JPH06210507A - 回転工具における動力切換機構 - Google Patents

回転工具における動力切換機構

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JPH06210507A
JPH06210507A JP5023766A JP2376693A JPH06210507A JP H06210507 A JPH06210507 A JP H06210507A JP 5023766 A JP5023766 A JP 5023766A JP 2376693 A JP2376693 A JP 2376693A JP H06210507 A JPH06210507 A JP H06210507A
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JP
Japan
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clutch
claw
clutch member
intermediate shaft
eccentric pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP5023766A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Shibata
光義 柴田
Eiichi Futamura
栄一 二村
Masao Miwa
正夫 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クラッチ機構にあってクラッチ部材とギヤ等の
伝達部材との噛合の衝撃を抑え、切換作動をスムーズに
行わせる。 【構成】ギヤハウジング7の下部に嵌着されるチェンジ
レバー30の本体31には、上面を開口した有底孔37
が穿設されると共に、偏心ピン25は弾性体のOリング
26、27によって有底孔37内に支持されている。 【効果】動力切換作動においてクラッチ爪24と噛み合
い爪8aとがスムーズに噛合しなくても、偏心ピン25
はチェンジレバー30に設けた有底孔37内のOリング
26、27により傾斜してその負荷を吸収し、且つクラ
ッチ21を第2ギヤ8側へ付勢するから、クラッチ爪2
4と噛み合い爪8aはすぐさま噛合し、両者が噛み合わ
ない状態が続くことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハンマードリルやドライ
バードリル等の回転工具において、回転速度の切換や動
作モードの切換を行う動力切換機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】前記回転工具の動力切換機構において、
例えば本発明出願人の先願である実願平4−26921
号のハンマードリルには、図6(A)〜(C)に示す如
くモータからの動力をビット又はシリンダに伝達する中
間軸にスプライン結合され、打撃作用伝達側のボスと回
転作用伝達側の第2ギヤ間に位置するクラッチ部材を設
け、そのクラッチ部材の両端に形成されたクラッチ爪
と、前記ボスと第2ギヤ夫々に設けられた噛み合い爪と
が係脱することで打撃モード、回転モード、回転+打撃
モードに夫々切換可能なクラッチ機構を備えている。以
下詳述すると、クラッチ部材40は、切換レバーにニー
ドルベアリングにより軸支される偏心ピン41が凹溝4
2に嵌合し、該偏心ピン41の移動に従って中間軸43
の軸方向へ摺動可能で、図6(A)は打撃モードの状態
を示す。切換レバーの回動により偏心ピン41がクラッ
チ部材40を右側へ移動させると、左側のクラッチ爪4
0aと第2ギヤ44の噛み合い爪44aとの噛合が解か
れると共に、右側のクラッチ爪40bがボス45の噛み
合い爪45aと噛合して、第2ギヤ44の回転は停止
し、ボス45は回転して打撃作用のみをピストンに与え
る。又図6(B)は回転モードの状態を示す。切換レバ
ーの回動によりクラッチ部材40を左側へ移動させる
と、クラッチ爪40bとボス45の噛み合い爪45aと
の噛合が解かれ、ボス45の回転が停止すると共にクラ
ッチ爪40aと噛み合い爪44aが噛合して第2ギヤ4
4が回転し、回転力のみがビットに作用する。更に図6
(C)は回転+打撃モードの状態を示す。即ちクラッチ
部材40がボス45と第2ギヤ44の中間に位置する
時、クラッチ爪40a、40bは噛み合い爪44a、4
5aと夫々噛合することとなるから、ビットには回転と
打撃の両方の作用が与えられる。又米国特許第2942
490号には、上記ハンマードリルと同様のクラッチ機
構を利用し、回転速度を2段階に切換可能とした携帯用
の回転工具の発明が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記クラッチ機構にお
いて、モードの切換はモータ停止時及びモータ作動時の
双方の場合とも行われる。この時回転+打撃モードから
打撃或は回転モードのどちらかへ切り換える場合は支障
はないが、例えば打撃モードから回転モードへ切り換え
る場合、即ち図6(A)から図6(B)或は(C)に切
り換える場合は、クラッチ爪40aと噛み合い爪44a
が常に係合する位置にあるとは限らないため、両者がス
ムーズに噛合しない場合がある。モータ停止時の切換で
上記不具合が起こった場合はモータを起動させればクラ
ッチ部材の回転により係合位置の修正がなされて直ちに
噛合するが、モータ作動時の切換においてはクラッチ部
材40が回転した状態で第2ギヤと噛合しようとする
為、回転するクラッチ爪40aと噛み合い爪44aはス
ムーズに係合しにくく、爪同士が衝突して切換が円滑に
行われない場合が生じる。これは回転モードから打撃モ
ードへの切換の場合も同様であるが、例示したハンマー
ドリルにおいても最初回転モードで位置決めの下孔をあ
けてから回転+打撃モードで穿孔作業を行うという風
に、モータ作動時のモード切換は頻繁に為される。従っ
てこのような切換時に噛合が円滑になされないとクラッ
チ部材や偏心ピンに大きな負担が掛かり、偏心ピンも傾
いたまま両者が噛み合わない状態となって、接触するク
ラッチ爪と噛み合い爪が摩擦により発熱したり、クラッ
チ爪や偏心ピンが磨り減ったりして、上記切換機構の耐
久性が低下してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記ク
ラッチ機構にあってクラッチ部材とギヤ等の伝達部材と
の噛合の衝撃を抑え、切換をスムーズに行なわしめる動
力切換機構を提供するもので、その構成は、クラッチ部
材のクラッチ爪が動力伝達部材の噛み合い爪と噛合する
際、前記クラッチ部材を常に噛合する方向に付勢する弾
性手段を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】動力切換作動において、中間軸と一体に回転す
るクラッチ部材と停止する動力伝達部材との噛合がスム
ーズに行われないことがあっても、弾性手段でその衝撃
を吸収すると共にクラッチ部材を噛合方向へ付勢するか
ら、噛み合わない状態は直ちに解除され両者は速やかに
噛合する。
【0006】
【実施例】以下本発明をハンマードリルに適用した実施
例を図面に基いて説明する。図1はハンマードリル1の
一部縦断面図で、モータハウジング2に内蔵されるモー
タ3の回転力は、中間ケーシング4に軸支されるモータ
軸5のピニオン5a及び第1ギヤ6を介して中間軸7に
伝達され、該中間軸7に遊嵌される第2ギヤ8のピニオ
ン8bと噛み合う第3ギヤ9に伝わり、ツールホルダー
10を介してビットBを回転させる。又前記中間軸7へ
伝達された回転力は、クラッチ機構20によってボス1
1へ伝わり、そこでピストンアーム12を介してピスト
ンシリンダ13の往復運動に変換され、空気室14とス
トライカ15間の空気バネ作用を利用して、ストライカ
15から打撃子16を介してビットに打撃力として伝達
される。
【0007】図1及び図2に示す如く、上記中間軸7か
ら第2ギヤ8、或はボス11への動力の伝達を行うクラ
ッチ機構20は前記従来の技術で述べたものと同様の構
成で、クラッチ21は中間軸7の軸方向にスライド可能
にスプライン結合され、その外周に凹溝22を形成して
いる。クラッチ20の両端にはクラッチ爪23、24が
突設されており、該クラッチ爪23、24は、ボス11
及び第2ギヤ8に設けた噛み合い爪11a、8aと夫々
噛合可能である。又クラッチ21の前記凹溝22には偏
心ピン25の頭部25aが嵌合し、偏心ピン25の移動
によってクラッチ21は、常に噛み合い爪11a、8a
のどちらか一方或は両方と噛合する様ボス11及び第2
ギヤ8間でその動力伝達モードを決定される。ギヤハウ
ジング17の下部に設けられた取付孔17aにはチェン
ジレバー30が回動可能に嵌着され、チェンジレバー3
0は円柱状の本体31と円盤32、ツマミ部33が一体
成形された合成樹脂製で、本体31下部にはOリング3
4を環装する溝部35が周設され、更にその上部にもネ
ジ18の先端が嵌入し、チェンジレバー30の回り止め
となる溝部36が本体31の略半周に亘って設けられて
いる。又円盤32には三箇所に円形凹部32a、32
b、32cが設けられ、ギヤハウジング17のボール孔
17bに設けられたスプリング19aにより付勢される
ボール19がチェンジレバー30の回転によって前記円
形凹部32a〜32cに係脱することにより、モード切
換の確認ができるようになっている。更にチェンジレバ
ー本体31には上面を開口した有底孔37が穿設され、
偏心ピン25はその柱部25bを抱持するスリーブ25
cと該スリーブ25cの外周に環装される弾性体のOリ
ング26、27によって前記有底孔37内に支持されて
いる。前記有底孔37はその中心を本体31の中心と一
致させていないため、チェンジレバー30をギヤハウジ
ング17に嵌着させて回動させると、有底孔37に支持
される偏心ピン25は本体31の中心を軸として円弧状
の軌跡を描き、中間軸7の軸方向に対しては前後移動す
ることとなる。
【0008】以上の如く構成された動力切換機構は、チ
ェンジレバー30のツマミ部33を例えば打撃モードか
ら回転+打撃モード側へ回動させると、その回動に伴い
偏心ピン25は第2ギヤ8側へ移動すると共に偏心ピン
25の頭部25aが嵌合したクラッチ21も第2ギヤ8
側へ摺動し、クラッチ爪24は第2ギヤ8の噛み合い爪
8aと噛合しようとする。しかし回転するクラッチ爪2
4と停止した噛み合い爪8aとが噛合するから、上記偏
心ピン25の移動に反して両者が衝突し、スムーズに噛
合しない場合が生じる。この時チェンジレバー30を回
動させようとする力が偏心ピン25に掛かるが、偏心ピ
ン25はチェンジレバー30に設けた有底孔37内のO
リング26、27の弾性により図3の如く傾斜してその
負荷を吸収し、且つクラッチ21を第2ギヤ8側へ付勢
した状態を維持するから、クラッチ爪24と噛み合い爪
8aはすぐさま噛合し、両者が噛み合わない状態が続く
ことはない。そしてクラッチ21と第2ギヤ8が噛合す
ると共に、ボール19は円形凹部32aに嵌入してチェ
ンジレバー30の回動は阻止され、切換は終了する。上
記作動は回転モードから回転+打撃モード側への切換の
場合も同様で、クラッチの摺動方向とチェンジレバーの
回動方向が上記と逆になるのみである。
【0009】上記実施例においては偏心ピンをOリング
で軸支したものについて説明したが、本発明においては
切換の際のクラッチへの負荷の軽減と伝達部材への付勢
を行う目的であるから、例えば図4の如く、断面を長円
形に形成した有底孔37内に柱状(角形でも良い)のラ
バーピン28を偏心ピン25の片側若しくは両側に付設
したり、又は偏心ピン25を囲むように複数本配置して
も良い。更に図5の如く、フェルトやゴム製の帯板29
を用いて有底孔37内で偏心ピン25を包むように支持
したりする等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設
計変更可能である。尚スリーブ25cはなくても良い。
又上記実施例は打撃と回転という動作モードの切換機構
に適用したものであるが、クラッチ機構を用いた回転工
具であれば、本発明は前記従来技術で述べた回転速度の
切換機構においても適用可能である。
【0010】
【発明の効果】以上本発明によれば、クラッチ機構を採
用した動力伝達機構において、切換作動を円滑に行うこ
とが可能で、同作動による部材の摩耗や発熱を抑え、回
転速度や動作モードの切換の際のトラブルを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例のハンマードリルの一部縦断面図で
ある。
【図2】上記実施例の動力伝達機構を示す説明図であ
る。
【図3】上記実施例の動力伝達機構を示す説明図であ
る。
【図4】動力伝達機構の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図5】動力伝達機構の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図6】(A)クラッチ機構の作動状態を示す説明図で
ある。 (B)クラッチ機構の作動状態を示す説明図である。 (C)クラッチ機構の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・ハンマードリル、2・・モータハウジング、3・
・モータ、4・・中間ケーシング、5・・モータ軸、6
・・第1ギヤ、7・・中間軸、8・・第2ギヤ、8a・
・噛み合い爪、9・・第3ギヤ、10・・ツールホルダ
ー、11・・ボス、11a・・噛み合い爪、12・・ピ
ストンアーム、13・・ピストンシリンダ、14・・空
気室、15・・ストライカ、16・・打撃子、17・・
ギヤハウジング、18・・ネジ、19・・ボール、20
・・クラッチ機構、21・・クラッチ、22・・凹溝、
23、24・・クラッチ爪、25・・偏心ピン、25c
・・スリーブ、26、27・・Oリング、28・・ラバ
ーピン、29・・帯板、30・・チェンジレバー、31
・・本体、32・・円盤、33・・ツマミ部、34・・
Oリング、35、36・・溝部、37・・有底孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに軸支され、モータからの駆
    動回転が伝達される中間軸と、該中間軸と一体的に回転
    し且つ軸方向に摺動可能に取り付けられ、その両面にク
    ラッチ爪を有するクラッチ部材と、該クラッチ部材に対
    向して中間軸に遊嵌され、前記クラッチ爪と噛合する噛
    み合い爪を有する動力伝達部材から成るクラッチ機構を
    備えた回転工具における動力切換機構であって、前記ク
    ラッチ部材のクラッチ爪が動力伝達部材の噛み合い爪と
    噛合する際、前記クラッチ部材を常に噛合する方向に付
    勢する弾性手段を設けたことを特徴とする回転工具にお
    ける動力切換機構。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ部材が、ハウジングに取着
    される切換レバーの有底孔に遊挿した偏心ピンと係合
    し、切換レバーの回動に従って中間軸方向に摺動するも
    のであり、且つ前記弾性手段が、前記偏心ピンと有底孔
    間に弾性部材を介在させたものである特許請求の範囲第
    1項に記載の回転工具における動力切換機構。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達部材がクラッチ部材を挟ん
    で中間軸に遊嵌されるビット回転用部材と打撃付与用部
    材であり、クラッチ部材との係脱により動作モードが回
    転のみ、打撃のみ、或は回転+打撃に夫々切換が行われ
    るハンマードリルにおける特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の動力切換機構。
JP5023766A 1993-01-18 1993-01-18 回転工具における動力切換機構 Pending JPH06210507A (ja)

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