JPH06211275A - ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋 - Google Patents
ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋Info
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- JPH06211275A JPH06211275A JP2183893A JP2183893A JPH06211275A JP H06211275 A JPH06211275 A JP H06211275A JP 2183893 A JP2183893 A JP 2183893A JP 2183893 A JP2183893 A JP 2183893A JP H06211275 A JPH06211275 A JP H06211275A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス吸収性能が良好で、しかも、そのガス吸
収作用を長期間に亙って持続する密閉包装袋を提供す
る。 【構成】 ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋にお
いて、前記密閉包装袋を形成している包装材料が、表面
層をなす紙と、裏面層をなす微多孔プラスチックフィル
ムとを、両者の間で部分接着させてなるガーレー式透気
度が1000秒/100ml以下の積層シートからな
り、しかも、前記ガス吸収剤が封入されている密閉包装
袋を水中に72時間浸漬させたときの重量増加率が65
%以下の密閉包装袋。
収作用を長期間に亙って持続する密閉包装袋を提供す
る。 【構成】 ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋にお
いて、前記密閉包装袋を形成している包装材料が、表面
層をなす紙と、裏面層をなす微多孔プラスチックフィル
ムとを、両者の間で部分接着させてなるガーレー式透気
度が1000秒/100ml以下の積層シートからな
り、しかも、前記ガス吸収剤が封入されている密閉包装
袋を水中に72時間浸漬させたときの重量増加率が65
%以下の密閉包装袋。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば青果物等を新鮮
な状態で保存する際に青果物等と共に包装するガス吸収
剤が封入されている密閉包装袋に関する。
な状態で保存する際に青果物等と共に包装するガス吸収
剤が封入されている密閉包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】青果物等を新鮮な状態で保存するため
に、例えば活性炭を使用したエチレン吸収剤をガス透過
性の包装材料による包装袋内に密封し、これを青果物等
と共に包装している。
に、例えば活性炭を使用したエチレン吸収剤をガス透過
性の包装材料による包装袋内に密封し、これを青果物等
と共に包装している。
【0003】エチレン等のガスを吸収させるためのガス
吸収剤を包装する包装材料には、例えば、(1)耐湿,
耐油性の紙の片面に、孔径0.1〜3.0mm程度の孔
を穿設した有孔ポリエチレンフィルムを積層させた積層
シート、(2)耐湿,耐油性の紙の一方の面に孔径0.
1〜3.0mm程度の孔を穿設した有孔ポリエチレンフ
ィルムを積層させ、さらに、他方の面にポリエチレンフ
ィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層
フィルムに孔径0.1〜3.0mm程度の孔を穿設した
有孔積層フィルムを積層させた積層シート等が利用され
ている。
吸収剤を包装する包装材料には、例えば、(1)耐湿,
耐油性の紙の片面に、孔径0.1〜3.0mm程度の孔
を穿設した有孔ポリエチレンフィルムを積層させた積層
シート、(2)耐湿,耐油性の紙の一方の面に孔径0.
1〜3.0mm程度の孔を穿設した有孔ポリエチレンフ
ィルムを積層させ、さらに、他方の面にポリエチレンフ
ィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層
フィルムに孔径0.1〜3.0mm程度の孔を穿設した
有孔積層フィルムを積層させた積層シート等が利用され
ている。
【0004】前者の(1)の積層シートは、耐湿,耐油
性の紙面が表面層となるようにして包装袋に製袋され、
主として短期間用の用途に、また、後者の(2)の積層
シートは、有孔ポリエチレンテレフタレートフィルム面
が表面層となるようにして包装袋に製袋され、主として
長期間用の用途に用いられている。
性の紙面が表面層となるようにして包装袋に製袋され、
主として短期間用の用途に、また、後者の(2)の積層
シートは、有孔ポリエチレンテレフタレートフィルム面
が表面層となるようにして包装袋に製袋され、主として
長期間用の用途に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば活性
炭を使用したエチレン吸収剤は、青果物が蒸散する水分
によって活性炭の表面が被覆されたり、あるいは、エチ
レン吸収剤を包装している包装袋の表面層に水の皮膜が
形成されたりするとその性能が著しく低下する。
炭を使用したエチレン吸収剤は、青果物が蒸散する水分
によって活性炭の表面が被覆されたり、あるいは、エチ
レン吸収剤を包装している包装袋の表面層に水の皮膜が
形成されたりするとその性能が著しく低下する。
【0006】しかして、先の(1)の積層シートによる
包装袋は、エチレン等のガスと共に水蒸気や水を通し易
く、また、(2)の積層シートは、該積層シートによる
包装袋の表面層をなす有孔ポリエチレンテレフタレート
フィルム面の孔の部分に、水の皮膜が形成されたり、水
滴が付着したりする。このため、いずれの積層シートの
場合も、包装袋内のエチレン吸収剤の吸収性能が時間と
共に大幅に低下する。
包装袋は、エチレン等のガスと共に水蒸気や水を通し易
く、また、(2)の積層シートは、該積層シートによる
包装袋の表面層をなす有孔ポリエチレンテレフタレート
フィルム面の孔の部分に、水の皮膜が形成されたり、水
滴が付着したりする。このため、いずれの積層シートの
場合も、包装袋内のエチレン吸収剤の吸収性能が時間と
共に大幅に低下する。
【0007】これに対して本発明は、ガス吸収性能が良
好で、しかも、そのガス吸収作用を長期間に亙って持続
する密閉包装袋を提供する。
好で、しかも、そのガス吸収作用を長期間に亙って持続
する密閉包装袋を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、密閉
包装袋を形成している包装材料が、表面層をなす紙と、
裏面層をなす微多孔プラスチックフィルムとを、両者の
間で部分接着させてなるガーレー式透気度が1000秒
/100ml以下の積層シートからなり、しかも、ガス
吸収剤が封入されている密閉包装袋を、容量1000c
cの内径115mmのビーカーに500ccの水を収容
した水中に72時間浸漬させた後の重量増加率が65%
以下にあるガス吸収剤が封入されている密閉包装袋から
なる。
包装袋を形成している包装材料が、表面層をなす紙と、
裏面層をなす微多孔プラスチックフィルムとを、両者の
間で部分接着させてなるガーレー式透気度が1000秒
/100ml以下の積層シートからなり、しかも、ガス
吸収剤が封入されている密閉包装袋を、容量1000c
cの内径115mmのビーカーに500ccの水を収容
した水中に72時間浸漬させた後の重量増加率が65%
以下にあるガス吸収剤が封入されている密閉包装袋から
なる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の密閉
包装袋の構成において、密閉包装袋を形成している紙と
微多孔プラスチックフィルムとの積層シートからなる包
装材料として、紙と微多孔プラスチックフィルムとが両
者の界面の10〜80%で接着されている包装材料を使
用するガス吸収剤が封入されている密閉包装袋からな
る。
包装袋の構成において、密閉包装袋を形成している紙と
微多孔プラスチックフィルムとの積層シートからなる包
装材料として、紙と微多孔プラスチックフィルムとが両
者の界面の10〜80%で接着されている包装材料を使
用するガス吸収剤が封入されている密閉包装袋からな
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明の構成において、ガス吸収剤としてエチレン吸
収剤を利用する密閉包装袋からなる。
2の発明の構成において、ガス吸収剤としてエチレン吸
収剤を利用する密閉包装袋からなる。
【0011】前記構成による本発明のガス吸収剤が封入
されている密閉包装袋に使用される包装材料は、表面層
をなす紙と、裏面層をなす微多孔プラスチックフィルム
とを、両者の間で部分接着させてなるガーレー式透気度
が1000秒/100ml以下の積層シートからなる。
されている密閉包装袋に使用される包装材料は、表面層
をなす紙と、裏面層をなす微多孔プラスチックフィルム
とを、両者の間で部分接着させてなるガーレー式透気度
が1000秒/100ml以下の積層シートからなる。
【0012】表面層をなす紙としては、和紙,上質紙,
耐湿・耐油紙等を利用し得る。
耐湿・耐油紙等を利用し得る。
【0013】また、微多孔プラスチックフィルムとして
は、該微多孔プラスチックフィルムと紙とを部分接着さ
せた積層シートのガーレー式透気度が1000秒/10
0ml以下の高透気性となるように、一般的には、孔径
0.01〜50μ程度の多数の微孔を有するプラスチッ
クフィルム、例えば、微多孔プラスチックフィルムとし
て市販されているタイベック「商品名:デュポン (株)
」,VPフィルム「商品名:三菱化成ビニル (株)
」,FHフィルム「商品名:サーモ (株) 」,エルフ
ィット「商品名:ユニチカ (株) 」,ポーラムP−35
「商品名:北陸化成 (株) 」,EU:「商品名:興人
(株) 」,NF100「商品名:徳山曹達 (株)」等を使
用する。
は、該微多孔プラスチックフィルムと紙とを部分接着さ
せた積層シートのガーレー式透気度が1000秒/10
0ml以下の高透気性となるように、一般的には、孔径
0.01〜50μ程度の多数の微孔を有するプラスチッ
クフィルム、例えば、微多孔プラスチックフィルムとし
て市販されているタイベック「商品名:デュポン (株)
」,VPフィルム「商品名:三菱化成ビニル (株)
」,FHフィルム「商品名:サーモ (株) 」,エルフ
ィット「商品名:ユニチカ (株) 」,ポーラムP−35
「商品名:北陸化成 (株) 」,EU:「商品名:興人
(株) 」,NF100「商品名:徳山曹達 (株)」等を使
用する。
【0014】なお、微多孔プラスチックフィルム自体の
透気度が低い場合すなわち透気性が高い場合には、表面
層をなす紙と微多孔プラスチックフィルムとの間の接着
面積を大きくすることにより、また、微多孔プラスチッ
クフィルム自体の透気度が高い場合すなわち透気性が低
い場合には、これらの両者の間の接着面積を小さくする
ことにより、紙と微多孔プラスチックフィルムとの積層
シートからなる包装材料のガーレー式透気度を1000
秒/100ml以下に調整する。
透気度が低い場合すなわち透気性が高い場合には、表面
層をなす紙と微多孔プラスチックフィルムとの間の接着
面積を大きくすることにより、また、微多孔プラスチッ
クフィルム自体の透気度が高い場合すなわち透気性が低
い場合には、これらの両者の間の接着面積を小さくする
ことにより、紙と微多孔プラスチックフィルムとの積層
シートからなる包装材料のガーレー式透気度を1000
秒/100ml以下に調整する。
【0015】また、表面層をなす紙と微多孔プラスチッ
クフィルムとの間の接着は、接着剤を利用する接着ある
いは熱接着のいずれであっても良い。
クフィルムとの間の接着は、接着剤を利用する接着ある
いは熱接着のいずれであっても良い。
【0016】ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋を
水中に浸漬させた後の重量増加率(%)は、水中に浸漬
させる前のガス吸収剤が封入されている密閉包装袋の重
量をx、密閉包装袋を容量1000ccの内径115m
mのビーカーに500ccの水を収容した水中に72時
間浸漬させた後の重量をyとしたときに、「(y−x)
×100/x」で算出される数値である。
水中に浸漬させた後の重量増加率(%)は、水中に浸漬
させる前のガス吸収剤が封入されている密閉包装袋の重
量をx、密閉包装袋を容量1000ccの内径115m
mのビーカーに500ccの水を収容した水中に72時
間浸漬させた後の重量をyとしたときに、「(y−x)
×100/x」で算出される数値である。
【0017】なお、これはガス吸収剤が封入されている
密閉包装袋を生鮮品の鮮度保持剤として2〜3ケ月間使
用したときの吸水による重量増加率(%)と略同一の数
値になることが確認されている。
密閉包装袋を生鮮品の鮮度保持剤として2〜3ケ月間使
用したときの吸水による重量増加率(%)と略同一の数
値になることが確認されている。
【0018】
【実施例】以下、本発明のガス吸収剤が封入されている
密閉包装袋の具体的な構成を製造実施例をもって説明す
る。
密閉包装袋の具体的な構成を製造実施例をもって説明す
る。
【0019】実施例1 50g/m2 の耐湿・耐油紙と、ポーラムP−35「商
品名:北陸化成 (株)」からなる微多孔プラスチックフ
ィルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積
50%にて接着し、積層シート(A)からなる包装材料
を得た。
品名:北陸化成 (株)」からなる微多孔プラスチックフ
ィルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積
50%にて接着し、積層シート(A)からなる包装材料
を得た。
【0020】得られた包装材料(A)により、内部に1
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
【0021】比較例1 50g/m2 の耐湿・耐油紙と、FHフィルム「商品
名:サーモ (株) 」からなる微多孔プラスチックフィル
ムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積50
%にて接着し、積層シート(B)からなる包装材料を得
た。
名:サーモ (株) 」からなる微多孔プラスチックフィル
ムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積50
%にて接着し、積層シート(B)からなる包装材料を得
た。
【0022】得られた包装材料(B)により、内部に1
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
【0023】比較例2 50g/m2 の耐湿・耐油紙と、エルフィット「商品
名:ユニチカ (株) 」からなる微多孔プラスチックフィ
ルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積5
0%にて接着し、積層シート(C)からなる包装材料を
得た。
名:ユニチカ (株) 」からなる微多孔プラスチックフィ
ルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着面積5
0%にて接着し、積層シート(C)からなる包装材料を
得た。
【0024】得られた包装材料(C)により、内部に1
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
0gの活性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている
70mm×100mmの3方シール袋による密閉包装袋
を得た。
【0025】比較例3〜比較例4 市販品による2種類の積層シート、すなわち、耐湿,耐
油性の紙の片面に孔径0.1mm程度の孔を穿設した有
孔ポリエチレンフィルムを積層させた積層シートによる
包装材料(D)と、耐湿,耐油性の紙の一方の面に孔径
0.1mm程度の孔を穿設した有孔ポリエチレンフィル
ムを積層させ、さらに、他方の面にポリエチレンフィル
ムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層フィ
ルムに孔径0.2mm程度の孔を穿設した有孔積層フィ
ルムを積層させた積層シートによる包装材料(E)とを
利用し、前記実施例1と同様にして、内部に10gの活
性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている70mm
×100mmの3方シール袋による密閉包装袋を得た。
油性の紙の片面に孔径0.1mm程度の孔を穿設した有
孔ポリエチレンフィルムを積層させた積層シートによる
包装材料(D)と、耐湿,耐油性の紙の一方の面に孔径
0.1mm程度の孔を穿設した有孔ポリエチレンフィル
ムを積層させ、さらに、他方の面にポリエチレンフィル
ムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層フィ
ルムに孔径0.2mm程度の孔を穿設した有孔積層フィ
ルムを積層させた積層シートによる包装材料(E)とを
利用し、前記実施例1と同様にして、内部に10gの活
性炭からなるエチレン吸収剤が封入されている70mm
×100mmの3方シール袋による密閉包装袋を得た。
【0026】[実験1]包装材料(A)〜(E)を利用
して得られた内部に10gの活性炭からなるエチレン吸
収剤が封入されている70mm×100mmの3方シー
ル袋による密閉包装袋を、容量1000ccの内径11
5mmのビーカーに500ccの水道水を収容した水中
に、同一の種類の密閉包装袋につき5個宛を積み重ね状
態で浸漬させ、72時間後に水中から取り出し、表面に
付着している水滴を濾紙で拭き取った後にその平均重量
増加率を測定した。
して得られた内部に10gの活性炭からなるエチレン吸
収剤が封入されている70mm×100mmの3方シー
ル袋による密閉包装袋を、容量1000ccの内径11
5mmのビーカーに500ccの水道水を収容した水中
に、同一の種類の密閉包装袋につき5個宛を積み重ね状
態で浸漬させ、72時間後に水中から取り出し、表面に
付着している水滴を濾紙で拭き取った後にその平均重量
増加率を測定した。
【0027】また、各密閉包装袋をビーカーから取り出
した後の浸漬液のpHを測定した。これらの結果を包装
材料(A)〜(E)のガーレー式透気度と共に[表1]
に示す。
した後の浸漬液のpHを測定した。これらの結果を包装
材料(A)〜(E)のガーレー式透気度と共に[表1]
に示す。
【0028】
【表1】
【0029】実施例2〜4,比較例5〜6 50g/m2 の耐湿・耐油紙と、ポーラムP−35「商
品名:北陸化成 (株)」による微多孔プラスチックフィ
ルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着し、接
着面積の相違する5種類の積層シート(F)〜(J)か
らなる包装材料を得た。なお、比較例6においては耐湿
・耐油紙とポーラムP−35とを全面接着した。
品名:北陸化成 (株)」による微多孔プラスチックフィ
ルムとを、格子状に塗布した接着剤によって接着し、接
着面積の相違する5種類の積層シート(F)〜(J)か
らなる包装材料を得た。なお、比較例6においては耐湿
・耐油紙とポーラムP−35とを全面接着した。
【0030】包装材料(F)〜(J)における耐湿・耐
油紙とポーラムP−35による微多孔プラスチックフィ
ルムとの間の接着面積を[表2]に示す。
油紙とポーラムP−35による微多孔プラスチックフィ
ルムとの間の接着面積を[表2]に示す。
【0031】
【表2】
【0032】包装材料(F)〜(J)を利用し、前記実
施例1と同様にして、内部に10gの活性炭からなるエ
チレン吸収剤が封入されている70mm×100mmの
3方シール袋による密閉包装袋を得た。
施例1と同様にして、内部に10gの活性炭からなるエ
チレン吸収剤が封入されている70mm×100mmの
3方シール袋による密閉包装袋を得た。
【0033】[実験2]包装材料(F)〜(J)を利用
して得られた内部に10gの活性炭からなるエチレン吸
収剤が封入されている70mm×100mmの3方シー
ル袋による密閉包装袋を、容量1000ccの内径11
5mmのビーカーに500ccの水道水を収容した水中
に、同一の種類の密閉包装袋につき5個宛を積み重ね状
態で浸漬させ、72時間後に水中から取り出し、表面に
付着している水滴を濾紙で拭き取った後に、その平均重
量増加率を測定した。
して得られた内部に10gの活性炭からなるエチレン吸
収剤が封入されている70mm×100mmの3方シー
ル袋による密閉包装袋を、容量1000ccの内径11
5mmのビーカーに500ccの水道水を収容した水中
に、同一の種類の密閉包装袋につき5個宛を積み重ね状
態で浸漬させ、72時間後に水中から取り出し、表面に
付着している水滴を濾紙で拭き取った後に、その平均重
量増加率を測定した。
【0034】また、各密閉包装袋をビーカーから取り出
した後の浸漬液のpHを測定した。これらの結果を包装
材料(F)〜(J)のガーレー式透気度と共に[表3]
に示す。
した後の浸漬液のpHを測定した。これらの結果を包装
材料(F)〜(J)のガーレー式透気度と共に[表3]
に示す。
【0035】
【表3】
【0036】[実験3]発泡スチロール製のりんごケー
ス内にジョナゴールド40個を2段積みし、さらに、内
部に先の実施例2〜実施例4及び比較例3〜比較例6の
3方シール袋による密閉包装袋からなるガス吸収剤を、
それぞれ2袋宛載置し、ケースと蓋との間をテープで封
緘した状態にして0℃で保存した。この保存中のりんご
ケース内のエチレン濃度の変化をガスクロマトグラフィ
ーによって測定した。
ス内にジョナゴールド40個を2段積みし、さらに、内
部に先の実施例2〜実施例4及び比較例3〜比較例6の
3方シール袋による密閉包装袋からなるガス吸収剤を、
それぞれ2袋宛載置し、ケースと蓋との間をテープで封
緘した状態にして0℃で保存した。この保存中のりんご
ケース内のエチレン濃度の変化をガスクロマトグラフィ
ーによって測定した。
【0037】実施例2〜実施例4の密閉包装袋からなる
ガス吸収剤を使用した場合のりんごケース内のエチレン
濃度(ppm)の変化を[表4]に、また、比較例3〜
比較例6の密閉包装袋からなるガス吸収剤を使用した場
合のりんごケース内のエチレン濃度(ppm)の変化を
[表5]に示す。
ガス吸収剤を使用した場合のりんごケース内のエチレン
濃度(ppm)の変化を[表4]に、また、比較例3〜
比較例6の密閉包装袋からなるガス吸収剤を使用した場
合のりんごケース内のエチレン濃度(ppm)の変化を
[表5]に示す。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【作用及び効果】本発明のガス吸収剤が封入されている
密閉包装袋は、密閉包装袋の包装材料として、紙と微多
孔プラスチックフィルムとを部分接着させた積層シート
を利用しているため、有孔フィルム面に形成されるよう
な水の皮膜や水滴の付着等が発生することが無く、密閉
包装袋内のエチレン吸収剤や酸素吸収剤の吸収性能が時
間と共に大幅に低下することが無い。
密閉包装袋は、密閉包装袋の包装材料として、紙と微多
孔プラスチックフィルムとを部分接着させた積層シート
を利用しているため、有孔フィルム面に形成されるよう
な水の皮膜や水滴の付着等が発生することが無く、密閉
包装袋内のエチレン吸収剤や酸素吸収剤の吸収性能が時
間と共に大幅に低下することが無い。
【0041】また、本発明のガス吸収剤が封入されてい
る密閉包装袋は、包装袋を水中に浸漬させた後の浸漬水
のpHの低下がないことから明らかなように、ガス吸収
剤に付着した水分が逆流することがないため、ガス吸収
剤が封入されている密閉包装袋と共に包装される生鮮品
をガス吸収剤付着水によって痛めるようなことがない。
る密閉包装袋は、包装袋を水中に浸漬させた後の浸漬水
のpHの低下がないことから明らかなように、ガス吸収
剤に付着した水分が逆流することがないため、ガス吸収
剤が封入されている密閉包装袋と共に包装される生鮮品
をガス吸収剤付着水によって痛めるようなことがない。
【0042】したがって、本発明のガス吸収剤が封入さ
れている密閉包装袋は、青果物等の生鮮品の鮮度保持剤
として優れた作用,効果を奏する。
れている密閉包装袋は、青果物等の生鮮品の鮮度保持剤
として優れた作用,効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガス吸収剤が封入されている密閉包装
袋において、前記密閉包装袋を形成している包装材料
が、表面層をなす紙と、裏面層をなす微多孔プラスチッ
クフィルムとを、両者の間で部分接着させてなるガーレ
ー式透気度が1000秒/100ml以下の積層シート
からなり、しかも、前記ガス吸収剤が封入されている密
閉包装袋を、容量1000ccの内径115mmのビー
カーに500ccの水を収容した水中に72時間浸漬さ
せた後の重量増加率が65%以下であることを特徴とす
るガス吸収剤が封入されている密閉包装袋。 - 【請求項2】 紙と微多孔プラスチックフィルムと
が、両者の界面の10〜80%で接着されている請求項
1記載のガス吸収剤が封入されている密閉包装袋。 - 【請求項3】 ガス吸収剤がエチレン吸収剤からなる
請求項1または請求項2記載のガス吸収剤が封入されて
いる密閉包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183893A JPH06211275A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183893A JPH06211275A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211275A true JPH06211275A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12066224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2183893A Pending JPH06211275A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ガス吸収剤が封入されている密閉包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06211275A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015110682A1 (es) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | Wang Yinan | Sobre de absorción de gases para envases de productos perecederos |
| WO2021157744A1 (ja) * | 2020-02-08 | 2021-08-12 | 株式会社サンアクティス | 青果物用調湿材、青果物収納用容器及び青果物の保存方法 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP2183893A patent/JPH06211275A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015110682A1 (es) * | 2014-01-23 | 2015-07-30 | Wang Yinan | Sobre de absorción de gases para envases de productos perecederos |
| WO2021157744A1 (ja) * | 2020-02-08 | 2021-08-12 | 株式会社サンアクティス | 青果物用調湿材、青果物収納用容器及び青果物の保存方法 |
| JP6986313B1 (ja) * | 2020-02-08 | 2021-12-22 | 株式会社サンアクティス | 青果物用調湿材、青果物収納用容器及び青果物の保存方法 |
| CN115052821A (zh) * | 2020-02-08 | 2022-09-13 | 株式会社圣奥科技 | 果蔬用调湿材料、果蔬收纳用容器和果蔬的保存方法 |
| KR20220134011A (ko) * | 2020-02-08 | 2022-10-05 | 가부시키가이샤 산악티스 | 청과물용 조습재, 청과물 수납용 용기 및 청과물의 보존 방법 |
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