JPH06210294A - ジデシルジメチルアンモニウムハライドを用いてゼブライガイを制御する方法 - Google Patents
ジデシルジメチルアンモニウムハライドを用いてゼブライガイを制御する方法Info
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- JPH06210294A JPH06210294A JP3228210A JP22821091A JPH06210294A JP H06210294 A JPH06210294 A JP H06210294A JP 3228210 A JP3228210 A JP 3228210A JP 22821091 A JP22821091 A JP 22821091A JP H06210294 A JPH06210294 A JP H06210294A
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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- C02F1/50—Treatment of water, waste water, or sewage by addition or application of a germicide or by oligodynamic treatment
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- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/76—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation with halogens or compounds of halogens
- C02F1/766—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation with halogens or compounds of halogens by means of halogens other than chlorine or of halogenated compounds containing halogen other than chlorine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水系中のゼブライガイを制御すること。
【構成】 ゼブライガイを含むか又はゼブライガイが侵
入し易い水系をジデシルジメチルアンモニウムハライド
の有効量で処理することを特徴とする水系中のゼブライ
ガイを制御する方法。
入し易い水系をジデシルジメチルアンモニウムハライド
の有効量で処理することを特徴とする水系中のゼブライ
ガイを制御する方法。
Description
【0001】本発明はジデシルジメチルアンモニウムハ
ライドの有効量を軟体動物撲滅剤として使用して水系中
のゼブライガイ(zebra mussel) (ドライセナ(Dreisse
na)多形体)を制御することに関する。
ライドの有効量を軟体動物撲滅剤として使用して水系中
のゼブライガイ(zebra mussel) (ドライセナ(Dreisse
na)多形体)を制御することに関する。
【0002】ゼブライガイは最近五大湖に於いて発見さ
れている。これらの貝はヨーロッパから船の底荷として
北アメリカに運ばれてきたものと考えられている。ゼブ
ライガイは急速に繁殖し、これらが存在する水系と接触
している実質的に硬い面に付着する。これらの生物はゼ
ブライガイが水の取入口や処理設備を汚損するので工業
用及び住民用淡水の使用者にとって特に厄介なものとな
っている。
れている。これらの貝はヨーロッパから船の底荷として
北アメリカに運ばれてきたものと考えられている。ゼブ
ライガイは急速に繁殖し、これらが存在する水系と接触
している実質的に硬い面に付着する。これらの生物はゼ
ブライガイが水の取入口や処理設備を汚損するので工業
用及び住民用淡水の使用者にとって特に厄介なものとな
っている。
【0003】ゼブライガイは軟体動物門(Mollusca)の二
枚貝類(Bivalvia)に属している。これらは実質的に水中
の硬い面に付着することができる糸状テナクル(tenacl
e)(足糸)が特徴である。ゼブライガイは特に別のゼブ
ライガイの介殻に付着するためこれらの貝類は取入口を
完全に塞ぐように積み重なる傾向がある。更にこれらの
糸は水平な面で位置する表面にイガイ類を付着させるこ
とができる。従ってアジアクラム(Asian clam)(コル
ビクラ(Corbicula))のような他の貝類と異なり、ゼブ
ライガイは水中設備の天井、垂直面及び床にみられる。
枚貝類(Bivalvia)に属している。これらは実質的に水中
の硬い面に付着することができる糸状テナクル(tenacl
e)(足糸)が特徴である。ゼブライガイは特に別のゼブ
ライガイの介殻に付着するためこれらの貝類は取入口を
完全に塞ぐように積み重なる傾向がある。更にこれらの
糸は水平な面で位置する表面にイガイ類を付着させるこ
とができる。従ってアジアクラム(Asian clam)(コル
ビクラ(Corbicula))のような他の貝類と異なり、ゼブ
ライガイは水中設備の天井、垂直面及び床にみられる。
【0004】一日に莫大な量の水が川、湖及び小川から
飲料水及び種々の工業用水として取水される。工業用水
の最大の用途は冷却のためであり、熱移動媒体として水
を最も消費しない工業は蒸気−電気発生工業に由来する
ものである。また住民も公共消費として取水する。
飲料水及び種々の工業用水として取水される。工業用水
の最大の用途は冷却のためであり、熱移動媒体として水
を最も消費しない工業は蒸気−電気発生工業に由来する
ものである。また住民も公共消費として取水する。
【0005】水源は多量の生物生活形態を維持してお
り、多くは使用する前に水から除去することができな
い。これらの生物生活形態のあるものは住民用又は工業
用処理工程に不利に影響しないが、ゼブライガイは汚損
生物であり、非常に短時間で北アメリカに於いて厳しい
問題となっている。これらのイガイ類は住民用水処理プ
ラントや工業用水系の取入管及び設備面を汚損する。
り、多くは使用する前に水から除去することができな
い。これらの生物生活形態のあるものは住民用又は工業
用処理工程に不利に影響しないが、ゼブライガイは汚損
生物であり、非常に短時間で北アメリカに於いて厳しい
問題となっている。これらのイガイ類は住民用水処理プ
ラントや工業用水系の取入管及び設備面を汚損する。
【0006】ゼブライガイはこの1988年又は198
9年まではエリー湖には見られなかったと思われてい
る。今ではミシガン湖及び中西部や北東部の川に急速に
広がってきている。イガイ類は比較的短時間に1平方メ
ートル当たり30,000個を超える量の群集密度に達
することができる。このため、ゼブライガイはこれらに
侵入された淡水に頼っている住民用及び工業用系を完全
に閉鎖することができる。ゼブライガイ汚損はついには
五大湖に通じる水源から供給する淡水の実質的なあらゆ
る家庭の住民用及び工業用使用者をおびやかすと考えら
れている。
9年まではエリー湖には見られなかったと思われてい
る。今ではミシガン湖及び中西部や北東部の川に急速に
広がってきている。イガイ類は比較的短時間に1平方メ
ートル当たり30,000個を超える量の群集密度に達
することができる。このため、ゼブライガイはこれらに
侵入された淡水に頼っている住民用及び工業用系を完全
に閉鎖することができる。ゼブライガイ汚損はついには
五大湖に通じる水源から供給する淡水の実質的なあらゆ
る家庭の住民用及び工業用使用者をおびやかすと考えら
れている。
【0007】取入管及びスチームコンデンサーのような
設備のゼブライガイ汚損は非常に厄介なことである。未
成熟なあるいは小さなイガイ類は取入口スクリーンを通
って簡単に流れる。系の内側であれば、これらはどこへ
でも入ることができる。処理及び/又は工程系に水が流
れることによって幼生状態のゼブライガイが運ばれると
いう事実によって問題を一層悪くしている。
設備のゼブライガイ汚損は非常に厄介なことである。未
成熟なあるいは小さなイガイ類は取入口スクリーンを通
って簡単に流れる。系の内側であれば、これらはどこへ
でも入ることができる。処理及び/又は工程系に水が流
れることによって幼生状態のゼブライガイが運ばれると
いう事実によって問題を一層悪くしている。
【0008】米国に於いてゼブライガイを制御する有効
な方法は現在知られていない。ヨーロッパでは一方の系
が機械的に清浄しもう一方が効力を有するように2重の
取入系を使用するか又は最高水温が低くすぎて(約13
℃以下)ゼブライガイが繁殖できない深さから水源を引
くことが普通である。
な方法は現在知られていない。ヨーロッパでは一方の系
が機械的に清浄しもう一方が効力を有するように2重の
取入系を使用するか又は最高水温が低くすぎて(約13
℃以下)ゼブライガイが繁殖できない深さから水源を引
くことが普通である。
【0009】ゼブライガイを制御するために塩素及び他
の酸化剤を含む化学薬剤が用いられていた。しかしなが
ら塩素は環境上の理由で望ましくない。スミスによる米
国特許第4,462,914号はアジアクラム(コルビ
クラ)を制御するためにジメチルジアリルアンモニウム
クロリド重合体のようなポリクワトを使用することを開
示している。しかしながらこの特許はゼブライガイを制
御するジデシルジメチルアンモニウムクロリドの効力に
関して何も触れていない。 またジデシルジメチルアン
モニウムクロリドが工業用水処理に於いて殺菌剤として
広く用いられていることは注目すべきことである。しか
しながら発明者らの知る限り、この化合物はゼブライガ
イの成長又は汚損を制御するために用いられていない。
の酸化剤を含む化学薬剤が用いられていた。しかしなが
ら塩素は環境上の理由で望ましくない。スミスによる米
国特許第4,462,914号はアジアクラム(コルビ
クラ)を制御するためにジメチルジアリルアンモニウム
クロリド重合体のようなポリクワトを使用することを開
示している。しかしながらこの特許はゼブライガイを制
御するジデシルジメチルアンモニウムクロリドの効力に
関して何も触れていない。 またジデシルジメチルアン
モニウムクロリドが工業用水処理に於いて殺菌剤として
広く用いられていることは注目すべきことである。しか
しながら発明者らの知る限り、この化合物はゼブライガ
イの成長又は汚損を制御するために用いられていない。
【0010】さらにまた、ポリ第四級化合物は水系中の
細菌、真菌、藻類のごとき微生物の抑制のためにも使用
されている。たとえば、米国特許第4,113,709
号明細書および米国特許第4,111,679号明細書
参照。簡単な第四級アンモニウム化合物が微生物及び軟
体動物による汚損を抑制するため従来使用されている。
たとえば、ナシムラ等の特開昭49−81535号、Ro
rhのドイツ国公開特許明細書第2,642,606号、
Sinderyのフランス国特許第1460037号明細書お
よびVellejo等の論文、Science 119,420−42
2(1954)参照。Ramsey等の論文“成体Corbicula
flumineaに対する非酸化剤系生物殺傷剤の効果(Effe
cts of Nonoxidizing Biocides on adult Corbic
ua fluminea)”にはアジアクラムを抑制するため下記
を例とする各種生物殺傷剤を使用することが記載されて
いる:ドデシルグアニジンヒドロクロライド(DG
H)、ベンサルコニウムクロライド、ピリジニウムクロ
ライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、
ポリ〔オキシエチレン(ジメチルイミノ)−エチレン
(ジメチルイミノ)−エチレンジクロライド〕、グルタ
ールアルデヒド、2,2−ジブロモ−3−ニトリロ−プ
ロピオンアミド、N−4−ジヒドロキシ−α−オキソベ
ンゼンエタンイミドイルクロライド、5−クロロ−2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オン/2−メチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、N−〔(α)−(1−
ニトロエチル)ベンジル〕エチレンジアミン、2−(t
ert−ブチルアミノ)−4−クロロ−6−(エチルア
ミン)−5−トリアジン。
細菌、真菌、藻類のごとき微生物の抑制のためにも使用
されている。たとえば、米国特許第4,113,709
号明細書および米国特許第4,111,679号明細書
参照。簡単な第四級アンモニウム化合物が微生物及び軟
体動物による汚損を抑制するため従来使用されている。
たとえば、ナシムラ等の特開昭49−81535号、Ro
rhのドイツ国公開特許明細書第2,642,606号、
Sinderyのフランス国特許第1460037号明細書お
よびVellejo等の論文、Science 119,420−42
2(1954)参照。Ramsey等の論文“成体Corbicula
flumineaに対する非酸化剤系生物殺傷剤の効果(Effe
cts of Nonoxidizing Biocides on adult Corbic
ua fluminea)”にはアジアクラムを抑制するため下記
を例とする各種生物殺傷剤を使用することが記載されて
いる:ドデシルグアニジンヒドロクロライド(DG
H)、ベンサルコニウムクロライド、ピリジニウムクロ
ライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、
ポリ〔オキシエチレン(ジメチルイミノ)−エチレン
(ジメチルイミノ)−エチレンジクロライド〕、グルタ
ールアルデヒド、2,2−ジブロモ−3−ニトリロ−プ
ロピオンアミド、N−4−ジヒドロキシ−α−オキソベ
ンゼンエタンイミドイルクロライド、5−クロロ−2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オン/2−メチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、N−〔(α)−(1−
ニトロエチル)ベンジル〕エチレンジアミン、2−(t
ert−ブチルアミノ)−4−クロロ−6−(エチルア
ミン)−5−トリアジン。
【0011】Lyons 等の米国特許第4,816,16
3号明細書には大型無脊椎動物、特にシジミガイ(Corb
icula)の生物汚損を抑制するため水溶性アルキルグア
ニジン塩を単独又はメチレンビス−チオシアナートまた
はアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリドと組
合わせて使用することが記載されている。この米国特許
明細書の第2欄、第18乃至20行には『別の淡水軟体
動物、Dreissna−ゼブラガイ−はアジアクラムと同様な
態様でヨーロッパに於いて冷却系の詰まりの問題を惹起
している』との記載がある。しかしながら、本発明者等
はアジアクラムは硬質面には付着せず沈泥(シルト)堆
積物の存在する領域に住みついていることに気付いてい
る。すなわち、アジアクラムはゼブラガイのように水面
下の垂直面やいわゆる天井面にはりつくことはないので
ある。また、アジアシジミはシルトや泥の中を動きまわ
る傾向があるが、ゼブラガイは通常その足糸が付着した
ところに定着する。さらにまた、アジアクラムは雌雄同
体であるが、他方ゼブラガイは外部受精に依存してい
る。多分、これらまたは他のシジミガイとゼブラガイと
の根本的相違のために本発明による重合体がアジアクラ
ムよりもゼブラガイに対して実質的により有効であるこ
とが判明したのである。
3号明細書には大型無脊椎動物、特にシジミガイ(Corb
icula)の生物汚損を抑制するため水溶性アルキルグア
ニジン塩を単独又はメチレンビス−チオシアナートまた
はアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリドと組
合わせて使用することが記載されている。この米国特許
明細書の第2欄、第18乃至20行には『別の淡水軟体
動物、Dreissna−ゼブラガイ−はアジアクラムと同様な
態様でヨーロッパに於いて冷却系の詰まりの問題を惹起
している』との記載がある。しかしながら、本発明者等
はアジアクラムは硬質面には付着せず沈泥(シルト)堆
積物の存在する領域に住みついていることに気付いてい
る。すなわち、アジアクラムはゼブラガイのように水面
下の垂直面やいわゆる天井面にはりつくことはないので
ある。また、アジアシジミはシルトや泥の中を動きまわ
る傾向があるが、ゼブラガイは通常その足糸が付着した
ところに定着する。さらにまた、アジアクラムは雌雄同
体であるが、他方ゼブラガイは外部受精に依存してい
る。多分、これらまたは他のシジミガイとゼブラガイと
の根本的相違のために本発明による重合体がアジアクラ
ムよりもゼブラガイに対して実質的により有効であるこ
とが判明したのである。
【0012】本発明によればゼブライガイの成長を阻害
する方法及びゼブライガイによる汚損を制御する方法が
提供される。これらの方法は、ジデシルジメチルアンモ
ニウムハライドの目的に対して有効な量、好ましくは軟
体動物撲滅的有効量をゼブライガイ及び/又はゼブライ
ガイ幼生を含む水系に添加することを特徴とする。更に
詳細にはジデシルジメチルアンモニウムクロリドを使用
することが本発明の態様である。本発明はまたa)多数
のゼブライガイを含む水系及びb)有効成分に基づいて
少くとも約0.1ppmのジデシルジメチルアンモニウ
ムハライドを包含している組成物に関する。
する方法及びゼブライガイによる汚損を制御する方法が
提供される。これらの方法は、ジデシルジメチルアンモ
ニウムハライドの目的に対して有効な量、好ましくは軟
体動物撲滅的有効量をゼブライガイ及び/又はゼブライ
ガイ幼生を含む水系に添加することを特徴とする。更に
詳細にはジデシルジメチルアンモニウムクロリドを使用
することが本発明の態様である。本発明はまたa)多数
のゼブライガイを含む水系及びb)有効成分に基づいて
少くとも約0.1ppmのジデシルジメチルアンモニウ
ムハライドを包含している組成物に関する。
【0013】本発明は、ジデシルジメチルアンモニウム
クロリドの目的に対して有効な量を系に添加することを
特徴とするゼブライガイを含むか又は侵入し易い水系に
於いてゼブライガイの成長を制御する方法に関する。好
ましいハライドはクロリドである。
クロリドの目的に対して有効な量を系に添加することを
特徴とするゼブライガイを含むか又は侵入し易い水系に
於いてゼブライガイの成長を制御する方法に関する。好
ましいハライドはクロリドである。
【0014】ジデシルジメチルアンモニウムクロリド生
成物はカルゴン コーポレーションからH−130とし
て市販されている。また50重量%有効なジデシルジメ
チルアンモニウムクロリドはロンザからBARDACR
2250として市販されている。この生成物はまた10
重量%のエタノール及び40重量%の水を含んでいる。
成物はカルゴン コーポレーションからH−130とし
て市販されている。また50重量%有効なジデシルジメ
チルアンモニウムクロリドはロンザからBARDACR
2250として市販されている。この生成物はまた10
重量%のエタノール及び40重量%の水を含んでいる。
【0015】本明細書で用いられる“ゼブライガイの成
長を制御する”とはゼブライガイを撲滅する、成長を阻
害する又は成長を予防することを意味する。同様に本明
細書で用いられる“軟体動物撲滅的有効量”とは軟体動
物撲滅剤を使用する水系中でゼブライガイを撲滅する、
成長を阻害する又は成長を予防する量を意味する。
長を制御する”とはゼブライガイを撲滅する、成長を阻
害する又は成長を予防することを意味する。同様に本明
細書で用いられる“軟体動物撲滅的有効量”とは軟体動
物撲滅剤を使用する水系中でゼブライガイを撲滅する、
成長を阻害する又は成長を予防する量を意味する。
【0016】本明細書で用いられる“有効量”は処理の
目的を達成するために必要なジデシルジメチルアンモニ
ウムハライドの量を意味する。本発明の方法に必要なこ
の化合物の有効量は処理される水系の包囲温度、結合す
る水中の物質さもなければ失活カチオン重合体(例えば
沈泥)の存在、制御される水系に存在するゼブライガイ
の濃度及びライフサイクルの優占段階及び他の要因によ
り異なる。しかしながら一般に有効量は添加される有効
化合物の全重量に基づいて約0.1〜約2000pp
m、好ましくは約1〜約100ppm、最も好ましくは
約5〜50ppmの範囲にあり、水系中の水の全量が処
理される。
目的を達成するために必要なジデシルジメチルアンモニ
ウムハライドの量を意味する。本発明の方法に必要なこ
の化合物の有効量は処理される水系の包囲温度、結合す
る水中の物質さもなければ失活カチオン重合体(例えば
沈泥)の存在、制御される水系に存在するゼブライガイ
の濃度及びライフサイクルの優占段階及び他の要因によ
り異なる。しかしながら一般に有効量は添加される有効
化合物の全重量に基づいて約0.1〜約2000pp
m、好ましくは約1〜約100ppm、最も好ましくは
約5〜50ppmの範囲にあり、水系中の水の全量が処
理される。
【0017】水系はしばしばカチオン化合物に対し“濁
り度要求”を有することは注目すべきことである。従っ
てカチオン化合物はしばしば濁りの原因である固形分と
相互作用し“タイアップ”する。発明者らは沈泥のよう
な濁りの原因を“タイアップ”した化合物の一部はゼブ
ライガイに関して無効であることが判明した。このため
処理される系の濁り度要求とみなすためとゼブライガイ
を制御する両方のために十分な重合体を供給しなければ
ならない。従って好ましい方法はa)処理される水系の
濁り度レベルと供給される個々の化合物に対応する濁り
度要求を定量する、b)提示した濁り度と反応しタイア
ップするように即ち存在する濁り度をタイアップするこ
とによって系の濁り度要求とみなすように十分な重合体
を供給する及びc)ゼブライガイを制御する重合体の有
効量を供給することを包含している。好ましくは供給工
程b)及びc)は同時に行うことができる。工程a)は
水処理業者に周知の通常の方法を含んでいる。
り度要求”を有することは注目すべきことである。従っ
てカチオン化合物はしばしば濁りの原因である固形分と
相互作用し“タイアップ”する。発明者らは沈泥のよう
な濁りの原因を“タイアップ”した化合物の一部はゼブ
ライガイに関して無効であることが判明した。このため
処理される系の濁り度要求とみなすためとゼブライガイ
を制御する両方のために十分な重合体を供給しなければ
ならない。従って好ましい方法はa)処理される水系の
濁り度レベルと供給される個々の化合物に対応する濁り
度要求を定量する、b)提示した濁り度と反応しタイア
ップするように即ち存在する濁り度をタイアップするこ
とによって系の濁り度要求とみなすように十分な重合体
を供給する及びc)ゼブライガイを制御する重合体の有
効量を供給することを包含している。好ましくは供給工
程b)及びc)は同時に行うことができる。工程a)は
水処理業者に周知の通常の方法を含んでいる。
【0018】発明者らはまた自由移動性の浮遊未成熟ゼ
ブライガイ又は幼生であるベリジャーは水温が約13℃
を超えたとき生じることに注目する。ピーク密度は20
〜22℃にあり約37℃を超える温度はベリジャーの発
育を著しく抑制する。米国のほとんどに於いてゼブライ
ガイの繁殖は季節的である。従って水温が春に約13℃
に上昇し秋に約13℃以下に下がる期間はゼブライガイ
を処理しなければならない。発明者らは80μ(0.0
8mm)メッシュのプランクトンネットを取水口に又は
その近くに置くことができることを見い出した。ネット
の内容物を周期的に採取して立体顕微鏡の使用によりゼ
ブライガイの存在を定量することができる。従ってベリ
ジャーをネット内に見られたとき化学処理を開始するこ
とができる。発明者らはジデシルジメチルアンモニウム
ハライド、特にジデシルジメチルアンモニウムクロリド
がイガイ類を有効に窒息させるためにゼブライガイのえ
らと反応すると考えているが、発明者らはこの機序によ
って縛られることを望んでいない。ゼブライガイの成長
を制御するほかに本発明は更に本第四級アンモニウム化
合物の有効量をゼブライガイを含むか又はゼブライガイ
が侵入し易い水系に添加することを特徴とするゼブライ
ガイの汚損可能性(ゼブライガイによる生物汚損)を制
御する方法に関する。ゼブライガイが侵入し易い系はゼ
ブライガイを含む系とあらゆる機序で通じており、13
℃から約37℃までの温度の淡水系を包含する。
ブライガイ又は幼生であるベリジャーは水温が約13℃
を超えたとき生じることに注目する。ピーク密度は20
〜22℃にあり約37℃を超える温度はベリジャーの発
育を著しく抑制する。米国のほとんどに於いてゼブライ
ガイの繁殖は季節的である。従って水温が春に約13℃
に上昇し秋に約13℃以下に下がる期間はゼブライガイ
を処理しなければならない。発明者らは80μ(0.0
8mm)メッシュのプランクトンネットを取水口に又は
その近くに置くことができることを見い出した。ネット
の内容物を周期的に採取して立体顕微鏡の使用によりゼ
ブライガイの存在を定量することができる。従ってベリ
ジャーをネット内に見られたとき化学処理を開始するこ
とができる。発明者らはジデシルジメチルアンモニウム
ハライド、特にジデシルジメチルアンモニウムクロリド
がイガイ類を有効に窒息させるためにゼブライガイのえ
らと反応すると考えているが、発明者らはこの機序によ
って縛られることを望んでいない。ゼブライガイの成長
を制御するほかに本発明は更に本第四級アンモニウム化
合物の有効量をゼブライガイを含むか又はゼブライガイ
が侵入し易い水系に添加することを特徴とするゼブライ
ガイの汚損可能性(ゼブライガイによる生物汚損)を制
御する方法に関する。ゼブライガイが侵入し易い系はゼ
ブライガイを含む系とあらゆる機序で通じており、13
℃から約37℃までの温度の淡水系を包含する。
【0019】本方法で用いられるジデシルジメチルアン
モニウムハライドは処理される水系に常法で添加するこ
とができ、処理される水系中の全ての個所に化合物を容
易に溶解し、急速に分配するのにあらゆる点で最適であ
る。水源の時点での供給が好ましい。水中の溶解を促進
する本化合物の種々の製剤は既知の方法に従って調製す
ることができる。また他の水処理剤を本重合体と共に添
加することができる。例えば他の殺菌剤、界面活性剤、
介殻又は腐食防止剤、分散剤、凝集剤又は清澄助剤を本
ジデシルジメチルアンモニウムハライドと一緒に使用す
ることができる。
モニウムハライドは処理される水系に常法で添加するこ
とができ、処理される水系中の全ての個所に化合物を容
易に溶解し、急速に分配するのにあらゆる点で最適であ
る。水源の時点での供給が好ましい。水中の溶解を促進
する本化合物の種々の製剤は既知の方法に従って調製す
ることができる。また他の水処理剤を本重合体と共に添
加することができる。例えば他の殺菌剤、界面活性剤、
介殻又は腐食防止剤、分散剤、凝集剤又は清澄助剤を本
ジデシルジメチルアンモニウムハライドと一緒に使用す
ることができる。
【0020】本発明の処理方法はゼブライガイの成長を
阻害するジデシルジメチルアンモニウムクロリドの使用
を具体的に説明する次の実施例によってより良く理解さ
れるであろう。しかしながら、本発明は次の実施例によ
る方法に限定するものとして解釈されるべきではない。
阻害するジデシルジメチルアンモニウムクロリドの使用
を具体的に説明する次の実施例によってより良く理解さ
れるであろう。しかしながら、本発明は次の実施例によ
る方法に限定するものとして解釈されるべきではない。
【0021】実施例1〜10 スタティックリニューアル試験 種々の濃度のジデシルジメチルアンモニウムクロリドと
DGHを激しく通気した水道水100mlを含むビーカ
ーに入れた。エリー湖から取った各々殻長2〜10mm
の10個の成熟ゼブライガイ(ドライセナ多形体)を試
験ビーカーの各々並びに激しく通気した水道水だけを含
む2本の対照ビーカーに加えた。水は試験期間中毎日変
えた。明らかに生きている(投餌)イガイだけを試験に
使用した。生活の徴候に対してゼブライガイを毎日観察
し、得られた結果を以下の表に示す。
DGHを激しく通気した水道水100mlを含むビーカ
ーに入れた。エリー湖から取った各々殻長2〜10mm
の10個の成熟ゼブライガイ(ドライセナ多形体)を試
験ビーカーの各々並びに激しく通気した水道水だけを含
む2本の対照ビーカーに加えた。水は試験期間中毎日変
えた。明らかに生きている(投餌)イガイだけを試験に
使用した。生活の徴候に対してゼブライガイを毎日観察
し、得られた結果を以下の表に示す。
【0022】
【表1】 生物:ドライセナ多形体(ゼブライガイ) (10生物/濃度 殻長2〜10mm) * 比較実施例 1.DGHはカルゴン コーポレーションからH−133
Aとして市販されている12.5%活性ドデシルグアニ
ジン塩酸塩である。 2.DDACはカルゴンからH−130として市販されて
いる50重量%ジデシルジメチルアンモニウムクロリ
ド、10重量%エタノール及び40重量%水である。
Aとして市販されている12.5%活性ドデシルグアニ
ジン塩酸塩である。 2.DDACはカルゴンからH−130として市販されて
いる50重量%ジデシルジメチルアンモニウムクロリ
ド、10重量%エタノール及び40重量%水である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロドニー エム.ドンラン アメリカ合衆国,15017 ペンシルヴァニ ア,ブリッジヴィル,マーブル ドライヴ 116
Claims (6)
- 【請求項1】 ジデシルジメチルアンモニウムハライド
の有効量を水系に添加することを特徴とするゼブライガ
イを含むか又はゼブライガイが成長し易い水系に於いて
ゼブライガイの成長を阻害する方法。 - 【請求項2】 ジデシルジメチルアンモニウムハライド
の有効量を水系に添加することを特徴とするゼブライガ
イを含むか又はゼブライガイが成長し易い水系に於いて
ゼブライガイの汚損可能性を制御する方法。 - 【請求項3】 a)多数のゼブライガイを含む水系及び b)有効成分に基づいて少くとも約0.1ppmの水溶
性ジデシルジメチルアンモニウムクロリドを包含してい
る組成物。 - 【請求項4】 該ハライドがクロリドである請求項1記
載の方法。 - 【請求項5】 該ハライドがクロリドである請求項2記
載の方法。 - 【請求項6】 該ハライドがクロリドである請求項3記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US510495 | 1990-04-18 | ||
| US07/510,495 US5062967A (en) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | Method for controlling zebra mussels using didecyl dimethyl ammonium halides |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210294A true JPH06210294A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=24030983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3228210A Withdrawn JPH06210294A (ja) | 1990-04-18 | 1991-04-18 | ジデシルジメチルアンモニウムハライドを用いてゼブライガイを制御する方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5062967A (ja) |
| EP (1) | EP0457439B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06210294A (ja) |
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| CA (1) | CA2040653C (ja) |
| DE (1) | DE69103201T2 (ja) |
| ES (1) | ES2059053T3 (ja) |
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| US5723044A (en) * | 1995-07-31 | 1998-03-03 | Zebra Mussel Filter Systems, Inc. | Water filtration system for control of the zebra mussel |
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| US5948279A (en) * | 1997-09-25 | 1999-09-07 | Ohio University | Method and apparatus for controlling macrofoulers in on-demand water conduits |
| US6315910B2 (en) * | 1998-03-11 | 2001-11-13 | Calgon Corporation | Method for controlling snails using dialkyl diallyl ammonium polymers |
| AU2003223611B2 (en) | 2002-05-02 | 2008-07-10 | Peter Drummond Mcnulty | Apparatus and method for water treatment |
| ITRM20020341A1 (it) * | 2002-06-18 | 2003-12-18 | Chimec Spa | Metodo ed impianto per il controllo dell'insediamento sulle superficidi strutture sommerse da parte di organismi acquatici filtratori. |
| EP3061348A1 (en) * | 2015-02-27 | 2016-08-31 | Kenogard, S.A. | Method for removing a plague of apple snail from a rice crop |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1460037A (fr) * | 1965-10-14 | 1966-06-17 | Procédé pour contrôler et inhiber la prolifération des mollusques bivalves dans les canaux, conduits, bassins et appareillages en contact avec l'eau dans laquelle ilsvivent | |
| JPS5239895B2 (ja) * | 1972-12-09 | 1977-10-07 | ||
| CH614347A5 (ja) * | 1975-09-29 | 1979-11-30 | Hoffmann La Roche | |
| US4113709A (en) * | 1976-08-12 | 1978-09-12 | Petrolite Corporation | Polyquaternary polythiazines |
| US4444790A (en) * | 1982-05-27 | 1984-04-24 | Millmaster Onyx Group, Inc. | Quaternary ammonium disinfectants |
| US4462914A (en) * | 1983-01-03 | 1984-07-31 | Calgon Corporation | Method of controlling Corbicula |
| US4579665A (en) * | 1985-08-14 | 1986-04-01 | Betz Laboratories, Inc. | Method for controlling mollusks |
| US4643835A (en) * | 1985-08-28 | 1987-02-17 | Nalco Chemical Company | Asiatic clam control chemical |
| US4816163A (en) * | 1986-07-23 | 1989-03-28 | Betz Laboratories, Inc. | Method for controlling macroinvertebrates |
| US4906385A (en) * | 1986-07-23 | 1990-03-06 | Betz Laboratories, Inc. | Method for controlling macroinvertebrates |
| CA1269927A (en) * | 1986-07-23 | 1990-06-05 | Larry A. Lyons | Method for controlling macroinvertebrates |
| US4789489A (en) * | 1988-02-26 | 1988-12-06 | Buckman Laboratories International, Inc. | Method for the control of mollusks |
-
1990
- 1990-04-18 US US07/510,495 patent/US5062967A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-17 MX MX025407A patent/MX166748B/es unknown
- 1991-04-17 CA CA002040653A patent/CA2040653C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-18 EP EP91303478A patent/EP0457439B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-18 ES ES91303478T patent/ES2059053T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-18 JP JP3228210A patent/JPH06210294A/ja not_active Withdrawn
- 1991-04-18 DE DE69103201T patent/DE69103201T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-18 AT AT91303478T patent/ATE109433T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| MX166748B (es) | 1993-02-01 |
| DE69103201T2 (de) | 1994-12-22 |
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| US5062967A (en) | 1991-11-05 |
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| ATE109433T1 (de) | 1994-08-15 |
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