JPH06210094A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH06210094A
JPH06210094A JP671293A JP671293A JPH06210094A JP H06210094 A JPH06210094 A JP H06210094A JP 671293 A JP671293 A JP 671293A JP 671293 A JP671293 A JP 671293A JP H06210094 A JPH06210094 A JP H06210094A
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JP
Japan
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motor
needle bar
sewing machine
power
rotation speed
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Application number
JP671293A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Hamashima
英一 浜島
Toshimichi Asai
俊通 浅井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンの安全性を向上する。 【構成】 判別する針棒位置センサが針棒の上下位置を
検出し(S17〜S20)、状態判定スイッチが下糸巻
き状態を判定する(S23,S25)。針棒の上下位置
に基づいて縫製状態であると判定されると共に(S2
2:YES)、ミシンモータの動力の伝達状態に基づき
糸巻き状態と判定される場合(S23:NO)、状態判
定スイッチか、クラッチ機構かが故障しているとして、
そのミシンモータが自動的に停止される(S26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンに異常が生じた
場合、モータへの電力供給を自動的に中止するミシンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミシンには、下糸をボビンに巻く
糸巻き機構が設けられている。この糸巻時に、針棒がク
ラッチによってモータ軸から切り離され、前記糸巻き機
構が作動するように構成されている。この糸巻時には、
針棒は停止するように構成されている。また、糸巻時
か、或は、縫製時かを判定するための状態判定スイッチ
がミシンには取り付けられている。
【0003】そのようなミシンにおいては、縫製時であ
るとその状態判定スイッチによって判定されると共に、
モータへの電力供給中、針棒の上下位置が所定時間同一
位置であると判定される場合、過負荷や故障のためにモ
ータが異常停止していると判定され、モータへの電力供
給が自動的に安全機構によって中止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなミシンにおいては、状態判定スイッチが接続不良や
破損のために故障し、縫製時であっても糸巻時であると
判定することがある。この故障の場合、糸巻時であると
判定されているので、安全機構がはたらかないという問
題点がある。
【0005】また、ミシンモータやその他の機構が判定
スイッチの判定に基づいて制御されているので、判定ス
イッチによる判定が故障のために実際のミシンモータの
電力伝達と異なると、縫製時であっても糸巻時のように
制御されたり、逆に、糸巻時であっても縫製時のように
制御される。縫製時と糸巻時との制御は必ずしも一致し
ないので、ミシンモータやその他の機構の制御とが実際
の作業とや糸巻き作業とが食い違ってしまうという問題
点がある。
【0006】本発明の請求項1は上述した問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、作業時に
起こり得ないミシンの矛盾状態を検出した場合、モータ
への電力を中止する安全機構が働く安全性の高いミシン
を提供することにある。
【0007】また、本発明の請求項2は、針棒の上下位
置が設定時間内に変化しているにも係わらず、糸巻手段
にモータの動力が伝達されていることが判定される場
合、モータへの電力を中止する安全機構が働く安全性の
高いミシンを提供することにある。
【0008】更に、本発明の請求項3は、モータがほぼ
制御された速度で回転するにも係わらず、針棒の上下位
置が略一定であると共に、針棒駆動手段にモータの動力
が伝達されていることが判定される場合、モータへの電
力を中止する安全性の高いミシンを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のミシンは、図1に示すよう
に、針棒の上下位置を検出する針棒位置検出手段と、針
棒の上下位置が予め定められた所定時間継続して略同一
位置であるか否かを判定する位置状態判定手段と、伝達
手段が針棒駆動手段と、糸巻手段とのどちらにモータの
動力を伝達しているかを判定する伝達判定手段と、モー
タへの電力供給中、位置状態判定手段及び伝達判定手段
の判定に基づいて、針棒とモータとの動作に矛盾が生じ
た場合、モータへの電力供給を中止する停止手段とを備
えている。
【0010】また、請求項2記載のミシンは、モータへ
の電力供給中、針棒の上下位置が所定時間内に変化して
いることが位置状態判定手段によって判定されると共
に、伝達手段が糸巻手段にモータの動力を伝達している
ことが伝達判定手段によって判定される場合、モータへ
の電力供給を中止する停止手段を備えている。
【0011】更に、請求項3記載のミシンは、請求項1
記載のミシンの構成に加えて、モータの回転速度を制御
するモータ制御手段と、モータの回転速度を検出する回
転速度検出手段と、モータの検出された回転速度が制御
された回転速度より予め定められた所定時間だけ継続し
て遅いか否かを判定する速度状態判定手段と、モータへ
の電力供給中、モータの検出された回転速度が制御され
た回転速度より所定時間だけ継続して遅いことが速度状
態判定手段によって判定される場合、モータへの電力供
給を中止する速度対応停止手段とを有し、モータへの電
力供給中で、モータの検出された回転速度が所定時間だ
け継続して制御された回転速度以上であることが速度状
態判定手段によって判定され、針棒の上下位置が設定時
間継続して同一位置であることが位置状態判定手段によ
って判定されると共に、伝達手段が針棒駆動手段にモー
タの動力を伝達していることが伝達判定手段によって判
定される場合、モータへの電力供給を中止する停止手段
を備えている。
【0012】
【作用】前記の構成を有する本発明の請求項1記載のミ
シンにおいては、針棒位置検出手段が針棒の上下位置を
検出して、針棒の現在の位置を検出可能とする。針棒の
上下位置が設定時間継続して同一位置であることを位置
状態判定手段が判定すると、針棒が略停止している糸巻
時であることが判定される。一方、針棒の上下位置が設
定時間内に変化していることを位置状態判定手段が判定
すると、針棒が上下動している縫製時であることが判定
される。こうして、針棒の動作に基づいて、縫製時であ
るか、糸巻時であるかが判定される。
【0013】また、伝達手段が針棒駆動手段にモータの
動力を伝達すると、針棒を上下動可能、即ち、縫製可能
となる。伝達手段が針棒駆動手段にモータの動力を伝達
することを伝達判定手段が判定すると、針棒が上下動す
べき縫製時であることが判定される。一方、伝達手段が
糸巻手段にモータの動力を伝達すると、糸巻手段を作動
可能、即ち、糸巻可能であると共に針棒の上下位置が一
定である。伝達手段が糸巻手段にモータの動力を伝達す
ることを伝達判定手段が判定すると、針棒の上下位置が
一定である糸巻時であることが判定される。こうして、
モータの動力の伝達に基づいて、縫製時であるか、糸巻
時であるかが判定される。
【0014】縫製時であるか、或は、糸巻時であるかと
いう判定結果が位置状態手段と伝達判定手段とで異なる
場合、即ち、針棒とモータとの動作に矛盾が生じた場
合、ミシンに故障や過負荷などの異常が生じたと判定さ
れる。モータへの電力供給中に、この矛盾が生じた場
合、停止手段がモータへの電力供給を自動的に中止す
る。
【0015】また、本発明の請求項2記載のミシンにお
いては、モータへの電力供給中、針棒の上下位置に基づ
いて位置状態判定手段によって糸巻時であることが判定
されると共に、モータの動力の伝達に基づいて伝達判定
手段によって縫製時であることが判定される場合、即
ち、モータと針棒との動作に矛盾が生じている場合、ミ
シンのどこかに故障が生じたとして、停止手段がモータ
への電力供給を自動的に中止する。
【0016】更に、本発明の請求項3記載のミシンにお
いては、モータ制御手段がモータの回転速度を制御し
て、モータを任意の回転速度で制御できる。回転速度検
出手段がモータの回転速度を検出して、モータの現在の
回転速度を検出可能にする。
【0017】モータの検出された回転速度が制御された
回転速度より設定時間だけ継続して遅いことが速度状態
判定手段によって判定されると、過負荷などのために、
モータが略停止していることが判定される。モータへの
電力供給中に、モータが略停止していることが速度状態
判定手段によって判定される場合、縫製時であるか糸巻
時であるかに係わらず、速度対応停止手段がモータへの
電力供給を自動的に中止する。
【0018】モータへの電力供給中、モータの検出され
た回転速度が設定時間だけ制御された回転速度以上であ
ることが速度状態判定手段によって判定され、針棒の上
下位置に基づき糸巻時であることが位置状態判定手段に
よって判定されると共に、モータの動力の伝達に基づき
縫製時であることが伝達判定手段によって判定される場
合、即ち、モータと針棒との動作に矛盾が生じている場
合、ミシンのどこかに故障が生じているとして、停止手
段がモータへの電力供給を自動的に中止する。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0020】図2に示すように、ミシン全体の制御を司
るマイクロコンピュータ10には、ミシンモータ駆動回
路12を介してミシンモータ14が接続されている。更
に、ミシンモータ14の回転軸には、クラッチ18が取
り付けられている。
【0021】ミシンには、公知の針棒を上下動させる針
棒上下駆動機構22及び、糸を下糸用のボビンに巻く糸
巻機構24が設けられている。クラッチ18により針棒
上下駆動機構22或は、糸巻駆動機構24にミシンモー
タ14の動力が伝達されるように構成されている。ま
た、クラッチ18が糸巻駆動装置24にミシンモータ1
4の動力を伝達する場合、針棒上下駆動機構22は停止
すると共に、針棒の上下位置は一定であるように構成さ
れている。
【0022】また、このクラッチ18には、クラッチ1
8によって針棒上下駆動機構22にミシンモータ14の
動力を伝達しているか否かを判定する状態判定スイッチ
26が接続されている。糸巻駆動機構24がミシンモー
タ14の動力を伝達されている場合、この状態判定スイ
ッチ26はON状態であるように構成されている。この
状態判定スイッチ26がONであるか否かをマイクロコ
ンピュータ10が検出するように構成されている。
【0023】更に、その針棒上下駆動機構22には、針
棒の上下位置を検出する針棒位置センサ38が接続され
ている。この針棒位置センサ38の検出結果がマイクロ
コンピュータ10に出力されるように構成されている。
更に、その針棒位置センサ38の検出結果に基づいて、
予め設定された基準位置よりも針棒の上下位置が上側に
あるか、下側にあるかを判定するようにマイクロコンピ
ュータ10は構成されている。
【0024】このマイクロコンピュータ10は、ミシン
モータ14の起動及び停止を操作するための起動スイッ
チ40が接続されている。このマイクロコンピュータ1
0には、ミシンモータ14を起動するプログラムや異常
を検出するプログラムを記憶する記憶領域が設けられて
いる。更に、ミシンモータ14が異常であるか否かを判
定するための制限値Pmax や針棒の上下位置を順次記憶
更新する記憶領域がマイクロコンピュータ10には設け
られている。また、公知のカウンタ機能や演算機能をマ
イクロコンピュータ10は備えている。
【0025】次に、前記構成を有するミシンにおいて動
作について、図3及び図4のフローチャートに沿って説
明する。尚、電力供給されていないミシンモータ14が
停止中であるとき、マイクロコンピュータ10によって
図3に示す起動ルーチンは実行される。
【0026】起動スイッチ40が作業者によって操作さ
れたことを判定し(S1:YES)、針棒位置停止カウ
ンタPを「0」に初期化する(S4)。続いて、公知の
モータ起動に関する各パラメータをセットした後(S
5)、公知のモータ起動処理を行われる(S6)。尚、
操作されたスイッチが起動スイッチ40以外であった場
合(S1:NO)、公知の縫製のためのメインルーチン
にリターンする。
【0027】前記起動ルーチンによってミシンモータ1
4が始動すると、図4に示すミシンモータ14の制御プ
ログラムの一部が適宜実行される。
【0028】以下、クラッチ18によってミシンモータ
14の動力が針棒上下駆動手段22に伝達されているに
も係わらず(縫製時状態)、故障や破損のために状態判
定スイッチ26がミシンモータ14の動力を糸巻駆動機
構24に伝達している(糸巻時状態)と判定する信号を
出力する場合おいて、ミシンモータ14への電力供給を
自動的に中止する動作に付いて説明する。尚、縫製時に
おいては、図4に示す制御プログラムが行われる度に、
前回と今回の針棒の上下位置は異なることとし、制限値
Pmax は「12」に予め設定されている。
【0029】まず、針棒位置センサ38の信号が読み取
られ、現在の針棒の上下位置と前回の読み取り時の針棒
の上下位置とが異なることが判定される(S17:YE
S,S18:YES)、即ち、針棒が上下動しているこ
とをマイクロコンピュータ10が判定する。次に、針棒
位置停止カウンタPが「0」にリセットされ(S19:
P=0)、続いて、針棒位置停止カウンタPが「1」だ
けインクリされる(S21:P=1)。針棒位置停止カ
ウンタP(=1)が制限値Pmax (=12)より小さい
ことが判定され(S22:NO)、針棒の上下位置が継
続してほぼ同一でないこと、つまり、針棒が上下動して
いる縫製時であることが判定される。
【0030】次に、状態判定スイッチ26に基づいて、
ミシンモータ14の動力が糸巻駆動手段24に伝達され
ていることが判定される(S25:YES)、即ち、糸
巻時であることをマイクロコンピュータ10が判定す
る。
【0031】このように、針棒位置センサ38に基づく
判定(縫製時状態)と状態判定スイッチ26に基づく判
定(糸巻時状態)とが異なる矛盾が生じていることか
ら、状態判定スイッチ26が故障していると判定される
(S22:NO,S25:YES)。ミシンモータ14
を即時に停止させるモータ即停止ルーチンが実行され、
ミシンモータ14への電力供給が自動的に中止される
(S26)。
【0032】また、図4に示すフローチャートによれ
ば、従来のように縫製時に過負荷のためにミシンモータ
14がほぼ停止しても、針棒の上下位置がほぼ同一であ
ることに基づいて(S17:YES,S18:NO、或
は、S17:NO,S20:NO)、ミシンモータ14
への電力供給が自動的に中止されることは明らかである
ので(S21,S22:YES,S23:NO,S2
6)、その制御の説明は省略する。
【0033】本実施例においては、S17からS22の
実行が位置状態判定手段に相当する。また、S22・S
23・S25・S26の実行が請求項2に係わる停止手
段に相当する。
【0034】尚、本実施例においては、針棒の上下位置
に基づく縫製時であるという判定が正しく、状態判定ス
イッチ26に基づく糸巻時である判定が間違いとしてい
るが、逆に、状態判定スイッチ26の判定が正しく、針
棒の上下位置に基づく判定が間違っているとも考えられ
る。針棒の上下位置に基づく判定が間違っている場合、
クラッチ18や針棒センサ38が故障していると考えら
れる。
【0035】本発明は本実施例に限定されることなく種
々の変形例が考えられる。
【0036】例えば、過負荷のためにミシンモータ14
が異常停止する時(S22:YES,S23:NO)は
ブザーを10回、状態判定スイッチ26の故障のために
ミシンモータ14が停止する時(S22:NO,S2
5:YES)はブザーを5回、断続的に鳴らす処理を追
加すれば、作業者はミシンモータ14の停止の原因を正
確に把握でき、復帰作業が迅速に行われる。公知のCR
Tを用いて作業者に故障原因を知らせるようにしてもよ
い。
【0037】前記実施例においては、針棒の上下位置に
基づく判定結果が「縫製時」であり、状態判定スイッチ
26に基づく判定結果が「糸巻時」である場合に、ミシ
ンモータ14への電力供給が中止されるようにしている
が、針棒の上下位置に基づく判定結果が「糸巻時」であ
り、状態判定スイッチ26に基づく判定結果「縫製時」
である場合であっても良い。
【0038】以下、本発明の請求項3に係わるミシンに
ついて説明する。尚、前記実施例と同一の構成に付いて
は同番号を付し、その説明は省略する。
【0039】図2に示すように、ミシンモータ14に
は、そのミシンモータ14の回転数を検出するモータ回
転数センサ46が接続され、その検出結果をマイクロコ
ンピュータ10に出力するように構成されている。そし
て、マイクロコンピュータ10は、ミシンモータ14を
作業者によって設定された速度に対応して制御するよう
に構成されている。
【0040】ミシンモータ14が異常であるか否かを判
定するための制限値Lmax が更に記憶されている。尚、
制限値Lmax は「8」に、予め設定されている。
【0041】次に、前記構成を有するミシンにおいて動
作について、図5及び図6のフローチャートに沿って説
明する。尚、電力供給されていないミシンモータ14が
停止中であるとき、マイクロコンピュータ10によって
図5に示す起動ルーチンは実行される。
【0042】起動スイッチ40が作業者によって操作さ
れたことが判定され(S31:YES)、モータ回転数
センサ46の回転数カウンタC、ミシンモータ14の回
転停止の判断のための回転停止カウンタL及び針棒位置
停止カウンタPを「0」に初期化する(S32,S3
3,S34)。続いて、公知のモータ起動に関する各パ
ラメータをセットした後(S35)、公知のモータ起動
処理を行い(S36)、更に、ミシンモータ14の回転
数の計測が開始される(S37)。尚、操作されたスイ
ッチが起動スイッチ40以外であった場合(S31:N
O)、公知の縫製のためのメインルーチンにリターンす
る。
【0043】前記起動ルーチンによってミシンモータ1
4が始動すると、図6に示すミシンモータ14の制御プ
ログラムの一部が適宜実行される。
【0044】以下、クラッチ18によってミシンモータ
14の動力が糸巻駆動手段24に伝達されているにも係
わらず(糸巻時状態)、故障や破損のために状態判定ス
イッチ26がミシンモータ14の動力を針棒上下駆動機
構22に伝達していると判定する信号を出力している
(縫製時状態)場合おいて、糸巻作業を行う動作に付い
て説明する。尚、ミシンモータ14は制御どうり回転し
ている。
【0045】ミシンモータ14は制御どうり回転してい
るので、回転停止カウンタLは、「0」のままである
(S41,S42:NO,S43,S45:NO)。よ
って、ミシンモータ14が正常に回転していることがマ
イクロコンピュータ10によって判定される。
【0046】クラッチ18はミシンモータ14の動力を
糸巻駆動機構24に伝達しているので、針棒の上下位置
が一定であり(S47:YES,S48:NO)、針棒
位置停止カウンタPが1だけインクリされる(S5
1)。針棒位置停止カウンタPが制限値Pmax (=1
2)以下であるので(S52)、針棒が上下動している
として、メインルーチンの処理が行われる。
【0047】前記処理が繰り返されて、針棒位置停止カ
ウンタPが「13」になると、制限値Pmax (=12)
を超え(S52:YES)、針棒が停止していること、
即ち、糸巻時であることが判定される。続いて、下糸巻
き判定スイッチ26がOFFであるので(S53:YE
S)、縫製時であることが判定される。このように、ミ
シンモータ14が制御どうり回転していると共に(S4
5:NO)、針棒の上下位置が一定である(S52:Y
ES)場合は、糸巻時であると判定されので、状態判定
スイッチ26が故障していると判定される。次に、ミシ
ンモータ14を即停止するサブルーチンが実行されて、
ミシンモータ14への電力の供給が自動的に中止される
(S46)。
【0048】本実施例において、S41からS45の実
行が請求項3の速度状態判定手段に相当する。S45と
S46との実行が請求項3の速度対応停止手段に相当す
る。S46・S52〜S53の実行が位置状態判定手段
に相当する。
【0049】また、図6に示すフローチャートによれ
ば、縫製時であるか糸巻時であるか関わらず、過負荷の
ためにミシンモータ14がほぼ停止しても、回転数が低
いことに基づいてミシンモータ14への電力供給が自動
的に中止されることは明らかであるので、その制御の説
明は省略する(S45:YES,S46)。よって、ミ
シンの安全性も一層向上している。
【0050】尚、針棒の上下位置の検出位置が1つか2
つの、検出位置の少ない針棒位置センサ38では、正常
に制御される回転数が小さくなれば、針棒の上下位置の
変化する時間も長くなる。従って、正常なのか、異常な
のかを判断するための針棒位置カウンタPの制限値Pma
x をある程度大きくしなければならない。一方、ミシン
モータ14が異常停止状態であると、そのミシンモータ
14に電力が無駄に供給されるので回転停止カウンタL
max は短い方がよい。よって、回転数判断カウンタLma
x (=8)より針棒位置カウンタの制限値Pmax (=1
2)が大きく設定してある。
【0051】従って、ミシンモータ14を停止させる必
要もない時に、ミシンモータ14への電力供給を停止す
る誤動作が防止されてミシンの信頼度が増すと共に、い
ち早くミシンモータ14への電力供給を中止することが
可能でき、ミシンの安全性が向上する。
【0052】また、縫製時に、起動スイッチ40が停止
のために操作された後に、針棒位置センサ38の検出結
果に基づいて、針棒が予め設定された上下位置に達する
と、ミシンモータ14への電力供給が中止するミシンが
ある。このようなミシンにおいては、糸巻時であるにも
係わらず、縫製時であるかのように状態判定スイッチが
故障すると、針棒位置が予め設定された上下位置に達し
ないので、起動スイッチ40を操作しても、ミシンモー
タ14が回転し続けてしまう。しかし、図6に示すフロ
ーチャートによれば、ミシンモータ14が制御どうり回
転していると共に(S45:NO)、針棒の上下位置が
一定であることから(S52:YES)、状態判定スイ
ッチ26が故障していることを判定することができる
(S53:NO)。続いて、起動スイッチ40を操作し
て(S54:YES)、ミシンモータ14への電力供給
を中止できる(S46)。従って、そのようなミシンに
おいては、ミシンモータ14が停止操作不能に陥ること
が防止されており、電力供給を中止するため電源のコン
セントを抜く手間が解消されている。
【0053】また、制御する回転速度が速いほど、制限
値Pmax ,Lmax を小さく設定してもよい。この様に設
定すれば、供給電力が多い高速時に、いち早くミシンモ
ータ14への電力供給を中止することができる。更に、
制御速度に対応して、自動的に制限値Pmax ,Lmax
変更されるように構成すれば、ミシンが一層使いがって
良いものとなる。
【0054】また、マイクロコンピュータ10に、起動
スイッチ40が停止のために操作された場合、リセット
(=0)され、起動のために操作された場合、「1」に
セットされるストップフラグを設けると共に、処理S5
3とS46との間に、そのストップフラグが「0」か否
かを判定する処理を追加して、ストップフラグが「0」
である場合のみ、S46が実行されるようにプログラム
を構成すれば、前記のようにミシンモータ14の動力が
糸巻駆動手段24に伝達されているにも係わらず、状態
判定スイッチ26がその動力を針棒上下駆動機構22に
伝達していると判定する信号を出力している場合であっ
ても、ミシンモータ14への電力供給が続行されるの
で、糸巻駆動機構24を用いて糸巻作業を行うことがで
きる。従って、効率の良く糸巻作業を行うことができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に係わるミシンによれば、作業時に起
こり得ないミシンの矛盾状態を検出した場合、モータへ
の電力供給が自動的に中止されており、ミシンに故障や
異常が発生した場合の安全性が向上している。
【0056】また、本発明の請求項2に係わるミシンに
よれば、針棒の上下位置が設定時間内に変化しているに
も係わらず、糸巻手段にモータの動力が伝達されている
ことが判定される場合、モータへの電力供給が自動的に
中止されており、ミシンに故障や異常が発生した場合の
安全性が向上している。
【0057】更に、本発明の請求項3に係わるミシンに
よれば、モータがほぼ制御された速度以上で回転し、針
棒の上下位置が設定時間略一定であると共に、針棒駆動
手段にモータの動力が伝達されていることが判定される
場合、モータへの電力供給が自動的に中止されており、
ミシンに故障や異常が発生した場合の安全性が向上して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はクレーム対応図である。
【図2】図2は本実施例のブロック図である。
【図3】図3はミシンのモータ起動に関するフローチャ
ートである。
【図4】図4はミシンのモータ異常検出に関するフロー
チャートである。
【図5】図5は回転速度を検出するミシンのモータ起動
に関するフローチャートである。
【図6】図6は回転速度を検出するミシンのモータ異常
検出に関するフローチャートである。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ 14 ミシンモータ 18 クラッチ 16 モータ回転数センサ 26 状態判定スイッチ 38 針棒位置センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針棒を上下動する針棒駆動手段と、糸巻
    に糸を巻く糸巻手段とのどちらかに、モータの動力を伝
    達手段によって伝達するミシンにおいて、 前記針棒の上下位置を検出する針棒位置検出手段と、 前記針棒の上下位置が予め定められた所定時間継続して
    略同一位置であるか否かを判定する位置状態判定手段
    と、 前記伝達手段が前記針棒駆動手段と、前記糸巻手段との
    どちらに前記モータの動力を伝達しているかを判定する
    伝達判定手段と、 前記モータへの電力供給中、前記位置状態判定手段及び
    前記伝達判定手段の判定結果に基づいて、前記針棒と前
    記モータとの動作に矛盾が生じた場合、前記モータへの
    電力供給を中止する停止手段とを備えることを特徴とす
    るミシン。
  2. 【請求項2】 前記モータへの電力供給中、前記針棒の
    上下位置が前記所定時間内に変化していることが前記位
    置状態判定手段によって判定されると共に、前記伝達手
    段が前記糸巻手段に前記モータの動力を伝達しているこ
    とが前記伝達判定手段によって判定される場合、前記停
    止手段が前記モータへの電力供給を中止することを特徴
    とする請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 前記モータの回転速度を制御するモータ
    制御手段と、 前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記モータの検出された回転速度が制御された回転速度
    より予め定められた所定時間だけ継続して遅いか否かを
    判定する速度状態判定手段と、 前記モータへの電力供給中、前記モータの検出された回
    転速度が制御された回転速度より前記所定時間だけ継続
    して遅いことが速度状態判定手段によって判定される場
    合、前記モータへの電力供給を中止する速度対応停止手
    段とを更に有し、 前記モータへの電力供給中で、前記モータの検出された
    回転速度が前記所定時間だけ継続して制御された回転速
    度以上であることが前記速度状態判定手段によって判定
    され、前記針棒の上下位置が継続して略同一位置である
    ことが位置状態判定手段によって判定されると共に、前
    記伝達手段が前記針棒駆動手段に前記モータの動力を伝
    達していることが前記伝達判定手段によって判定される
    場合、前記停止手段が前記モータへの電力供給を中止す
    ることを特徴とする請求項1記載のミシン。
JP671293A 1993-01-19 1993-01-19 ミシン Pending JPH06210094A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868189A (en) * 1987-01-05 1989-09-19 Sanwa Kagaku Kenkyusho Co. Uracil derivatives for use as anti-tumor agents having silicon containing side chains

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868189A (en) * 1987-01-05 1989-09-19 Sanwa Kagaku Kenkyusho Co. Uracil derivatives for use as anti-tumor agents having silicon containing side chains

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