JPH06210448A - 板継溶接方法 - Google Patents

板継溶接方法

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JPH06210448A
JPH06210448A JP662593A JP662593A JPH06210448A JP H06210448 A JPH06210448 A JP H06210448A JP 662593 A JP662593 A JP 662593A JP 662593 A JP662593 A JP 662593A JP H06210448 A JPH06210448 A JP H06210448A
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JP
Japan
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welded
welding
plate
metal plate
plate material
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP662593A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kamichika
亮一 神近
Toshikazu Yano
歳和 矢野
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板継溶接方法に係り、板継溶接時に発生する
終端割れ等の不具合発生を回避する。 【構成】 相互に突き合わせられる被溶接板材の外縁部
を接合する際に、冷却流体を含浸させた保液性部材を溶
接線に沿って被溶接板材の表面に接触状態に配置してお
り、冷却流体の蒸発により被溶接板材から溶接熱を除去
する。また、保液性部材の表面に、冷却流体の蒸発表面
積を増加させる凹凸部を形成し、冷却流体の蒸発を促進
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板継溶接方法に係り、
特に、板継溶接時に発生する被溶接板材の変形を防止す
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船殻外板等の被溶接板材の片面自動溶接
に代表される板継溶接では、被溶接板材の外縁部を突き
合わせた状態に保持し、該突き合わせ部に沿ってアーク
溶接を施すことにより被溶接板材を突き合わせ部の全長
に亘って接合する。この場合にあって、アーク溶接によ
る被溶接板材の加熱の結果、該被溶接板材に残留熱応力
が発生し、特に、溶接線の端部において、外縁部同士が
離反する面内変形や、外縁部が被溶接板材の面外に隆起
するといういわゆる面外変形が発生することが多い。
【0003】このため、これらの熱変形を低減するため
に、溶接線に沿う要所に短い長さの溶接ビードを間隔を
おいて複数形成することにより、被溶接板材の仮溶接を
実施し、その後に、被溶接板材の突き合わせ部全長に亘
って本溶接を実施する溶接方法が従来より採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな仮溶接を実施する場合であっても、溶接線の末端部
を溶接棒が通り抜ける瞬間に該末端部が衝撃的に開いて
しまうことにより、該末端部から50〜300mmの位
置に割れが発生する、いわゆる終端割れの現象を回避す
ることは困難であるという問題があり、この問題を有効
に解決する溶接方法の開発が望まれている。
【0005】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであって、板継溶接時に発生する終端割れ等の不具合
発生を回避する板継溶接方法を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の2つの手段を提案している。第1の
手段は、相互に突き合わせられる被溶接板材の外縁部を
接合する際に、該被溶接板材に加えられる溶接熱を除去
する溶接方法であって、冷却流体を含浸させた保液性部
材を、前記外縁部に形成される溶接線に沿って被溶接板
材の表面に接触状態に配置する板継溶接方法を提案して
おり、第2の手段は、保液性部材の表面に、冷却流体の
蒸発表面積を増加させる凹凸部が形成されている板継溶
接方法を提案している。
【0007】
【作用】本発明に係る第1の手段の板継溶接方法によれ
ば、冷却流体を含浸させた保液性部材を、被溶接板材の
外縁部に沿って形成される溶接線に沿って配置すること
により、溶接作業によって被溶接板材に加えられるの溶
接熱が冷却流体の蒸発によって除去され、被溶接板材へ
の蓄熱が低減される。また、第2の手段に係る板継溶接
方法によれば、保液性部材の表面に、凹凸部が設けられ
ることにより、その表面積が増加され、冷却流体の蒸発
が促進されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る板継溶接方法の一実施例
について、図1を参照して説明する。該図1において、
符号1は海綿体(保液性部材)、2は吸熱面、3は対
面、4は空孔(凹凸部)である。
【0009】本実施例の板継溶接方法は、相互に突き合
わせられる被溶接板材Aの突き合わせ部B(外縁部)を
溶接する際に、該突き合わせ部に形成される溶接線を挟
んだ両側に位置する被溶接板材Aの表面に、直方体形状
に形成された海綿体1を間隔をおいて複数配置すること
により実施するものである。
【0010】前記海綿体1の被溶接板材Aに密接状態に
配される吸熱面2の対面3には、複数の空孔4が設けら
れている。該空孔4は、例えば、吸熱面2の対面3から
吸熱面2に向かって形成される円形断面の孔であって、
海綿体1の厚さの2/3程度の深さに形成されている。
そして、該海綿体1に、例えば、水等の冷却流体を含浸
させることにより、該冷却流体が海綿体1に保液され、
被溶接板材Aに接触する吸熱面2から、被溶接板材Aに
加えられる溶接熱を吸収するようになっている。
【0011】このように構成された海綿体1を、被溶接
板材Aの表面に配置した状態で、被溶接板材Aの突き合
わせ部Bに溶接を実施すると、溶接によって被溶接板材
Aに加えられた溶接熱は、海綿体1に保液された冷却流
体によって吸収され、該冷却流体は蒸発させられる。こ
こで、海綿体1には、空孔4が複数設けれられており、
冷却流体を蒸発させることができる表面積が増大されて
いるので、冷却流体の蒸発が促進され、被溶接板材Aを
効率よく除熱することが可能となる。また、蒸発が進行
して、海綿体1内に保液状態の冷却流体の量が減少した
場合には、その都度、補充することが可能であり、補充
によって冷却機能を長時間に亘って維持することができ
ることになる。
【0012】そして、このように本実施例の冷却方法に
より、被溶接板材Aに加えられる溶接熱を除去しつつ、
板継溶接を実施することにより、被溶接板材Aに蓄熱さ
れる溶接熱を低減することができ、その結果、残留熱応
力による溶接後の被溶接板材Aの変形を低減して終端割
れの発生を回避することができるという効果がある。
【0013】なお、本発明に係る板継溶接方法にあって
は、次の技術を採用することができる。 海綿体1の空孔4を任意の個数および形状に形成す
ること。 海綿体1を凹ませて形成した空孔4に代えて、海綿
体1の表面に突起を形成することにより凹凸部を構成す
ること。 被溶接板材Aから立ち上がる海綿体1の側面に外枠
を配設し、海綿体1の内部に含浸される冷却流体の保液
性を向上すること。 冷却流体を水としたが、これに代えて、溶接熱によ
って蒸発する任意の冷却流体とすること。 海綿体1の形状を直方体状としたが、これに代え
て、任意の形状とすること。 保液性部材を海綿体1としたが、これに代えて、ス
ポンジ等の他の多孔質体、あるいは織布等の保液性を有
する任意の保液性部材を採用すること。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る第1
の手段の板継溶接方法は、冷却流体を含浸させた保液性
部材を、溶接線に沿って被溶接板材の表面に接触状態に
配置するので、被溶接板材に加えられる溶接熱が冷却流
体の蒸発によって溶接作業の間に逐次除去され、被溶接
板材の変形を抑制して終端割れ等の不具合を回避するこ
とができるという効果を奏する。また、その結果、溶接
工作物の工作精度を向上することができる。さらに、極
めて簡素かつ入手の容易な構成とすることができるの
で、溶接現場における作業性を向上することができると
いう利点もある。次に、本発明に係る第2の手段の板継
溶接方法によれば、保液性部材の表面に、冷却流体の蒸
発表面積を増加させる凹凸部が形成されているので、上
記効果に加えて、冷却流体の蒸発を促進して、被溶接板
材の除熱効果を向上し、溶接工作物の工作精度をさらに
向上することができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板継溶接方法の一実施例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 海綿体(保液性部材) 2 吸熱面 3 対面 4 空孔 A 被溶接板材 B 突き合わせ部(外縁部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に突き合わせられる被溶接板材の外
    縁部を接合する際に、該被溶接板材に加えられる溶接熱
    を除去する溶接方法であって、冷却流体を含浸させた保
    液性部材を、前記外縁部に形成される溶接線に沿って被
    溶接板材の表面に接触状態に配置することを特徴とする
    板継溶接方法。
  2. 【請求項2】 保液性部材の表面に、冷却流体の表面積
    を増加させる凹凸部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の板継溶接方法。
JP662593A 1993-01-19 1993-01-19 板継溶接方法 Withdrawn JPH06210448A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101132184B1 (ko) * 2012-01-27 2012-04-05 (주)우주유엔드비 용접재 열변형 방지용 용접장치
CN112139725A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 长沙格力暖通制冷设备有限公司 焊接工装
CN113787273A (zh) * 2021-10-08 2021-12-14 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 一种铝合金薄板的焊接校正系统及校正方法

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