281号に開示されている。実施例
14aでは、26塩基のオリゴヌクレオチドの合成が説
明されているが、このオリゴヌクレオチドは、その5′
末端にアミノアルキルホスフェート残基を有する。この
修飾5′末端の構造は次の式(64)で表される:
ドを有するオリゴヌクレオチド(これはまた化学蛍光色
素で標識するために適している)の調製は、欧州特許出
願公開公報第490281号に開示されている。実施例
14aでは、26塩基のオリゴヌクレオチドの合成が説
明されているが、このオリゴヌクレオチドは、その5′
末端にアミノアルキルホスフェート残基を有する。この
修飾5′末端の構造は次の式(64)で表される:
【化18】 B=アデニン、グアニン、チミン、シトシン、2,6−
ジアミノプリン、イノシンまたは5−フルオロウラシル
で、m=6である。
ジアミノプリン、イノシンまたは5−フルオロウラシル
で、m=6である。
【0045】ユニット(64)の調製は、ホスフォルア
ミダイト法にしたがい次の式(70)の5′アミノ修飾
物質の支援によって達成される:
ミダイト法にしたがい次の式(70)の5′アミノ修飾
物質の支援によって達成される:
【化19】 MMTR=モノメトキシトリチル、n=2、3、6、1
2。
2。
【0046】実施例14bは3′アミノ修飾オリゴヌク
レオチドを開示するが、これは3′アミノ修飾物質CP
G(式(71))から出発し、標識的なホスフォルアミ
ダイト化学を用いて得ることができる。この修飾3′末
端の構造は次の式(65)で表される:
レオチドを開示するが、これは3′アミノ修飾物質CP
G(式(71))から出発し、標識的なホスフォルアミ
ダイト化学を用いて得ることができる。この修飾3′末
端の構造は次の式(65)で表される:
【化20】 B=アデニン、グアニン、チミン、シトシン、2,6−
ジアミノプリン、イノシンまたは5−フルオロウラシ
ル。
ジアミノプリン、イノシンまたは5−フルオロウラシ
ル。
【0047】
【化21】 FMOC=フルオレニルメチルオキシカルボニル 反応性アミノ基をヌクレオチド内(=ヌクレオチド間)
ではなくオリゴヌクレオチド配列内に含むオリゴヌクレ
オチドの合成は、式(72)の分枝修飾物質との縮合に
よって可能である(実施例14c)。ヌクレオチド間修
飾の構造は式(66)で表される:
ではなくオリゴヌクレオチド配列内に含むオリゴヌクレ
オチドの合成は、式(72)の分枝修飾物質との縮合に
よって可能である(実施例14c)。ヌクレオチド間修
飾の構造は式(66)で表される:
【化22】
【化23】
【0048】ヌクレオチド間リンケージにアミノアルキ
ルホスフォルアミダイト残基を有するオリゴヌクレオチ
ド(式(67))の調製は、式(73)のメトキシホス
フォルアミダイトとの縮合によって達成される。式(7
3)を、0.1Mヨウ素およびトリフルオロアセチルヘ
キサメチレンジアミン(式(67)でX=NHおよびn
=6)と反応させホスフォルアミダイトを得る(実施例
14d)。
ルホスフォルアミダイト残基を有するオリゴヌクレオチ
ド(式(67))の調製は、式(73)のメトキシホス
フォルアミダイトとの縮合によって達成される。式(7
3)を、0.1Mヨウ素およびトリフルオロアセチルヘ
キサメチレンジアミン(式(67)でX=NHおよびn
=6)と反応させホスフォルアミダイトを得る(実施例
14d)。
【0049】
【化24】 X=O、NH、S;n=2から18。
【化25】 B′=チミン、N4−ベンゾイルシトシン、N6−ベンゾ
イルアデニン、N2−イソブチリルグアニン、DMTr
=ジメトキシトリチル、R=CH2CH2CNまたはCH
3。
イルアデニン、N2−イソブチリルグアニン、DMTr
=ジメトキシトリチル、R=CH2CH2CNまたはCH
3。
【0050】対応する態様で、式(68)のオリゴヌク
レオチドは、式(74)の支持体から出発し、合成の最
後にNaIO4またはH2O2/Na2WO4で酸化され、
アンモニアで切断される支持体を生成することによって
得られる(実施例14e)。
レオチドは、式(74)の支持体から出発し、合成の最
後にNaIO4またはH2O2/Na2WO4で酸化され、
アンモニアで切断される支持体を生成することによって
得られる(実施例14e)。
【0051】
【化26】
【化27】
【0052】実施例12fでは、その3′末端に3′ア
ミノヌクレオチドを含むヌクレオチドである、式(6
9)のオリゴヌクレオチドの調製が行われる。この合成
は、そのホスフォルアミデート結合が80%合成終了時
に酢酸で切断される、式(75)のCPG支持体から出
発することによって実施される:
ミノヌクレオチドを含むヌクレオチドである、式(6
9)のオリゴヌクレオチドの調製が行われる。この合成
は、そのホスフォルアミデート結合が80%合成終了時
に酢酸で切断される、式(75)のCPG支持体から出
発することによって実施される:
【化28】
【化29】
【0053】実施例14aから14fは、遊離アミノ基
を有するオリゴヌクレオチドを調製する方法の代表的な
選択例であるが、このオリゴヌクレオチドは、実施例1
5に記載したように化学蛍光標識の活性化誘導体とその
後反応させる。アミノ基の他に、以下のような他の官能
基も標識の適切な反応基と反応させることができる:
を有するオリゴヌクレオチドを調製する方法の代表的な
選択例であるが、このオリゴヌクレオチドは、実施例1
5に記載したように化学蛍光標識の活性化誘導体とその
後反応させる。アミノ基の他に、以下のような他の官能
基も標識の適切な反応基と反応させることができる:
【化30】 化学蛍光アクリジニウム誘導体を導入するための好まし
い試薬は、実施例15に記載したように、オリゴヌクレ
オチドの遊離アミノ基と反応するそれらのヒドロキシス
クシンイミドエステルを含む。
い試薬は、実施例15に記載したように、オリゴヌクレ
オチドの遊離アミノ基と反応するそれらのヒドロキシス
クシンイミドエステルを含む。
【0054】種々のアクリジニウム誘導体のオリゴヌク
レオチド結合時の安定性における比較実験:以下のアク
リジニウム誘導体が用いられた: 1) “Ac−ヘキスト”、本発明の遺伝子プローブ調
製に用いることができるアクリシセニウム誘導体。 2) “Ac−アボット”、欧州特許出願公開公報第2
73115号(アボット社)にしたがいDNAプローブ
試薬での使用に適しているはずであるアクリジニウム誘
導体。
レオチド結合時の安定性における比較実験:以下のアク
リジニウム誘導体が用いられた: 1) “Ac−ヘキスト”、本発明の遺伝子プローブ調
製に用いることができるアクリシセニウム誘導体。 2) “Ac−アボット”、欧州特許出願公開公報第2
73115号(アボット社)にしたがいDNAプローブ
試薬での使用に適しているはずであるアクリジニウム誘
導体。
【0055】実施例15に記載するように、スクシンイ
ミドエステルAc−ヘキストおよびAc−アボットを、
同一条件下で式(65)のオリゴヌクレオチドと反応さ
せた場合、Ac−ヘキストだけが安定な生成物を生じた
が、Ac−アボットでは反応完了前にすら分解生成物が
見られた。この反応は、HPLC(pH6.8)でモニタ
ーした。吸収は、260nmで時間(分)の関数として吸
収単位(AUF)で求めた。Ac−ヘキストと式(6
5)の反応(ピークA、図3〜5、実施例14参照、=
実施例76、ここでR=H)では、式(76)の標識オ
リゴヌクレオチドが連続的に生じる(ピークB、図3〜
5)。(図3:2日後の吸収測定、図4:3日後の測
定、図5:4日後の測定)。
ミドエステルAc−ヘキストおよびAc−アボットを、
同一条件下で式(65)のオリゴヌクレオチドと反応さ
せた場合、Ac−ヘキストだけが安定な生成物を生じた
が、Ac−アボットでは反応完了前にすら分解生成物が
見られた。この反応は、HPLC(pH6.8)でモニタ
ーした。吸収は、260nmで時間(分)の関数として吸
収単位(AUF)で求めた。Ac−ヘキストと式(6
5)の反応(ピークA、図3〜5、実施例14参照、=
実施例76、ここでR=H)では、式(76)の標識オ
リゴヌクレオチドが連続的に生じる(ピークB、図3〜
5)。(図3:2日後の吸収測定、図4:3日後の測
定、図5:4日後の測定)。
【0056】
【化31】 Ac−アボットによる式(65)の標識の場合は、HP
LCで検出できる分解生成物(ピークC、図6〜8)
は、出発材料(ピークA)から極く少量の生成物(ピー
クB、図6〜8)が生じるときに実際出現する。(図
6:2日後の吸収測定、図7:3日後の測定、図8:4
日後の測定)。Ac−ヘキストで標識した式(76)の
オリゴヌクレオチドの場合のみ、HPLC精製またはゲ
ル電気泳動による精製で均質な生成物を調製することが
可能であったが、一方、比較実験で示したようにAc−
アボットで標識したオリゴヌクレオチドは、精製過程中
にも分解した。
LCで検出できる分解生成物(ピークC、図6〜8)
は、出発材料(ピークA)から極く少量の生成物(ピー
クB、図6〜8)が生じるときに実際出現する。(図
6:2日後の吸収測定、図7:3日後の測定、図8:4
日後の測定)。Ac−ヘキストで標識した式(76)の
オリゴヌクレオチドの場合のみ、HPLC精製またはゲ
ル電気泳動による精製で均質な生成物を調製することが
可能であったが、一方、比較実験で示したようにAc−
アボットで標識したオリゴヌクレオチドは、精製過程中
にも分解した。
【0057】さらに、一連の標識反応を、ピリジンの存
在下と同様に異なるpH値(pH6.8、pH7.3およびpH
8.0)でテストした。いずれの場合でも、Ac−ヘキ
ストはAc−アボットより優れていた。したがって、オ
リゴヌクレオチド式(65)は、ピリジン/H2O/ア
セトニトリル(2:2:1、v:v:v)中でAc−ヘ
キストとだけ反応させることができるが、一方、Ac−
アボットは殆ど全く反応しない(HPLCデータ、図9
参照)。さらにまた、Ac−ヘキストの場合には、分解
生成物はHPLCで検出されない。
在下と同様に異なるpH値(pH6.8、pH7.3およびpH
8.0)でテストした。いずれの場合でも、Ac−ヘキ
ストはAc−アボットより優れていた。したがって、オ
リゴヌクレオチド式(65)は、ピリジン/H2O/ア
セトニトリル(2:2:1、v:v:v)中でAc−ヘ
キストとだけ反応させることができるが、一方、Ac−
アボットは殆ど全く反応しない(HPLCデータ、図9
参照)。さらにまた、Ac−ヘキストの場合には、分解
生成物はHPLCで検出されない。
【0058】
実施例1 N−フェニル−N−(4−ベンジルオキシカルボニルベ
ンゼンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミド
(1) 360mgの4−(ジメチルアミノ)ピリジンおよび1
6.6mlのトリエチルアミンを、300mlの塩化メチレ
ン中のベンジル4−(N−フェニルスルファミド)ベン
ゾエート11gに加え、10分後、8.34gのアクリ
ジン−9−カルボニルクロリドヒドロクロリドを加え、
混合物を加熱し16時間還流させる。冷却溶液を2Nの
NaOHで軽く撹拌し、有機層を分離し水で洗浄し、さ
らにNa2SO4上で乾燥させ濃縮する。残留物をトルエ
ン/ヘプタンから再結晶化する。 収量:70%、融点:161〜163℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=5.5ppm(s,
2H), δ=6.8〜8.6ppm(m, 22H)。
ンゼンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミド
(1) 360mgの4−(ジメチルアミノ)ピリジンおよび1
6.6mlのトリエチルアミンを、300mlの塩化メチレ
ン中のベンジル4−(N−フェニルスルファミド)ベン
ゾエート11gに加え、10分後、8.34gのアクリ
ジン−9−カルボニルクロリドヒドロクロリドを加え、
混合物を加熱し16時間還流させる。冷却溶液を2Nの
NaOHで軽く撹拌し、有機層を分離し水で洗浄し、さ
らにNa2SO4上で乾燥させ濃縮する。残留物をトルエ
ン/ヘプタンから再結晶化する。 収量:70%、融点:161〜163℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=5.5ppm(s,
2H), δ=6.8〜8.6ppm(m, 22H)。
【0059】N−フェニル−N−(4−カルボキシベン
ゼンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミドヒ
ドロブロミド(2) 8.58gのN−フェニル−N−(4−ベンジルオキシ
カルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−カ
ルボキサミド(1)を氷酢酸中の33%HBrの30ml
で2時間60℃で加熱し、冷却後60mlのジイソプロピ
ルエーテルを加え、沈殿を吸引で濾過し真空中で乾燥さ
せる。 収量:95%、融点:255℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=6.8〜9ppm
(m)。
ゼンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミドヒ
ドロブロミド(2) 8.58gのN−フェニル−N−(4−ベンジルオキシ
カルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−カ
ルボキサミド(1)を氷酢酸中の33%HBrの30ml
で2時間60℃で加熱し、冷却後60mlのジイソプロピ
ルエーテルを加え、沈殿を吸引で濾過し真空中で乾燥さ
せる。 収量:95%、融点:255℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=6.8〜9ppm
(m)。
【0060】N−フェニル−N−(4−スクシンイミジ
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン
−9−カルボキサミド(3) 2.8mlのトリエチルアミンを250mlのテトラヒドロ
フラン中のN−フェニル−N−(4−カルボキシベンゼ
ンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミドヒド
ロブロミド(2)5.63gに加え、混合物を−15℃
に冷却し、さらに0.96mlのクロル蟻酸エチルを加え
る。続いて、混合物を20分撹拌し、1.15gのN−
ヒドロキシスクシンイミドを加え、混合物を−15℃で
3時間撹拌し、室温まで温める。その後一晩撹拌する。
沈殿物を吸引で濾過し、濾液を濃縮して残留物を塩化メ
チレンに取り、得られた溶液を水、NaHCO3溶液お
よび水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させる。有機層を
濃縮し、残留物をトルエンで再結晶化させる。 収量:50%、融点ケ256℃(分解)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm
(s,4H)、δ=6.8〜8.7ppm(m,17H)。
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン
−9−カルボキサミド(3) 2.8mlのトリエチルアミンを250mlのテトラヒドロ
フラン中のN−フェニル−N−(4−カルボキシベンゼ
ンスルフォニル)アクリジン−9−カルボキサミドヒド
ロブロミド(2)5.63gに加え、混合物を−15℃
に冷却し、さらに0.96mlのクロル蟻酸エチルを加え
る。続いて、混合物を20分撹拌し、1.15gのN−
ヒドロキシスクシンイミドを加え、混合物を−15℃で
3時間撹拌し、室温まで温める。その後一晩撹拌する。
沈殿物を吸引で濾過し、濾液を濃縮して残留物を塩化メ
チレンに取り、得られた溶液を水、NaHCO3溶液お
よび水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させる。有機層を
濃縮し、残留物をトルエンで再結晶化させる。 収量:50%、融点ケ256℃(分解)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm
(s,4H)、δ=6.8〜8.7ppm(m,17H)。
【0061】N−フェニル−N−(4−スクシンイミジ
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−10−メ
チルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスル
ホネートまたはトリフルオロアセテート(4) 1.16gのN−フェニル−N−(4−スクシンイミジ
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン
−9−カルボキサミド(3)を、60mlの1,2−ジク
ロロエタン中で0.3mlのメチルフルオロスルホネート
とともに室温で24時間撹拌し、分離する沈殿物を吸引
で濾過し真空中で乾燥させる。 収量:65%。
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−10−メ
チルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスル
ホネートまたはトリフルオロアセテート(4) 1.16gのN−フェニル−N−(4−スクシンイミジ
ルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)アクリジン
−9−カルボキサミド(3)を、60mlの1,2−ジク
ロロエタン中で0.3mlのメチルフルオロスルホネート
とともに室温で24時間撹拌し、分離する沈殿物を吸引
で濾過し真空中で乾燥させる。 収量:65%。
【0062】電解質としてトリフルオロ酢酸を容積で
0.1%含む、アセトニトリル/水の混合物を用いRP
−18シリカゲル(メルク社製)で調製用中等度圧クロ
マトグラフィーの後、そのトリフルオロ酢酸塩を黄色粉
末として得る。 IR:3420 cm-1(br), 3100(br), 1805(w), 1770(m), 174
5(s), 1700(m), 1385(m), 1280(m), 1255(s), 1230(s),
1205(s)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=4.75ppm
(s, br, 3H), δ=7.0〜9.0ppm(m, 17H)。 質量スペクトル:m/z=594:M+(陽イオン)
0.1%含む、アセトニトリル/水の混合物を用いRP
−18シリカゲル(メルク社製)で調製用中等度圧クロ
マトグラフィーの後、そのトリフルオロ酢酸塩を黄色粉
末として得る。 IR:3420 cm-1(br), 3100(br), 1805(w), 1770(m), 174
5(s), 1700(m), 1385(m), 1280(m), 1255(s), 1230(s),
1205(s)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=4.75ppm
(s, br, 3H), δ=7.0〜9.0ppm(m, 17H)。 質量スペクトル:m/z=594:M+(陽イオン)
【化32】
【0063】実施例2 N−(4−メトキシフェニル)−N−(4−スクシンイ
ミジル−オキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネートまたはトリフルオロアセテート(8)の
調製は、ベンジル4−〔N−(4′−メトキシフェニ
ル)スルファミド〕ベンゾエートおよびアクリジン−9
−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発し(4)
の合成と類似の態様で実施される(実施例1参照)。分
光光学的性状および個々の合成工程の収量は下記に示
す。
ミジル−オキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネートまたはトリフルオロアセテート(8)の
調製は、ベンジル4−〔N−(4′−メトキシフェニ
ル)スルファミド〕ベンゾエートおよびアクリジン−9
−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発し(4)
の合成と類似の態様で実施される(実施例1参照)。分
光光学的性状および個々の合成工程の収量は下記に示
す。
【0064】N−(4−メトキシフェニル)−N−(4
−ベンジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(5) 収量:70%、融点:182〜183℃ NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=5.5ppm(s,
2H), δ=6.35〜6.63ppm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.2ppm
(d, br, 2H), δ=7.35〜8.5ppm(m, 17H)。
−ベンジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(5) 収量:70%、融点:182〜183℃ NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=5.5ppm(s,
2H), δ=6.35〜6.63ppm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.2ppm
(d, br, 2H), δ=7.35〜8.5ppm(m, 17H)。
【0065】N−(4−メトキシフェニル)−N−(4
−カルボキシベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−
カルボキスアミドヒドロブロミド(6) 収量:95%、融点:273℃(分解)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=6.4〜6.6p
pm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.7
〜8.5ppm(m, 12H)。
−カルボキシベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−
カルボキスアミドヒドロブロミド(6) 収量:95%、融点:273℃(分解)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=6.4〜6.6p
pm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.7
〜8.5ppm(m, 12H)。
【化33】
【0066】N−(4−メトキシフェニル)−N−(4
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)アクリジン−9−カルボキサミド(7) 収量:50%、融点:232〜234℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=6.4〜6.6ppm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.25p
pm(d, br, 2H), δ=7.8〜8.6ppm(m, 12H)。 IR:3050cm-1 1805(w), 1780(m), 1740(s), 1700(m), 1
505(m), 1370(m), 1250(m), 1200(s), 1185。
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)アクリジン−9−カルボキサミド(7) 収量:50%、融点:232〜234℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=6.4〜6.6ppm(d, br, 2H), δ=7.05〜7.25p
pm(d, br, 2H), δ=7.8〜8.6ppm(m, 12H)。 IR:3050cm-1 1805(w), 1780(m), 1740(s), 1700(m), 1
505(m), 1370(m), 1250(m), 1200(s), 1185。
【0067】N−(4−メトキシフェニル)−N−(4
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサ
ミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテー
ト(8) この物質は反応中に沈殿せず、溶液を濃縮して残留物を
ジイソプロピルエーテルで撹拌することによって得られ
る。 収量:80%。 電解質としてトリフルオロ酢酸を0.1容量%含むアセ
トニトリル/水の混合物を用いて、RP−18シリカゲ
ル(メルク社製)で調製用中等度圧クロマトグラフィー
(MPLC)を行ない、そのトリフルオロ酢酸塩が黄色
粉末として得られる。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3H), δ=6.45〜6.7ppm(d,
br, 2H), δ=7.2〜7.4ppm(d, br, 2H), δ=7.7〜9ppm
(m, 12H)。 質量スペクトル:m/z=624M+(陽イオン) IR:3440cm-1(br), 3100, 2950, 1805(w), 1775(m), 17
40(s), 1695(m), 1610(m), 1505(m), 1375(m), 1280
(m), 1250(s), 1205(s)。
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサ
ミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテー
ト(8) この物質は反応中に沈殿せず、溶液を濃縮して残留物を
ジイソプロピルエーテルで撹拌することによって得られ
る。 収量:80%。 電解質としてトリフルオロ酢酸を0.1容量%含むアセ
トニトリル/水の混合物を用いて、RP−18シリカゲ
ル(メルク社製)で調製用中等度圧クロマトグラフィー
(MPLC)を行ない、そのトリフルオロ酢酸塩が黄色
粉末として得られる。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3H), δ=6.45〜6.7ppm(d,
br, 2H), δ=7.2〜7.4ppm(d, br, 2H), δ=7.7〜9ppm
(m, 12H)。 質量スペクトル:m/z=624M+(陽イオン) IR:3440cm-1(br), 3100, 2950, 1805(w), 1775(m), 17
40(s), 1695(m), 1610(m), 1505(m), 1375(m), 1280
(m), 1250(s), 1205(s)。
【0068】実施例3 N−(4−メトキシフェニル)−N−(3−スクシンイ
ミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−10
−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロ
スルホネートまたはトリフルオロアセテート(12)の
調製は、ベンジル3−〔N−(4′−メトキシフェニ
ル)スルファミド〕ベンゾエートおよびアクリジン−9
−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発して、
(4)の合成と類似の態様で実施される(実施例1参
照)。個々の合成工程の収量および分光光学的性状は下
記に示す。
ミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)−10
−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロ
スルホネートまたはトリフルオロアセテート(12)の
調製は、ベンジル3−〔N−(4′−メトキシフェニ
ル)スルファミド〕ベンゾエートおよびアクリジン−9
−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発して、
(4)の合成と類似の態様で実施される(実施例1参
照)。個々の合成工程の収量および分光光学的性状は下
記に示す。
【0069】N−(4−メトキシフェニル)−N−(3
−ベンジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(9) 収量:70%、融点:168〜170℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=5.45ppm
(s, 2H), δ=6.5ppm(s, br, 2H), δ=7.1ppm(br, 2H),
δ=7.3〜8.8ppm(m, 17H)。
−ベンジルオキシカルボニルベンゼンスルフォニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(9) 収量:70%、融点:168〜170℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=5.45ppm
(s, 2H), δ=6.5ppm(s, br, 2H), δ=7.1ppm(br, 2H),
δ=7.3〜8.8ppm(m, 17H)。
【0070】N−(4−メトキシフェニル)−N−(3
−カルボキシベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−
カルボキサミドヒドロブロミド(10) 収量:90%、融点:264℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=6.4〜6.6p
pm(d, br, 2H), δ=7.0〜7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.6〜
8.8ppm(m, 12H)。
−カルボキシベンゼンスルフォニル)アクリジン−9−
カルボキサミドヒドロブロミド(10) 収量:90%、融点:264℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=3.5ppm(s, 3H), δ=6.4〜6.6p
pm(d, br, 2H), δ=7.0〜7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.6〜
8.8ppm(m, 12H)。
【0071】N−(4−メトキシフェニル)−N−(3
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)アクリジン−9−カルボキサミド(11) 収量:50%、融点:223〜225℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=6.4〜6.6ppm(d, br, 2H), δ=7.0〜7.2ppm
(d, br, 2H), δ=7.4〜8.9ppm(m, 12H)。 IR:3500cm-1(br), 3060, 2950, 2840, 1805(w), 1785
(m), 1740(s), 1700(m),1510(m), 1380(m), 1250(m), 1
205(s),1165(m)。
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)アクリジン−9−カルボキサミド(11) 収量:50%、融点:223〜225℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.5ppm
(s, 3H), δ=6.4〜6.6ppm(d, br, 2H), δ=7.0〜7.2ppm
(d, br, 2H), δ=7.4〜8.9ppm(m, 12H)。 IR:3500cm-1(br), 3060, 2950, 2840, 1805(w), 1785
(m), 1740(s), 1700(m),1510(m), 1380(m), 1250(m), 1
205(s),1165(m)。
【0072】N−(4−メトキシフェニル)−N−(3
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサ
ミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテー
ト(12) 収量:90%。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.55ppm
(s, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3H), δ=6.45〜6.7ppm(d,
br, 2H), δ=7.05〜7.3ppm(d, br, 2H), δ=7.5〜8.9pp
m(m, 12H)。 IR:3500cm-1(br), 3080, 2950, 1805(w), 1780(m), 17
40(s), 1700(m), 1610(m), 1510(m), 1380(m), 1250
(m), 1205(s), 1170(s)。 質量:m/z=624M+(陽イオン)
−スクシンイミジルオキシカルボニルベンゼンスルフォ
ニル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサ
ミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテー
ト(12) 収量:90%。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.95ppm(s, 4H), δ=3.55ppm
(s, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3H), δ=6.45〜6.7ppm(d,
br, 2H), δ=7.05〜7.3ppm(d, br, 2H), δ=7.5〜8.9pp
m(m, 12H)。 IR:3500cm-1(br), 3080, 2950, 1805(w), 1780(m), 17
40(s), 1700(m), 1610(m), 1510(m), 1380(m), 1250
(m), 1205(s), 1170(s)。 質量:m/z=624M+(陽イオン)
【0073】電解質としてトリフルオロ酢酸を0.1容
量%を含むアセトニトリル/水の混合物を用いて、RP
−18シリカゲル(メルク社製)で調製用中等度圧クロ
マトグラフィー(MPLC)を行ない、そのトリフルオ
ロ酢酸塩が粗フルオロスルホネートから黄色粉末として
得られる。
量%を含むアセトニトリル/水の混合物を用いて、RP
−18シリカゲル(メルク社製)で調製用中等度圧クロ
マトグラフィー(MPLC)を行ない、そのトリフルオ
ロ酢酸塩が粗フルオロスルホネートから黄色粉末として
得られる。
【化34】
【0074】実施例4 N−(4−メトキシフェニル)−N〔4−(2−ベンジ
ルオキシカルボニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕ア
クリジン−9−カルボキサミド(13) 460mgの4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンお
よび22.1mlのトリエチルアミンを、ジクロロメタン
400ml中の17gのベンジル4′−〔N−(4−メト
キシフェニル)スルファミド〕−3−フェニルプロピオ
ネートに加え、10分後に11.12gのアクリジン−
9−カルボニルクロリドヒドロクロリドを加え、さらに
加熱して6時間還流させる。冷却溶液を2NのNaOH
で簡単に撹拌し、有機層を分離し、H2Oで洗浄して硫
酸マグネシウム上で乾燥させ濃縮する。残留物をカラム
クロマトグラフィーで精製する。
ルオキシカルボニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕ア
クリジン−9−カルボキサミド(13) 460mgの4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンお
よび22.1mlのトリエチルアミンを、ジクロロメタン
400ml中の17gのベンジル4′−〔N−(4−メト
キシフェニル)スルファミド〕−3−フェニルプロピオ
ネートに加え、10分後に11.12gのアクリジン−
9−カルボニルクロリドヒドロクロリドを加え、さらに
加熱して6時間還流させる。冷却溶液を2NのNaOH
で簡単に撹拌し、有機層を分離し、H2Oで洗浄して硫
酸マグネシウム上で乾燥させ濃縮する。残留物をカラム
クロマトグラフィーで精製する。
【0075】
【化35】 収量:60%、融点:130〜132℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.7〜3.0ppm(d, br, 2H), δ=
3.0〜3.3ppm(d, br, 2H), δ=5.1ppm(s, 2H), δ=6.5pp
m(d, br, 2H), δ=7.1ppm(d, br, 2H), δ=7.35ppm(s,
5H), δ=7.5〜8.3ppm(m, 12H)。
3.0〜3.3ppm(d, br, 2H), δ=5.1ppm(s, 2H), δ=6.5pp
m(d, br, 2H), δ=7.1ppm(d, br, 2H), δ=7.35ppm(s,
5H), δ=7.5〜8.3ppm(m, 12H)。
【0076】N−(4−メトキシフェニル)−N〔4−
(2−カルボキシエチル)ベンゼンスルフォニル〕アク
リジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド(14) 6.3gの(13)を30mlの33%HBr/氷酢酸中
で60℃で2時間加熱する。冷却後、60mlのジイソプ
ロピルエーテルを加え、沈殿物を吸引で濾過し真空中で
乾燥させる。
(2−カルボキシエチル)ベンゼンスルフォニル〕アク
リジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド(14) 6.3gの(13)を30mlの33%HBr/氷酢酸中
で60℃で2時間加熱する。冷却後、60mlのジイソプ
ロピルエーテルを加え、沈殿物を吸引で濾過し真空中で
乾燥させる。
【0077】
【化36】 収量:90%、融点:237℃(分解)。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.7ppm(d, br, 2H), δ=3.1p
pm(d, br, 2H), δ=3.5ppm(s, br, 3H), δ=6.5ppm(d,
br, 2H), δ=7.0〜8.4ppm(m, 15H)。
pm(d, br, 2H), δ=3.5ppm(s, br, 3H), δ=6.5ppm(d,
br, 2H), δ=7.0〜8.4ppm(m, 15H)。
【0078】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(15) 1.41mlのトリエチルアミンをテトラヒドロフラン5
0ml中の(14)の3.1gに加え、この混合物を−2
0℃に冷却し、0.474mlのクロル蟻酸エチルを加え
る。続いて混合物を20分撹拌し、575mgのN−ヒド
ロキシスクシンイミドを加え、この混合物を−20℃で
3時間撹拌する。その後、撹拌しながら一晩室温に置
く。沈殿物を吸引で濾過し、濾液を濃縮して残留物をジ
クロロメタンまたは酢酸エチルに取り、得られた溶液を
水、NaHCO3溶液および水で洗浄し、MgSO4上で
乾燥させる。
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(15) 1.41mlのトリエチルアミンをテトラヒドロフラン5
0ml中の(14)の3.1gに加え、この混合物を−2
0℃に冷却し、0.474mlのクロル蟻酸エチルを加え
る。続いて混合物を20分撹拌し、575mgのN−ヒド
ロキシスクシンイミドを加え、この混合物を−20℃で
3時間撹拌する。その後、撹拌しながら一晩室温に置
く。沈殿物を吸引で濾過し、濾液を濃縮して残留物をジ
クロロメタンまたは酢酸エチルに取り、得られた溶液を
水、NaHCO3溶液および水で洗浄し、MgSO4上で
乾燥させる。
【0079】
【化37】 有機層を濃縮し、残留物をトルエンで再結晶化させる。 収量:50%。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.8ppm(s, 4H), δ=3.2ppm(s,
br, 4H), δ=3.5ppm(s,br, 3H), δ=6.5ppm(d, br, 2
H), δ=7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.6〜8.4ppm(m,12H)。 IR:3400cm-1(br), 3060, 2930, 1815(w), 1780(w), 17
40(s), 1690(m), 1600(w), 1510(m), 1370(m), 1250
(m), 1203(m), 1175(m)。
br, 4H), δ=3.5ppm(s,br, 3H), δ=6.5ppm(d, br, 2
H), δ=7.2ppm(d, br, 2H), δ=7.6〜8.4ppm(m,12H)。 IR:3400cm-1(br), 3060, 2930, 1815(w), 1780(w), 17
40(s), 1690(m), 1600(w), 1510(m), 1370(m), 1250
(m), 1203(m), 1175(m)。
【0080】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネートまたはトリフ
ルオロアセテート(16) 0.4mlのメチルフルオロスルホネートをジクロロメタ
ン60ml中の(15)1.27gに−20℃で加える。
混合物を−20℃で2時間撹拌し、続いて室温まで温め
一晩放置する。トルエンの添加に際して、黄色固体が沈
殿する。吸引で濾過し真空中で乾燥させる。 収量:80%。
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネートまたはトリフ
ルオロアセテート(16) 0.4mlのメチルフルオロスルホネートをジクロロメタ
ン60ml中の(15)1.27gに−20℃で加える。
混合物を−20℃で2時間撹拌し、続いて室温まで温め
一晩放置する。トルエンの添加に際して、黄色固体が沈
殿する。吸引で濾過し真空中で乾燥させる。 収量:80%。
【0081】実施例1から3に記載したように調製用M
PLCに続いて高純度の(16)がトリフルオロ酢酸塩
として得られる。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(s, 4H), δ=3.2ppm(s,
br, 4H), δ=3.5ppm(s,br, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3
H), δ=6.5ppm(br, 2H), δ=7.2ppm(br, 2H), δ=7.6〜
9.0ppm(m, 12H)。 IR:3400cm-1(br), 3160, 2970, 1810(w), 1785(w), 17
40(s), 1695(m), 1600(w), 1555(w), 1370(m), 1290
(m), 1250(m), 1210(m), 1170(m)。 質量スペクトル:m/z=652M+(陽イオン)
PLCに続いて高純度の(16)がトリフルオロ酢酸塩
として得られる。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(s, 4H), δ=3.2ppm(s,
br, 4H), δ=3.5ppm(s,br, 3H), δ=4.8ppm(s, br, 3
H), δ=6.5ppm(br, 2H), δ=7.2ppm(br, 2H), δ=7.6〜
9.0ppm(m, 12H)。 IR:3400cm-1(br), 3160, 2970, 1810(w), 1785(w), 17
40(s), 1695(m), 1600(w), 1555(w), 1370(m), 1290
(m), 1250(m), 1210(m), 1170(m)。 質量スペクトル:m/z=652M+(陽イオン)
【化38】
【0082】実施例5 N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4−(4−スク
シンイミジルオキシカルボニルブチル)ベンゼンスルフ
ォニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキ
サミドフルオロスルホネート(20)の調製は、ベンジ
ル4−〔N−(4−メトキシフェニル)スルファミド〕
−5−フェニルバレレートおよびアクリジン−9−カル
ボニルクロリドヒドロクロリドから出発し、(16)の
合成と類似の態様で実施される。個々の合成段階の収量
および分光光学的性状は下記に示される。
シンイミジルオキシカルボニルブチル)ベンゼンスルフ
ォニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキ
サミドフルオロスルホネート(20)の調製は、ベンジ
ル4−〔N−(4−メトキシフェニル)スルファミド〕
−5−フェニルバレレートおよびアクリジン−9−カル
ボニルクロリドヒドロクロリドから出発し、(16)の
合成と類似の態様で実施される。個々の合成段階の収量
および分光光学的性状は下記に示される。
【0083】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(4−ベンジルオキシカルボニルブチル)ベンゼンス
ルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド(17)
−(4−ベンジルオキシカルボニルブチル)ベンゼンス
ルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド(17)
【化39】 収量:40%、粘稠油、部分的に凝固する。 NMR(CDCl3, 100 MHz):δ=2.85ppm(m, 4H), δ=2.45ppm
(t, br, 2H), δ=2.8ppm(t, br, 2H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=5.15ppm(s, 2H), δ=6.3ppm(d, 2H), δ=6.9ppm
(d, 2H), δ=7.3〜8.3ppm(m, 17H)。
(t, br, 2H), δ=2.8ppm(t, br, 2H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=5.15ppm(s, 2H), δ=6.3ppm(d, 2H), δ=6.9ppm
(d, 2H), δ=7.3〜8.3ppm(m, 17H)。
【0084】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(4−カルボキシブチル)ベンゼンスルフォニル〕ア
クリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド(18)
−(4−カルボキシブチル)ベンゼンスルフォニル〕ア
クリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド(18)
【化40】 収量:95%。融点:分解、153〜155℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=1.7ppm(s, br, 4H), δ=2.3pp
m(m, br, 2H), δ=2.8ppm(s, br, 2H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=6.5ppm(br, 2H), δ=7.05ppm(br, 2H),δ=7.5〜
8.5ppm(m, 12H)。
m(m, br, 2H), δ=2.8ppm(s, br, 2H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=6.5ppm(br, 2H), δ=7.05ppm(br, 2H),δ=7.5〜
8.5ppm(m, 12H)。
【0085】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(4−スクシンイミジルオキシカルボニルブチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(19)
−(4−スクシンイミジルオキシカルボニルブチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(19)
【化41】 収量:25%、融点:分解、75〜80℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=1.8ppm(br, 4H), δ=2.3ppm
(s, 2H), δ=2.85ppm(s, br, 6H), δ=3.5ppm(s, br, 3
H), δ=6.5ppm(d, br, 2H), δ=7.05ppm(d, br, 2H),
δ=7.5〜8.3ppm(m, 12H)。
(s, 2H), δ=2.85ppm(s, br, 6H), δ=3.5ppm(s, br, 3
H), δ=6.5ppm(d, br, 2H), δ=7.05ppm(d, br, 2H),
δ=7.5〜8.3ppm(m, 12H)。
【0086】N−(4−メトキシフェニル)−N−〔4
−(4−スクシンイミジルオキシカルボニルブチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(20)
−(4−スクシンイミジルオキシカルボニルブチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(20)
【化42】 収量:90%。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=1.8ppm(br, 4H), δ=2.3ppm
(s, br, 2H), δ=2.8ppm(s, br, 6H), δ=3.5ppm(s, b
r, 3H), δ=4.8ppm(br, 3H), δ=6.5ppm(br, 2H),δ=7.
05ppm(br, 2H), δ=7.5〜9.0ppm(m, 12H)。 IR:3340cm-1(br), 3060(w), 2930(m), 2870(w), 1810
(w), 1785(w), 1740(s),1695(m), 1600(w), 1550(w), 1
510(m), 1460(w), 1370(m), 1290(s), 1250(s),1205
(s), 1170(s)。 質量スペクトル:m/z=680M+(陽イオン)
(s, br, 2H), δ=2.8ppm(s, br, 6H), δ=3.5ppm(s, b
r, 3H), δ=4.8ppm(br, 3H), δ=6.5ppm(br, 2H),δ=7.
05ppm(br, 2H), δ=7.5〜9.0ppm(m, 12H)。 IR:3340cm-1(br), 3060(w), 2930(m), 2870(w), 1810
(w), 1785(w), 1740(s),1695(m), 1600(w), 1550(w), 1
510(m), 1460(w), 1370(m), 1290(s), 1250(s),1205
(s), 1170(s)。 質量スペクトル:m/z=680M+(陽イオン)
【0087】実施例6 N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−〔4−(2
−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベンゼン
スルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カ
ルボキサミドフルオロスルホネート(24)の調製は、
ベンジル4′−〔N−(2,4−ジメトキシフェニル)
−スルファミド〕−3−フェニルプロピオネートおよび
アクリジン−9−カルボニルクロリドヒドロクロリドか
ら出発して、(16)の合成と類似の態様で実施され
る。個々の合成工程における収量および分光光学的性状
は下記に示す。
−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベンゼン
スルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カ
ルボキサミドフルオロスルホネート(24)の調製は、
ベンジル4′−〔N−(2,4−ジメトキシフェニル)
−スルファミド〕−3−フェニルプロピオネートおよび
アクリジン−9−カルボニルクロリドヒドロクロリドか
ら出発して、(16)の合成と類似の態様で実施され
る。個々の合成工程における収量および分光光学的性状
は下記に示す。
【0088】N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N
−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニルエチル)−ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(21)
−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニルエチル)−ベ
ンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミド
(21)
【化43】 収量:50%、融点:74℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(d, br, 2H), δ=3.1pp
m(d, br, 2H), δ=3.3ppm(s, 3H), δ=3.4ppm(s, 3H),
δ=5.1ppm(s, 2H), δ=5.9〜6.2ppm(m, 2H), δ=7.0ppm
(d, 1H), δ=7.35ppm(s, 5H), δ=7.5〜8.2ppm(m, 12
H)。
m(d, br, 2H), δ=3.3ppm(s, 3H), δ=3.4ppm(s, 3H),
δ=5.1ppm(s, 2H), δ=5.9〜6.2ppm(m, 2H), δ=7.0ppm
(d, 1H), δ=7.35ppm(s, 5H), δ=7.5〜8.2ppm(m, 12
H)。
【0089】N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N
−〔4−(2−カルボキシエチル)−ベンゼンスルフォ
ニル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド
(22)
−〔4−(2−カルボキシエチル)−ベンゼンスルフォ
ニル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド
(22)
【化44】 収量:95%。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.75ppm(d, br, 2H), δ=3.05
ppm(d, br, 2H), δ=3.3ppm(s, 3H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=5.95〜6.3ppm(m, 2H), δ=7.05(d, 1H),δ=7.6
〜8.6ppm(m, 12H), δ=9.2ppm(s, br, 2H)。
ppm(d, br, 2H), δ=3.3ppm(s, 3H), δ=3.5ppm(s, 3
H), δ=5.95〜6.3ppm(m, 2H), δ=7.05(d, 1H),δ=7.6
〜8.6ppm(m, 12H), δ=9.2ppm(s, br, 2H)。
【0090】N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N
−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチ
ル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキ
サミド(23)
−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチ
ル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキ
サミド(23)
【化45】 収量:45%、融点:105℃、分解。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(s, 4H), δ=3ppm(br,
2H), δ=3.2ppm(s, 3H),δ=3.4ppm(s, 3H), δ=5.9〜6.
3ppm(m, 2H), δ=7.0ppm(d, 1H), δ=7.5〜8.4ppm(m, 1
2H)。 IR(KBr ディスク):3440cm-1(br), 3060(w), 2930(w),
2850(w), 1815(w), 1785(w), 1740(s), 1695(m), 1600
(w), 1510(m), 1460(w), 1440(w), 1365(m), 1320(w),
1290(w), 1240(m), 1210(s), 1165(m), 1085(m)。
2H), δ=3.2ppm(s, 3H),δ=3.4ppm(s, 3H), δ=5.9〜6.
3ppm(m, 2H), δ=7.0ppm(d, 1H), δ=7.5〜8.4ppm(m, 1
2H)。 IR(KBr ディスク):3440cm-1(br), 3060(w), 2930(w),
2850(w), 1815(w), 1785(w), 1740(s), 1695(m), 1600
(w), 1510(m), 1460(w), 1440(w), 1365(m), 1320(w),
1290(w), 1240(m), 1210(s), 1165(m), 1085(m)。
【0091】N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N
−〔2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(24)また
はトリフルオロアセテート
−〔2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(24)また
はトリフルオロアセテート
【化46】 収量:80%、融点:135℃、分解。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(s, 4H), δ=2.95〜4.2
ppm(m, 10H), δ=4.8〜5.0ppm(s, br, 3H), δ=6.05〜
6.25ppm(m, 1H), δ=7.6〜9.0ppm(m, 14H)。 IR(KBr ディスク):3430cm-1(m), 2950(w), 2870(w), 2
825(w), 1810(w), 1780(m), 1750(s), 1695(m), 1610
(m), 1555(w), 1510(m), 1465(m), 1380(m), 1285(m),
1250(m), 1210(s), 1170(m)。
ppm(m, 10H), δ=4.8〜5.0ppm(s, br, 3H), δ=6.05〜
6.25ppm(m, 1H), δ=7.6〜9.0ppm(m, 14H)。 IR(KBr ディスク):3430cm-1(m), 2950(w), 2870(w), 2
825(w), 1810(w), 1780(m), 1750(s), 1695(m), 1610
(m), 1555(w), 1510(m), 1465(m), 1380(m), 1285(m),
1250(m), 1210(s), 1170(m)。
【0092】高純度の(24)が、実施例1から3に記
載したように調製用MPLCによってトリフルオロアセ
テートとして得られる。
載したように調製用MPLCによってトリフルオロアセ
テートとして得られる。
【0093】実施例7 N−(3,4−エチレンジオキシフェニル)−N−〔4
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(28)の合
成は、ベンジル4′−〔N−(3,4−エチレンジオキ
シフェニル)−スルファミド〕−3−フェニルプロピオ
ネートおよびアクリジン−9−カルボニルクロリドヒド
ロクロリドから出発して、実施例4と類似の態様で実施
される。個々の工程の収量およびその分光光学的性状は
下記に示す。
−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエチル)ベ
ンゼンスルフォニル〕−10−メチルアクリジニウム−
9−カルボキサミドフルオロスルホネート(28)の合
成は、ベンジル4′−〔N−(3,4−エチレンジオキ
シフェニル)−スルファミド〕−3−フェニルプロピオ
ネートおよびアクリジン−9−カルボニルクロリドヒド
ロクロリドから出発して、実施例4と類似の態様で実施
される。個々の工程の収量およびその分光光学的性状は
下記に示す。
【0094】N−(3,4−エチレンジオキシフェニ
ル)−N−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニルエチ
ル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキ
サミド(25)
ル)−N−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニルエチ
ル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−カルボキ
サミド(25)
【化47】 収量:50%、融点:91.5℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.9ppm(d, br, 2H), δ=3.1pp
m(d, br, 2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ=5.1ppm(s, 2
H), δ=6.3〜6.8ppm(m, 3H), δ=7.3ppm(s, 5H),δ=7.6
〜8.3ppm(m, 12H)。
m(d, br, 2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ=5.1ppm(s, 2
H), δ=6.3〜6.8ppm(m, 3H), δ=7.3ppm(s, 5H),δ=7.6
〜8.3ppm(m, 12H)。
【0095】N−(3,4−エチレンジオキシフェニ
ル)−N−〔4−(2−カルボキシエチル)ベンゼンス
ルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブ
ロミド(26)
ル)−N−〔4−(2−カルボキシエチル)ベンゼンス
ルフォニル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブ
ロミド(26)
【化48】 収量:95%、融点:>200℃。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.7ppm(m, 2H), δ=3.05ppm
(m, 2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ=6.3〜6.8ppm(m, 3
H), δ=7.5〜8.6ppm(m, 12H), δ=9.6ppm(s, br, 2H)。
(m, 2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ=6.3〜6.8ppm(m, 3
H), δ=7.5〜8.6ppm(m, 12H), δ=9.6ppm(s, br, 2H)。
【0096】N−(3,4−エチレンジオキシフェニ
ル)−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−
カルボキサミド(27)
ル)−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕アクリジン−9−
カルボキサミド(27)
【化49】 収量:45%、融点:140℃、分解。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.7〜2.9ppm(d, s, superimpo
sed 6H), δ=3.0ppm(d,2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ
=6.3〜6.8ppm(m, 3H), δ=7.5〜8.4ppm(m, 12H)。 IR(KBr ディスク):3420cm-1(br), 3060(m), 2980(m),
2980(m), 1810(w), 1790(w), 1740(m), 1695(s), 1590
(m), 1460(w), 1430(w), 1410(w), 1370(m), 1300(m),
1225(s), 1175(s)。
sed 6H), δ=3.0ppm(d,2H), δ=4.0ppm(s, br, 4H), δ
=6.3〜6.8ppm(m, 3H), δ=7.5〜8.4ppm(m, 12H)。 IR(KBr ディスク):3420cm-1(br), 3060(m), 2980(m),
2980(m), 1810(w), 1790(w), 1740(m), 1695(s), 1590
(m), 1460(w), 1430(w), 1410(w), 1370(m), 1300(m),
1225(s), 1175(s)。
【0097】N−(3,4−エチレンジオキシフェニ
ル)−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕−10−メチルア
クリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスルホネー
ト(28)
ル)−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルエチル)ベンゼンスルフォニル〕−10−メチルア
クリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスルホネー
ト(28)
【化50】 収量:80%、融点:110℃、分解。 NMR(DMSO, 100 MHz):δ=2.85ppm(s, 4H), δ=3.0〜3.3
ppm(s, s, br, 4H), δ=3.8〜4.5ppm(m, br, 4H), δ=
4.75〜5.1ppm(s, br, with shoulder, 3H), δ=6.3〜9.
0ppm(m, 15H)。
ppm(s, s, br, 4H), δ=3.8〜4.5ppm(m, br, 4H), δ=
4.75〜5.1ppm(s, br, with shoulder, 3H), δ=6.3〜9.
0ppm(m, 15H)。
【0098】実施例8 N−(4−カルボキシフェニル)−4−トルエンスルホ
ンアミド(29) 300mlのi−プロピルエーテル中の4−トルエンスル
フォニルクロリドの190.5g(1モル)の溶液を1
滴づつ、炭酸水素ナトリウム252g(3モル)および
水2.5リットル中の4−アミノ安息香酸139.1g
(1モル)の混合物に20から30℃で加える。塩化ス
ルフォニルが消費されるまで、この混合物を激しく2か
ら4時間撹拌する。水溶液を分離し、濃塩酸でpH1に調
整し、沈殿物を酢酸プロピルに取る。抽出物を2Nの塩
酸で2度、さらに水で1度洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、蒸発脱水する。240g(理論の82.5
%)のN−(4−カルボキシフェニル)−4−トルエン
スルホンアミドが得られる。
ンアミド(29) 300mlのi−プロピルエーテル中の4−トルエンスル
フォニルクロリドの190.5g(1モル)の溶液を1
滴づつ、炭酸水素ナトリウム252g(3モル)および
水2.5リットル中の4−アミノ安息香酸139.1g
(1モル)の混合物に20から30℃で加える。塩化ス
ルフォニルが消費されるまで、この混合物を激しく2か
ら4時間撹拌する。水溶液を分離し、濃塩酸でpH1に調
整し、沈殿物を酢酸プロピルに取る。抽出物を2Nの塩
酸で2度、さらに水で1度洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、蒸発脱水する。240g(理論の82.5
%)のN−(4−カルボキシフェニル)−4−トルエン
スルホンアミドが得られる。
【0099】
【化51】 1H-NMR(DMSO d6):δ=2.3(s, CH), 7.1(d, 芳香族, 2
H), 7.3(d, 芳香族, 2H),7.6〜7.9(m, 芳香族, 4H), 1
0.75(ブロード), 12.7(ブロード)。
H), 7.3(d, 芳香族, 2H),7.6〜7.9(m, 芳香族, 4H), 1
0.75(ブロード), 12.7(ブロード)。
【0100】N−(4−ベンジルオキシカルボニルフェ
ニル)−4−トルエンスルホンアミド(30) 100mlのジメチルホルムアミド中の11.64g(4
0ミリモル)のN−(4−カルボキシフェニル)−4−
トルエンスルホンアミド、5.06g(40ミリモル)
の塩化ベンジルおよび5.20g(44ミリモル)のジ
イソプロピルエチルアミンの溶液を140℃で4時間加
熱する。反応完了後、真空中で溶液を蒸発脱水する。1
1.8g(理論値の78%)のN−(4−ベンジルオキ
シカルボニルフェニル)−4−トルエンスルホンアミド
が得られるが、これをメタノールで再結晶化する。
ニル)−4−トルエンスルホンアミド(30) 100mlのジメチルホルムアミド中の11.64g(4
0ミリモル)のN−(4−カルボキシフェニル)−4−
トルエンスルホンアミド、5.06g(40ミリモル)
の塩化ベンジルおよび5.20g(44ミリモル)のジ
イソプロピルエチルアミンの溶液を140℃で4時間加
熱する。反応完了後、真空中で溶液を蒸発脱水する。1
1.8g(理論値の78%)のN−(4−ベンジルオキ
シカルボニルフェニル)−4−トルエンスルホンアミド
が得られるが、これをメタノールで再結晶化する。
【0101】
【化52】 1H-NMR(DMSO d6):δ=2.3(s, CH3), 5.3(s, CH2), 7.1
〜7.3(dd, 4 芳香族, H),7.4(s, C6H5), 7.7〜7.9(dd,
4 芳香族, H), 10.8(ブロード, NH)。
〜7.3(dd, 4 芳香族, H),7.4(s, C6H5), 7.7〜7.9(dd,
4 芳香族, H), 10.8(ブロード, NH)。
【0102】N−(4−ベンジルオキシカルボニルフェ
ニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン
−9−カルボキサミド(31) 10mlのテトラヒドロフラン中のトリエチルアミン2.
1ml(15ミリモル)を、無水テトラヒドロフラン20
ml中の1.5g(4ミリモル)のN−(4−ベンジルオ
キシカルボニルフェニル)−4−トルエンスルホンアミ
ド、1.23g(4.4ミリモル)のアクリジンカルボニ
ルクロリドヒドロクロリドおよび0.02gのジメチル
アミノピリジンの溶液に1滴づつ25℃で加える。温度
を60℃に上げる。
ニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン
−9−カルボキサミド(31) 10mlのテトラヒドロフラン中のトリエチルアミン2.
1ml(15ミリモル)を、無水テトラヒドロフラン20
ml中の1.5g(4ミリモル)のN−(4−ベンジルオ
キシカルボニルフェニル)−4−トルエンスルホンアミ
ド、1.23g(4.4ミリモル)のアクリジンカルボニ
ルクロリドヒドロクロリドおよび0.02gのジメチル
アミノピリジンの溶液に1滴づつ25℃で加える。温度
を60℃に上げる。
【0103】反応終了後、結晶化する生成物をメタノー
ルで撹拌し、吸引で濾過し酢酸エチルで再結晶化する。 収量:1.57g(理論値の67.0%)。
ルで撹拌し、吸引で濾過し酢酸エチルで再結晶化する。 収量:1.57g(理論値の67.0%)。
【0104】
【化53】 1H-NMR(CDCl3):δ=2.5(s, CH3), 5.2(s, CH2), 7.3(s,
C6H5), 7.0〜8.2(m, 16芳香族, H)。
C6H5), 7.0〜8.2(m, 16芳香族, H)。
【0105】N−(4−カルボキシフェニル)−N−
(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−9−カルボ
キサミドヒドロブロミド(32) 1.17g(2mmol)のN−(4−ベンジルオキシカルボ
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−ア
クリジン−9−カルボキサミドを、10mlの33%強度
の臭化水素/氷酢酸溶液とともに撹拌しながら60℃で
4時間加熱する。冷却後、沈殿物を吸引で濾過し、真空
中で乾燥させる。
(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−9−カルボ
キサミドヒドロブロミド(32) 1.17g(2mmol)のN−(4−ベンジルオキシカルボ
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−ア
クリジン−9−カルボキサミドを、10mlの33%強度
の臭化水素/氷酢酸溶液とともに撹拌しながら60℃で
4時間加熱する。冷却後、沈殿物を吸引で濾過し、真空
中で乾燥させる。
【0106】
【化54】 収量:1.00g(理論値の87%)。1 H-NMR(TFA):δ=2.6(s, CH3), 7.3〜8.6(m, 16 芳香
族, H), 11.65(s, NH)。 MS:496(M+)
族, H), 11.65(s, NH)。 MS:496(M+)
【0107】N−(4−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−ア
クリジン−9−カルボキサミド(33) 0.11g(1mmol)のクロロ蟻酸エチルを−15℃で
撹拌しながら、25mlの無水テトラヒドロフラン中の
0.57g(1mmol)のN−(4−カルボキシフェニ
ル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−
9−カルボキサミドヒドロブロミドおよび0.21g
(2mmol)のトリエチルアミンの溶液に加える。混合物
を同じ温度で1時間撹拌し、その後、0.12g(1mmo
l)のN−ヒドロキシスクシンイミドを加える。さらに
1時間後、混合物を室温に15時間放置する。続いて真
空中で蒸発脱水し、残留物を酢酸エチルに取り、溶液を
水、炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗浄して、硫酸
ナトリウム上で乾燥させる。蒸発脱水後、0.42g
(理論値の70.8%)の目的生成物が得られる。
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−ア
クリジン−9−カルボキサミド(33) 0.11g(1mmol)のクロロ蟻酸エチルを−15℃で
撹拌しながら、25mlの無水テトラヒドロフラン中の
0.57g(1mmol)のN−(4−カルボキシフェニ
ル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−
9−カルボキサミドヒドロブロミドおよび0.21g
(2mmol)のトリエチルアミンの溶液に加える。混合物
を同じ温度で1時間撹拌し、その後、0.12g(1mmo
l)のN−ヒドロキシスクシンイミドを加える。さらに
1時間後、混合物を室温に15時間放置する。続いて真
空中で蒸発脱水し、残留物を酢酸エチルに取り、溶液を
水、炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗浄して、硫酸
ナトリウム上で乾燥させる。蒸発脱水後、0.42g
(理論値の70.8%)の目的生成物が得られる。
【0108】
【化55】 1H-NMR(TFA):δ=2.6(s, CH3), 3.1(s, CH2-CH2), 7.0
〜8.6(m, 16 芳香族, H)。
〜8.6(m, 16 芳香族, H)。
【0109】N−(4−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネート(34) 0.85g(7.5mmol)のメチルフルオロスルホネート
を25℃で撹拌しながら、30mlの1,2−ジクロロエ
タン中の0.59g(1mmol)のN−(4−スクシンイ
ミジルオキシカルボニルフェニル)−N−(4−トルエ
ンスルホニル)−アクリジン−9−カルボキサミドの溶
液に加える。反応生成物を4時間以内に沈殿させる。吸
引で濾過し乾燥させた後、0.43g(理論値の60.8
%)の目的生成物が得られる。
ニルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネート(34) 0.85g(7.5mmol)のメチルフルオロスルホネート
を25℃で撹拌しながら、30mlの1,2−ジクロロエ
タン中の0.59g(1mmol)のN−(4−スクシンイ
ミジルオキシカルボニルフェニル)−N−(4−トルエ
ンスルホニル)−アクリジン−9−カルボキサミドの溶
液に加える。反応生成物を4時間以内に沈殿させる。吸
引で濾過し乾燥させた後、0.43g(理論値の60.8
%)の目的生成物が得られる。
【0110】
【化56】 1H-NMR(TFA):δ=2.6(s, Ar-CH3), 3.1(s, CH2-CH2),
4.9(s, N-CH3), 7.3〜8.8(m, 16 芳香族, H)。
4.9(s, N-CH3), 7.3〜8.8(m, 16 芳香族, H)。
【0111】実施例9 N−(4−スクシンイミジルオキシカルボニルメチルフ
ェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−10−メ
チルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスル
ホネートは、N−(4−カルボキシメチルフェニル)−
4−トルエンスルホンアミドから実施例8と同じ態様で
得られる。
ェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−10−メ
チルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロスル
ホネートは、N−(4−カルボキシメチルフェニル)−
4−トルエンスルホンアミドから実施例8と同じ態様で
得られる。
【0112】N−(4−カルボキシメチルフェニル)−
4−トルエンスルホンアミド(35)
4−トルエンスルホンアミド(35)
【化57】 1H-NMR(DMSO):δ=2.3(s, CH3), 3.5(s, CH2), 7.0(A
B, C6H4), 7.3〜7.6(AB,C6H4), 10.2(s, NH)。
B, C6H4), 7.3〜7.6(AB,C6H4), 10.2(s, NH)。
【0113】N−(4−ベンジルオキシカルボニルメチ
ルフェニル)−4−トルエンスルホンアミド(36)
ルフェニル)−4−トルエンスルホンアミド(36)
【化58】 収量;理論値の35%。1 H-NMR(DMSO):δ=2.3(s, CH3), 3.6(s, COCH2), 5.1
(s, OCH2), 6.9〜7.7(m,13 芳香族 H), 10.2(s, NH)。
(s, OCH2), 6.9〜7.7(m,13 芳香族 H), 10.2(s, NH)。
【0114】N−(4−ベンジルオキシカルボニルメチ
ルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アク
リジン−9−カルボキサミド(37)
ルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニル)−アク
リジン−9−カルボキサミド(37)
【化59】 収量:理論値の35%。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.55(s, CH3), 3.3(s, COCH2), 5.0
(s, O-CH2), 6.7〜8.2(m, 21 芳香族 H)。
(s, O-CH2), 6.7〜8.2(m, 21 芳香族 H)。
【0115】N−(4−カルボキシメチルフェニル)−
N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−9−カ
ルボキサミドヒドロブロミド(38)
N−(4−トルエンスルホニル)−アクリジン−9−カ
ルボキサミドヒドロブロミド(38)
【化60】 収量:理論値の95%。1 H-NMR(TFA):δ=2.65(s, CH3), 3.55(s, CH2), 6.8〜
8.6(m, 16 芳香族 H)。
8.6(m, 16 芳香族 H)。
【0116】N−(4−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルメチルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニ
ル)−アクリジン−9−カルボキサミド(39)
ニルメチルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニ
ル)−アクリジン−9−カルボキサミド(39)
【化61】 収量:理論値の71%。1 H-NMR(TFA):δ=2.65(s, トルエン CH3), 3.0(s, CH2-
CH2), 3.6(ブロード, COCH2), 6.9〜8.5(m, 芳香族)。
CH2), 3.6(ブロード, COCH2), 6.9〜8.5(m, 芳香族)。
【0117】N−(4−スクシンイミジルオキシカルボ
ニルメチルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニ
ル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミ
ドフルオロスルホネート(40)
ニルメチルフェニル)−N−(4−トルエンスルホニ
ル)−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミ
ドフルオロスルホネート(40)
【化62】 収量:理論値の80%。1 H-NMR(TFA):δ=2.6(s, トルエン CH3), 2.9(s, CH2-C
H2), 3.6(ブロード, COCH2), 4.9(s, N-CH3), 6.8〜8.9
(m, 芳香族)。
H2), 3.6(ブロード, COCH2), 4.9(s, N-CH3), 6.8〜8.9
(m, 芳香族)。
【0118】実施例10 N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシカルボニルエ
チル)−フェニル〕−N−(4−トルエンスルホニル)
−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフ
ルオロスルホネートは、N−〔4−(2−カルボキシエ
チル)−フェニル〕−4−トルエンスルホンアミドから
実施例8と同じ態様で得られる。
チル)−フェニル〕−N−(4−トルエンスルホニル)
−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフ
ルオロスルホネートは、N−〔4−(2−カルボキシエ
チル)−フェニル〕−4−トルエンスルホンアミドから
実施例8と同じ態様で得られる。
【0119】N−〔4−(2−カルボキシエチル)−フ
ェニル〕−4−トルエンスルホンアミド(41)
ェニル〕−4−トルエンスルホンアミド(41)
【化63】 収量:理論値の44%。1 H-NMR(DMSO):δ=2.3(s, CH3), 2.4〜2.8(m, CH2-C
H2), 7.0(AB, 4H), 7.2〜7.8(AB, 4H), 10.1(s, NH)。
H2), 7.0(AB, 4H), 7.2〜7.8(AB, 4H), 10.1(s, NH)。
【0120】N−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニ
ルエチル)−フェニル〕−4−トルエンスルホンアミド
(42)
ルエチル)−フェニル〕−4−トルエンスルホンアミド
(42)
【化64】 収量:理論値の78%。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.35(s, CH3), 2.4〜3.0(m, CH2-CH
2), 5.1(s, O-CH2), 7.0〜7.8(13, 芳香族 H, NH)。
2), 5.1(s, O-CH2), 7.0〜7.8(13, 芳香族 H, NH)。
【0121】N−〔4−(2−ベンジルオキシカルボニ
ルエチル)−フェニル〕−4−トルエンスルホニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(43)
ルエチル)−フェニル〕−4−トルエンスルホニル)ア
クリジン−9−カルボキサミド(43)
【化65】 収量:理論値の77%。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.2〜2.8(m, 7H), 5.0(s, CH2), 6.
65〜7.0(AB, 4 芳香族 H), 7.3〜8.3(m, 17 芳香族
H)。
65〜7.0(AB, 4 芳香族 H), 7.3〜8.3(m, 17 芳香族
H)。
【0122】N−〔4−(2−カルボキシエチル)−フ
ェニル〕−N−(4−トルエンスルホニル)アクリジン
−9−カルボキサミドヒドロブロミド(44)
ェニル〕−N−(4−トルエンスルホニル)アクリジン
−9−カルボキサミドヒドロブロミド(44)
【化66】 収量:理論値の65%。1 H-NMR(CD3OD):δ=2.1〜2.8(m, CH2-CH2), 2.5(s, C
H3), 6.7〜8.5(16 芳香族H)。
H3), 6.7〜8.5(16 芳香族H)。
【0123】N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシ
カルボニルエチル)−フェニル〕−N−(4−トルエン
スルホニル)アクリジン−9−カルボキサミド(45)
カルボニルエチル)−フェニル〕−N−(4−トルエン
スルホニル)アクリジン−9−カルボキサミド(45)
【化67】 収量:理論値の90%。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.6(s, CH3), 2.7(ブロード, CH2-C
H2), 2.8(s, CH2-CH2),6.6〜8.3(16 芳香族 H)。
H2), 2.8(s, CH2-CH2),6.6〜8.3(16 芳香族 H)。
【0124】N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシ
カルボニルエチル)−フェニル〕−N−(4−トルエン
スルホニル)アクリジン−9−カルボキサミドフルオロ
スルホネート(46)
カルボニルエチル)−フェニル〕−N−(4−トルエン
スルホニル)アクリジン−9−カルボキサミドフルオロ
スルホネート(46)
【化68】 収量:理論値の84%。1 H-NMR(TFA):δ=2.6(s, CH3), 2.3〜3.3(ブロードベー
ス, 11H, s, 3, 1), 4.9(s, N-CH3), 6.7〜8.8(16 芳香
族 H)。
ス, 11H, s, 3, 1), 4.9(s, N-CH3), 6.7〜8.8(16 芳香
族 H)。
【0125】実施例11 N−〔4−(2−N−メチルモルホリンイオエトキシ)
−フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジルカル
ボニルエチル)フェニルスルホニル〕−10−メチル−
アクリジニウム−9−カルボキサミドジフルオロスルホ
ネートは、先行する実施例と類似の態様で得られる。相
違する工程は以下の反応工程で述べる。
−フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジルカル
ボニルエチル)フェニルスルホニル〕−10−メチル−
アクリジニウム−9−カルボキサミドジフルオロスルホ
ネートは、先行する実施例と類似の態様で得られる。相
違する工程は以下の反応工程で述べる。
【0126】tert−ブチル3−(4−クロロスルホニル
フェニル)−プロピオネート(47) 25g(0.1ml)の3−(4−クロロスルホニルフェ
ニル)−プロピオン酸、12mlのtert−ブタノール、6
0mlのi−ブテンおよび3mlの濃硫酸をオートクレーブ
で−15℃で混合し、室温で24時間激しく撹拌する。
反応混合物を再び−15℃に冷却し、過剰の炭酸水素ナ
トリウム溶液で撹拌し、塩化メチレンで抽出して、最後
に真空中で蒸発脱水させる。
フェニル)−プロピオネート(47) 25g(0.1ml)の3−(4−クロロスルホニルフェ
ニル)−プロピオン酸、12mlのtert−ブタノール、6
0mlのi−ブテンおよび3mlの濃硫酸をオートクレーブ
で−15℃で混合し、室温で24時間激しく撹拌する。
反応混合物を再び−15℃に冷却し、過剰の炭酸水素ナ
トリウム溶液で撹拌し、塩化メチレンで抽出して、最後
に真空中で蒸発脱水させる。
【0127】
【化69】 収量:20.4g(理論値の67%)。生成物はヘキサ
ンで再結晶化する。1 H-NMR(CDCl3):δ=1.4(s), 2.6(m), 3.0(t), 7.4(m),
7.95(m)。 MS:m/z=305(M+ H) 3−(4−クロロスルホニルフェニル)−プロピオン酸
は、既知の方法で3−フェニルプロピオン酸およびクロ
ロスルホン酸から調製された。
ンで再結晶化する。1 H-NMR(CDCl3):δ=1.4(s), 2.6(m), 3.0(t), 7.4(m),
7.95(m)。 MS:m/z=305(M+ H) 3−(4−クロロスルホニルフェニル)−プロピオン酸
は、既知の方法で3−フェニルプロピオン酸およびクロ
ロスルホン酸から調製された。
【0128】4−(2−モルホリノエトキシ)アニリン
(48) 25g(0.1mol)の4−(2−モルホリノエトキシ)
−ニトロベンゼンを、400mlの半濃縮塩酸中の顆粒化
錫75gとともに4時間還流下で沸騰させる。冷却後、
混合物を33%強度の塩酸400mlに注ぎ入れ、i−プ
ロピルエーテルで抽出し、有機層を乾燥させ蒸発脱水す
る。20g(理論値の90%)の目的生成物を得る。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.5(t), 2.7(t), 3.5(ブロード),
3.7(t), 4.0(t), 6.6(m)。 MS:m/z=222(M+)。
(48) 25g(0.1mol)の4−(2−モルホリノエトキシ)
−ニトロベンゼンを、400mlの半濃縮塩酸中の顆粒化
錫75gとともに4時間還流下で沸騰させる。冷却後、
混合物を33%強度の塩酸400mlに注ぎ入れ、i−プ
ロピルエーテルで抽出し、有機層を乾燥させ蒸発脱水す
る。20g(理論値の90%)の目的生成物を得る。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.5(t), 2.7(t), 3.5(ブロード),
3.7(t), 4.0(t), 6.6(m)。 MS:m/z=222(M+)。
【0129】同じ生成物が、パラジウム/活性炭上でメ
タノール中でニトロ化合物を水素添加することによって
得られる。
タノール中でニトロ化合物を水素添加することによって
得られる。
【0130】
【化70】 ニトロ化合物は、Bull. Soc. Chim. (フランス、1955、
1353-62)にしたがって調製される。
1353-62)にしたがって調製される。
【0131】N−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホンアミド〕(49) 9.3g(30mmol)のt−ブチル4−クロロスルホニ
ル−フェニルプロピオネートの透明溶液、6.9gの4
−(2−モルホリノエトキシ)アニリンおよび150ml
の塩化メチレン中の0.3gのジメチルアミノピリジン
を、室温で10時間放置した後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄し、続いて1/3に濃縮し、90%塩化メ
チレンおよび10%メタノールの混合物を用いてキーゼ
ルグールカラムでクロマトグラフィーに付す。溶出液の
主分画を蒸発脱水させる。
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホンアミド〕(49) 9.3g(30mmol)のt−ブチル4−クロロスルホニ
ル−フェニルプロピオネートの透明溶液、6.9gの4
−(2−モルホリノエトキシ)アニリンおよび150ml
の塩化メチレン中の0.3gのジメチルアミノピリジン
を、室温で10時間放置した後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄し、続いて1/3に濃縮し、90%塩化メ
チレンおよび10%メタノールの混合物を用いてキーゼ
ルグールカラムでクロマトグラフィーに付す。溶出液の
主分画を蒸発脱水させる。
【0132】
【化71】 収量:9g(理論値の61.2%)。1 H-NMR(CDCl3):δ=1.35(s), 2.5(m), 2.7〜3.0(m), 3.
7(m), 4.0(t), 6.7〜7.0(m), 7.2〜7.7(m)。 MS:m/z=491(M+ H)。
7(m), 4.0(t), 6.7〜7.0(m), 7.2〜7.7(m)。 MS:m/z=491(M+ H)。
【0133】N−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリジンカル
ボキサミド(50) 50mlの33%濃度の水酸化ナトリウム、30mgのジメ
チルアミノピリジン、1.2gの塩化テトラブチルアン
モニウムおよび1.55g(5.6mmol)の9−アクリジ
ンカルボニルクロリドヒドロクロリドを、50mlの塩化
メチレン中のN−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホンアミド〕の2.0g(4.1
mmol)の溶液に激しく撹拌しながら加える。6時間後、
有機層を分離し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
させ、さらに蒸発脱水させる。
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリジンカル
ボキサミド(50) 50mlの33%濃度の水酸化ナトリウム、30mgのジメ
チルアミノピリジン、1.2gの塩化テトラブチルアン
モニウムおよび1.55g(5.6mmol)の9−アクリジ
ンカルボニルクロリドヒドロクロリドを、50mlの塩化
メチレン中のN−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカルボニル
エチル)−フェニルスルホンアミド〕の2.0g(4.1
mmol)の溶液に激しく撹拌しながら加える。6時間後、
有機層を分離し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
させ、さらに蒸発脱水させる。
【0134】
【化72】 収量:2.8g(理論値の98%)。1 H-NMR(CDCl3):δ=1.4(s), 2.3〜2.5(m), 2.5〜2.8
(m), 3.0〜3.3(t), 3.6〜3.9(m), 6.3(d), 6.9(d), 7.4
〜8.3(m)。 MS:m/z=695(M+ H)。
(m), 3.0〜3.3(t), 3.6〜3.9(m), 6.3(d), 6.9(d), 7.4
〜8.3(m)。 MS:m/z=695(M+ H)。
【0135】N−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−カルボキシエチル)−フ
ェニルスルホニル〕−9−アクリジンカルボキサミド
(51) 0.7g(1mmol)のN−〔4−(2−モルホリノエト
キシ)−フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカ
ルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリ
ジンカルボキサミドを、5mlのトリフルオロ酢酸に溶解
し、室温で一晩放置する。溶液を水圧ポンプによる真空
下で蒸発させ、残留物を水に溶かし、濾液を酢酸ナトリ
ウムでpH4に緩衝化する。生じた生成物を塩化メチレン
で抽出し、抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ蒸発脱
水させる。
フェニル〕−N−〔4−(2−カルボキシエチル)−フ
ェニルスルホニル〕−9−アクリジンカルボキサミド
(51) 0.7g(1mmol)のN−〔4−(2−モルホリノエト
キシ)−フェニル〕−N−〔4−(2−t−ブトキシカ
ルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリ
ジンカルボキサミドを、5mlのトリフルオロ酢酸に溶解
し、室温で一晩放置する。溶液を水圧ポンプによる真空
下で蒸発させ、残留物を水に溶かし、濾液を酢酸ナトリ
ウムでpH4に緩衝化する。生じた生成物を塩化メチレン
で抽出し、抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ蒸発脱
水させる。
【0136】
【化73】 収量:0.6g(理論値の94%)。1 H-NMR(DMSO):δ=2.6〜3.0(m), 3.0〜3.3(m), 3.6〜4.
0(m), 4.0〜4.4(m), 5.8〜6.6(m), 6.8〜7.0(m), 7.3〜
8.4(m)。 MS:m/z=639(M+)。
0(m), 4.0〜4.4(m), 5.8〜6.6(m), 6.8〜7.0(m), 7.3〜
8.4(m)。 MS:m/z=639(M+)。
【0137】N−〔4−(2−モルホリノエトキシ)−
フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシ
カルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アク
リジンカルボキサミド(52)
フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキシ
カルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アク
リジンカルボキサミド(52)
【化74】 収量:理論値の95%。1 H-NMR(CDCl3):δ=2.3〜2.7(m), 2.8(s), 2.9〜3.4
(m), 3.5〜3.9(m), 3.9〜4.3(m), 6.2〜7.0(m), 7.3〜
8.3(m)。 MS:m/z=736(M+)。
(m), 3.5〜3.9(m), 3.9〜4.3(m), 6.2〜7.0(m), 7.3〜
8.3(m)。 MS:m/z=736(M+)。
【0138】N−〔4−(2−メチルモルホリンイオエ
トキシ)−フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミ
ジルオキシカルボニルエチル)フェニルスルホニル〕−
10−メチル−アクリジニウム−9−カルボキサミドジ
フルオロスルホネート(53)
トキシ)−フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミ
ジルオキシカルボニルエチル)フェニルスルホニル〕−
10−メチル−アクリジニウム−9−カルボキサミドジ
フルオロスルホネート(53)
【化75】 収量:理論値の84%。化合物を水に溶かしたとき、透
明な黄色溶液を生じる。1 H-NMR(DMSO):δ=2.85(s), 3.1(s), 3.2〜4.4(m), 4.7
5(s), 6.4〜8.3(m)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3120, 3080, 3060, 2960, 1815, 178
5, 1740, 1695, 1610, 1555, 1510, 1380, 1270, 1215,
1140。
明な黄色溶液を生じる。1 H-NMR(DMSO):δ=2.85(s), 3.1(s), 3.2〜4.4(m), 4.7
5(s), 6.4〜8.3(m)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3120, 3080, 3060, 2960, 1815, 178
5, 1740, 1695, 1610, 1555, 1510, 1380, 1270, 1215,
1140。
【0139】実施例12 N−メトキシ−N−〔4−(2−スクシンイミジルオキ
シカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−10−
メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロス
ルホネートまたはトリフルオロアセテート(57)の調
製は、ベンジル4−(N−メトキシスルファミド)−3
−フェニルプロピオネート(53)およびアクリジン−
9−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発して、
化合物16(実施例4)の合成と類似の態様で実施され
る。個々の合成工程における収量および分光光学的性状
は下記に示す。
シカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−10−
メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオロス
ルホネートまたはトリフルオロアセテート(57)の調
製は、ベンジル4−(N−メトキシスルファミド)−3
−フェニルプロピオネート(53)およびアクリジン−
9−カルボニルクロリドヒドロクロリドから出発して、
化合物16(実施例4)の合成と類似の態様で実施され
る。個々の合成工程における収量および分光光学的性状
は下記に示す。
【0140】N−メトキシ−N−〔4−(2−ベンジル
オキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−ア
クリジン−9−カルボキサミド(54) 収量:72%。 IR(KBr)〔cm-1〕:3080(w), 3040(w), 3010(w), 2960
(m), 2950(m), 1730(s), 1700(s), 1595(m), 1455(m),
1380(s), 1295(m), 1230(s), 1195(s), 1180(vs),1145
(m), 1095(m), 980(m), 955(m), 765(s)。1 H-NMR(100 MHz;D−トリクロロメタン):δ〔ppm〕=
2.69〜2.90(m, 2H), 3.05〜3.29(m, 2H), 3.61(s, br,
3H), 5.13(s, 2H), 7.26〜7.43(m, 9H), 7.48(d,br, 2
H), 7.65〜7.85(m, 2H), 8.04(d, br, 2H), 8.15〜8.30
(m, 2H)。
オキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−ア
クリジン−9−カルボキサミド(54) 収量:72%。 IR(KBr)〔cm-1〕:3080(w), 3040(w), 3010(w), 2960
(m), 2950(m), 1730(s), 1700(s), 1595(m), 1455(m),
1380(s), 1295(m), 1230(s), 1195(s), 1180(vs),1145
(m), 1095(m), 980(m), 955(m), 765(s)。1 H-NMR(100 MHz;D−トリクロロメタン):δ〔ppm〕=
2.69〜2.90(m, 2H), 3.05〜3.29(m, 2H), 3.61(s, br,
3H), 5.13(s, 2H), 7.26〜7.43(m, 9H), 7.48(d,br, 2
H), 7.65〜7.85(m, 2H), 8.04(d, br, 2H), 8.15〜8.30
(m, 2H)。
【0141】N−メトキシ−N−〔4−(2−カルボキ
シエチル)−ベンゼンスルホニル〕−アクリジン−9−
カルボキサミドヒドロブロミド(55) 収量:定量的、融点:175〜177℃(分解)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3650〜3300(m, br), 3080(w), 3060
(w), 3040(w), 3200〜2000(br), 2960(m), 2910(m), 28
80(m), 2720(m), 2660(m), 2620(m), 1700(vs), 1640
(s), 1470(m), 1430(m), 1375(s), 1250(m), 1170(s),
1195(s), 950(m), 755(m)。1 H-NMR(100 MHz;D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.63〜2.88(m,
2H), 2.95〜3.20(m, 2H), 3.64(s, br, 3H), 4.02(s, 1
H), 7.18〜7.53(AA′XX′スペクトル, 4H), 7.60〜8.59
(m, 8H), 14.20(s, br, 1H)。 質量スペクトル〔EI, 70 eV;CI(イソブタン):m/z:46
4 M+(陽イオン)。
シエチル)−ベンゼンスルホニル〕−アクリジン−9−
カルボキサミドヒドロブロミド(55) 収量:定量的、融点:175〜177℃(分解)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3650〜3300(m, br), 3080(w), 3060
(w), 3040(w), 3200〜2000(br), 2960(m), 2910(m), 28
80(m), 2720(m), 2660(m), 2620(m), 1700(vs), 1640
(s), 1470(m), 1430(m), 1375(s), 1250(m), 1170(s),
1195(s), 950(m), 755(m)。1 H-NMR(100 MHz;D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.63〜2.88(m,
2H), 2.95〜3.20(m, 2H), 3.64(s, br, 3H), 4.02(s, 1
H), 7.18〜7.53(AA′XX′スペクトル, 4H), 7.60〜8.59
(m, 8H), 14.20(s, br, 1H)。 質量スペクトル〔EI, 70 eV;CI(イソブタン):m/z:46
4 M+(陽イオン)。
【0142】N−メトキシ−N−〔4−(2−スクシン
イミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニ
ル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド
(56) 収量:55%。1 H-NMR(100 MHz, D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.84(s, 4H),
2.90〜3.38(m, 4H), 3.73(s, br, 3H), 7.28〜7.88(m,
br, 8H), 7.96〜8.31(m, br, 4H)。
イミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニ
ル〕アクリジン−9−カルボキサミドヒドロブロミド
(56) 収量:55%。1 H-NMR(100 MHz, D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.84(s, 4H),
2.90〜3.38(m, 4H), 3.73(s, br, 3H), 7.28〜7.88(m,
br, 8H), 7.96〜8.31(m, br, 4H)。
【0143】N−メトキシ−N−〔4−(2−スクシン
イミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニ
ル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミ
ドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテート
(57) 収量:75%。1 H-NMR(100 MHz, D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.75〜2.90(m,
4H), 3.24(s, br, 4H),3.65(s, br, 3H), 4.93(s, br,
3H), 7.38〜8.19(m, br, 8H), 8.38〜8.63(m, br, 2H),
8.93(d, br, 2H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3090(w), 2960(w), 2930(w), 2870
(w), 1815(m), 1790(s), 1745(vs), 1695(s), 1615(m),
1600(w), 1555(m), 1465(m), 1430(m), 1380(s),1210
(vs), 1190(vs), 1095(s), 770(s), 725(s), 670(s)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KCIは添加または非添加)):m/
z=576M+(陽イオン)。
イミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニ
ル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミ
ドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテート
(57) 収量:75%。1 H-NMR(100 MHz, D6-DMSO):δ〔ppm〕=2.75〜2.90(m,
4H), 3.24(s, br, 4H),3.65(s, br, 3H), 4.93(s, br,
3H), 7.38〜8.19(m, br, 8H), 8.38〜8.63(m, br, 2H),
8.93(d, br, 2H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3090(w), 2960(w), 2930(w), 2870
(w), 1815(m), 1790(s), 1745(vs), 1695(s), 1615(m),
1600(w), 1555(m), 1465(m), 1430(m), 1380(s),1210
(vs), 1190(vs), 1095(s), 770(s), 725(s), 670(s)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KCIは添加または非添加)):m/
z=576M+(陽イオン)。
【0144】実施例13 N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−ウンデシルオ
キシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジル
オキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネートまたはトリフルオロアセテート(63)
は、実施例11と類似の態様で得られる。個々の合成工
程における収量およびその分光光学的性状は下記に示
す。4−(3,6,9−トリオキサ−1−ウンデシルオキ
シ)アニリン(58)は、実施例11で化合物(47)
について述べたように、ニトロ化合物を還元することに
よって得られる。ニトロ化合物は、米国特許第2485
712号(1949)〔CA44(1950)2556
i〕にしたがって調製した。
キシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スクシンイミジル
オキシカルボニルエチル)−ベンゼンスルホニル〕−1
0−メチルアクリジニウム−9−カルボキサミドフルオ
ロスルホネートまたはトリフルオロアセテート(63)
は、実施例11と類似の態様で得られる。個々の合成工
程における収量およびその分光光学的性状は下記に示
す。4−(3,6,9−トリオキサ−1−ウンデシルオキ
シ)アニリン(58)は、実施例11で化合物(47)
について述べたように、ニトロ化合物を還元することに
よって得られる。ニトロ化合物は、米国特許第2485
712号(1949)〔CA44(1950)2556
i〕にしたがって調製した。
【0145】4−(3,6,9−トリオキサ−1−ウンデ
シルオキシ)アニリン(58)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.20(t, 3H), 2.9
7(s, br, 2H), 3.51(q,2H), 3.54〜4.13(m, 14H), 6.50
〜6.84(m, 4H)。
シルオキシ)アニリン(58)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.20(t, 3H), 2.9
7(s, br, 2H), 3.51(q,2H), 3.54〜4.13(m, 14H), 6.50
〜6.84(m, 4H)。
【0146】N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−t−
ブトキシカルボニルエチル)−フェニルスルホンアミ
ド〕(59)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.20(t, 3H), 1.3
9(s, 9H), 2.41〜2.63(m, 2H), 2.80〜3.05(m, 2H), 3.
53(q, 2H), 3.60〜3.75(m, 8H), 3.77〜3.91(m,2H), 3.
98〜4.13(m, 2H), 6.75, 6.98(AA′XX′スペクトル, 4
H), 7.24, 7.61(AA′XX′, スペクトル 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3280(m, br), 3070(w), 2980(s), 29
30(s), 2880(s), 1725(s), 1660(m), 1510(s), 1555
(m), 1370(s), 1340(m), 1300(m), 1250(m), 1170(s),
1115(m), 1095(m)。
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−t−
ブトキシカルボニルエチル)−フェニルスルホンアミ
ド〕(59)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.20(t, 3H), 1.3
9(s, 9H), 2.41〜2.63(m, 2H), 2.80〜3.05(m, 2H), 3.
53(q, 2H), 3.60〜3.75(m, 8H), 3.77〜3.91(m,2H), 3.
98〜4.13(m, 2H), 6.75, 6.98(AA′XX′スペクトル, 4
H), 7.24, 7.61(AA′XX′, スペクトル 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3280(m, br), 3070(w), 2980(s), 29
30(s), 2880(s), 1725(s), 1660(m), 1510(s), 1555
(m), 1370(s), 1340(m), 1300(m), 1250(m), 1170(s),
1115(m), 1095(m)。
【0147】N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−t−
ブトキシカルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−
9−アクリジンカルボキサミド(60) 収量:70%。1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.17(t, 3H), 1.4
5(s, 9H), 2.55〜2.78(m, 2H), 3.01〜3.25(m, 2H), 3.
50(q, 2H), 3.54〜3.88(m, 12H), 6.33, 6.89(AA′XX′
スペクトル, 4H), 7.41〜7.83(m, 8H), 8.02〜8.18(m,
4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3080(w), 3060(w), 2980(m), 2920
(m), 2880(m), 2860(m), 1740(s), 1690(s), 1600(m),
1510(m), 1360(s), 1250(s), 1175(s), 1160(s), 1150
(s), 1060(m), 950(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KCIは添加または非添加)):m/
z=742M+(陽イオン)。
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−t−
ブトキシカルボニルエチル)−フェニルスルホニル〕−
9−アクリジンカルボキサミド(60) 収量:70%。1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.17(t, 3H), 1.4
5(s, 9H), 2.55〜2.78(m, 2H), 3.01〜3.25(m, 2H), 3.
50(q, 2H), 3.54〜3.88(m, 12H), 6.33, 6.89(AA′XX′
スペクトル, 4H), 7.41〜7.83(m, 8H), 8.02〜8.18(m,
4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3080(w), 3060(w), 2980(m), 2920
(m), 2880(m), 2860(m), 1740(s), 1690(s), 1600(m),
1510(m), 1360(s), 1250(s), 1175(s), 1160(s), 1150
(s), 1060(m), 950(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KCIは添加または非添加)):m/
z=742M+(陽イオン)。
【0148】N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−カル
ボキシエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリジ
ンカルボキサミド(61)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.18(t, 3H), 2.7
0〜2.95(m, 2H), 3.05〜3.28(m, 2H), 3.50(q, superim
posed, 2H), 3.52〜3.90(m, 12H), 6.35, 6.90(AA′X
X′スペクトル, 4H), 7.36〜7.85(m, 8H), 8.02〜8.28
(d, br, 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3450(br), 3300〜2400(br), 3080
(m), 3060(m), 2980(s), 2920(s), 2880(s), 1735(vs),
1690(vs), 1600(s), 1505(vs), 1450(m), 1355(vs), 1
250(vs), 1210(s), 1170(vs), 1140(s), 1125(s), 1105
(s), 1050(s), 950(s), 930(m), 860(m)。
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−カル
ボキシエチル)−フェニルスルホニル〕−9−アクリジ
ンカルボキサミド(61)1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.18(t, 3H), 2.7
0〜2.95(m, 2H), 3.05〜3.28(m, 2H), 3.50(q, superim
posed, 2H), 3.52〜3.90(m, 12H), 6.35, 6.90(AA′X
X′スペクトル, 4H), 7.36〜7.85(m, 8H), 8.02〜8.28
(d, br, 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3450(br), 3300〜2400(br), 3080
(m), 3060(m), 2980(s), 2920(s), 2880(s), 1735(vs),
1690(vs), 1600(s), 1505(vs), 1450(m), 1355(vs), 1
250(vs), 1210(s), 1170(vs), 1140(s), 1125(s), 1105
(s), 1050(s), 950(s), 930(m), 860(m)。
【0149】N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スク
シンイミジルオキシカルボニルエチル)−フェニルスル
ホニル〕−9−アクリジンカルボキサミド(62) 収量:45%1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.18(t, 3H), 2.8
3(s, br, 4H), 3.04〜3.30(m, 4H), 3.49(q, 2H), 3.53
〜3.89(m, 12H), 6.33, 6.86(AA′XX′スペクトル, 4
H), 7.50〜7.85(m, 8H), 8.00〜8.25(m, 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3070(w), 3060(w), 2980(m), 2930
(m), 2860(m), 1815(m), 1785(m), 1740(vs), 1690(v
s), 1600(m), 1505(vs), 1450(m), 1360(vs), 1290(s),
1250(vs), 1205(vs), 1170(vs), 1140(s), 1110(s), 1
080(s), 945(m), 855(m), 770(m), 760(m), 660(m), 65
0(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KClは添加または非添加)):m/
z=783M+(陽イオン)。
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スク
シンイミジルオキシカルボニルエチル)−フェニルスル
ホニル〕−9−アクリジンカルボキサミド(62) 収量:45%1 H-NMR(100 MHz, CDCl3):δ〔ppm〕=1.18(t, 3H), 2.8
3(s, br, 4H), 3.04〜3.30(m, 4H), 3.49(q, 2H), 3.53
〜3.89(m, 12H), 6.33, 6.86(AA′XX′スペクトル, 4
H), 7.50〜7.85(m, 8H), 8.00〜8.25(m, 4H)。 IR(KBr)〔cm-1〕:3070(w), 3060(w), 2980(m), 2930
(m), 2860(m), 1815(m), 1785(m), 1740(vs), 1690(v
s), 1600(m), 1505(vs), 1450(m), 1360(vs), 1290(s),
1250(vs), 1205(vs), 1170(vs), 1140(s), 1110(s), 1
080(s), 945(m), 855(m), 770(m), 760(m), 660(m), 65
0(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KClは添加または非添加)):m/
z=783M+(陽イオン)。
【0150】N−〔4−(3,6,9−トリオキサ−1−
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スク
シンイミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスル
ホニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキ
サミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテ
ート(63) 収量:41%。
ウンデシルオキシ)フェニル〕−N−〔4−(2−スク
シンイミジルオキシカルボニルエチル)−ベンゼンスル
ホニル〕−10−メチルアクリジニウム−9−カルボキ
サミドフルオロスルホネートまたはトリフルオロアセテ
ート(63) 収量:41%。
【0151】精製は実施例1〜3で記載したように調製
用MPLCで実施される。 IR(KBr)〔cm-1〕:3120(w), 3070(w), 2980(m), 2960
(m), 2930(m), 2900(m), 2880(m), 1810(m), 1785(m),
1740(s), 1690(s), 1610(m), 1505(m), 1380(s), 1255
(s), 1210(s), 1175(s), 1130(s), 1090(s), 935(m), 7
70(m), 670(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KClは添加または非添加)):m/
z=798M+(陽イオン)。
用MPLCで実施される。 IR(KBr)〔cm-1〕:3120(w), 3070(w), 2980(m), 2960
(m), 2930(m), 2900(m), 2880(m), 1810(m), 1785(m),
1740(s), 1690(s), 1610(m), 1505(m), 1380(s), 1255
(s), 1210(s), 1175(s), 1130(s), 1090(s), 935(m), 7
70(m), 670(m)。 質量スペクトル(FAB;マトリックス:3−ニトロベ
ンジルアルコール(KClは添加または非添加)):m/
z=798M+(陽イオン)。
【0152】
【化76】
【0153】
【化77】
【0154】実施例14 式(64)から(69)のオリゴヌクレオチドの調製 a) 式(64)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(H2N-(CH2)6-O-pGGCCGTTACCCCACCTACTAGCTAAT)3′ (64) 3′−O−スクシネートとして0.2μmolの5′−O−
ジメトキシトリチルチミジンを結合させる支持体を、以
下の試薬で順次処理する: 1.無水アセトニトリル 2.ジクロロメタン中の3%トリクロロ酢酸 3.無水アセトニトリル 4.式(73)の5′−O−ジメトキシトリチルヌクレ
オシド−3′−燐酸シセイソプロピルアミダイドのβ−
シアノエチルエステル、4μmol(第1回目の反応サイ
クルでは、B′=N6−ベンゾイルアデン−1−イル)
および0.15mlの無水アセトニトリル中の25μmolの
テトラゾール 5.アセトニトリル 6.ルチジン40%およびジメチルアミノピリジン10
%を含むTHF中の20%酢酸無水物 7.アセトニトリル 8.ヨウ素(THF/水/ピリジン(70:20:5、v/
v/v)中に1.3g)。
ジメトキシトリチルチミジンを結合させる支持体を、以
下の試薬で順次処理する: 1.無水アセトニトリル 2.ジクロロメタン中の3%トリクロロ酢酸 3.無水アセトニトリル 4.式(73)の5′−O−ジメトキシトリチルヌクレ
オシド−3′−燐酸シセイソプロピルアミダイドのβ−
シアノエチルエステル、4μmol(第1回目の反応サイ
クルでは、B′=N6−ベンゾイルアデン−1−イル)
および0.15mlの無水アセトニトリル中の25μmolの
テトラゾール 5.アセトニトリル 6.ルチジン40%およびジメチルアミノピリジン10
%を含むTHF中の20%酢酸無水物 7.アセトニトリル 8.ヨウ素(THF/水/ピリジン(70:20:5、v/
v/v)中に1.3g)。
【0155】縮合工程No. 4で、N6−ベンゾイル−と
してアデノシンを、N4−ベンゾイルとしてシトシン
を、N2−イソブチリル−ヌクレオシド誘導体としてグ
アニンを、未保護分子としてチミンを前記の順にしたが
い用いる。
してアデノシンを、N4−ベンゾイルとしてシトシン
を、N2−イソブチリル−ヌクレオシド誘導体としてグ
アニンを、未保護分子としてチミンを前記の順にしたが
い用いる。
【0156】1から8までの工程(簡潔に反応サイクル
と呼ぶ)は、24回繰り返して上記のシーケンスを構成
する。次の26回目の反応サイクルでは、5′−O−ジ
メトキシトリチル−2′−デオキシヌクレオシド−3′
−ホスホルアミダイドの代わりに、式(70)の5′−
アミノ修飾剤ホスホルアミダイドが工程4の縮合に用い
られる。合成が完了したあと、ジメトキシトリチル基の
除去は、工程1から3に記載したように行われる。オリ
ゴヌクレオチドは、アンモニアで1.5時間処理するこ
とによって支持体から切断され、同時にβ−シアノエチ
ル基は除去される。このオリゴヌクレオチドはまだアミ
ノ保護基を含んでいるので、さらにアンモニアでおよそ
25℃24時間処理する必要がある。生じた5′−アミ
ノアルキルホスフェートオリゴヌクレオチドの粗生成物
を、ポリアクリルアミドゲル電気泳動、FPLCまたは
HPLCで精製する。性状は、エレクトロスプレー式陰
イオン質量スペクトルで調べる。
と呼ぶ)は、24回繰り返して上記のシーケンスを構成
する。次の26回目の反応サイクルでは、5′−O−ジ
メトキシトリチル−2′−デオキシヌクレオシド−3′
−ホスホルアミダイドの代わりに、式(70)の5′−
アミノ修飾剤ホスホルアミダイドが工程4の縮合に用い
られる。合成が完了したあと、ジメトキシトリチル基の
除去は、工程1から3に記載したように行われる。オリ
ゴヌクレオチドは、アンモニアで1.5時間処理するこ
とによって支持体から切断され、同時にβ−シアノエチ
ル基は除去される。このオリゴヌクレオチドはまだアミ
ノ保護基を含んでいるので、さらにアンモニアでおよそ
25℃24時間処理する必要がある。生じた5′−アミ
ノアルキルホスフェートオリゴヌクレオチドの粗生成物
を、ポリアクリルアミドゲル電気泳動、FPLCまたは
HPLCで精製する。性状は、エレクトロスプレー式陰
イオン質量スペクトルで調べる。
【0157】 b) 式(65)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(GGCCGTTACCCCACCTACTAGCTAATp-O-CH2-CH(OH)-CH2-NH2)3′ (65) 3′−アミノプロパンジオール−修飾オリゴヌクレオチ
ドは、式(71)の3′−アミノ修飾支持体を合成開始
時に用いるという点を除き、実施例a)に記載したよう
に合成され、第1回目の縮合は5′−O−ジメトキシト
リチル−チミジン−3′−ホスホルアミダイドを用いて
実施し、さらに、26回の反応サイクルは上記の流れに
したがい構成する。式(70)の5′−アミノ修飾剤を
用いる縮合は不要である。
ドは、式(71)の3′−アミノ修飾支持体を合成開始
時に用いるという点を除き、実施例a)に記載したよう
に合成され、第1回目の縮合は5′−O−ジメトキシト
リチル−チミジン−3′−ホスホルアミダイドを用いて
実施し、さらに、26回の反応サイクルは上記の流れに
したがい構成する。式(70)の5′−アミノ修飾剤を
用いる縮合は不要である。
【0158】 c) 式(66)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(GGCCGTTACCCCp-O-CH2-CH(CH2NH2)-O-pCCTACTAGCTAAT)3′ (66) この連続工程では、3′末端から14番目のヌクレオチ
ドは、アミノプロパンジオールユニットで置換された。
合成は、14回目の縮合工程ではN6−アデノシン−
3′−ホスホルアミドの代わりに式(72)の分枝修飾
剤を用いるという点を除いて、実施例a)と類似の態様
で実施される。5′−誘導化は不要である。
ドは、アミノプロパンジオールユニットで置換された。
合成は、14回目の縮合工程ではN6−アデノシン−
3′−ホスホルアミドの代わりに式(72)の分枝修飾
剤を用いるという点を除いて、実施例a)と類似の態様
で実施される。5′−誘導化は不要である。
【0159】 d) 式(67)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(GGCCGTTACCCCp{-NH-(CH2)-NH}ACCTACTAGCTAAT)3′ (67) この連続工程では、3′末端から14番目と15番目の
間のヌクレオチド間ホスホジエステル基は、アミノアル
キルホスホルアミデート基によって置換された。合成
は、14回目の縮合工程では式(73)のN6−アデノ
シン−3′−メトキシホスホルアミダイドを用いるとい
う点を除き、実施例a)と類似の態様で実施する。No.
8の工程の酸化は、ヨウ素水の代わりにN−トリフルオ
ロアセチルヘキサメチレンジアミン/THF(1:2、
v/v)中の0.1Mヨウ素を用いて実施する。5′−誘導
化は行わない。
間のヌクレオチド間ホスホジエステル基は、アミノアル
キルホスホルアミデート基によって置換された。合成
は、14回目の縮合工程では式(73)のN6−アデノ
シン−3′−メトキシホスホルアミダイドを用いるとい
う点を除き、実施例a)と類似の態様で実施する。No.
8の工程の酸化は、ヨウ素水の代わりにN−トリフルオ
ロアセチルヘキサメチレンジアミン/THF(1:2、
v/v)中の0.1Mヨウ素を用いて実施する。5′−誘導
化は行わない。
【0160】 e) 式(68)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(GGCCGTTACCCCACCTACTAGCTAATp{-NH-(CH2)6-NH2})3′ (68) この連続工程では、オリゴヌクレオチドの3′末端は、
アミノアルキルホスホルアミデートとして誘導された。
合成は、式(74)の支持体が合成開始時に用いられ、
第1回目の縮合は5′−O−ジメトキシトリチルチミジ
ン−3′−メトキシホスホルアミダイド(式(73)、
B=チミン)を用いて行われ、その後の酸化反応(工程
No.8)はヨウ素水の代わりにN−トリフルオロアセチ
ルヘキサメチレンジアミン/THF(1:2=v:v)
中の0.1Mヨウ素を用いて実施されるという点を除
き、実施例d)と類似の態様で実施される。5′−誘導
化は行わない。合成の終わりに、ビスヒドロキシエチル
スルフィド・リンカーは、それ自体既知の方法でNaW
O4/H2O2で酸化され、塩基感受性ビスヒドロキシエ
チルスルホニル・リンカーを生じる。
アミノアルキルホスホルアミデートとして誘導された。
合成は、式(74)の支持体が合成開始時に用いられ、
第1回目の縮合は5′−O−ジメトキシトリチルチミジ
ン−3′−メトキシホスホルアミダイド(式(73)、
B=チミン)を用いて行われ、その後の酸化反応(工程
No.8)はヨウ素水の代わりにN−トリフルオロアセチ
ルヘキサメチレンジアミン/THF(1:2=v:v)
中の0.1Mヨウ素を用いて実施されるという点を除
き、実施例d)と類似の態様で実施される。5′−誘導
化は行わない。合成の終わりに、ビスヒドロキシエチル
スルフィド・リンカーは、それ自体既知の方法でNaW
O4/H2O2で酸化され、塩基感受性ビスヒドロキシエ
チルスルホニル・リンカーを生じる。
【0161】 f) 式(69)のオリゴヌクレオチドの調製 5′d(GGCCGTTACCCCACCTACTAGCTAAT-NH2)3′ (69) 3′−アミノ−オリゴヌクレオチドの合成は、式(7
5)の3′−デオキシ−3′−アミノチミジン支持体が
合成開始時に用いられるという点を除き、実施例b)に
記載したように行う。合成の終わりに、ホスホルアミデ
ート結合を切断するために、さらに酸(80%強度の酢
酸、12時間、25℃)で処理する。
5)の3′−デオキシ−3′−アミノチミジン支持体が
合成開始時に用いられるという点を除き、実施例b)に
記載したように行う。合成の終わりに、ホスホルアミデ
ート結合を切断するために、さらに酸(80%強度の酢
酸、12時間、25℃)で処理する。
【0162】実施例15 アクリジニウム誘導体(16)で標識した式(XI)のオリ
ゴヌクレオチドの調製 式(65)(5−OD260=150μg)のオリゴヌク
レオチドを標識緩衝液500μlに溶かし、アセトニト
リル中の(16)の1%濃度溶液500μlと混合し、
この混合物を室温で2日間撹拌する。標識緩衝液は、9
00mlの水に0.89gの燐酸二水素カリウム、16.6
4gの燐酸水素二ナトリウムおよび8.77gの塩化ナ
トリウムを溶かし、水酸化ナトリウムを加えてpH8.0
とし、水で希釈し容量を1リットルとする。標識反応を
完了させるために、2度に別けてさらに(16)の50
0μlを加え、その都度混合物をさらに1日25℃で撹
拌する。反応終了後に、反応混合物を凍結乾燥し、この
残留物をPD−10カラム(ファルマシア製、Freibur
g)で脱塩する。さらに精製するために、得られた生成
物をポリアクリルアミドゲル電気泳動(17%ポリアク
リルアミド、7Mウレア、3200ボルト−時間)で精
製し、さらにPD−10で脱塩した。
ゴヌクレオチドの調製 式(65)(5−OD260=150μg)のオリゴヌク
レオチドを標識緩衝液500μlに溶かし、アセトニト
リル中の(16)の1%濃度溶液500μlと混合し、
この混合物を室温で2日間撹拌する。標識緩衝液は、9
00mlの水に0.89gの燐酸二水素カリウム、16.6
4gの燐酸水素二ナトリウムおよび8.77gの塩化ナ
トリウムを溶かし、水酸化ナトリウムを加えてpH8.0
とし、水で希釈し容量を1リットルとする。標識反応を
完了させるために、2度に別けてさらに(16)の50
0μlを加え、その都度混合物をさらに1日25℃で撹
拌する。反応終了後に、反応混合物を凍結乾燥し、この
残留物をPD−10カラム(ファルマシア製、Freibur
g)で脱塩する。さらに精製するために、得られた生成
物をポリアクリルアミドゲル電気泳動(17%ポリアク
リルアミド、7Mウレア、3200ボルト−時間)で精
製し、さらにPD−10で脱塩した。
【0163】実施例16 E. coli検出用ホモジニアス遺伝子プローブアッセー 標準物質またはコントロール50μlをポリスチレンの
小試験管にピペットで入れる。実施例15で調製した
3′末端標識遺伝子プローブの50μl(2.5×106
RLU、1Mのトリス緩衝液(pH7)を続いて加え、
60℃で15分間ハイブリダイズする。続いて300μ
lの選別試薬(四ホウ酸塩0.2M、pH8)を加え、混
合物を3秒間2度振り動かす。その後この試験管を5分
間冷却する。測定は、アナライザー試薬1(0.1Mの
HNO3、0.1%H2O2)およびアナライザー試薬2
(1MのNaOH、1Mウレア、1%臭化セチルトリメ
チルアンモニウム)をそれぞれ300μlに加えてベル
トルド・オートクリニルマート(Berthold Autoclinilum
at)で行う。測定時間は1秒/サンプルである。
小試験管にピペットで入れる。実施例15で調製した
3′末端標識遺伝子プローブの50μl(2.5×106
RLU、1Mのトリス緩衝液(pH7)を続いて加え、
60℃で15分間ハイブリダイズする。続いて300μ
lの選別試薬(四ホウ酸塩0.2M、pH8)を加え、混
合物を3秒間2度振り動かす。その後この試験管を5分
間冷却する。測定は、アナライザー試薬1(0.1Mの
HNO3、0.1%H2O2)およびアナライザー試薬2
(1MのNaOH、1Mウレア、1%臭化セチルトリメ
チルアンモニウム)をそれぞれ300μlに加えてベル
トルド・オートクリニルマート(Berthold Autoclinilum
at)で行う。測定時間は1秒/サンプルである。
【0164】実施例17 E. coli検出ヘテロジニアスアッセー 標準物質またはコントロール50μlをポリスチレンの
小試験管にピペットで入れる。実施例15と類似の態様
でオリゴヌクレオチド(66)から調製した、50μl
の内部標識遺伝子プローブ(2.5×106RLU、1M
トリス緩衝液、pH7)を続いて加え、60℃で15分間
ハイブリダイズする。その後、1mlの分離試薬(0.4
Mの燐酸緩衝液および0.5%のトリトンX−100(p
H6)を含む磁性粒子アクチベーター並びに4.6%固形
分および最終濃度0.01mg/mlの82%磁鉄鉱成分を
含むアドバーンストマグネチクス社製磁性粒子)を加
え、混合物を2度振り動かし、続いて60℃10分イン
キュベートする。その後磁性粒子を5分間分離する。上
清を捨て、試験管に5mlの洗浄緩衝液(NaOH(pH1
1)、トリトンX−100)を加える。その後の分離工
程を20分行う。続いてもう一度上清を捨て、磁性粒子
を残存洗浄緩衝液中でボルテックスミキサーで撹拌す
る。光誘発および測定は実施例16で述べたように行
う。
小試験管にピペットで入れる。実施例15と類似の態様
でオリゴヌクレオチド(66)から調製した、50μl
の内部標識遺伝子プローブ(2.5×106RLU、1M
トリス緩衝液、pH7)を続いて加え、60℃で15分間
ハイブリダイズする。その後、1mlの分離試薬(0.4
Mの燐酸緩衝液および0.5%のトリトンX−100(p
H6)を含む磁性粒子アクチベーター並びに4.6%固形
分および最終濃度0.01mg/mlの82%磁鉄鉱成分を
含むアドバーンストマグネチクス社製磁性粒子)を加
え、混合物を2度振り動かし、続いて60℃10分イン
キュベートする。その後磁性粒子を5分間分離する。上
清を捨て、試験管に5mlの洗浄緩衝液(NaOH(pH1
1)、トリトンX−100)を加える。その後の分離工
程を20分行う。続いてもう一度上清を捨て、磁性粒子
を残存洗浄緩衝液中でボルテックスミキサーで撹拌す
る。光誘発および測定は実施例16で述べたように行
う。
【0165】
【表1】
【0166】
【表2】
【0167】
【表3】
【0168】
【表4】
【図1】本発明の遺伝子プローブのアクリジニウム誘導
体の検出下方限界を示す。
体の検出下方限界を示す。
【図2】ジエンプローブ製のアクリジニウムエステルの
検出下方限界を示す。
検出下方限界を示す。
【図3】式65をAc−ヘキストと反応させた式76の
標識オリゴヌクレオチドの2日後の吸収測定の結果を示
す。
標識オリゴヌクレオチドの2日後の吸収測定の結果を示
す。
【図4】式65をAc−ヘキストと反応させた式76の
標識オリゴヌクレオチドの3日後の吸収測定の結果を示
す。
標識オリゴヌクレオチドの3日後の吸収測定の結果を示
す。
【図5】式65をAc−ヘキストと反応させた式76の
標識オリゴヌクレオチドの4日後の吸収測定の結果を示
す。
標識オリゴヌクレオチドの4日後の吸収測定の結果を示
す。
【図6】式65をAc−アボットで標識したものの2日
後の吸収測定の結果を示す。
後の吸収測定の結果を示す。
【図7】式65をAc−アボットで標識したものの3日
後の吸収測定の結果を示す。
後の吸収測定の結果を示す。
【図8】式65をAc−アボットで標識したものの4日
後の吸収測定の結果を示す。
後の吸収測定の結果を示す。
【図9】ピリジン/H2O/アセトニトリル中でのオリ
ゴヌクレオチド(65)とAc−アボットとを反応させ
た場合のHPLCデータを示す。
ゴヌクレオチド(65)とAc−アボットとを反応させ
た場合のHPLCデータを示す。
【図10】ピリジン/H2O/アセトニトリル中でのオ
リゴヌクレオチド(65)とAc−ヘキストとを反応さ
せた場合のHPLCデータを示す。
リゴヌクレオチド(65)とAc−ヘキストとを反応さ
せた場合のHPLCデータを示す。
Claims (14)
- 【請求項1】 次の式(XI)の遺伝子プローブ: 【化1】 式中、 R14は水素、ヒドロキシル、アミノ、NHR15、アジ
ド、ハロゲンまたはαもしくはβ位の保護ヒドロキシル
もしくはメトキシ基であるか(ここで、R15はC1−C
18−アルキル(好ましくはC1−C8−アルキル)、C6
−C20−アリール、(C6−C14)−アリール−(C1−
C8)−アルキルまたは−(CH2)c−〔NH(CH2)c〕d
−NR16R16′(ここで、cは2から6までの整数で、
bは0から6までの整数で、R16およびR16′は、それ
ぞれ別個に水素、C1−C6−アルキルまたは(C1−
C4)−アルコキシ−(C1−C6)−アルキル(好まし
くはメトキシエチル)))、または−〔Z6−A6〕xo″
基で、 A1、A2、A3、A4、A5およびA6はアクリジニウム誘
導体で、それらは式(XI)のZ1、Z2、Z3、Z4、Z5
およびZ6に結合しており、 Bはウラシル以外のヌクレオチド化学では普遍的な塩基
であり、 Mはオキシ、メチレン、フルオロメチレンまたはジフル
オロメチレンで、 Uはオキシ、スルファネジイル、イミノまたはメチレン
で、 Vはヒドロキシル、メルカプト、SeH、C1−C18−
アルコキシ(好ましくはC1−C6−アルコキシ)、C1
−C18−アルキル(好ましくはC1−C6−アルキル)、
C6−C20−アリール、(C6−C14)−アリール−(C
1−C8)−アルキル、NHR15、NR16R17または式
(OCH2CH2)m′O(CH2)n′CH2R18の基であり
(ここで、R15およびR16は上記の意味を有し、R17は
C1−C18−アルキル(好ましくはC1−C8−アルキ
ル、特にC1−C4−アルキル)、C6−C20−アリール
または(C6−C10−)−アリール−(C1−C8)−ア
ルキルであるか、または、NR16R17の場合にはR16お
よびそれらと結合している窒素原子と一緒になって5−
から6−員環の複素環を形成するが、それはさらにO、
SおよびNを含む群から選ばれる異種原子を含むことも
でき、R18は水素、またはヒドロキシル、アミノ、NH
R16、COOH、CONH2、COOR19またはハロゲ
ンのような官能基(ここでR19はC1−C4−アルキル
(好ましくはメチル)で、R16およびハロゲンは上記の
意味を有する)であり、m′は1から100まで、好ま
しくは3から20、特に好ましくは3から8の整数で、
n′は0から18、好ましくは0から15の整数であ
る)、 Wはオキソ、チオキソまたはセレンオキソで、 Xはオキシ、チオ、NHまたはメチレンで、 Yはオキシ、チオ、NH、メチレンまたは保護基であ
り、 Z1、Z2、Z3、Z4およびZ5は、それぞれ別個にC1−
C30−アルキル、C6−C30−アリール、(C6−C12)
−アリール−(C1−C20)−アルキルまたはC1−C30
−アルコキシであり(その置換基は場合により、C1−
C8−アルキル、C6−C20−アリール、(C6−C14)
−アリール−(C1−C8)−アルキル、C1−C8−アル
コキシ、イミノ、ヒドロキシル、NHR15(ここでR15
は上記の意味を有する)、チオ、ホスフェート、ピロホ
スフェートまたはトリホスフェートによって一置換また
は多置換されている)、 oo′は0から1までの整数で、 xo、yo、xo′、yo′およびxo″は、変数o
o′、xo、yo、xo′、yo′またはxo″のうち
少なくとも1個は0ではないということを条件として、
それぞれ別個に0または1で、 p′は1から100までの整数であり、そしてp′のカ
ギ括弧は2′位または3′位を表している。 - 【請求項2】 Bがウラシルを含む、ヌクレオチド化学
では普遍的な塩基であり、xoおよびyoがそれぞれの
場合に0である、請求項1に記載の遺伝子プローブ。 - 【請求項3】 Bがβ位にある塩基で、MがOで、R14
がHまたはOHで、YがオキシまたはNHで、M、U、
VおよびWがOで、Z1、Z2、Z3、Z4およびZ5が、
それぞれ別個に、場合によってイミノおよび/またはヒ
ドロキシルで置換されたC1−C30−アルキル、C6−C
30−アリール、(C6−C12)−アリール−(C1−
C20)−アルキルまたはC1−C30−アルコキシで、
p′が5から50までの整数で、oo′が0から3まで
の整数であって、変数xo′、yo′、xo″およびo
o′の2つが0ではない、請求項1および2に記載の遺
伝子プローブ。 - 【請求項4】 p′が10から30までの整数で、o
o′が0または1であって、変数xo′、yo′、x
o″およびoo′の1つが1であることができ、残りの
変数がそれぞれの場合において0である、請求項1から
3の1つまたは2つ以上に記載の遺伝子プローブ。 - 【請求項5】 oo′が1で、xo、yo、xo′、y
o′およびxo″が0である、請求項1から4の1つま
たは2つ以上に記載の遺伝子プローブ。 - 【請求項6】 xo′が1で、xo、yo、yo′、x
o″およびoo′が0である、請求項1から5の1つま
たは2つ以上に記載の遺伝子プローブ。 - 【請求項7】 yo′が1で、xo、yo、xo′、x
o″およびoo′が0である、請求項1から6の1つま
たは2つ以上に記載の遺伝子プローブ。 - 【請求項8】 次の式(I)のアクリジニウム誘導体の
1つまたは2つ以上を含む請求項1から6の1つまたは
2つ以上に記載の遺伝子プローブ: 【化2】 式中、 R4は、実際に行われた、必要によってはスペーサーを
介するオリゴヌクレオチドまたは次の式(II)もしくは
(III)のラジカルとの結合を表し、 【化3】 ここで、R5は、オリゴヌクレオチド(例えば特にDN
AおよびRNA中のオリゴヌクレオチドおよびポリヌク
レオチド配列(標的))との結合に変換される反応基で
あり、 R6は水素、1から10個の炭素原子を有するアルキ
ル、アルケニルもしくはアルコキシ基、または置換アミ
ノ基、ベンジル基、アリール基、ヘテロアルキル基もし
くは複素環(これらはまた各々ヒドロキシル、アミノ、
アルキルアミノ、アルキル、アルケニルまたはアルコキ
シ(1から10個の炭素原子を有する)、ポリアルキル
オキシもしくはアリールオキシ基、または複素環基によ
って置換されていてもよいが、最後に挙げた置換基は、
それらに関するかぎり、複素環化合物またはアミンで置
換されていてもよいが、また一緒になってOおよび/ま
たはSおよび/またはNHまたはN−アルキルを有する
複素環形成してもよい)であり、 Xはアリール基(これは直接、またはアルキルもしくは
オキシアルキル基を介して窒素または硫黄原子に結合
し、さらに、アルキルまたはオキシアルキル基を介して
R5基に結合し、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ
ル、アミノ、アルコキシ、ポリアルコキシまたはアリー
ルオキシ基および/または異種原子で一置換または多置
換されていてもよい)であるか、または脂肪族、芳香脂
肪族もしくは芳香族(必ずしも天然である必要はない)
の残基、アミノカルボン酸、またはR6がC1−C6−ア
ルキルで一置換または多置換されているフェニル基の場
合はフェニル基であり、 R1は水素、1から10個の炭素原子を有するアルキ
ル、アルケニルもしくはアルキニル基、またはベンジル
もしくはアリール基で、 R2およびR3は水素、1から10個の炭素原子を有する
アルキル基、置換もしくは未置換アミノ基、またはカル
ボキシル、アルコキシ、シアノもしくはニトロ基または
ハロゲンである。 - 【請求項9】 Xが次の式(IV)の基である請求項8に
記載の遺伝子プローブ: 【化4】 式中、 R7は式−(CH2)n−または((CH2)m−O)n−(ここ
でn=0から4で、m=1から6)の式の置換基で、 R8は、R7に対してオルト、メタまたはパラ位にある、
式−(CH2)p−の置換基であるか、または式−(O−(C
H2)m−)pもしくは−((CH2)m−O−)p′のポリアルキ
レンオキシド基(ここで好ましくはp=1から6)であ
るか、または1から4個の炭素原子を有する分枝もしく
は直鎖炭化水素基で、 置換基R9からR11は水素、または30個までの炭素原
子を有する直鎖もしくは分枝炭化水素基で、この場合、
1つまたは2つ以上の−CH2単位はまたO、S、S
O、SO2、NHまたはN−アルキルで置き換えられて
いてもよく、これら置換基の2つは環の形で結合してい
てもよい。 - 【請求項10】 A1からA6の基の少なくとも1つが
水素である、式(XI)の化合物を、R5が式(XI)の化
合物の官能基と化学結合を形成する反応基である式
(I)の化合物と反応させる、請求項1から9の1つま
たは2つ以上に記載の遺伝子プローブの製造方法。 - 【請求項11】 請求項1から9の1つまたは2つ以上
に記載の遺伝子プローブを用いる、ホモジニアスアッセ
ー原理が実施される、液体サンプル中のオリゴヌクレオ
チドまたはポリヌクレオチド標的(RNAまたはDN
A)を検査する遺伝子プローブアッセー。 - 【請求項12】 請求項1から9の1つまたは2つ以上
に記載の遺伝子プローブを用いる、ヘテロジニアスアッ
セー原理が実施される、請求項11に記載の遺伝子プロ
ーブアッセー。 - 【請求項13】 標的が、標的を増幅した後ハイブリダ
イゼーションで検査される、請求項11または12に記
載の遺伝子プローブアッセー。 - 【請求項14】 1つまたは2つ以上のシグナル増幅系
がさらに用いられる、請求項11から13の1つまたは
2つ以上に記載の遺伝子プローブアッセー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4242202 | 1992-12-15 | ||
| DE4242202:7 | 1992-12-15 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP5342076A Pending JPH06209798A (ja) | 1992-12-15 | 1993-12-14 | 化学蛍光標識遺伝子プローブおよび遺伝子プローブ試験におけるその使用 |
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| JP (1) | JPH06209798A (ja) |
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| US5731148A (en) * | 1995-06-07 | 1998-03-24 | Gen-Probe Incorporated | Adduct protection assay |
| DE19534122A1 (de) * | 1995-09-14 | 1997-03-20 | Behringwerke Ag | Homogener Gensondentest mit einem gegen das Label gerichteten Rezeptor |
| GB9606158D0 (en) * | 1996-03-23 | 1996-05-29 | Ciba Geigy Ag | Chemical compounds |
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| EP0310312A3 (en) * | 1987-10-02 | 1990-08-16 | M.L. Technology Ventures, L.P. | Non-nucleotide reagents for substituting termini of oligonucleotides |
| PT88665B (pt) * | 1987-10-05 | 1992-12-31 | Ml Tecnology Ventures Lp | Metodo para a marcacao com ester de acridinio e purificacao de sondas nucleotidicas |
| IL91673A0 (en) * | 1988-09-20 | 1990-04-29 | Us Health | Method for tagging an oligodeoxynucleotide |
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| US5646261A (en) * | 1992-01-22 | 1997-07-08 | Hoechst Aktiengesellschaft | 3'-derivatized oligonucleotide analogs with non-nucleotidic groupings, their preparation and use |
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-
1993
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- 1993-12-13 FI FI935579A patent/FI935579L/fi unknown
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