JPH06210075A - 舞台吊物機構 - Google Patents
舞台吊物機構Info
- Publication number
- JPH06210075A JPH06210075A JP627793A JP627793A JPH06210075A JP H06210075 A JPH06210075 A JP H06210075A JP 627793 A JP627793 A JP 627793A JP 627793 A JP627793 A JP 627793A JP H06210075 A JPH06210075 A JP H06210075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- sheave
- fixed frame
- winch
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 舞台上方に固定フレーム2を設置し、固定フ
レームに複数のウインチ3を水平面内において回転可能
に取り付ける。また、固定フレームに案内されて舞台幅
方向に移動する可動ビーム4を設け、それら可動ビーム
のそれぞれに、各ウインチから繰り出されたワイヤ9を
巻回するシーブ5を舞台前後方向に移動可能かつ水平面
内において回転可能に設け、シーブから吊り下げたワイ
ヤによって書き割り30等の各種舞台道具類を昇降自在
に吊り下げて支持する。 【効果】 可動ビームおよびシーブを移動させることで
吊り点を最適位置に容易に設定することができ、特殊形
状のものや大型のものであっても安定に支持することが
でき、また、吊り下げた道具類を必要に応じて任意の方
向に自由に移動させ得る。シーブの移動に伴ってシーブ
およびウインチの向きは自ずと変り、ワイヤ操作に支障
を来すことはない。
レームに複数のウインチ3を水平面内において回転可能
に取り付ける。また、固定フレームに案内されて舞台幅
方向に移動する可動ビーム4を設け、それら可動ビーム
のそれぞれに、各ウインチから繰り出されたワイヤ9を
巻回するシーブ5を舞台前後方向に移動可能かつ水平面
内において回転可能に設け、シーブから吊り下げたワイ
ヤによって書き割り30等の各種舞台道具類を昇降自在
に吊り下げて支持する。 【効果】 可動ビームおよびシーブを移動させることで
吊り点を最適位置に容易に設定することができ、特殊形
状のものや大型のものであっても安定に支持することが
でき、また、吊り下げた道具類を必要に応じて任意の方
向に自由に移動させ得る。シーブの移動に伴ってシーブ
およびウインチの向きは自ずと変り、ワイヤ操作に支障
を来すことはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舞台装置に係わり、特に
各種の道具類を舞台上に昇降自在に吊り下げ支持するた
めの舞台吊物機構に関する。
各種の道具類を舞台上に昇降自在に吊り下げ支持するた
めの舞台吊物機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、一般的な舞台の上方には
ぶどう棚と通称されるすのこ状のフレームが設けられ、
そこから各種の道具類、たとえば幕、スクリーン、照明
器具、書き割り等が吊り下げられて支持されるようにな
っている。そして、演目ごとに交換したり演出により昇
降させる必要のある道具類はバトンを介して吊り下げて
おき、そのバトンを昇降させることで適宜昇降させるよ
うにしている。
ぶどう棚と通称されるすのこ状のフレームが設けられ、
そこから各種の道具類、たとえば幕、スクリーン、照明
器具、書き割り等が吊り下げられて支持されるようにな
っている。そして、演目ごとに交換したり演出により昇
降させる必要のある道具類はバトンを介して吊り下げて
おき、そのバトンを昇降させることで適宜昇降させるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来一般の
バトンは真っ直ぐな長尺の棒状のものであるから、幕や
スクリーン、看板等の厚みの薄い平面的な形状のものを
吊り下げるには最適であるが、舞台前後方向に湾曲して
いたり厚みのあるような特殊形状の幕や書き割り、大型
の道具類は、前後のバランスをとって安定に支持するこ
とが困難であるためにバトンに吊り下げることができな
い場合がある。また、バトンは昇降するのみで前後や左
右方向には移動するものではなく、したがって、バトン
によって支持した道具類を前後や左右方向に移動させる
ようなことはできるものではないから、不便であった。
バトンは真っ直ぐな長尺の棒状のものであるから、幕や
スクリーン、看板等の厚みの薄い平面的な形状のものを
吊り下げるには最適であるが、舞台前後方向に湾曲して
いたり厚みのあるような特殊形状の幕や書き割り、大型
の道具類は、前後のバランスをとって安定に支持するこ
とが困難であるためにバトンに吊り下げることができな
い場合がある。また、バトンは昇降するのみで前後や左
右方向には移動するものではなく、したがって、バトン
によって支持した道具類を前後や左右方向に移動させる
ようなことはできるものではないから、不便であった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、特殊形状のものや大型のものであっても安定に吊り
下げ支持し得るとともに、吊り下げ支持した各種の道具
類を必要に応じて前後や左右方向にも移動させ得る有効
な舞台吊物機構を提供することを目的としている。
で、特殊形状のものや大型のものであっても安定に吊り
下げ支持し得るとともに、吊り下げ支持した各種の道具
類を必要に応じて前後や左右方向にも移動させ得る有効
な舞台吊物機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種の道具類
を舞台上に昇降自在に吊り下げて支持するための舞台吊
物機構であって、舞台の上方に固定フレームを設置し
て、その固定フレームに複数のウインチをそれぞれ鉛直
軸を中心として水平面内において回転可能に設け、か
つ、前記固定フレームの内側には舞台前後方向に延在す
る複数の可動ビームをそれぞれ舞台幅方向に移動可能に
取り付け、それら可動ビームのそれぞれに、水平な回転
軸を中心として回転するシーブを前記各ウインチに対応
させて設けるとともに、それらシーブを舞台前後方向に
移動可能かつ鉛直軸を中心として水平面内において回転
可能となし、各ウインチから繰り出したワイヤをそれぞ
れ対応するシーブに巻回して下方に吊り下げ、それらシ
ーブの位置を吊り点としてワイヤにより各種道具類を吊
り下げ支持するとともに、各可動ビームおよび各シーブ
を移動させることで吊り点の位置を変更するように構成
してなることを特徴としている。
を舞台上に昇降自在に吊り下げて支持するための舞台吊
物機構であって、舞台の上方に固定フレームを設置し
て、その固定フレームに複数のウインチをそれぞれ鉛直
軸を中心として水平面内において回転可能に設け、か
つ、前記固定フレームの内側には舞台前後方向に延在す
る複数の可動ビームをそれぞれ舞台幅方向に移動可能に
取り付け、それら可動ビームのそれぞれに、水平な回転
軸を中心として回転するシーブを前記各ウインチに対応
させて設けるとともに、それらシーブを舞台前後方向に
移動可能かつ鉛直軸を中心として水平面内において回転
可能となし、各ウインチから繰り出したワイヤをそれぞ
れ対応するシーブに巻回して下方に吊り下げ、それらシ
ーブの位置を吊り点としてワイヤにより各種道具類を吊
り下げ支持するとともに、各可動ビームおよび各シーブ
を移動させることで吊り点の位置を変更するように構成
してなることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の吊物機構では、ウインチにより各種道
具類を昇降可能に吊り下げて支持するが、ウインチから
繰り出したワイヤをシーブ(滑車)に巻回したうえで吊
り下げることにより吊り点の位置をシーブの位置に設定
する。そして、吊り下げ対象の道具類の大きさや形状、
吊り下げ位置に応じていずれのウインチを用いるかを選
択するとともに、選択したウインチに対応するシーブを
舞台の幅方向および前後方向に移動させて吊り点を最適
位置に設定する。また、吊り下げ支持した道具類を昇降
させるのみならず、必要に応じて任意の方向にも移動さ
せ得る。すなわち、ウインチの巻き取り、巻き出し操作
によって吊り下げた道具類を昇降させるとともに、シー
ブを可動ビームに沿って舞台前後方向に移動させること
で吊り下げた道具類を同方向に移動させ、さらに、可動
ビームを固定フレームに対して舞台幅方向に移動させる
ことでシーブおよびそこから吊り下げ支持した道具類を
同方向に移動させる。
具類を昇降可能に吊り下げて支持するが、ウインチから
繰り出したワイヤをシーブ(滑車)に巻回したうえで吊
り下げることにより吊り点の位置をシーブの位置に設定
する。そして、吊り下げ対象の道具類の大きさや形状、
吊り下げ位置に応じていずれのウインチを用いるかを選
択するとともに、選択したウインチに対応するシーブを
舞台の幅方向および前後方向に移動させて吊り点を最適
位置に設定する。また、吊り下げ支持した道具類を昇降
させるのみならず、必要に応じて任意の方向にも移動さ
せ得る。すなわち、ウインチの巻き取り、巻き出し操作
によって吊り下げた道具類を昇降させるとともに、シー
ブを可動ビームに沿って舞台前後方向に移動させること
で吊り下げた道具類を同方向に移動させ、さらに、可動
ビームを固定フレームに対して舞台幅方向に移動させる
ことでシーブおよびそこから吊り下げ支持した道具類を
同方向に移動させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例の舞台吊物機構1の概略構成を示
す平面図、図2はその吊物機構1が設置された舞台の正
面図である。この吊物機構1は、幕や書き割り等の道具
類を吊り下げて支持するべく舞台の上方に設置されるも
ので、固定フレーム2、ウインチ3、可動ビーム4、シ
ーブ5を主要構成要素として構成されている。
する。図1は本実施例の舞台吊物機構1の概略構成を示
す平面図、図2はその吊物機構1が設置された舞台の正
面図である。この吊物機構1は、幕や書き割り等の道具
類を吊り下げて支持するべく舞台の上方に設置されるも
ので、固定フレーム2、ウインチ3、可動ビーム4、シ
ーブ5を主要構成要素として構成されている。
【0008】まず、固定フレーム2は、図1に示すよう
に舞台幅方向に延材している互いに平行な長尺の5本の
長辺部材6と、それらの両端部において舞台前後方向に
延在している4本ずつ合計8本の短辺部材7とにより矩
形枠状に組まれてなるものである。長辺部材6、短辺部
材7としてはI型鋼やC型チャンネル等の鋼材が用いら
れている。この固定フレーム2は、従来一般の舞台上方
に設置されているぶどう棚に代えて設けられるもので、
図2に示すように両端が躯体に固定されるとともに支柱
により舞台天井面から吊り下げられた形態で固定的に設
置されている。
に舞台幅方向に延材している互いに平行な長尺の5本の
長辺部材6と、それらの両端部において舞台前後方向に
延在している4本ずつ合計8本の短辺部材7とにより矩
形枠状に組まれてなるものである。長辺部材6、短辺部
材7としてはI型鋼やC型チャンネル等の鋼材が用いら
れている。この固定フレーム2は、従来一般の舞台上方
に設置されているぶどう棚に代えて設けられるもので、
図2に示すように両端が躯体に固定されるとともに支柱
により舞台天井面から吊り下げられた形態で固定的に設
置されている。
【0009】上記固定フレーム2には、図1に示すよう
にその両側部にそれぞれ複数(本実施例においては片側
に11台ずつ合計22台)のウインチ3が上記短辺部材
7に支持されて設置されているとともに、固定フレーム
2の内側には複数(本実施例においてはウインチ3の台
数に等しい22台に予備の2台を含めて全24台)の可
動ビーム4が舞台幅方向に移動可能に設けられ、さら
に、それらの可動ビーム4のそれぞれにはシーブ5が舞
台前後方向に移動可能に搭載されている。
にその両側部にそれぞれ複数(本実施例においては片側
に11台ずつ合計22台)のウインチ3が上記短辺部材
7に支持されて設置されているとともに、固定フレーム
2の内側には複数(本実施例においてはウインチ3の台
数に等しい22台に予備の2台を含めて全24台)の可
動ビーム4が舞台幅方向に移動可能に設けられ、さら
に、それらの可動ビーム4のそれぞれにはシーブ5が舞
台前後方向に移動可能に搭載されている。
【0010】ウインチ3は、図3〜図5に示すように、
基台8と、ワイヤ9を巻き取るためのドラム10と、ド
ラム10を回転させるための駆動モータ11とを有する
構成の電動のもので、基台8が短辺部材7に対して鉛直
軸12を介して取り付けられることにより、このウイン
チ3は鉛直軸12を中心に水平面内において回転してそ
の向きが自由に変えられるようになっている。ドラム1
0に巻き取られるワイヤ9の先端には、図2に示すよう
に各種道具類を係止するためのフック13が設けられて
いる。また図3〜図5における符号14はウインチ3の
万一の脱落を防止するためのストッパ、15は必要に応
じてウインチ3の回転を拘束して固定フレーム2に対し
て固定するための締結ボルトである。
基台8と、ワイヤ9を巻き取るためのドラム10と、ド
ラム10を回転させるための駆動モータ11とを有する
構成の電動のもので、基台8が短辺部材7に対して鉛直
軸12を介して取り付けられることにより、このウイン
チ3は鉛直軸12を中心に水平面内において回転してそ
の向きが自由に変えられるようになっている。ドラム1
0に巻き取られるワイヤ9の先端には、図2に示すよう
に各種道具類を係止するためのフック13が設けられて
いる。また図3〜図5における符号14はウインチ3の
万一の脱落を防止するためのストッパ、15は必要に応
じてウインチ3の回転を拘束して固定フレーム2に対し
て固定するための締結ボルトである。
【0011】一方、可動ビーム4は、図3、図6、図7
に示すように角パイプ状のもので、その両端に設けられ
た車輪16を介して固定フレーム2の互いの隣り合って
いる2本の長辺部材6,6の間に支持され、車輪16が
転動することでそれら長辺部材6,6をガイドレールと
して舞台幅方向に自由に移動し得るものとされている。
可動ビーム4の移動は、作業員が固定フレーム2上に乗
って手動により舞台幅方向に押し引きすることで行なう
ようにされており、そのため、固定フレーム2上には作
業足場となる金網(グレーティング)17が適宜位置に
敷設されるようになっている。符号18は可動ビーム4
の万一の脱落を防止するためのストッパ、19は可動ビ
ーム4の移動を拘束して固定フレーム2に対して固定す
るための締結ボルトである。
に示すように角パイプ状のもので、その両端に設けられ
た車輪16を介して固定フレーム2の互いの隣り合って
いる2本の長辺部材6,6の間に支持され、車輪16が
転動することでそれら長辺部材6,6をガイドレールと
して舞台幅方向に自由に移動し得るものとされている。
可動ビーム4の移動は、作業員が固定フレーム2上に乗
って手動により舞台幅方向に押し引きすることで行なう
ようにされており、そのため、固定フレーム2上には作
業足場となる金網(グレーティング)17が適宜位置に
敷設されるようになっている。符号18は可動ビーム4
の万一の脱落を防止するためのストッパ、19は可動ビ
ーム4の移動を拘束して固定フレーム2に対して固定す
るための締結ボルトである。
【0012】さらに、シーブ5は、同じく図3、図6、
図7に示すように、回転軸20を中心に鉛直面内におい
て回転するものであり、それぞれ対応しているウインチ
3から繰り出されたワイヤ9が上方から巻回され、それ
を下方に吊り下げて支持するようになっている。これら
シーブ5は、鉛直軸21およびスライド部材22を介し
て可動ビーム4に対して搭載され、スライド部材22が
可動ビーム4に沿って移動することでシーブ5は舞台前
後方向に移動するとともに、シーブ5自体が鉛直軸21
を中心に水平面内において回転してその向きが自由に変
り得るものとなっている。符号23はシーブ5の万一の
脱落を防止するためのストッパ、24はシーブ5の水平
面内の回転を拘束してその向きを固定するための締結ボ
ルト、25はシーブ5の移動を拘束するべくスライド部
材22を可動ビーム4に対して固定するための締結ボル
トである。
図7に示すように、回転軸20を中心に鉛直面内におい
て回転するものであり、それぞれ対応しているウインチ
3から繰り出されたワイヤ9が上方から巻回され、それ
を下方に吊り下げて支持するようになっている。これら
シーブ5は、鉛直軸21およびスライド部材22を介し
て可動ビーム4に対して搭載され、スライド部材22が
可動ビーム4に沿って移動することでシーブ5は舞台前
後方向に移動するとともに、シーブ5自体が鉛直軸21
を中心に水平面内において回転してその向きが自由に変
り得るものとなっている。符号23はシーブ5の万一の
脱落を防止するためのストッパ、24はシーブ5の水平
面内の回転を拘束してその向きを固定するための締結ボ
ルト、25はシーブ5の移動を拘束するべくスライド部
材22を可動ビーム4に対して固定するための締結ボル
トである。
【0013】上記構成の舞台吊物機構1では、各種の道
具類たとえば図2に示しているような書き割り30を、
フック13を介してワイヤ9により吊り下げることで昇
降自在に支持するのであるが、吊り下げ対象の道具類の
大きさや形状、吊り下げ位置に対応させていずれのウイ
ンチ3を用いるかを選択し、かつ、それらウインチ3に
対応しているシーブ5を所望の位置に移動させること
で、特殊形状のものや大型のものであってもバランス良
く安定に支持するように吊り点を最適位置に設定し得る
ものである。
具類たとえば図2に示しているような書き割り30を、
フック13を介してワイヤ9により吊り下げることで昇
降自在に支持するのであるが、吊り下げ対象の道具類の
大きさや形状、吊り下げ位置に対応させていずれのウイ
ンチ3を用いるかを選択し、かつ、それらウインチ3に
対応しているシーブ5を所望の位置に移動させること
で、特殊形状のものや大型のものであってもバランス良
く安定に支持するように吊り点を最適位置に設定し得る
ものである。
【0014】すなわち、上述したように作業員が固定フ
レーム2上に乗って手動操作により可動ビーム4を舞台
幅方向に押し引きして移動させるとともに、シーブ5を
可動ビーム4に沿って舞台の前後方向に押し引きして移
動させれば、シーブ5を舞台の幅方向と前後方向の双方
に移動させることができ、したがって、そのシーブ5に
よる吊り点を最適位置に設定し得るのである。但し、シ
ーブ5の舞台幅方向の移動可能範囲はそのシーブ5が搭
載されている可動ビーム4が隣り合う他の可動ビーム4
と干渉しない範囲内に制約されるとともに、シーブ5の
舞台前後方向の移動可能範囲は可動ビーム4の全長の範
囲内に制約されるから、ウインチ3およびシーブ5の選
択にはその点も考慮する必要がある。
レーム2上に乗って手動操作により可動ビーム4を舞台
幅方向に押し引きして移動させるとともに、シーブ5を
可動ビーム4に沿って舞台の前後方向に押し引きして移
動させれば、シーブ5を舞台の幅方向と前後方向の双方
に移動させることができ、したがって、そのシーブ5に
よる吊り点を最適位置に設定し得るのである。但し、シ
ーブ5の舞台幅方向の移動可能範囲はそのシーブ5が搭
載されている可動ビーム4が隣り合う他の可動ビーム4
と干渉しない範囲内に制約されるとともに、シーブ5の
舞台前後方向の移動可能範囲は可動ビーム4の全長の範
囲内に制約されるから、ウインチ3およびシーブ5の選
択にはその点も考慮する必要がある。
【0015】上記のようにシーブ5を移動させると、そ
れに伴ってシーブ5自身およびそのシーブ5に対応する
ウインチ3はワイヤ9の緊張力により自ずと鉛直軸2
1,12を中心にそれぞれ回転してそれらの向きが変る
ことになり、したがってドラム10によるワイヤ9の繰
り出しや巻き取りに支障を来したり、ワイヤ9がシーブ
5から脱落してしまうような懸念がない。そして、シー
ブ5の位置つまり吊り点を最適な位置に設定したら、可
動ビーム4を締結ボルト19により固定フレーム2に対
して固定するとともに、スライド部材22を締結ボルト
25により可動ビーム4に対して固定し、さらにシーブ
5の回転とウインチ3の回転を締結ボルト24,15に
より拘束すれば、吊り点が不用意に移動してしまうよう
なことを防止できる。また、吊り点を固定した状態で使
用するのみならず、必要に応じて吊り点を移動させるこ
とで吊り下げた道具類を移動させることも勿論可能であ
る。
れに伴ってシーブ5自身およびそのシーブ5に対応する
ウインチ3はワイヤ9の緊張力により自ずと鉛直軸2
1,12を中心にそれぞれ回転してそれらの向きが変る
ことになり、したがってドラム10によるワイヤ9の繰
り出しや巻き取りに支障を来したり、ワイヤ9がシーブ
5から脱落してしまうような懸念がない。そして、シー
ブ5の位置つまり吊り点を最適な位置に設定したら、可
動ビーム4を締結ボルト19により固定フレーム2に対
して固定するとともに、スライド部材22を締結ボルト
25により可動ビーム4に対して固定し、さらにシーブ
5の回転とウインチ3の回転を締結ボルト24,15に
より拘束すれば、吊り点が不用意に移動してしまうよう
なことを防止できる。また、吊り点を固定した状態で使
用するのみならず、必要に応じて吊り点を移動させるこ
とで吊り下げた道具類を移動させることも勿論可能であ
る。
【0016】なお、上記実施例では、固定フレーム2に
対する可動ビーム4の移動、可動ビーム4に対するシー
ブ5の移動は、いずれも作業員が手動により行なうよう
にしたが、それらの移動のための駆動機構を具備して遠
隔操作により機械的かつ自動的に移動させるように構成
することも可能である。また、固定フレーム2や可動ビ
ーム4の寸法や形態、ウインチ3や可動ビーム4やシー
ブ5の設置台数等は舞台の規模等に応じて適宜の変更が
可能であるし、さらに、各可動ビーム4に複数のシーブ
5を搭載したり、ウインチ3を舞台の両側部のみならず
舞台の前部や後部に設置するといった変更も自由に行な
い得る。
対する可動ビーム4の移動、可動ビーム4に対するシー
ブ5の移動は、いずれも作業員が手動により行なうよう
にしたが、それらの移動のための駆動機構を具備して遠
隔操作により機械的かつ自動的に移動させるように構成
することも可能である。また、固定フレーム2や可動ビ
ーム4の寸法や形態、ウインチ3や可動ビーム4やシー
ブ5の設置台数等は舞台の規模等に応じて適宜の変更が
可能であるし、さらに、各可動ビーム4に複数のシーブ
5を搭載したり、ウインチ3を舞台の両側部のみならず
舞台の前部や後部に設置するといった変更も自由に行な
い得る。
【0017】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれ
ば、舞台の上方に設けた固定フレームに複数のウインチ
を鉛直軸を中心に回転自在に設け、それらウインチに対
応するシーブを舞台幅方向に移動可能な可動ビームに取
り付けるとともに、それらシーブを舞台前後方向に移動
可能かつ鉛直軸を中心に回転可能とした構成であるか
ら、吊り下げて支持するべき道具類の寸法や形状に対応
させて可動ビームおよびシーブを移動させることで吊り
点を最適位置に容易に設定することができ、したがっ
て、従来一般のバトンによっては安定に支持することが
困難であった特殊形状のものや大型のものであっても安
定に支持することができるとともに、吊り下げた道具類
を必要に応じて移動させることもできるという優れた効
果を奏する。また、シーブの移動に伴ってシーブ自身お
よびウインチがワイヤの緊張力により自ずと水平面内に
おいて回転してそれらの向きが変るので、ワイヤの繰り
出しや巻き取りに支障を来したりワイヤがシーブから脱
落してしまうような懸念がなく、安全性、信頼性に優れ
たものとなっている。
ば、舞台の上方に設けた固定フレームに複数のウインチ
を鉛直軸を中心に回転自在に設け、それらウインチに対
応するシーブを舞台幅方向に移動可能な可動ビームに取
り付けるとともに、それらシーブを舞台前後方向に移動
可能かつ鉛直軸を中心に回転可能とした構成であるか
ら、吊り下げて支持するべき道具類の寸法や形状に対応
させて可動ビームおよびシーブを移動させることで吊り
点を最適位置に容易に設定することができ、したがっ
て、従来一般のバトンによっては安定に支持することが
困難であった特殊形状のものや大型のものであっても安
定に支持することができるとともに、吊り下げた道具類
を必要に応じて移動させることもできるという優れた効
果を奏する。また、シーブの移動に伴ってシーブ自身お
よびウインチがワイヤの緊張力により自ずと水平面内に
おいて回転してそれらの向きが変るので、ワイヤの繰り
出しや巻き取りに支障を来したりワイヤがシーブから脱
落してしまうような懸念がなく、安全性、信頼性に優れ
たものとなっている。
【図1】本発明の実施例である吊物機構の概略構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】同吊物機構が備えられた舞台の正面図である。
【図3】同吊物機構における1組のウインチおよびシー
ブを示す拡大平面図である。
ブを示す拡大平面図である。
【図4】同吊物機構におけるウインチの正面図である。
【図5】同ウインチの側面図である。
【図6】同吊物機構におけるシーブの正面図である。
【図7】同シーブの側面図である。
1 舞台吊物機構 2 固定フレーム 3 ウインチ 4 可動ビーム 5 シーブ 9 ワイヤ 12 鉛直軸 20 回転軸 21 鉛直軸 22 スライド部材 30 書き割り(道具類)。
Claims (1)
- 【請求項1】 各種の道具類を舞台上に昇降自在に吊り
下げて支持するための舞台吊物機構であって、舞台の上
方に固定フレームを設置して、その固定フレームに複数
のウインチをそれぞれ鉛直軸を中心として水平面内にお
いて回転可能に設け、かつ、前記固定フレームの内側に
は舞台前後方向に延在する複数の可動ビームをそれぞれ
舞台幅方向に移動可能に取り付け、それら可動ビームの
それぞれに、水平な回転軸を中心として回転するシーブ
を前記各ウインチに対応させて設けるとともに、それら
シーブを舞台前後方向に移動可能かつ鉛直軸を中心とし
て水平面内において回転可能となし、各ウインチから繰
り出したワイヤをそれぞれ対応するシーブに巻回して下
方に吊り下げ、それらシーブの位置を吊り点としてワイ
ヤにより各種道具類を吊り下げ支持するとともに、各可
動ビームおよび各シーブを移動させることで吊り点の位
置を変更するように構成してなることを特徴とする舞台
吊物機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00627793A JP3196393B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 舞台吊物機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00627793A JP3196393B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 舞台吊物機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210075A true JPH06210075A (ja) | 1994-08-02 |
| JP3196393B2 JP3196393B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=11633916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00627793A Expired - Fee Related JP3196393B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 舞台吊物機構 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3196393B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09117541A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-05-06 | Katsutoshi Azuma | ワイヤー等の引出及び巻取り方法とその装置 |
| JP2010531794A (ja) * | 2007-06-29 | 2010-09-30 | 大▲連▼▲華▼▲鋭▼股▲分▼有限公司 | 複数吊りポイントクレーンの玉掛けワイヤロープの空間干渉防止配置 |
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Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1993
- 1993-01-18 JP JP00627793A patent/JP3196393B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09117541A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-05-06 | Katsutoshi Azuma | ワイヤー等の引出及び巻取り方法とその装置 |
| JP2010531794A (ja) * | 2007-06-29 | 2010-09-30 | 大▲連▼▲華▼▲鋭▼股▲分▼有限公司 | 複数吊りポイントクレーンの玉掛けワイヤロープの空間干渉防止配置 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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