JPH06211890A - 2’−デオキシ−2’(s)−置換アルキルシチジン誘導体 - Google Patents
2’−デオキシ−2’(s)−置換アルキルシチジン誘導体Info
- Publication number
- JPH06211890A JPH06211890A JP5003532A JP353293A JPH06211890A JP H06211890 A JPH06211890 A JP H06211890A JP 5003532 A JP5003532 A JP 5003532A JP 353293 A JP353293 A JP 353293A JP H06211890 A JPH06211890 A JP H06211890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- deoxy
- compound
- compound represented
- following formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 式(I)
【化1】
(式中、R1 は水酸基またはアミノ、R2 は水酸基、ア
シルオキシまたはハロゲン原子、R3 は水素原子または
リン酸残基を示す。)で表される2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体またはその塩、そ
の製造法、およびそれを有効成分として含有してなる抗
腫瘍剤。 【効果】 本発明化合物は優れた抗腫瘍活性を有する。
シルオキシまたはハロゲン原子、R3 は水素原子または
リン酸残基を示す。)で表される2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体またはその塩、そ
の製造法、およびそれを有効成分として含有してなる抗
腫瘍剤。 【効果】 本発明化合物は優れた抗腫瘍活性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規化合物、2’−デ
オキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン誘導体、そ
の製造法、およびそれを有効成分として含有してなる抗
腫瘍剤に関するものである。
オキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン誘導体、そ
の製造法、およびそれを有効成分として含有してなる抗
腫瘍剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、抗腫瘍活性を有する種々の核酸関
連化合物が合成され、そのいくつかは実際の臨床に供さ
れている。しかし、それらの化合物は、抗腫瘍活性のス
ペクトラムおよび毒性などの副作用などの点で様々な問
題を有し、必ずしも満足できるものではない。最近、
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン(特開昭6
3−230699号公報、特開平2−256698号公
報)、2’−デオキシ−2’−フルオロメチリデンシチ
ジン(特開平2−178272号公報)、2’−デオキ
シ−2’(S)−C−メチルシチジン(特開昭63−2
15694号公報、J.Med.Chem.,1991, 34, 234)および
2’−C−シアノ−2’−デオキシ−1−β−D−アラ
ビノフラノシルシトシン(特開平4−235182号公
報、J.Med.Chem.,1991, 34, 2917) などの細胞増殖抑制
作用を有する2’−置換ピリミジンヌクレオシドが注目
され、医薬としての開発が進められている。
連化合物が合成され、そのいくつかは実際の臨床に供さ
れている。しかし、それらの化合物は、抗腫瘍活性のス
ペクトラムおよび毒性などの副作用などの点で様々な問
題を有し、必ずしも満足できるものではない。最近、
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン(特開昭6
3−230699号公報、特開平2−256698号公
報)、2’−デオキシ−2’−フルオロメチリデンシチ
ジン(特開平2−178272号公報)、2’−デオキ
シ−2’(S)−C−メチルシチジン(特開昭63−2
15694号公報、J.Med.Chem.,1991, 34, 234)および
2’−C−シアノ−2’−デオキシ−1−β−D−アラ
ビノフラノシルシトシン(特開平4−235182号公
報、J.Med.Chem.,1991, 34, 2917) などの細胞増殖抑制
作用を有する2’−置換ピリミジンヌクレオシドが注目
され、医薬としての開発が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の日本において、
癌は三大成人病の一つに挙げられ、その撲滅に向けて多
大な時間と金銭が注がれている。しかしながら、その目
標を達成するにはほど遠く、例えば肺癌などはその患者
数を急激に増加させている。このように、癌の多様性、
従来の制癌剤に対する抵抗性などの癌治療における様々
な問題を考えると、一種類でも多くの有効な医薬の開発
が切望されているのが現状である。そこで本発明の目的
は、抗腫瘍剤として有用な新規化合物を提供することで
ある。本発明の他の目的は、当該化合物の製造法を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、当該化合
物の抗腫瘍用途を提供することである。
癌は三大成人病の一つに挙げられ、その撲滅に向けて多
大な時間と金銭が注がれている。しかしながら、その目
標を達成するにはほど遠く、例えば肺癌などはその患者
数を急激に増加させている。このように、癌の多様性、
従来の制癌剤に対する抵抗性などの癌治療における様々
な問題を考えると、一種類でも多くの有効な医薬の開発
が切望されているのが現状である。そこで本発明の目的
は、抗腫瘍剤として有用な新規化合物を提供することで
ある。本発明の他の目的は、当該化合物の製造法を提供
することである。本発明のさらに他の目的は、当該化合
物の抗腫瘍用途を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、最近注目
されている2’−置換ピリミジンヌクレオシドを参考に
して、上記目的を達成すべく研究を重ねた結果、下記式
(I)で表される2’−デオキシ−2’(S)−置換ア
ルキルシチジン誘導体が優れた抗腫瘍活性を有すること
を見出した。本発明は、該知見に基づいて完成されたも
のである。
されている2’−置換ピリミジンヌクレオシドを参考に
して、上記目的を達成すべく研究を重ねた結果、下記式
(I)で表される2’−デオキシ−2’(S)−置換ア
ルキルシチジン誘導体が優れた抗腫瘍活性を有すること
を見出した。本発明は、該知見に基づいて完成されたも
のである。
【0005】すなわち、本発明は、式(I)
【0006】
【化6】
【0007】(式中、R1 は水酸基またはアミノ、R2
は水酸基、アシルオキシまたはハロゲン原子、R3 は水
素原子またはリン酸残基を示す。)で表される2’−デ
オキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン誘導体(以
下、化合物(I)ということもある)またはその塩に関
するものである。
は水酸基、アシルオキシまたはハロゲン原子、R3 は水
素原子またはリン酸残基を示す。)で表される2’−デ
オキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン誘導体(以
下、化合物(I)ということもある)またはその塩に関
するものである。
【0008】また、本発明は、下記の第1〜4工程より
なる、上記式(I)で表される2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体の製造法に関する
ものである。 第1工程:下記式(II)で表される化合物(以下、化合
物(II)という)の糖部2’位をイオウイリドによりエ
ポキシ化し、下記式(III) で表される化合物(以下、化
合物(III) という)を得る工程。
なる、上記式(I)で表される2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体の製造法に関する
ものである。 第1工程:下記式(II)で表される化合物(以下、化合
物(II)という)の糖部2’位をイオウイリドによりエ
ポキシ化し、下記式(III) で表される化合物(以下、化
合物(III) という)を得る工程。
【0009】
【化7】
【0010】(式中、R1 は水酸基またはアミノ、Zは
保護基を示す。) 第2工程:化合物(III) の糖部2’位のエポキシ環を求
核試薬により開環し、下記式(IV)で表される化合物
(以下、化合物(IV)という)を得る工程。
保護基を示す。) 第2工程:化合物(III) の糖部2’位のエポキシ環を求
核試薬により開環し、下記式(IV)で表される化合物
(以下、化合物(IV)という)を得る工程。
【0011】
【化8】
【0012】(式中、R2 は水酸基、アシルオキシまた
はハロゲン原子を示し、R1 およびZは前記と同意
義。) 第3工程:化合物(IV)の2’位水酸基をアシル化した
後、還元剤により還元し、下記式(V)で表される化合
物(以下、化合物(V)という)を得る工程。
はハロゲン原子を示し、R1 およびZは前記と同意
義。) 第3工程:化合物(IV)の2’位水酸基をアシル化した
後、還元剤により還元し、下記式(V)で表される化合
物(以下、化合物(V)という)を得る工程。
【0013】
【化9】
【0014】(式中、R1 、R2 およびZは前記と同意
義。) 第4工程:化合物(V)の塩基部4位を必要に応じてア
ミノ化後、糖部保護基を脱保護し、さらに必要に応じて
糖部5’位をリン酸化することにより化合物(I)を得
る工程。
義。) 第4工程:化合物(V)の塩基部4位を必要に応じてア
ミノ化後、糖部保護基を脱保護し、さらに必要に応じて
糖部5’位をリン酸化することにより化合物(I)を得
る工程。
【0015】
【化10】
【0016】(式中、R3 は水素原子またはリン酸残基
を示し、R1 、R2 およびZは前記と同意義。)
を示し、R1 、R2 およびZは前記と同意義。)
【0017】さらに、本発明は、前記式(I)で表され
る2’−デオキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン
誘導体またはその塩を有効成分として含有してなる抗腫
瘍剤に関するものである。
る2’−デオキシ−2’(S)−置換アルキルシチジン
誘導体またはその塩を有効成分として含有してなる抗腫
瘍剤に関するものである。
【0018】以下、本発明について説明する。 (1)本発明化合物 本発明化合物の2’−デオキシ−2’(S)−置換アル
キルシチジン誘導体は新規化合物であり、前記式(I)
で表される。式(I)中、R2 のアシルオキシとして
は、炭素数1〜5のアシルを有するアシルオキシが好ま
しく、具体的にはホルミルオキシ、アセチルオキシ(ア
セトキシ)、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ピ
バロイルオキシなどが挙げられる。R2 のハロゲン原子
とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を意味する。
キルシチジン誘導体は新規化合物であり、前記式(I)
で表される。式(I)中、R2 のアシルオキシとして
は、炭素数1〜5のアシルを有するアシルオキシが好ま
しく、具体的にはホルミルオキシ、アセチルオキシ(ア
セトキシ)、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ピ
バロイルオキシなどが挙げられる。R2 のハロゲン原子
とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を意味する。
【0019】本発明化合物は塩の形態も包含するもので
あり、かかる塩としては、例えば前記式(I)のR1 が
アミノである場合には、塩酸、硫酸などの無機酸との酸
付加塩、もしくはクエン酸、コハク酸などの有機酸との
酸付加塩が、R3 がリン酸残基である場合には、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属
塩、カルシウム塩などのアルカリ土類金属塩、もしくは
アンモニウム塩などの医薬上許容される任意の塩がそれ
ぞれ例示される。
あり、かかる塩としては、例えば前記式(I)のR1 が
アミノである場合には、塩酸、硫酸などの無機酸との酸
付加塩、もしくはクエン酸、コハク酸などの有機酸との
酸付加塩が、R3 がリン酸残基である場合には、ナトリ
ウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属
塩、カルシウム塩などのアルカリ土類金属塩、もしくは
アンモニウム塩などの医薬上許容される任意の塩がそれ
ぞれ例示される。
【0020】本発明化合物の具体例としては、例えば
2’−デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−クロロメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−ブロモメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−ヨードメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−アセトキシメチルシ
チジン、2’−デオキシ−2’(S)−ヒドロキシメチ
ルシチジンなどの化合物、およびこれらの5’−リン酸
エステル、もしくはそれらの塩などが挙げられる。これ
らの本発明化合物の中でも、R2 がフッ素である2’−
デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジンが特に
強い抗腫瘍活性を有している。
2’−デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−クロロメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−ブロモメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−ヨードメチルシチジ
ン、2’−デオキシ−2’(S)−アセトキシメチルシ
チジン、2’−デオキシ−2’(S)−ヒドロキシメチ
ルシチジンなどの化合物、およびこれらの5’−リン酸
エステル、もしくはそれらの塩などが挙げられる。これ
らの本発明化合物の中でも、R2 がフッ素である2’−
デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジンが特に
強い抗腫瘍活性を有している。
【0021】(2)本発明化合物の製造法 本発明化合物は下記の4反応工程により製造することが
できる。
できる。
【0022】(第1工程)第1工程は、原料化合物(I
I)の糖部2’位をイオウイリドによりエポキシ化する
反応工程である。
I)の糖部2’位をイオウイリドによりエポキシ化する
反応工程である。
【0023】式(II)におけるZの保護基は、通常のヌ
クレオシドの水酸基の保護基として使用されるものであ
ればよく、例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、ピバロイル、ベンゾイルなどのアシル;ベンジリデ
ンなどのアルキリデン;ベンジル;テトライソプロピル
ジシロキシル(TIPDS)、t−ブチルジメチルシリ
ルなどのシリル系保護基;トリフェニルメチル(トリチ
ル)、ジメトキシトリチルなどのトリチル系保護基;テ
トラヒドロピラニル、メトキシメチルなどのエーテル系
保護基などが例示される。
クレオシドの水酸基の保護基として使用されるものであ
ればよく、例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、ピバロイル、ベンゾイルなどのアシル;ベンジリデ
ンなどのアルキリデン;ベンジル;テトライソプロピル
ジシロキシル(TIPDS)、t−ブチルジメチルシリ
ルなどのシリル系保護基;トリフェニルメチル(トリチ
ル)、ジメトキシトリチルなどのトリチル系保護基;テ
トラヒドロピラニル、メトキシメチルなどのエーテル系
保護基などが例示される。
【0024】本工程に使用するイオウイリドは公知の方
法に基づき、ジメチルスルホキシド中もしくはテトラヒ
ドロフランとの混合溶媒中、市販のトリメチルスルホキ
ソニウムヨージドと塩基(例えば、水素化ナトリウム、
水素化カリウムなど)とを反応させる方法により調製で
きる。
法に基づき、ジメチルスルホキシド中もしくはテトラヒ
ドロフランとの混合溶媒中、市販のトリメチルスルホキ
ソニウムヨージドと塩基(例えば、水素化ナトリウム、
水素化カリウムなど)とを反応させる方法により調製で
きる。
【0025】反応は、化合物(II)1モルに対してイオ
ウイリドを2〜10モル、好ましくは2〜4モル用い、
ジメチルスルホキシド中もしくはテトラヒドロフランと
の混合溶媒中、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気
下、室温〜100℃で反応させることにより実施するこ
とができる。
ウイリドを2〜10モル、好ましくは2〜4モル用い、
ジメチルスルホキシド中もしくはテトラヒドロフランと
の混合溶媒中、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気
下、室温〜100℃で反応させることにより実施するこ
とができる。
【0026】このようにして調製された化合物(III) の
単離は、通常のヌクレオシドの分離精製手段を用いれば
よく、例えば酢酸エチルと水で分配後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチ
ルなどの有機溶媒で溶出する方法にて行うことができ
る。
単離は、通常のヌクレオシドの分離精製手段を用いれば
よく、例えば酢酸エチルと水で分配後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチ
ルなどの有機溶媒で溶出する方法にて行うことができ
る。
【0027】(第2工程)第2工程は、化合物(III) の
2’位エポキシ環を求核試薬により開環する反応工程で
ある。
2’位エポキシ環を求核試薬により開環する反応工程で
ある。
【0028】エポキシ環の開裂反応に用いる反応の溶媒
および求核試薬は、目的とする化合物(IV)のR2 によ
って異なる。例えば、R2 がハロゲン原子の場合には、
反応溶媒としてはメチルセルソルブなどのグリコール系
溶媒を、求核試薬としてはフッ化水素カリウムなどのハ
ロゲン化水素カリウム、またはリチウムクロライドなど
のハロゲン化リチウムを使用する。また、R2 が水酸基
またはアシルオキシの場合には、反応溶媒としては酢
酸、プロピオン酸などの有機酸を、求核試薬としては酢
酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウムなどの有機酸塩
を使用することができる。反応は、化合物(III) 1モル
に対して求核試薬を2〜50モル用い、室温〜溶媒還流
温度で反応させることにより実施できる。
および求核試薬は、目的とする化合物(IV)のR2 によ
って異なる。例えば、R2 がハロゲン原子の場合には、
反応溶媒としてはメチルセルソルブなどのグリコール系
溶媒を、求核試薬としてはフッ化水素カリウムなどのハ
ロゲン化水素カリウム、またはリチウムクロライドなど
のハロゲン化リチウムを使用する。また、R2 が水酸基
またはアシルオキシの場合には、反応溶媒としては酢
酸、プロピオン酸などの有機酸を、求核試薬としては酢
酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウムなどの有機酸塩
を使用することができる。反応は、化合物(III) 1モル
に対して求核試薬を2〜50モル用い、室温〜溶媒還流
温度で反応させることにより実施できる。
【0029】前述のようにして製造された化合物(IV)
の単離は、通常のヌクレオシドの分離精製手段を用いれ
ばよく、例えば溶媒を留去後、酢酸エチルと水で分配
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより単離す
ることができる。
の単離は、通常のヌクレオシドの分離精製手段を用いれ
ばよく、例えば溶媒を留去後、酢酸エチルと水で分配
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより単離す
ることができる。
【0030】(第3工程)第3工程は、化合物(IV)の
2’位水酸基をアシル化した後、これを還元剤を用いて
還元する反応工程である。
2’位水酸基をアシル化した後、これを還元剤を用いて
還元する反応工程である。
【0031】アシル化剤としては、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、安息香酸、置換安息香酸、シュウ酸などの酸
無水物もしくはそれらの酸塩化物などの通常のアシル化
剤を使用することができ、特に、引き続き行う還元反応
を考慮すると、アシル化剤としてメチルオキザリルクロ
リドを使用するのが好ましい。2’位のアシル化反応は
常法によって行えばよく、例えば、反応溶媒(ピリジ
ン、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルホル
ムアミド、アセトニトリル、塩化メチレン、トリエチル
アミンなどの単独または混合溶媒)中、化合物(IV)と
3〜10倍モル量のアシル化剤とを0〜50℃で反応さ
せることにより実施できる。
酸、酪酸、安息香酸、置換安息香酸、シュウ酸などの酸
無水物もしくはそれらの酸塩化物などの通常のアシル化
剤を使用することができ、特に、引き続き行う還元反応
を考慮すると、アシル化剤としてメチルオキザリルクロ
リドを使用するのが好ましい。2’位のアシル化反応は
常法によって行えばよく、例えば、反応溶媒(ピリジ
ン、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルホル
ムアミド、アセトニトリル、塩化メチレン、トリエチル
アミンなどの単独または混合溶媒)中、化合物(IV)と
3〜10倍モル量のアシル化剤とを0〜50℃で反応さ
せることにより実施できる。
【0032】還元反応における還元剤としては、有機ス
ズ水素化物が好ましく、例えば、水素化トリ−n−ブチ
ルスズ、水素化トリフェニルスズなどが用いられる。還
元剤の使用量は化合物(IV)1モル当たり1〜5倍モル
量の範囲内から適宜選択しうる。還元反応は、トルエン
などの有機溶媒中、アゾビスイソブチロニトリルまたは
ジ−t−ブチルペルオキシドなどのラジカル開始剤の存
在下、還元剤を50〜150℃で反応させることにより
実施できる。このようにして合成された化合物(V)
は、通常のシリカゲルカラムクロマトグラフィーなどに
て単離することができる。
ズ水素化物が好ましく、例えば、水素化トリ−n−ブチ
ルスズ、水素化トリフェニルスズなどが用いられる。還
元剤の使用量は化合物(IV)1モル当たり1〜5倍モル
量の範囲内から適宜選択しうる。還元反応は、トルエン
などの有機溶媒中、アゾビスイソブチロニトリルまたは
ジ−t−ブチルペルオキシドなどのラジカル開始剤の存
在下、還元剤を50〜150℃で反応させることにより
実施できる。このようにして合成された化合物(V)
は、通常のシリカゲルカラムクロマトグラフィーなどに
て単離することができる。
【0033】(第4工程)目的物としてR1 がアミノで
あるものを得る場合には、必要により化合物(V)をア
ミノ化反応に付した後、脱保護を行う。また、目的物と
してR1 が水酸基のものを得る場合には、そのまま化合
物(V)の脱保護を行う。
あるものを得る場合には、必要により化合物(V)をア
ミノ化反応に付した後、脱保護を行う。また、目的物と
してR1 が水酸基のものを得る場合には、そのまま化合
物(V)の脱保護を行う。
【0034】アミノ化反応は常法に従って行えばよく、
例えば、アセトニトリル中トリエチルアミン存在下、オ
キシ塩化リンおよびトリアゾールより調製される試薬と
化合物(V)を反応させ、塩基部4位を一旦トリアゾー
ル化した後、アンモニア水あるいはアンモニアガスと反
応させることにより行うことができる。反応温度はとも
に0〜50℃である。脱保護は使用した保護基に応じた
酸性加水分解、アルカリ性加水分解、フッ化テトラブチ
ルアンモニウム処理、接触還元などの通常の処理を適宜
選択して行えばよい。
例えば、アセトニトリル中トリエチルアミン存在下、オ
キシ塩化リンおよびトリアゾールより調製される試薬と
化合物(V)を反応させ、塩基部4位を一旦トリアゾー
ル化した後、アンモニア水あるいはアンモニアガスと反
応させることにより行うことができる。反応温度はとも
に0〜50℃である。脱保護は使用した保護基に応じた
酸性加水分解、アルカリ性加水分解、フッ化テトラブチ
ルアンモニウム処理、接触還元などの通常の処理を適宜
選択して行えばよい。
【0035】また、R3 がリン酸残基である化合物の製
造を目的とする場合には、上述の脱保護終了後、通常の
ヌクレオシドの5’位選択的リン酸化に使用されるリン
酸化剤(オキシ塩化リン、テトラクロロピロリン酸な
ど)と反応させて、常法により遊離酸型または塩型の目
的化合物を得ることができる。
造を目的とする場合には、上述の脱保護終了後、通常の
ヌクレオシドの5’位選択的リン酸化に使用されるリン
酸化剤(オキシ塩化リン、テトラクロロピロリン酸な
ど)と反応させて、常法により遊離酸型または塩型の目
的化合物を得ることができる。
【0036】このようにして合成される本発明化合物
は、一般のヌクレオシド、ヌクレオチドの単離精製に使
用されている方法を適宜組み合わせて分離精製すること
ができる。例えば、ヌクレオシド体(R3 が水素原子)
の場合には溶媒留去後、エタノールなどの適当な溶媒か
ら結晶化すればよく、必要に応じて塩型として得ること
もできる。ヌクレオチド体(R3 がリン酸残基)の場合
にはイオン交換カラムクロマトグラフィー、活性炭など
の吸着カラムクロマトグラフィーなどにより精製し、凍
結乾燥または結晶化により遊離酸型を得ることができ、
必要に応じて塩型として得ることもできる。
は、一般のヌクレオシド、ヌクレオチドの単離精製に使
用されている方法を適宜組み合わせて分離精製すること
ができる。例えば、ヌクレオシド体(R3 が水素原子)
の場合には溶媒留去後、エタノールなどの適当な溶媒か
ら結晶化すればよく、必要に応じて塩型として得ること
もできる。ヌクレオチド体(R3 がリン酸残基)の場合
にはイオン交換カラムクロマトグラフィー、活性炭など
の吸着カラムクロマトグラフィーなどにより精製し、凍
結乾燥または結晶化により遊離酸型を得ることができ、
必要に応じて塩型として得ることもできる。
【0037】(3)本発明化合物の用途 本発明化合物は抗腫瘍活性を有し、ヒト、ウシ、ウマ、
イヌ、マウス、ラットなどの哺乳動物に対する悪性腫瘍
の治療に有用である。また、腫瘍の治療のために経口、
経腸、非経口、局所投与などのいずれの経路によっても
投与することができる。投与量は、患者の年齢、病態、
体重などによって適宜決定されるが、通常は1日当たり
0.1〜1000mg/kg体重、好ましくは1〜10
0mg/kg体重の範囲内から選ばれ、一回または複数
回に分けて投与される。
イヌ、マウス、ラットなどの哺乳動物に対する悪性腫瘍
の治療に有用である。また、腫瘍の治療のために経口、
経腸、非経口、局所投与などのいずれの経路によっても
投与することができる。投与量は、患者の年齢、病態、
体重などによって適宜決定されるが、通常は1日当たり
0.1〜1000mg/kg体重、好ましくは1〜10
0mg/kg体重の範囲内から選ばれ、一回または複数
回に分けて投与される。
【0038】本発明化合物の製剤化に際しては、通常使
用される製剤用担体、賦形剤、その他の添加剤を含む組
成物として使用するのが普通である。担体としては、乳
糖、カオリン、ショ糖、結晶セルロース、コーンスター
チ、タルク、寒天、ペクチン、ステアリン酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、レシチン、塩化ナトリウムなどの固
体状担体、グリセリン、落花生油、ポリビニルピロリド
ン、オリーブ油、エタノール、ベンジルアルコール、プ
ロピレングリコール、水などの液状担体を例示すること
ができる。
用される製剤用担体、賦形剤、その他の添加剤を含む組
成物として使用するのが普通である。担体としては、乳
糖、カオリン、ショ糖、結晶セルロース、コーンスター
チ、タルク、寒天、ペクチン、ステアリン酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、レシチン、塩化ナトリウムなどの固
体状担体、グリセリン、落花生油、ポリビニルピロリド
ン、オリーブ油、エタノール、ベンジルアルコール、プ
ロピレングリコール、水などの液状担体を例示すること
ができる。
【0039】剤型としては任意の形態を採ることがで
き、例えば固体状担体を使用する場合には錠剤、散剤、
顆粒剤、カプセル化剤、坐剤、トローチ剤などを、液状
担体を使用する場合にはシロップ、乳液、軟ゼラチンカ
プセル、クリーム、ゲル、ペースト、スプレー、注射な
どをそれぞれ例示することができる。
き、例えば固体状担体を使用する場合には錠剤、散剤、
顆粒剤、カプセル化剤、坐剤、トローチ剤などを、液状
担体を使用する場合にはシロップ、乳液、軟ゼラチンカ
プセル、クリーム、ゲル、ペースト、スプレー、注射な
どをそれぞれ例示することができる。
【0040】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。
する。
【0041】実施例1:2’−デオキシ−2’(S)−
フルオロメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,R
2 =F,R3 =H〕の製造 (1)1−〔3,5−ジ−O−トリチル−2,2’
(S)−スピロエポキシ−β−D−エリスロ−ペントフ
ラノシル〕ウラシル〔式(III),R1 =OH,Z=トリ
チル(Tr)〕の合成 トリメチルスルホキソニウムヨージド7.75gをDM
SO−THF(1:1)100mlに懸濁し、これに6
0%水素化ナトリウム1.28gを加えアルゴン気流
下、45分間90℃に保った。室温にまで冷却した後、
3’,5’−ジ−O−トリチル−2’−ケトウリジン
〔式(II),R1 =OH,Z=Tr〕9.33gを溶解
したTHF溶液50mlを加え、アルゴン気流下室温で
30分間撹拌した。1N塩化アンモニウム水で反応を止
めた後、酢酸エチルにより抽出し、有機層を乾燥した。
溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトにより
精製し、50%酢酸エチル−n−ヘキサンで溶出された
部分を集めて濃縮し、目的物6.16g(収率65%)
を得た。
フルオロメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,R
2 =F,R3 =H〕の製造 (1)1−〔3,5−ジ−O−トリチル−2,2’
(S)−スピロエポキシ−β−D−エリスロ−ペントフ
ラノシル〕ウラシル〔式(III),R1 =OH,Z=トリ
チル(Tr)〕の合成 トリメチルスルホキソニウムヨージド7.75gをDM
SO−THF(1:1)100mlに懸濁し、これに6
0%水素化ナトリウム1.28gを加えアルゴン気流
下、45分間90℃に保った。室温にまで冷却した後、
3’,5’−ジ−O−トリチル−2’−ケトウリジン
〔式(II),R1 =OH,Z=Tr〕9.33gを溶解
したTHF溶液50mlを加え、アルゴン気流下室温で
30分間撹拌した。1N塩化アンモニウム水で反応を止
めた後、酢酸エチルにより抽出し、有機層を乾燥した。
溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトにより
精製し、50%酢酸エチル−n−ヘキサンで溶出された
部分を集めて濃縮し、目的物6.16g(収率65%)
を得た。
【0042】1H−NMR(CDCl3 )δ:8.04 (1H,
brs), 7.37-7.20 (31H, m), 6.70 (1H, s), 5.26 (1H,
dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.25-4.22 (1H, m), 4.07 (1H,
d, J=2.0Hz), 3.04 (1H, dd, J=3.2, 10.5Hz), 2.92 (1
H, dd, J=5.6, 10.5Hz), 2.52(1H, dd, J=4.4Hz), 2.23
(1H, d, J=4.4Hz)
brs), 7.37-7.20 (31H, m), 6.70 (1H, s), 5.26 (1H,
dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.25-4.22 (1H, m), 4.07 (1H,
d, J=2.0Hz), 3.04 (1H, dd, J=3.2, 10.5Hz), 2.92 (1
H, dd, J=5.6, 10.5Hz), 2.52(1H, dd, J=4.4Hz), 2.23
(1H, d, J=4.4Hz)
【0043】(2)1−〔3,5−ジ−O−トリチル−
2−フルオロメチル−β−D−アラビノフラノシル〕ウ
ラシル〔式(IV),R1 =OH,R2 =F,Z=Tr〕
の合成前述のスピロエポキシ体3.09gをメチルセル
ソルブ80mlに溶解し、これにフッ化水素カリウム
3.26gを加え、アルゴン気流下1日還流した。溶媒
を留去した後、残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗、乾燥
した。濾過後、濾液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトにより精製し、50%酢酸エチル−n−ヘ
キサンで溶出された部分を濃縮し、目的物1.33g
(収率42%)を得た。
2−フルオロメチル−β−D−アラビノフラノシル〕ウ
ラシル〔式(IV),R1 =OH,R2 =F,Z=Tr〕
の合成前述のスピロエポキシ体3.09gをメチルセル
ソルブ80mlに溶解し、これにフッ化水素カリウム
3.26gを加え、アルゴン気流下1日還流した。溶媒
を留去した後、残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗、乾燥
した。濾過後、濾液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトにより精製し、50%酢酸エチル−n−ヘ
キサンで溶出された部分を濃縮し、目的物1.33g
(収率42%)を得た。
【0044】1H−NMR(CDCl3 )δ:8.17 (1H,
brs), 7.47 (1H, d, J=8.3Hz), 7.44-7.22 (30H, m),
6.39 (1H, s), 5.50 (1H, d, J=2.0, 8.3Hz), 4.64 (1
H, dd,J=10.3, 20.0Hz), 4.53 (1H, dd, J=9.8, 20.5H
z), 4.02 (1H, d, J=1.5Hz), 3.98 (1H, t, J=2.0Hz),
3.54 (1H, brs), 3.10 (1H, dd, J=2.4, 10.7Hz), 2.96
(1H, dd, J=4.4, 10.7Hz)
brs), 7.47 (1H, d, J=8.3Hz), 7.44-7.22 (30H, m),
6.39 (1H, s), 5.50 (1H, d, J=2.0, 8.3Hz), 4.64 (1
H, dd,J=10.3, 20.0Hz), 4.53 (1H, dd, J=9.8, 20.5H
z), 4.02 (1H, d, J=1.5Hz), 3.98 (1H, t, J=2.0Hz),
3.54 (1H, brs), 3.10 (1H, dd, J=2.4, 10.7Hz), 2.96
(1H, dd, J=4.4, 10.7Hz)
【0045】(3)1−〔2−デオキシ−3,5−ジ−
O−TIPDS−2−フルオロメチル−β−D−アラビ
ノフラノシル〕ウラシル〔式(V),R1 =OH,R2
=F,Z=TIPDS〕の合成 前述のフルオロメチル体1.02gを80%酢酸に懸濁
し、80℃に2時間保った。溶媒を留去した後、残渣を
トルエン、ピリジンで共沸し、ピリジン15mlに溶解
した。この溶液に1,3−ジクロロ−1,1,3,3−
テトライソプロピルジシロキサン0.63mlを加え、
アルゴン気流下、室温で一晩撹拌した。溶媒を留去した
後、残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗、乾燥し、更に濃
縮を行い、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトに
付し、33%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出され
た部分を濃縮し、3’,5’−ジ−O−TIPDS−
2’−フルオロメチル体0.41g(収率59%)を得
た。このTIPDS体360mgを塩化メチレン10m
lに溶解し、これに4−ジメチルアミノピリジン254
mg、塩化メチルオキザリル0.19mlを加えてアル
ゴン気流下、室温で一晩撹拌した。水を加えて反応を停
止した後、クロロホルムにより抽出し、乾燥し、溶媒を
留去した。残渣をトルエン15mlに溶解し、これに水
素化トリブチルチン0.56ml、アゾイソビスブチロ
ニトリル30mgを加え、アルゴン気流下2時間還流し
た。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムにより
精製し、20%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出さ
れた部分を濃縮し、目的物353mg(100%)を得
た。
O−TIPDS−2−フルオロメチル−β−D−アラビ
ノフラノシル〕ウラシル〔式(V),R1 =OH,R2
=F,Z=TIPDS〕の合成 前述のフルオロメチル体1.02gを80%酢酸に懸濁
し、80℃に2時間保った。溶媒を留去した後、残渣を
トルエン、ピリジンで共沸し、ピリジン15mlに溶解
した。この溶液に1,3−ジクロロ−1,1,3,3−
テトライソプロピルジシロキサン0.63mlを加え、
アルゴン気流下、室温で一晩撹拌した。溶媒を留去した
後、残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗、乾燥し、更に濃
縮を行い、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトに
付し、33%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出され
た部分を濃縮し、3’,5’−ジ−O−TIPDS−
2’−フルオロメチル体0.41g(収率59%)を得
た。このTIPDS体360mgを塩化メチレン10m
lに溶解し、これに4−ジメチルアミノピリジン254
mg、塩化メチルオキザリル0.19mlを加えてアル
ゴン気流下、室温で一晩撹拌した。水を加えて反応を停
止した後、クロロホルムにより抽出し、乾燥し、溶媒を
留去した。残渣をトルエン15mlに溶解し、これに水
素化トリブチルチン0.56ml、アゾイソビスブチロ
ニトリル30mgを加え、アルゴン気流下2時間還流し
た。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムにより
精製し、20%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出さ
れた部分を濃縮し、目的物353mg(100%)を得
た。
【0046】1H−NMR(CDCl3 )δ:8.34 (1H,
brs), 7.75 (1H, d, J=8.3Hz), 6.30 (1H, d, J=7.3H
z), 5.67 (1H, dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.83-4.51 (3H,
m), 4.19(1H, dd, J=1.0, 13.7Hz), 4.06 (1H, dd, J=
2.9, 13.7Hz), 3.84-3.79 (1H, m), 2.76-2.64 (1H,
m), 1.11-0.98 (28H, m)
brs), 7.75 (1H, d, J=8.3Hz), 6.30 (1H, d, J=7.3H
z), 5.67 (1H, dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.83-4.51 (3H,
m), 4.19(1H, dd, J=1.0, 13.7Hz), 4.06 (1H, dd, J=
2.9, 13.7Hz), 3.84-3.79 (1H, m), 2.76-2.64 (1H,
m), 1.11-0.98 (28H, m)
【0047】(4)2’−デオキシ−2’(S)−フル
オロメチルシチジン〔式(I),R1=NH2 ,R2 =
F,R3 =H〕の合成 オキシ塩化リン0.216mlとトリアゾール534m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下、0℃においてトリエチルアミン1.08m
lを加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアル
ゴン気流下濾去した後、濾液に前述の還元体353mg
を加え、室温で一晩撹拌した。この溶液に濃アンモニア
水10mlを加え、1時間撹拌した後、アセトニトリル
を留去、クロロホルムにより抽出した。有機層を乾燥し
た後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
により精製し、4%メタノール−クロロホルムにより溶
出された部分を濃縮し、シチジン体208mg(収率5
9%)を得た。このシチジン体200mgをTHF7m
lに溶解し、これにテトラブチルアンモニウムフロライ
ドTHF溶液0.8mlを加え、室温で30分間撹拌し
た。減圧下、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトにより精製し、16%メタノール−クロロホ
ルムにより溶出された部分を濃縮した。更に、残渣をイ
オン交換クロマトグラフ(Dowex 50Wx8)に
アプライし、0−0.1Nアンモニア水の直線濃度勾配
により溶出し、得られた画分を濃縮し、目的物63mg
(収率61%)を得た。またエタノールより結晶化する
ことにより、分析的に純粋な化合物を得た。
オロメチルシチジン〔式(I),R1=NH2 ,R2 =
F,R3 =H〕の合成 オキシ塩化リン0.216mlとトリアゾール534m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下、0℃においてトリエチルアミン1.08m
lを加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアル
ゴン気流下濾去した後、濾液に前述の還元体353mg
を加え、室温で一晩撹拌した。この溶液に濃アンモニア
水10mlを加え、1時間撹拌した後、アセトニトリル
を留去、クロロホルムにより抽出した。有機層を乾燥し
た後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
により精製し、4%メタノール−クロロホルムにより溶
出された部分を濃縮し、シチジン体208mg(収率5
9%)を得た。このシチジン体200mgをTHF7m
lに溶解し、これにテトラブチルアンモニウムフロライ
ドTHF溶液0.8mlを加え、室温で30分間撹拌し
た。減圧下、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトにより精製し、16%メタノール−クロロホ
ルムにより溶出された部分を濃縮した。更に、残渣をイ
オン交換クロマトグラフ(Dowex 50Wx8)に
アプライし、0−0.1Nアンモニア水の直線濃度勾配
により溶出し、得られた画分を濃縮し、目的物63mg
(収率61%)を得た。またエタノールより結晶化する
ことにより、分析的に純粋な化合物を得た。
【0048】融点:>180℃(分解) 元素分析値:C10H14N3 O4 Fとして 計算値 C:46.33,H:5.44,N:16.2
1 実測値 C:46.13,H:5.49,N:15.9
31 H−NMR(D2 O)δ:7.85 (1H, d, J=7.8Hz), 6.
37 (1H, d, J=7.3Hz),6.04 (1H, d, J=7.8Hz), 4.63-4.
64 (2H, m, J H,F =46.9Hz), 4.26 (1H, t, J=8.3Hz),
4.01 (1H, dd, J=2.4, 12.5Hz), 3.98-3.94 (1H, m),
3.87 (1H, dd, J=4.4, 12.5Hz), 3.00-2.86 (1H, m)
1 実測値 C:46.13,H:5.49,N:15.9
31 H−NMR(D2 O)δ:7.85 (1H, d, J=7.8Hz), 6.
37 (1H, d, J=7.3Hz),6.04 (1H, d, J=7.8Hz), 4.63-4.
64 (2H, m, J H,F =46.9Hz), 4.26 (1H, t, J=8.3Hz),
4.01 (1H, dd, J=2.4, 12.5Hz), 3.98-3.94 (1H, m),
3.87 (1H, dd, J=4.4, 12.5Hz), 3.00-2.86 (1H, m)
【0049】実施例2:2’−デオキシ−2’(S)−
ヒドロキシメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,
R2 =OH,R3 =H〕の製造 以下の(1)および(2)記載の化合物に関しては、Ch
em. Pharm. Bull.,33,3617 (1985) に報告された既知化
合物である。 (1)1−〔3,5−ジ−O−TIPDS−2,2’
(S)−スピロエポキシ−β−D−エリスロ−ペントフ
ラノシル〕ウラシル〔式(III),R1 =OH,Z=TI
PDS〕の合成 トリメチルスルホキソニウムヨージド6.10gをDM
SO−THF(1:1)80mlに懸濁し、これに60
%水素化ナトリウム1.10gを加えアルゴン気流下、
45分間90℃に保った。室温にまで冷却した後、
3’,5’−ジ−O−トリチル−2’−ケトウリジン
〔式(II) ,R1 =OH,Z=TIPDS〕4.90g
を溶解したTHF溶液40mlを加え、アルゴン気流下
室温で1時間撹拌した。1N塩化アンモニウム水で反応
を止めた後、酢酸エチルにより抽出を行い、有機層を乾
燥した。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トにより精製し、33%酢酸エチル−n−ヘキサンで溶
出された部分を集め、濃縮し、目的物4.00g(収率
79%)を得た。
ヒドロキシメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,
R2 =OH,R3 =H〕の製造 以下の(1)および(2)記載の化合物に関しては、Ch
em. Pharm. Bull.,33,3617 (1985) に報告された既知化
合物である。 (1)1−〔3,5−ジ−O−TIPDS−2,2’
(S)−スピロエポキシ−β−D−エリスロ−ペントフ
ラノシル〕ウラシル〔式(III),R1 =OH,Z=TI
PDS〕の合成 トリメチルスルホキソニウムヨージド6.10gをDM
SO−THF(1:1)80mlに懸濁し、これに60
%水素化ナトリウム1.10gを加えアルゴン気流下、
45分間90℃に保った。室温にまで冷却した後、
3’,5’−ジ−O−トリチル−2’−ケトウリジン
〔式(II) ,R1 =OH,Z=TIPDS〕4.90g
を溶解したTHF溶液40mlを加え、アルゴン気流下
室温で1時間撹拌した。1N塩化アンモニウム水で反応
を止めた後、酢酸エチルにより抽出を行い、有機層を乾
燥した。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トにより精製し、33%酢酸エチル−n−ヘキサンで溶
出された部分を集め、濃縮し、目的物4.00g(収率
79%)を得た。
【0050】元素分析値:C22H38N2 O7 Si2 ・1
/2H2 Oとして 計算値 C:45.11,H:6.06,N:15.7
8 実測値 C:44.95,H:6.06,N:15.5
41 H−NMR(CDCl3 )δ:8.29 (1H, brs), 7.44
(1H, d, J=8.3Hz), 6.20 (1H, s), 5.74 (1H, dd, J=2.
0, 8.3Hz), 4.48 (1H, d, J=9.3Hz), 4.14 (1H,dd, J=
2.4, 13.2Hz), 4.08 (1H, d, J=2.9, 13.2Hz), 3.91-3.
87 (1H, m), 3.24 (1H, d, J=5.4Hz), 3.00 (1H, d, J=
5.4Hz), 1.12-0.92 (28H, m)
/2H2 Oとして 計算値 C:45.11,H:6.06,N:15.7
8 実測値 C:44.95,H:6.06,N:15.5
41 H−NMR(CDCl3 )δ:8.29 (1H, brs), 7.44
(1H, d, J=8.3Hz), 6.20 (1H, s), 5.74 (1H, dd, J=2.
0, 8.3Hz), 4.48 (1H, d, J=9.3Hz), 4.14 (1H,dd, J=
2.4, 13.2Hz), 4.08 (1H, d, J=2.9, 13.2Hz), 3.91-3.
87 (1H, m), 3.24 (1H, d, J=5.4Hz), 3.00 (1H, d, J=
5.4Hz), 1.12-0.92 (28H, m)
【0051】(2)1−〔3,5−ジ−O−TIPDS
−2−アセトキシメチル−β−D−アラビノフラノシ
ル〕ウラシル〔式(IV) ,R1 =OH,R2 =OCOC
H3 ,Z=TIPDS〕の合成 前述のスピロエポキシ体2.59gを酢酸60mlに溶
解し、これに酢酸ナトリウム4.92gを加え、アルゴ
ン気流下、100℃に2時間保った。室温にまで冷却し
た後、溶媒を留去、残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽
和炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗い、有機層
を乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトにより精製し、33%酢酸エチル−n−ヘキサン
により溶出された部分を濃縮し、目的物1.91g(収
率58%)を得た。
−2−アセトキシメチル−β−D−アラビノフラノシ
ル〕ウラシル〔式(IV) ,R1 =OH,R2 =OCOC
H3 ,Z=TIPDS〕の合成 前述のスピロエポキシ体2.59gを酢酸60mlに溶
解し、これに酢酸ナトリウム4.92gを加え、アルゴ
ン気流下、100℃に2時間保った。室温にまで冷却し
た後、溶媒を留去、残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽
和炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗い、有機層
を乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトにより精製し、33%酢酸エチル−n−ヘキサン
により溶出された部分を濃縮し、目的物1.91g(収
率58%)を得た。
【0052】1H−NMR(CDCl3 )δ:8.59 (1H,
brs), 7.76 (1H, d, J=8,3Hz), 5.99 (1H, s), 5.70
(1H, dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.52 (1H, d, J=12.2Hz), 4.
42 (1H, d, J=12.2Hz), 4.30 (1H, d, J=9.3Hz), 4.15
(1H, dd, J=2.0, 13.2Hz), 3.99 (1H, dd, J=2.9, 13.2
Hz), 3.84-3.81 (1H, m), 3.48 (1H, brs), 2.18 (3H,
s), 1.11-0.97 (28H, m)
brs), 7.76 (1H, d, J=8,3Hz), 5.99 (1H, s), 5.70
(1H, dd, J=2.0, 8.3Hz), 4.52 (1H, d, J=12.2Hz), 4.
42 (1H, d, J=12.2Hz), 4.30 (1H, d, J=9.3Hz), 4.15
(1H, dd, J=2.0, 13.2Hz), 3.99 (1H, dd, J=2.9, 13.2
Hz), 3.84-3.81 (1H, m), 3.48 (1H, brs), 2.18 (3H,
s), 1.11-0.97 (28H, m)
【0053】(3)1−〔2−デオキシ−3,5−ジ−
O−TIPDS−2−アセトキシメチル−β−D−アラ
ビノフラノシル〕ウラシル〔式(V) ,R1 =OH,R
2 =OCOCH3 ,Z=TIPDS〕の合成 前述のアセトキシメチル体1.91gを塩化メチレン5
0mlに溶解し、これに4−ジメチルアミノピリジン
1.26g、塩化メチルオキザリル0.947mlを加
えアルゴン気流下、室温で一晩撹拌した。水を加え反応
を停止した後、クロロホルムにより抽出し、乾燥し、溶
媒を留去した。残渣をトルエン70mlに溶解し、これ
に水素化トリブチルチン2.77ml、アゾイソビスブ
チロニトリル20mgを加え、アルゴン気流下1時間還
流した。1時間後、アゾビスイソブチロニトリル20m
gを加え、再び1時間還流し、更に1時間後、同操作を
繰り返し行った。1時間後、室温にまで冷却し、溶媒を
留去した後、残渣をシリカゲルカラムにより精製し、3
3%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出された部分を
濃縮し、目的物1.55g(収率83%)を得た。
O−TIPDS−2−アセトキシメチル−β−D−アラ
ビノフラノシル〕ウラシル〔式(V) ,R1 =OH,R
2 =OCOCH3 ,Z=TIPDS〕の合成 前述のアセトキシメチル体1.91gを塩化メチレン5
0mlに溶解し、これに4−ジメチルアミノピリジン
1.26g、塩化メチルオキザリル0.947mlを加
えアルゴン気流下、室温で一晩撹拌した。水を加え反応
を停止した後、クロロホルムにより抽出し、乾燥し、溶
媒を留去した。残渣をトルエン70mlに溶解し、これ
に水素化トリブチルチン2.77ml、アゾイソビスブ
チロニトリル20mgを加え、アルゴン気流下1時間還
流した。1時間後、アゾビスイソブチロニトリル20m
gを加え、再び1時間還流し、更に1時間後、同操作を
繰り返し行った。1時間後、室温にまで冷却し、溶媒を
留去した後、残渣をシリカゲルカラムにより精製し、3
3%酢酸エチル−n−ヘキサンにより溶出された部分を
濃縮し、目的物1.55g(収率83%)を得た。
【0054】融点:140.0−142.0℃ 元素分析値:C24H42N2 O8 Si2 として 計算値 C:53.11,H:7.80,N:5.16 実測値 C:53.30,H:7.87,N:5.411 H−NMR(CDCl3 )δ:8.32 (1H, brs), 7.79
(1H, d, J=8.3Hz), 6.30 (1H, d, J=7.3Hz), 5.70 (1H,
dd, J=2.4, 8.3Hz), 4.45 (1H, dd, J=8.8, 10.8Hz),
4.43 (1H, dd, J=2.0, 12.5Hz), 4.20 (2H, m), 4.05
(1H, dd, J=2.9,13.7Hz), 3.81 (1H, dd, J=2.4, 8.3H
z), 2.88-2.82 (1H, m), 1.89 (3H, s), 1.12-1.00 (28
H, m)
(1H, d, J=8.3Hz), 6.30 (1H, d, J=7.3Hz), 5.70 (1H,
dd, J=2.4, 8.3Hz), 4.45 (1H, dd, J=8.8, 10.8Hz),
4.43 (1H, dd, J=2.0, 12.5Hz), 4.20 (2H, m), 4.05
(1H, dd, J=2.9,13.7Hz), 3.81 (1H, dd, J=2.4, 8.3H
z), 2.88-2.82 (1H, m), 1.89 (3H, s), 1.12-1.00 (28
H, m)
【0055】(4)2’−デオキシ−2’(S)−ヒド
ロキシメチルシチジン〔式(I),R 1 =NH2 ,R2
=OH,R3 =H〕の合成 オキシ塩化リン0.308mlとトリアゾール543m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下0℃においてトリエチルアミン1.53ml
を加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアルゴ
ン気流下濾去した後、濾液に前述の還元体543mgを
加え、室温で一晩撹拌した。この溶液に濃アンモニア水
5mlを加え、1時間撹拌した後、アセトニトリルを留
去、クロロホルムにより抽出した。有機層を乾燥した
後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトに
より精製し、4%メタノール−クロロホルムにより溶出
された部分を濃縮し、シチジン体241mg(収率49
%)を得た。このシチジン体214mgをTHF7ml
に溶解し、これにテトラブチルアンモニウムフロライド
のTHF溶液0.79mlを加え、室温で15分間撹拌
した。減圧下、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトにより精製し、16%メタノール−クロロ
ホルムにより溶出された部分を濃縮した。得られた残渣
をメタノール5mlに溶解し、これに濃アンモニア水を
5ml加え、室温で5時間撹拌した。溶媒を留去し、残
渣を水に溶解し、イオン交換クロマトグラフ(Dowe
x 50Wx8)にアプライし、0−0.1Nアンモニ
ア水の直線濃度勾配により溶出し、得られた画分を濃縮
することにより、目的物73mg(収率72%)を得
た。またイソプロパノールより結晶化することにより、
分析的に純粋な化合物を得た。
ロキシメチルシチジン〔式(I),R 1 =NH2 ,R2
=OH,R3 =H〕の合成 オキシ塩化リン0.308mlとトリアゾール543m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下0℃においてトリエチルアミン1.53ml
を加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアルゴ
ン気流下濾去した後、濾液に前述の還元体543mgを
加え、室温で一晩撹拌した。この溶液に濃アンモニア水
5mlを加え、1時間撹拌した後、アセトニトリルを留
去、クロロホルムにより抽出した。有機層を乾燥した
後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトに
より精製し、4%メタノール−クロロホルムにより溶出
された部分を濃縮し、シチジン体241mg(収率49
%)を得た。このシチジン体214mgをTHF7ml
に溶解し、これにテトラブチルアンモニウムフロライド
のTHF溶液0.79mlを加え、室温で15分間撹拌
した。減圧下、溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトにより精製し、16%メタノール−クロロ
ホルムにより溶出された部分を濃縮した。得られた残渣
をメタノール5mlに溶解し、これに濃アンモニア水を
5ml加え、室温で5時間撹拌した。溶媒を留去し、残
渣を水に溶解し、イオン交換クロマトグラフ(Dowe
x 50Wx8)にアプライし、0−0.1Nアンモニ
ア水の直線濃度勾配により溶出し、得られた画分を濃縮
することにより、目的物73mg(収率72%)を得
た。またイソプロパノールより結晶化することにより、
分析的に純粋な化合物を得た。
【0056】融点:178.0−179.0℃ 元素分析値:C10H15N3 O5 ・1/2H2 Oとして 計算値 C:52.04,H:7.74,N:5.52 実測値 C:51.93,H:7.43,N:5.561 H−NMR(DMSO−d6 )δ:7.90 (1H, d, J=7.
3Hz), 7.17, 7.10 (2H,brs), 6.09 (1H, d, J=6.8Hz),
5.69 (1H, d, J=7.3Hz), 5.22 (1H, brd, J=5.4Hz), 5.
05 (1H, brt, J=5.1Hz), 4.42 (1H, brdd, J=3.7, 7.6H
z), 3.88-3.85(1H, m), 3.76-3.58 (3H, m), 3.43-3.38
(1H, m), 3.18-3.12 (1H, m), 2.52-2.45 (1H, m)
3Hz), 7.17, 7.10 (2H,brs), 6.09 (1H, d, J=6.8Hz),
5.69 (1H, d, J=7.3Hz), 5.22 (1H, brd, J=5.4Hz), 5.
05 (1H, brt, J=5.1Hz), 4.42 (1H, brdd, J=3.7, 7.6H
z), 3.88-3.85(1H, m), 3.76-3.58 (3H, m), 3.43-3.38
(1H, m), 3.18-3.12 (1H, m), 2.52-2.45 (1H, m)
【0057】実施例3:2’−デオキシ−2’(S)−
アセトキシメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,
R2 =OCOCH3 ,R3 =H〕の製造 オキシ塩化リン0.308mlとトリアゾール543m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下0℃においてトリエチルアミン1.53ml
を加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアルゴ
ン気流下濾去した後、濾液に実施例2の(3)で得られ
た1−〔2−デオキシ−3,5−ジ−O−TIPDS−
2−アセトキシメチル−β−D−アラビノフラノシル〕
ウラシル543mgを加え、室温で一晩撹拌した。この
溶液に濃アンモニア水5mlを加え、1時間撹拌した
後、アセトニトリルを留去、クロロホルムにより抽出し
た。有機層を乾燥した後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトにより精製し、4%メタノール−ク
ロロホルムにより溶出された部分を濃縮し、シチジン体
241mg(収率49%)を得た。このシチジン体0.
68gをTHF10mlに溶解し、これにテトラブチル
アンモニウムフロライドのTHF溶液2.5mlを加
え、室温で1時間撹拌した。減圧下、溶媒を留去した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマト(16%メタノー
ル−クロロホルムにより溶出)により精製して目的物
0.13g(収率34%)を得た。
アセトキシメチルシチジン〔式(I),R1 =NH2 ,
R2 =OCOCH3 ,R3 =H〕の製造 オキシ塩化リン0.308mlとトリアゾール543m
gを溶解したアセトニトリル溶液(10ml)に、アル
ゴン気流下0℃においてトリエチルアミン1.53ml
を加え、室温で1時間撹拌した。析出した沈澱をアルゴ
ン気流下濾去した後、濾液に実施例2の(3)で得られ
た1−〔2−デオキシ−3,5−ジ−O−TIPDS−
2−アセトキシメチル−β−D−アラビノフラノシル〕
ウラシル543mgを加え、室温で一晩撹拌した。この
溶液に濃アンモニア水5mlを加え、1時間撹拌した
後、アセトニトリルを留去、クロロホルムにより抽出し
た。有機層を乾燥した後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトにより精製し、4%メタノール−ク
ロロホルムにより溶出された部分を濃縮し、シチジン体
241mg(収率49%)を得た。このシチジン体0.
68gをTHF10mlに溶解し、これにテトラブチル
アンモニウムフロライドのTHF溶液2.5mlを加
え、室温で1時間撹拌した。減圧下、溶媒を留去した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマト(16%メタノー
ル−クロロホルムにより溶出)により精製して目的物
0.13g(収率34%)を得た。
【0058】元素分析値:C12H17N3 O6 ・H2 Oと
して 計算値 C:45.75,H:5.70,N:12.7
4 実測値 C:45.42,H:5.40,N:13.2
41 H−NMR(CDCl3 )δ:7.83 (1H, d, J=7.3H
z), 7.08 (2H, brd, NH2), 6.16 (1H, brd, J=7.3Hz),
5.68 (1H, d, J=7.3Hz), 5.40 (1H, d, J=5.4Hz),5.06
(1H, brt, J=4.9Hz), 4.01-3.59 (4H, m), 2.69-2.66
(1H, m), 1.84 (3H, s)
して 計算値 C:45.75,H:5.70,N:12.7
4 実測値 C:45.42,H:5.40,N:13.2
41 H−NMR(CDCl3 )δ:7.83 (1H, d, J=7.3H
z), 7.08 (2H, brd, NH2), 6.16 (1H, brd, J=7.3Hz),
5.68 (1H, d, J=7.3Hz), 5.40 (1H, d, J=5.4Hz),5.06
(1H, brt, J=4.9Hz), 4.01-3.59 (4H, m), 2.69-2.66
(1H, m), 1.84 (3H, s)
【0059】実施例4:2’−デオキシ−2’(S)−
フルオロメチルシチジン−5’−リン酸〔式(I),R
1 =NH2 ,R2 =F,R3 =リン酸残基〕の製造 実施例1で得た2’−デオキシ−2’(S)−フルオロ
メチルシチジン2.5gをトリメチルリン酸60mlに
加えて冷却し、これに1.6gのオキシ塩化リンを滴下
し、さらに1時間撹拌した。この反応液を炭酸水素ナト
リウムを含む氷水中に注加し、そのまま1時間撹拌し、
エーテルを加えて分配した。水相を濃縮し、アニオン交
換樹脂を用いて目的化合物を精製し、凍結乾燥して2’
−デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジン−
5’−リン酸を得た。
フルオロメチルシチジン−5’−リン酸〔式(I),R
1 =NH2 ,R2 =F,R3 =リン酸残基〕の製造 実施例1で得た2’−デオキシ−2’(S)−フルオロ
メチルシチジン2.5gをトリメチルリン酸60mlに
加えて冷却し、これに1.6gのオキシ塩化リンを滴下
し、さらに1時間撹拌した。この反応液を炭酸水素ナト
リウムを含む氷水中に注加し、そのまま1時間撹拌し、
エーテルを加えて分配した。水相を濃縮し、アニオン交
換樹脂を用いて目的化合物を精製し、凍結乾燥して2’
−デオキシ−2’(S)−フルオロメチルシチジン−
5’−リン酸を得た。
【0060】試験例1:細胞増殖抑制効果 下記の方法にて本発明化合物の細胞増殖抑制効果を試験
した。 (1)ヒト急性リンパ芽球性白血病細胞(T−細胞)C
CRF−HSB−2を10%牛胎児血清添加RPMI1
640培地で培養し、対数増殖期に1.1×10 5 個/
mlになるように培地で希釈する。 (2)培養試験管に上記細胞希釈液0.9mlを採り、
培地またはPBSを用いて0.51og10段階希釈した
サンプル溶液0.1mlを加え、37℃で4日間炭酸ガ
スインキュベーター中で培養する。 (3)培養終了後、各チューブの細胞数をセルカウンタ
ー(Sysmexミクロセルカウンター,F-300 型)に
より計測し、次式により増殖阻止率を求める。
した。 (1)ヒト急性リンパ芽球性白血病細胞(T−細胞)C
CRF−HSB−2を10%牛胎児血清添加RPMI1
640培地で培養し、対数増殖期に1.1×10 5 個/
mlになるように培地で希釈する。 (2)培養試験管に上記細胞希釈液0.9mlを採り、
培地またはPBSを用いて0.51og10段階希釈した
サンプル溶液0.1mlを加え、37℃で4日間炭酸ガ
スインキュベーター中で培養する。 (3)培養終了後、各チューブの細胞数をセルカウンタ
ー(Sysmexミクロセルカウンター,F-300 型)に
より計測し、次式により増殖阻止率を求める。
【0061】
【数1】
【0062】(4)増殖阻止率をサンプル濃度に対して
用量効果グラフ用紙上にプロットし、用量−増殖曲線か
ら50%阻止率を示すサンプル濃度(ID50)を求め
る。その結果、CCRF−HSB−2に対する実施例1
で合成した2’−デオキシ−2’(S)−フルオロメチ
ルシチジンのID50は、0.030μg/mlであっ
た。
用量効果グラフ用紙上にプロットし、用量−増殖曲線か
ら50%阻止率を示すサンプル濃度(ID50)を求め
る。その結果、CCRF−HSB−2に対する実施例1
で合成した2’−デオキシ−2’(S)−フルオロメチ
ルシチジンのID50は、0.030μg/mlであっ
た。
【0063】
【発明の効果】本発明化合物は優れた抗腫瘍活性を有し
ているものである。
ているものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 彰 北海道札幌市北区北24条西12−1−7− 501
Claims (3)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、R1 は水酸基またはアミノ、R2 は水酸基、ア
シルオキシまたはハロゲン原子、R3 は水素原子または
リン酸残基を示す。)で表される2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体またはその塩。 - 【請求項2】 下記の第1〜4工程よりなる、請求項1
記載の2’−デオキシ−2’(S)−置換アルキルシチ
ジン誘導体の製造法。 第1工程:下記式(II)で表される化合物の糖部2’位
をイオウイリドによりエポキシ化し、下記式(III) で表
される化合物を得る工程。 【化2】 (式中、R1 は水酸基またはアミノ、Zは保護基を示
す。) 第2工程:下記式(III) で表される化合物の糖部2’位
のエポキシ環を求核試薬により開環し、下記式(IV)で
表される化合物を得る工程。 【化3】 (式中、R2 は水酸基、アシルオキシまたはハロゲン原
子を示し、R1 およびZは前記と同意義。) 第3工程:下記式(IV)で表される化合物の2’位水酸
基をアシル化した後、還元剤により還元し、下記式
(V)で表される化合物を得る工程。 【化4】 (式中、R1 、R2 およびZは前記と同意義。) 第4工程:下記式(V)で表される化合物の塩基部4位
を必要に応じてアミノ化後、糖部保護基を脱保護し、さ
らに必要に応じて糖部5’位をリン酸化することにより
下記式(I)で表される化合物を得る工程。 【化5】 (式中、R3 は水素原子またはリン酸残基を示し、
R1 、R2 およびZは前記と同意義。) - 【請求項3】 請求項1記載の2’−デオキシ−2’
(S)−置換アルキルシチジン誘導体またはその塩を有
効成分として含有してなる抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003532A JPH06211890A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 2’−デオキシ−2’(s)−置換アルキルシチジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003532A JPH06211890A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 2’−デオキシ−2’(s)−置換アルキルシチジン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211890A true JPH06211890A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11560011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5003532A Pending JPH06211890A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 2’−デオキシ−2’(s)−置換アルキルシチジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06211890A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004002999A3 (en) * | 2002-06-28 | 2004-08-12 | Idenix Cayman Ltd | Modified 2' and 3' -nucleoside produgs for treating flaviridae infections |
| US7094770B2 (en) | 2000-04-13 | 2006-08-22 | Pharmasset, Ltd. | 3′-or 2′-hydroxymethyl substituted nucleoside derivatives for treatment of hepatitis virus infections |
| US7192936B2 (en) | 2002-06-28 | 2007-03-20 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Modified 2′ and 3′-nucleoside prodrugs for treating Flaviviridae infections |
| US7456155B2 (en) | 2002-06-28 | 2008-11-25 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | 2′-C-methyl-3′-O-L-valine ester ribofuranosyl cytidine for treatment of flaviviridae infections |
| US7582618B2 (en) | 2002-06-28 | 2009-09-01 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | 2′-C-methyl-3′-O-L-valine ester ribofuranosyl cytidine for treatment of flaviviridae infections |
| US7598373B2 (en) | 2002-12-12 | 2009-10-06 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Process for the production of 2-C-methyl-D-ribonolactone |
| US7608597B2 (en) | 2000-05-23 | 2009-10-27 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
| US9968628B2 (en) | 2000-05-26 | 2018-05-15 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating flaviviruses and pestiviruses |
| US10525072B2 (en) | 2002-11-15 | 2020-01-07 | Idenix Pharmaceuticals Llc | 2′-branched nucleosides and flaviviridae mutation |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5003532A patent/JPH06211890A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7094770B2 (en) | 2000-04-13 | 2006-08-22 | Pharmasset, Ltd. | 3′-or 2′-hydroxymethyl substituted nucleoside derivatives for treatment of hepatitis virus infections |
| EP1964569A3 (en) * | 2000-04-13 | 2009-07-22 | Pharmasset, Inc. | 3'-or 2'-hydroxymethyl substituted nucleoside derivatives for treatment of viral infections |
| US7608597B2 (en) | 2000-05-23 | 2009-10-27 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
| US10363265B2 (en) | 2000-05-23 | 2019-07-30 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
| US10758557B2 (en) | 2000-05-23 | 2020-09-01 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating hepatitis C virus |
| US9968628B2 (en) | 2000-05-26 | 2018-05-15 | Idenix Pharmaceuticals Llc | Methods and compositions for treating flaviviruses and pestiviruses |
| WO2004002999A3 (en) * | 2002-06-28 | 2004-08-12 | Idenix Cayman Ltd | Modified 2' and 3' -nucleoside produgs for treating flaviridae infections |
| US7192936B2 (en) | 2002-06-28 | 2007-03-20 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Modified 2′ and 3′-nucleoside prodrugs for treating Flaviviridae infections |
| US7456155B2 (en) | 2002-06-28 | 2008-11-25 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | 2′-C-methyl-3′-O-L-valine ester ribofuranosyl cytidine for treatment of flaviviridae infections |
| US7582618B2 (en) | 2002-06-28 | 2009-09-01 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | 2′-C-methyl-3′-O-L-valine ester ribofuranosyl cytidine for treatment of flaviviridae infections |
| US10525072B2 (en) | 2002-11-15 | 2020-01-07 | Idenix Pharmaceuticals Llc | 2′-branched nucleosides and flaviviridae mutation |
| US7598373B2 (en) | 2002-12-12 | 2009-10-06 | Idenix Pharmaceuticals, Inc. | Process for the production of 2-C-methyl-D-ribonolactone |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5561225A (en) | Polynucleotide analogs containing sulfonate and sulfonamide internucleoside linkages | |
| JP4253342B2 (ja) | 4’−c−置換−2−ハロアデノシン誘導体 | |
| JP3657008B2 (ja) | 1−(2−デオキシ−2−フルオロ−4−チオ−β−D−アラビノフラノシル)シトシン | |
| JP2002516256A (ja) | 二環式糖成分を有する新規ヌクレオシド | |
| JPH0637394B2 (ja) | 腫瘍治療剤 | |
| JP2003176296A (ja) | 単環式ヌクレオシド、その類似体および使用 | |
| JPWO1997038001A1 (ja) | 1−(2−デオキシ−2−フルオロ−4−チオ−β−D−アラビノフラノシル)シトシン | |
| JPH01153698A (ja) | 2’,3’−ジデオキシ−2’−フルオローヌクレオシド | |
| EP0285884A2 (en) | Process to produce 2', 3'-Dideoxynucleosides | |
| EP0535231A1 (en) | Pyrimidine nucleoside derivative | |
| WO1991016333A1 (en) | 2',3'-dideoxy-4'-thioribonucleosides as antiviral agents | |
| JPH09504541A (ja) | 5‐フルオロウラシル誘導体 | |
| JPH06228186A (ja) | 2’−デオキシ−(2’s)−アルキルピリミジンヌクレオシド誘導体 | |
| JP2008069182A (ja) | 4’−c−置換−2−ハロアデノシン誘導体 | |
| EP1373288B1 (en) | Process for the preparation of 2'-halo-beta-l-arabinofuranosyl nucleosides | |
| US5811408A (en) | 2'-deoxy-2'-(substituted or unsubstituted)methylidene-4'-thionucleosides | |
| JPH09328497A (ja) | 4’−フルオロメチルヌクレオシド | |
| JPS63215694A (ja) | 2’−デオキシ−2’(s)−アルキルピリミジンヌクレオシド誘導体 | |
| JP3207852B2 (ja) | 抗ウィルス剤及び抗癌剤としての2′―デオキシ―4′―チオリボヌクレオシド | |
| JPH0853490A (ja) | 2’−デオキシ−2’,2’−ジハロゲノ−4’−チオヌクレオシド | |
| US5175267A (en) | Stereoselective glycosylation of hetercyclic bases | |
| JPH09249690A (ja) | 4’−チオアラビノプリンヌクレオシド | |
| JP4211901B2 (ja) | 4’−メチルヌクレオシド化合物 | |
| WO2003068796A1 (en) | 4’-c-cyano-2’-deoxypurine nucleosides | |
| JPWO1993010137A1 (ja) | 2´−デオキシ−2´−フルオロコホルマイシンとその立体異性体 |